JP2002503305A - 回転容積形流体機械 - Google Patents

回転容積形流体機械

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ドライバー,ロナルド,ウィリアム
ディビッドスン,ディビッド,ピーター
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ドライバー テクノロジー リミテッド
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    • F01C1/30Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
    • F01C1/40Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and having a hinged member
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Abstract

(57)【要約】 回転容積形流体機械は、軸線(30)周りを回転するようケーシング(14,15)内に偏心装着されるロータ(12)を有し、このロータは、ベーン(21)をそれぞれ受入れる凹部(35)を備えてロータが回転される際にベーンを凹部内で揺動する。各ベーン(21)は、ベーン軸線(35)周りを揺動するようクランク(27)を介しアーム(28)に連結され、この軸線は、ケーシング(14,15)内に隙間適合される先端部の外側端縁部の内側に位置する。各ベーンの先端部は、好適にはベーン軸線(35)周りに湾曲されている。機械は、内燃エンジンのクランク軸に結合されそして環境空気とエンジン入口マニホールド内空気との間の差圧で駆動されることができる。代案として、この装置はヒートポンプとしても作動される。

Description

【発明の詳細な説明】 回転容積形流体機械 本発明は、回転容積形流体機械に関する。 本発明の一態様によれば、回転容積形流体機械は、軸線周りを回転するようケ ーシング内に偏心して装着されるロータを有し、このロータは、ベーンをそれぞ れ受入れる凹部を備えてロータが回転される際に凹部内でベーンを揺動し、各ベ ーンは、ベーン軸線周りを揺動するようアーム上にクランクを介して連結され、 前記アームは、ロータ軸線からオフセットした軸線周りを揺動され、ベーン軸線 は、ケーシングの半径方向内面の半径方向内側に位置されると共にベーン先端部 は前記軸線周りに湾曲されている。 本発明の別の態様によれば、回転容積形流体機械は、ケーシング内に偏心して 装着されるロータ組立てを有し、このロータ組立ては、可動ベーンを備えるロー タを介装する端部部材を有し、そして駆動軸が、一方の端部部材を貫通延在して 他方の端部部材に連結されることにより前記ロータ組立てを支持するよう構成さ れる。 ベーンは半径方向へ滑動され、そして、端部部材内で揺動されるようロータの 凹部内に装着される。 ケーシングは、他方のケーシング端部部材へ向け延在して駆動軸上に支持され る一方の端部部材を有する。 ベーンは、クランクによりアームに対して連結され、このアームは他方のケー シング端部部材内に支持される要素により設けられるロータ軸線からオフセット した軸線上のベーンに対し揺動され、かつ回転可能な駆動軸により支持される。 本発明の別の態様によれば、回転容積形流体機械は、ケーシング内で回転可能 なロータ組立てを有すると共に、ベーンを受入れる凹部を備えるロータを有し、 前記ベーンはクランクを介してアームに連結され、前記アームは、クランクとロ ータ組立てからオフセットした軸線とに対して揺動され、ロータは端部部材の間 に位置し、前記端部部材は、それらの間のシールおよび軸受とそれぞれのベーン 軸とをそれぞれ備える軸方向内側および外側部品を有する。各発明は、相互に利 用される。 本発明の別の態様によれば、内燃エンジンが、そのクランク軸に結合される容 積形回転装置を備えて環境空気およびエンジン入口マニホールド間の圧力差で駆 動されると共に、エンジンからの排気ガスが、回転装置の入口へ供給される。 本発明は、種々の方法で実施することができるが、次に実施例として変形可能 な特定の一実施態様を、多少略図的である添付図面を参照しながら以下説明する 。 