JP2002505565A - 動作中のgsmタイプ又はその他全ての移動式のセルラー電話の存在を検出するための装置と方法 - Google Patents
動作中のgsmタイプ又はその他全ての移動式のセルラー電話の存在を検出するための装置と方法Info
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- JP2002505565A JP2002505565A JP2000534020A JP2000534020A JP2002505565A JP 2002505565 A JP2002505565 A JP 2002505565A JP 2000534020 A JP2000534020 A JP 2000534020A JP 2000534020 A JP2000534020 A JP 2000534020A JP 2002505565 A JP2002505565 A JP 2002505565A
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- H04W48/02—Access restriction performed under specific conditions
- H04W48/04—Access restriction performed under specific conditions based on user or terminal location or mobility data, e.g. moving direction, speed
Abstract
(57)【要約】
本発明は、保護区域におけるセルラー電話の検出に関するもので、少なくとも1つの高周波受信回路4を備え、その出力はマイクロコンピュータ7に接続されており、このマイクロコンピュータ7は、セルラー電話システムの動作を表わす少なくとも1つのサービス・コードを検出し、そのようなサービス・コードが検出されたときに警告信号を送信するように制御される。
Description
本発明は、動作中のGSMタイプ又はその他全ての移動式のセルラー電話の存
在を検出するための装置と方法に関するものである。
在を検出するための装置と方法に関するものである。
【0001】 GSMセルラー電話の存在が、たとえこれらの電話が通話待ち状態にあったと
しても、ある種の機器や装置の動作を妨害する性質を有することは知られている
。事実、これらのセルラー電話は、特に無線送受信標識により送信されるサービ
ス信号に応答して、情報網に干渉する可能性のある高周波信号を周期的に発信す
る。
しても、ある種の機器や装置の動作を妨害する性質を有することは知られている
。事実、これらのセルラー電話は、特に無線送受信標識により送信されるサービ
ス信号に応答して、情報網に干渉する可能性のある高周波信号を周期的に発信す
る。
【0002】 これらの状態は、病院、講演室などの場所や、あるいは自動化された機能を備
える飛行機や輸送装置において、特に妨害を起こしやすい。
える飛行機や輸送装置において、特に妨害を起こしやすい。
【0003】 本発明の目的は、動作中のセルラー電話の存在を検出するための装置と方法を
提供することにある。このため、本発明は、まず少なくとも1つの受信回路、1
つのマイクロコンピュータ及び1つの記憶手段を備えた装置に関するもので、そ
のマイクロコンピュータは、セルラー電話により発信される少なくとも1つのサ
ービス・コードを識別し、そのようなサービス信号を検出すると警告信号を起動
するように制御される。
提供することにある。このため、本発明は、まず少なくとも1つの受信回路、1
つのマイクロコンピュータ及び1つの記憶手段を備えた装置に関するもので、そ
のマイクロコンピュータは、セルラー電話により発信される少なくとも1つのサ
ービス・コードを識別し、そのようなサービス信号を検出すると警告信号を起動
するように制御される。
【0004】 1つの好ましい変形例では、マイクロコンピュータは、セルラー電話がBTS
標識に呼び出されるときに発信する第1のタイプのサービス・コードを検出し、
かつ、セルラー電話が会話モードで発信及び受信する第2のタイプのサービス信
号を検出するようにプログラムされる。
標識に呼び出されるときに発信する第1のタイプのサービス・コードを検出し、
かつ、セルラー電話が会話モードで発信及び受信する第2のタイプのサービス信
号を検出するようにプログラムされる。
【0005】 サービス・コードを検出したときに、本装置が発光信号を起動すると、より有
利である。
利である。
【0006】 1つの変形例では、そのような信号を検出したときに、本装置は、連続的な又
は断続的な信号を発信する。
は断続的な信号を発信する。
【0007】 1つの好ましい変形例では、本装置は、サービス・コード検出器により起動さ
れる電波妨害送信機を含んでいる。
