JP2002362560A - 荷役用パレット及びその製造方法 - Google Patents

荷役用パレット及びその製造方法

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JP2002362560A
JP2002362560A JP2001173349A JP2001173349A JP2002362560A JP 2002362560 A JP2002362560 A JP 2002362560A JP 2001173349 A JP2001173349 A JP 2001173349A JP 2001173349 A JP2001173349 A JP 2001173349A JP 2002362560 A JP2002362560 A JP 2002362560A
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Japan
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bent portion
bent
fork insertion
pallet
top plate
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JP2001173349A
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Hideaki Nishizaki
英明 西崎
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SHINEI SHISHOKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製作及び構造が簡単で軽量にして頑丈でありリ
サイクルの効く地球環境に優しくて安全でかつ経済的利
用に役立てるコンパクトで低コストの板紙材による荷役
用パレットを提供する。 【解決手段】四角形の対向する2辺に互いに向き合った
チャンネル状の折曲部2a、2bを形成した板紙材より
なる天板1と、折曲部2a、2bの長手方向に直交して
両端部が折曲部2a、2bに嵌め込まれて天板裏面と折
曲部2a、2bに接着される板紙材よりなる角柱筒体の
桁5とから構成され、折曲部2a、2bの立壁面3に一
対のフォーク差し込み用穴4が開設され、このフォーク
差し込み用穴4の部位の天板裏面に補強片3aを接着
し、桁5をフォーク差し込み用穴4を除いた折曲部2
a、2bの長手方向に複数個所に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品等の保管や荷役作
業に用いる板紙材製パレット及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】工場や物流産業における物品等の保管や
集配業務等で荷物を能率よく運搬するためにパレットが
広く使用されている。このパレットはフォークリフトや
スタッカのフォークを2方からの差し込む2方差しであ
り木製または金属製が主流であって、平パレットは11
00×1100mmサイズがJISZ060として規定
されT11型と称されている。
【0003】パレットには樹脂製もあるが、樹脂製は重
くて高額で流通に難点があり、水を使用する一部の分野
で使用されているが一般では前述の通り木製または金属
製が主流である。しかしながら、木製の場合は、その木
材の殆どは外材又は製材の端材等のため、木節、曲り、
捩じれ等により割れ破損が著しく、2〜3回の往復利用
後に使い捨てしている。従って資源的あるいはコスト的
に好ましくなくリサイクルが効かない。金属製は強度的
には有利であるがこれもコスト的に好ましくなく、木
製、金属製の何れも重量があり取り扱いに不便性があ
る。このような樹脂製、木製、金属製の問題点を解消し
た板紙製のパレット及びこれに用いる桁材が特開平7−
172438号で提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この特開平7−172
438号で開示されている桁材は、隣接した2本の角筒
の空間内前後2個所に補強片を設けたり、2本の角筒の
空間内に多数枚の補強板を隙間なく詰め込んだ複雑な構
造である。また、パレットは、両側面を有する上下デッ
キの間に前記2本の角筒を単体とする複数個の桁材を横
にして挿着した構造である。
【0005】上記桁材については、1枚の板紙素材に多
数個所にスリットと折り目線を施して角筒は折り曲げ、
補強片は折り起こしたり、2本の角筒の空間内に多数枚
の補強板を隙間なく挿入している。従って、桁材の板紙
素材には多数個所にスリットと折り目線を施す工程が必
