JP2002502560A - 累積ジッタを除去するデジタル通信システム - Google Patents

累積ジッタを除去するデジタル通信システム

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Abstract

(57)【要約】 累積ジッタを排除する通信システムは送信機(10)を含み、この送信機(10)は、入力ポート(10a)上に送信機入力ビットレート(BRi)でデータビットの連続入力ストリーム(Si)を受信し、隔てられたビットシリアルデータブロック(DB)においてデータビットを同時に送信(S0)し、このデータブロック(DB)は、可変長さを有し、かつデータブロック間のスペースを埋めるそれぞれのビットシリアルヘッダ(H0)を有する。さらに、通信システムは受信機(15)を含み、この受信機は送信機に結合され、隔てられたデータブロック(DB)を受信し、ヘッダではなく受信されたデータブロックの、選択されたビットから、受信機出力ビットレート(BRR)においてデータビットの出力ストリーム(SR)を出力ポート(15b)上に発生する。さらに、受信機は閉ループフィードバック制御回路を含み、この回路は、データビットの出力ストリーム(SR)が連続するようにし、かつ、データブロックの、選択されたビットが受信されないときに発生したデータビット数から、データブロックの、選択されたビットが受信されたときに受信されて発生したデータビット数の差を減じることにより得られたカウントが、予め定められた範囲内に入るようにすることにより、受信機出力ビットレート(BRR)が実質的に一定に(かつBRiに等しく)なるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 名称:累積ジッタを除去するデジタル通信システム発明の背景: 本発明はデジタル通信システムに関し、特に、非常に高いので少量の累積ジッ タでさえ受信エラーを引起こすようなビットレートで動作するデジタル通信シス テムに関する。 本発明が関連する典型的なデジタル通信システムの1つは送信機、多数のリピ ータ、および受信機を含み、そのすべてが通信チャネルによって互いに直列に結 合される。このシステムにおいて、連続する一連のデータビットが送信機から各 リピータを介して受信機へと渡される。先行技術においてこの動作を行なうため には、送信機、リピータおよび受信機は各々、入来する一連のビット(ビットシ リーズ)へとロックし、それによって入来するビットが出力端子で再生される瞬 間を決定するクロック信号を発生するそれぞれのフェーズロック発振器を含む。 しかしながら、このような先行技術のデジタル通信システムの問題は、システ ム内の直列データストリームのためのタイミングが制御されない態様で理想から 逸脱することである。理想的なタイミングからのこのような制御されない逸脱を 本明細書において「ジッタ」と称する。このジッタは多数の要因、たとえば、電 源電圧のばらつきと、回路動作温度のばらつきと、通信チャネルにおけるノイズ と、フェーズロック発振器が入力ビットシリーズを完全に追跡し、かつそれらへ と完全にロックすることが不可能であること等から生じ得る。 さらに、上述の先行技術のシステムでは、フェーズロック発振器の帯域幅内に ある何らかのジッタがあるリピータから次のリピータへと累積するために、送信 機と受信機との間のリピータの数が増すにつれてジッタの問題が悪化する。この ように、第1のリピータへの入力ビットシリーズが送信機における何らかのジッ タ源のためにわずかな量のジッタを有すれば、出力ビットシリーズはより多量の ジッタを有し、第2のリピータからの出力ビットシリーズはさらに多量のジッタ を有することなどとなる。この累積ジッタは受信機に対して深刻な問題を呈示す る。なぜなら、それが増加するにつれ、受信機が受信ずるデータ内に生じるエラ ーの割合も増すためである。 また、通信システムを通過する一連のビットのビットレートが増大するにつれ 、どの一定量のジッタが引起こすエラー割合も増大する。このエラー割合の増大 が生じるのは、ビットレートが速まるつれ、各ビットの時間期間が短くなり、当 然、それによってフェーズロック発振器からのクロック信号が変化できるがなお 入来するビットと適切に同期する時間の量が少なくなるためである。たとえば、 1秒当り109ビットのビットレートを有する高速光学デジタル通信システムに おいては、1ビット当りの時間はわずか1秒の10億分の1であり、したがって 、エラーが生じるまでに許容され得る高周波ジッタの量は1秒の10億分の1の 何分の1かにすぎない。 ジッタはよく特定の周波数で特定の振幅を有することに関して表現され、ここ で、振幅はある公称ビットレートでの1ビット周期の倍数として与えられ、周波 数はそのビットレートに関する振動周波数である。たとえば、1秒当り100メ ガビットのシステムにおけるジッタは6.5KHzで1.5UIPPの振幅を有す るものとして表わすことができ、ここで1.5UIPPは(1.5)×(10ナノ 秒)であり、6.5KHzは1秒当り約100メガビットの振動周波数である。 1秒当り1000メガビットのシステムにおけるこの同じ量のジッタは6.5K Hzで15UIPPである。100Mbpsのシステムでは、1.5UIPPのジッ タが許容可能であるが、1000Mbpsのシステムでは、15UIPPのジッタ がその絶対振幅が変更されなくても完全に許容不可能であり得る。 したがって、本発明の主たる目的は上述の問題が克服される新規なデジタル通 信システムを提供することである。発明の簡単な概要: 本発明に従うと、新規な送信機、多数の新規なリピータ、および新規な受信機 を含み、そのすべてが互いに直列に相互結合されるデジタル通信システムが開示 される。 新規な送信機の1つの実施例は、連続的な入力データビットシリーズが一定の 送信機入力ビットレートで受信される入力端子と、連続的な出力ビットシリーズ が送信機入力ビットレートよりも速い送信機出力ビットレートで送信される出力 端子とを含む。この出力ビットシリーズ内で、入力データビットシリーズが間隔 をあけられたブロックへと分割され、それぞれの出力ヘッダが各ブロックの前に 挿入される。出力ヘッダを挿入するために、デジタル論理回路が入力端子と出力 端子との間で送信機に含まれる。この論理回路は可変長の出力ヘッダを発生し、 これは、ヘッダが挿入されている間の、送信機入力ビットレートで受信されたデ ータビットの数のカウントから、ヘッダが挿入されていないときの、送信機出力 ビットレートで送信されたデータビットの数と送信機入力ビットレートで受信さ れたデータビットの数との差を引いたものが予め定められた範囲内に留まるよう に行なわれる。 送信機内で発生される可変長のヘッダのために、送信機出力ビットレートは送 信機内に含まれる水晶発振器からのクロック信号によって設定されることができ 、この水晶発振器はデータビットが受信される送信機入力ビットレートとは独立 して発振できる。したがって、送信機出力ビットレートは送信機入力ビットレー トを追跡する必要はなく、したがって出力端子からの出力ビットシリーズに累積 ジッタが生じない。 新規なリピータの各々の1つの実施例は、連続的な入力ビットシリーズがリピ ータ入力ビットレートで受信される入力端子と、連続的な出力ビットシリーズが リピータ入力ビットレートと等しくないリピータ出力ビットレートで送信される 出力端子とを含む。入力ビットシリーズと出力ビットシリーズとの両方がインタ ーリーブされたシーケンスのヘッダおよびデータブロックからなるが、出力ビッ トシリーズにおけるヘッダは受信されるヘッダとはたまに異なる。出力ヘッダを 発生するために、デジタル論理回路が入力端子と出力端子との間でリピータに含 まれ、これは、加えられたビットの数のカウントから減ぜられたビットの数を引 き、それに受信されたビットの数を足し、そこから送信されたビットの数を引い たものが予め定められた範囲内に留まるように、たまに入力ヘッダにビットを加 え、そこがらビットを減ずる。 入力ヘッダにたまにビットを加え/そこからビットを減ずることによってこの ように出力ヘッダを形成するために、リピータ出力ビットレートは、入力ビット シリーズが受信されるレートから独立して発振するリピータ内の水晶発振器から のクロック信号によって設定され得る。その結果、リピータ出力ビットレートは リピータ入力ビットレートを追跡する必要はなく、したがって各リピータの出力 端子からの出力ビットシリーズに累積ジッタが生じない。 新規な受信機の1つの実施例は、各々それぞれの入力ヘッダによって先行され る、間隔をあけられたデータブロックからなる、連続的な入力ビットシリーズを 受信機入力ビットレートで受信する入力回路を含む。また、受信機は入力回路に 結合された出力回路を含み、これは、受信機入力ビットレートよりも遅い受信機 出力ビットレートでヘッダからではなくデータブロックから出力端子へとビット を送る。 さらに、この出力回路は閉ループフィードバック制御回路を含み、これが受信 機出力ビットレートを選択するのは、それが実質的に一定であり、a)データブ ロックからのビットが連続したシリーズで出力端子に起こり、b)データブロッ クが入力回路によって受信されていないときに出力端子へと送られるデータビッ トの数のカウントから、データブロックが受信されているときの、入力回路によ って受信されるデータビットの数と出力端子へと送られるデータビットの数との 差を引いたものが予め定められた範囲内に留まるように行なわれる。この手段に よって、閉ループフィードバック制御回路は受信機出力ビットレートを送信機入 力ビットレートと実質的に等しくさせる。図面の簡単な説明: 本発明のさまざまな好ましい実施例が添付の図1から図22と関連して詳細な 説明に記載される。 図1は、本発明の1つの好ましい実施例を構成するデジタル通信システムの全 体像を示す。 図2は、それぞれのビットシリーズS0からS4が図1のシステムにおける通信 チャネルによって直列に送られる1つの方式を示す。 図3は、図1のシステムの通信チャネルによってそれぞれ送られるビットシリ ーズS0からS4についてのさまざまな詳細を示す図である。 図4は、図1のシステムにおける送信機のための1つの好ましい実施例の詳細 な論理図である。 図5は、図4における送信機の動作を示すタイミング図である。 図6は、図1のシステムにおけるリピータの各々のための好ましい実施例の詳 細な論理図である。 図7は、図6のリピータ内のいくつかの動作を示すタイミング図である。 図8は、図6のリピータ内の別の動作を示すタイミング図である。 図9は、図6のリピータ内の逐次制御回路の動作を示ず表である。 図10は、図1のシステム内の受信機のための好ましい実施例の詳細な論理図 である。 図11は、図10の受信機内で生じる動作を示すタイミング図である。 図12は、連続的な入力ビットシリーズSiが図1のシステムにおける送信機 のためにいかに発生され得るかの一例を示す。 図13は、連続的な入力ビットシリーズSiが図1のシステムにおける送信機 のためにいかに発生され得るかの別の例を示す。 図14は、図1のシステム内の通信チャネルのための第1の構造を示す。 図15は、図1のシステムにおける通信チャネルのための第2の構造を示す。 図16は、図1のシステムにおける通信チャネルのための第3の構造を示す。 図17は、多数の入力ビットシリーズがそれによって同時に受信される、図4 の送信機の変更例を示す。 図18は、多数のビットシリーズがそれによって受信機から同時に出力される 、図10の受信機の変更例を示す。 図19は、データブロックがそれによって可変長を有する、図2のビットシリ ーズのための方式の変更例を示す。 図20は、通常のヘッダに生じるダミービットの数と長いヘッダに生じるダミ ービットの数とがそれぞれXおよび2Xとなり、Xが何らかの正の整数である、 図2のビットシリーズのための方式の変更例を示す。 図21は、多数の受信機がそれによってデータブロックを選択的に受信できる 、図2のビットシリーズのための方式の別の変更例を示す。 図22は、多数の受信機がそれによって各データブロックのそれぞれの部分を 選択的に受信できる、図2のビットシリーズのための方式のさらに別の変更例を 示す。詳細な説明: ここで図1を参照して、本発明の1つの好ましい実施例を構成するデジタル通 信システムを説明する。この図1の通信システムは送信機回路10と、4つのリ ピータ回路11、12、13および14と、受信機回路15とを含む。これらす べての回路10−15は、示されるようにそれぞれのビットシリアル通信チャネ ル20−24によって互いに直列に結合される。 動作において、送信機10は入力端子10aで連続的な入力データビットシリ ーズSiを受信し、これらのビットはビットレートBRiで受信される。この入力 シリーズSiはどのようなシーケンスの1および0であってもよく、図1に示す シリーズのわずかな部分は一例にすぎない。同様に、ビットレートBRiは実質 的に一定であるどのようなビットレートであってもよく、図1に与えられる1秒 当り109ビットのレートは一例にすぎない。 連続的な入力データビットシリーズSiが受信される間、送信機10は出力端 子10bで異なった連続する出力ビットシリーズS0を発生する。この連続的な ビットシリーズS0は、1ブロック当りの一定の数のデータビットと各ブロック の前に挿入されるそれぞれの出力ヘッダとを伴う、間隔をあけられたデータブロ ックへと分割される入力シリーズSiからのデータビットからなる。 図1において、出力ビットシリーズS0は…H0DB、H0DB、…として示さ れ、ここで、DBはデータブロックを示し、H0は出力ヘッダを示し、ドットは このシリーズが続くことを示す。この出力ビットシリーズS0は入力ビットレー トBRiよりも速いビットレートBRxで生じる。ビットレートBRxはBRi+B RH+Δ1と等しく、ここで、BRHはヘッダを挿入できるようにされるビットレ ートBRiにおける公称増加であり、Δ1はその公称増加における公差である。数 値の例として、ビットレートBRHは1秒当り107ビットであり、Δ1は1秒当 り200ビットである。 送信機10の出力端子10bから、連続的な出力ビットシリーズS0がリピー タ11へと移動し、入力端子11aで受信される。ここで、リピータ11は連続 的なビットシリーズS0を用い、それを出力端子11bで異なった連続するビッ トシリーズS1を発生するために受信する。出力端子11bからのこの新しいビ ットシリーズS1は図1において…H1DB、H1DB、…として示され、ここで 、各DBが受信されているデータブロックの1つを表わし、H1の各々がリピー タ11からの出力ヘッダを表わし、ドットがこのシリーズが続くことを示す。 各出力ヘッダH1は、入力端子11aで受信されるヘッダH0へとたまにビット を加え/そこからビットを減ずることによってリピータ11において発生される 。ビットレートBRxよりもわずかに速いビットレートBR1で出力ビットシリー ズS1が生ずればビットが加えられる。ビットレートBRxよりもわずかに遅いビ ットレートで出力ビットシリーズS1が生ずればビットが減ぜられる。ビットレ ートBR1はビットレートBRxに1秒当りΔ2ビットの公差を足したものと等し い。 残りのリピータ12、13および14の各々は上述のリピータ11と同様に動 作する。したがって、リピータ11の出力端子11bから、連続的なビットシリ ーズS1がリピータ12へと移動し、そこで入力端子12aにおいて受信される 。ここで、リピータ12はビットシリーズS1を用い、それを出力端子12bで 異なった連続する出力ビットシリーズS2を送信するために受信する。ビットシ リーズS2は図1において…H2DB、H2DB…として示され、ここで、各DB は受信されるデータブロックを表わし、各H2は受信されるヘッダH1へとたまに ビットを加え/そこからビットを減ずることによってリピータ12において発生 される出力ヘッダを表わし、ドットはこのシリーズが続くことを示す。ビットシ リーズS2はビットレートBR1に1秒当りΔ3ビットの公差を足したものと等し いビットレートBR2で生じる。 同様に、リピータ12の出力端子12bから、連続的なビットシリーズS2が リピータ13へと移動し、入力端子13aで受信される。リピータ13は次にビ ットシリーズS2を用い、これを出力端子13bで異なった連続的なビットシリ ーズS3を送信するために受信する。