JP2002500251A - 制御されたラジカル重合によるジチオカーバメートからのブロックポリマーの合成方法 - Google Patents
制御されたラジカル重合によるジチオカーバメートからのブロックポリマーの合成方法Info
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Abstract
Description
ものである。
、下記の幾つかの欠点を有する: − それは、ある種類の非極性モノマー(特に、スチレン及びブタジエン)の重
合のみを与え、 − それは、特に純粋な反応混合物及びしばしば寄生反応を最少にするように
室温より低い温度を必要とする。
で実施できる利点を有する。この重合の間、マクロラジカル(これらは、非常に 短い寿命を有する)は、カップリング又は相互変換(dismutation)により不可逆的
に再結合する。この重合が、幾つかのコモノマーの存在下で行われる場合には、
その混合物の組成の変化は、マクロラジカルの寿命と比較して非常に小さく、そ
れで、それらの鎖は、モノマーユニットのランダムな配列を有し、ブロック型の
配列を有しない。
存在しなかった。
該重合技術においては、ポリマー鎖の末端は、ホモリテック結合(例えば、C− O又はC−ハロゲン)の切断により、ラジカルの形態で再活性化され得る。
大きい場合には、更に一層明確である。これが常には正しくなく、条件1及び2
が認められない場合があるが、それにもかかわらず、ブロックコポリマーを製造
することは常に可能である。
一般的に引用されたものは、混合物に、成長中のマクロラジカルと可逆的に結合
する対ラジカル(例えば、ニトロキシルラジカル)を導入することにある(Georges
等,Macromolecules,26,2987,(1993))。この技術は、C−O結合を不安定にする ための高温により特徴付けられる。
した遷移金属の塩及び一般に有機ハリドよりなる開始剤を利用し;重合の制御は
、C−ハロゲン結合の可逆的活性化により可能となる(K.Matyjaszewski,PCT WO96/304121)。この重合を用いる場合の一つの欠点は、それが、 鎖前駆体当たり化学量論的量の金属を必要とすることである。
123-140,(1982)、Otsu等,Polymer Bull.,7,45,(1984)、同書,11,135,(1984)、Ot
su等,J.Macromol.Sci.Chem.,A21,961,(1984)及びOtsu等,Macromolecules,19,208
7,(1989))は、ある有機硫化物特にジチオカーバメートが、UV照射下で制御さ れた様式で、下記の原理に従って、鎖を成長させるということを示した:
存しており、他方で、ジチオカルバミルラジカルに依存している。この反応の制
御された特徴は、UV照射下でのC−S結合の可逆性によるものである。従って
、ブロックコポリマーを得ることは可能である。他方、上記の反応1の増殖する
種と「不動の(dormant)」種の交換速度は、増殖速度と比較して非常に大きくは なく、これは、比較的広い分子量分布を生じるという結果を有する。従って、多
分散性インデックス(PI=Mw/Mn)は、2〜5である(Otsu等,25,7/8,643-650
,(1989))。
自身、慣用のラジカル重合(熱モデル)における及び開始剤の存在下におけるトラ
ンスファー剤として周知であるが、今まで、誰も、この重合を制御できていない
し、ブロックコポリマーを製造できてさえいない。
ll.of the Tokyo Inst.of Techn.,No.78,1966)。
の範囲で吸光する)及び拡散現象の両方によりUVフォトンの重合媒質中への透 過が限られているので、実施するのが非常に困難であり、特に工業的見地からは
困難である。
及び重合制御の喪失を伴い得るということが示されている(Turner等、Macromole
cules,23,1856-1859(1990))。
ムは、UV源の非存在下でジチオカーバメート化合物を用いては、示すことがで
きていない。
ーの製造方法を記載している。この文献によれば、かかる方法は、下記の一般式
のジチオカーバメートから選択する鎖トランスファー剤と呼ばれる化合物の助け
によっては実行することができない:
造の問題である場合に、慣用のラジカル重合を超える利点を有している。かかる
ポリマーは、特定の応用(例えば、コーティング及び接着剤)のために望ましい。
企図する場合において、平均重合度が閾値(例えば、20又は30)より小さい場
合には、多くて1つの官能性部位を有する鎖の画分は大きくなる。制御されたラ
ジカル重合は、応用に関する性能を低下させる0又は1つの官能性部位を有する
オリゴマーの形成を減じ又は阻止することさえも可能にする。
ための新規な制御されたラジカル重合方法を提供することである。
クポリマーの合成のための新規な制御されたラジカル重合方法を提供することで
ある。
御されたラジカル重合方法を提供することである。
成のための制御されたラジカル重合方法を提供することである。
を提供することである(該ポリマーは、鎖端が官能化されている)。
提供することである(該コポリマーは、低い多分散性インデックスを有する)。
の制御されたラジカル重合方法を提供することである。
クポリマーの製造方法に関係する:
ル(−COOH)、アシルオキシ(−O2CR)、カルバミル(−CONR2)、シアノ
(−CN)、アルキルカルボニル、アルキルアリールカルボニル、アリールカルボ
ニル、アリールアルキルカルボニル、フタルイミド、マレイミド、スクシンイミ
ド、アミジノ、グアニジノ、ヒドロキシル(−OH)、アミノ(−NR2)、ハロゲ ン、アリル、エポキシ、アルコキシ(−OR)、S−アルキル、S−アリール、オ
ルガノシリル、親水性又はイオン性の特性を有する基、例えば、カルボン酸のア
ルカリ金属塩、スルホン酸のアルカリ金属塩、ポリアルキレンオキシド鎖(PE O、PPO)、カチオン性置換基(第4アンモニウム塩)、 Rは、アルキル基又はアリール基をあらわす)、 − Zは、窒素原子を含む適宜置換された環であり、該Zは該窒素原子により式
(IA)のC(=S)−S−基に結合され、該環の他の原子は、この窒素原子の電子
密度に関して非局在化又は電子求引性効果を誘導し、 − R2及びR3は、同じであるか又は異なって、下記を表し: ・適宜置換されたアルキル、アシル、アリール、アルケン又はアルキン基( i)、又は ・適宜置換された又は芳香族の、飽和の又は不飽和の炭素環(ii)、又は ・適宜置換された、飽和の又は不飽和のヘテロ環(iii)、 (ここに、これらの基及び環(i)、(ii)及び(iii)は下記の基で置換されて いてよい: ・置換されたフェニル基又は置換された芳香族基、 ・次の基:アルコキシカルボニル又はアリールオキシカルボニル(−COOR)、
