JP2002502190A - 自動電話エリア・コード・ダイアルの方法および装置 - Google Patents

自動電話エリア・コード・ダイアルの方法および装置

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JP2002502190A JP2000529828A JP2000529828A JP2002502190A JP 2002502190 A JP2002502190 A JP 2002502190A JP 2000529828 A JP2000529828 A JP 2000529828A JP 2000529828 A JP2000529828 A JP 2000529828A JP 2002502190 A JP2002502190 A JP 2002502190A
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Abstract

(57)【要約】 自動エリア・コード・ダイアルの方法および装置は、プロセッサ、ソフトウエア、および電話番号を記憶するメモリを含む。ダイアル・トーン時に、発呼者は１０桁の番号をダイアルする。プロセッサは今後のコールのために、エリア・コード・ダイアル要求を発呼者に送る。発呼者は、常用番号としてそのダイアルされた番号の要求を確認することができる。プロセッサは、この番号を、７桁部分とエリア・コード部分として記憶する。この番号の７桁部分のみ対しての後続のコールにおいて、プロセッサはこの７桁番号を、記憶されている番号のグループと比較する。一致が得られた場合、プロセッサは７桁番号およびその対応するエリア・コードを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 発明の背景 発明の分野 本発明は、電話エリア・コードを自動的にダイアルする方法および装置に関し
、更に特定すれば、頻繁にダイアルする７桁の電話番号のエリア・コードを記憶
する方法および装置に関する。
【０００２】 背景 近年の間に、米国における電話エリア・コードの数は劇的に増大した。最近に
おけるファクシミリ機、モデムを有するコンピュータ、第２および第３の電話回
線、セルラ・フォン、およびページャの増大の結果、新たな電話番号の需要が急
増し、既存のエリア・コード資源を使い尽くしてしまった。１９８４年ないし１
９９４年の１０年間に、米国では２５個の新たなエリア・コードが割り当てられ
た。１９９５年１月から１９９６年１２月までの２４ヶ月の期間に、米国では２
３個の新たなエリア・コードが導入された。１９９６年には、使用可能な８００
の番号（無料番号）が全数使われてしまい、新たな無料エリア・コードが導入さ
れるに至った。電気通信サービスに対する需要は、世界的にも同様に感じられて
いる。英国およびフランスは、それぞれの付番方式の再構成を発表した２つの国
である。
【０００３】 エリア・コード数の増大の結果として、個人はより多くの番号を暗記しなけれ
ばならなくなった。例えば、ロサンゼルスでは、５つのエリア・コードの使用の
ために、１０桁の電話番号を記憶しなければならない。しかしながら、１０桁の
番号を多数記憶するのは非常に困難であることが、研究によって示されている。
実際、７桁が電話番号に元来選択されたのは、ジョージＡ．ミラー（Ｇｅｏｒｇ
ｅ Ａ．Ｍｉｌｌｅｒ）著の「マジック・ナンバー７、プラスまたはマイナス２
：情報処理に対する我々の能力の限界（Ｍａｇｉｃａｌ Ｎｕｍｂｅｒ Ｓｅｖ
ｅｎ，Ｐｌｕｓ ｏｒ Ｍｉｎｕｓ Ｔｗｏ：Ｓｏｍｅ Ｌｉｍｉｔｓ ｏｎ
Ｏｕｒ Ｃａｐａｃｉｔｙ ｆｏｒ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｉｎｆｏｒｍａｔ
ｉｏｎ）」と題する論文のためであり、この論文は１９５６年に最初に発行され
たザ・サイコロジカル・レビュー（Ｔｈｅ Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ Ｒｅ
ｖｉｅｗ）、ｖｏｌ．６３，ｐｐ．８１〜９７に記載されている。この論文にお
