JP2002367381A - 不揮発性半導体メモリ装置およびその書き込み方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置およびその書き込み方法

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JP2002367381A
JP2002367381A JP2001170034A JP2001170034A JP2002367381A JP 2002367381 A JP2002367381 A JP 2002367381A JP 2001170034 A JP2001170034 A JP 2001170034A JP 2001170034 A JP2001170034 A JP 2001170034A JP 2002367381 A JP2002367381 A JP 2002367381A
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memory cell
threshold levels
memory device
semiconductor memory
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JP2001170034A
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English (en)
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Toshio Kobayashi
敏夫 小林
Toshio Terano
登志夫 寺野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5621Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using charge storage in a floating gate
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多値書き込みでは、ベリファイ回数が多くベリ
ファイを含めた書き込みサイクル時間が長い。また、電
力消費が大きい。 【解決手段】チャネルが形成される半導体と制御電極と
の間に積層された誘電体膜内に電荷を注入して、3値以
上のデータをメモリセルに書き込む工程が、基準となる
閾値レベルを設定する工程(不図示)と、電荷の注入に
よりさらにN(2以上の自然数)個の閾値レベルを設定
するプログラム工程(ST1〜ST3)と、設定した閾
値レベルのうちM(Nより小さい自然数)個の閾値レベ
ルをベリファイする工程(ST4)とを含む。ベリファ
イした結果、追加プログラムが必要な場合に、好適に、
N個の各閾値レベルに対し、それぞれ、ベリファイの結
果に応じて予め定められた条件を用いて追加プログラム
(ST1〜ST3)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャネルが形成さ
れる半導体と制御電極との間に積層された誘電体膜内に
電荷を注入して、3値以上のデータをメモリセルに書き
込む際にベリファイ工程を必要最小限に低減した不揮発
性半導体メモリ装置の書き込み方法に関する。また、本
発明は、上記書き込み方法を好適に実施できる構成を有
した不揮発性半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的にプログラムし一括消去可能な不
揮発性メモリ(フラッシュEEPROM)の素子構造の
代表的なものとして、チャネルが形成される半導体基板
と制御ゲート電極との間の誘電体膜内に単一の導電層を
埋め込んで電気的にフローティング状態としたFG型が
ある。
【0003】図11は、FG型メモリトランジスタの基
本構造を示す断面図である。チャネルが形成されるp型
半導体、たとえばp型半導体基板SUBの上に、二酸化
珪素からなるボトム誘電体膜BTMが形成され、その上
に、多結晶珪素からなるフローティングゲートFGが形
成されている。フローティングゲートFG上に、ONO
(Oxide-Nitride-Oxide) 膜からなるゲート間誘電体膜I
NTが形成され、その上に、多結晶珪素からなるコント
