JP2002362240A - 両方向スライド式車両用ルーフキャリア - Google Patents

両方向スライド式車両用ルーフキャリア

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JP2002362240A
JP2002362240A JP2001205409A JP2001205409A JP2002362240A JP 2002362240 A JP2002362240 A JP 2002362240A JP 2001205409 A JP2001205409 A JP 2001205409A JP 2001205409 A JP2001205409 A JP 2001205409A JP 2002362240 A JP2002362240 A JP 2002362240A
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slide
hole
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Takashi Kusama
孝 草間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の左右いずれの側面にでも引き出すこと
ができ、また、左右いずれの側面に引き出す場合でも引
き出す側でだけの簡単な操作で容易に引き出すことがで
きる車両用ルーフキャリアを提供すること。 【解決手段】 複数対のローラ(8)が枢着された固定
フレーム(3)にC形みぞ形鋼状の断面形状のスライド
フレーム(4)をスライド移動可能に係合し、この固定
フレームの両端に軸着されたロック金具(5)でスライ
ドフレームを挟持しネジ付ノブ(6)で締め付けロック
する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物の運搬のため
に車両の屋根上部に取り付けるルーフキャリアにおい
て、荷物を積載固定するスライドフレームを該車両の左
右いずれの側にでも引き出すことができて、荷物の積み
降ろし作業が容易に行なえる両方向スライド式車両用ル
ーフキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術には、例えば実用新案登録第3
062471号のように、スライドフレームを左右2分
割にし、分割した一方は車両の右側のみに、またもう一
方は左側のみに引き出せる構造のもの、また、例えば実
開平6−61590のように、左右どちらか一方にのみ
スライドフレームを引き出せる構造のもの、そして、例
えば特開平11−301362のように、スライドフレ
ームを車両の左右のいずれの側にでも引き出すことがで
きるが、例えば、車両の右側にスライドフレームを引き
出すには、一人が車両の左側にまわってロックを解除し
たうえでスライドフレームを持ち上げて支え、もう一人
が車両の右側でスライドフレームを引き出す構造のも
の、などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、スラ
イドフレームを車両の左右のいずれの側にでも引き出せ
るがスライドフレームを分割したため積載面が狭く、幅
の広い荷物は積載できないという問題。。
【0004】または、スライドフレームを車両の左右の
いずれか一方の側にだけしか引き出せないため、車両の
駐車の状態によってはスライドフレームを引き出すこと
ができないという問題。
【0005】または、スライドフレームを車両の左右の
いずれの側にでも引き出すことはできるが、一人で操作
できず不便であるばかりでなく、スライドフレームの左
右どちらか一方を持ち上げた状態でもう一方に引き出す
もので、荷物を積載した状態での操作は非常に困難であ
る、などの問題点があった。
【0006】本発明は以上の問題点を解決して、スライ
ドフレームを分割することなく、車両の左右のいずれの
側に引き出す場合でも引き出す側でだけの操作で該スラ
イドフレームを容易に引き出すことができ、さらに、荷
物の積み降ろし作業の後、スライドフレームを固定フレ
ームの所定の位置に固定しロックするロック手段につい
て、確実にロックできて車両走行中の安全性が確保で
き、また、ロック、ロック解除が引き出す側でだけの操
作で行なえて、荷物の積み降ろし作業が容易にできる両
方向スライド式車両用ルーフキャリアを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、車両の条件に合わせた方法で車両(1)の
屋根上部(2)の所定の位置に取り付けられるルーフキ
ャリアにおいて、図2に示すように、C形みぞ形鋼状の
断面形状を有するスライドフレーム(4)に、断面の左
右対称に枢着された2個のローラ(8)を一対として長
手方向に対称に3対以上のローラが枢着されていて該車
両屋根上部に固定される固定フレーム(3)を挿入緩嵌
し、該スライドフレームが該ローラを介して該固定フレ
ーム上を自在にスライド移動可能となるようにした。ま
た、該スライドフレームを車両の左右のいずれの側に引
き出した場合でも、所定の位置で該スライドフレームの
