JP2002503156A - 摩擦溶接接合を形成する方法および固着部材 - Google Patents

摩擦溶接接合を形成する方法および固着部材

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、第1金属部品10と第2金属部品50の間に、より詳細には、金属スタッドと金属板の間に摩擦溶接接合を形成する方法である。第1部品10の溶接面2が位置決めボア53の周囲の表面55に接触するまで、第1部品10の案内要素1を第2部品50の表面55に対しほぼ直角に延びている位置決めボア53に挿入し、2つの部品(10;50)が案内要素1の長手方向に延びている回転軸線のまわりに相対的に回転させることによって、2つの部品(10;50)間に環状接合領域7を生成することを特徴とする方法である。また、本発明は、上記の2つの摩擦溶接接合を形成するための金属固着部材10に関するものである。位置決めボア53と案内要素1によって、摩擦溶接接合を所定の場所に正確に形成することができると同時に、金属部品の摩擦溶接が大幅に単純化されている。

Description

【発明の詳細な説明】 摩擦溶接接合を形成する方法および固着部材技術分野 本発明は、第1金属部品と第2金属部品間、より詳細には摩擦溶接スタッドと 金属板間の摩擦溶接接合の形成に関するものである。背景技術 ドイツ国特許公開第42,25,435A1号は、摩擦溶接接合部を形成する方 法と、管状部品の内部に摩擦溶接接合を生成することができる打込みマンドレル を開示している。円錐状にテーパした端部をもつ打込みマンドレルは、管状部品 のホームに打ち込まれ、対称軸のまわりに回転される。管状部品の端部は膨張し て、打込みマンドレルの円錐形に適合する。その円錐形の表面に接合領域が生成 される。接合は打込みマンドレルと管状部品間の摩擦接触によって強化される。 発明の開示 本発明の目的は、第1金属部品と第2金属部品間に摩擦接合を形成する方法を 提供する。その方法によって所定の位置に環状接合領域を生成することができる 。本発明のもう1つの目的は、異なる部品の所定の場所に摩擦溶接接合を形成す るための金属固着部材を提供することである。 本発明は、第1金属部品と第2金属部品間、より詳細には金属スタッドと金属 板問に摩擦溶接接合を形成する方法であって、第1部品の案内要素を第2部品の 表面にほぼ直角に延びている位置決めボアに挿入し、2つの部品を案内要素の長 手方向に延びている回転軸線のまわりに相対的に回転させることによって、2つ の部品間に環状接合領域を生成する方法を提供する。 本発明は、さらに、摩擦溶接接合を形成するための金属固着部材、より詳細に は実質上組立て方向に向けられ、回転軸線に直角な平面Eに沿って広がると同時 に、回転軸を取り囲んでいる少なくとも1つの溶接面をもつ表面を備えた摩擦溶 接スタッドであって、固着部材が回転軸線に沿って組立て方向に延びている案内 要素を備えていることを特徴とする金属固着部材を提供する。 本発明に係る摩擦溶接接合を形成する方法においては、第1部品の案内要素が 第2部品の表面にほぼ直角に延びている位置決めボアに挿入される。次に2つの 部品が案内要素の長手方向に延びている回転軸線のまわりに相対的に回転され、 2つの部品間に環状接合領域が生成される。 摩擦溶接接合の一実施例においては、高い接触圧力またはかなり高い回転速度 が生じることがある。従って、相対的に回転している部品では、中心がずれる危 険が常に存在する。本発明に係る方法によれば、案内要素と位置決めボア間の相 互作用が意図した接合位置からのずれを防止するので、この危険は避けられる。 また、本発明に係る処理制御は、摩擦溶接接合を生成するとき、もし2つの部品 の正しい相対的位置決めが部品自身によって達成されるならば、装置の費用を低 減する。詳しく述べると、例えば2つの部品の一方が回転軸線のまわりに回転し ている装置の軸受を破損させることがある、回転軸線を横切る方向に作用する大 きな力は避けられる。既知の方法の場合、もし回転軸線が第2部品の表面に直角 に向けられていなければ、大きな軸受力が生じる。 本発明に係る処理制御は、摩擦溶接合を形成する場合、2つの部品間に材料の 接合を生成する前に、まずアルミニウム部品の溶接面のアルミニウム酸化層をこ すり落さなければならないので、アルミニウム/鋼の材料組合せに関しては特に 利点がある。アルミニウム酸化層は2つの部品間の高い接触圧力と高速相対運動 によってこすり落すことができる。そのほかに、もし例えば案内要素をもつ第1 部品の溶接面が、相互にこすり合う面間の摩擦係数が増大するような表面構造を もっていれば、これを達成することができる。 