要であり、角筒の空間内に多数枚の補強板を挿入するも
のにおいては、空間に対応した寸法に裁断する工程が必
要であり、また、折り曲げ折り起こしの組み立て作業や
多数枚の補強板を空間内に挿入する作業が必要である。
さらには、1枚の板紙で2本の角筒を作るためには大き
な面積の板紙素材や多数枚の補強板を作るための多くの
板紙素材が必要であり、製造コスト高となっており、特
に多数枚の補強板を空間内に挿入する構造の桁材では重
量が増加し、それに加えて複雑構造であるため決して軽
量化されているとは言えない。
【0006】上記パレットについては、両側面を有する
上下デッキを形成するためには大きな面積の板紙素材が
必要であり、上下デッキの面積の殆どを支えるように横
にして上下デッキ間に挿着する桁材は長さの長い2本の
角筒を用いており、しかも、2本の角筒を単体とする複
数個の桁材によって構成されているため、重量はそれ程
軽量化されるものではなく、またコスト高となっている
不具合がある。
【0007】本発明の目的は、製作及び構造が簡単で軽
量にして頑丈でありリサイクルの効く地球環境に優しく
て安全でかつ経済的利用に役立てるコンパクトで低コス
トの板紙材による荷役用パレット及びその製造方法を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のパレットは、請求項1に記載の通り、四角
形の対向する2辺に互いに向き合った横に長いチャンネ
ル状の折曲部を形成した板紙材よりなる天板と、前記折
曲部の長手方向と直交し両端部が前記折曲部に嵌め込ま
れて天板裏面と折曲部に接着される板紙材よりなる角柱
筒体の桁とから構成され、前記折曲部の立壁面に左右一
対のフォーク差し込み用穴が開設され、このフォーク差
し込み用穴部位の天板裏面に補強片を接着してフォーク
差し込み用穴の上面を補強し、前記桁を前記フォーク差
し込み用穴を除いた折曲部の長手方向の複数個所に配設
したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明のパレットは、請求項2に記
載の通り、四角形の対向する2辺に互いに向き合った横
に長いチャンネル状の折曲部を形成した紙板材よりなる
天板と前記折曲部と連続した地板と、前記折曲部の長手
方向と直交し両端部が前記折曲部に嵌め込まれて天板及
び地板の裏面と折曲部とに接着される板紙材よりなる角
柱筒体の桁とから構成され、前記折曲部の立壁面に左右
一対のフォーク差し込み用穴が開設され、このフォーク
差し込み用穴部位の天板裏面及び地板裏面に補強片を接
着してフォーク差し込み用穴の上下面を補強し、前記桁
をフォーク差し込み用穴を除いた折曲部の長手方向の複
数個所に配設したことを特徴とするものである。
【0010】さらに、本発明のパレットは、請求項3に
記載の通り、板紙材よりなり互いに向き合った横に長い
一対のチャンネル状の折曲縁部材と、前記折曲縁部材の
長手方向と直交し両端部が前記折曲縁部材に嵌め込まれ
て接着される板紙材よりなる角柱筒体の桁と、板紙材よ
りなる帯状の天板及び地板とから構成され、前記折曲縁
部材の立壁面に左右一対のフォーク差し込み用穴が開設
され、このフォーク差し込み用穴部位における前記折曲
縁部材の上下面の裏面に補強片を接着してフォーク差し
込み用穴の上下面を補強し、前記桁をフォーク差し込み
用穴を除いた折曲縁部材の長手方向の複数個所に配設
し、複数枚の前記帯状の天板及び地板を前記複数個所の
桁と直交し隣接間に所要の隙間をあけて折曲縁部材と平
行に前記桁の表裏面に接着したことを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項4に記載の通り、上記の桁は板紙材
を複数層に角形渦巻き状に捲回接着された角柱筒体であ
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の通り、上記のフォーク差
し込み用穴の上面あるいは上下面を補強する補強片は折
曲部の立壁面を打ち抜いて開設したフォーク差し込み用
穴の抜き板を用いたことを特徴とするものである。
【0013】本発明のパレット製造方法は請求項6に記
載の通り、四角形の天板の板紙素材の対向する2辺に互
いに向き合った横に長いチャンネル状の折曲部を形成す
るために、前記2辺の端から前記折曲部の下面幅となる
間隔をあけた部位と、この部位から前記折曲部の立壁面
幅となる間隔をあけた部位とに前記2辺と平行する2本
のVカット溝を施し、前記2本のVカット溝間の前記立
壁面幅となる面に左右一対のフォーク差し込み用穴を打
ち抜き、補強片を前記フォーク差し込み用穴部位におけ
る天板の裏面に接着し、前記2本のVカット溝を折り曲