カルボキシル(−COOH)、アシルオキシ(−O2CR)、カルバミル(−CONR 2 )、シアノ(−CN)、アルキルカルボニル、アルキルアリールカルボニル、アリ
ールカルボニル、アリールアルキルカルボニル、フタルイミド、マレイミド、ス
クシンイミド、アミジノ、グアニジノ、ヒドロキシル(−OH)、アミノ(−NR2 )、ハロゲン、アリル、エポキシ、アルコキシ(−OR)、S−アルキル、S−ア リール、 ・親水性又はイオン性の特性を有する基、例えば、カルボン酸のアルカリ金属塩
、スルホン酸のアルカリ金属塩、ポリアルキレンオキシド鎖(PEO、PPO)、
カチオン性置換基(第4アンモニウム塩)、 Rは、アルキル基又はアリール基をあらわす)、 そして、少なくともR2又はR3に関しては、これらの基及び環(i)、(ii)及び
(iii)は、R2及びR3が結合している窒素原子の電子密度に関して非局在化又
は電子吸引性効果を誘導し、 − V、V’、W及びW’は、同じであるか又は異なって、H、アルキル基又は
ハロゲンを表し、 − X、X’、Y及びY’は、同じであるか又は異なって、H、ハロゲン又は、
R’、OR’、OCOR’、NHCOH、OH、NH2、NHR’、N(R’)2、
(R’)2N+O-、NHCOR’、CO2H、CO2R’、CN、CONH2、CON
HR’又はCONR’2より選択する基を表し(ここに、R’は、アルキル、アリ
ール、アルアルキル、アルカリル、アルケン又はオルガノシリル基より選択し、
これらは、適宜フッ素化され、又、適宜、一つ以上のカルボキシル、エポキシ、
ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、ハロゲン又はスルホン基で置換されている) 、 − a及びbは、同じであるか又は異なって、0又は1に等しく、 − m及びnは、同じであるか又は異なって、1以上であり、何れかが1より大
きい場合には、個々の反復ユニットは同じであるか又は異なり、 この方法においては、下記のものを相互に接触させる: − 下記式のエチレン性の不飽和モノマー: CYY’(=CW−CW’)a=CH2、 − 下記の一般式(IIA)又は(IIB)の前駆体化合物:
b及びnは、上記と同じ値を意味する)、 − ラジカル重合開始剤}。
般式(IIA)又は(IIB)の前駆体を互いに接触させることにある。
から選択することができる。例えば、これらは、下記の開始剤の一つであってよ
い: − 過酸化水素例えば:t−ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオ
キシド、t−ブチルペルオキシアセテート、t−ブチルペルオキシベンゾエート
、t−ブチルペルオキシオクトエート、t−ブチルペルオキシネオデカノエート
、t−ブチルペルオキシイソブチレート、ラウロイルペルオキシド、t−アミル
ペルオキシピバレート、t−ブチルペルオキシピバレート、ジクミルペルオキシ
ド、ベンゾイルペルオキシド、過硫酸カリウム及び過硫酸アンモニウム; − アゾ化合物例えば:2−2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’
−アゾビス(2−ブタンニトリル)、4,4’−アゾビス(4−ペンタン酸)、1,
1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、2−(t−ブチルアゾ)−2−
シアノプロパン、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(1,1)−ビス(ヒドロ
キシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド、2,2’−アゾビス( 2−メチル−N−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド、2,2’−アゾビス(N
,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジクロリド、2,2’−アゾビス(2−
アミジノプロパン)ジクロリド、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソ
ブチルアミド)、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキ
シメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド)、2,2’−アゾビス(2
−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチル]プロピオンアミド)、 2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミ ド]及び2,2’−アゾビス(イソブチルアミド)二水和物; − 下記のような組合せを含む酸化還元システム: ・ 過酸化水素又はアルキルペルオキシド、過酸エステル、過炭酸エステル等
の及び鉄の塩、第一チタン塩、亜鉛ホルムアルデヒドスルホキシラート又はナト
リウムホルムアルデヒドスルホキシラート及び還元糖の混合物; ・ アルカリ金属又は過硫酸アンモニウム、過ホウ酸塩又は過塩素酸塩(アル カリ金属重亜硫酸塩例えばメタ重亜硫酸ナトリウムとの組合せ)及び還元糖; ・ アルカリ金属過硫酸塩(アリールホスフィン酸例えばベンゼンホスホン酸 及び他の留ジの酸との組合せ)及び還元糖。
モル%)となるように決定する。
ロロプレン、(メタ)アクリル酸エステル、ビニルエステル及びビニルニトリルよ
り選択したモノマーは、この発明により一層特異的に用いられる。
おいて及び上記のモノマーの式においてa及びb=1である場合に対応する。
れた又はフッ素化されたC1〜C12好ましくはC1〜C8アルコールとのエステル を意味すると理解されるべきである。この型の化合物の内で、次のものを挙げる
ことができる:メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、t−ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、n−ブチルメタクリレート及びイソブチルメタクリレート。
特にアクリロニトリル及びメタクリロニトリルを含む。
り完全に又は部分的に置換され得ることは注意すべきである。
ことのできる他のエチレン性不飽和モノマーは、特に、下記の通りである: − カルボン酸のビニルエステル例えばビニルアセテート、ビニルバーステー
ト(Versatate(登録商標))及びビニルプロピオネート; − ビニルハリド; − エチレン性不飽和モノカルボン酸及びジカルボン酸例えばアクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマル酸並びにこれらの言及した種類
