JP2002503415A - 一つの呼出番号における複数の遠距離通信網で複数の加入者を接続するための方法とシステム - Google Patents

一つの呼出番号における複数の遠距離通信網で複数の加入者を接続するための方法とシステム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一つの呼出番号で複数の遠距離通信網に参加する加入者を接続するための方法及びシステムに関する。本発明は、加入者データが少なくとも一つの遠距離通信網に格納しておいて、必要に応じて他の遠距離通信網でも利用可能とすることを特徴とする。この目的のために、本発明は、複数の遠距離通信網の少なくとも一つが、全ての関連する遠距離通信網が共通するデータバンクを持つようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 一つの呼出番号における複数の遠距離通信綱で複数の加入者を接続するための 方法及びシステム 詳細な説明 本発明は、一つの呼出番号における複数の遠距離通信網で複数の加入者を接続 するための方法及びシステムに関するものである。 今日の遠距離通網は一方では線路と結び付く形態の遠距離通信網、いわゆる固 定通信網を介して展開され、他方では線路と結び付いていない遠距離通信網、い わゆる移動通信網を介して展関される。 その場合、必要なことは、一人の加入者が、同人がどのネットを経由して電話 するかに関係なく、唯一の呼出番号で話せることである。すなわち、現在の遠距 離通信網は呼出迂回が可能である。すなわち、例えば移動通信網を経由して連絡 できる加入者のための呼出を、予め定められている固定通信網の呼出番号に向け て迂回させることが出来るが、この呼出迂回は唯一の呼出番号による加入者との 本当の連絡方法ではない。 加入者が必要ならば何時でも呼出迂回を設定し、不要ならば再びクリアしなけ ればならない点も不利である。更に、呼出迂回のためには毎回、呼出を迂回させ ようとする実際の呼出番号を入力しなければならない。加入者が自分の居所を変 えるか、別の呼出番号に向けて呼出迂回を望む場合、同人がこの呼出番号を毎回 設 定し直さなければならない。 本発明の課題は、加入者が自動的に同人のその都度の居所で同人の呼出番号で もって連絡できるようにするために、一つの呼出番号で複数の遠距離通信網にあ る(複数の)加入者を接続するための方法とシステムを提案することである。 この課題は、加入者データが少なくとも一つの遠距離通信網に記憶され、照会 に応じて他の遠距離通信網を利用できるようにすることによって解決される。 この場合、全ての関与遠距離通信網に共通するデータバンクが、それらの遠距 離通信網の少なくとも一つに用意されている。 遠距離通信網の少なくとも一つがGSM移動通信網であり、少なくとも遠距離 通信網の別の一つがデジタル式インテリジェント固定通信網である。 ここで本発明の長所は、移動通信網におけるのと同様に、関与固定通信網でも 移動性管理が可能である点である。すなわち、加入者は、同人の居所に割り当て られている、その都度の呼出番号の固定通信網経由でも連絡できる。更に、その ことと関連して、常に可能な時には、固定通信網経由で通信が展開され、従って 、例えば連結費用を節約し、固定通信網経由通信の全ての長所、例えば高度の通 話クオリティーと伝送率を利用できる長所がある。 主要な加入者データはホームデータバンクで管理されている。その場合、最初 の具体化形態では、ホームデータバンクがホーム ロケーションレジスタ(HLR)とインテリジェントネットシステム(INS) の仕事を引き受けることが想定されている。その場合、ホームロケーションレジ スタ(HLR)とインテリジェントネットシステム(INS)は特別に相互に連結 されておらず、別々の機能を引き受け、両者がMAP(Mobile Application Par t)インターフェース経由で移動無線通信網の中継局及び固定通信網の中継局と も通信する。 通信網を連結可能にするには、ホームロケーションレジスタ(HLR)の加入者 プロフィールと移動無線通信網のビジターロケーションレジスター(VLR)を 拡張して、既存及び今後の固定通信網サービスが形成できるようにしなければな らない。更に、移動無線通信網の移動性管理の機能が固定通信網にまで拡張され る。遠距離通信網の各中継局に、ホームデータバンク(HDB)と通信するビジ ターデータバンク(VDB)それぞれ一つ配置されており、加入者データの関連 部分で一時的に管理される。 更に、固定通信網の端未機器と中継局との問で移動性機能分だけ拡張された制 御チャネル(D−チャネル)を経由して信号を送る。αインターフェースのため の相互作用によるMAP実行は固定通信網の中継局で行われる。移動性管理を実 施する上で重要な点は、固定通信網経由でMAP信号発信の受付時に加入者の居 所がホームデータバンクに伝送され、そこで登録されることである。 移動無線機器は、移動無線通信網経由及び固定通信網経由の通 信用端末機器に使える。その場合、加入者の移動無線機器を固定通信網に対する 結合は、ホームベースステーション経由あるいはコードレスベースステーション 経由で行うことが出来る。使用される移動端末機器は、GSM標準規格のみをサ ポートするか、あるいはいわゆるデュアルモード端末機器、GSM標準規格及び DECT標準規格をサポートする。 また、別の具体化形態では、ホームデータバンク(HDB)がホームデータバ ンク機能(HLF)との交点及びサービス制御機能(SCF)として形成されて いる。その場合、この交点はサービスデータバンク交点(SDP)と呼ばれる。 HLRとINSを伴う具体化形態とは異なり、サービスデータバンク交点SDP には、ホームデータバンク機能HLFとサービス制御機能SCFによってHLR とINSの機能がシミュレートされる。 次に、個人通信サービス(PCS)を実現するためのアーキテクチュアの例を 図面で詳しく解説する。その場合、それらの図面とそこに記載されている説明に よって本発明のその他の特徴と長所が明らかにされる。その場合、 図1は、本発明に拠るシステムの概要図である; 図2は、ホームデータバンクとしてのHLRとINSを使う本 発明に拠る第1の具体化形態の図解である; 図3は、呼出が入ってきた時のHLR照会図である; 図4は、呼出が入ってきた時のHLRとINSの照会図であ る; 図5は、ホームデータバンクとしてSDPを使う場合における本発明の別の具 体化形態の図解である; 図6は、呼出が入ってきた時のSDPの照会図である; 図7は、INSとHLRとの問の連結を伴う本発明3番目の具体化形態の図解 である; 図8は、一つの交点における加入者データバンクHDBに対するINSとHL Rの統合図である; 図9は、INSを補助する中継局における結合の取扱いを示す; 図10は、INSを直接引き込む際、中継局における結合の取扱いを示す; 図11は、ネット交点における加入者データの設定と変更の経過図である; 図12は、一つの交点で加入者データバンクHDBにINSとHLRを統合す る、本発明に拠る第4の具体化形態の図解である; 図13は、上記の第の4具体化形態の主要パラメーターの一覧である。 図1で示したように、全ての具体化形態にも共通しているのは、どの加入者に ついても、主な加入者データがホームデータバンクHDBで管理される点である 。具体化に応じて、ホームデータバ ンクHDBは二つの別々の交点、インテリジェントネットシステムINSと移動 無線通信網のホームロケーションレジスタHLRより成る(図2)。 代替具体化形態(図5〉では、ホームデータバンクHDBが一つのサービス制 御機能SCFと一つのホームロケーションレジスタ機能HLFを伴う一つのサー ビスデータバンク交点SDPより成ると想定している。加入者のその都度の中間 中継局TVStあるいは(V)MSCでは、加入者データの関連部分は一時ビジ ターデータバンクVDBで管理される。移動中継局(V)MSCのケースでは、 VDBはVLRに対応している。加入者中継局TVStの場合、(ネツトの視点 から見て)端末機器は移動性機能分だけ拡張されたDチャネル経由で接続される 。以下、この拡張はαインターフェースと呼ぶ。移動端末機器は例えばコードレ スベースステーションDECT経由で結合される。その場合、端末機器はここで GSM標準規格も、DECT標準規格もサポートしなければならない。場合によ りGSM端末機器をホーム固定ステーションHBS経由でも固定通信網に結合で きる。勿論、加入者中継局TVStとDECTないしはHBS間で私設地方局P ABXを接続出来る。 結合部がない分離型インテリジエントネットシステムとHLR 図2で紹介している第一の具体化形態では、ホームデータバンクHDBは一つ のインテリジェントネットシステムINSと一つ のホームロケーションレジスタHLRより成る。交点が分離型機能を引き継ぐた めに、交点結合は不要である。HLRは移動性管理のための中心点であり、在来 型ISDN/GSMサービスに関する加入者中継局プロフィールを管理する。特 殊なサービスについては、INSを通じて制御出来る。そのために必要なトリガ ー点は加入者プロフィールの任意構成要素である。 アーキテクチュアを変換するには、TVStにおけるαインターフェースに対 する相互作用によってMAP実行が必要である。 インテリジェントネットシステムとホームロケーションレジスタHLR及び移 動無線中継局M−SSP並びに固定通信網中継局M−TVStの間で信号発信デ ータはMAPインターフェース経由で伝達される。中継局間における通話の構築 と解除及び通信はISUP経由で行われる。 移動無線通信網FPLMNとPLMNは、通過中継局C−SSPないしはVE :Nを使って固定通信網Tネットに結合される。 加入と加入者に特定のデータ 一般サービスデータ HLRとVDB/VLRにおける加入者プロフィールに関するオブジェクトモ デルを拡張して、既存のGSMサービスと並行して、既存(及び今後)の全ての ISDNサービスが対応付けられ(mapped)るようにしなければならない。可能 な限り、既存GSMオブジェクトをISDNサービスにも再利用すべきである。 G SMオブジェクトがISDNサービスを対応付けるには不十分な限りにおいて、 既存オブジェクトを拡張して、MAPにおける私設拡張として転送しなければな らない。