JP2002370342A - 直径が可変である版胴のためのインキ装置を有する印刷ユニット - Google Patents
直径が可変である版胴のためのインキ装置を有する印刷ユニットInfo
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- B41F7/02—Rotary lithographic machines for offset printing
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- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/30—Arrangements for tripping, lifting, adjusting, or removing inking rollers; Supports, bearings, or forks therefor
- B41F31/302—Devices for tripping inking devices as a whole
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変化する直径を有する版胴に容易にインキ着
けができる印刷ユニットを提供する。 【解決手段】 インキ着けユニット４のインキ着けロー
ラ３ａ，３ｂ，３ｃが版胴１に接触しない非動作位置に
おいて、版胴１の直径の自動変更や版胴１または収容体
の交換が行われ、版胴１の直径が変わったときには、例
えばインキ着けローラ３ａと３ｃがｘ方向に移動して、
インキ着けユニット４の有効半径が、版胴１の新しい直
径に合うように変更される。そして、インキ着けユニッ
ト４が動作位置に移動すると、インキ着けユニット４の
インキ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃが全て版胴１に接触
するようになる。
けができる印刷ユニットを提供する。 【解決手段】 インキ着けユニット４のインキ着けロー
ラ３ａ，３ｂ，３ｃが版胴１に接触しない非動作位置に
おいて、版胴１の直径の自動変更や版胴１または収容体
の交換が行われ、版胴１の直径が変わったときには、例
えばインキ着けローラ３ａと３ｃがｘ方向に移動して、
インキ着けユニット４の有効半径が、版胴１の新しい直
径に合うように変更される。そして、インキ着けユニッ
ト４が動作位置に移動すると、インキ着けユニット４の
インキ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃが全て版胴１に接触
するようになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して印刷機に関
し、特に、直径が変わり得る版胴を有する印刷ユニット
に関する。
し、特に、直径が変わり得る版胴を有する印刷ユニット
に関する。
【０００２】
【従来の技術】米国特許第5,025,726号には、サテライ
ト型印刷機用のインキ装置が、クラッチ解除位置にある
ときには印刷機から自動的に取り外し可能で、クラッチ
作動命令を受けたときには印刷機に自動的に接続され
る、インキ装置が移動可能なタイプの印刷機が開示され
ている。この印刷機の版胴は、直径が変わらない。
ト型印刷機用のインキ装置が、クラッチ解除位置にある
ときには印刷機から自動的に取り外し可能で、クラッチ
作動命令を受けたときには印刷機に自動的に接続され
る、インキ装置が移動可能なタイプの印刷機が開示され
ている。この印刷機の版胴は、直径が変わらない。
【０００３】米国特許第5,640,906号には、水平方向に
移動可能なフレーム部に支持されている、ブリッジ状の
複数の印刷ユニットを垂直方向に重ねて用いる、短い巻
き取り紙多色輪転印刷機が開示されている。複数のイン
キ着けユニットは、共通のフレーム上のそれぞれの版胴
と一緒に移動する。これらの版胴は同じ直径を有してい
る。
移動可能なフレーム部に支持されている、ブリッジ状の
複数の印刷ユニットを垂直方向に重ねて用いる、短い巻
き取り紙多色輪転印刷機が開示されている。複数のイン
キ着けユニットは、共通のフレーム上のそれぞれの版胴
と一緒に移動する。これらの版胴は同じ直径を有してい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、変化