ロールゲートCGが形成されている。これらの積層膜の
両側の半導体基板SUB表面には、n型半導体からなる
ソース・ドレイン領域S/Dが形成されている。
【0004】FG型フラッシュメモリでは、たとえばチ
ャネル全面あるいはチャネル両側のソース・ドレイン不
純物領域S/DからFNトンネリングを利用して電荷を
フローティングゲートFGに注入したり、逆に、フロー
ティングゲートFG内の電荷を基板側に引き抜くことを
基本動作とする。この電荷の有無、電荷量の相違によっ
てメモリトランジスタの閾値電圧が変化する。たとえば
電子注入によって書き込みがされる場合、電子注入によ
ってnチャネル型メモリトランジスタの閾値電圧は消去
状態“1”から上昇して書き込み状態“0”に推移す
る。消去時には、フローティングゲートFGから電子を
引く抜くことによって閾値電圧が低下し、書き込み状態
“0”から消去状態“1”に戻される。また、読み出し
時には、この閾値電圧の違いに応じてメモリトランジス
タをオンまたはオフさせることで、記憶データをビット
線電位差に変換し、外部に出力する。
【0005】FG型フラッシュメモリの書き込み動作サ
イクルにおいて、所望の範囲内に閾値電圧が変化したか
否かを確認する読み出しステップとして、書き込みベリ
ファイが行われる。
【0006】FG型フラッシュメモリにおいて、3値以
上のデータを設定する多値化の方法として、下位の閾値
から上位に向かって1閾値ステップごとに書き込みとベ
リファイを繰り返し実行する逐次プログラム方法が一般
的である。
【0007】図12は、文献“A Selective Verify Sch
eme for Achieving a 5-MB/s Program Rate in 3-bit/c
ell Flash Memories, 2000 Symposium on VLSI Circuit
s Digest of Technical Papers, p166-167”に記載され
た逐次プログラム方法のシーケンスを示すフロー図であ
る。この図12は、図10(A)に示す4つの閾値レベ
ルを設定する場合の逐次プログラム手順を示す。初めに
基準となる閾値レベル“00”を設定する。コントロー
ルゲート(ワード線WL)に印加する電圧はV1<V2
<V3の関係を満たす3種類の電圧である。消去状態の
閾値に最も近い最下位の書き込み状態“01”の閾値設
定時には電圧V1を印加し、次の書き込み状態“10”
の閾値設定時には電圧V2を印加し、最上位の書き込み
状態“11”の閾値設定時には電圧V3を印加する。
【0008】図12に示すように、データロード(ST
0)の後、ステップST11において“01”のプログ
ラムを行い、ステップST12において“01”のベリ
ファイを行い、次のステップST13において、ベリフ
ァイの結果により全ての最下位の閾値レベルが正しく設
定されたかを確認する。閾値レベルの設定が完了してい
る場合は次のステップに進むが、未完了の場合は追加プ
ログラム,ベリファイおよび確認を、当該閾値レベルの
設定が完了するまで何回でも繰り返す。以後のステップ
ST21〜ST33において、このプログラム,ベリフ
ァイおよび確認の工程を、閾値レベル“10”,“1
1”のそれぞれに対し逐次実行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来のFG型の不
揮発性メモリ装置の多値書き込み方法では、プログラム
毎にベリファイ工程が必要となり、このため、行方向の
共通接続線(ワード線)および列方向の共通接続線(ビ
ット線等)を充放電する時間が繰り返し必要であった。
したがって、多値プログラムのサイクル時間が長く、こ
れが高速動作を阻害していた。また、共通接続線の充放
電による消費電力の増大も無視できない課題であった。
【0010】とくに、FG型メモリトランジスタの閾値
分布の分散は、後述するように0.15V前後と大き
く、ブロードな分布であるため、各閾値レベル間に十分
なマージンを確保しようとすると、1回のプログラムで
印加するパルスの時間を短くし、書き込む量を細かくす
る必要がある。このため、ステップSTx1〜STx3
(x=1,2,3)の繰り返し回数が増大し、トータル
のプログラムパルスの印加回数およびベリファイ回数は
極めて多くなるという不利益があった。