図において 図1は、回転機械の一部を切徐した斜視図であり、 図2は、機械の略断面図であり、 図3は、ロータの軸方向略図であり、 図4は、ロータディスクの分解斜視図であり、 図5は、ディスクの一部の斜視図であり、 図6は、ディスクの軸方向図であり、 図7は、変形例を示し、 図8は、別の変形例を示し、 図9は、ヒートポンプを示し、また 図10は、エンジンを示し、 図11は、制御板を示し、 図12は、工程図であり、 また、図13は、変形ロータベーンの一部の拡大図である。 回転容積形流体機械10は、外側ステータ組立て11を有し偏心装着のロータ 組立て12を回転する。ステータ組立て11は、第一端部プレート13、二つの 半径方向段階ケーシング部分14,15および第二端部プレート16を有し、そ してこの組立ては、適宜の気密シール(図示せず)を介しボルト17結合されて 膨脹/圧縮チャンバ70を形成する。 ロータ組立て12は、ベーン21を受入れるそれぞれの角度方向離間の周縁部 凹部33を有するロータ20を含む。各ベーン21は、ボルト26(一つだけ図 示されている)でロータ20に固定される第一ロータディスク24および第二ロ ータディスク25内の軸受24a,25a上に位置する軸線32の周りを回転( 揺動)するようそれぞれ装着される端縁部軸22,23と一体化される。軸23 は、第二端部プレート16内に固定される共通軸29上(の軸線30周り)を揺 動される揺動アーム(スポーク)28に対しそれぞれの一体化クランクアーム2 7を介して枢着される。 アーム28は、ロータと共に回転し且つ軸29上を揺動する。アーム27は軸 線35周りを揺動する。 軸線30からオフセットした軸線41を有する駆動軸40は、ロータ組立てに 対しボルト26で支持される。 このような構成において、ベーン21が、凹部33内の軸線32周りを揺動し て圧縮領域43と膨脹領域44とを形成し、ベーン21の外面45がケーシング 14の内面46に対し極めて小さい隙間で配置される。 ベーン面45は、最大の耐性に機械加工され、このベーン面は、面46に対し 極めて小さな作動隙間を有する。適宜の軸受50が、必要に応じ設けられる。 この実施例において、ロータ組立て12は駆動軸40上に支持されている。 端部プレート13は、その中央領域51で、挿入軸受52,53を介し端部プ レート16に向け軸方向へ延在する。従って、ロータ組立て上の圧力負荷は、大 部分が軸受52,53上に負荷され、これにより駆動軸の一端部上に片持ちされ るよりはむしろ軸方向へ分散される。 駆動軸40は、42で軸29内に受入れられてバランスを改善し、従って軸2 9は、その両端部を支持されて片持軸よりは小さな曲げ負荷を負荷されて小形、 軽量化される。軸29は、プレート16と一体化される。軸29,40は、軸方 向相対移動で組付けられる。 この特徴は、ロータ内に半径方向へ滑動出入されるベーンを有する機械内に適 用される。 この場合、アーム27および28間の相対角度移動の軸線35は、ケーシング 面46およびベーン外面(すなわち、先端部)45から半径方向内側に位置し、 ベーンは軸線35の周りまたは周囲に(部分円状に)湾曲される。 軸線35が面46と一致し、面45が、ベーン21がケーシング内を回転する 際にこのベーンが旋回する効果的な端縁部である構成と比較して、この発明の構 成は、ベーンが軸線35周りを揺動する際に転動されるこのベーンの先端部に対 して湾曲面を提供することにより、先端部の摩耗を減小する。湾曲されたベーン 先端部は、製造が容易で、強靭であり、且つ先端部隙間の保守を改善する。アー ム27および28の長さも減小され、従って重量が減小されると同時に機械の全 体直径も小形化される。 製造および組立てを容易にするよう、ロータディスク25は、軸方向相対移動 で組立てられる二つの部品54,55(図4)から形成されている。部品54は 、凹状端部を備える半径方向部分56を有し、これは、部品55の半径方向凹部 57内に受入れられて軸23のための穴58を形成し、その一方の表面には凹部 59を備えリブ61を備える部品55の突出部60を受け、このリブ61は突出 部60間のスロット62内に受入れられ、全体としては、ロータ部分20aのた めの穴63を形成する。軸23は、部品55の穴58内に配置されて部品54が 軸方向に所定位置へ移動される。この場合、ロータ面20b(図2)は、ディス ク25の軸方向延在を延在される。ロータを切除してフランジ64を備える場合 、部品55は、端縁部凹部を備えてこのフランジ64を軸40上に受入れる。 ロータディスク24は、軸22を受入れるディスク24内穴を通過する円形ス プリットラインで形成される二つの部品から製造され、相対軸方向移動で組立て られる。 