また、本発明に係る方法の場合、第1部品の溶接面が第2部品の位置決めボア の周囲の表面に接触するまで、案内要素を位置決めボアの中に挿入することが提 案されている。 詳しく述べると、2つの部品は案内要素をもつ金属スタッドと、位置決めボア を持つ金属板である。用語「溶接面」は、本方法を実施する時にこすられる表面 の領域、すなわち対応する他の部品の溶接面をこする表面の領域をさす。溶接面 の形状は本方法を実施する際にかなり変化することがある。詳しく述べると、摩 擦熱によって溶接面の所で材料を液化させることができる。摩擦溶接が終ると、 溶接面または前者の溶接面の領域に接合領域すなわち部品同士の材料接合が存在 する。 また、本発明に係る方法は、最初に案内要素をもつ第1部品を第2部品の上に 正しく位置決めし、案内要素を位置決めボアに挿入することを可能にする。その あと、接合する2つの部品が相対的に回転される。さらに別の利点のある着想に 従って、回転操作の際に案内要素を位置決めボアに挿入することが提案されてい る。案内要素はより低い回転速度で位置決めボアに挿入することができる。この 処理制御の方法は、位置決め操作が回転操作の中に統合されているので、より高 い速度が得られる。 第1部品はドリルチップ(孔あけ用先端)として設計された自由端をもつ案内 要素を備えているので、回転操作の際に案内要素自身によって位置決めボアを形 成することができる。従って、第1部品は自動ドリリング(孔あけ)作用を有す るので、事前に位置決めボアを形成する必要がない。 本発明の方法の展開においては、案内要素は回転の際に位置決めボアの中にさ らに挿入される。従って、第2部品の溶接面の材料は変形するが、溶接操作に必 要な溶接面に対する接触圧力を達成または維持することができる。 本発明の方法のさらに別の展開においては、案内要素の自由端は貫通孔として 設計された位置決めボアを通して挿入される。従って、利用可能なるボア長さは 完全に使用される。同じ理由で、すなわちできるだけ安定した位置決めを達成す るために、案内要素の外寸法と位置決めボアの内径は可能な限り互いに正確に適 合され、そして案内要素と位置決めボアの壁面間の摩擦抵抗は可能な限り低く保 たれる。代案の展開においては、案内要素と位置決めボアの壁面との間に十分強 い摩擦が生じるので、そこに接合領域が生成される。 案内要素と位置決めボアの壁面との間に接合領域を形成するために、本発明は 、案内要素が少なくとも1つの組立て方向にテーパした部分(円錐状にテーパし た部分が好ましい)をもつことが提案されている。円錐状テーパ部分は位置決め ボアの壁面と共に摩擦溶接接合を部分的に形成することができる。また、案内要 素はそのテーパ部分によって事前に形成された位置決めボアの中心に自動的に置 かれる。 本発明の方法の一実施例においては、接合領域を形成する際に実質上2つの部 品の一方の材料のみが変形するように、部品の形状および/または寸法および/ または材料が選択される。好ましい実施例においては、これは、第1部品の溶接 面を薄壁をもつ突起の端面に配置することによって達成されている。従って、発 生したすべての摩擦熱は端面から突起を通ってゆっくり移動できるだけであるか ら、材料は急速に材料接合を形成する十分高い温度に達する。 本発明に係る摩擦溶接接合を形成するための金属固着部材は、少なくとも1つ の溶接面を含む表面を有し、前記溶接面は、実質上組立て方向に向けられ、かつ 回転軸線に直角な平面に沿って広がるとともに回転軸線を取り囲んでいる。固着 部材は回転軸線に沿って組立て方向に延びている案内要素を備えている。用語「 組立て方向」は、回転軸線に平行な方向、すなわち回転軸線上で、溶接面を他方 の部品の溶接面に接触させるため固着部材の観察領域を挿入することができる方 向、すなわち他方の部品を溶接面に向けて動かすことができる方向を指す。用語 「回転軸線」は、溶接面上に摩擦溶接接合を生成するため固着部材をそのまわり に回転させることができる軸線を指す。案内要素は固着部材の本体から回転軸線 に沿って延びた「ペグ(栓)」であることが好ましい。 案内要素が平面から組立て方向に突き出ているような固着部材の設計が好まし い。従って、より詳細には、本発明に係る方法によって、表面に直角に延びてい る位置決めボアを有する金属板に固着部材を溶接することができる。 固着部材の展開においては、溶接面が回転軸線を環状に取り囲んでいる。溶接 面が複数の互いに間隔を置いて配置された部分溶接面から成る実施例が存在する 。しかし、連続した溶接面をもつ実施例、より詳細には、回転軸線をぐるっと取 り囲んでいる溶接面のほうが好ましい。上記実施例の利点は固着部材を容易に、 例えばプレスで製作できることである。 