JP2002372826A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2002372826A
JP2002372826A JP2001179791A JP2001179791A JP2002372826A JP 2002372826 A JP2002372826 A JP 2002372826A JP 2001179791 A JP2001179791 A JP 2001179791A JP 2001179791 A JP2001179791 A JP 2001179791A JP 2002372826 A JP2002372826 A JP 2002372826A
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JP
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color
toner image
gear
forming apparatus
image forming
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JP2001179791A
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English (en)
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Yujiro Nomura
雄二郎 野村
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色ズレやジッタを目立ち難くして画質を向上
させる。 【解決手段】 循環駆動される中間転写ベルト13に対
してトナー像を順次転写する単色トナー像担持体21
(KCMY)の駆動ギヤ51および中間ギヤ52を動力
分岐のない1列に配置したギヤ列50による動力伝達系
路における最終段の駆動ギヤとして、トナー像のうち最
も目立ち難いイエロートナー像用の単色トナー像担持体
21Yの駆動ギヤ51Yを配置し、ベルト13に対して
最後にイエロートナー像を転写する。中間ギヤ52の回
転中心52aを、駆動ギヤの回転中心51a同士を結ん
だ線SL上以外の位置に配置する。少なくとも像担持体
21と駆動ギヤ51はユニット化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いたカラー画像形成装置に関する。より詳しくは、回転
駆動される中間転写体または記録媒体搬送体に対して単
色トナー像担持体を複数個配置し、中間転写体または記
録媒体搬送体で搬送される記録媒体に対して、異なる色
の単色トナー像担持体によるトナー像を順次転写してカ
ラー画像を形成する、いわゆるタンデム式のカラー画像
形成装置に関する。特に、その単色トナー像担持体を回
転駆動する駆動系ないし色ズレ等の対策に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、タンデム式のカラー画像形成装置
として、例えば図7に示すような装置が知られている
(特開昭61−156159号公報)。同図(a)に示
すように、このカラー画像形成装置は、回転駆動される
記録媒体搬送体としての記録媒体搬送ベルト1と、この
記録媒体搬送ベルト1に対して配置された3個の(イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色用
の)単色トナー像担持体としての感光体2Y、2M、2
Cと、これら単色トナー像担持体を回転駆動するギヤ列
3(図(b)参照)とを備え、給紙ローラ4により供給
されて記録媒体搬送ベルト1で搬送される記録媒体Pに
対して、3個の単色トナー像担持体2Y、2M、2Cに
よるトナー像を順次転写して記録媒体P上にカラー画像
を形成するようになっている。各単色トナー像担持体2
Y、2M、2Cの端部には、駆動ギヤ3a(Y、C、
M)が設けられている。これら駆動ギヤ3a(Y、C、
M)の間には中間ギヤ3b、3bが設けられており、こ
れら駆動ギヤ3a(Y、C、M)と中間ギヤ3b、3b
とが1列に配置されてギヤ列3が構成されている。ギヤ
列3の端部に位置する駆動ギヤ3a(Y)に、モータ5
にて回転駆動される駆動源ギヤ5aが噛み合っており、
これによってギヤ列3を介して各単色トナー像担持体2
(Y、M、C)が回転駆動されるようになっている。こ
のように、駆動ギヤ3a(Y、C、M)と中間ギヤ3
b、3bとを1列に配置することにより、最小限のギヤ
数で各単色トナー像担持体2(Y、C、M)を回転駆動
することが可能となる。
【0003】また、図8に示すように、駆動される中間
転写体としての中間転写ベルト6と、この中間転写ベル
ト6に対して複数個配置された単色トナー像担持体2
(Y、M、C、K(ブラック))とを備え、これら複数
個の単色トナー像担持体による異なる色のトナー像を中
間転写ベルト6に対し順次転写して中間転写ベルト6上
で重ね合わせてカラー画像とした後、このカラー画像を
中間転写ベルト6から記録媒体Pへ二次転写部T2にお
いて一括転写する形式(中間転写体形式)のカラー画像
