JP2002373762A - 採暖用温度調節装置 - Google Patents

採暖用温度調節装置

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JP2002373762A
JP2002373762A JP2001178193A JP2001178193A JP2002373762A JP 2002373762 A JP2002373762 A JP 2002373762A JP 2001178193 A JP2001178193 A JP 2001178193A JP 2001178193 A JP2001178193 A JP 2001178193A JP 2002373762 A JP2002373762 A JP 2002373762A
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resistor
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Tadahiko Ohashi
忠彦 大橋
Masahiro Asakura
正博 朝倉
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Kurabe Industrial Co Ltd
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Kurabe Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気カーペットや電気毛布等の採暖物の温度を
調節するのに好適な、安全で安価な採暖用温度調節装置
を提供すること。 【解決手段】発熱線と温度検知巻線が一体構造となった
線条が配設されてなる採暖物の温度を調節する装置であ
って、発熱線に印加される交流半波の電圧位相に対し、
コンデンサ入力により位相が約90°ずれた疑似方形波
により前記温度検知巻線が駆動される温度検知部の出力
信号に同期した疑似ゼロクロス信号によって、前記発熱
線の電流が制御されることを特徴とする採暖用温度調節
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気カーペットや
電気毛布等の採暖物の温度を調節するのに好適な採暖用
温度調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の温度調節装置1は、図4に示す
ように、発熱線と温度検知巻線とが一体構造となった線
条、所謂センサー発熱体2が蛇行配設されてなる電気カ
ーペット等の採暖物3に接続されており、前記センサー
発熱体2を構成する温度検知巻線の抵抗値変化により前
記発熱線の温度を検出し、それによって採暖物の温度を
所定の温度に調節している。
【0003】ここで、センサー発熱体2は、図5に示す
ような構造になっている。まず、発熱線6があり、この
発熱線6はテトロン芯等の巻芯4に抵抗発熱線5が巻装
されて構成されている。発熱線6の周上には、ナイロン
樹脂等からなる絶縁体7が押出被覆により形成されてお
り、その周上に温度検知巻線8が巻装されている。そし
て、最外層には塩化ビニル樹脂等の絶縁体9が押出被覆
されている。このような構成のセンサー発熱体2は、発
熱線6の発熱機能と、温度検知巻線8の抵抗値変化によ
り発熱線6の温度を検出する温度検出機能を兼ね備えて
いる。
【0004】従来、温度検知巻線8の抵抗値変化を検出
する方法としては、例えば、図6に示すように、可変抵
抗VRを介して直流電源10が接続された温度検知巻線
8と、一端が接地された抵抗R1とが直列に接続され、
前記可変抵抗VRにおける可動端子の電圧Vsと基準電
圧VrとをコンパレータU1で比較する方法がとられて
いる。
【0005】すなわち、前記温度検知巻線8は、温度の
上昇に比例して抵抗値が上昇する温度特性を有している
ため、温度の上昇に伴って温度検知巻線8に直列に接続
された可変抵抗VRにおける可動端子の電圧Vsも上昇
する。この時、前記電圧VsがコンパレータU1におけ
る他の入力端子の基準電圧Vrより高くなるとコンパレ
ータU1の出力がオフし、コンパレータU1の出力に接
続されたサイリスタSCRもオフするため発熱線6に流
