JP2002368552A - 零入力電流制御回路を含む演算増幅装置 - Google Patents

零入力電流制御回路を含む演算増幅装置

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JP2002368552A JP2002123520A JP2002123520A JP2002368552A JP 2002368552 A JP2002368552 A JP 2002368552A JP 2002123520 A JP2002123520 A JP 2002123520A JP 2002123520 A JP2002123520 A JP 2002123520A JP 2002368552 A JP2002368552 A JP 2002368552A
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Patrick August Maria Wouters
パトリツク・オウグスト・マリア・ウオウテルス
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel SA
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    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45138Two or more differential amplifiers in IC-block form are combined, e.g. measuring amplifiers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の方法および回路と比較して電力効
率と精度が高く、前記従来技術の方法より歪みが小さい
演算増幅装置の出力段の零入力電流を制御する回路を含
む演算増幅装置を提供すること。 【解決手段】 演算増幅装置OAAは入力端子が前段A
2、A3のそれぞれの出力端子に結合された差動出力段
OSを含み、前記演算増幅装置OAAは、前記出力段O
Sと前記前段A2、A3との間に結合され、前記前段
(A2、A3)のそれぞれの入力オフセット電圧(Vo
ffA2、VoffA3)を共にかつ同時に調整するこ
とによって前記差動出力段OSの零入力電流を制御する
ように構成された零入力電流制御回路QCCCをさらに
含み、前記零入力電流制御回路QCCCは前記前段の前
記入力オフセット電圧をディジタル方式を用いてオフラ
インで調整するように構成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプレア
ンブルに記述する演算増幅装置の零入力出力電流を制御
する回路を含む演算増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】そのような演算増幅装置はすでに当技術
分野で、H.Casier、P.Wouters、B.
GraindourzeおよびD.Sallaerts
著の論文「A 3.3 V Low−distorti
on ISDN Line Driver with
a Novel Quiescent Current
Control Circuit」、IEEE Jou
rnal of Solid−State Circu
its、Vol.33、Nr 7、1998年7月、p
p.1130−1133から知られている。この論文の
1132頁に、零入力電流制御回路を含む増幅装置が示
され、記載されている。基本的に、演算増幅器の出力段
の2つの出力分岐線の各々を流れる電流が感知され、簡
単なインバータとクロスオーバ検出器とからなる比較器
で比較される。基準電流Irefとの比較が比較器で実
行される。前記比較器の出力は、比較器出力信号に応じ
て保持コンデンサを充電または放電する充電ポンプ回路
を介して前記増幅装置の入力段に帰還される。両方の感
知出力電流が目標の基準または零入力電流より大きい場
合、コンデンサは放電される。両方の感知出力電流が目
標零入力電流より小さい場合、前記コンデンサは充電さ
れる。コンデンサの電荷はバッファと減衰器とを介して
出力段の前段を構成する両方のエラー増幅器の正の入力
端子間の共通の電圧差に変換される。共通の電圧差は前
記両方の増幅器の個々の入力オフセット電圧の共通の変
化と考えることができる。
【0003】従来技術の欠点は、前記従来技術が前記増
幅装置の動作と、電流監視および比較回路と調整回路、
すなわち、それぞれクロスオーバ検出/充電ポンプ回路