本発明の展開においては、固着部材はおおよそ溶接面の外縁にその最大周囲長 さを有する。従って、最大周囲長さをもつ接合領域を実現することができるので 、一段と安定な摩擦溶接接合を得ることができる。 もし第2部品が金属板であれば、溶接面のサイズを選択するとき、金属板の厚 さを考慮に入れるべきである。溶接面の特定サイズ以上では、2つの部品間の材 料接合は金属板の安定性より大きな安定性を有する。また、摩擦溶接接合を生成 するために必要な接触圧力は溶接面のサイズにほぼ比例することに留意すべきで ある。従って、金属板を適当なやり方で支持しなければならない。この理由と、 装置の費用を低減するために、溶接面はできるだけ小さいことが好ましい。 さらに別の展開においては、環状溶接面の内部幅は案内要素の厚さより大きい 。内部幅は回転軸線を横断する部分に沿って測定される。非円形溶接面の場合、 用語「内部幅」は、最小内部幅を指す。従って、案内要素は摩擦溶接接合を生成 する際に塑性的に変形した材料が逃げ込むことができる自由空間で取り囲まれて いるので、台座状の広がった領域を内側に形成することができる。摩擦溶接操作 が終了すると、上記の空間は、溶接面の領域において前に摩擦で加熱された材料 の有益な急速冷却、従って一段と安定な摩擦溶接接合をもたらす。大きな冷却表 面は、さらに、可能性のある溶融材料の逃げのほかに、一定の役割を果たす。溶 接面の内縁の冷却をいっそう加速するために、例えば案内要素と案内要素が挿入 された位置決めボアの間に残った隙間を通して圧搾空気をこの領域に流入できる ようにすることが提案されている。 本発明に係る固着部材の展開においては、溶接面は案内要素の周囲線に対しほ ぼ同心円状に延びている。固着部材の回転対称設計の利点は、製造に関して付い て既に述べた。しかし、固着部材は、溶接面または案内要素の中心を通って延び ている回転軸線のまわりに特に容易かつ有効に回転させることができるので、摩 擦溶接接合を生成する場合の処理に関しても利点がある。 さらに別の実施例においては、溶接面は固着部材の突起上にある。突起は好ま しい薄い壁面で囲われているので、溶接面は小さく、かつ他方の部品に対するわ ずかな押力で摩擦溶接接合を生成することができる。 また、もし案内要素が円筒形周囲表面を有していれば有益である。その外径は 摩擦溶接接合が生成される部品の位置決めボアの内径に適合することが好ましい 。 固着部材のさらに別の利点のある実施例に従って、案内要素が少なくとも1つ の組立て方向にテーパした部分を有することが提案されている。もし案内要素が 事前に設けられた位置決めボアに挿入されれば、案内要素は自動的に中心に置か れる。テーパ部分は、デザインが円錐形あることが好ましく、また案内要素の自 由端領域に置かれていることが好ましい。 固着部材の一実施例においては、案内要素はその自由端がドリルチップとして 作られている。この案内要素の設計は、位置決めボアを案内要素によって形成す ることを可能している。このように、自動ドリリング(孔あけ)は固着部材によ って行われる。ドリルチップには、少なくとも1つの切削刃が設けられているこ とが好ましい。ドリルチップの設計は、固着部材がその上に配置される部品の材 質に適応させることができる。 固着部材の一実施例においては、溶接面は回転軸線にほぼ直角に広がっている 好ましい表面構造を有する。溶接面の摩擦係数は表面構造の形状と寸法を通じて 調整することができる。 次に、添付図面を参照して本発明に係る方法および本発明に係る固着部材の諸 実施例について説明するが、発明はそれらの実施例に限定されない。図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る第1実施例の固着部材の斜視図である。 図2は、図1に係る固着部材を通る縦断面図である。 図3は、本発明に係る第2実施例の固着部材を通る縦断面図である。 図4は、本発明に係る第3実施例の固着部材を通る縦断面図である。 図5は、本発明に係る第4実施例の固着部材の一部を通る縦断面図である。 図6は、本発明に係る第5実施例の固着部材の一部を通る縦断面図である。 図7は、本発明に係る第6実施例の固着部材の一部を通る縦断面図である。 図8〜図11は、図1に係る固着部材を金属板に摩擦溶接する際の一連のステ ップを示す縦断面図である。発明を実施するための最良の形態 図1および図2は、本発明に係る固着部材、より詳細には環状溶接面2が組立 て方向に向けられた状態の摩擦溶接スタッドを示す。溶接面2は、固着部材10 の突起9の端面にあって、回転軸線6をぐるりと取り囲んでいる。突起9は、固 着部材10の本体と共に、表面5の円筒形の部分を形成している。