JP2002367970A - ドライエッチングのエッチング量制御方法及びドライエッチング装置 - Google Patents

ドライエッチングのエッチング量制御方法及びドライエッチング装置

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JP2002367970A
JP2002367970A JP2001177879A JP2001177879A JP2002367970A JP 2002367970 A JP2002367970 A JP 2002367970A JP 2001177879 A JP2001177879 A JP 2001177879A JP 2001177879 A JP2001177879 A JP 2001177879A JP 2002367970 A JP2002367970 A JP 2002367970A
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Satoshi Ichimura
智 市村
Kazutoshi Tsuchiya
一俊 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、簡単な装置構成で、高稼動率を実現
し、被処理物の材質を限定せず、高精度に所定のエッチ
ング量でエッチングを終了することができるドライエッ
チングのエッチング量制御方法及びドライエッチング装
置を提供することにある。 【解決手段】被処理物とは別に、導電性を有する基材の
表面に所定の膜厚の絶縁膜を形成してなるモニタ基板を
用意し、該モニタ基板を前記被処理物と同時にエッチン
グし、前記絶縁膜がエッチング除去されて前記基材の端
面が露出されたときに流れる荷電粒子電流を検出するも
のである。 【効果】簡単な装置構成で高稼動率を実現し、被処理物
の材質を限定せず高精度に、所定のエッチング量でドラ
イエッチングを終了することができる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマまたは粒子
ビームを被処理物に照射して加工を行うドライエッチン
グに係り、特に、ドライエッチングにおける被処理物の
エッチング量を制御するものに好適なドライエッチング
のエッチング量制御方法及びドライエッチング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドライエッチングのエッ
チング量制御方法としては、例えば、特開昭55−74
140号公報に記載されているものが知られている。こ
の従来技術においては、導電性の基板上に形成されてあ
る絶縁膜をエッチングするに際し、前記絶縁膜がエッチ
ング除去されて導電性基板の端面が露出されたときに流
れる電流を検知し、エッチングを終了させる方法が採用
されている。
【0003】また、他の従来技術として、例えば、特開
平7−221073号公報に記載されているものが知ら
れている。この従来技術においては、被エッチング基板
をエッチングする際、被エッチング基板とはエッチング
レートの異なる材料でモニタ膜を形成しておき、被エッ
チング基板と該モニタ膜とを同時にエッチングすると共
に、エッチング中のモニタ膜の膜厚をモニタし、所定の
膜厚となった時点でエッチングを終了させる方法が採用
されており、モニタ膜としてシリコン酸化膜を採用し、
光学的に膜厚をモニタすることが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術のうち、前者においては、絶縁膜がエッチング除去さ
れて導電性基板の端面が露出されたときに流れる電流を
検知し、エッチングを終了させるものであるために、導
電性基板上に形成されてある絶縁膜を、導電性基板との
境界までエッチングする場合にのみ適用可能であり、被
処理物が導電性膜である場合や、絶縁膜であっても所定
のエッチング量でエッチングを終了させる用途には適用
できないという問題があった。
【0005】一方、後者の従来技術では、被処理物の材
質を限定せず、所定のエッチング量でエッチングを終了
することが可能である。しかしながら、エッチング中に
モニタ膜の膜厚をモニタするために、ドライエッチング
装置に膜厚測定機構を付加する必要があることから装置
が複雑,大型化するという問題があった。また、前記モ
ニタ膜の膜厚を光学的に測定する場合には、光学測定用
窓にエッチング物の付着が避けられず、前記膜厚の測定
精度を維持するために頻繁に光学測定用窓を清掃または
交換する必要があり、ドライエッチング装置の稼動率が