のジカルボン酸のアルカノール(好ましくは、1〜4炭素原子を有するもの及び それらのN置換誘導体)とのモノアルキルエステル; − 不飽和カルボン酸のアミド例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド又はメタクリルアミド、及びN−アルキルアクリル
アミド; − スルホン酸基又はそのアンモニウム若しくはアルカリ金属塩を含むエチレ
ン性モノマー例えばビニルスルホン酸、ビニルベンゼンスルホン酸、α−アクリ
ルアミドメチルプロパンスルホン酸及び2−スルホエチレンメタクリレート; − ビニルアミンのアミド特にビニルホルムアミド又はビニルアセトアミド;
並びに − 第二、第三若しくは第四アミノ基又は窒素を含む複素環式基を含む不飽和
エチレン性モノマー例えばビニルピリジン、ビニルイミダゾール、アミノアルキ
ル(メタ)アクリレート及びアミノアルキル(メタ)アクリルアミド例えばジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジ−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート及びジメチルアミノ(メタ)アクリルアミド。同様に、両性イオン性モノマー
例えばスルホプロピル(ジメチル)アミノプロピルアクリレートを用いることは可
能である。
ルムアミド又はビニルアセトアミドを用いるのが好ましい。得られたコポリマー
を、次いで、酸性又は塩基性pHに加水分解する。
は、エチレン性不飽和モノマーとして、カルボン酸のビニルエステル例えばビニ
ルアセテートを用いるのが好ましい。得られたコポリマーを、次いで、酸性又は
塩基性pHに加水分解する。
マーの意図される特定の最終用途に依って変化する。これらの変化は、当業者に
周知であり且つ当業者により容易に決定され得る。
式(IIA)又は(IIB)の「前駆体」化合物がポリマーでなければならない。従
って、nは、1以上であり、好ましくは5より大きい。このポリマーのモノマー
ユニットは、同じであっても異なってもよい。
由来する。この前駆体(IIA)又は(IIB)は、ジチオカーバメートの系統の部
分を形成し、その官能基は、下記の通りである:
ジチオカーバメート官能基の窒素原子は、環の部分を形成しなければならず、該
環の他の原子は、このジチオカーバメート官能基の窒素のダブレットにおいて電
子吸引性効果を示さなければならない。
性質を有する。
。
のヘテロ原子を含むことができ;このヘテロ原子は、O、S、N及び/又はPか
ら選択することができる。好ましくは、それは、O又はNである。
ができる:カルボニル(C=O)、SO2、POR”(R”は、アルキル、アリール
、OR、SR又はNR2基を表し、ここに、Rは、アルキル又はアリール基を表 し、これらは同じであっても異なってもよい)。
好適である。
ール、アルコキシカルボニル又はアリールオキシカルボニル(−COOR)、カル
ボキシル(−COOH)、アシルオキシ(−O2CR)、カルバミル(−CONR2)、
シアノ(−CN)、アルキルカルボニル、アルキルアリールカルボニル、アリール
カルボニル、アリールアルキルカルボニル、フタルイミド、マレイミド、スクシ
ンイミド、アミジノ、グアニジノ、ヒドロキシル(−OH)、アミノ(−NR2)、 ハロゲン、アリル、エポキシ、アルコキシ(−OR)、S−アルキル、S−アリー
ル、親水性若しくはイオン性の特性を有する基、例えばカルボン酸のアルカリ金
属塩若しくはスルホン酸のアルカリ金属塩、ポリアルキレンオキシド鎖(PEO 、PPO)、カチオン性置換基(第四アンモニウム塩)(Rは、アルキル基又はアリ
ール基を表す)。
これは、随意に、芳香族性であり及び/又は前述の基の一つで置換されている。
後者の場合には、好適な変型により、この環Z及びその環状置換基は、2つの共
通原子を有する。
このジチオカーバメート官能基の窒素原子は、R2及びR3基に結合されなければ
ならず、その少なくとも1つは、このジチオカーバメート官能基の窒素原子の電
子密度に関して非局在化又は電子吸引性効果を誘導する。
のためには、R2及び/又はR3は、カルボニル基又は(ヘテロ)芳香族基を表すこ
とができる。
のためには、R2及び/又はR3は、電子吸引性基で置換されたアルキル基を表す
ことができる。
レン性不飽和モノマーをラジカル重合開始剤及び下記の一般式(IIIA)又は( IVA)の化合物と接触させることによる該モノマーのラジカル重合から生じ得 る:
H2−又は−(CH2)q−(ここに、qは、2〜10である)から選択することがで きる。
択する:
R3は、上記と同じ意味を有する。符号に関する優先は、上記と同じである。
対応するアミンのCS2との反応により得られる:
ロゲン含有誘導体Hal−R1(Halは、Cl、Br又はIを表す)と接触させ る。
びエチレン性不飽和モノマーは、上記の種類のものである。
な方法は、下記にある: (1)ポリマーを、式CXX’(=CV−CV’)b=CH2のエチレン性不飽和モ
ノマー、ラジカル重合開始剤及び式(IIIA)、(IIIB)、(IVA)、(IV B)又は(VB)の化合物を相互に接触させることにより合成し、そして (2)このステップ(1)で得られたポリマーを、式CYY’(=CW−CW’)a =CH2の新規なエチレン性不飽和モノマー及びラジカル重合開始剤と接触させ ることにより、ジブロックポリマーを製造するために、一般式(IIA)又は(I IB)の前駆体として用いる。
て新規なブロックを合成し、マルチブロックポリマーを得ることができる。
アミド、例えばビニルホルムアミド又はビニルアセトアミドを用いるのが好まし
い。得られたポリマーを、次いで、酸性又は塩基性pHに加水分解する。
造のためには、エチレン性不飽和モノマーとして、カルボン酸のビニルエステル
例えばビニルアセテートを用いるのが好ましい。得られたポリマーを、次いで、
酸性又は塩基性pHに加水分解する。
にも関係し、その場合、前に述べたこの方法の実施を、下記を用いて、少なくと
も一回反復する: − 前の実施のときと異なるモノマー、及び − 式(IIA)又は(IIB)の前駆体化合物の代わりに、前の実施から生じた
ブロックポリマー。
うし、もし2回反復するならば、「クアドリ(quadri)ブロック」ポリマーが得ら
れるであろうし、以下同様である。この方法においては、各々の新規な実施に際
して、得られる生成物は、追加のポリマーブロックを有するブロックポリマーで
ある。
を各々の前の実施から生じたブロックポリマーに対して異なるモノマーを用いて
実施することを何回か反復することにある。
ブロックポリマーを得ることを所望するならば、及び連続的な重合をすべて同じ
反応器内で実施するならば、一のステップで用いるモノマーのすべてを、次のス
テップの重合が始まる前に(従って、新規なモノマーが導入される前に)消費して
しまうことが不可欠である。
で成長させるので、特に有利である。この型の化合物を用いる場合には、n−ブ
ロックコポリマーを得るために、重合ステップ数を抑えることができる。
