JP2002364051A - 水洗式便器 - Google Patents
水洗式便器Info
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- JP2002364051A JP2002364051A JP2001172518A JP2001172518A JP2002364051A JP 2002364051 A JP2002364051 A JP 2002364051A JP 2001172518 A JP2001172518 A JP 2001172518A JP 2001172518 A JP2001172518 A JP 2001172518A JP 2002364051 A JP2002364051 A JP 2002364051A
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- JP
- Japan
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- washing
- washing water
- toilet
- bowl surface
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- Pending
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- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
使用料金を低廉可能としつつ、さらに衛生的な水洗式便
器を提供する。 【解決手段】洗浄手段は、洗浄水が供給される洗浄水供
給部Wと、その洗浄水供給部Wと接続され、便鉢面10
aに向かって洗浄水を噴出可能な便鉢面洗浄ノズル22
と、洗浄水に芳香成分、洗浄成分、消臭成分及び殺菌成
分の少なくとも1成分を混合可能な混合部21とを有す
る。
Description
面を洗浄可能な水洗式便器に関する。
その便鉢面を洗浄水により洗浄可能な洗浄手段とを備え
ている。例えば、一般的な洋風水洗式便器では、陶磁器
製の洋風便器本体に便鉢面が形成されている。また、こ
れでは、洗浄手段として、外部から供給された洗浄水を
貯留するための洗浄タンクや、外部から直接便鉢面に洗
浄水を供給する洗浄水供給装置等が備えられている。そ
して、洗浄タンクから供給されたり、直接外部から供給
されたりする洗浄水が便鉢面の表面を洗い流すことによ
って、便鉢面に汚物が付着することを防止している。
洗式便器では、便鉢面の表面全体に洗浄水を流すことと
なっていたため、洗浄水を大量に使用することとなる。
このため、水洗式便器を使用する際、一般的に洗浄水と
して用いられる水道水の使用料金が高騰化することとな
ってしまう。他方、単に洗浄水の使用量を減らすとすれ
ば、便鉢面に付着した汚物が十分に洗浄できないことと
なる。
55152号において、洗浄水が供給される洗浄水供給
部と、この洗浄水供給部と接続され、便鉢面に向かって
洗浄水を噴出可能なノズルとを有する洗浄手段を採用し
た水洗式便器を提案した。この水洗式便器では、洗浄水
供給部に洗浄水が供給され、この洗浄水供給部に供給さ
れた洗浄水がノズルから噴出され、便鉢面の汚物が付着
する個所に目掛けて照射されることになる。このため、
少量の洗浄水により便鉢面の洗浄が完了することから、
洗浄水の使用料金が低廉化する。
は、洗浄水が少量であることから、汚物が未だ便鉢面近
くに存在し、僅かに臭いが周辺に漂う等、衛生面でさら
なる改良が望まれた。
たものであって、洗浄水の使用量を減らすことにより、
洗浄水の使用料金を低廉可能としつつ、さらに衛生的な
水洗式便器を提供することを解決すべき課題としてい
る。
汚物を受ける便鉢面と、該便鉢面を洗浄水により洗浄可
能な洗浄手段とを備えた水洗式便器において、前記洗浄
手段は、前記洗浄水が供給される洗浄水供給部と、該洗
浄水供給部と接続され、前記便鉢面に向かって該洗浄水
を噴出可能なノズルと、該洗浄水に芳香成分、洗浄成
分、消臭成分及び殺菌成分の少なくとも1成分を混合可
能な混合部とを有することを特徴とする。
洗浄水が供給され、この洗浄水供給部に供給された洗浄
水がノズルから噴出され、便鉢面の汚物が付着する個所
に目掛けて照射されることになる。このため、少量の洗
浄水により便鉢面の洗浄が完了することから、洗浄水の
使用料金が低廉化することとなる。
芳香成分、洗浄成分、消臭成分及び殺菌成分の少なくと
も1成分が混合されているので、便鉢面の汚物が付着す
る個所に照射された洗浄水は、効果的にその汚物の臭い
を打ち消したり、その汚物を洗浄したり、その汚物の臭
いを消したり、その汚物内の雑菌を殺したりすることと
なる。このため、汚物が未だ便鉢面近くに存在していて
も、臭いは周辺に漂わず、衛生的である。
浄水の使用料金を低廉可能としつつ、さらに衛生的にな
る。
出口を介して汚物を貯溜する貯溜室が形成され、移動可
能に構成されている場合に効果が大きい。例えば、自力
ではトイレ室まで歩行することが困難な高齢者や病人等
のために用いられる移動可能な洋風水洗式便器では、便
座の下方に汚物を有限貯溜可能な貯溜室が設けられてい
る。このため、貯溜室の貯溜量が即座に限界に達しない
ようにするため、本発明のように洗浄水供給部とノズル
とを有する洗浄手段を採用し、少量の洗浄水によって便
鉢面を洗浄する必要性がある。また、このような洋風水
洗式便器であれば、その貯溜室内で汚物が便鉢面近くに
存在するため、本発明のように芳香成分等を混合可能な
混合部を有する洗浄手段を採用し、衛生的にする必要性
も高い。
かりでなく、和風水洗式便器でもよい。また、大便器ば
かりでなく、小便器であってもよい。
分は単一の成分であっても、これらが混合された成分で
あってもよい。例えば、エチルアルコール、両性界面活
性剤等の界面活性剤、次亜塩素酸、水酸化ナトリウム、
香料等の液体状のものを採用することができる。
態を図面1〜3を参照しつつ説明する。
ように、洋風便器本体10と、洋風便器本体10を内部
に有するキャスター付台座11と、その上面に開閉可能
に設けられた便座12と、キャスター付台座11の上面
おいて便座12の後方に設けられたタンクカバー15と
を備えている。
鉢面10aと、この便鉢面10aの下端に開く排出口1
