JP2002503790A - 平衡した反力をもつディスクブレーキ - Google Patents
平衡した反力をもつディスクブレーキInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
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- F16D55/2265—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing
- F16D55/227—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing by two or more pins
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- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0008—Brake supports
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2055/0045—Braking members arranged non-symmetrically with respect to the brake disc
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
Description
横方向軸線を中心として回転方向に回転するディスク;ディスクを跨ぎ、ディス
クの内面に対面して車両に固定された共通ベースに固着されている上流側ブラン
チと下流側ブランチを包含し、下流側ブランチがディスクの回転方向に上流側ブ
ランチから続き、各ブランチがディスクの両側に位置される内方ハウジングと外
方ハウジングを有しているキャリヤ;ディスクを跨ぎ、横方向軸線に平行な横方
向にキャリヤに対して摺動できるように装架されており、ディスクの外面に向か
って指向する顎部と、ピストンによって閉鎖されディスクの内面に向かって指向
するシリンダとを包含するキャリパ;キャリヤとキャリパにそれぞれ設けられ、
一方が第1孔から成り、他方が第1孔内を摺動する第1ピンから成る第1及び第
2案内装置;及び、ピストンとディスクの内面との間またディスクの外面とキャ
リパの顎部との間で横方向にそれぞれ配置された内方パッドと外方パッドから成
る一対の摩擦パッドを包含しており、内方パッドが、上流側及び下流側ブランチ
の内方ハウジング内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部及び下流
側端部を有し、外方パッドが、上流側及び下流側ブランチの外方ハウジング内を
それぞれ摺動できるように装架された上流側端部及び下流側端部を有し、内方及
び外方パッドが、それらの両端部の間に、ディスクの内面及び外面に向かってそ
れぞれ指向する摩擦ライニングを支持し、車両が前進走行している間での制動の
際に各パッドがディスクにより回転方向に押圧され、上流側及び下流側ブランチ
の前記内方及び外方ハウジングのうちの少なくとも第1及び第2ハウジングが、
パッドの端部のための停止部をそれぞれ形成し、これら停止部が内方及び外方パ
ッドの回転方向への移動に抵抗できるようになっている型式のディスクブレーキ
に関する。
5、PCT/FR94/00174及びEP−0,694,133に開示されてい
るように、先行技術からよく知られている。
を生じることなしに、ディスクによりパッドに伝えられる引きずり力を吸収する
ことの難しさにあり、この変形は、キャリヤに対するキャリパの良好な摺動に対
抗する抵抗を生じさせる結果となり、このような抵抗自体はパッドの異常摩耗及
び不均一性、ブレーキ焼付きの危険性、ブレーキ流体吸収量の増大、騒音等を発
生させる。
なしに、変形できるようにしたディスクブレーキを提案することにある。
転方向に押圧されるとき、上流側ブランチの内方及び外方ハウジングのうちの第
1ハウジングが、内方及び外方パッドのうちの第1パッドの上流側端部のための
上流側停止部を形成する一方、下流側ブランチの内方及び外方ハウジングのうち
の第2ハウジングが、内方及び外方パッドのうちの第2パッドの下流側端部のた
めの下流側停止部を形成し、上流側ブランチが、上流側停止部に加えられる力の
ための第1剛性を有し、下流側ブランチが、下流側停止部に加えられる力のため
の第2剛性を有し、第1及び第2剛性の比が0.80〜1.25であることを特徴
としている。
が内方及び外方パッドの一方に停止部を提供し、これらパッドの各々がこれらブ
ランチの一方に対して当接し、上流側及び下流側ブランチが少なくとも類似する
剛性を有するようなものであり、さらに、これらの剛性の比は0.95〜1.05
であることが好ましい。
ウジングであり、第2ハウジングは下流側ブランチの外方ハウジングであり、内
方パッドの上流側端部は保持輪郭を有していて、この輪郭を介してこの上流側端
