JP2002369109A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2002369109A
JP2002369109A JP2001173806A JP2001173806A JP2002369109A JP 2002369109 A JP2002369109 A JP 2002369109A JP 2001173806 A JP2001173806 A JP 2001173806A JP 2001173806 A JP2001173806 A JP 2001173806A JP 2002369109 A JP2002369109 A JP 2002369109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索や管理が容易となるような画像ファイル
の記録を簡易に行えるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラで選択可能な各シーンの
名称M1とシーンの名称M1に対応付けられた文字情報
M2とで構成される対応テーブルTBをメモリカード9
内に格納する。そして、デジタルカメラで撮影によって
生成された画像データを記録する場合には、対応テーブ
ルTBを参照し、撮影の際に指定されたシーンに対応す
る文字情報M2を有するファイル名が設定される。これ
により、ファイル名によって撮影内容が理解できるた
め、画像ファイルの検索や管理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影に係るシーン
が指定されることにより、指定されたシーンの特性に応
じた処理が可能なデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラにおいては、撮影された
画像データが画像ファイルとして記録されるが、その画
像ファイル名は、予め定められたルールに従い、例えば
不変の文字情報「画像」に番号が付加されたものとして
設定される(図13の従来例を参照)。そのため、この
ような複数の画像ファイルを後で取扱う際に、ファイル
名を確認するだけでは、撮影した内容が全く分からない
という問題が発生する。
【0003】この問題を解消するには、画像ファイルの
一部の領域に撮影条件等を記述する方法がある。しか
し、画像の内容を知るためには、一々専用のアプリケー
ションソフトを使用しなければならず、ユーザにとって
面倒である。
【0004】そこで、画像ファイル名のみで撮影の内容
を識別させようとする試みが行われている。例えば、特
開2000−196983公報には、デジタルカメラに
設けられたキー入力手段で、ファイル名を設定する技術
が開示されている。また、特開2000−341569
公報には、音声でファイル名を設定する技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
キー入力によるファイル名設定では、デジタルカメラの
サイズや限られたユーザインターフェースを考慮する
と、操作性に問題があり、簡易にファイル名を設定する
のが困難である。
【0006】一方、上記の音声によるファイル名設定で
は、ユーザインタフェースに関してはキー入力より改善
が図れるが、ユーザは任意に音声で入力できるため、同
様の被写体に対して、関連性のない全く異なるファイル
名として設定されてしまう場合もある。具体的には、特
定人物の撮影に関して、その人物の名前、例えば「Aさ
ん」と音声で設定される場合や、撮影場所、例えば「富
士山にて」と音声で設定される場合あるため、ファイル
名の統一が図れなくなってしまう。これにより、後々に
画像ファイルを検索したり整理する際に、作業効率が低
下する弊害が生じることとなる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、検索や管理が容易となるような画像ファイルの
記録を簡易に行えるデジタルカメラを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、撮影に係るシーンが指定される
ことにより、指定された指定シーンの特性に応じた処理
が可能なデジタルカメラであって、(a)被写体に関する
画像データを生成する撮像手段と、(b)前記指定シーン
に基づき、前記画像データに係るファイル名を設定する
設定手段とを備える。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記ファイル名は、前
記指定シーンに係る文字の情報と、撮影順に付される連
番との組合せを含む。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係るデジタルカメラにおいて、前記設
