JP2002364703A - 2重壁制振構造体 - Google Patents

2重壁制振構造体

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JP2002364703A
JP2002364703A JP2001175439A JP2001175439A JP2002364703A JP 2002364703 A JP2002364703 A JP 2002364703A JP 2001175439 A JP2001175439 A JP 2001175439A JP 2001175439 A JP2001175439 A JP 2001175439A JP 2002364703 A JP2002364703 A JP 2002364703A
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vibration damping
ribs
damping structure
face plate
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JP2001175439A
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Hiroki Ueda
宏樹 上田
Ichiro Yamagiwa
伊知郎 山極
Akio Sugimoto
明男 杉本
Toshimitsu Tanaka
俊光 田中
Seiichi Hashimoto
成一 橋本
Takashi Oka
貴志 岡
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動が伝達されにくい構造を有し、制振材を
張り付けた場合にはさらに制振効果を高めることができ
る2重壁制振構造体。 【解決手段】 互いに平行な2つの面板1、2と、それ
らを接続しかつ同方向に延びるリブ3、4からなり、リ
ブ3、4の延びる方向に対し垂直な断面において、隣合
う2つのリブと面板で構成される断面の全部又は大部分
が台形断面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動騒音を防止す
る必要のある部分、あるいは音源との間を遮断して騒音
を防止する必要のある部分に用いられる制振構造体に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−164584号公報には、2
つの面板とそれらを接続する傾斜したリブからなるトラ
ス型の形材に対し、そのリブ又は面板のいずれか一方又
は双方に制振樹脂を貼り付けた制振形材が記載されてい
る。この制振形材は、トラス型であるため断面剛性が高
く、制振樹脂を貼り付けることで防音効果を高めること
ができるので、例えば鉄道車両等の輸送機用構造体とし
て適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
トラス型構造の場合、図11に示すように、隣合う2つ
のリブと面板で3角形断面が構成され、片側の面板の変
形がリブを通して他方側の面板に伝わる際、2つのリブ
の変形が3角形の頂点で合わさるため、リブを通って面
板にかかる荷重が法線方向、すなわち面板に垂直方向に
向い、面板を突き上げる(図示矢印参照)ので、振動が
伝達しやすい。トラス型構造が剛性が高く断面変形しに
くい構造であることも、その傾向を強めている。また、
トラス型構造は断面変形しにくい構造であるため、面板
やリブに貼り付けた制振材5が歪みにくく、制振効果に
ついてもリブ及び面板が独立して変形する周波数領域で
なければ効果的に発揮できない。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、構造体本体を振動が伝達しにくい構造とする
とともに、制振処理を行った場合には制振材の制振作用
が効果的に発揮され、さらに必要な断面剛性も確保でき
る制振構造体を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る制振構造体
は2重壁制振構造体であり、互いに平行な2つの面板
と、それらを接続しかつ同方向に延びる複数のリブから
なり、全部又は大部分のリブが両面板に対して傾斜し、
かつリブの延びる方向に対し垂直な断面において、隣合
う2つのリブと面板で構成される断面の全部又は大部分
が台形断面であることを特徴とする。隣合う2つのリブ
と1つの面板で構成される断面は3角形断面であり、隣
合う2つのリブと双方の面板で構成される断面は台形断
面である。台形断面の場合、各リブと面板の接合部には
距離が置かれている。なお、本発明において大部分とは
過半数という意味である。
【0006】このような2重壁制振構造体としては、例
えば次のようなものがある。リブの延びる方向に対し
垂直な断面において、隣合う2つのリブと面板で構成さ
れる3角形断面が複数個存在する場合、面板の部分を底
辺としたときの頂点が全て一方の面板の側にくるもの。
リブの延びる方向に対し垂直な断面において、隣合う
2つのリブと面板で構成される3角形断面が複数個存在
する場合、それらの間に台形断面が介在しているもの。
つまり、3角形断面同士が隣接しないもの。リブの延
びる方向に対し垂直な断面において、隣合う2つのリブ
