JP2002505260A - 豊かさ及びふくらみを増大させる高アルカリ性毛髪組成物 - Google Patents

豊かさ及びふくらみを増大させる高アルカリ性毛髪組成物

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JP2002505260A JP2000534173A JP2000534173A JP2002505260A JP 2002505260 A JP2002505260 A JP 2002505260A JP 2000534173 A JP2000534173 A JP 2000534173A JP 2000534173 A JP2000534173 A JP 2000534173A JP 2002505260 A JP2002505260 A JP 2002505260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細な、または極めて微細なケラチン性繊維、特にヒトの毛髪にふくらみ、豊かさおよびテクスチャー感を与える組成物を提供する。 【解決手段】 非イオン性および/または陽イオン性ポリマーの一種または二種以上を含有する組成物であって組成物が陽イオン性ポリマーを含有している場合は例えば約8〜約10の高いpHを有し、また組成物が陽イオン性ポリマーを含有していない場合は約8〜約14、好ましくは約8.5〜約13、さらに好ましくは約8.5〜約10のpHを有しており、上記のポリマーは組成物の高いpHと組み合わさって毛髪のキューティクルを持ち上げ、そしてポリマーを沈着させ、これにより毛髪の豊かさおよびテクスチャー感を増大せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般にはヘアシャンプーおよびヘアケア製品に関する。さらに詳しく
は、本発明は、高いpHを有し、また毛髪、特に微細な毛髪または極めて微細な
毛髪に対してコンディショニング効果および増大したふくらみと豊かさ(bod
yとfullness)を提供する成分を含有するシャンプーおよびヘアケア組
成物に関する
【0002】
【従来の技術】
微細な毛髪を有する消費者のニーズに対して特徴的なヘアケア製品は以前から
商業上入手可能であった。微細な毛髪のふくらみを改善するシャンプーは最も広
く使用されているヘアケア製品である。市場で普通のこのようなシャンプーは典
型的には酸性乃至中性例えば約5.5〜7.0のpH範囲を有するように処方さ
れている。低pH乃至中性pHのヘアシャンプーの多くのものは微細、極めて微
細な毛髪に持続性のある豊かさおよびふくらみを提供しない。これは先行技術の
製品は毛髪にテクスチャー感を付与しないかまたその次のリンスおよびシャンプ
ー後に毛幹に留らなくなる結果である。
【0003】 低いpHは毛幹をとり囲んでいるキューティクルを閉鎖する作用をする。これ
は順次製品中の有効成分の浸透を減少させ、また毛髪の径を低減させる傾向を有
し、それにより毛髪のふくらみおよび豊かさの知覚を低減する結果となる。 J.F.Grollierらに付与された米国特許第4,240,450号、
第4,445,521号、第4,719,099号および第5,009,880
号には、二種のタイプのポリマー間の相互作用(すなわち、錯体形成)を介した
陽イオン性ポリマーによる陰イオン性ポリマーのケラチン材料への定着が開示さ
れている。Grollierらの特許には高いpHおよびポリマーの急速な付着
は開示されていないし、示唆もされていない。これらの特許には、陰イオン性ポ
リマーの実態が陽イオン性ポリマーとの相互作用により改善されることが開示さ
れている。
【0004】 V.M.Deshpandeらに付与された米国特許第4,847,076号
には、強度の還元剤例えば次亜硫酸アルカリ金属塩またはアンモニウムを必要と
する毛髪のふくらみを増強する組成物および方法が開示されている。開示されて
いる組成物は毛髪からリンスする前に約20〜30分の間毛髪との接触を必要と
する。 G.Gazzaniに付与された米国特許第5,352,389号には、毛髪
、皮膚および頭皮を清浄化する水性組成物が開示されている。開示されている組
成物はそれらの清浄化効能を増大するために界面活性剤およびリパーゼを含有し
ている。組成物にポリマーが含有されてなく、これらの組成物は持続性の豊かさ
およびふくらみを改善または提供することを企画していない。
【0005】 H.Edelstein.「Hair Conditioners andC
onditioning」、Cosmetics and Toiletrie
s,100巻、(4);31−36,1985年4月には、強い陽電荷を有する
陽イオン性物質が3.8以上のpHで毛髪に引き付けられることが開示されてい
る。しかしながら、約8〜約10のpHでの組成物中の陽イオン性ポリマーまた
は約8〜約14のpHでの組成物中の非イオン性ポリマーは使用者が毛髪への手
触り、ふくらみおよび豊かさを知覚するのを増大させる結果を生じることは認識
されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は毛髪、特に微細は、また極めて微細な毛髪に対して豊かさおよびふく
らみを増大するように設計された改良されたシャンプーおよびヘアケア製品に対
する当該分野での要望に係るものである。 本発明によれば、新規なアルカリ性組成物および処方物が提供され、これらで
は高いpH、すなわち8〜8.5以上と陽イオンおよび/または非イオン性ポリ
マーとが組み合わされて驚くほど短い時間で毛髪にテクスチャー感の知覚を提供
し、そして微細〜極めて微細な毛髪を有する使用者に持続性の豊かさおよびふく
らみ付与する製品を創製する。「高いpH」および「高いまたは高度のアルカリ
性」なる用語は本明細書では交換して使用可能である。
【0007】 本発明の目的は、ケラチン性繊維、特にヒト毛髪、さらに詳しくは、微細なま
たは極く微細な毛髪に豊かさ、テクスチャー感およびふくらみを改善、付加する
ためのヘアケア製品を提供するにある。本発明により様々なヘアケア製品が包含
されることが企図され、限定されるものではないが、シャンプー、コンディショ
ニングシャンプーおよびリンスを包含する。
【0008】 本発明の別の目的は、非イオン性および/または陽イオン性ポリマー例えばグ
アーおよび類似物質およびこれらの誘導体の一種または二種以上を含有する高ア
ルカリ性毛髪組成物および方法を提供するものであり、ここで組成物は組成物の