部が上流側ブランチの内方ハウジングの上流側停止部に捕捉され、外方パッドの
下流側端部は下流側ブランチの外方ハウジングの下流側停止部に対して当接する
。
ブランチが上流側及び下流側ブリッジによってキャリヤのベースに連結されてい
ることにより、本発明によると、ブリッジは、その一方のハウジングが内方パッ
ドのための停止部を形成しているブランチを、キャリヤのベースに連結するよう
にし、その一方のハウジングが外方パッドのための停止部を形成しているブラン
チをキャリヤのベースに連結するブリッジの断面積よりも小さい断面積を有する
ように設けられていることが有益である。。
められ、上流側ブリッジの上方端部がベースから離れた端部として定められてい
る場合に、第1案内装置は上流側ブリッジの上方端部に配置されていることが有
益である。
間にある第1孔の開口部を介して第1孔に挿入される。
第3及び第4案内装置を包含しており、第3及び第4案内装置の一方が第2孔で
あり、その他方が第2孔内を摺動する第2ピンであり、第2ピンは、下流側停止
部の位置する半空間にある第2孔の開口部を介して第2孔に挿入される。
合するように工夫することも有益である。
発明の下記説明から明らかとなるであろう。
リパ3、キャリヤ2とキャリパ3に設けた案内装置41,42,43,44、及
び、内方パッド51と外方パッド52から成る一対の摩擦パッドを包含する型式
の自動車用ディスクブレーキに関する。
軸線Xを中心として回転方向Dに車両の車輪と共に回転駆動される。
はディスク1を跨ぎ、キャリヤの共通ベース23に固着され、このベースは、例
えば穴231及び232に挿入されるねじを用いて、ディスクの内面11に対面
して車両に固定される。
チ21”として知られている他方のブランチから続くものとして定められている
。
両側に位置される内方ハウジング211,221と外方ハウジング212,22
2を有する。
に対して摺動できるように装架されている。
かって指向する顎部32と、ディスクの内面11側に配置されピストン311に
よって閉鎖されたシリンダ31とを包含する。
の孔内を摺動できるように嵌装されたピンとを包含する。
成っていてよく、そうすると、キャリパ3に設けられた案内装置42及び44は
、孔から成る。
装置41及び43を孔から成るように工夫することが可能であり、そうすると、
キャリパはピンを装備することとなり、あるいは代わりとして、キャリヤとキャ
リパがそれぞれ1つの孔及び1つのピンを有するように工夫することも可能であ
る。
内装置のレイアウトは、本発明に従い、後述するような方法で最適化してよい。
置され、上流側及び下流側ブランチ21,22の内方ハウジング211,221
内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部511及び下流側端部51
2を有する。
配置され、上流側及び下流側ブランチ21,22の外方ハウジング212,22
2内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部521及び下流側端部5
22を有する。
グ510,520を支持しており、内方パッドのライニング510はディスク1
の内面11に向かって指向し、外方パッドのライニング520はディスクの外面
12に向かって指向する。
に向けて押動すると、このピストンはパッド51をディスクの内面11に対して
圧接させ、この結果、シリンダ31は、顎部32が外方パッド52をディスクの
外面12に対して同等の力で圧接するまで、ディスクから離隔せしめられる。
スクにより、そしてこのディスクに対して摺接するそれらのライニング510及
び520を介して、回転方向Dに押圧される。
場合に、図2に故意に誇張して示してあるように、ディスクの変形を招くことで
ある。
ャリヤを介して車体に最終的に伝えられ、そしてキャリヤは内方パッド51側で
のみ車両に固定されているので、キャリヤ及びキャリパは、当然に、車両と同じ
側における想像回転軸線Rを中心として枢動する傾向にある。
、ディスクの弾性歪みを生じさせ、この歪みは、現象の確実な反動によって悪化
され、キャリヤに対するキャリパの摺動を劣化させるようにブレーキを変形させ
る傾向を有する。
には回転方向Dへのパッドの移動に対して弾性的に抵抗することにあるので、各
パッドは、その上流側端部が上流側ブランチ21の対応するハウジングにより保
持され、又はその下流側端部が下流側ブランチ22の対応するハウジング内に保
持され、又はその両端部の各々が例えば序文で引用した特許文献EP−0,69 4,133において推奨されたように対応するブランチの対応するハウジングに より保持されるため、キャリヤに対して必然的に当接する。
して、上流側ブランチ21の内方及び外方ハウジング211,212のうちの第
1ハウジングが、内方及び外方パッド51,52のうちの第1パッドの上流側端
部のための上流側停止部611を形成する一方、下流側ブランチ22の内方及び