形成装置も知られている(特開平11−231754号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来技術
のように、複数個の単色トナー像担持体2(Y、C、
M)を駆動するギヤ列3が1列に構成されているものに
おいては、そのギヤ列3を構成する各ギヤ3a(Y、
C、M)および3bの製造誤差の累積により、駆動経路
の最終段に位置する像担持体によって形成されて転写さ
れる色が最も色ズレやジッタ(像担持体の速度変動によ
るスジ状の濃度ムラ)を生じやすい。また、図7(b)
に示したようにギヤ列3が1列に構成されているものに
おいては、その駆動経路の中間に位置する駆動ギヤ(例
えば3a(M))に対しては、その上流側の中間ギヤ3
bからの駆動力Fと、下流側の中間ギヤ3bからの駆動
反力Rとが作用するのに対し、駆動経路の最終段に位置
する駆動ギヤ3a(C)には、その上流側の中間ギヤ3
bからの駆動力Fしか作用しない。このため、駆動経路
の中間に位置する駆動ギヤ3a(Y)、3a(M)と、
最終段に位置する駆動ギヤ3a(C)とでは、その変形
のしかたが異なる。したがって、このような理由によっ
ても、駆動経路の最終段に位置する像担持体によって形
成されて転写される色が最も色ズレやジッタ(像担持体
の速度変動によるスジ状の濃度ムラ)を生じやすいとい
うことになる。このような状況において、図7に示した
従来技術では、ギヤ列3における駆動経路の最終段に、
比較的目立ちやすい色であるシアン用の像担持体2
(C)の駆動ギヤ3a(C)が配置されていたので、複
数色のトナー像が記録媒体Pに重畳された状態でそのシ
アン画像のズレやジッタが目立ちやすく、結果として、
カラー画像全体としての画質が低下するという問題があ
る。
【0005】この発明の目的は、以上のような問題を解
決し、色ズレやジッタを目立ち難くして画質を向上させ
ることのできるカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のカラー画像形成装置は、回転駆動され
る中間転写体または記録媒体搬送体と、この中間転写体
または記録媒体搬送体に対して複数個配置された単色ト
ナー像担持体と、これら単色トナー像担持体を回転駆動
する駆動ギヤおよび駆動ギヤ間に配置された中間ギヤが
1列に配置されたギヤ列とを備え、前記中間転写体また
は記録媒体搬送体で搬送される記録媒体に対して、前記
複数個の単色トナー像担持体による異なる色のトナー像
を順次転写するカラー画像形成装置であって、前記ギヤ
列による動力伝達系路における最終段の駆動ギヤとし
て、前記トナー像のうち最も目立ち難い色のトナー像用
の単色トナー像担持体の駆動ギヤが配置されていること
を特徴とする。請求項2記載のカラー画像形成装置は、
請求項1記載のカラー画像形成装置であって、前記複数
個の単色トナー像担持体による異なる色のトナー像を中
間転写体に対し順次転写して中間転写体上で重ね合わせ
た後、中間転写体から記録媒体へ一括転写するカラー画
像形成装置であり、前記中間転写体に対して最後にトナ
ー像を転写する単色トナー像担持体として、前記トナー
像のうち最も目立ち難い色のトナー像用の単色トナー像
担持体が配置されていることを特徴とする。請求項3記
載のカラー画像形成装置は、請求項1または2記載のカ
ラー画像形成装置において、前記トナー像のうち最も目
立ち難い色のトナー像用の単色トナー像担持体がイエロ
ートナー像用の単色トナー像担持体であることを特徴と
する。請求項4記載のカラー画像形成装置は、請求項
1,2,または3記載のカラー画像形成装置において、
前記ギヤ列における中間ギヤの回転中心が、当該中間ギ
ヤの両側に配置されている駆動ギヤの回転中心同士を結
んだ線上以外の位置に配置されていることを特徴とす
る。請求項5記載のカラー画像形成装置は、請求項1〜
4のうちいずれか1項に記載のカラー画像形成装置にお
いて、前記複数個の単色トナー像担持体、およびその駆
動ギヤが共通のフレームに支持されてユニットとして構
成されていることを特徴とする。請求項6記載のカラー
画像形成装置は、請求項5記載のカラー画像形成装置に
おいて、さらに前記中間ギヤも前記共通のフレームに支
持されてユニットとして構成されていることを特徴とす
る。
【0007】
【作用効果】請求項1記載のカラー画像形成装置は、回
転駆動される中間転写体または記録媒体搬送体と、この
中間転写体または記録媒体搬送体に対して複数個配置さ
れた単色トナー像担持体と、これら単色トナー像担持体
を回転駆動する駆動ギヤおよび駆動ギヤ間に配置された
中間ギヤが1列に配置されたギヤ列とを備え、前記中間
転写体または記録媒体搬送体で搬送される記録媒体に対
して、前記複数個の単色トナー像担持体による異なる色
のトナー像を順次転写するカラー画像形成装置であっ
て、前記ギヤ列による動力伝達系路における最終段の駆
動ギヤとして、前記トナー像のうち最も目立ち難い色の
トナー像用の(例えば請求項3記載のようにイエロート
ナー像用の)単色トナー像担持体の駆動ギヤが配置され
ているので、この請求項1記載のカラー画像形成装置に
よれば、次のような作用効果が得られる。すなわち、単
色トナー像担持体を回転駆動する駆動ギヤおよび駆動ギ