より高いpH状態にもかかわらず長時間にわたって安定かつ活性である。本発明
によれば、組成物が陽イオン性ポリマーを含有している場合、組成物のpHは約
8〜約14、好ましくは8.5〜約13、さらに好ましくは約8.5〜約10で
ある。また、本発明によれば、毛髪組成物の成分は毛髪上に急速に付着して、毛
髪をシャンプーし、そしてリンスした後に、微細乃至極微細な毛髪にふくらみ、
豊かさおよびテクスチャー感などを付与する。
【0009】 本発明のさらに他の目的および利点は以下の詳細な説明から明らかである。 本発明によれば、毛髪、特に微細および極く微細な毛髪にふくらみおよび豊か
さの顕著な増大を付与し得る新規な組成物および処方物が提供される。本明細書
で使用される用語「組成物」および「処方物」は相互に交換可能である。本発明
の組成物は約8またはそれ以上のpHを有し、そして非イオン性および/または
陽イオン性ポリマーの一種または二種以上を含有し、ここで製品の使用により使
用者に毛髪に対するより豊かなテクスチャー感およびふくらみの知覚を付与する
。本発明の組成物において非イオン性および/または陽イオン性ポリマーの一種
または二種以上と組み合わされた上昇したpHによって、特に例えばグアーのよ
うな陽イオン性ポリマーが本発明の組成物に包含されていると、毛髪に対して豊
かさ、テクスチャー感およびふくらみの効果を所望によりコンディショニング効
果と共に付与する。
【0010】 理論に束縛されることを希望するものではないが、本発明の組成物の上昇した
pHは毛髪またはケラチン性繊維の幹を膨潤させ、かつキューティクルを持ち上
げるものと考えられる。この効果は一時的であり;それ故、毛髪をリンスすると
、pHが標準または近標準レベルにもどり、そしてキューティクルが平らになる
。しかし、本発明によれば、例えばシャンプーのような高いpH媒質中のポリマ
ーの処方により、例えば、毛髪を膨潤させ、そして包含されているポリマーを毛
髪に浸透させ、そしてキューティクルの下に付着させ、そして毛髪に付着させる
。含有されている非イオン性および/または陽イオン性ポリマーはキューティク
ルが完全に閉鎖するのを防止し、これにより毛幹が太くなり、そして毛髪に適用
後に毛幹に表面のざらつきおよびテクスチャー感を付与する。この効果は意外に
も急速に、すなわち一分以内に生じることが本発明者等によって見出された。
【0011】 上述の如く、毛髪をリンスし、そしてpHを低下させると、本発明の組成物中
の付着ポリマーの存在がその以前の平らな状態にキューティクルがもどるのを妨
げる。本発明によれば、ポリマーが捕捉され、これにより毛髪が若干「膨潤した
」(swelled)ように感じられる。こりにより、毛髪により濃厚な外観お
よび感触を付与し、そして毛髪繊維にさらにふくらみおよび豊かさを与える。
【0012】 本発明のヘアケア組成物は水性ベースであり、ローション、クリーム、ゲル、
乳剤、ポンプ剤、スプレー剤、エアゾル剤、ムース/フォーム、液剤等を包含す
る様々の最終処方物で調製することができる。水は組成物中に組成物の総重量を
基にして約30%〜約99%、好ましくは約50%〜約95%、さらに好ましく
は約70%〜約90%(重量%)である。他に特定されない限り、本発明の組成
物の試薬および成分はすべて組成物の総重量を基にして重量%で存在しているも
のと以下理解すべきである。
【0013】 本発明によれば、陽イオン性ポリマーが存在している場合、本発明のシャンプ
ーおよびヘアケア製品処方物のpH領域は約8〜約10であり;処方物中に陽イ
オン性ポリマーが存在していないときは、pH領域は約8〜約14、好ましくは
約8.5〜約13、そしてさらに好ましくは約8.5〜約10である。
【0014】 本発明の組成物に使用するのに適した非イオン性および陽イオン性ポリマーは
、毛髪に浸透し、濃密化し、これによりリンス中のキューティクルの圧潰を防止
し、また毛髪の表面上にポリマーを付着させて手ざわりを増大させる恩恵をもた
らす。さらに、本発明の組成物の高いpH状態において、これらのポリマーは付
着し、そして少時に有益な効果を生じ、これによって本発明の組成物に時間およ
び効率で利点を与えるものである。
【0015】 本発明に使用し得る陽イオン性ポリマーは、限定されるものではないが、第四
アミン基を有するポリマーが好ましい。さらに詳しくは、本発明に使用するため
の好ましい陽イオン性ポリマーグアーガムまたはローカストビーンガムの陽イオ
ン性誘導体である。このようなガムはグリコシド結合を有するマンノース単位二
個及びマンノース単位のヒドロキシ基の一つに結合されたガラクトース単位を含
有するポリガラクトマンナンである。ヒドロキシ基はある種の反応性第四アンモ
ニウム化合物に反応して陽イオン性誘導体とする。 本発明の陽イオン性ガム誘導体を製造するのに適した第四アンモニウム化合物
は次の構造を有している:
【0016】
【化1】
【0017】 (ここで、R1 ,R2 およびR3 はアルキル、アリールおよび置換アルキルおよ
びアリール基であり、R4 はエポキシアルキルおよびハロヒドリンからなる群か
ら選択され、そしてZ- は陰イオン例えばCl- ,Br- ,I- およびHSO4 - である)。 適当なエポキシアルキル基は構造
【0018】
【化2】
【0019】 を有し、また適当なハロヒドリンは構造
【0020】
【化3】
【0021】 (ここでR5 は1−3個の炭素の二価アルキレンであり、そしてXはハロゲンで
ある)を有している。 特に好ましいのは、化合物3−(トリメチルアミノ)−2−ヒドロキシプロピ
ルグアークロリドであり、このものは構造
【0022】
【化4】
【0023】 (ここでRはグアーを基とするポリガラクトマンナン分子である)を有し、そし
てHenkel CorporationによりCosmedia Guar2
16Nとして市販されている。別の好ましい陽イオン性グアーはヒドロキシプロ
ピルグアーの第四アンモニウム誘導体、例えばグアーヒドロキシプロピルトリモ
ニウムクロリドであり、これはRhone−Poulencから市販されている
JA GUAR(登録商標)製品で例示される。
【0024】 本発明に使用するのに適当な非イオン性ポリマーは一般には次の構造を有する
水溶性非イオン性ポリ(エチレンオキシド)ホモポリマー(例えば、ポリエチレ
ングリコール)として分類される。 H(OCH2 CH2n OH(ここでn=2,000〜115,000) さらに詳しくは、非イオン性ポリマーには、完全に水溶性であり、約8〜12の