の速度に依存することである。実際、従来技術の論文の
1132頁のカラム1に明示的に引用されているよう
に、零入力電流は出力駆動器の零入力状態遷移中にサン
プリングされるが、クロスオーバ検出/充電ポンプ回路
が入力信号の遷移に追随できる速度を有する限り、サン
プリングによって零入力電流の制御が制限されることは
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ただし、この動作によ
って消費電力は大きくなる。従来技術の回路および方法
の別の欠点は、特にxDSL回線駆動器の分野であまり
精度が高くないことである。xDSLとは、非対称ディ
ジタル加入者線ADSLや超高速ディジタル加入者線V
DSL、およびその他のDSL分野などのすべてのディ
ジタル加入者線(DSL)分野の総称である。
【0005】さらに、零入力電流レベルを制御する電圧
の更新はそれ自体が歪みを引き起こす零出力電圧クロス
オーバの瞬間に発生する。例えば、従来技術の論文に記
載のISDN分野の場合、これはまだ許容できる。ただ
し、上記のxDSL分野はISDN分野よりはるかに厳
格な歪み要件を有するので前記従来技術の方法はもはや
これらの分野では使用されない。
【0006】本発明の目的は、上記の知られているタイ
プではあるが上記の従来技術の方法および回路と比較し
て電力効率と精度が高く、前記従来技術の方法より歪み
が小さいこの演算増幅装置の出力段の零入力電流を制御
する回路を含む演算増幅装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、前記零入力電流制御モジュールがオフライン測定
および増幅器自体の動作に依存しない制御に基づいて前
段のオフセット電圧の変化をディジタル方式で制御する
ように構成されているということによって達成される。
オフラインとは、演算増幅器への入力信号が存在しない
が、すべてのバイアス条件が適用されるという意味であ
る。さらに、零入力電流制御時にはAC入力信号が存在
しないので前記増幅器は動的な電力を消費しないため、
はるかに電力効率が高く擾乱がない構成が得られる。さ
らに、一般にディジタル制御は前記従来技術の方法によ
って実行されるアナログ制御より精度が高い。
【0008】本発明の追加の特徴が請求項2に記載され
ている。
【0009】出力段の2つの直列の分岐線の2つの出力
電流を所定の目標値と個別的に比較することによりそし
てオフセット電圧の制御をこの個別の比較に依存させる
ために、前記従来技術のシステムよりもはるかに高い精
度が得られる。実際、上記の従来技術の文献では、オフ
セット電圧の変化の制御以前には、両方の出力電流は目
標値より高いか低くなければならないと記載されてい
る。本発明によって、前記オフセット電圧の制御を両方
の出力電流の一方を前記目標値と個別に比較した結果に
基づいて実行することができる。
【0010】本発明の追加の特徴が請求項3に記載され
ている。
【0011】この追加の特徴によって、増幅装置は前記
零入力出力電流を共通に調整するだけでなく、さらにそ
れらを差動法で調整して等しくすることができる。
【0012】前記2つの零入力電流のいずれが大きいか
小さいかの設定しかできず等しくはできない共通モード
で可能な2つの零電流の調整を行なう前記従来技術と比
較して、本発明ははるかに精度が高い。
【0013】さらに、請求項4に記載するように、前記
ディジタル制御モジュールは前記前段の前記増幅器の入
力オフセット電圧の個別の調整によってこの差動調整を
制御するように構成されている。
【0014】入力オフセット電圧の差動調整とは、前記
前段の両方の差動増幅器の両方の入力オフセット電圧を
同時に調整して、両方の差動増幅器のうち一方の増幅器
の一方のオフセット電圧が一定量増加する時に、他方の
増幅器の他方の入力オフセットが同じ量だけ減少すると
いう意味である。
【0015】この調整は、前記電流感知/比較装置が、
請求項1または2の前記特徴によってすでに達成されて
いるように、両方の感知された出力電流を所定の基準値
と比較するように構成されているだけではなく、請求項
5の特徴によってさらに説明されているように両方の電
流を互いに比較するように構成されていることによって
達成される。この比較の結果に基づいて、前記ディジタ
ル制御モジュールは前記オフセット電圧を正しい方向に
差動法で調整する適当な制御信号を生成することができ
る。その結果、この動作は両方の出力電流が等しくなる
まで両者を差動法で調整する。
【0016】別の特徴は、前記ディジタル制御モジュー