定手段は、(b-1)前記シーンと前記シーンに対応付けら
れた文字情報とで構成される対応テーブルに基づいて、
前記指定シーンに対応する前記文字情報を前記ファイル
名に与える手段を有する。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記対応テーブルは、
前記デジタルカメラに装着可能で可搬性を有する記録媒
体に格納される。
【0012】また、請求項5の発明は、撮影に係るシー
ンが指定されることにより、指定された指定シーンの特
性に応じた処理が可能なデジタルカメラであって、(a)
被写体に関する画像データを生成する撮像手段と、(b)
前記画像データを、前記指定シーンに係る名称を有する
フォルダに格納する格納手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】<第1実施形態><デジタルカメ
ラの要部構成>図1は、本発明の第1実施形態に係るデ
ジタルカメラ1Aの斜視図である。また、図2は、デジ
タルカメラ1Aの背面図である。
【0014】デジタルカメラ1Aは、その正面に、被写
体像を撮像素子10(破線部)に結像させる撮影レンズ1
1と、ユーザが被写体を視認するためのファインダ窓1
2aとが設けられている。撮像素子10は、例えばCC
D(Charge Coupled Device)を有し、撮影レンズ11に
よって結像された光学像を電気信号に変換する。
【0015】デジタルカメラ1Aは、その上面に、ユー
ザが撮影を指示するためのレリーズボタン13と、2つ
の撮影モード設定キー14と、撮影に関する表示を行う
液晶パネル15とを備えるとともに、その側面に、可搬
性を有する記録媒体として機能するメモリカード9を挿
入するための挿入口16が設けられている。
【0016】これらの撮影モード設定キー14の操作に
より、液晶モニタ17(後述)の画面表示を視認しつつ、
絞り優先、シャッタースピード優先などの露光条件の設
定や、マクロ撮影の切替え、ズームなどの設定を行える
こととなる。
【0017】また、デジタルカメラ1Aは、その背面
に、正面のファインダ窓12aに対応するファインダ窓
12bと、撮像素子10で生成される画像データ等を表
示する液晶モニタ17と、シーン設定キー18とを備え
ている。
【0018】このシーン設定キー18は、ユーザが撮影
状況に応じて、複数のシーン(例えば「シーン設定な
し」、「人物」、「風景」、「夜景」)から1つのシー
ンを選択するためのボタンである。この選択操作では、
シーン選択キー18が押下される毎に選択対象のシーン
が切替えられ、所望のシーンが指定される。そして、指
定されたシーンに基づき、デジタルカメラ1Aの絞りや
シャッター速度その他の設定が行われ、撮影状況を適切
に反映する撮影ができることとなる。すなわち、指定さ
れた指定シーンの特性に応じた撮影処理や画像処理が可
能となる。
【0019】図3は、デジタルカメラ1Aの機能ブロッ
クを示す図である。
【0020】撮像処理部21は、撮像素子10から出力
されたアナログ画像信号を、A/D変換してデジタル信
号に変換するとともに、ホワイトバランス補正、補間処
理、階調変換、圧縮などの撮像処理を行い、被写体に関
する画像データを生成する。ここでは、シーン設定キー
18により設定されたシーンの特性を反映する画像処理
も施される。
【0021】シーン判別部22は、シーン設定キー18
がユーザにより操作され、どのシーンが選択されたかを
判別するための部位である。
【0022】カードI/F25は、挿入口16に装填さ
れたメモリカード9との間で信号の受け渡しを行うイン
タフェースである。
【0023】メモリカード9には、図4に示すような対
応テーブル(情報テーブル)TBが格納されている。この
対応テーブルTBは、シーン設定キー18によって選択
可能な各シーンの名称M1(例えば「人物」、「風
景」、「夜景」)と、これらに対応付けられた文字情報
M2(例えば「友人」、「山」、「港」)とで構成され
ている。文字情報M2は、デジタルカメラ1Aやパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置において、ユーザに
よるキー操作等により任意に設定可能となっている。
【0024】CPU20は、上記の各部と有機的に結合
し、デジタルカメラ1Aを統括的に制御する。なお、C
PU20で実行されるデジタルカメラ1Aの動作に必要
なプログラムは、不揮発メモリ24に格納されており、
処理途中におけるデータは一時メモリ23に格納され
る。
【0025】上記対応テーブルTBに関して、デジタル
カメラ1Aで撮影される「人物」が常に「友人」という
わけではないが、メモリカード9におけるテーブルTB
中の文字情報M2を任意に入力可能としているため、種