合物の存在下で、モノマーM1の重合により得られる。この第1のブロックを、
次いで、その各末端で、第2のモノマーM2の重合により成長させることができ
る。トリブロックコポリマーが得られる。このトリブロックポリマー自身は、そ
の各末端で、第3のモノマーM3の重合により成長させることができる。こうし
て、「ペンタブロック」コポリマーが3ステップのみで得られる。
のホモポリマー又はブロックコポリマーを得ることを可能にする。
で、溶液中で又は乳液中で行うことができる。その温度は、用いるモノマーの性
質に依って、周囲温度〜150℃の間で変化させることができる。この方法は、
UV源の非存在下で実施される。
じる利点を有している。
にも関係する。
性インデックス(PI)を有する。
ーブロックを有するものである: − ポリスチレン/ポリアクリル酸メチル、 − ポリスチレン/ポリアクリル酸エチル、 − ポリスチレン/ポリ(t−ブチルアクリレート)、 − ポリアクリル酸エチル/ポリ酢酸ビニル、 − ポリアクリル酸ブチル/ポリ酢酸ビニル、 − ポリ(t−ブチルアクリレート)/ポリ酢酸ビニル。
多分散性インデックスを有するポリマーを合成することを可能にする。一般に、
これらの前駆体ポリマーは、最大で2(好ましくは、最大で1.5)の多分散性イ
ンデックスを有する。
、nは、6以上である。
てナトリウムエタノレートの0.1M溶液(エタノール中)100mlに溶解させ
る。次に、24mlの炭酸ジエチルを加えて、得られた溶液を24時間にわたっ
て撹拌する。次いで、溶媒を蒸発させる。乾燥後、17.6gの5,5−ジメチ
ル−2−オキサゾリドンが収率75%で得られる。
/DMSO混合物(100mlTHF/100mlDMSO)を加える。この溶液
を0℃に冷却し、それに、第1のステップで得られた5,5−ジメチル−2−オ
キサゾリドン11.5gを加える。冷却システムを中断して、反応混合物を1時
間30分にわたって撹拌し、その後、白色の沈殿が出現する。温度を再び0℃ま
で下げて、1当量のCS2(7.6g)を加える。溶液は、赤色に変化し、この反 応混合物が完全に透明になるまで撹拌を続ける(約3時間)。次いで、この溶液を
水中に取り、ジクロロメタンで抽出する。
クロロマロネートを加える。撹拌を一晩室温で続け、得られた黄色の溶液を真空
中で濃縮してから、塩化ナトリウム飽和水溶液中に取る。最後に、それをエーテ
ルで抽出する。
単離される。収率は、23%である。
MSO混合物(200mlTHF/200mlDMSO)中に導入する。次に、4
.35gのオキサゾリドンを加え、その溶液を1時間室温で撹拌する。白色沈殿
が出現する。
拌する。この反応混合物を、再び、−20℃に冷却し、4mlのジエチルクロロ
マロネートを加える。この溶液を、−20℃で10分間、0℃で1時間そして室
温で1時間撹拌する。
トリウム溶液で洗う。
離される。収率は、23%である。
間加熱してから、200℃に2時間加熱する。室温に冷却後、水200mlを加
える。生じる白色沈殿を濾過し、5%塩酸水溶液で洗ってから、エタノール中で
再結晶させる。28gの1,5−ジメチル−4−フェニル−2−イミダゾリドン
が、収率37%で得られる。
混合物(200mlTHF/200mlDMSO)を加える。前に得られた9.5
gの1,5−ジメチル−4−フェニル−2−イミダゾリドンを加え、その溶液を
1時間室温で撹拌する。次いで、この反応混合物を0℃に冷却してCS23ml を加える。この溶液は橙色に変わり、0℃で2時間撹拌を続ける。この反応混合
物を、水100ml中に取り、ジクロロメタンで抽出する。
ート4mlを加える。撹拌を2時間続け、その反応混合物を酢酸エチル中に取る
。こうして得られた有機相を水で洗い、その後、飽和塩化ナトリウム溶液で洗っ
てから、真空中で濃縮する。
単離される。収率は、42%である。
MSO混合物(50mlTHF/50mlDMSO)を加える。次にインドリン、
5.5mlをこの混合物に加え、この溶液を1時間室温で撹拌する。
り、ジクロロメタンで洗う。
mlを加える。この溶液を2時間撹拌してから、エーテル中に取る。こうして得
られた有機相を水で洗い、次いで、飽和塩化ナトリウム溶液で洗ってから、濃縮
する。
黄色の結晶形態で単離される。収率は、79%である。
合物に加える。この溶液に、0.56gの水酸化カリウムを加え、次いで、水1
ml及びCS20.6mlを加える。この反応混合物を1時間撹拌し;その溶液 は赤茶けた黒色に変化する。
0℃で30分間続けた後に、室温で2時間続ける。この反応混合物を水中に取り
、酢酸エチルで抽出する。その有機相を回収して、水で洗い、その後、濃縮塩化
ナトリウム溶液で洗ってから、真空中で乾燥する。
り、黄色の油の形態で単離される。収率は、26%である。
F50ml及びDMSO50mlを加える。この溶液を0℃に冷却してから、3
.8gのイミダゾリジノン(30mモル)を加える。冷浴を取り除く。
で、CS2を加える。この溶液は、赤色に変化し、撹拌を、この溶液が透明にな るまで続ける(3時間)。
の水相に、200mlのアセトンを加え、その後、4.2gのヨウ素を加える。
した後に、飽和NaCl溶液にて希釈し、エーテルで抽出する。
応生成物の精製は、4.2gの二量体を単離することを可能にする。収率は、6
7%である。
る。1.12g(6.8mモル)のAIBNを加え、その溶液を加熱して、アルゴ
ン下で、6時間環流する。次いで、溶媒を蒸発させ、粗反応生成物を、カラムク
ロマトグラフィー(9/1の比の及びその後の7/3の比のジクロロメタン/ヘ プタン)により精製する。2.34gの式(F)のジチオカーバメートが得られる(
即ち、33%の収率)。
EtONaの0.2M溶液(10mモルのNaHを50mlのエタノールに加え ることにより調製)を含む丸底フラスコ中で溶解させる。この溶液に、6mlの 炭酸ジエチル(50mモル)を加える。この溶液を24時間撹拌し、次いで、溶媒
を蒸発させる。残留物を、飽和NaCl水溶液を用いて希釈し、酢酸エチルで抽
出する。
F20ml及びDMSO20mlを加える。次に、1.6gのオキサゾリジノン
(10mモル)を加える。反応の30分後に、200mlのエーテルを加え、2相
を形成させる。上澄み相を除去し、残りをアセトン中に取り、その後、エーテル
を加えることにより沈殿させる。上澄み相を再び除去する。
チルクロロマロネートを加える。室温で3時間撹拌した後に、得られた黄色の溶
液を真空中で濃縮する。次に、それを、飽和NaCl溶液にて希釈し、次いで、
エーテルで抽出する。
mlの水を含む丸底フラスコ中で溶解させる。10.5gのKHCO3(105m
モル)を加えてから、10分後に、14.6gのK2CO3を加える。この溶液を 0℃に冷却し、次いで、70mlのホスゲン(トルエン中の1.9M溶液の13 3mモル)を20分にわたってゆっくりと加える。この溶液を一晩室温で撹拌す る。分離した2相が得られ;その水相を蒸発させ、残りを酢酸エチル中に取る。
