JP2002372860A - 現像剤量規制ブレード及びその製造方法 - Google Patents

現像剤量規制ブレード及びその製造方法

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JP2002372860A
JP2002372860A JP2001297213A JP2001297213A JP2002372860A JP 2002372860 A JP2002372860 A JP 2002372860A JP 2001297213 A JP2001297213 A JP 2001297213A JP 2001297213 A JP2001297213 A JP 2001297213A JP 2002372860 A JP2002372860 A JP 2002372860A
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JP2001297213A
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English (en)
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Toru Ishigaki
亨 石垣
Kazuaki Iwata
和明 岩田
Manabu Takashima
学 高島
Naohiko Nakano
直彦 仲野
Mitsuru Honda
充 本田
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Canon Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な表面平滑性を有し、耐久性に優れた現
像剤量規制ブレードを簡便な作製方法により提供する。 【解決手段】 ブレード部材と、このブレード部材が貼
り合わされた支持部材とを有する現像剤量規制ブレード
において、ブレード部材の少なくとも支持部材側表面に
硫黄または硫黄を含む化合物を含有し、支持部材の少な
くともブレード部材側表面に銅を含有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に形成
した静電潜像を現像して可視化する際に使用する現像剤
量規制ブレード及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の現像装置は、図1及び図2に示す
ように、電子写真感光体1に対して微小間隔を設けて配
置された現像剤担持部材3(以下「現像スリーブ」又は
「現像ローラ」という)と、この現像スリーブ3に当接
するブレード部材4bを有する現像剤量規制ブレード4
と、現像スリーブ3に圧接する弾性ローラ5と、これら
現像スリーブ3及び弾性ローラが設置された現像容器2
を有し、この現像容器2内には一成分現像剤6(以下
「トナー」という)が収容される。
【0003】このような構成を有する現像装置では、現
像スリーブ3に担持され感光体1の現像部へ搬送される
トナー層を、現像スリーブ3とブレード部材4bとの当
接部の間を通過させてそのトナー層の厚さを規制する。
これにより、現像スリーブ3上にトナーの薄膜が形成さ
れ、且つ当接部での摩擦によってトナーに摩擦電荷(ト
リボ)が付与される。
【0004】従来、現像剤量規制ブレードとしては、ゴ
ム板や金属性薄板などの他に樹脂板やこれらを積層した
ものが用いられている。
【0005】ネガ系トナーに対して用いられる現像剤量
規制ブレードとしては、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、
ポリアミドエラストマー等の板材が用いられている。
【0006】ポジ系トナーに対して用いられる現像剤量
規制ブレードとしては、金属製薄板に電荷制御したシリ
コーンゴムなどの帯電付与層を積層したものが用いられ
ている。
【0007】カラー用の非磁性トナーについては、トナ
ー自体が磁性を持たないので、トナーに高い摩擦電荷を
与えて、現像スリーブ上にコートしなければならない。
このような非磁性トナーを用いる場合、現像剤量規制ブ
レードには電荷制御層として、ウレタンゴム、ポリアミ
ド樹脂、ポリアミドエラストマー、シリコーンゴム、シ
リコーン樹脂等を用いた層が設けられ、その表面が面精
度よく仕上げられている。
【0008】電子写真プロセスを応用した高画質化・フ
ルカラー化においては、トナーの粒径の微粒化が進み、
現像スリーブへのより均一な圧接が要求されている。し
かしながら、現像剤量規制ブレードのブレード部材表面
(電荷制御面)の表面粗さの影響により、画像ムラやス
ジなどの画像不良が見られる。
【0009】ネガ系トナーに対しては、特開平9−50
185号公報に記載されているように、ポリアミドエラ
