JP2002368280A - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JP2002368280A
JP2002368280A JP2001174186A JP2001174186A JP2002368280A JP 2002368280 A JP2002368280 A JP 2002368280A JP 2001174186 A JP2001174186 A JP 2001174186A JP 2001174186 A JP2001174186 A JP 2001174186A JP 2002368280 A JP2002368280 A JP 2002368280A
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light
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Mie Yano
美恵 矢野
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Citizen Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側面発光型の発光ダイオードにおける発光輝
度の向上及び指向性を高めると共に、高密度実装可能な
発光ダイオードを提供することである。 【解決手段】 一対の外部接続用電極34,35を備え
たベース部32a,32bと、このベース部32a,3
2bの略中央部から立ち上がる本体部33とで略T字状
に形成され、前記本体部33の前面40及び後面の少な
くとも一方に、底面42から外方に向かって傾斜あるい
は曲面状に拡開する内周面43を備えた凹部41を形成
し、この凹部41内に前記一対の外部接続用電極34,
35とそれぞれ導通するカソード電極38及びアノード
電極39を延設すると共に、該カソード電極38及びア
ノード電極39と凹部41内に配置した発光素子45と
を電気的に接続した後、前記凹部41を封止樹脂材47
で充填封止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ型の発光ダ
イオードに係り、特に実装する基板面に沿って発光する
側面発光タイプの発光ダイオードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等の小型電子機器の液晶
表示部に設けられるバックライト光源として、チップ型
の発光ダイオードが用いられている。この発光ダイオー
ド1は、例えば図8に示したように、ガラスエポキシ基
板(以下、ガラエポ基板2という)の上面に一対の電極
3,4をパターン形成し、一方の電極3の上に導電性接
着剤(図示せず)を用いて発光素子6の下面電極を接合
し、上面電極を他方の電極4にボンディングワイヤ7で
接続している。そして、前記発光素子6全体を透明樹脂
体8によって封止することで構成され、図示外のプリン
ト配線基板(以下PCBという)に表面実装されてい
る。
【0003】上記の発光ダイオード1をPCBに実装す
る場合、例えば図9に示すように、まず発光ダイオード
1をPCB9の裏面側に配置し、PCB9に開設した孔
11に発光素子6及び透明樹脂体部8からなる発光部1
2を挿入し、ガラエポ基板2の電極3,4をPCB9の
裏面電極9a,9bに半田10で接合している。このよ
うにしてPCB9に実装された発光ダイオード1で液晶
表示体(図示せず)をバックライト照明するには、発光
素子6から上方向に発光した光を導光板13に入射させ
ることによって行う。即ち、発光素子6で発した光はP
CB9の上方に進行し、この上に置かれた導光板13の
端部の反射面14に当たって略直角方向に屈折され、導
光板13内に真っ直ぐ導かれる。これによって、導光板
13上に配設される液晶表示体を明るく照明することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
発光ダイオード1にあっては、発光した光を所望の方向
に屈折させる手段として、導光板13の端部に設けた反
射面14を利用しているため、反射による光の損失を生
じて輝度が低下してしまう。また、反射面14の傾斜角
を適切に設定しなければならず、そのための調整作業に
時間や工数が掛かるといった問題があった。
【0005】そこで、本件出願人は、上記の問題を解決
するために、特願2000−278087号において、
図10に示すようなT字状の発光ダイオード16を提案
した。このT字状の発光ダイオード16は、左右のベー
ス部17a,17bと、このベース部17a,17bの
中央から立ち上がる本体部18とで略T字状に形成さ
れ、ベース部17a,17bの上面をPCB19の裏面
に固定すると共に、本体部18をPCB19に設けた円
孔20から上面側に貫通させたものである。このような
構成からなる発光ダイオード16では、発光素子21を
透明樹脂体22で封止してなる発光部23がPCB19
の上面側で横方向を向いているので、導光板の端部を前
記発光部23の方向に向けるだけで、直接光を導くこと
ができる。このような構造では、前記従来のように導光
