JP2002366768A - 伝言システム - Google Patents

伝言システム

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JP2002366768A
JP2002366768A JP2001169174A JP2001169174A JP2002366768A JP 2002366768 A JP2002366768 A JP 2002366768A JP 2001169174 A JP2001169174 A JP 2001169174A JP 2001169174 A JP2001169174 A JP 2001169174A JP 2002366768 A JP2002366768 A JP 2002366768A
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Yasutoshi Shindo
靖敏 進藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金融機関の利用者が、複雑な操作をすることな
く容易に伝言を送信することができ、自由に作成された
伝言を送信することができ、送金、振込等の金融取引を
行わない場合でも伝言を送信することができるようにし
て利便性を高くする。 【解決手段】伝言を入力する入力手段、及び、前記伝言
が表示される表示手段を備え、金融機関の利用者が操作
する自動機と、該自動機に接続され、前記利用者毎の利
用者ファイルを備え、前記利用者が伝言を入力した自動
機から送信された前記伝言を前記利用者の利用者ファイ
ルに格納し、伝言相手の利用者ファイルに転送し、伝言
相手の操作する自動機に送信するホスト11とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝言システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、郵便局、信用金庫等の金融
機関の利用者が、送金したり振込をする場合、前記金融
機関に設置されたATM、CD等の自動機を利用する
と、送金相手や振込相手が自己の口座から現金を引き出
す時に、自動機の表示画面等に前記利用者からの伝言が
表示されるシステムが提供されている。
【0003】例えば、前記利用者が遠方に居住する自分
の家族や親戚などに対して祝い金、入学金等を送金した
り振り込む時に、「誕生日おめでとう」や「入学おめで
とう」などの伝言も送信するように自動機の入力手段を
操作すると、前記家族や親戚などが、金融機関に設置さ
れた自動機を使用して自己の口座から現金を引き出す時
に、自動機の表示画面に前記伝言が表示されるようにな
っている。
【0004】なお、前記システムは、個人的な伝言に限
らず、購入した物品の代金払い込みのような商取引上の
振込等の場合も利用することができるように、多種類の
伝言を送信することができるようになっている。
【0005】これにより、金融機関の利用者は、自動機
を使用して金融取引を行う際に、伝言の授受も行うこと
により、金融取引を行う相手との親密な関係を構築する
ことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシステムにおいて、金融機関の利用者は、自動機の
キーボード、タッチパネル等の入力手段のキーを操作し
て、送金相手や振込相手の口座番号、氏名等を正確に入
力する必要がある。このため、前記利用者がキーボー
ド、タッチパネル等の入力手段の操作に不慣れな場合、
入力に時間がかかり、入力結果に誤りが発生することが
多くなってしまう。
【0007】また、前記伝言は、いくつかのパターン化
された定型文の中から選択するようになっており、独自
の伝言を送信することは不可能である。このため、前記
利用者は、自分の伝えたい事項を正確に伝言にして送信
することができない。
【0008】さらに、前記伝言の送信は、送金、振込等
の金融取引に伴う場合のみ行われる。
【0009】このため、送金、振込等の金融取引を行う
必要のない場合、前記利用者は伝言を送信することがで
きず、不便を感じてしまう。そして、1度に1人の相手
にしか伝言を送信することができないので、1回の自動
機の操作で多数の相手に同時に同じ伝言を送信すること
は不可能である。
【0010】本発明は、前記従来のシステムの問題点を
解決して、金融機関の利用者が、複雑な操作をすること
