JP2002506381A - 気候条件再生キャビネット - Google Patents

気候条件再生キャビネット

Info

Publication number
JP2002506381A
JP2002506381A JP55371699A JP55371699A JP2002506381A JP 2002506381 A JP2002506381 A JP 2002506381A JP 55371699 A JP55371699 A JP 55371699A JP 55371699 A JP55371699 A JP 55371699A JP 2002506381 A JP2002506381 A JP 2002506381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
seal
environmental
open door
environmental cabinet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP55371699A
Other languages
English (en)
Inventor
アニン,マルク
バスール,リオネル
ジョルラン,ジャン−ミシェル
ビレミノー,エリック
Original Assignee
ボンネ−ネブ
ソビ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボンネ−ネブ, ソビ filed Critical ボンネ−ネブ
Publication of JP2002506381A publication Critical patent/JP2002506381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F3/00Show cases or show cabinets
    • A47F3/04Show cases or show cabinets air-conditioned, refrigerated
    • A47F3/0404Cases or cabinets of the closed type
    • A47F3/0426Details
    • A47F3/0434Glass or transparent panels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、真空が間に形成されかつ周縁が無機物のシール接合部(6)によって接合された少なくとも2つのガラスシート(2,3)からなる絶縁ガラス張り(1)で形成された少なくとも2つの開放パネルを具備する気候条件再生キャビネットに関する。本発明は、2つのパネルの間の緊密性が2つのパネルの縁を重ねる垂直部材(13)によってもたらされ、該垂直部材が2つの縁の一方に固定されていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】 気候条件再生キャビネット 本発明はその間に真空が形成された少なくとも2つのガラス板から構成された 絶縁ガラス張りユニットからなる少なくとも1つの開放扉を具備する環境キャビ ネットに関し、前記ガラス板が無機物のシールにより相互に接合されている環境 キャビネットに関する。 本発明は以下にさらに詳細に、新鮮で冷却され又は強度に氷結された製品が展 示される冷蔵キャビネットで、通常の名称は“冷蔵展示キャビネット”と称され るキャビネットの場合について記載されるが、本発明はこの型のキャビネットに は限定されず、熱い、湿った又は乾燥した環境のキャビネットもまた本発明の範 囲に入るものである。 冷蔵室に保存された製品が、多くの現代の商業上の約束における場合のように 目に見える状態にしておかなければならない時、冷蔵室にはこれを冷蔵された展 示キャビネットに変換するガラス張りの部分が備えつけられる。このような冷蔵 展示キャビネットの多くの変更例が存在する。あるものは直立キャビネットの形 式であり、この場合透明なのはドア自体であり、他のものは収納箱の形式であり 内容物を見えるようにするためガラス張りされるのは水平の蓋であり、またさら に他のものは展示カウンターの形式であり公衆をガラス張りされる商品から分離 するのはこのカウンターである。これら冷蔵された展示キャビネットの変更例は 全て、ガラス張りされた壁をつくり出しそれにより全ての内容物が外部から見え るようにすることが可能である。 本発明は以下にさらに詳細に直立キャビネットの形式の冷蔵展示 キャビネットの場合に記載されるが、本発明はこの型のキャビネットに限定され ない。 この型の展示キャビネットにおいては、商品が顧客に完全に見える状態にしそ れによりキャビネットを開放しないで商品を予め選択できるようにすることが必 要である。