れる電流が停止することになる。
【0006】一方、発熱線6に流れる電流が停止するこ
とによって、前記温度検知巻線8の温度が下降して抵抗
値が低下すると、コンパレータU1の入力に接続された
可変抵抗VRにおける可動端子の電圧Vsも低下する。
この時、前記電圧VsがコンパレータU1における他の
入力端子の基準電圧Vrより低くなると再びコンパレー
タU1の出力はオンし、コンパレータU1の出力に接続
されたサイリスタSCRもオンするため発熱線6に電流
が流れ始める。以上のことを繰り返すことによって、発
熱線6の温度が一定に調節される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の温度調節装置においては、次のような問題点があっ
た。まず、従来の温度調節装置は、温度検知巻線8に電
源の交流の正・負サイクルに拘わらず一定の直流電流が
流れる構成となっているため、温度検知巻線8に接続さ
れる直流電源にはある程度大きな容量が必要となってし
まい、消費電力の低減化を困難なものにさせていた。
又、従来の採暖用温度調節装置においては、電源の交流
のゼロクロス点から外れたタイミングでサイリスタSC
Rがオンすると、発熱線に流れる電流は交流半波の波形
の一部が欠けた状態となり、オンした瞬間高いレベルの
ノイズが発熱線の全体から放射されることになるため、
このノイズが採暖中の人体や周囲の電子機器に悪影響を
及ぼす危険性があった。
【0008】従来、このような問題に対する対策として
は、専用のゼロクロスICを使用したり、ゼロクロス回
路を内蔵させる方法などが一般的にとられているが、い
ずれの場合もかなりのコストがかかってしまう。比較的
コストをかけない方法としては、例えば、コンパレータ
の2つの入力端子間に容量の比較的大きい無極性の電解
コンデンサを接続して温度検知巻線からの信号に含まれ
るリップル成分を基準電圧にも重畳させることで、コン
パレータの同相抑圧特性を利用しリップル成分を打ち消
す方法や、温度検知巻線に抵抗を介して商用電源を接続
することで温度検知巻線の信号に含まれるリップル成分
の波形を微妙に変形させてゼロクロス点でサイリスタを
オンさせる方法などが一般的にとられている。しかし、
この方法を実現するためには、カットアンドトライで、
且つ、センサー発熱体の長さや設定温度などを変更する
ごとに定数の設定を行う必要があるため、設計に非常に
時間を要してしまう。更に、電源電圧の変動や電源周波
数の違い、あるいは回路部品の特性のばらつき程度によ
っては、発熱線に流れる電流は交流半波の波形の一部が
欠けた状態となってしまう場合があった。
【0009】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、温度検知巻線に流れ
る電流を減らすことで採暖用温度調節装置の消費電流を
低減するとともに、発熱線の電流波形の欠損に対し、コ
ストのかかる専用のゼロクロスICやゼロクロス回路を
使用することなく、又、無極性の電解コンデンサを使用
したりリップル成分の波形を微妙に変形させたりする設
計にカットアンドトライを必要とせず、しかも確実に対
策することができる、安全で安価な採暖用温度調節装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く本発明による採暖用温度調節装置は、発熱線と温度検
知巻線が一体構造となった線条が配設されてなる採暖物
の温度を調整する装置であって、前記発熱線に印加され
る交流半波の位相に対し、コンデンサ入力により約90
°進んだ位相の疑似方形波で温度検知部の前記温度検知
巻線が駆動され、それによって得られる前記温度検知部
の出力信号と同期した疑似ゼロクロス信号によって前記
発熱線の電流が制御されることを特徴とするものであ
る。又、この際、前記温度検知部からの出力信号の微分
信号に直流バイアスが加算されて波形整形されているこ
とが考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1において、発熱線6に
印加される交流半波の位相に対し、交流電源の負サイク
ルから正サイクルにかけてのゼロクロス点を完全に含む
状態で位相が進んでいる疑似方形波は、前記ゼロクロス