GSMオブジェクトモデルにないISDNサービスは、ネットワーク特 定サービスとして追加でき、MAPに転送できる。このためには、補足サービス 、テレサービス、ベアラー(支持)サービスのようなカテゴリー向けの16サー ビスがその都度用意されている。 移動性データ 移動性を伴うサービスには、補足サービス、テレサービス、ベアラーサービス のための上記加入以外に移動性のための加入も必要である。PCSを形成するた めに、固定通信網及び移動機能範囲については次のオプションが必要である。両 範囲のオプションは任意に組み合わせることが出来る。 固定通信網: 1.制限がない、すなわち、サービスは、移動性のために装備されているTネッ トにおける全ての接続部で加入者が利用できる。 2.TVStに制限される場合、すなわち、サービスは、移動性のために装備さ れている一つあるいは複数のTVStの範囲における全ての接続部で加入者が利 用できる。 接続部に制限される場合、すなわち、サービスは一つあるいは複数の接続部で 加入者が利用できる。 移動無線通信網: 1.制限なし、すなわち、サービスは、Tモビルのサービス範囲全体で(D1ネ ット、及び全ての漂遊パートナーのネットで)加入者が利用できる。 2.ホームネットのみ、サービスはD1ネットでのみ加入者が利用できる。 3.地域限定、すなわち、サービスは、Tモビルのサービス範囲の(D1ネット 、及び漂遊パートナーのネットの)明示的に許されている地域でのみ利用でぎる 。 移動無線範囲については、今日既に移動性オプションがHLRとVLRの機能 によって実現している。固定通信網範囲については、その都度のオプションを実 現させるために原則として次のような二つの代案が考えられる: 1.HLRには固定通信網範囲の移動性プロフィールが与えられていない。その 代わり、TVStでは接続部ごとに無資格ないしは有資格加入者のブラックリス トあるいはホワイトリストが管理される。 2.HLRでは個別接続部あるいは個別TVStの資格が管理され(ブラックリ ストあるいはホワイトリスト)及び−場合により―VDB/VLRに伝達される 。場合により、GSM標準規格のために確定されている地域加入解決策をこの応 用面に使用あるいは拡張出来る。 代替案2に対応する解決策を優先する。それによってTVStにおける管理費 を最小限に抑えられ、加入者のためのサービス準備が促進される。 ホーム接続 原則として、二種類の呼出番号がPCS加入者に代替提供するのが目的である : 1.サービス呼出番号 2.市内通話網による従来の呼出番号(市内通話網呼出番号)サービス呼出番号 を使用する場台、ホーム接続を確定する必要はない。ところがこれとは違い、加 入者ごとに一つの市内通話網呼出番号を使う場合、ホーム接続を設定しなければ ならない。対応するTVStでは、市内通話網呼出番号に対して加入者別にその 都度のHLRアドレスを管理しなければならない。 INトリガーとIN加入者データ GSMサービスないしはISDNサービスの提供以上のサービスは、加入者を 任意に加入者に特定INサービスとして提供できる。これらのサービスを管理す るために、例えば、初期検出点(Initial Detection Poi nts)、サービスキー(Service key)、SCPアドレス(INトリ ガー)が必要である。入来呼出(PTC、PCS着信呼出(Terminati ngCall))ないしは発出呼出(POC、PCS発信呼出(Originat ingCall))に関連があるサービス を区別しなければならない;その都度異なるINトリガーが必要である。 POCのためのINトリガーはHLRとVDB/VLRにおける加入者データ の任意構成要素である。この原則は、サービス呼出番号を伴うPCS加入者の場 合、PTC・INトリガーにも必要である。市内通話網呼出番号を伴うPCS加 入者の場合、PTC・INトリガーを用意するために二つの可能性が考えられる : 1.PTC・INトリガーはホーム接続データの任意構成要素であり、対応する TVStで加入者特定して(HLRアドレスに補足)管理される。 2.PTC・INトリガーはHLRとVDB/VLRにおける加入者データの任 意構成要素である。トリガーはMAPで転用される。 代案2に対応する解決策が優先される。これによってTVStにおける管理費 が最小限に抑えられ、その結果、加入者のための新たなINサービスの準備が促 進され、容易になる。上記のINトリガーに加えて、SCPで加入者特定INデ ータが必要であるが、ここでは、これらの詳細は取り扱わない。 移動性の手順 次に、PCSの主な手順の流れについて取り上げる。移動無線範囲における手 順の詳細は取り上げない。これはGSM標準規格によって設定されており、標準 化以外の他のGSMネットに対す る互換性が必要なために不変であるからである。 登録(位置更新(Location Update)) 登録の目標は、必要な加入者プロフィールデータをHLRからVDB/VLR に伝達され、HLRで現実の滞在情報を準備することである。原則として、αイ ンターフェースを装備している各接続部で登録が可能である。加入者プロフィー ルによって、加入者固有の制限を実現できる。 登録は、端末機器によって進められる。端末機器は、IMSIあるいはTMS Iを伴うネットに対する登録のために必要に応じて同定する。確認するために、 GSM標準規格で使用された方法が使用される。登録には次の4種類の方法があ る: 1.端末機器を新VDB/VLR範囲における新アクセスで加入: GSM移動化の場合、SIMで記億されている位置エリア(Location Area)と同報通信チャネル(Broadcast Channel)から 発信される位置エリアとを比較することによって位置更新(Location Update)の必然性が認織される。αインターフェースのために同等の機能 を開発しなければならない。 このケースでは加入者はTVStのVDB/VLRに登録されていないために 、VDB/VLRはHLRに対する照会を延長する。該当HLRをIMSIを使 い確認する(ITU−T E.2 12準拠GTT)。固定通信網における移動性オプションを対象に選択された代 案に応じて、(VDB/VLRにおけるプロフィール伝達後の個別接続について )TVStあるいはHLRで求められる登録の許容性を検討する。TVStのE .164番号をMSC番号とVLR番号としてHLRに伝える。登録完了前に、 必要な加入者プロフィールがVDB/VLRに伝達される。VDB/VLRは加 入者の実際接続が記億される。 2.端末機器を旧VDB/VLR範囲における新アクセスで加入: 1.)項のように、端末機器は新規登録の必要性を認識する。 このケースでは、加入者が既にVDB/VLRで登録されているために、HL Rが関与しないで登録が実行される。VDB/VLRでは、代案の選択に応じて 固定記億データあるいは動的プロフィールに含まれているデータを使いこの接続 のために求められている登録の許容性を検査する。VDB/VLRは加入者の新 しい実際の接続を記憶する。 3.IMS分離(Detach)後の旧アクセスにおける端末機器の通知: VDB/VLRでは、ATTフラッグを付加部(attached)に載せる。 4.端末機器中の周期位置更新タイマー(Periodic Location Update Timers)の満了後: GSM端末機器で、周期位置更新タイマー満了後、予防的に周期登録が開始され る。タイマーのスタート値は同報通信チャネル経由で発信される。ネットと端末 機器との間で行われる毎回の通信後に、改めてタイマーがスタートする。この手 順はVDB/VLRにおける暗黙の分離手順の主要な構成要素である(VDB/ VLR中の加入者特定タイマーが進み終わると、加入者は自動的に切り離され、 タイマーはネットと端末機器との間の毎回通信後に改めてスタートする)。更に 、データファイルの不安定性を除去する手順が適用される。そのため、αインタ ーフェースについても同等の機能を開発しなければならない。周期的に登録する と、VDB/VLRのデータレベルに応じて、1.)〜3.)項で挙げたアクショ ンが生じる。 登録が果たされた後、加入者の一時割当が行われる。すなわち物理的接続のた めのIMSIの一時割当である。原則として複数の加入者を同時に一つの物理的 接続部に割り当てることが出来る。PCS発信呼出(Originating Call)(POC)PCS発信呼出(POC)は端末機器から対応する要請(セ ットアップ)を通じαインターフェースを経て発生(導入)される。端末機器は IMSIあるいはTMSIを伴うネットに対して同定される。これを確認するた めに、GSM標準規格で使われている方法が利用される。 VDB/VLRでは、要求されている呼出(Call)の許容 性(テレサービス、ODBインタ一ロック、インターロック(Barring) 調整など)が検査される。場合により、呼出は対応する理由があれば拒否される か、ないしはODBの場合、オペレーターに迂回される。 VDB/VLRにおける検査後、要求されている呼出が構築される。発呼者番 号(Calling Party Number)として使用されるのは、VD B/VLRで記憶されている呼出人の呼出番号(Basic MSISDN)( 市内通話網呼出番号あるいはサービス番号)。位置番号(locationNum ber)は接続に関連して付けられる。 VDB/VLRで、IN−MOCトリガー(オプション)が設置されている場 合、該当するサービス制御点(Service Control Point)( SCP)でIN対話が開始される。SCPアドレス(E.164番号)とサービ スキーはInトリガーの構成要素である。 PCS着信呼出(Terminating Call)(PTC) 図3で紹介されているようにPCS着信呼出(PTC)の場合、呼出構築のため にHLRに対するMAP照会(VDB/VLR中へ延長)が必要である。(一つ の)市内通話網呼出番号を伴う加入者の場合、この照会(問合わせ(Inter rogation))はTVStからホーム接続(ゲートウェイ)からスタート する。 呼出番号のために記憶されているHLR番号(E.164番号)を使い該当する HLRが照会される。 (一つの)サービス番号を伴う加入者の場合、任意のVStあるいはMSCで 問い合わせることが出来る(ゲートウエイ)。