このため、キャビネットのガラス張りした部分が凝縮物により覆われ ないようにすることが必要となる。 凝縮を回避するため、用いられる方法は一般に制御される環境に対面するガラ ス張りユニットの表面をその大気の露点より高い温度に保つことからなっている 。この目的はガラス張りユニットの絶縁性能を高め、またある場合にはさらに大 気側の表面を加熱することにより達成される。一枚ガラス張りユニットの熱絶縁 性能を向上させる最も簡単な手段はこれを多数枚のガラス張りユニットに取替え ることからなる。この技術は冷蔵収納箱又は直立キャビネットの場合に用いるの が容易であるが、その理由は相互に平行となるように取付けられかつガス層によ り隔離された2つの平坦なガラスシートからなる多数ガラス張りユニットはこの 型の冷蔵展示キャビネットに容易に取付けられるからである。しかし、この多数 ガラス張りユニットの使用は熱的見地からは完全に満足できるものとはならない 。 これら多数ガラス張りユニットの熱絶縁性能をさらに向上させるいくつかの方 法が考えられており、例えば赤外線を反射する薄いフィルムの使用又は3重のガ ラス張りユニットでそのガス層の1つがクリプトン層であるユニットの使用が考 えられている。しかし、この改良は一般に地味であり、このような多数ガラス張 りユニットの使用はその厚さと重さのため、良好な機械的一体性を有しているが 特に大型となる支持フレームを必要とする。 フランス特許出願97/09772号のもとにサンゴバンビトラージの名義で出願さ れたフランス特許出願は上記の種々の欠点を解消する環境室のためのドア又は壁 を提案している。同出願はしたがって、真空が間に形成された少なくとも2つの 基板からなりこれら基板がその全表面にわたって分配された取付け具により相互 に分離され無機物のシールによりその周縁の周りで相互に接合された絶縁パネル から本質的になる環境室のためのドア又は壁を提案している。このようにして、 従来の絶縁ガラス張りユニットは、真空が間に形成された少なくとも2つのガラ スシートからなり、以後絶縁真空ガラス張りユニットと称する絶縁ガラス張りユ ニットに取替えられる。この型の絶縁真空ガラス張りユニットは従来の絶縁ガラ ス張りユニットよりも著しく小さい全体の厚さで著しく改善された熱絶縁特性を 有している。 このような絶縁真空ガラス張りユニットの構造は、ガラスシートの厚さの合計 に等しい厚さを有する、すなわちガラスシートがその厚さが2枚のガラスシート の厚さの合計に等しい単一のシートとして作用する一枚板のガラス張りユニット と均等の強度と一体性とをガラス張りユニットにもたらすという利点を有してい る。このようにして、この型のガラス張りユニットを支持フレームと組合せる必 要がなくなる。したがって、大きさが著しく減少されまたこのユニットは適当に 簡単化された方法で環境室に取付けることができる。 しかし、このような絶縁真空ガラス張りユニットの使用は、特にこれが内部の 温度が外部の温度とは大きく異なるキャビネットである場合には環境キャビネッ トの実際の構造に関する問題がないとは言えない。事実、2つのガラスシートの 間に真空が存在するため、2つのガラスシートの間に膨張の相違が生じそれによ りガラス張りユニットが曲げ変形した外観を呈するようになる。発明者はガラス 張りユニットのこの曲げ変形の存在により通常のキャビネット構造が特にシール 上の理由から使用が妨げられることを明らかにした。さらにまた、真空ガラス張 りユニットの使用により支持フレームを省略できるという事実は、環境キャビネ ットの構造を変更して構成要素の全体の数を減少しまたこれにより組立てを簡単 にしキャビネットの製造コストを減じるのに適していることを立証した。 本発明の目的は上記の種々の欠点をなくし、この型のキャビネットのシール基 準に合致し、容易に取付けでき経済的に有利な構造をもたらす環境キャビネット を製造することである。 本発明はしたがって、真空が間に形成される少なくとも2枚のガラスシートか ら構成された絶縁ガラス張りユニットからなる少なくとも2つの開放扉を具備し 、前記ガラスシートが無機物のシールによってその周縁の周りが共に接合され、 前記2つの開放扉の間のシールが、両方の開放扉の縁を重ねかつ縁の一方に固定 される垂直部材によって得られる、環境キャビネットを提供する。 これにより、従来の環境キャビネットに比べて、開放扉が当接してシールを達 成する中間の垂直部材が省略される。この垂直部材が2つの開放扉の一方に固定 されることにより、開放扉がシールされ封鎖されまた同時にキャビネットの構造 を簡単にしまたその審美的な外観を向上させることができる。 本発明の有利な実施態様によれば、前記シール用の垂直部材が絶縁ガラス張り ユニットの曲がりによる変形に追随するプラスチックで作られる。