pHで安定であり、そして約100,000〜約5×106 の分子量の範囲を有
するPolyox(登録商標)水溶性樹脂(Amerchol)が包含される。
本発明に使用するのに適したポリエチレングリコール(Polyox)水溶性樹
脂の特別なグレードの非限定的な例を次の表1に例記する。
【0025】
【表1】
【0026】 好ましいのはPolyox WSR N−750(PEG−7M)である。 本発明によるポリマーは組成物中に毛髪のふくらみおよび豊かさを増大するの
に有効な量で存在する。さらに詳しくは、ポリマーは約0.01%〜約10%、
好ましくは約0.05%〜約5%、そしてさらに好ましくは約0.1%〜約1%
で存在する。
【0027】 本発明の別の態様では、記載のとおりの高いpH組成物に界面活性剤の一種ま
たは二種以上が含有される。適当な界面活性剤を以下に記載する。これらの組成
物に好ましい界面活性剤は陰イオン性および/または両性界面活性剤およびベタ
インである。好ましい界面活性剤の非限定的な例には、ラウリル硫酸ナトリウム
、コカアミドプロピルベタイン(CAPB)、ラウレス硫酸ナトリウムおよびこ
れらの配合物または混合物が包含される。
【0028】 本発明の好ましい組成物は高いpH例えば約8.0〜約10の少なくとも一種
の陽イオン性ポリマーおよび/または非イオン性ポリマーおよび陰イオン性界面
活性剤の一種または二種以上からなる。本発明の組成物での好ましいポリマーに
は、限定されるものではないが、Jaguar(登録商標)(Rhone−Po
ulenc)、Polyox(登録商標)(Amerchol)、Celqua
ts(National Starch)、Merquats(Merck)、
Gafquats(ISP)、Polymer JR(Amerchol)およ
びCosmedia Polymer LR(Henkel Corporat
ion)が包含される。
【0029】 本発明の組成物に使用するのに適当な陰イオン性界面活性剤は所望のタイプの
ヘアケア製品に一般的に混和される活性剤である。一般には、シャンプーについ
ては、陰イオン性界面活性剤は直鎖または分枝鎖であってよいアルキル基に約8
〜約22個の炭素、好ましくは約10〜約18個の炭素を有する水溶性アルキル
またはアルキルアリールサルフェートまたはスルホネートである。これらの界面
活性剤には、1分子当り1〜5モル、好ましくは1〜3モルのエチレンオキシド
(EO)でエトキシ化されているこの種の群の化合物も包含される。サルフェー
トまたはスルホネート基は典型的には塩基中和されてアルカリ金属特にナトリウ
ム、カリウム、アンモニウムまたはモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミン
を提供する。
【0030】 前文に挙げた群の例示的な陰イオン性界面活性剤には限定されるものではない
が、次のものが包含される:セチル硫酸ナトリウム;ミリスチル硫酸ナトリウム
;ラウリル硫酸ナトリウム;牛脂硫酸ナトリウム;デシル硫酸ナトリウム;デシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム;トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;
14−C16オレフィンスルホン酸ナトリウム;C12−C15アルコール硫酸ナトリ
ウム;ラウリルエーテル硫酸ナトリウム;ミリスチルエーテル硫酸ナトリウム;
ポリオキシエチレン(5モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム;ポリオキ
シエチレン(12モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム;ノニルフェニル
エーテル硫酸ナトリウム;ポリオキシエチレン(1〜4モルEO)ナトリウム;
12−C15アルキルエーテルサルフェートおよびラウリルスルホ酢酸ナトリウム
。前文にはナトリウム塩が同定されているが、その他の先に挙げた陽イオン、殊
にアンモニウムも適当である。
【0031】 その他の適当な陰イオン性界面活性剤には、スルホスクシネート例えばジオク
チルスルホコハク酸ナトリウム;ラウリルスルホコハク酸二ナトリウムおよびス
ルホコハク酸の二ナトリウムポリオキシエチレン(1〜4モルEO)ラウリルア
ルコール半エステル;硫酸化モノグリセリド、例えばココグリセリド硫酸ナトリ
ウム;サルコシネート例えばココイルサルコシンナトリウムおよびラウロイルサ
ルコシンナトリウム;イヤチオン酸のエステル例えばココイルイセチオン酸ナト
リウムおよびラウロイルイセチオン酸ナトリウム;タウレート例えばN−メチル
−N−ココイルタウリンナトリウムおよびN−メチル−N−オレオイルタウリン
ナトリウムが包含される。石けん、例えばステアリン酸ナトリウム、ラウリン酸
ナトリウムおよびイセチオン酸ナトリウムも混和することができる。プロタルビ
ン酸およびリサルビン酸誘導体(一般には、Maypon界面活性剤と分類され
ている)も適当である。陰イオン性界面活性剤は単独でまたは組み合わせて使用
することができる。二種または二種以上の陰イオン性界面活性剤を混合して所望
の粘度、清浄利点またはその他の特性を得ることもよく行われている。
【0032】 陰イオン性界面活性剤は典型的には本発明の組成物中に約1%乃至約50%活
性の量で存在している。しかし、使用される濃度が製品シャンプーの物理的安定
性の妨げとならない限り、濃度は限定的なものとは考えられない。好ましくは、
陰イオン性界面活性剤は約5%乃至約35%活性、最も好ましくは約10%乃至
約25%活性の量で存在している。
【0033】 好ましい陰イオン性界面活性剤はC12−C14アルキル硫酸アンモニウムまたは
ナトリウム、および1−3モルEOを有するC12−C14アルキルエチル硫酸ナト
リウムまたはアンモニウムである。特に好ましい陰イオン性界面活性剤システム
(例えば、界面活性剤ブレンド)は約4%〜約15%活性ラウリル硫酸ナトリウ
ムおよび約3%〜約10%活性ラウリルエーテル硫酸ナトリウムからなる。
【0034】 その他のタイプの界面活性剤も本発明の組成物において陰イオン性界面活性剤
と協力して使用することができる。このような界面活性剤には非イオン性、ベタ
イン(双性イオン性界面活性剤の一群)、両性および陽イオン性界面活性剤が包
含される。
【0035】 適当な非イオン性界面活性剤は広義にはアルキレンオキシド基(性状として親