固着部材10 の本体から、ペグ(栓)として設計された案内要素1がその自由端4に向かって 、回転軸線6に沿って、組立て方向Mに延びている。案内要素1は溶接面2が位 置する平面E(図2)から突き出ている。 円筒形の案内要素1と環状の突起9の間に、固着部材10の摩擦溶接の際に摩 擦で加熱された材料が逃げ込むことができる、閉じた周溝3がある。溶接操作の 終りに材料を急速加熱できるように、案内要素1の直径Dは溶接面2の内部幅W の寸法のほぼ半分である。製造および処理のために、突起9の端面および案内要 素1の自由端4の縁にはベベルがついている。突起9のベベルは、溶接処理の際 に加熱された液状材料が粘着力によって取り除かれるのを可能にする。案内要素 1のベベルにより、案内要素1を位置決めボアに容易に挿入することができる。 図6に示した別の実施例においては、円錐形にテーパした部分8をもつように、 案内要素41にはより大きなベベルがついている。 図3に示した固着部材20は、案内要素11を取り囲む溝がないので,固着部 材10よりも製作が容易である。環状溶接面12の内縁は案内要素11の脚部の 所で終っている。固着部材20は、案内要素11から遠いほうの端部に、通常の 六角形の横断面をもつ凹部13を有する。凹部13は、固着部材20を他方の部 品に溶接することができる位置に供給ダクトを通して位置的に安定して供給する 役割を果たす。 図4に示した固着部材30は、ビード状環状突起29を有し、その端面に溶接 面22がある。案内要素21の反対側に、外周に雄ねじ23をもつ固着用延長部 24が形成されている。この固着用延長部24に、対応する雌ねじをもつ部品を 取り付けることができる。 図5は、本発明に係る固着部材40のさらに別の実施例の一部分を示す。固着 部材40の案内要素31と環状突起39の間の溝33は上に向かって次第に減少 する横断面を有する。従って、末端の溶接面32から見ると、突起39の横断面 は連続的に増大している。このため、溶融が進むにつれて横断面が増大するので 、つまり上方への熱伝導による熱の放出が増加するので、固着部材40を溶接す るとき、突起39の制御されない溶融が防止される。 図6は、本発明に係る固着部材70のさらに別の実施例を示す。固着部材70 は案内要素71を備えている。固着部材70の基本的構成は固着部材30のそれ とほぼ同じである。案内要素71は円錐状にテーパした部分8をもっている。部 分8は案内要素71の自由端4に向かってテーパしている。 図7は、本発明に係る固着部材60のさらに別の実施例を示す。固着部材60 はドリルチップ56の形に設計された自由端4をもつ案内要素61を備えている 。ドリルチップ56は少なくとも1つの切削刃57を有する。案内要素61がド リルチップ56をもつ設計であるので、固着部材60は自動孔あけ作用をもつこ とができる。 次に、図8〜図11を参照して本発明に係る方法の実施例について説明する。 固着部材10の案内要素1は、その溶接面2が金属板50の表面55に接触する まで、金属板50の貫通孔53に挿入される。 実際の摩擦溶接操作は、固着部材10を矢印の方向に回転軸線6のまわりに回 転させることによって開始される(図10)。突起9は、溶接面2があるその末端 に薄い壁を有しているので、実質上、突起9の材料だけが変形される。金属板5 0の材料は単に薄い表面層内で溶融するだけである。溶融した材料は、回転運動 を急激に減速することによって急速冷却され、凝固して環状接合領域7になる。産業上の利用可能性 本発明は、所定の場所に2つの金属部品間の摩擦溶接接合を位置的に正しく形 成することができる。2つの部品の間に環状接合領域を形成することによって、 信頼できる摩擦溶接接合が生成される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月4日(1999.6.4) 【補正内容】 明細書 摩擦溶接接合を形成する方法および固着部材技術分野 本発明は、第1金属部品と第2金属部品間、より詳細には摩擦溶接スタッドと 金属板間の摩擦溶接接合の形成に関するものである。背景技術 ドイツ国特許公開第42,25,435A1号は、摩擦溶接接合部を形成する方 法と、管状部品の内部に摩擦溶接接合を生成することができる打込みマンドレル を開示している。円錐状にテーパした端部をもつ打込みマンドレルは、管状部品 のホームに打ち込まれ、対称軸のまわりに回転される。管状部品の端部は膨張し て、打込みマンドレルの円錐形に適合する。その円錐形の表面に接合領域が生成 される。接合は打込みマンドレルと管状部品間の摩擦接触によって強化される。発明の開示 本発明の目的は、第1金属部品と第2金属部品間に摩擦接合を形成する方法を 提供する。