JP2002505228A - オプションのgps/セルラ識別表示器を有する、車両変位プロファイルに基づく車両/航空機セキュリティ・システム - Google Patents

オプションのgps/セルラ識別表示器を有する、車両変位プロファイルに基づく車両/航空機セキュリティ・システム

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JP2002505228A
JP2002505228A JP2000534439A JP2000534439A JP2002505228A JP 2002505228 A JP2002505228 A JP 2002505228A JP 2000534439 A JP2000534439 A JP 2000534439A JP 2000534439 A JP2000534439 A JP 2000534439A JP 2002505228 A JP2002505228 A JP 2002505228A
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モンタギュー、アルバート
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モンタギュー、アルバート
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Abstract

(57)【要約】 開示するリアル・タイム(即時)車両盗難防止警報、通知および追跡システムは、車両(2)の測定変位(または、見掛け変位)の特性を表す計算変位プロファイルを所定の変位プロファイルと比較することにより、誤警報を解消する。本発明では、一意の監視プログラムを備える変位センサ(100)を用いて、経時的に車両(2)(例えば、自動車や航空機)の変位の変化率、方向および/または期間を測定し、計算した変位プロファイルと所定の変位プロファイルとの比較に基づいて、実際の変位および仮想変位を正確に特徴付ける。また、本発明はGPS/セルラ表示機能も備えて窃盗事象を車両所有者に知らせ、更に識別表示器も備えてGPS/セルラ機能の使用不可能を車両所有者に知らせることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本願は、1997年3月5日に出願した出願番号第08/812,316号の
一部継続であり、その明細書はこの言及により本願に含まれるものとする。
【0002】 発明の分野 本発明は、車両の測定変位(または、見掛け変位)の特性を表す計算変位プロ
ファイルを所定の変位プロファイルと比較することにより、誤警報を解消するリ
アル・タイム(即時)車両盗難防止警告、通知および追跡システムに関する。本
発明では、変位センサを用い、一意の監視プログラムによって、ある期間にわた
って、車両(例えば、自動車や航空機)の変位の変化率、方向および/または期
間を測定し、計算変位プロファイルと所定の変位プロファイルとの比較に基づい
て実際の変位および仮想変位を正確に特徴付ける。
【0003】 技術の現状 工場で装着される警告システムや、市場出荷後に取り付ける警告システムが普
及しているにも関わらず、個人/商用車両および車両用品の盗難があとを絶たな
い。現在のセキュリティ・システムにはある種の限界があるため、車両の盗難お
よび/または盗人による違反行為から保護することができない。ほとんどの警報
システムは基本的に受動型である。すなわち、警報システムは車両付近のみで警
報信号(例えば、サイレン)を発生するだけである。しかし、それだけでは、車
の所有者または警察は、起ころうとしている窃盗または行われつつある窃盗に対
してタイムリに対応できない。かかる窃盗を未然に防ぐためには、特に、車の窃
盗時に牽引車やフォーク・リフトを使用している点を考えると、素早い対応が不
可欠である。
【0004】 移動センサを装着した車両では、窃盗以外の原因による車両の移動(例えば、
震動、氷や雪の溶解による移動,何人かによる車両の始動等)と実際に進行中の
窃盗(例えば、車両を牽引して持ち去るために車両を持ち上げること、車両内へ
の不法侵入等)との区別を確実に行えないために、誤警報が発生しがちである。
こうした誤警報は、警報音を発生したり、所有者や警察に通報するという車両警
報の価値を落としてしまっている。つまり、正しい車両警報の起動が、警察およ
び一般の人々に無視されることが多い。セキュリティ・システムにおける権威者
のデビット・ベル氏を、月刊業界誌の1996年11月発行のセキュリティ製品 から引用すれば、「アラームは厄介だと言われている。アラームは発売後の市場
にしばらくは適合してきたが、多くの製品のセキュリティ不良および低い信頼性
のために悪い評判をとってしまった。誤警報が最悪の問題であることは明らかで
ある。人々は、警報に慣れてしまって、カー・アラームが鳴っていても全く注意
を払わなくなっているからである。」こうした単純で損害の大きな事実が、現行