れる電波妨害送信機を含んでいる。
【0008】 好ましくは、本装置は、サービス・コード検出器により起動される電波妨害送
信機および予め設定された期間後に発信を中断するための手段を備える。
信機および予め設定された期間後に発信を中断するための手段を備える。
【0009】 1つの有利な変形例では、上記受信回路の感度が制限されてその到達距離が1
0メートルと30メートルとの間に含まれるように短縮され、かつ、妨害手段の
出力がその検出距離にほぼ等しい通信距離に制限される。
0メートルと30メートルとの間に含まれるように短縮され、かつ、妨害手段の
出力がその検出距離にほぼ等しい通信距離に制限される。
【0010】 本発明は、また、保護区域内でのセルラー電話の不都合な使用の場合の警報の
ための方法に関するもので、この方法は、保護すべき場所においてセルラー電話
のために使用される周波数帯に同調する受信機を配置すること、受信回路から出
力されるディジタル信号をマイクロコンピュータにより処理することからなり、
このマイクロコンピュータは、セルラー電話システムにより使用されるサービス
信号を検出するように、かつそのようなサービス信号が検出されると警報を起動
するように制御される。
ための方法に関するもので、この方法は、保護すべき場所においてセルラー電話
のために使用される周波数帯に同調する受信機を配置すること、受信回路から出
力されるディジタル信号をマイクロコンピュータにより処理することからなり、
このマイクロコンピュータは、セルラー電話システムにより使用されるサービス
信号を検出するように、かつそのようなサービス信号が検出されると警報を起動
するように制御される。
【0011】 本発明は、以下の添付図と関連して非制限的な実施例を参考にして下記の明細
書を読むことにより、よりよく理解されるであろう。
書を読むことにより、よりよく理解されるであろう。
【0012】 図1は本装置の基本図を示す。
【0013】 本発明による装置は、一本のアンテナ(2)、及び場合によっては内蔵又は外
付けの追加アンテナ(3)を備えたケース(1)の形で実現される。それは、追
加アンテナにより種々のセルラー電話網を検出可能にするためである。このケー
スは、保護すべき場所、例えば手術室や手術棟内、電磁周波数に敏感な機器を使
用する工業区域内、飛行機内、講演室又は集会場内などに設置されるようになっ
ている。
付けの追加アンテナ(3)を備えたケース(1)の形で実現される。それは、追
加アンテナにより種々のセルラー電話網を検出可能にするためである。このケー
スは、保護すべき場所、例えば手術室や手術棟内、電磁周波数に敏感な機器を使
用する工業区域内、飛行機内、講演室又は集会場内などに設置されるようになっ
ている。
【0014】 このケースには、主受信段(4)ならびに追加セルラー電話網上での検出用の
追加の受信段(5)を備えた電子回路が入っている。これらの受信段は現状で知
られた技術の電子回路、例えば、セルラー電話用に通常使用される受信回路であ
る。これらの受信段のディジタル出力(6)は信号処理を行うマイクロコンピュ
ータ(7)に接続される。
追加の受信段(5)を備えた電子回路が入っている。これらの受信段は現状で知
られた技術の電子回路、例えば、セルラー電話用に通常使用される受信回路であ
る。これらの受信段のディジタル出力(6)は信号処理を行うマイクロコンピュ
ータ(7)に接続される。
【0015】 この信号処理は、ディジタル信号の存在を確認することと、このディジタル信
号をセルラー装置の動作段階に対応するサービス・コードを含んだメモリ(8)
に保存された信号シーケンスと比較することとを含む。
号をセルラー装置の動作段階に対応するサービス・コードを含んだメモリ(8)
に保存された信号シーケンスと比較することとを含む。
【0016】 これらのサービス・コードは、例えばそれぞれ利用者識別コードと機器の特定
コードに対応するIMSI又はIMEIコードである。これらのIMSIとIM
EIコードは、点灯時および消灯時にセルラー電話により発信される。
コードに対応するIMSI又はIMEIコードである。これらのIMSIとIM
EIコードは、点灯時および消灯時にセルラー電話により発信される。
【0017】 他のサービス・コードをメモリ(8)に保存することができる。例えば、セル
ラー電話の使用場所に最も近い1つ又は複数のBTSから発信される問合せ信号
に応答してセルラー電話により周期的に発信されるコードである。これらのコー
ドを検出すると、マイクロコンピュータ(7)は警報手段に対して警告信号を発
信する。これらの警報手段は、光標識、例えば発光ダイオードか、あるいはブザ
ーや、拡声器に接続された周波数発生器などの音声信号であってもよい。
ラー電話の使用場所に最も近い1つ又は複数のBTSから発信される問合せ信号
