JP2002368569A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JP2002368569A
JP2002368569A JP2002107088A JP2002107088A JP2002368569A JP 2002368569 A JP2002368569 A JP 2002368569A JP 2002107088 A JP2002107088 A JP 2002107088A JP 2002107088 A JP2002107088 A JP 2002107088A JP 2002368569 A JP2002368569 A JP 2002368569A
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acoustic wave
surface acoustic
wave device
flat plate
saw
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Michiaki Takagi
道明 高木
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、バルク波の発生をなくして厚み系
スプリアス振動との結合が無い安定で信頼性の高い弾性
表面波装置を提供する。 【解決手段】 1ポート型および2ポート型SAW共振
子、さらには前記種類の共振子型フィルタ、またトラン
スバーサル型フィルタの構成要素であるIDTの正負電
極指の質量差を7%以下としてバルク波の発生を防止し
て性能を改善したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルク波の発生を
防止して不要なバルクモードスプリアスを防止した弾性
表面波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾性表面波装置の中で、周波数の
安定化と周波数制御に使われるものとしては、1ポート
型及び2ポート型のSAW共振子がよく知られている
(米国特許 4,144,507)。中でも基板に水晶
STカットを用いたものは、常温に零温度係数を有して
おり精度の良いものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の弾性表
面波装置の従来技術において、水晶を用いて高Q値を実
現したSAW共振子を製作すると、不要な共振現象(以
下スプリアスと称す)が発生して歩留まりの低下をもた
らす場合があり問題となっていた。
【0004】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するもので、その目的は、スプリアスの無いSAW共振
子を歩留まり良く生産しコストダウンをはかることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の弾性表面
波装置は、圧電体平板上に、弾性表面波を励振する少な
くとも1個のすだれ状電極と、少なくとも1対の反射器
とからなる弾性表面波装置において、前記すだれ状電極
が有する正極性と負極性の電極指の質量差を7%以下と
し、厚み縦振動のスプリアスを抑圧したことを特徴とす
る。 (2)さらに、前記弾性表面波装置が1ポート型SAW
共振子であることを特徴とする。 (3)さらに、前記弾性表面波装置が2ポート型SAW
共振子であることを特徴とする。 (4)さらに、前記の圧電体平板が水晶STカットであ
ることを特徴とする。 (5)さらに、前記の圧電体平板が水晶LSTカットで
あることを特徴とする。 (6)さらに、前記の圧電体平板が水晶Kカットである
ことを特徴とする。 (7)さらに、前記正極性と負極性の電極指について、
弾性表面波の伝搬方向断面の電極指面積の差を7%以下
としたことを特徴とする。
【0006】
【作用】以下、本発明の弾性表面波装置に関連する技術
である体積超音波トランスジューサと対比しながら、本
発明の弾性表面波装置について説明する。
【0007】関連技術である体積超音波トランスジュー
サと本発明の弾性表面波装置は同一の理論を根拠として
いるので、まずその動作原理について、SAW共振子の
長手方向断面図(図5)を用いてその理論的根拠を以下
に簡単に説明する。長手方向とは、SAWの伝搬方向を
いう。
【0008】圧電体平板(500)の表面(505)に
アルミニウム等の金属導体を用いて正極性(501)と
負極性(502)の電気的極性を有する電極指を多数対
平行に配置してすだれ状電極(以下インターデジタルト
ランスジュサー、略して簡単にIDTと称す)を形成す
る。さらにこのIDTの前記正負電極指の膜厚H、ある
いは線幅Wを異ならしめることを仮定する。さらにまた
前記IDTの両側に金属導体により反射器を構成する。
しかる後に前記IDTに交番電圧を印加して前記のSA