サービス番号を使い(例えばNDC の後、最初の数字4個を使い)該当するHLRに対する一義的な割当が行われる 。 HLRに対する問合わせによって、利用できるサービスデータが全て伝達され る。HLRでは、要求された呼出(Call)の許容性(テレサービスの加入、 ODBインターロック、インターロック(Barring)の調整など)が検査 される。場合により、相応する理由があれば呼出が拒否される。HLRで検査が 行われた後(無条件呼出送り(Call Forwarding uncondi tional)が起動していない限り)、実際のVDB/VLRに対する問合わせ が継続される。 VDB/VLRは、加入者(IMSI)の付加状況(Attach−stat us)を試験し、TVSt(移動ステーション漂遊番号(Mobil Stat ion Roaming Number)、MSRN)の領域に由来する一時呼 出番号あるいは相応の理由(加入者不在(absentscriber))をもっ て問合わせに回答する。MSRNはHLRからゲートウエイに送られる。加入者 不在の場合(起動している限りにおいて)、HLRで呼出送り不達(Call F orwarding Not Rea chable)が導入される。 ゲートウエイでは、呼出構築のためのMSRNが実際のTVStに使用される 。呼出(Call)が実際のTVStに達すると直ちに、MSRNによって、呼 び出された加入者(IMSI)に対する相関関係が生じる。VDB/VLRデー タには実際の物理的接続が含まれており、αインターフェースを介して、GSM ページングに類似している手順が導入され、引き抜き呼出構築が終わる。IMS IあるいはTMSIによってネットから端末機器が呼び出される。確認するため に、GSM標準規格で適用されている方法が利用される。 HLRで、VDB/VLRトリガー(オプション)が設置されている場合、図 4で表示されているように、差し当たりVLRに対する問合わせは継続されない 。その代わり、INトリガーがゲートウェイに戻り、INSの該当サービス制御 点(SCP)に対するIN対話が開始される。SCPアドレス(E.164番号 )とサービスキーはInトリガーの構成要索である。IN対話終了後(IN対話 によって呼出構築のためにそれ以外のことが不要である限りにおいて)、HLR 、更にVLRに対して改めて問合わせが開始される。 補足サービス(Supplementary Services)の制御 ISDN及びGSM補足サービスは、端末機器とHLRとの間 の機能プロトコルによって制御される。 INSにおける付加サービス(ISDNないしはGSM補足サービスに非ず)の 制御は未だオープンであるが、例えばIN‐IP経由あるいはインターネット経 由で実行できる。 交点におけるSCFとHLF、固定通信網におけるバリアントINAPとMA P 図5で紹介するアーキテクチュアの場合、ホームデータバンクHDBはサービ ス機能(Service Control Function)(SCP)とホー ム位置機能(Home Locatoin Function)(HLR)を伴うサ ービスデータバンク交点SDPより成る。両機能は、共通データバンクにアクセ スする。HLFは、移動性管理の中心点であり、将来ISDN/GSMのための 加入者プロフィールを管理する。特別のサービスについては、SCFによる制御 が可能である。そのために必要なトリガー点は加入者プロフィールに最適な構成 要素である。 アーキテクチュアの変換には、TVStにおけるαインターフェースに対する 相互作用によるMAP実行が必要である。更に、HDBの新規開発が必要である 。ここでも中継局はMAPプロトコルを介して連結される。 データベースにおける加入者プロフィールのためのオブジェクトモデル(SD P、サービスデータ点)は、GSMサービスと並行して、全てのISDNサービ スが具体化できるように設計しな ければならない。出来るだけ、既存のGSMオブジェクトをISDNサービスに ついても継続利用しなければならない。ISDNサービスを具体化するには、G SMオブジェクトが不十分な限りにおいて、既存オブジェクトを拡張し、MAP における専用拡張として転用する。これについては、補足サービス(Suppl ementary Services)、テレサービス(Teleservice s)、ベアラーサービス(Bearer Services)の各カテゴリーに ついてそれぞれ16サービスが利用できる。 移動性データ 各種移動性を伴うサービスでは、補足サービス、テレサービス、ベアラーサー ビスのための上記加入以外に移動性に関する加入も必要である。PCSを形成す るには、固定通信網範囲及び移動無線範囲のために次のオプションが必要である 。両範囲のオプションを任意に組み合わせることが出来る。 固定通信網: 1.制限なし、すなわち、移動性のために装備されているTネットにおける全て の接続部でこのサービスを加入者が利用できる。 2.,TVStに限定、すなわち、移動性のために装備されている一つあるいは 複数のTVStの範囲にある全ての接続部で加入者がこのサービスを利用できる 。 3.接続に限定、すなわち、一つあるいは複数の接続部で加入者 がこのサービスを利用できる。 移動無線通信網: 1.制限なし、すなわち、Tモビルのサービス領域全体(D1ネット及び全ての 漂遊パートナーのネット)で加入者はこのサービスを利用できる。 2.ホームネットのみ、すなわち、D1ネットでのみこのサービスを加入者が利 用できる。 3.地域限定、すなわち、Tモビルのサービス範囲で明示的に許されている地域 でのみ(D1ネット及び全ての漂遊パートナーのネット)このサービスを加入者が 利用できる。 現在既に、移動無線範囲について移動性オプションがHLRとVLRにおける 機能によって実現されている.固定通信網範囲について、その都度のオプション を実現するために原則として次の二つの代案が考えられる: 1.HLRでは、固定通信網範囲のための移動性プロフィールが与えられていな い。その代わりに、TVStで接続部ごとに無資格ないしは有資格加入者のブラ ックリストあるいはホワイトリストが管理される。 2.HLRでは、個別接続部あるいは個別TVStのための(ブラックリストあ るいはホワイトリスト)、場合によりVDB/VLRのための資格が転用される 。GSM標準規格のために定められている地域予約解決策(Regional Subsc ription solution)は、場合によりこの適用面のために利用あ るいは拡張できる。 代案2に対応する解決策が優先されるのは、これによってTVStにおける管理 費が最小限に抑えられ、加入者のためのサービス準備が促進されるためである。 ホーム接続 原則として、PCS加入者には2種類の呼出番号のいずれかが提供される: 1.サービス呼出番号 2.市内通話網による在来の呼出番号(市内通話網呼出番号)サービス呼出番号 を利用する場合、ホーム接続の確定は不要である。ところがこれとは逆に、加入 者ごとに一つの市内通話網呼出番号が使われる場合、一つのホーム接続部を設け なければならない。対応するTVStで、加入者を特定し、市内通話網呼出番号 についてその都度のSCFアドレスを管埋しなけれぱならない。 INトリガーとIN加入者データ GSMサービスないしはISDNサービスを超えるかも知れぬサービスを、加 入者に対し加入者特定INサービスとして任意に提供できる。これらのサービス を管理するには、例えば、初期検知点(Initial Detection Points)、サービスキー(Service Key)、SCPアドレス(I Nトリガー)が必要である。入着呼出(PTC、PCS着信呼出(T erminating Call))ないしは発出呼出(POC、PCS発信呼 出(Originating Call))に関連があるサービスを区別しなけれ ばならない;ただし、一体のHDBアーキテクチュアに制約を受け、必要なもの は明示的なPOC−INトリガーのみである。 POCのためのINトリガーはHDBとVDB/VLRにおける加入者データ の任意構成要素である。トリガーはMAPで伝達される。 PTCについては、IN処理が要求されており、場合により、そこでローカル (lokal)実施されるか否か、HDBで確認できる。 上記のトリガー以外に、データベースの加入者特定INデータが必要である。 詳細については割愛する, 移動性に関する手順 次にPCSの主な重要な手順を説明する。手順では移動無線の領域は取り上げ ないが、それは、これらがGSM標準規格で設定されており、標準化以外の他の GSMネットと両立する必要があるため変更されることがないためである。 登録(位置更新(Location Update)) 登録の目標は、必要な加入者プロフィールデータをHDBからVDB/VLR に伝達され、HDBで現実の滞在情報を準備することである。原則として、αイ ンターフェースを装備している各 接続部で登録が可能である。加入者プロフィールによって、加入者固有の制限を 実現できる。 登録は、端末機器によって進められる.端末機器は、IMSIあるいはTMS Iを伴うネットに対する登録のために必要に応じて同定する。確認するために、 GSM標準規格で使用された方法が使用される。登録には次の4種類の方法があ る: 1.端末機器を新VDB/VLR範囲における新アクセスで加入: GSM移動化の場合、SIMで記憶されている位置エリア(Location Area)と同報通信チヤネル(Broadcast Channel)から 発信される位置エリアとを比較することによって位置更新(Location Update)の必然性が認識される。αインターフェースのために同等の機能 を開発しなければならない。 このケースでは加入者はTVStのVDB/VLRに登録されていないために 、VDB/VLRはHLFに対する照会を延長する。該当HDBをIMSIを使 い確認する(ITU−T E.212準拠GTT)。固定通信網における移動性オ プションを対象に選択された代案に応じて、(VDB/VLRにおけるプロフィ ール伝達後の個別接続について)TVStあるいはHDBで求められる登録の許 容性を検討する。TVStのE.164番号をMSC番号とVLR番号としてH DBに伝える。