JP2002366951A - 出力制御装置および出力制御方法および記憶媒体およびプログラム - Google Patents

出力制御装置および出力制御方法および記憶媒体およびプログラム

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JP2002366951A JP2001173510A JP2001173510A JP2002366951A JP 2002366951 A JP2002366951 A JP 2002366951A JP 2001173510 A JP2001173510 A JP 2001173510A JP 2001173510 A JP2001173510 A JP 2001173510A JP 2002366951 A JP2002366951 A JP 2002366951A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力される画像の画質の著しい低下を回避し
つつ、グラデーション描画領域の色の算出時間を短縮
し、また、メモリ使用量を削減することである。 【解決手段】 データ解析部310が解析したデータが
2点あるいは3点で囲まれた領域に対して色を変えて描
画するグラデーション描画が指示されているかどうかを
判断して、エッジ位置算出部312がグラデーション描
画領域内のピクセルの色を算出する間隔を決定し、該決
定した間引きレベルによりグラデーションデータ作成部
313がグラデーション描画のデータを作成する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の外部機器装置によって作成されたページ記述言語
(以後、PDLとする。)データを受信し、ページ記述
言語データを解析して、ラスタライズしたラスタデータ
をエンジンに出力する出力制御装置および出力制御方法
および記憶媒体およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ホストコンピュータにおけるDT
Pやプレゼンテーションソフトが高機能化し、容易に複
雑な描画を表現することができるようになってきた。こ
れらのアプリケーションソフトにより印刷を行う場合、
複雑な描画データはプリンタドライバによって最適なP
DLデータに変換され、プリンタに送信される。この
際、プリンタが受信したPDLデータは、プリンタコン
トローラにおいて、解析処理を行い、コマンドに従って
高速に展開処理し、プリンタエンジンのパフォーマンス
を落とすことなく高速かつ高画質な出力を実現してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピクセ
ル間で色を少しずつ変えて描画するグラデーション描画
を行う場合、プリンタドライバでグラデーション描画コ
マンドのPDLデータをプリンタに送信し、プリンタコ
ントローラにおいて展開すると、グラデーション描画領
域の全ての色を算出するのに非常に時間がかかるととも
に、グラデーション描画領域が大きいと非常に多くのメ
モリを必要とする。
【0004】また、ホストコンピュータのプリンタドラ
イバにおいて展開処理をすると、データ量の増加に伴
い、データ転送に時間がかかるといった問題があり、プ
リンタエンジンのパフォーマンスを低下させる要因とな
っている。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、解析したデータが2
点あるいは3点で囲まれた領域に対して色を変えて描画
するグラデーション描画が指示されているかどうかを判
断して、グラデーション描画領域内のピクセルの色を算
出する間隔を決定し、該決定した間引きレベルによりグ
ラデーション描画のデータを作成することにより、外部
装置からグラデーション描画を伴う出力データが入力さ
れた場合に、出力される画像の画質の著しい低下を回避
しつつ、グラデーション描画領域の色の算出時間を短縮
し、また、メモリ使用量を削減することができるととも
に、ユーザによる操作に基づき、画像出力状況に応じて
画質や処理スピードを自在に切り替えることが可能とな
る出力制御装置および出力制御方法および記憶媒体およ
びプログラムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、ユーザ選択されたグラデーション描画の処理方式が
添付ページ記述言語データを外部機器装置から受信して
解析し、該解析したデータに対して展開処理を行う出力
制御装置であって、該解析したデータが2点あるいは3
点で囲まれた領域に対して色を変えて描画するグラデー
ション描画が指示されているかどうかを判断する判断手
段(図3に示すデータ解析部310に相当)と、判断手
段により2点あるいは3点で囲まれた領域に対して色を
変えて描画するグラデーション描画が指示されていると
判断した場合に、グラデーション描画領域内のピクセル
の色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定手段
(図3に示す間引きレベル判定部311,エッジ位置算
出部312に相当)と、間引きレベル決定手段により決
定した間引きレベルによりグラデーション描画のデータ
を作成する描画データ作成手段(図3に示すグラデーシ
ョンデータ作成部313に相当)とを有することを特徴
とする。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記外部機器
装置は、所定のユーザインタフェースを介して、所望の
グラデーション描画の処理方式を選択可能とすることを
特徴とする。
【0008】本発明に係る第3の発明は、間引きレベル
決定手段は、グラデーション描画の処理方式とグラデー
ション描画領域の幅を算出する幅算出手段(図3に示す
幅算出部320に相当)と、グラデーション描画領域内
の色数を算出する色数算出手段(図3に示す色数算出部
321に相当)とを有し、幅算出手段により算出される
処理方式と幅、および色数算出手段により算出される色
数とに基づき、間引きレベルを決定することを特徴とす
る。
【0009】本発明に係る第4の発明は、幅算出手段
は、グラデーション描画領域を含む矩形領域の幅である
ことを特徴とする。
【0010】本発明に係る第5の発明は、色数算出手段
は、グラデーション描画領域内のグレイ出力の場合は最
高輝度レベルと最低輝度レベルの差を色数とし、カラー
出力の場合は、各プレーン毎に最高輝度レベルと最低輝
度レベルの差を算出し、最大の値を色数とすることを特
徴とする。
【0011】本発明に係る第6の発明は、幅算出手段
は、グラデーション描画領域の全スキャンラインのうち
の最大幅を算出することを特徴とする。
【0012】本発明に係る第7の発明は、ユーザ選択さ
れたグラデーション描画の処理方式が添付ページ記述言
語データを外部機器装置から受信して解析し、該解析し
たデータに対して展開処理を行う出力制御装置における
出力制御方法であって、該解析したデータが2点あるい
は3点で囲まれた領域に対して色を変えて描画するグラ
デーション描画が指示されているかどうかを判断する判
断ステップ(図8に示すステップS503に相当)と、
判断ステップにより2点あるいは3点で囲まれた領域に
対して色を変えて描画するグラデーション描画が指示さ
れていると判断した場合に、グラデーション描画領域内
のピクセルの色を算出する間隔を決定する間引きレベル
決定ステップ(図8に示すステップS506に相当)
と、間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレ
ベルによりグラデーション描画のデータを作成する描画
データ作成ステップ(図8に示すステップS508に相
当)とを有することを特徴とする。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記外部機器
装置は、所定のユーザインタフェースを介して、所望の
グラデーション描画の処理方式を選択可能とすることを
特徴とする。
【0014】本発明に係る第9の発明は、間引きレベル
決定ステップは、グラデーション描画の処理方式とグラ
デーション描画領域の幅を算出する幅算出ステップ(図