々の状況に対応できる。
【0026】すなわち、たとえば「友人と登山をする」
というような事情があらかじめわかっている場合には、
メモリカード9の対応テーブルTBとして、「人物−友
人」、「風景−山」・・のような対応関係をあらかじめ
入力して設定しておく。また、撮影対象が予想しにくい
場合には、一連の撮影を始める直前にテーブルTBの内
容をデジタルカメラ1A自身のキーから入力することが
できる。
【0027】一方、複数枚のメモリカード9を携帯する
場合には、異なる対応テーブルTBをあらかじめそれぞ
れのメモリカードに記憶しておけば、それらを選択的に
デジタルカメラに装着することにより、それぞれの状況
に合致した対応テーブルを参照できる。たとえば、第1
のメモリカードの対応テーブルTBに「人物−友人」、
「風景−山」・・という第1の対応関係を記憶しておく
一方で、第2のメモリカードの対応テーブルTBに「人
物−家族」、「風景−町中」・・という第2の対応関係
を記憶しておく。そして、実際の撮影状況に応じて、こ
れらの複数のメモリカードの中からそのときの状況に合
致したメモリカードを選択してデジタルカメラに装着し
て使用する。シーンと実際の被写体との対応関係は理論
上は無限にあるが、それぞれのユーザを考えると、特定
の時期に撮影を行う対象の種類はそれほど多くないこと
が通例であるため、撮影頻度が多いと予想される対応関
係をあらかじめ記録したメモリカードを準備しておけ
ば、多くの状況に対応可能である。
【0028】また、メモリカード9として書き換え可能
なメモリが使用されており、上記テーブルTBも任意に
書き換え可能である。したがって、一連の撮影によって
画像データを取得し、それをコンピュータなどに転送し
た後には、テーブルTBを新たに書き換えて使用するこ
ともできる。
【0029】以上の事情は、後述する第2、第3の実施
形態でも同様である。
【0030】<デジタルカメラ1Aの動作>図5は、デ
ジタルカメラ1Aの基本的な動作を説明するフローチャ
ートである。
【0031】デジタルカメラ1Aの電源がユーザにより
オンされると、デジタルカメラ1Aの初期化を行うとと
もに、メモリカード9に記憶されている画像ファイルか
らファイル名情報をダウンロードし、不揮発メモリ24
に格納する(ステップST1)。この際には、図4に示す
対応テーブルTBの情報もメモリカード9からダウンロ
ードされ、不揮発メモリ24に格納される。
【0032】ステップST2では、撮影モード設定キー
14による各種の設定や、シーン設定キー18によるシ
ーンの設定を行うユーザの操作を受付ける。ここで、シ
ーン設定キー18によりシーンの設定が行われた場合に
は、シーンの選択情報が一時メモリ23に格納されるこ
ととなる。
【0033】ステップST3では、ユーザによりレリー
ズボタン13が半押し(S1)されたかを判定する。ここ
で、レリーズボタン13が半押しされた場合には、ステ
ップST4に進み、半押しされていない場合には、ステ
ップST2に戻る。
【0034】ステップST4では、被写体に対する測距
や測光などの撮影準備を行う。
【0035】ステップST5では、ユーザによりレリー
ズボタン13が全押し(S2)されたかを判定する。ここ
で、レリーズボタン13が全押しされた場合には、ステ
ップST6に進み、全押しされていない場合には、ステ
ップST4に戻る。
【0036】ステップST6では、撮像素子10で被写
体の画像信号が生成され、その画像信号に対して撮像処
理部21で撮像処理を行う。そして、処理された画像デ
ータを一時メモリ23に記憶する。
【0037】ステップST7aでは、取得された画像デ
ータのファイル名を作成する(後述)。
【0038】ステップST8では、ステップST7aで
設定されたファイル名で、一時メモリ23内の画像デー
タがメモリカード9に記録される。
【0039】図6は、上記のステップST7に対応する
ファイル名作成の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0040】ステップST11では、ユーザによるシー
ン設定キー18の操作によって、シーン設定がされてい
るかを判定する。ここで、シーン設定がされている場合
には、ステップST12に進み、シーン設定がされてい
ない場合には、ステップST14に進む。
【0041】ステップST12では、ユーザにより選択
されたシーンをシーン判別部22で判別する。すなわ
ち、ステップST2でシーン設定が行われている場合に
は、一時メモリ23に選択情報が格納されているため、
この選択情報に基づき選択シーンを判別する。
【0042】ステップST13では、画像データのファ
イル名を仮設定する。仮設定されるファイル名は、対応
テーブルTBを参照して得られる選択シーンに係る文字
