JP2002369674A - 農作物処理装置 - Google Patents
農作物処理装置Info
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】農作物の表皮を分離する作業が確実且つスムー
スに行え、作業の能率アップを図ることができる農作物
処理装置を提供する。 【解決手段】分離区間cに於いて、支持コンベア2,3
により略斜め姿勢又は略水平姿勢に支持された3本のネ
ギAを、分離装置5を構成する一対の分離ヘッド6によ
り保持する。一対の分離ヘッド6を、送り方向に搬送さ
れるネギAの茎部Abに沿って移動させながら、吐出ノ
ズル6b…から吐出されるエアーGを、ネギAの茎部A
b外周面に対して吹付け、表皮Adを分離する。分離
後、一対の分離ヘッド6による保持を解除して、処理済
みのネギAを支持コンベア2,3に再載置して次工程に
搬送供給する。
スに行え、作業の能率アップを図ることができる農作物
処理装置を提供する。 【解決手段】分離区間cに於いて、支持コンベア2,3
により略斜め姿勢又は略水平姿勢に支持された3本のネ
ギAを、分離装置5を構成する一対の分離ヘッド6によ
り保持する。一対の分離ヘッド6を、送り方向に搬送さ
れるネギAの茎部Abに沿って移動させながら、吐出ノ
ズル6b…から吐出されるエアーGを、ネギAの茎部A
b外周面に対して吹付け、表皮Adを分離する。分離
後、一対の分離ヘッド6による保持を解除して、処理済
みのネギAを支持コンベア2,3に再載置して次工程に
搬送供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばネギやゴ
ボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等の農作
物外面を包んでいる不必要又は食用に供し得ない表皮
(下葉)を分離する作業に用いられる農作物処理装置に
関する。
ボウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等の農作
物外面を包んでいる不必要又は食用に供し得ない表皮
(下葉)を分離する作業に用いられる農作物処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のネギの表皮を分離する装
置としては、例えばバケットコンベアのバケットに載置
されたネギの両端部を一対の支持部材により支持して持
上げた後、中空の筒体をネギと対向する方向に水平移動
して、ネギの略全長を筒体内部に対して挿入する。筒体
を後退移動させながら、筒体内部に配設した複数のノズ
ルから吐出されるエアーを、その筒体から抜き取られる
ネギの外面に吹付けて、ネギの表皮を分離する装置(特
許第3127396号公報)がある。
置としては、例えばバケットコンベアのバケットに載置
されたネギの両端部を一対の支持部材により支持して持
上げた後、中空の筒体をネギと対向する方向に水平移動
して、ネギの略全長を筒体内部に対して挿入する。筒体
を後退移動させながら、筒体内部に配設した複数のノズ
ルから吐出されるエアーを、その筒体から抜き取られる
ネギの外面に吹付けて、ネギの表皮を分離する装置(特
許第3127396号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、ノズルから吐出されるエアーの吹付け部分と、その
エアーにより分離されるネギの表皮とが筒体により覆い
隠されているので、表皮の分離具合を筒体外部から目視
確認することができない。且つ、ネギを筒体内部に一旦
挿入した後、その筒体から抜取りながらネギの表皮を分
離するので、表皮を分離する作業に手間及び時間が掛る
という問題点を有している。
は、ノズルから吐出されるエアーの吹付け部分と、その
エアーにより分離されるネギの表皮とが筒体により覆い
隠されているので、表皮の分離具合を筒体外部から目視
確認することができない。且つ、ネギを筒体内部に一旦
挿入した後、その筒体から抜取りながらネギの表皮を分
離するので、表皮を分離する作業に手間及び時間が掛る
という問題点を有している。
【0004】また、例えば表皮や粘液、ゴミ等の異物が
筒体内部に付着するので、表皮を分離するのに必要とす
る流速及び流量のエアーか安定して得られず、表皮が部
分的に残ってしまうことがあり、所望する状態に表皮を
分離することが難しいという問題点を有している。
筒体内部に付着するので、表皮を分離するのに必要とす
る流速及び流量のエアーか安定して得られず、表皮が部
分的に残ってしまうことがあり、所望する状態に表皮を
分離することが難しいという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、流体吹付け手
段から吐出される流体を、農作物支持手段により略横向
き姿勢に支持された農作物に対して吹付けるので、農作
物の表皮を分離する作業が確実且つスムースに行え、作
業の能率アップを図ることができる農作物処理装置の提
供を目的とする。
段から吐出される流体を、農作物支持手段により略横向
き姿勢に支持された農作物に対して吹付けるので、農作
物の表皮を分離する作業が確実且つスムースに行え、作
業の能率アップを図ることができる農作物処理装置の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、農作物の外