いて、ミラー氏は、何れの人にも無理なく記憶できる連続数の数は、５ないし９
（７プラスまたはマイナス２）の間であることを述べている。９を超えると、人
は桁を切り捨て始め、情報が失われることになる。従って１０桁は、多くの電話
ユーザの記憶能力を越える可能性がある。記憶の問題は、国際エリア・コードや
国別コードを含む場合、一層深刻となる。
【０００４】 仕事場では、１０桁電話番号の使用により効率が低下する。１０桁の電話番号
全体を記憶することができないと、間違い電話の回数が増大する可能性が高くな
る。加えて、アドレス帳やデータベースの電話番号を参照しなければならない人
にとっては、ダイアル時間が長くなる。ダイアル時間が長くなる結果として、よ
り貴重で生産的な作業を行なうために費やす時間が短くなってしまう。
【０００５】 多エリア・コード電話番号に対処する最も普及している方法であるスピード・
ダイアル（ｓｐｅｅｄ ｄｉａｌｉｎｇ）は適当でない。スピード・ダイアルで
は、ダイアルする連続番号全体を、単一のキーパッド・ボタンで置き換えること
ができる。しかしながら、スピード・ダイアルは、大抵の場合９種類の連続番号
の記憶に限定される（「０」は電話会社の使用のためにリザーブされている）。
スピード・ダイアルは、何十もの１０桁電話番号を収容することはできないが、
それ位を記憶することを必要とする人もいる。２桁のスピード・ダイアルが可能
な場合でも、各電話番号とスピード・ダイアル番号との対応付けのためには、９
９個の番号を記憶する必要がある。従って、記憶の問題は解消されていない。
【０００６】 発明の概要 本発明の好適な実施形態では、電話のユーザが１０桁の電話番号をダイアルす
ると、常用番号（ｆｒｅｑｕｅｎｔｌｙ−ｄｉａｌｅｄ ｎｕｍｂｅｒ、頻繁に
ダイアルする番号）として記憶することができる。その後、発呼者（ｃａｌｌｅ
ｒ、呼出を行う者）が７桁番号を再度ダイアルすると、正しいエリア・コードも
自動的にダイアルされる。従って、発呼者は、多数の１０桁電話番号を思い出す
必要がなくなる。
【０００７】 即ち、本発明の好適な実施形態では、電話機は、ハンドセット、本体、プロセ
ッサ、ソフトウエア、およびメモリを含む。ソフトウエアからの命令に応じて、
プロセッサは合成ダイアル・トーンを発呼者に与える。発呼者が１０桁の番号を
入力すると、プロセッサは二バースト・トーンを発呼者に送り、この番号の７桁
部分に対する以降の全てのコール（呼）に対して、エリア・コードを自動ダイア
ルにすることを要求する。これが常用番号である場合、発呼者は、例えば、ポン
ド・キーを押下することによって、エリア・コード・ダイアル要求を確認する。
すると、プロセッサは、エリア・コードおよび７桁の番号をメモリに記憶する。
発呼者がこの番号の７桁部分を再度ダイアルすると、プロセッサはこの７桁を、
記憶した番号のリストと比較する。一致が得られた場合、プロセッサは適正なエ
リア・コードを添付し、番号全体をネットワークに送信する。
【０００８】 本発明の別の実施形態では、プロセッサは、ダイアルしている間に１０桁の番
号を記憶することができ、それがプロセッサと結合され、１０桁番号を記憶する
ための使用からコマンドを受け取る。
【０００９】 本発明の第３実施形態では、エンド・オフィスが、ソフトウエア、プロセッサ
、ならびに頻繁にダイアルする７桁電話番号およびそれらに対応するエリア・コ
ードを記憶するメモリを含む。発呼者が１０桁番号をダイアルすると、エンド・
オフィスは、二バースト・ダイアル・トーンのような、エリア・コード・ダイア
ル要求を発呼者に送信する。発呼者は、例えば、ポンド・キーを押下することに
よって、エリア・コード要求を確認する。次に、エンド・オフィスは、エリア・
コードおよび７桁電話番号をローカル・メモリに記憶する。その後、発呼者が７
桁番号のみをダイアルすると、エンド・オフィスはその番号を、記憶した番号の
グループと比較する。一致が得られた場合、対応するエリア・コード情報を用い
て、呼（コール）は自動的に発呼者につながれる。
【００１０】 従って、本発明の目的は、発呼者が単に７桁をダイアルするだけで、１０桁電