このシリーズS3は…H3DB、H3DB…と 等しく、ここで、各DBは受信されるデータブロックであり、各H3は受信され るヘッダH2へとたまにビットを加え/そこからビットを減ずることによってリ ピータ13において発生される出力ヘッダであり、ドットはこのシリーズが続く ことを示す。ビットシリーズS3はビットレートBR2に1秒当りΔ4ビットの公 差を足したものと等しいビットレートBR3で生じる。 同様に、連続的なビットシリーズS3がリピータ13からリピータ14へと移 動し、入力端子14aで受信される。リピータ14は次にビットシリーズS3を 用いて、異なった連続的な出力ビットシリーズS4を出力端子14bで送信する 。ビットシリーズS4は図1において…H4DB、H4DB…として示され、ここ で、各DBは受信されるデータブロックであり、各H4は受信されるヘッダH3へ とたまにビットを加え/そこからビットを減ずることによってリピータ14にお いて発生される出力ヘッダである。ビットシリーズS4はBR3に1秒当りΔ5ビ ットの公差を足したものと等しいビットレートBR4で生じる。 リピータ14から、連続的なビットシリーズS4が受信機15上の入力端子1 5aへと移動する。次に、受信機15はビットシリーズS4を用い、これを送信 機10への入力ビットシリーズSiと同一の連続的な出力ビットシリーズSRを出 力端子15bで送信するために受信する。ビットシリーズSRを発生するために 、受信機15はそれが受信するビットシリーズS4からヘッダH4を取除き、残り のデータビットをビットレートBRiと実質的に同じビットレートBRRで出力端 子15bへと送る。その結果、2つのビットシリーズSRおよびSiがそのビット 値および発生速度の両方において本質的に同一である。 ここで、それぞれ送信機10によって受信され、そこから送信される2つのビ ットシリーズSiおよびS0をより詳細に検討する。送信機入力へのビットシリー ズSiはビットレートBRiで生じるが、送信機出力からのビットシリーズS0は BRi+BRH+Δ1と等しいより速いビットレートBRXで生じる。BRHのビッ トレート増大のために、ヘッダH0は、入力シリーズSiからのデータビットが送 信機10の内部で連続的に累積しないように、シリーズS0における各データブ ロックDBの前に挿入され得る。 たとえば、ビットレートBRiが1秒当り109ビットであり、ビットレートB RXが1秒当り109+107ビットである場合、送信機が受信するビットの数に 対して、余分な合計107ビットが毎秒送信機から送られる。1ヘッダおよびデ ータブロック当りのビットの総数を1データブロック当りのビットの数で割った ものと等しい比BRX BRiを保つことによって、入力シリーズSiにおけるビ ットが時間とともに送信機10内に累積しない。BRX=109+107およびB Ri=109の場合、上の比はヘッダにおける各バイトごとのデータブロックにお いて100バイトを有する出力シリーズS0によって満たされる。 次に、ビットレートBRXからBR4においてそれぞれ生じる公差の項Δ2から Δ5をより詳細に検討する。これらの公差の項のために、ビットシリーズS0から S4のそれぞれのビットレートは互いを追跡せず、代わりにこれらは互いから独 立している。たとえば、公差の項Δ2は残りのシリーズS0、S2、S3およびS4 のためのビットレートから独立した、シリーズS1のビットレートBRiを作る。 このようにそれぞれのビットレートBRXからBR4が独立していることは、そ れによってこれらのビットレートが送信機10と各リピータ11−14との内部 のそれぞれの水晶発振器によって設定され得るようになるので重要である。この ような発振器の各々は、ビットが対応の入力端子10a−14aで受信されるビ ットレートから独立してそれぞれの出力端子10b−14bへと出力ヘッダおよ びデータブロックを送るクロック信号を発生する。受信される入力ビットシリー ズの周波数を追跡しようと試みるフェーズロック発振器に対して、水晶発振器で これらのクロック信号を発生することによって、フェーズロックが引起こすジッ タが出力端子10b−14bから送られるビットシリーズにおいて完全に除去さ れる。 ビットレートの公差Δ1からΔ5に対処するために、ヘッダH0からH4が3つの 異なつた長さで送信機10およびリピータ11−14において発生され、これら の異なった長さのヘッダは各ヘッダに従うデータブロックDBとともに図2に示 される。ここでNHは通常の長さのヘッダを示し、LHは長いヘッダを示し、S Hは短いヘッダを示す。通常の長さのヘッダNHは図2において5つの正方形に よって表わされる5バイトがらなる。長いヘッダは図2において6つの正方形に よって表わされる6バイトからなる。短いヘッダは図2において4つの正方形に よって表わされる4バイトからなる。 通常のヘッダNH、長いヘッダLHおよび短いヘッダSH内で、初めの3バイ トがC1、C2およびC3と称される。これら3バイトはともに、ヘッダの開始を 識別する予め定められた符号を構成する。また、通常のヘッダNH、長いヘッダ LHおよび短いヘッダSHにおいて、4番目のバイトが番号を含む。通常のヘッ ダは番号「1」によって識別され、長いヘッダは番号「2」によって識別され、 短いヘッダは番号「0」によって識別される。通常のヘッダにおける番号「1」 に続くのは図2において「X」によって表わされる1つのダミーバイトであり、 長いヘッダの番号「2」に続くのは図2において2つの「X」によって表わされ る2つのダミーバイトである。短いヘッダの「0」にはダミーバイトが続かない 。 どの一瞬間においても、ビットシーケンスS0からS4においてそれぞれ生じる H0、H1、H2、H3およびH4の各々が通常のヘッダ、長いヘッダまたは短いヘ ッダのいずれかであり得る。たとえば、ある瞬間では、ヘッダH0、H1、H2、 H3およびH4がそれぞれ通常のヘッダ、通常のヘッダ、短いヘッダ、通常のヘッ ダおよび通常のヘッダであり得るが、別の瞬間ではヘッダH0、H1、H2、H3お よびH4がそれぞれ通常のヘッダ、長いヘッダ、通常のヘッダ、通常のヘッダお よび通常のヘッダであり得る。この点を図3に示す具体例によってここでさらに 説明する。 図3は、5行31−35および4列36−39を有する表の形式である。行3 1は送信機10に関する情報を含み、行32はリピータ11に関する情報を含み 、行33はリピータ12に関する情報を含み、行34はリピータ13に関する情 報を含み、行35はリピータ14に関する情報を含む。 列36は、送信機10およびリピータ11−14からのそれぞれの出力ビット レートが、すべての公差Δ1からΔ5が0である公称ビットレートに対して速いか 遅いかを示す。これらの速いが遅いビットレートの具体的な数値の例の1つが列 37において与えられる。この例では、送信機10は1秒当り+200ビットだ け速く動作し、リピータ11は1秒当り−500ビットだけ遅く動作し、リピー タ12は1秒当り−100ビットだけ遅く動作し、リピータ13は1秒当り+2 50ビットだけ速く動作し、リピータ14は1秒当り+100ビットだけ速く動 作する。 列38は、各リピータによって受信されるビットの数と第2の動作ごとにリピ ータから送信されるビットの数との差を与える。リピータ11では送信されるよ りも受信される方が700ビット多く、リピータ12では受信されるよりも送信 される方が400ビット多く、リピータ13では受信されるよりも送信される方 が350ビット多く、リピータ14では送信されるよりも受信される方が150 ビット多い。 送信されるよりも受信される方のビットが多い場合、受信されるデータブロッ クにおけるデータビットを再送信するためにより多くの時間が利用可能であるよ うに、短いヘッダSHが出力端子でたまに発生される。逆に、受信されるよりも 出力端子で送信される方のビットが多い場合、再送信のためのデータブロックに おけるデータビットを累積するためにより多くの時間が利用可能であるように、 長いヘッダがたまに発生される。 このように長いヘッダまたは短いヘッダをたまに発生することは、短いヘッダ 1つ当りの通常のヘッダの数と長いヘッダ1つ当りの通常のヘッダの数との比と を載せる列39に示される。列39におけるエントリの各々は図2に示すように データブロック1つ当り500バイトを用い、通常のヘッダ1つ当り5バイトを 用いることによって導き出される。 図3をみると、リピータの出力ビットレートが遅い場合そのリピータが短いヘ ッダまたは長いヘッダをその出力端子で発生することをたまに必要とし得ること がわかる。たとえば、行32における遅いリピータ11は短いヘッダをたまに発 生するが、行33における遅いリピータ12は長いヘッダをたまに発生する。同 様に、リピータの出力ビットレートが速い場合そのリピータは長いヘッダまたは 短いヘッダのいずれかを発生することをたまに必要とすることがあり、これは行 34および35のエントリによって示される。 ここで図4を参照して、送信機10の1つの好ましい実施例を構成する回路を 説明する。この図4の実施例はいくつかの回路コンポーネント40−55を含み 、各コンポーネントは表1で以下に説明される。 表1 (送信機のコンポーネント) アイテムと説明 40 コンポーネント40は、直列入力40a、並列出力40bおよびクロック入力 40cを有する直列イン、並列アウトレジスタである。レジスタ40は合計8ビ ット(1バイト)を保持する。クロック入力40cで受取られる各クロックパル スの立上がり端縁で、1ビットが入力端子40aからレジスタ40へとロードさ れ、入力40aから前にロードされた最後の7ビットがレジスタ40内で1ビッ ト分位置をシフトされる。 41 コンポーネント41はバイト幅の入力41a、バイト幅の出力41b、および クロック入力41cを有するレジスタである。クロックパルスの立上がり端縁が クロック入力41cで生じるごとに1バイトがレジスタ41へとロードされる。 42 コンポーネント42はデュアルポート、先入れ先出しメモリ(「FIFO」) である。メモリ42はバイト幅の入力ポート42a、書込制御入力42b、バイ ト幅の出力ポート42c、および読出制御入力42dを有する。パルスの立上が り端縁が入力42bで受取られるごとに1バイトがメモリ42へとロードされる 。メモリ42へとロードされるすべてのバイトがメモリ内で出力ポート42cへ とそれらがロードされた同じ順序で移動する。パルスの立上がり端縁が入力42 dで生じるごとに異なったバイトが出力ポート42cへと送られる。メモリ42 は合計16バイトを保持する。 43 コンポーネント43はバイト幅の入力43aおよびバイト幅の出力43bを有 するデジタルスクランブラ回路である。入力で受信される各バイトはスクランブ リングされた態様で出力に与えられる。このスクランブリング動作のために、出 力43bで生じるビットはランダムにされる。その結果、これらのビットが図2 のヘッダで生じる予め定められた符号C1、C2およびC3と適合する確率は0 に近づき、送信されたビットシリーズS0におけるどのDCコンポーネントも最 小にされる。 44 コンポーネント44は、2つのバイト幅の入力44aおよび44bと、1つの バイト幅の出力44cと制御入力44dとを有する2X1マルチプレクサである 。入力44dでの制御信号INSERT(挿入)が偽である場合1バイトが入力 44aから出力44cへと転送され、制御信号INSERTが真である場合1バ イトが入力44bから出力44cへと転送される。 45 コンポーネント45は並列入力45a、直列出力45b、クロック入力45c およびロード制御入力45dを有する並列イン、直列アウトレジスタである。入 力45dでのLD信号が真である間でクロックパルスの立上がり端縁が入力45 cに生じるごとに、1バイトがレジスタ45へとロードされる。このバイトは、 LD信号が偽である間でクロックパルスの立上がり端縁が入力45cに生じるご とに、レジスタ45内で1ビット分位置をシフトされる。 46 コンポーネント46は1つの入力46aと1つの出力46bとを有するフェー ズロック発振器(PLO)である。入力46aは端子10aから連続的な入力デ ータビットシリーズSiを受信し、フェーズロック発振器46はビットシリーズ Siにロックし、それによって、入力ビットシリーズSiとほぼ同じビットレート で出力46bにおいてクロック信号CKiを発生するフェーズロックドループを 内部に有する。 47 コンポーネント47は、フェーズロック発振器からのクロック信号CKiを8 で割ることによってその出力端子でバイトクロックBYCKiを発生する8分割 カウンタである。 48 コンポーネント48は2つの入力48aおよび48bと1つの出力48cとを 有するカウンタである。パルスが入力48aで受取られるごとにカウンタ48が 1だけカウントアップし、パルスが入力48bで受取られるごとにカウンタ48 が1だけカウントダウンする。出力48cは信号CNTでこのカウントアップお よびダウンの結果を与える。 49 コンポーネント49はクロックCK0が発生される1つの出力を有する水晶発 振器である。コンポーネント49が水晶発振器であるので、クロック信号CK0 は非常に安定しており、本質的にジッタを有さない。クロック信号CK0は、B Ri+BRH+Δ1と等しい上述のビットレートBRXで生じる。ここで、項Δ1に よって、製造公差、動作温度、供給電圧のようなさまざまな要因のために生じ得 る周波数公差を発振器49が有することができる。好ましくは、公差項Δ1はプ ラスまたはマイナス100万分の2よりも小さい。 50 コンポーネント50は1つの入力50aと2つの出力50bおよび50cとを 有するパルス発生器である。入力50aはクロック信号CK0を受取り、出力5 0bはクロック信号CK0の8分の1の周波数で生じるバイトクロックパルスB YCK0を発生する。各パルスBYCK0はクロックCK0の1サイクルの間持続 し、クロックCK0の次のサイクルの間、ロードパルスLDが出力50cで発生 される。 51 コンポーネント51はクロック入力51a、リセット入力51bおよび出力5 1cを有するカウンタである。入力51bでの制御信号INSERTが真である 間にクロック信号の立上がり端縁が入力51aで受取られるごとに、カウンタ5 1はそれ自体1データブロック当りのバイト数に初期化する。制御信号INSE RTが偽である間にクロック信号の立上がり端縁が入力51aで受取られるごと に初期カウントが1だけデクリメントされ、結果として生じるカウントが出力5 1cで起こる。 52 コンポーネント52はゼロ検出回路である。カウンタ51からのカウントがゼ ロである場合コンポーネント52は真の状態で制御信号Zを発生するが、カウン タ51からのカウントが0でない場合コンポーネント52は偽の状態で信号Zを 発生する。 53 コンポーネント53は、3つの入力53a−53cと2つの出力53d−53 eとを有する逐次制御回路である。入力53aはカウンタ48からカウント信号 CNTを受取り、入力53bはパルス発生器50からバイト信号BYCK0を受 取り、入力53cはゼロ検出回路52から信号Zを受取る。これらの3つの入力 に応答して、制御信号53は出力53dで信号HBとして一度に1バイトのヘッ ダH0を発生する。また、制御回路53は、ヘッダバイトHBがいつ挿入される べきかを示す制御信号INSERTを出力53eで発生する。 54および55 コンポーネント54はデジタルANDゲートであり、コンポーネント55はデ ジタル変換器である。INSERT制御信号が偽である場合コンポーネント54 はバイトクロックBYCK0のサイクルごとにダウンパルスDNを発生するが、 INSERT信号が真である場合コンポーネント54はDNパルスを発生しない 。 トランスミッタ10内のすべてのコンポーネント40−55が図4に示すよう に互いに相互結合され、これらのコンポーネントがいかに相互作用するかをここ で図4および図5を参照して説明する。トランスミッタ10内で、入力データビ ットシリーズSiが入力端子10aからコンポーネント40、41、42、43 、44および45を介して出力端子10bへとシーケンシャルに移動する。レジ スタ40および41を介してFIFO42への入力データビットシリーズの移動 はクロック信号CKiおよびBYCKiに応答して生じるが、FIFO42からス クランブラ43、マルチプレクサ44および並列イン、直列アウトレジスタ45 を介するこれらのデータビットの移動はクロック信号CK0およびBYCK0に応 答して生じる。 