JP2002502078A - 2金属硬貨の識別器 - Google Patents
2金属硬貨の識別器Info
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- G07D5/08—Testing the magnetic or electric properties
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Abstract
(57)【要約】
硬貨識別器は、異なった金属および/または金属合金で作られた第1および第2の部分(13a, 13b) を含む硬貨(5) が、それに沿って通過するように構成された硬貨通路(3) ;前記硬貨通路に隣接して位置を定められたコイル手段(1a, 1b);前記コイル手段に時間的に変化する駆動信号を供給するための電気的手段(7) ;および前記コイル手段によって前記硬貨に誘導された渦電流を検出するための検出手段(9) 、を有する。コイル手段(1a, 1b)は前記硬貨(5) 中に渦電流ループ(27)を誘導するように配列され、その電流ループは、前記硬貨の予め定められた領域(25) 内で前記硬貨の前記第1および第2の部分(13a, 13b)の間の接合部(11)と交差する。
Description
【0001】 (技術分野) 本発明は、硬貨の識別器に関するもので、該識別器は、異なった金属および/
または金属合金から作られた第1および第2の部分を含む硬貨がそれに沿って通
過するように構成された硬貨通路と、前記硬貨通路に隣接して位置を定められた
コイル手段と、前記コイル手段に時間的に変わる駆動信号を供給するための電気
手段、および、前記コイル手段によって前記硬貨中に誘導される渦電流を検出す
るための検出手段を含む。さらに、本発明はこのような硬貨の第1および第2の
部分の間の接合部での導電率を測定する方法に関する。
または金属合金から作られた第1および第2の部分を含む硬貨がそれに沿って通
過するように構成された硬貨通路と、前記硬貨通路に隣接して位置を定められた
コイル手段と、前記コイル手段に時間的に変わる駆動信号を供給するための電気
手段、および、前記コイル手段によって前記硬貨中に誘導される渦電流を検出す
るための検出手段を含む。さらに、本発明はこのような硬貨の第1および第2の
部分の間の接合部での導電率を測定する方法に関する。
【0002】 (従来技術の記述) 硬貨を磁気パルスに曝し、そして硬貨に誘導される渦電流の減衰を検出するこ
とによって、硬貨の、例えば、抵抗あるいは導電率のような電気特性を測定する
ように構成された硬貨識別器は、この技術分野において一般に知られている。こ
のような硬貨識別器は、自動販売機やゲーム機などのための硬貨計数器、硬貨分
類機、硬貨鑑別器のような各種の硬貨処理機において使用される。以前から知ら
れている硬貨処理装置は例えば WO 97/07485および WO 87/07742に開示されてい
る。
とによって、硬貨の、例えば、抵抗あるいは導電率のような電気特性を測定する
ように構成された硬貨識別器は、この技術分野において一般に知られている。こ
のような硬貨識別器は、自動販売機やゲーム機などのための硬貨計数器、硬貨分
類機、硬貨鑑別器のような各種の硬貨処理機において使用される。以前から知ら
れている硬貨処理装置は例えば WO 97/07485および WO 87/07742に開示されてい
る。
【0003】 このような硬貨識別機の動作方法は例えば、GB-A-2 135 095に述べられており
、そこでは、硬貨試験装置は、送信コイル(transmitter coil)を含み、それは、
通過する硬貨中に誘導される磁気パルスを発生するように矩形波電圧パルスでパ
ルス駆動される。このように硬貨中に発生した渦電流は磁界を発生させ それは
受信コイルによってモニタされ、検出される。受信コイルは別のコイルであって
も良いし、あるいは、そのかわりに2つの動作モードを持つ送信コイルによって
構成されても良い。硬貨の導電率を表す値は、硬貨に誘導される渦電流の減衰の
速さがその関数であるので、その減衰をモニタすることによって、得られる。