げて四角形の対向する2辺に互いに向き合った横に長い
チャンネル状の折曲部を形成した天板を形成する工程
と、四角形の板紙材の面に所要の間隔で平行する複数本
のVカット溝を施し、この板紙材の一端から前記Vカッ
ト溝を順次折曲し複数層の角形渦巻き状に捲回接着して
前記2辺の折曲部の対向間の長さ相当の角柱筒体よりな
る桁を形成する工程と、前記桁を前記フォーク差し込み
用穴を除いた折曲部の長手方向の複数個所に折曲部の長
手方向と直交して配設し、かつ両端部を前記折曲部に嵌
め込んで天板裏面と折曲部に接着する工程とからななる
ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【パレットの実施例1】図1乃至図8は本発明によるパ
レットの実施例1を示し図1において、1は板紙材の天
板である。この天板1は四角形の板紙材の対向する2辺
を互いに向き合った横に長いチャンネル状の折曲部2
a、2bが形成されている。また、前記天板1の折曲部
2a、2bの立壁面3には一対のフォーク差し込み用穴
4が開設されている。5は板紙材による角柱筒体の桁で
ある。この桁5は前記一対のフォーク差し込み用穴4を
除いた折曲部2a、2bの長手方向の複数個所、例え
ば、図1において両端部と中央部の3個所に折曲部2
a、2bの長手方向と直交して配設し折曲部2a、2b
に嵌め込まれて天板1の裏面と折曲部2a、2bに接着
されている。従って、桁5と折曲部2a、2bとによっ
て天板1の平面内においてX−Y方向にクロスした強度
メンバを構成している。
【0015】前記一対のフォーク差し込み用穴4の部位
はフォークを差し込んで持ち上げあるいは持ち下ろしの
際の強度を十分に確保するために、図7で示すように、
フォーク差し込み用の穴4の部位の天板1の裏面に補強
片3aが接着されている。この補強片3aはフォーク差
し込み用の穴4を形成するときの立壁面3を打ち抜いた
打ち抜き板を利用することが望ましく、これにより経済
的あるいはゴミの排出防止にもなる。また、他の板紙材
の裁断屑を利用してもよい。
【0016】前記補強片3aはフォーク差し込み用の穴
4を形成するときの立壁面3を打ち抜いた打ち抜き板を
利用する場合は、図7で示すように、この補強片3aの
厚みt3は天板1の厚みt1と同厚である。そこで、フ
ォーク差し込み用の穴4を打ち抜くときに、天板1と立
壁面3との折曲角から天板1の厚みt1の2倍の長さt
2を残してフォーク差し込み用の穴4を打ち抜いてフォ
ーク差し込み用の穴4の縁部4aを形成することによ
り、補強片3aは天板1の裏面に前記縁部4aの下端と
面一で接着された形態となり、フォーク差し込み用の穴
4に差し込まれたフォークの上面の当たり面になってフ
ォーク差し込み用の穴4の補強が確保される。
【0017】これを詳しく説明する。例えば、天板1の
厚みt1を5mmとした場合、フォーク差し込み用の穴
4を打ち抜いた打ち抜き板の補強片3aの厚みt3も5
mmである。そこで、天板1と立壁面3との折曲角から
天板1の厚みt1の2倍の長さt2の10mmを残して
フォーク差し込み用の穴4を打ち抜いて立壁面3を折曲
することによりフォーク差し込み用の穴4の縁部4aの
背部には天板1の裏面と縁部4aの下端との間で5mm
の空間が得られる。この5mmの空間に5mmの厚さの
補強片3aを接着することにより、補強片3aの接着部
の厚みは天板1の厚みt1の5mmと補強片3aの厚み
t3の5mmとのトータル10mmの厚みとなり、天板
1と立壁面3との折曲角から縁部4aの下端までの長さ
t2の10mmと一致して補強片3aは縁部4aの下端
と面一になるのである。
【0018】前記フォーク差し込み用の穴4の幅は、パ
レットを持ち上げたり下ろしたりするフォークリフトや
スタッカの各種の幅のフォークが容易に差し込まれる任
意の横長サイズで、フォーク差し込み用の穴4の高さは
90mmとしておけば前記各種のフォークリフトやスタ
ッカのフォークの厚みに対応した汎用性を持たせること
ができる。従って、フォーク差し込み用の穴4の高さは
90mmに上下5mmを加えたパレットの全高を100
mmとすることで、コンパクトな平面状のパレットの形
態とすることができる。尚、差し込み用の穴4の高さは
各種のフォークリフトやスタッカのフォーク毎の厚みに
応じた専用とすることも可能である。
【0019】次に、桁5について説明する。この桁5も
強度・剛性が要求される。そこで、図8及び図12で示
すように、板紙材を複数層に角形渦巻き状に捲回接着さ
れた角柱筒体とした桁5を採用することが望ましい。こ
の桁5の製造方法は後述することにするが、角形に折曲
するためのVカット溝の加工を許容する板紙材の厚みは
7mmが限界で、7mm以上の厚みの板紙材にはVカッ