板13に設けた反射面14を介して光の進行方向を変え
る必要がないので、光損失が少なくて済むといった効果
がある。
【0006】ところで、上記提案したT字状の発光ダイ
オード16にあっては、発光部23が本体部18の側面
に突出した状態で形成されているため、発光した光が発
光部23の表面に沿って四方に分散されるおそれがあ
る。このため、導光板の端部を前記発光部23に向けて
配置しても、導光板に入射されずに周囲に漏れてしまう
光があり、導光板面を効率的に照明することができな
い。また、発光範囲が広角であるので、周辺に配設した
他の発光ダイオードの発光色と混色してしまうといった
おそれもある。
【0007】また、PCB19へ実装する際に設けられ
た円孔20の直径を前方に突出した透明樹脂体22の厚
さ分だけ大きく開設しなければならないため、高密度実
装が図られない。
【0008】そこで、本発明の目的は、側面発光型の発
光ダイオードにおける発光輝度の向上及び指向性を高め
ると共に、高密度実装可能な発光ダイオードを提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る発光ダイオードは、一対の
外部接続用電極を備えたベース部と、このベース部の略
中央部から立ち上がる本体部とで略T字状に形成され、
前記本体部の前面及び後面の少なくとも一方に凹部を形
成し、この凹部内に前記一対の外部接続用電極とそれぞ
れ導通するカソード電極及びアノード電極を延設すると
共に、該カソード電極及びアノード電極と凹部内に配置
した発光素子とを電気的に接続し、前記凹部内に封止樹
脂材を充填してなることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、カソード電極,アノー
ド電極及び発光素子がT字状の本体部内に埋没している
ので、発光ダイオード全体を薄く形成することができ、
高密度の表面実装が可能となる。また、凹部内に封止樹
脂材を充填する際にも金型等を用いなくて済むため、製
造コストの低廉化が図られる。さらに、発光素子及び封
止樹脂材が本体部から突出していないので、外部からの
衝撃に対する影響が少なく、長期に亘って安定した発光
状態を維持することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の発
光ダイオードにおいて、前記凹部が、底面と、この底面
から外方に向かって拡開する内周面とで形成され、この
内周面が傾斜面又は曲面を有していることを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、凹部に設けられた底面
が発光素子の載置台となり、この底面から外方に向かっ
て拡開する内周面は前記発光素子から発した光を集光す
る反射面を構成している。このため、発光した光を効率
よく一定の方向に照射させることが可能となる。また、
前記内周面が所定角の傾斜面や曲面に形成することで様
々な発光輝度あるいは発光範囲を有した発光ダイオード
が実現できる。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項2記載の発
光ダイオードにおいて、前記凹部の内周面に白色系塗装
あるいは反射効率の高いメッキが施され、凹部での反射
率を向上させたことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、凹部の内周面に白色塗
装を施しあるいは金メッキを施すことで、凹部内におけ
る光の反射率が向上し、発光ダイオードの輝度アップが
図られる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1記載の発
光ダイオードにおいて、前記凹部の上方に凸レンズが設
けられることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、凹部の上方に凸レンズ
を設けることによって、発光素子で発光した光の指向性
が高められる。
【0017】請求項5に係る発明は、請求項1記載の発
光ダイオードにおいて、前記封止樹脂材に着色剤を混入
し、有色発光させたことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、発光素子を変えること
なく、封止樹脂材に様々な着色剤を混入するだけである
ので、所望の発光色を簡単に出すことができる。
【0019】請求項6に係る発明は、請求項1記載の発
光ダイオードにおいて、前記封止樹脂材に老化防止剤を
混入したことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、封止樹脂材に紫外線吸
収剤等の老化防止剤を適量混入することによって、封止
樹脂材の劣化が抑えられ、製造時における状態の発光色
及び輝度を長期に亘って維持することができる。
【0021】請求項7に係る発明は、前記外部接続用電
極が形成されたベース部の先端角部を斜面状に形成した
ことを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