話番号方式に対応できるようにすることである。 本発明の別の目的は、アドレス増大に対処するためのエリア・コードの桁数増
大を必要とする電気通信インフラストラクチャに対応しつつ、発呼者が電話番号
を記憶する負担を心理学的に可能な範囲に抑えられるようにすることである。
【００１１】 本発明の目的および利点は、以下に続く説明に部分的に明記されており、部分
的にその記載から明らかであり、あるいは本発明の実施によって習得することが
できる。本発明の目的および利点は、特許請求の範囲に特定的に指摘したエレメ
ントおよび組み合わせによって実現および達成されよう。
【００１２】 好適な実施形態の詳細な説明 これより本発明の好適な実施形態について説明し、その例を添付図面に示す。
可能なときはいつでも、図面全体を通じて、同一または同様の部分には同じ参照
番号を用いることとする。
【００１３】 図１は、本発明の好適な実施形態による電話機１００の図である。電話機１０
０は、受話器（ハンドセット）１１０およびベース・ユニット（本体）１２０を
含む。ハンドセット１１０はコード１１５によって本体１２０に結合される。コ
ード付きの電話機１００を示しているが、コードレス電話機、セルラ電話機、ワ
イヤレス電話機、ＰＣＳ、およびその他の電話システムも使用可能である。本体
１２０は、第２コード１１７によって、壁の電話ジャック（図示せず）に結合さ
れている。壁のジャックは、電話機１００を外部の電話ネットワークに接続する
。更に、電話機１１０は、複数の数字キー１３３およびシンボル・キー１３５か
ら成るキーパッド１３０も含む。シンボル・キー１３は、「星」キー１３６およ
び「ポンド」キー１３９を含む。キーパッド１３０は、ＨＯＬＤ（ホールド）キ
ー、ボリューム・キー、および複数の追加ライン・キーのような、追加のキーを
含むことも可能である。
【００１４】 図２は、電話機１００を制御する構成部品のブロック図である。電話機１００
は、リード・オンリ・メモリ（「ＲＯＭ」）１４５に記憶されているコマンドを
実行するプロセッサ１４０を含む。メモリ１４５はソフトウエア１５０を記憶す
る。ソフトウエア１５０は、ここに記載するステップを実行する命令を含み、プ
ロセッサ１４０が実行する命令を具体化する。ランダム・アクセス・メモリ（「
ＲＡＭ」）１５５は、メモリ１４５に記憶されているプログラムが使用する一時
データを格納する。本体１２０は、更に、受信機／送信機コンポーネント１６５
も含み、音声ディジタル化および合成ダイアル・トーン発生というような、音声
処理を実行する。電話機１００は、更に構成部品を含むことも可能である。
【００１５】 図３は、ＲＯＭ１４５に記憶されているプログラム１５０に従って、プロセッ
サ１４０が実行するステップを示すフロー・チャートである。電話処理は、ステ
ップ３０２において開始し、本体１２０の受け台からハンドセット１１０を持ち
上げたときに、合成ダイアル・トーンを発生する。合成ダイアル・トーンは、プ
ロセッサ１４０およびコンポーネント１６５によってローカルに供給されるもの
であり、外部電話ネットワークによって供給されるのではない。次に、プロセッ
サ１４０は、発呼者が電話番号をダイアルするのを待つ。ダイアルされた番号が
７桁を超える桁を含む場合、プロセッサ１４０は、ステップ３１２において、二
バースト・ダイアル・トーンまたは同様の可聴トーンを、通常のダイアル・トー
ン・ストリーム内に挿入する。二バーストは、呼出側（発呼側）に対するエリア
・コード関連付要求（ａｒｅａ ｃｏｄｅ ａｓｓｏｃｉａｔｅ ｒｅｑｕｅｓ
ｔ）として働く。即ち、二バーストは、発呼側に、ダイアルした電話番号が常用
電話番号であることを確認するように促す。二バーストの代わりに、プロセッサ
は、合成音声を発生したり、ハンドセット上のＬＥＤを点滅させたり、あるいは
ハンドセットの画面上に画面プロンプトを与えることも可能である。発呼側は、
ポンド・キーのようなシンボル・キーを押下することによって、ダイアルされた
電話番号が常用番号であることを確認する。ポンド・キー１３９が押下されると
、プロセッサ１４０は、ダイアルされた電話番号をメモリ１５５に記憶する。発