W共振子に共振現象を発生させる(振動変位504)。
この状態において、前記IDTを含む弾性体の領域Vに
ついて、次式(1)のエネルギー保存則を適用する。
【0009】
【数1】
【0010】ただし、ここでTは運動エネルギー、Uは
位置エネルギー、Pはパワーフローベクトルで下式
(2)で表されるもので、単位断面積当たりのエネルギ
ーの流れを表す量である。式(1)の左辺の積分は図5
の体積Vの領域での体積積分を、右辺の積分は前記の体
積を囲む閉局面の表面全体S(S1,S2,S3,S4の
和)に対する表面積分を表すもので、一般的な数学の公
式として成り立つことが知られている。
【0011】
【数2】
【0012】ただしここで、Tijは応力テンソル、Uj,
tは変位ベクトルの時間微分で、粒子速度として知られ
ている。
【0013】式(1)の右辺の表面積分の値はIDTの
形成された表面S1と裏面S3のみが零とならず残存す
る。表面S2とS4に関する積分は、問題としている弾性
表面波装置がSAW共振子を形成しているため、反射器
(例えば、図1の102、103)に入射した弾性表面
波は完全に反射されて前記IDT領域にもどるため、X
1軸方向へのエネルギーの流れが原理的に存在しないた
め、前記のパワーフローベクトルはゼロとなる。従っ
て、エネルギーの流れが無いため、前記の積分値はゼロ
である。さらにまた、式(1)の左辺は、前記SAW共
振子の振動状態が定状状態である場合を考えて良いか
ら、時間的変化なしとしてゼロとなる。さらに、表面
(505)に作用する応力T33を近似的に電極指の持つ
慣性質量mと振動の表面変位の加速度Uj,ttの積で表
し、さらに正弦波の弾性表面波振動変位解を仮定し、弾
性表面波の伝搬方向X1について一様な厚み縦振動変位
解を仮定して、計算を進めると表面S1に関する積分値
は、次式(3)となる。式(3)は、SAW共振子の構
成をなす体積超音波トランスジューサから厚み縦振動
(バルク波)へのエネルギー変換を表す式である。
【0014】
【数3】
【0015】ここで、A,tは弾性表面波の粒子速度、
B,tはバルク波である縦波の粒子速度、Mは前記IDT
の対数、m1は正極性の電極指(501)の質量、m2は
負極性の電極指(502)の質量、jは虚数単位、ωは
角周波数、λは弾性表面波の波長、積分の範囲bは電極
指の幅である。但し、図5においては前記の質量差を電
極指の厚みHで与えた(H1≠H2,W1=W2=
b)。
【0016】一方表面S3の積分値は、前記バルク波即
ち厚み縦波の単位時間当たりの伝搬エネルギーを与え
る。これをP(bulk)と置けば、次式(4)となる。
【0017】
【数4】
【0018】以上の式(1),(3),(4)から、正
負電極指に質量アンバランスが存在する場合(m1≠m
2)に発生するバルク波パワーの関係式として、次の式
(5)が得られる。
【0019】
【数5】
【0020】前記のバルク波は、圧電体平板(500)
裏面すなわち底面(506)に接触して液体等の媒質5
03を配置すれば、媒質中に超音波として放射される。
以上が関連技術である体積超音波トランスジューサに対
する作用原理である。
【0021】次に、本発明の弾性表面波装置に対する作
用原理を説明する。圧電体平板が有限の厚みtを持つ場
合には、前述の理由により質量アンバランスのあるID
Tから放射される厚み縦のバルク波は、前記の厚みtで
決まる共振周波数をもつ厚み縦振動を励起する。さら
に、前記圧電体平板のIDTを形成しない裏面(50
6)を接着固定して使用することが多く(506を接着
材と想定する)、この場合においては、厚み縦振動のエ
ネルギーは裏面(506)における接着材との摩擦によ
り損失する。従って、SAW共振子にとって、IDTを
介して式(5)に基づき結合した厚み縦振動はスプリア
スとなり、SAW共振子のQ値を低下させることにな
る。もちろんm1とm2が等しければPはゼロである。こ
こで、m1とm2が等しいとは、広義の意味では正負電
極指の断面積について条件W1×H1=W2×H2が成
り立てば良い。以上が本発明に関する動作原理の詳細で
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】(関連技術の例)以下、関連技術
である体積超音波トランスジューサの例について、図1
から順を追って説明する。図1は関連技術の体積超音波
トランスジューサと本発明の弾性表面波装置の一実施の
形態である1ポート型SAW共振子についてである。図
1中の各部位の名称は、100は圧電体平板、実線の枠
内101はすだれ状電極(以下、IDT(Interdigital
Transducer)と略す)、102、103は反射器、1
04は正極性の電極指、105は負極性の電極指、10
6と107はワイヤーボンディングのためのパッドであ
る。前記100の圧電体平板は、水晶、タンタル酸リチ
ウム等の圧電性を有する単結晶およびZnO等の圧電性
薄膜を形成した基板およびPZT等からなる。前記の1