の警報システムを改善する必要性を明確に示している。
【0005】 遠隔手段により車両を追跡が可能なセキュリティ・システム、および/または
、例えばイグニション・システムのようなクリティカル・サブシステムを遮断す
ることにより車両を移動不能にすることが可能なセキュリティ・システムは、そ
の受動(遅延)動作特性のために、大部分が無駄である。真正の窃盗に対して秒
単位で応答することは、窃盗行為を未然に首尾よく防ぐためには非常に重要なこ
とである。しかし、多くの場合、車の所有者がその車両が盗まれたこと、または
その車両に暴力が加えられたことに気づくまでには何時間が過ぎてしまい、その
後に様々な対策を取るように警察に通報するだけである。窃盗から警察への通報
までの時間経過が非常に大きいために、こうした遅い対策は、窃盗から車両また
は車両内容物を守ることについては成果が得られない。その車両は既に、例えば
、分解されている可能性や、または転売先への輸送のために船積みされている可
能性もある。所有者または民間業務警備会社実体のどちらか一方から、警察が盗
難車の通報を受けるまでに、上述の状況において極めて貴重な時間が失われるこ
とになる。車両は、数秒間のうちに牽引車によって簡単に持ち上げられ、持ち去
られる。そして、運搬途中または遠隔地で、セキュリティ・システム用のバック
アップ(かくれ)電源を含めて、車両の電源が切られる。盗人が車両を固定して
、これを持ち去り、次いで車両の追跡または不動化のいずれかを行なう送受信電
子システムを不作動にするには、僅かな時間で済む。
【0006】 事前対応の警報システムが開発されているが、これは、例えば、無線通知方法
(例えば、ページャ、移動電話等)を介して車の所有者および/または警察と交
信することが可能である。こうしたシステムは、実行可能な窃盗事象が発生した
ことを検知する従来の検出技術に依拠している。先に概説した従来検出技術に伴
う重大な技術的欠点を考慮すると、これらのセキュリティ・システムが正確に、
迅速に、かつ直接的に警察と交信することは信用できない。即ち、非常に多くの
誤警報を発生するからである。
【0007】 Bodine et al.(以下「Bodine」)の米国特許第4,92
9,925号では、超音波を利用した車両内およびその周囲の数領域を監視する
警報システムを開示している。その開示内容はこの言及により本願に含まれるも
のとする。Bodineのシステムは、センサと所定地、例えば、車両直下の地
面との間の距離を測定して、センサと所定地との間の距離がスレシホルド値量を
超えて変化するような車両の移動をこの同じ距離の連続的測定が示す場合に警報
を起動させることを基本とする。すなわち、車両が初めに駐車(「初期値」)す
ると、まずボンネット変換器がボンネット変換器と地面との間の距離を測定する
。測定は周期的に行われて、後の時点に同じ距離を測定する(「現在値」)。現
在値が初期値より大きくなると、このことは自動車または自動車のボンネットの
どちらか一方が持ち上げられたことを示し、警報を作動させる。したがって、B
odineのシステムでは、実際の窃盗事象(牽引のために車を持ち上げること
)と非窃盗事象(地震の震動またはその車両付近を通過するトラックによる振動
)を見分けることが不可能である。さらに、Bodineでは、単にセンサと地
面との間の距離の増加を検出するだけなので、車両の下方移動(例えば、人が車
内に座ったとき)をボンネット変換器は検出しない。
【0008】 (発明の概要および目的) 本発明は、従来技術の限界を克服するために、経時的に車両変位の変化率およ
び期間を測定して、変位の期間および時の経過に伴う変化率を、発生し得る非窃
盗事象および実際の窃盗事象両方に関連する複数の所定の変位プロファイル、即
ち、「シグネチャ」(signature)と比較する。車両の変位の特性が実
際の窃盗事象の変位プロファイルと一致すると、警報を始動することができ、お
よび/または、車両所有者および/または警察への電子通知を起こすことができ
る。変位の大きさの代わりに変位プロファイルを利用して実際の窃盗事象と非窃
盗事象とを区別する能力によって、たとえ幾らかでも、誤警報の発生を減少させ
、システムの高精度化をもたらす。
【0009】 本発明の特徴の1つによれば、本発明は、変位センサと、所定期間にわたる変
位の変化率、期間および方向を分析するシステムとを用いる。 本発明の他の特徴によれば、本発明は、経時的に変位の変化率、期間および方
向を分析する変位センサ・システムを、他の従来からの周囲検出装置およびセン
サ(例えば、質量センサ)と組み合わせている。変位センサ・システムおよび他
の検出装置/センサは電気的に連動して、一連のプログラムされた確認およびバ
ランスのセットを用いることにより、誤警報の可能性を排除する。
【0010】 本発明の他の目的は、日常的な障害または自然環境上の障害(通過するトラッ
クからの大音響または振動、地震または人が車に寄りかかることあるいは握り拳
や物で窓をたたくことにより生じる変位、降った氷や雪が溶けた結果に伴う見掛