呼側は、専用キーやソフト・キーを押下したり、あるいはマウスピースに向かっ
て「はい」、「記憶」または「確認」というような言葉を発するというように、
他の方法を用いても確認することができる。音声認識ソフトウエアが電話機に常
駐していれば、このソフトウエアが番号をエリア・コードと関連付ける。
【００１６】 電話番号とエリア・コードの関連付けは、図４に示すように、メモリ１５５に
記憶される。電話番号は、エリア・コード部分２１０、および被呼側（呼び出さ
れる側、被呼出側）番号部分２２０を含む。即ち、プロセッサは、電話番号の末
尾７桁を、被呼側番号部分２２０として記憶する。被呼側番号部分２２０に先立
つ桁は、エリア・コード部分２１０として記憶される。エリア・コード部分２１
０は、単に、被呼側のエリア・コードを含めばよいが、「０」、「１」または「
９」のような前付き発呼桁（ｐｒｅｐｅｎｄｅｄ ｃａｌｌｉｎｇ ｄｉｇｉｔ
ｓ）に加えて、国際エリア・コードおよび／または国コードを含むことも可能で
ある。例えば、図４では、ダイアルされた番号「４０４５５５１１１１」は、エ
リア・コード部分２１０に「４０４」が記憶され、「５５５１１１１」が被呼側
番号部分２２０に記憶される。
【００１７】 一旦電話番号をメモリ１５５に記憶したなら、プロセッサ１４０は受信機／送
信機コンポーネント１６５に、第２の二バースト・ダイアル・トーンのような可
聴信号を発呼側に送るように命令する。可聴信号は、番号およびエリア・コード
を記憶したことを発呼側へ示すものである。
【００１８】 図５は、７桁電話番号のダイアル中に行われる処理を示すフロー・チャートで
ある。ダイアルしている間、発呼側は、ダイアルする数字に関連してハンドセッ
トが発生する合成キーパッド・トーン群を聞く。ステップ５０２において、プロ
セッサ１４０は、被呼側電話番号を、メモリ１５５内に記憶されている被呼側番
号部分２２０のグループと比較する。ステップ５０４において、被呼番号が被呼
側番号部分２２０と一致した場合、プロセッサ１４０は、対応するエリア・コー
ド部分２１０を被呼側番号部分２２０の前に添付し、エリア・コード部分２１０
および被呼側番号部分２１０を電話ネットワークに送信する。この送信の間、ス
テップ５１０において、プロセッサ１４０がネットワークのオーディオをミュー
トし、ネットワークに送信される電話番号全体を発呼側に聞かせないようにする
ことも可能である。一旦番号を電話ネットワークにバーストしたなら、ネットワ
ーク・オーディオを再開すればよい。次に、発呼側は、通常の電話呼び出しに伴
う、通常の呼出信号または通話中信号を聞くことになる。被呼側の電話番号が、
メモリ１５５に記憶されている被呼側番号部分２２０と一致しない場合、プロセ
ッサ１４０は７桁のダイアルされた電話番号のみをネットワークに送信する。
【００１９】 図６は、本発明の別の実施形態による、電話ネットワーク６００の一例である
。ネットワーク内の種々のノードは、Ｓｉｇｎａｌｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ（シグ
ナリング・システム）＃７（「ＳＳ７」）のようなシグナリング・システムを通
じて相互接続することができる。ＳＳ７シグナリングについては、マクグローヒ
ル社（ＭａｃＧｒａｗ−Ｈｉｌｌ）が発行したトラヴィス・ラッセル（Ｔｒａｖ
ｉｓ Ｒｕｓｓｅｌｌ）著の「シグナリング・システム＃７（Ｓｉｇｎａｌｉｎ
ｇ Ｓｙｓｔｅｍ ＃７）」に詳細に記載されており、その内容をここに参照と
して援用する。ネットワーク６００は、ローカルの交換キャリア・エンド・オフ
ィス６２０に接続されている発呼側６００を含む。エンド・オフィス６２０はプ
ログラム可能なスイッチを含み、発呼側からネットワーク６００内の他のノード
への呼を切り替える。エンド・オフィス６２０は、プロセッサ６４０、データベ
ース・メモリを有するデータベース６５５、リード・オンリ・メモリ６４５を含
む。メモリ６４５に記憶されているプログラム６５０は、プロセッサ６４０によ
り実行される命令を含む。ネットワーク６００は、メッセージをスイッチするた