ルが開始状態から開始する零入力電流制御シーケンスを
生成するように構成されるということである。
【0017】このようにして、さらに正確な前記零入力
電流の制御が可能な極めて確実な較正手順が達成され
る。
【0018】本発明の別の特徴は、前記開始状態が、請
求項7に記載するように前記出力段の分岐線に微小なま
たは無視できる電流しか流れていないということと、請
求項8に記載するように、この点から出発して前記出力
零入力電流は前記電流感知/比較装置が両方の出力電流
が共に前記所定の基準電流に等しいかそれを超えるとい
うことを検出するまで共通に徐々に増加するということ
である。
【0019】ディジタル制御モジュールによって実行さ
れるこの方法によって、両方の出力電流は目標とする所
定の基準値に達するかこれを超える。両方の出力電流の
総計が前記入力オフセット値を変化させるトリガであっ
た前記従来技術の方法とは対照的に、本発明では個別の
電流値に基づくより精度が高い微調整が可能である。
【0020】一般に、この第1の段階は高速の粗調整を
意味する。出力トランジスタの電流−電流特性を支配す
る物理法則によって、一般に実際の電流は目標基準値を
十分に超える。ただし、回路のウォームアップが保証さ
れ、温度変化に起因する零入力電流のすべての可能な変
化または変動が次の較正段階で最小限になるので、これ
らの大電流は有利である。
【0021】請求項9に記載するように、第1の制御周
期の終わりに達すると、両方の電流はさらに微調整され
て相互に等しくなる。電圧領域にみられるように、この
結果、前記増幅装置の出力端子ですべての出力オフセッ
トが解除される。
【0022】請求項10に記載するように、このステッ
プに続けて前記零入力電流値の両方が目標基準値に等し
いかそれより小さくなるまで前記零入力電流値がさらに
共通に微調整される。
【0023】このように、制御周期2は前記出力電流が
まだ大きい段階で前記出力電流が等しくなることを保証
する。一方第3の制御周期では、相互に等しい電流が目
標値に達するまで徐々に減少する。前記第3の制御周期
中の前記入力オフセット電圧の調整の粒度は前記第1の
周期中の調整の粒度よりはるかに細かく、その結果はる
かに精度が高い調整が可能になる。
【0024】本発明はまた本発明の演算増幅器内に含ま
れる零入力電流制御回路と、上記零入力電流制御回路に
よって実行される零入力電流を制御する方法とに関す
る。
【0025】請求項で使用される「結合された」という
用語は直接接続に限定されると解釈すべきではない。し
たがって、「装置Bに結合された装置A」という表現の
範囲は、装置Aの出力が装置Bの入力に直接接続されて
いる装置またはシステムに限定されると解釈すべきでは
ない。この表現は、Aの出力とBの入力を結ぶ経路があ
って、前記経路は他の装置または手段を含むことができ
るという意味である。
【0026】請求項で使用される「含む」という用語は
その後に列挙した手段に限定されると解釈すべきではな
い。したがって、「手段AおよびBを含む装置」という
表現の範囲は構成要素AとBだけからなる装置に限定す
べきではない。これは、本発明に関して、前記装置の唯
一の関係する構成要素はAとBである、という意味であ
る。
【0027】本発明の上記の、およびその他の目的と特
徴は添付図面に関連して行われる実施形態の以下の説明
を参照することによってより明らかになり、本発明自体
も最もよく理解できるであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】図1に示す演算増幅装置OAAは
例えばADSLまたはVDSLあるいは一般にxDSL
回線駆動器で使用される。ADSLは非対称ディジタル
加入者線の略、VDSLは超高速ディジタル加入者線の
略である。xDSLはすべての可能なディジタル加入者
線分野を表す。
【0029】これらのxDSL分野での要件は極めて厳
格である。低コスト、低消費電力、高伝送速度、低ビッ
ト誤り率、雑音および歪み特性の厳格な要件を組み合わ
せた解決策が必要である。したがって、前記出力段の前
記零入力電流レベルは処理および温度変化の影響を受け
ずにきわめて高精度に制御する必要があり、信号経路へ
の影響を回避しなければならない。
【0030】本発明の演算増幅装置OAAは以下に説明
するように前述の要件の解決策を提供することができ
る。
【0031】図1に示す演算増幅装置OAAは同様に図
1に概略的に示し、前記演算増幅装置OAAに加えてプ
ロセッサから受信するD/A変換されたADSL信号な
どの入力信号をvinで示す入力信号源から受信する共