けの変位)と窃盗の行為とを識別することにより、誤警報を解消するために系統
的な手順に従うシステムを提供することである。
【0011】 本発明の他の目的は、音波を車両の底面から地面に音波を連続的に当て跳ね返
し、その音波を分析することにより、車両の変位の変化率、期間および方向を測
定するリアル・タイム・システムを提供することである。分析した音波を変位プ
ロファイルと比較することにより、真に差し迫った状況が観察された場合、通報
および追跡システムを即座に作動させることが可能である。
【0012】 本発明の他の目的は、変位センサおよびシステムを用いるリアル・タイム車両
窃盗防止通報および追跡システムを提供することであり、このシステムは、経時
的に変位の変化率および期間を分析するとともに、例えば、ドア・スイッチ、オ
ーディオ・センサ、質量センサ等の従来の周囲センサのほかに、電気通信および
全地球測位機能を利用して、非常事態の種類、盗難過程の最中にある車両のメー
カー、色、モデルおよび免許番号、ならびにその所在位置を伝える事前に録音し
たメッセージを介して、所有者、警察または公認法執行代理に、無線記録/再生
電気通信システムを用いて、即座に通知する。警報が作動したときに、自動位置
検出システム(例えば、WTCSまたはGPS)が車両の位置で精確な位置決定
をすることが不可能な場合にのみ、口頭での位置通知および車両の特徴づけが必
要となる。
【0013】 本発明の他の目的は、自動位置検出システム(例えば、GPSまたはWTCS
)が機能不能であり、したがって、車両の駐車位置から確実な位置決定を行なう
ことが不可能なことを車両の操作者に即座に知らせる装置を提供することにある
。これにより、車両の操作者に、車両の正確な位置を示す口頭メッセージの録音
のような行動をとらせて、他の通知手段に確実に実行させることが可能となる。
位置検出システムに伴うこの問題は、車両の運転台内に自動的にかつ明確に表示
される。本システムは、進行中の窃盗を、別々にまたは同時に、所有者および/
または警察に選択的に通知するという、動作上の自由裁量範囲を有する。
【0014】 (好適な実施形態の説明) 図1は本発明の第1実施形態の模式ブロック図である。警告システムは、超音
波センサ・システム100と、フィールド・ゾーン・センサ12と、警報モジュ
ール14と、音声プロセッサ16と、マイクロプロセッサ18とを備えている。
【0015】 フィールド・ゾーン・センサ12は、自動車警報システムにおいて現在用いら
れている従来の装置であり、これは電子手段を用いて車両の内側および外側の両
方で盗人である可能性を有する人物の存在を検出する。利用可能なフィールド・
ゾーン質量センサ12の一例としては、Alpine Corp.のレーダ・セ
ンサ型番SEC8345がある。
【0016】 警報モジュール14は、自動車警報システムに用いられる任意の従来装置を代
表する。この装置は、警報を鳴らし、および/または、窃盗事象が生じているこ
とを車両の所有者および/またはその他(例えば、警察)に知らせたり、あるい
は車両の位置をその他に伝送する。かかる装置はサイレン、フラッシュ燈、無線
通信システム(例えば、携帯無線呼出し器),位置情報を送信する位置検出シス
テム(例えば、GPSシステム)等,またはこれらの任意の組合せを備えること
が可能である。
【0017】 ガラスの破損を検出するためのオーディオ・センサ等の検出装置を別途備える
ことも可能である。利用可能なオーディオ・センサの一例としては、DET C
orp.のオーディオ・センサ モデル506Tがある。オーディオ・センサは
本発明の基本的な特徴ではないが、実現可能性のある窃盗または車両への違法行
為の特徴付けを向上させる。
【0018】 本好適実施形態において、フィールド・ゾーン・センサ12が従来の通例に従
って車両に固定されるが、本願ではその詳細を論述しない。フィールド・ゾーン
・センサ12は電気に配線され、出力信号の処置または使用を除けば、従来の通
例と同様に動作するが、これについては以下で詳細に論ずる。
【0019】 従来の警報システム(図示せず)も従来の通例にしたがって車両に固定しても
よいが、ここでは詳細には論じない。使用する場合には、警報システムは電気的
に配線され、出力信号の処置または使用を除けば、従来の通例と同様に動作する
が、これについては以下で詳細に論ずる。概して言えば、従来の警報システムは
、マイクロプロセッサ制御ユニット、サイレン、カットオフ・スイッチ、ページ
ャ等を備えており、警報は従来のセンサ・システムからの入力を受け取る。この
従来のセンサ・システムはドア・スイッチ・センサ、トランク・スイッチ・セン
サ、オーディオ・センサ、質量センサおよび衝撃センサを有することができる。
【0020】 超音波センサ・システム100は、送信機/センサと対象物との間の距離を測
定して、その測定に基づいて距離およびタイミングの情報を格納する。超音波セ
ンサ・システム100は、2点間の距離の測定が可能であり(例えば、加速計)