凹部33の一方の壁面(後縁面)65は、全体的に各ベーン21の面66に順 応し、そして湾曲面45は、ベーン21の揺動動作の一方の限界においてベーン で専有されない小容積67(図3)を形成する。これは、図7に示すように、ロ ータの69の部分68を適宜の形状とすることにより縮小される。これにより、 圧縮損失が減小される。 図8に示すように、膨脹/圧縮チャンバ70を潤滑オイルの浸入からシールす る一つの方法は、ディスク24,25を、その半径方向外端部でボルト結合する 二つの軸方向離間部品71,72に分割すると共に、その部品72には軸受73 を、一方部品71には(軸40上にリング75を係合して)シール74を設ける よう構成することである。部品71,72の間の隙間76は、空気ベントおよび オイルドレンとして作用する。この場合、部品71,72は、それぞれ穴58を 貫通する円形面で連結される二つの部品であることができ、従って図6に示す構 成は必要としない。 閉止スリーブ77(図2)が、部品16およびディスク25の間の軸29上に 配置され、アーム28は、挿入軸受78を介してスリーブ77上を揺動する。こ れは、スリーブに沿う半径方向の負荷を分散し、アーム28上のこの半径方向の 負荷はアームの回転に従って変化する。スリーブ77は、ロータ速度とアーム2 8の揺動速度との間の速度で回転される。 一つの実施態様(図9)において、装置はヒートポンプとして使用される。角 度離間の入口ポート90,91および出口ポート92,93が、ケーシングの内 部70と連通される。放熱機94および94aがスイッチ94bを介して選択的 にポート93,94に接続され、一方放熱機95および95aはスイッチ95b を介して選択的にポート91,92に接続される。流体は閉じ回路内を循環する 。放熱機94aおよび95aは屋内に配置され、一方放熱機94および95は屋 外に配置されている。 夏季には、放熱機94a,95は使用されず、ポート93からの温熱流体が放 熱機94内で外気を介し冷却され、そして更にポート92からの冷却流体が放熱 機95aを冷却する。 冬季には、放熱機94および95aは使用されず、ポート92からの低温空気 が放熱機95内で環境外気(低温空気よりは暖かい)を介し加熱され、そしてポ ート93からの加熱流体が放熱機94aを介し屋内を暖房する。 若し、装置が例えば内燃エンジン131(図10)内の絞り損失回収タービン として使用される場合には、装置100が、空気取入口101および入口マニホ ールド102間の蝶形弁と置換され、開閉部およびこれより低圧の入口マニホー ルド間の圧力差で駆動され、これによりベルト103およびクランク軸プーリ0 4を駆動してエネルギをクランク軸に加える。 この場合、ロータ速度が増大すると、流体の質量流量が増大される。例えば、 図3および図11に示すように、角度延在の空気入口ポート120がケーシング 14内に形成され、そして、プレート123がケーシング内を角度滑動可能に設 けられていて、入口ポートの角度延在を増大または減小し、前記プレートは、図 11に実線で示す空転速度の位置から点線で示す最大ロータ速度(全絞り)の位 置123aまで移動される。空転速度では、空気入口ポート120は(図3およ び図11において)AからBまで延在されるが、プレート123は全絞りの位置 123aへ移動されるので、空気入口は位置Dへ延在される。Gで示されている エンジン入口マニホールドへの流動は、位置EおよびAの間に開口されているポ ートを介して行われる。チャンバ70の延在を画定する連続(すなわち、隣接) ベーン21間の間隔は、(図3において)略図的にB乃至CおよびD乃至Eで示 されている。プレート123の動作は、エンジン加速ペダル125(図10)の 動作に応答される機構124(例えばケーブル)を介して制御される。 図12に示す変形例において、内燃エンジン131から排気管130を通過さ れる排気ガスの一部は、回転装置100の空気入口120へ通過された後エンジ ン空気取入へフィードバックされて、大気へ通過される排気ガスの酸化窒素含有 量を減小する。この排気ガスの圧力は、通常、環境空気の圧力より低いかまたは これと等しい。 図13に、高速度使用に意図される別の構成を示す。点Xは、ベーンが閉鎖さ れる際(最小容積の区画)にケーシングへ最近接する先端部の点を示し、点Zは 、ベーンが全開される際(最大容積の区画)にケーシングへ最近接する先端部の 点を示し、点Yは、点XおよびZの間に位置する。 ライン200,201,202は、それぞれ点X,Y,Zに対向するケーシン グ面に対する接線である。 ベーン先端部が作動中に旋回すると、ベーン先端部の、ケーシング内面に最近 接する部分は、点Xから点Zへ移動される。