外方ハウジング221,222のうちの第2ハウジングが、内方及び外方パッド
51,52のうちの第2パッドの下流側端部のための下流側停止部622を形成
している点で、先行技術とは区別することができる。
ド51,52の一方に停止部を提供し、これらパッドの各々がこれらブランチの
一方に対してのみ当接する。
流側停止部611に関連された図式記号Ptractionと、壁に対して圧接する矢印
で形成され例えば下流側停止部622に関連された図式記号Pthrustとの2つの
図式記号を含む図4に記号的に描かれている。
されているように捕捉による力の伝達方法を表しており、この内方パッドは保持
輪郭513を有していて、この輪郭を介してこの上流側端部511が上流側ブラ
ンチ21の内方ハウジング211の上流側停止部611に捕捉されるのである。
の下流側端部522に適用する手段による力の伝達方法を表しており、下流側端
部522は、この外方パッドがディスク1により回転方向Dに引きずられたとき
に下流側ブランチ22の外方ハウジング222の下流側停止部622に対して圧
接する。
これら矢印の方向及びこれらを表す線の種類(実線又は破線)によって更なる方
法で区別されており、これらの図形は、本発明を完全に理解できるようにするこ
とを単に目的としている。
式記号で表した力の伝達方法が、破線の図式記号で表した力の伝達方法とは相い
れない、すなわち、これらの方法は同じブレーキで使用してはならないことであ
るが、実線で示す図式記号は、破線で示す図式記号と同様に、互いに両立してい
る。
、ディスク1が方向Dに回転しているときにおけるパッドとキャリヤとの間での
力の伝達方法を説明しているのに対し、矢印が方向Dとは反対方向に向く実線は
、ディスク1が方向Dとは反対方向に回転しているときにおけるパッドとキャリ
ヤとの間での力の伝達方法を説明しており、矢印の方向の意味は破線の図式記号
の場合でも同じである。
度よりも遥に速いことを記憶にとどめ、本発明は、本質的に、ディスクの回転方
向D、すなわち車両が前進走行しているときの力の伝達方法にのみに関係してお
り、車両が後退走行しているときの力の伝達方法の選択は、さして重要ではない
。
12を下流側内方ハウジング221の停止部に対して圧接することなしにその上
流側端部511を介して上流側内方ハウジング211に捕捉される必要があるの
に対し、外方パッド52は、その上流側端部521を上流側外方ハウジング21
2に捕捉されることなしにその下流側端部522を介して下流側外方ハウジング
222の停止部622に対して圧接する必要があること、 本発明の第2の可能な実施例において、外方パッド52は、その下流側端部5
22を下流側外方ハウジング222の停止部に対して圧接することなしにその上
流側端部521を介して上流側外方ハウジング212に捕捉される必要があるの
に対し、内方パッド51は、その上流側端部511を上流側内方ハウジング21
1に捕捉されることなしにその下流側端部512を介して下流側内方ハウジング
221の停止部に対して圧接する必要があること、 本発明の第1の実施例において、車両が後退走行しているときに、外方パッド
52が、その端部521を外方ハウジング212の停止部に対して圧接すること
なしにその端部522を介して外方ハウジング222に捕捉されるのに対し、内
方パッド51が、その端部512を内方ハウジング221に捕捉されることなし
にその端部511を介して内方ハウジング211の停止部に対して圧接するよう
に工夫することが可能であること、 本発明の第2の実施例において、車両が後退走行しているときに、内方パッド
51が、その端部511を内方ハウジング211の停止部に対して圧接すること
なしにその端部512を介して内方ハウジング221に捕捉されるのに対し、外
方パッド52が、その端部522を外方ハウジング222に捕捉されることなし
にその端部521を介して外方ハウジング212の停止部に対して圧接するよう
に工夫することが可能であること、 を示している。
側ブランチ21の剛性をK1とし、下流側停止部622に加えられる力のための
下流側ブランチ22の剛性をK2とした場合、これらの剛性の比K1/K2は0
.80〜1.25でなければならず、すなわち、上流側及び下流側ブランチは少な
くとも類似する剛性を有していなければならず、これらの剛性は互いにできる限
り類似していて、例えばこれらの比K1/K2が0.95〜1.05であることが
好ましいことである。
可動性に匹敵する可動性を内方パッド51に与え、従って制動のもとでこれらパ
ッドの同時且つ同等の移動を保証するこれらの特徴により、図2を参照して説明
した現象及びそのすべての不利益は回避できる。
上流側及び下流側ブリッジ241,242によってキャリヤのベース23に連結
されている。
ジ241は、そのハウジングが内方パッド51のための停止部を形成している一
方のブランチ、すなわち、この場合にはその内方ハウジング211が停止部61
1を支持している上流側ブランチ21を、キャリヤのベース23に連結するよう