その方法によって所定の位置に環状接合領域を生成することができる 。本発明のもう1つの目的は、異なる部品の所定の場所に摩擦溶接接合を形成す るための金属固着部材を提供することである。 本発明は、第1金属部品と第2金属部品間、より詳細には金属スタッドと金属 板間に摩擦溶接接合を形成する方法であって、第1部品の案内要素を第2部品の 表面にほぼ直角に延びている位置決めボアに挿入し、2つの部品を案内要素の長 手方向に延びている回転軸線のまわりに相対的に回転させることによって、2つ の部品間に環状接合領域を生成する方法を提供する。 本発明に係る金属固着部材は、摩擦溶接接合を形成するための金属固着部材で ある。この固着部材は、円筒形外側表面とこの表面の境界を越えて軸線方向に伸 びた中央突起をもつスタッドから成る。固着部材は、中央突起から半径方向に間 隔を置いて配置された連続環状フランジをもつように構成されており、環状フラ ンジは実質上溶接面の表面によって形成された平面に直角な組立て方向に向けら れた連続溶接面の輪郭を定めている。 本発明に係る方法は、連続環状フランジによって取り囲まれ、連続環状フラン ジから半径方向に間隔を置いて配置された中央突起をもつスタッドから成る第1 金属部品と第2金属部品の間に摩擦溶接接合を形成する方法である。本発明の摩 擦溶接接合形成方法は、スタッドの中央突起を第2部品の表面にほぼ直角に延び ている位置決めボアに挿入すること、および第1部品と第2部品を中央突起によ って定められた軸線のまわりに相対的に回転させることによって連続フランジと 第2部品の表面との間に環状接合領域を形成する。 摩擦溶接接合の一実施例においては、高い接触圧力またはかなり高い回転速度 が生じることがある。従って、相対的に回転している部品では、中心がずれる危 険が常に存在する。本発明に係る方法によれば、案内要素と位置決めボア間の相 互作用が意図した接合位置からのずれを防止するので、この危険は避けられる。 また、本発明に係る処理制御は、摩擦溶接接合を生成するとき、もし2つの部品 の正しい相対的位置決めが部品自身によって達成されるならば、装置の費用を低 減する。詳しく述べると、例えば2つの部品の一方が回転軸線のまわりに回転し ている装置の軸受を破損させることがある、回転軸線を横切る方向に作用する大 きな力は避けられる。既知の方法の場合、もし回転軸線が第2部品の表面に直角 に向けられていなければ、大きな軸受力が生じる。 本発明に係る処理制御は、摩擦溶接合を形成する場合、2つの部品間に材料の 接合を生成する前に、まずアルミニウム部品の溶接面のアルミニウム酸化層をこ すり落さなければならないので、アルミニウム/鋼の材料組合せに関しては特に 利点がある。アルミニウム酸化層は2つの部品間の高い接触圧力と高速相対運動 によってこすり落すことができる。そのほかに、もし例えば案内要素をもつ第1 部品の溶接面が、相互にこすり合う面間の摩擦係数が増大するような表面構造を もっていれば、これを達成することができる。 また、本発明に係る方法の場合、第1部品の溶接面が第2部品の位置決めボア の周囲の表面に接触するまで、案内要素を位置決めボアの中に挿入することが提 案されている。 詳しく述べると、2つの部品は案内要素をもつ金属スタッドと、位置決めボア を持つ金属板である。用語「溶接面」は、本方法を実施する時にこすられる表面 の領域、すなわち対応する他の部品の溶接面をこする表面の領域をさす。溶接面 の形状は本方法を実施する際にかなり変化することがある。詳しく述べると、摩 擦熱によって溶接面の所で材料を液化させることができる。摩擦溶接が終ると、 溶接面または前者の溶接面の領域に接合領域すなわち部品同士の材料接合が存在 する。 作られている。この案内要素の設計は、位置決めボアを案内要素によって形成す ることを可能している。このように、自動ドリリング(孔あけ)は固着部材によ って行われる。ドリルチップには、少なくとも1つの切削刃が設けられているこ とが好ましい。ドリルチップの設計は、固着部材がその上に配置される部品の材 質に適応させることができる。 固着部材の一実施例においては、溶接面は回転軸線にほぼ直角に広がっている 好ましい表面構造を有する。溶接面の摩擦係数は表面構造の形状と寸法を通じて 調整することができる。 次に、添付図面を参照して本発明に係る方法および本発明に係る固着部材の諸 実施例について説明するが、発明はそれらの実施例に限定されない。図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る第1実施例の固着部材の斜視図である。 図2は、図1に係る固着部材を通る縦断面図である。 図3は、本発明に係る第2実施例の固着部材を通る縦断面図である。 