、ならびに格納および分析のために測定した距離に関するデータを供給すること
ができるある任意のシステムと置換可能であることは理解されよう。
【0021】 超音波センサ・システム100は、超音波送信機102および超音波受信機1
04を備える。超音波センサ・システム100は、また、従来の増幅の回路(図
示せず)を備え、受信機104からの受信信号を増幅するようにしてもよい。送
信機102が特定方向に超音波を送信するとともに、受信機104はその送信信
号の経路内にある対象物または表面で反射された信号を受信する。マイクロプロ
セッサ18は、送信機102および受信機104に接続され、さらに記憶機能を
備えて、音波が対象物まで行なってセンサに戻ってくるのに要する時間に関する
データの格納を可能としている。さらに、マイクロプロセッサ18は、超音波セ
ンサ・システム100から受信したデータに基づいて、とりわけ、超音波センサ
・システムと対象物との間の距離、およびセンサ(およびセンサが取り付けられ
ている車両)のあらゆる変位の速度を計算するように設定可能である。単なる一
例として、マイクロプロセッサ18は、Micromint(マイクロミント)
社製のPICSTIC PIC16C84マイクロコントラで構成することがで
きる。
【0022】 マイクロプロセッサ18は、実際の変位または仮想変位の「変位プロファイル
」を計算して、この変位プロファイルを所定の変位プロファイルと比較するよう
にプログラムされている。ここで、用語「変位プロファイル」とは、変位の性質
についての詳細な情報を組合せで供給する変位(例えば、ある期間にわたる変化
)の複数の特性のことである。例えば、本発明では、変位プロファイルは、変位
速度、変位方向、および/または、変位期間に関する情報を含むことが可能であ
る。組合せにおけるこうした特性を、例えば、車両が牽引車上に持ち上げられる
こと、または地震事象のために車両が変位することなどの個々の事象の特性であ
る所定の変位プロファイルと比較することができる。後述するように、車両がA
地点からB地点へ上方または下方に移動したという単純な判定では、非常に多く
の誤警報を発生することになるので、警報の始動が妥当と決定するには不十分で
ある。本発明の警報の「精度」を高めるのは、変位プロファイルの計算および、
計算変位プロファイルと所定のプロファイルとの比較である。
【0023】 超音波センサ・システム100は、まず、送信機102から車道またはタール
マック(tarmac)の表面までの距離を測定する。図2を参照すると、超音
波センサ・システム100が、車道またはタールマック4を照準にするとともに
前輪と後輪との中間あたりの最適な位置で、車両2に装着されている。車両が駐
車してセキュリティ・システムが作動すると、超音波センサ・システム100が
最初に測定する距離を基準地として用いて、時間の経過に伴う変位の変化率およ
び車両の変位方向を検出して分析する。超音波センサ・システム100は、例え
ば座席シートの下、フロント・コンソール内、航空機の機体の下等の車両の下部
に装着されており、構造に邪魔されることなく車両の直下の車道またはタールマ
ックに向けて超音波を送り出せるように位置付けされている。最高度の分解能の
ためには、超音波センサ・システム100を連続的に、つまり、警告システムを
装備している場合に、作動させる必要がある。
【0024】 動作において、超音波センサ・システム100は車両が駐車する毎にドライバ
によってリセットされる。警報システム全体をリセットすると、自動的に、超音
波センサ・システム100が新規の基準ポイントにリセットされる。つまり、送
信機102から車両直下の表面までの測定が新たに行われて、マイクロプロセッ
サ18が新基準距離を判定し格納する。
【0025】 図3はマイクロプロセッサ18の動作を示すフローチャートである。プログラ
ミング技術分野の当業者には、図3に示すステップを行なうための指定コードを
書くことが容易に遂行できるので、本願では指定コードの指示を提供しない。
【0026】 図3を参照すると、ステップ200において、車両の所有者がシステムを作動
状態にする。これは、例えばイグニションを切るといつでもシステムを作動状態
にすることにより、自動的に行なうことができる。あるいは、ボタンを押下して
システムを作動状態にするなどのような行動を使用者が能動的に行なうこともで
きる。システムが作動状態になると、送信機102が信号を送信し、この信号が
車道またはタールマック表面に当たって跳ね返り、受信機104で受信される(
ステップ202)。マイクロプロセッサ18は、該信号が送信機102から出て
、受信機104に戻るまでの時間に基づいて、基準距離Rを計算する。後述する
その他の情報とともに基準距離Rを用いて、変位プロファイルを計算する。
【0027】 ステップ204において、サンプリング処理を開始する。マイクロプロセッサ
18が送信機102を制御することにより、送信機102は超音波信号を連続的
