JPH0721880Y2 - ロ−タリ−エンジン - Google Patents
ロ−タリ−エンジンInfo
- Publication number
- JPH0721880Y2 JPH0721880Y2 JP3038491U JP3038491U JPH0721880Y2 JP H0721880 Y2 JPH0721880 Y2 JP H0721880Y2 JP 3038491 U JP3038491 U JP 3038491U JP 3038491 U JP3038491 U JP 3038491U JP H0721880 Y2 JPH0721880 Y2 JP H0721880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- casing
- engine
- attached
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガソリンエンジン及びデ
ィ−ゼルエンジンに適応すべきロ−タリ−エンジンに関
する。
ィ−ゼルエンジンに適応すべきロ−タリ−エンジンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、バンケル型ロ−タリ−エンジンが
多く用いられているが、このエンジンはガス漏れが完全
に防止出来無いと共にマユ形のシリンダ−を正確に研削
しなければならずコスト高になり、又、混合気の燃焼温
度が低く、燃焼消費率が大きいという欠点があった。こ
れらを改善するために近年に於いては、特公昭58-19841
号,特公昭59-25864号のロ−タリ−エンジン等が提案さ
れている。この構造は、円筒内面を有するケ−シングの
内部に円筒体状のロ−タを両者の軸芯を同一にして回転
自在に収容し、該ロ−タの外周面から内側へ直径方向に
形成した円筒孔内にピストンを摺動自在に嵌合させ、前
記円筒孔の開口と対面するケ−シングの内周面に吸気口
と排気口を設け、前記ケ−シングにクランク軸を回動自
在に取付け、且つ、点火装置を備えたロ−タリ−エンジ
ンである。
多く用いられているが、このエンジンはガス漏れが完全
に防止出来無いと共にマユ形のシリンダ−を正確に研削
しなければならずコスト高になり、又、混合気の燃焼温
度が低く、燃焼消費率が大きいという欠点があった。こ
れらを改善するために近年に於いては、特公昭58-19841
号,特公昭59-25864号のロ−タリ−エンジン等が提案さ
れている。この構造は、円筒内面を有するケ−シングの
内部に円筒体状のロ−タを両者の軸芯を同一にして回転
自在に収容し、該ロ−タの外周面から内側へ直径方向に
形成した円筒孔内にピストンを摺動自在に嵌合させ、前
記円筒孔の開口と対面するケ−シングの内周面に吸気口
と排気口を設け、前記ケ−シングにクランク軸を回動自
在に取付け、且つ、点火装置を備えたロ−タリ−エンジ
ンである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記ロ−タリ−エンジ
ンはロ−タが高温で回転するため、ケ−シングやロ−タ
等の熱膨張とその隙間とがエンジン性能に大きく影響す
る。しかしながらケ−シングとロ−タの隙間設定は、エ
ンジンの暖まり具合で隙間が変化するため、非常に難か
しく、本来必要である運転中の隙間を設定することは困
難である。従ってガスが漏れぬようになるべく隙間を極
小に設定する関係上、エンジンの焼き付き発生の恐れが
あると共に摩耗が著しくなる等の問題点があった。
ンはロ−タが高温で回転するため、ケ−シングやロ−タ
等の熱膨張とその隙間とがエンジン性能に大きく影響す
る。しかしながらケ−シングとロ−タの隙間設定は、エ
ンジンの暖まり具合で隙間が変化するため、非常に難か
しく、本来必要である運転中の隙間を設定することは困
難である。従ってガスが漏れぬようになるべく隙間を極
小に設定する関係上、エンジンの焼き付き発生の恐れが
あると共に摩耗が著しくなる等の問題点があった。
【0004】本考案はケ−シングとロ−タとの隙間を運
転中に調節可能と成し、焼き付け防止や摩耗の激減化が