情報と、撮影順に付される連番との組合せとなってい
る。具体的には、ユーザにより選択されたシーンが「風
景」であれば、対応テーブルTBから「風景」に対応す
る文字情報「山」が選ばれる。そして、ファイル名とし
て、この文字情報「山」に番号n(n=1)を付加した
「山001.jpg」が設定されることとなる。
【0043】ステップST14では、ステップST13
と同様にファイル名を仮設定するが、ユーザによりシー
ンが設定されていないため、画像データのファイル名
は、デフォルトで設定されている文字情報「画像」に番
号n(n=1)を付加した「画像001.jpg」が設定される
こととなる。
【0044】ステップST15では、ステップST1で
不揮発メモリ24にダウンロードされたファイル名と、
ステップST13またはステップST14で仮設定され
たファイル名とを比較する。
【0045】ステップST16では、仮設定されたファ
イル名と同じファイル名が、不揮発メモリ24内に存在
するかを判定する。ここで、不揮発メモリ24内に同じ
ファイル名が存在する場合には、ステップST17に進
み、同じファイル名が存在しない場合には、ステップS
T18に進む。
【0046】ステップST17では、仮設定されたファ
イル名のうち番号nの部分について、番号を1つ増加、
すなわちn←n+1にするようにファイル名を変更す
る。
【0047】以上のステップST15〜ST17の動作
を、仮設定したファイル名と同じファイル名が不揮発メ
モリ24に存在しなくなるまで繰り返す。これにより、
ファイル名のうち番号nの部分が連番となるため、撮影
順が把握でき、検索がより容易となる。
【0048】ステップST18では、以上のファイル名
作成動作によりステップST5の撮影動作による画像デ
ータを記録する際のファイル名を不揮発メモリ24に追
加する。
【0049】このようなファイル名作成の動作を行うこ
とにより、例えば図13の第1実施例に示すように、画
像データのファイル名が設定されることとなる。
【0050】以上のデジタルカメラ1Aの動作により、
ユーザが指定したシーンの選択情報をファイル名に反映
するため、ユーザの意図したファイル名で画像データを
簡易に記録できるとともに、ファイル名から画像の内容
が把握できることとなる。その結果、画像ファイルを一
々開いて撮影内容を確認する作業が不要となるため、ユ
ーザがメモリカード9内の画像ファイルの検索や整理を
容易に行える。
【0051】<第2実施形態><デジタルカメラの要部
構成>図7は、本発明の第2実施形態に係るデジタルカ
メラ1Bの斜視図である。また、図8は、デジタルカメ
ラ1Bの背面図である。
【0052】デジタルカメラ1Bは、第1実施形態のデ
ジタルカメラ1Aと類似の構成となっているが、音声入
力キー31と、音声入力キー31の押下によって有効と
なる音声入力用のマイク32とが付加されている。
【0053】図9は、デジタルカメラ1Bの機能ブロッ
クを示す図である。
【0054】デジタルカメラ1Bは、図3に示すデジタ
ルカメラ1Aの機能ブロックに対して、上記のマイク3
2を有する音声入力部33と、音声入力部33に入力さ
れた音声を認識処理する音声認識部34とが付加されて
いる。これにより、音声認識部34での音声認識結果
を、画像データのファイル名に反映できることとなる。
【0055】<デジタルカメラ1Bの動作>デジタルカ
メラ1Bの基本的な動作は、第1実施形態のデジタルカ
メラ1Aとほぼ同様であるが、図5のフローチャートに
示すファイル名作成(ステップST7)の動作が異なって
いる。以下では、デジタルカメラ1Bにおけるファイル
名作成の動作を説明する。なお、本動作では、説明の便
宜上、シーン設定キー18によってユーザによりシーン
が選択されているものとする。
【0056】図10は、図5のステップST7bに対応
するファイル名作成の動作を説明するフローチャートで
ある。
【0057】ステップST21では、ステップST12
と同様に、ユーザにより選択されたシーンをシーン判定
部22で判別する。
【0058】ステップST22では、ユーザによる音声
入力キー31の押下によって、音声入力設定がされてい
るかを判定する。ここで、音声入力設定がされている場
合には、ステップST23に進み、音声入力設定がされ
ていない場合には、ステップST25に進む。
【0059】ステップST23では、マイク31に入力
された音声に対して、音声認識部34で音声認識を行
う。ここでは、ユーザは画像データのファイル名に含ま
せたい言葉を入力し、音声認識された音声情報、例えば
「富士山」を一時メモリ23に記憶する。
【0060】ステップST24では、画像データのファ
イル名を仮設定する。ここでは、対応テーブルTB(図
4)を参照し、ステップST21で判別された選択シー
ンに対応する文字情報M2と、ステップST23で入力