11に示すステップS701)と、グラデーション描画
領域内の色数を算出する色数算出ステップ(図11に示
すステップS702)とを有し、幅算出ステップにより
算出される処理方式と幅、および色数算出ステップによ
り算出される色数とに基づき、間引きレベルを決定する
ことを特徴とする。
【0015】本発明に係る第10の発明は、幅算出ステ
ップは、グラデーション描画領域を含む矩形領域の幅を
算出することを特徴とする。
【0016】本発明に係る第11の発明は、色数算出ス
テップは、グラデーション描画領域内のグレイ出力の場
合は最高輝度レベルと最低輝度レベルの差を色数とし、
カラー出力の場合は、各プレーン毎に最高輝度レベルと
最低輝度レベルの差を算出し、最大の値を色数とするこ
とを特徴とする。
【0017】本発明に係る第12の発明は、幅算出ステ
ップは、グラデーション描画領域の全スキャンラインの
うちの最大幅を算出することを特徴とする。
【0018】本発明に係る第13の発明は、ユーザ選択
されたグラデーション描画の処理方式が添付ページ記述
言語データを外部機器装置から受信して解析し、該解析
したデータに対して展開処理を行う出力制御装置に、該
解析したデータが2点あるいは3点で囲まれた領域に対
して色を変えて描画するグラデーション描画が指示され
ているかどうかを判断する判断ステップ(図8に示すス
テップS503に相当)と、判断ステップにより2点あ
るいは3点で囲まれた領域に対して色を変えて描画する
グラデーション描画が指示されていると判断した場合
に、グラデーション描画領域内のピクセルの色を算出す
る間隔を決定する間引きレベル決定ステップ(図8に示
すステップS506に相当)と、間引きレベル決定ステ
ップにより決定した間引きレベルによりグラデーション
描画のデータを作成する描画データ作成ステップ(図8
に示すステップS508に相当)とを実行させるための
プログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に
記録させたものである。
【0019】本発明に係る第14の発明は、前記外部機
器装置は、所定のユーザインタフェースを介して、所望
のグラデーション描画の処理方式を選択可能とすること
を特徴とする。
【0020】本発明に係る第15の発明は、間引きレベ
ル決定ステップは、グラデーション描画の処理方式とグ
ラデーション描画領域の幅を算出する幅算出ステップ
(図11に示すステップS701)と、グラデーション
描画領域内の色数を算出する色数算出ステップ(図11
に示すステップS702)とを有し、幅算出ステップに
より算出される処理方式と幅、および色数算出ステップ
により算出される色数とに基づき、間引きレベルを決定
することを特徴とする。
【0021】本発明に係る第16の発明は、幅算出ステ
ップは、グラデーション描画領域を含む矩形領域の幅を
算出することを特徴とする。
【0022】本発明に係る第17の発明は、色数算出ス
テップは、グラデーション描画領域内のグレイ出力の場
合は最高輝度レベルと最低輝度レベルの差を色数とし、
カラー出力の場合は、各プレーン毎に最高輝度レベルと
最低輝度レベルの差を算出し、最大の値を色数とするこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に係る第18の発明は、幅算出ステ
ップは、グラデーション描画領域の全スキャンラインの
うちの最大幅を算出することを特徴とする。
【0024】本発明に係る第19の発明は、ユーザ選択
されたグラデーション描画の処理方式を含むデータを外
部機器装置から受信する受信手段(図3に示すホストI
/F302に相当)と、前記受信手段により受信したデ
ータに含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の
処理方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセ
ルの色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定手段
(図3に示す間引きレベル判定部311,エッジ位置算
出部312に相当)と、前記間引きレベル決定手段によ
り決定した間引きレベルによりグラデーション描画のデ
ータを作成する描画データ作成手段(図3に示すグラデ
ーションデータ作成部313に相当)とを有することを
特徴とする。
【0025】本発明に係る第20の発明は、ユーザ選択
されたグラデーション描画の処理方式を含むデータを外
部機器装置から受信する受信ステップ(図8に示すステ
ップS501)と、前記受信ステップにより受信したデ
ータに含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の
処理方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセ
ルの色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定ステ
ップ(図8に示すステップS506,S507)と、前
記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレベ
ルによりグラデーション描画のデータを作成する描画デ
ータ作成ステップ(図8に示すステップS508)とを
有することを特徴とする。
【0026】本発明に係る第21の発明は、ユーザ選択
されたグラデーション描画の処理方式を含むデータを外
部機器装置から受信する受信ステップ(図5に示すステ
ップS501)と、前記受信ステップにより受信したデ
ータに含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の
処理方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセ
ルの色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定ステ
ップ(図5に示すステップS506,S507)と、前
記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレベ
ルによりグラデーション描画のデータを作成する描画デ
ータ作成ステップ(図8に示すステップS508)とを
有するプログラムである。
【0027】本発明に係る第22の発明は、ユーザ選択
されたグラデーション描画の処理方式を含むデータを外
部機器装置から受信する受信ステップ(図8に示すステ
ップS501)と、前記受信ステップにより受信したデ
ータに含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の
処理方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセ
ルの色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定ステ
ップ(図8に示すステップS506,S507)と、前
記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレベ
ルによりグラデーション描画のデータを作成する描画デ
ータ作成ステップ(図8に示すステップS508)とを
実行させるためのプログラムを記録媒体にコンピュータ
が読み取り可能に記録させたものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて本発明
の好適な実施形態を説明する。
【0029】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示す出力制御装置を適用可能なプリンタシステ
ムの構成を説明するブロック図である。
【0030】図1において、101はホストコンピュー
タ等の外部機器で、アプリケーションにより生成される
印刷情報(PDLデータ)を所定のインタフェースを介
してレーザビームプリンタ102に出力する。なお、所
定のインタフェースは、双方向インタフェース(セント
ロニクス),ネットワークインタフェースの双方を含む
ものとする。
【0031】レーザビームプリンタ102において、1
05はプリンタエンジン部で、イメージデータに基づい
