JP2002366269A - コンピュータシステム及び通信機能を有するコンピュータ装置又は携帯用通信装置における操作処理方法 - Google Patents

コンピュータシステム及び通信機能を有するコンピュータ装置又は携帯用通信装置における操作処理方法

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JP2002366269A
JP2002366269A JP2001168877A JP2001168877A JP2002366269A JP 2002366269 A JP2002366269 A JP 2002366269A JP 2001168877 A JP2001168877 A JP 2001168877A JP 2001168877 A JP2001168877 A JP 2001168877A JP 2002366269 A JP2002366269 A JP 2002366269A
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Hirohide Komatsu
弘英 小松
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KRD CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特別の練習や訓練を要することなく容易にコ
ンピュータの操作を可能としたコンピュータシステム及
びコンピュータシステムにおける操作処理方法を提供す
る。 【解決手段】 ネットワークに接続されていないスタン
ドアローンのコンピュータシステムあるいは双方向通信
ネットワ−クに接続されているコンピュータシステムに
おいて、前記コンピュータシステムの操作に必要な項目
を示す複数の操作項目ならびにこれらの操作項目の近傍
に当該操作項目に関する動作を前記コンピュータシステ
ムに実行させるための情報を有している2次元コードを
印刷された操作シートの前記2次元コードならびにディ
スプレイ上に表示された前記2次元コードを同じように
光学的に読み取り画像データを生成してコンピュータに
与える2次元コード読取手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等のコンピュータシステムの操作方法及びコンピ
ュータ装置又は携帯電話、PHS(Personal Handyphon
e System),PDA(Personal Digital Assistance)
等の通信機能を有する各種携帯用通信機器における操作
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術とインターネッ
トを含む通信技術の急速な発展と普及は、パーソナルコ
ンピュータ及びその周辺機器の大幅なコスト低減と共
に、コンピュータ利用性の飛躍的な向上をもたらした。
【0003】これによって、従来はコンピュータ技術を
習得した専門家だけが操作可能であったコンピュータ
を、必ずしも専門知識を持たない一般の人々がコンピュ
ータを使用し自ら操作するようになっている。特に、イ
ンターネットの近年の急速な進展と普及によって、コン
ピュータを利用して各種情報の取得や交換を行うことが
一般化するに至っている。このような例として、電子メ
ールの交換や、インターネットを介して物品の購入を行
う電子商取引、株式・債権等の金融商品の取引き、更に
は、銀行口座の残高照会や金銭の振込み等のオンライン
バンキング等の手続きや処理が広く行われるようになっ
てきている。また、ニュース、音楽、画像、映像、ソフ
トウェアプログラム等をインターネットを介して有料又
は無料で取得するようになってきており、最早、コンピ
ュータ無くしては効率的で利便性の高い生活を送ること
が困難になる事態になりつつある。
【0004】また、健常者のみならず障害者の人々がコ
ンピュータを使用する機会が大幅に増大している。さら
にはインターネットの普及に伴って、外に出る機会の少
ない障害者の人々が、各種情報入手や商品購入の際に得
られる利便性を考えると、健常者以上にコンピュータを
操作することにより受けとる利益は大きいものとなって
きている。しかし、障害者の立場からすると現状のコン
ピュータは操作しやすいとは言えず、キーボード操作や
マウスの操作を伴うコンピュータ操作は苦痛以外の何者
でもなく、真のユーザフレンドリな操作環境が求められ
ている。
【0005】このために、コンピュータの製造メーカや
ソフトウェアプログラムの製作者は、コンピュータをよ
り簡易に且つ誤りなく操作できるようにコンピュータの
操作性を向上させるべく種々のアイデアが実践されてき
ている。そのような例をして、電源を投入するだけで即
操作開始を可能にするためのポップアップメニュー機能
や、所定のプログラムや処理を容易に起動させるために
複数の専用のアイコンを予め準備しておきこれをクリッ
クするだけで当該処理を行うようにしたアイコン機能等
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにしてコンピュータの操作性が向上してきたとはい
え、コンピュータを正確に操作するためには、マウス又
はキーボードを所定の操作手順に従って操作する必要が
あり、マウスやキーボードを操作した経験がない例えば
中高齢者又は年少者等、あるいは近年クローズアップさ
れてきた運動能力、視覚能力あるいはその他の能力の観
点で健常者よりも劣っている障害者の人々にとっては、
今もってコンピュータは簡単に操作できるものではなか
った。
【0007】従来技術においては、ある一つのアイコン
のクリックは当該アイコンに関連付けられた所定の処理
のみを行うことであって、例えば、コンピュータを用い
て、ある電子商取引業者から物品等を購入したい場合
は、多くの連続したキーボード操作及びマウスのクリッ
ク操作を所定の順序で正しく行うことが要求されていた
のである。
【0008】また、同じ様な目的から単純なバーコード
・リーダを組み込んだシステムがいくつか提案されてい
るが、バーコード・リーダの利用をカタログ上に印刷さ
れた桁数の多い商品コードの入力等に限っているため、
一連の処理を行うにはキーボードやマウスの操作が必要
となり、誰でもが扱えるという理想のシステムからはほ
ど遠いのが実状である。
【0009】さらに、このようなインターネットを介し
た電子商取引やオンラインバンキング処理は、即座に金
銭の移動を伴うものであることから、例えコンピュータ
の操作に不慣れな人であっても誤操作は許されない。
【0010】また近年、携帯電話やPHSの急速な普及
により、それらが持つオンライン端末としての機能を利
用し、オンライン物品購入やホームページ閲覧等の各種
サービスが行われているが、表示画面が小さくかつ表示
文字数が少ない、また限られた数のキーを組み合わせて
入力することを要求するため、誰にとっても使いやすい
システムとは言えなかった。
【0011】本発明の目的は、インターネット上での電
子商取引のための操作も含め、特別の練習や訓練を経る
ことなくコンピュータ、携帯電話、PHS及びPDAの
操作に不慣れな人や障害者の人々であってもコンピュー
タの操作を容易に且つ誤りなく行えるようにしたコンピ
ュータシステムの操作方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、コ
ンピュータシステムの操作に必要な項目を示す複数の操
作項目及びこれらの操作項目の近傍に当該操作項目に関
する動作を前記コンピュータシステムに実行させるため
の情報を有している2次元コードを印刷された操作シー
トの前記2次元コードの画像イメージをイメージセンサ
により光学的に読み取りその画像データをコンピュータ
に用意されたUSB等の機器接続インターフェース及び
デバイス・ドライバを介してオペレーティングシステム
(OS)上で稼働するソフトウエアに画像データを渡す
機能を有する2次元コード読取手段と、を有している。
【0013】さらに、前記2次元コード読取手段から送