に、すなわち、高速間隔(例えば、1秒間につき10回)で送信し、超音波信号
は車道またはタールマック表面で反射して受信機104により受信される。マイ
クロプロセッサ18は、受信機104で受信したままのサンプルに関してのデー
タを格納する。ステップ206において、マイクロプロセッサ18は、N個のサ
ンプル距離値がマイクロプロセッサに格納されていたかどうか判定する。N個の
値は、変位期間の判定に役立つ。例えば、送信機102が信号を1秒間に10回
送出する場合、3秒経過後、30個のサンプル距離値(N=30)がマイクロプ
ロセッサ18に格納されることになる。距離データの3秒間の格納がもつ意義に
ついては、以下でさらに詳しく論ずる。
【0028】 ステップ206において、マイクロプロセッサ18が、N個のサンプル距離値
がマイクロプロセッサ18に未だ格納されていないと判定すると、N個のサンプ
ル距離値の格納終了までサンプル距離値を格納する。Nに達すると、ステップ2
07において、マイクロプロセッサは「現サンプル」Sを測定し格納する。そし
て、ステップ208において、マイクロプロセッサ18は、N個のサンプル距離
値に基づいて、センサと地面との間の平均距離SAVGを計算し格納する。
【0029】 ステップ210において、マイクロプロセッサ18は、現サンプル距離Sが基
準距離Rと等しいか否かについて判定を行なう。現サンプル距離Sが基準距離R
と等しい場合、これは変位は起きていないということを裏付け、マイクロプロセ
ッサはサンプリングと格納とを続行する。各繰り返しにおいて、最も古いサンプ
ル距離は最新のサンプル距離S即ち現在のサンプル距離Sに置き換えられる。
【0030】 マイクロプロセッサ18が現サンプル距離Sと基準距離Rとが等しくないと判
定した場合には、これは変位が生じたことを示す。ステップ212において、マ
イクロプロセッサ18は現サンプル距離Sが平均サンプル値SAVGと等しいか否 かについて判定を行なう。例えば、Nが30に等しく、かつサンプリングが1秒
間に10回の割合で起きている場合においては、変位が生じて3秒間維持されて
いる場合にのみ、現サンプル距離SはSAVGとなる。したがって、現サンプル距 離Sが先のN個のサンプルの平均に等しいことを要件とすることにより、地震事
象またはトラックの通過によって生じるような振動変位の結果、現サンプル距離
SがSAVGと等しくなるということはない(何故なら、現サンプル距離Sはゼロ より大きいかまたは小さいであろうし、一方平均変位はほぼゼロに等しいからで
ある)。一方、牽引車またはジャッキによる車両の上方向移動が生じた場合、変
位がタイミング期間(上述の例では3秒間)の間一定に維持されている限りでは
、現サンプル距離Sは平均サンプル値SAVGと等しい。ステップ212に示すよ うに、現サンプル距離SがSAVGと等しくない場合、システム・サイクルはステ ップ207に戻る。しかしながら、現サンプル距離SがSAVGと等しい場合には 、マイクロプロセッサ18は現サンプル距離Sが基準距離Rを加えた上方スレシ
ホルド距離SUPより大きいかどうかを判定する(ステップ214)。例えば、非
常に僅かな変位が生じたときの警報の始動を回避するためには、上方スレシホル
ド距離SUPを、例えば、1インチとすれば、システムが検知する変位が基準距離
Rに1インチを加えた値を超えればステップ214に移行するようにすることが
できる。SUPを使用者が決定する任意のスレシホルド値とすることが可能である
ことは明らかである。
【0031】 SUPスレシホルド・レベルを超過すると、ステップ216において、マイクロ
プロセッサ18は変位速度を計算して、それが速度スレシホルド範囲VTR内にあ
るか否かについて判定を行なう。速度スレシホルド範囲VTRの目的は、変位が極
端に遅い事象または極端に速い事象によって引き起こされていないことを確実に
するためである。例えば、ステップ202において、地面上に膨大な量の雪があ
る時に基準距離を採った後、その雪がSUPスレシホルド・レベルを超えて徐々に
溶ける場合、このことは、センサと地面との間の距離が増加したように見えるた
めに、窃盗事象として解釈される場合がある。こうした状況を回避するために、
変位の速度は、例えば1時間につき1インチという最小スレシホルド速度より高
い必要がある。同様に、ボールが車両の下に転がってきてセンサの真下で止まっ
てしまった場合、マイクロプロセッサ18はこれを明白な変位として読み取るが
、変位はほとんど瞬間である。つまり、変位の速度は非常に高い。したがって、
変位の速度は、やはり、例えば1秒間につき6インチという、窃盗可能事象とし
て登録される最大変位速度以下である必要がある。正確な上下スレシホルド・レ
ベルは、使用者の要望によって決めることが可能であり、上述の数字は単に例示
の目的に過ぎない。最大変位速度と最小変位速度との間の範囲は、速度スレシホ
ルド範囲VTRである。
【0032】 ステップ216において、マイクロプロセッサ18は、これまでのステップに
おいて特定された変位が速度スレシホルド範囲VTR内であることを判定して、ス