に働く。
流側ブリッジ242は、そのハウジングが外方パッド52のための停止部を形成
している一方のブランチ、すなわち、この場合にはそのハウジング222が停止
部622を支持している下流側ブランチ22を、キャリヤのベース23に連結す
るように働く。
いるので、少なくともキャリヤが1種類の材料だけで作られている場合に比K1
/K2が満たさなければならない条件を満足させる有益な方法は、第1及び第2
ブリッジの断面積S1及びS2を異ならせ、第2ブリッジの断面積S2を第1ブ
リッジの断面積S1よりも大きくすることから成る(図3参照)。
ャリヤのベース23に隣接する下方端部241a及びベース23から離れた上方
端部241bを有し、キャリヤに設けた案内装置41、この場合には孔41は、
有益的には上流側ブリッジ241の上方端部241bに配置されているので、キ
ャリパは進み又は遅れなしで内方パッド51の移動に追従できる。
2つの半空間E+,E−を画定し、各半空間がディスクの対応する面11,12
に向かって指向することを理解することによって(図4参照)、明らかにするこ
とができる。
流側停止部と同じ半空間にある第1孔の開口部を介して第1孔に挿入することが
好ましい。
であり、第2案内装置42すなわちキャリパ3と組み合わされた案内装置がピン
である図3,5及び6の実施例において、上流側停止部611と同じ半空間E−
にある開口部411を介してピン42を孔41に挿入することが好ましい。
、この第2孔43内を摺動する第2ピン44とを包含している場合、下流側停止
部622と同じ半空間E+にある開口部431を介してこの第2ピン44を第2
孔43に挿入することが好ましい。
ャリヤのベース23によってのみ互いに結合し、キャリヤを容易に設計できるよ
うにし且つ上流側停止部611の移動と下流側停止部622の移動との間での強
い相互作用を回避するように設けることが有益である。
である。
見た概略図である。
である。
から見た斜視図である。
の外側から見た斜視図である。
横方向軸線を中心として回転方向に回転するディスク;ディスクを跨ぎ、ディス
クの内面に対面して車両に固定された共通ベースに固着されている上流側ブラン
チと下流側ブランチを包含し、下流側ブランチがディスクの回転方向に上流側ブ
ランチから続き、各ブランチがディスクの両側に位置される内方ハウジングと外
方ハウジングを有しているキャリヤ;ディスクを跨ぎ、横方向軸線に平行な横方
向にキャリヤに対して摺動できるように装架されており、ディスクの外面に向か
って指向する顎部と、ピストンによって閉鎖されディスクの内面に向かって指向
するシリンダとを包含するキャリパ;キャリヤとキャリパにそれぞれ設けられ、
一方が第1孔から成り、他方が第1孔内を摺動する第1ピンから成る第1及び第
2案内装置;及び、ピストンとディスクの内面との間またディスクの外面とキャ
リパの顎部との間で横方向にそれぞれ配置された内方パッドと外方パッドから成
る一対の摩擦パッドを包含しており、内方パッドが、上流側及び下流側ブランチ
の内方ハウジング内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部及び下流
側端部を有し、外方パッドが、上流側及び下流側ブランチの外方ハウジング内を
それぞれ摺動できるように装架された上流側端部及び下流側端部を有し、内方及
び外方パッドが、それらの両端部の間に、ディスクの内面及び外面に向かってそ
れぞれ指向する摩擦ライニングを支持し、車両が前進走行している間での制動の
際に各パッドがディスクにより回転方向に押圧され、上流側及び下流側ブランチ
の前記内方及び外方ハウジングのうちの少なくとも第1及び第2ハウジングが、
パッドの端部のための停止部をそれぞれ形成し、これら停止部が内方及び外方パ
ッドの回転方向への移動に抵抗できるようになっている型式のディスクブレーキ
に関する。
5、PCT/FR94/00174及びEP−0,694,133に開示されてい
るように、先行技術からよく知られている。
対して当接するように配設され、他方のパッドがキャリヤの上流側ブランチに引
張り作用を発揮するように配設されているディスクブレーキを開示している。
を生じることなしに、ディスクによりパッドに伝えられる引きずり力を吸収する
ことの難しさにあり、この変形は、キャリヤに対するキャリパの良好な摺動に対
抗する抵抗を生じさせる結果となり、このような抵抗自体はパッドの異常摩耗及
び不均一性、ブレーキ焼付きの危険性、ブレーキ流体吸収量の増大、騒音等を発
生させる。
なしに、変形できるようにしたディスクブレーキを提案することにある。
転方向に押圧されるとき、上流側ブランチの内方及び外方ハウジングのうちの第
1ハウジングが、内方及び外方パッドのうちの第1パッドの上流側端部のための
上流側停止部を形成する一方、下流側ブランチの内方及び外方ハウジングのうち
の第2ハウジングが、内方及び外方パッドのうちの第2パッドの下流側端部のた