【0011】一方、前記した文献には、電圧をV1から
V3に変化させる間にセンスアンプの接続を適宜スイッ
チングすることにより、閾値レベル“01”,“10”
および“11”を連続してプログラムして、その後、各
閾値レベルを逐次ベリファイするプログラム方法が記載
されている。しかし、この方法を用いても、FG型メモ
リトランジスタ閾値分布がブロードであることから、1
回のプログラムで印加するパルスの時間を短くし、書き
込む量を細かくする必要があることに変わりない。した
がって、繰り返し回数が多く、ト−タルのプログラム回
数を極端に少なくできない。また、ベリファイ回数は低
減できない。以上の理由から、これらのプログラム方法
を用いる場合、多値プログラムサイクル時間の低減に限
界があり、さらなる高速化を図ることが困難であった。
とくに、4値以上の多値化では、FG型メモリトランジ
スタの閾値分布の収束性の悪さが、高速動作を益々困難
なものとし消費電力の増大を加速する致命的要因となっ
ていた。
【0012】本発明の第1の目的は、ベリファイ回数が
少なく、ベリファイを含めた書き込みサイクル時間が短
く、また、消費電力が少ない不揮発性半導体メモリ装置
の書き込み方法を提供することにある。本発明の第2の
目的は、上記書き込み方法を好適に実施可能な構成の不
揮発性メモリ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の第1の観点に係る不揮発性半導体メ
モリ装置の書き込み方法は、チャネルが形成される半導
体と制御電極との間に積層された誘電体膜内に電荷を注
入して、3値以上のデータをメモリセルに書き込む不揮
発性半導体メモリ装置の書き込み方法であって、上記書
き込み工程が、基準となる閾値レベルを設定するプログ
ラム工程と、上記電荷の注入によりさらにN(2以上の
自然数)個の閾値レベルを設定するプログラム工程と、
設定した閾値レベルのうちM(Nより小さい自然数)個
の閾値レベルをベリファイする工程とを含む。
【0014】上記M個の閾値レベルをベリファイした結
果、追加プログラムが必要な場合に、好適に、N個の各
閾値レベルに対し、それぞれ、上記ベリファイの結果に
応じて予め定められた条件を用いて追加プログラムを行
う工程を更に含む。Mが1である場合、好適に、上記ベ
リファイの対象となる閾値レベルが最上位の閾値レベル
である。また、好適に、上記メモリセルが、その上記半
導体と制御電極との間に積層された複数の誘電体膜内
に、情報を捕獲電荷量として記憶するための離散準位を
含む。
【0015】この不揮発性半導体メモリ装置の書き込み
方法では、消去状態から変化させる閾値レベル数Nより
少ないM個の閾値レベルに対しベリファイする。たとえ
ば、Mを1として、かつ、そのベリファイの対象となる
閾値レベルが最上位の閾値レベルであるとする。具体的
には、消去状態から変化させる複数の閾値レベルを逐
次、プログラムし、その後、最上位の閾値レベルのベリ
ファイを行う。このベリファイの結果、所定の閾値電圧
に達していない場合は、ベリファイ対象の閾値レベルを
含めて全ての書き込み対象の閾値レベルに対してそれぞ
れの閾値レベルに対応した条件で追加書き込みを行う。
その後、再度、ベリファイ対象の閾値レベルをベリファ
イする。ベリファイの結果、所定の閾値電圧に達してい
れば書き込みプログラムは終了する。所定の閾値電圧に
達していなければ、再度、全ての書き込み対象の閾値レ
ベルに対して追加書き込みを行う。このような書き込み
方法は、たとえばMONOS型のようにメモリトランジ
スタが離散準位に電荷を保持する閾値電圧の分散の狭い
不揮発性半導体メモリトランジスタの場合に好適に実施
できる。MONOS型メモリトランジスタの閾値分布の
分散は、FG型のそれより1/4未満と小さいからであ
る。
【0016】上記第2の目的を達成するために、本発明
の第2の観点に係る不揮発性半導体メモリ装置は、チャ
ネルが形成される半導体と制御電極との間に積層された
誘電体膜内に電荷を注入して、3値以上のデータをメモ
リセルに書き込む不揮発性半導体メモリ装置であって、
上記メモリセルを行列状に配置し、行方向および列方向
で結線したメモリセルアレイと、上記メモリセルの行方
向の共通接続線と列方向の共通接続線を駆動して、基準
となる閾値レベルを設定し、さらに上記電荷の注入によ