図4は、本発明に係る第3実施例の固着部材を通る縦断面図である。 図5は、本発明に係る第4実施例の固着部材の一部を通る縦断面図である。 図6は、本発明に係る第5実施例の固着部材の一部を通る縦断面図である。 図7〜図10は、図1に係る固着部材を金属板に摩擦溶接する際の一連のステ ップを示す縦断面図である。発明を実施するための最良の形態 図1および図2は、本発明に係る固着部材、より詳細には環状溶接面2が組立 て方向に向けられた状態の摩擦溶接スタッドを示す。溶接面2は、固着部材10 の突起9の端面にあって、回転軸線6をぐるりと取り囲んでいる。突起9は、固 着部材10の本体と共に、表面5の円筒形の部分を形成している。固着部材10 の本体から、ペグ(栓)として設計された案内要素1がその自由端4に向かって 、回転軸線6に沿って、組立て方向Mに延びている。案内要素1は溶接面2が位 置する平面E(図2)から突き出ている。 円筒形の案内要素1と環状の突起9の間に、固着部材10の摩擦溶接の際に摩 擦で加熱された材料が逃げ込むことができる、閉じた周溝3がある。溶接操作の 終りに材料を急速加熱できるように、案内要素1の直径Dは溶接面2の内部幅W の寸法のほぼ半分である。製造および処理のために、突起9の端面および案内要 素1の自由端4の縁にはベベルがついている。突起9のベベルは、溶接処理の際 に加熱された液状材料が粘着力によって取り除かれるのを可能にする。案内要素 1のベベルにより、案内要素1を位置決めボアに容易に挿入することができる。 図5に示した別の実施例においては、円錐形にテーパした部分8をもつように、 案内要素41にはより大きなベベルがついている。 図3に示した固着部材30は、ビード状環状突起29を有し、その端面に溶接 面22がある。案内要素21の反対側に、外周に雄ねじ23をもつ固着用延長部 24が形成されている。この固着用延長部24に、対応する雌ねじをもつ部品を 取り付けることができる。 図4は、本発明に係る固着部材40のさらに別の実施例の一部分を示す。固着 部材40の案内要素31と環状突起39の間の溝33は上に向かって次第に減少 する横断面を有する。従って、末端の溶接面32から見ると、突起39の横断面 は連続的に増大している。このため、溶融が進むにつれて横断面が増大するので 、つまり上方への熱伝導による熱の放出が増加するので、固着部材40を溶接す るとき、突起39の制御されない溶融が防止される。 図5は、本発明に係る固着部材70のさらに別の実施例を示す。固着部材70 は案内要素71を備えている。固着部材70の基本的構成は固着部材30のそれ とほぼ同じである。案内要素71は円錐状にテーパした部分8をもっている。部 分8は案内要素71の自由端4に向かってテーパしている。 図6は、本発明に係る固着部材60のさらに別の実施例を示す。固着部材60 はドリルチップ56の形に設計された自由端4をもつ案内要素61を備えている 。ドリルチップ56は少なくとも1つの切削刃57を有する。案内要素61がド リルチップ56をもつ設計であるので、固着部材60は自動孔あけ作用をもつこ とができる。 次に、図7〜図10を参照して本発明に係る方法の実施例について説明する。 固着部材10の案内要素1は、その溶接面2が金属板50の表面55に接触する まで、金属板50の貫通孔53に挿入される。 実際の摩擦溶接操作は、固着部材10を矢印の方向に回転軸線6のまわりに回 転させることによって開始される(図7)。突起9は、溶接面2があるその末端に 薄い壁を有しているので、実質上、突起9の材料だけが変形される。金属板50 の材料は単に薄い表面層内で溶融するだけである。溶融した材料は、回転運動を 急激に減速することによって急速冷却され、凝固して環状接合領域7になる。産業上の利用可能性 本発明は、所定の場所に2つの金属部品間の摩擦溶接接合を位置的に正しく形 成することができる。2つの部品の間に環状接合領域を形成することによって、 信頼できる摩擦溶接接合が生成される。 請求の範囲 1. 連続環状フランジ(9)によって取り囲まれ、連続環状フランジ(9) から半径方向に間隔を置いて配置された中央突起(1)をもつスタッドから成る 第1金属部品(10)と第2金属部品(50)の間に摩擦溶接接合を形成する方 法であって、 スタッドの中央突起(1)を第2部品の表面(55)にほぼ直角に延びている 位置決めボア(53)に挿入すること、および 第1部品と第2部品とを中央突起(1)によって定められた軸線のまわりに相 対的に回転させることによって、連続フランジ(9)と第2部品(50)の表面 (55)との間に環状接合領域(7)を形成すること から成ることを特徴とする方法。 2. 