なく容易に伝言を送信することができ、自由に作成され
た伝言を送信することができ、送金、振込等の金融取引
を行わない場合でも伝言を送信することができる利便性
の高い伝言システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の伝
言システムにおいては、伝言を入力する入力手段、及
び、前記伝言が表示される表示手段を備え、金融機関の
利用者が操作する自動機と、該自動機に接続され、前記
利用者毎の利用者ファイルを備え、前記利用者が伝言を
入力した自動機から送信された前記伝言を前記利用者の
利用者ファイルに格納し、伝言相手の利用者ファイルに
転送し、伝言相手の操作する自動機に送信するホストと
を有する。
【0012】本発明の伝言プログラムにおいては、コン
ピュータシステムを、伝言を入力する入力手段、及び、
前記伝言が表示される表示手段を備え、金融機関の利用
者が操作する自動機、並びに、該自動機に接続され、前
記利用者毎の利用者ファイルを備え、前記利用者が伝言
を入力した自動機から送信された前記伝言を前記利用者
の利用者ファイルに格納し、伝言相手の利用者ファイル
に転送し、伝言相手の操作する自動機に送信するホスト
として機能させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態における現金受
取システムの概念図である。
【0015】本実施の形態において、11は、CPU、
MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の
記憶手段、入力手段、通信手段等を備えるコンピュータ
としてのホストであり、銀行、信用金庫、郵便局、消費
者金融会社等の金融機関のホストコンピュータとして機
能する。
【0016】また、12a及び12bは、前記金融機関
の支店等に配設されたCD(現金自動支払機)、ATM
(現金自動預払機)等の自動機であり、前記金融機関の
利用者が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照
会、振込、振替、送金、定期性預金設定等の金融サービ
スを利用するための装置である。実際には前記自動機は
多数存在するが、ここでは説明の都合上、前記2つの自
動機12a及び12bが多数の自動機を代表する。ま
た、前記自動機12a、12bは、他の機能、例えば、
チケット予約機能、商品購入申込機能、クレジットカー
ドの与信確認機能、施設情報案内機能、POS端末機能
等を有する多機能端末であってもよい。
【0017】なお、前記利用者は、金融機関に自己の口
座を開設し、前記金融サービスを利用する者であり、一
般的には個人であるが、企業、団体等であってもよい。
【0018】そして、前記自動機12a、12bは、そ
れぞれ、キーボード、タッチパネル、OCR(Opti
cal Character Reader)、スキャ
ナ等の入力手段13a、13b、CRT、液晶ディスプ
レー、LEDディスプレー等の表示手段14a、14b
等を備える。なお、前記タッチパネルは、通常、入力手
段13a及び13bと表示手段14a及び14bとの機
能を兼ね備えるものである。また、前記自動機12a、
12bは、一般に前記金融機関の支店に配設されるが、
コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の商店、
駅、市役所等の公共施設、駐車場、道路脇等の屋外、学
校、事務所、工場等の施設等、いかなる場所に配設され
てもよい。
【0019】さらに、前記自動機12a、12bは、専
用通信回線、公衆通信回線等を介して、前記ホスト11
に通信可能に接続される。これにより、前記利用者が前
記入力手段13a、13bを操作して前記金融サービス
を利用すると、前記ホスト11がリアルタイムで前記金
融サービスに関する処理を実行し、その結果が前記表示
手段14a、14bに表示される。すなわち、前記ホス
ト11及び自動機12a、12bは金融機関用のコンピ
ュータシステムを構成する。
【0020】ここで、前記ホスト11は、利用者が前記
自動機12a、12bから送信した伝言及び該伝言に関
するデータを格納する伝言データベース17を備える。
該伝言データベース17中には、個々の利用者にそれぞ
れ対応する利用者ファイルが利用者毎に設定される。な
お、一方の利用者からの伝言が他方の利用者に送信され
る場合、前記一方の利用者の利用者ファイルに格納され