ヤ間に配置された中間ギヤが1列に配置されていること
によって、その駆動経路の最終段に位置する駆動ギヤで
駆動される単色トナー像担持体で形成されて転写される
色に、色ズレやジッタが生じたとしても、複数色のトナ
ー像が記録媒体に形成された状態では、その色の画像の
ズレやジッタが目立ち難くなり、結果として、カラー画
像全体としての画質が向上することとなる。請求項2記
載のカラー画像形成装置は、請求項1記載のカラー画像
形成装置のうち、前記複数個の単色トナー像担持体によ
る異なる色のトナー像を中間転写体に対し順次転写して
中間転写体上で重ね合わせた後、中間転写体から記録媒
体へ一括転写するカラー画像形成装置であって、前記中
間転写体に対して最後にトナー像を転写する単色トナー
像担持体として、前記トナー像のうち最も目立ち難い色
のトナー像用の単色トナー像担持体が配置されているの
で、この請求項2記載のカラー画像形成装置によれば、
さらに次のような作用効果が得られる。一般に、電子写
真技術を用いたカラー画像形成装置においては、本来ト
ナーを付着させるべきでない部位にトナーが僅かではあ
るが付着してしまうという現象(いわゆるかぶり現象)
が生じることがある。このような状況において、例えば
図8に示した中間転写体形式の装置のように、その中間
転写体である中間転写ベルト6に対して最後にトナー像
を転写する単色トナー像担持体として、トナー像のうち
最も目立ち易いブラックトナー像用の像担持体2Kが配
置されている構造であると、例えば図9(a)に示すよ
うに、かぶり現象が生じて本来イエロー画像が形成され
るべき部位においてイエロートナーTY上にブラックト
ナーTKが付着し、その後二次転写部T2において記録
媒体Pへの一括転写がなされた際、図9(b)に示すよ
うに、イエロートナーTYとともにこれに連れられるよ
うにしてブラックトナーTKも記録媒体P上へ転写され
てしまい、結果として、その黒色が記録媒体P上のカラ
ー画像において目立ちやすくなるという難点がある。こ
れに対し、この請求項2記載のカラー画像形成装置によ
れば、中間転写体に対して最後にトナー像を転写する単
色トナー像担持体として、トナー像のうち最も目立ち難
い色のトナー像用(例えば請求項3のようにイエロート
ナー像用)の単色トナー像担持体が配置されているの
で、かぶり現象が生じて本来例えばブラック画像が形成
されるべき部位においてブラックトナー上にイエロート
ナーが付着し、その後二次転写部T2において記録媒体
への一括転写がなされた際、ブラックトナーとともにこ
れに連れられるようにしてイエロートナーも記録媒体上
へ転写されたとしても、記録媒体上においてイエロート
ナーはこれよりも目立ちやすいブラックトナー(イエロ
ートナーよりも目立ちやすくて色の濃いトナーであり、
したがってブラックトナーに限らない)で覆われた状態
となるので、結果として、その黄色が記録媒体上のカラ
ー画像において目立ち難くなる。したがって、この請求
項2記載のカラー画像形成装置によれば、カラー画像全
体としての画質が一層向上することとなる。請求項3記
載のカラー画像形成装置によれば、請求項1または2記
載のカラー画像形成装置において、前記トナー像のうち
最も目立ち難い色のトナー像用の単色トナー像担持体が
イエロートナー像用の単色トナー像担持体であるので、
画像のズレやジッタが確実に目立ち難くなり、結果とし
て、カラー画像全体としての画質が確実に向上すること
となる。請求項4記載のカラー画像形成装置によれば、
請求項1,2,または3記載のカラー画像形成装置にお
いて、前記ギヤ列における中間ギヤの回転中心が、当該
中間ギヤの両側に配置されている駆動ギヤの回転中心同
士を結んだ線上以外の位置に配置されているので、さら
に次のような作用効果が得られる。図7に示したような
従来の装置では、そのギヤ列3における駆動ギヤ3a
(Y、C、M)の回転中心と中間ギヤ3b、3bの回転
中心とが一直線SL上に配置されているので、次のよう
な問題が生じる。すなわち、駆動ギヤ3a、中間ギヤ3
bにはそれぞれ製造誤差があるために、また、装置内温
度の上昇で膨張するために、これら駆動ギヤ3aおよび
中間ギヤ3bは所望寸法よりも大きくなることがある。
このような状況において、駆動ギヤ3a(Y、C、M)
の回転中心と中間ギヤ3b、3bの回転中心とが一直線
SL上に配置されていると、上記製造誤差ないし温度上
昇でギヤ3a、3bが所望寸法よりも大きくなった場合
に、ギヤ3a、3bは、前記直線SL方向において圧迫
されて不安定な荷重を受けることとなる。このような不
安定な荷重、特に駆動ギヤ3aに作用する不安定な荷重
は、各単色トナー像担持体2(Y、C、M)を前記直線
SL方向において不安定に移動させ、回転ムラや色ズレ
の原因となり、結果として画質低下の原因となる。これ
に対し、この請求項4記載のカラー画像形成装置によれ
ば、上記駆動ギヤおよび/または中間ギヤが、その製造
誤差により、あるいは装置内温度の上昇による膨張によ
り、所望寸法よりも大きくなったとしても、駆動ギヤ
は、その回転中心同士を結んだ線(前述した直線SLに
相当する線)方向においては直接的には圧迫されないこ
ととなる。したがって、駆動ギヤに作用する、前記線方