14.3gの中間体のオキサゾリジノンを与えるために、この有機相を濃縮する
(即ち、99%の収率)。
てから、1.2ml(20mモル)のCS2を加える。この溶液を0℃に冷却して から、0.48g(10mモル)のNaHを加える。この溶液を0℃で30分間攪
拌してから、室温で30分間攪拌する。それを再び0℃に冷却して0.8ml( 5mモル)のジエチルクロロマロネートをそれに加える。0℃で30分間攪拌し てから室温で30分間攪拌した後に、この溶液を酢酸エチルにて希釈する。次に
、それを水で洗ってからブラインで洗う。その有機相を真空中で濃縮する。この
粗反応生成物をカラムクロマトグラフィー(7/3の比のヘプタン/酢酸エチル)
により精製し;1.2gの式(H)のジチオカーバメートが単離される。収率は、
64%である。
0mモル)及び3.5ml(45mモル)のクロロ蟻酸メチルを加える。3時間の 反応の後に、この溶液を水を加えることにより加水分解し、有機相をNaHCO 3 の飽和の1NHCl溶液で洗ってからブラインで洗う。この有機相を硫酸マグ ネシウム上で乾燥させ、中間体のカーバメート5.9g(94%)を与えるために
、真空中で濃縮する。
解させてから、1.2ml(20mモル)のCS2を加える。この溶液を0℃に冷 却して、NaHの50%分散0.48g(10mモル)を加える。0℃で1時間経
過後に、このナトリウム塩を含む溶液を、20mlのDMF中の1.24ml( 9.5mモル)のエチル2−ブロモプロピオネートの溶液に0℃で加える。
加えて希釈し、水を加えることにより加水分解する。その有機相を水で洗い、そ
の後、ブラインで洗ってから、真空中で乾燥して濃縮する。
(ジ−t−ブチルジカーボネート)から調製)を10mlのDMFに溶解させてか ら、0.35ml(6mモル)のCS2を加える。この溶液を0℃に冷却して、N aHの50%分散0.144g(3mモル)を加える。0℃で1時間経過後、この
ナトリウム塩を含む溶液を、10mlのDMF中のエチル2−ブロモプロピオネ
ートの0.39ml(3mモル)の溶液にゆっくりと0℃で加える。
とにより希釈し、水を加えることにより加水分解する。その有機相を水で洗い、
次いで、ブラインで洗ってから、真空中で乾燥して濃縮する。
gの式(J)のジチオカーバメートが単離される。収率は、61%である。
フラスコ中の10mlのTHF中に懸濁させる。18mlのDMSOと9mlの
THFの混合物に溶解させた1当量のジフェニルアミン(3.38g;20mモ ル)を0℃で加える。その色は、淡緑色に変わる。
液を−20℃に冷却し、1当量の塩素化剤(3.20ml;20mモル)を加える
。この溶液を2時間室温で攪拌する。次に、それを加水分解し、エチルエーテル
で抽出してから、硫酸マグネシウム上で乾燥させて真空中で濃縮する。
精製しない場合の収率は、85%である。
コ中の10mlのTHF中に懸濁させる。20mlのDMSOと10mlのTH
Fの混合物中に溶解させた1当量のメチルフェニルアミン(2.16ml;20 mモル)を室温で滴下して加える。この混合物をTHF還流にて10分間加熱す る。その色は、黄緑色に変わる。
拌後、その溶液を−15℃まで冷却して1当量の塩素化剤(3.20ml;20 mモル)を加える。その溶液は、茶色がかった黄色になり;それを室温で2時間 攪拌する。次に、それを加水分解し、エチルエーテルで抽出し、その後、硫酸マ
グネシウム上で乾燥して、真空中で濃縮する。
、4.42gの生成物が単離される。それは、黄色の油の形態である。収率は、
70%である。
されることを示す。この反応の制御特性は、1.5より小さい多分散性インデッ
クスPI=Mw/Mnの値及び理論値に近く且つ下記式により表される数平均分子
量Mnの値を介して現れる: Mn=(Mmx/Mp100)Mmol (式中、Mn:モノマーのモル数 Mp:式(III)の前駆体のモル数 x:モノマーの変換率(%) Mmol:モノマーの分子量(g/モル))。
F媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。
能にする。
HF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:77%、 − 平均分子量Mn=3000、 − 多分散性インデックスPI=1.1。
それぞれの試験管中での重合を、異なる時点で、冷却して25mgのハイドロキ
ノンを含む4mlのトルエン導入することにより停止させる。
ーを回収し;それを、THF媒質中でのGPCにより分析する。それらのマスは
、ポリスチレン同等物にて与えられる。得られた結果を表1にあたえる。
これらの試験管中の重合を、異なる時点で、冷却して25mgのハイドロキノン
を含む4mlのトルエンを導入することにより停止させる。
より回収して;それをTHF媒質中でのGPCにより分析する。これらのマスは
、ポリスチレン同等物にて与えられる。得られた結果を、表2に与える。
ウロイルペルオキシドの追加を下記のように行う: − 2時間後、4.7mg、 − 4時間後、4.1mg。
して、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:98.1% − 平均分子量Mn=8500、 − 多分散性インデックスPI=1.3。
キシドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、5.0mg、 − 4時間後、3.8mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:97.5%、 − 平均分子量Mn=10,700、 − 多分散性インデックスPI=1.2。
シドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、8.1mg、 − 4時間後、8.0mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:59.2%、 − 平均分子量Mn=4600、 − 多分散性インデックスPI=2.0。
キシドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、4.7mg、 − 4時間後、3.6mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:98.0%、 − 平均分子量Mn=7600、 − 多分散性インデックスPI=1.6。
シドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、4.6mg、 − 4時間後、4.9mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:95.2%、 − 平均分子量Mn=8600、 − 多分散性インデックスPI=1.4。
シドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、8.8mg、 − 4時間後、8.0mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:33%、 − 平均分子量Mn=2500、 − 多分散性インデックスPI=1.4。
キシドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、4.2mg、 − 4時間後、3.9mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:97.6%、 − 平均分子量Mn=6800、 − 多分散性インデックスPI=2.0。
シドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、4.5mg、 − 4時間後、4.1mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:91.8%、 − 平均分子量Mn=7900、 − 多分散性インデックスPI=1.6。
キシドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、4.6mg、 − 4時間後、4.6mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:97.1%、 − 平均分子量Mn=8300、 − 多分散性インデックスPI=1.4。
キシドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、4.5mg、 − 4時間後、4.5mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:94.4%、 − 平均分子量Mn=9700、 − 多分散性インデックスPI=1.2。
キシドの数回の追加を下記のように行う: − 2時間後、8.5mg、 − 4時間後、8.3mg。
、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:23.4%、 − 平均分子量Mn=2100、 − 多分散性インデックスPI=1.35。
浸す。反応を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。得られた結果は、下
記の通りである: − 変換の程度:61%、 − 数平均分子量Mn=5600、 − 多分散性インデックスPI=1.4。
に浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。得られた結果は、下
記の通りである: − 変換の程度:95%、 − 数平均分子量Mn=7200、 − 多分散性インデックスPI=1.19。
浴中に浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。得られた結果は、下
記の通りである: − 変換の程度:96%、 − 数平均分子量Mn=13,900、 − 多分散性インデックスPI=1.64。
浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:21%、 − 数平均分子量Mn=1140、 − 多分散性インデックスPI=2.32。
に浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:62%、 − 数平均分子量Mn=7500、 − 多分散性インデックスPI=1.39。
に浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。 − 変換の程度:95%、 − 数平均分子量Mn=5300、 − 多分散性インデックスPI=1.28。
浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:60%、 − 数平均分子量Mn=4700、 − 多分散性インデックスPI=1.91。
浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:72%、 − 数平均分子量Mn=6000、 − 多分散性インデックスPI=1.48。
油浴中に浸す。重合を24時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:87%、 − 数平均分子量Mn=8200、 − 多分散性インデックスPI=1.23。
へ戻す」サイクルを、管の内容物に対して脱気するように行う。次に、それを、
真空シールする。周囲に戻した後に、それを、80℃に予備加熱した油浴中に浸
す。重合を28時間続ける。
り回収する。それを、THF媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分
析する。結果は、下記の通りである: − 変換の程度:6.6% − 数平均分子量Mn=890 − 多分散性インデックスPI=1.24。
シールする。重合を、80℃で、64時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:69%、 − 数平均分子量Mn=9500 − 多分散性インデックスPI=1.2。
シールする。重合を、110℃で、72時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:70% − 数平均分子量Mn=6200 − 多分散性インデックスPI=1.14。
ールする。重合を、80℃で、27時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:25.7% − 数平均分子量Mn=2200 − 多分散性インデックスPI=1.66。
ルする。重合を、80℃で、64時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:76% − 数平均分子量Mn=6700 − 多分散性インデックスPI=1.2。
シールする。重合を、80℃で、41時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:47.8% − 数平均分子量Mn=5000 − 多分散性PI=1.43。
シールする。重合を、80℃で、21時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:67% − 数平均分子量Mn=5900 − 多分散性インデックスPI=1.22。
加熱した油浴中に浸す。ラウロイルペルオキシドの新たな2回の追加を、2時間
及び4時間の反応の後に行う(各時点で、0.026mモル)。反応を、24時間
後に停止する。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:98% − 数平均分子量Mn=6700 − 多分散性インデックスPI=1.7。