ている伝言及び該伝言に関するデータが、前記他方の利
用者の利用者ファイルに転送されて格納される。したが
って、利用者毎の前記利用者ファイルには、自分で送信
した伝言及び該伝言に関するデータ、及び、他人から転
送された伝言及び該伝言に関するデータが格納される。
【0021】そして、伝言に関するデータには、送信元
の利用者識別情報、伝言相手としての送信相手の利用者
識別情報、送信日時等の情報が含まれる。なお、前記伝
言は、文字データである文章の他に写真、描画等の画像
データ、音声、音楽等の音声データが含まれるようにし
てもよい。
【0022】また、前記利用者識別情報は、金融機関の
利用者を識別するための情報であり、利用者の氏名、口
座番号等であるが、いかなるものであってもよい。な
お、一人の利用者が複数の口座を開設している場合もあ
るので、一人の利用者に対して複数の利用者識別情報が
割り当てられていてもよい。
【0023】ここで、前記利用者ファイルの容量は、前
記伝言データベース17の記憶容量に制約がある場合、
制限が設定されるようにしてもよい。この場合、前記利
用者ファイルに格納される伝言及び該伝言に関するデー
タが設定された制限を越える時は、新しい伝言及び該伝
言に関するデータを受信しないようにしたり、古い伝言
に関するデータを消去して、空き容量を確保して新しい
伝言及び該伝言に関するデータを受信するようにする。
【0024】また、前記ホスト11は、ファイアウォー
ル、ゲートウェイ等を介してインターネット15に通信
可能に接続されている。そして、前記利用者は自宅、職
場等の利用者環境に配設されインターネット15に通信
可能に接続されたパーソナルコンピュータ、デジタルテ
レビ、携帯電話、携帯端末、ゲーム機等の端末16を操
作して、前記金融サービスを利用することができる。す
なわち、インターネットバンキングが可能となってい
る。ここで、前記端末16は、CPU、MPU等の演算
手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キー
ボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレ
ー等の表示手段、通信手段等を備えるものであれば、い
かなるものであってもよい。なお、前記端末16を操作
して利用することができる金融サービスは、前記自動機
12a、12bを操作して利用することができる金融サ
ービスの一部であってもよい。すなわち、前記端末16
はインターネットバンキングにおいては、金融機関の自
動機として機能する。
【0025】また、前記ホスト11に代えて、前記ホス
ト11が実行した前記金融サービスに関する処理の結果
をリアルタイムで反映するインターネットバンキングサ
ーバをインターネット15に接続することもできる。こ
の場合、前記インターネットバンキングサーバは、専用
通信回線又は公衆通信回線を介して前記ホスト11に通
信可能に接続され、前記ホスト11がインターネット1
5から切り離された状態となるので、前記ホスト11の
セキュリティが向上する。一方、前記インターネットバ
ンキングサーバは前記ホスト11が実行した前記金融サ
ービスに関する処理の結果をリアルタイムで反映するの
で、利用者は端末16を操作することによって、前記金
融サービスを利用することができる。
【0026】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0027】図2は本実施の形態における伝言の申込用
紙を示す図、図3は本実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【0028】まず、利用者が金融機関等に配設された自
動機12aから伝言を送信しようとする場合、前記利用
者は、図2に示されるようなフォーマットの帳票、すな
わち、伝言の申込用紙に必要な事項を記入する。ここ
で、通常の金融機関においては、利用者識別情報として
氏名及び口座番号の両方を使用しているので、「相手先
氏名」及び「口座番号」の欄に、伝言を送信する伝言相
手としての相手先の氏名及び口座番号をともに記入する
必要がある。なお、利用者識別情報として、氏名又は口
座番号のいずれかだけが使用されている金融機関の場合
は、「相手先氏名」及び「口座番号」の欄のいずれかだ
けに記入するようにしてもよい。
【0029】また、「メッセージお届け日」の欄には、
伝言が伝言相手に送信されることを希望する日又は日時