この実施態様 は変形したガラス張りユニットに抵抗応力を生ぜずまた垂直部材の全長にわたっ てシールが破れる危険を生じないという利点を有している。 好ましくは、前記シール用垂直部材は隣接する開放扉の縁との接触個所に磁気 ストリップを有している。したがって前記垂直部材と 開放扉との間に良好な当接接触が達成され、また同時に前記開放扉を密封シール する。 本発明の好ましい実施態様によれば、磁気ストリップを具備する前記シール用 垂直部材のこの部分はベローズの形式となっている。これにより、開放扉が前記 垂直部材に接触するようになった時、曲げ変形に追随する磁気ストリップがさら に、ベローズがまたガラス張りユニットの変形を補償できるようにすることによ り、改善されるものとなる。さらにベローズの形式のこの部分の存在によりシー ル用垂直部材が開放扉の縁と2つの扉の間の空間の部分とに追随することができ 、またそのためごみが蓄積するのを阻止することができる。 本発明の好ましい変更例によれば開放扉とキャビネットの側方端部との間のシ ールは、その厚さの一部と幅の全体とが変形することができかつキャビネットの 前記側方端部に置かれたシールにより、開放扉の縁において得られる。 この変更例によれば、3つのドアを具備する環境キャビネットの場合、独立し たドアに対応する開放扉の2つの側方端部とキャビネットとの間のシールが、少 なくとも開放扉の縁に、厚さの一部と幅の全部とにわたって変形することができ かつ一方においてキャビネットの側方部分に他方において中間の垂直部材に置か れたシールによって、達成される。 これは3つのドアを有するキャビネットの場合を参照して記載されているが、 奇数のドア、さらに正確には相互に独立した、すなわち他方のドアとは関連せず そのため一方においてキャビネットの側方部分に他方においてキャビネットの中 間垂直部材に接触しているドアを有する任意のキャビネットにも適用できること が理解されるべきである。 発明者はまた変更例、すなわちその厚さの一部と幅全体とが変形可能でキャビ ネットの側方端部に置かれたシールを単一のドアを有するキャビネットの場合に 適用するようにした変更例を提供している。 これにより、ガラス張りユニットの変形のため1つの平面上では達成できない 開放扉の内側周縁とキャビネットの固定されたフレームとの間の通常の接触がな くなる。一平面上の接触は良好なシールが得られるようにし、そのため開放扉の 縁にシールされた接触がもたらされ、接触平面が保持される。厚さの一部と幅全 体とが変形可能なシールの使用により、ガラス張りユニットの変形は、熱応力が 生じたガラス張りユニットの曲げ変形に追随するガラス張りユニットの縁上の各 点に密封状の接触が生じることにより、補償される。 本発明の好ましい実施態様によれば、前記シールはガラス張りユニットの曲げ 変形の最大幅より大きな幅を有している。これにより、キャビネットの内側と外 側との間に温度差のある場合、すなわちガラス張りユニットに曲げ変形がある場 合、キャビネットの開放扉と側方部分との間のシールが補償される。“側方部分 ”なる用語はキャビネットの最も長い側面を意味するものと理解されるべきであ る。 本発明の有利な変更例によれば、前記シールは殺生物性の可撓性ポリ塩化ビニ ール又は同様の特性を呈する材料で作られる。 本発明の有利な実施態様によれば、キャビネットの開放扉と上側及び下側の縁 との間のシールが、キャビネットの前記縁に置かれ開放扉の周縁の周りに接触が 達成されるようにした圧縮性の磁気シールによって、達成される。 これにより、開放扉の内面が明るくなり、圧縮性の磁気シールがこの接触部の 全長にわたって現われる僅かな変形を吸収する密封性 の接触が得られるようにする。事実、この接触の長さがキャビネットの側方端部 の接触長さより小さいため、曲げ変形は非常に小さくなりまた接触がシールを破 壊する危険なしに開放扉の周縁の周りに達成される。 本発明の有利な変更例によれば、枢軸ピンは前記開放扉の平面に対して中心が ずれており、また回動要素が開放扉に接着により結合される。 本発明の変更例によれば、絶縁ガラス張りユニットはガラス張りユニットの全 周縁の周りに偏倚したシートを有し加熱装置が無機物のシールに沿って偏倚領域 の上に置かれる。したがって、ガラス張りユニットのリムの周りに凝縮物が出現 することがなくなり、ガラス張りユニットの縁は熱のブリッジをつくり出す無機 物のシールのため、特に感度の良い領域を形成する。偏倚したガラス板のため、 この実施態様は有利には魅惑的でありまた取付けが容易である。 本発明の有利な実施態様によれば、ガラスシートの少なくとも1つが、その少 なくとも一方の表面が1つ又はそれ以上の機能的な層で被覆される。このような 層は例えば、低放射性層又は他の疎水性層である。機能的な層がガラス張りユニ ットの内面上に、すなわち真空と後に接触する面上に生み出される場合は、本発 明は好ましくは前記層がシールによって被覆された領域に対応する表面の周縁部 分の周りからは取除かれるようにする。