に応答してセルラー電話により周期的に発信されるコードである。これらのコー
ドを検出すると、マイクロコンピュータ(7)は警報手段に対して警告信号を発
信する。これらの警報手段は、光標識、例えば発光ダイオードか、あるいはブザ
ーや、拡声器に接続された周波数発生器などの音声信号であってもよい。
【0018】 本装置は、オプションとしてIMSIやIMEIコードなどのサービス信号を
検出すると妨害発信を行う例えば300mWの低出力発信器を備えることができ
る。この発信は、予め設定された期間、例えばサービス信号の検出後約30秒間
維持される。それから発信は自動的に停止される。
検出すると妨害発信を行う例えば300mWの低出力発信器を備えることができ
る。この発信は、予め設定された期間、例えばサービス信号の検出後約30秒間
維持される。それから発信は自動的に停止される。
【0019】 受信機と発信機の通信距離は、構造上、半径10メートルから30メートルま
でに制限される。
でに制限される。
【0020】 警告信号は、様々な種類であり得る。最初の警告信号は、例えば緑色の発光ダ
イオードの点灯及び/又は断続音の発生の形をとり、装置の検出範囲におけるセ
ルラー電話の点灯又は消灯に対応するサービス・コードの検出に、あるいはまた
問合せ速度の送信に応答して発信される存在信号の発信に、対応することができ
る。
イオードの点灯及び/又は断続音の発生の形をとり、装置の検出範囲におけるセ
ルラー電話の点灯又は消灯に対応するサービス・コードの検出に、あるいはまた
問合せ速度の送信に応答して発信される存在信号の発信に、対応することができ
る。
【0021】 例えば赤色の発光ダイオード及び/又は連続音の発生による第2組の警告信号
は、呼出し又は受信中のセルラー電話の動作に対応する信号の検出に対応するこ
とができる。
は、呼出し又は受信中のセルラー電話の動作に対応する信号の検出に対応するこ
とができる。
【0022】 本装置の検出範囲を制御できるように、受信機の感度調整手段を備えると有利
である。これにより保護区域外のセルラー電話から来る信号の検出に起因する動
作不良を回避することができる。
である。これにより保護区域外のセルラー電話から来る信号の検出に起因する動
作不良を回避することができる。
【0023】 本発明は、上記において非制限的な例として説明されている。当業者であれば
、本発明の範囲を超えることなく種々の変形例を実現できるであろうことは明白
である。
、本発明の範囲を超えることなく種々の変形例を実現できるであろうことは明白
である。
【図1】 本装置の基本図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月17日(2000.3.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】 本発明は、動作中のGSMタイプ又はその他全ての移動式のセルラー電話の存
在を検出するための装置と方法に関するものである。 GSMセルラー電話の存在が、たとえこれらの電話が通話待ち状態にあったと
しても、ある種の機器や装置の動作を妨害する性質を有することは知られている
。事実、これらのセルラー電話は、特に無線送受信標識により送信されるサービ
ス信号に応答して、情報網に干渉する可能性のある高周波信号を周期的に発信す
る。 これらの状態は、病院、講演室などの場所や、あるいは自動化された機能を備
える飛行機や輸送装置において、特に妨害を起こしやすい。 従来の技術として、セルラー電話の検出装置に関する国際特許出願WO−A−
96/29687、ならびに無線セルラー・システムにおける電話呼出しを禁止
できるシステムに関する米国特許US−A−5655019が存在する。 本発明の目的は、動作中のセルラー電話の存在を検出するための装置と方法を
提供することにある。このため、本発明は、まず少なくとも1つの受信回路、1
つのマイクロコンピュータ及び1つの記憶手段を備えた装置に関するもので、そ
のマイクロコンピュータは、セルラー電話により発信される少なくとも1つのサ
ービス・コードを識別し、そのようなサービス信号を検出すると警告信号を起動
するように制御される。 1つの好ましい変形例では、マイクロコンピュータは、セルラー電話がBTS
標識に呼び出されるときに発信する第1のタイプのサービス・コードを検出し、
かつ、セルラー電話が会話モードで発信及び受信する第2のタイプのサービス信
号を検出するようにプログラムされる。 サービス・コードを検出したときに、本装置が発光信号を起動すると、より有
利である。 1つの変形例では、そのような信号を検出したときに、本装置は、連続的な又
は断続的な信号を発信する。 1つの好ましい変形例では、本装置は、サービス・コード検出器により起動さ
れる電波妨害送信機を含んでいる。 好ましくは、本装置は、サービス・コード検出器により起動される電波妨害送