向における不安定な荷重が低減され、各単色トナー像担
持体の不安定な移動も低減させることとなる。結果とし
て、この請求項4記載のカラー画像形成装置によれば、
各単色トナー像担持体(特に、各ギヤの製造誤差ないし
熱膨張が累積される最終段の像担持体)の回転ムラや色
ズレが低減されて画質がより一層向上することとなる。
請求項5記載のカラー画像形成装置によれば、請求項1
〜4のうちいずれか1項に記載のカラー画像形成装置に
おいて、前記複数個の単色トナー像担持体、およびその
駆動ギヤが共通のフレームに支持されてユニットとして
構成されているので、複数個の単色トナー像担持体をま
とめて装置本体に対して着脱でき、メンテナンス性が向
上する。特に、請求項4記載の構成と組み合わせた場合
には、さらに次のような作用効果が得られる。すなわ
ち、中間ギヤとその両側に配置されている駆動ギヤとの
噛み合いを確実かつ円滑にするためには中間ギヤのピッ
チ円径をある程度大きくする(上記噛み合いが確実かつ
円滑になる程度にピッチ円径を大きくして歯数を増や
す)必要があるが、例えば図7(b)に示したように、
ギヤ列における駆動ギヤ(3a)の回転中心と中間ギヤ
(3b)の回転中心とが一直線(SL)上に配置されて
いると、中間ギヤのピッチ円径を大きくした場合には、
駆動ギヤの回転中心同士の間隔(L)も大きくなる。こ
のため、例えば図7(b)に示したように、ギヤ列にお
ける駆動ギヤ(3a)の回転中心と中間ギヤ(3b)の
回転中心とが一直線(SL)上に配置されているものに
おいて、仮にこれをユニット化しようとすれば、そのユ
ニットは、上記間隔(L)方向の幅が大型化してしま
う。なお、図7(b)に示したもののように、ギヤ列に
おける駆動ギヤ(3a)の回転中心と中間ギヤ(3b)
の回転中心とが一直線(SL)上に配置されているもの
にあっては、中間ギヤ(3b)をユニットに組み込まず
に、装置本体側に設けるということが極めて困難であ
る。中間ギヤ(3b)を装置本体側に設けると、ユニッ
ト着脱時におけるユニット側の駆動ギヤ(3a)と装置
本体側の中間ギヤ(3b)との噛み合わせが極めて困難
になるからである。このため、図7(b)に示したもの
のように、ギヤ列における駆動ギヤ(3a)の回転中心
と中間ギヤ(3b)の回転中心とが一直線(SL)上に
配置されているものにあっては、複数個の単色トナー像
担持体およびその駆動ギヤをユニット化しようとする
と、中間ギヤ(3b)もユニットに組み込まざるを得
ず、結果としてユニットが一層大型化してしまうという
難点もある。これに対し、この請求項5記載のカラー画
像形成装置によれば、前記ギヤ列における中間ギヤの回
転中心が、当該中間ギヤの両側に配置されている駆動ギ
ヤの回転中心同士を結んだ線上以外の位置に配置されて
いるので、その分、駆動ギヤの回転中心同士の間隔を短
くすることが可能となる。したがって、この請求項5記
載のカラー画像形成装置によれば、上記ユニットをコン
パクトにすることが可能となり、結果として装置全体を
小型化することが可能となる。請求項6記載のカラー画
像形成装置によれば、請求項5記載のカラー画像形成装
置において、さらに前記中間ギヤも前記共通のフレーム
に支持されてユニットとして構成されているので、さら
に次のような作用効果が得られる。すなわち、複数個の
単色トナー像担持体とともに、その駆動ギヤおよび中間
ギヤが共通のフレームに支持されてユニットとして構成
されているので、各駆動ギヤと中間ギヤとの確実円滑な
噛み合い状態が確保され、各単色トナー像担持体の円滑
確実な回転が確保されることとなる。また、特に、請求
項4記載の構成と組み合わせた場合には、中間ギヤをユ
ニットに組み込んだとしても、前記ギヤ列における中間
ギヤの回転中心が、当該中間ギヤの両側に配置されてい
る駆動ギヤの回転中心同士を結んだ線上以外の位置に配
置されているので、上述したようにユニットをコンパク
トにすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 <第1の実施の形態>図1は本発明に係るカラー画像形
成装置の第1の実施の形態を示す概略正面図、図2はそ
の単色トナー像担持体の駆動系を示す正面図である。
【0009】図1に示すように、このカラー画像形成装
置は、駆動ローラ10と従動ローラ11とテンションロ
ーラ12とに張架されて図示矢印方向(反時計方向)へ
循環駆動される中間転写体としての中間転写ベルト13
と、この中間転写ベルト13に対して複数個(4個)配
置された単色トナー像形成手段20(K、C、M、Y)
とを備え、中間転写ベルト13に対して、複数個の単色
トナー像形成手段20によるトナー像が個別の転写用部
材(図示のものは転写ブレード)31,32,33,3
4で順次転写されるようになっている。それぞれの転写
部(一次転写部)をT1K、T1C、T1M、T1Yで
示す。
【0010】単色トナー像形成手段は、ブラック用のも
の20(K)と、シアン用のもの20(C)と、マゼン
タ用のもの20(M)と、イエロー用のもの20(Y)
とが配置されている。これら単色トナー像形成手段20
(K、C、M、Y)は、それぞれ、単色トナー像担持体
としての、外周面に感光層を有する感光体21と、この