この除去は前記シールにより良好な接着 性が得られるようにする。 好ましくは絶縁ガラス張りユニットは少なくともその縁上に、特に半剛性のプ ラスチックで形成され少なくとも1つの部分が金属の過剰押出し部を有する接着 結合された異形材が設けられる。“異形材”なる用語はその機能に適合した形状 を有する任意の型式の予め形成された断面の部材を意味すると理解されるべきで ある。好まし くは、この異形材は半剛性のプラスチックで作られガラス張りユニットの変形に 大きな応力なしで追随できるようにした輪郭部材である。このようなガラス張り ユニットの少なくとも縁に接着結合された異形材は、加熱装置を保護し、ガラス 張りユニットの縁を保護し、蝶番もしくはハンドルのような種々の要素を固定し 、又は開放扉の審美的な外観を向上させる、というような様々な作用を奏するこ とができる。さらに、このような異形材の使用は意図された磁気による接触をつ くり出すのに有利である。これは予め決定された場所に金属の過剰の押出し部を 容易につくり出すことができるという理由による。 本発明の好ましい実施態様によれば、開放扉にはロッド−ばね型の戻り要素が 取付けられる。このような実施態様は特に審美的な観点から特に有利である。こ れは、その容積が取るに足りないものではないため通常は支持フレームに配置さ れているような通常用いられる捩り棒の使用が回避されるという理由による。 これらの型式の配置構造は多くの利点を有している。第1に、絶縁ガラス張り ユニットの強度と機械的一体性のため、支持フレームが開放扉の全容積を著しく 増大させそのためキャビネットの全容積を増大させる通常の多重ガラス張りユニ ットにおけるように絶縁ガラス張りユニットを支持フレームに組合わせる必要が なくなる。 次に、絶縁真空ガラス張りユニットの使用は上記のように、小さな厚さと低い 重量のため通常の絶縁ガラス張りユニットよりも良好な熱絶縁を達成することが できるようにする。 さらにまた本発明の環境キャビネットはこれらキャビネットの審美的な外観を 著しく向上させることができる。したがって、開放扉を具備するキャビネットの 面は支持フレームが存在しないため殆んど全体をガラスで形成することができ、 またキャビネットを開放し 又は閉鎖する時問題を生じることなく開放扉の間に小さな空間を残すことができ る。 本発明による環境キャビネットはこれらの型のキャビネットに要求されるシー ル基準に合致することができまた製造が容易であり、これはキャビネットの製造 コストを増すことなく又は減少させることにより、達成される。 本発明のさらなる詳細と有利な特徴とは添付図面を参照して例示される実施態 様の記載から以下に明らかとなるであろう。ここで 図1aは本発明の絶縁真空ガラス張りユニットの水平断面図、 図1bは図1のガラス張りユニットの前面図、 図2は本発明の環境キャビネットの2つの隣接する開放扉の水平断面図、 図3aは本発明の環境キャビネットの開放扉を具備する下側部分の水平断面図 、 図3bは本発明の環境キャビネットの開放扉を具備する中央部分の水平断面図 、 図4は本発明の環境キャビネットの開放扉の垂直断面図である。 まず最初に、明瞭とするため、全ての図面における種々の実施態様の間の比率 は厳密には表現されていないことが指摘されるべきである。 図1aと1bは本発明の環境キャビネットにおいて用いられる絶縁真空ガラス 張りユニット1を示す。 絶縁ガラス張りユニット1は真空4がその間に生成される2つのガラスシート 2と3からなり、これらガラスシートは全表面にわたって分配された取付け具5 によって相互に分離されかつ無機物のシール6によりその周縁の周りで一緒に接 合されている。ガラスシート3はガラスシート2より小さくこのガラスシートに 中心が合わさ れている。 これらの図によれば、ガラスシート2はその内面のリムの周りがスクリーン印 刷により付着されたエナメル層1で被覆され、それにより少なくとも無機物のシ ール6が絶縁ガラス張りユニット1の外側からは見えないようにしている。ガラ スシート2はまた無機物シール6に沿うその内面のリムの周りがスクリーン印刷 により付着された加熱装置8で被覆される。 この加熱装置8は当業者にとっては公知であり図面には示されていない任意の 手段により電気回路に接続される。好ましくはこの加熱装置8は幅が0.5mm厚さ が10μmの銀ペーストのビードである。 取付け具5は0.2mmの厚さと0.4mmの直径とを有している。これら取付け具はガ ラスシートの全表面にわたって分配されまた相互に30mmだけ離されている。 取付け具5は、ガラスシート2と3が強化されているため、ガラスシート2が 層7と加熱装置8とで被覆された後にガラスシート2と3の一方に載置される。 