する直径を有する版胴に容易にインキ着けができる印刷
ユニットを提供することにある。
する直径を有する版胴に容易にインキ着けができる印刷
ユニットを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
版胴と、印刷材料である巻き取り紙の第１の面に印刷す
るブランケット胴と、版胴にインキ着けする複数のイン
キ着けローラを有するインキ装置とを有し、インキ装置
は、動作位置と非動作位置の間を移動可能であり、動作
位置では版胴と接触し、非動作位置では版胴から離れて
いる、印刷ユニットを提供する。複数のインキ着けロー
ラのうちの少なくとも１つは、版胴の直径の関数として
調整可能である。この調整は、インキ装置が非動作位置
にあるときに行われるのが好ましい。
版胴と、印刷材料である巻き取り紙の第１の面に印刷す
るブランケット胴と、版胴にインキ着けする複数のイン
キ着けローラを有するインキ装置とを有し、インキ装置
は、動作位置と非動作位置の間を移動可能であり、動作
位置では版胴と接触し、非動作位置では版胴から離れて
いる、印刷ユニットを提供する。複数のインキ着けロー
ラのうちの少なくとも１つは、版胴の直径の関数として
調整可能である。この調整は、インキ装置が非動作位置
にあるときに行われるのが好ましい。
【０００６】したがって、印刷ユニットは、たとえ版胴
の直径が変わっても動作可能である。版胴は、自動的に
変化可能であるか、または、直径の異なる代わりの版胴
を用いることによって変化可能である。
の直径が変わっても動作可能である。版胴は、自動的に
変化可能であるか、または、直径の異なる代わりの版胴
を用いることによって変化可能である。
【０００７】ここで言う「版胴」は、あらゆる画像形成
ユニットを含み、取付可能な、平らな、またはスリーブ
状の版を有する版胴を含んでもよく、直接画像形成可能
な胴も含んでもよい。
ユニットを含み、取付可能な、平らな、またはスリーブ
状の版を有する版胴を含んでもよく、直接画像形成可能
な胴も含んでもよい。
【０００８】複数のインキ着けローラを有するインキ装
置は、引用によってここに含まれる米国特許第5,025,72
6号に開示されているのと似た方法で、キャリッジ上で
移動してもよい。好ましくは、インキ着けローラのうち
の少なくとも２つは、版胴の直径の関数として調整可能
であり、インキ装置の動作位置において版胴と直接接触
する。
置は、引用によってここに含まれる米国特許第5,025,72
6号に開示されているのと似た方法で、キャリッジ上で
移動してもよい。好ましくは、インキ着けローラのうち
の少なくとも２つは、版胴の直径の関数として調整可能
であり、インキ装置の動作位置において版胴と直接接触
する。
【０００９】版胴とブランケット胴は、中央フレーム部
に回転可能に取り付けられているのが好ましく、インキ
装置は、中央フレーム部に対して移動可能な第１のフレ
ーム部に取り付けられている。
に回転可能に取り付けられているのが好ましく、インキ
装置は、中央フレーム部に対して移動可能な第１のフレ
ーム部に取り付けられている。
【００１０】好ましくは、印刷ユニットは、第２の版胴
と、巻き取り紙の第２の面に印刷する第２のブランケッ
ト胴と、第２の版胴にインキ着けする複数の第２のイン
キ着けローラを有する第２のインキ装置とをさらに有
し、第２のインキ装置は、第２の動作位置と第２の非動
作位置の間を移動可能であり、第２の動作位置では第２
の版胴に接触し、第２の非動作位置では第２の版胴から
離れている。複数の第２のインキ着けローラのうちの少
なくとも１つは、第２のインキ装置が第２の非動作位置
にあるときに、第２の版胴の直径に調整可能である。
と、巻き取り紙の第２の面に印刷する第２のブランケッ
ト胴と、第２の版胴にインキ着けする複数の第２のイン
キ着けローラを有する第２のインキ装置とをさらに有
し、第２のインキ装置は、第２の動作位置と第２の非動
作位置の間を移動可能であり、第２の動作位置では第２
の版胴に接触し、第２の非動作位置では第２の版胴から
離れている。複数の第２のインキ着けローラのうちの少
なくとも１つは、第２のインキ装置が第２の非動作位置
にあるときに、第２の版胴の直径に調整可能である。
【００１１】版胴、ブランケット胴、第２の版胴、およ
び第２のブランケット胴は全て、中央フレーム部に回転
可能に支持されていてもよく、第２のインキ装置は、中