面に対して流体を吹付け、該農作物の表皮を分離処理す
る流体吹付け手段と、上記農作物を、該農作物の表皮が
垂下される姿勢に支持する農作物支持手段と、上記流体
吹付け手段と農作物支持手段とを、上記農作物全長に沿
って略水平移動される方向に相対移動する相対移動手段
とを備えた農作物処理装置であることを特徴とする。
面に対して流体を吹付け、該農作物の表皮を分離処理す
る流体吹付け手段と、上記農作物を、該農作物の表皮が
垂下される姿勢に支持する農作物支持手段と、上記流体
吹付け手段と農作物支持手段とを、上記農作物全長に沿
って略水平移動される方向に相対移動する相対移動手段
とを備えた農作物処理装置であることを特徴とする。
【0007】上述の農作物は、例えばネギやゴボウ、ア
スパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等で構成すること
ができる。流体は、例えばエアー(大気)やガス等の気
体、水道水や蒸留水、溶剤等の液体で構成することがで
きる。流体吹付け手段は、例えば気体や液体等の流体を
吐出する吐出ノズルや噴射装置等で構成することができ
る。
スパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等で構成すること
ができる。流体は、例えばエアー(大気)やガス等の気
体、水道水や蒸留水、溶剤等の液体で構成することがで
きる。流体吹付け手段は、例えば気体や液体等の流体を
吐出する吐出ノズルや噴射装置等で構成することができ
る。
【0008】また、農作物支持手段や斜め姿勢支持手
段、水平姿勢支持手段は、例えば支持コンベアや凹状の
載置部、押えベルト、チャック(挟持手段)等で構成す
ることができる。相対移動手段は、例えばチェーン、ス
プロケット、ガイドレール、モータ或いはソレノイド、
エアーシリンダ等で構成することができる。
段、水平姿勢支持手段は、例えば支持コンベアや凹状の
載置部、押えベルト、チャック(挟持手段)等で構成す
ることができる。相対移動手段は、例えばチェーン、ス
プロケット、ガイドレール、モータ或いはソレノイド、
エアーシリンダ等で構成することができる。
【0009】つまり、農作物の表皮を分離する場合、流
体吹付け手段から吐出される流体を、農作物支持手段に
より略横向き姿勢に支持された農作物に対して吹付けな
がら、流体吹付け手段と農作物支持手段とを相対移動手
段により相対移動させて、農作物の表皮(下葉)を分離
する。
体吹付け手段から吐出される流体を、農作物支持手段に
より略横向き姿勢に支持された農作物に対して吹付けな
がら、流体吹付け手段と農作物支持手段とを相対移動手
段により相対移動させて、農作物の表皮(下葉)を分離
する。
【0010】実施の形態として、農作物が略斜め下向き
となる姿勢に支持する斜め姿勢支持手段と、農作物が略
水平となる姿勢に支持する水平姿勢支持手段とを設ける
ことができる。また、流体吹付け手段を、農作物を中心
として円周方向に所定間隔に隔てて複数設けたり、農作
物搬送手段により搬送される農作物と対向して複数設け
ることができる。さらに、農作物下部に垂下される表皮
を牽引分離する牽引分離手段を設けることができる。
となる姿勢に支持する斜め姿勢支持手段と、農作物が略
水平となる姿勢に支持する水平姿勢支持手段とを設ける
ことができる。また、流体吹付け手段を、農作物を中心
として円周方向に所定間隔に隔てて複数設けたり、農作
物搬送手段により搬送される農作物と対向して複数設け
ることができる。さらに、農作物下部に垂下される表皮
を牽引分離する牽引分離手段を設けることができる。
【0011】上述の牽引分離手段は、例えば表皮自体の
自重により垂下分離する方法と、アームやチャックによ
り挟持分離する方法と、吸引ダクトにより吸引分離する
方法と、ロールにより引張り分離する方法等で構成する
ことができる。
自重により垂下分離する方法と、アームやチャックによ
り挟持分離する方法と、吸引ダクトにより吸引分離する
方法と、ロールにより引張り分離する方法等で構成する
ことができる。
【0012】
【作用及び効果】この発明によれば、流体吹付け手段か
ら吐出される流体を、農作物支持手段により略横向き姿
勢に支持された農作物に対して吹付けるので、表皮を分
離するとき、農作物が傷付き又は落下したり、農作物の
向きや位置が変位するのを防止することができる。且
つ、分離した表皮を垂下し、その他の異物を自重落下さ
せるので、表皮が残着又は纏わり付いたりせず、表皮や
異物の干渉を受けることなく、流体吹付け手段から吐出
される流体を、分離される表皮の根元部分に対して的確
に吹付けることができ、不必要又は食用に供し得ない表
皮のみを分離する作業が確実且つスムースに行え、作業
の能率アップを図ることができる。
ら吐出される流体を、農作物支持手段により略横向き姿
勢に支持された農作物に対して吹付けるので、表皮を分
離するとき、農作物が傷付き又は落下したり、農作物の
向きや位置が変位するのを防止することができる。且
つ、分離した表皮を垂下し、その他の異物を自重落下さ
せるので、表皮が残着又は纏わり付いたりせず、表皮や
異物の干渉を受けることなく、流体吹付け手段から吐出
される流体を、分離される表皮の根元部分に対して的確