登録完了前に、必要 な加入者プロフィールがVDB/VLRに伝達される。VDB/VLRは加入者 の実際接続が記憶される。 2.端末機器を旧VDB/VLR範囲における新アクセスで加入: 1.)項のように、端末機器は新規登録の必要性を認識する。 このケースでは、加入者が既にVDB/VLRで登録されているために、HD Bが関与しないで登録が実行される。VDB/VLRでは、代案の選択に応じて 固定記憶データあるいは動的プロフィールに含まれているデータを使いこの接続 のために求められている登録の許容性を検査する。VDB/VLRは加入者の新 しい実際の接続を記憶する。 3.IMS分離(Detach)後の旧アクセスにおける端未機器の通知: VDB/VLRでは、ATTフラッグを付加部(attached)に載せる, 4.端末機器中の周期位置更新タイマー(Periodic Location Update Timers)の満了後: GSM端末機器で、周期位置更新タイマー満了後、予防的に周期登録が開始さ れる。タイマーのスタート値は同報通信チャネル経由で発信される。ネットと端 末機器との間で行われる毎回の通信後に、改めてタイマーがスタートする。この 手順はVDB/VLRにおける暗黙の分離手順の主要な構成要素である(VDB / VLR中の加入者特定タイマーが進み終わると、加入者は自動的に切り離され、 タイマーはネットと端末機器との間の毎回通信後に改めてスタートする)。更に 、データファイルの不安定性を除去する手順が適用される。そのため、αインタ ーフェースについても同等の機能を開発しなければならない。周期的に登録する と、VDB/VLRのデータレベルに応じて、1.)〜3.)項で挙げたアクショ ンが生じる。 登録が果たされた後、加入者の一時割当が行われる。すなわち物理的接続のた めのIMSIの一時割当である。原則として複数の加入者を同時に一つの物埋的 接続部に割り当てることが出来る。PCS発信呼出(Originating Call)(POC) PCS発信呼出(POC)は端末機器から対応する要請(セットアップ)を通 じαインターフェースを経て発生(導入)される。端末機器はIMSIあるいは TMSIを伴うネットに対して同定される。これを確認するために、GSM標準 規格で使われている方法が利用される。 VDB/VLRでは、要求されている呼出(Call)の許容性(テレサービ ス、ODBインタ一ロック、インターロック(Barring)調整など)が検 査される。場合により、呼出は対応する理由があれば拒否されるか、ないしはO DBの場合、オペレーターに迂回される。 VDB/VLRにおける検査後、要求されている呼出が構築さ れる。発呼者番号(Calling Party Number)として使用さ れるのは、VDB/VLRで記憶されている呼出人の呼出番号(BasicMS ISDN)(市内通話網呼出番号あるいはサービス番号)。位置番号(Locat ion Number)は接続に関連して付けられる。 VDB/VLRで、IN−MOCトリガー(オプション)が設置されている場 合、該当するサービス制御点(Service Control Point>( SCP)でIN対話が開始される。SCPアドレス(E.164番号)とサービ スキーはInトリガーの構成要素である。 PCS着信呼出(Terminating Call)(PTC) 図6で紹介されているように、PCS着信呼出(PTC)の場合、呼出構築の ためにHLRに対するINAP照会が必要である。このINAP対話は、GSM で普通に使われている_CインターフェースにおけるMAP対話の代わりになる 。(一つの)市内通話網呼出番号を伴う加入者の場合、この照会(問合わせ(Int errogation))はTVStからホーム接続(ゲートウェイ)からスタート する。呼出番号のために記憶されているSCF番号(E.164番号)を使い該 当するHDBが照会される。 (一つの)サービス番号を伴う加入者の場合、任意のVStあるいはMSCで 問い合わせることが出来る(ゲートウェイ)。サー ビス番号を使い(例えばNDCの後、最初の数字4個を使い)該当するHDBに 対する一義的な割当が行われる。 HDBに対する問合わせによって、利用できるサービスデータが全て伝達され る。HDBでは、要求された呼出(Call)の許容性(テレサービスの加入、 ODBインターロック、インターロック(Barring)の調整など)が検査 される。場合により、相応する理由があれば呼出が拒否される。 データベースで、IN−MTCトリガー(オプション)が設置されている場合 、始めはVLRについて問合わせが継続されない。その代わり、SCPでIN処 理がスタートする。IN対話終了後(IN対話によって、呼出構築のためにその 他の継続作業が不要の限りにおいて)、HLPで問合わせが継続される。すなわ ち、実際のVDB/VLRに対する問合わせが継続されることになる。 VDB/VLRは、加入者(IMIS)の付加状況(Attach−stat us)を試験し、TVSt(移動ステーション漂遊番号(Mobil Stat ion Roaming Number)、MSRN)の領域に由来する一時呼 出番号による問合わせあるいは相応の理由(加入者不在(absent scr iber))がある問合わせに回答する。MSRNはHDBからゲートウエイに 送られる。加入者不在の場合(起働している限りにおいて)、HDBで呼出送り 不達(Call Forwarding Not Reachable)が導入 される。 ゲートウエイでは、呼出構築のためのMSRNが実際のTVStに使用される 。呼出(Call)が実際のTVStに連すると直ちに、MSRNによって、呼 ぴ出された加入者(IMSI)に対する相関関係が生じる。VDB/VLRデー タには実際の物埋的接続が含まれており、αインターフェースを介して、GSM ページングに類似している手順が導入され、引き抜き呼出構築が終わる。IMS IあるいはTMSIによってネットから端末機器が呼び出される。確認するため に、GSM構準規格で適用されている方法が利用される。 補足サービス(Supplementary services)の制御 ISDN及びGSM補足サービスは、端末機器とHDBとの間の機能プロトコ ルによって制御される。 HDBにおける付加サービス(ISDNないしはGSM補足サービスに非ず)の 制御は未だオープンであるが、例えばIN−IP経由あるいはインターネット経 由で実行できる。 HLRに連結する分離型インテリジェントネットシステム 図7に拠れば、この構成(コンフィギュレーション)の場合、ホームデータバ ンク(HDB)は一つのインテリジェントネットシステムと一つのGSM−HL Rより成る。これらは当初、所有権を主張できる(プロプラエタリ)、オープン のインターフェースを経由して連結されている。この形式が採用されたのは、主 と して次の2点を考慮するためである: ●ここで説明した、結合サービスの技術的基盤を準備するための最初の段階それ 自体が、目標構成の方向を目指す一つの展開になっていることが望ましい。目標 のイメージは、VDB/VLRコンセプトに基づいており、ケイパビリティセッ ト2と3のインテリジェントネット標準規格のモデルが基礎になっている。 ●サービスプロフィール(Dienstprofle)の収束そしてTVSt、 HLR及びSCP/SMPより成るサービスプロフィール(Service p rofile)の一体化は製品開発の基本的目標の一つである。ここで説明した モデルの場合、この目標を早く、徹底して変換することが可能である。 ここで紹介した構成では、INSがベースネットの中継局に対する通信全体( 先ずTVStのみ、次の段階で固有ネットのMSC機能も)を引き受け、サービ ス管理と移動性管理の中心点として働く。HLRはGSMインターフェース(M AP)に適応する。加入者のデータプロフィールのデータに生じる変更がHLR 経由でINSに伝達され、そこから応答される。GSMデータはINSでイメー ジ(abbilden)されている。 構成上、INSは固定通信網に置かれており、HLRは構成の簡素化を目指す ために先ず移動無線通信網に置かれている。INAPはネット限度を超えて操作 され、SCP機能は固定通信網に 置かれている。構造段階では、INSとHLRないしはTVStとMSCを一休 化し、ネット構成に小規模な変更を加えることによって収束性固定通信網に発展 させることが出来る。図8ではこの基本構造を紹介した。 特殊サービスのために先ず移動無線側でINSによって制御できるが、HDB 構造でPCS−Tinデータが完全にイメージされている。移動無線側からIN Sを導入するためのトリガー点がGSM加入者プロフィールの任意構成要素であ り、Tネットのトリガー点がTVStに装備されている。(一つのE.164番 号にその都度、関連トリガー点が含まれている一つの「ホームTVSt」が割り 当てられている。)アーキテクチュア変換には、所定の機能分だけINAP拡張 が必要である。(位置更新と入着連結構築のためのMAP機能。) Tネットアクセスからの、移動性機能を伴う加入者向けアクセスめためにIN APとαインターフェースとの問の相互作用が想定されている。 加入と加入者特定データ 一般サービスデータ PCSが提供するものを展開して行く際の主な目標の一つは、サービスプロフ ィールの収束である。その主眼点は、加入者のサービスプロフィールが、今日の ように、相互関連がない3個までのデータバンク(TVSt、SCP/SDP、 HLR)ではなく、 1個所でまとめられることである。これは一方では、サービスプロフィールのデ ータの入力と変更であり(例えば呼出継続連結目標、抑圧(qesperrt) 目標など)、他方では、サービス特徴の具体的処理である。最初に挙げたアスペ クト、加入者データの保持と変更がINSに包括できなければならない。 サービス、サービス特徴とIN機能を具体的に実行するには、どこでそれが行 われるのか決めなければならない。その際、次のような二つの極端なケースが考 えられる: ●VDB機能にローディングされるような非常に広範なデータに基づき、具体例 についてIN照会をスタートさせることなく−少なくとも大部分が−TVSt/ MSCで連結(接続)を処理出来る。INから送られるのは、継続呼出処理のた めにメッセージとパラメーターに組み込まれる個別情報のみである。