JP2002371356A - 表面が光輝化処理された金属または樹脂材料の製造方法 - Google Patents

表面が光輝化処理された金属または樹脂材料の製造方法

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JP2002371356A
JP2002371356A JP2001184255A JP2001184255A JP2002371356A JP 2002371356 A JP2002371356 A JP 2002371356A JP 2001184255 A JP2001184255 A JP 2001184255A JP 2001184255 A JP2001184255 A JP 2001184255A JP 2002371356 A JP2002371356 A JP 2002371356A
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metal
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Isao Ando
勲雄 安東
Naoaki Kitagawa
直明 北川
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロム外観を有する薄膜を成膜する際、粉体塗
料やアンダーコートの損傷を減らすまたは回復するスパ
ッタ膜製造方法を提供する。 【構成】金属または樹脂の材料と、前記材料の表面に形
成された樹脂塗膜と、樹脂塗膜の上に形成されたクロム
外観を有する薄膜と、薄膜の上の保護膜として形成され
た透明樹脂塗膜を有する、表面が光輝化処理されたクロ
ム外観を有する薄膜をスパッタリング法で形成する方法
であって、スパッタリングで薄膜を成膜するときのスパ
ッタ電源を任意の電流、電圧に設定し、ON,OFFを
繰り返し成膜させ、クロム外観を有する薄膜を成膜す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面が光輝化され
た金属材料または樹脂材料の製造方法に関し、特に、自
動車外装部品として使用に耐える金属材料または樹脂材
料の製造方法にする。
【0002】
【従来の技術】金属材料および樹脂材料の表面を光輝化
処理するためには、従来より電気クロムメッキ法が一般
に用いられてきた。しかし廃水処理などの環境対策や、
軽量化を図るため、塗膜中にアルミの粒やフレークを混
入させて金属外観を得たり、クロムメッキの代わりに蒸
着やスパッタリングで光輝外観を得る手法が近年増加し
ている。これらの技術は、特開昭62−13565、特
公平6−73937、特開平9−290213、特開平
10−130822等で提案されている。
【0003】特開昭62−13565は着色ベースコー
ト層を設け、その上に20〜250Åの金属薄膜を形成
し下地を透けさせてクロム外観を得ることが開示されて
いる。
【0004】特公平6−73937はアルミホイール等
の金属表面にショットブラスト加工した後に、加工面に
粉体塗装して下地処理を施し、金属層としてクロムをス
パッタリングで成膜しトップコートをするようにした金
属表面処理方法が開示されている。このときのスパッタ
リングの膜厚は450〜500Åと規定されている。
【0005】特開平9−290213ではアルミ合金ホ
イールの素地に、黒系統の色をもつかクリアーの樹脂層
と所定の色をもつベースコートのいずれか1つを含む下
地層、厚さが0.04〜1.1μmのアルミニウムの乾
式メッキ層、樹脂のクリアートップコート層を順に形成
したものである。この構成で、下地層の所定の色が金属
または金属化合物膜の層(薄い層)を透過してくるの
で、金属材の素地の色が消え、一般的に好まれる所定の
色(メッキ色)を出すことができ高級感がある外観が得
られる。ここで黒系統の色の透過を可能とするために、
厚さが0.04〜1.1μmのアルミニウムの膜厚を限
定していると開示されている。
【0006】また、特開平10−130822では、鍛
造アルミホイールを型堀し、加工面に粉体塗装、アンダ
ーコート、スパッタリング、トップコートを施し、鏡面
仕上げを行う。スパッタ膜はアルミニウムを1000Å
形成し、トップコートをその上に形成することが開示さ
れている。
【0007】しかし、特開昭62−13565の方法で
は、金属薄膜は20〜250Åと規定し、下地を透けさ
してクロム色にするとあるが、平面部でこの厚さでは立
ち面や奥部は透けてクロム色にならない。全体的にぼけ
た色になりクロムメッキの代替とはならない。
【0008】特公平6−73937では金属薄膜にクロ
ムを用いるとあるが、クロム膜を普通にスパッタする
と、500Å以上形成するとクラックが生成する。平面
部で500Åの厚さでは立ち面、奥部はスパッタ膜が入
りこまず下地が透けてしまう。トップコートも70℃で