図4におけるFIFO42の入力部を考察すると、クロック入力42bが中断 されないクロック信号BYCKiを受取り、したがって、1バイトのデータがク ロックBYCKiの1サイクルごとにFIFO42へとロードされることがわか る。対照的に、FIFO42の出力部を考察すると、クロック入力42dが制御 信号INSERTが真である場合に阻害されるバイトクロックBYCK0を受取 ることがわかる。したがって、INSERT信号が真である場合、FIFO42 内に記憶されるデータ量が増加する。 INSERT制御信号を発生するために、制御回路53はゼロ検出回路52か らの信号Zを監視する。信号Zが真になるとき、データブロックの最後のバイト がレジスタ45から送られている。これに対して、制御信号53は真の状態でI NSERT信号を発生し、これによって、ヘッダバイトHBが制御回路出力53 dからマルチプレクサ44を介してレジスタ45へと移動する。制御回路53は 、ヘッダの最後のバイトがレジスタ45へと挿入されるまで真の状態でINSE RT信号を発生し続け、制御回路53は次に偽の状態でINSERT信号を発生 する。 通常、制御回路53は、マルチプレクサ44を介して、レジスタ45へ合計5 つのヘッダバイトを送り、これは、バイトクロックBYCK0の合計5サイクル 間、真の状態であるINSERT制御信号を発生することにより行なわれる。し かしながら、入力端子10aからFIFO42内に蓄積したデータが多ずぎる場 合には、制御回路53は、ノーマルヘッダではなく短いヘッダを発生することに よって応答する。逆に、FIFO42内に十分なデータが記憶されていない場合 には、制御回路53は、長いヘッダを発生することにより応答する。 1バイトがFIFO42内にロードされるごとに、カウンタ48は1だけカウ ントアップし、1バイトがFIFO42から移されるたびに、カウンタ48は1 だけデクリメントされる。FIFOカウンタ48からのカウント信号CNTをモ ニタすることにより、制御回路53は、ノーマルヘッダ、長いヘッダ、短いヘッ ダのいずれを発生するかを決定する。 カウンタ48からのカウントCNTが、予め定められた範囲PRにある場合、 制御回路53は、ノーマルヘッダを発生する。カウンタ48からのカウントCN Tが、この予め定められた範囲PRを下回る場合には、制御回路53は、長いヘ ッダを発生する。カウンタ53からのカウントCNTが、予め定められた範囲P Rより大きければ、制御回路53は、短いヘッダを発生する。制御回路53のこ の動作については、図4に、参照番号60で示す。 短いヘッダを発生するため、制御回路53は、その出力端子53d上に4つの ヘッダバイトHDを送り、かつバイトクロックBYCK0の4サイクル間、真の 状態であるINSERT制御信号を発生する。長いヘッダを発生するため、制御 回路53は、その出力53d上に6つのヘッダバイトHBを送り、バイトクロッ クBYCK0の合計6サイクル間、真の状態であるINSRT制御信号を発生す る。 上記の信号のいくつかについて、送信機10内で時間の関数として変化する様 子が図5からわかる。図5では、波形61が、レジスタ41の内容を示し、波形 62が、マルチプレクサ44の出力を示し、かつ波形63が、カウンタ48から のカウント信号CNTを示す。図5において、レジスタ41の最初のバイトがB とされ、次のバイトがB+1とされ、それ以降順次同様に示される。各バイトク ロックBYCKiの開始において、異なるバイトをレジスタ41内にロードし、 レジスタ41は、各バイトを、バイトクロックBYCKiの逆数である期間Tの 間保持する。 図5においてはまた、マルチプレクサ44からの第1のバイトが、500バイ トからなるデータブロックにおけるバイトナンバー499として示され、かつそ の次のバイトが、バイトナンバー500として示される。続いて、マルチプレク サ44からの次の5つのバイトが、ノーマルヘッダのバイトを構成するバイトH B1からHB5である。次に、マルチプレクサ44からの次のバイトが、データブ ロックの第一のバイトであり、マルチプレクサ44からのその次のバイトが、こ のデータブロックの第2のバイトであり、それ以降順次同様である。バイトクロ ックBYCK0の各サイクルの開始において、マルチプレクサから異なるバイト が送られ、したがって、マルチプレクサからの各バイトは、バイトクロックBY CK0の逆数である期間T0の間継続する。 ヘッダバイトHB1からHB5がマルチプレクサ44から送られている期間、カ ウンタ48はインクリメントされるが、デクリメントされない。これについては 、図5に、カウンタ48が最初のカウントC0からC0+5まで、5回インクリメ ントされる様子を示す。その後、ヘッダバイトが、マルチプレクサ44から送ら れていないとき、カウンタ48は、バイトクロックBYCKiによってインクリ メントされ、カウンタ48は、ダウンパルスDNによりデクリメントされる。経 時的には、このインクリメントおよびデクリメントの最終的な効果は、ダウンパ ル スDNがバイトクロックBYCKiより速い速度で発生するため、カウンタ48 がカウントダウンする点にある。この効果は、最後のヘッダバイトH5の後、図 5において発生するCNT信号の部分において見ることができる。 FIFOカウンタ48からのカウント信号CNTをモニタすることにより、制 御回路53は、予め定められた範囲PR内にそのカウントを維持することができ る。図5において、この予め定められた範囲は、たとえば、C0-1からC0+6 として示される。カウントCNTがC0-1を下回ると、制御回路53はデータブ ロックのための長いヘッダを発生し、これによりカウントCNTが1回多くイン クリメントする。逆に、カウント信号CNTがC0+6を超える場合、制御回路 53は、データブロックのための短いヘッダを発生し、これによりカウントCN Tが1回少なくインクリメントする。 次に、図6を参照して、各リピータ11から14の好ましい実施例を構成する 回路について説明する。図6においては、簡略化のため、リピータ11で発生す るビットシリーズS0とS1しか図示していない。この図6の実施例は、いくつか の回路コンポーネントを含み、かつ各コンポーネントについては以下の表2に説 明する。 表2 (リピータのコンポーネント) アイテム番号と説明 70 コンポーネント70は、シリアル入力70a,パラレル出力70bおよびクロ ック入力70cを有するシリアルイン・パラレルアウトレジスタである。レジス タ70は、合計8ビット(1バイト)を保持する。入力70cで受ける各クロッ クパルスの立上がりエッジにおいて、入力端子70aからレジスタ70へ1ビッ トがロードされ、入力70aから予めロードされた残りの7ビットは、レジスタ 70内で1ビット位置分シフトされる。 71、72および73 コンポーネント71、72および73の各々は、1バイトレジスタである。各 レジスタは、1バイト入力、1バイト出力、およびクロック入力を有する。クロ ックパルスの立上がりエッジがクロック入力で発生すると、1バイトが各レジス タにロードされる。 74 コンポーネント74は、2×1マルチプレクサである。コンポーネント74は 、2つのバイト幅の入力74aおよび74b、1つのバイト幅出力74c、およ び制御入力74dを有する。入力74d上の制御信号INSERTが偽であると き、データが入力74aから出力74cへ転送され、かつ制御信号INSERT が真であるとき、データが入力74bから出力74cへ転送される。 75 コンポーネント75は、デュアルポート・ファーストイン・ファーストアウト メモリ(FIFO)である。メモリ75は、1つのバイト幅入力75a,書込制 御入力75b,1つのバイト幅出力75c,および読出制御入力75dを有する 。パルスの立上がりエッジを入力75bで受けるたびに1バイトがメモリ75内 にロードされる。メモリ75内にロードされたすべてのバイトは、ロードされる のと同じ順序で出力75cへメモリ内を移動する。パルスの立上がりエッジが入 力75dで発生するたびに、異なるバイトが出力75cに送られる。メモリ75 は、合計16バイトを保持する。 76 コンポーネント76は、パラレル入力76a,シリアル出力76b、クロック 入力76cおよびロード制御入力76dを有するパラレルイン・シリアルアウト レジスタである。入力76b上のLD信号が真である間にクロックパルスの立上 がりエッジが入力76c上で発生するたびごとに、1バイトがレジスタ76内へ ロードされる。このバイトは、LD信号が偽である間にクロックパルスの立上が りエッジが入力76c上で発生するたびごとに、出力端子76dの方へ1ビット 位置だけレジスタ76内でシフトされる。 77 コンポーネント77は、1つの入力77aおよび2つの出力77bおよび77 cを有するフェーズロックド発振器(PLO)である。入力77aは、端子11 aからのデータビットSOからなる一連の連続する入力(ビットシリーズ)を受 け、かつ位相ロックド発振器77は、ビットシリーズSOに対しロックオンして 、入力ビットシリーズSiとほとんど同じビットレートで出力77b上にクロッ ク信号CKiを発生する位相ロックドループを有する。発振器77も、ヘッダの 各々に発生するコードC123をサーチし、このコードに同期しかつビットク ロックCKiの8サイクルごとに一度発生するバイトクロックBYCKiを出力7 7c上に発生する。 78 コンポーネント78は、出力クロックCK0が発生される1つの出力を有する 水晶発振器である。コンポーネント78が水晶発振器なので、クロック信号CK0 は非常に安定しかつ本質的にジッタを含まない。クロック信号CK0はBRX+ Δ2に等しい先に延べたビットレートBR1で発生する。ここで、公差項Δ2によ って、発振器78は、製造における公差、動作温度、供給電圧等、さまざまな要 素によって生じる可能性がある周波数許容偏差を有することができる。好ましく は、この公差項Δ2は、±百万分の2の割合である。 79 コンポーネント79は、2つの入力79aおよび79b、ならびに2つの出力 79cおよび79dを有するパルス発生器である。入力79aは、クロック信号 CK0を受け、かつ入力79bは、イネーブル信号ENを受ける。EN信号が偽 のとき、出力79cおよび79dは、定数「0」である。EN信号が真のとき、 出力79cは、クロック信号CK0の周波数の8分の1の周波数で発生する、バ イトクロックパルスBYCK0を発生する。各クロックパルスBYCK0は、クロ ックCK0の1サイクルの間継続し、かつクロックCK0の次のサイクルの間、ロ ードパルスLDが、出力79d上で発生される。 80 コンポーネント80は、クロックドD型フリップフロップである。コンポーネ ント80は、クロックBYCK0の立上がりエッジを受けると、「1」にセット され、かつダウンパルスDNを受けると、「0」にリセットされる出力Qを有す る。 81 コンポーネント81は、イネーブル入力Eおよびクロック入力CKを有するエ ッジ・トリガード・ワンショットである。コンポーネント81は、サンプルパル スSAMPLEの立上がりエッジがクロック入力CK上で発生した場合に、イネ ーブル信号Eが「1」であれば、ダウンパルスDNを発生する。コンポーネント 81は、コンポーネント80と合わせて、出力バイトクロックBYCK0の各サ イクルごとに1つのDNパルスを発生し、かつ各DNパルスは、入力バイトクロ ックBYCKiに同期される。 82 コンポーネント82は、2つの入力82aおよび82b、ならびに1つの出力 82cを有するカウンタである。パルスUPの立上がりエッジを入力82aで受 けるたびごとに、カウンタ82は、1だけカウントアップし、パルスDNの立上 がりエッジを、入力82b上で受けるたびごとに、カウンタ82は1だけカウン トダウンする。出力82cは、このアップおよびダウンカウントの最終的な結果 を信号CNTによって付与する。 83 コンポーネント83は、3入力83aから83cおよび5出力83dから83 hを有するシーケンシャル制御回路である。入力83aは、カウンタ82からの カウント信号CNTを受け、入力83bは、フェーズロックド発振器77からの バイトクロックBYCKiを受け、かつ入力83cはレジスタ71からのバイト を受ける。これら3つの入力に応答して、制御回路83は、出力83d上に信号 HBとして、一度に1バイトずつヘッダH1を発生する。また、制御回路83は 、ヘッダバイトHBが挿入されるべき時期を制御するINSERT信号を出力8 3e上に発生する。さらに、制御回路83は、カウンタ83およびFIFO75 へ向かうUPパルスを出力83d上に発生する。さらに、制御回路83は、ワン ショット回路81をトリガするSAMPLEパルスを、出力83g上に発生する 。また、制御回路83は、パルス発生器79を能動化するEN信号を発生する。 リピータ11内のコンポーネント70から83のすべては、図6に示すとおり 、相互に結合されており、これらのコンポーネントが相互作用するかをここで説 明することにする。入力端子11aからは、ビットシリーズS0がシリアルイン ・ パラレルアウトレジスタ70へ移動し、そこがらこれらビットは一度に1バイト ずつレジスト71、72および73を介して転送される。この転送は、フェーズ ロックドループ77が発生するバイトクロックBYCKiに同期して行われる。 各ヘッダの始まりは、予め定められたコードC123によって表示されてい るので、シーケンシャル制御回路83によってレジスタ71内の各バイトを調べ てヘッダが受信されている場合を判定する。ヘッダが受信されていなければ、シ ーケンシャル制御回路は、偽状態のINSERT信号を発生して、レジスタ73 がFIFO75にマルチプレクサ74を介して結合されるようにする。逆に、ヘ ッダが受信されている場合には、制御回路83は、真状態にあるINSERT信 号を発生して、新たなヘッダバイトHBが、マルチプレクサ74を介してFIF O75へ至るようにする。 図7は、上記の動作を示すタイミング図である。図7において、波形90はバ イトクロックBYCKiを示し、波形91は、レジスタ73の内容を示し、かつ 波形92は、INSERT信号を示す。さらに図7において、3つの波形93a 、93bおよび93cが、UP信号の3つの異なるシーケンスを示す。シーケン ス93aは、ノーマルヘッダをFIFO75へロードし、シーケンス93bは、 長いヘッダをFIFO75にロードし、かつシーケンス93cは短いヘッダをF IFO75にロードする。 UPパルスが発生するたびごとに、カウンタ82は1だけインクリメントされ 、かつ1バイトがマルチプレクサ74からFIFO75へロードされる。こうし て、波形93aにおける第1のパルス(最左パルス)は、レジスタ73からのデ ータバイト500をFIFO75へロードする。次に、波形93a内の第2のパ ルスが第1のヘッダバイトHB1をFIFO75にロードずる。後ほど、波形9 3の第6番目のパルスが、第5番目のヘッダバイトHB5をFIFO75内にロ ードし、かつ波形93の第6番目のパルスが、他のデータブロックの第1のデー タバイトをFIFO75にロードする。 波形93bは、第5のヘッダバイトHB5がマルチプレクサ74を介して送ら れている間、2つのパルスを含む点を除いて、波形93aと同様である。これら 2つのパルスにより、カウンタ83は、二度インクリメントされ、かつ第5のヘ ッダバイが、FIFO75内へ二度ロードされる。このようにして、長いヘッダ が、図6のリピータ内で発生される。 波形93cも、第5のヘッダバイトがマルチプレクサ74を通過する間、UP 信号内にパルスが発生されない点を除いて、波形93aと同様である。結果とし て、カウンタ83はインクリメントされず、FIFO75にはヘッダバイトがロ ードされない。こうして、短いヘッダが図6のリピータにおいて発生される。 一連の出力ビットS1(ビットシリーズ)を出力端子11bに発生するために は、一度に1バイトずつ、バイトをFIFO75からシフトレジスタ76へ転送 させる。シフトレジスタ76にロードされる各バイトは、ビットごとに出力端子 11bへシフトされる。この動作は、信号CK0、パルス発生器79からの信号 BYCK0およびLDに応答して発生する。 パルス発生器79へのイネーブル信号ENが偽である場合、クロックパルスB YCK0は強制的に「0」にされるので、結果としてFIFO75から移動する データバイトはない。