出来るロ−タリ−エンジンを提供するにある。
転中に調節可能と成し、焼き付け防止や摩耗の激減化が
出来るロ−タリ−エンジンを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点を解消するために成されたものであり、つまりケ−シ
ングの内径が順次広がるようにテ−パ−を付け、前記ロ
−タの外周面にも同一のテ−パ−を付けると共に該ロ−
タが軸方向に移動可能な長さを有し、且つ、前記ロ−タ
を移動させるためにロ−タに固着させた移動用プ−リ
と、該プ−リに係合する作動杆を有するシリンダ−とか
ら成る駆動手段を備えた構造とする。
点を解消するために成されたものであり、つまりケ−シ
ングの内径が順次広がるようにテ−パ−を付け、前記ロ
−タの外周面にも同一のテ−パ−を付けると共に該ロ−
タが軸方向に移動可能な長さを有し、且つ、前記ロ−タ
を移動させるためにロ−タに固着させた移動用プ−リ
と、該プ−リに係合する作動杆を有するシリンダ−とか
ら成る駆動手段を備えた構造とする。
【0006】
【作用】次に本考案の作用について説明する。予めアイ
ドリングさせた時にガス漏れせぬために、バネ(9d)を設
けてロ−タ(2)がケ−シング(1)の内面に適宜に押
されるようにしておく。また高速回転時に油膜が張られ
る隙間を確保出来る位置にロ−タ(2)が止まるように
調節ネジ(9e)をセットしておく。先ず、ロ−タ(2)が
回転すると外周面にテ−パ−を付けているので、右側に
逃げるような力が働くが、バネ(9d)の力は作動杆(9b)を
介してロ−タ(2)に働き、前記右側に働く力を打ち消
し、ロ−タ(2)は元の位置から動かずに回転されるの
である。次にロ−タ(2)の回転が上がると、従来のロ
−タリ−エンジンと同様に油膜が切れ易くなる。このた
め車両のエンジンの回転数が、例えば1500rpmに達した
時に駆動手段(9)を作動させ、プ−リ(9a)に係合する
作動杆(9b)が図2に示す如く右側へ移動する。その結
果、ロ−タ(2)はケ−シング(1)の内径が広い側で
且つ軸方向に移動されるのである。この時、ピストン
(3)はピストンピンと連接棒間或はクランクピンと連
接棒間でスライドされてロ−タ(2)の動きに追従する
のである。従って、高速回転数になった時には、ケ−シ
ング(1)とロ−タ(2)間に油膜が張られる隙間を常
時確保できる状態となるため、高速回転時でも焼き付け
防止が可能となり、しかも摩耗が極めて少なくなるので
ある。尚、前記駆動手段(9)の作動は、図示しない回
転数検知器で得られるデ−タが設定値、例えば1500rpm
に達したならば図示しない指令機能によって駆動手段
(9)に操作指令が出され、駆動を開始する。この駆動
手段(9)の操作に関する機構は一般のものを用いれば
良く、これ以上の詳細な説明は省略する。
ドリングさせた時にガス漏れせぬために、バネ(9d)を設
けてロ−タ(2)がケ−シング(1)の内面に適宜に押
されるようにしておく。また高速回転時に油膜が張られ
る隙間を確保出来る位置にロ−タ(2)が止まるように
調節ネジ(9e)をセットしておく。先ず、ロ−タ(2)が
回転すると外周面にテ−パ−を付けているので、右側に
逃げるような力が働くが、バネ(9d)の力は作動杆(9b)を
介してロ−タ(2)に働き、前記右側に働く力を打ち消
し、ロ−タ(2)は元の位置から動かずに回転されるの
である。次にロ−タ(2)の回転が上がると、従来のロ
−タリ−エンジンと同様に油膜が切れ易くなる。このた
め車両のエンジンの回転数が、例えば1500rpmに達した
時に駆動手段(9)を作動させ、プ−リ(9a)に係合する
作動杆(9b)が図2に示す如く右側へ移動する。その結
果、ロ−タ(2)はケ−シング(1)の内径が広い側で
且つ軸方向に移動されるのである。この時、ピストン
(3)はピストンピンと連接棒間或はクランクピンと連
接棒間でスライドされてロ−タ(2)の動きに追従する
のである。従って、高速回転数になった時には、ケ−シ
ング(1)とロ−タ(2)間に油膜が張られる隙間を常
時確保できる状態となるため、高速回転時でも焼き付け