めの下流側停止部を形成し、上流側ブランチが、上流側停止部に加えられる力の
ための第1剛性を有し、下流側ブランチが、下流側停止部に加えられる力のため
の第2剛性を有し、第1及び第2剛性の比が0.80〜1.25であることを特徴
としている。
が内方及び外方パッドの一方に停止部を提供し、これらパッドの各々がこれらブ
ランチの一方に対して当接し、上流側及び下流側ブランチが少なくとも類似する
剛性を有するようなものであり、さらに、これらの剛性の比は0.95〜1.05
であることが好ましい。
ウジングであり、第2ハウジングは下流側ブランチの外方ハウジングであり、内
方パッドの上流側端部は保持輪郭を有していて、この輪郭を介してこの上流側端
部が上流側ブランチの内方ハウジングの上流側停止部に捕捉され、外方パッドの
下流側端部は下流側ブランチの外方ハウジングの下流側停止部に対して当接する
。
ブランチが上流側及び下流側ブリッジによってキャリヤのベースに連結されてい
ることにより、本発明によると、ブリッジは、その一方のハウジングが内方パッ
ドのための停止部を形成しているブランチを、キャリヤのベースに連結するよう
にし、その一方のハウジングが外方パッドのための停止部を形成しているブラン
チをキャリヤのベースに連結するブリッジの断面積よりも小さい断面積を有する
ように設けられていることが有益である。。
められ、上流側ブリッジの上方端部がベースから離れた端部として定められてい
る場合に、第1案内装置は上流側ブリッジの上方端部に配置されていることが有
益である。
間にある第1孔の開口部を介して第1孔に挿入される。
第3及び第4案内装置を包含しており、第3及び第4案内装置の一方が第2孔で
あり、その他方が第2孔内を摺動する第2ピンであり、第2ピンは、下流側停止
部の位置する半空間にある第2孔の開口部を介して第2孔に挿入される。
合するように工夫することも有益である。
発明の下記説明から明らかとなるであろう。
リパ3、キャリヤ2とキャリパ3に設けた案内装置41,42,43,44、及
び、内方パッド51と外方パッド52から成る一対の摩擦パッドを包含する型式
の自動車用ディスクブレーキに関する。
軸線Xを中心として回転方向Dに車両の車輪と共に回転駆動される。
はディスク1を跨ぎ、キャリヤの共通ベース23に固着され、このベースは、例
えば穴231及び232に挿入されるねじを用いて、ディスクの内面11に対面
して車両に固定される。
チ21”として知られている他方のブランチから続くものとして定められている
。
両側に位置される内方ハウジング211,221と外方ハウジング212,22
2を有する。
に対して摺動できるように装架されている。
かって指向する顎部32と、ディスクの内面11側に配置されピストン311に
よって閉鎖されたシリンダ31とを包含する。
の孔内を摺動できるように嵌装されたピンとを包含する。
成っていてよく、そうすると、キャリパ3に設けられた案内装置42及び44は
、孔から成る。
装置41及び43を孔から成るように工夫することが可能であり、そうすると、
キャリパはピンを装備することとなり、あるいは代わりとして、キャリヤとキャ
リパがそれぞれ1つの孔及び1つのピンを有するように工夫することも可能であ
る。
内装置のレイアウトは、本発明に従い、後述するような方法で最適化してよい。
置され、上流側及び下流側ブランチ21,22の内方ハウジング211,221
内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部511及び下流側端部51
2を有する。
配置され、上流側及び下流側ブランチ21,22の外方ハウジング212,22
2内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部521及び下流側端部5
22を有する。
グ510,520を支持しており、内方パッドのライニング510はディスク1
の内面11に向かって指向し、外方パッドのライニング520はディスクの外面
12に向かって指向する。
に向けて押動すると、このピストンはパッド51をディスクの内面11に対して
圧接させ、この結果、シリンダ31は、顎部32が外方パッド52をディスクの
外面12に対して同等の力で圧接するまで、ディスクから離隔せしめられる。
スクにより、そしてこのディスクに対して摺接するそれらのライニング510及
び520を介して、回転方向Dに押圧される。
場合に、図2に故意に誇張して示してあるように、ディスクの変形を招くことで
ある。
ャリヤを介して車体に最終的に伝えられ、そしてキャリヤは内方パッド51側で
のみ車両に固定されているので、キャリヤ及びキャリパは、当然に、車両と同じ
側における想像回転軸線Rを中心として枢動する傾向にある。
、ディスクの弾性歪みを生じさせ、この歪みは、現象の確実な反動によって悪化
され、キャリヤに対するキャリパの摺動を劣化させるようにブレーキを変形させ
る傾向を有する。
には回転方向Dへのパッドの移動に対して弾性的に抵抗することにあるので、各