に吹付けることができ、不必要又は食用に供し得ない表
皮のみを分離する作業が確実且つスムースに行え、作業
の能率アップを図ることができる。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
述する。
【0014】図面は農作物の一例であるネギを所定の取
扱い状態に処理する作業に用いられる農作物処理装置を
示し、図1及び図2に於いて、この農作物処理装置1
は、荷受けされる長尺のネギA(例えば白ネギ)を、搬
送路左側部に張架した支持コンベア2と、搬送路右側部
に張架した支持コンベア3との間に載置すると共に、支
持コンベア2,3を、減速機付きモータ(図示省略)の
駆動力により送り方向に回転(連動又は独立)して、搬
送路上に設定した供給区間aと、切揃え区間bと、分離
区間cとに搬送する。
扱い状態に処理する作業に用いられる農作物処理装置を
示し、図1及び図2に於いて、この農作物処理装置1
は、荷受けされる長尺のネギA(例えば白ネギ)を、搬
送路左側部に張架した支持コンベア2と、搬送路右側部
に張架した支持コンベア3との間に載置すると共に、支
持コンベア2,3を、減速機付きモータ(図示省略)の
駆動力により送り方向に回転(連動又は独立)して、搬
送路上に設定した供給区間aと、切揃え区間bと、分離
区間cとに搬送する。
【0015】上述の支持コンベア2は、受けベルト2a
を、搬送路始端から搬送路終端に至る左側部に張架し、
その受け面側に、側面から見て略V字状(又は略Y字
状)の載置部2bをベルト全長に対して所定間隔に隔て
て設け、押えベルト2cを、載置部2bに載置されたネ
ギAの葉部Aa上面と対向して、供給区間a直後から分
離区間c直後に至る搬送路左側上部に張架している。
を、搬送路始端から搬送路終端に至る左側部に張架し、
その受け面側に、側面から見て略V字状(又は略Y字
状)の載置部2bをベルト全長に対して所定間隔に隔て
て設け、押えベルト2cを、載置部2bに載置されたネ
ギAの葉部Aa上面と対向して、供給区間a直後から分
離区間c直後に至る搬送路左側上部に張架している。
【0016】前述の支持コンベア3は、上述の支持コン
ベア2よりも低位となる高さに架設され、受けベルト3
a,3bを、支持コンベア2により支持されたネギAの
茎部Ab下面と対向して搬送路始端から搬送路終端に至
る搬送路右側部に張架すると共に、分離区間cと対応す
る受けベルト3a,3bの対向端部間を、後述する分離
装置5による分離動作が許容される前後間隔に離間して
いる。上位側の支持コンベア2と、下位側の支持コンベ
ア3とで、ネギAの葉部Aa側が高く、根部Ac側が低
くなる略斜め姿勢に保持して搬送する。
ベア2よりも低位となる高さに架設され、受けベルト3
a,3bを、支持コンベア2により支持されたネギAの
茎部Ab下面と対向して搬送路始端から搬送路終端に至
る搬送路右側部に張架すると共に、分離区間cと対応す
る受けベルト3a,3bの対向端部間を、後述する分離
装置5による分離動作が許容される前後間隔に離間して
いる。上位側の支持コンベア2と、下位側の支持コンベ
ア3とで、ネギAの葉部Aa側が高く、根部Ac側が低
くなる略斜め姿勢に保持して搬送する。
【0017】且つ、例えばスポンジゴムやウレタンゴム
等の柔軟性を有するクッション部材を、載置部2bの載
置面と、押えベルト2cの押え面と、受けベルト3a,
3bの受け面とに装着して、ネギAを、クッション部材
の接触抵抗により定位置及び定姿勢に保持し、後述する
分離装置5により表皮を分離するとき、ネギAの位置が
変位したり、脱落したりするのを防止する。また、支持
コンベア2に代わる保持手段の他の例として、例えばチ
ャックやアーム等によりネギAの葉部Aa側を個々に保
持して搬送してもよい。
等の柔軟性を有するクッション部材を、載置部2bの載
置面と、押えベルト2cの押え面と、受けベルト3a,
3bの受け面とに装着して、ネギAを、クッション部材
の接触抵抗により定位置及び定姿勢に保持し、後述する
分離装置5により表皮を分離するとき、ネギAの位置が
変位したり、脱落したりするのを防止する。また、支持
コンベア2に代わる保持手段の他の例として、例えばチ
ャックやアーム等によりネギAの葉部Aa側を個々に保
持して搬送してもよい。
【0018】且つ、揃えベルト3cを、載置部2aに載
置されるネギAの根部Ac先端と対向して供給区間aの
始端から終端に至る搬送路右側部に張架すると共に、減
速機付きモータ(図示省略)の駆動力により、受けベル
ト3a,3bと略同期して送り方向に回転させ、右側斜
め下方に自重降下するネギAの根部Acを略真っ直ぐに
揃えた状態に整列ガイドする。また、上述の揃えベルト
3cに代わる揃え手段の他の例として、例えば板状や棒
状のガイド部材を配設してもよい。
置されるネギAの根部Ac先端と対向して供給区間aの
始端から終端に至る搬送路右側部に張架すると共に、減
速機付きモータ(図示省略)の駆動力により、受けベル
ト3a,3bと略同期して送り方向に回転させ、右側斜
め下方に自重降下するネギAの根部Acを略真っ直ぐに
揃えた状態に整列ガイドする。また、上述の揃えベルト
3cに代わる揃え手段の他の例として、例えば板状や棒
状のガイド部材を配設してもよい。
【0019】また、図6に示すように、ネギAを、略水