央フレーム部に対して移動可能な第２のフレーム部に支
持されていてもよい。
び第２のブランケット胴は全て、中央フレーム部に回転
可能に支持されていてもよく、第２のインキ装置は、中
央フレーム部に対して移動可能な第２のフレーム部に支
持されていてもよい。
【００１２】インキ着けローラのうちの少なくとも１つ
は、インキ装置が動作位置にあるときに版胴と接触する
のが好ましい。第２のインキ着けローラのうちの少なく
とも１つも、第２のインキ装置が動作位置にあるときに
第２の版胴と接触するのが好ましい。
は、インキ装置が動作位置にあるときに版胴と接触する
のが好ましい。第２のインキ着けローラのうちの少なく
とも１つも、第２のインキ装置が動作位置にあるときに
第２の版胴と接触するのが好ましい。
【００１３】版胴とブランケット胴は交換可能であって
もよく、それによって、異なる直径の胴が受け入れられ
る。胴は、例えば、引用によってここに含まれる、「直
径が可変の円筒状体」という名称で２００１年４月３０
日に出願された米国特許出願第09/845,556号に開示され
て公知であるような、自動直径変更機構を有していても
よい。
もよく、それによって、異なる直径の胴が受け入れられ
る。胴は、例えば、引用によってここに含まれる、「直
径が可変の円筒状体」という名称で２００１年４月３０
日に出願された米国特許出願第09/845,556号に開示され
て公知であるような、自動直径変更機構を有していても
よい。
【００１４】版胴は、版を保持する、交換可能な少なく
とも１つの版収容体を含んでいてもよく、ブランケット
胴は、ブランケットを保持する、交換可能な少なくとも
１つのブランケット収容体を含んでいてもよい。複数の
収容体を軸方向に並べてもよく、それによって幅の広い
サイズの巻き取り紙に印刷できる。
とも１つの版収容体を含んでいてもよく、ブランケット
胴は、ブランケットを保持する、交換可能な少なくとも
１つのブランケット収容体を含んでいてもよい。複数の
収容体を軸方向に並べてもよく、それによって幅の広い
サイズの巻き取り紙に印刷できる。
【００１５】ブランケット胴は、平らな、または筒状
の、取り外し可能なブランケットを有しているのが好ま
しい。
の、取り外し可能なブランケットを有しているのが好ま
しい。
【００１６】版胴用の湿しユニットが中央フレーム部に
接続されていてもよく、同様に第２の版胴用の第２の湿
しユニットも中央フレーム部に接続されていてもよい。
あるいは、両湿しユニットは、移動可能な第１または第
２のフレーム部に接続されていてもよく、そうすると、
各インキ着けユニットと一緒に各動作位置の一部を構成
すると考えられる。
接続されていてもよく、同様に第２の版胴用の第２の湿
しユニットも中央フレーム部に接続されていてもよい。
あるいは、両湿しユニットは、移動可能な第１または第
２のフレーム部に接続されていてもよく、そうすると、
各インキ着けユニットと一緒に各動作位置の一部を構成
すると考えられる。
【００１７】上方に位置する昇降機が、胴、ローラ、ま
たは収容体の取り外しを補助するために設けられていて
もよい。
たは収容体の取り外しを補助するために設けられていて
もよい。
【００１８】版胴と第２の版胴は、同じ水平面内にある
のが好ましい。
のが好ましい。
【００１９】版胴とブランケット胴は、共通の駆動モー
タによって、または２つの別個の駆動モータによって駆
動されてもよい。さらに、ブランケット胴と第２のブラ
ンケット胴は共通の駆動モータによって駆動され、版胴
と第２の版胴のそれぞれは別個の駆動モータによって駆
動されてもよい。インキ装置は、版胴またはブランケッ
ト胴の駆動モータのうちの１つによって駆動されてもよ
い。インキ装置を、少なくとも１つの別個の駆動モータ
によって駆動することもできる。
タによって、または２つの別個の駆動モータによって駆
動されてもよい。さらに、ブランケット胴と第２のブラ
ンケット胴は共通の駆動モータによって駆動され、版胴
と第２の版胴のそれぞれは別個の駆動モータによって駆
動されてもよい。インキ装置は、版胴またはブランケッ
ト胴の駆動モータのうちの１つによって駆動されてもよ
い。インキ装置を、少なくとも１つの別個の駆動モータ
によって駆動することもできる。
【００２０】移動可能なサイドフレーム、すなわち第１
のフレーム部と第２のフレーム部のための、例えば、可