られた画像データを受けオペレーティングシステム(O
S)に渡す処理を行うデバイス・ドライバと、オペレー
ティングシステム(OS)上で稼働し前記画像データを
処理し元のコード情報を復元する2次元コード・デコー
ドソフトと、復元された前記コード情報に基づいて動作
を実行する実行手段と実行結果により以降の処理を判断
決定する制御手段と、該実行手段による動作の実行後の
情報や2次元コードをディスプレイに表示する出力制御
手段と必要に応じてサーバとの通信制御手段を備える操
作シート処理プログラム、を備えていることを特徴とす
るコンピュータシステムを提供するものである。
【0014】これにより、本発明のコンピュータシステ
ムは、ユーザが操作シートの2次元コードと必要に応じ
て画面上の2次元コードを2次元コード読取手段で順次
に読み取ることにより操作することができるから、操作
が非常に簡単になる。
【0015】ここで、前記コンピュータシステムは、前
記2次元コード・デコードソフトにより生成された前記
コード情報を記憶する記憶手段を備え、前記実行手段が
前記記憶手段に記憶された前記コード情報に基づいて動
作を実行することを特徴とする。また、前記2次元コー
ドは、プログラム、アドレス、コマンド、各種データ及
びマルチメディア・データの内少なくとも1つを有して
いることを特徴とする。ここでいうマルチメディア・デ
ータは広義のものを指し、オーデオデータ、イメージデ
ータそしてビデオデータ等を全て含むものである。
【0016】また、本発明は、前記コンピュータシステ
ムのディスプレイの各表示画面に前記コンピュータシス
テムの操作に必要な項目を示す複数の操作項目を表示す
る操作項目表示制御手段と、前記操作項目表示制御手段
により表示された前記複数の操作項目の各々の近傍に各
操作項目に関する動作を前記コンピュータシステムに実
行させるための情報を有している2次元コードを前記デ
ィスプレイの各表示画面に表示させる2次元コード表示
制御手段と、前記2次元コード表示制御手段により表示
された前記2次元コードを光学的に読み取り画像データ
をコンピュータに与える2次元コード読取手段とを有す
る。
【0017】さらに、前記2次元コード読取手段により
読み取られた画像データから元のコード情報を取り出す
復元手段と、復元された前記コード情報に基づいて動作
を実行する実行手段と、前記実行手段による動作の実行
の結果をディスプレイに表示する表示制御手段と、を備
えていることを特徴とするコンピュータシステムを提供
するものである。
【0018】また、本発明においては、前記復元された
前記コード情報に操作シート起動情報が含まれるかを2
次元コード・デコードソフトで判断し、もし起動情報が
含まれる場合は前記操作シート処理プログラムを起動
し、必要に応じて制御を移す仕組みを提供する。
【0019】前記復元された前記コード情報にオペレー
ティングシステムを終了しコンピュータの電源を落とす
操作を指示する情報が含まれるかを2次元コード・デコ
ードソフトで判断し、情報が含まれる場合はオペレーテ
ィングシステムに対してシャットダウン処理及び電源オ
フ処理を要求する手段を有する。
【0020】さらに、前記2次元コードにデータとして
オーディオ、イメージ、記号、色、振動、傾き、温度、
湿度そして匂い等の各種情報を付加し、コンピュータと
人とのインターフェースを図る。
【0021】これにより、本発明のコンピュータシステ
ムは、ユーザがディスプレイに表示される情報、操作項
目及び2次元コードを見ながらディスプレイに表示され
る2次元コードを2次元コード読取手段で順次に読み取
ることにより操作することができるから、操作が非常に
簡単である。
【0022】なお、ここでは2次元コードから元のコー
ド情報を復元する手段を2次元コード・デコードソフト
としてパーソナルコンピュータ上で稼働するソフトウエ
アの形態としたが、もちろんこの復元手段であるデコー
ダソフトの機能を2次元コードリーダ自身に内蔵する方
式も考えられる。この場合は、復元済みのコード情報が
インターフェース端子を介してパーソナルコンピュータ
に送られることとなるが、同様な機能を有するシステム
を構築することが可能である。
【0023】また、ここでは2次元コードを前提に説明
しているが、色情報を加えたコード、OCRフォント、
イメージデータそして情報量が少ないことや誤り修正機
能が無いことを許容すれば、同様なシステムを一般的な
各種1次元のバーコードにより作り上げることも容易で
ある。
【0024】また、本発明は、コンピュータシステムの
操作に必要な項目を示す複数の操作項目及びこれらの操
作項目の近傍に当該操作項目に関する動作を前記コンピ
ュータシステムに実行させるための情報を有している2
次元コードを印刷された操作シートを用意するステップ
と、前記操作シートの前記2次元コードを光学的に読み
取り画像データをコンピュータに与える2次元コード読
取ステップと、この画像データから元のコード情報を取
り出す復元ステップと、この2次元コード復元ステップ
において生成された前記コード情報に基づいて動作を実
行する実行ステップと、この実行ステップにおける動作
の実行後の情報をディスプレイに表示する表示制御ステ
ップと、を備えていることを特徴とするコンピュータシ
ステムにおける操作処理方法を提供するものである。
【0025】さらに、本発明においては、携帯電話、P
HS又はPAD等の通信端末装置は、携帯電話やPHS
の操作に必要な項目を示す複数の操作項目及び前記操作
項目の近傍に当該操作項目に関する動作を前記携帯電話
やPHSに実行させるための情報を有している2次元コ
ードが印刷された操作シートを用意するステップと、前
記操作シートの前記2次元コードを光学的に読取り電気
信号であるコード情報を生成して携帯電話またはPHS
に与える2次元コード読取ステップと、前記コード情報
に基づいて動作を実行する実行ステップと、前記動作の
実行後の情報をディスプレイに表示する表示制御ステッ
プと、を備えている。
【0026】また、通信機能とデータ処理機能を有する
PDA等の携帯処理装置は、当該携帯処理装置の操作に
必要な項目を示す複数の操作項目及び前記操作項目の近
傍に当該操作項目に関する動作を前記PDAシステムに
実行させるための情報を有している2次元コードが印刷
された操作シートを用意するステップと、前記操作シー
トの前期2次元コードを光学的に読取り電気信号である
コード情報を生成してPDAシステムに与える2次元コ
ード読取ステップと、前期コード情報に基づいて動作を
実行する実行ステップと、前記動作の実行後の情報をデ
ィスプレイに表示する表示制御ステップと、を備えてい
る。
【0027】また、前記復元された前記コード情報に、
操作シート起動情報が含まれるかを2次元コード・デコ
ードソフトで判断し、起動情報が含まれる場合は前記操
作シート処理プログラムを起動し、必要に応じて制御を
移すステップを有する。前記復元された前記コード情報
にオペレーティングシステムを終了しコンピュータの電
源を落とす操作を指示する情報が含まれるかを2次元コ
ード・デコードソフトあるいは操作シート処理プログラ
ムで判断し、情報が含まれる場合はオペレーティングシ
ステムに対してシャットダウン処理及び電源オフ処理を
要求するステップを有する。
【0028】これにより、本発明のコンピュータシステ
ムにおける操作処理方法は、ユーザが操作シートの2次
元コードを2次元コード読取手段で順次に読み取ること
により操作することができるから、操作が非常に簡単で
ある。
【0029】さらに、本発明は、コンピュータシステム
のディスプレイの各表示画面に前記コンピュータシステ
ムの操作に必要な項目を示す複数の操作項目を表示する
操作項目表示制御ステップと、この操作項目表示制御ス
テップにおいて表示された前記複数の操作項目の各々の
近傍に各操作項目に関する動作を前記コンピュータシス
テムに実行させるための情報を有している2次元コード
を前記ディスプレイの各表示画面に表示させる2次元コ
ード表示制御ステップとを有している。
【0030】さらにこの2次元コード表示制御ステップ
