JP2002505291A - 強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障害、および自閉症を処置するためのd1/d5アンタゴニストの使用 - Google Patents

強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障害、および自閉症を処置するためのd1/d5アンタゴニストの使用

Info

Publication number
JP2002505291A
JP2002505291A JP2000534217A JP2000534217A JP2002505291A JP 2002505291 A JP2002505291 A JP 2002505291A JP 2000534217 A JP2000534217 A JP 2000534217A JP 2000534217 A JP2000534217 A JP 2000534217A JP 2002505291 A JP2002505291 A JP 2002505291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disorder
chloro
methyl
tetrahydro
antagonist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000534217A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴィッキー エル. コフィン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck Sharp and Dohme Corp
Original Assignee
Schering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schering Corp filed Critical Schering Corp
Publication of JP2002505291A publication Critical patent/JP2002505291A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/55Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having seven-membered rings, e.g. azelastine, pentylenetetrazole
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/22Anxiolytics

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障害、および自閉症を処置するための方法が開示される。これらの障害は、有効量のD1/D5アンタゴニストを投与することによって処置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、反復性の、侵入性(intrusive)思考および/または儀礼
的行動(すなわち、強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動
調節障害、および自閉症)によって特徴付けられる障害の群の処置に関する。
【0002】 強迫性障害(「OCD」)は、全ての精神医学障害の中で最も普通であると認
識され、合衆国人口の2〜3%に生じる。OCDは、不安を引き起こす思考およ
び侵入性思考(例えば、汚染および微生物の恐怖、将来の危害についての疑惑お
よび不確かさ、対称性の必要など)によって特徴付けられ、これらは、儀礼的行
動および/または不合理な行動(例えば、絶え間ないチェック、洗浄、接触、計
算など)を導く。Hollanderら、J.Clin Psychiatry
57(補遺8)、3−6頁(1996)を参照のこと。
【0003】 身体表現性障害(例えば、身体醜形障害および心気症)は、自分の外見または
身体的な状態への異常な先入観によって特徴付けられる。例えば、身体醜形障害
は、外見において想像された欠損またはわずかな欠損への先入観である。身体醜
形障害の多くの罹患者は、社会性、職業性、または日常生活の他の重要な局面に
おける有意な損失を伴う、欠陥への彼らの異常な先入観によって激しく衰弱する
。Phillips,J.Clin Psychiatry 57(補遺8)、
61−64頁(1996)を参照のこと。心気症(hypocondriasi
s)は、自分は病であるかまたは病になるかもしれないという持続性の確信によ
って特徴付けられる。多くの心気症患者は、疾病に伴う先入観に起因して、通常
の活動において働くかまたは従事することは不可能である。
【0004】 解離性障害(例えば、離人症)は、同一性、記憶、または意識の急激な一時的
変化によって特徴付けられ、個体の優勢な同一性から、正常に取り込まれた記憶
または人格の部分を分離する。離人症性障害(これは、解離性障害である)は、
離人症の1つ以上のエピソード(自己または自分の身体像の自己の認知における
非現実性および不思議さの感覚)によって特徴付けられる。
【0005】 摂食障害(例えば、神経性食欲不振、過食症、およびばか食い(binge
eating)は、摂食を回避する異常な強迫行為または異常に大量の食物を消
費する制御不可能な衝動によって特徴付けられる。これらの障害は、罹患者の社
会的な幸福だけでなく、罹患者の身体的な幸福にも影響する。