動部を支持するレール装置を備えたモータ駆動機構など
の脚輪のついた機構が設けられているのが好ましい。さ
らに、可動部を車輪などで動かして離れさせるためにリ
ニアモータを用いることができる。
のフレーム部と第２のフレーム部のための、例えば、可
動部を支持するレール装置を備えたモータ駆動機構など
の脚輪のついた機構が設けられているのが好ましい。さ
らに、可動部を車輪などで動かして離れさせるためにリ
ニアモータを用いることができる。
【００２１】ブランケット胴は、第２のブランケット胴
と一緒に、巻き取り紙に両側から印刷するように働いて
もよく、または、圧胴と一緒に、巻き取り紙に片側のみ
から印刷するように働いてもよい。
と一緒に、巻き取り紙に両側から印刷するように働いて
もよく、または、圧胴と一緒に、巻き取り紙に片側のみ
から印刷するように働いてもよい。
【００２２】本発明は、版胴の外周の第１の位置でイン
キ着けユニットによって版胴にインキ着けする工程と、
インキ着けユニットを版胴と接触しなくなるように移動
させる工程と、版胴の直径を新しい直径になるように変
更する工程と、インキ装置を、新しい直径に合うように
変更する工程とを含む、版胴上で作動を行う方法も提供
する。
キ着けユニットによって版胴にインキ着けする工程と、
インキ着けユニットを版胴と接触しなくなるように移動
させる工程と、版胴の直径を新しい直径になるように変
更する工程と、インキ装置を、新しい直径に合うように
変更する工程とを含む、版胴上で作動を行う方法も提供
する。
【００２３】インキ装置を変更する工程は、版胴に接触
する少なくとも１つのインキ着けローラを移動させる工
程を含むのが好ましい。
する少なくとも１つのインキ着けローラを移動させる工
程を含むのが好ましい。
【００２４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００２５】図１は、それぞれが本発明の好適な実施形
態である４つの印刷ユニットを有する巻き取り紙オフセ
ット平版印刷機の側面図である。各印刷ユニットは、筒
状の版であっても、または直接画像形成できるものであ
ってもよいが、少なくとも１つの平版オフセット版のた
めの割れ目を備えた、軸方向に延びる複数の収容体を有
していてもよい、第１の版胴１を有している。第１のブ
ランケット胴２が、その第１のブランケット胴２に取り
付けられる、または同様に軸方向に延びる収容体に取り
付けられる、軸方向に取り外し可能な、または平らなブ
ランケット４２を有していてもよい。同様に構成された
第２のブランケット胴１２が、第１のブランケット胴２
と、巻き取り紙１０が通過するニップを形成している。
第２の版胴１１が、第２のブランケット胴１２に画像を
形成するために設けられている。
態である４つの印刷ユニットを有する巻き取り紙オフセ
ット平版印刷機の側面図である。各印刷ユニットは、筒
状の版であっても、または直接画像形成できるものであ
ってもよいが、少なくとも１つの平版オフセット版のた
めの割れ目を備えた、軸方向に延びる複数の収容体を有
していてもよい、第１の版胴１を有している。第１のブ
ランケット胴２が、その第１のブランケット胴２に取り
付けられる、または同様に軸方向に延びる収容体に取り
付けられる、軸方向に取り外し可能な、または平らなブ
ランケット４２を有していてもよい。同様に構成された
第２のブランケット胴１２が、第１のブランケット胴２
と、巻き取り紙１０が通過するニップを形成している。
第２の版胴１１が、第２のブランケット胴１２に画像を
形成するために設けられている。
【００２６】ブランケット胴２，１２と版胴１，１１
は、中央フレーム部５に回転可能に支持されている。昇
降機２０が、胴１，２，１１，１２のうちの１つ以上の
取り外しを補助するために設けられていてもよい。
は、中央フレーム部５に回転可能に支持されている。昇
降機２０が、胴１，２，１１，１２のうちの１つ以上の
取り外しを補助するために設けられていてもよい。
【００２７】インキ着けユニット４と１４をそれぞれ支
持する第１のフレーム部６と第２のフレーム部８が、中
央フレーム部５に対して移動可能である。インキ着けユ
ニット４は、インキローラ３を有し、第１のフレーム部
６を中央フレーム部５に向けて移動させることによっ
て、少なくとも１つの、好ましくは少なくとも２つのイ
ンキローラ３が版胴１と接し、それによってインキ着け
ユニット４の動作位置が定まったときに、版胴１にイン