において表示された前記2次元コードを光学的に読み取
り画像データをコンピュータに与える2次元コード読取
ステップと、前記画像データから元のコード情報を取り
出す復元ステップと、前記2次元コード復元ステップに
おいて生成された前記コード情報に基づいて動作を実行
する実行ステップと、前記実行ステップにおける動作の
実行の結果をディスプレイに表示する表示制御ステップ
と、を備えていることを特徴とするコンピュータシステ
ムにおける操作処理方法を提供するものである。
【0031】これにより、本発明のコンピュータシステ
ムにおける操作処理方法は、ユーザがディスプレイに表
示される情報、操作項目及び2次元コードを見ながらデ
ィスプレイに表示される2次元コードを2次元コード読
取手段で順次に読み取ることにより操作することができ
るから、コンピュータ操作が容易となる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の1つの実
施の形態としてのネットワークに接続されたコンピュー
タシステムの構成を示すブロック図である。このコンピ
ュータシステム1は、双方向通信ネットワ−クであるイ
ンターネット2に接続される。インターネット2は、固
定通信網3と、この固定通信網3に接続されているサー
バ4及び商品販売サイト5などを有している。なお、複
数のコンピュータシステム1がインターネット2に接続
されるように構成することが望ましい。本発明の実施の
形態ではコンピュータシステムの実施例で説明している
が、携帯電話、PHS,PDA等の各種携帯通信装置に
ついても同様な構成とすることが可能である。また、パ
ーソナルコンピュータ6で説明する実施例についても、
このような各種携帯通信装置又は携帯用データ処理装置
についても適用可能である。
【0033】コンピュータシステム1は、パーソナルコ
ンピュータ6と、このパーソナルコンピュータ6に接続
されている2次元コード読取装置7とを備えている。2
次元コード読取装置7は、ユニバーサル・シリアル・バ
ス(USB:Universal Serial Bus)のインターフェー
ス20を介してパーソナルコンピュータ6に接続されて
いる。パーソナルコンピュータ6は、ウエブ(WEB)
プラウザブラウザを搭載している。
【0034】また、パーソナルコンピュータ6は、中央
処理装置(CPU)8と、記憶装置であるRAM14及
びフラッシュROM15と、ハードディスクドライブ1
1、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ12、C
D−ROMドライブ13、ディスプレイ17と、マウス
18と、キーボード19などを備えている。
【0035】パーソナルコンピュータ6は、モデム15
28を介してインターネット2に接続される。RAM1
4、フラッシュROM15、ハードディスクドライブ1
1、フロッピーディスクドライブ12、CD−ROMド
ライブ13、ディスプレイ17、マウス18及びキーボ
ード19は、インターフェースLSI9,10を介して
中央処理装置8に接続されている。2次元コード読取装
置7は、インターフェース20を介してインターフェー
スLSI10経由で中央処理装置8に接続されている。
【0036】フラッシュROM15には、パーソナルコ
ンピュータ6の立ち上げ時の処理や各種設定情報が格納
されている。システム立ち上げ時には必要なソフトウエ
アがハードディスクドライブ11よりRAM14に読み
込まれ実行される。ディスプレイ17は、液晶ディスプ
レイ(LCD)などで構成されており、画面表示を制御
するディスプレイアダプタ16に接続されている。
【0037】また、携帯電話、PHS及びPDA等の携
帯通信装置において、デコード等を処理する機能が不足
するときは、機能を補完するための外付けのデコーダ・
ボックスを接続することにより復元処理をデコーダ・ボ
ックスで処理し、復元データを携帯電話、PHS及びP
DAに取り込むことが可能となる。
【0038】一方、図1及び図2に示すように操作シー
トSが用意されている。例えば、この操作シートSに
は、図2に示すように、「START」、「END」、
「終了後電源オフ」、「お客様ID」、「パスワー
ド」、「お買い物カゴを見る」、「お支払い方法(クレ
ジットカード、代引き及びデビットカード)」、「配達
日時指定{本日(午後のみ)、翌日午前、翌日午後及び
その他}」、「ご確認」、「発注」、数字「1」〜「1
0」、「戻る」、「進む」、「訂正」、「最新お買い得
情報」及び「ご意見」等の操作項目が印刷されている。
操作シートSには、これらの操作項目の各々の近傍に、
2次元コードC1〜C29が印刷されている。
【0039】各2次元コードC1〜C29は、操作項目
に関する動作をコンピュータシステム1に実行させるた
めの情報を有している。例えば、図3に示すように、2
次元コードCは、直交する2つの方向に配置されている
複数のエレメントを有している。なお、ここでは数々あ
る2次元コードの中のCPコードを例に挙げ説明する
が、他のコードを使っても同じようにシステムを構成す
ることが可能である。
【0040】2次元コードCは、英文字、数字、漢字、
ひらがな又は記号で数千の文字数の情報を有することが
できる。また、2次元コードCは、360度のどの方向
からでも高速な読取が可能なものが開発されている。こ
の実施の形態においては、各2次元コードC1乃至C2
9は、プログラム、アドレス、コマンド及びデータを有
している。
【0041】図4に示すように、2次元コード読取装置
7は、2次元コードC1乃至C29を光学的に読み取っ
てコード情報を生成する読取ヘッド21と、この読取ヘ
ッド21が読取った画像イメージをアナログ・デジタル
変換し、この画像イメージをインターフェース26を介
してパーソナルコンピュータ6に与える制御装置27と
を有している。2次元コード読取装置7は、手に持って
操作することができるハンディタイプまたはペンタイプ
のもので構成されている。
【0042】また、2次元コード読取装置7は、電源ス
イッチ24と、読み取りボタン22と、ビープ23など
を備えている。電源スイッチ24は、ユーザが読取装置
7を電源をオンオフするためのものである。読み取りボ
タン22は、ユーザが2次元コードを読み取りその画像
データを制御装置27からのPCへの送信を制御するた
めのものである。ビープ23は、PCが制御装置27か
らの画像データを受信したことをユーザに可聴的にフイ
ードバックするためのものである。
【0043】図5は、本発明に係るソフトウエアの構造
を示すブロック図である。図5に示すように、2次元コ
ード・デコードソフト33は、2次元コード読取装置7
からの画像データを復号処理し、元のコード情報30を
復元する。このコード情報30はオペレーティングシス
テムのインターフェースを利用して、操作シート処理プ
ログラム31に送られる。
【0044】ここでは操作シート処理プログラム31を
ウエッブブラウザ上で稼働するHTMLによるアプリケ
ーションを想定しているが、これは通常のソフトウエア
の構成を取ることももちろん可能である。操作シート処
理プログラム31は受けとったコード情報を解読し組み
込まれた命令やデータの処理を行う。また、必要で有れ
ばコマンドをインターネット2のサーバ4に送り、前記
コマンドを受けたサーバ4からの返答情報を受けた時に
この返答情報を記憶し、かつ、前記返答情報をディスプ
レイ17の表示画面に表示する。
【0045】次に、本発明の一実施の形態としてのコン
ピュータシステム1における操作処理方法を、図5及び
図6に基づいて詳細に説明する。図6に示すように、ま
ず、ステップS1において、コンピュータシステム1の
操作に必要な項目を示す複数の操作項目及びこれらの操
作項目に関する動作をコンピュータシステム1に実行さ
せるための情報を有している2次元コードC1乃至C2
9を印刷された操作シートS(図2参照)を用意する。
【0046】ここで、パーソナルコンピュータ6の電源
を投入すると、オペレーティングシステムであるウイン
ドウズが起動されると共に、USBポートに接続されて