ト溝加工ができないためVカット溝加工が可能な7mm
以下の厚みの板紙材で渦巻き状に折曲して所要の厚みで
強度・剛性の高い桁5とするものである。この複数層に
角形渦巻き状に捲回接着された角柱筒体とした桁5は、
板紙材の複数層の間に介在されている硬化した接着剤層
が丁度樹木の冬材の緻密な年輪のような剛性を有し、厚
みの薄い板紙材であっても複数層の板紙材と接着剤層と
によって軽量にして強度・剛性を保持している。
【0020】上記の構成により、天板1に対向する2辺
ので互いに向き合ったチャンネル状の折曲部2a、2b
と、桁5とによって天板1の平面内でクロス状の強度メ
ンバが形成されて天板1の平面内におけるX−Y方向の
強度、剛性を確保し、天板1が平面内におけるX−Y方
向に曲がる(捻れる)ことなく軽量で、かつ強靭な平面
状のコンパクトで取り扱いの便利なパレットが得られ
る。
【0021】さらに、パレットの天板1の平面内におけ
るX−Y方向の強度、剛性を増大するために、パレット
裏面側で桁5と直交する方向に帯状の補強板6を前記桁
5の長手方向の1個所若しくは複数個所に複数の桁5に
渡して接着しても良い。
【0022】
【パレットの実施例2】図16及び図17で本発明によ
るパレットの実施例2を示す。前記実施例1のパレット
は底側が開放された形態若しくは開放された底側に帯状
の補強板6を桁5の長手方向の1個所若しくは複数個所
に複数の桁5に渡して接着した構造であるが、実施例2
は四角形の対向する2辺を互いに向き合った横に長いチ
ャンネル状の折曲部20a、20bを形成した紙板材よ
りなる天板1aと前記折曲部20a、20bと連続した
地板1bと、前記折曲部20a、20の長手方向と直交
して両端部が前記折曲部20a、20bに嵌め込まれて
天板1a及び地板1bの裏面と折曲部20a、20bに
接着された板紙材よりなる角柱筒体の桁5とからなる構
造である。この実施例2の場合はパレットの表裏面全面
が天板1a及び地板1bで形成されているため、この表
裏面の天板1a及び地板1bと桁5とによるパレット平
面内におけるX−Y方向のクロス状の強度メンバ構成
で、さらに平面内におけるX−Y方向の強度、剛性を確
保し、平面内におけるX−Y方向に曲がる(捻れる)こ
となく軽量で、かつ強靭な平面状のコンパクトなパレッ
トが得られる。また、天板1a及び地板1bを反転して
使用することにより何れの面も荷物等を載置して荷役作
業を行うことができ1台のパレットで両面使用が可能な
便利性及び経済性を有するものである。従って、実施例
2ではフォーク差し込み用の穴4の部位の上下部の天板
1a及び地板1bの裏面に補強片3aが接着されること
になる。
【0023】
【パレットの実施例3】図18乃至図20は本発明によ
るパレットの実施例3を示す。上記の実施例1において
は、天板1は荷置面の全面積が1枚の広い平板で、折曲
部2a、2bは天板1と連続した構造であり、実施例2
においては、天板1a及び地板1bが折曲部20a、2
0bで連続した構造であるが、実施例3は互いに向き合
った横に長い一対のチャンネル状の独立した折曲縁部材
30a、30bと、角柱筒体の桁5と、複数枚の帯状の
天板1c及び地板1dとによって構成されている。
【0024】前記折曲縁部材30a、30bの立壁面3
左右一対のフォーク差し込み用穴4開設され、このフォ
ーク差し込み用穴4の部位の前記折曲縁部材30a、3
0bの上下面の裏面に図示省略している補強片3aを接
着してフォーク差し込み用穴4上下面を補強し、前記桁
5フォーク差し込み用穴4除いた折曲縁部材30a、3
0bの長手方向の複数個所に配設し、前記複数枚の前記
帯状の天板1c及び地板1dを前記複数個所の桁5と直
交し隣接間に所要の隙間をあけて折曲縁部材30a、3
0bと平行に前記桁5表裏面に接着した簀の子状の構造
である。この実施例3の場合も折曲縁部材30a、30
bと桁5とによりパレット平面内におけるX−Y方向の
クロス状の強度メンバ構成であるから、平面内における
X−Y方向の強度、剛性を確保し、平面内におけるX−
Y方向に曲がる(捻れる)ことなく軽量で、かつ強靭な
平面状のコンパクトなパレットが得られる。
【0025】この実施例3のパレットにおいても、実施
例2のパレットと同様に天板1c及び地板1dを反転し
て使用することにより何れの面も荷物等を載置して荷役
作業を行うことができ1台のパレットで両面使用が可能
な便利性及び経済性を有すると共に、折曲縁部材30
a、30b及び天板1cと地板1dは実施例1及び2に
比較して細幅の板紙材を用いることができるため、パレ
ットの重量がさらに軽減され板紙材の使用量の低減によ
るコストダウンが図られる。
【0026】
【実施例3の折曲縁部材の製造方法】折曲縁部材30
a、30bは図19で示すように板紙材をスパイラルに