を記入する。例えば、相手の誕生日等の記念日や祝祭日
を記入する。なお、希望する日がない場合は、何も記入
せずに空欄にしておいてもよい。 続いて、「期限」の
欄には、伝言が伝言データベース17中の伝言相手の利
用者ファイルに保存される期限を記入する。なお、希望
する期限がない場合は、何も記入せずに空欄にしておい
てもよい。
【0030】そして、「メッセージ」の欄には、伝言の
内容を記入する。なお、伝言として、文字データである
文章の他に写真、描画等の画像データを送信することが
できる場合は、写真、描画等を貼付してもよい。
【0031】最後に「差出人氏名」の欄には、利用者の
氏名を記入する。なお、自動機12aを操作する際に
は、金融機関のキャッシュカード等に含まれる利用者識
別情報を読み取らせるのが一般的であり、この場合、該
利用者識別情報から利用者の氏名を抽出するようにすれ
ば、利用者の氏名を記入しなくてもよい。
【0032】ここで、前記事項は、すべて手書きによっ
て記入することができる。このため、入力手段13aの
キーボード、タッチパネル等の操作に不慣れな利用者で
あっても、必要な事項を容易に前記申込用紙に記入する
ことができる。
【0033】なお、前記申込用紙のフォーマットはいか
なるものであってもよい。例えば、「差出人氏名」、
「期限」等の欄を省略することもできる。また、「メッ
セージ」の欄を大きくして、長い伝言を記入しやすくし
たり、写真、描画等を貼付しやすくすることができる。
【0034】次に、利用者は、前記申込用紙を自動機1
2aの入力手段13aに読み取らせる。この場合、利用
者は、自動機12aを操作して入金、出金、通帳記帳、
残高照会、振込、振替、送金、定期性預金設定等の金融
サービスを利用する場合と同様に、金融機関のキャッシ
ュカードをカード読み取り機に読み込ませるとともに、
暗証番号等を入力する。ここで、利用者は前記金融サー
ビスを利用しなくてもよいが、利用してもよい。この場
合、例えば、前記利用者が遠方に居住する自分の家族や
親戚などに対して祝い金、入学金等を送金したり振り込
む時に、「誕生日おめでとう」や「入学おめでとう」な
どの伝言も送信することができる。
【0035】そして、利用者が前記入力手段13aのO
CR、スキャナ等に前記申込用紙をセットすると、該申
込用紙の各欄に記入された記入事項が読み取られ、OC
R機能によって、文字データに変換されて取り込まれ
る。なお、写真、描画等の場合は、そのまま画像データ
として取り込まれる。この場合、前記写真、描画等が伝
言として送信される。さらに、前記入力手段13aがマ
イクロフォン等の音声入力手段を備える場合、利用者の
音声を直接入力して音声データとして取り込ませるよう
にすることもできる。この場合、前記利用者の音声が伝
言として送信される。
【0036】この場合、申込用紙をセットしてスイッチ
を操作するだけでよく、キーボード、タッチパネル等を
操作する必要がないので、入力手段13aの操作を短時
間で終了することができる。
【0037】次に、申込用紙を自動機12aの入力手段
13aに読み取らせると、該入力手段13aによって取
り込まれた記入事項は伝言及び該伝言に関するデータと
して、自動機12aからホスト11に送信される。な
お、利用者が前記金融サービスを利用した場合には、そ
のデータも共に送信される。
【0038】そして、前記ホスト11は、受信した伝言
及び該伝言に関するデータを伝言データベース17中に
設定された利用者ファイルに格納する。これにより、該
利用者ファイルが更新される。
【0039】続いて、必要な書誌的事項が前記伝言に関
するデータに付加される。例えば、「差出人氏名」の欄
に、利用者の氏名が記入されていない場合、自動機12
aを操作する際に、カード読み取り機に読み込ませた金
融機関のキャッシュカード等に含まれる利用者識別情報
から、利用者の氏名が抽出され、前記伝言に関するデー
タに付加される。
【0040】なお、前記利用者が振込カードを入力手段
13aに読み取らせて、例えば、遠方に居住する自分の
家族や親戚などに対して祝い金、入学金等を送金したり
振り込む時に、「誕生日おめでとう」や「入学おめでと
う」などの伝言も送信する場合、相手の氏名や口座番号
の記入を省略することもできる。この場合、振込先の利
用者識別情報は前記振込カードに含まれているので、前
記振込先の利用者識別情報から、相手の氏名が抽出さ
れ、前記伝言に関するデータに付加される。
【0041】次に、前記伝言が伝言相手に送信されるこ