【0006】 衝動調節障害(例えば、病的賭博(pathological gambli
ng、強迫性購買(compulsive buying)、性的強迫(sex
ual compulsion)および盗癖)は、社会的に受容されないか、ま
たは社会的規範による異常に過剰であるかのいずれかである様々な行動に繰り返
し従事することへの先入観、およびまたはそれを慎むことができないことによっ
て特徴付けられる。
【0007】 自閉症は、自分自身への先入観、および正常な様式で外部刺激を認知するかま
たはそれに反応する能力の重症な欠陥によって特徴付けられる障害である。多く
の自閉症は、他者とのコミュニケーションでさえできない。
【0008】 これらの障害の悲惨な効果および衰弱効果を考慮すると、このような障害を有
効に処置し得る薬物治療が強く必要とされている。
【0009】 特定のD1アンタゴニストが以下のように作用するといういくつかの報告が存
在する:新生仔の6−ヒドロキシプロパミンによって障害が起きたラットにおい
てL−ドパ誘発自己損傷(self−mutilatory)行動を阻害する;
ラットにおいてアンフェタミン誘発運動活動およびアポモルフィン誘発常同性を
ブロックし得る;D1アゴニストのマーモセットへの投与によって誘導される毛
繕い活動および経口活性を阻害する;マウスにおいてアポモルフィン誘発常同性
を阻害する;そしてハロペリドールで処置したサルにおいて錐体外路性副作用を
取り消す。以下を参照のこと:Criswellら、Neuropsychop
harmacology,7(2)95−103頁(1992);Kerkma
nら、European Jounal of Pharmacology,1
66(3)481−91(1989);Gnanalinghamら、Psyc
hopharmacology,117(4),403−12頁(1995);
Acriら、Drug Dev.Res.37(1),39−47頁(1996
);McHughら、European Journal of Pharma
cology 202、133−134頁(1991);Coffinら、Ne
urochem.Int.,第20巻(補遺),141S−145S頁(199
2);Waddington,Gen.Phrmac.第19巻,第1号,55
−60頁(1988);およびBeaulieu,Can.J.Neurol.
Sci.,14:402−406(1987)。
【0010】 (発明の要旨) 本発明は、強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障
害、または自閉症に罹患しているヒトを、有効量のD1/D5アンタゴニストを
投与することによって処置するための方法を提供する。
【0011】 (発明の詳細な説明) 本明細書中に使用されるように、以下の用語は、以下に示した意味を有する。
【0012】 「D1/D5アンタゴニスト」は、脳においてD1レセプターおよび/または
D5レセプターに選択的に結合し、それによってこれらの部位へのドパミンの接
近を減少させるかまたは妨げる化合物である。化合物は、D2レセプターに結合
するよりも、D1レセプターまたはD5レセプターのいずれかにより多く結合す
ることを示す場合、D1および/またはD5レセプターに「選択的に結合する」
。D1/D5アンタゴニストは、D1レセプターのみに結合する化合物(純粋な
D1アンタゴニスト)、D5レセプターのみに結合する化合物(D5アンタゴニ
スト)、ならびにD1レセプターおよびD5レセプターの両方に結合する化合物
を含む。
【0013】 D1/D5アンタゴニストの非限定的な例としては以下が挙げられる:SCH
39166[(−)−トランス−6,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ −3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,
1−b}アゼピンHCl];SCH23390[(R)−(+)−8−クロロ−2
,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フェニル−1H−3−ベンズア
ゼピン−7−オール マレエート];BTS−73−947[(S)−1−(1−
(2−クロロフェニル)シクロプロピル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2
−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン];A−69024[1−
(2−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ
−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン];JHS−271[
8−クロロ−3−[6−(ジメチルアミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラ
ヒドロ−5−フェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール];JHS−1 98[シアノボランとの1:1錯体中の8−クロロ−3−[6−(ジメチルアミノ
)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1H−3−ベン ズアゼピン−7−オール];JHS−136[8−クロロ−3−[4−(ジメチル アミノ)ブチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1H−3− ベンズアゼピン−7−オール];およびNNC−22−0010[S(+)−8−