、そこでは、硬貨試験装置は、送信コイル(transmitter coil)を含み、それは、
通過する硬貨中に誘導される磁気パルスを発生するように矩形波電圧パルスでパ
ルス駆動される。このように硬貨中に発生した渦電流は磁界を発生させ それは
受信コイルによってモニタされ、検出される。受信コイルは別のコイルであって
も良いし、あるいは、そのかわりに2つの動作モードを持つ送信コイルによって
構成されても良い。硬貨の導電率を表す値は、硬貨に誘導される渦電流の減衰の
速さがその関数であるので、その減衰をモニタすることによって、得られる。
【0004】 従来技術の硬貨識別機は硬貨の直径より小さな直径を有する小型のコイルをよ
く採用する。このコイルは硬貨の勝手な所に渦電流を誘導し、検出する(上記の
導電率の測定を実際に受ける硬貨の部分はコイルに対する硬貨の相対的な方向、
速度、角度などに依存して変わるであろう)。この解決方法は単一の金属あるい
は金属合金から作られた通常の均質な硬貨に対しては充分であろう。
く採用する。このコイルは硬貨の勝手な所に渦電流を誘導し、検出する(上記の
導電率の測定を実際に受ける硬貨の部分はコイルに対する硬貨の相対的な方向、
速度、角度などに依存して変わるであろう)。この解決方法は単一の金属あるい
は金属合金から作られた通常の均質な硬貨に対しては充分であろう。
【0005】 しかしながら、近年は、2金属硬貨( bimetallic coin)が各国の市場で発行さ
れてきている。2金属硬貨の良く知られた例はフランスの10フランである。さ
らに、近い将来には欧州共同体で発行されるユーロ硬貨の幾つかは2金属タイプ
で計画されている。 2金属硬貨は以下のように作られる。外側のリングおよび中央のディスクは、
2金属硬貨を作る2つの金属あるいは金属合金のシート(未加工硬貨( blank)と
しても知られているもの)から打ち抜かれる。それからディスクはリングに嵌め
込まれ、そして、硬貨が鋳造(mint)される。鋳造することは2つの硬化ダイスの
間で硬貨をプレスすることからなる。ダイスは硬貨上に表と裏のパターンを刻印
し、そしてまたディスクとリングを強制的に押しつけて一体にする。ディスクと
リングの間の継ぎ目は接合部(bond)と呼ばれる。
れてきている。2金属硬貨の良く知られた例はフランスの10フランである。さ
らに、近い将来には欧州共同体で発行されるユーロ硬貨の幾つかは2金属タイプ
で計画されている。 2金属硬貨は以下のように作られる。外側のリングおよび中央のディスクは、
2金属硬貨を作る2つの金属あるいは金属合金のシート(未加工硬貨( blank)と
しても知られているもの)から打ち抜かれる。それからディスクはリングに嵌め
込まれ、そして、硬貨が鋳造(mint)される。鋳造することは2つの硬化ダイスの
間で硬貨をプレスすることからなる。ダイスは硬貨上に表と裏のパターンを刻印
し、そしてまたディスクとリングを強制的に押しつけて一体にする。ディスクと
リングの間の継ぎ目は接合部(bond)と呼ばれる。
【0006】 ディスクとリングは綺麗で酸化されていないならば、金属間の接合部は零に近
い電気抵抗を持つであろう。理想的には、金属あるいは合金の抵抗は接合部を横
切る抵抗よりももっと大きい。しかしながら、もし、リングあるいはディスクが
鋳造する前に酸化層に覆われるなら、接合部の抵抗は金属や合金の抵抗より大き
くなるであろう。従って、打ち抜きと鋳造との間で未加工硬貨の処理および保管
条件を管理することによって、完成した2金属硬貨における接合部抵抗(あるい
はその代わりに、基本的には抵抗の逆数である導電率)を管理することが可能で
ある。
い電気抵抗を持つであろう。理想的には、金属あるいは合金の抵抗は接合部を横
切る抵抗よりももっと大きい。しかしながら、もし、リングあるいはディスクが
鋳造する前に酸化層に覆われるなら、接合部の抵抗は金属や合金の抵抗より大き
くなるであろう。従って、打ち抜きと鋳造との間で未加工硬貨の処理および保管
条件を管理することによって、完成した2金属硬貨における接合部抵抗(あるい