て、周知の電子写真プロセスによって感光ドラム上に潜
像を形成し、用紙に転写して定着し印字を行う。プリン
タエンジン部105は、カートリッジ構成される場合を
含むものとする。
【0032】103はプリンタコントローラ部(コント
ローラ部)で、プリンタエンジン105に接続され、ホ
ストコンピュータ等の外部機器101から送られるコー
ドデータ(ESCコード、各種PDLデータ等)を受
け、このコードデータに基づいてドットデータからなる
ページ情報を生成し、プリンタエンジン部105に対し
て所定のインターフェース手段によってイメージデータ
を送信する。
【0033】104はユーザ(操作者)とのインターフ
ェースを行うパネル部であり、ユーザはパネル部104
を操作することによって、レーザビームプリンタ102
に所定の動作を指示することができる。
【0034】図2は、図1に示したプリンタエンジン部
105の構成を説明する概略断面図である。
【0035】図2において、201はプリンタ筐体、2
02は操作パネルである。操作パネル202は、操作の
ためのスイッチ及びLED表示器、LCD表示器が配さ
れている。これは図1において示したパネル部104の
物理的側面である。
【0036】203は制御ボード収納部で、プリンタの
印字プロセス制御を行うプリンタエンジン部105、及
びプリンタ全体の制御とホストコンピュータからのデー
タを解析し、イメージデータに変換するプリンタコント
ローラ部103が収納される。
【0037】210は用紙を保持する用紙カセットであ
り、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検
知する機構を有する。211はカセット給紙クラッチで
あり、用紙カセット210上に載置された用紙の最上位
の用紙一枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分
離した用紙を給紙ローラ212まで搬送させる、給紙の
度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙を給
紙する。
【0038】214はレジストシャッタであり、用紙を
押圧して給紙を停止させる。給紙ローラ212は、用紙
の先端部をレジストシャッタ214まで搬送する。
【0039】219は手差し用トレイであり、給紙クラ
ッチ215により用紙の先端をレジストシャッタ214
まで搬送する。以上のような構成によって用紙カセット
210及び手差し給紙用トレイ219から選択的に用紙
を給紙することが可能となる。
【0040】プリンタエンジン部105は、プリンタコ
ントローラ部103と所定の通信プロトコルによって通
信を行い、プリンタコントローラ部103からの指示に
よって、用紙カセット210、または手差し用トレイ2
19の中から給紙手段を決定し、印字開始指示によって
上記の通り給紙を開始し用紙をレジストシャッタ214
まで搬送する。204はカートリッジであり、感光ドラ
ム205、及び不図示のトナー保持部を有する。
【0041】206はレーザドライバ、207は回転多
面鏡、208は反射ミラー、209はビームディテクタ
である。レジストシャッタ214まで用紙が搬送される
と、プリンタコントローラ部103から送られたイメー
ジデータに応じてレーザドライバによってオンオフ駆動
される不図示の半導体レーザから発射されるレーザビー
ムは、回転多面鏡207により主走査方向に走査され反
射ミラー208を介して感光ドラム205上に導かれ結
像し、主走査方向に走査して主走査ライン上に潜像を形
成する。このレーザビームの発射に同期してレジストシ
ャッタ214は上方に駆動し、用紙の搬送をレーザビー
ムの副走査に同期させる。
【0042】レーザビームの走査開始時に配置されたビ
ームディテクタ209は、レーザビームを検出すること
によって主走査の画像書出しタイミングを決定するため
の同期信号を形成し、プリンタコントローラ部103に
送る。その後用紙は、搬送ローラ213によって搬送さ
れ、感光ドラム205は不図示のモータによって回転駆
動され、現像器220によってトナー像として顕像化さ
れた後、用紙上に転写される。トナー像が転写された用
紙はその後、定着ローラ216によりトナー像が加熱定
着され、搬送ローラ217を経て、排紙ローラ218に
よりプリンタ筐体の排紙トレイに排紙される。
【0043】図3は、図1に示したプリンタコントロー
ラ部103の詳細構成を説明するためのブロック図であ
る。
【0044】図において、301はパネルインタフェー
スで、パネル部104とのデータ通信によって、操作者
からの諸設定、指示をパネル部104から受け取る。3
02はホストインタフェースで、ホストコンピュータ等
の外部機器101との信号の入出力部として機能する。
【0045】303はエンジンインタフェースで、プリ
ンタエンジン部105との信号の入出力部であり、不図
示の出力バッファレジスタからデータ信号送出を行うと
ともにプリンタエンジン部105との通信制御を行う。
304はCPUで、プリンタコントローラ部103全体
の制御を司る。
【0046】305はROMで、CPU304の制御コ
ードを格納する。310はデータ解析部で、ホストイン
ターフェース302において受信したデータを解析し、
所定の処理に振り分ける。320は幅算出部で、データ
解析部310においてグラデーション描画であると判定
されたときにグラデーション描画する領域の幅を算出す
る。321は色数算出部で、グラデーション描画におけ
る色数を算出する。311は間引きレベル判定部で、幅
算出部320、色数算出部321において算出した、幅
と色数よりグラデーション描画の間引きレベルを決定す
る。
【0047】312はエッジ位置算出部で、グラデーシ
ョン描画におけるスキャンライン毎のエッジの座標を計
算する。313はグラデーションデータ作成部で、エッ
ジ位置算出部により算出されたエッジ間のピクセルそれ
ぞれに対するデータを作成する。314は描画処理部
で、作成されたデータをラスタデータに展開する。
【0048】なお、データ解析部310、幅算出部32
0、色数算出部321、間引き判定部311、エッジ位
置算出部312、グラデーションデータ作成部313、
描画処理部314は、例えばプログラムモジュールとし
て構成され、例えばROM305に格納されている。
【0049】306は一時記憶用RAMで、CPU30
4のワークメモリとして使用する。315は受信バッフ
ァで、ホストインターフェース302において受信した
データを一時的に格納する。
【0050】316は頂点情報メモリで、グラデーショ
ン描画において指定された座標と色情報を格納する。3
17はオブジェクトメモリで、グラデーションデータ作
成部313において作成されたグラデーションイメージ
を格納する。
【0051】318はラスタメモリで、オブジェクトメ
モリ317に格納されたオブジェクトを描画処理部31
4によって所定の解像度、階調に展開したデータを格納
する。307は不揮発性のメモリ手段であるEEPRO
Mである。
【0052】308はDMA制御部であり、CPU30
4からの指示により画像メモリ内のビットマップデータ
を、エンジンインタフェース303に転送する。309
はアドレスバス及びデータバスを持つシステムバスであ
る。
【0053】なお、パネルインタフェース301、ホス
トインタフェース302、エンジンインターフェース3
03、CPU304、ROM305、RAM306、E
EPROM307及びDMA制御部308は、各々シス
テムバス309に接続され、システムバス309上にあ
る全ての機能部にアクセス可能である。
【0054】また、CPU304を制御する制御コード
は、不図示のシステムクロックによってタスクと称され
るロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能
単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によ
って構成されるものとする。
【0055】次に、ホスト側のシステムの説明を図4に
基づいて行う。
【0056】図4は、図1に示した外部機器101にお
ける機能処理構成例を説明するブロック図である。
【0057】図4において、401はホストコンピュー