いる2次元コードリーダ7を認識し、必要なデバイス・
ドライバ32を読み込むと同時に、ソフト導入時の設定
に従い2次元コード・デコードソフト33を呼び出し常
駐させる。この常駐した2次元コード・デコードソフト
33は2次元コードリーダからの入力を常時監視し、
「START」のコードが読み込まれるのを待つ。
【0047】次に、ステップS2において、操作シート
Sの操作項目「START」の近傍に印刷された2次元
コードC1を読み取ったことを2次元コード・デコード
ソフト33が認識しステップS3において操作シート処
理プログラム31を起動する。
【0048】次に、ステップS4において、「お客様I
D(利用者識別番号)」の近傍の2次元コードC3のコ
ード情報を読み取ることにより操作シート処理プログラ
ム31はユーザ認証の処理を開始し、ステップS5にお
いて正しいパスワードが読み込まれたかを判断する。
【0049】なお、ステップS4とS5の間に、パスワ
ードを受けたか否かを判断するステップを挿入し、この
ステップにおいてパスワードを受けた時にのみステップ
S5に進むようにしてもよい。
【0050】ステップS5において次のコード情報を受
けた時には、ステップS6においてこのコード情報に対
応した動作(処理)を実行する。次に、ステップS7に
おいて操作シート処理プログラム31は、動作の実行後
の情報をディスプレイ17に表示させる。
【0051】前記ステップS5乃至S7においては、次
のような操作処理が行える。例えば、ユーザが2次元コ
ード読取装置7により図2に示す操作シートSの操作項
目「お買い物カゴを見る」の近傍の2次元コードC4を
読み取った時には、2次元コード・デコードソフト33
は2次元コードコードC4の情報を復元して操作項目
「お買い物カゴを見る」の操作をするためのコード情報
を生成して操作シート処理プログラム31に与える。こ
のコード情報を受けた操作シート処理プログラムは所定
の動作(処理)を実行してその実行後の情報をディスプ
レイ17に表示させる。
【0052】この場合に、例えば、前記コード情報を受
けた操作シート処理プログラム31は、サーバ4を介し
てインターネット2の商品販売サイト5と情報の送受信
をしてディスプレイ17の表示画面に商品情報等を表示
することができる。ユーザは、ディスプレイ17の表示
画面の商品情報等を見て操作シートSの必要な2次元コ
ードC1乃至C29を順次に2次元コード読取装置7に
より読み取ることにより必要な商品の発注をすることが
できる。
【0053】また、この場合に、発注できる商品名を記
載すると共にこれらの商品名の商品を発注するための2
次元コードを記載したカタログを用意し、このカタログ
の2次元コードを2次元コード読取装置7により読み取
ることにより商品の発注操作が行われる。
【0054】次に、ステップS8においてユーザが2次
元コード読取装置7により図2に示す操作項「END」
の近傍の2次元コードC2の読取を行ったかを判断し、
すなわち、操作シート処理プログラム31は自身の動作
を終了してウインドウズに戻る。また、「終了して電源
オフ」に対応する2次元コードC29を読み込むことに
より、操作シート処理プログラム31は自身を終了し、
その後ウインドウズに対してシャットダウン後電源オフ
のコマンドを投げることにより、パーソナルコンピュー
タは自動的にシャットダウン処理を行い電源を切断して
終了する。尚、ステップS5とS6の間にコード情報を
記憶する記憶ステップを挿入してもよい。
【0055】次に、本発明の他の実施の形態としてのコ
ンピュータシステムを図1に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の他の実施の形態としてのコ
ンピュータシステム1は、双方向通信ネットワ−クであ
るインターネット2に接続され、パーソナルコンピュー
タ6と、このパーソナルコンピュータ6にインターフェ
ース8を介して接続されている2次元コード読取装置2
17とを備えている。インターネット2は、固定通信網
3と、この固定通信網3に接続されているサーバ4及び
商品販売サイト5などを有している。パーソナルコンピ
ュータ6は、ウエブ(WEB)プラウザブラウザを搭載
している。本発明の他の実施の形態としてのコンピュー
タシステム1は、ディスプレイ17に複数の操作項目及
び2次元コードを表示し、かつ、このディスプレイ17
に表示される2次元コードを2次元コード読取装置7で
読み取って操作する点のみが前述したコンピュータシス
テム1と異なる。
【0056】次に、本発明の他の実施の形態としてのコ
ンピュータシステム1の特有の構成を説明する。パーソ
ナルコンピュータ6は、ディスプレイ17の各表示画面
にコンピュータシステム1の操作に必要な項目を示す操
作項目を表示する操作項目表示制御手段と、この操作項
目表示制御手段により表示された操作項目の近傍にこの
操作項目と対応する2次元コードを表示する2次元コー
ド表示制御手段とを有している。
【0057】前記操作項目表示制御手段は、パーソナル
コンピュータ6のRAM14に記憶されている操作シー
ト処理プログラム及び構成要素である操作項目表示プロ
グラム、操作項目表示データ及び操作項目表示コマンド
と、これらの操作項目表示プログラム、操作項目表示デ
ータ及び操作項目表示コマンドに基づいてディスプレイ
17の各表示画面に操作項目を表示するディスプレアダ
プタ16とにより構成されている。また、コード表示制
御手段は、RAM14に記憶されているコード表示プロ
グラム、コード表示データ及びコード表示コマンドと、
これらのコード表示プログラム、コード表示データ及び
コード表示コマンドに基づいてディスプレイ17の各表
示画面にコードを表示するディスプレアダプタ16とに
より構成されている。
【0058】操作項目表示プログラム、操作項目表示デ
ータ及び操作項目表示コマンドは、ハードディスク11
などの記録媒体から読み出されてRAM14に記憶され
る。また、コード表示プログラム、コード表示データ及
びコード表示コマンドは、記録媒体から読み出されてR
AM14に記憶されている。
【0059】なお、操作項目表示プログラム、操作項目
表示データ及び操作項目表示コマンドは、所定のサーバ
4からダウンロードされてRAM14に記憶され、コー
ド表示プログラム、コード表示データ及びコード表示コ
マンドも、サーバ4からダウンロードされてRAM14
に記憶されるように構成してもよい。この場合には、サ
ーバ4には、操作項目表示プログラム、操作項目表示デ
ータ及び操作項目表示コマンド、コード表示プログラ
ム、コード表示データ及びコード表示コマンドを予め保
存しておく必要がある。
【0060】図7に示すように、前記操作項目表示手段
は、例えば、ディスプレイ17の初期の表示画面に少な
くとも「開始」、「終了電源切」、「次」、「戻る」、
「上」、「下」、「ホームページ」、「新着ニュー
ス」、「商品情報」、「掲示板」及び「リンク情報」等
の操作項目を表示する。前記2次元コード表示制御手段
は、前記操作項目表示手段により表示された複数の操作
項目の各々の近傍にこれらの操作項目と対応する2次元
コードC1,C2,C3,C101乃至C109を表示
する。
【0061】次に、本発明の他の実施の形態としてのコ
ンピュータシステム1における操作処理方法を図7と図
8に基づいて詳細に説明する。まず、ステップS11に
おいて、ユーザが操作シート処理プログラムを起動す
る。なお、操作項目表示プログラム、操作項目表示デー
タ及び操作項目表示コマンドが、所定のサーバ4からダ
ウンロードされてRAM14に記憶され、かつ、コード
表示プログラム、コード表示データ及びコード表示コマ
ンドが、サーバ4からダウンロードされてRAM14に
記憶されるようにしてもよい。
【0062】次に、ステップS12において、操作シー
ト処理プログラムは、RAM14に記憶されている操作
項目表示プログラム、操作項目表示データ及び操作項目
表示コマンドに基づいてディスプレイ17の表示画面に
操作項目を表示する。例えば、この場合にディスプレイ