防止が可能となり、しかも摩耗が極めて少なくなるので
ある。尚、前記駆動手段(9)の作動は、図示しない回
転数検知器で得られるデ−タが設定値、例えば1500rpm
に達したならば図示しない指令機能によって駆動手段
(9)に操作指令が出され、駆動を開始する。この駆動
手段(9)の操作に関する機構は一般のものを用いれば
良く、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0007】次にピストン(3)の作動を図面に基づい
て説明すれば、図3(a)はクランク軸(4)の腕が中
心より下側にあり、ピストン(3)はロ−タ(2)の円
筒孔(2a)の開口付近にある。この時、ケ−シング(1)
及びピストン(3)とで構成される空間の体積は最小と
なる。前記ロ−タ(2)は左回りに90度回転し、クラン
ク軸(4)は右回りに90度回転すると、図3(b)の位
置まで回転されて前記空間の体積は最大となる。この間
に吸気口(1a)から空間内に混合気が吸い込まれて吸気工
程を完了する。更に前記ロ−タ(2)とクランク軸
(4)が回転されて図3(c)の位置まで回転される。
するとロ−タ(2)の円筒孔(2a)が始めの位置から180
度回転されて上側に来ると共にクランク軸(4)の腕が
始めの位置から180度回転されてその中心より外側に持
ち上げられ、ピストン(3)は円筒孔(2a)の最上に来
る。この時、空間の体積は最小となって圧縮工程を完了
する。この付近で点火装置(8)によって圧縮された混
合気に着火し、これを燃焼させる。燃焼後、前記ロ−タ
(2)とクランク軸(4)は図中の矢印の如く始めの位
置からそれぞれ270度回転して図3(d)の位置まで達
し、前記空間の体積は最大となり、膨張工程を完了す
る。完了とほぼ同時に排気口(1b)から燃焼ガスが排出さ
れて排気工程を開始する。更に前記ロ−タ(2)とクラ
ンク軸(4)が回転されると、図3(a)の位置に戻さ
れる。従って、空間体積が最小となることにより排気工
程が完了して、4サイクルエンジンの全工程を終了する
のである。尚、クランク軸(4)とロ−タ(2)の回転
比は1:1である。
て説明すれば、図3(a)はクランク軸(4)の腕が中
心より下側にあり、ピストン(3)はロ−タ(2)の円
筒孔(2a)の開口付近にある。この時、ケ−シング(1)
及びピストン(3)とで構成される空間の体積は最小と
なる。前記ロ−タ(2)は左回りに90度回転し、クラン
ク軸(4)は右回りに90度回転すると、図3(b)の位
置まで回転されて前記空間の体積は最大となる。この間
に吸気口(1a)から空間内に混合気が吸い込まれて吸気工
程を完了する。更に前記ロ−タ(2)とクランク軸
(4)が回転されて図3(c)の位置まで回転される。
するとロ−タ(2)の円筒孔(2a)が始めの位置から180
度回転されて上側に来ると共にクランク軸(4)の腕が
始めの位置から180度回転されてその中心より外側に持
ち上げられ、ピストン(3)は円筒孔(2a)の最上に来
る。この時、空間の体積は最小となって圧縮工程を完了
する。この付近で点火装置(8)によって圧縮された混
合気に着火し、これを燃焼させる。燃焼後、前記ロ−タ
(2)とクランク軸(4)は図中の矢印の如く始めの位
置からそれぞれ270度回転して図3(d)の位置まで達
し、前記空間の体積は最大となり、膨張工程を完了す
る。完了とほぼ同時に排気口(1b)から燃焼ガスが排出さ
れて排気工程を開始する。更に前記ロ−タ(2)とクラ
ンク軸(4)が回転されると、図3(a)の位置に戻さ
れる。従って、空間体積が最小となることにより排気工
程が完了して、4サイクルエンジンの全工程を終了する
のである。尚、クランク軸(4)とロ−タ(2)の回転
比は1:1である。
【0008】尚、前記ロ−タ(2)が摩耗してケ−シン
グ(1)との隙間が大きくなった場合には、締付ナット
(9f)を弛めて調節ネジ(9e)を再調整することにより、高
速回転時における油膜を張るのに適正な隙間が確保でき
る。このためオ−バ−ホ−ルが不要となると共にロ−タ
(2)等の部品交換の交換回数も減少する。又、前記駆
動手段(9)の作動を高速時だけではなく、数段階に作