タであり、プリントデータ及び制御コードから成る印刷
情報を印刷装置300に出力するものである。ホストコ
ンピュータ401は、入力デバイスであるキーボード4
11やポインティングデバイスであるマウス412と、
表示デバイスであるディスプレイ410を合わせた一つ
のコンピュータシステムとして構成されている。なお、
ホストコンピュータ401は、MS-DOS、Windows
(登録商標)などの基本OSによって動作しているも
のとする。
【0058】ホストコンピュータ側について、本発明に
係る機能的な部分にのみ注目し、基本OS上での機能を
大きく分類すると、アプリケーション402、画像情報
処理手段であるグラフィックシステム403、データ格
納手段、印刷データ格納制御手段および印刷装置との通
信手段を含むスプールシステム404、UI処理部40
5に大別される。
【0059】アプリケーション402は、例えば、ワー
プロや表計算などの基本ソフトウェア上で動作する応用
ソフトウェアを指すものである。グラフィックシステム
403は、基本OSの機能の一部であるGraphic Device
Interface(以後、GDIと記す)406とそのGDI
から動的にリンクされるデバイスドライバであるプリン
タドライバ407によって構成されている。
【0060】ここで、プリンタドライバ407はGDI
としてコールされる描画命令を、PDL言語に変換する
のが大きな役割である。GDI描画命令やドライバの設
定により本発明に関連するグラデーション描画命令を受
け取り、適切な処理を行う。
【0061】スプールシステム404は、グラフィック
システム403の後段に位置するプリンタ特有のシステ
ムであり、グラフィックシステム403において作成さ
れたPDLデータを一時的に格納するスプーラ408
と、スプーラ408に格納されたPDLデータを読み出
し、印刷装置300内に送信するプリンタI/F409
から構成されるものである。
【0062】なお、基本OSによって、上述したこれら
の名称や機能的な枠組みは若干異なる場合があるが、本
発明で言う各技術的手段が実現できるモジュールであれ
ば、それらの名称や枠組みは本発明にとってあまり大き
な問題ではない。
【0063】例えば、スプーラと呼ばれるものは、別の
OSにおいてプリントキューと呼ばれるモジュールに処
理を組み込むことによっても実現可能である。なお、一
般的に、これらの各機能モジュールを含むホストコンピ
ュータ401は、図示しないが中央演算処理装置(CP
U)、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアク
セスメモリ(RAM)、ハードディスクドライブ(HD
D)、各種入出力制御部(I/O)などのハードウェア
のもとで、基本ソフトと呼ばれるソフトウェアがその制
御を司り、その基本ソフトの元で、それぞれの応用ソフ
ト、システムプロセスが機能モジュールとして動作する
ようになっている。
【0064】次に本実施形態のグラデーション描画の処
理について説明する。
【0065】ユーザがアプリケーション402などを使
って、グラデーション指定した図形を含んだプレゼンテ
ーションデータやDTPデータを作成し、そのデータを
印刷する場合、プリンタドライバ407はGDIとして
コールされる描画命令をPDLデータに変換する。この
とき、グラデーション指定した図形に対し、グラデーシ
ョン描画命令が発行される。発行されるグラデーション
描画命令は、図5〜図7に示すように、例えば3種類あ
り、矩形の対角の2頂点の座標とそれぞれの頂点の色を
指定し、一方の頂点の色からもう一方の頂点の色へ水平
方向に変化させる水平グラデーション指定(図5)と、
一方の頂点の色からもう一方の頂点の色へ垂直方向に変
化させる垂直グラデーション指定(図6)があり、さら
に、三角形の3頂点の座標とそれぞれの頂点の色を指定
し、3つの頂点内で色を変換させる三角グラデーション
指定(図7)がある。
【0066】図5〜図7は、図4に示したプリンタドラ
イバ407により発行されるグラデーション描画命令例
を示す図である。
【0067】グラデーション描画命令も他の描画命令と
同様にPDLデータに変換し、図3に示す印刷装置30
0に送信する。プリンタコントローラ部103におい
て、ホストI/F302を介してグラデーション描画命
令を受信すると、以下に示す式に従ってグラデーション
描画を行う。
【0068】水平グラデーション指定における矩形領域
内の色は、以下の第(1)式〜第(3)式に基づいて算
出される。
【0069】矩形の頂点1の座標を(X1, Y1)、色を(R1,
G1, B1)とし、頂点2の座標を(X2,Y2)、色を(R2, G2,
B2)とし、矩形領域内のある点の座標の(X, Y)の色(R,
G,B)は、 R = (R2 * (X - X1) + R1 * (X2 - X)) / (X2 -X1)……(1) G = (G2 * (X - X1) + G1 * (X2 - X)) / (X2 -X1)……(2) B = (B2 * (X - X1) + B1 * (X2 - X)) / (X2 -X1)……(3) となる。
【0070】水平方向グラデーションはY座標には依存
せず、同じX座標の領域は全て同じ色で描画することと
なる。
【0071】垂直グラデーション指定における矩形領域
内の色は以下の第(4)式〜第(6)式で算出される。
矩形の頂点1の座標を(X1, Y1)、色を(R1, G1, B1)と
し、頂点2の座標を(X2, Y2)、色を(R2, G2, B2)とし、
矩形領域内のある点の座標の(X, Y)の色(R, G,B)は、 R = (R2 * (Y - Y1) + R1 * (Y2 - Y)) / (Y2 -Y1)……(4) G = (G2 * (Y - Y1) + G1 * (Y2 - Y)) / (Y2 -Y1)……(5) B = (B2 * (Y - Y1) + B1 * (Y2 - Y)) / (Y2 -Y1)……(6) となる。
【0072】垂直方向グラデーションはX座標には依存
せず、同じY座標の領域は全て同じ色で描画することと
なる。
【0073】三角グラデーション指定における三角形領
域内の色は以下の第(7)式〜第(9)式で算出され
る。
【0074】三角形の頂点1の座標を(X1, Y1)、色を(R
1, G1, B1)とし、頂点2の座標を(X2, Y2)、色を(R2, G
2, B2)とし、頂点3の座標を(X3, Y3)、色を(R3, G3 B
3) とし、三角形領域内のある点の座標の(X, Y)の色(R,
G,B)は、 R = (R1 * S1 + R2 * S2 + R3 * S3) / (S1 + S2 + S3)……(7) G = (G1 * S1 + G2 * S2 + G3 * S3) / (S1 + S2 + S3)……(8) B = (B1 * S1 + B2 * S2 + B3 * S3) / (S1 + S2 + S3)……(9) なお、S1は頂点2、頂点3、領域内座標(X, Y)を3つの
頂点とした三角形の面積を示し、S2は頂点1、頂点3、
領域内座標(X, Y)を3つの頂点とした三角形の面積を示
し、S3は頂点1、頂点2、領域内座標(X, Y)を3つの頂
点とした三角形の面積を示す。
【0075】次に、本発明に係る出力制御装置における
グラデーション描画処理動作について図8,図9,図1
1に示すフローチャートおよび図10に示すユーザイン
タフェースを参照して説明する。
【0076】図8は、本発明に係る出力制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図3に示した印刷装置300におけるデータ受信
から出力までの処理手順に対応する。なお、S501〜
S511は各ステップを示す。
【0077】図4に示したホストコンピュータ401の
プリンタI/F409からPDLデータが送信される
と、印刷装置300のホストI/F302を介してPD
Lデータを受信し(S501)、逐次RAM306上に
確保される受信バッファ315に格納する。そして、格
納されたデータはデータ解析部310において、受信バ
ッファ315から読み出され、コマンド解析を行い(S
502)、それぞれのコマンドに対応した処理を実行す
る。そして、コマンド解析によりコマンドがグラデーシ