平となる姿勢に略水平となる高さに張架した支持コンベ
ア2,3により支持して搬送してもよく、上述の実施例
と略同等の作用及び効果を奏することができる。
平となる姿勢に略水平となる高さに張架した支持コンベ
ア2,3により支持して搬送してもよく、上述の実施例
と略同等の作用及び効果を奏することができる。
【0020】なお、上述の実施例では、ベルト2a,2
c,3a,3cを、例えば平ベルト又はVベルト等の無
端帯で構成しているが、載置部2bを、例えばチェーン
やワイヤー等の無端帯に取り付けて、また、クッション
部材を、上述の無端帯に取り付ける等して、受けベルト
3a,3bを構成することもできる。
c,3a,3cを、例えば平ベルト又はVベルト等の無
端帯で構成しているが、載置部2bを、例えばチェーン
やワイヤー等の無端帯に取り付けて、また、クッション
部材を、上述の無端帯に取り付ける等して、受けベルト
3a,3bを構成することもできる。
【0021】前述の切揃え区間bに配設した切揃え装置
4は、例えば特願平11−178235号、特願平11
−332693号の装置の装置で構成され、既に公知の
技術であるので、その詳細な説明を省略する。ネギAの
根部Acを、例えば撮像カメラや画像素子等の光学的計
測手段により撮像すると共に、その画像情報(2値化処
理した情報)に基づいて、根部Acの切断箇所を判定す
る。上述の判定に基づいて、ネギAの根部Acを、例え
ば回転刃や固定刃等の切断手段により所定寸法に切揃え
る。同時に、ネギAの葉部Aaも切断手段により所定寸
法に切揃える。なお、葉部Aaを切揃えなくても、表皮
Adを分離する作業には何等支障がない。
4は、例えば特願平11−178235号、特願平11
−332693号の装置の装置で構成され、既に公知の
技術であるので、その詳細な説明を省略する。ネギAの
根部Acを、例えば撮像カメラや画像素子等の光学的計
測手段により撮像すると共に、その画像情報(2値化処
理した情報)に基づいて、根部Acの切断箇所を判定す
る。上述の判定に基づいて、ネギAの根部Acを、例え
ば回転刃や固定刃等の切断手段により所定寸法に切揃え
る。同時に、ネギAの葉部Aaも切断手段により所定寸
法に切揃える。なお、葉部Aaを切揃えなくても、表皮
Adを分離する作業には何等支障がない。
【0022】前述の分離区間cに配設した分離装置5
は、図3、図4、図5にも示すように、一対の分離ヘッ
ド6を、支持コンベア2の載置部2b…に載置されたネ
ギAと略対向する間隔に隔てて搬送路上部に架設した分
離ユニット7下面に複数組(実施例では3組)取付け、
分離ユニット7を、支持枠8に架設したガイドレール8
a,8aに対して斜め方向に往復移動可能に取付け、支
持枠8を、送り方向に対して始端側が先行し、終端側が
遅延する角度に傾けて支持コンベア2,3上部に架設し
ている。また、一対の分離ヘッド6の組数を、例えば2
組又は3組以上に変更してもよい。
は、図3、図4、図5にも示すように、一対の分離ヘッ
ド6を、支持コンベア2の載置部2b…に載置されたネ
ギAと略対向する間隔に隔てて搬送路上部に架設した分
離ユニット7下面に複数組(実施例では3組)取付け、
分離ユニット7を、支持枠8に架設したガイドレール8
a,8aに対して斜め方向に往復移動可能に取付け、支
持枠8を、送り方向に対して始端側が先行し、終端側が
遅延する角度に傾けて支持コンベア2,3上部に架設し
ている。また、一対の分離ヘッド6の組数を、例えば2
組又は3組以上に変更してもよい。
【0023】且つ、チェーン9を、支持枠8の始端側と
終端側とに軸支したスプロケット8bの間に張架し、そ
のチェーン9端部に取付けたカムローラ9aを、分離ユ
ニット7上部のローラ受け部7aに形成したガイド孔7
bに対して往復移動可能に係合している。
終端側とに軸支したスプロケット8bの間に張架し、そ
のチェーン9端部に取付けたカムローラ9aを、分離ユ
ニット7上部のローラ受け部7aに形成したガイド孔7
bに対して往復移動可能に係合している。
【0024】つまり、チェーン9を、減速機付きモータ
(図示省略)の駆動力により一方向(又は正逆方向)に
回転して、カムローラ9aをガイド孔7bに係合したま
ま周回移動させ、分離ユニット7を、載置部2bに載置
されたネギAの葉部Aa根元に近い茎部Abが分離ヘッ
ド6により保持される保持位置と、ネギAの茎部Abか
ら分離ヘッド6が抜き取られる搬送路右側部の分離位置
とに、上述の載置部2bの周回速度と略同期して往復移
動する。
(図示省略)の駆動力により一方向(又は正逆方向)に
回転して、カムローラ9aをガイド孔7bに係合したま
ま周回移動させ、分離ユニット7を、載置部2bに載置
されたネギAの葉部Aa根元に近い茎部Abが分離ヘッ
ド6により保持される保持位置と、ネギAの茎部Abか
ら分離ヘッド6が抜き取られる搬送路右側部の分離位置
とに、上述の載置部2bの周回速度と略同期して往復移
動する。
【0025】一方、支持コンベア2,3は、分離ユニッ
ト7が保持位置に復帰するときに要する移動時間を利用
して、次の載置部2b…に載置された3本のネギAを分
離区間cに搬送供給する。また、上述のチェーン9に代
わる移動手段の他の例として、分離ユニット7を、例え
ばソレノイドやエアーシリンダ等により往復移動するこ
ともできる。
ト7が保持位置に復帰するときに要する移動時間を利用