【0022】この発明によれば、外部接続用電極が形成
されたベース部の先端角部を斜面状に形成したことによ
って、先端角部における半田の充填量が増え、より安定
した状態でPCBに導通接続させることができると共
に、固定力を増すことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係る発光ダイオードの実施形態を詳細に説明する。図
1乃至図3に示した発光ダイオードにおいて、図1は全
体の外観形状を示す斜視図、図2は図1におけるA矢視
図、図3は図1におけるB−B線に沿った断面図であ
る。
【0024】図1及び図2に示されるように、この実施
形態に係る発光ダイオード30は、ガラスエポキシ基板
やBTレジン(Bismaleimide Triazine Resin)基板な
どで作られており、PCB31の裏面側に固着される横
長のベース部32a,32bと、このベース部32a,
32bの略中央部分から立ち上がる本体部33とで略T
字状に形成される。ベース部32a,32bは図に示し
たように、上面の先端角部44a,44bが斜面状に形
成され、この上面形状に沿って外部接続用電極34,3
5が形成されている。なお、本実施形態の発光ダイオー
ド30の外部接続用電極34はカソード側の電極で、他
方の外部接続用電極35はアノード側の電極となってい
る。
【0025】前記ベース部32a,32bの略中央部分
から立ち上がる本体部33は直方体形状をしており、そ
の前面40の上側部分に凹部41が形成されている。こ
の凹部41は、本体部33の前面40を台形状に凹設し
たもので、四角形状の底面42と、この底面42の各辺
から外方に向かって拡開する4つの内周面43とで形成
されている。この内周面43はそれぞれが同じ傾斜角度
で外方に傾斜している。また、前記ベース部32a,3
2bに設けられた外部接続用電極34,35は、本体部
33の側面電極36,37を介して前記凹部41内にま
で延び、該凹部41内で内周面43及び底面42に沿っ
て延びるカソード電極38とアノード電極39を上下位
置にパターン形成している。なお、上記本体部33に凹
設された底面42は、上記のような四角形状に限られる
ものではなく、円形状に形成される場合もある。また底
面42の深さも適宜に設定される。
【0026】前記凹部41内には発光素子45が配置さ
れる。この発光素子45は、凹部41の底面42に延び
たカソード電極38の上面に載置され、その下面電極が
導電性接着剤(図示せず)を介して固着されている。ま
た、発光素子45の上面電極は、同様にして凹部41の
底面42に延びたアノード電極39にボンディングワイ
ヤ46で接続されている。そのため、外部接続用電極3
4,35からカソード電極38及びアノード電極39を
介して発光素子45に電流が供給され、発光素子45の
上面から全方向に向けて発光される。なお、上記発光素
子45の種類や発光色は何ら限定されるものではない。
【0027】また、前記発光素子45及びボンディング
ワイヤ46は、凹部41内に充填される封止樹脂材47
によって封止されている。この封止樹脂材47は凹部4
1から飛び出さないように充填され、その上面が本体部
33の前面40と略平行となる。なお、封止樹脂材47
によって凹部41内に延びているカソード電極38及び
アノード電極39の一部が封止される。封止樹脂材47
の材料には例えば透光性を有するエポキシ系樹脂が用い
られる。
【0028】上記のように構成された発光ダイオード3
0では、凹部41内に配置された発光素子45から発し
た光は、四方の内周面43に反射しながら本体部33の
前面40側に向かって進むので、そのまま本体部33の
前面40とは略直交する真横方向を効率的に照射し、光
の拡散が少なくて済む。また、光の照射範囲を内周面4
3の傾斜角や形状によって変化させることもできるし、
内周面43の形状も直線状の傾斜面ではなく、曲面形状
にすることで光の照射範囲や照射形状に変化を持たせる
ことができる。さらに、注目すべき点は、前記凹部41
の内周面43に白色塗料を塗布したり、金,銀,ニッケ
ル等の反射効率の高いメッキを施すことで、凹部41内
での反射率をより一層向上させることができることであ
る。
【0029】上記発光ダイオード30を表面実装する場
合は、図1及び図2に示したように、PCB31に開設
された円孔48に本体部33を裏面側から貫通させ、円
孔48の裏面周縁にベース部32a,32bの上面が固
定される。本発明の発光ダイオード30は、封止樹脂材
47が本体部33の前面に突出していないので、PCB
31に開設した円孔48の直径R2が、先に提案した発
光ダイオード16の円孔20の直径R1に比べて小さく
て済む(図10参照)。このように、この実施形態では
本体部33が貫通するだけの開口スペースで済むので、
円孔48が小さくなる分、より多くの電子部品を一枚の
PCB31上に実装することができる。また、本発明で
は本体部33の前面に突起物がないので立たせた時のバ
ランスがよく、PCB31の裏面に形成されたプリント
配線50a,50bに外部接続用電極34,35を半田
付けする際にも容易に固着することができる。なお、本
実施形態のベース部32a,32bのように、先端角部