このケース では−「在来の」INで公知のように−INSは「付加制御」の役割を果たして おり、本来の呼出制御(Call Control)機能はTVSt/MSCに 与えられている。図9ではこの状況を紹介する。その場合、TVSt/MSCに 収録されたデータはそこで記憶され、処理され、継続送信される。INSは個別 慣報の変更による影響を受ける。 ●図10で紹介した第2のケースでは、INSは第1のケースにおけるよりも非 常に狭い範囲で連結処理に取り込まれている。メッセージ内容は全てINSによ って蓄積され、転送されるのは、 INSによって生成し、変更あるいは変更されないメッセージのみである。 ここで紹介した第2のケースは、サービスの処理、サービス特徴、IN機能が HDBで一体化されているために、目標イメージと良く調和している。 それによって、一方ではサービスとサービス特徴と費用全体との相互作用(イ ンタラクション)を処理出来、他方では加入者にとり追体験が可能な同人のサー ビス特徴の状況が得られる。(例:フォワーディング(送り)目標の入力がその 都度前もって入力された目標を上書きする。サービス特徴の制御が行われるアク セスは無関係である。従って、加入者にとっては、フォワーディング目標が異な る基盤の上で相互に無関係に存在し得ることを理解しなければならないとは最早 考えられないのである。) 目標は、加入者のための統一サービスプロフィールであるため、INSにおけ る加入者プロフィールによって、全ての既存(及び将来)のISDNサービスも 、GSMサービスもイメージ出来る。 ネット全体の移動性という目標から見て、加入者のサービスプロフィールを同 様に動員することが必要になる。図11ではこれを紹介した。加入者が(一つの )TVSt範囲にいる場合は常に、任意のTVStで移動する加入者のサービス プロフィールを利用できなければならない。 (TMNに拠る)ネット交点における加入者データの設定と変 更に使われるオブジェクトモデルは、可能な限り、既存のインプリメンテーショ ン(TVStとMSCにおけるQ3インターフェース)から継承される。サービ スプロフィールは最初はINSにある。所定のTVStで加入者を登録する場合 、そこに向けてプロフィールがローディングされる。(ビジターデータベース、 TVStのVDB機能。)そのために必要なデータ構造は、可能な限り、Q3イ ンターフェースのために決定されたオブジェクトモデルを模範にしなければなら ない。今SPSI標準規格として利用できる「アプリケーション移送機構(AP M)」(Application Transport Mechanism) をTCAPで移送機構として利用すべきである。この機構はCUSF(呼出非関 連サービス機能(Call unrelated Service Funct ion))とSCFとの間の情報移送の基礎でもある。TVStなどにおけるS SFに加えて、CUSF(IN、CS2)が、TVStのサービス特徴(機能的 、キーパッド、アナログ)を制御するための接続回線プロトコルをSCFに「延 長する」ために利用される。 その場合−統一サービスプロフィールに拠り−ISDNサービスプロフィール あるいはGSMサービスプロフィールを、場合により、相互に適応させなければ ならない。その場合、サービスを制御し、アクセスから加入者データを変更する ために必要なプロトコルとデータ構造は、大部分、ISDN DチャネルとGS M MAPから継承出来る。考慮できるのが、私設及び公共ネットの収束性展開のみ であるため、目標は、将来のDSS1+標準規格に対応するオープン・ブロトコ ル構造である。 包括機能プロトコル(Generic Functional Protoc ol)に基づくプロトコルはTCAPに転送できる。最初の例は、SPS5で成 立したVPN標準規格である。HDBにおける加入者プロフィールのためのオブ ジェクトモデルをGSMネット構成要索の方向で適応させて、既存のGSMオブ ジェクトを全て継続利用できるようにしなければならない。特にMAP経由でG SM−VLRにローディングされるデータは変化しないことが望ましい。 移動性データ 移動性を伴うサービスの場合、補足サービス、ペアラーサービス、テレサービ スに関する上記加入(Subskription)以外に移動性特徴に関する加 入も必要である。PCSが提供するものを等級分類するために、Tネット及びT モビルネットのために以下に説明するオプションが必要である。それらのオプシ ョンは任意に相互組み合わせ可能であるものが望ましい。 Tネット ●制限なし、すなわち、加入者は、移動性機能が起働しているTネットにおける 全ての接続部で移動性特徴を利用できる。 ●TVSt範囲に限定、すなわち、加入者は、移動性機能が起勧 しているTネットにおける一つあるいは複数のTVStの接続部の全てで移動性 特徴を利用できる。 ●(一つの)接続部に限定(基礎接続部に拠る接続、PMX技統郊)、すなわち 、加入者は、移動性機能が起勧されているTネットで予め規定されている一つあ るいは複数の接続部で移動性特徴を利用できる。 ●この構想でIN基礎が使われているため、わずかな手間で他のプロフィールを 表示できる。 Tモビルネット ●制限なし、すなわち、加入者はTモビルのサービス範囲全体で移動性特徴を利 用できる。 ●ホームネットの範囲に限定、すなわち、加入者はD1ネットでのみ移動性特徴 を利用出来る。 ●地域限定、すなわち、加入者はTモビルのサービス範囲で明示的に許可されて いる地域においてのみ移動性特徴を利用出来る。 各Tネット接続都から移動性機能を利用する可能性が与えられたならば直ちに 、INを使い上記の(及び場合によりその他の)移動性オプションをTネットH DBで非常に簡単に具体化できる。移動無線については、既に上記の移動性オプ ションがHLRとVLRにおける各種機能によって具体化されている。ここでは INの可能性利用への切換を目指すべきであろう。 ホーム接続 原則として以下の2種類の呼出番号のいずれかをPCS加入者に提供できなけ ればならない。 ●サービス呼出番号範囲の呼出番号(0171を除く)あるいは ●局番範囲の呼出番号。 サービス呼出番号を使う場合、全ての加入者の各ネット交点(あるいは確認さ れているその部分量)における同人らのその都度のIN SCF機能に対する割 当が判っており、実際に利用可能でなければならない。PCSに関係なく、サー ビス呼出番号のための径路指示制御(Leitweglenkung)が全ての VStで実現している。ONKZを使う場合、トリガーとSCPの割当データの 調整を確認されたTVSt(ホームTVSt)に限定できる。 INトリガーとIN加入者データ GSMとISDNの両範囲に由来し、INでイメージされている、既存サービ スは、INの可能性に対応する付加サービス分だけ拡張できる。その場合、IN インブリメンテーションで用意されている(発信/着信(originatin g/terminating))検知点(Detection Points) を採用できる。入着呼出(PTC、PCS着信呼出(Terminatinq Call))のシナリオと発出呼出(POC、PCS発信呼出(Origina ting Call))のシナリオとを区別する。その都度、異なるINトリガ ーが必要である。 GSMの場合、PCS加入者のためのINトリガー検知点は、HDBにおける 加入者データの成分として扱い、HLR機能についてはMAP(サービスキー) 経由でその都度のMSCに伝達する。ISDN Tネット構造で連結を処理する 場合、原則として次の二つの方法が考えられる: ●検知点をデータとしてHDBに保持し、入着連結を構築する際にTVStに渡 す。その前提条件は、各連結のために(非PCS連結についても)IN照会が行 われることである。発出連結を構築するには、トリガー表をVDBにローディン グしなけれぱならない。 ●従って入着連結のために対応するトリガーが装備されている「ホーム」TVS tの構想は掛かる手間が少ない方法と考えられる。最初のケースの場合と同様、 発出連結のためのトリガー点の装備はその都度実際の(到着先(Visited )TVStで行われ、加入者プロフィールがローディングされる(上記を参照) 。 移動性に関する手順 次に、PCSにとり最も重要な手順の進行について説明する。移動無線範囲の 手順は割愛する。それについてはGSM標準規格で定められており、標準化以外 で他のGSMネットと両立させる必要があるために変更出来ないためである。 登録(位置更新) 登録目標は、加入者プロフィールの必要データをHDBからV DB/VLRに伝達し、HDBで実際の滞在情報を準備することである。原則と して、αインターフェースを装備している各接続部で登録が可能である。加入者 プロフィールによって、加入者個別の制限が実現される。 端末機器によって登録が導入される。端末機器は登録の必要に応じてIMSI あるいはTMSIを伴うネットに対して同定される。確認には、GSM標準規格 で利用される方法が使われる。 登録実行後、加入者、すなわちIMSIの物理的接続部に対して一時的に割り 当てられる。 登録は次の4種類である: 新VDB/VLR範囲における新アクセスでの端末機器予約 GSMモビルステーションの場合、SIMで記憶されているロケーションエリ アを同報通信チャネルから発信されるロケーションエリアと比較することによっ て位置更新の必要性が認識される。SIMは固定通信網内でも使うべきであるた め、Tネットを適用するためにロケーションエリア構想の開発を進めなければな らない。その場合、GSM手順と両立させなければならない。それというのは、 両方の手順が並行して使われるのではなく、一緒に使用されるためである。従っ て、SIMで記憶されたGSMロケーションエリアを了解し、固定通信網から、 GSM構成要素中に非両立状態を生じさせないロケーションエリアをSIMに記 憶しなければならない。αインターフェースが、対応する機能を支援し なければならない。 位置更新は、TVStのVDB/VLRからINS/HLRに向けて延長され る。正しいINSがIMSIを使って確認される。要求されている登録の許容性 はINS/HLRで検査される。INSに対して、E.164番号のフォーマッ トでTVSt/VDB識別コードあるいはE.164フォーマットでMSC番号 とVLR番号が送られる。