乾燥しているのはそれ以上の焼き付け温度の塗料ではク
ラックなどの外観不良が起こる可能性がある。複雑形状
の製品では膜厚500Åの均一な膜厚分布は得られず、
立ち面、奥部にはスパッタ膜が入らずクロムメッキの代
替とはならない。
【0009】特開平9−290213では、アルミニウ
ムの膜を通して下地アンダーコートの色を出しクロム外
観にするとあるが、下地の透けを利用するのは、膜厚分
布が生じたときに、外観にむらが生じる。また膜厚が
0.04〜1.1μmと規定されているが、膜厚が40
0Å超えると透過率は1%以下になり、下地が透けな
い。アルミニウム薄膜を使用するかぎり水和反応で水分
に溶解していくのでクロムメッキ代替に性能的にならな
い。
【0010】特開平10−130822では、反射面に
アルミニウム薄膜をスパッタリングで成膜し光輝化する
ことが開示されている。アルミ薄膜は酸性環境下では特
に耐食性が低くトップコートを施していても角部などの
塗料未着部や傷などからアルミ膜は溶解していく。外観
だけクロムメッキに近づいても、性能は電気メッキより
かなり低下するという致命的欠陥がある。以上の特許は
特にスパッタ条件に規定がなく連続的に成膜している。
時間とともにスパッタ膜厚は厚くなるが膜応力、下地層
のプラズマ、電子線、イオン照射による損傷を考慮にい
れていない。外観の欠陥が出ないスパッタ金属膜厚、ト
ップコート乾燥温度を決めているのが実情である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は電気クロムメ
ッキに近い外観と優れた耐食金属を金属もしくは樹脂材
料の上に、透けが発生しない十分な膜厚のスパッタ膜を
形成できる製造方法を開発する。基材の上に平滑性と耐
食性のために塗布された粉体塗料もしくはアンダーコー
トをスパッタリングの際に発生する、プラズマ、熱によ
りアンダーコートなどが損傷を受け、トップコート乾燥
時の加熱が引き金となりのアンダーコートのちじみ、異
常な伸びが起き外観不良になる。
【0012】したがって、本発明の目的は、クロム外観
を有する薄膜を成膜する際、粉体塗料やアンダーコート
の損傷を減らすまたは回復するスパッタ膜製造方法を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、基材の上に平滑性と耐食性のために塗布された粉体
塗料もしくはアンダーコートをスパッタリングの際に発
生する、プラズマ、熱からアンダーコートを守るもしく
は損傷を減らす必要がある。粉体塗料、アンダーコート
の損傷、ダメージを抑え、初期性能を維持するために、
スパッタ電源を連続的に点灯させずに、断続的に点灯、
消灯を繰り返し、アンダーコート等の熱の上昇を緩和し
たり、損傷から回復する時間を与える。もしくはスパッ
タ電源の点灯をスロープ状に上昇させることで熱の急な
発生を抑えたり、最初に薄い膜を付けその後のプラズ
マ、照射を遮断してアンダーコートなどの直接の損傷を
減らすことが有効である。
【0014】この方法において使用するスパッタ金属と
してはクロム外観を有し、耐食性が高いAl−Ti合金
を使用する。この金属は、薄膜にすると応力が高いた
め、乾燥後クラックや割れの問題があるが、本法ではこ
れらの金属を薄膜として使用することが可能で、また、
スパッタにより成膜する膜厚は平面部では、800〜2
000Åが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】金属や樹脂の素地を平滑にするた
めにアクリルやポリエステルの粉体塗料を70〜150
μm形成し、その上にスパッタ金属と密着性を上げるた
めに、ポリエステルやアクリルウレタン塗料やメラミン
とブレンドした熱硬化樹脂を20〜30μm塗装する。
下地が荒れていなければ粉体塗料は省略しても良い。
【0016】これらの上に耐食性が高い合金膜を形成さ
せる。クロム外観に近い外観が得られるスパッタ金属と
して、耐食性が高いと言われるAl−Ti合金のよう
に、厚膜にするとトップコート乾燥終了時にクラック、
割れ、皺が発生しやすい金属にも適用できる。
【0017】この金属は、平面部にスパッタ膜厚800
〜1000Å、もしくはそれ以上成膜し、80℃、10
0℃、160℃と塗料に応じた乾燥温度で乾燥すると、
アンダーコートの損傷が多いものからクラックや皺が発
生する。そのためにスパッタ膜を成膜するときにスパッ
タ電源を点灯、消灯を繰り返し、アンダーコート等の表
面温度がガラス転移温度(軟化温度)を超えないよう
に、化学結合が破壊されないようにし、トップコート乾
燥終了時に外観不良が発生しないようにする。その点
灯、消灯の時間間隔は点灯時間は2秒から15秒で、消
灯時間は2秒から30秒が望ましい。消灯時間は点灯時
間の0.5倍以上が望ましい。消灯時間が短いと、放熱
時間の不足やプラズマ損傷したアンダーコートの回復が