とを希望する日時、すなわち、設定された配信日時にな
ると、前記伝言及び該伝言に関するデータは、伝言相手
の利用者ファイルに転送されるようにしてもい。また、
伝言相手の利用者ファイルにデータが即座に転送されて
も良く、その際には、設定された日時までは、伝言相手
の利用者が伝言を見ることができないようにしてもよ
い。なお、配信日時が設定されていない伝言及び該伝言
に関するデータは、前記利用者の利用者ファイル内に保
持されることなく、即時に伝言相手の利用者ファイルに
転送される。ここで、前記申込用紙に複数の伝言相手が
記入されている場合、伝言及び該伝言に関するデータは
それぞれの伝言相手の利用者ファイルに転送される。
【0042】また、転送された伝言及び該伝言に関する
データは伝言の送信者としての前記利用者の利用者ファ
イルから削除されることが望ましい。これにより、利用
者ファイル内に空き容量を確保することができる。
【0043】続いて、伝言相手としての利用者が自動機
12bを操作した時に、表示手段14bに伝言を受信し
た旨の表示がされる。この場合、前記伝言相手は、自動
機12bを操作して金融サービスを利用する場合と同様
に、金融機関のキャッシュカードをカード読み取り機に
読み込ませるとともに、暗証番号等を入力する。ここ
で、前記伝言相手は前記金融サービスを利用しなくて
も、利用してもよい。
【0044】なお、配信日時が伝言に関するデータに含
まれている場合、前述されたように、該配信日時まで
は、伝言及び該伝言に関するデータが伝言相手の利用者
ファイルに転送されないので、伝言相手が自動機12b
を操作しても、表示手段14bに伝言を受信した旨の表
示がされることはない。
【0045】そして、前記伝言相手が、表示手段14b
に受信した伝言の内容を表示させるように、自動機12
bを操作すると、伝言を送信した者の氏名及び伝言の内
容が表示される。これにより、前記伝言相手は自分に送
られた伝言を読み取ることができる。ここで、表示され
た伝言に関する情報は、伝言相手としての前記利用者の
利用者ファイルから削除されることが望ましい。なお、
伝言が音声情報を含むものである場合には、自動機12
bが備えるスピーカー等の音声出力手段から、音声情報
が出力される。
【0046】また、前記伝言相手が前記伝言に対する返
答を返信したい場合、前述されたように、必要な事項が
記入された申込用紙を入力手段13bのOCR、スキャ
ナ等に前記申込用紙をセットすることによって、返答を
返信することができる。
【0047】なお、前記伝言相手が長期間にわたって自
動機12bを操作しなかったり、操作しても受信した伝
言を表示させなかった場合には、前記伝言相手の利用者
ファイル内に格納されている伝言に関するデータが削除
されるようにすることができる。この場合、古い順に削
除されるようにすることが望ましい。また、伝言を送信
した利用者が前記申込用紙の「期限」の欄に、保存され
る期限を記入した場合には、該期限が来たら削除される
ようにすることが望ましい。これにより、利用者ファイ
ル内に空き容量を確保することができ、新しい伝言及び
該伝言に関するデータを格納することができる。
【0048】ここで、前記伝言及び該伝言に関するデー
タを削除する直前に、伝言相手に対して、削除を予告す
る通知を行うようにすることができる。この場合、ダイ
レクトメール、電子メール、電話等の通信手段によっ
て、前記削除を予告する通知を行うようにしてもよい。
【0049】なお、伝言を送信する利用者又は伝言相手
が自動機12a、12bに代えて、端末16を使用する
こともできる。この場合、前記端末16は、インターネ
ットバンキングにおいて、前記自動機12a、12bと
同様の操作がなされるので、その説明は省略する。
【0050】このように、本実施の形態においては、金
融機関の利用者が申込用紙に記入した事項を自動機に読
み取らせることによって、伝言相手に伝言を送信するよ
うになっている。そのため、金融機関の利用者は、複雑
な操作をすることなく容易に手書きの伝言を送信するこ
とができるだけでなく、自由に作成された伝言を送信す
ることができる。さらに、多数の伝言相手に同時に単一
の、又は、複数の伝言を送信することができる。
【0051】また、金融機関の自動機を使用して伝言を
送信したり伝言を受信したりするようになっているの
で、特別な機械や装置を購入したり操作したりすること
なく、容易に、かつ、気軽に伝言の送受信を行うことが