キを着ける。インキ着けユニット１４は、同様に版胴１
１にインキ着けするインキローラ１３を有している。
持する第１のフレーム部６と第２のフレーム部８が、中
央フレーム部５に対して移動可能である。インキ着けユ
ニット４は、インキローラ３を有し、第１のフレーム部
６を中央フレーム部５に向けて移動させることによっ
て、少なくとも１つの、好ましくは少なくとも２つのイ
ンキローラ３が版胴１と接し、それによってインキ着け
ユニット４の動作位置が定まったときに、版胴１にイン
キを着ける。インキ着けユニット１４は、同様に版胴１
１にインキ着けするインキローラ１３を有している。
【００２８】図１は、非動作位置にあるインキ着けユニ
ット４，１４を示している。この位置で、版胴１，１１
は、例えば、昇降機２０を用いて版胴１，１１を新しい
胴に取り替えることによって、または、版胴１，１１が
自動的に直径を変える動作に適応する場合には自動的に
直径を変えることによって、直径が変わるように変化さ
せられてもよい。さらに、収容体は直径の異なる収容体
と交換されてもよい。
ット４，１４を示している。この位置で、版胴１，１１
は、例えば、昇降機２０を用いて版胴１，１１を新しい
胴に取り替えることによって、または、版胴１，１１が
自動的に直径を変える動作に適応する場合には自動的に
直径を変えることによって、直径が変わるように変化さ
せられてもよい。さらに、収容体は直径の異なる収容体
と交換されてもよい。
【００２９】図２は、各版胴１と１１に接しているイン
キ装置（インキ着けユニット）４と１４を示している。
インキ装置４は、版胴１の外側の収容体４１上に位置す
る平版に接触する。版胴１は、その外表面までの半径が
ｒ１であり、直径は２×ｒ１である。本実施形態では、
インキ装置４は、動作位置で版と接する３つのインキ着
けローラ３ａ，３ｂ，３ｃを有し、ｒ１と等しい有効半
径を定めている。インキ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃの
うち少なくとも２つは、例えばモータによって、図示さ
れた方向ｘ，ｙの少なくとも一方に移動可能である。そ
れらのインキ着けローラは、ピボット運動可能でもあ
る。
キ装置（インキ着けユニット）４と１４を示している。
インキ装置４は、版胴１の外側の収容体４１上に位置す
る平版に接触する。版胴１は、その外表面までの半径が
ｒ１であり、直径は２×ｒ１である。本実施形態では、
インキ装置４は、動作位置で版と接する３つのインキ着
けローラ３ａ，３ｂ，３ｃを有し、ｒ１と等しい有効半
径を定めている。インキ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃの
うち少なくとも２つは、例えばモータによって、図示さ
れた方向ｘ，ｙの少なくとも一方に移動可能である。そ
れらのインキ着けローラは、ピボット運動可能でもあ
る。
【００３０】湿しユニット３０，３２が、各版胴１，１
１のために設けられていてもよく、中央フレーム部５
（図１参照）または可動側部（第１および第２のフレー
ム部）６，８に接続されていてもよい。
１のために設けられていてもよく、中央フレーム部５
（図１参照）または可動側部（第１および第２のフレー
ム部）６，８に接続されていてもよい。
【００３１】図２に示す位置において、版胴１および１
１上の画像はそれぞれブランケット胴２，１２に転写さ
れ、それから巻き取り紙１０の両面に転写される。この
ように、インキ装置４と１４は、３つのインキ着けロー
ラ３ａ，３ｂ，３ｃの全てが版胴に接触する動作位置に
ある。
１上の画像はそれぞれブランケット胴２，１２に転写さ
れ、それから巻き取り紙１０の両面に転写される。この
ように、インキ装置４と１４は、３つのインキ着けロー
ラ３ａ，３ｂ，３ｃの全てが版胴に接触する動作位置に
ある。
【００３２】そして、インキ装置４，１４は、図３に示
すように各版胴１，１１から離れて非動作位置に移動さ
せられてもよい。それから、版胴１の直径は、胴または
収容体の交換によって、または自動直径変更機構によっ
て、変えられてもよい。それによって、胴１の半径は今
ではｒ２であり、直径は２×ｒ２である。ブランケット
胴２の直径も変えられてもよい。それから、３つのイン
キ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃの有効半径は、例えばイ