水性)と有機疎水性化合物(性状として脂肪族またはアルキル芳香族であってよ
い)との縮合によって製造される化合物と定義することができる。このような非
イオン性界面活性剤は長鎖オキシエチレンまたはオキシエチレン−オキシプロピ
レン単位を特徴とする。例示となる物質は約6モル以上のエチレンオキシド、好
ましくは約6−15モルエチレンオキシドを有するポリオキシエチレンオクチル
およびノニルフェニルエーテル例えばIgepal界面活性剤;一般にPlur
onic(登録商標)界面活性剤と称されているエチレンおよびプロピレンオキ
シドのブロックコポリマーおよび一般にTween界面活性剤と称されているポ
リオキシエチレンソルビタンモノラウレートおよびモノステアレートである。し
かし、これらの群の非イオン性界面活性剤は例示であって、限定しているものと
みなすべきではない。非イオン性界面活性剤は一般には本発明の組成物中に約0
.1%〜約10%、好ましくは約0.1%〜約5%の量で存在している。
【0036】 双性イオン界面活性剤の一群であるベタインも本発明に使用するのに適してい
る。本発明に有用なベタインの例には、高級アルキルベタイン、例えばココジメ
チルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、
ラウリルジメチルα−カルボキシメチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメ
チルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタ
イン、ステアリルビス−(2−ヒドロキシプロピル)カルボキシメチルベタイン
、オレイルジメチルγ−カルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒ
ドロキシプロピル)α−カルボキシエチルベタイン等が包含される。スルホベタ
インはココジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピ
ルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒ
ドロキシエチル)スルホプロピルベタイン等によって例示されている。アミノベ
タインおよびアミドスルホベタイン、特にRCONH(CH23 基がベタイン
の窒素原子に結合しているベタイン、例えばコカアミドプロピルベタインが本発
明に有用である。
【0037】 本発明の組成物に使用し得る例示的な両性界面活性剤は、脂肪族基が直鎖また
は分枝鎖であってよく、脂肪族置換分の一つが約8〜約18炭素原子を含有し、
そして一つが陰イオン性水溶性基例えばカルボキシ、スルホネート、サルフェー
ト、ホスフェートまたはホスホネートを含有している脂肪族第二および第三アミ
ンの誘導体と広義に定義することができるものである。特に有用な両性界面活性
剤の例には、3−ドデシルアミノプロパンスルホン酸ナトリウム、3−ドデシル
アミノプロピオン酸ナトリウム、コカンホジプロピオン酸二ナトリウム、コカン
ホジ酢酸二ナトリウム、N−アルキルタウリン、N−アルキル−β−イミノジプ
ロピオネートおよび2−アルキル−置換イミダゾールから誘導される塩基性アン
モニウム化合物例えば米国特許第2,528,378号に記載されているような
Miranol界面活性剤である。上述した両性界面活性剤は限定することを企
図していない。
【0038】 本発明の組成物は以下に記載の如く最終製品の例えば品質および優雅さを改善
する添加成分をも含有していてよい。これらの追加の成分はそれらの企図された
機能を提供するのに有効であるレベルで存在している。 フォームビルダーまたはフォーム安定剤は泡の品質、容積および安定性を増大
させる物質である。これらのものは粘度も増大させる。好ましいフォームビルダ
ーは脂肪酸アルカノールアミド例えばラウロイルジエタノールアミド、ラウロイ
ルモノエタオールアミドおよびヤシ油モノエタノールアミドである。その他のフ
ォームビルダーは「スーパー」(“super”)アミド、例えばSupera
mide B−5、脂肪アルコール、サルコシネート、ホスフェートおよびドデ
シルベンゼンスルホネートである。フォームビルダーは、典型的には約0.1%
〜約10%、好ましくは約0.5%〜約5%の量で存在している。
【0039】 不透明剤を例えばクリーム組成物に使用する。適当な不透明剤は高級アルコー
ル、例えばステアリルおよびセチルアルコール、および高級酸例えばベヘン酸で
ある。グリコールモノ−およびジステアレートもまた不透明剤である。アルカリ
土類金属脂肪酸石けん、例えばステアリン酸カルシウムおよびステアリン酸マグ
ネシウムも適当である。ケイ酸マグネシウムもこの目的に有用である。不透明剤
は典型的には約0.1%〜約10%、好ましくは約0.5%〜約5%の量で存在
している。
【0040】 粘度調節剤はシャンプー組成物の成分の粘度を安定して調整するのに有用なこ
とが多い。適当な粘度調節剤は低級アルコール、例えばイソプロピルグリコール
およびブチルアルコール;および低級グリコール、例えばジエチレングリコール
、テルピネオールおよびジエチルカルビトールである。これらの剤は典型的には
約0.1%〜約5%、好ましくは約0.5%〜約2.5%の量で存在している。
【0041】 金属イオン封鎖剤はシャンプーした毛髪を硬水でリンスするときに石灰石けん
フィルムが形成するのを防止するのに有用でる。適当な物質はエチレンジアミン
四酢酸(EDTA)、クエン酸、キシレンスルホン酸ナトリウムおよびナフタレ
ンスルホン酸ナトリウムである。金属イオン封鎖剤は典型的には約0.01%〜
約5%、好ましくは約0.1%〜約1%の量で存在している。
【0042】 増粘剤はシャンプー製品の粘度を増大する。適当な物質は天然ゴム、例えばト
ラガント、キサンタン、アラビアおよびローカスビーン;および合成ゴム例えば
ヒドロキシプロピルセルロースおよびメチルセルロースである。ポリビニルアル
コールも使用し得る。アルカノールアミド(例えば、コカアミドMEAおよびラ
ウルアミドDEA)、「スーパー」アミドおよびグリコールまたはグリセロール
ステアレートも使用し得る。増粘剤は所望の粘度を提供する量、典型的には約0
.1%〜約10%、好ましくは約0.1%〜約10%で存在している。
【0043】 保存剤は典型的には細菌およびカビの作用からの劣化を防止するのに存在して
いる。ホルムアルデヒド、メチル、エチル、プロピルおよびブチルヒドロキシ安