通増幅段A1を含むより大きい演算増幅器の一部であ
る。このより大きい演算増幅器の出力端子OUTはZl
oadで示す負荷インピーダンスに結合される。図1に
示す前記より大きい演算増幅器はシングルエンド構成を
有する。xDSLなどの分野ではこの全体的増幅構成は
完全な差動構造を構成するなどのために2重化され、前
記入力信号源vinは2つの入力増幅器A1の2つの似
た入力端子間に結合され、完全な差動装置の2つの出力
端子はハイブリッドと変成器とを介して回線の2つの端
子に結合される。シングルエンド・バージョンの零入力
電流調整原理を説明する。差動演算増幅器の構成では、
この原理は2つの差動部分に対して2重化されている。
当業者には明らかなように、シングルエンドおよび完全
差動装置以外の増幅器の構成も可能である。ただしこれ
らの構成は本発明に必須ではなく、当業者はこれらのそ
の他の構成で本発明の原理を実施できるのでこれ以上記
述しない。
【0032】A1の出力信号は本発明の演算増幅装置O
AAの入力信号の働きをする。A1の出力端子はしたが
ってOAAの入力端子INに結合される。前記演算増幅
装置は共に最終的な出力駆動器段OSの前段を形成する
オフセット増幅器A2およびA3を含む。出力増幅器の
厳格な直線性要件を有するADSLの場合、OSは一般
にAB級増幅器からなる。
【0033】そのようなAB級増幅器は最も簡単な形式
では基本的にn型トランジスタN1と直列接続されたp
型トランジスタP1からなる。図1に示す実施形態で
は、P1とN1の両方はCMOSトランジスタである
が、双極技術などのその他の技術の実施形態も可能であ
る。このタイプの出力増幅器について本発明の原理を説
明する。ただし、前記原理はB級増幅器などの2つの直
列分岐線を有する任意のタイプの出力増幅器で可能であ
る。
【0034】前記零入力電流は入力信号が加えられない
時に出力段OS内を流れる電流として定義される。その
ような電流はDCバイアス条件によって規定される。こ
の電流の変動は直接に消費電力を増加させ、クロスオー
バ歪みに関する性能に影響するので、前記零入力電流の
値はできるだけ正確に設定しなければならない。さら
に、温度による変動を回避する必要がある。このため
に、QCCCと略す新しい零入力電流制御回路が開発さ
れた。これについて以下に説明する。
【0035】図1に示す零入力電流制御回路は、主とし
て3つの別々のブロックからなる。すなわち、電流感知
/比較手段を表すCSCMで示される第1のブロック
と、ディジタル制御モジュールを表すDCMで示される
第2のブロックと、前段の2つの差動増幅器A2および
A3の入力オフセット電圧を調整する回路を表す1つが
Vcom、残りの2つがVdiff/2で示される3つ
の調整可能な電圧源によって概略的に表される第3のブ
ロックである。本発明の一実施形態では、これらの制御
可能な電圧源はD/A変換器からなる。ただし、その他
の実施形態も可能であり、これらは当業者には明らかで
あるためこれ以上記述しない。
【0036】電流感知/比較手段CSCMは主として前
記出力段の2つの別々の直列分岐線内を流れる電流、す
なわちP1およびN1を流れる電流でそれぞれlqp、
lqnで示される電流を感知するように構成されてい
る。CSCMは両方の電流を前記零入力電流の目標値で
ある所定の基準電流lqrefと比較し、それらを互い
に比較してこれらの出力電流が等しいか否かを検証する
ようにさらに構成されている。
【0037】第1の比較動作、すなわち、個々の電流l
qpとlqnを前記所定の目標基準電流lqrefと比
較の結果と、前記第1の比較動作、すなわち、lqpと
lqnの相互比較の結果がOut1およびOut2で示
される信号を介してDCMに送信される。
【0038】そのような電流感知/比較手段の実施形態
の例を図3に示す。このブロックは主として2つの電流
比較器からなり、一方はP1のゲートに結合され、他方
はN1のゲートに結合されている。どちらの比較器が活
動状態かは3つのスイッチsw1、sw2およびsw3
の制御によって決定される。これらのスイッチのそれぞ
れの制御信号もsw1、sw2およびsw3で示されて
いる。前記制御信号はディジタル制御モジュールDCM
によって生成される。
【0039】CSCM内の前記第1の比較器は、MP1
内を流れる電流はP1内を流れる電流と前記第1の基準
電流源lqrefとに比例するという意味でP1のミラ
ートランジスタであるpMOSトランジスタMP1から
なる。この基準電流源は、P1およびMP1内を流れる
電流と同じ比例率で前記目標零入力電流に比例する。C