17の初期の表示画面に図7に示すような操作項目が表
示される。
【0063】次に、ステップS13において、操作シー
ト処理プログラムは、RAM14に記憶されているコー
ド表示プログラム、コード表示データ及びコード表示コ
マンドに基づいてディスプレイ17の表示画面に2次元
コードを表示する。例えば、この場合にディスプレイ1
7の初期の表示画面に図7に示すような2次元コードC
1,C2,C3,C101乃至C109が表示される。
【0064】次に、ステップS14においてユーザが2
次元読取装置7によりディスプレイ17の初期の表示画
面に表示されている操作項目「開始」の近傍の2次元コ
ードC1の読取を行ったかを判断し、すなわち、操作シ
ート処理プログラムは、2次元コード読取装置7からの
2次元コードC1のコード情報を受けたかを判断する。
操作シート処理プログラムは、2次元読取装置7からの
2次元コードC1のコード情報を受けた時には、ステッ
プS15において2次元コードを利用した動作をするた
めの2次元コード利用プログラムの使用を開始する。
【0065】次に、ステップS16において、「お客様
ID(利用者識別番号)」の近傍の2次元コードC3の
コード情報を読み取ったか否かを操作シート処理プログ
ラムが判断し、2次元コードC3を読み取った時には、
ステップS17において操作シート処理プログラムは次
のコード情報を受けたかを判断する。
【0066】なお、ステップS16とS17の間に、パ
スワードを受けたか否かを判断するステップを挿入し、
このステップにおいてパスワードを受けた時にのみステ
ップS17に進むようにしてもよい。
【0067】ステップS17において操作シート処理プ
ログラムは2次元コード読取装置7からの次のコード情
報を受けた時には、ステップS18においてそのコード
情報に対応した動作(処理)を実行する。次に、ステッ
プS19において操作シート処理プログラムはコード情
報に対応した動作の実行後の情報、操作項目及び2次元
コードをディスプレイ17の表示画面に表示する。
【0068】ユーザは、ディスプレイ17の表示画面の
情報、操作項目及び2次元コードを見ながら、ディスプ
レイ17の表示画面の必要な2次元コードを2次元読取
装置7により順次に読み取ることにより必要な商品の発
注及びその他の操作をすることができる。
【0069】例えば、図7に示す「ホームページ」の近
傍の2次元コードC105を読み取った時には、2次元
コード読取装置7は2次元コードコードC105の情報
を解読して操作項目「ホームページ」の操作をするため
のコード情報を生成してウェブブラウザに与える。この
コード情報を受けたウェブブラウザは、ホームページに
ジャンプする。
【0070】また、ユーザが2次元コード読取装置7に
より、図7に示すの操作項目「商品情報」の近傍の2次
元コードC107を読み取った時には、2次元コード読
取装置7は2次元コードC107の情報を解読して操作
項目「商品情報」の操作をするためのコード情報を生成
して操作シート処理プログラムに与える。このコード情
報を受けた操作シート処理プログラムは、サーバ4を介
してインターネット2の商品販売サイト5と情報の送受
信をしてディスプレイ17の表示画面に商品情報、操作
項目及び2次元コードを表示することができる。ユーザ
は、ディスプレイ17の表示画面の商品情報、操作項目
及び2次元コードを見てディスプレイ17の表示画面の
必要な2次元コードを順次に2次元コード読取装置7に
より読み取ることにより必要な商品の発注をすることが
できる。
【0071】次に、ステップS20においてユーザが2
次元コード読取装置7によりディスプレイ17の表示画
面に表示されている操作項「終了」の近傍の2次元コー
ドC2の読取を行ったかを判断し、すなわち、操作シー
ト処理プログラムは2次元コード読取装置7からの2次
元コードC2のコード情報を受けたかを判断する。ステ
ップS20において操作シート処理プログラムは2次元
コード読取装置7からの2次元コードC2のコード情報
を受けていない時にはステップS17に戻る。また、ス
テップS20において操作シート処理プログラムは2次
元コード読取装置7からの2次元コードC2のコード情
報を受けた時には、操作シート処理プログラムは動作を
終了する。
【0072】なお、本発明の他の実施の形態に係るコン
ピュータシステムは、操作項目表示プログラム、操作項
目表示データ、操作項目表示コマンド、コード表示プロ
グラム、コード表示データ及びコード表示コマンドがR
AM14に記憶されている時に、2次元コードを利用し
て操作することができることを示すためのマーク画像
(アイコン)をディスプレイ17の表示画面に常駐させ
るマーク画像常駐手段と、このマーク画像常駐手段によ
り表示された前記マーク画像が選択された時に操作項目
表示制御手段により操作項目を表示させ、かつ、2次元
コード表示制御手段により2次元コードを表示させる手
段とを有するように構成してもよい。
【0073】また、本発明の他の実施の形態に係るコン
ピュータシステム1は、パーソナルコンピュータ6が、
2次元コード読取装置7からのコード情報を受けた時に
このコード情報を解読してコマンドをインターネット2
のサーバ4に送る手段と、前記コマンドを受けたサーバ
4からの返答情報を受けた時にこの返答情報をRAM1
4に記憶し、かつ、前記返答情報をディスプレイ17の
表示画面に表示する手段とを有するように構成してもよ
い。
【0074】なお、本発明の他の実施の形態に係るコン
ピュータにおける操作処理方法において、操作項目表示
プログラム、操作項目表示データ、操作項目表示コマン
ド、コード表示プログラム、コード表示データ及びコー
ド表示コマンドがRAM14に記憶されている時に、2
次元コードを利用して操作することができることを示す
ためのマーク画像をディスプレイ17の表示画面に常駐
させるマーク画像常駐ステップと、このマーク画像常駐
ステップにおいて表示されたマーク画像がマウス131
8により選択された時に操作項目表示制御手段により操
作項目を表示させるステップと、2次元コード表示制御
手段により2次元コードを表示させるステップとを有す
るようにしてもよい。
【0075】また、本発明の他の実施の形態に係る本発
明のコンピュータにおける操作処理方法において、パー
ソナルコンピュータ6が2次元コード読取装置7からの
コード情報を受けた時にこのコード情報を解読してコマ
ンドをインターネット2のサーバ4に送るステップと、
前記コマンドを受けたサーバ4からの返答情報をパーソ
ナルコンピュータ6が受けた時にこの返答情報をRAM
14に記憶するステップと、前記返答情報をディスプレ
イ17の表示画面に表示するステップとを有するように
してもよい。
【0076】なお、本発明の他の実施の形態において
は、ディスプレイ17の表示画面に表示する操作項目ま
たはコードを変更する時には、サーバ4により操作項目
または2次元コードの情報が変更される。したがって、
サーバ4の操作項目または2次元コードの情報のページ
を利用する全てのユーザのパーソナルコンピュータ6で
使用される操作項目表示手段または2次元コード表示手
段の操作項目または2次元コードの情報の変更を一時
に、かつ、容易に行うことができる。
【0077】また、本発明の実施の形態において、2次
元コードの中にデータとして音(wave file)、旋律(m
idi file)、Flash及び簡単なアニメ(入力が完了
したマーク、ロゴ等)等を組み合わせた情報を入れて、
かつ、この情報と2次元コードの中に入れたコマンドと
を組み合わせて使うことにより、視聴覚の効果を付加す
ることもできる。
【0078】また、本発明の実施の形態において、2次
元コードに複数のコマンドを組み合わせて入れることに
より一連の動作(処理)を連続して実行させることが可
能であり、また、2次元コードに条件判断等の情報を入
れることも可能である。
【0079】また、2次元コードに組み込まれた情報以
外のものを付加して実行するコマンドを登録し実行する
ように構成することもできる。例えば、「XXXX」の
2次元コードが読み取られた時に、2次元コードに組み