こうして、まず偽状態にあるEN信号を発生することによ り、制御回路83は、FIFO75がマルチプレクサ74からのバイトで途中ま でをいっぱいにできるようにする。その後、制御回路83は、真状態のEN信号 を発生して、バイトクロックBYCK0が発生されるようにする。 カウンタ82のためのダウンパルスDNを発生するために、クロック信号BY CK0が、コンポーネント80および81を介して送られる。コンポーネント8 0は、クロック信号BYCK0の立上がりエッジが発生するたびごとに「1」の 状態にセットされるフリップフロップであり、コンポーネント81は、信号SA MPL上の立上がりエッジが発生した際にフリップフロップ81が「1」の状態 にあれば、1つのダウンパルスDNを発生する。 図8において、1対の波形100および101は、それぞれ、信号UPおよび SAMPLEを示す。波形100における各UPパルスについて、2つのSAM PLパルスが波形101内に発生する。このSAMPLE信号における高いパル ス速度によって、コンポーネント82は発振器78がその周波数偏差Δ2ゆえに 高速で動作している場合でさえ、フリップフロップ81内にセットされる各「1 」を確実に検知するようになる。 さらに、図8において、ダウンパルスDNの2つの例が波形102aおよび1 02bにより示される。波形102aは、水晶発振器78がプラスの公差Δ1を 有しかつクロック信号BYCK0が通常よりも速い周波数の場合に発生する。こ れに対し、波形102bは、水晶発振器78がマイナスの公差Δ1を有し、した がってクロック信号BYCK0が通常の周波数より遅い周波数を有している場合 に発生する。 波形102aにおいて、第1の(最左)ダウンパルスDNは、波形101にお ける第1の(最左)UPパルスと同時に発生する。このようにDNパルスおよび UPパルスが同時に発生するため、カウンタ82内のカウントC0は変化しない ままである。同様に、波形102a内の第2および第3のダウンパルスDNも波 形100内のそれぞれUPパルスと同時に発生する。 これに対し、波形102a内の第4のDNパルスは、波形100における対応 のUPパルスもなく、単独で発生ずる。結果として、カウンタ82内のカウント C0は、「1」だけデクリメントされ、これは出力発振器78が通常の周波数よ りも速い周波数で動作していることを示す。その後、カウンタ78内のカウント が、図示したUPおよびダウンDNパルスに応答して、C0およびC0−1の2つ のカウントの間を行ったり来たりする。この動作は、図3の列39に関連して既 に説明したノーマルヘッダ/長いヘッダ率に従い多くのデータブロックの間継続 する。しかしながら、最終的には、水晶発振器78が速い周波数で動作している ので、他のダウンDNパルスは、対応するUPパルスを伴わずに発生されること になる。 波形102bにおいて、最初の2つのダウンパルスDNは、波形100におい て発生する対応のUPパルスと同時に発生するので、結果としてカウンタ82内 のカウントC0は変更されないままである。しかしながら、その後、波形100 において、波形102bにおける対応のダウンパルスを伴わない、第3のUPパ ルスが発生する。結果として、カウンタ83内のカウントは、「1」だけインク リメントされ、これは、水晶発振器78が通常の周波数より遅い周波数で発振し ていることを示す。その後、カウンタ82内のカウントは、図8に示すC0+1 およびC0のカウントの間を行ったり来たりし、この動作は、図3の列39のノ ーマルヘッダ/短いヘッダ率に従い多くのデータブロックの間、発生し続ける。 しかしながら、発振器78は、遅い動作をしているので、最終的には、再びUP パルスが対応のダウンパルスなしに発生される状態になる。 カウンタ82からのカウント信号CNTおよびレジスタ71から受けるバイト に応答して、制御回路83は、ノーマルヘッダ、短いヘッダまたは長いヘッダの いずれかを図9に示すFIFO75内にロードする。この図は、3つの列110 、111および112を有する表の形式で示され、列110は、制御回路83に よりレジスタ71から受信されるヘッダのタイプを示し、列111は、カウンタ 82から制御回路83により受信される対応のカウントを示す。これら2つの入 力に基づき、制御回路83は、列112に示すヘッダをFIFO75内にロード する。 たとえば、図9の一番上の行は、ノーマルヘッダNHが制御回路83によりレ ジスタ1から受信され、一方カウンタ82からのカウントCNTが予め定められ た範囲PR内にある場合に、制御回路83がノーマルヘッダNHをF1FO75 内にロードすることを示す。これに対して、図9の表の上から4番目の行では、 ノーマルヘッダNHがレジスタ1から受信されかつカウントCNTが予め定めら れた範囲よりも大きければ、制御回路83が短いヘッダSHをFIFO75内に ロードすることを示す。逆に、図9の表の上から7番目の行は、ノーマルヘッダ NHがレジスタ1から受信されかつカウンタ82からのカウントが予め定められ た範囲PRを下回る場合に、制御回路83が長いヘッダLHをFIFO75内に ロードすることを示す。 図9の表からわかるとおり、制御回路83の動作は、以下のとおり概略まとめ ることができる。ヘッダがレジスタ71から受信されかつカウントCNTが予め 定められた範囲よりも大きければ、短いヘッダが受信されていない限り、1バイ ト短い対応のヘッダがFIFO75内に発生される。ヘッダがレジスタ71によ り受信されかつカウンタ82からのカウントが予め定められた範囲を下回る場合 には、長いヘッダが受信されていないかぎり、1バイト長い対応のヘッダがFI FO75内に発生される。これ以外の場合すべてにおいて、レジスタ71から受 信されるヘッダは、FIFO75内で複製される。制御回路83によるこの動作 については、図9に参照番号115a,115bおよび115cで示す。 好ましくは、より短いまたはより長い長さのヘッダがFIFO75内に記憶さ れる前に、制御回路83は、いくつかの連続するヘッダについてカウンタ82か ら受信するカウントをチェックする。たとえば、制御回路83は、連続する20 のヘッダについてカウンタ82から受信したカウントをチェックすることができ る。その後、これらヘッダの大きな割合(たとえば75%)についてのこのカウ ントが、予め定められた範囲よりも大きければ、参照番号115aで示す動作を とり、これらヘッダの大きい割合(たとえば75%)についてのカウントが、予 め定められた範囲を下回っていれば、参照番号115bにより示される動作をと る。このようにして、カウンタ83からのカウント信号CNTにおけるいかなる 過渡的な変動も、送受信されるヘッダ間に不要な長さの変化をもたらすことはな い。 次に、図10を参照して、受信機15の好ましい実施例を構成する回路につい て説明することにする。この図10の実施例は、いくつかの回路コンポーネント を含み、これらコンポーネントの各々について以下の表3に説明する。 表3 (受信機のコンポーネント) アイテム番号および説明 120 コンポーネント120は、シリアル入力120a,バイト幅パラレル出力12 0b、およびクロック入力120cを有するシリアルイン・パラレルアウトレジ スタである。入力120cで受信される各クロックパルスの立上がりエッジにお いて、1ビットが入力端子120aからレジスタ120内へロードされ、入力1 20aから予めロードされた残りの7ビットが1ビット位置分レジスタ120内 でシフトされる。 121、122および123 コンポーネント121、122および123の各々は、1バイトレジスタであ る。各レジスタは、バイト幅入力、バイト幅出力およびクロック入力を有する。 クロックパルスの立上がりエッジがクロック入力上で発生した時に、1バイトが 各レジスタ内へロードされる。 124 コンポーネント124は、デュアルポート・ファーストイン・ファーストアウ トメモリ(「FIFO」)である。メモリ124は、バイト幅入力ポート124 a,書込制御入力124bおよびバイト幅出力ポート124cならびに読出制御 入力124dを有する。パルスの立上がりエッジが入力124b上で受信される たびごとに、1バイトがメモリ124内へロードされる。メモリ124内にロー ドされるすべてのバイトは、ロードされるのと同じ順序で、メモリ内を出力ポー ト124cへ向かって移動する。パルスの立上がりエッジが入力124d上に発 生するたびごとに、異なるバイトが出力ポート124cへ送られる。 125 コンポーネント125は、バイト幅入力およびバイト幅出力を有するデスクラ ンブラである。受信された各1バイトに対して、コンポーネント125は、図4 の送信機10においてコンポーネント43が行なうスクランブル動作の逆である デスクランブル動作を行ない、その結果がコンポーネント125の出力上に発生 する。 126 コンポーネント126は、バイト幅パラレル入力126a,シリアル出力12 6b,クロック入力126cおよびロード制御入力126dを有するパラレルイ ン・シリアルアウトレジスタである。入力126b上のLD信号が真である時に 、クロックパルスの立上がりエッジが入力126c上で発生するたびごとに1バ イトがレジスタ126内へロードされる。このバイトは、LD信号が偽であって 、クロックパルスが入力126c上に発生するたびごとに、レジスタ126内で 1ビット位置分だけ出力端子126bの方へシフトされる。 127 コンポーネント127は、入力127aならびに2つの出力127bおよび1 27cを有する位相ロックド発振器(PLO)である。入力127aは、連続す る入力データビットシリーズS4を受信し、フェーズロックド発振器127は、 この入力ビットシリーズS4に対してロックオンするフェーズロックドループを 内部に有する。S4ビットシリーズに対してロックオンすることにより、発振器 127は、入力ビットシリーズS4のビットレートBR4とほとんど同じビットレ ートで発振するクロック信号CKiを出力127b上に発生することができる。 発振器127はまた、ヘッダの各々において発生するコードC123をサーチ し、そのコードに同期しかつビットクロックCKiの8サイクルごとに一度発生 する、バイトクロックBYCKiを出力127c上に発生する。 128 コンポーネント128は、入力128aおよび出力128bを有する電圧制御 発振器(VCO)である。入力128aは、アナログ制御電圧V0を受信し、こ れに応答して、発振器128が出力128b上にクロックCK0を発生する。ア ナログ制御電圧の大きさが増大すると、クロックCK0の周波数が増大し、その 逆もまた同様である。 129 コンポーネント129は、2つの入力129aおよび129bならびに2つの 出力129cおよび129dを有するパルス発生器である。入力129aは、ク ロック信号CK0を受けかつ入力129bはイネーブル制御信号ENを受ける。 EN信号が偽の場合、出力129cおよび129dは、定数「0」にある。EN 信号が真である場合、出力129cは、クロック信号CK0の周波数の8分の1 で発生するダウンパルスDNを発生する。各パルスDNは、クロックCK0の1 サイクル間継続し、クロックCK0の次のサイクルの間、ロードパルスLDが出 力129d上で発生される。 130 コンポーネント130は、2つの入力130aおよび130b、ならびに1つ の出力130cを有するカウンタである。UPパルスが入力130a上で受信さ れるたびごとに、カウンタ130は、1だけカウントアップし、かつDOWNパ ルスが入力130b上で受信されるたびごとに、カウンタ130は1だけカウン トダウンする。出力130cは、このアップおよびダウンカウントの最終的な結 果を信号CNTとして付与する。また、0のカウントを過ぎかつ最大カウントを 過ぎてカウントCNTがロールオーバーしないようにする論理回路系をカウンタ 130内に組込む。 131 コンポーネント131は、それぞれ、カウンタ130からのカウント信号CN Tおよび制御信号HDRを受信する、2つの入力131aおよび131bを有す るカウントアナライザである。これら2つの入力信号に応答して、コンポーネン ト131は、スピードアップパルスSUPおよびスローダウンパルスSDNを出 力131c上に発生し、これらパルスそれぞによってVCO128用のアナログ 制御電圧VCが増減する。パルスSUPまたはSDNが発生されていないとき、 出力131cは、ほとんど開路に近い高インピーダンス状態にある。 132 コンポーネント132は、スビードアップパルスSUPおよびスローダウンパ ルスSDNを受ける入力を有するローパスフィルタであり、がつこれらパルスを フィルタ処理してVCO128用のアナログ制御電圧VCを発生する。 133および134 コンポーネント133は、デジタルインバータであり、かつコンポーネント1 34は2入力デジタルANDゲートである。これら2つのコンポーネントは、と もにカウンタ130およびFIFO124用のUPパルスを発生する。制御信号 HDRが真の場合、インバータ133は、クロックBYCKiがANDゲート1 34を通過しないようにし、結果としてUPパルスが一定の「0」になるように する。制御信号HDRが偽の場合、クロックBYCKiは、ANDゲート133 を通過して、UPパルスを発生する。 135 コンポーネント135は、2つの入力135aおよび135bならびに2つの 出力135cおよび135dを有するシーケンシャル制御回路である。入力13 5aは、レジスタ121内に保持される各バイトを受け、かつ入力135bは、 フェーズロックド発振器127からのバイトクロックBYCKiを受信する。こ れら2つの入力に応答して、制御回路135は、出力135c上にHDR信号を 発生する。制御信号HDRは、ヘッダの第1のバイトがレジスタ123内にある ときに真となり、かつデータブロックの第1のバイトがレジスタ123内にある 場合に偽になる。レジスタ121から受信するバイトを検査して、ヘッダの開始 を示す予め定められたコードC123を検出しかつこのコードに続く次のバイ トを調べることによってヘッダの長さを決定することにより制御信号HDRが、 制御回路135内で発生される。制御回路135も、出力135d上においてイ ネーブル信号ENを発生する。EN信号が偽の場合、パルス発生器129はダウ ンパルスDNを発生せず、かつ結果としてFIFO124からはバイトは移動し ない。制御回路135は、まずFIFO124を途中までいっぱいにする、偽状 態のEN信号を発生する。その後、制御回路135は、常に、EN制御信号を真 の状態で発生する。 受信機15内のコンポーネント120から135のすべてが図10に示すとお り相互に結合されており、これらのコンポーネントがどのように相互に作用する かについて次に説明することにする。入力端子15aから、ビットシリーズS4 は、一度に1ビットずつレジスタ120の方へ移動し、そこからそれらビットは レジスタ121、122および123を介して一度に1バイトずつ転送される。 レジスタ121内にロードされる各バイトを、シーケンシャル制御回路135に より調べることにより、ヘッダが受信されているかどうかを決定する。 レジスタ123が、ヘッダの第1のバイトを保持している間、制御回路135 は、出力135c上に真の状態であるHDR信号を発生し、この状態が、レジス タ123がデータブロックの第1のバイトを保持するまで維持される。HDR信 号が真であれば、コンポーネント133および134は、UPパルスが発生しな いようにし、その結果入力ビットシリーズS4におけるヘッダバイトがFIFO 124内にロードされない。逆に、HDR信号が偽状態にある場合、バイトクロ ックBYCKiの各パルスがANDゲート134を通って対応のUPパルスを発 生する。各UPパルスは、レジスタ123からの1データバイトをFIFO12 4内にロードし、かつカウンタ130内のカウントCNTを1だけインクリメン トする。 パルス発生器129からの各ダウンパルスDNに応答して、新たなデータバイ トがFIFO124内で出力ポート124cへ転送され、コンポーネント125 によりデスクランブルされ、さらに、カウンタ130からのカウントCNTは、 1だけデクリメントされる。その後、パルス発生器129からの各ロードパルス LDに応答して、データ1バイトがデスクランブラ125からパラレルイン・シ リアルアウトレジスタ125内へ転送される。このバイトは、ビットごとに出力 端子15bの方向へシフトされる。 