感光体21の外周面を一様に帯電させる帯電手段として
の帯電ローラ22と、この帯電ローラ22により一様に
帯電させられた外周面を選択的に露光Lして静電潜像を
形成する露光手段23と、この露光手段23により形成
された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像
(トナー像)とする現像手段としての現像ローラ24
と、この現像ローラ24により現像されたトナー像が中
間転写体(一次転写対象)である中間転写ベルト13に
転写された後に感光体21の表面に残留しているトナー
を除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレ
ード25とを有している。
【0011】中間転写ベルト13に順次一次転写され、
中間転写ベルト13上で順次重ね合わされてフルカラー
となったトナー像は、二次転写部T2において用紙等の
記録媒体Pに二次転写(一括転写)され、定着部である
定着ローラ対41を通ることで記録媒体P上に定着さ
れ、排紙ローラ対42によって、装置本体40のケース
上部に形成された排紙トレイ48上へ排出される。
【0012】43は多数枚の記録媒体Pが積層保持され
ている給紙カセット、44は給紙カセット43から記録
媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ、45は
二次転写部T2への記録媒体Pの供給タイミングを規定
するゲートローラ対、46は中間転写ベルト13との間
で二次転写部T2を形成する二次転写用部材としての二
次転写ローラ、47は二次転写後に中間転写ベルト13
の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手
段としてのクリーニングブレードである。
【0013】図2に示すように、この画像形成装置は、
各単色トナー像坦持体21(K、C、M、Y)を駆動す
る像担持体駆動ギヤ列50を有し、このギヤ列50を、
モータ60で駆動される駆動源ギヤ61で、2つの減速
ギヤ62,63を介して駆動するようになっている。ギ
ヤ列50は、各単色トナー像担持体21(K、C、M、
Y)の端部に固定されていて(図3参照)各単色トナー
像担持体21を回転駆動する駆動ギヤ51(K、C、
M、Y)と、これら駆動ギヤ51(K、C、M、Y)の
間に配置された中間ギヤ52(C、M、Y)とを備え、
これら駆動ギヤ51(K、C、M、Y)と中間ギヤ52
(C、M、Y)とが、その動力伝達経路に分岐のない1
列に(千鳥状に1列に)配置されている。すなわち、駆
動源ギヤ61はモータ60の出力軸に固定されているこ
とによって駆動され、この駆動源ギヤ61に減速ギヤ6
2,63を介して駆動ギヤ51Kが噛み合っていること
によって像担持体21Kが回転駆動され、そのギヤ51
Kに中間ギヤ52Cを介して駆動ギヤ51Cが噛み合っ
ていることによって像担持体21Cが回転駆動され、そ
のギヤ51Cに中間ギヤ52Mを介して駆動ギヤ51M
が噛み合っていることによって像担持体21Mが回転駆
動され、そのギヤ51Mに中間ギヤ52Yを介して駆動
ギヤ51Yが噛み合っていることによって像担持体21
Yが回転駆動されるようになっている。
【0014】これから明らかなように、また、図3およ
び図1からも明らかなように、ギヤ列50による動力伝
達系路における最終段の駆動ギヤとして、前記トナー像
のうち最も目立ち難い(淡い)色であるイエロートナー
像用の単色トナー像担持体21(Y)の駆動ギヤ51
(Y)が配置されており、中間転写ベルト13に対して
最後にトナー像を転写する単色トナー像担持体として、
イエロートナー像用の単色トナー像担持体21(Y)が
配置されている。なお上記4色の目立ち易さは、ブラッ
ク(K)、シアン(C)ないしマゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)の順である。
【0015】図2に示すように、駆動ギヤ列50におけ
る中間ギヤ52の回転中心52aは、当該中間ギヤ52
の両側に配置されている駆動ギヤ51の回転中心同士を
結んだ線SL上以外の位置(線SLからずらした位置)
に配置されている。なお、線SLは、複数個の単色トナ
ー像担持体21(K、C、M、Y)の配列方向に伸びる
線であり、一次転写部T1K、T1C、T1M、T1Y
を連ねた線と基本的に平行な線である。
【0016】図3に示すように、複数個の単色トナー像
担持体21(K、C、M、Y)、その駆動ギヤ51
(K、C、M、Y)、および中間ギヤ52(C、M、
Y)は、共通のフレーム70に支持されてユニット71
として構成されている。なお、中間ギヤ52(C、M、
Y)については、ユニット71のフレーム70に支持せ
ずに、装置本体側のフレーム(図示せず)に支持しても
よい。図3において、72は像担持体21の軸21aを
回転可能に支持している軸受け、73は中間ギヤ52を
回転可能に支持している軸である。なお図4に示すよう
に、像担持体21は、フレーム70に固定した軸21b
に回転可能に支持してもよい。
【0017】図1からも明らかなように、中間転写ベル
ト13から記録媒体Pへカラートナー像を転写する二次