めの信号転送ポイント（「ＳＴＰ」）６３５や他のネットワーク・エレメント、
サービス・ノード（「ＳＮ」）、およびメッセージを処理するための信号制御ポ
イント６６０（「ＳＣＰ」）などのような追加のＳＳ７コンポーネントを含むこ
ともできる。
【００２０】 図７は、プログラム６５０からの命令に従って、プロセッサ６４０が実行する
ステップを示すフロー・チャートである。第１ステップ７０２において、スイッ
チ６２０は、ハンドセットが本体から持ち上げられたときに、ダイアル・トーン
を発呼側６１０へ供給する。次に、プロセッサ６４０は、発呼側６１０が電話番
号をダイアルするのを待つ。ダイアルされた電話番号が７桁を超える桁を含む場
合、プロセッサ６４０は、ステップ７１０において、二バースト・ダイアル・ト
ーンを通常のダイアル・トーン・ストリームに挿入する。発呼側６１０は、ダイ
アルされた電話番号が常用番号（頻繁にダイアルされる番号）であることを、ポ
ンド・キーのようなシンボル・キーを押下することによって、確認する。ポンド
・キーが押下されると、プロセッサ６４０は、図４に示すように、電話番号をメ
モリ６５５に記憶する。ダイアルされた電話番号のフィールド２１０、２２０の
詳細については、本発明の第１実施形態に関して既に論じた。
【００２１】 以下の処理は、図６に示すシステムにおいて７桁の電話番号がダイアルされる
間に行われる。発呼側６１０は被呼側電話番号をダイアルする。次に、ステップ
８０２において、プロセッサ６４０は、被呼側電話番号を、メモリ６６５に記憶
されている被呼側番号部分２２０のグループと比較する。被呼番号が被呼側番号
部分２２０と一致した場合、プロセッサ６４０は対応するエリア・コード部分２
１０を被呼側番号部分２１０の前に添付し、電話番号および前に添付したエリア
・コードを有する発呼側のために、コール（呼）をネットワーク６００の適切な
ノードに切り替える。被呼側電話番号が、メモリに記憶されている被呼側番号部
分２１０と一致しない場合、プロセッサ６４０は７桁の被呼側電話番号のみをネ
ットワーク６００に送信する。
【００２２】 本発明は、電話機と壁内ジャックとの間のインライン・デバイスとしても実施
することができる。このデバイスは、ここに記載する特徴を実現するために必要
な、プロセッサおよびその他の構成部品を含むことができる。デバイスは、１台
以上の電話機から行われるコールを監視する。常用番号に遭遇すると、デバイス
は、エリア・コード関連付要求をユーザに送る。エリア・コード関連付要求は、
二バースト・ダイアル・トーン、可聴トーン、合成、またはその他のユーザに警
告するための可聴の方法によるものとすることができる。次に、ユーザは、エリ
ア・コードを常用番号と関連付けたいことを指示する。すると、デバイスは、番
号とその関連するエリア・コードとを内部メモリに記憶する。ユーザが後に電話
番号を入力すると、デバイスは、記憶されているエリア・コードを電話番号と関
連付け、エリア・コードおよびダイアルされた番号を電話ネットワークに送信す
る。
【００２３】 前述の方法は、改良された「スマート」スピード・ダイアルと共に用いること
も可能である。スピード・ダイアルの主な欠点の１つに、ユーザが一般にダイア
ルする電話番号をスピード・ダイアル・メモリに入力しなければならない点があ
げられる。しかしながら、ユーザがある番号を頻繁にダイアルする場合、スピー
ド・ダイアルにその番号を含ませることを怠ることもあり得る。この問題を克服
するために、本発明は、ダイアルされた電話番号を記憶し、ダイアルされた電話
番号を所定の時間期間にわたって比較する処理を含むことができる。例えば、Ｒ
ＯＭに記憶されたアルゴリズムまたはマイクロプログラムを用いて、特定の電話
番号のダイアル頻度を判定することができる。プログラムが、ある番号が頻繁に
ダイアルされていることを認識すると、プログラムはユーザに、その番号をスピ
ード・ダイアル番号として、または常用７桁番号として記憶するように促す。そ
の番号がスピード・ダイアル番号である場合、プログラムはユーザにスピード・
ダイアル数を促すことも可能である。