ガラスシート3の周縁の周りに半溶融ガラスのビードを載置した後、この2つの ガラスシート2と3は組立てられそしてこの組立体が熱処理され2つのガラスシ ート2と3を一緒に結合するようにし、シール6がついでこの組立体をシールす る。真空が次に、例えばFR 98/01278号のもとにサンゴバンビトラージの名義で 出願されたフランス特許出願に記載されている方法のような任意の手段によって 2つのガラスシート2と3の間に、生成される。絶縁ガラス張りユニット1はし たがって本発明の環境キャビネットの開放扉を形成するためその構成要素を取付 けるのが容易となる。 図2は閉鎖された位置の2つの隣接する開放扉の水平断面図を示す。 絶縁ガラス張りユニット1には例えばポリ塩化ビニールのような半剛性プラス チックで作られた異形材9と10が周縁の周りに設けられる。これらの異形材9と 10は絶縁ガラス張りユニット1に接着剤11のビードにより固定され、2つのガラ スシート2と3の間の偏倚した部分とガラス張りユニット1の縁とを被覆する。 異形材9はまた図3bに示されるハンドル12が固定されるようにする。 この図示の例によれば、異形材9と10が設けられた開放扉の縁が、キャビネッ トのこの部分をシールすることができかつこれら2つの開放扉のためのストッパ を形成する垂直部材13によって重ねられる。この垂直部材13は有利にはPVCのよ うなプラスチックで作られそれにより垂直部材13が応力を生じることなく絶縁ガ ラス張りユニット1の変形に追随するようにしている。 有利には、この垂直部材13はこれを異形材10に嵌合しかつ異形部材10に接着結 合することにより開放扉の一方に固定される。異形材9と接触するようになる垂 直部材13のこの部分は磁気ストリップ14を有しまた異形部材9はこの接触部に金 属の過剰押出し部15を有している。このようにして、これら2つの要素9と13の 間の接触部は密封状となる。好ましくは磁気ストリップ14を有する垂直部材13の この部分はベローズ16の形式に作られる。このベローズ16はしたがってこの接触 部のシール作用を、垂直部材13が絶縁ガラス張りユニット1の変形に容易に追随 することに加えて絶縁ガラス張りユニット1の曲げ変形を補償することにより、 向上させることができる。 図3aと3bは本発明の環境キャビネットの閉鎖された状態の開放扉を具備す る下側部分と中央部分の水平断面図をそれぞれ示す。 本発明の環境キャビネットの側方端部は17と18によって示されている。これら 端部17と18の各々にその厚さの一部とその幅の全部とが変形することのできるシ ール19が設けられる。図3aと3bによ りこのシール19の利点を理解することができる。これは開放扉の底部分と頂上部 分との間の開放扉の位置の相違が、絶縁ガラス張りユニット1が熱応力を生じた 時のその曲げ変形に起因するという理由による。したがって、シール19は開放扉 の高さの全部にわたってシールする。 有利には、これら異形材の特定の形状が必ずしも必須ではない場合でも異形材 9と10がキャビネットの中央の開放扉に位置するか又は側方の開放扉に位置する かは重要ではない。例えば、異形材10は垂直部材13を固定するために設けられた 取付け部分を有する。この取付け部分は例えば開放扉のこの部分がキャビネット の一端部に位置している時は必要でなくなる。しかし、開放扉を全て、その構造 がキャビネットにおける開放扉の位置に依存する開放扉を設けるのではなく同じ 構造を有するように製造するのがより有利でありより簡単であることが明らかに された。 図4は本発明の環境キャビネットの閉じられた状態の開放扉の垂直断面を示す 。 この図において、絶縁ガラス張りユニット1はその僅かに曲げられた形状によ って説明されるように、熱応力を受けており、キャビネット内部の温度は外側の 温度より低くなっている。絶縁ガラス張りユニット1はその周縁の周りに上記し た異形材9が設けられる。これらの異形材9はキャビネット21に接着結合された シール20と接触するようになる。これらのシール20はその厚さが圧縮性であり異 形材9の金属の過剰押出し部15に対面する磁気ストリップ22を有している。 この型の上記の環境キャビネットは多数の構成要素を必要としないため製造と 取付けが容易である。この環境キャビネットは熱絶縁と非常に良好なシール作用 をもたらし、また特に魅惑的である。 