カウンタ130からは、カウント信号CNTがこのカウントが予め定められた 範囲であるがどうかをチェックするカウントアナライザ131へ送られる。最大 カウントCNTが大きく、予め定められた範囲を出る場合には、カウントアナラ イザ131は、スピードアップパルスSUPを出力131c上に発生して、VC O128用のアナログ制御電圧VCがわずかに増大するようにする。逆に、最終 カウントCNTが予め定められた範囲を下回る場合に、カウントアナライザ13 1がスローダウンパルスSDNを出力131c上に発生して、VCO用アナログ 制御電圧VCがわずかに減少するようにする。 VCO128からのクロック信号CK0は、アナログ制御電圧VCが増大するに つれて周波数が増大し、その逆もまた同様である。クロック信号CK0の周波数 をわずかに増大させることによって、パルス発生器129によりいくつか多いダ ウンパルスDNが発生し、こうして、カウンタ131からの最大カウントはゆっ くり減少する。逆に、クロック信号CK0の周波数をわずかに減少させることに より、パルス発生器129からいくつか少ないパルスDNが発生し、こうしてカ ウンタ130からの最小カウントがゆっくり増大する。 図11は、図10の受信機の、上に述べた動作を説明するタイミング図である 。同図において、波形140は、レジスタ121の内容を示し、波形141は、 FIFO124からの出力を示し、かつ波形142は、カウンタ130からのカ ウントCNTを示す。 まず、図11において、レジスタ121は、ノーマルヘッダNH、続いてデー タブロックDBを受け、その後レジスタ121は、長いヘッダLH、それに続い てデータブロックDBを受け、かつその後レジスタ121は、ノーマルヘッダN H、それに続くデータブロックDBを受ける。制御回路135の動作により、デ ータブロックのすべてがFIFO124内にロードされるがヘッダはいずれもロ ードされない。結果として、波形141により示すFIFO出力においてデータ ブロックのみが発生する。 ヘッダが受信されている期間において、カウンタ130は、UPパルスは受け ないが、DNパルスは受ける。こうして、ヘッダが受信されている間、カウンタ 130はカウントダウンし、これは143aから143dの間隔の間波形142 に発生する。時間間隔143a,134cおよび143dの各々が、5バイト長 のノーマルヘッダNHの受信に対応し、結果として、これらの間隔の間、カウン タ130が5回デクリメントされる。これに対して、間隔143bは6バイト長 である長いヘッダの受信に対応し、その結果、間隔143bの間、カウンタ13 0は6回デクリメントされる。 間隔143aから143dの間、データブロックDBのバイトは、FIFO1 24内にロードされかつそこから転送される。こうして、間隔143aから14 3dの間、カウンタ130のインクリメントおよびデクリメント双方が行われる 。しかしながら、コンポーネント128から132の動作により、データバイト がFIFO124から転送される速度は、データバイトがFIFOにロードされ る速度よりも遅い。したがって、間隔143aから134dの間、カウンタ13 0におけるカウントCNTは緩やかに増大する。この増大は、間隔143aから 143dの間に発生するカウントの減少と合わせて、カウントの波形142に鋸 状の形状を与える。 図11の鋸状の波形142がらわかるように、CNT信号は、ヘッダの受信が ちょうど開始されるときに最大値となり、かつCNT信号はデータブロックの受 信が開始されるちょうどそのときに最小値になる。結果として、最大カウント信 号は、ヘッダ信号HDRが偽から真にスイッチされるときにカウントCNTをサ ンプリングすることによってカウントアナライザ131内において検知され、か つ最小カウント信号は、ヘッダ信号HDRが真から偽へ切換わるときにカウント CNTをサンプリングすることによって検知される。 カウントアナライザ131により検知される最小カウントが、予め定められた 範囲PRを下回るものであれば、カウントアナライザ131は、スローダウンパ ルスSDNを発生して、電圧制御発振器128からのクロック信号CK0の周波 数が毎秒数サイクルだけ減少するようにする。このようにわずかに周波数を減少 させることにより、最小カウントはゆっくり上昇することになり、数十データブ ロックDBがFIFO124を通過した後、最小カウントは再び予め定められた 範囲PR内に戻ってくることになる。このような最小カウントのゆっくりした増 大について、参照番号150で図11に示す。 同様に、カウントアナライザ131により検知される最大カウントが、予め定 められた範囲PRより大きい場合、カウントアナライザ131は、スピードアッ プパルスSUPを発生することにより応答し、VCOからのクロック信号CK0 の周波数が毎秒数サイクルだけ増大するようにする。その結果、最大カウントは ゆっくり減少し、数十データブロックDBがFIFOを通過した後、最大カウン トは再び予め定められた範囲内にもどってくる。 上記から、VCO128、パルス発生器129、カウンタ130、カウントア ナライザ131およびローパスフィルタ132が合わせてクローズトループフィ ードバック回路を構成していることがわかる。このループは、カウンタ130か らのカウントCNTが予め定められた範囲PR内にとどまるように、クロック信 号CK0の周波数を自動的に選択する。結果として、出力ビットシリーズSRは、 入力ビットシリーズS4からヘッダが取除かれていたとしても連続したものにな る。 さらに,クローズドループフィードバック回路128から132は、実質的に 一定の平均値NAを有する、鋸状波形としてカウントCNT維持する。その結果 、クロック信号CK0のビットレートは一定となりかつ送信機10の入力に発生 する、元のビットシリーズSiのビットレートと自動的に一致する。こうして、 受信機15からの出力ビットシリーズSRは、送信機10への入力ビットシリー ズSiを実質的に2倍にしたものになる。 最初のスタートアップの間、VCO128からのクロックCK0が実質的に一 定の周波数に安定するまで、数百のバイトがFIFO124を通過し得る点を指 摘しておく。これは、スピードアップパルスSUPおよびスローダウンパルスS DNが、クロックCK0の周波数に小さな変化しか与えないので、ジッタが最小 化されているためである。 好ましくは、SUPおよびSDNパルスは、100万個につき100個の合計 調整範囲で、10億個につき500個未満のインクリメントでクロックCK0の 周波数を変化させる。 ゆっくりと変化するこのクロックCK0が最終的には適切な一定の周波数に確 実に到達するようにするために、カウンタ130は、カウントCNTがロールオ ーバーしないようにする論理回路構成を組込む。カウントCNTがゼロを超える までロールされると、スローダウンパルスSDNはスピードアップパルスSUP に切換わり、カウントCNTが最大カウントを超えるまでロールされると、スピ ードアップパルスSUPはスローダウンパルスSDNに切換わることとなる。 以上に、この発明の1つの好ましい実施例を詳細に説明した。しかしながら、 さらに、この発明の本質および精神から離れることなくこの好ましい実施例の詳 細に多くの変更および修正を加えてもよく、これらの変形例のうちのいくつかを 以下に説明する。 1つの変形例が図12に示され、ここでは、送信機10の入力端子10a上に 発生するデータビットの、連続した入力シリーズSiは、音声のデジタルサンプ ルを含む。音声のこれらのデジタルサンプルはマイクロホン150、サンプルホ ールド回路151およびアナログデジタル変換器152によって発生し、これら は図12に示されるように互いに直列接続される。 別の変形例として、送信機10の入力端子10a上に発生するデータビットの 、連続した入力シリーズSiは、連続したビデオフレームのピクセルを含む。こ れらのピクセルは、カメラ160、サンプルホールド回路161およびアナログ デジタル変換器162によって発生され、これらは図13に示されるように互い に直列接続される。 別の変形例として、送信機10、リピータ11から14および受信機15に相 互接続されるビットシリアル通信チャネル20から24は、光チャネル、ワイヤ レスチャネルまたは電気チャネルであってもよい。図14において、図示された チャネルは電圧−光変換器170と、光ファイバ171と、光−電圧変換器17 2とを含み、これらは直列接続される。図15において、図示されたチャネルは 、変調器160と、送信アンテナ181と、(空気または空間などによる)ワイ ヤレス通信媒体182と、受信アンテナ182と、復調器183とを含み、これ ら はすべて直列接続される。図16において、図示されたチャネルは同軸ケーブル 190を含む。 別の変形例として、送信機10は、ビットパラレル態様で同時に発生するビッ トの多数の入力シリーズを含む、データビットの連続ストリームを受信するよう に変更されてもよく、受信機15もまた、出力ストリームにおける、受信機から のこれらの同じビットシリーズを複製するように変更されてもよい。以下に、こ の変形例を図17および図18に関連して説明する。 図17は、図4に示される送信機の変形である送信機の入力部分を示す。図1 7の送信機では、データビットの、連続した入力シリーズSiがここでもまた入 力端子10a上に受信され、同時に、データビットの、連続した別の入力シリー ズSi’が別の入力端子10a’上に受信される。入力ビットシリーズSiは、4 ビット幅の直並列レジスタ40a’によって4ビットのグループに分けられる。 同時に、ビットシリーズSi’も類似したレジスタ40b’によって4ビットの グループに分けられる。 4ビットの2つのグループの各々はレジスタ40a’および40b’から並列 にレジスタ41にロードされ、ここで1バイトをなす。レジスタ41のこのロー ドは、フェーズロックド発振器46によって発生する入力ビットクロックCKi の4サイクルごとに行なわれる。新しいバイトがレジスタ41にロードされるた びに、先のバイトがFIFO42にロードされ、カウンタ48が1だけインクリ メントされる。図17の送信機にあろ残りのすべての回路構成は図4の送信機に あるコンポーネント43、44、45、49、50、51、52および53と同 じである。 同様に、図18は、図10の受信機の変形である受信機の出力部分を示す。図 18の受信機では、図10の受信機のFIFO124にコンポーネント120、 121、122、123、127、133、134および135によってバイト がロードされるのと同じ態様で、FIFO124にバイトがロードされる。した がって、図18の受信機のデスクランブラー125の出力からの各バイトは、各 々が4ビットを有する2つのグループに分けられる。一方の4ビットグループは 4ビット幅の並列入力直列出力レジスタ126a’にロードされ、他方の4ビ ットグループは同時に類似したレジスタ126b’にロードされる。レジスタ1 26a’および126b’のロードは、VCO128によって発生する出力ビッ トクロックCK0の4サイクルごとに行なわれる。これは、パルスジェネレータ 回路129’がビットクロックCK0の4サイクルごとにダウンパルスDNおよ びロードパルスLDを発生するからである。 レジスタ126a’にロードされたビットはすべてビットごとに出力端子15 bにシフトされ、ここでそれらはビットシリーズSRをなす。同時に、レジスタ 126b’にロードされたビットはすべてビットごとに別の出力端子15b’に シフトされ、出力ビットシリーズSR’をなす。本質的にビットシリーズSRは、 図17の受信機への入力として発生する、ビットの入力シリーズSiを複製し、 ビットシリーズSR’は本質的に、図17の送信機への別の同時の入力として発 生するビットシリーズSi’を複製する。 別の変形例として、送信機10およびリピータ11−14から送られたヘッダ の各々は、すぐ後のデータブロックに発生するバイト数を示すフィールドを含む ように変更されてもよい。この変形の一例は図19に示され、ここではノーマル ヘッダNHは4バイトの数N1234を含み、これはすぐ後のデータブロック DEのバイトの合計数に等しい。この変形例の場合、データブロックにあるバイ ト数はデータブロックによって異なってもよい。 図19のこの変形を実現するために、図4の送信機は、逐次制御回路53から マルチプレクサ44に送られるヘッダバイトHBの部分として数N1234を 発生し、この数はさらにDBカウンタ51にロードされる。その後、図6の各リ ピータ内で、数N1234がレジスタ71から逐次制御回路83を介してマル チプレクサ74まで送られ、回路83はN1234バイトの後のデータブロッ クがFIFO75にいくようにする。その後、図10の受信機内で、数N1234がレジスタ121から逐次制御回路135に送られ、その数に応答して、逐 次制御回路135はN1234バイトの合計に関する偽の状態のHDR信号を 発生する。 別の変形例として、ノーマルヘッダNHおよび長いヘッダLHにあるダミービ ット数はそれぞれ任意の数Hおよび2Hであってもよく、Hは好ましくは1から 64までの整数である。この変形例は図20に示され、ここでは四角の各々は8 ビットのバイトではなくXビットのグループを表わす。したがって、ノーマルヘ ッダNHはX個のダミービットを含み、長いヘッダLHは2X個のダミービット を含み、制御コードC123はXビットの3つのグループであり、データブロ ックDBは各々がXビットを含むいくつかの連続したグループである。 図4の送信機においてこの変形を実現するために、コンポーネント40から4 5のすべてが1バイト幅ではなくXビット幅に変更され、カウンタ47はXカウ ンタによる除算器となり、パルスジェネレータ50はクロックCK0のXサイク ルごとにLDパルスおよびBYCK0パルスを発生する。同様に図6のリピータ においてこの変形を実現するために、コンポーネント70から76のすべてが1 バイト幅ではなくXビット幅に変更され、フェーズロックドループ77はビット クロックBYCKiのXサイクルごとにクロックBYCKiを発生し、パルスジェ ネレータ79はクロックCK0のXサイクルごとにLDパルスおよびBYCK0パ ルスを発生する。同様に図10の受信機においてこの変形を実現するために、コ ンポーネント120から126のすべてが1バイト幅ではなくXビット幅に変更 され、フェーズロックド発信機127はクロックCKiのXサイクルごとにBY CKiパルスを発生し、パルスジェネレータ129はクロックCK0のXサイクル ごとにLDパルスおよびDNパルスを発生する。 別の変形例として、送信機10、リピータ11から14および受信機15に含 まれる二重ポートFIFOは実際にはいかなる所望の記憶容量を有してもよい。 しかしながら、送信機、リピータおよび受信機のカウントCNTが予め定められ た範囲内に保たれる態様により、大きな記憶容量を有するFIFOは必要なく、 これに応じてFIFOのコストが低減する。したがって、送信機、リピータおよ び受信機内のFIFOは好ましくは64バイト未満の記憶容量を有する。 別の変形例として、図1のデータ処理システムは、チャネル20から24のう ちの1つに結合された入力端子15aを各々が有する、多数の受信機15を含む ように変形することができる。このようなシステムでは、これらの受信機のすべ てが、前述の図10の受信機15と同じ態様で、それらの出力端子15b上にデ ータビットの送信機入力シリーズSiを再度発生することができる。これに代え て、送信機10およびリピータ11−14から送られるヘッダを、ずぐ後のデー タブロックが受信機のうちの特定のものだけによって受けられることを示すフィ ールドを含むように変更されてもよく、この変形例は図21に示される。ここで はヘッダの各々はフィールド「R」を含み、これはすぐ後のデータブロックDB を受ける特定的な1つの受信機を特定する。 この変形を実現するために、図10の受信機は、各ヘッダのフィールドRがレ ジスタ121に保持されるときにそれを逐次制御回路135が検査するように変 更される。受信機に割当てられた特定的な数とそのフィールドRが整合すれば、 制御回路135は偽の状態のヘッダ信号HDRを発生し、すぐ後のデータブロッ クDBをFIFO124に送る。そうでなく整合していなければ、逐次制御回路 135はヘッダ信号HDRを真の状態に保ち、すぐ後のデータブロックDBはレ ジスタ123を通過する。