ンキ着けローラ３ａ，３ｃがｘ方向に移動することによ
って、半径ｒ２にぴったり合うように変えられる。その
有効半径を有する円弧５０が、図３に示されている。
すように各版胴１，１１から離れて非動作位置に移動さ
せられてもよい。それから、版胴１の直径は、胴または
収容体の交換によって、または自動直径変更機構によっ
て、変えられてもよい。それによって、胴１の半径は今
ではｒ２であり、直径は２×ｒ２である。ブランケット
胴２の直径も変えられてもよい。それから、３つのイン
キ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃの有効半径は、例えばイ
ンキ着けローラ３ａ，３ｃがｘ方向に移動することによ
って、半径ｒ２にぴったり合うように変えられる。その
有効半径を有する円弧５０が、図３に示されている。
【００３３】そして、インキ装置４，１４は、図４に示
すように、３つのインキ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃの
全てが版胴に接触する動作位置に移動させられる。
すように、３つのインキ着けローラ３ａ，３ｂ，３ｃの
全てが版胴に接触する動作位置に移動させられる。
【００３４】版胴は、印刷ユニットの動作位置にある全
ての版胴のことであり、その結果、ここで言う版胴は、
直径の異なる２つの版胴のいずれをも含む。
ての版胴のことであり、その結果、ここで言う版胴は、
直径の異なる２つの版胴のいずれをも含む。
【００３５】版胴の収容体も、版胴の直径を変えるため
に交換可能である。
に交換可能である。
【図１】本発明の印刷ユニットを有する巻き取り紙印刷
機の側面図である。
機の側面図である。
【図２】インキ着けユニットが、第１の直径を有する版
胴のための動作位置にある、本発明の印刷ユニットの側
面図である。
胴のための動作位置にある、本発明の印刷ユニットの側
面図である。
【図３】新しい直径の版胴と、新しい直径に合うように
変更された有効直径を有する非動作位置のインキ着けユ
ニットとを有する、図１の印刷ユニットの側面図であ
る。
変更された有効直径を有する非動作位置のインキ着けユ
ニットとを有する、図１の印刷ユニットの側面図であ
る。
【図４】動作位置にある、図２の印刷ユニットの側面図
である。
である。
１ 第１の版胴 ２ 第１のブランケット胴 ３ インキローラ ３ａ，３ｂ，３ｃ インキ着けローラ ４ インキ着けユニット（第１のインキ装置） ５ 中央フレーム部 ６ 第１のフレーム部 ８ 第２のフレーム部 １０ 巻き取り紙 １１ 第２の版胴 １２ 第２のブランケット胴 １３ インキローラ １４ インキ着けユニット（第２のインキ装置） ２０ 昇降機 ３０，３２ 湿しユニット ４１ 収容体 ４２ ブランケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ (72)発明者 チャールズ ヘンリー デュフォー アメリカ合衆国 03824 ニューハンプシ ャー州 ダラム モーガン ウェイ 15 (72)発明者 チャールズ ライフ ハモンド アメリカ合衆国 03824 ニューハンプシ ャー州 ダラム サンディー ブルック ドライヴ 51 (72)発明者 ジョン トーマス ロリー アメリカ合衆国 03905 メイン州 キタ リー ピーティー． バートレット アー ルディー． 43 Ｆターム(参考） 2C250 DC22
Claims (18)
- 【請求項１】 版胴と、印刷材料である巻き取り紙の第
１の面に印刷するブランケット胴と、前記版胴にインキ
着けする複数のインキ着けローラを有するインキ装置と
を有し、 前記インキ装置は、動作位置と非動作位置の間を移動可
能であり、前記動作位置では前記版胴と接触し、前記非
動作位置では前記版胴から離れており、 前記複数のインキ着けローラのうちの少なくとも１つ
は、前記インキ装置が前記非動作位置にあるときに、前
記版胴の直径の関数として調整可能である、印刷ユニッ
ト。 - 【請求項２】 前記ブランケット胴は少なくとも１つの
ブランケットを含む、請求項１に記載の印刷ユニット。 - 【請求項３】 前記版胴と前記ブランケット胴は中央フ
レーム部に回転可能に取り付けられており、前記インキ
着けローラは、前記中央フレーム部に対して移動可能な
第１のフレーム部に回転可能に取り付けられている、請
