JP2002372658A - 対物レンズ及び対物レンズの取り付け方法 - Google Patents

対物レンズ及び対物レンズの取り付け方法

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JP2002372658A JP2001182486A JP2001182486A JP2002372658A JP 2002372658 A JP2002372658 A JP 2002372658A JP 2001182486 A JP2001182486 A JP 2001182486A JP 2001182486 A JP2001182486 A JP 2001182486A JP 2002372658 A JP2002372658 A JP 2002372658A
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Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光軸あわせが容易であり、しかもレンズを独
立に動かす構成にしやすい2群対物レンズを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 2群のレンズ101、102を最小値D
1から最大値D2までの間隔で移動させながら使用する
対物レンズにおいて、それぞれのレンズ101、102
の周辺にレンズ101、102を保持する保持部103
が一体に形成されており、保持部103の高さは、2群
のレンズ101、102の保持部103同士を接触させ
た状態で2群レンズ101、102の光軸が平行にな
り、さらに対向するレンズ面の間隔が、D1以下になる
ように設定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロレンズを
利用したCCD、液晶パネル、光ディスクヘッド等の光
学部品として利用される対物レンズ、さらにはその対物
レンズの取り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ用の対物レンズを高NA
化するために、2群のレンズを使った方法が検討されて
いる。例えば、特開平9−251645号公報では、2
群のレンズを組み合わせて高NA化した対物レンズにお
いて、記録面での球面収差を抑えるため、2群レンズの
間隔をアクチュエータで動かすことができる構成にして
いる。
【0003】また、特開2000−322758号公報
でも、2群のレンズの間隔を動かせるようにアクチュエ
ータを取り付け、多層の光ディスクに対して記録を行う
際に、各層における収差の発生を抑制している。さら
に、特開2000−131508号公報では、マイクロ
レンズの技術を使った2群レンズを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクに用いる光
ピックアップを高NA化するために、2群のレンズを用
いた構成の対物レンズが検討されている。従来技術に記
載した特開平9−251645号公報、特開2000−
322758号公報で取り上げられている2群レンズで
は、従来の光ディスクに使用されているのと同等のサイ
ズのレンズを用いて、焦点に近い位置にもうひとつのレ
ンズを追加した構成になっている。また、特開2000
−131508号公報ではマイクロレンズを一体化し
て、高NA対物レンズとしている。
【0005】対物レンズを高NA化した場合、記録面の
傾きや、保護層の厚さ変化に対して、球面収差が影響を
受けやすくなる。そのため、特開平9−251645号
公報、特開2000−322758号公報では2つのレ
ンズを独立に動かせるような構成にし、球面収差を補正
できるようにしている。しかしながら、このような構成
では、2つのアクチュエーターに取り付けられるレンズ
の光軸を正確にあわせる必要があるため、レンズの軸出
しが非常に困難になる。
【0006】一方、特開2000−131508号公報
のマイクロレンズを用いた方法では、ガラス基板などを
用いて作成した多数のマイクロレンズを、同一の基板に
作りこんだアライメントマークを用いて一括して軸あわ
せを行い、基板を貼り合わせた後1つずつ分離するの
で、容易に光軸あわせが行える上、大量のレンズを同時
に作成することが出来る。しかも、レンズが小さいの
で、光ディスクドライブの小型化、薄型化に有利であ
る。
【0007】しかしながら2つのレンズを独立に動かせ
るようにするのは困難が伴ない、その分、記録メディア
の保護膜の厚さの精度を高めたり、記録面に対する光軸
の傾き(チルト)を抑えられるような構成にするなど、
メディア、ドライブへの負担が大きくなるという問題が
発生する。
【0008】そこで、本発明では、光軸あわせが容易で
あり、しかもレンズを独立に動かす構成にしやすい対物
レンズ及び対物レンズの取り付け方法を提供することを
目的とする。
【0009】より具体的には、請求項1、2では光軸あ