込まれた処理A、処理B及び処理Cに加えて、処理D及
び処理Eという追加処理を登録し連続して実行すること
が可能であり、また、処理A乃至Eの順序を入れ替えて
実行することも可能である。
【0080】また、初心者にも解りやすいように、一連
の操作をイラストで示し、その中にその操作処理を行う
2次元コードを入れることにより、操作順序及び操作の
内容等が理解しやすいようにすることもできる。2次元
コードの中に、音声、イラスト、アニメーション等のマ
ルチメディア情報を入れて絵本のように構成することも
可能である。また、操作シートSに、背景をイラストで
飾りそこに2次元コードを配置し、順番に読み取らせ、
又は、選択させることにより、マルチメディア絵本に類
似したものを構成することも可能である。さらに、HT
MLを2次元コードで表し、これらの2次元コードを順
次にウエブ(WEB)プラウザブラウザで読み込むこと
によりウエブページを構成することもできる。
【0081】なお、前記双方向通信ネットワ−クは、イ
ンターネット2に限定されるものでなく、イントラネッ
ト、エキストラネットまたはUNIX(登録商標)ワー
クステーションなどで構成してもよい。また、本発明
は、携帯電話機、PHS,PDAなどの携帯端末装置に
も適用することができる。携帯電話機、PHS,PDA
などの表示画面は小さな表示画面であり、キーは小さく
押しにくいテンキーで操作性が悪い。上述した本発明に
よるソフトウエアを搭載した携帯電話機、PHS,PD
Aなどでは、2次元コードを利用してキーボートによる
入力を少なくした簡単な操作が実現できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作シート又はディスプレイ上の表示画面に表示された
操作項目及び2次元コード並びにディスプレイの各表示
画面の情報を見ながら必要な2次元コードを順次に2次
元コード読取装置7により読み取ることにより種々の操
作を実行することを可能とした。これによって、操作者
は、コンピュータシステムを操作する時に、操作シート
に登録された業務を処理するにあたって、全くマウスや
キーボードに触れることなく、つまりマウスやキーボー
ドの複雑な操作から解放され、インターネット上での電
子商取引のための操作も含め、特別の練習や訓練を経る
ことなくまた障害者の人々でも容易にコンピュータの操
作を可能としたのである。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンピュータシステムの構成を
示すブロック図である。
【図2】 図1のコンピュータシステムにおいて用いら
れる操作シートの1例を示す図である。
【図3】 図1のコンピュータシステムにおいて用いら
れる2次元コードの1例を示す図である。
【図4】 図1のコンピュータシステムの2次元コード
読取装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係るソフトウエアの構造を示すブロ
ック図である。
【図6】 本発明の1つの実施の形態としてのコンピュ
ータシステムにおける操作処理方法を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】 図1に示すコンピュータシステムのディスプ
レイの表示画面の1例を示す図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態としてのコンピュー
タシステムにおける操作処理方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…コンピュータシステム 2…通信ネットワーク(インターネット) 3…固定通信網 4…サーバ 5…商品販売サイト 6…パーソナルコンピュータ 7…2次元コード読取装置 8…中央処理装置(CPU) 9…インターフェースLSI1 10…インターフェースLSI2 11…ハードディスク 12…フロッピーディスク 13…CD−ROM 14…RAM 15…フラッシュFLASH ROM 16…ディスプレイアダプタ 17…ディスプレイ 18…マウス 19…キーボード 20…USBインターフェース S…操作シート C1乃至C29…2次元コード 21…読取ヘッド 22…読み取りボタン 23…ビープ 24…電源スイッチ 25…RAM 26…インターフェース 27…制御装置 28…モデム

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの操作に必要な項
    目を示す複数の操作項目及びこれらの操作項目の近傍に
    当該操作項目に関する動作を前記コンピュータシステム
    に実行させるための情報を有する操作シートと、 前記操作シート上の2次元コードを光学的に読み取って
    画像データを生成し、これをコンピュータに与える2次
    元コード読取手段と、 前記2次元コード読取手段により読み取られた画像デー
    タを元のコード情報に復元する復元処理手段と、 前記復元された前記コード情報に基づいて動作を実行す
    る実行手段と、 前記実行手段による動作の実行後の情報ならびに新たな
    2次元コードをディスプレイに表示する表示制御手段
    と、を備えていることを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記2次元コード読取手段により読み取
    られた前記画像データを記憶する記憶手段を備え、前記
    復元処理手段及び前記実行手段が前記記憶手段に記憶さ
    れた前記画像データに基づいて動作を実行することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記2次元コードは、プログラム、アド
    レス、コマンド、データ及びマルチメディアデータの内
    少なくとも1つを有していることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータシステムは、さらに、 通信ネットワークに接続され、前記2次元コード読取手
    段からの前記画像データに基づいて2次元コード・デコ
    ードソフトによって復元されたコード情報を解読してコ
    マンドあるいはデータ、又はそれら両方を前記インター
    ネットのサーバに送る送信手段と、 前記コマンドを受信した前記サーバからの返答情報を受
    けた際に当該返答情報を記憶し、且つ前記返答情報を前
    記ディスプレイの表示画面に表示する手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    コンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータシステムのディスプレイの
    各表示画面に当該コンピュータシステムの操作に必要な
    項目を示す複数の操作項目を表示する操作項目表示制御
    手段と、 前記操作項目表示制御手段により表示された前記複数の
    操作項目の各々の近傍に各操作項目に関する動作を前記
    コンピュータシステムに実行させるための情報を有する
    2次元コードを前記ディスプレイの各表示画面に表示さ
    せる2次元コード表示制御手段と、 前記2次元コード表示制御手段により表示された前記2
    次元コードを光学的に読み取り画像データを生成してコ
    ンピュータに与える2次元コード読取手段と、 前記2次元コード読取手段により読み取られた画像デー
    タから元のコード情報を復元する復元処理手段と、 前記復元された前記コード情報に基づいて動作を実行す
    る実行手段と、 前記実行手段による動作の実行の結果をディスプレイに
    表示する表示制御手段と、を備えていることを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記2次元コードは、プログラム、アド
    レス、コマンド、データ及びマルチメディアデータの内