クロロ−5−(5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−イル)−7−
ヒドロキシ−3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズア
ゼピン]。前述のD1/D5アンタゴニストは、公知の方法によって、例えば、 以下に記載の方法によって調製され得る:米国特許第5,302,716号、W
O93/13073、WO93/1702、WO95/25102、およびJ.
Med.Chem 38(21)4284−93頁(1995)(これらの内容
を本明細書中で参考として援用する)。SCH39166およびSCH2339
0が特に好ましく、SCH39166が最も好ましい。
【0014】 当業者には、強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節
障害、および自閉症を処置するのに有効な用量は、処置される特定の個体、およ
び障害の相対重症度に依存して変化することが理解される。D1/D5アンタゴ
ニストは、好ましくは、0.01〜500mg/kg体重、より好ましくは0.
01〜150mg/kg、最も好ましくは0.01〜10mg/kgの日用量で
投与される。この日用量は、単回用量で、までまたはいくつかの用量に等しく分
割して投与され得る。
【0015】 本発明に使用されるD1/D5アンタゴニストを用いて薬学的組成物を調製す
るために、不活性な薬学的に受容可能なキャリアは、固体または液体のいずれか
であり得る。固体形態の調製物としては、散剤、錠剤、分散可能な顆粒剤、カプ
セル剤、カシェ剤および坐剤が挙げられる。散剤および錠剤は、約5〜70%の
活性成分を含み得る。適切な固体キャリアは当該分野で公知であり、例えば、炭
酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトースである。
錠剤、散剤、カシェ剤およびカプセル剤は、経口投与に適切な固体投薬形態とし
て使用され得る。
【0016】 坐剤を調製するために、低融点(low malting)ワックス(例えば
、脂肪酸グリセリドの混合物またはココアバター)が最初に溶解され、そして活
性成分は、攪拌によってその中に均質に分散される。次いで、溶融した均質な混
合物は、便利なサイズの鋳型に注がれ、冷却させ、それにより凝固する。
【0017】 液体形態調製物としては、溶液、懸濁物およびエマルジョンが挙げられる。例
として、非経口注射のための、水または水−プロピレングリコール溶液が述べら
れ得る。
【0018】 液体形態調製物としてはまた、鼻腔内投与のための溶液が挙げられ得る。
【0019】 吸入に適切なエアゾール調製物としては、溶液および粉末形態の固体が挙げら
れ得、これらは、薬学的に受容可能なキャリア(例えば、不活性圧縮気体)と組
み合わせられ得る。
【0020】 使用の少し前に、経口投与または非経口投与のための液体形態調製物に変換さ
れることが意図される、固体形態調製物もまた含まれる。このような液体形態と
しては、溶液、懸濁物およびエマルジョンが挙げられる。
【0021】 D1/D5アンタゴニストはまた、経皮的に送達可能であり得る。経皮的組成
物は、クリーム、ローション、エアゾールおよび/またはエマルジョンの形態を
とり得、そしてこの目的のために当該分野で従来からあるようなマトリックスま
たはリザーバ型の経皮パッチ中に含まれ得る。
【0022】 好ましくは、D1/D5アンタゴニストは経口投与される。
【0023】 (実施例1) 活性成分としてSCH39166を含有する薬学的組成物を調製する:
【0024】
【表1】 項目1〜4を適切なブレンダー中で10〜15分間混合する。項目5を添加し、
そして1〜3分間混合する。この混合物を、適切なカプセル化機械を用いて適切
なツーピース硬質ゼラチンカプセルに充填する。
【0025】 (実施例2) 実施例1のカプセル(5.0mgのSCH39166を含有する)を、1日1
回、6ヶ月間、強迫性障害と診断された患者に投与し、それにより、この障害の
観察可能な症状を減少または排除する。
【0026】 (実施例3) 実施例1のカプセル(25.0mgのSCH39166を含有する)を、1日
1回、6ヶ月間、自閉症を有すると診断された患者に投与し、それにより、この
障害の観察可能な症状を減少または排除する。
【0027】 本発明を、上記の特定の実施態様に関連して記載してきたが、その多くの代替
物、改変物および変形物は、当業者に明らかである。全てのこのような代替物、
改変物、および変形物は、本発明の精神および範囲内にあることが意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE, DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,HR,H U,ID,IL,IN,IS,JP,KG,KR,KZ ,LC,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,UA,UZ,VN,YU (71)出願人 2000 Galloping Hill R oad, Kenilworth, Ne w Jersey 07033−0530, U. S.A Fターム(参考) 4C084 AA17 NA14 ZA182 ZA692 ZA702 ZC422 4C086 AA01 BC30 BC32 GA13 MA01 MA04 NA14 ZA18 ZA69 ZA70 ZC42