して、次の載置部2b…に載置された3本のネギAを分
離区間cに搬送供給する。また、上述のチェーン9に代
わる移動手段の他の例として、分離ユニット7を、例え
ばソレノイドやエアーシリンダ等により往復移動するこ
ともできる。
【0026】且つ、分離ヘッド6,6の基端部に直結し
たギャ6aを互いに噛合して、3組の分離ヘッド6,6
を、例えばソレノイドやエアーシリンダ、モータ或いは
カム機構等の駆動手段により、載置部2bに載置された
ネギAの茎部Abを保持する閉状態と、その保持が解除
される開状態とに連動(又は独立)して開閉動作する。
たギャ6aを互いに噛合して、3組の分離ヘッド6,6
を、例えばソレノイドやエアーシリンダ、モータ或いは
カム機構等の駆動手段により、載置部2bに載置された
ネギAの茎部Abを保持する閉状態と、その保持が解除
される開状態とに連動(又は独立)して開閉動作する。
【0027】つまり、3本のネギAが分離区間cに搬送
されたとき、例えば検知センサー(図示省略)で検知し
たり、番地やタイムラグを計数する等して、その検知に
基づいて、保持位置上部に待機する3組の分離ヘッド
6,6を閉動作する。分離位置情報に移動したとき、3
組の分離ヘッド6,6を開動作する。
されたとき、例えば検知センサー(図示省略)で検知し
たり、番地やタイムラグを計数する等して、その検知に
基づいて、保持位置上部に待機する3組の分離ヘッド
6,6を閉動作する。分離位置情報に移動したとき、3
組の分離ヘッド6,6を開動作する。
【0028】且つ、分離ヘッド6の保持面は、載置部2
bに載置されたネギAの茎部Abを中心として、その茎
部Ab外周面が略均等に囲繞される形状(実施例では略
半円形状)に形成している。その保持面には、例えば送
気用ブロワーやコンプレッサー等のエアー供給源(図示
省略)に接続された吐出ノズル6bを、分離ヘッド6の
略中心部に保持されるネギAを中心として円周方向に対
して所定間隔に隔てて複数配列(実施例では4個)する
と共に、ネギAの茎部Ab外周面に対して、葉部Aa側
から根部Ac側に向けて斜め前方にエアーGが吐出され
る角度に設け、エアーGを、茎部Ab外面と表皮Ad裏
面との谷間部分に向けて吐出する。
bに載置されたネギAの茎部Abを中心として、その茎
部Ab外周面が略均等に囲繞される形状(実施例では略
半円形状)に形成している。その保持面には、例えば送
気用ブロワーやコンプレッサー等のエアー供給源(図示
省略)に接続された吐出ノズル6bを、分離ヘッド6の
略中心部に保持されるネギAを中心として円周方向に対
して所定間隔に隔てて複数配列(実施例では4個)する
と共に、ネギAの茎部Ab外周面に対して、葉部Aa側
から根部Ac側に向けて斜め前方にエアーGが吐出され
る角度に設け、エアーGを、茎部Ab外面と表皮Ad裏
面との谷間部分に向けて吐出する。
【0029】且つ、上述のエアー供給源に接続した吐出
圧制御手段(図示省略)により、吐出ノズル6bから吐
出されるエアーGの吐出圧を弱くしたり、強くする等し
て、所定枚数又は所定厚さの表皮Adのみを分離するの
に適したエアー吐出圧に可変する。また、吐出ノズル6
bの個数を増減したり、その吐出角度を可変調節しても
よい。
圧制御手段(図示省略)により、吐出ノズル6bから吐
出されるエアーGの吐出圧を弱くしたり、強くする等し
て、所定枚数又は所定厚さの表皮Adのみを分離するの
に適したエアー吐出圧に可変する。また、吐出ノズル6
bの個数を増減したり、その吐出角度を可変調節しても
よい。
【0030】なお、上述の実施例ではエアーG(大気)
によりネギAの表皮Adを分離するが、例えば不活性ガ
スやブタンガス等の気体を用いてもよい。また、気体の
代わりに、例えば水道水や水溶液、溶剤等の液体を用い
ても表皮Adを分離することができる。
によりネギAの表皮Adを分離するが、例えば不活性ガ
スやブタンガス等の気体を用いてもよい。また、気体の
代わりに、例えば水道水や水溶液、溶剤等の液体を用い
ても表皮Adを分離することができる。
【0031】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、農作物処理装置1によりネギAを所定の取扱
い状態に処理する動作を説明する。
て、以下、農作物処理装置1によりネギAを所定の取扱
い状態に処理する動作を説明する。
【0032】先ず、図1に示すように、荷受けされるネ
ギA…を、供給区間a側部に待機する作業者の手で保持
(又は機械的作業)して、ネギAの葉部Aa側を支持コ
ンベア2の載置部2bに載置し、根部Ac側を支持コン
ベア3の受けベルト3aに載置すると共に、ネギAの根
部Acを揃えベルト3cに押し当てて、ネギA…を、送
り方向と略直交する横向き姿勢に揃えて1本ずつ載置
(ネギAの葉部Aa側を支持コンベア2左側部に突出
し、根部Ac側を支持コンベア3右側部に突出した状
態)し、切揃え区間bの切揃え装置4に供給する。
ギA…を、供給区間a側部に待機する作業者の手で保持
(又は機械的作業)して、ネギAの葉部Aa側を支持コ
ンベア2の載置部2bに載置し、根部Ac側を支持コン
ベア3の受けベルト3aに載置すると共に、ネギAの根
部Acを揃えベルト3cに押し当てて、ネギA…を、送
り方向と略直交する横向き姿勢に揃えて1本ずつ載置