転写部T2は、従動ローラ11に対する中間転写ベルト
13の巻き掛け部において形成されており、記録媒体P
は、二次転写部T2を下方から上方へ向かって通過する
ようになっている。また、二次転写後に中間転写ベルト
13に残留している残留トナーを除去するクリーニング
ブレード47は、従動ローラ11への中間転写ベルト1
3の巻き掛け部において中間転写ベルト13に当接して
いる。
【0018】以上のようなカラー画像形成装置によれば
次のような作用効果が得られる。 (a)循環駆動される中間転写ベルト13と、この中間
転写ベルト13に対して複数個配置された単色トナー像
担持体21(K、C、M、Y)と、これら単色トナー像
担持体21を回転駆動する駆動ギヤ51および駆動ギヤ
51間に配置された中間ギヤ52が1列に配置されたギ
ヤ列50とを備え、中間転写ベルト13に対して、複数
個の単色トナー像担持体21によるトナー像を順次転写
するカラー画像形成装置であって、ギヤ列50による動
力伝達系路における最終段の駆動ギヤとして、前記トナ
ー像(K、C、M、Y)のうち最も目立ち難い色である
イエロートナー像用の単色トナー像担持体21(Y)の
駆動ギヤ51(Y)が配置されているので、次のような
作用効果が得られる。すなわち、単色トナー像担持体2
1(K、C、M、Y)を回転駆動する駆動ギヤ51
(K、C、M、Y)および駆動ギヤ51間に配置された
中間ギヤ(C、M、Y)が1列に配置されていることに
よって、その駆動経路の最終段に位置する駆動ギヤ51
(Y)で駆動される単色トナー像担持体21(Y)で形
成されて転写されるイエロー色に、色ズレやジッタが生
じたとしても、複数色(K、C、M、Y)のトナー像が
記録媒体Pに形成された状態では、そのイエロー色の画
像のズレやジッタが目立ち難くなり、結果として、カラ
ー画像全体としての画質が向上することとなる。なお、
この実施の形態では、色そのもの自体が最も目立ち易い
ブラック用の、駆動ギヤ51Kおよび像担持体21K
が、最も色ズレが生じにくい、ギヤ列50による駆動経
路の始端部に配置されているので、カラー画像全体とし
ての画質が一層向上する。 (b)複数個の単色トナー像担持体21(K、C、M、
Y)による異なる色のトナー像を中間転写体13に対し
順次転写して中間転写体13上で重ね合わせた後、中間
転写体13から記録媒体Pへ一括転写するカラー画像形
成装置であって、中間転写体13に対して最後にトナー
像を転写する単色トナー像担持体として、トナー像
(K、C、M、Y)のうち最も目立ち難いイエローのト
ナー像用の単色トナー像担持体21(Y)が配置されて
いるので、さらに次のような作用効果が得られる。すな
わち、かぶり現象が生じて、例えば図5(a)に示すよ
うに、本来例えばブラック画像が形成されるべき部位に
おいてブラックトナーTK上にイエロートナーTYが付
着し、その後二次転写部T2において記録媒体Pへの一
括転写がなされた際、図5(b)に示すように、ブラッ
クトナーTKとともにこれに連れられるようにしてイエ
ロートナーTYも記録媒体P上へ転写されてたとして
も、記録媒体P上においてイエロートナーTYはこれよ
りも目立ちやすいブラックトナー(イエロートナーより
も目立ちやすくて色の濃いトナーであり、したがってブ
ラックトナーに限らず、シアントナー、マゼンタトナー
でも同様である)で覆われた状態となるので、結果とし
て、その黄色が記録媒体P上のカラー画像において目立
ち難くなる。したがって、このカラー画像形成装置によ
れば、カラー画像全体としての画質が一層向上すること
となる。
【0019】(c)ギヤ列50における中間ギヤ52の
回転中心52aが、当該中間ギヤ52(例えば52
(c))の両側に配置されている駆動ギヤ51(例えば
51(K)、51(C))の回転中心51a同士を結ん
だ線SL上以外の位置に配置されているので、このカラ
ー画像形成装置によれば、上記駆動ギヤ51および/ま
たは中間ギヤ52が、その製造誤差により、あるいは装
置内温度の上昇による膨張により、所望寸法よりも大き
くなったとしても、駆動ギヤ51は、その回転中心51
a同士を結んだ線SL方向においては直接的には圧迫さ
れないこととなる(コサイン成分(図2におけるcos
θ参照)では圧迫される)。したがって、駆動ギヤ51
に作用する、線SL方向における不安定な荷重が低減さ
れ(コサイン成分に低減され)、各単色トナー像担持体
21の不安定な移動も低減させることとなる。結果とし
て、このカラー画像形成装置によれば、各単色トナー像
担持体21(特に、各ギヤ51,52の製造誤差ないし
熱膨張が累積される最終段のイエロー用像担持体21
(Y))の回転ムラや色ズレが低減されて画質が一層向
上する。
【0020】(d)複数個の単色トナー像担持体21、
およびその駆動ギヤ51が共通のフレーム70に支持さ
れてユニット71として構成されているので、複数個の
単色トナー像担持体21をまとめて装置本体に対して例
えば図1において矢印Xで示すように着脱でき、メンテ
ナンス性が向上する。さらに次のような作用効果得られ
る。すなわち、中間ギヤ52とその両側に配置されてい
る駆動ギヤ52との噛み合いを確実かつ円滑にするため
には中間ギヤ52のピッチ円径をある程度大きくする