低下するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題に鑑
み、簡単な装置構成で、高稼動率を実現し、被処理物の
材質を限定せず、高精度に所定のエッチング量でエッチ
ングを終了することができるドライエッチングのエッチ
ング量制御方法及びドライエッチング装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被処理物とは別に、導電性を有する基材の
表面に所定の膜厚の絶縁膜を形成してなるモニタ基板を
用意し、該モニタ基板を前記被処理物と同時にエッチン
グし、前記絶縁膜がエッチング除去されて前記基材の端
面が露出されたときに流れる荷電粒子電流を検出し、該
検出時点でエッチングを終了させるか、あるいは検出時
点までのエッチング時間と、エッチング前に測定されて
ある絶縁膜の膜厚とから、前記被処理物を所望量エッチ
ングするのに必要な所要エッチング時間を算出し、該所
要エッチング時間経過時点でエッチングを終了させるド
ライエッチングのエッチング量制御方法としたことを特
徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために本発明
は、被処理物をドライエッチングする処理室と、該処理
室内にプラズマまたは粒子ビームを発生する手段と、前
記プラズマまたは粒子ビームが照射される前記処理室内
に配置された前記被処理物を保持する手段、及びモニタ
基板を保持する手段と、前記モニタ基板の導電性を有す
る基材に流入する電流を検出する手段と、前記モニタ基
板の基材に流入する電流の検出を受けて所定の演算動作
を実行し、エッチングを終了させる制御手段とを備えて
いるか、あるいは前記構成を備え、被処理物及びモニタ
基板を保持する手段は、前記被処理物及びモニタ基板を
搭載したトレーと、処理室内に固定された固定部に分離
可能であると共に、前記被処理物及びモニタ基板を搭載
したトレーを処理室外部から出し入れ可能としたドライ
エッチング装置としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図3により説明する。図1は本発明によるドライエ
ッチング装置の一実施形態を示すイオンビームエッチン
グ装置の全体構成の縦断面図、図2は図1の要部の断面
図、図3は本実施形態のイオンビームエッチング装置に
おける測定電圧の時間変化を示す特性図である。
【0010】図1に示すイオンビームエッチング装置
は、マイクロ波放電によってプラズマを生成するイオン
源(符示せず)を有している。該イオン源は、プラズマ
生成室1が生成室壁2によって画成され、該生成室壁2
に導波管4及びガス導入管21が夫々接続されている。
プラズマ生成室1は、図1において横方向である内径が
φ700mm、高さ方向である奥行きが200mmの大きさ
をなしており、例えばステンレスのような非磁性材の生
成室壁2によりその下端が開口されている。導波管4
は、プラズマ生成室1の上部中央に接続され、制御手段
41の指令によりマイクロ波発振器40で発生させた周
波数2.45GHz のマイクロ波をプラズマ生成室1に
供給する。導波管4には気密を保つためマイクロ波導入
窓20が取付けられている。ガス導入管21はプラズマ
生成に必要な特定のガス、例えばアルゴンなどをプラズ
マ生成室1に供給するものである。
【0011】また、前記生成室壁2の外周部には永久磁
石列5が配設されており、プラズマ生成室1内に電子サ
イクロトロン共鳴磁場をもつ静磁場を発生させている。
【0012】さらに、前記生成室壁2の開口部には互い
に所定の間隔をもつと共に所定の大きさで形成された複
数の孔を有するスクリーン電極3が取付けられ、しかも
スクリーン電極3の下方位置に該スクリーン電極3と同
様の孔を有するイオン引出し電極6が取付けられ、該イ
オン引出し電極6が、プラズマ生成室1で生成されたプ
ラズマからイオンのみを下方に引き出し、これをイオン
ビームとしている。なお、イオン引出し電極6及びスク
リーン電極3の複数の孔が分布している領域はφ600
mmの大きさをなしている。
【0013】そして、生成室壁2の下端のフランジ部2
aには絶縁スペーサ7を介して処理室壁15が接続され
ている。該処理室壁15は、プラズマ生成室1の下方
に、処理室29を画成している。該処理室29は、引出
し電極6によって引出されたイオンビームを被処理物1
7に照射し、該被処理物17をエッチングするための空
間であり、その内部においてイオンビームの中和手段た
るフィラメント8が引出し電極6と被処理物17との間
に配設されている。