点Yおよび点Zの間で、機構応力は その最高となりそして先端部の標準隙間(Xで計算される)は減小される。一般 的に、ベーンおよび駆動軸の間のリンク機構は、ベーンを(軸受、クランクアー ムを含み)揺動、伸長および/または捩らせそして先端部隙間を減小させる。減 小度が有効隙間よりも大きくなると先端部摩擦が発生する。 高速度、例えば、6000rpmでは、比較的大きな先端部の移動が点Yおよ びZの間で発生する。先端部上の強大な摩擦を防止するため、先端部の輪郭は、 点線203で示すようなより平らな形状に変更される。これは、ケーシングの各 増分毎の曲率に追随されるが、実際的な目的では前記ライン203は、点Yおよ びZにおける半径206,207にそれぞれ直交する先端部の上に機械加工され る二つの平面204,205である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月13日(1999.7.13) 【補正内容】 明細書 回転容積形流体機械 本発明は、回転容積形流体機械に関する。 この種の機械は、特許明細書WO96/39571号公報に開示されており、 すなわち、これによれば、ロータが、軸線周りを回転するようケーシング内に偏 心して装着され、このロータは、ベーンをそれぞれ受入れる凹部を備えてロータ が回転される際に凹部内でベーンを揺動し、各ベーンは、ベーン軸線周りを揺動 するようアーム上にクランクを介して連結され、そしてアームは、ロータ軸線か らオフセットした軸線周りを揺動され得るように構成されている。ベーン軸線は ケーシングの半径方向内面と一致し、従ってケーシングの半径方向内面と一致す る軸線上のベーン先端部周りを旋回する 。 本発明によれば、回転容積形流体機械であって、軸線周りを回転するようケー シング内に偏心して装着されるロータを有し、このロータは、ベーンをそれぞれ 受入れる凹部を備えてロータが回転される際に凹部内でベーンを揺動し、各ベー ンは、ベーン軸線周りを揺動するようアーム上にクランクを介して連結され、前 記アームは、ロータ軸線からオフセットした軸線周りを揺動される回転容積形流 体機械において、ベーン軸線は、ケーシングの半径方向内面の半径方向内側に配 置されることを特徴とする回転容積形流体機械が提供される。 ベーン先端部は、前記ベーン軸線周りに湾曲される。各ベーンの湾曲先端部の 輪郭は、ロータの高速時におけるケーシングの半径方向内面からの隙間を確保す るようより平らな形状に変更する。変更された輪郭は、一つまたはそれ以上の平 面を含む。 本発明は、種々の方法で実施することができるが、次に実施例として変形可能 な特定の一実施態様を、多少略図的である添付図面を参照しながら以下説明する 。 図において 図1は、回転機械の一部を切徐した斜視図であり、 図2は、機械の略断面図であり、 図3は、ロータの軸方向略図であり、 図4は、ロータディスクの分解斜視図であり、 図5は、ディスクの一部の斜視図であり、 図6は、ディスクの軸方向図であり、 図7は、変形例を示し、 図8は、別の変形例を示し、 図9は、ヒートポンプを示し、また 図10は、エンジンを示し、 図11は、制御板を示し、 図12は、工程図であり、 また、図13は、変形ロータベーンの一部の拡大図である。 回転容積形流体機械10は、外側ステータ組立て11を有し偏心装着のロータ 組立て12を回転する。ステータ組立て11は、第一端部プレート13、二つの 半径方向段階ケーシング部分14,15および第二端部プレート16を有し、そ してこの組立ては、適宜の気密シール(図示せず)を介しボルト17結合されて 膨脹/圧縮チャンバ70を形成する。 ロータ組立て12は、ベーン21を受入れるそれぞれの角度方向離間の周縁部 凹部33を有するロータ20を含む。各ベーン21は、ボルト26(一つだけ図 示されている)でロータ20に固定される第一ロータディスク24および第二ロ ータディスク25内の軸受24a,25a上に位置する軸線32の周りを回転( 揺動)するようそれぞれ装着される端縁部軸22,23と一体化される。軸23 は、第二端部プレート16内に固定される共通軸29上(の軸線30周り)を揺 動される揺動アーム(スポーク)28に対しそれぞれの一体化クランクアーム2 7を介して枢着される。 アーム28は、ロータと共に回転し且つ軸29上を揺動する。アーム27は軸 線35周りを揺動する。 軸線30からオフセットした軸線41を有する駆動軸40は、ロータ組立てに 対しボルト26で支持される。 