できる。そして、前記自動機は金融機関の各支店や商店
などのいろいろな場所に遍在しているので、利用者は自
分に都合のよい場所で都合のよい時刻に、気軽に伝言の
送受信を行うことができる。
【0052】なお、金融機関の自動機を使用する時に
は、金融機関のキャッシュカードをカード読み取り機に
読み込ませるとともに、暗証番号等を入力するようにな
っているので、他人が利用者に成りすまして伝言の送受
信を行う危険性が低いので、セキュリティの高い伝言の
送受信をすることが可能になる。
【0053】さらに、伝言を送信する際に、金融サービ
スを利用してもしなくてもよいので、いつでも気軽に伝
言の送受信を行うことができる。
【0054】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 利用者は、申込用紙に必要な事項を記入
する。 ステップS2 利用者が自動機の入力手段に申込用紙を
セットすると、自動機の入力手段が申込用紙の記入事項
を読み取る。 ステップS3 記入事項は、伝言に関するデータとし
て、自動機からホストに送信され、伝言データベース中
に設定された利用者ファイルが更新される。 ステップS4 必要な書誌的事項が前記伝言に関するデ
ータに付加される。 ステップS5 設定された配信日時に伝言相手の利用者
ファイルに伝言が送信される。 ステップS6 伝言相手は自動機の表示手段で送られた
伝言を読み取る。
【0055】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、伝言システムにおいては、伝言を入力する入力手
段、及び、前記伝言が表示される表示手段を備え、金融
機関の利用者が操作する自動機と、該自動機に接続さ
れ、前記利用者毎の利用者ファイルを備え、前記利用者
が伝言を入力した自動機から送信された前記伝言を前記
利用者の利用者ファイルに格納し、伝言相手の利用者フ
ァイルに転送し、伝言相手の操作する自動機に送信する
ホストとを有する。
【0057】この場合、金融機関の利用者は、複雑な操
作をすることなく容易に伝言を送信することができ、自
由に作成された伝言を送信することができ、送金、振込
等の金融取引を行わない時でも伝言を送信することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における現金受取システム
の概念図である。
【図2】本実施の形態における伝言の申込用紙を示す図
である。
【図3】本実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 ホスト 12a、12b 自動機 13a、13b 入力手段 14a、14b 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)伝言を入力する入力手段、及び、
    前記伝言が表示される表示手段を備え、金融機関の利用
    者が操作する自動機と、(b)該自動機に接続され、前
    記利用者毎の利用者ファイルを備え、前記利用者が伝言
    を入力した自動機から送信された前記伝言を前記利用者
    の利用者ファイルに格納し、伝言相手の利用者ファイル
    に転送し、伝言相手の操作する自動機に送信するホスト
    とを有することを特徴とする伝言システム。
  2. 【請求項2】 (a)コンピュータシステムを、(b)
    伝言を入力する入力手段、及び、前記伝言が表示される
    表示手段を備え、金融機関の利用者が操作する自動機、
    並びに、(c)該自動機に接続され、前記利用者毎の利
    用者ファイルを備え、前記利用者が伝言を入力した自動
    機から送信された前記伝言を前記利用者の利用者ファイ
    ルに格納し、伝言相手の利用者ファイルに転送し、伝言
    相手の操作する自動機に送信するホストとして機能させ
    る伝言プログラム。
JP2001169174A 2001-06-05 2001-06-05 伝言システム Withdrawn JP2002366768A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014207003A (ja) * 2010-10-15 2014-10-30 株式会社日本総合研究所 想い出バンク・システム,想い出情報管理装置およびその動作制御方法

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