息香酸エステル、ジメチルジメチルヒダントイン、メチルクロロイソチアゾリノ
ン、メチルイソチアゾリノン、2−フェノキシエタノールおよびこれらの混合物
が好ましい。これらは組成物中に約0.01〜約1%の量で存在している。
【0044】 陽イオン性界面活性剤も例えば本発明の組成物にコンディショニング特性を加
えるためにその他の成分と共に使用することができる。このような陽イオン性界
面活性剤の非限定的例は、リシノールアミドプロピルエチルジモニウムエトサル
フェート;クオーテリウム75、イソステアルアミドプロピルエチルジモニウム
エトサルフェートおよびリノールアミドプロピルPG−ジモニウムクロリドホス
フェートで表わされる。このような陽イオン性界面活性剤は一般には組成物中に
はそれらの企図されている機能を果たす量、すなわち約0.1%〜約5%で存在
している。
【0045】 本発明の組成物の処方に使用される水の量は一般には100%とするQSに必
要な量である。しかし、記載している組成物の処方に当り、水の量は最終組成物
が均一な溶液である意味で安定であることを確実にするのに必要に応じて調節が
必要なこともあることは当業者に明らかである。 その他の添加剤には、抗酸化剤例えば亜硫酸ナトリウム;噴射剤;懸濁剤;芳
香剤および生薬(herbals);着色剤;日焼け止め剤;および緩衝剤また
はpH調節剤例えばクエン酸が包含されていて、これらの各々のものはその企図
された機能を提供するのに有効な量、通常約5%未満で存在している。例えば、
硫化セレンのような抗ふけ成分も有効なレベルで含有されていてよい。
【0046】
【実施例】 以下の実施例は本発明を実施する様々な観点を例示、例証することを意味し、
本発明を限定することを企図していない。 本発明に従ってシャンプーとして調製された組成物を消費者家庭使用試験にお
いて酸性pH(例えば、約5.0〜6.0のpH)およびアルカリ性pH(例え
ば、約8.5〜9.5のpH)を有するその他のシャンプー処方物と比較した。 表2に消費者使用試験の結果を示し、これらの試験では以下の実施例1−6に
記載のシャンプー処方物を試験した。
【0047】 表2に示した消費者使用試験のために、供試サンプルはすべて符号付き白色プ
ラスチックびんに入れ、そして簡単な使用指示と共に「微細な毛髪用シャンプー
」とラベルを貼った。家庭使用試験での使用者は自己知覚で微細/極めて微細な
毛髪を有していた。使用者は二週間指示どおりに製品を使用し、次にコールバッ
ク(call−back)アンケートに答えた。 消費者使用試験で評価される「ふくらみ(body)」なる用語は、使用者が
毛髪に帰する視覚および触覚両方の感じまたは知覚を包含していることを理解す
べきである。当御者は、毛髪「ふくらみ」の増大は使用者にとって一層濃いまた
は豊かな感触、および/または扱いやすさ、および/または毛髪に対する一層濃
いまたは豊かな外観を示していることを理解できる。
【0048】 表2の消費者使用試験データに関して、実施例1−3は微細な毛髪用の市販の
低pH(酸性)シャンプー処方物である。これらはpHが若干異なっている(正
常な、バッチ間pH変動による)。実施例1の処方物はポリマーを含有していな
い;実施例2の処方物は陽イオン性ポリマーを含有し;そして実施例3の処方物
は非イオン性ポリマーを含有している。消費者使用試験データから、ポリマーを
含有していない実施例1の酸性処方物と非イオン性ポリマーを含有する実施例3
の酸性処方物との間にボディ化作用に実際の相違が知覚されなかったことがわか
る。
【0049】 さらに、ポリマーなしの酸性処方物を陽イオン性ポリマーを有する酸性処方物
と比較した場合使用者の綜合見解に低下がみられた(すなわち、それぞれ、50
%対40%)。 実施例4−6は本発明の微細な毛髪用の高pH(アルカリ性)シャンプーの代
表例である。実施例5の処方物は陽イオン性ポリマーを含有し;実施例6の処方
物は非イオン性ポリマーを含有し、一方実施例4の処方物はポリマーを含有して
いない。実施例4は陽イオン性ポリマーを高pH処方物に加えた場合に得られた
驚くべき結果を実証するために含めた。
【0050】
【表2】
【0051】 表2の実施例1、3および4に関するデータをみた当業者は、ポリマーを伴う
かまたは伴わないで、酸性pHからアルカリ性pHへのpHの増大は微細な毛髪
に実際のボディ化効果を有していないことを予測するものである。実際のところ
、実施例1、3および4の使用で得られたデータを比較するとこのことが確認さ
れる。また、酸性シャンプー処方物に陽イオン性ポリマーを加えると、使用者に
知覚されるようにボディ化作用の低減が結果として生じた(実施例2対実施例1
の比較)。
【0052】 しかしながら、実施例5の処方物で示されるように、アルカリ性pH処方物に
陽イオン性ポリマーを包含させることにより、試験集団(「綜合見解」(“ov
erall opinion”))の69%にとって好ましい属性およびボディ
化作用にとって特に高い評価(すなわち、「正に適切なふくらみ」(“just
right body”)--81%;「全体のふくらみ」(“total b
ody”)--56%)を有する製品が驚くべきことに、かつまた意外にも製造さ
れた。表2のカテゴリーの事実上すべての場合に、陽イオン性ポリマーを含有す
るアルカリ性処方物は、使用者による増大ボディの知覚の好ましい見解を得る点
でその他の供試処方物の全てに驚くべきことにまさっていた。これらの結果は特
に驚くべきことであり、かつ意外なことである。それは、本発明以前には、アル
カリ性pHでは陽イオン性ポリマーは何らかのボディ化能力を有していることが
知られていなかったからである。
【0053】 アルカリ性シャンプー処方物(実施例6)に非イオン性ポリマーを含有させる
ことはポリマーを伴っていないアルカリ性処方物および酸性処方物と比較して、
ふくらみをもたらす作用の改善および使用者にとって好ましい属性の増大の傾向
を実証したものである。
【0054】 要約するに、表2のデータは、ポリマーを伴っていない処方物での増大された
ふくらみの知覚に対して実際の効果を有していなかったことを示している。酸性
pHでの処方物中の陽イオン性ポリマーは増大されたふくらみの知覚に一般的な
劣化を生じた。驚くべきことに、陽イオン性ポリマーを含有するアルカリ性pH
での処方物は使用者によるふくらみの知覚に顕著な増大を有する製品を生じた。
本発明以前では、アルカリ性処方物中の陽イオン性ポリマーは安定であって、か