ストマーやポリアミド樹脂を用いた現像剤量規制ブレー
ドが提案されており、その製造方法として、鏡面を有す
る金型を用いる方法が記載されている。また、ウレタン
ゴムが用いられた現像剤量規制ブレード部材においても
同様に金型を用いた面転写にて電荷制御面を成形してい
る例が報告されている。ブレード部材の電荷制御面の平
滑性は、金型鏡面の維持管理により左右され、製品の品
質にばらつきが生じやすい。
【0010】またポジ系トナーに対して用いられる、熱
硬化型シリコーンゴムやウレタンゴム等を用いた現像剤
量規制ブレードにおいても同様に、成形金型表面の維持
管理が品質上の重要管理項目となっている。
【0011】さらに、従来、ブレード部材とその支持部
材間の接着は、各種接着剤を用いて部材間に接着剤層を
介在させて行なっているが、十分な接着安定性を得にく
く、また煩雑な処理工程を要する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、十分
な表面平滑性を有しながら耐久性に優れた現像剤量規制
ブレードを提供することにある。また、このような現像
剤量規制ブレードを簡便に作製可能な製造方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブレード部材
と、該ブレード部材が貼り合わされた支持部材とを有す
る現像剤量規制ブレードにおいて、前記ブレード部材の
少なくとも前記支持部材側表面に硫黄または硫黄を含む
化合物を含有することを特徴とする現像剤量規制ブレー
ドに関する。
【0014】また本発明は、前記ブレード部材の少なく
とも前記支持部材側表面にさらにシリカを含有すること
を特徴とする上記の現像剤量規制ブレードに関する。
【0015】また本発明は、前記支持部材が、少なくと
も前記ブレード部材側表面に銅を含有することを特徴と
する上記の現像剤量規制ブレードに関する。
【0016】また本発明は、前記支持部材が、少なくと
も前記ブレード部材側表面に銅および亜鉛を含有するこ
とを特徴とする上記の現像剤量規制ブレードに関する。
【0017】また本発明は、前記支持部材がスズ青銅ま
たはリン青銅を用いて形成されていることを特徴とする
上記の現像剤量規制ブレードに関する。
【0018】また本発明は、前記支持部材の前記ブレー
ド部材側表面に銅含有メッキ層が設けられていることを
特徴とする上記の現像剤量規制ブレードに関する。
【0019】また本発明は、前記支持部材の前記ブレー
ド部材側表面に銅及び亜鉛含有メッキ層が設けられてい
ることを特徴とする上記の現像剤量規制ブレードに関す
る。
【0020】また本発明は、前記支持部材の少なくとも
前記ブレード部材側表面に、亜鉛、ニッケル、コバルト
から選ばれる2種以上を含有することを特徴とする上記
の現像剤量規制ブレードに関する。
【0021】また本発明は、前記支持部材の前記ブレー
ド部材側表面に、亜鉛、ニッケル、コバルトから選ばれ
る2種以上を含有するメッキ層が設けられていることを
特徴とする上記の現像剤量規制ブレードに関する。
【0022】また本発明は、前記ブレード部材と前記支
持部材との間に接着剤層を有しない上記の現像剤量規制
ブレードに関する。
【0023】また本発明は、現像剤を担持する現像剤担
持部材に当接され、該現像剤担持部材上に担持された現
像剤量を規制するために用いられる上記のいずれかの現
像剤量規制ブレードの製造方法であって、ブレード部材
用材料を面転写用シート上に成膜してブレード部材シー
トを形成する工程と、前記ブレード部材シートの成膜面
に支持部材シートを貼り合わせる工程を有する現像剤量
規制ブレードの製造方法に関する。
【0024】また本発明は、前記ブレード部材シートと
前記支持部材シートを貼り合わせる際に両シート間に硫
黄または硫黄含有化合物を付与する上記の製造方法に関
する。
【0025】また本発明は、前記ブレード部材シートと
前記支持部材シートを貼り合わせた後に熱処理する上記
の製造方法に関する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明にもとづく現像剤量規制ブ
レードは、例えば前述の図2に示した現像装置に適用可
能なものであり、図1に示すように、現像スリーブ3に
当接されるブレード部材4bが支持部材4aに貼り合わ
された構成を有する。ここで、ブレード部材4bは支持
部材4bの片面の全面に形成された構成、すなわちブレ
ード部材と支持部材が同形状に形成され貼り合わされた
構成であってもよい。
【0027】以下、本発明の現像剤量規制ブレードをそ
の製造過程に従い説明する。
【0028】図4に示すように、ロールコーターに被塗
布シート404(面転写用シート及び保護シートとして
機能する)を仕掛け、この被塗布シート404上にブレ
ード部材用材料としてウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポ
リアミドエラストマー、ポリアミド樹脂、シリコーンゴ
ム、シリコーン樹脂のいずれかから調製されたブレード
部材用組成物405を押し出し機401から注送し、こ
のブレード部材用組成物405が塗布された被塗布シー
ト404を、所定の隙間を設けて近接配置されたロール
402と403との間隙を経由させ、乾燥固化して、ブ
レード部材シートを形成する。
【0029】ブレード部材用の材料は、画像形成プロセ
ス条件にもよるが、所定の帯電性能を有するように、前
記主材料に加えて導電材料等を適量添加してもよい。
【0030】被塗布シート404(面転写用シート)と
しては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂、これらの共重合体並びにこれらの複
合体(アロイ)のいずれかから形成されたフィルムを用
いることができ、望ましくはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2、6−ナフタレート、これらの共
重合体並びにこれらの複合体(アロイ)より選ばれる少
なくとも1種以上から形成されたフィルムを用いる。
【0031】上記のようにして形成されたブレード部材
シートは、被塗布シート404(面転写用シート)が外
側になるように巻き取られる。また、このブレード部材
シートは、被塗布シート404に接している塗布固化膜
(ブレード部材用材料膜)の表面が現像スリーブ(現像
剤担持部材)との当接面となり、この塗布固化膜が後の
工程を得てブレード部材を構成する。
【0032】上記の工程において、ブレード部材用組成
物405は、溶融状態で被塗布シート404上に注送さ
れ、塗布、固化される結果、形成された塗布固化膜の被
塗布シート404に接する面には、この被塗布シート
(面転写シート)の非常に滑らかな面が転写される。被
塗布シート(面転写シート)の表面は非常に滑らかであ
るが、その面粗度の適正値は現像剤粒子径との関係で適
宜決定される。
【0033】なお、前記のブレード部材シートをロール
に巻き取る前に、ブレード部材シートの被塗布シート4
04(面転写シート)とは反対側の面に、ロール406
により供給される保護シート407を貼り合せることが
望ましい。
【0034】保護シート407は、前記の被塗布シート
404と同様なものを用いることができるが、次の工程
までの表面保護が可能なものであれば前記の材料フィル
ムに限定されない。
【0035】次に、図5に示すように、ブレード部材シ
ートをロール408によって送りながら、保護シート4
07をロール409に巻きとることによりブレード部材
シートから剥離する。続いて、ブレード部材シートの露
出面に、ロール411により供給される支持部材シート
410を貼り合わせる。その張り合わせの際、従来の樹
脂系接着剤等の接着剤を用いないで、硫黄または硫黄含
有化合物を張り合わせ面の少なくともいずれか一方に付
与する。硫黄または硫黄含有化合物の付与は、保護シー
ト407の剥離後に、硫黄又は硫黄含有化合物を溶解あ
るいは分散した液体(アルコール等)を噴霧や浸漬等の
塗布法で付与することができる。例えば、エチルアルコ
ールに2〜10質量%濃度で硫黄を溶解した溶液を噴霧
法により付与することができる。付与された硫黄又は硫
黄含有化合物の硫黄成分は支持部材シートを構成する金
属と反応するとともに、支持部材シートとブレード部材
シートとの接着機能を発現する。
【0036】なお、硫黄含有化合物としては、塩化硫
黄、チオ硫酸塩、チオグリコール酸塩、チオ尿素等を挙
げることができる。
【0037】硫黄又は硫黄含有化合物の付与の際、さら
にシリカを混合して付与するとより高い効果を得ること
ができる。例えば、コロイダルシリカ等のシリカ微粒子
をエチルアルコールやイソプロパノール等の硫黄含有ア
ルコールに100ppm濃度で均一分散させ、これを噴
霧法により付与することができる。
【0038】ここで、支持部材シート410としては、
ブレード部材中の、或いはその表面に別途付与された硫
黄やシリカと反応させるために、少なくとも表面に銅を
含有する薄板(以下「銅含有薄板」という)を用いるこ
とができる。例えばリン青銅、スズ青銅を挙げることが
できる。この銅含有薄板には、少なくともその表面にさ
らに亜鉛を含有していることが好ましい。
【0039】または、支持部材シートとして、少なくと
も表面に、亜鉛、ニッケル、コバルトから選ばれる2種
以上を含有する薄板(シート)を用いることができる。
【0040】以上のようにして得られた積層シートはロ
ール412に巻き取る。その後、所定のサイズにプレス
等により切断する。切断工程は、このようにブレード構
成要素をすべて貼り合わせた後に行ってもよいし、適当
な段階で各構成要素毎に個別にシートを形成し、各シー
トを切断し、切断されたシートを貼り合わせて最終形状