(ネギAの葉部Aa側を支持コンベア2左側部に突出
し、根部Ac側を支持コンベア3右側部に突出した状
態)し、切揃え区間bの切揃え装置4に供給する。
【0033】次に、切揃え区間bに搬送されるネギAの
葉部Aaと根部Acとを切揃え装置4により切断して、
所定寸法に切揃えた後、分離区間cの分離装置5に供給
する。また、ネギAの根部Acのみを所定寸法に切揃え
てもよい。
葉部Aaと根部Acとを切揃え装置4により切断して、
所定寸法に切揃えた後、分離区間cの分離装置5に供給
する。また、ネギAの根部Acのみを所定寸法に切揃え
てもよい。
【0034】次に、図2、図3、図4に示すように、3
本分のネギAが分離区間cに搬送されたとき、分離装置
5を駆動して、保持位置上部に待機する分離ユニット7
に取付けた一対の分離ヘッド6を閉動作して、載置部2
b…に載置されたネギAの茎部Abを保持すると共に、
受けベルト3aから受けベルト3bに乗移らせるときに
も保持する。
本分のネギAが分離区間cに搬送されたとき、分離装置
5を駆動して、保持位置上部に待機する分離ユニット7
に取付けた一対の分離ヘッド6を閉動作して、載置部2
b…に載置されたネギAの茎部Abを保持すると共に、
受けベルト3aから受けベルト3bに乗移らせるときに
も保持する。
【0035】続いて、図5、図6、図7にも示すよう
に、載置部2bに載置されたネギAを送り方向に移動さ
せながら、一対の分離ヘッド6を、ネギAの茎部Abに
沿って斜め下方に移動させる。同時に、分離ヘッド6の
吐出ノズル6b…から吐出されるエアーGを、ネギAの
茎部Ab外周面に対して略均等に吹付け、不必要又は食
用に供し得ない表皮Adを引き剥がし分離する。なお、
分離された表皮Adは、搬送路下部に配設した回収部
(例えば回収箱や回収袋等)に投入して、定期的に回収
する。
に、載置部2bに載置されたネギAを送り方向に移動さ
せながら、一対の分離ヘッド6を、ネギAの茎部Abに
沿って斜め下方に移動させる。同時に、分離ヘッド6の
吐出ノズル6b…から吐出されるエアーGを、ネギAの
茎部Ab外周面に対して略均等に吹付け、不必要又は食
用に供し得ない表皮Adを引き剥がし分離する。なお、
分離された表皮Adは、搬送路下部に配設した回収部
(例えば回収箱や回収袋等)に投入して、定期的に回収
する。
【0036】次に、分離ユニット7を分離位置まで移動
したとき、一対の分離ヘッド6による保持を解除して、
ネギAの根部Ac側を支持コンベア3の受けベルト3b
に再び載置し、処理済みのネギA…を、支持コンベア
2,3により次工程(例えば選別工程や出荷工程等)に
搬送供給する。以下、上述と同様にして、分離装置5の
分離ユニット7を、保持位置と分離位置とに往復移動し
て、後続のネギA…を所定の取扱い状態に処理する作業
を継続して行う。
したとき、一対の分離ヘッド6による保持を解除して、
ネギAの根部Ac側を支持コンベア3の受けベルト3b
に再び載置し、処理済みのネギA…を、支持コンベア
2,3により次工程(例えば選別工程や出荷工程等)に
搬送供給する。以下、上述と同様にして、分離装置5の
分離ユニット7を、保持位置と分離位置とに往復移動し
て、後続のネギA…を所定の取扱い状態に処理する作業
を継続して行う。
【0037】以上のように、一対の分離ヘッド6から吐
出されるエアーGを、支持コンベア2,3により略斜め
姿勢又は略水平姿勢に支持されたネギA外周面に対して
吹付けるので、表皮Adを分離するとき、ネギAが傷付
き又は落下したり、ネギAの向きや位置が変位するのを
防止することができる。且つ、分離した表皮Adを垂下
し、その他の異物を自重落下させるので、表皮Adが残
着又は纏わり付いたりせず、表皮Adや異物の干渉を受
けることなく、分離ヘッドから吐出されるエアーGを、
分離される表皮Adの根元部分(茎部Ab外面と表皮A
d裏面との谷間部分)に対して的確に吹付けることがで
き、不必要又は食用に供し得ない表皮Adのみを分離す
る作業が確実且つスムースに行え、作業の能率アップを
図ることができる。
出されるエアーGを、支持コンベア2,3により略斜め
姿勢又は略水平姿勢に支持されたネギA外周面に対して
吹付けるので、表皮Adを分離するとき、ネギAが傷付
き又は落下したり、ネギAの向きや位置が変位するのを
防止することができる。且つ、分離した表皮Adを垂下
し、その他の異物を自重落下させるので、表皮Adが残
着又は纏わり付いたりせず、表皮Adや異物の干渉を受
けることなく、分離ヘッドから吐出されるエアーGを、
分離される表皮Adの根元部分(茎部Ab外面と表皮A
d裏面との谷間部分)に対して的確に吹付けることがで
き、不必要又は食用に供し得ない表皮Adのみを分離す
る作業が確実且つスムースに行え、作業の能率アップを
図ることができる。
【0038】しかも、一対の分離ヘッド6の吐出ノズル
6b…から吐出されるエアーGを、ネギAの外周面に対
して複数の方向から略同時に吹付けるので、ネギA全体
の表皮Adを略均等且つ綺麗に分離することができ、所
望する状態に分離処理することができ、次工程(例えば
選別工程)に対する供給が容易に行える。
6b…から吐出されるエアーGを、ネギAの外周面に対
して複数の方向から略同時に吹付けるので、ネギA全体
の表皮Adを略均等且つ綺麗に分離することができ、所
望する状態に分離処理することができ、次工程(例えば