【0014】前記被処理物17はトレー39の上に複数
取りつけられていて、該トレー39は、処理室壁15に
対して回転運動が可能な公転ステージ22上において所
定の回転半径位置に回転軸を有する様に複数配置された
自転ステージ23の各々の上に1つずつ取りつけられて
いる。これら複数のトレーのうち、1つのトレー上に
は、被処理物17と並んでモニタ基板30が取り付けら
れており、前記被処理物17とともにイオンビームが照
射される位置に保持されている。
【0015】前記モニタ基板30は、図2に詳細に示す
如く、導電性を有する基材30aの上に絶縁膜30bが
形成されてなり、前記トレー39の上に絶縁スペーサ3
3を介して保持されている導電性部材32の上に配置さ
れ、クランプ31によってトレー39に固定されてい
る。本実施の形態においては、前記導電性を有する基材
30aはシリコンで、前記絶縁膜30bはシリコン酸化
膜または窒化膜で形成されている。そして、前記トレー
39が自転ステージ23上に搭載されることにより、該
自転ステージ23内部に絶縁スペーサ35を介して保持
された電流端子34のバネ状先端部と、前記導電性部材
32とが電気的に接触する。電流端子34は抵抗36の
一端に接続され、該抵抗36の他端は、処理室壁15と
同電位に接地されている。そして、該抵抗36の両端に
電圧モニタ37が接続されていて、基材30aに流入す
る荷電粒子電流が通過する際に前記抵抗36の両端に発
生する電圧を測定する装置構成となっている。
【0016】なお、前記モニタ基板30を搭載したトレ
ーを含め被処理物17を搭載した複数のトレー39は何
れも自転ステージ23と容易に分離され、ゲート弁42
を通過して、処理室29の外部から出し入れ可能となっ
ている。
【0017】本実施形態のイオンビームエッチング装置
は、上記の如き構成よりなるので、以下、そのエッチン
グ動作について述べる。まず、処理室29を図示してい
ない真空ポンプを用いて排気することにより、1×10
-6Torr以下にする。次いで、プラズマ生成室1内にガス
導入管21から、アルゴン等の特定ガスを供給し、プラ
ズマ生成室1の圧力を5×10-5〜5×10-4Torrとし
たところで、制御手段41の指令によりマイクロ波発振
器40で発生させた周波数2.45GHz のマイクロ波
をプラズマ生成室1に導入する。
【0018】これにより、プラズマ生成室1では供給さ
れたガスがマイクロ波によりプラズマ化されるが、プラ
ズマ中の電子のサイクロトロン共鳴周波数とマイクロ波
の周波数が一致する磁場強度、本例では約875Gの場
所において、マイクロ波が効率的にプラズマ中の電子に
吸収されることとなり、そのために生じた高エネルギー
電子がガスを電離することにより、高密度のプラズマを
生成することができる。
【0019】そして、処理室壁15に対し、イオン源の
生成室壁2が正電位に設定され、しかもイオン引出し電
極6が負電位に設定されていることにより、イオン引出
し電極6により、プラズマ生成室1内の高密度プラズマ
からイオンのみがイオンビームとして処理室29側へ引
き出される。また、イオンビームが引出されると、あら
かじめ加熱電力を与えられ、かつ、処理室壁15に対し
負電位を与えられたフィラメント8から該イオンビーム
に対して中和電子が供給される。
【0020】前記イオンビームが、処理室29の内部に
おいて、公転ステージ22及び自転ステージ23によっ
て自公転運動をしているトレー39の上に搭載された被
処理物17に照射されることにより、該被処理物17に
対して高均一なイオンビームエッチングを施すことがで
きる。
【0021】次に、前記イオンビームエッチング装置に
おける本発明に係るエッチング量の制御方法につき説明
する。まず、エッチングを開始する前に、事前に実測に
より決定されてある電圧モニタ37の測定電圧のしきい
値と、被処理物17と絶縁膜30bのエッチング速度比
(被処理物17のエッチング速度/絶縁膜30bのエッ
チング速度、これをRとする)と、絶縁膜30bの膜厚
(これをdとする)とを制御手段41に入力しておく。
また、同様に被処理物17に対する所望のエッチング量
(これをEとする)を制御手段41に入力しておく。な
お、本実施の形態においてはモニタ基板30を構成する
導電性を有する基材30aがシリコンであり、絶縁膜3
0bがシリコン酸化膜または窒化膜であるので、絶縁膜
の物性を安定して作製可能であり、前記絶縁膜30bの
膜厚dは、光干渉法等の光学的測定により、容易かつ高
精度に測定され、数値が決定されている。
【0022】しかる後、制御手段41の指令によりマイ