りN(2以上の自然数)個の閾値レベルを設定してプロ
グラムを行い、かつ、設定した閾値レベルのうちM(N
より小さい自然数)個の閾値レベルをベリファイする制
御回路とを有している。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る不揮発性メモリ装置の要部構成を示すブロック図であ
る。この不揮発性メモリ装置は、4Mbitのメモリセ
ルアレイMCAと、ロウデコーダR−DECを含むロウ
制御回路と、カラム制御回路CCと、ロジックコントロ
ーラLCを含むアドレス制御回路と、図示しない電源回
路などを有する。これらロウ制御回路,カラム制御回路
およびアドレス制御回路が、本発明の“制御回路”に該
当する。
【0018】メモリセルアレイMCAは、1本のワード
線に2048bitのメモリセルが接続され、ワード線
が約2k本存在し、4Mbitの記憶容量を有してい
る。各メモリセルは、例えば1つのメモリトランジスタ
から構成される。メモリトランジスタ間のビット線およ
びワード線等の接続方式には種々あり、NOR型、NA
ND型などに大別される。メモリセルの構成例は後述す
る。
【0019】ロウデコーダR−DECは、外部から入力
されたXアドレスに基づいて2k本のワード線の1本ま
たは複数本を選択して活性化する。
【0020】カラム制御回路CCは、I/Oピン数が8
本の場合を想定して構成されている。つまり、メモリセ
ルアレイMCAの(256×2k)bitを1つの単位
として、カラムデコーダC−DEC、1つのセンスアン
プSA、および図示しない256bit分のデータ保持
回路(データラッチ)を付属する。これに応じて、図1
では、メモリセルアレイMCAの(256×2k)bi
tそれぞれを、左からI/O0,I/O1,I/O2,
I/O3,I/O4,I/O5,I/O6,I/O7と
表記する。各カラムデコーダC−DECは、入力された
Yアドレスに基づいて約256本のビット線の1本を選
択し所定の電圧を印加する。書き込み時における、この
電圧としては、カラム制御回CC内の図示しないデータ
ラッチに格納されたライトデータに応じて決められる。
消去時および読み出し時には、所定の電圧が予め決めら
れている。センスアンプS/Aは256bitに1つ設
けられており、カラムデコーダC−DECが選択したビ
ット線に適宜接続され、選択メモリセルに対するビット
線電位差を増幅する。増幅後のデータは、再びデータラ
ッチに格納され、データバッファD−BUFを経て、リ
ードデータとして出力される。
【0021】図2には、メモリセルアレイMCAの(2
56×2k)bit部分の回路図を示す。メモリセルア
レイMCAの接続方式に限定はないが、ここでは、分離
ソース線NOR型が採用されている。すなわち、行列状
に配置したメモリセルMCを構成するメモリトランジス
タのうち、同一列のメモリトランジスタのソースがソー
ス線SL1,SL2,…に接続され、同一列のメモリト
ランジスタのドレインがビット線BL1,BL2,…に
接続されている。また、同一行のメモリトランジスタの
ゲートがワード線WL1,WL2,…に接続されてい
る。
【0022】メモリセルMCを構成するMONOS型メ
モリトランジスタの基本構造を、図3の概略断面図に示
す。チャネルが形成されるp型半導体、たとえばp型半
導体基板,p型ウエルまたはp型SOI(Silicon On In
sulator)層(以下、単に基板SUBという)の上に、ボ
トム誘電体膜BTMが形成されている。ボトム誘電体膜
BTMは、たとえば二酸化珪素, 酸化窒化珪素、トラッ
プの少ない窒化珪素またはそれらの積層体からなる。ボ
トム誘電体膜BTM上に電荷蓄積膜CHSが形成されて
いる。電荷蓄積膜CHSは、ボトム誘電体膜BTMより
電荷捕獲準位(電荷トラップ)が十分多い誘電体、たと
えば窒化珪素などの窒化物からなる。電荷蓄積膜CHS
上に、たとえば二酸化珪素などからなるトップ誘電膜T
OPが形成されている。電荷蓄積膜CHSが窒化珪素ま
たは酸化窒化珪素からなりトップ誘電膜TOPが二酸化
珪素からなる場合は、その両者の界面付近に電荷蓄積を
主に担う深い電荷トラップが形成される。これら3層の
膜により、ゲート誘電体膜GDが構成されている。ゲー
ト誘電体膜GD上に、多結晶珪素からなりワード線とし
て機能するゲート電極GEが形成されている。