選別工程)に対する供給が容易に行える。
【0039】さらにまた、3組の分離ヘッド6から吐出
されるエアーGを、支持コンベア2,3により搬送され
る3本のネギAに対して吹付けるので、3本のネギAの
表皮Adを略同時に分離処理することができ、処理能力
の向上を図ることができる。
されるエアーGを、支持コンベア2,3により搬送され
る3本のネギAに対して吹付けるので、3本のネギAの
表皮Adを略同時に分離処理することができ、処理能力
の向上を図ることができる。
【0040】図8は、ネギAの表皮Adを挟持して引張
り分離する分離装置5の他の例を示し、前述の分離装置
5によりネギAの茎部Abから引き剥がされ、その茎部
Ab下方に垂下された表皮Adを、分離ユニット7の移
動方向と平行して搬送路下部に架設した一対の分離チャ
ック10により挟持して強制的に引張り分離するので、
表皮Adを分離及び回収する作業が確実に行え、前述の
実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
り分離する分離装置5の他の例を示し、前述の分離装置
5によりネギAの茎部Abから引き剥がされ、その茎部
Ab下方に垂下された表皮Adを、分離ユニット7の移
動方向と平行して搬送路下部に架設した一対の分離チャ
ック10により挟持して強制的に引張り分離するので、
表皮Adを分離及び回収する作業が確実に行え、前述の
実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
【0041】図9は、ネギAの表皮Adを吸引分離する
分離装置5のその他の例を示し、例えば吸気用ブロワー
や真空ポンプ等の負圧発生源(図示省略)に接続された
吸引ダクト11を、支持コンベア2,3間に載置された
ネギAの茎部Ab下面と対向して搬送路下部に配設し、
上述の分離装置5によりネギAの茎部Abから引き剥が
され、その茎部Ab下方に垂下又は落下される表皮Ad
を、吸引ダクト11の開口側に発生する負圧により吸引
分離するので、上述の実施例と略同等の作用及び効果を
奏することができる。且つ、表皮Adを分離及び回収す
る作業が連続して行えると共に、分離された表皮Adや
内液、水滴、ゴミ等の異物が周囲に飛散するのを防止す
ることができ、清潔且つ衛生的な作業環境を保つことが
できる。
分離装置5のその他の例を示し、例えば吸気用ブロワー
や真空ポンプ等の負圧発生源(図示省略)に接続された
吸引ダクト11を、支持コンベア2,3間に載置された
ネギAの茎部Ab下面と対向して搬送路下部に配設し、
上述の分離装置5によりネギAの茎部Abから引き剥が
され、その茎部Ab下方に垂下又は落下される表皮Ad
を、吸引ダクト11の開口側に発生する負圧により吸引
分離するので、上述の実施例と略同等の作用及び効果を
奏することができる。且つ、表皮Adを分離及び回収す
る作業が連続して行えると共に、分離された表皮Adや
内液、水滴、ゴミ等の異物が周囲に飛散するのを防止す
ることができ、清潔且つ衛生的な作業環境を保つことが
できる。
【0042】図10は、ネギAの表皮Adを引張り分離
する分離装置5のその他の例を示し、前述の分離装置5
によりネギAの茎部Abから引き剥がされ、その茎部A
b下方に垂下された表皮Adを、分離ユニット7の移動
方向と平行して搬送路下部に軸架した一対の分離ロール
12により挟持して強制的に引張り分離するので、表皮
Adを分離及び回収する作業が連続して行え、前述の実
施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
する分離装置5のその他の例を示し、前述の分離装置5
によりネギAの茎部Abから引き剥がされ、その茎部A
b下方に垂下された表皮Adを、分離ユニット7の移動
方向と平行して搬送路下部に軸架した一対の分離ロール
12により挟持して強制的に引張り分離するので、表皮
Adを分離及び回収する作業が連続して行え、前述の実
施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
【0043】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の農作物は、実施例のネギAやゴボ
ウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等に対応
し、以下同様に、流体は、エアーGや不活性ガス、ブタ
ンガス等の気体と、水道水や水溶液、溶剤等の液体とに
対応し、流体吹付け手段は、分離ヘッド6及び吐出ノズ
ル6bに対応し、農作物支持手段及斜め姿勢支持手段、
水平姿勢支持手段、農作物搬送手段は、支持コンベア
2,3やチャック、アーム(挟持手段)等に対応し、相
対移動手段は、チェーン9と、ガイドレール8aと、ス
プロケット8bと、モータ(図示省略)或いはソレノイ
ドやエアーシリンダ等に対応し、牽引分離手段は、表皮
Ad自体の自重と、分離チャック10と、吸引ダクト1
1と、分離ロール12とに対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
において、この発明の農作物は、実施例のネギAやゴボ
ウ、アスパラガス、胡瓜、茄子、人参、長芋等に対応
し、以下同様に、流体は、エアーGや不活性ガス、ブタ