信機および予め設定された期間後に発信を中断するための手段を備える。 1つの有利な変形例では、上記受信回路の感度が制限されてその到達距離が1
0メートルと30メートルとの間に含まれるように短縮され、かつ、妨害手段の
出力がその検出距離にほぼ等しい通信距離に制限される。 本発明は、また、保護区域内でのセルラー電話の不都合な使用の場合の警報の
ための方法に関するもので、この方法は、保護すべき場所においてセルラー電話
のために使用される周波数帯に同調する受信機を配置すること、受信回路から出
力されるディジタル信号をマイクロコンピュータにより処理することからなり、
このマイクロコンピュータは、セルラー電話システムにより使用されるサービス
信号を検出するように、かつそのようなサービス信号が検出されると警報を起動
するように制御される。 本発明は、以下の添付図と関連して非制限的な実施例を参考にして下記の明細
書を読むことにより、よりよく理解されるであろう。 図1は本装置の基本図を示す。 本発明による装置は、一本のアンテナ(2)、及び場合によっては内蔵又は外
付けの追加アンテナ(3)を備えたケース(1)の形で実現される。それは、追
加アンテナにより種々のセルラー電話網を検出可能にするためである。このケー
スは、保護すべき場所、例えば手術室や手術棟内、電磁周波数に敏感な機器を使
用する工業区域内、飛行機内、講演室又は集会場内などに設置されるようになっ
ている。 このケースには、主受信段(4)ならびに追加セルラー電話網上での検出用の
追加の受信段(5)を備えた電子回路が入っている。これらの受信段は現状で知
られた技術の電子回路、例えば、セルラー電話用に通常使用される受信回路であ
る。これらの受信段のディジタル出力(6)は信号処理を行うマイクロコンピュ
ータ(7)に接続される。 この信号処理は、ディジタル信号の存在を確認することと、このディジタル信
号をセルラー装置の動作段階に対応するサービス・コードを含んだメモリ(8)
に保存された信号シーケンスと比較することとを含む。 これらのサービス・コードは、例えばそれぞれ利用者識別コードと機器の特定
コードに対応するIMSI又はIMEIコードである。これらのIMSIとIM
EIコードは、点灯時および消灯時にセルラー電話により発信される。 他のサービス・コードをメモリ(8)に保存することができる。例えば、セル
ラー電話の使用場所に最も近い1つ又は複数のBTSから発信される問合せ信号
に応答してセルラー電話により周期的に発信されるコードである。これらのコー
ドを検出すると、マイクロコンピュータ(7)は警報手段に対して警告信号を発
信する。これらの警報手段は、光標識、例えば発光ダイオードか、あるいはブザ
ーや、拡声器に接続された周波数発生器などの音声信号であってもよい。 本装置は、オプションとしてIMSIやIMEIコードなどのサービス信号を
検出すると妨害発信を行う例えば300mWの低出力発信器を備えることができ
る。この発信は、予め設定された期間、例えばサービス信号の検出後約30秒間
維持される。それから発信は自動的に停止される。 受信機と発信機の通信距離は、構造上、半径10メートルから30メートルま
でに制限される。 警告信号は、様々な種類であり得る。最初の警告信号は、例えば緑色の発光ダ
イオードの点灯及び/又は断続音の発生の形をとり、装置の検出範囲におけるセ
ルラー電話の点灯又は消灯に対応するサービス・コードの検出に、あるいはまた
問合せ速度の送信に応答して発信される存在信号の発信に、対応することができ
る。 例えば赤色の発光ダイオード及び/又は連続音の発生による第2組の警告信号
は、呼出し又は受信中のセルラー電話の動作に対応する信号の検出に対応するこ
とができる。 本装置の検出範囲を制御できるように、受信機の感度調整手段を備えると有利
である。これにより保護区域外のセルラー電話から来る信号の検出に起因する動
作不良を回避することができる。 本発明は、上記において非制限的な例として説明されている。当業者であれば
、本発明の範囲を超えることなく種々の変形例を実現できるであろうことは明白
である。
在を検出するための装置と方法に関するものである。 GSMセルラー電話の存在が、たとえこれらの電話が通話待ち状態にあったと
しても、ある種の機器や装置の動作を妨害する性質を有することは知られている
。事実、これらのセルラー電話は、特に無線送受信標識により送信されるサービ
ス信号に応答して、情報網に干渉する可能性のある高周波信号を周期的に発信す
る。 これらの状態は、病院、講演室などの場所や、あるいは自動化された機能を備
える飛行機や輸送装置において、特に妨害を起こしやすい。 従来の技術として、セルラー電話の検出装置に関する国際特許出願WO−A−
96/29687、ならびに無線セルラー・システムにおける電話呼出しを禁止