スライド移動が抑止されるストッパ機構(12a、12
b、13a、13b、14a、14b)を設けた。
【0008】また、スライドロック手段において、上記
技術課題を解決するため前記固定フレームの長手方向両
端にロック金具回転軸(7a、7b)によって軸着され
た2つのロック金具(5a、5b)でスライドフレーム
(4)を挟持し、ネジ付ノブ(6a、6b)で締め付け
ロックする構造とした。さらにロック金具の誤作動を防
止するため、ネジ付ノブ用穴(15)を長円形穴と円弧
状長穴とを組み合わせた形状にし、ロック金具回転軸用
穴(16)を長円形にした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、固定フレーム
(3)を車両(1)の屋根上部(2)に該車両の条件に
合わせた方法で取り付ける。図2に示すように、固定フ
レーム(3)の断面の左右対称位置に枢着された2個の
ローラ(8)を一対として、該固定フレームの長手方向
の両端とその中間に長手方向に対しても対称位置に、3
対以上のローラを枢着する。
【0010】ローラ(8)が枢着された固定フレーム
(3)はC形みぞ形鋼状の断面形状に形成されたスライ
ドフレーム(4)に挿入緩嵌される。また、該スライド
フレームにはロープ等の固定部材用フック(17)が所
定の位置に枢着されている。
【0011】図3に示すように、スライドフレーム
(4)はローラ(8)を介して固定フレーム(3)上
を、右に引き出す場合、該スライドフレーム左端がロー
ラ(8b)付近で、また、左に引き出す場合、該スライ
ドフレーム右端がローラ(8a)付近で、図4、図5に
示す圧縮バネストッパ(12a、12b)とストッパB
(13a、13b)とによって停止される範囲を左右い
ずれの側にでもスライド移動する。
【0012】また、スライドフレーム(4)を右に引き
出す場合、ストッパB(13a)は間隙(14b)を通
過し、また、左に引き出す場合ストッパB(13b)は
間隙(14a)を通過し、該スライドフレームが支障な
く左右いずれの側にもスライド移動するよう該間隙は設
けられている。
【0013】図3(b)に示すように、例えばスライド
フレーム(4)を左に引き出した場合、圧縮バネストッ
パ(12)とストッパB(13)とによって一旦停止さ
れた該スライドフレームを該圧縮バネストッパのバネを
圧縮しながらさらに引き出して該スライドフレームの左
端を下降させ、スライドフレーム下端(4b)がストッ
パA(9)に圧接し、スライドフレーム上端(4a)が
ローラ(8c)に圧接して該スライドフレームが下方に
所定の角度で傾斜して係止されるようストッパA(9)
は固定フレーム3に枢着されている。
【0014】また、荷物の積み降ろしの際、スライドフ
レーム(4)が勝手にスライド移動して荷物の積み降ろ
し作業の妨げとなることを防ぐため、該スライドフレー
ムが固定フレーム(3)に対して垂直方向に所定の角度
で係止された後、ストライカ(11)がローラ(8a)
に圧接して該スライドフレームの自由なスライド移動を
抑止するよう該ストライカは該スライドフレームの所定
の位置に枢着されている。
【0015】次に本発明のスライドロック機構について
説明する。図1に示すように、固定フレーム(3)の長
手方向の両端にロック金具回転軸(7a、7b)によっ
て回動自在に軸着されたロック金具(5a、5b)の間
にスライドフレーム(4)を定置固定しネジ付ノブ(6
a、6b)を締め付けて挟持することにより該スライド
フレームは該固定フレームにロックされる。
【0016】図6に示すように、ロック金具(5)には
長円形穴と円弧状長穴とを組み合わせたネジ付ノブ用穴
(15)と長円形のロック金具回転軸用穴(16)が施
されている。ロックを解除するには、図1において、ま
ずネジ付ノブ(6)の締め付けを緩め、図7、図8に示
すように、該ネジ付ノブの軸部が該ネジ付ノブ用穴の長
円形部の下端に、また、ロック金具回転軸(7)が該ロ
ック金具回転軸用穴の下端に接するまで該ロック金具を
持ち上げ、図9に示すように、該ロック金具をロック金
具回転軸(7)を軸として該ネジ付ノブ用穴の円弧状長
穴に沿って回動させてスライドフレーム(4)のロック
を解除する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を有する。
【0018】車両の左右いずれの側面にでもスライドフ
レームを引き出すことができるため車両の駐車の状態に
応じて、車両の左右いずれの側ででもまったく同じ条件
で荷物の積み降ろし作業が楽に行なえる。
【0019】さらに、スライドフレームを分割しない
で、固定フレーム上をスライドフレームが左右いずれの
方向にでもスライド移動できる構造であるので広い積載
面を確保できるため、例えば、ボートやカヌーのような
幅の広い荷物でも積載することができる。
【0020】また、固定フレームに枢着された複数対の
ローラ上をスライドするスライドフレームを常に2対以
上のローラで支承する構造であるため、スライドフレー
ムや積載物の荷重を下から支持する必要がなく、スライ
ド方向に横力を加えるだけで滑らかにスライドフレーム