にとしてもよい。
【0041】本発明の基礎となる技術は、ゴムと黄銅メ
ッキにおける接着にある。ゴムと黄銅メッキとの接着
は、主にゴム側の硫黄成分とメッキ側の銅成分との結合
でなされる。もし、この接着機構を利用するシステム中
で一方の成分が不足するならば、不足成分を付与すれ
ば、所望の接着が可能となる。
【0042】ゴム側においては、シリカの存在が上記接
着効果を助長し、また黄銅メッキ側においては、亜鉛の
存在が上記接着効果を助長することが解説されている
(ゴム協会誌、Vol.73、4号、2000、p.180-183)。ま
た、同文献には、メッキ被膜とゴムとの加硫接着が開示
されている。
【0043】ブレード部材シートの露出面に、支持部材
シートを貼り合わせた際に、付加的に加熱手段413に
より加熱を施してもよい。加熱温度としては、使用する
材料により適宜設定されるが、例えば120〜200℃
程度に設定することができる。
【0044】なお、本発明の現像剤量規制ブレードは、
現像装置の所定位置への装着直前まで被塗布シート40
4を剥離せずに取り扱い可能であるため、ブレード部材
の当接面がこの被塗布シート404(ここでは保護シー
トとして機能する)で被覆された形態で部品(商品)と
して運用することができる。この被塗布シート404に
よって、その滑らかなシート表面がブレード部材の表面
(現像ブレードへの当接面)に転写されるとともに、現
像装置への装着直前まで当接面(電荷制御面)が保護さ
れるため、従来の金型成形で形成されるブレード部材よ
り優れた特性を発揮することができる。
【0045】滑らかなシート表面を利用して転写された
ブレード部材の電荷制御面の表面粗さは、十点平均粗さ
Rzとして、3.5μm以下が好ましく、2.0μm以
下がより好ましく、1.0μm以下がさらに好ましく、
0.3μm以下が最も好ましい。表面粗さが3.5μm
を超える表面であると、現像剤の微細なものが表面の凹
部内に埋め込まれて所望の効果を得ることが困難とな
る。特にカラー用途などに主に用いられる、より微細な
現像剤の場合には、表面粗さが3.5μmを超えると、
不具合が生ずる可能性がある。
【0046】また、電荷制御面の微細構造においては、
滑らかであることが重要であり、マクロには比較的粗い
数値として測定されても、ミクロに滑らかであればよ
い。すなわち、粗さが2〜4μmであっても、その微細
構造が、好ましくは0.5μm以下、より好ましくは
0.4μm以下、更に好ましくは0.3μm以下であれ
ば、比較的振幅の大きな粗さプロフィールで、十分な効
果が期待される。
【0047】なお、ブレード部材の電荷制御面の表面粗
さの好適な範囲は、使用する現像剤粒子の種類や、その
平均粒径、粒度分布と関係するため、画像形成プロセス
条件によっても微妙な変動の可能性はある。
【0048】支持部材4aとしては、前述の銅含有薄板
を用いることができるが、少なくとも表面に銅、好まし
くはさらに亜鉛が存在するものであれば、或いは少なく
とも表面に亜鉛、ニッケル、コバルトから選ばれる2種
以上が存在するものであれば、ステンレススチール板、
アルミ板等の金属製平板や、樹脂製平板を用いることが
できる。本発明における支持部材は、前記のように支持
部材の少なくとも表面に銅、好ましくはさらに亜鉛が存
在するものであり、あるいは支持部材の少なくとも表面
に亜鉛、ニッケル、コバルトから選ばれる2種以上が存
在するものであり、用いた薄板の表面に当該成分が含ま
れない場合あるいは不足する場合は、メッキ、塗工等の
適当な付加手段によりその表面に付与することができ
る。例えば、銅含有メッキ層や、黄銅メッキ等の銅及び
亜鉛を含有するメッキ層を各種平板表面に形成して支持
部材として用いることができる。また、Zn−Ni、N
i−Co、Co−Zn、Ni−Zn−Co等の亜鉛、ニ
ッケル、コバルトから選ばれる2種以上を含有するメッ
キ層を各種平板表面に形成して支持部材として用いるこ
とができる。
【0049】なお、ブレード部材の厚さは、ブレードと
しての十分な機能、すなわち、適度な当接、現像剤粒子
の均一な帯電、摩耗の抑制等を実現するため、1μm以
上が好ましく、10μm以上がより好ましく、50μm
以上とする場合もあれば、100μm以上とする場合も
ある。一方、300μm以下が好ましく、100μm以
下がより好ましく、50μm以下が更に好ましい。
【0050】また、支持部材の厚さは、50μm以上が
好ましく、80μm以上がより好ましく、90μm以上
が更に好ましく、100μm以上が最も好ましく、一
方、150μm以下が好ましい。
【0051】更に、現像剤量規制ブレードの総厚は、上
記の様なブレード部材の厚さと、上記の様な支持部材の
厚さとの和であることが好ましく、例えば、51μm以
上450μm以下が好ましい。
【0052】次に、本発明の現像剤量規制ブレードを用
いた現像装置について説明する。図2は、現像装置の一