できるシステムに関する米国特許US−A−5655019が存在する。 本発明の目的は、動作中のセルラー電話の存在を検出するための装置と方法を
提供することにある。このため、本発明は、まず少なくとも1つの受信回路、1
つのマイクロコンピュータ及び1つの記憶手段を備えた装置に関するもので、そ
のマイクロコンピュータは、セルラー電話により発信される少なくとも1つのサ
ービス・コードを識別し、そのようなサービス信号を検出すると警告信号を起動
するように制御される。 1つの好ましい変形例では、マイクロコンピュータは、セルラー電話がBTS
標識に呼び出されるときに発信する第1のタイプのサービス・コードを検出し、
かつ、セルラー電話が会話モードで発信及び受信する第2のタイプのサービス信
号を検出するようにプログラムされる。 サービス・コードを検出したときに、本装置が発光信号を起動すると、より有
利である。 1つの変形例では、そのような信号を検出したときに、本装置は、連続的な又
は断続的な信号を発信する。 1つの好ましい変形例では、本装置は、サービス・コード検出器により起動さ
れる電波妨害送信機を含んでいる。 好ましくは、本装置は、サービス・コード検出器により起動される電波妨害送
信機および予め設定された期間後に発信を中断するための手段を備える。 1つの有利な変形例では、上記受信回路の感度が制限されてその到達距離が1
0メートルと30メートルとの間に含まれるように短縮され、かつ、妨害手段の
出力がその検出距離にほぼ等しい通信距離に制限される。 本発明は、また、保護区域内でのセルラー電話の不都合な使用の場合の警報の
ための方法に関するもので、この方法は、保護すべき場所においてセルラー電話
のために使用される周波数帯に同調する受信機を配置すること、受信回路から出
力されるディジタル信号をマイクロコンピュータにより処理することからなり、
このマイクロコンピュータは、セルラー電話システムにより使用されるサービス
信号を検出するように、かつそのようなサービス信号が検出されると警報を起動
するように制御される。 本発明は、以下の添付図と関連して非制限的な実施例を参考にして下記の明細
書を読むことにより、よりよく理解されるであろう。 図1は本装置の基本図を示す。 本発明による装置は、一本のアンテナ(2)、及び場合によっては内蔵又は外
付けの追加アンテナ(3)を備えたケース(1)の形で実現される。それは、追
加アンテナにより種々のセルラー電話網を検出可能にするためである。このケー
スは、保護すべき場所、例えば手術室や手術棟内、電磁周波数に敏感な機器を使
用する工業区域内、飛行機内、講演室又は集会場内などに設置されるようになっ
ている。 このケースには、主受信段(4)ならびに追加セルラー電話網上での検出用の
追加の受信段(5)を備えた電子回路が入っている。これらの受信段は現状で知
られた技術の電子回路、例えば、セルラー電話用に通常使用される受信回路であ
る。これらの受信段のディジタル出力(6)は信号処理を行うマイクロコンピュ
ータ(7)に接続される。 この信号処理は、ディジタル信号の存在を確認することと、このディジタル信
号をセルラー装置の動作段階に対応するサービス・コードを含んだメモリ(8)
に保存された信号シーケンスと比較することとを含む。 これらのサービス・コードは、例えばそれぞれ利用者識別コードと機器の特定
コードに対応するIMSI又はIMEIコードである。これらのIMSIとIM
EIコードは、点灯時および消灯時にセルラー電話により発信される。 他のサービス・コードをメモリ(8)に保存することができる。例えば、セル
ラー電話の使用場所に最も近い1つ又は複数のBTSから発信される問合せ信号
に応答してセルラー電話により周期的に発信されるコードである。これらのコー
ドを検出すると、マイクロコンピュータ(7)は警報手段に対して警告信号を発
信する。これらの警報手段は、光標識、例えば発光ダイオードか、あるいはブザ
ーや、拡声器に接続された周波数発生器などの音声信号であってもよい。 本装置は、オプションとしてIMSIやIMEIコードなどのサービス信号を
検出すると妨害発信を行う例えば300mWの低出力発信器を備えることができ
る。この発信は、予め設定された期間、例えばサービス信号の検出後約30秒間
維持される。それから発信は自動的に停止される。 受信機と発信機の通信距離は、構造上、半径10メートルから30メートルま
でに制限される。 警告信号は、様々な種類であり得る。最初の警告信号は、例えば緑色の発光ダ
イオードの点灯及び/又は断続音の発生の形をとり、装置の検出範囲におけるセ
ルラー電話の点灯又は消灯に対応するサービス・コードの検出に、あるいはまた
問合せ速度の送信に応答して発信される存在信号の発信に、対応することができ
る。 例えば赤色の発光ダイオード及び/又は連続音の発生による第2組の警告信号
は、呼出し又は受信中のセルラー電話の動作に対応する信号の検出に対応するこ