(上記噛み合いが確実かつ円滑になる程度に大きくして
歯数を増やす)必要があるが、例えば図7(b)に示し
たように、ギヤ列における駆動ギヤ(3a)の回転中心
と中間ギヤ(3b)の回転中心とが一直線(SL)上に
配置されていると、中間ギヤのピッチ円径を大きくした
場合には、駆動ギヤの回転中心同士の間隔(L)も大き
くなる。このため、例えば図7(b)に示したように、
ギヤ列における駆動ギヤ(3a)の回転中心と中間ギヤ
(3b)の回転中心とが一直線(SL)上に配置されて
いるものにおいて、仮にこれをユニット化しようとすれ
ば、そのユニットは、上記間隔(L)方向の幅が大型化
してしまう。なお、図7(b)に示したもののように、
ギヤ列における駆動ギヤ(3a)の回転中心と中間ギヤ
(3b)の回転中心とが一直線(SL)上に配置されて
いるものにあっては、中間ギヤ(3b)をユニットに組
み込まずに、装置本体側に設けるということが極めて困
難である。中間ギヤ(3b)を装置本体側に設けると、
ユニット着脱時におけるユニット側の駆動ギヤ(3a)
と装置本体側の中間ギヤ(3b)との噛み合わせが極め
て困難になるからである。このため、図7(b)に示し
たもののように、ギヤ列における駆動ギヤ(3a)の回
転中心と中間ギヤ(3b)の回転中心とが一直線(S
L)上に配置されているものにあっては、複数個の単色
トナー像担持体およびその駆動ギヤをユニット化しよう
とすると、中間ギヤ(3b)もユニットに組み込まざる
を得ず、結果としてユニットが一層大型化してしまうと
いう難点もある。これに対し、この実施の形態のカラー
画像形成装置によれば、ギヤ列50における中間ギヤ5
2の回転中心52aが、当該中間ギヤの両側に配置され
ている駆動ギヤ51の回転中心同士を結んだ線SL上以
外の位置に配置されているので、その分、駆動ギヤ51
の回転中心51a同士の間隔L1(図2参照)を短くす
ることが可能となる。したがって、この実施の形態のカ
ラー画像形成装置によれば、上記ユニット71をコンパ
クトにすることが可能となり、結果として装置全体を小
型化することが可能となる。 (e)さらにこの実施の形態では、中間ギヤ52も共通
のフレーム70に支持されてユニット71として構成さ
れているので、さらに次のような作用効果が得られる。
すなわち、複数個の単色トナー像担持体21とともに、
その駆動ギヤ51および中間ギヤ52が共通のフレーム
70に支持されてユニット71として構成されているの
で、中間ギヤ52を装置本体側に配置した場合に比べ
て、各駆動ギヤ51と中間ギヤ52との確実円滑な噛み
合い状態が確保され、各単色トナー像担持体21の円滑
確実な回転が確保されることとなる。また、中間ギヤ5
2をユニット71に組み込んだとしても、ギヤ列50に
おける中間ギヤ52の回転中心52aが、当該中間ギヤ
の両側に配置されている駆動ギヤの回転中心同士を結ん
だ線SL上以外の位置に配置されているので、上述した
ようにユニット71をコンパクトにすることができる。
【0021】<第2の実施の形態>図6は本発明に係る
カラー画像形成装置の第2の実施の形態を示す概略正面
図である。同図において、上記第1の実施の形態と同一
部分ないし相当する部分には同一の符号を付してある。
この実施の形態が上記第1の実施の形態と異なる点は、
ベルトを、中間転写ベルト13に代えて、記録媒体Pを
保持して搬送する記録媒体搬送ベルト14とし、この記
録媒体搬送ベルト14に保持された記録媒体Pに対し
て、複数個の単色トナー像形成手段20(K、C、M、
Y)によるトナー像を個別の転写手段31〜34で順次
転写するようにした点にあり、その他の点に変わりはな
い。図中、49aはゲートローラ対45からの記録媒体
Pを記録媒体搬送ベルト14に保持させるための記録媒
体吸着ローラ、49bは記録媒体Pを記録媒体搬送ベル
ト14から剥がして定着ローラ対41へ供給するための
剥離ローラである。このような実施の形態によっても、
前述した第1の実施の形態による(a)(c)(d)
(e)の作用効果が得られる。
【0022】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0023】
【発明の効果】請求項1〜6記載のいずれのカラー画像
形成装置によっても、色ズレやジッタが目立ち難くなっ
て、カラー画像全体としての画質が向上する。さらに、
請求項2記載のカラー画像形成装置によれば、いわゆる
かぶり現象の影響が低減されてカラー画像全体としての
画質が一層向上する。請求項3記載のカラー画像形成装
置によれば、画像のズレやジッタが確実に目立ち難くな
り、結果として、カラー画像全体としての画質が確実に
向上することとなる。請求項4記載のカラー画像形成装
置によれば、駆動ギヤに作用する不安定な荷重が低減さ
れて各単色トナー像担持体の不安定な移動も低減され、
各単色トナー像担持体の回転ムラや色ズレが低減されて
画質がより一層向上する。請求項5記載のカラー画像形
成装置によれば、メンテナンス性が向上し、特に、請求
項4記載の構成と組み合わせた場合には、ユニットをコ
ンパクトにすることが可能となる。請求項6記載のカラ
ー画像形成装置によれば、各駆動ギヤと中間ギヤとの確
実円滑な噛み合い状態が確保され、各単色トナー像担持