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動
    調節障害、および自閉症からなる群から選択される障害に罹患したヒトを処置す
    るための方法であって、該方法は、有効量のD1/D5アンタゴニストを投与す
    る工程を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜5
    00mg/kgの日用量で投与される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜1
    50mg/kgの日用量で投与される、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜1
    0mg/kgの日用量で投与される、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6,
    7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−
    メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHCl;(R)−(
    +)−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フェニル
    −1H−3−ベンズアゼピン−7−オール マレエート;(S)−1−(1−(
    2−クロロフェニル)シクロプロピル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−
    メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;1−(2−ブロモ−4,
    5−ジメトキシベンジル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−メチル−1,
    2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;8−クロロ−3−[6−(ジメチルア ミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1H−3− ベンズアゼピン−7−オール;シアノボランとの1:1錯体中の8−クロロ−3
    −[6−(ジメチルアミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フ
    ェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール;8−クロロ−3−[4−(ジ メチルアミノ)ブチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1H −3−ベンズアゼピン−7−オール;およびS(+)−8−クロロ−5−(5−
    ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−イル)−7−ヒドロキシ−3−メ
    チル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピンからなる群よ
    り選択される、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜5
    00mg/kgの日用量で投与される、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜1
    50mg/kgの日用量で投与される、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜1
    0mg/kgの日用量で投与される、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記障害が強迫性障害である、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6
    ,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N
    −メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHCl;(R)−
    (+)−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フェニ
    ル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール マレエート;(S)−1−(1−
    (2−クロロフェニル)シクロプロピル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2
    −メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;1−(2−ブロモ−4
    ,5−ジメトキシベンジル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−メチル−1
    ,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;8−クロロ−3−[6−(ジメチル アミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1H−3 −ベンズアゼピン−7−オール;シアノボランとの1:1錯体中の8−クロロ−
    3−[6−(ジメチルアミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−
    フェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール;8−クロロ−3−[4−( ジメチルアミノ)ブチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1 H−3−ベンズアゼピン−7−オール;およびS(+)−8−クロロ−5−(5
    −ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−イル)−7−ヒドロキシ−3−
    メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピンからなる群
    より選択される、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6
    ,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N
    −メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHClである、請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜
    500mg/kgの日用量で投与される、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記D1/D5アンタゴニストが、0.01mg/kg〜
    150mg/kgの日用量で投与される、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記障害が、神経性食欲不振、過食症、およびばか食いか
    らなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6
    ,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N
    −メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHCl;(R)−
    (+)−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フェニ
    ル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール マレエート;(S)−1−(1−
    (2−クロロフェニル)シクロプロピル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2
    −メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;1−(2−ブロモ−4
    ,5−ジメトキシベンジル)−7−ヒドロキシ−6−メトキシ−2−メチル−1
    ,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;8−クロロ−3−[6−(ジメチル アミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1H−3 −ベンズアゼピン−7−オール;シアノボランとの1:1錯体中の8−クロロ−
    3−[6−(ジメチルアミノ)ヘキシル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−
    フェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール;8−クロロ−3−[4−( ジメチルアミノ)ブチル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−5−フェニル−1 H−3−ベンズアゼピン−7−オール;およびS(+)−8−クロロ−5−(5
    −ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−イル)−7−ヒドロキシ−3−
    メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピンからなる群
    より選択される、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6
    ,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N
    −メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHClまたは(R
    )−(+)−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フ
    ェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール マレエートから選択され、そ
    して0.01〜500mg/kgの日用量で投与される、請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 前記障害が自閉症である、請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6
    ,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N
    −メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHClまたは(R
    )−(+)−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フ
    ェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール マレエートから選択され、そ
    して0.01〜500mg/kgの日用量で投与される、請求項17に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 前記障害が、病的賭博、強迫性購買、および性的強迫から
    なる群より選択される衝動調節障害である、請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記D1/D5アンタゴニストが、(−)−トランス−6
    ,7,7a,8,9,13b−ヘキサヒドロ−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N
    −メチル−5−H−ベンゾ[d]ナフト{2,1−b}アゼピンHClまたは(R
    )−(+)−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−3−メチル−5−フ
    ェニル−1H−3−ベンズアゼピン−7−オール マレエートから選択され、そ
    して0.01〜500mg/kgの日用量で投与される、請求項19に記載の方
    法。
JP2000534217A 1998-03-02 1999-03-01 強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障害、および自閉症を処置するためのd1/d5アンタゴニストの使用 Withdrawn JP2002505291A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3320598A 1998-03-02 1998-03-02
US09/033,205 1998-03-02
PCT/US1999/003721 WO1999044615A1 (en) 1998-03-02 1999-03-01 Use of d1/d5 antagonists for treating obsessive compulsive disorders, somatoform disorders, dissociative, eating disorders, impulse control disorders and autism