【0023】これらの積層膜の両側の半導体基板SUB
表面には、n型半導体からなるソース・ドレイン領域S
/Dが形成されている。ソース・ドレイン領域S/D自
身をソース線またはビット線としてもよい。あるいは、
ソース線およびビット線は、このソース・ドレイン領域
S/Dと、上層の配線層とにより階層化した構造として
もよい。
【0024】このようなMONOS型メモリトランジス
タは、閾値電圧分布の収束性が極めて良好である。図4
は、MONOS型不揮発性メモリ装置において、プログ
ラミング時間と閾値電圧変化との関係を示すグラフであ
る。このグラフは、4MbitのメモリセルアレイMC
A内の全てのメモリセルMCについて、その閾値電圧の
平均値をプログラミング時間ごとにプロットしたもので
ある。また、各プログラム時間における、閾値電圧分布
を図5(A)〜図7(C)に示す。こららの図において
横軸は閾値電圧Vthを表し、縦軸は4Mbitのメモ
リセルアレイMCA内のビット数を表す。これらの図か
ら、書き込み状態の閾値電圧Vthwの分散σの平均値
は、約0.038Vと極めて小さいことが分かる。これ
は、電荷蓄積手段が離散準位からなるためであり、MO
NOS型の大きな特長である。この特長はMNOS型で
も同じと考えられる。
【0025】消去状態の閾値電圧Vtheの分散σの平
均値も同様に調べた。また、文献に記載されたFG型メ
モリトランジスタの閾値電圧分布の分散値を拾った。こ
れらの結果を、図8の表にまとめた。図8から分かるよ
うに、MONOS型メモリトランジスタの閾値電圧の分
散σは、FG型の1/4未満であり、MONOS型メモ
リトランジスタの閾値電圧の収束性の良さを実証するこ
とができた。
【0026】本発明では、このMONOS型メモリトラ
ンジスタの特長を生かし、多値メモの書き込みサイクル
時間を低減する。すなわち、消去状態の閾値電圧を基準
となる電圧とし、その電圧から変化させる閾値レベルの
全てに対してベリファイを行うことはしないで、その幾
つかの閾値レベルのみベリファイにより確認する。言い
換えると、消去状態から変化させる閾値レベル数をN
(2以上の自然数)、ベリファイ対象の閾値レベル数を
M(自然数)とすると、M<Nが成り立つ書き込みシー
ケンスとする。以下、Mが1で、かつ、ベリファイ対象
の閾値レベルが最上位の場合を詳細に説明する。前記し
たように閾値電圧分布の収束性が良いMONOS型では
閾値レベルを1つ確認すれば他の閾値レベルの推定は精
度よく行うことができ、また、最上位の閾値レベルから
の内挿による他の閾値レベルの推定が最も精度よくなる
からである。このようなベリファイ対象の閾値レベルを
限定し他の閾値レベルを確認しないことは、閾値電圧分
布が揃ったMONOS型などの離散化された電荷捕獲準
位を有した不揮発性メモリ装置との組合せによって容易
に実現でき、従来のFG型では容易ではない。
【0027】図9は、本実施形態に係るプログラム手順
を示すフロー図である。このプログラムでは、基準とな
る電圧(“00”データ)を設定した後、まず、ステッ
プST0において、データロードを行う。すなわち、各
ビット線BL1,BL2,…に接続されたデータラッチ
D−LATに書き込みデータを格納する。このとき、書
き込まれるビット数と同じだけのデータが格納される。
すなわち、ここでは約2kbit分のデータがデータラ
ッチD−LATに格納される。
【0028】つぎに、ステップST1〜ST3におい
て、3つの閾値電圧のページプログラムを逐次行う。ペ
ージプログラムは3回行われ、それぞれのプログラム
は、1本のワード線に接続された2048bitのメモ
リセルMC群から必要なセルを選択して実行される。こ
の3回のプログラムでは、図10(A)に示す電圧V
1,V2,V3が順次ワード線に印加され、図10
(B)に示す電圧0Vまたは4Vがビット線とソース線
に印加される。
【0029】具体的には、まず、ステップST1におい
て、データラッチD−LATに格納されたデータに基づ
いて、消去状態の“00”データのままとしておくべき
メモリセルが接続されたビット線およびソース線に書き
込み禁止電圧、たとえば4Vを印加する。この書き込み
禁止電圧はプログラム期間中は維持される。つぎに、ロ
ウデコーダR−DECがワード線WL1,WL2,…の
何れか1本を選択し、そのワード線に電圧V1のプログ