点において必ずハイレベルの状態であり、又、前記交流
電源の負サイクル期間内に立ち上がり、正サイクル期間
内に立ち下がることになる。例えば、交流電源からコン
デンサC1を介して低圧の電圧を得る所謂コンデンサ入
力式の電源回路11により、交流電源の交流波形の位相
に対し、約90°進んだ位相の疑似方形波が得られる。
この疑似方形波は交流電源の負サイクルから正サイクル
にかけてのゼロクロス点を完全に含む状態で位相が進ん
でいる疑似方形波となっている。この疑似方形波で温度
検知巻線8を駆動すると、温度検知巻線8には交流電源
の交流波形の位相に対し約90°進んだ位相の電流が流
れる。一方、発熱線6に流れる交流半波の位相は交流電
源の交流波形の位相と一致しているため、結果的に発熱
線6に流れる交流半波の位相に対し、温度検知巻線8に
は約90°進んだ位相の電流が流れることになる。尚、
温度検知巻線8に電流を流すのは交流半波に相当する期
間のみで済み、直流電源の容量は小さくて良いことか
ら、前記コンデンサ入力式の電源回路11は疑似方形波
を得るための回路とコンパレータU1などの2次電源を
兼用することができることになる。
【0012】一端が接地された抵抗R1が、温度検知巻
線8に直列に接続された温度検知部12において、抵抗
R1の両端には、温度検知巻線8を駆動する疑似方形波
により交流電源の交流波形の位相に対し約90°進んだ
位相の出力信号が得られる。温度検知巻線8は、温度の
上昇に比例して抵抗値が上昇する温度特性を有している
ため、温度の上昇にともない温度検知部12の出力信号
も上昇する。この出力信号と基準電圧Vrをコンパレー
タU1で比較すると、コンパレータU1の出力はコンパ
レータU1の入力信号Vs、すなわち、前記温度検知部
12の出力信号の位相と同期している。従って、コンパ
レータU1の出力は前記発熱線6に流れる交流半波の位
相に対し約90°進んでいることになる。このコンパレ
ータU1の出力をサイリスタSCRのゲートに発熱線6
の電流の制御信号として用いると、交流のゼロクロス点
においてコンパレータU1の出力、すなわち、サイリス
タSCRのゲート信号は既にオンかオフかが確定してい
ることになり、これは疑似ゼロクロス信号と言うことが
できる。この疑似ゼロクロス信号はコンパレータU1の
出力と同期しているとともに、前記温度検知部12の出
力信号の位相と同期している。前記疑似ゼロクロス信号
でサイリスタSCRを制御することによりサイリスタS
CRはゼロクロス点から外れたタイミングでオンするこ
とはなく、電源にノイズが乗るような悪条件下での使用
でなければ、発熱線6に流れる電流は交流半波の波形の
一部が欠けた状態になることは無い。
【0013】尚、サイリスタSCRは、交流の負のサイ
クル期間にゲートにオン信号が入力されても導通せず、
又、交流の正のサイクル期間において一旦導通するとゲ
ート信号がオフしてもその正のサイクル期間は導通状態
を保持する機能がある。
【0014】ここで、コンパレータU1の入力端子に抵
抗R3を介して直流バイアスが印可された状態で、温度
検知部12の出力信号が、コンデンサC2が並列に接続
された抵抗R2を介して、信号電圧Vsとして入力され
るように構成すると、温度検知部12からの出力信号の
微分信号に直流バイアスが加算されて波形整形されるこ
とになり、図2(b)に示すように、立ち上がり時に最
大電圧となり時間ととも電圧が低下する信号波形が得ら
れる。これにより、たとえ電源にノイズが乗っていても
ゼロクロス点でコンパレータU1の出力がオフであれ
ば、ゼロクロス点以降の正のサイクル期間において、信
号電圧Vsが基準電圧Vrを超えることが無い。従っ
て、電源にノイズが乗るような悪条件下での使用であっ
ても、確実に発熱線6に流れる電流の波形の一部が欠け
ることを回避することが可能となる。
【0015】このように本発明によれば、温度検知巻線
8に流れる電流を減らすことで採暖用温度調節装置の消
費電流を低減するとともに、発熱線6の電流波形の欠損
に対し、コストのかかる専用のゼロクロスICやゼロク
ロス回路を使用することなく、又、無極性の電解コンデ
ンサを使用したり、リップル成分の波形を微妙に変形さ
せたりする設計にカットアンドトライを必要とせず、し
かも確実に対策することができる、安全で安価な採暖用