され一時メモリ23に格納されている音声情報とを組合
せて、ファイル名が仮設定される。具体的には、選択シ
ーンが「風景」であれば、対応テーブルTBから「風
景」に対応する「山」が選ばれる。そして、ファイル名
として、この「山」と音声情報「富士山」を表現した文
字列とからなる文字情報に番号n(n=1)が付加された
「山_富士山001.jpg」が設定されることとなる。
【0061】ステップST25では、ステップST24
と同様にファイル名を仮設定するが、音声入力がないた
め、対応テーブルTBを参照して得られる文字情報M2
に番号n(n=1)が付加されたファイル名が仮に設定さ
れることとなる。
【0062】ステップST26〜ST29では、図6に
示すステップST15〜ST18と同様の動作を行う。
【0063】このようなファイル名作成の動作を行うこ
とにより、例えば図13の第2実施例に示すように、画
像データのファイル名が設定されることとなる。
【0064】以上のデジタルカメラ1Bの動作により、
第1実施形態のデジタルカメラ1Aと同様の効果を発揮
する。また、ファイル名について、選択シーンととも
に、ユーザによって入力された音声情報を反映できるた
め、画像ファイルの整理や検索を、さらに容易に行える
こととなる。
【0065】<第3実施形態>本発明の第3実施形態に
係るデジタルカメラ1Cは、図1〜図3に示す第1実施
形態のデジタルカメラ1Aと類似の構成を有している
が、第1実施形態と異なる次の動作を行う不揮発メモリ
24内のプログラムの内容が異なっている。
【0066】<デジタルカメラ1Cの動作>図11は、
デジタルカメラ1Cの基本的な動作を説明するフローチ
ャートである。
【0067】ステップST31では、図5に示すステッ
プST1と同様の動作を行う。
【0068】ステップST32では、図12に示すよう
に、図4に示す対応テーブルTBの文字情報M2(「友
人」、「山」、「港」)の名称を持つ3つのフォルダF
a、Fb、Fcを、メモリカード9内に作成する。
【0069】ステップST33〜ST37では、図5の
フローチャートに示すステップST2〜ST6と同様の
動作を行う。
【0070】ステップST38では、図6に示すステッ
プST12と同様に、ユーザにより選択されたシーンを
シーン判別部22で判別する。
【0071】ステップST39では、選択シーンに応じ
て、画像データをメモリカード9内のフォルダに格納す
る。すなわち、画像データのファイル名を変更せずにデ
フォルトの「画像n.jpg」を、選択シーンに関する名称
を持つフォルダに保存する。具体的には、選択シーンが
「風景」であれば、対応テーブルTB(図4)を参照し、
「風景」に対応する「山」の名称を有するフォルダFb
に格納されることとなる。
【0072】これにより、撮影で生成された画像ファイ
ル(「画像001.jpg」,「画像002.jpg」,・・)が、図12
に示すように、選択シーンを表す名称のフォルダに順次
に格納されることとなる。
【0073】以上のデジタルカメラ1Cの動作により、
ユーザが指定したシーンに係る名称のフォルダに画像デ
ータを格納するため、ユーザの意図した名称のフォルダ
内に画像データを簡易に記録できるとともに、フォルダ
名から画像の内容が概略把握できる。その結果、画像フ
ァイルを一々開いて内容を確認する作業が不要となるた
め、ユーザがメモリカード9内の画像ファイルの整理や
検索を容易に行える。
【0074】<変形例>◎上記の各実施形態のデジタル
カメラにおいては、ユーザによって手動でシーンが指定
されることは必須でなく、複数のシーンの中から適切な
シーンが自動的に指定される構成でも良い。この場合に
は、撮像素子で生成された画像データに基づき、例えば
輝度と画素数と関係を表すヒストグラムを作成し、その
ヒストグラムの特性を解析して「風景」や「夜景」など
のシーンが判別されることとなる。
【0075】◎上記の各実施形態においては、対応テー
ブルTBに基づいてファイル名を決定するのは必須でな
く、選択された指定シーンをそのままファイル名として
利用しても良い。
【0076】◎上記の各実施形態の対応テーブルについ
ては、メモリカード内に格納するのは必須でなく、デジ
タルカメラ内のフラッシュROM等に格納しても良い。
【0077】◎本発明におけるフォルダとは、記録媒体
において画像ファイル等を格納する場所を提供するもの
であり、同様の機能を有するディレクトリについても、
これに実質的に含まれることとなる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4の発明によれば、指定された指定シーンに基づき
画像データに係るファイル名を設定するため、検索や管
理が容易となるような画像ファイルの記録を簡易に行え
る。