とができる。 本装置の検出範囲を制御できるように、受信機の感度調整手段を備えると有利
である。これにより保護区域外のセルラー電話から来る信号の検出に起因する動
作不良を回避することができる。 本発明は、上記において非制限的な例として説明されている。当業者であれば
、本発明の範囲を超えることなく種々の変形例を実現できるであろうことは明白
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも1つの高周波受信回路を備え、その高周波受信回
路の出力は、セルラー電話装置の作動を表わす少なくとも1つのサービス・コー
ドを検出するように制御され、かつそのようなサービス・コードを検出したとき
に警報信号を発信するように制御されたマイクロコンピュータに接続されている
ことを特徴とする保護区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の保護区域内のセルラー電話検出装置において
、複数の受信回路を備え、各受信回路は、それぞれセルラー電話網の動作周波数
に合わせられていることを特徴とする保護区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の保護区域内のセルラー電話検出装置
において、上記マイクロコンピュータは、IMSI又はIMEIコードを検出す
るように制御されることを特徴とする保護区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の保護区域内のセルラー電話
検出装置において、上記マイクロコンピュータは、第1組のサービス・コードを
検出し、それを検出したときに第1組の警報信号を起動し、また、第2組のサー
ビス・コードを検出し、それを検出したときに第2組の警報信号を起動するのに
適していることを特徴とする保護区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の保護区域内のセルラー電話
検出装置において、上記マイクロコンピュータは、セルラー電話による点灯、消
灯及び/又は存在信号の発信に対応するサービス・コードを検出したときに第1
組の警報信号を起動するように制御され、かつ、発信又は受信におけるセルラー
電話の作動を検出すると第2組の警報信号を起動するように制御されることを特
徴とする保護区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の保護区域内のセルラー電話検出装置において
、サービス・コード検出器により起動される妨害発信器を備えていることを特徴
とする保護区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の保護区域内のセルラー電話検出装置において
、サービス・コード検出器により起動される妨害発信器と、予め設定された期間
後に上記妨害の発信を中断するための手段とを備えていることを特徴とする保護
区域内のセルラー電話検出装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の保護区域内のセルラー電話検出装置において
、上記受信回路の感度が制限されてその到達距離が10メートルと30メートル
との間に含まれるように短縮され、かつ、妨害手段の出力がその検出距離にほぼ
等しい通信距離に制限されることを特徴とする保護区域内のセルラー電話検出装
置。 - 【請求項9】 セルラー電話に使用される周波数帯における高周波信号を検
出し、その検出信号を分析してセルラー電話の作動を表わすサービス・コードを
検出すると警報信号を起動するようにしたことを特徴とする保護区域内のセルラ
ー電話装置の検出方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の保護区域内のセルラー電話装置の検出方法
において、セルラー電話の点灯、存在信号の発信及び/又は消灯に対応する第1
組のサービス信号を検出し、かつ、セルラー電話の使用中動作に対応する第2組
のサービス信号を検出することを特徴とする保護区域内のセルラー電話装置の検
出方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9802290A FR2775409B1 (fr) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | Dispositif et procede pour detecter la presence d'un telephone cellulaire de type gsm en fonction |
FR98/02290 | 1998-02-25 | ||
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