巻回して製造した角四管30によるものである。すなわ
ち、正四角形の心材に帯状の板紙材をスパイラルに巻回
することにより製造される。この角四管30を、その中
央部のカット予定線31で長手方向にカットすることに
より図20で示すように1本の角四管30から一対の折
曲縁部材30a、30bを得るのである。
【0027】例えば、パレットの全高を100mmと
し、桁5の高さを90mmとし、厚さ5mmの板紙材で
折曲縁部材30a、30bを製造する場合、図19で示
すように高さH及び幅Wが100mmの正四角形の角四
管30を製造する。この角四管30の高さH方向の内法
は、幅W方向の上下面の板紙材厚さ5mm×2=10m
mを差し引いた90mmとなり桁5の高さ90mmに対
応する。そこで、この角四管30を、その中央部のカッ
ト予定線31で長手方向にカットすることにより図20
で示すように高さが100mm、幅W1、W2が50m
mの一対の折曲縁部材30a、30bが得られるのであ
る。しかも、角四管30はスパイラルに巻回して製造す
るため、四つの折り曲げ角部にVカット溝を施す必要が
なく、製造工程が低減され低コストで製造することがで
きる
【0028】
【パレットの実施例4】上記実施例1、2及び3の何れ
において、左右一対のフォーク差し込み用の穴4間に存
在する中央部位の立壁面3に穴7を開設した構造とす
る。この穴7はパレット上に積載した荷物が崩れない用
に結束するバンド等を通すためのものであり、この穴7
を開設しておくことによりパレット上の荷物をバンド等
で結束しておくことにより崩れないようにして荷役作業
を行うことができる使用上の効果を向上するものであ
る。
【0029】
【実施例1のパレットの製造方法】図9乃至図14は上
記実施例1のパレットの製造方法を示す。図9は天板1
の紙板材の表面側の平面図である。2a、2bは折曲部
となる面、3は前記折曲部となる面と隣接した立壁面と
なる面、4はフォーク差し込み用の穴、7は必要に応じ
て開設される結束用のベルト等を通すための穴、8は前
記フォーク差し込み用の穴4を中央にしてチャンネル状
の折曲部2a、2bに折り曲げる折り曲げ線である。前
記フォーク差し込み用の穴4や結束用のベルト等を通す
ための穴4は打ち抜き加工する。また、折り曲げ線を9
0°の角度でシャープな角の折り曲げが得られるよう図
10の天板1の紙板材の裏面側の平面図で示すように4
5°の2本のVカット溝9がフォーク差し込み用の穴4
を挟んで平行に施される。そして、前記フォーク差し込
み用の穴4を打ち抜いた打ち抜き板をフォーク差し込み
用の穴4部位の補強片3aとして図10においてフォー
ク差し込み用の穴4部位に隣接する内側のVカット溝9
に沿って接着する。
【0030】上記のように加工した平面状の板紙材を2
本のVカット溝9で折り曲げて対向する2辺に互いに向
き合った横に長いチャンネル状の折曲部2a、2bを形
成した図1で示すようにシャープな角の折り曲げが得ら
れ外観及び品質が良好な天板1が製造される。そして、
桁5前記フォーク差し込み用穴4除いた折曲部2a、2
bの長手方向の複数個所に折曲部2a、2bの長手方向
と直交して配設し、かつ両端部を前記折曲部2a、2b
に嵌め込んで天板1の裏面と折曲部2a、2bに接着す
るとにより図1で示す本発明のパレットが完成されるの
である。尚、実施例2のパレットの製造方法は、天板1
aと地板1bとの面積の板紙材を用い、桁5を天板1a
と地板1bの裏面に接着することが実施例1と相違する
点で、その他はて実施例1と同一である。
【0031】
【桁の製造方法】次に、桁5の製造方法について図12
乃至図14で説明する。桁5は図12で示すように、板
紙材を複数層に角形渦巻き状に捲回接着して所要の厚み
にした角柱筒体である。すなわち、第1横行き内側層5
−1を巻き始めとし、この第1横行き内側層5−1から
直角に折曲した第2立て行き内側層5−2、第2立て行
き内側層5−2から直角に折曲した第3横行き内側層5
−3、第3横行き内側層5−3から直角に折曲した第4
立て行き内側層5−4、第4立て行き内側層5−4から
第1横行き内側層5−1上に直角に折曲した第5横行き
外側層5−5、第5横行き外側層5−5から前記第2立
て行き内側層5−2上に直角に折曲した第6立て行き外
側層5−6、第6立て行き外側層5−6から前記第3横
行き内側層5−3上に直角に折曲した第7横行き外側層
5−7、第7横行き外側層5−7から前記第4立て行き
内側層5−4上に直角に折曲した第8立て行き外側層5
−8によって形成され、各層間は接着剤によって接着し
ている。
【0032】前記桁5を製造するために図13及び図1
4で示すように四角形の板紙材60の裏面に複数本の平