温度調節装置を実現させることができる。
【0016】尚、本発明においては、コンパレータU1
の代わりにオペアンプを使用しても良い。又、温度検知
巻線8と直列に接続される抵抗R1としては、発熱線6
と温度検知巻線8が短絡した場合を考慮し、回路電源を
遮断する安全機能を備えた温度ヒューズ付抵抗器を使用
することが望ましい。又、コンパレータU1の入力端子
と温度検知巻線8と直列に接続される抵抗R1との間に
接続された抵抗R2と直列にダイオードを接続すること
が望ましい。更に、コンパレータU1の入力端子に抵抗
R3を介して接続される直流電源11やコンパレータU
1の電源は、コンデンサ入力式電源を構成するツェナー
ダイオードZDの両端の電圧をコンデンサC3で平滑し
て得られる直流電圧を利用すると、部品点数を減らすこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1において、温度検知巻線8は、コンデ
ンサC1、整流ダイオードD1,D2,D3、ツェナー
ダイオードZDからなるコンデンサ入力式電源回路11
と、一端が接地された抵抗R1に接続される。符号U1
はコンパレータ(μPC393C:NEC製)であり、
片電源動作とする。コンパレータU1の非反転入力端子
には抵抗R3を介して直流バイアスが印加されるととも
に、コンデンサC2が並列に接続された抵抗R2を介し
て、抵抗R1に接続されている。コンパレータU1の反
転入力には可変抵抗VRの可動端子が接続され、直流電
源が抵抗R4,可変抵抗VR,抵抗R5で分圧された基
準電圧Vrが印加されている。又、コンパレータU1の
出力は抵抗R6によって直流電圧にプルアップされると
ともに、サイリスタSCRのゲート端子に接続されてい
る。
【0018】コンデンサ入力式電源回路11により、交
流電源の正サイクルにおいてはコンデンサC1、ダイオ
ードD1、温度検知巻線8、抵抗R1を通して電流が流
れる。温度検知巻線8と抵抗R1に印加される電圧は、
ツェナーダイオードZDのツェナー電圧によって制限さ
れているため、前記温度検知巻線8は疑似方形波で駆動
されることになる。更に、前記疑似方形波はコンデンサ
C1があることにより交流電源の位相より約90°進ん
でいる。従って、前記温度検知巻線8と抵抗R1とから
なる温度検知部12の出力も図2(a)に示すように交
流電源の位相より約90°進んだ疑似方形波となってい
る。
【0019】コンパレータU1の非反転入力端子に抵抗
R3を介して直流バイアスが印加された状態で、コンデ
ンサC2が並列に接続された抵抗R2を介して、抵抗R
1に接続すると、コンパレータU1の非反転入力端子に
入力される信号Vsの波形は、図2(a)に示すように
温度検知部12の疑似方形波出力に微分成分を重畳した
ものとなり、立ち上がり時に最大電圧となり時間ととも
に電圧が低下する波形となる。この信号Vsと抵抗R
4、可変抵抗VR、抵抗R5により設定される基準電圧
VrをコンパレータU1で比較すると、図3に示すよう
に、非反転入力端子に入力される信号Vsの波形の前半
部分、すなわち、ゼロクロス点以前でコンパレータU1
の出力がオフであればゼロクロス点以降の電源の正サイ
クル期間中にコンパレータU1の出力がオンになること
はない。勿論、コンパレータU1の出力は前記の温度検
知部12の疑似方形波出力に同期しているため、コンパ
レータU1の出力波形から、専用のゼロクロスICやゼ
ロクロス回路により供給されるゼロクロス信号と同様の
働きをする、いわば疑似ゼロクロス信号が得られたこと
になる。これにより、確実に発熱線6の電流波形の欠損
を回避できることになる。
【0020】尚、図1において、ダイオードD2は、電
源の負サイクル期間にコンデンサC1に電流を流すため
のものである。抵抗R8は、コンデンサC1に突入電流
が流れることを防止するためのものである。抵抗R7
は、サイリスタSCRのゲート端子に流れる電流を制限
するためのものである。抵抗R1〜8の抵抗値は、それ
ぞれR1:360Ω、R2:4.7kΩ、R3:22k
Ω、R4:10.8kΩ、R5:4.15kΩ、R6:
6.2kΩ、R7:1.5kΩ、R8:100Ωであ
る。C1は、静電容量が0.47μFのフィルムコンデ
ンサである。C2は、静電容量が1μFのセラミックコ