テップ218において警報モジュール14が始動され、所望の警報事象が、例え
ば、サイレンの作動、所有者および/または警察への連絡、ならびに/あるいは
所有者および/または警察への位置データ伝送を行なう。
【0033】 ステップ214において現サンプル距離SがSUP以下であると判定した場合、
ステップ220において、マイクロプロセッサ18は、現サンプル距離Sが下方
変位距離SDOWNを差し引いた基準距離R以下であるか否かについて判定を行なう
。SDOWNは下方変位を表しており、これを超過しなければ、マイクロプロセッサ
18はステップを続行して実際の窃盗が生じていることを確かめることができな
い。したがって、例えば、車両上に堆積する降雪が車両をSDOWNの値まで変位さ
せることはないだろうが、車両に人間が乗り込むことによって、車両を値SDOWN まで変位させる可能性がある。例としては、SDOWNを.25インチとなるように
選択できる。
【0034】 マイクロプロセッサ18が現サンプル距離SはSDOWNを差し引いた基準距離R
以下ではないと判定した場合、システムはステップ207に戻る。しかし、マイ
クロプロセッサ18が現サンプル距離SはSDOWNを差し引いた基準距離R以下で
あると判定した場合には、ステップ222において、マイクロプロセッサ18は
、フィールド・ゾーン・センサ12が既に作動しており、人が車両に侵入したこ
とを示しているか否か判断する。フィールド・ゾーン・センサ12が作動してい
なかった場合、プロセスはステップ207に戻る。フィールド・ゾーン・センサ
が車内に人が居ることを示す場合には、上述したようにステップ218において
警報モジュール14が始動する。
【0035】 したがって、センサと下の表面との間の距離が最小スレシホルド量まで変化す
るだけで単純に警報を始動するという従来技術のシステムと比べて、本発明では
、例えば、変位の変化率、例えば、変位の大きさおよび期間を測定することによ
り、変位の変位プロファイルを特定して、次いでその変位プロファイルが、真の
窃盗事象であり自然発生またはその他の非窃盗事象ではないことを示す所定のパ
ターンまたは変位プロファイルと一致する指示があるときにのみ、警報事象の信
号を送る。例えば、地震震動,センサの下の雪解け,または車の上に人が座るこ
とというような非窃盗事象は、窃盗事象(例えば、車両を持ち上げること、また
は人がドアを開けて、座席に座って、そして車両を運転して持ち去る行動)の変
位プロファイルとの容易な区別が可能である、明確に定義可能な変位プロファイ
ルを生成することになる。
【0036】 一例として、地震事象は、この事象が終わるまで車両を周期的に上下に動かす
。地震事象は、従来の運動センサの上下トリガ設定点を超えて車両を容易に変位
させて、誤警報を生成する。しかし、ある期間(t)にわたる時間に対する変位
の変化率(ds/dt)を監視して分析することにより、本発明では、正、負、
正等と循環するが、経時的な平均変化が近似的に0である、一定の変化傾斜を検
出する。所定の「地震事象変位プロファイル」と比較すると、そのような車の周
期的な揺動によって生じる変位は、変位が地震事象または人による車両の上下揺
動によるものであり、窃盗行為によるものでないことを示す。その他多くの変位
プロファイルが識別可能であり、マイクロプロセッサ18はそれらを認識するよ
うにプログラム可能であることは明白である。
【0037】 例えば、車両が道路またはタールマックからかなりの高さまで比較的短時間の
内に持ち上げられるという実際の窃盗事象において、ある時間にわたる変位の変
化率は、上述した地震事象のものと大幅に異なる。先の例と異なり、実際の窃盗
事象の本例では、ある時間tにわたって一定の変動傾斜ds/dtで変位するこ
とになり、その結果、重ね合わせた傾斜(傾向線)が正のままとなる。つまりゼ
ロではない平均値を取る。したがって、代替実施形態においては、図3のステッ
プ212、214を飛ばして進むことが可能であるので、もし望むならば、変位
の速度が正であり速度スレシホルド範囲VTR内にある場合、すなわち、ステップ
210からステップ216に直接進む場合、システムは警報モジュール14を作
動させることが可能である。この窃盗事象の変位プロファイルが、ある期間にわ
たって一定であり正である変位を示すので、警報、通知および/または追跡シス
テムを作動させる。図4は、本実施形態を例示するフローチャートであり、シス
テムは、変位の速度が正であり速度スレシホルド範囲内にあるかどうかを判定す
る。
【0038】 上述したように、本システムは、従来の無線通信方法を利用し、車両の位置を
自動的に検出し、例えば、色,所有者,非常事態の種類等というようなその他の
車両詳細を提供するという機能を有する。こうした車両の詳細は、事前にコード
化/記録することが可能なので、事象が発生すると、データとしてまたは音声メ
ッセージとしてのどちらか一方で自動的に伝達される。
【0039】 音声メッセージは、使用者が記録するか、または、音声プロセッサ16に含ま