ョン描画処理方式であるか否かを判定して(S50
3)、グラデーション描画処理方式であると判定した場
合、間引きレベル判定部311において、詳細は図9に
示す間引きパラメータの算出処理を行い(S504)、
ステップS502へ戻って、再びデータ解析を行う。
【0078】一方、ステップS503で、コマンド解析
によりグラデーション描画処理方式でないと判定した場
合は、さらに、該命令がグラデーション命令か否かを判
定し(S505)、グラデーション命令であると判定し
た場合は、図3に示した間引きレベル判定部311にお
いて、グラデーション描画における間引きレベルの算出
を行う(S506)。
【0079】そして、該算出された間引きレベルを拡大
値として描画処理部314に指定するとともに(S50
7)、間引きレベルに従ってグラデーションデータ作成
部313でグラデーションイメージデータを作成し(S
508)、オブジェクトメモリ317に格納して、グラ
デーションイメージデータの作成が終了すると、ステッ
プS502へ戻り、再びデータ解析を行う。
【0080】一方、ステップS505で、グラデーショ
ン命令でないと判定された場合は、さらに、データ解析
部310によるコマンド解析によりグラデーション描画
以外の描画コマンド、例えばページ終了を指示する命令
か否かを判定して(S509)、ページ終了を指示する
命令でないと判定した場合は、コマンドに対応した描画
データを作成し(S510)、オブジェクトメモリ31
7に格納した後、ステップS502へ戻り、再びデータ
解析を行う。
【0081】一方、ステップS509で、データ解析に
よりページ終了コマンドであると判定した場合は、描画
処理部314においてオブジェクトメモリ317に格納
されている描画データをラスタメモリ318に所定の解
像度、階調で展開処理し、出力して(S511)、処理
を終了する。
【0082】図9は、本発明に係る出力制御装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図8に示したステップS504におけるグラデー
ション処理方式から間引きパラメータを算出処理する詳
細手順に対応する。なお、S601〜S605は各ステ
ップを示す。
【0083】図10は、図4に示したホストコンピュー
タのディスプレイ410に表示するグラデーション描画
処理選択ウィンドウ例を示す図である。
【0084】先ずステップS601で、図10に示すウ
インドウにおいて、ユーザによって選択されたグラデー
ション処理方式が「高速」であるか否かを判断し、「高
速」であると判定した場合、間引きパラメータparam に
「2」を設定し(S602)、処理を終了する。
【0085】一方、ステップ(S601)で、高速でな
いと判定された場合は、さらに、図10に示すウインド
ウにおいて、ユーザによって選択されたグラデーション
処理方式が「高画質」であるか否かを判断し、「高画
質」であると判定した場合、間引きパラメータparam に
「0.5」を設定して(S604)、処理を終了する。
【0086】一方、ステップS603で、以上の処理方
式以外(標準)が選択されていると判定した場合は、間
引きパラメータparam に「1」を設定し(S605)、
間引きパラメータ算出処理は終了する。
【0087】図11は、本発明に係る出力制御装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図8に示したステップS506における間引き
レベル算出処理の詳細手順に対応する。なお、S701
〜S707は各ステップを示す。
【0088】先ず、幅算出部320でグラデーション描
画命令により2点指定された矩形領域、または3点指定
された三角形を含む矩形領域の幅を算出する(S70
1)。また、同時に色数算出部321で色数を算出する
(S702)。
【0089】なお、幅Wdと色数Cnumの算出式は、2点指
定の矩形の頂点1の座標を(X1, Y1)、色を(R1, G1, B1)
とし、頂点2の座標を(X2, Y2)、色を(R2, G2, B2)とし
た場合、幅Wdは、 Wd = abs(X2 - X1) + 1 となり、色数Cnumは、R = abs(R2 - R1) + 1,G = abs
(G2 - G1) + 1,B = abs(B2 - B1) + 1,Cnum =max(R,
G,B)となる。
【0090】また、3点指定の三角形の頂点1の座標を
(X1, Y1)、色を(R1, G1, B1)とし、頂点2の座標を(X2,
Y2)、色を(R2, G2, B2)とし、頂点3の座標を(X3, Y
3)、色を(R3, G3B3)とした場合、幅Wdは、Wd = max(X1,
X2, X3) - min(X1, X2, X3) +1となり、色数Cnumは、R
= max(R1, R2, R3) - min(R1, R2, R3) + 1,G = max
(G1, G2, G3) - min(G1, G2, G3) +1,B = max(B1, B
2, B3) - min(B1, B2, B3) + 1,Cnum = max(R, G,B)と
なる。以上の算出式により算出したWd, Cnumと間引きパ
ラメータparam を元に、間引きレベル判定部311におい
て Wd/Cnum*paramが、「16」以上であるか否かを判定
して(S703)、「16」以上であると判定した場合
は、間引きレベルmabikiを「8」とし(S704)、処
理を終了する。
【0091】一方、ステップS703で、16」以上で
ないと判定した場合は、Wd/Cnum*paramが「8」以上
「16」未満であるか否かを判定して(S705)、 W
d/Cnum*paramが「8」以上「16」未満であると判定し
た場合は、間引きレベルmabikiを「6」とし(S70
6)、処理を終了する。
【0092】一方、ステップS705で、Wd/Cnum*para
m が「8」未満であると判定された場合は、間引きレベ
ルmabikiを「4」として(S707)、処理を終了す
る。
【0093】以上の方法により算出した間引きレベルに
応じて、グラデーションデータ作成部313においてグ
ラデーションイメージデータ作成を行う。
【0094】図12は、本発明に係る出力制御装置にお
ける間引きレベル例を示す図であり、図9に示す間引き
レベル算出のフローチャートに従って間引きレベルを算
出したときの一例である。
【0095】図13は、本発明に係る出力制御装置にお
ける第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図8に示したステップS506におけるグラデ
ーションイメージデータ作成処理の詳細手順に対応す
る。なお、S801〜S814は各ステップを示す。
【0096】先ず、三角グラデーション指定の3点の最
小Y座標の頂点を「A」とし、残りの2点のうち最小X
座標の頂点を「B」とし、残りの頂点を「C」とする
(S801)。
【0097】次に、頂点BのY座標Ybが頂点CのY座
標Ycより小さい否か(Yb<Yc)を判断し(S80
2)、Yb<Ycであると判断した場合は、左エッジの
スキャンする経路を「A→B→C」、右エッジのスキャ
ンする経路を「A→C」とし(S803)、Y座標の最
大値Ymax に頂点CのY座標Ycを設定する(S80
4)。
【0098】一方、ステップS802で、頂点BのY座
標が頂点CのY座標以上であると判断した場合は、左エ
ッジのスキャンする経路を「A→B」、右エッジのスキ
ャンする経路を「A→C→B」とし(S805)、Y座
標の最大値Ymaxに頂点BのY座標Ybを設定する(S8
06)。
【0099】そして、スキャンする経路が決まったらY
座標の最小値Yに頂点AのY座標Yaを設定し(S80
7)、エッジ位置算出部312でY座標における左エッ
ジのX座標Xleft と右エッジのX座標Xrightを算出する
(S808)。
【0100】次に、算出したXleft をX に設定し(S8
09)、座標(X, Y)の色を三角グラデーション指定の色
算出式によって算出する(S810)。そして、算出し
た色の値はオブジェクトメモリ317に格納される。座
標(X, Y)の色算出後、X に間引きレベル判定部311で
算出した間引きレベルmabikiを足し(S811 )、XとXri