ラムパルスを印加する。すると、書き込み禁止の“0
0”セルを除く全てのメモリセルにおいて、たとえばチ
ャネル全面から電子が注入され、それらの閾値電圧が上
昇する。これによって、ページ内で“00”セルを除く
他の全てのメモリセルに“01”データがプログラムさ
れる。
【0030】ステップST2において、データラッチD
−LATに格納されたデータに基づいて、“00”セル
と同じように、“01”データのままとしておくべきメ
モリセルが接続されたビット線およびソース線の電圧を
0Vから書き込み禁止電圧、たとえば4Vに変化させ
る。この書き込み禁止電圧はプログラム期間中は維持さ
れる。他のビット線,ソース線は0Vを維持する。そし
て、上記選択されたワード線電圧に電圧V2のプログラ
ムパルスを印加する。すると、書き込み禁止の“0
0”,“01”セルを除く全てのメモリセルにおいて、
たとえばチャネル全面から電子が注入され、それらの閾
値電圧が更に上昇する。これによって、ページ内で“0
0”“01”データに加え“10”データまでのプログ
ラムが完了する。
【0031】ステップST3において、データラッチD
−LATに格納されたデータに基づいて、“00”,
“01”セルと同じように、“10”データのままとし
ておくべきメモリセルが接続されたビット線およびソー
ス線の電圧を0Vから書き込み禁止電圧、たとえば4V
に変化させる。この書き込み禁止電圧はプログラム期間
中は維持される。他のビット線,ソース線は0Vを維持
する。そして、上記選択されたワード線電圧に電圧V3
のプログラムパルスを印加する。すると、書き込み禁止
の“00”,“01”,“10”セルを除く全てのメモ
リセルにおいて、たとえばチャネル全面から電子が注入
され、それらの閾値電圧が更に上昇する。これによっ
て、ページ内で“00”,“01”,“10”データに
加え“11”データがプログラムされ1回目のプログラ
ムが完了する。
【0032】ステップST4では、書き込みが適正に行
われたか否かを確認する書き込みベリファイを実行す
る。この書き込みベリファイは、データラッチD−LA
Tに格納されたデータに基づいて“11”セルに対し実
行される。このベリファイは、ワード線ごとに1個また
は所定数個のメモリセルで行う。あるいは、メモリセル
アレイMCAとは別に設けられた参照セルに対して行
う。この後者の場合、参照セルは各行ごとにメモリセル
MCとワード線を共通にして設けられ、この参照セルに
対し、メモリセルアレイMCAのプログラムと同時に
“11”データが予め記憶されている。以下の説明で
は、メモリセルアレイMCAの(256×2k)bit
部分I/Ox(x=0〜7)のそれぞれに1個の“1
1”セルをベリファイする場合を例示する。
【0033】メモリセルアレイMCAの(256×2
k)bit部分I/Ox(x=0〜7)内それぞれで
“11”セルが選択され、そのビット線とソース線にセ
ンスアンプS/Aが接続される。また、そのビット線と
ソース線との間に電圧1.5Vが印加され、その後、ビ
ット線電位はフローティングとなる。選択行のワード線
電圧に2Vが印加された後、“11”セルに接続された
センスアンプが活性化される。これにより、この“1
1”セルの記憶データがビット線の電位差に変換されて
読み出される。
【0034】ステップST5では、全ての“11”セル
でプログラムが適正に行われたか否かを調べる。その結
果、適正な書き込みが全ての“11”セルで完了したと
判断された場合は、そのベリファイ結果が、読み出しを
行ったビット線に接続されたデータラッチに格納され
る。一方、適正な書き込みが終了していない“11”セ
ルがある場合、そのセルを含むI/Oxに対し、ステッ
プST5で適正な書き込み終了と判断されるまで、追加
プログラム(ステップST1〜ST3),ベリファイ
(ステップST4)および判断(ステップST5)を繰
り返す。
【0035】具体的には、複数の“11”セルのうち追
加プログラムが必要なセルをベリファイ結果に応じて選
択し、選択された“11”セルに対し、リファレンスと
するセルを基準に所定の閾値シフト量が得られるような
条件で追加プログラムを実施する。ここで、ベリファイ
結果に応じた追加プログラム条件に関し、追加プログラ
ムを既定値の1種類の短時間パルスの印加で行うことと
し、たとえば、“01”レベルに対しては1回、“1