本発明はこの特定の型の実施態様には限定されず制限なしで解釈されなければ ならずまた真空がその間に形成される少なくとも2つのガラスシートで構成され た絶縁ガラス張りユニットからなる少なくとも2つの開放扉を具備する任意の型 の環境キャビネットを包含するものであり、前記ガラスシートは無機物のシール によってその周縁の周りが一緒に接合され、2つの開放扉の間のシールは両方の 開放扉の縁を重ねかつこの縁の一方に固定された垂直部材によって達成されるも のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バスール,リオネル フランス国,エフ―64700 アンダイユ, アブニュ ドゥ リサールディー,3,レ ジダンス リサールディー (72)発明者 ジョルラン,ジャン−ミシェル フランス国,エフ―64310 サン ペー /ニブル,クアルティエール イルアク バート,9 (72)発明者 ビレミノー,エリック フランス国,エフ―02400 シャトー―テ ィエリー,レジダンス レ プチ プレ, リュ ドゥ ラ バール,ビス 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.真空が間に形成された少なくとも2つのガラスシートで構成された絶縁ガ ラス張りユニットからなる少なくとも2つの開放扉を具備し、前記ガラスシート が無機物のシールによってその周縁の周りで共に接合されている環境キャビネッ トにおいて、2つの開放扉の間のシールが両方の開放扉の縁を重ねかつ該縁の一 方に固定される垂直部材によって得られるようにしていることを特徴とする環境 キャビネット。 2.前記シール用垂直部材がガラス張りユニットの曲げに起因する変形に追随 するプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の環境キャ ビネット。 3.前記シール用垂直部材が隣接する開放扉の縁と接触する個所に磁気ストリ ップを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の環境キャビネット。 4.磁気ストリップを具備する前記シール用垂直部材の部分がベローズの形式 であることを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の環境キャビネット 。 5.開放扉とキャビネットの側方端部との間のシールが、厚さの一部と幅全体 とにわたって変形することができかつキャビネットの前記側方端部に置かれたシ ールにより、開放扉の縁に得られるようにしていることを特徴とする請求項1か ら4のうちの1項に記載の環境キャビネット。 6.奇数のドアを具備し、独立したドアに対応する開放扉の2つの側方端部と キャビネットとの間の少なくともシールが、厚さの一部と幅全体とにわたって変 形することができかつキャビネットの側方部分と中間の垂直部材とに配置される シールにより、開放扉の縁 に得られるようにしていることを特徴とする請求項1から5のうちの1項に記載 の環境キャビネット。 7.前記シールがガラス張りユニットの曲げ変形の最大幅より大きい幅を有し ていることを特徴とする請求項5又は6に記載の環境キャビネット。 8.前記シールが殺生物性で可撓性のポリ塩化ビニールで形成されていること を特徴とする請求項5から7のうちの1項に記載の環境キャビネット。 9.開放扉とキャビネットの上側及び下側縁との間のシールが、キャビネット の前記上側及び下側の縁に配置され開放扉の周縁の周りに接触が得られるように した圧縮性の磁気シールによって得られることを特徴とする請求項1から8のう ちの1項に記載の環境キャビネット。 10.開放扉の枢軸ピンが前記開放扉の平面に対して偏心しており、回動要素が 開放扉に接着結合されていることを特徴とする請求項1から9のうちの1項に記 載の環境キャビネット。 11.絶縁ガラス張りユニットが全周の周りで偏倚しているガラスシートを有し 、加熱装置が無機物のシールに沿って偏倚した部分に載置されていることを特徴 とする請求項1から10のうちの1項に記載の環境キャビネット。 12.絶縁ガラス張りユニットの少なくとも1つのガラスシートがその面の少な くとも一方に1つ又はそれ以上の機能層で被覆されていることを特徴とする請求 項1から11のうちの1項に記載の環境キャビネット。 13.絶縁ガラス張りユニットには少なくともその縁に、少なくとも一部が金属 の過剰延長部を有する半剛性のプラスチックで形成され接着により結合された異 形材が設けられていることを特徴とする 請求項1から12のうちの1項に記載の環境キャビネット。 14.開放扉にロッド−ばね型の戻り要素が取付けられていることを特徴とする 請求項1から13のうちの1項に記載の環境キャビネット。
JP55371699A 1998-04-23 1999-04-20 気候条件再生キャビネット Pending JP2002506381A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR98/05078 1998-04-23
FR9805078A FR2777762B1 (fr) 1998-04-23 1998-04-23 Facade de meuble d'enceinte climatique.