わせが容易であり、しかもレンズを独立に動かす構成に
しやすい対物レンズを提供することを目的とする。
【0010】請求項3、4では請求項1の目的に加え
て、対物レンズを小型化できるようにすることを目的と
する。
【0011】請求項5では請求項1、3、4の目的に加
えて、より高密度な光記録に利用できる対物レンズを提
供することを目的とする。
【0012】請求項6では請求項1〜5の目的に加え
て、光磁気ディスクにも応用可能な対物レンズを提供す
ることを目的とする
【0013】請求項7ではより光軸合わせを簡単にでき
るようにすることを目的とする。
【0014】請求項8では小型で高い記録密度を達成で
きる光ピックアップを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、2群のレンズを最小値D1か
ら最大値D2までの間隔で移動させながら使用する対物
レンズにおいて、それぞれのレンズの周辺にレンズを保
持する保持部が一体に形成されており、保持部の高さ
は、2群のレンズの保持部同士を接触させた状態で2群
のレンズ光軸が平行になり、さらに対向するレンズ面の
間隔が、D1以下になるように形成されている対物レン
ズを最も主要な特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
対物レンズを、レンズ間隔を移動させるための移動手段
に取り付けるための対物レンズの取り付け方法におい
て、2群のレンズを保持部を介して接触させた状態で光
軸のアライメントを行う工程と、アライメントされた状
態で仮止めを行う工程と、仮止めされた状態で移動手段
に固定する工程と、仮止めをはずして2群のレンズを分
離する工程を含む対物レンズの取り付け方法を最も主要
な特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1に記載の
対物レンズにおいて、2群のレンズのうち少なくともひ
とつがマイクロレンズである対物レンズを主要な特徴と
する。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
対物レンズにおいて、2群の対物レンズのうち少なくと
も1つが、グレイスケールマスクを用いて作成したマイ
クロレンズである対物レンズを主要な特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1、3、4
のいずれかに記載の対物レンズにおいて、焦点側のレン
ズがソリッドイマージョンレンズである対物レンズを主
要な特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1、3、4
のいずれかに記載の対物レンズにおいて、焦点側のレン
ズと一体に磁場発生用のコイルが形成されている対物レ
ンズを主要な特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1に記載の
対物レンズにおいて、レンズの保持部分に光軸合わせを
行うためのアライメントアライメントマークが形成され
ている対物レンズを主要な特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項2に記載の
方法で作成された対物レンズを主要な特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の2群対物レンズは、それ
ぞれのレンズの周辺にレンズ保持部が一体に形成されて
おり、保持部の高さは2群のレンズの保持部同士を接触
させた状態で2群のレンズ面が平行になり、さらに対向
するレンズ面の間隔が、レンズの移動する範囲の最小値
以下になるように形成されていることを特徴とする。本
レンズをアクチュエーターに取り付ける際は、予め、保
持部を介して2つのレンズを光軸があった状態で固定し
ておき、アクチュエータに取り付けてから2つのレンズ
を分離することで、光軸合わせを容易にしている。
【0024】以下、実施例を用いて本発明の詳細を説明
する。 実施例1 実施例1では、本発明におけるレンズの形状(請求項
1)と、移動手段に対する取り付け方法(請求項2)に
ついて説明する。図1に本発明の対物レンズの断面図を
示した。1群めのレンズ101、2群めのレンズ102
の周辺部分には保持部103が一体に形成されている。
この2群のレンズ101、102は最小D1から最大D
2までの範囲で、レンズ間の距離を移動させながら使用
する。保持部103の高さは、保持部103が接触した
状態で、レンズ間の距離がD 1より若干小さくなるよう
設計されている。また、対向する保持部103の面10
4、105を接触させると、2つのレンズ101、10
2の光軸が平行になる様になっており、接触させたまま
光軸合わせを行えば、光軸の傾きによる誤差が発生しな
いようになっている。また、保持部103には、レンズ
101、102を光軸方向に移動する移動手段に対して
レンズ101、102を固定する際の接続部としての機