パッドは、その上流側端部が上流側ブランチ21の対応するハウジングにより保
持され、又はその下流側端部が下流側ブランチ22の対応するハウジング内に保
持され、又はその両端部の各々が例えば序文で引用した特許文献EP−0,69 4,133において推奨されたように対応するブランチの対応するハウジングに より保持されるため、キャリヤに対して必然的に当接する。
して、上流側ブランチ21の内方及び外方ハウジング211,212のうちの第
1ハウジングが、内方及び外方パッド51,52のうちの第1パッドの上流側端
部のための上流側停止部611を形成する一方、下流側ブランチ22の内方及び
外方ハウジング221,222のうちの第2ハウジングが、内方及び外方パッド
51,52のうちの第2パッドの下流側端部のための下流側停止部622を形成
している点で、先行技術とは区別することができる。
ド51,52の一方に停止部を提供し、これらパッドの各々がこれらブランチの
一方に対してのみ当接する。
流側停止部611に関連された図式記号Ptractionと、壁に対して圧接する矢印
で形成され例えば下流側停止部622に関連された図式記号Pthrustとの2つの
図式記号を含む図4に記号的に描かれている。
されているように捕捉による力の伝達方法を表しており、この内方パッドは保持
輪郭513を有していて、この輪郭を介してこの上流側端部511が上流側ブラ
ンチ21の内方ハウジング211の上流側停止部611に捕捉されるのである。
の下流側端部522に適用する手段による力の伝達方法を表しており、下流側端
部522は、この外方パッドがディスク1により回転方向Dに引きずられたとき
に下流側ブランチ22の外方ハウジング222の下流側停止部622に対して圧
接する。
これら矢印の方向及びこれらを表す線の種類(実線又は破線)によって更なる方
法で区別されており、これらの図形は、本発明を完全に理解できるようにするこ
とを単に目的としている。
式記号で表した力の伝達方法が、破線の図式記号で表した力の伝達方法とは相い
れない、すなわち、これらの方法は同じブレーキで使用してはならないことであ
るが、実線で示す図式記号は、破線で示す図式記号と同様に、互いに両立してい
る。
、ディスク1が方向Dに回転しているときにおけるパッドとキャリヤとの間での
力の伝達方法を説明しているのに対し、矢印が方向Dとは反対方向に向く実線は
、ディスク1が方向Dとは反対方向に回転しているときにおけるパッドとキャリ
ヤとの間での力の伝達方法を説明しており、矢印の方向の意味は破線の図式記号
の場合でも同じである。
度よりも遥に速いことを記憶にとどめ、本発明は、本質的に、ディスクの回転方
向D、すなわち車両が前進走行しているときの力の伝達方法にのみに関係してお
り、車両が後退走行しているときの力の伝達方法の選択は、さして重要ではない
。
12を下流側内方ハウジング221の停止部に対して圧接することなしにその上
流側端部511を介して上流側内方ハウジング211に捕捉される必要があるの
に対し、外方パッド52は、その上流側端部521を上流側外方ハウジング21
2に捕捉されることなしにその下流側端部522を介して下流側外方ハウジング
222の停止部622に対して圧接する必要があること、 本発明の第2の可能な実施例において、外方パッド52は、その下流側端部5
22を下流側外方ハウジング222の停止部に対して圧接することなしにその上
流側端部521を介して上流側外方ハウジング212に捕捉される必要があるの
に対し、内方パッド51は、その上流側端部511を上流側内方ハウジング21
1に捕捉されることなしにその下流側端部512を介して下流側内方ハウジング
221の停止部に対して圧接する必要があること、 本発明の第1の実施例において、車両が後退走行しているときに、外方パッド
52が、その端部521を外方ハウジング212の停止部に対して圧接すること
なしにその端部522を介して外方ハウジング222に捕捉されるのに対し、内
方パッド51が、その端部512を内方ハウジング221に捕捉されることなし
にその端部511を介して内方ハウジング211の停止部に対して圧接するよう
に工夫することが可能であること、 本発明の第2の実施例において、車両が後退走行しているときに、内方パッド
51が、その端部511を内方ハウジング211の停止部に対して圧接すること
なしにその端部512を介して内方ハウジング221に捕捉されるのに対し、外
方パッド52が、その端部522を外方ハウジング222に捕捉されることなし
にその端部521を介して外方ハウジング212の停止部に対して圧接するよう
に工夫することが可能であること、 を示している。
側ブランチ21の剛性をK1とし、下流側停止部622に加えられる力のための
下流側ブランチ22の剛性をK2とした場合、これらの剛性の比K1/K2は0
.80〜1.25でなければならず、すなわち、上流側及び下流側ブランチは少な