つ毛髪に対するボディ化作用の増大を生じることは認識も理解もされていなかっ
た。
【0055】 実施例1−6で表わされる酸性およびアルカリ性処方物は、一般にこのタイプ
の組成物に使用される陰イオン性/両性界面活性剤ブレンドを含有している。こ
れらの処方物では、使用される界面活性剤ブレンドは同一であるが、界面活性剤
の量が変化し、その結果最終製品は製品の酸性またはアルカリ性のpH状況で安
定であった。製品の安定性は消費者使用試験の開始前に得ておくべき重要な基準
であることは当業者にとって明らかである。安定性とは均質な溶液を維持するこ
とを意味する。
【0056】 この点に関してさらに詳しくは、非イオン性ポリマーはエトキシ化界面活性剤
による遊離水との競合のために界面活性剤の高いレベルに耐容できない。すなわ
ち、安定な製品を得るためには界面活性剤をより低いレベルで使用することが必
要である。一方、陽イオン性ポリマーはある種の処方物(例えば酸性)ではより
高いレベルの界面活性剤に耐容し得るが、その他の場合(例えばアルカリ性)で
は耐容し得ない。
【0057】 実施例1−3 酸性pH処方物 実施例1−3(そして表2で試験した)で表わされる酸性シャンプー処方物の
pHは5.0〜6.0であり、これはこのタイプの処方物の典型的なものである
。予測されたpH領域以上および以下の両方でバッチ−バッチ基準で変化が予想
される。実施例1の酸性ポリマーを含まない処方物のpHは典型的な範囲よりも
若干低いものであった。それは経時した生産バッチであったからであり;それで
、若干の下降気味のpHが安定性データを基にして予想されるし、かつまた許容
されるものであった。
【0058】 実施例1 ポリマーを含まない、pH4.74 成分(CTFA名) 重量% 界面活性剤ブレンド 60.1 クエン酸 0.15 コカアミド MEA 0.5 保存剤 0.2 芳香剤 0.75 着色剤 0.0004 脱イオン(DI)水 100とする適量
【0059】 実施例2 陽イオン性ポリマー、pH5.50 成分(CTFA名) 重量% 界面活性剤ブレンド 60.1 クエン酸 0.08 コカアミド MEA 2.0 保存剤 0.105 芳香剤 0.75 塩化ナトリウム 0.35 グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.15 DI水 100とする適量
【0060】 実施例3 非イオン性ポリマー、pH5.60 成分(CTFA名) 重量% 界面活性剤ブレンド 47.0 クエン酸 0.02 ラウラアミド DEA 3.00 保存剤 0.05 芳香剤 0.85 PEG−7M 0.30 DI水 100とする適量
【0061】 実施例4−6 アルカリ性pH処方物 実施例4−6で示されるアルカリ性シャンプー処方物は本発明に従って製造さ
れ、そして8.5〜9.5のpHを有している。酸性処方物について上述した如
く、予測されるpH領域の上、下でバッチ間変動が予測される。
【0062】 実施例4 ポリマーを含まない、pH9.20 成分(CTFA名) 重量% 界面活性剤ブレンド 60.1 クエン酸 0.02 ラウラアミド DEA 3.00 保存剤 0.15 芳香剤 0.75 DI水 100とする適量
【0063】 実施例5 陽イオン性ポリマー、pH8.75 成分(CTFA名) 重量% 界面活性剤ブレンド 47.00 クエン酸 0.02 アミノメチルプロパノール(AMP) 0.10 コカアミド MEA 1.30 塩化ナトリウム 0.25 芳香剤 0.75 グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.10 DI水 100とする適量
【0064】 実施例6 非イオン性ポリマー、pH8.86 成分(CTFA名) 重量% 界面活性剤ブレンド 47.00 クエン酸 0.02 アミノメチルプロパノール(AMP) 0.10 コカアミド MEA 1.30 塩化ナトリウム 0.25 芳香剤 0.75 PEG−7M 0.30 DI水 100とする適量
【0065】 本明細書で引用したすべての特許、特許出願、刊行論文、書籍、参考書および
抄録はそれらの全体を参照により本明細書に組み入れて本発明が関係する技術水
準をさらに詳述する。 本発明の範囲および精神を逸脱することなく、上述した要旨の様々な変化をな
し得るので、上掲の記載に含まれるか、または請求の範囲に定義されたすべての
要旨は本発明を解説し、例示しているものと解されることが企図されている。本
発明の多くの変形および変化が上述の教示に照らして可能である。従って、請求
の範囲内で本発明は具体的に記述されている以外にも実施可能であることを理解
すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB332 AC302 AC542 AC621 AC642 AC691 AC692 AC781 AC782 AC791 AC792 AC851 AD041 AD042 AD131 AD132 BB05 BB07 BB32 BB34 CC31 CC38 CC39 DD23 DD27 EE01 EE03 EE06 EE28

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成物が安定であることを確実にするために、陽イオン性ポ
    リマー少なくとも一種、陰イオン性界面活性剤少なくとも一種および組成物の総
    重量を基にして約30%〜約99%の量の水からなり;組成物が約8〜約10の
    pHを有し、陽イオン性ポリマーを含有しない同様な組成物に比して、陽イオン
    性ポリマーが組成物を毛髪に適用するときに毛髪のふくらみおよび豊かさの知覚
    を増大するのに十分な量で組成物中に存在する毛髪に直接適用するように適合さ
    れ、長時間にわたって安定な水性組成物。
  2. 【請求項2】 組成物が安定であることを確実にするために、非イオン性ポ
    リマー少なくとも一種、陰イオン性界面活性剤少なくとも一種および組成物の総
    重量を基にして約30%〜約99%の量の水からなり;組成物が約8〜約10の
    pHを有し、陽イオン性ポリマーを含有しない同様な組成物に比して、陽イオン
    性ポリマーが組成物を毛髪に適用するときに毛髪のふくらみおよび豊かさの知覚
    を増大するのに十分な量で組成物中に存在する毛髪に直接適用するように適合さ
    れ、長時間にわたって安定な水性組成物。
  3. 【請求項3】 陽イオン性ポリマーが陽イオン性グアーおよびその第四アン