はその代わりに、基本的には抵抗の逆数である導電率)を管理することが可能で
ある。
【0007】 このようにして接合部の抵抗を管理することは特に詐欺防止手段として望まれ
るであろう。製造時に、低すぎるあるいは高すぎる抵抗を持つ硬貨は発行されな
いであろう。このような管理された製造を実用化するためには、大量の硬貨の接
合部の抵抗を繰り返して測定する方法が要求されるであろう。 上述の従来技術の硬貨識別器は、得られた測定結果が硬貨上の実際の測定箇所
に依存して大幅に変化するので、接合部の抵抗あるいは導電率を充分正確に決定
することはできないであろう。換言すれば、もし、与えられた硬貨に対する導電
率がたまたまリングの中に位置する点で測定されたとすると、測定結果は、測定
がディスクの中で行われた場合に得られる結果とは異なるであろう。さらに、も
し、測定箇所がリングとディスクの間の接合部の部分を包含するとしたら、また
別の測定結果が得られるであろう。従来技術による硬貨識別器はクレーム1の導
入部分に引用されている。 (発明の概要) 本発明の目的はそれ故、異なった金属あるいは金属合金から作られた第1およ
び第2の部分を含む硬貨、例えば2金属硬貨における接合部の導電率あるいは抵
抗を繰り返しかつ正確に決定することができるようにすることである。
るであろう。製造時に、低すぎるあるいは高すぎる抵抗を持つ硬貨は発行されな
いであろう。このような管理された製造を実用化するためには、大量の硬貨の接
合部の抵抗を繰り返して測定する方法が要求されるであろう。 上述の従来技術の硬貨識別器は、得られた測定結果が硬貨上の実際の測定箇所
に依存して大幅に変化するので、接合部の抵抗あるいは導電率を充分正確に決定
することはできないであろう。換言すれば、もし、与えられた硬貨に対する導電
率がたまたまリングの中に位置する点で測定されたとすると、測定結果は、測定
がディスクの中で行われた場合に得られる結果とは異なるであろう。さらに、も
し、測定箇所がリングとディスクの間の接合部の部分を包含するとしたら、また
別の測定結果が得られるであろう。従来技術による硬貨識別器はクレーム1の導
入部分に引用されている。 (発明の概要) 本発明の目的はそれ故、異なった金属あるいは金属合金から作られた第1およ
び第2の部分を含む硬貨、例えば2金属硬貨における接合部の導電率あるいは抵
抗を繰り返しかつ正確に決定することができるようにすることである。
【0008】 この目的は、硬貨がそれに沿って通過するように構成された硬貨通路と、硬貨
通路に隣接して位置を定められたコイル手段と、そのコイル手段に時間的に変わ
る駆動信号を供給するための電気手段と、そして、そのコイル手段よって硬貨中
に誘導された渦電流を検出するための検出手段とを含む硬貨識別器に対して、渦
電流ループが、硬貨の予め定められた領域内で、硬貨の第1およ第2の部分の間
の接合部と交差するように、硬貨に誘導されるようにコイル手段を構成すること
によって、達成される。
通路に隣接して位置を定められたコイル手段と、そのコイル手段に時間的に変わ
る駆動信号を供給するための電気手段と、そして、そのコイル手段よって硬貨中
に誘導された渦電流を検出するための検出手段とを含む硬貨識別器に対して、渦
電流ループが、硬貨の予め定められた領域内で、硬貨の第1およ第2の部分の間
の接合部と交差するように、硬貨に誘導されるようにコイル手段を構成すること
によって、達成される。
【0009】 さらに、上記の目的は、硬貨の第1および第2の部分の間の接合部での導電率
を測定する方法によって達成され、ここに、硬貨は、硬貨の外部のコイル手段に
よる磁界を受け、そして、硬貨に誘導される渦電流が硬貨の外部の検出手段によ
って検出され、磁界が、渦電流のループが硬貨の予め定められた領域内で接合部
と交差するように発生される。
を測定する方法によって達成され、ここに、硬貨は、硬貨の外部のコイル手段に
よる磁界を受け、そして、硬貨に誘導される渦電流が硬貨の外部の検出手段によ
って検出され、磁界が、渦電流のループが硬貨の予め定められた領域内で接合部
と交差するように発生される。
【0010】 上述の解決方法は、添付の独立特許クレームによって規定される。本発明の好