くとも類似する剛性を有していなければならず、これらの剛性は互いにできる限
り類似していて、例えばこれらの比K1/K2が0.95〜1.05であることが
好ましいことである。
可動性に匹敵する可動性を内方パッド51に与え、従って制動のもとでこれらパ
ッドの同時且つ同等の移動を保証するこれらの特徴により、図2を参照して説明
した現象及びそのすべての不利益は回避できる。
上流側及び下流側ブリッジ241,242によってキャリヤのベース23に連結
されている。
ジ241は、そのハウジングが内方パッド51のための停止部を形成している一
方のブランチ、すなわち、この場合にはその内方ハウジング211が停止部61
1を支持している上流側ブランチ21を、キャリヤのベース23に連結するよう
に働く。
流側ブリッジ242は、そのハウジングが外方パッド52のための停止部を形成
している一方のブランチ、すなわち、この場合にはそのハウジング222が停止
部622を支持している下流側ブランチ22を、キャリヤのベース23に連結す
るように働く。
いるので、少なくともキャリヤが1種類の材料だけで作られている場合に比K1
/K2が満たさなければならない条件を満足させる有益な方法は、第1及び第2
ブリッジの断面積S1及びS2を異ならせ、第2ブリッジの断面積S2を第1ブ
リッジの断面積S1よりも大きくすることから成る(図3参照)。
ャリヤのベース23に隣接する下方端部241a及びベース23から離れた上方
端部241bを有し、キャリヤに設けた案内装置41、この場合には孔41は、
有益的には上流側ブリッジ241の上方端部241bに配置されているので、キ
ャリパは進み又は遅れなしで内方パッド51の移動に追従できる。
2つの半空間E+,E−を画定し、各半空間がディスクの対応する面11,12
に向かって指向することを理解することによって(図4参照)、明らかにするこ
とができる。
流側停止部と同じ半空間にある第1孔の開口部を介して第1孔に挿入することが
好ましい。
であり、第2案内装置42すなわちキャリパ3と組み合わされた案内装置がピン
である図3,5及び6の実施例において、上流側停止部611と同じ半空間E−
にある開口部411を介してピン42を孔41に挿入することが好ましい。
、この第2孔43内を摺動する第2ピン44とを包含している場合、下流側停止
部622と同じ半空間E+にある開口部431を介してこの第2ピン44を第2
孔43に挿入することが好ましい。
ャリヤのベース23によってのみ互いに結合し、キャリヤを容易に設計できるよ
うにし且つ上流側停止部611の移動と下流側停止部622の移動との間での強
い相互作用を回避するように設けることが有益である。
である。
見た概略図である。
である。
から見た斜視図である。
の外側から見た斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 内面(11)と外面(12)を有し、車両が前進走行しているときに横方向軸
線(X)を中心として回転方向(D)に回転するディスク(1);ディスク(1
)を跨ぎ、ディスクの内面(11)に対面して車両に固定された共通ベース(2
3)に固着されている上流側ブランチ(21)と下流側ブランチ(22)を包含
し、下流側ブランチ(22)がディスクの回転方向(D)に上流側ブランチ(2
1)から続き、各ブランチがディスク(1)の両側に位置される内方ハウジング
(211,221)と外方ハウジング(212,222)を有しているキャリヤ
(2);ディスク(1)を跨ぎ、横方向軸線(X)に平行な横方向(T)にキャ
リヤ(2)に対して摺動できるように装架されており、ディスクの外面(12)
に向かって指向する顎部(32)と、ピストン(311)によって閉鎖されディ
スクの内面(11)に向かって指向するシリンダ(31)とを包含するキャリパ
(3);キャリヤ(2)とキャリパ(3)にそれぞれ設けられ、一方が第1孔か
ら成り、他方が第1孔内を摺動する第1ピンから成る第1及び第2案内装置(4
1,42);及び、ピストン(311)とディスクの内面(11)との間またデ
ィスクの外面(12)とキャリパの顎部(32)との間で横方向(T)にそれぞ
れ配置された内方パッド(51)と外方パッド(52)から成る一対の摩擦パッ
ドを包含しており、内方パッド(51)が、上流側及び下流側ブランチ(21,
22)の内方ハウジング(211,221)内をそれぞれ摺動できるように装架
された上流側端部(511)及び下流側端部(512)を有し、外方パッド(5
2)が、上流側及び下流側ブランチ(21,22)の外方ハウジング(212,
222)内をそれぞれ摺動できるように装架された上流側端部(521)及び下
流側端部(522)を有し、内方及び外方パッド(51,52)が、それらの両
端部の間に、ディスクの内面(11)及び外面(12)に向かってそれぞれ指向
する摩擦ライニング(510,520)を支持し、車両が前進走行している間で
の制動の際に各パッドがディスクにより回転方向(D)に押圧され、上流側及び