動させることにより、摩耗がより減少される。
グ(1)との隙間が大きくなった場合には、締付ナット
(9f)を弛めて調節ネジ(9e)を再調整することにより、高
速回転時における油膜を張るのに適正な隙間が確保でき
る。このためオ−バ−ホ−ルが不要となると共にロ−タ
(2)等の部品交換の交換回数も減少する。又、前記駆
動手段(9)の作動を高速時だけではなく、数段階に作
動させることにより、摩耗がより減少される。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、(1)は円筒内部空洞の径が順次広がるようにテ
−パ−を付けたケ−シングであり、該ケ−シング(1)
の下方には吸気口(1a)と排気口(1b)が設けられている。
(2)はケ−シング(1)の内部に密着して回転し得る
ように設けると共に軸芯をケ−シング(1)と同一に取
付ける円筒体状のロ−タであり、該ロ−タ(2)の外周
面にはケ−シング(1)と同一のテ−パ−が付けられ、
またロ−タ(2)には吸気口(1a)と排気口(1b)と対面さ
せて開口した円筒孔(2a)が穿設されている。この円筒孔
(2a)はロ−タ(2)の外周面から内側へ直径方向に穿設
する。(3)は円筒孔(2a)内へ摺動自在に嵌合させたピ
ストンであり、(4)はケ−シング(1)に軸支したク
ランク軸であり、該クランク軸(4)の腕部にはピスト
ン(3)を取付けている。(5)はクランク軸(4)に
固着させたギヤで、(6)はロ−タ(2)に装着したリ
ングギヤである。(7)はケ−シング(1)に支持され
たアイドラであり、該アイドラ(7)の両端には小歯車
(7a)と大歯車(7b)が取付けられており、前記小歯車
(7a)はギヤ(5)と、大歯車(7b)はリングギヤ
(6)とそれぞれ歯合されている。(8)は点火装置で
ある。(9)はケ−シング(1)の円径が大きい側に備
えた駆動手段であり、該駆動手段(9)はロ−タ(2)
に固着させた移動用プ−リ(9a)と、該プ−リ(9a)に係合
する作動杆(9b)を油圧で作動させるシリンダ−(9c)と、
該シリンダ−(9c)に内蔵したバネ(9d)と、シリンダ−(9
c)端部に取付けた調節ネジ(9e)と、締付ナット(9f)とか
ら成る。
ると、(1)は円筒内部空洞の径が順次広がるようにテ
−パ−を付けたケ−シングであり、該ケ−シング(1)
の下方には吸気口(1a)と排気口(1b)が設けられている。
(2)はケ−シング(1)の内部に密着して回転し得る
ように設けると共に軸芯をケ−シング(1)と同一に取
付ける円筒体状のロ−タであり、該ロ−タ(2)の外周
面にはケ−シング(1)と同一のテ−パ−が付けられ、
またロ−タ(2)には吸気口(1a)と排気口(1b)と対面さ
せて開口した円筒孔(2a)が穿設されている。この円筒孔
(2a)はロ−タ(2)の外周面から内側へ直径方向に穿設
する。(3)は円筒孔(2a)内へ摺動自在に嵌合させたピ
ストンであり、(4)はケ−シング(1)に軸支したク
ランク軸であり、該クランク軸(4)の腕部にはピスト
ン(3)を取付けている。(5)はクランク軸(4)に
固着させたギヤで、(6)はロ−タ(2)に装着したリ
ングギヤである。(7)はケ−シング(1)に支持され
たアイドラであり、該アイドラ(7)の両端には小歯車
(7a)と大歯車(7b)が取付けられており、前記小歯車
(7a)はギヤ(5)と、大歯車(7b)はリングギヤ
(6)とそれぞれ歯合されている。(8)は点火装置で
ある。(9)はケ−シング(1)の円径が大きい側に備
えた駆動手段であり、該駆動手段(9)はロ−タ(2)
に固着させた移動用プ−リ(9a)と、該プ−リ(9a)に係合
する作動杆(9b)を油圧で作動させるシリンダ−(9c)と、
該シリンダ−(9c)に内蔵したバネ(9d)と、シリンダ−(9
c)端部に取付けた調節ネジ(9e)と、締付ナット(9f)とか
ら成る。
【0010】
【考案の効果】本考案はケ−シング(1)とロ−タ
(2)との隙間が回転時に合わせて設定出来るため、そ
の隙間に油膜が常時張られるので次のような効果を奏す
る。ロ−タ(2)の摩耗が激減する。高速回転時で