例の概略構成図であり、2はトナー(現像剤)6を収容
した現像容器であり、本現像装置は、この現像容器2内
に、電子写真感光体1(像担持体)と対向設置された現
像スリーブ3(現像剤担持部材)を備え、感光体1上の
静電潜像を現像してトナー像として可視化する構成を有
している。現像スリーブ3は、図において右側の略半周
面を現像容器2内に収容され、左側の略半周面を現像容
器2外へ露出され、感光体1に対向するようにして、回
転自在に横設されている。現像スリーブ3と感光体1と
の間には微小間隔が設けられている。現像スリーブ3
は、感光体1の回転方向aに対し、矢印b方向に回転駆
動される。
【0053】現像容器2内には、現像スリーブ3の上方
位置に本発明の現像剤量規制ブレード4が設けられ、ま
た、現像剤量規制ブレード4よりも現像スリーブ3の回
転方向上流側の位置に弾性ローラ5が設けられている。
【0054】現像剤量規制ブレード4は、現像スリーブ
3の回転方向上流側に向けて下向きに傾斜して設けら
れ、現像スリーブ3の上部外周面に回転方向に対向して
当接されている。
【0055】弾性ローラ5は、現像スリーブ3の感光体
1と反対側の部分に圧接され、且つ回転可能に支持され
ている。
【0056】現像装置は、上記構成にて、弾性ローラ5
が矢印c方向に回転し、この弾性ローラ5の回転により
トナー6が担持され現像スリーブ3の近傍に供給され、
現像スリーブ3と弾性ローラ5とが接する接触部(ニッ
プ部)において、弾性ローラ5上のトナー6が現像スリ
ーブ3と摺擦されることにより、現像スリーブ3上に付
着する。
【0057】その後、現像スリーブ3の回転に伴い、現
像スリーブ3上に付着したトナー6は、現像剤量規制ブ
レード4のブレード部材と現像スリーブ3との接触部に
て、これらの間に侵入し、ここを通過する際に現像スリ
ーブ3の表面と現像剤量規制ブレードのブレード部材4
との両者により摺擦されて、十分に摩擦帯電を受ける。
【0058】以上のようにして帯電されたトナー6は、
上記の現像剤量規制ブレード4のブレード部材と現像ス
リーブ3との当接部を抜け出して、現像スリーブ3上に
トナー6の薄層を形成し、現像スリーブ3と微小間隙を
開けて対向した感光体1の現像部へと搬送される。そし
て、その現像部において現像スリーブ3と感光体1との
間に、現像バイアスとして、例えば直流に交流を重畳し
た交互電圧を印加することにより、現像スリーブ3上の
トナー6が感光体1の静電潜像に対応して転移し、静電
潜像に付着、現像してトナー像として可視化する。
【0059】現像部において現像に消費されずに現像ス
リーブ3上に残存したトナー6は、現像スリーブ3の回
転と共に現像スリーブ3の下部から現像容器2内に回収
される。
【0060】現像スリーブ3に付着した状態で回収され
たトナー6は、現像スリーブ3と弾性ローラ5との接触
部で現像スリーブ3から弾性ローラ5によって剥ぎ取ら
れる。同時に弾性ローラ5の回転により現像スリーブ3
上に新たなトナー6が供給され、新たなトナー6は、再
び現像スリーブ3と現像剤量規制ブレード4のブレード
部材との当接部へ搬送される。
【0061】一方、上記の剥ぎ取られたトナー6の大部
分は、弾性ローラ5の回転に伴い現像容器2内のトナー
6中に搬送されて混ざり合い、剥ぎ取られたトナー6の
帯電電荷が分散される。
【0062】図3は、本発明の現像装置を採用するのに
適した電子写真装置の一例である。図において、11は
被帯電体としての感光体であり、本例のものはアルミニ
ウムなどの導電性支持体と、その外周面に形成した感光
層を基本構成層とするドラム型の電子写真感光体であ
る。支軸を中心に図面上時計方向に所定の周速度をもっ
て回転駆動される。
【0063】帯電部材12は、この感光体11面に接し
て感光体面を所定の極性および電位に一様に一次帯電処
理するコロナ放電器である。これは、装置やプロセスに
より、帯電ローラであってもよい。
【0064】帯電部材12によって均一に帯電処理を受
けた感光体11は、次いで、露光手段Lにより目的の画
像情報の露光(レーザービーム走査露光、原稿画像のス
リット露光など)を受けることで、その周面に目的の画
像情報に対応した静電潜像13が形成される。
【0065】その静電潜像13は、次いで、現像装置1
4によりトナー画像として順次に可視像化されていく。
【0066】このトナー画像は、次いで、転写手段15
により不図示の給紙手段部から感光体11の回転と同期
どりされて適正なタイミングをもって感光体11と転写
手段15との間の転写部へ搬送された転写材Pの表面に
順次に転写されていく。本例の転写手段15はコロナ放
電器(ローラタイプであっても良い)であり、転写材P
の裏からトナーと逆極性の帯電を行うことで感光体11
側のトナー画像が転写材Pの表面側に転写されていく。
また、4色のトナーを用いてカラー画像を出力するカラ