行なVカット溝10−1〜10−7が所要の間隔P1〜
P8で施され、シャープな角の折り曲げによる角形渦巻
き状に捲回した角柱筒体の桁5を製造するようにしてい
る。
【0033】この桁5は前記天板1の折曲部2a、2b
に嵌め込まれるため、天板1の裏面と折曲部2a、2b
の下面との間隔寸法に対応させる必要がある。例えば、
天板1と折曲部2a、2bの下面厚みをそれぞれ5mm
としパレットの 全高を100mmとした場合に天板1
の裏面と折曲部2a、2bの下面との間隔寸法は前記天
板1と折曲部2a、2bの下面厚みのそれぞれ5mmの
トータル10mmを差し引いた90mmとなる。従っ
て、図12において桁5の高さHを90mm、幅Wを1
00mmの角柱筒体とすれば対応することになる。
【0034】そこで、5mm厚の板紙材60で角柱筒体
の角形渦巻き状の桁5を製造するためには、第1横行き
内側層5−1の幅は85mm、第2立て行き内側層5−
2の高さは80mm、第3横行き内側層5−3の幅は9
0mm、第4立て行き内側層5−4の高さは85mm、
第5横行き外側層5−5の幅は95mm、第6立て行き
外側層5−6の高さは90mm、第7横行き外側層5−
7の幅は100mm、第8立て行き外側層5−8の高さ
は90mmと設定することにより、5mm厚の板紙材6
0により高さHを90mm、幅Wを100mmの角柱筒
体の角形渦巻き状の桁5が得られる。
【0035】上記のようは寸法で直角で折り曲げて角形
渦巻き状とするために、図13及び図14で示す複数本
の平行なVカット溝10−1〜10−7の間隔P1〜P
8を設定する。すなわち、P1=85mm、P2=80
mm、P3=90mm、P4=85mm、P5=95m
m、P6=90mm、P7=100mm、P8=90m
mに設定されるのである。
【0036】上記は1本の角柱筒体の角形渦巻き状の桁
5であるが、上記のような手法によって図15で示す左
右平行した2本の角柱筒体の角形渦巻き状の桁50を製
造することが可能であり、実施例1天板1のパレットあ
るいは実施例2の天板1a及び地板1bの両面が使用可
能なパレットの支持強度・剛性の増大を図るときには左
右平行した2本の角柱筒体の角形渦巻き状の桁50を用
いることができる。この右平行した2本の角柱筒体の角
形渦巻き状の桁50の製造も本質的には1本の角柱筒体
の角形渦巻き状の桁5と同様である。
【0037】すなわち、図15で示す通り、第1横行き
内側層50−1を巻き始めとし、この第1横行き内側層
50−1から直角に折曲した第2立て行き内側層50−
2、第2立て行き内側層50−2から直角に折曲した第
3横行き内側層50−3、第3横行き内側層5−3から
直角に折曲した第4立て行き内側層50−4、第4立て
行き内側層50−4から第1横行き内側層50−1上に
直角に折曲した第5横行き外側層50−5、第5横行き
外側層50−5から前記第2立て行き内側層50−2上
に直角に折曲した第6立て行き外側層50−6、第6立
て行き外側層50−6から前記第3横行き内側層50−
3上に直角に折曲した広幅の第7横行き外側層50−
7、第7横行き外側層50−7から直角に折曲した前記
第8立て行き外側層50−8、第8立て行き外側層50
−8から直角に折曲した第9横行き外層50−9、第9
横行き外層50−9から第4立て行き内側層50−4に
接して直角に折曲した第10立て行き外側層50−1
0、第10立て行き外側層50−10から第7横行き外
側層50−7の内面に直角に折曲した第11横行き内側
層50−11、第11横行き内側層50−11から第8
立て行き外側層50−8の内面に直角に折曲した第12
立て行き外側層50−12、第12立て行き外側層50
−12から第9横行き外層50−9の内面に直角に折曲
した第13横行き内層50−13によって形成され、各
層間は接着剤によって接着している。
【0038】このようにして製造された桁5又は50を
前記天板1の折曲部2a、2bに嵌め込んで天板1aの
裏面と折曲部2a、2bとに接着剤で接着することによ
り図1の実施例1のパレットが完成される。また、必要
に応じてパレット裏面側で桁5と直交する方向に帯状の
補強板6を前記桁5の長手方向の1個所若しくは複数個
所に複数の桁5に渡して接着する。さらに、実施例2で
は上記の桁5又は50を折曲部20a、20bに嵌め込
み天板1a及び地板1bと折曲部20a、20bによっ
て包囲して天板1a及び地板1bの裏面と折曲部20
a、20とに接着剤で接着することにより図16で示す
実施例2あるいは折曲縁部材30a、30bと複数枚の
帯状の天板1c、地板1dとに接着剤で接着することに
より図18で示す実施例3のパレットが完成される。
【0039】本発明のパレットを構成する天板1、1
a、1c、地板1b、1d、桁5又は50及び折曲縁部