【００２４】 前述のスマート・スピード・ダイアル機能は、Ｃａｌｌｅｒ ＩＤ（発呼者Ｉ
Ｄ）のような、その他のサービスと組み合わせることも可能である。例えば、マ
イクログラムが常用番号を発呼者ＩＤ名と自動的に関連付けることができる。同
様に、発信コールまたはコール試行を着信コールと共に検討して、スピード・ダ
イアルにするよう促すか又は７桁ダイアルにするよう促すかを決定することがで
きる。
【００２５】 以上、本発明の好適な実施形態を開示した。本発明の範囲および精神の範囲内
において、例えば、個人分岐交換機（Ｐｒｉｖａｔｅ Ｂｒａｎｃｈ Ｅｘｃｈ
ａｎｇｅ）内におけるプログラミング、ユーザに番号の記憶および使用を促す種
々の方法、およびその他の技法を含む本発明の種々の変更、適合化および代替実
施形態も可能である。更に、本発明は特許請求の範囲によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の好適な実施形態による電話機の図である。
【図２】 図１の電話機のブロック図である。
【図３】 図１の電話機のＲＯＭにあるプログラムにより実行されるステップを示すフロ
ー・チャートである。
【図４】 ＲＡＭに記憶されている電話番号のブロック図である。
【図５】 ７桁電話番号のダイアルの間に行われる処理を示すフロー・チャートである。
【図６】 本発明の別の実施形態による電話ネットワークである。
【図７】 図６のエンド・オフィスのＲＡＭにあるプログラムにより実行されるステップ
を示すフロー・チャートである。
【手続補正書】
【提出日】平成１３年３月１２日（２００１．３．１２）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図６
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正５】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図７
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電話メモリに電話エリア・コードを記憶する方法であって、 発呼側が入力した電話番号を受け取るステップであって、該電話番号が被呼側
    番号およびエリア・コードを含む、ステップと、 エリア・コード関連付要求を前記発呼側に送るステップと、 前記発呼側からエリア・コード関連付確認を受け取るステップと、 前記電話メモリに前記電話エリア・コードを記憶するステップと を備える方法。
  2. 【請求項２】 請求項１記載の電話エリア・コードを記憶する方法であって
    、エリア・コード関連付要求を送る前記ステップは、更に、可聴二バースト・ダ
    イアル・トーンを発するステップを備える、方法。
  3. 【請求項３】 請求項１記載の電話エリア・コードを記憶する方法であって
    、エリア・コード・ダイアル要求を送る前記ステップは、更に、可聴トーンを発
    するステップを備える、方法。
  4. 【請求項４】 請求項１記載の電話エリア・コードを記憶する方法であって
    、エリア・コード・ダイアル確認を受け取る前記ステップは、更に、前記発呼側
    によるポンド・キー押下の指示を受け取るステップを備える、方法。
  5. 【請求項５】 電話機プロセッサにより実行される電話エリア・コードをダ
    イアルする方法であって、 エリア・コード関連付要求を発呼側に送るステップと、 前記発呼側からエリア・コード関連付確認を受け取るステップと、 前記電話エリア・コードの関連付けを電話メモリに記憶するステップと、 発呼側が入力した７桁電話番号を受け取るステップと、 前記７桁電話番号および前記記憶した電話エリア・コードをダイアルするステ
    ップと を備える方法。
  6. 【請求項６】 請求項５記載の電話エリア・コードを記憶する方法であって
    、エリア・コード関連付要求を送る前記ステップは、更に、可聴二バースト・ダ
    イアル・トーンを発するステップを備える、方法。