真空シールする。重合を、60℃で、100時間続ける。
媒質及びポリスチレン同等物中でのGPCにより分析する。結果は、下記の通り
である: − 変換の程度:71.4% − 数平均分子量Mn=5400 − 多分散性インデックスPI=1.29。
。重合を24時間続け、その後、痕跡量の残留モノマーを蒸発により除去する。
中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:81.5% − 平均分子量Mn=7300 − 多分散性インデックスPI=1.4。
スチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:93.8% − 平均分子量Mn=20,100 − 多分散性インデックスPI=1.2。
入する。温度を70℃に上げる。重合を24時間続け、その後、痕跡量の残留モ
ノマーを蒸発により除去する。
中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:72.4% − 平均分子量Mn=1.4。
リスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:15.6% − 平均分子量Mn=7200 − 多分散性インデックスPI=1.5。
℃に上げる。重合を24時間続け、その後、痕跡量の残留モノマーを蒸発により
除去する。
中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:86.9% − 平均分子量Mn=4500 − 多分散性インデックスPI=1.3。
リスチレン同等物中でのGPCにより分析する: − 変換の程度:94.8% − 平均分子量Mn=14,100、 − 多分散性インデックスPI=1.7。
g(1.25×10-4モル)を加える。この管の内容物を3回の「凍結−真空−周
囲へ戻す」サイクルにより脱気してから真空シールする。次いで、この管を21
時間にわたって80℃に維持した油浴中に置く。この反応の最後に、管を開いて
モノマー残留物を真空蒸発により除去する。
72時間経過後、この管を開いてモノマー残留物を真空蒸発により除去した。
(1.1×10-4モル)を加える。この管の内容物を3回の「凍結−真空−周囲に
戻す」サイクルにより脱気してから真空シールする。次いで、この管を21時間
にわたって80℃に維持した油浴中に置く。この反応の最後に、管を開いてモノ
マー残留物を真空蒸発により除去する。
72時間経過後に、この管を開いてモノマー残留物を真空蒸発により除去する。
Claims (28)
- 【請求項1】 下記の一般式(IA)又は(IB)のブロックポリマー: 【化1】 {式中、: − R1は下記を表し: ・適宜置換されたアルキル、アシル、アリール、アルケン又はアルキン基( i)、又は ・適宜置換された又は芳香族の、飽和の又は不飽和の炭素環(ii)、又は ・適宜置換された又は芳香族の、飽和の又は不飽和のヘテロ環(iii)、 (ここに、これらの基及び環(i)、(ii)及び(iii)は、置換されたフェニル 基、置換された芳香族基又は下記の基で置換されていてよい: アルコキシカルボニル又はアリールオキシカルボニル(−COOR)、カルボキシ
ル(−COOH)、アシルオキシ(−O2CR)、カルバミル(−CONR2)、シアノ
(−CN)、アルキルカルボニル、アルキルアリールカルボニル、アリールカルボ
ニル、アリールアルキルカルボニル、フタルイミド、マレイミド、スクシンイミ
ド、アミジノ、グアニジノ、ヒドロキシル(−OH)、アミノ(−NR2)、ハロゲ ン、アリル、エポキシ、アルコキシ(−OR)、S−アルキル、S−アリール、オ
ルガノシリル、親水性又はイオン性の特性を有する基、例えば、カルボン酸のア
ルカリ金属塩、スルホン酸のアルカリ金属塩、ポリアルキレンオキシド鎖(PE O、PPO)、カチオン性置換基(第4アンモニウム塩)、 Rは、アルキル基又はアリール基をあらわす)、 − Zは、窒素原子を含む適宜置換された環であり、該Zは該窒素原子により式
(IA)のC(=S)−S−基に結合され、該環の他の原子は、この窒素原子の電子
密度に関して非局在化又は電子求引性効果を誘導し、 − R2及びR3は、同じであるか又は異なって、下記を表し: ・適宜置換されたアルキル、アシル、アリール、アルケン又はアルキン基( i)、又は ・適宜置換された又は芳香族の、飽和の又は不飽和の炭素環(ii)、又は ・適宜置換された、飽和の又は不飽和のヘテロ環(iii)、 (ここに、これらの基及び環(i)、(ii)及び(iii)は下記の基で置換されて いてよい: ・置換されたフェニル基又は置換された芳香族基、 ・次の基:アルコキシカルボニル又はアリールオキシカルボニル(−COOR)、
カルボキシル(−COOH)、アシルオキシ(−O2CR)、カルバミル(−CONR 2 )、シアノ(−CN)、アルキルカルボニル、アルキルアリールカルボニル、アリ
ールカルボニル、アリールアルキルカルボニル、フタルイミド、マレイミド、ス
クシンイミド、アミジノ、グアニジノ、ヒドロキシル(−OH)、アミノ(−NR2 )、ハロゲン、アリル、エポキシ、アルコキシ(−OR)、S−アルキル、S−ア リール、 ・親水性又はイオン性の特性を有する基、例えば、カルボン酸のアルカリ金属塩
、スルホン酸のアルカリ金属塩、ポリアルキレンオキシド鎖(PEO、PPO)、
カチオン性置換基(第4アンモニウム塩)、 Rは、アルキル基又はアリール基をあらわす)、 そして、少なくともR2又はR3に関しては、これらの基及び環(i)、(ii)及び
(iii)は、R2及びR3が結合している窒素原子の電子密度に関して非局在化又
は電子吸引性効果を誘導し、 − V、V’、W及びW’は、同じであるか又は異なって、H、アルキル基又は
ハロゲンを表し、 − X、X’、Y及びY’は、同じであるか又は異なって、H、ハロゲン又は、
R’、OR’、OCOR’、NHCOH、OH、NH2、NHR’、N(R’)2、
(R’)2N+O-、NHCOR’、CO2H、CO2R’、CN、CONH2、CON
HR’又はCONR’2より選択する基を表し(ここに、R’は、アルキル、アリ
ール、アルアルキル、アルカリル、アルケン又はオルガノシリル基より選択し、
これらは、適宜フッ素化され、又、適宜、一つ以上のカルボキシル、エポキシ、
ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、ハロゲン又はスルホン基で置換されている) 、 − a及びbは、同じであるか又は異なって、0又は1に等しく、 − m及びnは、同じであるか又は異なって、1以上であり、何れかが1より大