下流側ブランチ(21,22)の前記内方及び外方ハウジング(211,212
,221,222)のうちの少なくとも第1及び第2ハウジングが、パッドの端
部のための停止部(611,622)をそれぞれ形成し、これら停止部が内方及
び外方パッドの回転方向(D)への移動に抵抗できるようになっている自動車用
ディスクブレーキにおいて、パッドが回転方向(D)に押圧されるとき、上流側
ブランチ(21)の内方及び外方ハウジング(211,212)のうちの第1ハ
ウジングが、内方及び外方パッド(51,52)のうちの第1パッドの上流側端
部のための上流側停止部(611)を形成する一方、下流側ブランチ(22)の
内方及び外方ハウジング(221,222)のうちの第2ハウジングが、内方及
び外方パッド(51,52)のうちの第2パッドの下流側端部のための下流側停
止部(622)を形成し、上流側ブランチ(21)が、上流側停止部(611)
に加えられる力のための第1剛性(K1)を有し、下流側ブランチ(22)が、
下流側停止部(622)に加えられる力のための第2剛性(K2)を有し、第1
及び第2剛性の比(K1/K2)が0.80〜1.25であることを特徴とするデ
ィスクブレーキ。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスクブレーキにおいて、第1及び第2剛性(K1,K2)
の比(K1/K2)が0.95〜1.05であることを特徴とするディスクブレー
キ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスクブレーキにおいて、第1ハウジングが上流側ブ
ランチ(21)の内方ハウジング(211)であり、第2ハウジングが下流側ブ
ランチ(22)の外方ハウジング(222)であり、内方パッド(51)の上流
側端部(511)が保持輪郭(513)を有していて、この輪郭を介してこの上
流側端部(511)が上流側ブランチ(21)の内方ハウジング(211)の上
流側停止部(611)に捕捉され、外方パッド(52)の下流側端部(522)
が下流側ブランチ(22)の外方ハウジング(222)の下流側停止部(622
)に対して当接することを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のディスクブレーキにおいて、上流側及び下流側ブランチ
(21,22)が、それぞれ異なる断面積(S1,S2)を有する上流側及び下
流側ブリッジ(241,242)によってキャリヤのベース(23)に連結され
、上流側及び下流側ブリッジのうちの第1ブリッジが、その一方のハウジングが
内方パッド(51)のための停止部を形成しているブランチを、キャリヤのベー
ス(23)に連結し、上流側及び下流側ブリッジのうちの第2ブリッジが、その
一方のハウジングが外方パッド(52)のための停止部を形成しているブランチ
を、キャリヤのベース(23)に連結し、第1ブリッジが第2ブリッジの断面積
よりも小さい断面積を有することを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項5】 請求項4記載のディスクブレーキにおいて、上流側ブリッジ(241)が、キ
ャリヤのベース(23)に隣接する下方端部(241a)及びベース(23)か
ら離れた上方端部(241b)を有し、第1案内装置(41)が上流側ブリッジ
の上方端部(241b)に配置されていることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のディスクブレーキにおいて、ディス
クが2つの半空間(E+,E−)を画定し、各半空間がディスクの2つの面(1
1,12)の一方に向かって指向し、第1ピンが、上流側停止部(611)の位
置する半空間(E+,E−)にある第1孔の開口部(411)を介して第1孔に
挿入されることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のディスクブレーキにおいて、キャリ
ヤ(2)及びキャリパ(3)にそれぞれ設けた第3及び第4案内装置(43,4
4)を包含しており、第3及び第4案内装置の一方が第2孔であり、その他方が
第2孔内を摺動する第2ピンであり、第2ピンが、下流側停止部(622)の位
置する半空間(E+,E−)にある第2孔の開口部(431)を介して第2孔に
挿入されることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のディスクブレーキにおいて、上流側
及び下流側ブランチ(21,22)がキャリヤのベース(23)によって互いに
結合されているだけであることを特徴とするディスクブレーキ。
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JPH01224531A (ja) | ディスクブレーキ |
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