れる音声シンセザイザまたはその他周知の音声処理手段を介して発生することが
可能である。一例として、音声プロセッサ16はISD2560音声記録チップ
で構成してもよい。第2メッセージには車両の位置を収めていて、デジタル的に
またはオーディオ記録手段のどちらか一方で伝送することが可能である。従来の
GPSシステムを組み込んで、標準GPSフォーマットで電子的に車両位置を判
断して通信することにより、デジタル・メッセージを生成する。例えば、マイク
ロプロセッサ18がセルラ・システムおよびGPSシステムに接続されている場
合、周知の方法でデュアル・トーン変調周波数(DTMF)を用いて、位置情報
を音声伝送またはデジタルのどちらか一方で、位置情報を送ることが可能である
【0040】 車両が駐車したときの正確な位置を特定することは、GPSまたは適切な軌道
衛星で遮蔽物のない見通し線を有するその他の位置検出システム次第で決まる。
この見通し線要件を常に満たすことは不可能である。例えば、周囲を囲まれたガ
レージ内または超高層ビルの間に車両を駐車している場合がある。そのような見
通し線問題が生じた場合には、この事実は、発光、または車両の運転台にある表
示のその他の形態で、車両操作者に自動的に伝達される。GPSシステム・イン
ジケータが対応する衛星の圏外にあるかまたは別の理由で機能していない場合、
マイクロプロセッサ18に車両運転台の表示器を作動させることにより、これを
行なうことができる。次に、警報モジュール14が作動したならば、車両駐車位
置を示す音声プロセッサ16の標準記録/再生機能を用いて、操作者は音声メッ
セージを記録し、続いて自動的に送信することができる。
【0041】 例えば、GPSシステムが機能していないという表示を所有者が受け取ると、
所有者は車両の位置を示す音声プロセッサ16を介してメッセージを記録して、
彼/彼女に連絡できる電話番号を入力する。盗人らしき者が警報モジュール14
を作動させると、警察(あるいは委任警備代理人)および/または車両の所有者
に電話して、車両が盗まれつつあること、車両の詳細、および車両の位置を示す
所有者のメッセージを示す事前録音メッセージを流す。
【0042】 後述するような、幾つかの典型的な場面で、本発明の警報システムは始動また
は始動されないであろう。 場面1− 盗人が、開けたままの窓(ガラスは打ち砕かれず、したがってオー
ディオ・センサがあっても、これは始動しない)から車両に侵入するか、または
ドアを開けずに上から下にコンバーチブル車に侵入する。フィールド・ゾーン・
センサが始動する。超音波システム100が車両の下方変位を検出して、マイク
ロプロセッサ18が、図3のステップを実行し、所定窃盗プロファイルと比較さ
れた変位プロファイルが現在起きている実際の窃盗事象を示すことを判定する。
このことが、警報モジュール16を作動させて、所望の方法(サイレン,警察/
所有者への通知等)で警報条件を指示する。本警報システムの変位プロファイル
は、警報システムの完全な作動前に、超音波センサ・システム100が特定期間
、特定速度で発生している下方変位を検出することにより、進行中の窃盗を確認
することを必要とする。
【0043】 場面2− ある人が車両に座るが、運転席にではない。そして短時間後、それ
以上の行為もなく立ち去る。場面1と同様に、車両は下方向に変位するが、この
場合には、車内への侵入がないので、フィールド・ゾーン・センサ12は始動し
ない。本場面では、変位プロファイルが非窃盗事象を示しているので、警報シス
テムが作動されることはない。
【0044】 場面3− 盗人は車両への侵入を試みることもなく、代わりに、技術の現状で
述べた牽引車を用いて、牽引車の運転台から降りずに、急激な揺さぶりやショッ
クを避けるために非常に穏やかに、車両の前部または後部まで後退して車両を持
ち上げる。実際の窃盗の変位プロファイルと比較すると、この行動の変位プロフ
ァイルは、車両がVTR以内のある速度で上方に移動されたこと、および変位が持
続変位であることを示している。したがって、警報モジュール14を始動させる
【0045】 場面4− 地震が発生し、その間警告システムが作動状態になる。本場面にお
いて、車両は下方に、次いで上方に、あるいはその逆に激しく押される。SUP
よびSDOWN双方を超過するが、警報モジュール14は作動しない。なぜなら、地
震事象の変位プロファイルと比較すると、この変位プロファイルは、変位が持続
されるのではなく、自然の周期であることを示しているからである。この変位プ
ロファイルは非窃盗事象を示している。
【0046】 本発明の原理を本願では説明してきたが、本説明は単なる一例であり、本発明
の範囲を限定するものではないことは、当業者には理解されるはずである。例え
ば、本願で述べた最低および最高スレシホルド・レベルは、使用者の要望に応じ
て上げるか、または下げることが可能である。速い作用警報が望まれる場合には
、変位期間を短くすることが可能である。あるいは、変位プロファイルが一致し