不十分となり、外観不良となる。また点灯時間が長い場
合は消灯時間を長くする必要があるので生産性が落ち
る。スパッタ点灯総時間としてスパッタ電流8〜12A
で30〜100秒の範囲が望ましい。総点灯時間でスパ
ッタ膜厚は決まるが、スパッタ電流10Aで30秒で7
50Å、100秒で2500Å、成膜する。
【0018】さらにスロープ状にスパッタ電源を立ち上
げることで初期に薄い反射膜を形成し、プラズマ、熱を
遮断させ、その後、膜成長させてアンダーコートなど
に、損傷を与えない方法もある。任意の電流値まで15
秒から60秒かけて昇圧することが望ましい。スパッタ
電流が比較的小さい8Aでは15秒かけてスパッタ電流
8Aまで昇圧し、スパッタ電流12Aのときは30秒か
けるなど電流値が高いほど時間をかけて昇圧するのが望
ましい。また、スロープ状に近似させたステップ状に
(階段状に)電圧を印加し、電流をステップ状に(階段
状に)増加させてもよい。以上のようにスパッタした膜
にトップコートを塗布して100〜160℃で乾燥す
る。
【0019】
【実施例】(実施例1)アルミ鋳物材の上にアクリル粉
体塗料を100μm塗装し、170℃で乾燥した。その
上にポリエステルメラミンのアンダーコートを25μm
形成し、140℃で乾燥した。その上にアルゴンガス圧
0.7PaでAl−20wt%Tiをスパッタ電圧 6
00V、スパッタ電流10A,スパッタ時間は点灯5
秒、消灯3秒で全部で50秒間、スパッタし950Å成
膜した。この時点では外観不良は発生していない。この
上にアクリルメラミンのトップコートを20μm塗布
し、160℃で30分乾燥した。完成外観はクラック、
皺などの発生は無かった。
【0020】(実施例2)アルミ鋳物材の上にアクリル
粉体塗料を100μm塗装し170℃で乾燥した。その
上にポリエステルメラミンのアンダーコートを25μm
形成し、140℃で乾燥した。その上にアルゴンガス圧
0.7PaでAl−40wt%Tiをスパッタ電圧70
0V、スパッタ電流12A,スパッタ時間は点灯5秒、
消灯5秒で全部で50秒間、スパッタし1200Å成膜
した。この時点では外観不良は発生していない。この上
にアクリルメラミンのトップコートを20μm塗布し、
160℃で30分乾燥した。完成外観はクラック、虹色
などの発生は無かった。
【0021】(実施例3)アルミ鋳物材の上にアクリル
粉体塗料を100μm塗装し170℃で乾燥した。その
上にポリエステルメラミンのアンダーコートを25μm
形成し、140℃で乾燥した。その上にアルゴンガス圧
0.7PaでAl−20wt%Tiをスパッタ電圧60
0V、スパッタ電流10A,スパッタ時間は点灯5秒、
消灯10秒で全部で100秒スパッタし2000A成膜
した。この時点では外観不良は発生していない。この上
にアクリルメラミンのトップコートを20μm塗布し、
160℃で30分乾燥した。完成外観はクラック、虹色
などの発生は無かった。
【0022】(実施例4)基材にポリイミド樹脂ででき
た成形品を用いた。その上にアクリル粉体塗料を100
μm塗装し170℃で乾燥した。その上にポリエステル
メラミンのアンダーコートを25μm形成し、140℃
で乾燥した。その上にアルゴンガス圧0.7PaでAl
−20wt%Tiをスパッタ電圧500V、スパッタ電
流9A,スパッタ時間点灯10秒、消灯10秒で全部で
60秒スパッタし950A成膜した。この時点では外観
不良は発生していない。この上にアクリルウレタンのト
ップコートを20μm塗布し、100℃で60分乾燥し
た。完成外観はクラック、虹色などの発生は無かった。
【0023】(実施例5)アルミ鋳物材の上にアクリル
粉体塗料を100μm塗装し170℃で乾燥した。その
上にポリエステルメラミンのアンダーコートを25μm
形成し、140℃で乾燥した。その上にアルゴンガス圧
0.7PaでAl−20wt%Tiをスパッタ電圧 6
00V、スパッタ電流10Aに設定し0Aから10Aま
で30秒かけて昇圧し 800A成膜した。この時点で
は外観不良は発生していない。この上にアクリルメラミ
ンのトップコートを20μm塗布し、160℃で30分
乾燥した。完成外観はクラック、虹色などの発生は無か
った。
【0024】(比較例1)アルミ鋳物材の上にアクリル
粉体塗料を100μm塗装し170℃で乾燥した。その
上にポリエステルメラミンのアンダーコートを25μm
形成し、140℃で乾燥した。その上にアルゴンガス圧
0.7PaでAl−20wt%Tiをスパッタ電圧60
0V、スパッタ電流10A,スパッタ時間40秒で連続
に約1000Å成膜した。この時点では外観不良は発生
していない。この上にアクリルメラミンのトップコート
を20μm塗布し、160℃で30分乾燥した。完成外
観はアルミ鋳物材中心部と端の方にアンダーコートのし
わにより金属膜も皺がより、虹色が発生し、外観不良に
なった。
【0025】(比較例2)アルミ鋳物材の上にアクリル