登録終了前に、必要な加入者プロフィールがVDB/ VLRに送られる(上記を参照)。VDB/VLRが加入者の実際の接続を記憶 する。 旧VDB/VLR範囲における新アクセスでの端末機器予約 3.2.1.1項におけるように、端末機器によって新たな登録の必要性が認 識される。次に、上記のように位置更新をTVStのVDB/VLRからINS /HLRに延長する。INS/HLRでは、採用した代案に応じて、そこで記憶 されているデータを使い、この接続のために要求されている登録を検査する。I NSでは、加入者の実際の新接続が記憶される。 IMSI分離後の旧アクセスにおける端末機器のログオン(Anmelden :届出): VDB/VLRでは、ATTフラグが付加(attached)に設定される 。 端末機器で周期的位置更新タイマー(Periodic location Update Timers)満了後PCS端末 機器では、周期的位置更新タイマー満了後、予防的に周期的登録が開始される。 VDB/VLRで加入者特定タイマーが満了すると、加入者はこの場所で自動的 にログオフ(分離(detach))される。タイマーのスタート値が、端末装置 とVDBとの間の通信という枠内でαインターフェース経由で決定される。ネッ トと端末機器との間の通信が終わるごとに改めてタイマーがスタートする。上記 の手順に対応して、周期的位置更新手順が進行する。 この手順は、VDB/VLRの暗示的分離手順の重要な構成要素である。更に 、データファイルの不安定性を除去するための手順が使われる。そのために、α インターフェースも基礎にして周期的位置更新手順を開発しなければならない。 PCS発信呼出(POC) 端末機器が0チャネルでセットアップメッセージを発出することによって、P CS発信呼出(POC)が導入される。端末機器が、INSIあるいはTMSI を伴うネットに対して同定される。確認するために、GSM標準規格で使われて いる方法が利用される。 VDB/VLRでは、希望されている連結の許容性が検査される。(サービス のための資格、サービス特徴、インターロック、インターロック(Barrin g)調整など)場合により、相応する理由があれば連結希望が拒否されるか、オ ペレーターを迂回することになる。VDB/VLRにおける検査が終わると、連 結 が構築され、場合により、予め装備されたTDPが処理されることがある。SC Pによって、他の発呼者番号が設定されない限り、VDB/VLRに記憶されて いる呼出者の呼出番号(ベーシックMSISDN)(市内通話網呼出番号あるい はサービス番号)が発呼者番号として採用される。接続に関連して位置番号が付 加される。SCPアドレスとサービスキーはINトリガー表の構成要素である。 PCS着信呼出(PTC) 局番のフォーマットによる呼出番号に対するPCS着信呼出(PTC)の場合 、PCS加入者のホームTVStには原則として一つのTDPが装備されている 。このTDPによつてHDBで照会することになる。サービス呼出番号に対する 連結が入着すると、同様にINS照会が開始される。トリガー表に記憶されてい るINSアドレス(E.164番号フォーマット)を使い、該当のINSが照会 される。 サービス番号が一つの加入者の場合、(始めは)固有ネット(のみの)の任意 のネット交点でIN照会が可能である。サービス番号を使い核当INSに対して 一義的な割当が可能でなければならない。 IN照会によって、利用出来る全てのサービスデータがTVStからINSに 伝達される。局番のフォーマットによる呼出番号の場合、加入者(IMSI)の 付加状況がIDPでSCPに伝え られる。SCPでは、要求されている連結の許容性が検査される。場合により、 相応する理由があれば連結が拒否される。SCPでの検査が実行された後、使わ れる呼出番号構造に対応し、 ●SCPが受けた制御情報によって連結が継続処理される(局番フォーマットに よる呼出番号)あるいは ●サービス呼出番号の場合(ネットにおける任意の交点から照会)、先ず加入者( IMSI)の付加状況を、SCPがVDB/VLRで検査する。VDB/VLR が、TVSt範囲に由来する一時的呼出番号(移動ステーション漂遊番号、MS RN)あるいは相応する理由(加入者不在)をもってSCPに回答する。MSR Nは、問合わせを出しているネット交点に転送される。このネット交点で、実際 のTVStて呼出を構築するためにMSRNが使われる(あるいはSCPが受け た制御情報によって連結が継結処理される)。連結が実際のTVStに達すると 直ちに、MSRNを使い被呼加入者(IMSI)に対して相関関係が生じる。V DB/VLRデータには、実際の物理的接続部が含まれている。この接続部で連 結が構築される。対応するIMSIあるいはTMSIによってネットから端末機 器が呼び出される。端末機器のページングは直接Tネットから制御される。GS M標準規格で使われている方法が確認に利用される。 サービス特徴の制御 ISDN及びGSM補足サービスの制御については、最初の具 体化形態を一般サービスデータで参照。 PCSボックスへのアクセス 新メッセージのファイル メッセージがSCPを通じて制御され、PCSボックスに向けてガイドされる 。 PCSボックスによる通知 通知は、SMS経由で、GSM端末機器に対して実行され、ESTI標準規格 に対応するメッセージ待ち指示はISDN EGに対して実行される。 PCSボックスの照会 TネットとモビルネットからSIM経由で確認される可能性を利用しながらP CSボックスが照会され、PINは使用されなくなる。 ナンバリングとルーティング GSMの数パラメーターがTネットでも利用される。ここで使われている数の 場合、加入者関連パラメーター(IMSI、MSISDN、MSRN、アクセス ID、MSN)及びネット交点関連パラメーターに分けられる。(E.164フ ォーマットのHDB(SCP/HLR)アドレス、E.164フォーマットのV DBアドレス、E.164フォーマットのTVStアドレス。) 接続プロトコルとネットプロトコルとの間の相互作用 上記で説明した通り。 決算データの準備 決算データは、ネットアドレスではなく、IDに割当なければならない。 一つの交点のSCFとHLF、固定通信網のINAPバリアント 本発明の第4具体化形態の場合、HDBはサービス制御機能(SCF)とホーム 位置機能(HLF)を伴う交点より成る。これは図12で表示した。SCFは、 ベースネットの中継局で通信全てを引き受け(最初はTVStのみ、次の段階で は固有ネットのMSC機能も)、移動性管理の中心点として働く。HLFは、G SMインターフェース(MAP)への適応を引き継ぐ。両方の機能によって共通 データバンクにアクセスされる。この構成には、HDBを新たに開発しなければ ならない。 図7の構想との主な相違点は、HDBが(一つの)ネット交点に包括されてい ることである。従って、所有権を主張できるインターフェースを経由するINS とHLRとの間の通信は省略される。時間限界過程が、定められた応答時間内に 終了していなければならない場合、この点が特に重要である。これらのケースが 生じるのは、特にGSMネットに対してHLRの手順に応答する際である。IN Sは常に加入者の実際データを保持しなければならないために、そこからだけ( HLR経由で)GSMネットに対して応答出来る。この様な簡略化を進めるため には、ここで説明し た解決策を出来るだけ速やかに実現しなければならない。 主な経過と周縁条件が、これまでに説明した機能に対応するものであるため、 重複は避けたい。INS/HLRはその都度HDBで代用される。 具体化代案一覧 図13は、上記で説明した全ての具体化代案の一覧である。 使用略語・概念リスト 略語/英語/ドイツ語 APM/アプリケーション移送機構/(導入概念なし) ATT/付加/「アクティブ」(フラグ状況) CUSF/呼出非関連サービス機能/通話非関連サービス機能 D1/D1ネット/D1ネット DECT/デジタル・エンハンスド(ヨーロッパ)コードレス遠距離通信/ヨー ロッパにおけるコードレス電話に関するデジタル標準規格 Dチャネル/テジタル信号チャネル(ISDN) DSS/デジタル加入者信号発信/加入者信号発信プロトコル(ISDN) EG/端末機器 FN/固定通信網 FPLMM/将来の公共移動遠距離通信網/将来の公共移動無線通信網 G‐/ゲートウエイ/ネット移行 ゲートウエイ移動サービス切換/ネット移行移動中継設備 GMSC/センター HBS/ホームベースステーション/ホーム固定ステイション HDB/ホームデータベース/ホームデータ管理 HLF/ホーム位置機能/(導入概念なし) HLR/ホーム位置レジスター/ホームロケーションレジスタ IAM/初期アドレスメッセージ/目標アドレス ID/同定/同定 IDP/初期検知点/(トリガー点) IMSI/国際移動加入者識別/国際加入者認識 IN/インテリジェントネットワーク/インテリジェントネットワーク INAP/IN適用プロトコル/インテリジェント適用プロトコル INS/インテリジェントネットワークシステム/インテリジェントネットワー クシステム IP/インターネットプロトコル/インターネットプロトコル インテリジェント周辺装置/通報・入力装置 ISDN/総合サービスデジタルネットワーク/サービス一体式デジタル遠隔通 報ネットワーク ISUP/ISDNユーザ一部/ISDN加入者側 M−/移動/移動 MAP移動通用部/移動適用者部 MOC/移動発信呼出/移動機器から発信する呼出 MSC/移動サービス切換センター/移動中継センター MSISDN/移動ステーションISDN番号/ISDN移動無線呼出番号 MSN/多量加入者番号/多量呼出番号 MSRN/移動ステーション漂遊番号/外部ネット経由連結時の移動電話加入者 のための同定コード MTC/移動終端呼出/移動機器に入着する呼出 NDC/国内宛先コード/アクセスコード NMC/ネットワーク管理センター/ネットワーク管理中央ステーション ODB/オペレーター限定インターロック/オペレーター指示インターロック ONXZ/国内宛先番号/局番 PABX/私設自動分岐交換装置/私設地方局装置 PCS/個人通信サービス/個人通信サービス PLMN/公共地上移動通信網ワーク/公共移動無線通信網ワーク POC/PCS発信呼出/PCS発出呼出 PTC/PCS着信呼出/PCS入着呼出 SCF/サービス制御機能/サービス制御機能 SCP/サービス制御点/サービス制御交点 SDF/サービスデータ機能/サービスデータバンク SDP/サービスデータ点/サービスデータバンク交点 SIM/加入者同定モジュール/利用者同定モジュール SMP/サービス管理点/サービス管理コンピューター交点 SMS/ショートメッセージサービス/ショートメッセージサービス SRI/ルーティング情報送信/ルートガイド情報命令 SS/インターフェース/インターフェース SSF/サービス切換機能/連結中継機能 SSp/サービス切換点/連結中継交点 T−/一時/一時 加入者/加入者 TCAP/トランザクションケイパビリティ適用部/トランザクション適用者部 TMSI/一時移動加入者同定/移動加入者の一時同定 TVSt/ローカル切換/加入者中継局 V‐/ビジター/ビジター VDB/ビジターデータベース/ビジターデータバンク VE:N/ゲートウエイ/ネット移行中継設備 VLR/ビジター位置レジスター/滞在レジスター/滞在データ バンク:ビジターロケーションレジスター/ビジターデータバンク VMSC/訪問(ビジテッド)MSC/訪問MSC VSt/スイッチ(切換)/中継局 ZZN/信号発信相互連絡ネットワーク/信号発信中問ネットワーク