このような構成において、ベーン21が、凹部33内の軸線32周りを揺動し て圧縮領域43と膨脹領域44とを形成し、ベーン21の外面45がケーシング 14の内面46に対し極めて小さい隙間で配置される。 ベーン面45は、最大の耐性に機械加工され、このベーン面は、面46に対し 極めて小さな作動隙間を有する。適宜の軸受50が、必要に応じ設けられる。 この実施例において、ロータ組立て12は駆動軸40上に支持されている。 端部プレート13は、その中央領域51で、挿入軸受52,53を介し端部プ レート16に向け軸方向へ延在する。従って、ロータ組立て上の圧力負荷は、大 部分が軸受52,53上に負荷され、これにより駆動軸の一端部上に片持ちされ るよりはむしろ軸方向へ分散される。 駆動軸40は、42で軸29内に受入れられてバランスを改善し、従って軸2 9は、その両端部を支持されて片持軸よりは小さな曲げ負荷を負荷されて小形、 軽量化される。軸29は、プレート16と一体化される。軸29,40は、軸方 向相対移動で組付けられる。 この特徴は、ロータ内に半径方向へ滑動出入されるベーンを有する機械内に適 用される。 この場合、アーム27および28間の相対角度移動の軸線35は、ケーシング 面46およびベーン外面(すなわち、先端部)45から半径方向内側に位置し、 ベーンは軸線35の周りまたは周囲に(部分円状に)湾曲される。 軸線35が面46と一致し、面45が、ベーン21がケーシング内を回転する 際にこのベーンが旋回する効果的な端縁部である構成と比較して、この発明の構 成は、ベーンが軸線35周りを揺動する際に転動されるこのベーンの先端部に対 して湾曲面を提供することにより、先端部の摩耗を減小する。湾曲されたベーン 先端部は、製造が容易で、強靭であり、且つ先端部隙間の保守を改善する。アー ム27および28の長さも減小され、従って重量が減小されると同時に機械の全 体直径も小形化される。 製造および組立てを容易にするよう、ロータディスク25は、軸方向相対移動 で組立てられる二つの部品54,55(図4)から形成されている。部品54は 、凹状端部を備える半径方向部分56を有し、これは、部品55の半径方向凹部 57内に受入れられて軸23のための穴58を形成し、その一方の表面には凹部 5 9を備えリブ61を備える部品55の突出部60を受け、このリブ61は突出部 60間のスロット62内に受入れられ、全体としては、ロータ部分20aのため の穴63を形成する。軸23は、部品55の穴58内に配置されて部品54が軸 方向に所定位置へ移動される。この場合、ロータ面20b(図2)は、ディスク 25の軸方向延在を延在される。ロータを切除してフランジ64を備える場合、 部品55は、端縁部凹部を備えてこのフランジ64を軸40上に受入れる。 ロータディスク24は、軸22を受入れるディスク24内穴を通過する円形ス プリットラインで形成される二つの部品から製造され、相対軸方向移動で組立て られる。 凹部33の一方の壁面(後縁面)65は、全体的に各ベーン21の面66に順 応し、そして湾曲面45は、ベーン21の揺動動作の一方の限界においてベーン で専有されない小容積67(図3)を形成する。これは、図7に示すように、ロ ータの69の部分68を適宜の形状とすることにより縮小される。これにより、 圧縮損失が減小される。 図8に示すように、膨脹/圧縮チャンバ70を潤滑オイルの浸入からシールす る一つの方法は、ディスク24,25を、その半径方向外端部でボルト結合する 二つの軸方向離間部品71,72に分割すると共に、その部品72には軸受73 を、一方部品71には(軸40上にリング75を係合して)シール74を設ける よう構成することである。部品71,72の間の隙間76は、空気ベントおよび オイルドレンとして作用する。この場合、部品71,72は、それぞれ穴58を 貫通する円形面で連結される二つの部品であることができ、従って図6に示す構 成は必要としない。 閉止スリーブ77(図2)が、部品16およびディスク25の間の軸29上に 配置され、アーム28は、挿入軸受78を介してスリーブ77上を揺動する。こ れは、スリーブに沿う半径方向の負荷を分散し、アーム28上のこの半径方向の 負荷はアームの回転に従って変化する。スリーブ77は、ロータ速度とアーム2 8の揺動速度との間の速度で回転される。 一つの実施態様(図9)において、装置はヒートポンプとして使用される。角 度離間の入口ポート90,91および出口ポート92,93が、ケーシングの内 部70と連通される。放熱機94および94aがスイッチ94bを介して選択的 にポート93,94に接続され、一方放熱機95および95aはスイッチ95b を介して選択的にポート91,92に接続される。