と一方の面板で構成される3角形断面が幅方向の両端に
形成され、かつ幅方向の両端以外の箇所はすべて台形断
面が形成されているもの。
【0007】なお、以上述べた2重壁制振構造体を1つ
のユニットとし、それを複数個幅方向に組み合わせて、
同じく互いに平行な2つの面板と、それらを接続しかつ
同方向に延びる複数のリブからなる広幅の2重壁制振構
造体を作ることができる。また、必要に応じて、面板又
はリブのいずれか又は双方に制振材を貼り付けたり、面
板の間の中空部に発泡樹脂制振材等の制振材を充填する
こともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して、
本発明に係る2重壁制振構造体について具体的に説明す
る。図1(a)には、互いに平行な2つの面板1、2
と、それらを接続しかつ同方向に延びる複数のリブ(傾
斜したリブ3、垂直のリブ4)からなる2重壁制振構造
体が記載されている。隣合う2つのリブと面板で構成さ
れる断面は、幅方向の両端が三角形断面であり、その内
側がすべて台形断面となっている。図1(b)に示すの
は、面板1、2及びリブ3に制振樹脂5を貼り付けたも
の、図1(c)に示すのは、面板1及びリブ3に制振樹
脂5を貼り付けたものである。
【0009】この2重壁制振構造体は、大部分のリブが
面板に対し傾斜し、隣合う2つのリブと面板で構成され
る断面の大部分が台形断面である。台形断面の場合は、
3角形断面と比較すると断面剛性が高くないため、面板
及びリブが曲げ変形を起こしやすく、片側の面板の変形
がリブを通して他方側の面板に伝わりにくい。また、2
つのリブと面板の接合部が離れているため、面板にかか
る荷重が法線方向に向って面板を突き上げるということ
も起こりにくい。従って、従来のトラス型構造体に比べ
て振動そのものが小さくなる。さらに、面板及びリブが
曲げ変形を起こしやすいため、制振材の制振作用も効果
的に発揮される。なお、台形断面では、斜めに入ったリ
ブにより必要な断面剛性を確保することもできる。
【0010】この2重壁制振構造体は、例えばアルミニ
ウム又はアルミニウム合金押出材、あるいは樹脂又は樹
脂を主成分とする成形品からなる。しかし、鋼など他の
素材で構成することもできる。また、面板1、2とリブ
3、4は接続し一体化されているが、これは溶接、接着
等により一体化されたものでもよい。
【0011】2重壁制振構造体に用いるアルミニウム合
金としては、例えば、AA又はJISに規格される20
00系、5000系、6000系、7000系の成分規
格のアルミニウム合金が挙げられる。ただし、AA又は
JISに規格される上記以外のアルミニウム合金あるい
は上記の成分規格以外のアルミニウム合金も、構造部材
としての用途の要求特性を満足するのであれば使用でき
る。さらに、本発明に係るアルミニウム又はアルミニウ
ム合金押出材は、常法による押出加工により製造するこ
とができる。例えば、溶解調整されたアルミニウム又は
アルミニウム合金溶湯を通常の溶解鋳造法を適宜選択し
て鋳造し、その鋳塊に均質化処理を施し、押出加工−調
質処理(焼鈍、溶体化処理、時効処理、安定化処理な
ど)により、所定断面形状の押出材とする。押出材の場
合、両面板及びリブが一体化した押出材が望ましい。し
かし、両面板及びリブが一体化した押出材を製造する代
わりに、例えば熱間圧延−冷間圧延−調質処理により製
造したアルミニウム又はアルミニウム合金圧延板材を溶
接や接着により一体化して所定の断面形状にすること、
又は押出材と圧延板材を溶接や接着により一体化して所
定の断面形状にすることも考えられる。
【0012】樹脂成形品からなる場合、樹脂は熱可塑性
樹脂でも熱硬化性樹脂でもよい。熱可塑性樹脂の例とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
AS樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアミド
(ナイロン)、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンオキサイド、ポリサルフォン、PP
S樹脂等が挙げられ、熱硬化性樹脂の例としては、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
ビニルエルテル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。ま
た、これら樹脂は好適に相溶するものであれば、2種類
あるいはそれ以上がブレンドあるいはアロイ化されて用
いられていてもよい。さらには、それら樹脂の機械的物
性を向上させるために、ガラス繊維、炭素繊維、アラミ
ド繊維、及びナイロン繊維等の有機繊維などと複合され
て用いられてもよく、それらは連続長繊維であってもチ
ョップドあるいはミルドファイバーと呼ばれる短繊維で
あってもよい。成形性の調節や機械的物性の改善のため
炭酸カルシウム粉末やタルク等の充填材や各種添加剤が
加えられることもある。上記樹脂又は樹脂複合材にて前
記2重壁制振構造体を製造するには、一般に用いられて
いる樹脂成形法が用いられるが、特に熱可塑性樹脂及び
その複合材においては押出成形法、熱硬化性樹脂及びそ
の複合材においてはプルトルージョン(引抜き)成形法
が好適に使用される。