0”レベルには2回、“11”レベルには3回とそのパ
ルスの印加回数を決めておく。これにより1回のベリフ
ァイの結果に応じて、次の追加プログラム条件が定ま
る。そして、ほとんどの場合、追加プログラムは1回で
済ませることが出来る。
【0036】本実施形態では、このような書き込み手順
によって、たとえば、“01”プログラム時には、“0
1”、“10”、“11”を書き込むべき各セルにパル
スを印加し、“10”プログラム時には、“10”、
“11”を書き込むべき各セルにパルスを印加し、“1
1”プログラム時には、“11”を書き込むべきセルに
のみパルスを印加するという方法を採用することが出来
る。この場合、従来方法に比較してパルス印加積算時間
とベリファイ回数とともに1/2となる。また、ベリフ
ァイに関する消費電力が数桁、低減する。
【0037】なお、本実施形態では種々の変更が可能で
ある。メモリセルアレイの各ビット線ごとにセンスアン
プが設けられ、ベリファイ動作を一括して行うビット毎
ベリファイを想定した構成の不揮発性メモリ装置に対し
ても本発明の適用が可能である。ただし、本発明の書き
込み方法では、センスアンプをビット線ごとに設ける利
点がなく、むしろエリアペナルティを被るため、上記実
施形態のように複数のビット線ごとにセンスアンプを設
ける構成が、より望ましい。また、プログラム時のワー
ド線電圧を一定として、ビット線やソース線の電圧を多
値化する方法でも本発明の適用が可能である。この場
合、図9のステップST1〜ST3は一括して行なわ
れ、プログラム時間の低減が可能となる。
【0038】メモリトランジスタは、MONOS型に限
定されず、MNOS型などでもよい。書き込み,消去方
法は、チャネル全面FNトンネリング注入に限らず、直
接トンネリング注入、チャネルホット電荷注入、ソース
サイド・ホット電荷注入、バンド−バンド間トンネリン
グに起因したホット電荷注入など、種々の書き込み/消
去方法が適用できる。電荷蓄積手段が離散化されている
ので、その分布領域の両側に独立に多値データを記憶す
ることもできる。とくに、MONOS型など離散準位を
利用した不揮発性メモリ装置では、閾値電圧分布幅が狭
いためベリファイ回数を減らした多値化がFG型より容
易であり、ビットコストの低減が容易である。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体メモリ装置
およびその書き込み方法によれば、従来のFG型と比較
すると、検証読み出し(ベリファイ)が少ない分だけベ
リファイを含む書き込みサイクルの時間が短い。また、
書き込み時に消費する電力が削減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリ装置
の要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るメモリセルアレイの
(256×2k)bit部分の回路図を含むブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係るMONOS型メモリ
トランジスタの基本構造を示す概略断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る4MbitのMON
OS型メモリセルアレイにおいて、プログラミング時間
と閾値電圧変化との関係を示すグラフである。
【図5】(A)および(B)は、本発明の実施の形態に
係る4MbitのMONOS型メモリセルアレイにおい
て、プログラム時間0sと2μsでの閾値電圧分布を示
す図である。
【図6】(A),(B)および(C)は、本発明の実施
の形態に係る4MbitのMONOS型メモリセルアレ
イにおいて、それぞれプログラム時間10μs,100
μsおよび1msでの閾値電圧分布を示す図である。
【図7】(A),(B)および(C)は、本発明の実施
の形態に係る4MbitのMONOS型メモリセルアレ
イにおいて、それぞれプログラム時間10ms,100
msおよび1sでの閾値電圧分布を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る4MbitのMON
OS型メモリセルアレイにおける、書き込み状態と消去
状態の閾値電圧の分散を、文献に記載されたFG型メモ