PCT/FR1999/000929 WO1999055204A1 (fr) 1998-04-23 1999-04-20 Meuble d'enceinte climatique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002506381A true JP2002506381A (ja) 2002-02-26

Family

ID=9525578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55371699A Pending JP2002506381A (ja) 1998-04-23 1999-04-20 気候条件再生キャビネット

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6435630B1 (ja)
EP (1) EP0991348B1 (ja)
JP (1) JP2002506381A (ja)
KR (1) KR100606428B1 (ja)
CN (1) CN1119967C (ja)
AT (1) ATE250377T1 (ja)
CZ (1) CZ300001B6 (ja)
DE (1) DE69911535T2 (ja)
DK (1) DK0991348T3 (ja)
FR (1) FR2777762B1 (ja)
WO (1) WO1999055204A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050202178A1 (en) * 2002-05-02 2005-09-15 Hussmann Corporation Merchandisers having anti-fog coatings and methods for making the same
US20030205059A1 (en) * 2002-05-02 2003-11-06 Hussmann Corporation Merchandisers having anti-fog coatings and methods for making the same
US7856770B2 (en) * 2004-08-31 2010-12-28 Hussmann Corporation Multi-pane glass assembly for a refrigerated display case
DE202004019143U1 (de) * 2004-12-10 2006-04-20 Huber & Grimme Bearbeitungssysteme Gmbh Unterdruckhaltevorrichtung
DE102008010586B9 (de) 2008-02-22 2017-11-09 PAN-DUR Holding GmbH & Co. KG Tür für Warenpräsentationsmöbel und Warenpräsentationsmöbel
US8162414B2 (en) * 2007-07-20 2012-04-24 Albert Weiss Door for structure for presenting and displaying goods
EP2627957B1 (en) * 2010-10-11 2019-11-06 LG Electronics Inc. Vacuum insulation glass panel and refrigerator having the same
DE102012106200B4 (de) * 2012-07-10 2021-10-14 Remis Gesellschaft für Entwicklung und Vertrieb von technischen Elementen mbH Kühlschrank
EP3007594B1 (fr) * 2013-06-14 2018-11-21 AGC Glass Europe Elément vitré pour meuble d'enceinte réfrigérée
WO2014205225A1 (en) * 2013-06-19 2014-12-24 The Procter & Gamble Company System use of shampoo comprising cationic polymer and conditioner comprising mono-long alkyl amine and/or polyol
US9498072B2 (en) 2014-02-11 2016-11-22 Anthony, Inc. Display case door assembly with tempered glass vacuum panel
US10165870B2 (en) 2014-02-11 2019-01-01 Anthony, Inc. Display case door assembly with vacuum panel
US20160113417A1 (en) 2014-10-24 2016-04-28 Leer, Inc. Ice merchandiser
US9687087B1 (en) 2016-06-16 2017-06-27 Anthony, Inc. Display case door assembly with vacuum panel and lighting features
US10039390B2 (en) 2016-11-28 2018-08-07 Anthony, Inc. Vacuum insulated glass assembly with heated coating
CN108613465B (zh) * 2016-12-12 2022-02-11 博西华电器(江苏)有限公司 制冷器具及其隔热门
CN108224887B (zh) * 2016-12-12 2021-07-06 博西华电器(江苏)有限公司 制冷器具及其隔热门
CN108253709A (zh) * 2016-12-29 2018-07-06 博西华电器(江苏)有限公司 冰箱
CN206709470U (zh) * 2017-03-09 2017-12-05 博西华电器(江苏)有限公司 冰箱
WO2020147899A1 (en) 2019-01-14 2020-07-23 Vkr Holding A/S Vig frame solution with flexible portion
CN109990525B (zh) * 2019-04-30 2020-09-01 广西壮族自治区农业科学院 一种可移动式果蔬气调库
US11116333B2 (en) 2019-05-07 2021-09-14 Carrier Corporation Refrigerated display cabinet including microchannel heat exchangers
US11559147B2 (en) 2019-05-07 2023-01-24 Carrier Corporation Refrigerated display cabinet utilizing a radial cross flow fan
US20210131719A1 (en) * 2019-11-06 2021-05-06 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Refrigerator appliance and heating assembly having a hydrophobic layer