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月30日(1999.7.30) 【補正内容】 明細書 一つの呼出番号における複数の遠距離通信網で複数の加入者を接続するための 方法とシステム 詳細な説明 本発明は、一つの呼出番号における複数の遠距離通信網で(複数の)加入者を 接続するための方法とシステムを対象にするものである。 今日の遠距離通信は一方では線路と結び付く形態の遠距離通信網、いわゆる固 定通信網を介して展聞され、他方では線路と結び付いていない遠距離通信網、い わゆる移動ネットを介して展開される。 その場合、必要なことは、一人の加入者が、同人がどのネットを経由して電話 するかに関係なく、唯一の呼出番号で話せることである。すなわち、現在の遠距 離通信網は呼出迂回が可能である。すなわち、例えば移動ネットを経由して連絡 できる加入者のための呼出を、予め定められている固定通信網の呼出番号に向け て迂回させることが出来るが、この呼出迂回は唯一の呼出番号による加入者との 本当の連絡方法ではない。 加入者が必要ならば何時でも呼出迂回を設定し、不要ならば再びクリアしなけ ればならない点も不利である。更に、呼出迂回のためには毎回、呼出を迂回させ ようとする実際の呼出番号を入力しなければならない。加入者が自分の居所を変 えるか、別の呼出 番号に向けて呼出迂回を望む場合、同人をこの呼出番号を毎回設定し直さなけれ ばならない。 通信年報(Annual Review of Communication s)、50巻、1997年、923〜930ページ所載、D・R・ジョーンズの 論説「ワイヤレス/ワイヤラインを一体化するためのAINケイパビリティ」で は、複数の遠距離通信網で(複数の)加入者を接続するための方法が説明されて いる。その場合、加入者と通話できる呼出番号が加入者に割り当てられている。 その際、遠距離通信網の一つが、移動無線通信網であり、別の遠距離通信網がデ ジタルインテリジェント固定通信網であると考えられる。ここでは、いわゆるフ ォローミーサービスが設けられるが、移動性機能の分だけ固定通信網が拡張され るようなことはない。フォローミー機能がネット外部設備によって具体化され、 ここで説明した機能は関係通信網における複数呼出番号の間で周知の呼出迂画に 対応する。 類似の考え方(Ansatz)がM・V・コリパカムらの論説「インテリジェ ントネットワークを利用する個人通信サービス」〜インテリジェントネットワー ク、グローバルネットワーキングへの道、コンピューター通信インテリジェント ネットワーク会議のための国際評議員会議事録、タンパ、1992年5月4〜6 日、384〜390ページ掲載〜で取り上げられている。ここでも固定通信網の 移動無線通信網の移動性管理への一体化が考えられて いる。 EP−A−O 738 093の対象は、加入者が単独の個人呼出番号で通話 できる通信システムである。だだし、この場合、以前のネット構造がそのまま残 る。すなわち、その都度一つのネット内部で固有の呼出番号を備えている接続通 信網ごとに、その都度一個の加入者関係が成立するのである。ここで説明した方 法は現在の通信網に対する影響はない。特に統一データバンクに基づく真正移動 性管理は実現しない。 本発明の課題は、加入者が自動的に同人のその都度の居所で同人の呼出番号で もって連絡できるようにするために、一つの呼出番号で複数の遠距離通信網にあ る(複数の)加入者を接続するための方法とシステムを提案することである。 この課題は、独立の特許請求の範囲に記載されている特徴によって解決される 。 ここで本発明の長所は、移動ネットにおけるのと同様に、関与固定通信網でも 移動性管理が可能である点である。すなわち、加入者は、同人の居所に割り当て られている、その都度の呼出番号の固定通信網経由でも連絡できる。更に、その ことと関連して、常に可能な時には、固定通信網経由で通信が展開され、従って 、例えば連結費用を節約し、固定通信網経由通信の全ての長所、例えば高度の通 話クオリティーと伝送率を利用できる長所がある。 主要な加入者データはホームデータバンクで管理されている。 その場合、最初の具体化形態では、ホームデータバンクがホームロケーションレ ジスター(HLR)とインテリジェントネットシステム(INS)の仕事を引き 受けることが想定されている。その場合、ホームロケーションレジスター(HL R)とインテリジェントネットシステム(INS)は特別に相互に連結されてお らず、別々の機能を引き受け、両者がMAPインターフェース経由で移動無線通 信網の中継局及び固定通信網の中継局とも通信する。 通信網を連結可能にするには、ホームロケーションレジスター(HLR)の加 入者プロフィールと移動無線通信網のビジターロケーションレジスター(VLR )を拡張して、既存の固定通信網サービスが形成できるようにしなければならな い。更に、移動無線通信網の移動性管理の機能が固定通信網にまで拡張される。 遠距離通信網の各中継局に、ホームデータバンク(HDB)と通信するビジター データバンク(VDB)それぞれ一つ配置されており、加入者データの関連部分 で一時的に管埋される。中継局間における通話の構築と解除及び通信はISUP 経由で行われる。 移動無線通信網FPLMNとPLMNは、通過中継局G−SSPないしはVE :Nを使って固定通信網Tネットに結合される。 加入(Subskription)と加入者に特定のデータ 一般サービスデータ HLRとVDB/VLRにおける加入者プロフィールに関する目的モデルを拡 張して、既存のGSMサービスと並行して、既存の全てのISDNサービスが形 成できるようにしなければならない。可能な限り、既存GSMオブジェクトをI SDNサービスにも再利用すべきである。GSMオブジェクトがISDNサービ スを形成するには不十分な限りにおいて、既存オビジェクトを拡張して、MAP における私設拡張として転用しなければならない。GSMオブジェクトモデルに ないISDNサービスは、ネット特定サービスとして挿入でき、MAPで転用で きる。このためには、補足サービス、テレサービス、ベアラー(支持)サービス のようなカテゴリー向けサービスがその都度16用意されている。 移動性データ 移動性を伴うサービスには、補足サービス、テレサービス、ベアラーサービス のための上記加入以外に移動性のための加入も必要である。PCSを形成するた めに、固定通信網及び移動機能範囲については次のオプションが必要である。両 範囲のオプションは任意に組み合わせることが出来る。 固定通信網: 1.制限がない、すなわち、サービスは、移動性のために装備されているTネッ トにおける全ての接続部で加入者が利用できる。 2.TVStに制限される場合、すなわち、サービスは、移動性のために装備さ れている一つあるいは複数のTVStの範囲における全ての接続部で加入者が利 用できる。 接続部に制限される場合、すなわち、サービスは一つあるいは複数の接続部で 加入者が利用できる。 移動無線通信網: 登録実行後、加入者、すなわちIMSIの物理的接続部に対して一時的に割り 当てられる。 登録は次の4種類である: 新VDB/VLRの範囲における新アクセスでの端未機器予約GSMモビルステ ーションの場合、SIMで記憶されているロケーションエリアを同報通信チャネ ルから発信されるロケーションエリアと比較することによって位置更新の必要性 が認識される。SIMは固定通信網内でも使うべきであるため、Tネットを適用 するためにロケーションエリア構想の開発を進めなければならない。その場合、 GSM手順と両立させなければならない。それというのは、両方の手順が並行し て使われるのではなく、一緒に使用されるためである。従って、SIMで記憶さ れたGSMロケーションエリアを了解し、固定通信網から、GSM構成要素中に 非両立状態を生じさせないロケーションエリアをSIMに記憶しなければならな い。αインターフェースが、対応する機能を支援しなければならない。 位置更新は、TVStのVDB/VLRからINS/HLRに向けて延長され る。正しいINSがIMSIを使って確認される。要求されている登録の許容性 はINS/HLRで検査される。INSに対して、E.164番号のフォーマッ トでTVSt/VDB識別コードあるいはE.164フォーマットでMSC番号 とVLR番号が送られる。登録終了前に、必要な加入者プロフィール がVDB/VLRに送られる(上記を参照)。VDB/VLRが加入者の実際の接 続を記憶する。 旧VDB/VLR範囲における新アクセスでの端末機器予約 先に説明したように、端末機器によって新たな登録の必要性が認識される。次 に、上記のように位置更新をTVStのVDB/VLRからINS/HLRに延 長する。 請求の範囲 1.