第1部品(10;20;30;40;60;70)の溶接面(2;12 ;22;32)が位置決めボア(53)の周囲の表面(55)に接触するまで、 中央突起(1)が位置決めボア(53)に挿入されることを特徴とする請求項1 に記載の方法。 3. 中央突起(1)は回転処理の際中に位置決めボア(53)に挿入される ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 4. 中央突起(1)自身が回転処理の際中に位置決ボア(53)を形成する ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の方法。 5. 中央突起(1)の一方の自由端(4)が貫通孔として設計された位置決 めボア(53)を通して挿入されることを特徴とする請求項1,2,または3に 記載の方法。 6. 接合領域(7)の生成の際に、実質的に部品(10;20;30;40 ; 50;60;70)の一方だけ(10;20;30;40;50;60;70) の材料が変形するように、部品(10;20;30;40;50;60;70) の形状および/または寸法および/または材料が選択されることを特徴する請求 項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 7. 摩擦溶接接合を形成するための金属固着部材(10)であって、前記部 材(10)が円筒形外側表面(5)と前記表面の境界を越えて軸線方向に延びて いる中央突起(1)から成り、前記部材(10)が中央突起(1)から半径方向 に間隔を置いて配置された連続環状フランジ(9)を含むように構成されており 、前記フランジ(9)が実質上溶接面の表面によって形成された平面(E)に直 角である組立て方向(M)に向けられた連続溶接面(2)の輪郭を定めているこ とを特徴とする固着部材。 8. 案内要素(1)が平面(E)から組立て方向(M)に突き出ていること を特徴とする請求項7に記載の固着部材。 9. 溶接面(2;12;22;32)が縦軸線(6)をぐるりと取り囲んで いることを特徴とする請求項8に記載の固着部材。 10. 固着部材(10;20;40)はおおよそ溶接面(2;12;32) の外縁の所にその最大周囲長さを有することを特徴とする請求項9に記載の固着 部材。 11. 環状溶接面(2;22;32)の内部幅(W)は、中央突起(1)の 厚さ(D)より大きいことを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の 固着部材。 12. 溶接面(2;12;22;32)は中央突起(1)の周囲線に対しほ ぼ同心円状に延びていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載 の固着部材。 13. 溶接面(2;12;22;32)は固着部材(10;20;30;40 ;60;70)の突起(9;29;39)上にあることを特徴とする、請求項7 〜12のいずれか1項に記載の固着部材。 14. 中央突起(1)は少なくとも1つの円筒形周囲表面(8)を有するこ とを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項に記載の固着部材。 15. 中央突起(1)は組立て方向(M)にテーパした少なくとも1つの部 分(8)を有することを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項に記載の固着 部材。 16. テーパ部分(8)はデザインが円錐形であることを特徴とする請求項 15に記載の固着部材。 17. 中央突起(1)はドリルチップ(56)として設計された自由端(4 )を有することを特徴とする請求項7〜16のいずれか1項に記載の固着部材。 18. ドリルチップ(56)は少なくとも1個の切削刃(57)を有するこ とを特徴とする請求項17に記載の固着部材。 19. 溶接面は回転縦軸線に対しほぼ直角に延びた好ましい表面構造を有す ることを特徴とする請求項7〜18のいずれか1項に記載の固着部材。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】【図7】 【図8】 【図9】 【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1金属部品(10;20;30;40)と第2金属部品(50)の間 に、より詳細には金属スタッドと金属板の間に、摩擦溶接接合を形成する方法で あって、 第1部品(10;20;30;40;60;70)の案内要素(1;11;2 1;31)を、第2部品(50)の表面(55)に対しほぼ直角に延びる位置決 めボア(53)に挿入し、 2つの部品(10;20;30;40;50;60;70)を、案内要素(1 ;11;21;31;61;71)の長手方向に延びている回転軸線(6)のま わりに、相対的に回転させて、2つの部品(10;20;30;40;50;6 0;70)の間に環状接合領域(7)を生成する ことを特徴とする方法。 