【0013】本発明に係る2重壁制振構造体の別の例を
図2(a)〜(c)に示す。この2重壁制振構造体は、
リブの延びる方向に対し垂直な断面において、隣合う2
つのリブと面板で構成される3角形断面が複数個存在す
るが、他はすべて台形断面である。この3角形断面は、
2つのリブ3、3のなす頂点(面板1の部分が底辺)が
全て面板2の側にあり、また3角形断面同士は隣接せ
ず、間に台形断面が介在している。この2重壁制振構造
体は、2つのリブと両面板で構成される台形断面が大部
分を占め、図1に示す2重壁制振構造体と同様の作用効
果を示す。なお、この2重壁制振構造体は一部に3角形
断面を有し、その部分の断面剛性が高いが、リブ3、3
のなす頂点がいずれも面板2の側にきているため、面板
2の側を音源側とすれば、リブ3、3から面板1に法線
方向に突き上げるような荷重がかからず、居住側(面板
1の側)に振動が伝達されにくい。また、3角形断面を
構成する傾斜したリブ3、3が、同時に隣接する台形断
面を構成するリブであることも、振動を伝達しにくくす
ることに寄与している。
【0014】本発明に係る2重壁制振構造体のさらに別
の例を図3に示す。隣合う2つのリブと面板で構成され
る断面は、幅方向の両端が三角形断面であり、その内側
がすべて台形断面となっているが、図1の2重壁制振構
造体と異なり、台形断面の形状が一定していない。しか
し、機能的には図1に示すものと同様である。なお、幅
方向の両端に形成した垂直のリブ4と三角形断面(この
点は図1も同じ)は、この2重壁制振構造体の組み付け
及び設置上の観点で形成したもので、制振機能上の観点
で形成したものではない。
【0015】広幅の2重壁制振構造体が必要とされると
き、狭幅の2重壁制振構造体を1つのユニットとし、そ
れを複数個幅方向に組み合わせて製造することができ
る。例えばアルミニウム合金押出材を利用する場合、押
出可能な幅には製造上の限界があり、複数個を幅方向に
組み合わせることがむしろ現実的とさえいえる。複数個
を組み合わせる場合、溶接、接着、その他の組付手段が
適宜利用できる。また、本発明に係る2重壁制振構造体
は、全体として互いに平行な2つの面板と、それらを接
続しかつ同方向に延びる複数のリブからなる構造部材に
おいて、幅方向の一部に用いることができる。例えば図
4(a)に示す構造部材は、幅方向の両側が従来のトラ
ス型であり、幅方向の中間部分が本発明に係る2重壁制
振構造体である。これは例えば1つの一体型押出材を想
定したものだが、図4(b)に示すように、各々押出材
からなる4つの構造材(中間の2つが本発明に係る2重
壁制振構造体)を組み付けて一体化することもできる。
【0016】なお、本発明に係る2重壁制振構造体の断
面形状は長さ方向(紙面に垂直)のどの位置でも本質的
に同一である。ここで、本質的にと表現したのは、長さ
方向の全長にわたり全幅が同一である必要はなく、長さ
方向で全幅の広いところと狭いところがあってもよいと
いう意味である。
【0017】
【実施例】(実施例1)本発明に係る2重壁制振構造体
の制振作用について実験を行った。実験の対象とした構
造体は、図5に示すように、(a)両端と中央に垂直リ
ブ、両端に三角形断面を有し、厚さ30mm、幅600
mm、台形断面の長い方の底辺の長さが100mm、短
い方の底辺の長さが25mm、リブの投影長さが37.
5mm、面板及びリブの板厚2mmのアルミニウム合金
押出材、(b)その面板及びリブに板厚3mmの制振樹
脂を貼り付けたもの、(c)厚さ30mm、幅600m
m、リブピッチ37.5mm、面板及びリブの板厚2m
mのトラス型アルミニウム合金押出材、(d)その面板
及びリブに板厚3mmの制振樹脂を貼り付けたものとし
た。
【0018】この構造体に対して、図6に示す要領で加
振試験を行った。すなわち、構造体の両端を固定し、面
板の一部をインピーダンスヘッド6を介して加振器7で
支持する。インピーダンスヘッド6から加振力と振動速
度の信号線をチャージアンプ8を経由して周波数分析装
置9に接続する。インピーダンスヘッド6はロードセル
と圧電式加速時計を内蔵しており、加振力と振動が同時
に計測できるセンサである。加振器で500Hzから3
000Hzまでを連続的に周波数を変化させながら正弦
波加振し、その際のインピーダンスヘッド6で計測され
た振動速度と加振力を、周波数分析装置9で振動速度/
加振力として演算して出力した結果を図7及び図8に示
す。
【0019】図7の制振処理を行っていないものをみる
と、本発明の2重壁制振構造体(a)はトラス型構造体
(c)に比べて振動の減衰が大きいことが分かる。図8
の制振処理を行っているものをみると、本発明の2重壁
制振構造体(b)とトラス型構造体(d)の差はさらに
大きく、制振材の制振作用の効果が大きく出ていること
が分かる。
【0020】(実施例2)2重壁制振構造体の一方の面
板側にその固有振動数以上の振動数の音波が入射する
と、2重壁制振構造体はある特定の変形モードで振動す
る。その変形モードを有限要素法により解析した。その
結果を従来のトラス型の構造体と比較して次に示す。解
析の対象とした構造体は、図5の(b)と(d)に示す
構造である。解析にあたり、アルミニウム合金のヤング
率Eを69GPa、密度ρを2700kg/m、制振
樹脂のヤング率Eを2GPa、密度ρを1500kg/
とした。
【0021】この構造体に対し、図9に示す有限要素法