ーLBPなどにおいては、4色のカラー画像をそれぞれ
現像し可視化するために、一旦ローラやベルト等の中間
転写体にトナーを転写した後、トナー画像が転写材Pの
表面側に転写されていく。
【0067】トナー画像が転写された転写材Pは、感光
体11面から分離されて加熱定着ロール18へ先送さ
れ、トナー画像像が定着され、画像形成物として出力さ
れる。
【0068】像転写後の感光体11の表面は、クリーニ
ング手段16によって転写残りトナーなどの付着汚染物
の除去処理が施され、清浄化されて繰り返して作像に供
される。
【0069】感光体、帯電部材、現像装置及びクリーニ
ング手段のような電子写真装置の複数の要素をプロセス
カートリッジに一体的に組み込ませることもできる。そ
うすることで、プロセスカートリッジは、装置本体に対
して着脱可能とすることができる。例えば、感光体及び
現像装置と必要に応じて帯電部材及びクリーニング手段
等をプロセスカートリッジに一体的に組み込み、装置本
体のレールなどの案内手段を用いて着脱自在に構成でき
る。
【0070】本発明の現像装置を使用し得る電子写真装
置としては、複写機、レーザービームプリンタ、LED
プリンタ、あるいは、電子写真製版システムなどの電子
写真応用装置などが挙げられる。
【0071】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに説明す
る。なお、実施例は本発明を説明するものではあるが、
本発明はこれら実施例のみに限定するものではない。
【0072】(実施例1)ブレード部材としてポリアミ
ドエラストマー(商品名:ダイアミド PAEE40−
S3、ダイセル・ヒュルス社製)を、押し出し成形(T
ダイ)にて約250℃に溶融し、被塗布シート(面転写
シート)404(ポリプロピレンフィルム、表面粗さR
z=1.0μm、厚さ100μm)上に押し出し成膜加
工して厚さ100μmのポリアミドエラストマー層を形
成し、総厚が約200μmの板状成形物(ブレード部材
シート)を作製した。
【0073】作製されたブレード部材シートの被塗布シ
ート(面転写シート)404とは反対側の表面に硫黄の
アルコール溶液を噴霧(スプレー塗布)し、この表面に
硫黄を存在させた。
【0074】次に、支持部材としてバネ弾性を持つリン
青銅板(板厚0.12mm)を、ブレード部材シートの
硫黄存在表面に貼り合わせた。その際、貼合面の結合を
より強化にするために加熱を行った。
【0075】支持部材が貼合されたシートを、所定の寸
法および形状に切断して現像剤量規制ブレードを得た。
【0076】(実施例2)シリカ微粒子をさらに分散含
有する硫黄のアルコール溶液をブレード部材シートに噴
霧(スプレー塗布)した以外は実施例1と同様にして現
像剤量規制ブレードを作製した。
【0077】(実施例3)支持部材として、リン青銅板
に代えて、亜鉛を含有するスズ青銅板(厚さ:0.12
mm)を用いた以外は実施例1と同様にして現像剤量規
制ブレードを作製した。
【0078】(実施例4)支持部材として、リン青銅板
に代えて、ステンレス薄板(厚さ:0.12mm)に銅
と亜鉛の混合メッキを施したものを使用した以外は実施
例1と同様にして現像剤量規制ブレードを作製した。
【0079】(実施例5)支持部材として、バネ弾性を
持つりん青銅板(厚さ0.12mm)にZn−Niメッ
キしたものを用いた以外は実施例1と同様にして現像剤
量規制ブレードを作製した。
【0080】(実施例6)支持部材として、バネ弾性を
持つりん青銅板(厚さ0.12mm)にZn−Niメッ
キを施したものを用い、また、シリカ微粒子をさらに分
散含有する硫黄溶液をブレード部材シートに噴霧した以
外は実施例1と同様にして現像剤量規制ブレードを作製
した。
【0081】(実施例7)支持部材として、スズ青銅板
(厚さ:0.12mm)にCo−Znメッキを施したも
のを用いた以外は実施例1と同様にして現像剤量規制ブ
レードを作製した。
【0082】(実施例8)支持部材として、ステンレス
薄板(厚さ:0.12mm)にNi−Zn−Coの混合
メッキを施したものを用いた以外は実施例1と同様にし
て現像剤量規制ブレードを作製した。
【0083】(比較例1)硫黄溶液を噴霧しないでブレ
ード部材シートと支持部材と貼り合わせ、加熱圧着を行
った以外は実施例1と同様にして現像剤量規制ブレード
を作製した。
【0084】(評価)以上により作製した現像剤量規制
ブレードと、アルミ管をブラスト処理して十点平均粗さ
Rz=2.5μmとした現像スリーブを、現像剤量規制
ブレードのブレード部材と現像スリーブ間の当接圧が
0.18N/cmとなるように現像装置に装着した。現
像容器には、現像スリーブにトナーを付与し、また現像
されずに残ったトナーをはぎ取って再び現像容器に戻す
働きをする弾性ローラとして、発泡ウレタン製のスポン
ジローラを装着した。現像容器に、非磁性トナーを収容