求項１に記載の印刷ユニット。 - 【請求項４】 第２の版胴と、前記巻き取り紙の第２の
面に印刷する第２のブランケット胴と、前記第２の版胴
にインキ着けする複数の第２のインキ着けローラを有す
る第２のインキ装置とをさらに有し、 前記第２のインキ装置は、第２の動作位置と第２の非動
作位置の間を移動可能であり、前記第２の動作位置では
前記第２の版胴に接触し、前記第２の非動作位置では前
記第２の版胴から離れており、 前記複数の第２のインキ着けローラのうちの少なくとも
１つは、前記第２のインキ装置が前記第２の非動作位置
にあるときに、前記第２の版胴の直径に調整可能であ
る、請求項１に記載の印刷ユニット。 - 【請求項５】 前記版胴と前記ブランケット胴と前記第
２の版胴と前記第２のブランケット胴は中央フレーム部
に回転可能に支持され、前記第２のインキ装置は、前記
中央フレーム部に対して移動可能な第２のフレーム部に
支持されている、請求項４に記載の印刷ユニット。 - 【請求項６】 前記複数のインキ着けローラのうちの少
なくとも１つは、前記インキ装置が前記動作位置にある
ときに前記版胴に接触する、請求項１に記載の印刷ユニ
ット。 - 【請求項７】 前記複数のインキ着けローラのうちの少
なくとも１つは、前記インキ装置が前記動作位置にある
ときに前記版胴に接触し、前記第２のインキ着けローラ
のうちの少なくとも１つは、前記第２のインキ装置が前
記第２の動作位置にあるときに前記第２の版胴に接触す
る、請求項４に記載の印刷ユニット。 - 【請求項８】 前記版胴は可変の直径を有する、請求項
１に記載の印刷ユニット。 - 【請求項９】 前記版胴は交換可能である、請求項１に
記載の印刷ユニット。 - 【請求項１０】 前記版胴は、版を保持する、交換可能
な少なくとも１つの、版収容体を含む、請求項１に記載
の印刷ユニット。 - 【請求項１１】 前記ブランケットは筒状である、請求
項２に記載の印刷ユニット。 - 【請求項１２】 前記中央フレーム部と前記第１のフレ
ーム部のうちの一方に接続されている、前記版胴用の湿
しユニットをさらに有する、請求項３に記載の印刷ユニ
ット。 - 【請求項１３】 前記版胴と前記ブランケット胴と前記
インキ着けローラのうちの少なくとも１つの取り外しを
補助する、上方に位置する昇降機をさらに有する、請求
項１に記載の印刷ユニット。 - 【請求項１４】 前記版胴と前記ブランケット胴は水平
な面を形成している、請求項１に記載の印刷ユニット。 - 【請求項１５】 版胴の外周の第１の位置でインキ着け
ユニットによって前記版胴にインキ着けする工程と、 前記インキ着けユニットを前記版胴と接触しなくなるよ
うに移動させる工程と、 前記版胴の直径を新しい直径になるように変更する工程
と、 インキ装置を、前記新しい直径に合うように変更する工
程とを含む、版胴上で作働を行う方法。 - 【請求項１６】 前記インキ装置を変更する工程は、前
記インキ着けユニットのインキ着けローラのうちの少な
くとも１つを移動させる工程を含む、請求項１５に記載
の方法。 - 【請求項１７】 前記インキ装置を変更する工程は、前
記インキ着けユニットのインキ着けローラのうちの少な
くとも２つを移動させる工程を含む、請求項１５に記載
の方法。 - 【請求項１８】 第１の版胴と、印刷材料である巻き取
り紙の第１の面に印刷する第１のブランケット胴と、前
記第１の版胴にインキ着けする複数の第１のインキ着け
ローラを有する第１のインキ装置とを有し、前記第１の
インキ装置は、第１の動作位置と第１の非動作位置の間
を移動可能であり、前記第１の動作位置では前記第１の
版胴と接触し、前記第１の非動作位置では前記第１の版
胴から離れており、前記複数の第１のインキ着けローラ
のうちの少なくとも１つは、前記第１のインキ装置が前
記第１の非動作位置にあるときに、前記版胴の直径の関
数として調整可能である、第１の印刷ユニットと、 第２の版胴と、前記巻き取り紙の前記第１の面に印刷す
る第２のブランケット胴と、前記第２の版胴にインキ着
けする複数の第２のインキ着けローラを有する第２のイ
ンキ装置とを有し、前記第２のインキ装置は、第２の動
作位置と第２の非動作位置の間を移動可能であり、前記
第２の動作位置では前記第２の版胴に接触し、前記第２
の非動作位置では前記第２の版胴から離れており、前記
複数の第２のインキ着けローラのうちの少なくとも１つ
は、前記第２のインキ装置が前記第２の非動作位置にあ