    少なくとも1つを有していることを特徴とする請求項5
    に記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記操作項目表示制御手段は、前記コン
    ピュータシステムの記憶装置に記憶されている操作シー
    ト処理プログラムの一部であり、操作項目表示プログラ
    ム、操作項目表示データ及び操作項目表示コマンドと、
    これらの操作項目表示プログラム、操作項目表示データ
    及び操作項目表示コマンドに基づいて前記ディスプレイ
    の各表示画面に前記操作項目を表示するプログラムとに
    より構成され、 前記2次元コード表示制御手段は、前記記憶装置に記憶
    されているコード表示プログラム、コード表示データ及
    びコード表示コマンドと、これらのコード表示プログラ
    ム、コード表示データ及びコード表示コマンドに基づい
    て前記ディスプレイの各表示画面に前記2次元コードを
    表示する前記プログラムにより構成されていることを特
    徴とする請求項5又は6に記載のコンピュータシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記操作項目表示プログラム、前記操作
    項目表示データ及び前記操作項目表示コマンドを構成要
    素とする操作シート処理プログラムは、所定の記録媒体
    から読み出されて前記記憶装置に記憶され、 前記コード表示プログラム、前記コード表示データ及び
    前記コード表示コマンドを構成要素とする操作シート処
    理プログラムは、前記記録媒体から読み出されて前記記
    憶装置に記憶されていることを特徴とする請求項7に記
    載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータシステムアは、通信ネ
    ットワークに接続され、前記操作項目表示プログラム、
    前記操作項目表示データ及び前記操作項目表示コマンド
    を構成要素とする操作シート処理プログラムは、所定の
    サーバからダウンロードされて前記記憶装置に記憶され
    ており、 前記コード表示プログラム、前記コード表示データ及び
    前記コード表示コマンドを構成要素とする操作シート処
    理プログラムは、前記サーバからダウンロードされて前
    記記憶装置に記憶されていることを特徴とする請求項7
    に記載のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 前記操作項目表示プログラム、前記操
    作項目表示データ、前記操作項目表示コマンド、前記コ
    ード表示プログラム、前記コード表示データ及び前記コ
    ード表示コマンドを構成要素とする操作シート処理プロ
    グラムが前記記憶装置に記憶されている時に、前記2次
    元コードを利用して操作することができることを示すた
    めのマーク画像を前記ディスプレイの表示画面に常駐さ
    せるマーク画像常駐手段と、 前記マーク画像常駐手段により表示された前記マーク画
    像が選択された時に前記操作項目表示制御手段により前
    記操作項目を表示させ、かつ、前記2次元コード表示制
    御手段により前記2次元コードを表示させる手段とを有
    することを特徴とする請求項5乃至9の何れか1項に記
    載のコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 前記復元された前記コード情報に操作
    シート起動情報が含まれるかを2次元コード・デコード
    ソフトで判断し、前記操作シート起動情報が含まれる場
    合は前記操作シート処理プログラムを起動し、必要に応
    じて制御を移す手段を有することを特徴とする請求項5
    乃至10の何れか1項に記載のコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 前記復元された前記コード情報にオペ
    レーティングシステムを終了しコンピュータの電源を落
    とす操作を指示する情報が含まれるかを2次元コード・
    デコードソフトあるいは操作シート処理プログラムが判
    断し、該情報が含まれる場合はオペレーティングシステ
    ムに対してシャットダウン処理及び電源オフ処理を要求
    する手段を有することを特徴とする請求項5乃至10の
    何れか1項に記載のコンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 前記復元された前記コード情報を受け
    た時にこのコード情報を解読してコマンドを前記通信ネ
    ットワークのサーバに送る手段と、 前記コマンドを受けた前記サーバからの返答情報を受け
    た時に該返答情報を前記記憶装置に記憶し、かつ、前記
    返答情報を前記ディスプレイの表示画面に表示する手段
    と、を有することを特徴とする請求項5乃至10の何れ
    か1項に記載のコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 前記2次元コードにデータとしてオー
    ディオ、イメージ、記号、色、振動、傾き、温度、湿
    度、及び匂い等の各種情報を付加したことを特徴とする
    請求項5乃至10の何れか1項に記載のコンピュータシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記2次元コードを印刷した前記操作
    シートを複数枚重ね、最下部のページを他のページより
    も大きくしその部分に共通操作部分を設け、他のページ
    はそれぞれのアプリケーションに対応する操作部分を設
    けた構成のブック型操作シートであることを特徴とする
    請求項5乃至10の何れか1項に記載のコンピュータシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 コンピュータシステムの操作に必要な
    項目を示す複数の操作項目及び前記操作項目の近傍に当
    該操作項目に関する動作を前記コンピュータシステムに
    実行させるための情報を有している2次元コードを印刷
    された操作シートを用意するステップと、 前記操作シートの前記2次元コード及びディスプレイ上
    に表示された前記2次元コードを光学的に読み取り画像
    データとして生成しコンピュータに与える2次元コード
    読取ステップと、 前記2次元コード読取ステップにおいて読取られた画像
    データから元のコード情報を復元する復元処理ステップ
    と、 前記復元された前記コード情報に基づいて動作を実行す
    る実行ステップと、 前記実行ステップにおける動作の実行後の情報及び新た
    な2次元コードをディスプレイに表示する表示制御ステ
    ップと、を備えていることを特徴とするコンピュータシ
    ステムにおける操作処理方法。
  17. 【請求項17】 通信端末装置の操作に必要な項目を示
    す複数の操作項目及び前記操作項目の近傍に当該操作項
    目に関する動作を当該通信端末装置に実行させるための
    情報を有している2次元コードが印刷された操作シート
    を用意するステップと、 前記操作シートの前記2次元コードを光学的に読み取
    り、電気信号であるコード情報を生成して前記通信端末
    装置に与える2次元コード読取ステップと、 前記コード情報に基づいて動作を実行する実行ステップ
    と、 前記動作の実行後の情報をディスプレイに表示する表示
    制御ステップと、を備えていることを特徴とする通信端
    末装置における操作方法。
  18. 【請求項18】 通信機能とデータ処理機能を有る携帯
    端末装置において、当該携帯端末装置の操作に必要な項
    目を示す複数の操作項目及び前記操作項目の近傍に当該
    操作項目に関する動作を前記携帯端末装置に実行させる