44a,44bが斜面状に形成されているので、PCB
31の裏面に形成されたプリント配線50a,50bと
の間に半田を多く充填することができる。このため、発
光ダイオード30とPCB31との固着力の増大と、導
通接続をより安定した状態とすることができる。このよ
うな形状の外部接続用電極が形成されたベース部32
a,32bは後述するMID製法によって容易に製造が
可能である。
【0030】上記のように、PCB31に表面実装され
た発光ダイオード30は、発光素子45が横向きの状態
でPCB31の表面に露出することになる。それ故、こ
れを液晶表示のバックライト用の光源として利用する場
合は、図3に示すように、PCB31の表面に対して平
行に配設された導光板51の側端面52の近傍に発光素
子45を設定し、側端面52に対向させる。発光素子4
5からは凹部41の内周面43で反射されて集光性を持
った光が発光されるが、その発光方向と導光板51の導
光方向とが略一致するので、導光板51の側端面52に
入射された光は屈曲することなく、そのまま水平方向に
真っ直ぐに導かれる。したがって、導光板51への入射
光量が増加すると共に、従来のような反射面を利用した
光の屈曲がないので、光の損失が極めて少なくなる。
【0031】前記発光素子45で発した光は前方に直接
進行する光と、内周面43で反射して進行する光とで、
本体部33の前面40方向を明るく照らすが、この光を
さらに増幅したり、指向性を持たせるために、図4及び
図5に示すようなレンズ55,56を設けることも可能
である。前記レンズ55,56は共に、透明な樹脂で形
成された凸レンズで、前記凹部41の上方に設けられ
る。図4に示したレンズ55は半球状に形成されたもの
で、発光した光を本体部33の前面40から縦横方向1
80°の範囲で均一に照射することができる。また、図
5に示したレンズ56は、カマボコ状に形成されたもの
であり、発光した光を本体部33の前面40からPCB
31に平行な横方向180°の範囲で均一に照射するこ
とができる。なお、このレンズの形状及び配色等に関し
ては、照明する箇所及び目的に応じて適宜設定される。
【0032】上記に示した実施形態では、凹部41内に
充填する封止樹脂材47に透明な材料を用いたが、この
封止樹脂材47に各色の着色剤を混入することで、様々
な発光色による装飾効果を得ることができる。前記着色
剤としては、フタロシアニン系化合物,アントラキノン
系化合物,アゾ系化合物,キノフタロン系化合物等が使
用できる。また、封止樹脂材47に老化防止剤、例えば
紫外線吸収剤を適量混入することで、封止樹脂材47の
劣化を抑え、製造初期の発光色及び発光輝度を長期に亘
って維持することが可能となる。
【0033】次に、上記構成からなる発光ダイオード3
0の製造工程を図6に基づいて説明する。図6は図1の
発光ダイオードをC−C線に沿って切断した状態の断面
形状を示す。本案の発光ダイオード30は、ベース部3
2a,32bと本体部33からなる立体形状の表面に電
極パターンを形成する必要から、MID(Molded Inter
connect Device)製法がとられる。以下、ワンショット
法で配線パターンを直接露光する場合の形成例を図6に
示した工程順に説明する。 (工程a) 一対のベース部32a,32bと凹部41
を備えた本体部33とからなるT字形状の発光ダイオー
ド基体30aを射出成形によって形成する。 (工程b) 前記発光ダイオード基体30aの表面に無
電解メッキ71を施す。 (工程c) 前記無電解メッキ71が施された発光ダイ
オード基体30aの表面に電解銅メッキ72を施す。 (工程d) 前記電解銅メッキ72上に銅メッキ用のレ
ジスト膜73を塗布形成する。 (工程e) 前記形成された発光ダイオード基体30a
の表面に沿ってレーザ74等の平行光を照射し、ベース
部32a,32bから本体部33の凹部41内にかけて
延びる配線パターン形状にレジスト膜73を剥離する。 (工程f) 前記形成した配線パターン上に電解性の金
メッキ75を被覆形成する。 (工程g) 発光ダイオード基体30aの表面に残って
いるレジスト膜73を完全に除去した後、銅メッキをエ
ッチング処理にて除去する。 (工程h) 前記凹部41内の底面42及び内周面43
に沿って延びたカソード電極38上に発光素子45の下
面電極を接合し、アノード電極39に発光素子45の上
面電極をボンディングワイヤ46で接続する。そして、
前記凹部41内に封止樹脂材47を充填して発光素子4
5及びボンディングワイヤ46を封止する。 上記一連の製造工程を経ることで、上述の発光ダイオー
ドが形成される。
【0034】図7は本発明の第2実施形態に係る発光ダ
イオード60を示したものであり、本体部63の前面6
4のみならず後面65にも同様の凹部61,62を設
け、この凹部61,62内に発光素子68,69をそれ
ぞれ配置することで、前後面64,65で同時に発光で
きるようにしたものである。このように、一つの本体部
63に二つの発光素子68,69を設けることによっ
て、PCB31と平行に配設され、二方向に広がる導光
板66,67を同時に照射させることができる。前記凹