一つの呼出番号を使う複数の遠距離通信綱で複数の加入者を接続するための 方法であり、遠距離通信網の内の少なくとも一つがGSM移動無線通信網のよう な移動性管理機能を備える移動無線通信網であり、少なくとも別の遠距離通信網 がデジタル・インテリジェント固定通信網である前記方法であって、 前記加入者データは、前記遠距離通信網の少なくとも一つのホームデータバン ク(HDB)に記憶され、必要に応じて他の遠距離通信網に利用可能とされ、そ の場合、前記ホームデータバンク(HDB)がホームロケーションレジスター( HLR)とインテリジェントネットワークシステム(INS)のタスクを引き受 けることを特徴とする方法。 2.前記ホームロケーションレジスター(HLR)と前記インテリジェントネッ トワークシステム(INS)が相互に連結されておらず、別々の機能を引き受け 、両者が前記移動無線通信網の中継局(M−SSP)とも、前記固定通信網の中 継局(M−TVSt)とも、MAPインターフェース経由で通信することを特徴 とする、請求項1に記載の方法。 3.前記ホームロケーションレジスター(HLR)の加入者プロフィール及び前 記移動無線通信網のビジターロケーションレジスター(VLR)が、前記固定通 信網の既存のサービスを対応付け られるように拡張されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。 4.前記固定通信網の端末機器と中継局(M−TVSt)との間における信号発 信が、移動性機能(αインターフェース)によって拡張された制御チャネル(D チャネル)経由で実行されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の方 法。 5.前記移動無線通信網の前記移動性管理機能が、前記固定通信網に拡張される ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の方法。 6.前記αインターフェースでの相互作用によるMAP実行が、前記固定通信網 の中継局(M−TVSt)において行われることを特徴とする請求項1〜5の何 れかに記載の方法。 7.前記加入者の前記端末機器が、ホームベースステーション(HBS)経由で 前記固定通信網に接続されることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の方 法。 8.前記加入者の前記端末機器が、コードレスベースステーション(DECT) 経由で前記固定通信網に接続されることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記 載の方法。 9.前記固定通信網経由で予約する際に、MAP信号発信を介して加入者の滞在 場所をホームデータバンク(HDB)に伝達し、そこで登録することを特徴とす る請求項1〜8の何れかに記載の方法。 10.一つの呼出番号を使う複数の遠距離通信網で複数の加入者を接続するため の方法であり、前記遠距離通信網の内の少なくとも一つがGSM移動無線通信網 のような移動性管理機能を備える移動無線通信網であり、少なくとも別の遠距離 通信網がデジタル・インテリジェント固定通信網である前記方法であって、 前記加入者データが、遠距離通信網の少なくとも一つのホームデータバンク( HDB)で記憶され、必要に応じて他の遠距離通信網を利用可能とされ、そこで は、前記ホームデータバンク(HDB)がサービスデータバンク交点(SDP) として具体化されており、該サービスデータバンク交点がホームデータバンク機 能(HLF)とサービス制御機能(SCF)のタスクを引き受けることを特徴と する方法。 11.一つの呼出番号を使う複数の遠距離通信網で複数の加入者を接続するため のシステムであり、前記遠距離通信網の内の少なくとも一つがGSM移動無線通 信網のような移動性管理機能を備える移動無線通信網であり、少なくとも別の遠 距離通信網がデジタル・インテリジェント固定通信網である前記システムであっ て、 前記複数の遠距離通信網のために、少なくとも一つのホームデータバンク(H DB)がこれらの遠距離通信網の少なくとも一つの中に用意されており、その場 合、ホームデータバンク(HDB)が二つの分離交点、すなわち移動無線通信網 のホームロケーションレジスター(HLR)と一つのインテリジェントネットワ ーク (INS)より成ることを特徴とするシステム。 12.遠距離通信網の中継局でそれぞれ一つのビジターデータバンク(VDB) が配置されており、それらがホームデータバンク(HDB)と通信し、加入者デ ータの関連部分で一時管理されることを特徴とする請求項11に記載のシステム 。 13.一つの呼出番号を使う複数の遠距離通信網で(複数の)加入者を接続する ためのシステムであり、前記遠距離通信網の内の少なくとも一つがGSM移動無 線通信網のような移動性管理機能を備える移動無線通信網であり、少なくとも別 の遠距離通信網がデジタル・インテリジェント固定通信網である前記システムで あって、 前記複数の遠距離通信網のために、少なくとも一つのホームデータバンク(H DB)がこれらの遠距離通信網の少なくとも一つの中に用意されており、その場 合、ホームデータバンク(HDB)がサービスデータバンク交点(SDP)とし て具体化されており、この交点の中味がホームデータバンク機能(HLP)とサ ービス制御機能(SCP)であることを特徴とするシステム。 14.GSM標準規格あるいは−いわゆるデュアルモード端末機器として−GS M標準規格とDECT標準規格の双方を支持する移動端末機器を使うことを特徴 とする請求項11〜13の何れかに記載のシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CZ,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,GM,GW,HU,IL,IS ,JP,KE,KG,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ゴットシャルク フーベルトゥス ドイツ国 デー―64560 リントシュタッ ト モーダオシュトラーセ 30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一つの呼出番号を使う複数の遠距離通信網で(複数の)加入者を接続するた めの方法で、少なくとも一つの遠距離通信網における加入者データが記億され、 照会に応じて他の遠距離通信網を利用出来ることを特徴とする方法。 2.遠距離通信網の少なくとも一つが、移動性管理機能を備える移動無線通信網 、例えばGSM移動無線通信網であることを特徴とする、請求項1に記載の方法 。 3.その他の、少なくとも一つの遠距離通信網がデジタルインテリジェント固定 通信網であることを特微とする、請求項1又は2に記載の方法。 4.主な加入者データが(一つの)ホームデータバンクで管理されることを特徴 とする、請求項1〜3の何れかに記載の方法。 5.ホームデータバンクがホームロケーションレジスタ(HLR)とインテリジ ェントネットワークシステム(INS)の課題を引き受けることを特徴とする、 請求項1〜4の何れかに記載の方法。 6.ホームロケーションレジスタ(HLR)とインテリジェントネットワークシ ステム(INS)が相互に連結されておらず、別々の機能を引き受け、両者が移 動無線通信網の中継局とも、固定通信網の中継局とも、MAPインターフェース 経由で通信することを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の方法。 7.ホームロケーションレジスタ(HLR)の加入者プロフィールと移動無線通 信網のビジターロケーションレジスター−(VLR)が、固定通信網の既存及び 今後のサービスをイメージできる程度に拡張されることを特徴とする、請求項1 〜6の何れかに記載の方法。 8.固定通信網の端末機器と中継局との間における信号発信が、移動性機能分だ け拡張された制御チャネル(Dチャネル)経由で実行されることを特徴とする( αインターフェース)、請求項1〜7の何れかに記載の方法。 9.移動無線通信網の移動性管理機能が固定通信網に拡張されることを特徴とす る、請求項1〜8の何れかに記載の方法。 10.MAP実行が、固定通信網の中継局におけるαインターフェースでの相互 作用によって行われることを特徴とする、請求項1〜8の何れかに記載の方法。 11.加入者の端末機器がホームベースステーション経由で固定通信網に接続さ れることを特徴とする、請求項1〜10の何れかに記載の方法。 12.加入者の端末機器がコードレスベースステーション経由で固定通信網に接 続されることを特徴とする、請求項1〜11の何れかに記載の方法。 13.固定通信網経由で予約する際に、MAP信号発信を介して加入者の滞在場 所をホームデータバンクに伝達し、そこで登録す ることを特徴とする、請求項1〜12の何れかに記載の方法。 14.一つの呼出番号による複数の遠距離通信網で(複数の)加入者を接続する ためのシステムで、複数の遠距離通信網のために、遠距離通信網の少なくとも一 つデスク一つの共通データバンクが想定されていることを特徴とするシステム。 15.データバンクに移動無線通信網のホームロケーションレジスタ(HLR) が包括されることを特徴とする、請求項14に記載のシステム。 16.データバンクが二つの別々の交点、すなわち移動無線通信網のホームロケ ーションレジスタ(HLR)とインテリジェントネットワークシステム(INS )より成ることを特徴とする、請求項14又は15に記載のシステム。 17.遠距離通信網の中継局でそれぞれ一つのビジターデータバンク(VDB) が配置れており、それらがホームデータパンク(HDB)と通信し、加入者デー タの関連部分で一時管理されることを特徴とする、請求項14〜16の何れかに 記載のシステム。 18.ホームデータバンク(HDB)が、ホームデータバンク機能(HLR)と サービス制御機能(SCF)が内容となるサービスデータバンク交点(SDP) として具体化されていることを特徴とする、請求項14〜17の何れかに記載の システム。 19.GSM標準規格あるいは−いわゆるデュアルモード端末機器として−GS M標準規格とDECT標準規格の みを支持する移動端末機器を使うことを特徴とする、請求項14〜18の何れか に記載のシステム。
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