    モニウム誘導体からなる群からなる選択される請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 陽イオン性グアーがグアーヒドロキシプロピルトリモニウム
    クロリドである請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 非イオン性ポリマーが次の構造を有するポリ(エチレンオキ
    シド)ホモポリマーである請求項2に記載の組成物。 H(OCH2 CH2n OH(ここでn=2,000〜115,000)
  6. 【請求項6】 非イオン性ポリマーがPEG−2M,PEG−5M,PEG
    −7M,PEG−14M,PEG−9M,PEG−14M,PEG−20M,P
    EG23M,PEG−45MおよびPEG−115Mからなる群から選択される
    請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 陽イオン性ポリマーが組成物中に組成物の総重量を基にして
    約0.01%〜約10%(重量%)で存在する請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 非イオン性ポリマーが組成物中に組成物の総重量を基にして
    約0.01%〜約10%(重量%)で存在する請求項2に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 陰イオン性界面活性剤がアルキル基に8〜22個の炭素を有
    する直鎖または分枝鎖アルキルまたはアルキルアリールサルフェートまたはスル
    ホネートであり、陰イオン性界面活性剤が1−5モル/分子のエチレンオキシド
    (EO)で場合によってエトキシ化されている請求項1に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 陰イオン性界面活性剤がアルキル基に8〜22個の炭素を
    有する直鎖または分枝鎖アルキルまたはアルキルアリールサルフェートまたはス
    ルホネートであり、陰イオン性界面活性剤が1−5モル/分子のエチレンオキシ
    ド(EO)で場合によってエトキシ化されている請求項2に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 陰イオン性界面活性剤がセチル硫酸ナトリウム、ミリスチ
    ル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、牛脂硫酸ナトリウム、デシル硫酸
    ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホ
    ン酸ナトリウム、C14−C16オレフィンスルホン酸ナトリウム、C12−C15アル
    コール硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ミリスチルエーテル
    硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(5モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナト
    リウム、ポリオキシエチレン(12モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
    、ノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1〜4モルE
    O)ナトリウム、C12−C15アルキルエーテルサルフェート、ラウリルスルホン
    酢酸ナトリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載
    の組成物。
  12. 【請求項12】 陰イオン性界面活性剤がセチル硫酸ナトリウム、ミリスチ
    ル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、牛脂硫酸ナトリウム、デシル硫酸
    ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホ
    ン酸ナトリウム、C14−C16オレフィンスルホン酸ナトリウム、C12−C15アル
    コール硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ミリスチルエーテル
    硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(5モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナト
    リウム、ポリオキシエチレン(12モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
    、ノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1〜4モルE
    O)ナトリウム、C12−C15アルキルエーテルサルフェート、ラウリルスルホン
    酢酸ナトリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項2に記載
    の組成物。
  13. 【請求項13】 さらに両性界面活性剤を含有する請求項1に記載の組成物
  14. 【請求項14】 さらに両性界面活性剤を含有する請求項2に記載の組成物
  15. 【請求項15】 両性界面活性剤がN−アルキル−β−イミノジプロピオネ
    ートおよび2−アルキル−置換イミダゾリンから誘導される塩基性アンモニウム
    化合物からなる群から選択される請求項13に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 両性界面活性剤がN−アルキル−β−イミノジプロピオネ
    ートおよび2−アルキル−置換イミダゾリンから誘導される塩基性アンモニウム
    化合物からなる群から選択される請求項14に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 組成物が安定であることを確実にするために、組成物の総
    重量を基にして、約0.01%〜約10%(重量%)の量で組成物中に存在する