による解析モデルを作成し、図9に示す節点a、bを固
定し、面板上の節点cを下から加振し、各構造体を振動
させた。加振周波数は図5(b)の場合は1880H
z、(d)の場合は1640Hzとした。解析結果を図
10に示す。図10(b)、(d)はそれぞれ図5
(b)、(d)の構造材の振動時の変形モードである。
(b)では(d)に比べて振動が相当減衰した状態とな
っている。
【0022】
【発明の効果】本発明の2重壁制振構造体は振動が伝達
しにくい構造であり、制振処理を行った場合に制振作用
が効果的に発揮され、従来例以上に振動騒音を防止でき
る。また、構造体としての断面剛性確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る2重壁制振構造体の断面図であ
る。
【図2】 本発明に係る他の2重壁制振構造体の断面図
である。
【図3】 本発明に係るさらに他の2重壁制振構造体の
断面図である。
【図4】 本発明に係るさらに他の2重壁制振構造体の
断面図である。
【図5】 加振試験に用いた2重壁制振構造体の断面模
式図である。
【図6】 加振試験を説明する模式図である。
【図7】 加振試験の結果を示す図である。
【図8】 加振試験の結果を示す図である。
【図9】 有限要素法による解析の対象とした2重壁制
振構造体の断面模式図である。
【図10】 2重壁制振構造体の変形モードの解析結果
である。
【図11】 従来の制振構造体の断面図である。
【符号の説明】
1、2 面板 3 傾斜したリブ 4 垂直のリブ 5 制振材
フロントページの続き (72)発明者 杉本 明男 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 田中 俊光 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 橋本 成一 山口県下関市長府港町14番1号 株式会社 神戸製鋼所長府製造所内 (72)発明者 岡 貴志 山口県下関市長府港町14番1号 株式会社 神戸製鋼所長府製造所内 Fターム(参考) 2E001 DF04 GA47 GA48 HB04 HD02 HD03 HD06 HD07 HD08 HD09 HD13 JA06 JA22 JA29 LA04 LA05 3J048 AB03 AC03 CB18 DA04 EA36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な2つの面板と、それらを接
    続しかつ同方向に延びる複数のリブからなり、全部又は
    大部分のリブが両面板に対して傾斜し、かつリブの延び
    る方向に対し垂直な断面において、隣合う2つのリブと
    面板で構成される断面の全部又は大部分が台形断面であ
    ることを特徴とする2重壁制振構造体。
  2. 【請求項2】 リブの延びる方向に対し垂直な断面にお
    いて、隣合う2つのリブと面板で構成される3角形断面
    が複数個存在する場合、面板の部分を底辺としたときの
    頂点が全て一方の面板の側にくることを特徴とする請求
    項1に記載された2重壁制振構造体。
  3. 【請求項3】 リブの延びる方向に対し垂直な断面にお
    いて、隣合う2つのリブと面板で構成される3角形断面
    が複数個存在する場合、それらの間に台形断面が介在し
    ていることを特徴とする請求項1に記載された2重壁制
    振構造体。
  4. 【請求項4】 リブの延びる方向に対し垂直な断面にお
    いて、隣合う2つのリブと一方の面板で構成される3角
    形断面が幅方向の両端に形成され、かつ幅方向の両端以
    外の箇所はすべて台形断面が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載された2重壁制振構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載された2
    重壁制振構造体を1つのユニットとし、それを複数個幅
    方向に組み合わせたことを特徴とする2重壁制振構造
    体。
  6. 【請求項6】 アルミニウム又はアルミニウム合金押出
    材からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載された2重壁制振構造体。
  7. 【請求項7】 樹脂又は樹脂を主成分とする複合材料の
    成形品からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載された2重壁制振構造体。
  8. 【請求項8】 面板又はリブのいずれか又は双方に制振
    材が貼り付けられているか、面板の間の中空部に制振材
    が充填されていることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載された2重壁制振構造体。
  9. 【請求項9】 全体として互いに平行な2つの面板と、
    それらを接続しかつ同方向に延びる複数のリブからな
    り、幅方向の一部に請求項1〜8のいずれかに記載され
    た2重壁制振構造体を含む構造部材。
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