ghtを比較し XがXrightよりも大きくなっているかどう
かを判断して(S812)、X がXrightよりも大きくな
るまでステップS810〜S812を繰り返し行う。そ
して、X がXright よりも大きくなったと判断された
ら、すなわち、Y座標の1スキャンライン分のグラデー
ションイメージの作成が終了したら、Yをインクリメン
トし(S813)、YとYmaxを比較して、Y がYmaxより
大きくなっているか否かを判断して(S814)、 Yが
Ymaxより大きくなるまでステップS808〜S814を
繰り返し行う。一方、ステップS814で、Y がYmax
より大きくなったと判断された場合は、処理を終了す
る。
【0101】このようにステップS811で色を算出す
るピクセルを一定値ごとにスキップすることで処理効率
を向上させ、色データに使用するメモリ量の削減を行っ
ている。
【0102】図14は、本発明に係る出力制御装置にお
ける第1のグラデーションイメージデータ作成処理例を
示す図であり、図13に示したグラデーションイメージ
作成のフローチャートに従って、スキャンラインのデー
タを作成したときの一例である。
【0103】〔第2実施形態〕上記第1実施形態の間引
きレベル判定部311による間引きレベル算出処理例に
おいては、幅算出部320、色数算出部321で算出し
た、三角グラデーションを含む矩形領域の幅と色数によ
り算出しているが、本実施形態では算出の精度を向上さ
せ、適切な間引きレベルによりグラデーションイメージ
を作成する例である。以下、本実施形態について説明す
る。
【0104】図15は、本発明に係る出力制御装置にお
ける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図8に示したステップS504における他の間
引きレベル算出処理の詳細手順に対応する。なお、S1
001〜S1016は各ステップを示す。
【0105】先ず、三角グラデーション指定の3点の最
小Y座標の頂点をAとし、残りの2点のうち最小X座標
の頂点をBとし、残りの頂点をCとする(S100
1)。続いて、頂点BのY座標Ybが頂点CのY座標Y
cより小さいか否か(Yb<Yc)を判断し、頂点Bの
Y座標Ybが頂点CのY座標Ycより小さいと判断した
場合は、Yに頂点BのY座標Ybを設定し(S100
3)、Xleft に頂点BのX座標Xbを設定し(S100
4)、さらにY座標Yのときの右エッジの座標を頂点A
と頂点Cを結ぶ線上で算出し、Xrightに設定する(S1
005)。
【0106】一方、ステップS1002で、頂点BのY
座標Ybが頂点CのY座標Ycより大きいと判断された
場合は、Yに頂点CのY座標Ycを設定し(S100
6)、Xrightに頂点CのX座標を設定し(S100
7)、さらにY座標Yのときの左エッジの座標を頂点A
と頂点Bを結ぶ線上で算出し、Xleft に設定して(S1
008)、ステップS1009以降へ進む。
【0107】このようにして、Xleft, Xright,Yを設定
した後、左エッジの(Xleft, Y) の色Cleft (S100
9)と、右エッジの(Xright,Y)の色Crightを算出し(S
1010)、幅算出部320においてXleft とXright間
の幅Wdと色数算出部321においてXleft とXright間の
色数Cnumを算出する(S1011)。幅Wdと色数Cnumの
算出式は、Cleft を(Rleft,Gleft, Bleft)、Crightを(R
right, Gright, Bright)とすると、幅WdはWd = Xright
- Xleft +1となり、色数Cnumは、R = abs(Rleft - Rri
ght) + 1,G = abs(Gleft - Gright) +1,B = abs(Ble
ft - Bright) +1,Cnum = max(R, G,B)となる。
【0108】そして、以上の算出式により幅算出部32
0と色数算出部321で算出したWd, Cnumと間引きパラ
メータparamを元に、間引きレベル判定部311におい
て Wd/Cnum*paramが「16」以上であるか否かを判断し
(S1012)、「16」以上と判断した場合、間引き
レベルmabikiを「8」とし(S1013)、処理を終了
する。一方、ステップS1012で、算出したWd, Cnum
と間引きパラメータparam のWd/Cnum*paramが「16」
以上でないと判断した場合は、さらに、Wd/Cnum*param
が「8」以上「16」未満であるか否かを判断し(S1
014)、「8」以上「16」未満であると判断した場
合は、間引きレベルmabikiを「6」として(S101
5)、処理を終了する。
【0109】一方、ステップS1014で、「8」以上
「16」未満でないと判断した場合は、例えばWd/Cnum*
param が「8」未満の場合は、間引きレベルmabikiを
「4」として(S1016)、処理を終了する。
【0110】以上の方法により算出した間引きレベルに
応じて、グラデーションデータ作成部313においてグ
ラデーションイメージデータ作成を行う。
【0111】図16は、本発明に係る出力制御装置にお
ける他の間引きレベル例を示す図であり、図17は、本
発明に係る出力制御装置における第2のグラデーション
イメージデータ作成処理例を示す図である。
【0112】なお、上記第1,第2実施形態において
は、グラデーション描画処理方式の選択は、3種類のう
ちの1つを選択する場合について説明したが、選択の種
類をより詳細にしてさらに多くのレベル分けして、より
適切な間引きレベルを選択できるようにしてもよい。
【0113】また、上記第1,第2実施形態において
は、間引きレベル判定部311における間引きレベル算
出方式は、3種類の間引きレベルに分ける場合について
説明したが、条件をより詳細にしてさらに多くのレベル
分けして、より適切な間引きレベルを算出するようにし
てもよい。
【0114】さらに、上記第1,第2実施形態において
は、間引きレベル判定部311における間引きレベル算
出方式は、サイズや色数だけで間引きレベルを算出して
いるが、出力解像度、出力階調などの画質に影響のある
設定条件も考慮して、より適切な間引きレベルを算出す
るようにしてもよい。
【0115】また、上記第1,第2実施形態において
は、間引きレベル判定部311における間引きレベル算
出と、グラデーションデータ作成部313におけるグラ
デーションイメージ作成方式は、主走査方向に対しての
み適用する場合について説明したが、同様な方式により
副走査方向に対しても適用するようにしてもよい。
【0116】以下、図18に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る出力制御装置を適用可能な印刷システム
で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について
説明する。
【0117】図18は、本発明に係る出力制御装置を適
用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。
【0118】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0119】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0120】本実施形態における図8,図9,図11,
図13,図15に示す機能が外部からインストールされ
るプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行
されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMや
フラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいは
ネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラム
を含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は
適用されるものである。