も焼き付け防止が可能となる。ロ−タ(2)が摩耗し
ても、前記ケ−シング(1)とロ−タ(2)との隙間を
再調節することが可能である。エンジンの寿命が長く
なる。
(2)との隙間が回転時に合わせて設定出来るため、そ
の隙間に油膜が常時張られるので次のような効果を奏す
る。ロ−タ(2)の摩耗が激減する。高速回転時で
も焼き付け防止が可能となる。ロ−タ(2)が摩耗し
ても、前記ケ−シング(1)とロ−タ(2)との隙間を
再調節することが可能である。エンジンの寿命が長く
なる。
【図1】本考案の実施例の要部構造を示す一部切欠斜視
図である。
図である。
【図2】本考案の作用を示す説明図である。
【図3】ロ−タとピストンの作動を示す説明図である。
1 ケ−シング 1a 吸気口 1b 排気口 2 ロ−タ 2a 円筒孔 3 ピストン 4 クランク軸 8 点火装置 9 駆動手段 9a プ−リ 9b 作動杆 9c シリンダ−
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒内面を有するケ−シング(1)の内
部に円筒体状のロ−タ(2)を両者の軸芯を同一にして
回転自在に収容し、該ロ−タ(2)の外周面から内側へ
直径方向に形成した円筒孔(2a)内にピストン(3)を摺
動自在に嵌合させ、前記円筒孔(2a)の開口と対面するケ
−シング(1)の内周面に吸気口(1a)と排気口(1b)を設
け、前記ケ−シング(1)にクランク軸(4)を回動自
在に取付け、且つ点火装置(8)を備えたロ−タリ−エ
ンジンに於いて、前記ケ−シング(1)にはその内径が
順次広がるようにテ−パ−を付け、前記ロ−タ(2)の
外周面にも同一のテ−パ−を付けると共に該ロ−タ
(2)が軸方向に移動可能な長さを有し、且つ、前記ロ
−タ(2)が移動されるための駆動手段(9)を備えた
ことを特徴とするロ−タリ−エンジン。 - 【請求項2】 前記駆動手段(9)が、前記ロ−タ
(2)に固着させた移動用プ−リ(9a)と、該プ−リ(9a)
に係合する作動杆(9b)を有するシリンダ−(9c)とから成
る請求項1記載のロ−タリ−エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038491U JPH0721880Y2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | ロ−タリ−エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038491U JPH0721880Y2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | ロ−タリ−エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119334U JPH04119334U (ja) | 1992-10-26 |
JPH0721880Y2 true JPH0721880Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31914006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3038491U Expired - Lifetime JPH0721880Y2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | ロ−タリ−エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721880Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP3038491U patent/JPH0721880Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119334U (ja) | 1992-10-26 |
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