JP2002369720A - 昇降棚装置及びこの昇降棚装置を用いた作業ライン - Google Patents

昇降棚装置及びこの昇降棚装置を用いた作業ライン

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JP2002369720A
JP2002369720A JP2001178899A JP2001178899A JP2002369720A JP 2002369720 A JP2002369720 A JP 2002369720A JP 2001178899 A JP2001178899 A JP 2001178899A JP 2001178899 A JP2001178899 A JP 2001178899A JP 2002369720 A JP2002369720 A JP 2002369720A
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JP
Japan
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workers
handle
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JP2001178899A
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English (en)
Inventor
Takashi Yotsuya
崇 四家
Daiki Nagamori
大樹 永森
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Sun Wave Corp
Original Assignee
Sun Wave Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作業者の身長の相違に拘わらず、いずれの作
業工程においても、作業者の身長に合った高さ位置に棚
をセットすることが、その結果、作業者の身長が相違し
ていても各作業に要する時間を均一化させて、円滑なラ
イン作業を創出することができる昇降棚装置及びこれを
用いた作業ラインを提供する。 【解決手段】 作業台の上部垂直面部Wに取り付けられ
るバネ収納部3と、該バネ収納部の下方であって上記バ
ネ収納部に収納されたバネの下端部に連結され吊持され
た棚体5A、5Bと、該棚体の底面に配設された把手6
と、を有して昇降棚装置を構成し、上記バネは、上記把
手を把持して上記棚体を所定位置で停止させたときに、
該停止状態を保持するように巻き上げ付勢力がロックさ
れるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スーパーや食品
工場等で品物を解体し或は組み立て若しくは梱包等(以
下、単に作業という。)する作業台の上部に配設され、
これら作業に必要な道具類や梱包材料等を整理して載せ
ておくために用いられる昇降棚装置及びこの昇降棚装置
を用いた作業ラインに関する。
【0002】
【従来技術とその課題】例えば、スーパーや食品工場等
で品物を解体し或は組み立て若しくは梱包等の作業をす
る場合、作業台を作業工程に従ってライン状に配列し、
当該作業を受け持つ作業者が、上流側作業が終了した被
処理物を該当する作業台で順次担当する作業を行い、こ
の後、該担当作業が終了した被処理物を下流側へと引き
渡すことで、一連の処理作業が流れ作業で行なわれてい
るのが現状である。
【0003】ところで、上記ライン状に並べられた作業
台の上部には、作業台上面を広く使用できるように、各
担当作業に対応する道具類や必要材料等を載せておく棚
が配設されているのが一般的であるが、従来の各作業台
の上部に配設される上記棚は、一定高さに固定されてい
るため、作業者の身長が小さい場合には、道具類や必要
材料の取り出しや収納作業が非常に困難であると共に、
作業者の身長の相違によって各作業に要する時間に差が
出てしまい、円滑なライン作業を達成するのが難しい、
という課題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、作業者の身長
の相違に拘わらず、いずれの作業工程においても、作業
者の身長に合った高さ位置に棚をセットすることができ
るように構成することで、道具類や必要材料の取り出し
や収納作業を容易に行なうことができ、その結果、作業
者の身長が相違していても各作業に要する時間を均一化
させて、円滑なライン作業を創出することができる昇降
棚装置及びこの昇降棚装置を用いた作業ラインを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、作業台の上部垂直面部に取り
付けられるバネ収納部と、該バネ収納部の下方であって
上記バネ収納部に収納されたバネの下端部に連結され吊
持された棚体と、該棚体の底面に配設された把手と、を
有して昇降棚装置を構成し、上記バネは、上記把手を把
持して上記棚体を所定位置で停止させたときに、該停止
状態を保持するように巻き上げ付勢力がロックされるこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、この発明にあっては、作業者の身長
が相違していても各作業に要する時間を均一化させて、
円滑なライン作業を創出することができるようにするた
め、各種作業の各作業工程に必要な複数の作業台をライ
ン状に配列し、これら各作業台の上部に上記構成からな
る昇降棚装置を夫々配置して作業ラインを形成すること
を特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0008】図1と図2に示すように、この形態例に係
る昇降棚装置1は、作業台Dの上部垂直壁面に2基並列
に取り付けられて構成されており、夫々は、作業台Dの
上部垂直壁面部W(図3,図4参照)に取り付けられる