ンデンサである。C3は、静電容量が100μFの電解
コンデンサである。ツェナーダイオードZDのツェナー
電圧は、15Vである。可変抵抗VRの抵抗値は、10
kΩである。、ダイオードD1〜3は、いずれも耐電圧
400Vの1Aタイプである。サイリスタSCRは、3
Aタイプ(3P4MH:NEC製)を使用した。
【0021】上記の実施例において、電源電圧を90〜
110Vまで変化させた場合、及び電源周波数が50H
zの場合と60Hzの場合について発熱線の電流波形を
観測したところ、いずれの場合も電流波形に欠損は無か
った。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
熱線と温度検知巻線が一体構造となった線条が配設され
てなる採暖物の温度を調節する装置であって、温度検知
巻線に流れる電流を減らすことで採暖用温度調節装置の
消費電流を低減するとともに、発熱線の電流波形の欠損
に対し、コストのかかる専用のゼロクロスICやゼロク
ロス回路を使用することなく、又、無極性の電解コンデ
ンサを使用したりリップル成分の波形を微妙に変形させ
たりする設計にカットアンドトライを必要とせずしかも
確実に対策することができる、安全で安価な採暖用温度
調節装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による採暖用温度調節装置の一実施例を
示す回路図である。
【図2】本発明による採暖用温度調節装置の各部の波形
を示す図で、(a)は温度検知部11の出力波形、コン
パレータU1の入力波形、及び発熱線の印加電圧の波形
を示しており、(b)は(a)に示した温度検知部11
の出力波形とコンパレータU1の入力波形の拡大図であ
る。
【図3】本発明による採暖用温度調節装置のコンパレー
タU1の出力波形と発熱線の電流波形を示す図である。
【図4】採暖用温度調節装置の構成を説明するための図
である。
【図5】センサー発熱体の構成を説明するための図であ
る。
【図6】従来の採暖用温度調節装置の一例を示す回路図
である。
【符号の説明】
U1 コンパレータ SCR サイリスタ C1,C2,C3 コンデンサ R1〜R8 抵抗 VR 可変抵抗 D1,D2,D3 ダイオード ZD ツェナーダイオード 6 発熱線 8 温度検知巻線 11 コンデンサ入力式電源回路 12 温度検知部 Vr 基準電圧 Vs コンパレータU1の非反転入力端子に入力される
信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱線と温度検知巻線が一体構造となっ
    た線条が配設されてなる採暖物の温度を調節する装置で
    あって、前記発熱線に印加される交流半波の位相に対
    し、コンデンサ入力により約90°進んだ位相の疑似方
    形波で温度検知部の前記温度検知巻線が駆動され、それ
    によって得られる前記温度検知部の出力信号と同期した
    疑似ゼロクロス信号によって前記発熱線の電流が制御さ
    れることを特徴とする採暖用温度調節装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の採暖用温度調節装置にお
    いて、前記温度検知部からの出力信号の微分信号に直流
    バイアスが加算されて波形整形されていることを特徴と
    する採暖用温度調節装置。
JP2001178193A 2001-06-13 2001-06-13 採暖用温度調節装置 Pending JP2002373762A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575462B1 (ko) 2004-05-18 2006-05-03 유인기 발열체의 온도 제어 회로 및 방법
WO2009064057A1 (en) * 2007-11-12 2009-05-22 Jong-Jin Kil Three-wire temperature detection and control circuit for electromagnetic shielding

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