たかどうか判定する前により多くのサンプルを必要とする警報が望まれる場合に
は、変位期間を長くすることが可能である。したがって、添付した特許請求の範
囲は、本発明の本来の精神および範囲内にある本発明の変形を全て包含すること
を意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の警報システムの電子回路のブロック図である。
【図2】 本発明の超音波センサ・システムの典型的な位置付けを示す典型
的な自動車の略図である。
【図3】 図1の回路ブロック内のマイクロプロセッサの動作を示すフロー
チャートである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車両用警報システムであって、 (a)変位センサであって、前記変位センサと自動車両が位置する表面との間の
    距離を測定する変位センサと、 (b)表示システムと、 (c)前記変位センサおよび前記指示センサに接続された論理手段であって、前
    記変位センサが所定の変位プロファイルと一致する変位事象を検出したとき、前
    記表示システムを作動させる指示手段を含む前記論理手段と を備える警報システム。
  2. 【請求項2】 前記変位プロファイルは検出した変位事象の変化率を含む請
    求項1記載の警報システム。
  3. 【請求項3】 前記変位プロファイルは検出した変位事象の期間を含む請求
    項1記載の警報システム。
  4. 【請求項4】 前記変位プロファイルは検出した変位の変化率および期間を
    含む請求項1記載の警報システム。
  5. 【請求項5】 前記論理手段がマイクロプロセッサから成る請求項1記載の
    警報システム。
  6. 【請求項6】 前記指示手段がコンピュータ・プログラムから成る請求項5
    記載の警報システム。
  7. 【請求項7】 前記論理手段は、変位事象の変化率および期間に基づいて、
    前記変位プロファイルを計算する請求項1記載の警報システム。
  8. 【請求項8】 前記変位事象は変位センサおよび車両が停止している表面を
    基準として測定される請求項7記載の警報システム。
  9. 【請求項9】 前記変位センサが超音波検出装置である請求項1記載の警報
    システム。
  10. 【請求項10】 表面に対する車両の変位の本質を判定する方法であって、 車両と表面との間の基準距離を測定して格納するステップと、 車両と表面との間の距離を継続的に監視するステップと、 変位事象が発生した場合、変位事象の変位プロファイルを計算するステップと
    、 計算した変位プロファイルを複数の所定の変位プロファイルと比較するステッ
    プと、 変位事象の本質を表す信号を生成するステップと からなる方法。
  11. 【請求項11】 前記計算ステップは前記変位事象の変化率を計算すること
    を含む請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 前記計算ステップは前記変位事象の期間を計算することを
    含む請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 前記表示システムがセルラ電話システムと動作結合された
    全地球位置把握システム(GPS)から成り、前記GPSは、該GPSが車両の
    位置に関して情報を判定し伝送することが可能であるかどうかを判定する手段を
    含み、前記警報システムは、更に、 GPS信号表示器であって、前記GPSが前記自動車両の位置に関する情報を
    判定し伝送することが不可能であることの表示を前記車両の使用者に提供する、
    前記GPS信号表示器を備える請求項1記載の警報システム。
  14. 【請求項14】 前記自動車両は、前記自動車両の使用者が前記自動車両の
    操作中に配置される運転台を含み、前記GPS信号表示器は前記運転台内に配置
    される請求項13記載の警報システム。
  15. 【請求項15】 前記表示システムがセルラ電話システムと動作結合されて
    いる無線電気通信システム(WTCS)から成り、前記WTCSは、前記WTC
    Sが車両の位置に関する情報を判定し伝送することが可能であるか否かについて
    判定を行なう手段を含み、前記警報システムは、更に、 WTCS信号表示器であって、前記WTCSが前記自動車両の位置に関する情
    報を判定し伝送することが不可能であることの表示を前記車両の使用者に提供す
    る、前記WTCS信号表示器を備える請求項1記載の警報システム。
  16. 【請求項16】 前記自動車両は、前記自動車両の使用者が前記自動車両の
    操作中に配置される運転台を含み、前記WTCS信号表示器は前記運転台内に配
    置される請求項15記載の警報システム。
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