クロ波発振器40でマイクロ波を発生させることによ
り、前述した如くエッチング動作を開始する。これによ
り、被処理物17とともにイオンビームが照射される位
置に配置されているモニタ基板30表面の絶縁膜30b
がエッチングされ始まる。絶縁膜30bのエッチングが
進行し、導電性の基材30aの端面が露出すると、該基
材30aにイオンビーム及び中和電子からなる荷電粒子
電流が流入する。その際、一般にイオンと電子の流入量
が完全に同一であることは生じないので、抵抗36を適
切な抵抗値に選定することにより、電圧モニタ37によ
って計測可能な電圧を発生させることができる。
【0023】いま、モニタ基板30として、その絶縁膜
30bの膜厚がd=E/Rであるようなものを使用した
場合につき説明する。この場合には、前記電圧モニタ3
7による測定電圧が事前に入力されてあるしきい値を超
えた時点で、制御手段41の指令によりマイクロ波発振
器40のマイクロ波発生を停止し、エッチングを終了す
ることで、被処理物17に対して所望のエッチング量を
実現することができる。
【0024】一方、d<E/Rのモニタ基板を使用した
場合について、図3を用いて説明する。図3はこのとき
のエッチングの開始から終了に到るまでの電圧モニタ3
7による測定電圧の時間変化を示したものである。本図
においてt1は、測定電圧がエッチング開始から所定の
しきい値を越える時点までの正味のエッチング時間であ
って、異常放電等でエッチングが中断された場合に、そ
の中断時間は含めずに制御手段41により計測される。
このt1が計測された時点で、制御手段41において所
要エッチング時間t2を次式により算出する。
【0025】t2=(t1・E)/(R・d) そして、正味のエッチング時間がt2となった時点で、
制御手段41の指令によりマイクロ波発振器40のマイ
クロ波発生を停止し、エッチングを終了することで、被
処理物17に対して所望のエッチング量を実現すること
ができる。なお、この様にd<E/Rのモニタ基板を使
用する場合は、絶縁膜30bの膜厚dを厳密に作製する
必要がなく、容易にモニタ基板を作製することができ
る。
【0026】以上説明した本実施の形態におけるエッチ
ング量の制御方法によれば、被処理物とは別にモニタ基
板を用いるので、被処理物の材質を限定せずに所定のエ
ッチング量でエッチングを終了させることができる。ま
た、エッチング中にモニタ膜の膜厚を計測する必要がな
いことから、ドライエッチング装置にモニタ膜の膜厚計
測機構を付加する必要が無いので、装置構成を簡単にで
き、膜厚計測機構のメンテナンスによる稼動率の低下を
生じない。更に、ドライエッチング装置の外でモニタ基
板の絶縁膜の膜厚を測定できるので、光学的計測等によ
り高精度に膜厚を測定することができ、エッチング量制
御の高精度化を実現できる。
【0027】また、本実施の形態のイオンビーム処理装
置においては、被処理物とモニタ基板が同じトレー上に
取りつけられ、該トレーごと処理室外部から出し入れ可
能であるので、被処理物とモニタ基板の交換が容易に行
えることにより、装置の稼動率を向上することができ
る。
【0028】なお、上記実施の形態では本発明をイオン
ビームエッチング装置に適用した場合につき説明した
が、プラズマエッチング装置に対しても同様に本発明を
適応できる。また、電荷を持たない中性粒子ビームを被
処理物やモニタ基板に照射してドライエッチングを実施
する場合でも、モニタ基板の導電性を有する基材の端面
に中性粒子ビームが照射されると、該端面から2次電子
が発生するので、これを荷電粒子電流として検出するこ
とで、同様に本発明を適応できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上記説明したように構成され
ているので、簡単な装置構成で高稼動率を実現し、被処
理物の材質を限定せず、高精度に所定のエッチング量で
ドライエッチングを終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドライエッチング装置の一実施形
態を示すイオンビームエッチング装置の全体構成の縦断
面図である。
【図2】図1の要部の断面図である。
【図3】図1及び図2に示したイオンビームエッチング
装置における測定電圧の時間変化を示す特性図である。
【符号の説明】
1…プラズマ生成室、2…プラズマ生成室壁、3…スク
リーン電極、4…導波管、5…永久磁石列、6…引出し
電極、7,35…絶縁スペーサ、8…フィラメント、1
5…処理室壁、17…被処理物、20…マイクロ波導入
窓、21…ガス導入管、22…公転ステージ、23…自