【0121】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0122】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0123】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0124】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第22の発明によれば、解析したデータが2点あるい
は3点で囲まれた領域に対して色を変えて描画するグラ
デーション描画が指示されているかどうかを判断して、
グラデーション描画領域内のピクセルの色を算出する間
隔を決定し、該決定した間引きレベルによりグラデーシ
ョン描画のデータを作成するので、外部装置からグラデ
ーション描画を伴う出力データが入力された場合に、出
力される画像の画質の著しい低下を回避しつつ、グラデ
ーション描画領域の色の算出時間を短縮し、また、メモ
リ使用量を削減することができるとともに、ユーザによ
る操作に基づき、画像出力状況に応じて画質や処理スピ
ードを自在に切り替えることが可能となる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す出力制御装置を適
用可能なプリンタシステムの構成を説明するブロック図
である。
【図2】図1に示したプリンタエンジン部の構成を説明
する概略断面図である。
【図3】図1に示したプリンタコントローラ部の詳細構
成を説明するためのブロック図である。
【図4】図1に示した外部機器における機能処理構成例
を説明するブロック図である。
【図5】図4に示したプリンタドライバにより発行され
るグラデーション描画命令例を示す図である。
【図6】図4に示したプリンタドライバにより発行され
るグラデーション描画命令例を示す図である。
【図7】図4に示したプリンタドライバにより発行され
るグラデーション描画命令例を示す図である。
【図8】本発明に係る出力制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る出力制御装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図4に示したホストコンピュータのディスプ
レイに表示するグラデーション描画処理選択ウィンドウ
例を示す図である。
【図11】本発明に係る出力制御装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る出力制御装置における間引きレ
ベル例を示す図である。
【図13】本発明に係る出力制御装置における第4のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る出力制御装置における第1のグ
ラデーションイメージデータ作成処理例を示す図であ
る。
【図15】本発明に係る出力制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係る出力制御装置における他の間引
きレベル例を示す図である。
【図17】本発明に係る出力制御装置における第2のグ
ラデーションイメージデータ作成処理例を示す図であ
る。
【図18】本発明に係る出力制御装置を適用可能な印刷
システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
301 パネルI/F 302 ホストI/F 304 CPU 305 ROM 306 RAM 307 EEPROM 308 DMA制御部 310 データ解析部 311 間引きレベル判定部 312 エッジ位置算出部 313 グラデーションデータ作成部 314 描画処理部 315 受信バッファ 316 頂点情報メモリ 317 オブジェクトメモリ 318 ラスタメモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 101 H04N 1/46 Z 5C079 1/46 B41J 3/00 A 1/60 B Fターム(参考) 2C262 AA24 AB13 BA16 BA20 BB03 BC09 BC13 DA13 EA04 EA08 5B021 AA01 LG07 5B057 CA01 CA08 CA16 CB01 CB08 CB17 CE11 CE17 CH01 CH11 CH14 5C076 AA22 AA27 BB06 CA01 5C077 LL17 LL18 MP08 PP20 PP32 PP43 PP47 PP58 PQ08 SS05 TT02 5C079 HB01 LA10 LA11 LA28 LA31 LC00 MA19 NA10 NA11 PA03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ選択されたグラデーション描画の
    処理方式が添付ページ記述言語データを外部機器装置か
    ら受信して解析し、該解析したデータに対して展開処理
    を行う出力制御装置であって、 該解析したデータが2点あるいは3点で囲まれた領域に
    対して色を変えて描画するグラデーション描画が指示さ
    れているかどうかを判断する判断手段と、 前記判断手段により2点あるいは3点で囲まれた領域に
    対して色を変えて描画するグラデーション描画が指示さ
    れていると判断した場合に、グラデーション描画領域内
    のピクセルの色を算出する間隔を決定する間引きレベル
    決定手段と、 前記間引きレベル決定手段により決定した間引きレベル
    によりグラデーション描画のデータを作成する描画デー
    タ作成手段と、を有することを特徴とする出力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 外部機器装置は、所定のユーザインタフ
    ェースを介して、所望のグラデーション描画の処理方式
    を選択可能とすることを特徴とする請求項1記載の出力
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記間引きレベル決定手段は、グラデー
    ション描画の処理方式とグラデーション描画領域の幅を
    算出する幅算出手段と、グラデーション描画領域内の色
    数を算出する色数算出手段とを有し、前記幅算出手段に
    より算出される処理方式と幅、および前記色数算出手段
    により算出される色数とに基づき、間引きレベルを決定
    することを特徴とする請求項1記載の出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記幅算出手段は、グラデーション描画
    領域を含む矩形領域の幅を算出することを特徴とする請
    求項3記載の出力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記色数算出手段は、グラデーション描
    画領域内のグレイ出力の場合は最高輝度レベルと最低輝
    度レベルの差を色数とし、カラー出力の場合は、各プレ
    ーン毎に最高輝度レベルと最低輝度レベルの差を算出
    し、最大の値を色数とすることを特徴とする請求項3記
    載の出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記幅算出手段は、グラデーション描画
    領域の全スキャンラインのうちの最大幅を算出すること
    を特徴とする請求項3記載の出力制御装置。
  7. 【請求項7】 ユーザ選択されたグラデーション描画の
    処理方式が添付ページ記述言語データを外部機器装置か
    ら受信して解析し、該解析したデータに対して展開処理
    を行う出力制御装置における出力制御方法であって、 該解析したデータが2点あるいは3点で囲まれた領域に
    対して色を変えて描画するグラデーション描画が指示さ
    れているかどうかを判断する判断ステップと、 前記判断ステップにより2点あるいは3点で囲まれた領
    域に対して色を変えて描画するグラデーション描画が指
    示されていると判断した場合に、グラデーション描画領
    域内のピクセルの色を算出する間隔を決定する間引きレ