るときに、前記第２の版胴の直径に調整可能である、前
記第１の印刷ユニットの上方の第２の印刷ユニットとを
有する、垂直に積み重ねた印刷機。
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|---|---|---|---|
| US09/876,600 US20020185023A1 (en) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | Printing unit with inker for varying-diameter plate cylinder |
| US09/876600 | 2001-06-07 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002370342A true JP2002370342A (ja) | 2002-12-24 |
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ID=25368109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002167150A Pending JP2002370342A (ja) | 2001-06-07 | 2002-06-07 | 直径が可変である版胴のためのインキ装置を有する印刷ユニット |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020185023A1 (ja) |
| EP (1) | EP1264691A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002370342A (ja) |
| CN (1) | CN1390701A (ja) |
| DE (1) | DE10221744A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003094608A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd | タワー型オフセット輪転機 |
| JP2007516858A (ja) * | 2003-07-08 | 2007-06-28 | ゴス・グラフィック・システムズ・リミテッド | 印刷プレス |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| CN103213378A (zh) * | 2013-04-20 | 2013-07-24 | 昆山欧莱特印刷机械工业有限公司 | 双张双面同步复合印刷机辊筒组件 |
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| DE4429891C2 (de) | 1994-08-24 | 2003-05-08 | Koenig & Bauer Ag | Mehrfarbenrollenrotationsdruckmaschine |
-
2001
- 2001-06-07 US US09/876,600 patent/US20020185023A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-04-12 CN CN02105995.0A patent/CN1390701A/zh active Pending
- 2002-05-16 EP EP02010215A patent/EP1264691A1/de not_active Withdrawn
- 2002-05-16 DE DE10221744A patent/DE10221744A1/de not_active Withdrawn
- 2002-06-07 JP JP2002167150A patent/JP2002370342A/ja active Pending
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1264691A1 (de) | 2002-12-11 |
| DE10221744A1 (de) | 2002-12-12 |
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