  7. 【請求項７】 請求項５記載の電話エリア・コードを記憶する方法であって
    、エリア・コード関連付要求を送る前記ステップは、更に、可聴トーンを発する
    ステップを備える、方法。
  8. 【請求項８】 請求項５記載の電話エリア・コードを記憶する方法であって
    、エリア・コード関連付確認を受け取る前記ステップは、更に、前記発呼側によ
    るポンド・キー押下の指示を受け取るステップを備える、方法。
  9. 【請求項９】 電話エリア・コードをダイアルする方法であって、 発呼側が入力した電話番号を受け取るステップであって、該電話番号が被呼側
    番号および対応するエリア・コードを含む、ステップと、 エリア・コード関連付要求を前記発呼側に送るステップと、 前記発呼側からエリア・コード関連付確認を受け取るステップと、 前記被呼側番号および前記対応するエリア・コードを記憶するステップと、 前記被呼側番号が再度ダイアルされた場合に、記憶した前記被呼側番号および
    記憶した前記対応するエリア・コードを電話ネットワークへ送信するステップと を備える方法。
  10. 【請求項１０】 請求項９記載の電話エリア・コードをダイアルする方法で
    あって、 合成ダイアル・トーンを前記発呼側へ供給するステップと、 前記電話ネットワークからのオーディオをミュートするステップと を更に備える方法。
  11. 【請求項１１】 請求項９記載の電話エリア・コードをダイアルする方法で
    あって、エリア・コード関連付要求を送る前記ステップは、更に、可聴トーンを
    前記発呼側に送信するステップを備える、方法。
  12. 【請求項１２】 請求項９記載の電話エリア・コードをダイアルする方法で
    あって、エリア・コード関連付要求を送る前記ステップは、更に、二バースト・
    ダイアル・トーンを前記発呼側へ送信するステップを備える、方法。
  13. 【請求項１３】 請求項９記載の電話エリア・コードをダイアルする方法で
    あって、更に、再入力された被呼側番号を、複数の記憶されている被呼側番号と
    比較するステップを備える、方法。
  14. 【請求項１４】 電話機であって、 ハンドセットと、 前記ハンドセットに結合された本体と、 前記ハンドセットおよび前記本体の少なくとも一方に結合されるキーパッドと
    、 前記キーパッドに結合されたプロセッサと、 発呼側が入力する電話番号を記憶するメモリであって、該電話番号が被呼側番
    号およびエリア・コードを含む、メモリと、 前記発呼側へエリア・コード・ダイアル要求を送る手段と、 前記発呼側からエリア・コード・ダイアル要求を受け取る手段と、 前記被呼側番号が再度ダイアルされたときに、記憶されている前記エリア・コ
    ードおよび前記被呼側番号を送信する手段と を備える電話機。
  15. 【請求項１５】 請求項１４記載の電話機であって、 前記発呼側へ合成ダイアル・トーンを供給する手段と、 電話ネットワークからのオーディオをミュートする手段と を更に備える電話機。
  16. 【請求項１６】 請求項１４記載の電話機であって、エリア・コード関連付
    要求を送る前記手段は、更に、前記発呼側へ可聴トーンを送信する手段を備える
    、電話機。
  17. 【請求項１７】 請求項１４記載の電話機であって、エリア・コード関連付
    要求を送る前記手段は、更に、前記発呼側へ合成音声を送信する手段を備える、
    電話機。
  18. 【請求項１８】 請求項１４記載の電話機であって、エリア・コード関連付
    要求を送る前記手段は、更に、前記発呼側へ二バースト・ダイアル・トーンを送
    信する手段を備える、電話機。
  19. 【請求項１９】 電話であって、 ハンドセットと、 前記ハンドセットに結合されたキーパッドと、 前記キーパッドに結合されたプロセッサと、 発呼側が入力した電話番号を記憶するメモリであって、該電話番号が被呼側番
    号およびエリア・コードを含む、メモリと、 前記発呼側へエリア・コード関連付要求を送る手段と、 前記発呼側からエリア・コード関連付要求を受け取る手段と、 前記被呼側番号が再度ダイアルされたときに、記憶した前記エリア・コードお