【0079】特に、請求項2の発明においては、ファイ
ル名が指定シーンに係る文字の情報と撮影順に付される
連番との組合せを含むため、撮影順が把握でき、画像フ
ァイルの検索や管理がより容易となる。
【0080】また、請求項3の発明においては、シーン
とシーンに対応付けられた文字情報とで構成される対応
テーブルに基づいて、指定シーンに対応する文字情報を
ファイル名に与えるため、画像ファイルの検索や管理が
一層容易となる。
【0081】また、請求項4の発明においては、対応テ
ーブルがデジタルカメラに装着可能で可搬性を有する記
録媒体に記録されるため、デジタルカメラ以外の情報処
理装置等において情報テーブルの利用が容易となる。
【0082】また、請求項5の発明によれば、画像デー
タを指定シーンに係る名称を有するフォルダに格納する
ため、検索や管理が容易となるような画像ファイルの記
録を簡易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1
Aの斜視図である。
【図2】デジタルカメラ1Aの背面図である。
【図3】デジタルカメラ1Aの機能ブロックを示す図で
ある。
【図4】対応テーブルTBを説明するための図である。
【図5】デジタルカメラ1Aの基本的な動作を説明する
フローチャートである。
【図6】ファイル名作成の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラ1
Bの斜視図である。
【図8】デジタルカメラ1Bの背面図である。
【図9】デジタルカメラ1Bの機能ブロックを示す図で
ある。
【図10】ファイル名作成の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図11】デジタルカメラ1Cの基本的な動作を説明す
るフローチャートである。
【図12】メモリカード9内のフォルダFa、Fb、F
cを説明するための図である。
【図13】画像ファイル名の例を示す図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C デジタルカメラ 9 メモリカード 10 撮像素子 18 シーン設定キー 22 シーン判別部 31 音声入力キー 32 マイク 34 音声認識部 TB 対応テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 EA09 5C022 AA13 AC00 AC11 AC42 AC69 AC72 5C052 AA17 AB03 AB04 AC08 CC06 DD02 EE08 GA02 GA07 GB07 GB09 GE08 5C053 FA08 FA10 FA27 GB06 HA29 JA01 JA16 JA23 JA30 KA05 LA01 LA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影に係るシーンが指定されることによ
    り、指定された指定シーンの特性に応じた処理が可能な
    デジタルカメラであって、 (a)被写体に関する画像データを生成する撮像手段と、 (b)前記指定シーンに基づき、前記画像データに係るフ
    ァイル名を設定する設定手段と、を備えることを特徴と
    するデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記ファイル名は、前記指定シーンに係る文字の情報
    と、撮影順に付される連番との組合せを含むことを特徴
    とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のデジタ
    ルカメラにおいて、前記設定手段は、 (b-1)前記シーンと前記シーンに対応付けられた文字情
    報とで構成される対応テーブルに基づいて、前記指定シ
    ーンに対応する前記文字情報を前記ファイル名に与える
    手段、を有することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記対応テーブルは、前記デジタルカメラに装着可能で
    可搬性を有する記録媒体に格納されることを特徴とする
    デジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 撮影に係るシーンが指定されることによ
    り、指定された指定シーンの特性に応じた処理が可能な
    デジタルカメラであって、 (a)被写体に関する画像データを生成する撮像手段と、 (b)前記画像データを、前記指定シーンに係る名称を有
    するフォルダに格納する格納手段と、を備えることを特
    徴とするデジタルカメラ。
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