をスライド移動させる事ができる。
【0021】そして、スライドフレームを引き出す場
合、圧縮バネストッパ(12)とストッパB(13)と
でスライドを一旦停止させ、さらに該圧縮バネを圧縮し
てスライドフレームを引き出しながら所定の角度まで下
方に傾斜させる構造であるため、スライドフレームが急
激に傾斜することを抑止できると同時に、この傾斜によ
って荷物の積み降ろし作業をいっそう容易に行なうこと
ができる。
【0022】また、固定フレームの長手方向の両端に軸
着した2つのロック金具でスライドフレームを挟持して
固定フレームに定置固定しロックする構造であるため、
スライドフレームをいずれの側にスライドさせる場合で
も、スライドさせる側のロック金具を操作するだけでロ
ック、ロック解除ができ、ロック金具の操作を容易に行
なえる。
【0023】さらに、図6、図7、図8、図9に示すよ
うに、ロック金具(5)のロック金具回転軸用穴(1
6)を長円形にし、またネジ付ノブ用穴(15)を長円
形と円弧状長穴とを組み合わせた形状にしたことによ
り、ロックした状態でネジ付ノブの締め付けが緩んだだ
けではロック金具は回動せず、したがってロックは解除
されないため、仮に車両の走行中にネジ付ノブの締め付
けが緩んだとしても容易にロックは解除されず、安全性
を保つことができる。
【0024】図2に示すように、固定フレーム(3)と
スライドフレーム(4)とをC形みぞ形鋼状の断面形状
にしたことにより、例えばステンレス板等を用いて容易
にこの形状に加工することができ、例えばフライス盤加
工のような複雑な機械加工を必要としないので生産性に
優れ、低コストで生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両にスライド式ルーフキャリアを取付けた状
態を車両後面から見た図。
【図2】A−A断面図。
【図3】スライドフレームを右または左に引き出した
図。
【図4】スライドフレーム上面図と側面図。
【図5】固定フレーム上面図と側面図。
【図6】ロック金具正面図と側面図。
【図7】ロック金具でスライドフレームをロックした
図。
【図8】ロック金具を持ち上げた図。
【図9】ロックを解除した図。
【符号の説明】
1 車両 2 車両の屋根上部 3 固定フレーム 4 スライドフレーム 5 ロック金具 6 ネジ付ノブ 7 ロック金具回転軸 8 ローラ 9 ストッパA 10 取り付け脚 11 ストライカ 12 圧縮バネストッパ 13 ストッパB 14 間隙 15 ネジ付ノブ用穴 16 ロック金具回転軸用穴 17 固定部材用フック 18 ローラ軸 19 ネジ付ノブの軸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の運搬のために、車両(1)の屋根
    上部(2)の所定の位置に該車両の条件に合わせた手段
    で取り付けられる車両用ルーフキャリアにおいて、図2
    に示すように、断面の左右対称に枢着された2個のロー
    ラ(8)を一対として長手方向に対称に3対以上のロー
    ラが枢着されていて、該車両屋根上部に固定される固定
    フレーム(3)と、荷物を積載固定する部材であり該固
    定フレーム上を該ローラを介してスライド移動自在に係
    合され車両の左右のいずれの側にでも引き出すことので
    きる、C形みぞ形鋼状の断面形状を有するスライドフレ
    ーム(4)とで構成され、該スライドフレームを車両の
    左右のいずれの側に引き出した場合でも、所定の位置で
    該スライドフレームのスライド移動が抑止されるストッ
    パ機構(12a、12b、13a、13b、14a、1
    4b)と、前記固定フレームに前記スライドフレームを
    定置固定するロック手段として、該固定フレームの長手
    方向両端に軸着され、該スライドフレームを挟持しネジ
    付ノブ(6a、6b)で締め付けロックするロック金具
    (5a、5b)で、図6に示すように、長円形穴と円弧
    状長穴とを組み合わせたネジ付ノブ用穴(15)と長円
    形のロック金具回転軸用穴(16)とを有し、ロック金
    具回転軸(7)を軸として該ネジ付ノブ用穴の円弧状長
    穴の範囲内を回動することで該スライドフレームのロッ
    ク、ロック解除の操作を行なうロック機構を有する両方
    向スライド式車両用ルーフキャリア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102874180A (zh) * 2011-07-13 2013-01-16 双馀实业有限公司 车顶携带装置
CN111341503A (zh) * 2020-03-06 2020-06-26 上海崇明特种电磁线厂 155级聚酯漆包铜线生产工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102874180A (zh) * 2011-07-13 2013-01-16 双馀实业有限公司 车顶携带装置
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