能も持っている。
【0025】レンズ101、102の作成方法として
は、プラスチックモールド法、ガラスモールド法、など
を使えば、レンズ部分と保持部103を一体に形成でき
て、大量生産によりコストを下げることが可能である。
また、レンズ部分と保持部103を別々に作製して接合
する方法でも作製可能だが、その場合はレンズ101、
102と保持部103の間のアライメントなどの作業が
新たに必要になる。この2群のレンズ101、102
は、光軸を合わせた状態で仮止めを行い、移動手段に取
り付け後仮止めを外して使用する。こうすることで、移
動手段の状態によらず、光軸を合わせることが可能にな
り、取り付けが容易になる。図1では面104、105
を平面にしたが、図2のように一方を面104でもう一
方はくさび状形状部106にし、面ではなく線、または
点で接触するようにしておけば、仮止め時の不要な接着
剤の広がりを抑え、外しやすくすることができる。
【0026】次に、図3乃至図6を用いて2群のレンズ
101、102の取り付け方法について説明する。ま
ず、2群のレンズ101、102を保持部103を介し
て重ねあわせ、光軸合わせを行う(図3)。上記の様
に、重ねあわせた状態では、光軸は平行に保たれている
ので、レンズ101、102の中心位置を合わせるだけ
でよい。それぞれのレンズ101、102の保持部10
3にアライメント用のマークを作製しておいて、マーク
同士を重ねあわせてアライメントするようにすれば、よ
り簡単に光軸合わせが行える(請求項7)。
【0027】次に、光軸をあわせた2群のレンズ10
1、102を、有機溶剤等で剥離可能な仮止め用接着剤
201で仮止めする(図4)。仮止め用接着剤201は
有機溶剤などに可溶なものや、比較的低い温度で融解す
るようなものを用いればよい。なお、移動手段に固定す
る際に使用する接着剤等の固定手段は、仮止め部を剥離
する際に剥離しないものを用いる必要がある。
【0028】次に、仮止めしたレンズ101、102を
移動手段に対して固定する(図5)。ここでは移動手段
として、磁気コイルを用いてレンズを光軸方向に動かす
アクチュエータ202を用いた。アクチュエータ202
の固定部203にレンズ101、可動部204にレンズ
102が固定される。仮止めされた2群のレンズ10
1、102はこのアクチュエータ202に対しUV硬化型
のレンズ固定用接着剤205を用いて固定する。ここで
用いる接着剤は、対物レンズを仮止めした仮止め用接着
剤201を剥離するための溶剤に対して不溶なものを用
いる必要がある。固定する前に必要に応じて、組み合わ
せて用いる他の光学系との軸合わせを行っておく必要が
ある。
【0029】最後に、2群のレンズ101、102を仮
止めした仮止め用接着剤201を溶剤で剥離し、2群の
レンズ101、102を独立に動かせるようにする(図
6)。
【0030】以上のように、本発明の対物レンズにおい
ては、容易に光軸の傾きを押さえた状態で2群のレンズ
101、102の光軸合わせが行うことが可能になる。
また、光軸をあわせた状態で固定してから移動手段に取
り付けるので、移動手段に取り付ける際の光軸合わせは
単体のレンズと同程度の手間ですむ。従って、2群のレ
ンズ101、102を独立に動かせる移動手段に対し
て、容易に光軸をあわせた状態で固定することができ
る。
【0031】実施例2 実施例2では、マイクロレンズを用いてレンズを作製
し、移動手段に取り付ける場合について述べる(請求項
3)。図7、図8はガラスウエハ上に作製した場合を示
すものである。また図9、図10は図7、図8に示すマ
イクロレンズ301、303と保持部302、304の
断面図である。1枚のウエハ上に多数のマイクロレンズ
301、303を作製してある。これらのマイクロレン
ズ301、303と保持部302、304は、フォトリ
ソグラフィによって作製したフォトレジストのパターン
をドライエッチングにより石英基板に転写することで作
製している。レンズ形状はリフロー法などにより、比較
的容易に作製できる。グレイスケールマスクを用いれば
レンズ表面を任意の非球面にして、収差を抑えたりする
ことも可能である(請求項4)。
【0032】保持部302、304もマイクロレンズ3
01、303と同時にレジストでパターンを形成し、ド
ライエッチングで基板に転写する。それぞれの基板には
光軸合わせを行う際に利用するアライメントマークも同
じに形成してある。通常フォトリソグラフィーに用いる
マスクの位置精度は1μm以下であり、レンズ自体の位
置を合わせる代わりにアライメントマークの位置を合わ
せることで、十分高い精度の光軸合わせを行うことがで
きる。
【0033】次に、マイクロレンズ301、303の形
成された基板306、307をアライメントして仮止め
する(図11)。それぞれの基板306、307にある
アライメントマーク305を用いることにより、すべて
のマイクロレンズ301、303をまとめて位置合わせ
することができる。これらのマイクロレンズ301、3