不規則な対応でデータがFIFO124にロードされ てもよいように、そのFIFOの記憶容量および予め定められた範囲PRを64 バイトより大きくなるように増加する必要がある。 別の変形例として、送信機10およびリピータ11−14から送られるヘッダ を、さまざまな受信機によって受信される各データブロックのいくつかの部分を 特定するフィールドを含むように変形してもよい。この変形の一例を図22に示 す。ここでは、フィールドS111は、受信機R1がその受信動作を開始する、 すぐ後のデータブロックのバイト数を特定し、フィールドE111は、受信機 R1がその受信動作を終了するデータブロックのバイト数を特定する。同様に、 フィールドS222は、受信機R2がその受信動作を開始する、すぐ後のデータ ブロックDBのバイト数を特定し、フィールドE222は、受信機R2がその受 信動作を終了するデータブロックのバイト数を特定する。 この変形を実現するために、図10の受信機は、ヘッダキャラクタがレジスタ 121に保持されるときに逐次制御ファイル135によってモニタリングされる ように、変更することができる。ヘッダフィールドR1と受信機に割当てられた 数とが整合している場合、逐次制御回路135は偽の状態のヘッダ信号HDRを 発生し、すぐ後のデータブロックDBのキャラクタ#S111から#E111 までがレジスタ123に保持される。同様に、逐次制御回路135が、ヘッダ フィールドR2と受信機に割当てられた数とが整合していることを認識すれば、 逐次制御回路135は偽の状態のヘッダ信号HDRを発生し、キャラクタ#S222から#E222までがレジスタ123に保持される。ここでもまた、デ ータがFIFO124に不規則な態様でロードされてもよいように、そのFIF Oの記憶容量および予め定められた範囲PRを64バイトを超える大きさまで拡 大する必要がある。 上記の図21および図22の2つの変形例の場合、図10の受信機からの、ビ ットの出力シリーズSRは依然として連続しており、ビットレートBRRは依然と して実質的に一定である。これは、図10の受信機におけるコンポーネント12 8から132によって形成される閉ループフィードバック制御回路の動作の結果 である。しかしながら、受信機出力ビットレートBRRは送信機入力ビットレー トBRiにはもはや等しくない。その代わり、ビットレートBRRは、カウンタ1 30からのカウントCNKを予め定められた範囲PR内に保つ特定的な1つの一 定のレートに等しいだろう。 別の変形例として、図1のデジタル通信システムは、任意の数のリピータが送 信機10と受信機15とを直列接続するように変形することができる。これに代 えて、図1のデジタル通信システムは、リピータを介在させずに送信機10を受 信機15に直接接続するように変更することができる。 別の変形例として、送信機10内の独立した発振器49およびリピータ11− 14内の独立した発振器78は水晶発振器でなくてもよい。その代わりに、これ らの発振器49および78は、それぞれ送信機および受信機にあるフェーズロッ クド発信機46および77から独立して、非常に安定したクロック信号を発生す るいかなる発振器であってもよい。たとえば、発振器49および78はセシウム 原子時計またはセラミック共振器であってもよい。 別の変形例として、それぞれ図4の送信機、図6のリピータおよび図10の受 信機にある逐次制御回路53、83および135は、専用逐次状態マシンまたは プログラマブルマイクロプロセッサとして実現されてもよい。 したがって、例示の好ましい実施例の詳細にはこのような多くの変形を行なう ことができるため、この発明がこれらの詳細に限定されるのではなく、添付のク レームによって規定されることを理解されたい。
【手続補正書】 【提出日】平成10年12月3日(1998.12.3) 【補正内容】 (1) 明細書第2頁第20行に下記の文章を挿入する。 記 先行技術において、デジタル通信システムでの累積ジッタの問題には、キャン トニ(Cantoni)他が国際特許出願WO88/07300(以下、キャントニ) において、コリンズ(Collins)他が米国特許第4,270,203号(以下、 コリンズ)において取り組んでいる。キャントニおよびコリンズはともに、シス テムにおける各リピータがジッタの累積を避けるために入力ビットレートとは独 立した出力ビットレートで送信を行ない、各リピータが異なったビットレートを 補償するために可変長のフィールドを用いるタイプの通信システムを開示してい る。 しかしながら、キャントニおよびコリンズの両方において、累積ジッタを避け るために開示される回路の構造がいくつかの欠点を有する。これらの回路はキャ ントニの図3とコリンズの図5とに示される。 たとえば、キャントニの図3の回路では、並行して動作する2つの別個の入力 と2つの別個の出力とを有さなくてはならないメモリ18が必要とされる。図3 に示されるように、一方の出力がデータ信号DXを伝え、他方の出力がフレーム マーカFMXを伝える。このようにメモリ18において2つの並列の入力および 出力が必要となるのは、データ出力DXと並行して生じるフレームマーカ出力F MXなしでは、スタッフ制御フィールドSCを変化させるスタッフ制御ブロック 28が動作しないためである。信号DXおよびFMXがメモリ18からパイプラ イン24を介してスタッフ制御ブロック28へと並行して送られるのをともに示 す図3および図6を参照されたい。対照的に、本発明の独立クレームでは、記載 される回路が、各メモリが単一入力、単一出力メモリであるために、2つの信号 が並行して送られえないメモリを含んでいる。 別の例として、キャントニの図3の回路では、入力端子から受取られるスタッ フ制御フィールドSCおよびスタッフフィールドSFへのすべての変化がメモリ 18に従う論理回路によって生じる。これらの論理回路は、スタッフ制御ブロッ ク28と、スタッフ制御ブロック28からの制御信号F0およびF1に応答する 読出ポインタ20とを含む。対照的に、本発明の独立クレームでは、入力ヘッダ へのすべての変化はメモリに先行するデジタル論理回路によってもたらされ、そ の変化された入力ヘッダは出力ヘッダとしての変更なしで送信のためにメモリ内 に記憶される。 同様に、コリンズにおいて、図5のエラスティックストアメモリ18が入力端 子からの可変長フィールドを記憶し、これらのフィールドがメモリに従うデジタ ル論理回路によって変更される。このように、この構造もまた本発明の独立クレ ームに記載されるものとは逆である。 (2) 請求の範囲を別紙のとおり補正する。請求の範囲 1.通信システムであって、前記通信システムは、入力ビットレートからは独立 した出力ビットレートで送信を行ない、ジッタの累積を回避し、かつ可変長フィ ールドを使用して、種々のビットレートを補償するようにするタイプのものであ り、前記通信システムは、 送信機(10)を備え、前記送信機は、ある送信機入力ビットレーート(BRi )においてデータビット(Si)の連続入力ストリームのみを受信する入力ポー ト(10a)と、前記入力ポートに結合され、前記データビット(Si)の入力 ストリームのみを一時的に記憶する単一入力−単一出力送信機メモリ(42)と 、前記送信機メモリ(42)と出力端子(10b)との間に結合された送信機デ ジタル論理回路(43,44,53,45)とを有し、前記送信機デジタル論理 回路は、隔てられたビットシリアルデータブロックにおいて前記記憶されたデー タビットを同時に送信し、前記隔てられたビットシリアルデータブロック(DB )は、可変長さを有しかつ前記データブロック間のスペースを埋めるそれぞれの ビットシリアルヘッダ(NH,LH,SH)を有し、前記通信システムはさらに 受信機(15)を備え、前記受信機は、前記送信機に結合され、前記隔てられ たデータブロックとそれらの間のスペースを埋めるすべての前記ヘッダとを受信 する入力端子(15a)を有し、前記受信機はさらに受信機デジタル論理回路( 120−123,135)を含み、前記受信機デジタル論理回路の後には単一入 力−単一出力受信機メモリ(124)が置かれ、前記受信機デジタル論理回路お よび前記単一入力−単一出力受信機メモリは、前記入力端子(15a)と出力ポ ート(15b)との間に直列に結合され、前記受信機デジタル論理回路は制御信 号(UP,HDR)を発生し、前記制御信号は、前記受信機メモリに、前記受信 されたデータブロックにある選択されたビットだけを記憶し、前記ヘッダからの ビットは記憶せず、 前記受信機は、前記受信機メモリ(124)に結合された閉ループフィードバ ック制御回路(128−132)をさらに含み、前記閉ループフィードバック制 御回路は、実質的に一定である受信機出力ビットレートを選択し、かつ前記実質 的に一定の出力ビットレートにおいて、前記受信機メモリ(124)からの前記 記憶されたデータビットを連続ビットストリーム(SRおよび141)として前 記出力ポート(15b)上に読出し、それにより前記受信機メモリのビット数が 、前記送信機入力ビットレートにかかわらず、予め定められた範囲内に入るよう にすることを特徴とする、システム。 2.前記送信機(10)が、クロック信号を発生する発信器(49)を含み、前 記クロック信号は、前記送信機入力ビットレートからは独立し、前記クロック信 号によって前記データブロックおよび前記ヘッダが送信される、請求項1に記載 のシステム。 3.前記送信機(10)が、リピータ(11)を介して前記受信機(15)に結 合され、前記リピータは、あるリピータ入力ビットレートで前記データブロック とヘッダとを受信し、かつ、前記リピータ入力ビットレートとは異なり独立した リピータ出力ビットレートで、時々変形されたヘッダを備えた前記データブロッ クを同時に再度送信する、請求項2に記載のシステム。 4.前記リピータが、受信する(60)ヘッダに対して時々ビットの増減を行な うことにより、前記変形されたヘッダを発生する、請求項3に記載のシステム。 5.前記可変長さのヘッダ(NH,LH,SH)がNまたはN+XまたはN−X ビットの長さであり、NおよびXは整数である、請求項4に記載のシステム。 6.前記受信機(15)の閉ループフィードバック制御回路がカウンタ回路(1 30)をさらに含み、前記カウンタ回路は前記受信機メモリ(124)に結合さ れ、前記受信機メモリに書込まれたデータビット数から前記受信機メモリから読 出されたデータビット数を減じたものを表わすカウント(CNT)を発生し、前 記閉ループフィードバック制御回路はさらに可変周波数発振器(128)を含み 、前記可変周波数発振器は、前記カウンタ回路から前記受信機メモリに結合され 、前記カウントが前記予め定められた範囲内に入るように前記受信機出力ビット レートを選択する、請求項1に記載のシステム。 7.前記可変周波数発振器がクロック信号を発生し、前記クロック信号は、前記 カウントが前記予め定められた範囲未満まで下がる場合には低い周波数で、かつ 前記カウントが前記予め定められた範囲を超えるまで増加する場合には高い周波 数で、前記記憶されたデータビットを前記受信機メモリから読出す、請求項6に 記載のシステム。 8.前記可変周波数発振器が、10億個につき500個未満のインクリメントで 前記クロック信号の周波数を増減する、請求項7に記載のシステム。 9.前記カウンタ回路が、下限に到達するとカウントダウンを停止し、上限に到 達するとカウントアップを停止する、請求項8に記載のシステム。 10.前記送信機入力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビッ トの入力ストリームが受信される単一入力端子(10a)であり、前記受信機出 力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビットの出力ストリーム が発生する単一出力端子(15b)である、請求項1に記載のシステム。 11.前記送信機入力ポートが、ビットパラレル態様でその上に前記データビッ トの入力ストリームが受信される多数の入力端子(10a+10a’)を有し、 前記受信機出力ポートが、ビットパラレル態様でその上に前記データビットの出 力ストリームが発生する多数の出力端子(15bおよび15b’)を有する、請 求項1に記載のシステム。 12.前記送信機入力ポート上の前記データビットが、連続した音声(150, 151,152)のデジタルサンプルである、請求項1に記載のシステム。 13.前記送信機入力ポート上の前記データビットが、連続したビデオフレーム (160,161,162)のピクセルである、請求項1に記載のシステム。 14.前記送信機が、光ファイバチャネル(171)を介して前記受信機に結合 される、請求項1に記載のシステム。 15.前記送信機が、同軸ケーブルチャネル(190)を介して前記受信機に結 合される、請求項1に記載のシステム。 16.前記送信機が、ワイヤレスチャネル(182)を介して前記受信機に結合 される、請求項1に記載のシステム。 17.前記受信機が、前記データブロックのすべてにある前記データビットのす べてから前記データビットの出力ストリームを発生し、前記閉ループフィードバ ック制御回路は、前記受信機出力ビットレートが前記送信機入力ビットレートに 強制的に等しくなるようにする、請求項1に記載のシステム。 18.前記受信機が、前記データブロックのうちの選択されたものにある前記デ ータビットのすべてから前記データビットの出力ストリームを発生する、請求項 1に記載のシステム。 19.前記受信機が、前記データブロックのすべてにある前記データビットのう ちの選択された部分から前記データビットの出力ストリームを発生する、請求項 1に記載のシステム。 20.電子送信機(10)であって、前記電子送信機は、入力ビットレートから は独立した出力ビットレートで送信を行ない、ジッタの累積を回避し、かつ可変 長フィールドを使用して、種々のビットレートを補償するようにするタイプのも のであり、前記送信機は、 入力ポート(10a)を備え、前記入力ポート上には、ある送信機入力ビット レート(BRi)でデータビット(Si)の連続入力ストリームのみが受信され、 前記電子送信機はさらに 前記データビット(Si)の入力ストリームのみを一時的に記憶する、前記入 力ポートに結合された単一入力−単一出力メモリ(42)と、前記メモリ(42 )と出力端子(10b)との間に結合されたデジタル論理回路とを備え、前記デ ジタル論理回路は、前記送信機入力ビットレート(BRi)よりも高くかつ前記 送信機入力ビットレートからは独立した送信機出力ビットレート(BRx)にお いて、前記出力端子(10b)上にビット(S0)の連続出力シリーズを発生し 、前記ビット(S0)の出力シリーズは、隔てられたデータブロック(DB)に ある前記メモリ(42)からの記憶されたデータビットのすべてを含み、前記デ ータブロックは、各前記ブロックの前に挿入されたそれぞれの出力ヘッダ(H0 )を含み、 前記デジタル論理回路(43,44,53,45)は可変長さ(NH,LH, SH)を有する前記出力ヘッダを挿入し、それにより、前記ヘッダが挿入される (RHDR)際に前記送信機入力ビットレートで受信されるデータビット数から、 前記送信機出力ビットレートで送信されたデータビット数と、前記ヘッダが挿入 されない((T−R)NHDR)ときに前記送信機入力ビットレートで受信され たデータビット数との差を引くことにより得られるカウント(CNT)が、予め 定められた範囲(60)内に入ることを特徴とする、送信機。 21.前記デジタル論理回路が発振器(49)を含み、前記発振器は、前記出力 ヘッダおよび前記データブロックを前記出力端子上に送るクロック信号を発生し 、かつ前記データビットの入力ストリームが受信されるレートからは独立して発 振する、請求項20に記載の送信機(10)。 22.前記発信機が水晶発振器である、請求項21に記載の送信機(10)。 23.前記デジタル論理回路が、ちょうどNビット(NH)またはN+X(LH )ビットまたはN−X(SH)ビットの長さを有する前記出力ヘッダを発生し、 NおよびXは整数である、請求項21に記載の送信機(10)。 24.前記デジタル論理回路が、 前記カウントを表わすカウント信号を発生するカウンタ回路を含み、前記デジ タル論理回路は、 1) 前記カウント信号が下限に到達する場合はN+Xビットを有し、 2) 前記カウント信号が上限に到達する場合にはN−Xビットを有し、さも なければ 3) Nビットを有する前記出力ヘッダを発生する、請求項23に記載の送信 機(10)。 