適な実施例は従属クレームの主題である。 (詳細な記述) 図1に示すように、硬貨識別器は2つのコイル部分1aおよび1bの形のコイ
ル手段からなり、これはそれに電圧パルスを供給するための電気装置7に接続さ
れる。さらに、硬貨識別器は、電気手段7から供給される電圧パルスに応答して
コイル手段によって発生した磁気パルスによって硬貨中に誘導された渦電流を検
出するための検出手段9を含む。コイル手段1a,1bは、1mm厚のセラミック
板3に沿って矢印によって示された方向に硬貨識別器を通過して動かされる2金
属硬貨5を、硬貨5中に渦電流を生じさせる磁気パルスに曝すための送信コイル
として作用し、さらに、そのコイル手段は、硬貨5中の渦電流によって発生され
る磁界の変化を検出し、それらを、対応する電圧信号に変換するための受信コイ
ルとして作用する。
適な実施例は従属クレームの主題である。 (詳細な記述) 図1に示すように、硬貨識別器は2つのコイル部分1aおよび1bの形のコイ
ル手段からなり、これはそれに電圧パルスを供給するための電気装置7に接続さ
れる。さらに、硬貨識別器は、電気手段7から供給される電圧パルスに応答して
コイル手段によって発生した磁気パルスによって硬貨中に誘導された渦電流を検
出するための検出手段9を含む。コイル手段1a,1bは、1mm厚のセラミック
板3に沿って矢印によって示された方向に硬貨識別器を通過して動かされる2金
属硬貨5を、硬貨5中に渦電流を生じさせる磁気パルスに曝すための送信コイル
として作用し、さらに、そのコイル手段は、硬貨5中の渦電流によって発生され
る磁界の変化を検出し、それらを、対応する電圧信号に変換するための受信コイ
ルとして作用する。
【0011】 図3に示すように、硬貨5は第1の金属あるいは合金のリング13aと第2の
金属あるいは合金のディスク13bを含む。ディスク13bとリング13aとの
間の接合部は11で示されている。検出装置9はこれらの渦電流の減衰を測定し
、そしてそれに応じて接合部の導電率あるいは抵抗の値を生じさせるように構成
される。以下に述べるように、硬貨識別器は、硬貨5の中心が硬貨識別器の中央
面21と位置が合ったとき導電率の測定を実行するように構成される。
金属あるいは合金のディスク13bを含む。ディスク13bとリング13aとの
間の接合部は11で示されている。検出装置9はこれらの渦電流の減衰を測定し
、そしてそれに応じて接合部の導電率あるいは抵抗の値を生じさせるように構成
される。以下に述べるように、硬貨識別器は、硬貨5の中心が硬貨識別器の中央
面21と位置が合ったとき導電率の測定を実行するように構成される。
【0012】 図2に見られるように、コイル手段1a,1bは、第1および第2コイルフレ
ーム17a,17bを含み、これらは、それぞれ第1および第2巻線15a,1
5bを備えている。コイルフレーム17a,17bは本質的に半円断面形状を有
し、そして、コイル中央面21の両側に対称に配列されている。コイルフレーム
17aおよび17bの間の距離は約5から10mmであり、そして、各半円部分の
半径は約10から20mmである。各コイルフレーム17a,17b上に等しいタ
ーン数で電気導体がコイルに巻かれている。例えば、内径0.2mmで外径約0.
25mmのポリウレタン被覆銅線が、コイルフレーム17a,17b上の巻線15
a,15bを形成する電気導体として使用され得る。下記に述べる理由のために
、各巻線は10から100ターンを含み、そして、さらに、1つの巻線15aは
時計方向に巻かれるのに対し、もう一方の巻線15bは反時計方向に巻かれるの
が望ましい。
ーム17a,17bを含み、これらは、それぞれ第1および第2巻線15a,1
5bを備えている。コイルフレーム17a,17bは本質的に半円断面形状を有
し、そして、コイル中央面21の両側に対称に配列されている。コイルフレーム
17aおよび17bの間の距離は約5から10mmであり、そして、各半円部分の
半径は約10から20mmである。各コイルフレーム17a,17b上に等しいタ
ーン数で電気導体がコイルに巻かれている。例えば、内径0.2mmで外径約0.