リトランジスタのそれと比較した表である。
【図9】本発明の実施の形態に係るプログラム手順を示
すフロー図である。
【図10】(A)は、本発明の実施の形態に係る多値プ
ログラムの閾値分布とワード線印加電圧との関係を示す
図である。(B)は、本発明の実施の形態に係る多値プ
ログラム時のビット線およびソース線電圧の具体例をま
とめた表である。
【図11】従来のFG型メモリトランジスタの基本構造
を示す概略断面図である。
【図12】従来のプログラム手順の典型例を示すフロー
図である。
【符号の説明】
SUB…基板(チャネルが形成される半導体)、BTM
…ボトム誘電体膜、CHS…電荷蓄積膜、TOP…トッ
プ誘電膜、GE…ゲート電極(制御電極)、S/D…ソ
ース・ドレイン領域、MCA…メモリセルアレイ、MC
…メモリセル、BL1等…ビット線、SL1等…ソース
線、WL1等…ワード線、CC…カラム制御回路(制御
回路の一部)、SA…センスアンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 Fターム(参考) 5B025 AA03 AA07 AB01 AB03 AC01 AD04 AD05 AE05 AE06 5F083 EP18 EP23 EP44 EP77 ER03 ER06 ER09 ER14 ER19 ER21 GA05 HA02 JA04 JA32 KA06 KA12 ZA20 ZA21 5F101 BA46 BB05 BC02 BC11 BD02 BE02 BE05 BE07 BH26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャネルが形成される半導体と制御電極と
    の間に積層された誘電体膜内に電荷を注入して、3値以
    上のデータをメモリセルに書き込む不揮発性半導体メモ
    リ装置の書き込み方法であって、 上記書き込み工程が、 基準となる閾値レベルを設定するプログラム工程と、 上記電荷の注入によりさらにN(2以上の自然数)個の
    閾値レベルを設定するプログラム工程と、 設定した閾値レベルのうちM(Nより小さい自然数)個
    の閾値レベルをベリファイする工程とを含む不揮発性半
    導体メモリ装置の書き込み方法。
  2. 【請求項2】上記M個の閾値レベルをベリファイした結
    果、追加プログラムが必要な場合に、N個の各閾値レベ
    ルに対し、それぞれ、上記ベリファイの結果に応じて予
    め定められた条件を用いて追加プログラムを行う工程を
    更に含む請求項1記載の不揮発性半導体メモリ装置の書
    き込み方法。
  3. 【請求項3】Mが1である請求項1記載の不揮発性半導
    体メモリ装置の書き込み方法。
  4. 【請求項4】上記ベリファイの対象となる閾値レベルが
    最上位の閾値レベルである請求項3記載の不揮発性半導
    体メモリ装置の書き込み方法。
  5. 【請求項5】上記メモリセルが、その上記半導体と制御
    電極との間に積層された複数の誘電体膜内に、情報を捕
    獲電荷量として記憶するための離散準位を含む請求項1
    記載の不揮発性半導体メモリ装置の書き込み方法。
  6. 【請求項6】チャネルが形成される半導体と制御電極と
    の間に積層された誘電体膜内に電荷を注入して、3値以
    上のデータをメモリセルに書き込む不揮発性半導体メモ
    リ装置であって、 上記メモリセルを行列状に配置し、行方向および列方向
    で結線したメモリセルアレイと、 上記メモリセルの行方向の共通接続線と列方向の共通接
    続線を駆動して、基準となる閾値レベルを設定し、さら
    に上記電荷の注入によりN(2以上の自然数)個の閾値
    レベルを設定してプログラムを行い、かつ、設定した閾
    値レベルのうちM(Nより小さい自然数)個の閾値レベ
    ルをベリファイする制御回路とを有した不揮発性半導体
    メモリ装置。
  7. 【請求項7】上記メモリセルが、その上記半導体と制御
    電極との間に積層された複数の誘電体膜内に、情報を捕
    獲電荷量として記憶するための離散準位を含む請求項6
    記載の不揮発性半導体メモリ装置。
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