03は移動手段に取り付ける前に、レンズを1つ1つに
分離するので、分離した際にはがれないようにしておく
必要がある。ここで用いたマイクロレンズ301、30
3においては、レンズ周辺にも仮止め用の接着剤が流れ
込むようにして、しっかり固定するようにしている。レ
ンズ面に接着剤が付着してしまうが、最終的にこれらの
接着剤は剥離されるので問題はない。
【0034】次に、マイクロレンズ301、303を1
つ1つに分離するため、ダイシングソーで切断する。こ
こでは、図13の形状のアクチュエータ308に取り付
けるため、断面が図12で示した形状になるように切断
した。最初に幅の広いブレードで途中の深さまで切断
し、薄いブレードに交換してその溝の中心を切断するこ
とによって単独のマイクロレンズ301、303を形成
している。
【0035】最後に、マイクロレンズ301、303を
移動手段に固定し(図13) 、仮止めに用いた接着剤を
剥離する(図14)。移動手段とし、ピエゾ素子を使っ
たアクチュエータ308を用いた。レンズが非常に小型
であるため、移動手段も小型で微小量を制御できるマイ
クロマシン技術を応用したものが使える。そのようなア
クチュエータとしては、ここで取り上げたピエゾ素子を
用いたもの以外に、静電型等がある。
【0036】取り付けの際は、必要に応じて他の光学系
の光軸と2群レンズの光軸を合わせるための位置合わせ
を行うが、2つのレンズが一体になっているので、1回
の位置合わせで同時に2つのレンズの位置合わせを行う
ことができる。
【0037】以上のように、マイクロレンズ301、3
02を対物レンズとして用いた場合でも、2群のレンズ
を独立して動かすためのアクチュエータに容易にレンズ
を取り付けることが可能になる。また、図13の構成で
はマイクロレンズ303を記録メディアに対して非常に
近い位置まで近接させることができるので、マイクロレ
ンズ303をソリッドイマージョンレンズとした近接場
記録用に利用することができる(請求項5)。
【0038】その場合、図16の様に、マイクロレンズ
303の底面に半球状の窪みを作って、基板より高い屈
折率の樹脂311などで埋め込んでおけば、NAをさら
に高めることができる。また、図15のようなマイクロ
レンズ303にコイル310を一体化した構造にしてお
けば、光磁気ディスクにおいても、非常に小型のピック
アップを作成することが可能になる(請求項6)。以上
のように、本発明の対物レンズを用いることにより、N
Aが高く、小型の光ピックアップ装置が作成できるよう
になる(請求項8)。
【0039】
【発明の効果】請求項1においては、2群のレンズの周
辺にレンズ保持部が一体に形成されており、保持部の高
さは、2群のレンズの保持部同士を接触させた状態で2
群の光軸が平行になり、さらに対向するレンズ面の間隔
が、レンズの移動範囲の最小値以下になるように設定さ
れていることにより、レンズの光軸合わせと移動手段へ
の取り付けが容易になる。
【0040】請求項2においては、請求項1に記載の対
物レンズ取り付け方法において、2群のレンズを保持部
を介して接触させた状態で光軸のアライメントを行う工
程と、アライメントされた状態で仮止めを行う工程と、
仮止めされた状態で移動手段に固定する工程と、仮止め
をはずして2群のレンズを分離する工程を含むことによ
り、2群レンズの光軸合わせと取り付けを容易に行うこ
とができる。
【0041】請求項3においては、2群のレンズのうち
少なくともひとつがマイクロレンズであることにより、
対物レンズ全体を小型化することが可能になる。
【0042】請求項4においては、2群の対物レンズの
うち少なくとも1つが、グレイスケールマスクを用いて
作成したマイクロレンズであることにより、収差が少な
い小型の対物レンズを作成することが可能になる。
【0043】請求項5においては、焦点側のレンズがソ
リッドイマージョンレンズであることにより、近接場を
利用した高密度光記録装置に利用することが可能にな
る。
【0044】請求項6においては、焦点側のレンズと一
体に磁場発生用のコイルが形成されていることにより、
光磁気ディスクへ利用することが可能になる。
【0045】請求項7においては、レンズの保持部分に
光軸合わせを行うためのアライメントアライメントマー
クが形成されていることにより、光軸合わせをより簡単
に行うことが可能になる。
【0046】請求項8においては、2群対物レンズを用
いることにより、NAが高く収差補正の可能な2群レン
ズを用いた光ピックアップ装置が容易に作成できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る対物レンズの
構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る対物レンズの
構成図である。
【図3】2群のレンズの取り付けプロセスにおける光軸
合わせの説明図である。
【図4】同、仮止めの説明図である。
【図5】同、移動手段への取り付けの説明図である。