SCMの前記第2の比較器は、MN1内を流れる電流は
N1内を流れる電流に比例するという意味でN1のミラ
ートランジスタであるnMOSトランジスタMN1から
なる。同様に同じ比例率が使用され、後者はN1内を流
れる目標零入力電流に関して前記第2の電流源1qre
fに使用される。AB級の出力段OSの場合、N1およ
びP1内を流れる前記目標零入力電流、および両方の電
流源1qrefは結果的に等しい。
【0040】sw1という名称のスイッチが閉じ、sw
2という名称のスイッチが開いている場合、MP1内を
流れる電流はlqrefと比較される。前記電流の方が
大きい場合、電流源lqrefとMP1との間の交点に
結合された増幅器の出力がhighにされる。MP1内
を流れる電流がlqrefより小さい場合、out1が
lowになる。同時にsw3という名称のスイッチが閉
じている場合、MN1内を流れる電流もlqrefと比
較され、その結果がout2の値によって示される。
【0041】すべてのスイッチsw1、sw2およびs
w3が閉じている場合、MP1内を流れる電流はMN1
内を流れる電流と比較される。実際、両方の電流が等し
い場合、MP1内を流れる電流はすべてMN1内を流
れ、両方の増幅器の出力は等しくなる。両方の電流MP
1およびMN1が等しくない場合、両方の増幅器の出力
は異なる。
【0042】スイッチsw2は、このようにして比較モ
ードを決定し、出力信号out1およびout2の値は
sw2の値と組み合わさって、前記電流の値の基準値と
の絶対的な個々の比較またはその相対差を決定する。
【0043】出力信号out1およびout2は前記デ
ィジタル制御モジュールDCMに送達される。DCMは
零入力電流の制御のために初期状態から開始して一連の
連続する制御周期を順次実行するシーケンシングユニッ
トまたは有限状態マシンの働きをする。異なる周期を順
次実行する間、専用の制御信号がCSCMとの間で送受
信され、異なる調整可能な電圧源に送信される。この動
作について以下に説明する。
【0044】必要な精度を得、信号経路に影響を与えな
いために、前記零入力電流制御回路は両方の増幅器A2
およびA3の入力に信号が加えられない時、すなわち、
前置増幅器が入力信号を受信しない時に優先的に動作す
ることに注目されたい。
【0045】第1に、起動時に、DCMは出力電流を所
定の低い値に設定する安定した開始状態を生成する。こ
れはVdiff/2で示された電圧源への制御信号C1
を適当な値になるように生成してVoffA2およびV
offA3で示された入力オフセット値が十分に大きく
なるようにすることにより実現される。これによって、
前記出力電流lqpおよびlqnが十分に低くなり、一
般に所定の電流制限値、例えば、10μAを下回ること
を保証する。
【0046】図1に示す電圧極性を備えた増幅器および
電圧源の実施形態で、A2およびA3が極性反転増幅器
の場合、Vdiff/2は十分高い値、例えば、供給電
圧VDDに設定される。A2およびA3の両方の極性反
転動作によって、A2の出力は前記供給電圧に設定さ
れ、P1をオフにする。同様に、A3の出力は最小電圧
に下げられてN1をオフにする。
【0047】この開始状態を設定した後で、DCMはそ
の第1の制御周期に入り、その間、両方の零入力電流は
所定の目標値lqrefに達するかそれを超えるまで同
時に増加する。これは、DCMがC1の値を設定し、V
diff/2の値を減じて徐々にA2およびA3の入力
オフセット値を開放することにより実行される。同時
に、DCMは制御信号sw1〜sw3をCSCMに送信
してCSCMに前記2つの個々の零入力出力電流lqp
およびlqnに正比例するミラー電流を所定の目標電流
lqrefと比較するよう通知し、実施させる。前記電
流がこの目標を下回る限り、CSCMは制御信号out
1およびout2によってこのことをDCMに知らせ、
この知らせを受けてDCMはC1の値を適応させ、さら
に電圧源を制御してVdiff/2を減少させる。前記
電圧源がD/A変換器によって実現される実施形態で
は、DCMは前記電圧を前記D/A変換器の出力に設定
するコードを適応させるだけである。lqpとlqnの
両方が前記目標値lqrefに達したことをCSCMが
検出して通知すると、この段階は終了する。
【0048】電圧Vdiff/2の下方調整は粗いステ
ップで実行してこの段階を迅速に終了させることに注目
すべきである。したがって、前記調整は粗調整であり、
出力トランジスタの動作を支配する固有の物理法則によ
って、出力電流は迅速に増加し、一般に大幅に所定の目
標値lqrefをオーバシュートする。MOSトランジ