US20230167675A1 (en) 2020-05-12 2023-06-01 Vkr Holding A/S Building aperture cover, such as a window or door, comprising flexible gasket with sealed cavity
EP3955703A1 (en) * 2020-08-10 2022-02-16 SCHOTT Flat Glass CR, s.r.o. Insulating glass unit and chiller or freezer device

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3259446A (en) * 1964-08-03 1966-07-05 Gen Electric Refrigerator cabinet including improved closure means
US3331159A (en) * 1965-04-23 1967-07-18 Clark Equipment Co Swinging door construction
US3631630A (en) * 1970-05-25 1972-01-04 Beverage Air Co Refrigerator door structure
US3822506A (en) * 1973-05-21 1974-07-09 Door Controls Door coordinating device
DE3014585A1 (de) * 1980-04-16 1981-10-22 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Kuehl- oder gefriergeraet
US4429493A (en) * 1982-09-27 1984-02-07 Lst Corporation Astragal housing seal and lock
US4818043A (en) * 1987-05-13 1989-04-04 Margaret P. Borgen Product display and marketing device
US5329736A (en) * 1989-06-30 1994-07-19 Termofrost Ab Door construction for vertical refrigerator and freezer spaces
US5270084A (en) * 1989-09-28 1993-12-14 Parker Design Limited Insulating glass unit
US4977754A (en) * 1990-05-01 1990-12-18 Specialty Equipment Companies, Inc. Next-to-be-purchased cold beverage merchandiser
US5363611A (en) * 1990-09-20 1994-11-15 Anthony's Manufacturing Company, Inc. Foam rail door
US5458407A (en) * 1993-04-14 1995-10-17 L&P Property Management Company Merchandising display
ITPD940057A1 (it) * 1994-03-28 1995-09-28 Isoclima Spa Vetrata isolante riscaldante perfezionata.
CA2234281C (fr) * 1997-04-11 2006-10-17 Jean-Michel Florentin Paroi ou porte d'enceinte climatique

Also Published As

Publication number Publication date
FR2777762A1 (fr) 1999-10-29
DE69911535D1 (de) 2003-10-30
KR20010013770A (ko) 2001-02-26
EP0991348A1 (fr) 2000-04-12
DE69911535T2 (de) 2004-06-24
DK0991348T3 (da) 2004-02-02
FR2777762B1 (fr) 2000-06-09
CN1119967C (zh) 2003-09-03
KR100606428B1 (ko) 2006-07-31
CN1263443A (zh) 2000-08-16
CZ9904729A3 (cs) 2000-12-13
EP0991348B1 (fr) 2003-09-24
ATE250377T1 (de) 2003-10-15
CZ300001B6 (cs) 2009-01-14
US6435630B1 (en) 2002-08-20
WO1999055204A1 (fr) 1999-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002506381A (ja) 気候条件再生キャビネット
US9661940B2 (en) Glass element for a cabinet having a refrigerated chamber
JP6611361B2 (ja) 断熱性のガラス張り要素
EP3450892B1 (en) Refrigerated display case door and refrigerated display case
JPH10306660A (ja) 環境室の壁または扉
US5024023A (en) Insulated refrigerator door assembly with substantially all glass front doors
US9016031B2 (en) Door for a refrigerated cabinet
CN100487347C (zh) 致冷器具
EP0432872A2 (en) Insulated refrigerator door assembly with substantially all glass front doors
JP2017515082A5 (ja)
US11156030B2 (en) Door for a refrigerated cabinet
CN100553533C (zh) 家用器具的具有隔离玻璃的门
MXPA05002556A (es) Empaque de hermeticidad y encristalado aislante que incorpora este empaque de hermeticidad.
EP3438398B1 (en) Glass panel unit and fixture equipped with same
MXPA99011845A (es) Gabinete ambiental
JPS5854621Y2 (ja) 冷蔵庫の透明部構造
HU205192B (en) Opening closing structure particularly door or window which has root-frame and wing-frame
KR19990007645A (ko) 열전도 차단용 페어글라스
AU607307B2 (en) Insulating windows
KR200455056Y1 (ko) 다중유리
JPH0738146U (ja) 高断熱複層ガラス
JP2000292045A (ja) 冷蔵ショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071107

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080318