ンガス等の気体と、水道水や水溶液、溶剤等の液体とに
対応し、流体吹付け手段は、分離ヘッド6及び吐出ノズ
ル6bに対応し、農作物支持手段及斜め姿勢支持手段、
水平姿勢支持手段、農作物搬送手段は、支持コンベア
2,3やチャック、アーム(挟持手段)等に対応し、相
対移動手段は、チェーン9と、ガイドレール8aと、ス
プロケット8bと、モータ(図示省略)或いはソレノイ
ドやエアーシリンダ等に対応し、牽引分離手段は、表皮
Ad自体の自重と、分離チャック10と、吸引ダクト1
1と、分離ロール12とに対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0044】例えば支持コンベア2,3により支持され
たネギAを中心として、リング状の分離ヘッド6を円周
方向に回転させながら、吐出ノズル6b…から吐出され
るエアーGをネギAの茎部Abに吹付けて、表皮Adを
分離することもできる。
たネギAを中心として、リング状の分離ヘッド6を円周
方向に回転させながら、吐出ノズル6b…から吐出され
るエアーGをネギAの茎部Abに吹付けて、表皮Adを
分離することもできる。
【図1】 農作物処理装置の全体構成を示す平面図。
【図2】 分離装置によるネギの表皮分離動作を示す平
面図。
面図。
【図3】 支持ベルトによるネギの支持状態を示す正面
図。
図。
【図4】 分離ヘッドによるネギの保持状態を示す正面
図。
図。
【図5】 斜め姿勢のネギの表皮分離動作を示す側面
図。
図。
【図6】 水平姿勢のネギの表皮分離動作を示す側面
図。
図。
【図7】 分離ヘッドによる表皮分離動作を示す拡大平
面図。
面図。
【図8】 垂下表皮を挟持分離する分離装置の他の例を
示す拡大図。
示す拡大図。
【図9】 垂下表皮を吸引分離する分離装置のその他の
例を示す拡大図。
例を示す拡大図。
【図10】 垂下表皮を引張り分離する分離装置のその
他の例を示す拡大図。
他の例を示す拡大図。
A…ネギ Ab…茎部 Ad…表皮 G…エアー 1…農作物処理装置 2,3…支持コンベア 4…切揃え装置 5…分離装置 6…分離ヘッド 6b…吐出ノズル 7…分離ユニット 10…分離チャック 11…吸引ダクト 12…分離ロール
Claims (6)
- 【請求項1】農作物の外面に対して流体を吹付け、該農
作物の表皮を分離処理する流体吹付け手段と、上記農作
物を、該農作物の表皮が垂下される略横向き姿勢に支持
する農作物支持手段と、上記流体吹付け手段と農作物支
持手段とを、上記農作物全長に沿って流体吹付け手段が
略水平移動される方向に相対移動する相対移動手段とを
備えた農作物処理装置。 - 【請求項2】上記農作物支持手段を、上記農作物が略斜
め下向きとなる姿勢に支持する斜め姿勢支持手段で構成
した請求項1記載の農作物処理装置。 - 【請求項3】上記農作物支持手段を、上記農作物が略水
平となる姿勢に支持する水平姿勢支持手段で構成した請
求項1記載の農作物処理装置。 - 【請求項4】上記流体吹付け手段を、上記農作物支持手
段により支持される農作物を中心として円周方向に所定
間隔に隔てて複数設けた請求項1記載の農作物処理装
置。 - 【請求項5】上記農作物支持手段を、上記農作物を所定
間隔に複数整列して搬送する農作物搬送手段で構成し、
上記流体吹付け手段を、上記農作物搬送手段により搬送
される農作物と対向する間隔に隔てて複数設けた請求項
1記載の農作物処理装置。 - 【請求項6】上記農作物下部に垂下される表皮を、該農
作物から分離される方向に牽引分離する牽引分離手段を
備えた請求項1記載の農作物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181741A JP2002369674A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 農作物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181741A JP2002369674A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 農作物処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002369674A true JP2002369674A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19021964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001181741A Pending JP2002369674A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 農作物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002369674A (ja) |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181741A patent/JP2002369674A/ja active Pending
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