スタの場合、電流と電圧との関係は2次式の関係で、双
極トランジスタの場合、指数関係ですらある。
【0049】こうして得られる前記目標基準電流のオー
バシュートの結果、各回路がウォームアップする。ただ
し、このことにより、以下に説明するように、接合部の
温度変化の補償が可能である。
【0050】図4では、特定の出力増幅器について、両
方の零入力電流lqnおよびlqpならびに出力電圧v
outが時間の関数として示されている。前記零入力電
流は単位がアンペアで表記され、前記出力電圧はボルト
で表記される。この第1の制御周期はP1で示され、0
〜1.2msの範囲の、約1ミリ秒間実行される。前記
第1の制御周期の終わりに、前記零入力電流は約35m
Aに達し、前記出力電圧は2.49ボルトのレベルを有
することが観察される。前記零入力電流の目標レベルは
わずか5mAであることに注目されたい。
【0051】この第1の制御周期に第2の制御周期が続
き、この間、前記零入力電流は互いに比較され、等しく
なるようにさらに調整される。これはDCMが制御信号
C2の値を適合させて今度はVcomの値を変更するこ
とにより実行され、Vdiff/2の値は一定である。
図1の電圧の符号に従って、Vcomが増加するとA3
の入力オフセットVoffA3が増加し、同じ量だけA
2の入力オフセットVoffA2が同時に減少する。こ
のオフセットを差動法で調整すると前記零入力電流lq
pおよびlqnが差動調整される。CSCMはDCMの
制御信号sw2による命令に基づいてこれらの電流値を
相互に比較する。両方の電流値が異なる限り、さらに、
DCMは電圧源Vcomに制御信号C2を適合させ、C
SCMから送信された測定および比較結果に基づいて前
記両電流が等しくなるようにする。両方の電流が等しい
ことをCSCMが検出すると、このことが再びDCMに
送信され、段階または制御周期2が終了する。もちろ
ん、前記比較はある測定許容値の範囲内で常に実行さ
れ、したがって、「等しい」という用語はこれらの測定
許容値を考慮して解釈しなければならないことに注目す
べきである。
【0052】図4で、P2で示されるこの第2の周期は
1.2〜2.4msの間に実行される。この段階では、
出力電圧は2.5Vの値まで増加する。この値は、5V
の電源VDDを備えた図1の実施形態では、接地電圧と
電源との中間値に正確に対応する。これは、さらにすべ
ての出力オフセットが除去されたことを示す。
【0053】ダイの接合部温度はまだ高いが、これは前
記電流がこの第2段階で十分に低下しなかったためであ
る。これは、較正が動作状態について実行され、いわゆ
るコールド状態について実行されるのではないことを意
味する。実際、生成されたオフセット電圧は、チップの
接合部温度が通常の動作温度に対応する正常な動作状態
に対しては正しいものである。
【0054】その後、段階または制御周期3が開始す
る。この段階では、DCMは前周期で得たVcomの値
を保持しており、制御信号C1をさらに調整して両方の
増幅器A2およびA3のオフセット値を共に増加させ、
極性反転増幅器器であるA2およびA3の前記零入力電
流lqnおよびlqpを共通に減少させることにより前
記Vdiff/2の値をさらに制御する。DCMはスイ
ッチsw2を開くための入力制御信号sw2を再びCS
CMに送信して再び測定電流値を所定の目標値lqre
fと比較する。両方の値がこのlqrefの値より大き
い場合、C1はさらにVdiff/2の値を増加させ
る。lqnとlqpの両方がこのlqrefに等しいか
それより小さいことをCSCMが検出すると、前記第3
の周期は終了し、前記零入力電流の較正は完了する。
【0055】この段階での調整ははるかに細かいステッ
プで実行され、前記零入力出力電流が徐々に減少するよ
うになる。したがって、図4に示すように、この段階は
はるかに長い期間P3によって実行され、その開始時期
は2.4ms、終了時期は10msである。この実施形
態では、前記目標零入力電流は5mAに設定されていた
が、この時点で明らかにその値に達している。この第3
周期全体を通じて、出力端子OUTの出力電圧Vout
は一定であり、出力オフセット電圧が存在しないことを
示していることに注目されたい。この最後の周期は微調
整周期とも呼ばれる。
【0056】前記制御の異なるステップの概略を図2の
流れ図に示す。
【0057】前記較正周期が終了すると、増幅器の入力
が復旧して通常動作に戻る。
【0058】例えば、両方の電流がゼロに近い極めて小
さい開始値から始めて所定の目標値に達するまで徐々に
かつ共に増加し、その段階が終わると両方の電流値は互