流体は閉じ回路内を循環する 。放熱機94aおよび95aは屋内に配置され、一方放熱機94および95は屋 外に配置されている。 夏季には、放熱機94a,95は使用されず、ポート93からの温熱流体が放 熱機94内で外気を介し冷却され、そして更にポート92からの冷却流体が放熱 機95aを冷却する。 冬季には、放熱機94および95aは使用されず、ポート92からの低温空気 が放熱機95内で環境外気(低温空気よりは暖かい)を介し加熱され、そしてポ ート93からの加熱流体が放熱機94aを介し屋内を暖房する。 若し、装置が例えば内燃エンジン131(図10および図12)内の絞り損失 回収タービンとして使用される場合には、装置100が、空気取入口120およ び入口マニホールド102間の蝶形弁と置換され、開閉部およびこれより低圧の 入口マニホールド間の圧力差で駆動され、これによりベルト103およびクラン ク軸プーリ104を駆動してエネルギをクランク軸に加える。 この場合、ロータ速度が増大すると、流体の質量流量が増大される。例えば、 図3および図11に示すように、角度延在の空気入口ポート120がケーシング 14内に形成され、そして、プレート123がケーシング内を角度滑動可能に設 けられていて、入口ポートの角度延在を増大または減小し、前記プレートは、図 11に実線で示す空転速度の位置から点線で示す最大ロータ速度(全絞り)の位 置123aまで移動される。空転速度では、空気入口ポート120は(図3およ び図11において)AからBまで延在されるが、プレート123は全絞りの位置 123aへ移動されるので、空気入口は位置Dへ延在される。Gで示されている エンジン入口マニホールドへの流動は、位置EおよびAの間に開口されているポ ートを介して行われる。チャンバ70の延在を画定する連続(すなわち、隣接) ベーン21間の間隔は、(図3において)略図的にB乃至CおよびD乃至Eで示 されている。プレート123の動作は、エンジン加速ペダル125(図10)の 動作に応答される機構124(例えばケーブル)を介して制御される。 図12に示す変形例において、内燃エンジン131から排気管130を通過さ れる排気ガスの一部は、回転装置100の空気入口120へ通過された後エンジ ン空気取入へフィードバックされて、大気へ通過される排気ガスの酸化窒素含有 量を減小する。この排気ガスの圧力は、通常、環境空気の圧力より低いかまたは これと等しい。 図13に、高速度使用に意図される別の構成を示す。点Xは、ベーンが閉鎖さ れる際(最小容積の区画)にケーシングへ最近接する先端部の点を示し、点Zは 、ベーンが全開される際(最大容積の区画)にケーシングへ最近接する先端部の 点を示し、点Yは、点XおよびZの間に位置する。 ライン200,201,202は、それぞれ点X,Y,Zに対向するケーシン グ面に対する接線である。 ベーン先端部が作動中に旋回すると、ベーン先端部の、ケーシング内面に最近 接する部分は、点Xから点Zへ移動される。点Yおよび点Zの間で、機構応力は その最高となりそして先端部の標準隙間(Xで計算される)は減小される。一般 的に、ベーンおよび駆動軸の間のリンク機構は、ベーンを(軸受、クランクアー ムを含み)揺動、伸長および/または捩らせそして先端部隙間を減小させる。減 小度が有効隙間よりも大きくなると先端部摩擦が発生する。 高速度、例えば、6000rpmでは、比較的大きな先端部の移動が点Yおよ びZの間で発生する。先端部上の強大な摩擦を防止するため、先端部の輪郭は、 点線203で示すようなより平らな形状に変更される。これは、ケーシングの各 増分毎の曲率に追随されるが、実際的な目的では前記ライン203は、点Yおよ びZにおける半径206,207にそれぞれ直交する先端部の上に機械加工され る二つの平面204,205である。 請求の範囲 1.回転容積形流体機械であって、軸線(41)周りを回転するようケーシン グ(14,15)内に偏心して装着されるロータ(12)を有し、このロータは 、ベーン(21)をそれぞれ受入れる凹部(33)を備えてロータが回転される 際に凹部内でベーンを揺動し、各ベーン(21)は、ベーン軸線(35)周りを 揺動するようアーム(28)上にクランク(27)を介して連結され、前記アー ム(28)は、ロータ軸線(41)からオフセットした軸線(30)周りを揺動 される回転容積形流体機械において、 ベーン軸線(35)は、ケーシングの半径方向内面(46)の半径方向内側に 配置されることを特徴とする回転容積形流体機械。 2.ベーン先端部(45)は、前記ベーン軸線(35)周りに湾曲されること を特徴とする請求項1記載の回転容積形流体機械。 