体の円滑確実な回転が確保されるとともに、請求項4記
載の構成と組み合わせた場合にはユニットをコンパクト
にすることができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の第1の実施
の形態を示す概略正面図。
【図2】単色トナー像担持体の駆動系を示す正面図。
【図3】ユニットおよびギヤ列の部分切断平面図。
【図4】同上変形例の部分切断平面図。
【図5】(a)(b)はかぶり現象に関する作用を説明
するための概念図。
【図6】本発明に係るカラー画像形成装置の第2の実施
の形態を示す概略正面図。
【図7】(a)(b)は従来技術の説明図。
【図8】他の従来技術の説明図。
【図9】(a)(b)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
P 記録媒体 13 中間転写ベルト(中間転写体) 14 記録媒体搬送ベルト(記録媒体搬送体) 21 単色トナー像担持体 50 ギヤ列 51 駆動ギヤ 51a 回転中心 SL 線 52 中間ギヤ 52a 回転中心 70 フレーム 71 ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/16 G03G 15/00 554 Fターム(参考) 2H030 AA01 AA06 AA07 AB02 AD01 BB02 BB42 2H035 CA07 CB04 CD05 CD07 CD14 CG03 2H071 AA03 AA20 BA04 BA14 BA20 BA27 CA02 CA05 DA08 DA15 DA26 EA18 2H200 FA04 GA12 GA23 GA34 GA44 GA47 HA02 HA28 HB12 HB14 HB22 JA02 JB06 JB25 JC03 JC07 KA08 LA12 LA21 LA29 3J103 AA02 BA43 FA18 GA02 GA57 GA58 GA60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される中間転写体または記録媒
    体搬送体と、この中間転写体または記録媒体搬送体に対
    して複数個配置された単色トナー像担持体と、これら単
    色トナー像担持体を回転駆動する駆動ギヤおよび駆動ギ
    ヤ間に配置された中間ギヤが1列に配置されたギヤ列と
    を備え、前記中間転写体または記録媒体搬送体で搬送さ
    れる記録媒体に対して、前記複数個の単色トナー像担持
    体による異なる色のトナー像を順次転写するカラー画像
    形成装置であって、 前記ギヤ列による動力伝達系路における最終段の駆動ギ
    ヤとして、前記トナー像のうち最も目立ち難い色のトナ
    ー像用の単色トナー像担持体の駆動ギヤが配置されてい
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個の単色トナー像担持体による
    異なる色のトナー像を中間転写体に対し順次転写して中
    間転写体上で重ね合わせた後、中間転写体から記録媒体
    へ一括転写するカラー画像形成装置であり、 前記中間転写体に対して最後にトナー像を転写する単色
    トナー像担持体として、前記トナー像のうち最も目立ち
    難い色のトナー像用の単色トナー像担持体が配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記トナー像のうち最も目立ち難い色の
    トナー像用の単色トナー像担持体がイエロートナー像用
    の単色トナー像担持体であることを特徴とする請求項1
    または2記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ギヤ列における中間ギヤの回転中心
    が、当該中間ギヤの両側に配置されている駆動ギヤの回
    転中心同士を結んだ線上以外の位置に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1,2,または3記載のカラー画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数個の単色トナー像担持体、およ
    びその駆動ギヤが共通のフレームに支持されてユニット
    として構成されていることを特徴とする請求項1〜4の
    うちいずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 さらに前記中間ギヤも前記共通のフレー
    ムに支持されてユニットとして構成されていることを特
    徴とする請求項5記載のカラー画像形成装置。
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CN02123348.9A CN1196038C (zh) 2001-06-14 2002-06-14 彩色图像形成装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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