【図6】同、仮止め部の剥離後の対物レンズユニットの
構成図である。
【図7】ガラスウエハ上のマイクロレンズと保持部の第
1の配置例を示す平面図である。
【図8】ガラスウエハ上のマイクロレンズと保持部の第
2の配置例を示す平面図である。
【図9】図7に示すマイクロレンズと保持部の断面図で
ある。
【図10】図8に示すマイクロレンズと保持部の断面図
である。
【図11】マイクロレンズが形成された基板のアライメ
ントプロセスの説明図である。
【図12】ダイシング後のマイクロレンズの断面図であ
る。
【図13】マイクロレンズの固定プロセスの説明図であ
る。
【図14】マイクロレンズ仮止め部分の剥離後の実施の
形態に係る対物レンズの構成図である。
【図15】磁気コイルを配置した対物レンズユニットの
構成図である。
【図16】高屈折率樹脂を埋め込んだ対物レンズユニッ
トの構成図である。
【符号の説明】
101 1群めのレンズ 102 2群めのレンズ 103 レンズ保持部 104、105 光軸あわせ時に接触する保持部の面 106 くさび形状部 201 仮止め用接着剤 202 アクチュエータ 203 固定部 204 可動部 205 レンズ固定用接着剤 301、303 マイクロレンズ 302、304 保持部 305 アライメントマーク 306、307 マイクロレンズと保持部が形成された
基板 308 ピエゾアクチュエータ 309 レンズ固定用接着剤 301 磁気コイル 311 高屈折率樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 7/04 G02B 7/08 B 7/08 13/00 13/00 G11B 7/135 A G11B 7/135 7/22 7/22 11/105 551L 11/105 551 G02B 7/04 E Fターム(参考) 2H044 AA02 AC01 AE06 AJ04 BE01 BE07 BE09 BE10 DA01 DB00 2H087 KA13 LA01 PA02 PA17 PB02 QA02 QA05 QA14 QA21 QA33 QA41 UA03 5D075 CD17 CF03 5D119 AA01 AA38 JA44 JA49 JC05 JC07 NA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2群のレンズを最小値D1から最大値D
    2までの間隔で移動させながら使用する対物レンズにお
    いて、それぞれのレンズの周辺にレンズを保持する保持
    部が一体に形成されており、保持部の高さは、2群のレ
    ンズの保持部同士を接触させた状態で2群のレンズ光軸
    が平行になり、さらに対向するレンズ面の間隔が、D1
    以下になるように設定されていることを特徴とする対物
    レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の対物レンズを、レンズ
    間隔を移動させるための移動手段に取り付けるための対
    物レンズの取り付け方法において、2群のレンズを保持
    部を介して接触させた状態で光軸のアライメントを行う
    工程と、アライメントされた状態で仮止めを行う工程
    と、仮止めされた状態で移動手段に固定する工程と、仮
    止めをはずして2群のレンズを分離する工程を含むこと
    を特徴とする対物レンズの取り付け方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の対物レンズにおいて、
    2群のレンズのうち少なくとも1つがマイクロレンズで
    あることを特徴とする対物レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の対物レンズにおいて、
    2群の対物レンズのうち少なくとも1つが、グレイスケ
    ールマスクを用いて作成したマイクロレンズであること
    を特徴とする対物レンズ。
  5. 【請求項5】 請求項1、3、4のいずれかに記載の対
    物レンズにおいて、焦点側のレンズがソリッドイマージ
    ョンレンズであることを特徴とする対物レンズ。
  6. 【請求項6】 請求項1、3、4のいずれかに記載の対
    物レンズにおいて、焦点側のレンズと一体に磁場発生用
    のコイルが形成されていることを特徴とする対物レン
    ズ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の対物レンズにおいて、
    レンズの保持部分に光軸合わせを行うためのアライメン
    トアライメントマークが形成されていることを特徴とす
    る対物レンズ。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の方法で作成された対物
    レンズ。
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