3.ケーシングは、軸方向に離間される端部部材(13,16)を有し、その 一方(13)は他方側へ延在して駆動軸(40)上に支持されることを特徴とす る請求項1または2記載の回転容積形流体機械。 4.ロータ軸線(41)は、前記他方のケーシング端部部材内に支持される要 素を備え、この要素は駆動軸(40)を介して支持されることを特徴とする請求 項3記載の回転容積形流体機械。 5.ロータ(12)は、ロータ端部部材(24,25)の間に配置され、ロー タ端部部材は、シールおよび軸受をそれぞれ介装される内側および外側部品とそ れぞれのベーン軸(23)とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ かに記載の回転容積形流体機械。 6.ケーシングは、駆動軸(40)上に支持される軸受(52)上に装着され そして両ケーシング端部部材(13,16)の間に配置されることを特徴とする 請求項3記載の回転容積形流体機械。 7.各ベーン(21)は、ロータ上にそれぞれ半径方向へ配置される凹部(3 3) 内に配置され、各凹部を画定する少なくとも一つの壁部は、それぞれのベー ン(21)の湾曲された先端部(45)に部分的に追随するように湾曲(69) され、これにより、湾曲された先端部(45)とケーシングの隣接する半径方向 内面(46)との間のスペース容積が、それぞれのベーンの揺動動作の一限界に おいて減小されることを特徴とする請求項2または3記載の回転容積形流体機械 。 8.ケーシング(14,15)内に偏心して装着されるロータ組立て(12) を有し、このロータ組立ては、可動ベーン(21)を備えるロータを介装する端 部部材(24,25)を有し、そして駆動軸(40)が、一方の端部部材を貫通 延在して他方の端部部材に連結されることにより前記ロータ組立てを支持するこ とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の回転容積形流体機械。 .ベーン(21)は、ロータの凹部内に半径方向滑動可能に装着されること により端部部材に対して揺動されることを特徴とする請求項8記載の回転容積形 流体機械。 10.前記ロータ端部部材の一方は、相対軸方向移動で組立てるよう適用され る二つの部品から形成されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載 の回転容積形流体機械。 11.内燃エンジンのクランク軸に結合されて環境空気とエンジン入口マニホ ールド内空気との間の圧力差で駆動されることを特徴とする請求項1乃至10の いずれかに 記載の回転容積形流体機械。 12.エンジンからの排気ガスは、回転容積形流体機械の入口に供給されるこ とを特徴とする請求項11記載の回転容積形流体機械。 13.ケーシングの内部と連通される角度離間の入口ポートおよび出口ポート を有するヒートポンプとして使用される場合に、流体は閉じ回路内を循環するこ とを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の回転容積形流体機械。 14.ケーシング内に、流体入口ポートおよび流体出口ポートと、隣接ベーン 間のチャンバであって、圧縮および膨脹チャンバとして繰返し且つ交互に作用さ れるチャンバとを含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の回 転容積形流体機械。 15.前記入口ポートは、サイズを調節可能であることを特徴とする請求項 記載の回転容積形流体機械。 16.前記入口ポートは、流体の質量流量の変化に従い自動的に調節可能であ ることを特徴とする請求項15記載の回転容積形流体機械。 17.各ベーンの湾曲先端部の輪郭は、ロータの高速時におけるケーシングか らの隙間を確保するようより平らな形状(203)に変更されることを特徴とす る請求項2記載の回転容積形流体機械。 18.変更された輪郭は、一つまたはそれ以上の平面(204,205)を含 むことを特徴とする請求項17記載の回転容積形流体機械。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転容積形流体機械であって、軸線周りを回転するようケーシング内に偏 心して装着されるロータを有し、このロータは、ベーンをそれぞれ受入れる凹部 を備えてロータが回転される際に凹部内でベーンを揺動し、各ベーンは、ベーン 軸線周りを揺動するようアーム上にクランクを介して連結され、前記アームは、 ロータ軸線からオフセットした軸線周りを揺動され、ベーン軸線は、ケーシング の半径方向内面の半径方向内側に配置されることを特徴とする回転容積形流体機 械。 