25.前記デジタル論理回路が、前記N+XビットまたはN−Xビットを有する 出力ヘッダの場合よりも少なくとも1000倍は頻繁に、Nビットを有する前記 出力ヘッダを発生する、請求項24に記載の送信機(10)。 26.Xが64を超えない、請求項25に記載の送信機(10)。 27.前記メモリが、任意のある時刻に512ビットしか記憶しない、請求項2 0に記載の送信機(10)。 28.前記入力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビットの入 力ストリームが受信される単一端子(10a)を有する、請求項20に記載の送 信機(10)。 29.前記入力ポートが、ビットパラレル態様でその上に前記データビットの入 力ストリームが受信される多数の端子(10a,10a’)を有する、請求項2 0に記載の送信機(10)。 30.前記データブロックの各々が、同じ数のデータビットを保持する、請求項 20に記載の送信機(10)。 31.前記データブロックが、異なった数のデータビットを保持する、請求項2 0に記載の送信機(10)。 32.電子リピータ(11)であって、前記電子リピータは、入力ビットレート からは独立した出力ビットレートで送信を行ない、ジッタの累積を回避し、かつ 可変長フィールドを使用して、種々のビットレートを補償するようにするタイプ のものであり、前記リピータは、 入力端子(11a)を含み、前記入力端子の上には、あるリピータ入力ビット レート(BRx)でビット(S0)の連続入力シリーズが受信され、前記入力端子 は入力ヘッダ(H0)およびデータブロック(DB)のインターリーブシーケン スをなし、前記電子リピータはさらに 出力端子(11b)を含み、前記出力端子の上には、前記リピータ入力ビット レートには等しくなくかつそれがら独立したリピータ出力ビットレート(BR1 )で、ビット(S1)の連続出力シリーズが送信され、前記出力端子は、出力ヘ ッダ(H1)および前記データブロック(DB)のインターリーブシーケンスを なし、前記電子リピータはさらに デジタル論理回路(70−74および83)を含み、前記デジタル論理回路の 後には単一入力−単一出力メモリ(75)が置かれ、前記デジタル論理回路およ び前記単一入力−単一出力メモリは前記入力端子(11a)と前記出力端子(1 1b)との間に直列に結合され、前記デジタル論理回路は、前記データブロック を送り、前記入力ヘッダからのビットに対して、排他的なビットの増減を行なう ことにより無条件に前記出力ヘッダを発生し、それにより、加えられた任意のビ ットから、減じられた任意のビット(BA−BS)を引き、受信されたビット数( BR)を加え、送信されたビット数(BT)を引くことによって得られるカウント 値(CNT)が、予め定められた範囲内に入るようになり、前記メモリ(75) は、前記デジタル論理回路からの送られたデータブロックおよび出力ヘッダのみ を一時的に記憶し、変形することなく前記出力端子(75c,11b)上に送信 することを特徴とする、リピータ。 33.前記デジタル論理回路が発振器(78)を含み、前記発振器は、前記出力 端子上に前記出力ヘッダおよび前記データブロックを送るクロック信号を発生し 、かつビットの入力シリーズが受信されるレートからは独立して発振する、請求 項32に記載のリピータ(11)。 34.前記発振器が水晶発振器である、請求項33に記載のリピータ(11)。 35.前記入力ヘッダがNビット(NH)またはN+Xビット(LH)またはN −Xビット(SH)を含み、NおよびXは整数であり、前記デジタル論理回路は 、それらがまたNビット(NH)またはN+Xビット(LH)またはN−Xビッ ト(SH)を含むように前記出力ヘッダを発生する、請求項33に記載のリピー タ(11)。 36.前記デジタル論理回路が、 前記カウントを表わすカウント信号(CNT)を発生するカウンタ回路(82 )を含み、 前記デジタル論理回路は、 1) 前記入力ヘッダがN+Xビット(115b)を含まないならば、前記カ ウント信号が、予め定められた範囲未満であるときに前記入力ヘッダが受信され る場合、Xビットを入力ヘッダに加え、 2) 前記入力ヘッダがN−Xビット(115b)を含まないならば、前記カ ウント信号が前記予め定められた範囲を超えるときに前記入力ヘッダが受信され る場合、Xビットを前記入力ヘッダから減じ、さもなければ 3) 前記入力ヘッダ(115c)をコピーすることによって、前記出力ヘッ ダを発生する、請求項35に記載のリピータ(11)。 37.Xが64を超えない、請求項36に記載のリピータ(11)。 38.前記メモリが、任意のある時刻に512ビットしか記憶しない、請求項3 2に記載のリピータ(11)。 39.前記デジタル論理回路が、1000個の入力ヘッダにつき1回よりも低い 頻度で前記入力ヘッダに対してビットの増減を行なう、請求項32に記載のリピ ータ(11)。 40.前記データブロックの各々が、同じ数のデータビットを保持する、請求項 32に記載のリピータ(11)。 41.前記データブロックが、異なった数のデータビットを保持する、請求項3 2に記載のリピータ(11)。 42.電子リピータを動作するための方法であって、前記電子リピータは、入力 ビットレートからは独立した出力ビットレートで送信を行ない、ジッタの累積を 回避し、かつ可変長フィールドを使用して、種々のビットレートを補償するよう にするタイプのものであり、前記方法は、 入力ヘッダおよびデータブロックのインタリーブシーケンスをなす、ビットの 連続シリーズを、あるリピータ入力ビットレートで入力端子(11a)上に受信 するステップと、 出力ヘッダおよび前記データブロックのインタリーブシーケンスをなす、ビッ トの連続シリーズを、前記リピータ入力ビットレートには等しくなく、かつそれ からは独立したあるリピータ出力ビットレートで出力端子(11b)上に送信す るステップと、 前記入力ヘッダからのビットに対する排他的なビットの増減を行なうことによ り、前記入力端子(11a)に結合されるデジタル制御回路(70−74および 83)に前記出力ヘッダを無条件に発生し、それにより、加えられた任意のビッ トから、減じられた(BA−BS)任意のビットを引き、受信された(BR)ビッ ト数を加え、送信された(BT)ビット数を引くことにより得られるカウント( CNT)が、予め定められた範囲内に入るようにするステップと、 前記制御回路と前記出力端子との間に直列に結合された単一入力−単一出力メ モリ(75)に、前記出力ヘッダおよび前記データブロックのみを一時的に記憶 して、変形することなく前記出力端子(11b)上に送信するステップとを含む ことを特徴とする、方法。 43.前記リピータ出力ビットレートが、前記リピータ入力ビットレートからは 独立して発振する発振器によって設定される、請求項42に記載の方法。 44.NビットまたはN+XビットまたはN−Xビットを含むように前記入力ヘ ッダおよび前記出力ヘッダを制限するステップをさらに含み、NおよびXは整数 である、請求項42に記載の方法。 45.前記入力ヘッダがN+Xビットを含まないならば、前記カウントが、予め 定められた範囲未満であるときに前記入力ヘッダが受信された場合、Xビットを 入力ヘッダに加えることにより出力ヘッダを発生するステップと、 前記入力ヘッダがN−Xビットを含まないならば、前記カウントが前記予め定 められた範囲を超えるときに前記入力ヘッダが受信される場合、前記入力ヘッダ からXビットを減じることにより前記出力ヘッダを発生するステップと、さもな ければ 前記入力ヘッダを前記出力端子に送るステップとをさらに含む、請求項42に 記載の方法。 46.電子受信機(15)であって、前記電子受信機は、入力ビットレートから は独立した出力ビットレートで出力ビットを発生し、ジッタの累積を回避し、か つ可変長フィールドを使用して、種々のビットレートを補償するようにするタイ プのものであり、前記受信機は、 入力端子(15a)を含み、前記入力端子は、ある受信機入力ビットレート( BR4)でビット(S4)の連続シリーズを受信し、前記ビットの連続シリーズは 、隔てられたデータブロック(DB)におけるデータビットを含み、前記データ ブロックは、可変長さ(NH,LH,SH)を有しかつ前記データブロック間の スペースを埋めるそれぞれのヘッダ(H4)を備え、前記電子受信機はさらに デジタル論理回路(120−123および135)を含み、前記デジタル論理 回路の後には単一入力−単一出力メモリ(124)が置かれ、前記デジタル論理 回路および単一入力−単一出力メモリは前記入力端子(15a)と出力ポート( 15b)との間に直列に結合され、 前記デジタル論理回路は制御信号(HDR,UP)を発生し、前記制御信号は 、前記メモリ(124)が前記データブロック(DB)からの選択されたビット のみを記憶するが、前記ヘッダ(H4)からのビットは記憶しないようにし、前 記電子受信機はさらに 閉ループフィードバック制御回路(128−132)を含み、前記閉ループフ ィードバック制御回路は前記メモリ(124)に結合され、実質的に一定な受信 機出力ビットレート(BRR)を選択し、前記実質的に一定な出力ビットレート で前記メモリ(124)からの記憶されたビットを連続ビットストリーム(SR )として前記出力ポート(15b)上に読出し、それにより、前記メモリ(1 24)のビット数が、前記入力ビットレートにかかわらず、予め定められた範囲 (142)内に入るようにすることを特徴とずる、受信機。 47.前記閉ループフィードバック制御回路がカウンタ回路(130)をさらに 含み、前記カウンタ回路は前記メモリ(124)に結合され、前記メモリに記憶 されたデータビット数を表わすカウント信号(CNT)を発生し、前記閉ループ フィードバック制御回路はさらに発振器(128)を含み、前記発振器は、前記 カウンタ回路から前記メモリに結合され、予め定められた範囲内に前記カウント を維持する態様で前記実質的に一定な出力ビットレートを選択することにより前 記カウント信号に応答する、請求項46に記載の受信機(15)。 48.前記発振器(128)が、前記メモリからの前記選択されたビットの前記 記憶された部分を読出すクロック信号を発生し、前記発振器は、前記カウントが 前記予め定められた未満まで下がるときには周波数の低減によって、かつ前記カ ウントが前記予め定められた範囲を超えるまで上昇するときには周波数の増加に よって、前記クロック信号を発生する、請求項47に記載の受信機(15)。 49.前記発振器が、10億個につき500個未満のインクリメントで前記クロ ック信号の周波数の増減を行なう、請求項48に記載の受信機(15)。 50.前記カウンタ回路が、下限に到達ずるとカウントダウンを停止し、上限に 到達するとカウントアップを停止する、請求項49に記載の受信機(15)。 51.前記メモリが、任意のある時刻に前記データブロックからの512個の前 記選択されたビットしか記憶しない、請求項46に記載の受信機(15)。 52.ブロックに受信され、かつ前記出力ポートに連続ストリームとして送られ る前記データビットが、連続音声(150,151,152)のデジタルサンプ ルである、請求項46に記載の受信機(15)。 53.ブロックに受信され、かつ前記出力ポートに連続ストリームとして送られ る前記データビットが、連続したビデオフレーム(160,161,162)の ピクセルである、請求項46に記載の受信機(15)。 54.前記可変長さのヘッダが、NまたはN+XまたはN−Xビットを有し、N およびXは整数(NH,LH,SH)である、請求項46に記載の受信機(1 5)。 55.前記データブロックの各々が、同じ数のデータビットを保持する、請求項 46に記載の受信機(15)。 56.前記データブロックが、異なった数のデータビットを保持する、請求項4 6に記載の受信機(15)。 57.前記出力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビットの出 力ストリームが送られる単一端子(15b)である、請求項46に記載の受信機 (15)。 58.前記出力ポートが、ビットパラレル態様(15bおよび15b’)でその 上に前記データビットの出力ストリームが送られる、多数の端子を有する、請求 項46に記載の受信機(15)。 59.前記データビットの出力ストリームが、前記データブロックのすべてに前 記データビットのすべてを含む、請求項46に記載の受信機(15)。 60.前記データビットの出力ストリームが、前記データブロックのうちの選択 されたものに前記データビットのすべてを含む、請求項46に記載の受信機(1 5)。 61.前記データビットの出力ストリームが、前記データブロックのすべてに、 選択されたデータビットを含む、請求項46に記載の受信機(15)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/656,540 (32)優先日 平成8年5月31日(1996.5.31) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/656,541 (32)優先日 平成8年5月31日(1996.5.31) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP 【要約の続き】 トが受信されたときに受信されて発生したデータビット 数の差を減じることにより得られたカウントが、予め定 められた範囲内に入るようにすることにより、受信機出 力ビットレート(BRR)が実質的に一定に(かつBRi に等しく)なるようにする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.通信システムであって、 送信機を備え、前記送信機は、ある送信機入力ビットレートにおいてデータビ ットの連続入力ストリームのみを受信する入力ポートと、前記入力ポートに結合 され、前記データビットの入力ストリームのみを一時的に記憶する単一入力−単 一出力送信機メモリと、前記送信機メモリと出力端子との間に結合された送信機 デジタル論理回路とを有し、前記送信機デジタル論理回路は、隔てられたビット シリアルデータブロックにおいて前記記憶されたデータビットを同時に送信し、 前記隔てられたビットシリアルデータブロックは、可変長さを有しかつ前記デー タブロック間のスペースを埋めるそれぞれのビットシリアルヘッダを有し、前記 通信システムはさらに 受信機を備え、前記受信機は、前記送信機に結合され、前記隔てられたデータ ブロックとそれらの間のスペースを埋めるずべての前記ヘッダとを受信する入力 端子を有し、前記受信機はさらに受信機デジタル論理回路を含み、前記受信機デ ジタル論理回路の後には単一入力−単一出力受信機メモリが置かれ、前記受信機 デジタル論理回路および前記単一入力−単一出力受信機メモリは、前記入力端子 と出力ポートとの間に直列に結合され、前記受信機デジタル論理回路は制御信号 を発生し、前記制御信号は、前記受信機メモリに、前記受信されたデータブロッ クにある選択されたビットだけを記憶し、前記ヘッダからのビットは記憶せず、 前記受信機は、前記受信機メモリに結合された閉ループフィードバック制御回 路をさらに含み、前記閉ループフィードバック制御回路は、実質的に一定である 受信機出力ビットレートを選択し、かつ前記実質的に一定の出力ビットレートに おいて、前記受信機メモリからの前記記憶されたデータビットを連続ビットスト リームとして前記出力ポート上に読出し、それにより前記受信機メモリのビット 数が、前記送信機入力ビットレートにかかわらず、予め定められた範囲内に入る ようにする、システム。 2.前記送信機が、クロック信号を発生する発信器を含み、前記クロック信号は 、前記送信機入力ビットレートからは独立し、前記クロック信号によって前記デ ータブロックおよび前記ヘッダが送信される、請求項1に記載のシステム。 3.前記送信機が、リピータを介して前記受信機に結合され、前記リピータは、 あるリピータ入力ビットレートで前記データブロックとヘッダとを受信し、かつ 、前記リピータ入力ビットレートとは異なり独立したリピータ出力ビットレート で、時々変形されたヘッダを備えた前記データブロックを同時に再度送信する、 請求項2に記載のシステム。 4.前記リピータが、受信するヘッダに対して時々ビットの増減を行なうことに より、前記変形されたヘッダを発生する、請求項3に記載のシステム。 