材30a、30bの板紙材は弾力性と強靭性を有するソ
リッドタイプの貼合板紙材を使用することが望ましい。
このソリッドタイプの貼合板紙材を使用することにより
軽量で作業者による持ち運び等の取り扱いが楽であり壊
れ難く、10数回の反復使用が可能で、1回の使用コス
トが大幅に低減して割安となる。それに加えて、回収が
容易でリサイクルが可能であり最終的には古紙として製
紙原料になり地球環境に優しいエコロジカルのパレット
を提供することができる。また、板紙材は耐水、溌水処
理を施しておくことにより水場での使用は勿論のこと梅
雨期のような湿度の高い環境において耐久性を十分に確
保することができる。
【0040】さらに、製造においては、Vカット、打ち
抜き等の刃物の使用で製造することができるため、切り
口、スリット面にはバリ等の発生が全くなく、安全面で
の扱いは抜群で生産性、量産性、経済性の全てが揃って
おり低コストで安定供給が可能である。
【0041】さらに、本発明のパレットの表裏が平面形
態でコンパクトであるため、荷役に使用しない場合の収
納保管やトラック等で搬送する時には、限られたスペー
スで多くのパレットを安定して積み重ねすることがで
き、特に荷役作業の際の往復使用(リターナブル)の輸
送費用が低減する利益がある。尚、本発明のパレットは
荷役作業のみではなく、倉庫等で荷物等を保管する際の
荷置台として使用することや棚板にも適用することがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によると、コンパク
トで軽量にして強度、剛性の高い頑丈で堅牢性、持久
力、耐候性を有し壊れ難く、回収が容易でリサイクルが
可能であり最終的には製紙原料になり地球環境に優しい
エコロジカルで少量の板紙素材によるパレットを提供す
ることができる。また、荷役作業でフォーク差し込まれ
るフォーク差し込み用の穴の部位には補強片が施されて
いるため、差し込まれたフォークで持ち上げあるいは持
ち下ろしの際の強度を十分に確保することができる利点
を有している。さらに、パレットの厚み薄くコンパクト
であるため、限られたスペースで多数台のパレットを積
み重ねて収納保管やトラック等で搬送することができ、
特に荷役作業の際の往復使用(リターナブル)の輸送費
用を低減することができる樹脂製、木製、金属製の従来
のパレットでは得られない利点を有している。加えて、
請求項2及び3の構造によるパレットは、天板及び地板
を反転して使用することにより何れの面も荷物等を載置
して荷役作業を行うことができ1台のパレットで両面使
用が可能な便利性及び経済性を有している。また、本発
明の製造方法においては、加工が容易で大量生産が可能
であり、外観が良好で品質の良い、生産性、量産性、経
済性の全てが揃っており低コストで上記格別な効果を有
する本発明のパレットを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるパレットの斜視図
【図2】本発明実施例1によるパレットの正面図
【図3】本発明実施例1によるパレットの側面図
【図4】本発明実施例1によるパレットの平面図
【図5】本発明によるパレットの底面図
【図6】図2のA−A線矢視方向の拡大断面図
【図7】図2のB−B線矢視方向の拡大断面図
【図8】図4のC−C線拡大断面図
【図9】本発明によるパレット天板の板紙素材を示す表
面側の平面図
【図10】本発明によるパレット天板の板紙素材を示す
裏面側の平面図
【図11】図10のD−D線矢視方向の断面図
【図12】桁の端部を示す斜視図
【図13】桁の板紙素材を示す裏面側の平面図
【図14】図13のE−E線矢視方向の断面図
【図15】2本桁の端部を示す斜視図
【図16】本発明の実施例2示す斜視図
【図17】図16で示すパレットの側面図
【図18】本発明の実施例3示す斜視図
【図19】実施例3の折曲縁部材の素材を示す斜視図
【図20】実施例3の折曲縁部材の完成を示す斜視図
【符号の説明】
1 天板 1a 天板 1b 地板 1c 帯状の天板 1c 帯状の地板 2a 折曲部 2b 折曲部 3 立壁面 4 フォーク差し込み用の穴 5 桁 6 補強板 20a 折曲部 20b 折曲部 30 折曲縁部材の素材である角四管 30a 折曲縁部材 30b 折曲縁部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形の対向する2辺に互いに向き合っ
    た横に長いチャンネル状の折曲部を形成した板紙材より
    なる天板と、前記折曲部の長手方向と直交し両端部が前
    記折曲部に嵌め込まれて天板裏面と折曲部に接着される
    板紙材よりなる角柱筒体の桁とから構成され、前記折曲