    ベル決定ステップと、 前記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレ
    ベルによりグラデーション描画のデータを作成する描画
    データ作成ステップと、を有することを特徴とする出力
    制御方法。
  8. 【請求項8】 前記外部機器装置は、所定のユーザイン
    タフェースを介して、所望のグラデーション描画の処理
    方式を選択可能とすることを特徴とする請求項7記載の
    出力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記間引きレベル決定ステップは、グラ
    デーション描画の処理方式とグラデーション描画領域の
    幅を算出する幅算出ステップと、グラデーション描画領
    域内の色数を算出する色数算出ステップとを有し、前記
    幅算出ステップにより算出される処理方式と幅、および
    前記色数算出ステップにより算出される色数とに基づ
    き、間引きレベルを決定することを特徴とする請求項7
    記載の出力制御方法。
  10. 【請求項10】 前記幅算出ステップは、グラデーショ
    ン描画領域を含む矩形領域の幅を算出することを特徴と
    する請求項9記載の出力制御方法。
  11. 【請求項11】 前記色数算出ステップは、グラデーシ
    ョン描画領域内のグレイ出力の場合は最高輝度レベルと
    最低輝度レベルの差を色数とし、カラー出力の場合は、
    各プレーン毎に最高輝度レベルと最低輝度レベルの差を
    算出し、最大の値を色数とすることを特徴とする請求項
    9記載の出力制御方法。
  12. 【請求項12】 前記幅算出ステップは、グラデーショ
    ン描画領域の全スキャンラインのうちの最大幅を算出す
    ることを特徴とする請求項9記載の出力制御方法。
  13. 【請求項13】 ユーザ選択されたグラデーション描画
    の処理方式が添付ページ記述言語データを外部機器装置
    から受信して解析し、該解析したデータに対して展開処
    理を行う出力制御装置に、 該解析したデータが2点あるいは3点で囲まれた領域に
    対して色を変えて描画するグラデーション描画が指示さ
    れているかどうかを判断する判断ステップと、 前記判断ステップにより2点あるいは3点で囲まれた領
    域に対して色を変えて描画するグラデーション描画が指
    示されていると判断した場合に、グラデーション描画領
    域内のピクセルの色を算出する間隔を決定する間引きレ
    ベル決定ステップと、 前記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレ
    ベルによりグラデーション描画のデータを作成する描画
    データ作成ステップとを実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記外部機器装置は、所定のユーザイ
    ンタフェースを介して、所望のグラデーション描画の処
    理方式を選択可能とすることを特徴とする請求項13記
    載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記間引きレベル決定ステップは、グ
    ラデーション描画の処理方式とグラデーション描画領域
    の幅を算出する幅算出ステップと、グラデーション描画
    領域内の色数を算出する色数算出ステップとを有し、前
    記幅算出ステップにより算出される処理方式と幅、およ
    び前記色数算出ステップにより算出される色数とに基づ
    き、間引きレベルを決定することを特徴とする請求項1
    3記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記幅算出ステップは、グラデーショ
    ン描画領域を含む矩形領域の幅を算出することを特徴と
    する請求項15記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記色数算出ステップは、グラデーシ
    ョン描画領域内のグレイ出力の場合は最高輝度レベルと
    最低輝度レベルの差を色数とし、カラー出力の場合は、
    各プレーン毎に最高輝度レベルと最低輝度レベルの差を
    算出し、最大の値を色数とすることを特徴とする請求項
    15記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記幅算出ステップは、グラデーショ
    ン描画領域の全スキャンラインのうちの最大幅を算出す
    ることを特徴とする請求項15記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 ユーザ選択されたグラデーション描画
    の処理方式を含むデータを外部機器装置から受信する受
    信手段と、前記受信手段により受信したデータに含まれ
    るユーザ選択されたグラデーション描画の処理方式に応
    じて、グラデーション描画領域内のピクセルの色を算出
    する間隔を決定する間引きレベル決定手段と、 前記間引きレベル決定手段により決定した間引きレベル
    によりグラデーション描画のデータを作成する描画デー
    タ作成手段と、を有することを特徴とする出力制御装
    置。
  20. 【請求項20】 ユーザ選択されたグラデーション描画
    の処理方式を含むデータを外部機器装置から受信する受
    信ステップと、前記受信ステップにより受信したデータ
    に含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の処理
    方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセルの
    色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定ステップ
    と、 前記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレ
    ベルによりグラデーション描画のデータを作成する描画
    データ作成ステップと、を有することを特徴とする出力
    制御方法。
  21. 【請求項21】 ユーザ選択されたグラデーション描画
    の処理方式を含むデータを外部機器装置から受信する受
    信ステップと、前記受信ステップにより受信したデータ
    に含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の処理
    方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセルの
    色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定ステップ
    と、 前記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレ
    ベルによりグラデーション描画のデータを作成する描画
    データ作成ステップと、を有することを特徴とするコン
    ピュータ読み出し可能なプログラム。
  22. 【請求項22】 ユーザ選択されたグラデーション描画
    の処理方式を含むデータを外部機器装置から受信する受
    信ステップと、前記受信ステップにより受信したデータ
    に含まれるユーザ選択されたグラデーション描画の処理
    方式に応じて、グラデーション描画領域内のピクセルの
    色を算出する間隔を決定する間引きレベル決定ステップ
    と、 前記間引きレベル決定ステップにより決定した間引きレ
    ベルによりグラデーション描画のデータを作成する描画
    データ作成ステップと、を有することを特徴とするコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒
    体。
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