5.前記可変長さのヘッダがNまたはN+XまたはN−Xビットの長さであり、 NおよびXは整数である、請求項4に記載のシステム。 6.前記受信機の閉ループフィードバック制御回路がカウンタ回路をさらに含み 、前記カウンタ回路は前記受信機メモリに結合され、前記受信機メモリに書込ま れたデータビット数から前記受信機メモリから読出されたデータビット数を減じ たものを表わすカウントを発生し、前記閉ループフィードバック制御回路はさら に可変周波数発振器を含み、前記可変周波数発振器は、前記カウンタ回路から前 記受信機メモリに結合され、前記カウントが前記予め定められた範囲内に入るよ うに前記受信機出力ビットレートを選択する、請求項1に記載のシステム。 7.前記可変周波数発振器がクロック信号を発生し、前記クロック信号は、前記 カウントが前記予め定められた範囲未満まで下がる場合には低い周波数で、かつ 前記カウントが前記予め定められた範囲を超えるまで増加する場合には高い周波 数で、前記記憶されたデータビットを前記受信機メモリから読出す、請求項6に 記載のシステム。 8.前記可変周波数発振器が、10億個につき500個未満のインクリメントで 前記クロック信号の周波数を増減する、請求項7に記載のシステム。 9.前記カウンタ回路が、下限に到達するとカウントダウンを停止し、上限に到 達するとカウントアップを停止する、請求項8に記載のシステム。 10.前記送信機入力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビッ トの入力ストリームが受信される単一入力端子であり、前記受信機出力ポートが 、ビットシリアル態様でその上に前記データビットの出力ストリームが発生する 単一出力端子である、請求項1に記載のシステム。 11.前記送信機入力ポートが、ビットパラレル態様でその上に前記データビッ トの入力ストリームが受信される多数の入力端子を有し、前記受信機出力ポート が、ビットパラレル態様でその上に前記データビットの出力ストリームが発生す る多数の出力端子を有する、請求項1に記載のシステム。 12.前記送信機入力ポート上の前記データビットが、連続した音声のデジタル サンプルである、請求項1に記載のシステム。 13.前記送信機入力ポート上の前記データビットが、連続したビデオフレーム のピクセルである、請求項1に記載のシステム。 14.前記送信機が、光ファイバチャネルを介して前記受信機に結合される、請 求項1に記載のシステム。 15.前記送信機が、同軸ケーブルチャネルを介して前記受信機に結合される、 請求項1に記載のシステム。 16.前記送信機が、ワイヤレスチャネルを介して前記受信機に結合される、請 求項1に記載のシステム。 17.前記受信機が、前記データブロックのずべてにある前記データビットのす べてから前記データビットの出力ストリームを発生し、前記閉ループフィードバ ック制御回路は、前記受信機出力ビットレートが前記送信機入力ビットレートに 強制的に等しくなるようにする、請求項1に記載のシステム。 18.前記受信機が、前記データブロックのうちの選択されたものにある前記デ ータビットのすべてから前記データビットの出力ストリームを発生する、請求項 1に記載のシステム。 19.前記受信機が、前記データブロックのすべてにある前記データビットのう ちの選択された部分から前記データビットの出力ストリームを発生する、請求項 1に記載のシステム。 20.電子送信機であって、 入力ポートを備え、前記入力ポート上には、ある送信機入力ビットレートでデ ータビットの連続入力ストリームのみが受信され、前記電子送信機はさらに 前記データビットの入力ストリームのみを一時的に記憶する、前記入力ポート に結合された単一入力−単一出力メモリと、前記メモリと出力端子との間に結合 されたデジタル論理回路とを備え、前記デジタル論理回路は、前記送信機入力ビ ットレートよりも高くかつ前記送信機入力ビットレートからは独立した送信機出 力ビットレートにおいて、前記出力端子上にビットの連続出力シリーズを発生し 、前記ビットの出力シリーズは、隔てられたデータブロックにある前記メモリか らの記憶されたデータビットのすべてを含み、前記データブロックは、各前記ブ ロックの前に挿入されたそれぞれの出力ヘッダを含み、 前記デジタル論理回路は可変長さを有する前記出力ヘッダを挿入し、それによ り、前記ヘッダが挿入される際に前記送信機入力ビットレートで受信されるデー タビット数から、前記送信機出力ビットレートで送信されたデータビット数と、 前記ヘッダが挿入されないときに前記送信機入力ビットレートで受信されたデー タビット数との差を引くことにより得られるカウントが、予め定められた範囲内 に入る、送信機。 21.前記デジタル論理回路が発振器を含み、前記発振器は、前記出力ヘッダお よび前記データブロックを前記出力端子上に送るクロック信号を発生し、かつ前 記データビットの入力ストリームが受信されるレートからは独立して発振する、 請求項20に記載の送信機。 22.前記発信機が水晶発振器である、請求項21に記載の送信機。 23.前記デジタル論理回路が、ちょうどNビットまたはN+XビットまたはN −Xビットの長さを有する前記出力ヘッダを発生し、NおよびXは整数である、 請求項21に記載の送信機。 24.前記デジタル論理回路が、 前記カウントを表わすカウント信号を発生するカウンタ回路を含み、前記デジ タル論理回路は、 1) 前記カウント信号が下限に到達する場合はN+Xビットを有し、 2) 前記カウント信号が上限に到達する場合にはN−Xビットを有し、さも なければ 3) Nビットを有する前記出力ヘッダを発生する、請求項23に記載の送信 機。 25.前記デジタル論理回路が、前記N+XビットまたはN−Xビットを有する 出力ヘッダの場合よりも少なくとも1000倍は頻繁に、Nビットを有する前記 出力ヘッダを発生する、請求項24に記載の送信機。 26.Xが64を超えない、請求項25に記載の送信機。 27.前記メモリが、任意のある時刻に512ビットしか記憶しない、請求項2 0に記載の送信機。 28.前記入力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビットの入 力ストリームが受信される単一端子を有する、請求項20に記載の送信機。 29.前記入力ポートが、ビットパラレル態様でその上に前記データビットの入 力ストリームが受信される多数の端子を有する、請求項20に記載の送信機。 30.前記データブロックの各々が、同じ数のデータビットを保持する、請求項 20に記載の送信機。 31.前記データブロックが、異なった数のデータビットを保持する、請求項2 0に記載の送信機。 32.電子リピータであって、 入力端子を含み、前記入力端子の上には、あるリピータ入力ビットレートでビ ットの連続入力シリーズが受信され、前記入力端子は入力ヘッダおよびデータブ ロックのインターリーブシーケンスをなし、前記電子リピータはさらに 出力端子を含み、前記出力端子の上には、前記リピータ入力ビットレートには 等しくなくかつそれから独立したリピータ出力ビットレートで、ビットの連続出 力シリーズが送信され、前記出力端子は、出力ヘッダおよび前記データブロック のインターリーブシーケンスをなし、前記電子リピータはさらに デジタル論理回路を含み、前記デジタル論理回路の後には単一入力−単一出力 メモリが置かれ、前記デジタル論理回路および前記単一入力−単一出力メモリは 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に結合され、前記デジタル論理回路は 、前記データブロックを送り、前記入力ヘッダからのビットに対して、排他的な ビットの増減を行なうことにより無条件に前記出力ヘッダを発生し、それにより 、加えられた任意のビットから、減じられた任意のビットを引き、受信されたビ ット数を加え、送信されたビット数を引くことによって得られるカウント値が、 予め定められた範囲内に入るようになり、前記メモリは、前記デジタル論理回路 か らの送られたデータブロックおよび出力ヘッダのみを一時的に記憶し、変形する ことなく前記出力端子上に送信する、リピータ。 33.前記デジタル論理回路が発振器を含み、前記発振器は、前記出力端子上に 前記出力ヘッダおよび前記データブロックを送るクロック信号を発生し、かつビ ットの入力シリーズが受信されるレートからは独立して発振する、請求項32に 記載のリピータ。 34.前記発振器が水晶発振器である、請求項33に記載のリピータ。 35.前記入力ヘッダがNビットまたはN+XビットまたはN−Xビットを含み 、NおよびXは整数であり、前記デジタル論理回路は、それらがまたNビットま たはN+XビットまたはN−Xビットを含むように前記出力ヘッダを発生する、 請求項33に記載のリピータ。 36.前記デジタル論理回路が、 前記カウントを表わすカウント信号を発生するカウンタ回路を含み、 前記デジタル論理回路は、 1) 前記入力ヘッダがN+Xビットを含まないならば、前記カウント信号が 、予め定められた範囲未満であるときに前記入力ヘッダが受信される場合、Xビ ットを入力ヘッダに加え、 2) 前記入力ヘッダがN−Xビットを含まないならば、前記カウント信号が 前記予め定められた範囲を超えるときに前記入力ヘッダが受信される場合、Xビ ットを前記入力ヘッダから減じ、さもなければ 3) 前記入力ヘッダをコピーすることによって、前記出力ヘッダを発生する 、請求項35に記載のリピータ。 37.Xが64を超えない、請求項36に記載のリピータ。 38.前記メモリが、任意のある時刻に512ビットしか記憶しない、請求項3 2に記載のリピータ。 39.前記デジタル論理回路が、1000個の入力ヘッダにつき1回よりも低い 頻度で前記入力ヘッダに対してビットの増減を行なう、請求項32に記載のリピ ータ。 40.前記データブロックの各々が、同じ数のデータビットを保持する、請求項 32に記載のリピータ。 41.前記データブロックが、異なった数のデータビットを保持する、請求項3 2に記載のリピータ。 42.電子リピータを動作するための方法であって、 入力ヘッダおよびデータブロックのインタリーブシーケンスをなす、ビットの 連続シリーズを、あるリピータ入力ビットレートで入力端子上に受信するステッ プと、 出力ヘッダおよび前記データブロックのインタリーブシーケンスをなす、ビッ トの連続シリーズを、前記リピータ入力ビットレートには等しくなく、かつそれ からは独立したあるリピータ出力ビットレートで出力端子上に送信するステップ と、 前記入力ヘッダからのビットに対する排他的なビットの増減を行なうことによ り、前記入力端子に結合されるデジタル制御回路に前記出力ヘッダを無条件に発 生し、それにより、加えられた任意のビットから、減じられた任意のビットを引 き、受信されたビット数を加え、送信されたビット数を引くことにより得られる カウントが、予め定められた範囲内に入るようにするステップと、 前記制御回路と前記出力端子との間に直列に結合された単一入力−単一出力メ モリに、前記出力ヘッダおよび前記データブロックのみを一時的に記憶して、変 形することなく前記出力端子上に送信するステップとを含む、方法。 43.前記リピータ出力ビットレートが、前記リピータ入力ビットレートからは 独立して発振する発振器によって設定される、請求項42に記載の方法。 44.NビットまたはN+XビットまたはN−Xビットを含むように前記入力ヘ ッダおよび前記出力ヘッダを制限するステップをさらに含み、NおよびXは整数 である、請求項42に記載の方法。 45.前記入力ヘッダがN+Xビットを含まないならば、前記カウントが、予め 定められた範囲未満であるときに前記入力ヘッダが受信された場合、Xビットを 入力ヘッダに加えることにより出力ヘッダを発生するステップと、 前記入力ヘッダがN−Xビットを含まないならば、前記カウントが前記予め定 められた範囲を超えるときに前記入力ヘッダが受信される場合、前記入力ヘッダ からXビットを減じることにより前記出力ヘッダを発生するステップと、さもな ければ 前記入力ヘッダを前記出力端子に送るステップとをさらに含む、請求項42に 記載の方法。 46.電子受信機であって、 入力端子を含み、前記入力端子は、ある受信機入力ビットレートでビットの連 続シリーズを受信し、前記ビットの連続シリーズは、隔てられたデータブロック におけるデータビットを含み、前記データブロックは、可変長さを有しかつ前記 データブロック間のスペースを埋めるそれぞれのヘッダを備え、前記電子受信機 はさらに デジタル論理回路を含み、前記デジタル論理回路の後には単一入力−単一出力 メモリが置かれ、前記デジタル論理回路および単一入力−単一出力メモリは前記 入力端子と出力ポートとの間に直列に結合され、 前記デジタル論理回路は制御信号を発生し、前記制御信号は、前記メモリが前 記データブロックからの選択されたビットのみを記憶するが、前記ヘッダからの ビットは記憶しないようにし、前記電子受信機はさらに 閉ループフィードバック制御回路を含み、前記閉ループフィードバック制御回 路は前記メモリに結合され、実質的に一定な受信機出力ビットレートを選択し、 前記実質的に一定な出力ビットレートで前記メモリからの記憶されたビットを連 続ビットストリームとして前記出力ポート上に読出し、それにより、前記メモリ のビット数が、前記入力ビットレートにかかわらず、予め定められた範囲内に入 るようにする、受信機。 47.前記閉ループフィードバック制御回路がカウンタ回路をさらに含み、前記 カウンタ回路は前記メモリに結合され、前記メモリに記憶されたデータビット数 を表わすカウント信号を発生し、前記閉ループフィードバック制御回路はさらに 発振器を含み、前記発振器は、前記カウンタ回路から前記メモリに結合され、予 め定められた範囲内に前記カウントを維持する態様で前記実質的に一定な出力ビ ットレートを選択することにより前記カウント信号に応答する、請求項46に記 載の受信機。 48.前記発振器が、前記メモリからの前記選択されたビットの前記記憶された 部分を読出すクロック信号を発生し、前記発振器は、前記カウントが前記予め定 められた未満まで下がるときには周波数の低減によって、かつ前記カウントが前 記予め定められた範囲を超えるまで上昇するときには周波数の増加によって、前 記クロック信号を発生する、請求項47に記載の受信機。 49.前記発振器が、10億個につき500個未満のインクリメントで前記クロ ック信号の周波数の増減を行なう、請求項48に記載の受信機。 50.前記カウンタ回路が、下限に到達するとカウントダウンを停止し、上限に 到達するとカウントアップを停止する、請求項49に記載の受信機。 51.前記メモリが、任意のある時刻に前記データブロックからの512個の前 記選択されたビットしか記憶しない、請求項46に記載の受信機。 52.ブロックに受信され、かつ前記出力ポートに連続ストリームとして送られ る前記データビットが、連続音声のデジタルサンプルである、請求項46に記載 の受信機。 53.ブロックに受信され、かつ前記出力ポートに連続ストリームとして送られ る前記データビットが、連続したビデオフレームのピクセルである、請求項46 に記載の受信機。 54.前記可変長さのヘッダが、NまたはN+XまたはN−Xビットを有し、N およびXは整数である、請求項46に記載の受信機。 55.前記データブロックの各々が、同じ数のデータビットを保持する、請求項 46に記載の受信機。 56.前記データブロックが、異なった数のデータビットを保持する、請求項4 6に記載の受信機。 57.前記出力ポートが、ビットシリアル態様でその上に前記データビットの出 力ストリームが送られる単一端子である、請求項46に記載の受信機。 58.前記出力ポートが、ビットパラレル態様でその上に前記データビットの出 力ストリームが送られる、多数の端子を有する、請求項46に記載の受信機。 59.前記データビットの出力ストリームが、前記データブロックのすべてに前 記データビットのすべてを含む、請求項46に記載の受信機。 60.前記データビットの出力ストリームが、前記データブロックのうちの選択 されたものに前記データビットのすべてを含む、請求項46に記載の受信機。 61.前記データビットの出力ストリームが、前記データブロックのすべてに、 選択されたデータビットを含む、請求項46に記載の受信機。
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