    ための情報を有している2次元コードが印刷された操作
    シートを用意するステップと、 前記操作シートの前記2次元コードを光学的に読取り電
    気信号であるコード情報を生成して前記携帯端末装置に
    与える2次元コード読取ステップと、 前期コード情報に基づいて動作を実行する実行ステップ
    と、 前記動作の実行後の情報をディスプレイに表示する表示
    制御ステップと、を備えていることを特徴とする携帯端
    末装置における操作処理方法。
  19. 【請求項19】 前記2次元コード読取ステップにおい
    て読取られた前記画像データを記憶する記憶ステップを
    備え、前記復元処理ステップ及び前記実行ステップが前
    記記憶ステップにおいて記憶された画像データに基づい
    て動作を実行することを特徴とする請求項16乃至18
    の何れか1項に記載のコンピュータシステムにおける操
    作処理方法。
  20. 【請求項20】 通信ネットワークに接続されたシステ
    ムにおいて、前記画像データを基に2次元コード・デコ
    ードソフトによって復元されたコード情報を解読してコ
    マンド、データ、又はそれら両方を前記インターネット
    のサーバに送るステップと、 前記コマンドを受けた前記サーバからの返答情報を受け
    た時にこの返答情報を記憶するステップと、 前記返答情報を前記ディスプレイの表示画面に表示する
    ステップとを有することを特徴とする請求項16乃至1
    9の何れか1項に記載のコンピュータシステムにおける
    操作処理方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータシステムのディスプレイ
    の各表示画面に前記コンピュータシステムの操作に必要
    な項目を示す複数の操作項目を表示する操作項目表示制
    御ステップと、 前記操作項目表示制御ステップにおいて表示された前記
    複数の操作項目の各々の近傍に各操作項目に関する動作
    を前記コンピュータシステムに実行させるための情報を
    有している2次元コードを前記ディスプレイの各表示画
    面に表示させる2次元コード表示制御ステップと、 前記2次元コード表示制御ステップにおいて表示された
    前記2次元コードを光学的に読み取り画像データを生成
    してコンピュータに与える2次元コード読取ステップ
    と、 前記2次元コード読取ステップにより読取られた画像デ
    ータから元のコード情報を復元する復元処理ステップ
    と、 前記コード情報を復元する復元処理ステップにより復元
    された前記コード情報に基づいて動作を実行する実行ス
    テップと、 前記実行ステップにおける動作の実行の結果をディスプ
    レイに表示する表示制御ステップと、を備えていること
    を特徴とするコンピュータシステムにおける操作処理方
    法。
  22. 【請求項22】 前記操作項目表示制御ステップは、前
    記コンピュータシステムの記憶装置に記憶されている操
    作シート処理プログラムの一部であり、操作項目表示プ
    ログラム、操作項目表示データ及び操作項目表示コマン
    ドと、これらの操作項目表示プログラム、操作項目表示
    データ及び操作項目表示コマンドに基づいて前記ディス
    プレイの各表示画面に前記操作項目を表示するプログラ
    ムとにより実行され、 前記2次元コード表示制御ステップは、前記記憶装置に
    記憶されているコード表示プログラム、コード表示デー
    タ及びコード表示コマンドと、これらのコード表示プロ
    グラム、コード表示データ及びコード表示コマンドに基
    づいて前記ディスプレイの各表示画面に前記2次元コー
    ドを表示する前記プログラムにより実行されることを特
    徴とする請求項21に記載のコンピュータシステムにお
    ける操作処理方法。
  23. 【請求項23】 前記操作項目表示プログラム、前記操
    作項目表示データ及び前記操作項目表示コマンドを構成
    要素とする操作シート処理プログラムはは、所定の記録
    媒体から読み出されて前記記憶装置に記憶され、 前記コード表示プログラム、前記コード表示データ及び
    前記コード表示コマンドを構成要素とする前記操作シー
    ト処理プログラムは、前記記録媒体から読み出されて前
    記記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項22に
    記載のコンピュータシステムにおける操作処理方法。
  24. 【請求項24】 前記操作項目表示プログラム、前記操
    作項目表示データ及び前記操作項目表示コマンドを構成
    要素とする操作シート処理プログラムは、所定のサーバ
    からダウンロードされて前記記憶装置に記憶され、 前記コード表示プログラム、前記コード表示データ及び
    前記コード表示コマンド構成要素とする前記操作シート
    処理プログラムは、前記サーバからダウンロードされて
    前記記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項23
    に記載のコンピュータシステムにおける操作処理方法。
  25. 【請求項25】 前記操作項目表示プログラム、前記操
    作項目表示データ、前記操作項目表示コマンド、前記コ
    ード表示プログラム、前記コード表示データ及び前記コ
    ード表示コマンドを構成要素とする操作シート処理プロ
    グラムが前記記憶装置に記憶されている時に、前記2次
    元コードを利用して操作することができることを示すた
    めのマーク画像を前記ディスプレイの表示画面に常駐さ
    せるマーク画像常駐ステップと、 前記マーク画像常駐ステップにおいて表示された前記マ
    ーク画像が選択された時に前記操作項目を表示させるス
    テップと、前記2次元コードを表示させるステップと、
    を有することを特徴とする請求項21乃至24の何れか
    1項に記載のコンピュータシステムにおける操作処理方
    法。
  26. 【請求項26】 前記復元された前記コード情報に、前
    記操作シート起動情報が含まれるかを前記2次元コード
    ・デコードソフトで判断し、起動情報が含まれる場合は
    前記操作シート処理プログラムを起動し、必要に応じて
    制御を移すステップを有することを特徴とする請求項2
    1乃至24の何れか1項に記載のコンピュータシステム
    における操作処理方法。
  27. 【請求項27】 前記復元された前記コード情報にオペ
    レーティングシステムを終了しコンピュータの電源を落
    とす操作を指示する情報が含まれるかを前記2次元コー
    ド・デコードソフトあるいは操作シート処理プログラム
    で判断し、該情報が含まれる場合はオペレーティングシ
    ステムに対してシャットダウン処理及び電源オフ処理を
    要求するステップを有することを特徴とする請求項21
    乃至24の何れか1項に記載のコンピュータシステムに
    おける操作処理方法。
  28. 【請求項28】 前記2次元コード読取手段により読取
    った画像データから前記2次元コード・デコードソフト
    により復元された前記コード情報を受けた時に該コード
    情報を解読してコマンドを前記通信ネットワークのサー
    バに送るステップと、前記コマンドを受けた前記サーバ
    からの返答情報を受けた時にこの返答情報を前記記憶装
    置に記憶するステップと、前記返答情報を前記ディスプ
    レイの表示画面に表示するステップとを有することを特
    徴とする請求項21乃至25の何れか1項に記載のコン
    ピュータシステムにおける操作処理方法。
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