きい場合には、個々の反復ユニットは同じであるか又は異なる} の製造方法であって、下記のものを相互に接触させる、当該製造方法: − 下記式のエチレン性の不飽和モノマー: CYY’(=CW−CW’)a=CH2、 − 下記の一般式(IIA)又は(IIB)の前駆体化合物: 【化2】 (式中、Z、X、X’、V、V’、R1、R2及びR3は、上記と同じ意味を有し、
b及びnは、上記と同じ値を意味する)、 − ラジカル重合開始剤。 - 【請求項2】 エチレン性不飽和モノマーを、スチレン又はその誘導体、ブ
タジエン、クロロプレン、(メタ)アクリル酸エステル及びビニルニトリルから選
択する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 式(IA)及び(IIA)の化合物において、環Zが炭素原子ベ
ースの環である、請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 環Zが、この環を−C(=S)Sに結合させる窒素以外の少な
くとも1つのヘテロ原子を含み、このヘテロ原子をO、S、N及び/又はPから
選択する、前記の請求項の何れか1つに記載の方法。 - 【請求項5】 式(IA)及び(IIA)の化合物において、環Zが芳香族環で
ある、前記の請求項の何れか1つに記載の方法。 - 【請求項6】 式(IA)及び(IIA)の化合物において、環Zが、次の官能
基の少なくとも1つを含む、前記の請求項の何れか1つに記載の方法:カルボニ
ル(C=O)、SO2、POR”(R”は、アルキル、アリール、OR、SR又はN
R2基を表し、ここに、Rは、アルキル又はアリール基を表し、これらは同じで あっても異なってもよい)。 - 【請求項7】 式(IA)及び(IIA)の化合物において、環Zが、次の基の
少なくとも1つにより置換されている、前記の請求項の何れか1つに記載の方法
:アルキル、アリール、アルコキシカルボニル又はアリールオキシカルボニル( −COOR)、カルボキシル(−COOH)、アシルオキシ(−O2CR)、カルバミ
ル(−CONR2)、シアノ(−CN)、アルキルカルボニル、アルキルアリールカ ルボニル、アリールカルボニル、アリールアルキルカルボニル、フタルイミド、
マレイミド、スクシンイミド、アミジノ、グアニジノ、ヒドロキシル(−OH)、
アミノ(−NR2)、ハロゲン、アリル、エポキシ、アルコキシ(−OR)、S−ア ルキル、S−アリール、親水性又はイオン性の特性を有する基、例えば、カルボ
ン酸のアルカリ金属塩、スルホン酸のアルカリ金属塩、ポリアルキレンオキシド
鎖(PEO、PPO)、カチオン性置換基(第4アンモニウム塩)。 - 【請求項8】 式(IA)及び(IIA)の化合物において、環Zが、少なくと
も1つの炭素環又はヘテロ環により置換されており、これが適宜芳香族性であり
及び/又は置換されている、前記の請求項の何れか1つに記載の方法。 - 【請求項9】 式(IA)及び(IIA)の化合物において、環Z及びその環状
置換基が2つの共通原子を有する、前記の請求項に記載の方法。 - 【請求項10】 環Zを、下記の環の1つから選択する、前記の請求項の何
れか1つに記載の方法: 【化3】 - 【請求項11】 式(IB)及び(IIB)の化合物の場合において、R2及び /又はR3が、π吸引性効果を発揮する、請求項1に記載の方法。
- 【請求項12】 R2及び/又はR3が、カルボニル又は(ヘテロ)芳香族基を
表す、請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 式(IB)及び(IIB)の化合物の場合において、R2及び /又はR3が、Σ吸引性効果を発揮する、請求項1に記載の方法。
- 【請求項14】 R2及び/又はR3が、電子吸引性基で置換されたアルキル
基を表す、請求項1又は13に記載の方法。 - 【請求項15】 R1を下記の基から選択する、前記の請求項の何れか1つ に記載の方法: 【化4】
- 【請求項16】 一般式(IIA)の前駆体化合物がポリマーであり、該ポリ
マーが式CXX’(=CV−CV’)b=CH2のエチレン性不飽和モノマーのラジ
カル重合から生じ、該ラジカル重合中に、該モノマーをラジカル重合開始剤及び
下記の一般式(IIIA)又は(IVA)の化合物と接触させる、請求項1〜10及
び15〜6の何れか1つに記載の方法: 【化5】 (式中、pは、2〜10である)。 - 【請求項17】 式(IIIA)の化合物を、下記式の化合物から選択する、
前記の請求項に記載の方法: 【化6】 - 【請求項18】 一般式(IIB)の前駆体化合物がポリマーであり、該ポリ
マーが式CXX’(=CV−CV’)b=CH2のエチレン性不飽和モノマーのラジ
カル重合から生じ、該ラジカル重合中に、該モノマーをラジカル重合開始剤及び
下記の一般式(IIIB)、(IVB)又は(VB)の化合物と接触させる、請求項1
及び11〜16の何れか1つに記載の方法: 【化7】 (式中、pは、2〜10である)。 - 【請求項19】 式(IIIB)の化合物を、下記式の化合物から選択する、
前記の請求項に記載の方法: 【化8】 - 【請求項20】 請求項1〜15の1つに記載の方法の実行を、下記を用い
て、少なくとも一回反復することを特徴とするマルチブロックポリマーの製造方
法: − 前回の実行の際のものと異なるモノマー、及び − 式(IIA)又は(IIB)の前駆体化合物の代わりの、前回の実行により生
じたブロックポリマー。 - 【請求項21】 前記の請求項の1つに記載の方法により得ることのできる
ブロックポリマー。 - 【請求項22】 最大で2の多分散性インデックスを有する、前記の請求項
に記載のブロックポリマー。 - 【請求項23】 最大で1.5の多分散性インデックスを有する、前記の請
求項に記載のブロックポリマー。 - 【請求項24】 下記の組合せから選択する少なくとも2つのポリマーブロ
ックを有する、請求項21〜23の何れか1つに記載のブロックポリマー: − ポリスチレン/ポリアクリル酸メチル、 − ポリスチレン/ポリアクリル酸エチル、 − ポリスチレン/ポリ(t−ブチルアクリレート)、 − ポリアクリル酸エチル/ポリ酢酸ビニル、 − ポリアクリル酸ブチル/ポリ酢酸ビニル、 − ポリ(t−ブチルアクリレート)/ポリ酢酸ビニル。 - 【請求項25】 式CXX’(=CV−CV’)b=CH2のエチレン性不飽和
モノマー、ラジカル重合開始剤及び式(IIIA)、(IIIB)、(IVA)、(I VB)又は(VB)の化合物を互いに接触させることにある方法により得ることの できるポリマー。 - 【請求項26】 最大で2の多分散性インデックスを有する、請求項25に
記載のポリマー。 - 【請求項27】 最大で1.5の多分散性インデックスを有する、請求項2
5又は26に記載のポリマー。 - 【請求項28】 最大で2の多分散性インデックスを有する、一般式(II A)又は(IIB)の化合物。
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