    陽イオン性および/または非イオン性ポリマーの少なくとも一種、約1%〜約5
    0%活性の量で組成物中に存在する陰イオン性界面活性剤の少なくとも一種およ
    び組成物の総重量を基にして、約30%〜約99%(重量%)の量の水からなり
    、組成物が陽イオン性ポリマーが存在していないときは約8〜約14のpHを有
    し、または陽イオン性ポリマーが存在しているときは約8〜約10のpHを有し
    、陽イオン性および/または非イオン性ポリマーが組成物を毛髪に適用するとき
    に使用者に毛髪のふくらみおよび豊かさの知覚を増大させる毛髪に直接適用する
    ための長時間安定な水性組成物。
  18. 【請求項18】 陽イオン性ポリマーが陽イオン性グアーおよびその第四ア
    ンモニウム誘導体からなる群からなる選択される請求項17に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 陽イオン性グアーがグアーヒドロキシプロピルトリモニウ
    ムクロリドである請求項18に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 陰イオン性界面活性剤がアルキル基に8〜22個の炭素を
    有する直鎖または分枝鎖アルキルまたはアルキルアリールサルフェートまたはス
    ルホネートであり、陰イオン性界面活性剤が1−5モル/分子のエチレンオキシ
    ド(EO)で場合によってエトキシ化されている請求項17に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 陰イオン性界面活性剤がセチル硫酸ナトリウム、ミリスチ
    ル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、牛脂硫酸ナトリウム、デシル硫酸
    ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホ
    ン酸ナトリウム、C14−C16オレフィンスルホン酸ナトリウム、C12−C15アル
    コール硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ミリスチルエーテル
    硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(5モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナト
    リウム、ポリオキシエチレン(12モルEO)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
    、ノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1〜4モルE
    O)ナトリウム、C12−C15アルキルエーテルサルフェート、ラウリルスルホン
    酢酸ナトリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項17に記
    載の組成物。
  22. 【請求項22】 さらに両性界面活性剤を含有する請求項17に記載の組成
    物。
  23. 【請求項23】 陽イオン性ポリマー少なくとも一種および陰イオン性界面
    活性剤少なくとも一種からなり、組成物が約8〜約10のpHを有する請求項1
    7に記載の組成物。
  24. 【請求項24】 陽イオン性ポリマーが陽イオン性グアーおよびその第四ア
    ンモニウム誘導体からなる群からなる選択される請求項23に記載の組成物。
  25. 【請求項25】 陽イオン性グアーがグアーヒドロキシプロピルトリモニウ
    ムクロリドである請求項24に記載の組成物。
  26. 【請求項26】 陰イオン性界面活性剤がアルキル基に8〜22個の炭素を
    有する直鎖または分枝鎖アルキルまたはアルキルアリールサルフェートまたはス
    ルホネートであり、陰イオン性界面活性剤が1−5モル/分子のエチレンオキシ
    ド(EO)で場合によってエトキシ化されている請求項23に記載の組成物。
  27. 【請求項27】 非イオン性ポリマー少なくとも一種および陰イオン性界面
    活性剤少なくとも一種からなり、組成物が約8〜約14のpHを有する請求項1
    7に記載の組成物。
  28. 【請求項28】 非イオン性ポリマーが次の構造を有するポリ(エチレンオ
    キシド)ホモポリマーである請求項27に記載の組成物。 H(OCH2 CH2n OH(ここでn=2,000〜115,000)
  29. 【請求項29】 非イオン性ポリマーがPEG−2M,PEG−5M,PE
    G−7M,PEG−14M,PEG−9M,PEG−14M,PEG−20M,
    PEG23M,PEG−45MおよびPEG−115Mからなる群から選択され
    る請求項28に記載の組成物。
  30. 【請求項30】 陰イオン性界面活性剤がアルキル基に8〜22個の炭素を
    有する直鎖または分枝鎖アルキルまたはアルキルアリールサルフェートまたはス
    ルホネートであり、陰イオン性界面活性剤が1−5モル/分子のエチレンオキシ
    ド(EO)で場合によってエトキシ化されている請求項27に記載の組成物。
  31. 【請求項31】 毛髪に対して請求項1に記載の組成物の毛髪の豊かさ、ふ
    くらみおよびテクスチャー感を増大させるに足る量を適用し、そして毛髪をリン
    スすることからなる個人に微細または極めて微細な毛髪に対する豊かさ、ふくら
    みおよびテクスチャー感を付与する方法。
  32. 【請求項32】 組成物を毛髪をリンスする前に毛髪に約30〜60秒間適
    用する請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 毛髪に対して請求項2に記載の組成物の毛髪の豊かさ、ふ
    くらみおよびテクスチャー感を増大させるに足る量を適用し、そして毛髪をリン
    スすることからなる個人に微細または極めて微細な毛髪に対する豊かさ、ふくら
    みおよびテクスチャー感を付与する方法。
  34. 【請求項34】 組成物を毛髪をリンスする前に毛髪に約30〜60秒間適
    用する請求項33に記載の方法。
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