2.ベーン先端部は、前記ベーン軸線周りに湾曲されることを特徴とする請求 項1記載の回転容積形流体機械。 3.ケーシングは、軸方向に離間される端部部材を有し、その一方は他方側へ 延在して駆動軸上に支持されることを特徴とする請求項1または2記載の回転容 積形流体機械。 4.ロータ軸線は、前記他方のケーシング端部部材内に支持される要素を備え 、この要素は駆動軸を介して支持されることを特徴とする請求項3記載の回転容 積形流体機械。 5.ロータは、ロータ端部部材の間に配置され、ロータ端部部材は、シールお よび軸受をそれぞれ介装される内側および外側部品とそれぞれのベーン軸とを備 えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転容積形流体機械。 6.ケーシングは、駆動軸上に支持される軸受上に装着されそして両ケーシン グ端部部材の間に配置されることを特徴とする請求項3記載の回転容積形流体機 械。 7.各ベーンは、ロータ上にそれぞれ半径方向へ配置される凹部内に配置され 、各凹部を画定する少なくとも一つの壁部は、それぞれのベーンの湾曲された先 端部に部分的に追随するように湾曲され、これにより、湾曲された先端部とケー シングの隣接する半径方向内面との間のスペース容積が、それぞれのベーンの揺 動動作の一限界において減小されることを特徴とする請求項2または3記載の回 転容積形流体機械。 8.回転容積形流体機械であって、ケーシング内に偏心して装着されるロータ 組立てを有し、このロータ組立ては、可動ベーンを備えるロータを介装する端部 部材を有し、そして駆動軸が、一方の端部部材を貫通延在して他方の端部部材に 連結されることにより前記ロータ組立てを支持することを特徴とする回転容積形 流体機械。 9.ベーンは、ケーシングの半径方向内面の半径方向内側に位置するベーン軸 線周りを揺動されることができ、ベーン先端部は、前記ベーン軸周りに湾曲され ることを特徴とする請求項8記載の回転容積形流体機械。 10.ベーンは、ロータの凹部内に半径方向滑動可能に装着されることにより 端部部材に対して揺動されることを特徴とする請求項8記載の回転容積形流体機 械。 11.前記ロータ端部部材の一方は、相対軸方向移動で組立てるよう適用され る二つの部品から形成されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載 の回転容積形流体機械。 12.内燃エンジンのクランク軸に結合されて環境空気とエンジン入口マニホ ールド内空気との間の圧力差で駆動されることを特徴とする請求項1乃至11の いずれかに記載の回転容積形流体機械。 13.エンジンからの排気ガスは、回転容積形流体機械の入口に供給されるこ とを特徴とする請求項12記載の回転容積形流体機械。 14.ケーシングの内部と連通される角度離間の入口ポートおよび出口ポート を有するヒートポンプとして使用される場合に、流体は閉じ回路内を循環するこ とを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の回転容積形流体機械。 15.ケーシング内に、流体入口ポートおよび流体出口ポートと、隣接ベーン 間のチャンバであって、圧縮および膨脹チャンバとして繰返し且つ交互に作用さ れるチャンバとを含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の回 転容積形流体機械。 16.前記入口ポートは、サイズを調節可能であることを特徴とする請求項1 5記載の回転容積形流体機械。 17.前記入口ポートは、流体の質量流量の変化に従い自動的に調節可能であ ることを特徴とする請求項16記載の回転容積形流体機械。 18.各ベーンの湾曲先端部の輪郭は、ロータの高速時におけるケーシングか らの隙間を確保するようより平らな形状に変更されることを特徴とする請求項2 記載の回転容積形流体機械。 19.変更された輪郭は、一つまたはそれ以上の平面を含むことを特徴とする 請求項18記載の回転容積形流体機械。 20.内燃エンジンのクランク軸に結合されて環境空気とエンジン入口マニホ ールド内空気との間の圧力差で駆動される回転容積形流体機械において、エンジ ンからの排気ガスが回転装置の入口へ供給されることを特徴とする回転容積形流 体機械。
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