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002505291A true JP2002505291A (ja) 2002-02-19

Family

ID=21869083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000534217A Withdrawn JP2002505291A (ja) 1998-03-02 1999-03-01 強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障害、および自閉症を処置するためのd1/d5アンタゴニストの使用

Country Status (16)

Country Link
EP (1) EP1058551A1 (ja)
JP (1) JP2002505291A (ja)
KR (1) KR20010041477A (ja)
CN (1) CN1291893A (ja)
AR (1) AR018297A1 (ja)
AU (1) AU2778099A (ja)
BR (1) BR9908392A (ja)
CA (1) CA2322201A1 (ja)
CO (1) CO4910136A1 (ja)
HU (1) HUP0101057A3 (ja)
IL (1) IL137715A0 (ja)
NO (1) NO20004363L (ja)
PE (1) PE20000333A1 (ja)
SK (1) SK12962000A3 (ja)
WO (1) WO1999044615A1 (ja)
ZA (1) ZA991638B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015522082A (ja) * 2012-07-12 2015-08-03 サイエドン ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド トゥレット症候群治療のための縮合ベンゾアゼピン

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6410527B1 (en) * 1998-03-02 2002-06-25 Schering Corporation Method of treating obsessive compulsive disorders, somatoform disorders, dissociative disorders, eating disorders, impulse control disorders, and autism
RU2374245C1 (ru) 2008-08-22 2009-11-27 Андрей Александрович Иващенко Лиганд с широким спектром одновременной рецепторной активности, фармацевтическая композиция, способ ее получения и лекарственное средство

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5605897A (en) * 1991-04-23 1997-02-25 Eli Lilly And Company 2-methyl-thieno-benzodiazepine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015522082A (ja) * 2012-07-12 2015-08-03 サイエドン ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド トゥレット症候群治療のための縮合ベンゾアゼピン

Also Published As

Publication number Publication date
PE20000333A1 (es) 2000-05-13
BR9908392A (pt) 2000-10-31
CN1291893A (zh) 2001-04-18
AR018297A1 (es) 2001-11-14
AU2778099A (en) 1999-09-20
NO20004363D0 (no) 2000-09-01
CO4910136A1 (es) 2000-04-24
WO1999044615A1 (en) 1999-09-10
KR20010041477A (ko) 2001-05-25
EP1058551A1 (en) 2000-12-13
CA2322201A1 (en) 1999-09-10
IL137715A0 (en) 2001-10-31
ZA991638B (en) 1999-09-01
HUP0101057A2 (hu) 2001-08-28
HUP0101057A3 (en) 2001-09-28
SK12962000A3 (sk) 2001-08-06
NO20004363L (no) 2000-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643742B2 (ja) ホルモン変化の症状を治療する又は予防するための方法
Waldinger et al. Familial occurrence of primary premature ejaculation
US8420624B2 (en) Methods for treating or preventing symptoms of hormonal variations
US20090018119A1 (en) Use of n-desmethylclozapine to treat human neuropsychiatric disease
FR2758723A1 (fr) Utilisation des antagonistes des recepteurs aux cannabinoides centraux pour la preparation de medicaments
JP2001302547A (ja) 女性の性機能不全を処置するための組成物および方法
JP2005533788A (ja) Pdeiv阻害剤および抗うつ薬または不安解消薬の組み合わせによるうつ病および不安の治療
WO1997021439A1 (fr) Medicament destine au traitement des troubles obsessifs compulsifs, de l'apnee du sommeil, des dysfonctions sexuelles, de l'emese et du mal des transports
JP2002505291A (ja) 強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害、摂食障害、衝動調節障害、および自閉症を処置するためのd1/d5アンタゴニストの使用
US6410527B1 (en) Method of treating obsessive compulsive disorders, somatoform disorders, dissociative disorders, eating disorders, impulse control disorders, and autism
JPH0623105B2 (ja) てんかんの発作の治療用製薬組成物
JP2003507352A (ja) 急なベンゾジアゼピン離脱処置のためのシアメマジンの使用
US6221858B1 (en) Pyridyl-and pyrimidyl-piperazines in the treatment of substance abuse disorders
CN117377470A (zh) 美维达林和其他d1正向别构调节剂在幻觉和痴呆相关精神病的治疗中的用途
WO2001041763A1 (en) Treatment of addiction disorders
MXPA00008654A (en) Use of d1/d5 antagonists for treating obsessive compulsive disorders, somatoform disorders, dissociative, eating disorders, impulse control disorders and autism
Richter et al. The atypical neuroleptic, clozapine, exerts antidystonic activity in a mutant hamster model. Comparison with haloperidol
CZ20003004A3 (cs) Použití antagonistů D1/D5 pro léčbu obsesivně kompulzivní choroby, somatoformních chorob, disociativních chorob, poruch příjmu potravy, impulzivních poruch jednání a autismu
Del Zompo et al. A double-blind study of minaprine versus amitriptyline in major depression
JP2023510082A (ja) 認知症患者における行動・心理症状を治療するための方法
JPH10506651A (ja) ドーパミン系の障害によって引き起こされる疾患の処置のためのフェノキシピリジン誘導体の用途
Medica Eluvo~
Hart Depression and its pharmacological management
MXPA99001029A (en) Method for treating bipolar disorder
WO2005049039A1 (en) Combinations comprising ampa receptors antagonists for the treatment of affective and attention deficit disorders

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509