    部の立壁面に左右一対のフォーク差し込み用穴が開設さ
    れ、このフォーク差し込み用穴部位の天板裏面に補強片
    を接着してフォーク差し込み用穴の上面を補強し、前記
    桁を前記フォーク差し込み用穴を除いた折曲部の長手方
    向の複数個所に配設したことを特徴とする荷役用パレッ
    ト。
  2. 【請求項2】 四角形の対向する2辺に互いに向き合っ
    た横に長いチャンネル状の折曲部を形成した紙板材より
    なる天板と前記折曲部と連続した地板と、前記折曲部の
    長手方向と直交し両端部が前記折曲部に嵌め込まれて天
    板及び地板の裏面と折曲部とに接着される板紙材よりな
    る角柱筒体の桁とから構成され、前記折曲部の立壁面に
    左右一対のフォーク差し込み用穴が開設され、このフォ
    ーク差し込み用穴部位の天板裏面及び地板裏面に補強片
    を接着してフォーク差し込み用穴の上下面を補強し、前
    記桁をフォーク差し込み用穴を除いた折曲部の長手方向
    の複数個所に配設したことを特徴とする荷役用パレッ
    ト。
  3. 【請求項3】 板紙材よりなり互いに向き合った横に長
    い一対のチャンネル状の折曲縁部材と、前記折曲縁部材
    の長手方向と直交し両端部が前記折曲縁部材に嵌め込ま
    れて接着される板紙材よりなる角柱筒体の桁と、板紙材
    よりなる帯状の天板及び地板とから構成され、前記折曲
    縁部材の立壁面に左右一対のフォーク差し込み用穴が開
    設され、このフォーク差し込み用穴部位における前記折
    曲縁部材の上下面の裏面に補強片を接着してフォーク差
    し込み用穴の上下面を補強し、前記桁をフォーク差し込
    み用穴を除いた折曲縁部材の長手方向の複数個所に配設
    し、複数枚の前記帯状の天板及び地板を前記複数個所の
    桁と直交し隣接間に所要の隙間をあけて折曲縁部材と平
    行に前記桁の表裏面に接着したことを特徴とする荷役用
    パレット。
  4. 【請求項4】 請求項1、2及び3に記載の荷役用パレ
    ットにおいて、桁は板紙材を複数層に角形渦巻き状に捲
    回接着された角柱筒体であることを特徴とする荷役用パ
    レット。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3及び4に記載の荷役用
    パレットにおいて、フォーク差し込み用穴の上面あるい
    は上下面を補強する補強片は折曲部の立壁面を打ち抜い
    て開設したフォーク差し込み用穴の抜き板を用いたこと
    を特徴とする荷役用パレット。
  6. 【請求項6】 四角形の天板の板紙素材の対向する2辺
    に互いに向き合った横に長いチャンネル状の折曲部を形
    成するために、前記2辺の端から前記折曲部の下面幅と
    なる間隔をあけた部位と、この部位から前記折曲部の立
    壁面幅となる間隔をあけた部位とに前記2辺と平行する
    2本のVカット溝を施し、前記2本のVカット溝間の前
    記立壁面幅となる面に左右一対のフォーク差し込み用穴
    を打ち抜き、補強片を前記フォーク差し込み用穴部位に
    おける天板の裏面に接着し、前記2本のVカット溝を折
    り曲げて四角形の対向する2辺に互いに向き合った横に
    長いチャンネル状の折曲部を形成した天板を形成する工
    程と、四角形の板紙材の面に所要の間隔で平行する複数
    本のVカット溝を施し、この板紙材の一端から前記Vカ
    ット溝を順次折曲し複数層の角形渦巻き状に捲回接着し
    て前記2辺の折曲部の対向間の長さ相当の角柱筒体より
    なる桁を形成する工程と、前記桁を前記フォーク差し込
    み用穴を除いた折曲部の長手方向の複数個所に折曲部の
    長手方向と直交して配設し、かつ両端部を前記折曲部に
    嵌め込んで天板裏面と折曲部に接着する工程とからなな
    ることを特徴とする荷役用パレットの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108394610A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 大连中集特种物流装备有限公司 托盘箱底盘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108394610A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 大连中集特种物流装备有限公司 托盘箱底盘

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