00上に形成された101からなるIDTおよび10
2,103等の反射器は、アルミニウムおよび金等の導
電性を有する金属膜を蒸着、スパッタ等の手段により薄
膜形成した後、フォトリソグラフィ技術によりパターン
形成して作られる。102と103の反射器及び101
のIDTにより全体で1ポート型のSAW共振子が形成
されている。前記IDTと反射器の電極指および導体ス
トリップ(108)は利用する弾性表面波(レーリー波
及びリーキー波等)の位相進行方向(長手方向X1)に
対して直交して、平行かつ周期的に多数配置される。
【0023】まず関連技術として、前述の図1のような
すだれ状電極と一対の反射器からなる基本構成(この構
成は1ポート型SAW共振子の構成と同一である)を超
音波トランスジューサとして用いる場合について、前記
IDTの正負電極指の質量差を10%以上50%以下に
設定する。このとき、圧電体平板(100)の底面(前
記導体パターンの形成されていない面)はバルク波の放
射対象である液に接しているものとする(図5参照)。
ここでは、本トランスジューサを液体を用いた洗浄装置
に用いることを想定している。この場合の正負電極指の
質量差と図1の弾性表面波が示すバルク波放射特性につ
いて、図2に示す。図2の特性は前述の作用の欄で説明
した式(5)を用いて計算したものである。同図横軸は
正負電極指の質量差を正負電極指の平均の電極膜質量に
対する比として%単位で表示したもの、縦軸は1ポート
型SAW共振子の直列共振抵抗R1の値を示した。20
1の曲線は厚み縦振動子のQ値が1000の場合、ま
た、202,203は各々厚み縦振動子のQ値が10
0、10の場合である。前記の厚み縦振動子が液面に接
触している場合のQ値を1000とし、SAW共振子の
共振時の電流を10mAとすれば、バルク波の放射電力P
Wは、約PW=100(R1−13)(μW)と見なすこ
とができる。
【0024】例えば、このときのバルク波発生効率は、
前記の質量差10%のときは57%であり、質量差15
%では74%、質量差50%では95%にもなり極めて
高効率である。図1においては、正負電極指の質量差は
電極指の膜厚に差を付けた例で示した(図5参照)。膜
厚差(質量差)は、例えば陽極酸化等の手段により正負
いずれかの電極指の一方のアルミニウム電極を酸化し
て、他方の電極指質量に対して10%以上の差を形成す
ることができるし、また、質量差を付ける別の手段とし
ては、正負電極指のSAW伝搬方向の幅を変える方法が
ある。前記質量差は極端に大きくなるとSAW共振子自
体の前記R1を増大させるため、質量差としては50%
以内が好ましい。
【0025】この関連技術においては、1対の反射器を
設けてQ値の高いSAW共振子を構成していることよ
り、弾性表面波装置自体の損失が極めて少ない。図2の
特性の計算に際して、共振周波数300MHzでQ=1
5000、電極指の膜厚は正極が2800Åと負極が3
080から4200Åを用いた。
【0026】(実施例)つぎに、本発明の弾性表面波装
置、すなわちSAW共振子のスプリアス対策の例につき
説明する。バルク波の放射特性図2において、正負電極
の質量差を0から7%の範囲とすれば、逆に厚み縦系の
バルク波がほとんど発生しないことがわかる。このこと
は図2中の、通常圧電体平板の底面を接着固定した場合
に実現すると思われるQ=100の場合に対して、曲線
202に見られる通り、この範囲すなわち0から7%の
質量差においてR1の変化が1Ω以下と極めて小さいこ
とからわかる。この理由は、表面にSAW共振子の電極
パターンを形成した前記圧電体平板が、厚みに依存する
共振周波数を多数有して、さらにそれらの内のいずれか
の共振周波数がSAW共振子の周波数と一致しても、前
記IDTを介して(式(5))、SAW共振子と厚み系
の振動がほとんど結合せず、前記の縦振動はスプリアス
とならないことを意味する。従って、このときにはSA
W共振子からのエネルギーの散逸が無く、小さな共振抵
抗値が実現できる。この場合の実施の形態としては、前
記図1においてIDTの正負電極指の質量差を7%以下
に精密加工する。さらに前記圧電体平板の底部を接着材
で固定すれば容易に厚み縦振動のQ値を100以下にす
ることができる。
【0027】図3には、前記IDTの正負電極指の質量
差を7%以下とした場合と、13%とした場合の、前記
図1の1ポート型SAW共振子の直列共振抵抗R1分布
の実測値を示す。ちなみに、共振子の周波数は300M
Hzである。白丸が質量差を7%以下としたときであ
り、黒丸は13%の差がある場合である。明らかに、両
者に特性の優劣があることがわかる。このようにSAW
共振子の直列共振抵抗R1が増加する原因については図
6に示した。図中の特性曲線は、SAW共振子のインピ
ーダンスZ(ω)である。SAW共振子の前記R1は、
ほぼZ(ω)の最小点すなわち、主共振部の値に対応す
る。曲線600は前記電極指の質量差が7%の場合であ