    よび前記被呼側番号を送信する手段と を備える電話。
  20. 【請求項２０】 請求項１９記載の電話であって、 前記発呼側へ合成ダイアル・トーンを供給する手段と、 電話ネットワークからのオーディオをミュートする手段と を更に備える電話。
  21. 【請求項２１】 請求項１９記載の電話であって、エリア・コード関連付要
    求を送る前記手段は、更に、前記発呼側へ可聴トーンを送信する手段を備える、
    電話。
  22. 【請求項２２】 請求項１９記載の電話であって、エリア・コード関連付要
    求を送る前記手段は、更に、前記発呼側へ二バースト・ダイアル・トーンを送信
    する手段を備える、電話。
  23. 【請求項２３】 請求項１９記載の電話であって、前記電話はコードレス電
    話である、電話。
  24. 【請求項２４】 請求項１９記載の電話であって、前記電話はワイヤレス電
    話である、電話。
  25. 【請求項２５】 請求項１９記載の電話であって、前記電話はセルラ電話で
    ある、電話。
  26. 【請求項２６】 請求項１９記載の電話であって、前記電話はデジタル電話
    である、電話。
  27. 【請求項２７】 エンド・オフィスにより実行される、電話呼出をスイッチ
    する方法であって、 発呼側が入力した電話番号を記憶するステップであって、該電話番号が被呼側
    番号およびエリア・コードを含む、ステップと、 前記発呼側へエリア・コード関連付要求を送るステップと、 前記発呼側からエリア・コード関連付確認を受け取るステップと、 前記被呼側番号が再ダイアルされたときに、電話ネットワークに対しての記憶
    した前記エリア・コードおよび被呼側番号に基づいて、前記発呼側に対して電話
    呼出をスイッチするステップと を備える方法。
  28. 【請求項２８】 請求項２７記載の電話呼出をスイッチする方法であって、 前記発呼側へ合成ダイアル・トーンを供給するステップと、 前記電話ネットワークからのオーディオをミュートするステップと 更に備える方法。
  29. 【請求項２９】 請求項２７記載の電話呼出をスイッチする方法であって、
    エリア・コード・ダイアル要求を送る前記ステップは、更に、前記発呼側へ可聴
    トーンを送信するステップを備える、方法。
  30. 【請求項３０】 請求項２７記載の電話呼出をスイッチする方法であって、
    エリア・コード関連付要求を送る前記ステップは、更に、前記発呼側へ二バース
    ト・ダイアル・トーンを送信するステップを備える、方法。
  31. 【請求項３１】 請求項２７記載の電話呼出をスイッチする方法であって、
    再入力された前記被呼側番号を、複数の記憶されている被呼側番号と比較するス
    テップを更に備える、方法。
  32. 【請求項３２】 電話エンド・オフィスであって、 プロセッサと、 発呼側が入力した電話番号を記憶するデータベースであって、該電話番号が被
    呼側番号およびエリア・コードを含む、データベースと、 前記発呼側へエリア・コード関連付要求を送る手段と、 前記発呼側からエリア・コード関連付確認を受け取る手段と、 電話ネットワークに対しての記憶した前記エリア・コードおよび被呼側番号に基
    づいて、前記発呼側に対して電話呼出をスイッチする手段と を備える電話エンド・オフィス。
  33. 【請求項３３】 少なくとも１つの電話および電話ジャックに結合されたエ
    リア・コード関連付デバイスであって、 プロセッサと、 発呼側が入力した電話番号を記憶するメモリであって、該電話番号が被呼側番
    号およびエリア・コードを含む、メモリと、 前記発呼側へエリア・コード関連付要求を送る手段と、 前記発呼側からエリア・コード関連付確認を受け取る手段と、 前記エリア・コードおよび被呼側番号を電話ネットワークへ送信する手段と を備えるエリア・コード関連付デバイス。
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