25mmのポリウレタン被覆銅線が、コイルフレーム17a,17b上の巻線15
a,15bを形成する電気導体として使用され得る。下記に述べる理由のために
、各巻線は10から100ターンを含み、そして、さらに、1つの巻線15aは
時計方向に巻かれるのに対し、もう一方の巻線15bは反時計方向に巻かれるの
が望ましい。
【0013】 コイルの2つの2分の1部分1a,1bの隣接部分19a,19bは、本質的
に互いに平行になっており、コイル平面21に関して対称に配列されている巻線
を含む。さらに、巻線15a,15bは1つの単一の連続導体によって形成され
るので、電気手段7からの電圧パルスによって駆動されるとき、巻線15a,1
5b全体を通って共通の電流が流れるであろう。それに応じて、パルス磁界が巻
線15a,15bのまわりに発生するであろう。コイルの中央領域において、即
ち、隣接部分19a,19bおよび中央平面21の回りでは、電流が両巻線15
a,15bを同じ方向に流れ、それ故、磁界の発生に協同して作用することにな
ろう。
に互いに平行になっており、コイル平面21に関して対称に配列されている巻線
を含む。さらに、巻線15a,15bは1つの単一の連続導体によって形成され
るので、電気手段7からの電圧パルスによって駆動されるとき、巻線15a,1
5b全体を通って共通の電流が流れるであろう。それに応じて、パルス磁界が巻
線15a,15bのまわりに発生するであろう。コイルの中央領域において、即
ち、隣接部分19a,19bおよび中央平面21の回りでは、電流が両巻線15
a,15bを同じ方向に流れ、それ故、磁界の発生に協同して作用することにな
ろう。
【0014】 接合部の導電率は、硬貨が図1に示すようにコイルの中間にあるとき、即ち、
硬貨5の直径部23(図3参照)がコイル1a,1bの中央面21に位置が合っ
たとき、測定される。電気手段7によってコイル1a,1bに供給される電圧パ
ルスの継続期間は実際の応用に応じて選ぶことができるが、しかしながら、10
から100ミリセカンドの継続期間が大抵の状態に対して適当であるように思わ
れる。
硬貨5の直径部23(図3参照)がコイル1a,1bの中央面21に位置が合っ
たとき、測定される。電気手段7によってコイル1a,1bに供給される電圧パ
ルスの継続期間は実際の応用に応じて選ぶことができるが、しかしながら、10
から100ミリセカンドの継続期間が大抵の状態に対して適当であるように思わ
れる。
【0015】 上記構成のおかげで、渦電流ループ27は、図3に概略的に図示されているよ
うに、2つの巻線15a,15bの巻線パターン(即ち、対称な2つの半円形形
状)に近似的に相当する通路に沿って、硬貨5に発生する。硬貨に発生する渦電
流ループの正確な形状は複雑な問題で、数学的に模擬することは難しい。しかし
ながら、試験により、渦電流ループが以下に述べられるものに近い流れを有する
ことがこれまでに示されている。
うに、2つの巻線15a,15bの巻線パターン(即ち、対称な2つの半円形形
状)に近似的に相当する通路に沿って、硬貨5に発生する。硬貨に発生する渦電
流ループの正確な形状は複雑な問題で、数学的に模擬することは難しい。しかし
ながら、試験により、渦電流ループが以下に述べられるものに近い流れを有する
ことがこれまでに示されている。
【0016】 図1および2に示されているコイルは、コイル1a,1bの直径より小さい直
径を持つ硬貨に対して使用されることが意図されている。結果として、コイル5
に発生した渦電流ループ27は図3に示された形状を有するであろう。硬貨5の
中央領域25で、即ち、硬貨の直径部23のすぐ近くの領域において、渦電流ル
ープ27(即ち実際は2つの渦電流ループ27)は、硬貨の一方側での点から硬
貨の反対側での点へ、直径部23に平行に走るであろう。渦電流ループ27が硬
貨5の円周に到達するとき、渦電流は硬貨表面を強制的にぐるっと回って流され
、そして、結局は硬貨の最初側に戻ってくる。結果として、渦電流ループ27は
硬貨5のリング13aとディスク13bとの間の接合部11を、硬貨の一方側か
ら反対側への過程で、即ち、硬貨5の直径部23に沿って、2回交差するであろ
う。従って、硬貨5がコイル1a,1bと位置が合ったとき測定が行われるので
、渦電流ループ27の検出は、この点については出来ない従来技術のやり方とは
異なり、接合部11を必ず含むようにして行われれる。
径を持つ硬貨に対して使用されることが意図されている。結果として、コイル5
に発生した渦電流ループ27は図3に示された形状を有するであろう。硬貨5の