した。
【0085】上記の現像装置をレーザービームプリンタ
ー(商品名:Lasershot、キヤノン製)に装着
し、15℃、10RH%の低温低湿環境下、現像スリー
ブを駆動した際の、現像スリーブ上のトナーのコート状
態を観察し、目視によりスジ、ムラ等の有無を確認し
た。
【0086】また、現像剤量規制ブレードのブレード部
材の摩擦帯電能力の評価として、次にようにしてトナー
電荷量(トリボ)を測定した。
【0087】上記現像装置において、現像スリーブを回
転することにより現像容器内に収容されているトナーを
搬送し、現像剤量規制ブレードのブレード部材と現像ス
リーブとの摩擦帯電でトナーに電荷を与え、電荷を持っ
たトナーを現像スリーブ上に均一に付着させる。このト
ナーを吸引して得られる電荷量(Q)、重量(M)の値
から単位重量当たりのトナー電荷量Q/M(μC/g)
を算出する。このトナー電荷量Q/Mは、ブレード部材
の当接面の摩擦帯電性により数値に差異が生じるため、
ブレード部材の摩擦帯電能力の評価に適している。
【0088】また、非磁性黒トナーを用い、紙上にベタ
黒画像を出力した際の画像濃度を、マクベス濃度計によ
り測定した。
【0089】また、使用前のブレード部材の当接面の十
点平均粗さRzを測定(商品名:サーフコーダSE35
00、小坂研究所製)した。
【0090】また、現像剤量規制ブレードの耐久性の評
価として、現像剤量規制ブレードのブレード部材と支持
部材とのずり方向の接着力をテンシロン装置を用いて評
価した。ブレード部材シートと支持部材の貼合せがブレ
ード全域の場合、固定端では全層一体で固定されるた
め、逆位置の摺擦端における剥がれが実際の問題とな
る。従って、ここでは、耐久試験後の端部の剥がれの有
無を目視で確認した。
【0091】以上の評価結果を表1及び表2に示す。実
施例のブレードは、十分な密着により耐久試験後も十分
な層構成の維持が見られた。しかし、実施例と同様な温
度をかけ、圧着を行っても硫黄含有液を付与しなかった
比較例では耐久試験後に剥離が生じた。また、ブレード
部材の厚さを30μmとすることにより、更に性能を向
上できた。
【0092】
【表1】
【0093】
【表2】
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
レード部材と支持部材との貼り合わせに接着剤を用いな
くても、耐久性に優れ且つ十分に平滑な当接面をもつ現
像剤量規制ブレードを提供することができる。また、接
着剤の塗工・乾燥工程を必要としないので簡略かつ低コ
ストで作製可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像剤量規制ブレード及びその装着部位を説明
するための概略構成図である
【図2】現像装置の概略構成図である。
【図3】電子写真装置の概略構成図である。
【図4】現像剤量規制ブレードの製造方法(ブレード部
材用材料の成膜工程)を説明するための概略図である。
【図5】現像剤量規制ブレードの製造方法(支持部材貼
り合わせ工程)を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 電子写真感光体 2 現像容器 3 現像剤担持部材(現像スリーブ) 4 現像剤量規制ブレード 4a 支持部材 4b ブレード部材 5 弾性ローラ 6 現像剤(トナー) 11 感光体 12 帯電部材 13 静電潜像 14 現像装置 15 転写手段 16 クリーニング手段 18 加熱定着ロール L 露光手段 P 転写材 401 Tダイ押し出し機 402 ロール1 403 ロール2 404 被塗布シート(面転写用シート) 405 ブレード部材用組成物 406 保護シート供給ロール 407 保護シート 408 ブレード部材シート受けロール 409 保護シート剥離ロール 410 支持部材シート 411 支持部材供給ロール 412 現像剤量規制ブレードシート巻き上げロール 413 熱源(加熱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高島 学 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 (72)発明者 仲野 直彦 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 (72)発明者 本田 充 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AD13 AD23 FA14 FA16 4K044 AA06 AB02 AB10 BA06 BA10 CA18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレード部材と、該ブレード部材が貼り