0bとを有している。キャスター付台座11内であって
洋風便器本体10の下方には、オマル13が取り出し可
能に設けられている。このオマル13には、洋風便器本
体10の便鉢面10aと連続し、排出口10bの下方に
位置する貯留室13aが形成されており、この貯留室1
3aは蓋体14により閉鎖又は開放可能になっている。
蓋体14は、便座12及び洋風便器本体10の上方から
着脱可能である。
が設けられている。その洗浄水供給部Wでは、図2に示
すように、洗浄水を貯留したタンク16が備えられてお
り、そのタンク16から延在する配管30にはポンプ1
7を介して三方切替弁18が備えられている。そして、
その三方切替弁18から延在する一方の配管31にはヒ
ータ19を介して局部洗浄ノズル20が繋がっており、
他方の配管32には便鉢面洗浄ノズル22が繋がってい
る。また、配管32にはバルブ33をもつ配管34が接
続され、配管34に芳香剤混合部21が接続されてい
る。なお、局部洗浄ノズル20及び便鉢面洗浄ノズル2
2は、図1又は図3に示すように、便鉢面10a内を伸
縮可能である。
ブル便器では、図1に示すように、使用者は、蓋体14
を取り外して用を終えた後、図示しない操作スイッチを
操作することにより、図3に示す局部洗浄ノズル20に
より局部を洗浄することができる。また、操作スイッチ
の操作により、図2に示すように、タンク16に貯留さ
れている洗浄水は、ポンプ17を介して三方切替弁18
を経由した後、便鉢面洗浄ノズル22から噴出され、便
鉢面10aの汚物が付着する個所に目掛けて照射される
ことになる。こうして、便鉢面洗浄ノズル22により便
鉢面10aを少量の洗浄水で洗浄することができる。こ
れにより、このポータブル便器においては、少量の洗浄
水によって便鉢面10aを洗浄し、オマル13の貯留室
13aを有効に活用することができる。
所に照射される洗浄水には、バルブ33が微小に配管3
4を開くため、芳香剤混合部21内の芳香剤が少しづつ
混合されている。このため、その洗浄水により効果的に
その汚物の臭いを打ち消すことができる。このため、汚
物がオマル13の貯溜室13a内において未だ便鉢面1
0a近くに存在していても、臭いは周辺に漂わず、衛生
的である。
少量の洗浄水でも十分に洗浄可能であり、洗浄水の使用
料金を低廉することができるとともに、衛生的である。
他、洗浄剤、消臭剤及び殺菌剤等の単一のもの若しくは
混合したものを混入してもよく、こうであれば、便鉢面
10aの汚物が付着する個所に照射された洗浄水は、効
果的にその汚物を洗浄したり、その汚物の臭いを消した
り、その汚物内の雑菌を殺したりすることができる。
鉢面洗浄ノズル) 21…混合部(芳香剤混合部) 10b…排出口 13a…貯溜室
Claims (2)
- 【請求項1】汚物を受ける便鉢面と、該便鉢面を洗浄水
により洗浄可能な洗浄手段とを備えた水洗式便器におい
て、 前記洗浄手段は、前記洗浄水が供給される洗浄水供給部
と、該洗浄水供給部と接続され、前記便鉢面に向かって
該洗浄水を噴出可能なノズルと、該洗浄水に芳香成分、
洗浄成分、消臭成分及び殺菌成分の少なくとも1成分を
混合可能な混合部とを有することを特徴とする水洗式便
器。 - 【請求項2】便鉢面の下方には排出口を介して汚物を貯
溜する貯溜室が形成され、移動可能に構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の水洗式便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172518A JP2002364051A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 水洗式便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172518A JP2002364051A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 水洗式便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002364051A true JP2002364051A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19014126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001172518A Pending JP2002364051A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 水洗式便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002364051A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200456056Y1 (ko) * | 2008-12-26 | 2011-10-11 | 주식회사 노비타 | 비데의 노즐 세척유닛 |
WO2021070973A1 (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 株式会社Lixil | ポータブル便器装置 |
Citations (4)
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JPH08302796A (ja) * | 1995-03-09 | 1996-11-19 | Inax Corp | 水洗便器用泡発生装置 |
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JP2000248601A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-12 | Toto Ltd | 局部洗浄装置 |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001172518A patent/JP2002364051A/ja active Pending
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