中央領域25で、即ち、硬貨の直径部23のすぐ近くの領域において、渦電流ル
ープ27(即ち実際は2つの渦電流ループ27)は、硬貨の一方側での点から硬
貨の反対側での点へ、直径部23に平行に走るであろう。渦電流ループ27が硬
貨5の円周に到達するとき、渦電流は硬貨表面を強制的にぐるっと回って流され
、そして、結局は硬貨の最初側に戻ってくる。結果として、渦電流ループ27は
硬貨5のリング13aとディスク13bとの間の接合部11を、硬貨の一方側か
ら反対側への過程で、即ち、硬貨5の直径部23に沿って、2回交差するであろ
う。従って、硬貨5がコイル1a,1bと位置が合ったとき測定が行われるので
、渦電流ループ27の検出は、この点については出来ない従来技術のやり方とは
異なり、接合部11を必ず含むようにして行われれる。
【0017】 本発明に従った硬貨識別器の使用によって、硬貨識別器は硬貨の製造中にこの
ような、接合部が予め定められた限界外の抵抗あるいは導電率を持つと見なされ
る硬貨を選別するために使用しても良いので、偽造の危険を減らすことが出来る
。好ましくは、硬貨識別器は、流通している型の硬貨に対する接合部の導電率あ
るいは抵抗の予め定められた最大および最小値を格納するための、図には開示さ
れていない記憶手段に接続されるのが効果的である。硬貨の導電率あるいは抵抗
を測定した後、検出装置9の出力は、接合部の導電率あるいは抵抗が受け入れ可
能な範囲内に入って、硬貨が発行されることが許容されるか、あるいは、受入れ
可能な範囲内に入らないで、この場合硬貨は発行されるのが阻止されるかどうか
を決定するように、予め定められた限界値と比較される。
ような、接合部が予め定められた限界外の抵抗あるいは導電率を持つと見なされ
る硬貨を選別するために使用しても良いので、偽造の危険を減らすことが出来る
。好ましくは、硬貨識別器は、流通している型の硬貨に対する接合部の導電率あ
るいは抵抗の予め定められた最大および最小値を格納するための、図には開示さ
れていない記憶手段に接続されるのが効果的である。硬貨の導電率あるいは抵抗
を測定した後、検出装置9の出力は、接合部の導電率あるいは抵抗が受け入れ可
能な範囲内に入って、硬貨が発行されることが許容されるか、あるいは、受入れ
可能な範囲内に入らないで、この場合硬貨は発行されるのが阻止されるかどうか
を決定するように、予め定められた限界値と比較される。
【0018】 別の実施例に従って、上述の硬貨識別器は既に市場に存在する2金属硬貨の信
憑性を、その接合部の導電率あるいは抵抗を決定し、そして、検出値を予め定め
られた限界値と比較することによって決めるために、使用されても良い。 以上、本発明を若干の実施例を参照して述べた。しかしながら、上述の実施例
以外の実施例が、添付の独立特許クレームによって規定されたような本発明の範
囲内で可能である。例えば、コイル手段は、正弦波あるいは方形波のような、電
圧パルス以外の電気信号によって駆動されても良い。硬貨の中に所望の渦電流を
発生させるために、すでに当業者によって実現されているような、事実上、任意
の種類の時間的に変化する電気駆動信号を使用しても良い。
憑性を、その接合部の導電率あるいは抵抗を決定し、そして、検出値を予め定め
られた限界値と比較することによって決めるために、使用されても良い。 以上、本発明を若干の実施例を参照して述べた。しかしながら、上述の実施例
以外の実施例が、添付の独立特許クレームによって規定されたような本発明の範
囲内で可能である。例えば、コイル手段は、正弦波あるいは方形波のような、電
圧パルス以外の電気信号によって駆動されても良い。硬貨の中に所望の渦電流を
発生させるために、すでに当業者によって実現されているような、事実上、任意
の種類の時間的に変化する電気駆動信号を使用しても良い。
【0019】 さらに、コイル手段は2つより多くのコイルフレームおよび巻線を含んでも良
い。例えば、コイル手段は、望ましくは任意のコイル中央面について対照的に配
列された4つのフレームおよび巻線によって形成されても良い。
い。例えば、コイル手段は、望ましくは任意のコイル中央面について対照的に配
列された4つのフレームおよび巻線によって形成されても良い。
【図1】 本発明の好適な実施例による硬貨識別器の概略断面図である。
【図2】 図1の構成の概略正面図である。
【図3】 2金属硬貨および、図1および2の硬貨識別器によって硬貨に発生する渦電流
の図解概略図である。
の図解概略図である。
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Claims (11)