取付パネル2と、該取付パネル2の上部に取り付られた
バネ収納部3と、該バネ収納部3の下方であって上記バ
ネ収納部3に収納された板バネ4の下端部に連結され吊
持された棚体5A,5Bと、該棚体5A,5Bの底面に
配設された把手6と、から構成されている。
【0009】そして、上記取付パネル2の略中央部に
は、上下方向に沿って1条のガイド溝7が穿設されてお
り、該ガイド溝7には、上記上段棚体5Aの背面部に突
設された連結パネル8の裏面側に突設されたガイド突起
(図示せず)がスライド自在に嵌合されている。
【0010】また、上記バネ収納部3内には、板バネ4
が常態において巻き取られた状態で軸支されており、上
記把手6を把持して上記棚体5A,5Bを引き下し、所
定位置で停止させたときに、該板バネ4は、該停止状態
を保持するように、その巻き上げ付勢力がロックされる
ように構成されている。具体的には、棚体5A,5Bを
引き下ろし停止させたときには、該停止状態を保持する
ように上記板バネ4をロックし、もう一度、上記棚体5
A,5Bを引き下ろして手を離すと、上記板バネ4の引
き上げ方向への付勢力によって、棚体5A,5Bが最上
昇位置まで引き上げられるように、例えば、公知のラチ
ェット機構等を用いて構成されている。
【0011】さらに、上記棚体5A,5Bは、この形態
例では上記したように2段で形成されているが、この発
明にあってはこれに限定されるものではなく、1段或は
3段以上に形成しても構わない。また、各棚体には、道
具類を整理して収納できるように多数の凹部を形成して
構成してもよい。
【0012】このように構成されてなる昇降棚装置1
は、例えば、図3と図4に示すように、梱包作業等の作
業ラインに沿って並べられた各作業台Dの上部に夫々配
設することで、作業者の身長が相違していても各作業に
要する時間を均一化させて、円滑なライン作業を創出す
ることができる。
【0013】即ち、身長が、例えば、図3に示すよう
に、158cm程度の比較的低い作業者S1である場合
には、該作業者S1が上段の棚体5Aに手を伸ばして届
く高さ、例えば、上段棚体5Aが150cmで下段棚体
5Bが120cmとなる位置まで引き下ろして作業でき
るように配置することができる。
【0014】また、身長が、例えば、図4に示すよう
に、175cm程度の比較的高い作業者S2である場合
には、該作業者S2が上段の棚体5Aに手を伸ばして届
く高さ、例えば、上段棚体5Aが190cmで下段棚体
5Bが160cmとなる位置まで引き下ろして作業でき
るように配置することができる。
【0015】このように本形態例に係る昇降棚装置1を
作業ラインの各作業台Dの上部に配置することで、上記
したように、作業者の身長が相違していても各作業に要
する時間を均一化させて、円滑なライン作業を創出する
ことができると共に、本発明に係る昇降棚装置1の場合
には、棚体5A,5Bが上下方向に昇降する構成なの
で、作業台Dの上面に覆い被されないため、該作業台D
における作業の邪魔とならず、当該作業を円滑に行なう
ことができる、という効果も得られる。
【0016】
【発明の効果】この発明に係る昇降棚装置にあっては、
以上説明したように、作業者の身長の相違に拘わらず、
いずれの作業工程においても、作業者の身長に合った高
さ位置に棚をセットすることができるように構成したの
で、道具類や必要材料の取り出しや収納作業を容易に行
なうことができ、その結果、作業者の身長が相違してい
ても各作業に要する時間を均一化させて、円滑なライン
作業を創出することができる等の優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係る昇降棚装置を
示す斜視図である。
【図2】同昇降棚装置の正面図である。
【図3】同昇降棚装置を身長の低い作業者が使用した例
を示す説明図である。
【図4】同昇降棚装置を身長の高い作業者が使用した例
を示す説明図である。
【符号の説明】
D 作業台 W 上部垂直(壁)面部 1 昇降棚装置 3 バネ収納部 4 (板)バネ 5A,5B 棚体 6 把手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台の上部垂直面部に取り付けられる
    バネ収納部と、該バネ収納部の下方であって上記バネ収
    納部に収納されたバネの下端部に連結され吊持された棚
    体と、該棚体の底面に配設された把手と、を有して構成
    されてなり、上記バネは、上記把手を把持して上記棚体
    を所定位置で停止させたときに、該停止状態を保持する
    ように巻き上げ付勢力がロックされることを特徴とする
    昇降棚装置。
  2. 【請求項2】 各種作業の各作業工程に必要な複数の作
    業台をライン状に配列し、これら各作業台の上部に請求
    項1に記載の昇降棚装置を夫々配置したことを特徴とす
    る作業ライン。
JP2001178899A 2001-06-13 2001-06-13 昇降棚装置及びこの昇降棚装置を用いた作業ライン Pending JP2002369720A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008108685A1 (ru) * 2007-02-27 2008-09-12 Elena Sergeevna Yakobi Антресоль
CN108652238A (zh) * 2018-05-23 2018-10-16 彭锦 一种储物柜
CN109227492A (zh) * 2018-08-30 2019-01-18 芜湖鸣人汽车维修服务有限公司 汽车维修工具柜
CN112193218A (zh) * 2020-10-20 2021-01-08 江苏航运职业技术学院 一种新能源汽车户外安全维修养护设备

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