    合わされた支持部材とを有する現像剤量規制ブレードに
    おいて、前記ブレード部材の少なくとも前記支持部材側
    表面に硫黄または硫黄を含む化合物を含有することを特
    徴とする現像剤量規制ブレード。
  2. 【請求項2】 前記ブレード部材の少なくとも前記支持
    部材側表面にさらにシリカを含有することを特徴とする
    請求項1記載の現像剤量規制ブレード。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、少なくとも前記ブレー
    ド部材側表面に銅を含有することを特徴とする請求項1
    又は2記載の現像剤量規制ブレード。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、少なくとも前記ブレー
    ド部材側表面に銅および亜鉛を含有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の現像剤量規制ブレード。
  5. 【請求項5】 前記支持部材がスズ青銅またはリン青銅
    を用いて形成されていることを特徴とする請求項3又は
    4記載の現像剤量規制ブレード。
  6. 【請求項6】 前記支持部材の前記ブレード部材側表面
    に銅含有メッキ層が設けられていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の現像剤量規制ブレード。
  7. 【請求項7】 前記支持部材の前記ブレード部材側表面
    に銅及び亜鉛含有メッキ層が設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の現像剤量規制ブレード。
  8. 【請求項8】 前記支持部材は、少なくとも前記ブレー
    ド部材側表面に、亜鉛、ニッケル、コバルトから選ばれ
    る2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の現像剤量規制ブレード。
  9. 【請求項9】 前記支持部材の前記ブレード部材側表面
    に、亜鉛、ニッケル、コバルトから選ばれる2種以上を
    含有するメッキ層が設けられていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の現像剤量規制ブレード。
  10. 【請求項10】 前記ブレード部材と前記支持部材との
    間に接着剤層を有しない請求項1〜9のいずれか一項に
    記載の現像剤量規制ブレード。
  11. 【請求項11】 前記現像剤量規制ブレードの総厚は、
    51μm以上450μm以下であることを特徴とする請
    求項1〜10のいずれか一項に記載の現像剤量規制ブレ
    ード。
  12. 【請求項12】 前記ブレード部材の厚さは1μm以上
    300μm以下であり、前記支持部材の厚さは50μm
    以上150μm以下であることを特徴とする請求項1〜
    11のいずれか一項に記載の現像剤量規制ブレード。
  13. 【請求項13】 現像剤を担持する現像剤担持部材に当
    接され、該現像剤担持部材上に担持された現像剤量を規
    制するために用いられる請求項1〜12のいずれか一項
    に記載の現像剤量規制ブレードの製造方法であって、ブ
    レード部材用材料を面転写用シート上に成膜してブレー
    ド部材シートを形成する工程と、前記ブレード部材シー
    トの成膜面に支持部材シートを貼り合わせる工程を有す
    る現像剤量規制ブレードの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ブレード部材シートと前記支持部
    材シートを貼り合わせる際に両シート間に硫黄または硫
    黄含有化合物を付与する請求項13記載の現像剤量規制
    ブレードの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記ブレード部材シートと前記支持部
    材シートを貼り合わせた後に熱処理する請求項13又は
    14記載の現像剤量規制ブレードの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012163673A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Sharp Corp クリーニングブレード及びクリーニングブレードの製造方法、並びにトナー規制ブレード
JP2013045002A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Canon Inc 現像剤規制部材及び現像装置

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