いに比較され、等値に置かれるその他の較正周期も可能
であることに注目すべきである。
【0059】以上、本発明の原理を特定の装置に関連し
て説明してきたが、この説明は例示に過ぎず、首記の請
求の範囲に記載の本発明の範囲を限定するものではない
ことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による演算増幅装置OAAを示す概略図
である。
【図2】零入力電流較正シーケンスを示す概略図であ
る。
【図3】図1に示す電流感知/比較手段CSCMのトラ
ンジスタレベルの実施態様を示す図である。
【図4】図3の増幅装置の零入力電流と出力電圧との測
定結果を示す図である。
【符号の説明】
Vin 入力信号源 A1 入力増幅器 OUT 出力端子 VoffA2、VoffA3 入力オフセット電圧値 Vdiff/2、Vcom 電圧源 lqp、lqn 電流 P1 p型トランジスタ N1 n型トランジスタ Zload 負荷インピーダンス sw1、sw2、sw3 スイッチ out1、out2 出力信号
フロントページの続き (72)発明者 パトリツク・オウグスト・マリア・ウオウ テルス ベルギー国、ベー−1785・ハンメ−メルヒ テム、シント・フードウラドレーフ・57・ アー Fターム(参考) 5J092 AA01 AA12 AA18 AA47 AA58 CA24 CA36 FA10 HA10 HA17 HA38 KA01 KA11 KA12 KA17 KA28 KA33 MA20 MA21 SA13 TA06 TA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子が前段(A2、A3)のそれぞ
    れの出力端子に結合された差動出力段(OS)を含む演
    算増幅装置(OAA)であって、前記出力段(OS)と
    前記前段(A2、A3)との間に結合され、前記前段
    (A2、A3)のそれぞれの入力オフセット電圧(Vo
    ffA2、VoffA3)を共通にかつ同時に調整する
    ことにより前記差動出力段(OS)の零入力電流を制御
    するように構成された零入力電流制御回路(QCCC)
    をさらに含み、 前記零入力電流制御回路(QCCC)が前記前段(A
    2、A3)の前記入力オフセット電圧(VoffA2、
    VoffA3)をディジタル方式を用いてオフラインで
    調整するように構成されていることを特徴とする演算増
    幅装置。
  2. 【請求項2】 前記零入力電流制御回路(QCCC)
    が、 前記零入力電流制御回路(QCCC)内に含まれる、電
    流感知/比較モジュール(CSCM)から受信した少な
    くとも1つの信号(out1、out2)に基づいて、
    前記入力オフセット電圧(VoffA2、VoffA
    3)の共通の調整を制御するように構成されたディジタ
    ル制御モジュール(DCM)を含み、前記電流感知/比
    較モジュール(CSCM)は前記出力段(OS)と前記
    ディジタル制御モジュール(DCM)との間に結合さ
    れ、前記電流感知/比較モジュール(CSCM)が前記
    出力段(OS)の2つの直列の分岐線の出力電流(lq
    n、lqp)を測定し、それらを個別に所定の基準電流
    (lref)と比較し、前記ディジタル制御モジュール
    (DCM)への前記比較結果を示す前記少なくとも1つ
    の信号(out1、out2)を生成するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅装
    置。
  3. 【請求項3】 前記零入力電流制御回路(QCCC)が
    前記出力段(OS)の前記2つの直列の分岐線の前記出
    力電流(lqn、lqp)を差動法で制御するようにさ
    らに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    演算増幅装置。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル制御モジュール(DC
    M)が前記前段(A2、A3)の前記入力オフセット電
    圧(VoffA2、VoffA3)の差動調整を制御す
    るようにさらに構成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の演算増幅装置。
  5. 【請求項5】 前記零入力電流制御回路(QCCC)が
    前記出力段(OS)の前記2つの直列の分岐線の前記出