粉体塗料を100μm塗装し170℃で乾燥した。その
上にポリエステルメラミンのアンダーコートを25μm
形成し、140℃で乾燥した。その上にアルゴンガス圧
0.7PaでAl−20wt%Tiをスパッタ電圧50
0V、スパッタ電流8A,スパッタ時間20秒で約50
0Å成膜した。この時点では外観不良は発生していな
い。この上にアクリルメラミンのトップコートを20μ
m塗布し、160℃で30分乾燥した。完成外観はクラ
ック、虹色の発生はなかった。しかし鋳物材の立ち面や
奥の隙間に金属膜が入らず外観不良になった。
【0026】
【発明の効果】金属、樹脂表面に光輝化処理を行い、ク
ロムメッキと同等な外観、性能を得るために、スパッタ
成膜条件を断続的もしくはスロープ状に立ち上げること
で、基材の平滑性と密着性を与える粉体塗料、アンダー
コートへのスパッタ中で発生するプラズマ、電子、イオ
ン、熱衝撃からの損傷を減らし、アンダーコートの化学
的変質を抑える。よつて、従来はクラックや割れ、虹の
発生からスパッタ膜を薄くしか成膜できなかったり、ト
ップコート乾燥温度を低くしていたのが、この手法を用
いることで、トップコート乾燥終了時に金属膜のクラッ
ク、割れ、皺などの発生が抑えられ、製品の隅々までス
パッタ膜で覆われるまで成膜し、透けや反射率が低下し
ない、クロムメッキ外観が得られる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4K029 AA02 AA11 BA23 BC07 CA05 EA01 EA09 FA07 GA03 4K044 AA01 AA06 BA02 BA10 BA21 BB04 BB05 BC09 CA13 CA53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属または樹脂の材料と、前記材料の表
    面に形成された樹脂塗膜と、前記樹脂塗膜の上に形成さ
    れたクロム外観を有する薄膜と、前記薄膜の上の保護膜
    として形成された透明樹脂塗膜を有する、表面が光輝化
    処理されたクロム外観を有する薄膜をスパッタリング法
    で形成する方法であって、スパッタリングで薄膜を成膜
    するときのスパッタ電源を任意の電流、電圧に設定し、
    ON,OFFを繰り返し成膜させ、クロム外観を有する
    薄膜を成膜することを特徴とする表面が光輝化処理され
    た金属または樹脂材料の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法において、前
    記電流は約9A〜12Aであり、電圧は前記電流値を得
    るような値に選択され、ON時間は約5〜10秒、OF
    F時間は約3〜20秒、ON,OFFのデューティ比は
    約0.3〜0.65、全スパッタ時間は約50〜100
    秒であるように選択されることを特徴とする製造方法。
  3. 【請求項3】 金属または樹脂の材料と、前記材料の表
    面に形成された樹脂塗膜と、前記樹脂塗膜の上に形成さ
    れたクロム外観を有する薄膜と、前記薄膜の上の保護膜
    として形成された透明樹脂塗膜を有する、表面が光輝化
    処理されたクロム外観を有する薄膜をスパッタリング法
    で形成する方法であって、スパッタリングで薄膜を成膜
    するときのスパッタ電源をOFF状態から任意の電流、
    電圧になるまでスロープ状もしくはステップ状に電流、
    電圧を上げて、最初に薄い膜を形成させて有害なプラズ
    マ、熱を遮断して膜を成長させることを特徴とする表面
    が光輝化処理された金属または樹脂材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 クロム外観を有するスパッタ金属とし
    て、Al−Ti合金を使用する請求項1または3に記載
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 スパッタにより成膜する平面部の膜厚を
    800〜2000Åとする請求項1から4のいずれかに
    記載の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061641A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Aisin Seiki Co Ltd 装飾樹脂製品及びその製造方法
JP2009068095A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Toppan Printing Co Ltd 低欠陥成膜法及び低欠陥薄膜並びに低欠陥膜成膜装置

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