- 【請求項1】 異なった金属および/または金属合金から作られた第1およ
び第2の部分(13a, 13b)を含む硬貨がそれに沿って通過するように構成された硬
貨通路(3) と、前記硬貨通路に隣接して位置を定められたコイル手段(1a, 1b)と
、前記コイル手段に時間的に変わる駆動信号を供給するための電気手段(7) 、お
よび、前記コイル手段によって前記硬貨中に誘導される渦電流を検出するための
検出手段(9) とを含む硬貨識別器において、 前記コイル手段(1a,1b) は前記硬貨(5) 中に渦電流ループ(27)を誘導するよう
に構成され、そのループは前記硬貨の予め定められた領域(25)内で前記硬貨の前
記第 1および第 2の部分(13a,13b) の間の接合部(11)と交差することを特徴とす
る硬貨識別器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の硬貨識別器であって、ここに、前記硬貨(5
) の前記予め定められた領域(25)が前記硬貨の直径部(23)のすぐ近くである硬貨
識別器。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の硬貨識別器であって、ここに、前
記コイル手段(1a, 1b)はそれぞれ第1および第2の巻線(15a, 15b)を備えた第1
および第2のコイルフレーム(17a, 17b)を具備し、前記巻線が、前記第1の巻線
における電流の流れが前記巻線の隣接部分(19a, 19b)において前記第2の巻線に
おける電流の流れと平行であり、そしてそれと同じ方向を有するようにして、相
互接続され、そして前記電気的手段(7) に接続された硬貨識別器。 - 【請求項4】 請求項3に記載の硬貨識別器であって、ここに、前記第1お
よび第2のコイルフレーム(17a, 17b)が本質的に半円形の断面形状を有する硬貨
識別器。 - 【請求項5】 請求項2から4のいずれか一項に記載の硬貨識別器であって
、ここに、前記第1および第2のコイルフレーム(17a, 17b)が前記コイル手段(1
a, 1b)の中央面(21)に関して対称に配列され、前記巻線(15a, 15b)の前記隣接部
分(19a, 19b)が本質的にこの中央面に平行である硬貨識別器。 - 【請求項6】 請求項2から5のいずれか一項に記載の硬貨識別器であって
、ここに、前記第1および第2の巻線(15a, 15b)が等しいターン数の電気導体か
らなり、前記ターン数が望ましくは10と100の間の値である硬貨識別器。 - 【請求項7】 請求項6に記載の硬貨識別器であって、ここに、前記第1の
コイルフレーム(17a) 上の前記巻線(15a) が時計方向に巻かれており、そして、
前記第2のコイルフレーム(17b) 上の前記巻線(15b) が反時計方向に巻かれてい
る硬貨識別器。 - 【請求項8】 少なくとも2つの異なった金属あるいは金属合金からなる硬
貨(5) の第1および第2の部分(13a, 13b)の間の接合部(11)での導電率を測定す
る方法であって、ここに、前記硬貨が前記硬貨の外部のコイル手段(1a, 1b)によ
って磁界を受け、そしてここに、前記硬貨に誘導された渦電流が前記硬貨の外部
の検出手段(9) によって検出される方法において、 前記磁界が、渦電流のループ(27)が前記硬貨(5) の予め定められた領域(25)に
おいて前記接合部(11)と交差するように、発生されることを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の方法であって、ここに、前記渦電流のルー
プ(27)が前記硬貨(5) の直径部(23)のすぐ近くで前記接合部(11)と交差する方法
。 - 【請求項10】 請求項8または9に記載の方法であって、前記検出手段(9
) の出力を予め定められた範囲の導電率の値と比較し、そして、前記の比較の結
果に基づいて、前記硬貨が本物か贋物かを決定するさらなるステップを有するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項11】 請求項8または9に記載の方法であって、前記検出手段(9
) の出力を予め定められた範囲の導電率の値と比較し、そして、前記の比較の結
果に基づいて、前記硬貨の前記導電率が予め設定した要求を満たすか否かを決定
するさらなるステップを有することを特徴とする方法。
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