転ステージ、29…処理室、30…モニタ基板、30a
…導電性を有する基材、30b…絶縁膜、31…クラン
プ、32…導電性部材、36…抵抗、37…電圧モニ
タ、39…トレー、40…マイクロ波発振器、41…制
御手段、42…ゲート弁、t1…測定電圧がしきい値を
超えるまでのエッチング時間、t2…所望のエッチング
量を実現するために必要な算出エッチング時間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 BB01 CC31 DD00 FF51 FF61 PP11 4G075 AA30 AA62 AA65 BC06 CA22 CA26 CA47 DA02 FB04 FC15 5F004 BA00 BA16 BB14 CB05 CB15 DA23 DB03 DB07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理物をドライエッチングする際に、該
    被処理物とは別に、導電性を有する基材の表面に所定の
    膜厚の絶縁膜を形成してなるモニタ基板を用意し、該モ
    ニタ基板を前記被処理物と同時にエッチングし、該モニ
    タ基板の絶縁膜がエッチング除去されて前記基材の端面
    が露出されたときに流れる荷電粒子電流を検出し、該検
    出時点でエッチングを終了させることを特徴とするドラ
    イエッチングのエッチング量制御方法。
  2. 【請求項2】被処理物をドライエッチングする際に、該
    被処理物とは別に、導電性を有する基材の表面に絶縁膜
    を形成してなるモニタ基板を用意し、該モニタ基板を前
    記被処理物と同時にエッチングし、該モニタ基板の絶縁
    膜がエッチング除去されて前記基材の端面が露出された
    ときに流れる荷電粒子電流を検出し、該検出時点までの
    エッチング時間と、エッチング前に測定されてある前記
    絶縁膜の膜厚とから前記被処理物を所望量エッチングす
    るのに必要な所要エッチング時間を算出し、該所要エッ
    チング時間経過時点でエッチングを終了させることを特
    徴とするドライエッチングのエッチング量制御方法。
  3. 【請求項3】前記絶縁膜の膜厚は光学的に測定されたこ
    とを特徴とする請求項2記載のドライエッチングのエッ
    チング量制御方法。
  4. 【請求項4】前記基材がシリコンであって、絶縁膜がシ
    リコンの酸化膜または窒化膜であることを特徴とする請
    求項1,2、又は3に記載のドライエッチングのエッチ
    ング量制御方法
  5. 【請求項5】被処理物をドライエッチングする処理室
    と、該処理室内にプラズマまたは粒子ビームを発生する
    手段と、前記プラズマまたは粒子ビームが照射される前
    記処理室内に配置された前記被処理物を保持する手段、
    及びモニタ基板を保持する手段と、前記モニタ基板の導
    電性を有する基材に流入する電流を検出する手段と、前
    記モニタ基板の基材に流入する電流の検出を受けて所定
    の演算動作を実行し、エッチングを終了させる制御手段
    とを備えていることを特徴とするドライエッチング装
    置。
  6. 【請求項6】被処理物をドライエッチングする処理室
    と、該処理室内にプラズマまたは粒子ビームを発生する
    手段と、前記プラズマまたは粒子ビームが照射される前
    記処理室内に配置された前記被処理物を保持する手段及
    びモニタ基板を保持する手段と、前記モニタ基板の導電
    性を有する基材に流入する電流を検出する手段と、前記
    モニタ基板の基材に流入する電流の検出を受けて所定の
    演算動作を実行し、エッチングを終了させる制御手段と
    を備え、前記被処理物及びモニタ基板を保持する手段
    は、前記被処理物及びモニタ基板を搭載したトレーと、
    処理室内に固定された固定部に分離可能であると共に、
    前記被処理物及びモニタ基板を搭載したトレーを処理室
    外部から出し入れ可能としたことを特徴とするドライエ
    ッチング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010054456A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Ulvac Japan Ltd 質量分析法、質量分析用試料の作製方法および作製装置
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