2. 第1部品(10;20;30;40;60;70)の溶接面(2;12 ;22;32)が位置決めボア(53)の周囲の表面(55)に接触するまで、 案内要素(1;11;21;31;61;71)を位置決めボア(53)に挿入 することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 案内要素(1;11;21;31;61;71)は回転処理の際中に位 置決めボア(53)に挿入されることを特徴とする請求項1または2に記載の方 法。 4. 案内要素(1;11;21;31;61;71)自身が回転処理の際中 に位置決ボア(53)を形成することを特徴とする請求項1、2または3に記載 の方法。 5. 案内要素(1;11;21;31;71)の一方の自由端(4)が貫通 孔として設計された位置決めボア(53)を通して挿入されることを特徴とする 請求項1、2または3に記載の方法。 6. 接合領域(7)の生成の際に、実質上一方の部品(10;20;30; 40;50;60;70)の材料だけが変形するように、部品(10;20;3 0;40;50;60;70)の形状および/または寸法および/または材料が 選択されることを特徴する請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 7. 摩擦溶接接合を形成するための金属固着部材(10;20;30;40 ;60;70)であって、より詳細には、実質上組立て方向(M)に向けられ、 部材(10;20;30;40;60;70)の縦軸線(6)を取り囲み、縦軸 線(6)に直角な平面(E)に沿って広がっている少なくとも1つの溶接面(2 ;12;22;32)をもつ表面(5)を有する摩擦溶接スタッドであって、 固着部材(10;20;30;40;60;70)が縦軸線(6)に沿って組 立て方向(M)に延びている案内要素(1;11;21;31;61;71)を 備えていることを特徴とする固着部材。 8. 案内要素(1;11;21;31;61;71)が平面(E)から組立 て方向(M)に突き出ていることを特徴とする請求項7に記載の固着部材。 9. 溶接面(2;12;22;32)は縦軸線(6)を環状に取り囲んでい ることを特徴とする請求項7または8に記載の固着部材。 10. 溶接面(2;12;22;32)は縦軸線(6)をぐるりと取り囲ん でいることを特徴とする請求項9に記載の固着部材。 11. 固着部材(10;20;40)は、ほぼ溶接面(2;12;32)の 外縁の所にその最大周囲長さを有することを特徴とする請求項10に記載の固着 部材。 12. 環状溶接面(2;22;32)の内部幅(W)は、案内要素(1;2 1;31;61;71)の厚さ(D)より大きいことを特徴とする、請求項9, 10,または11に記載の固着部材。 13. 溶接面(2;22;32)は案内要素(1;11;21;31;61 ;71)の周囲線に対しほぼ同心円状に広がっていることを特徴とする請求項7 〜12のいずれか1項に記載の固着部材。 14. 溶接面(2;12;22;32)は固着部材(10;20;30;4 0;60;70)の突起(9;29;39)上にあることを特徴とする、請求項 7〜13のいずれか1項に記載の固着部材。 15. 案内要素(1;11;21;31;61;71)は少なくとも1つの 円筒形周囲表面(8)を有することを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項 に記載の固着部材。 16. 案内要素(61;71)は組立て方向にテーパした少なくとも1つの 部分(8)を有することを特徴とする請求項7〜15のいずれか1項に記載の固 着部材。 17. テーパ部分(8)はデザインが円錐形であることを特徴とする請求項 16に記載の固着部材。 18. 案内要素(71)はドリルチップ(56)として設計された自由端( 4)を有することを特徴とする請求項7〜17のいずれか1項に記載の固着部材 。 19. ドリルチップ(56)は少なくとも1個の切削刃(57)を有するこ とを特徴とする請求項18に記載の固着部材。 20. 溶接面は回転軸線に対しほぼ直角に広がっている好ましい表面構造を 有することを特徴とする請求項7〜19のいずれか1項に記載の固着部材。
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