    力電流(lqn、lqp)を互いに比較し、前記出力電
    流が等しいか否かを示す出力信号を前記ディジタル制御
    モジュール(DCM)に提供することを特徴とする請求
    項3に記載の演算増幅装置。
  6. 【請求項6】 前記ディジタル制御モジュール(DC
    M)が開始状態から始まる零入力電流制御シーケンスを
    生成するように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の演算増幅装置。
  7. 【請求項7】 前記ディジタル制御モジュール(DC
    M)が、前記入力オフセット電圧(VoffA2、Vo
    ffA3)を前記出力段(OS)の前記2つの直列の分
    岐線の前記出力電流(lqn、lqp)が所定の下限値
    を下回る程度に十分に高い値に制御することにより前記
    開始状態を設定するように構成されていることを特徴と
    する請求項6に記載の演算増幅装置。
  8. 【請求項8】 前記ディジタル制御モジュール(DC
    M)が前記開始状態に達すると第1の制御周期を生成す
    るように構成され、前記第1の制御周期中に前記ディジ
    タル制御モジュール(DCM)が前記前段(A2、A
    3)の前記入力オフセット電圧(VoffA2、Vof
    fA3)の減少を共通に制御し、前記電流感知/制御モ
    ジュール(CSCM)に制御信号を送信するように構成
    され、前記電流感知/制御モジュール(CSCM)が前
    記制御信号を受信すると、前記直列の出力分岐線の前記
    出力電流を前記所定の値と比較するように構成され、前
    記ディジタル制御モジュール(DCM)が両方の出力電
    流(lqn、lqp)が前記所定の基準電流(lre
    f)より大きいことを示す前記電流感知/比較モジュー
    ル(CSCM)の少なくとも1つの出力信号を受信する
    と前記第1の制御周期を終了するようにさらに構成され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の演算増幅装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ディジタル制御モジュール(DC
    M)が前記第1の制御周期の終わりに達すると第2の制
    御周期を生成するように構成され、前記第2の制御周期
    中に前記ディジタル制御モジュール(DCM)が前記前
    段の前記入力オフセット電圧の差動調整を制御し、前記
    電流感知/比較モジュール(CSCM)に制御信号を送
    信するように構成され、前記電流感知/制御モジュール
    (CSCM)が前記制御信号を受信すると、前記直列の
    出力分岐線の前記出力電流を相互に比較するように構成
    され、前記ディジタル制御モジュール(DCM)が前記
    出力電流が等しいことを示す前記電流感知/比較モジュ
    ール(CSCM)の少なくとも1つの出力信号を受信す
    ると前記第2の制御周期を終了するようにさらに構成さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載の演算増幅装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ディジタル制御モジュール(DC
    M)が前記2の制御周期の終わりに達すると第3の制御
    周期を生成するように構成され、前記第3の制御周期中
    に前記ディジタル制御モジュール(DCM)が前記前段
    の前記入力オフセット電圧(VoffA2、VoffA
    3)の増加を共通に制御し、前記電流感知/制御モジュ
    ール(CSCM)に制御信号を送信するように構成さ
    れ、前記電流感知/制御モジュール(CSCM)が前記
    制御信号を受信すると、前記直列の出力分岐線の前記出
    力電流を前記所定の値と比較するように構成され、前記
    ディジタル制御モジュール(DCM)が両方の出力電流
    (lqn、lqp)が前記所定の基準電流(lref)
    より小さいことを示す前記電流感知/比較モジュール
    (CSCM)の少なくとも1つの出力信号を受信すると
    前記第3の制御周期を終了するようにさらに構成されて
    いることを特徴とする請求項9に記載の演算増幅装置。
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