部61,62の形状あるいは内周面の傾斜角は同一でも
かまわないし、照射範囲に合わせてそれぞれ異なった形
状あるいは傾斜角を持たせてもよい。また、これらの凹
部61,62内に実装する発光素子68,69も発光色
等が異なった種類のものを適宜組み合わせて実装するこ
とも可能である。なお、図7に示した実施形態の発光ダ
イオード60は凹部61,62を本体部63の内部に背
中合わせに配置し、180°の方向にそれぞれ発光させ
たものであるが、前記凹部61,62の形成位置を任意
に設定することで、照明する液晶表示部の形状に適合し
た最適なバックライト光源となりうる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る発光
ダイオードによれば、本体部に凹部を設け、この凹部内
に発光素子を配置したので、発光ダイオードを薄くして
形成することができ、高密度の表面実装が可能となる。
また、発光素子の封止樹脂材を充填する際にも金型等を
用いなくて済むため、製造コストの低廉化が図られる。
また、発光素子及び封止樹脂材が本体部内に埋没された
構造となっているため、外部からの衝撃の影響が少な
く、長期に亘って安定した状態で使用することができ
る。
【0036】また、本体部の前面に封止樹脂材が突出し
ないので立たせた時のバランスがよく、PCBの裏面に
形成されたプリント配線に外部接続用電極を半田付けす
る際にも容易に固着することができる。
【0037】また、本体部の前面及び後面の両方に凹部
を設け、各凹部内に発光素子を配置することで2倍の発
光輝度を得ることができる。さらに、種類の異なった発
光素子を設けることもできるので、色や強度の異なった
発光色を同時に得ることができる他、各色が混じり合
い、それぞれの発光素子単体では得られない発光色を出
すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光ダイオードの第1実施形態を
示す斜視図である。
【図2】上記図1の発光ダイオードのA矢視図である。
【図3】上記図1の発光ダイオードのB−B線に沿った
断面図である。
【図4】本発明に係る発光ダイオードの第2実施形態を
示す斜視図である。
【図5】本発明に係る発光ダイオードの第3実施形態を
示す斜視図である。
【図6】上記図1の発光ダイオードの電極パターン形成
工程を示す工程図である。
【図7】本発明に係る発光ダイオードの第4実施形態を
示す断面図である。
【図8】従来の発光ダイオードの一例を示す断面図であ
る。
【図9】上記従来の発光ダイオードの作用図である。
【図10】従来の発光ダイオードの他の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
30 発光ダイオード 32a,32b ベース部 33 本体部 34,35 外部接続用電極 38 カソード電極 39 アノード電極 41 凹部 42 底面 43 内周面 44a,44b 先端角部 45 発光素子 47 封止樹脂材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の外部接続用電極を備えたベース部
    と、このベース部の略中央部から立ち上がる本体部とで
    略T字状に形成され、前記本体部の前面及び後面の少な
    くとも一方に凹部を形成し、この凹部内に前記一対の外
    部接続用電極とそれぞれ導通するカソード電極及びアノ
    ード電極を延設すると共に、該カソード電極及びアノー
    ド電極と凹部内に配置した発光素子とを電気的に接続
    し、前記凹部内に封止樹脂材を充填して発光素子を封止
    してなることを特徴とする発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 前記凹部が、底面と、この底面から外方
    に向かって拡開する内周面とで形成され、この内周面が
    傾斜面又は曲面を有していることを特徴とする請求項1
    記載の発光ダイオード。
  3. 【請求項3】 前記凹部の内周面に白色系塗装あるいは
    反射効率の高いメッキが施され、凹部での反射率を向上
    させたことを特徴とする請求項2記載の発光ダイオー
    ド。
  4. 【請求項4】 前記凹部の上方に凸レンズが設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
  5. 【請求項5】 前記封止樹脂材に着色剤を混入し、有色
    発光させたことを特徴とする請求項1記載の発光ダイオ
    ード。
  6. 【請求項6】 前記封止樹脂材に老化防止剤を混入した
    ことを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
  7. 【請求項7】 前記外部接続用電極が形成されたベース
    部の先端角部を斜面状に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の発光ダイオード。
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