り、厚み縦振動に起因したスプリアスによる主共振部の
劣化はまだ認められない。
【0028】一方特性601は、前記電極指の質量差が
10%の場合であり、前記スプリアスの結合による主共
振部のR1の増加が顕著に認められるに至っている。こ
の主共振部のR1の増加は、SAW共振子の振動エネル
ギーがスプリアスである厚み縦振動にリークした結果で
あることはすでに説明した通りである。次に、図4に本
発明の他の実施形態である2ポート型SAW共振子の例
につき説明する。図中の200は圧電体平板、209,
210は反射器、実線の枠内211,212はIDT、
205、206,207,208はワイヤーボンデング
用電極パッドである。図4において、209と210の
反射器及び、211と212のIDTで2ポートSAW
共振子を構成している。これらに用いられるIDTの正
負電極指の質量差を7%以下とする。
【0029】さらにまた、前述の本発明の実施形態に述
べた中の圧電体平板については、ことに高Q値が実現で
き周波数安定性に優れた水晶を用いたSAW共振子にお
いて、31から47度回転Y板のSTカット、16から
18度の回転Z板のLSTカット、さらに、約9.6度
回転Y板のKカットに本発明を適用するとQ値が高く周
波数安定度が一層優れたSAW共振子が得られる。
【0030】本発明の弾性表面波装置においては、複数
のIDTと一対の反射器からなる2ポートSAW共振子
でも、さらには、IDTが2個だけ使用したトランスバ
ーサル型SAWフィルタを弾性表面波装置の構成要素と
しても良い。
【0031】さらにまた、前述の説明に際して正極性と
負極性の電極指の役割を交換しても良いことはもちろん
であることを付け加える。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、1
ポート型および2ポート型SAW共振子、さらには前記
種類の共振子型フィルタ、またトランスバーサル型フィ
ルタにおいて、これらに使用する水晶等の圧電体平板上
のIDTの正負電極指の質量差を7%以下に形成するこ
とにより、バルク波の発生を防止して、スプリアスの発
生がなく等価抵抗の小さく安定な弾性表面波装置が得ら
れる。特にQ値が1万から4万と大きな1ポート型およ
び2ポート型SAW共振子において、著しい歩留まりの
向上によりコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 関連技術である体積超音波トランスジューサ
及び本発明である弾性表面波装置の一実施例を示す平面
図。
【図2】 本発明の実施例と関連技術の例が示す特性
図。
【図3】 本発明の実施例が示す特性図。
【図4】 本発明の他の実施例を示す平面図。
【図5】 本発明と関連技術の動作原理説明図。
【図6】 本発明の他の実施例が示す他の特性図。
【符号の説明】
100 圧電体平板 101 IDT 102 反射器 103 反射器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体平板上に、弾性表面波を励振する
    少なくとも1個のすだれ状電極と、少なくとも1対の反
    射器とからなる弾性表面波装置において、前記すだれ状
    電極が有する正極性と負極性の電極指の質量差を7%以
    下とし、厚み縦振動のスプリアスを抑圧したことを特徴
    とする弾性表面波装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性表面波装置が1ポート型SAW
    共振子であることを特徴とする請求項1記載の弾性表面
    装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性表面波装置が2ポート型SAW
    共振子であることを特徴とする請求項1記載の弾性表面
    装置。
  4. 【請求項4】 前記の圧電体平板が水晶STカットであ
    ることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  5. 【請求項5】 前記の圧電体平板が水晶LSTカットで
    あることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  6. 【請求項6】 前記の圧電体平板が水晶Kカットである
    ことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  7. 【請求項7】 前記正極性と負極性の電極指について、
    弾性表面波の伝搬方向断面の電極指面積の差を7%以下
    としたことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装
    置。
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