JP2002361808A - 着色透光性オーバーレイフィルム - Google Patents
着色透光性オーバーレイフィルムInfo
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- JP2002361808A JP2002361808A JP2001168568A JP2001168568A JP2002361808A JP 2002361808 A JP2002361808 A JP 2002361808A JP 2001168568 A JP2001168568 A JP 2001168568A JP 2001168568 A JP2001168568 A JP 2001168568A JP 2002361808 A JP2002361808 A JP 2002361808A
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Abstract
とともに、基材表面を隠蔽することなく、他の色彩を付
与する着色透光性のオーバーレイフィルムを提供するこ
と。 【解決手段】400nm〜800nmの波長光を90%
以上透過する膜厚が5〜1000μmのフッ素系透明樹
脂層と、該透明樹脂層によって被覆され、膜厚が5〜1
00μmで顔料を0.1〜50重量%含有してなる透明
着色接着剤層とを有し、400nm〜800nmの最大
光線透過率が少なくとも40%であって、D65光源を使
用したヘイズが30以下であるフィルム。
Description
材の表面に貼着し、基材の表面を保護し基材に意匠性を
付与する透明で着色したオーバーレイフィルム、更に詳
しくは、マーキングフィルムや反射シートが貼られた看
板や標識等の表面に貼着してその表面を保護するととも
に、意匠性を付与することができる、透明樹脂層と透明
着色接着剤層を有する着色透光性マ−キングフィルムに
関する。
(意匠性)を高める方法として、従来から金属表面に所
望の色を有する塗料を塗布する方法が知られている。
は、基材表面を保護すると共に、その装飾性を高めたも
のであったが、基材の表面に塗布された塗料は、経時的
に劣化してひび割れて基材表面から剥離したり、基材が
樹脂である場合には塗装の際、塗料中に含まれる溶剤等
の影響で基材表面を損傷したりするおそれもあった。
に追加の表示等を印刷すると、塗料の塗布ムラが生じる
と共に、追加して印刷した部分の耐擦傷性及び耐候性に
劣るという課題があった。
を被着して基材表面を保護し、塗料の有する弱点を補う
方法がある。マーキングフィルムは、基材表面を均一に
ムラなく容易に被覆することが可能であり、貼り付け作
業に際しては、塗料の場合に問題となるような溶剤の揮
散もないため、広範囲の分野において塗料に替わりつつ
ある。
な表示を追加する必要がある場合、着色フィルムを重ね
貼りし、既存の表示(再帰反射表示の場合は再帰反射性
能)を損なうことなく被着された標識や看板の表面に別
の表示を加えたり、その表面を完全に着色透明フィルム
で被覆し、従来の表示が視認できるままで異なる色を発
現することも行われつつある。多様な表示が求められる
分野において、効果的で経済的な看板等作成方法とし
て、広く利用され始めているのである。
チリやホコリ等に汚染され易く、また表面に水滴等がつ
いて表示が見難くなるため、その表面をホコリやゴミ、
水滴などが付着しないように処理するという課題もあ
り、これらを解決することを目的として、表面汚染しに
くい透明フィルムをオーバーレイフィルムとして用い、
汚染防止の問題を解決することも行われている。
めに表面張力の小さいフッ素系フィルムが使用されてい
るが、透明なフッ素系フィルムに着色剤を含有させてフ
ィルム自体を透明で着色されたフィルムにすることは樹
脂の性質上困難であった。特に、長期間色の劣化を少な
くするために、着色剤として耐候性の高い顔料を用いる
のが望ましいが、顔料によって着色されたフッ素系透明
フィルムで実用できるものは存在せず、耐候性の良い着
色透光性オーバーレイフィルムが求められていた。
は、耐候性、耐汚染性に優れ、しかも基材の表面の表示
を隠蔽することなく表面に別の色彩を色ムラなく付与し
て表面を保護しながらかつ美麗に仕上げることができる
着色透光性オーバーレイフィルムを提供することであ
る。
m〜800nmの波長光を90%以上透過する膜厚が5
〜500μmの透明なフッ素系樹脂層と、該透明樹脂層
によって被覆され、膜厚が 5〜100μmで顔料を
0.1〜50重量%含有する透明着色接着剤層とを有
し、400nm〜800nmの波長光を40%以上透過
し、特性波長における光線透過率が少なくとも40%で
あって、D65光源を使用したヘイズが30以下である着
色透光性オーバーレイフィルムが上記課題を解決し得る
ことを見出した。
nm〜800nmの波長域の光線を90%以上、好まし
くは95%以上透過する層として形成される。
0μm、好ましくは10〜500μm、より好ましくは3
0〜200μmであるのがよい。膜厚が5μm未満になる
とフィルムとしての強度の維持が困難であり、1000
μmを超えると上記の透過率を確保し難く、またコスト
的に高くなる虞がある。
本発明でいう「フッ素系樹脂」とは樹脂構造式中にフッ
素を含有する樹脂であればいずれの樹脂でも良く、その
フッ素含有量は特に制限されるものではないが、一般的
には30重量%以上、好ましくは35重量%以上、さら
に好ましくは40重量%以上である。
ばエチレン−テトラフルオロエチレン系共重合体(ETF
E)、エチレン−クロロトリフルオロエチレン系共重合体
(ECTFE)、ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロ
エチレン系共重合体(FET)、パーフルオロアルキルビニ
ルエーテル−テトラフルオロエチレン系共重合体(PF
A)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(P
VF)、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン系共重合体、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン(PCTFE)、テトラフルオロエチレン及び
/又はモノクロロトリフルオロエチレン−ヒドロキシア
ルキルビニルエーテル−アルキルビニルエーテル系共重
合体等が挙げられ、本発明ではこれらのいずれでも使用
可能であるが、中でも、ETFE,FEP,およびPFAが好まし
く、特にETFEが好適である。
レンを主体とし(エチレン/テトラフルオロエチレンの
モル比は一般に40/60〜60/40にある)、そして必要に
より、これに少量(通常10モル%以下)の第3のコモ
ノマー成分を共重合させたものである。このETFEはそれ
自体公知のものであり、例えば特公昭59−50165
3号公報に記載の方法で製造することができ、また、市
販品として旭硝子(株)より「アフロンCOP」また、ダ
イキン工業(株)製「ネオフロンETFE」、デュポン社製
「テクゼル」なる商品名で市販されているものを使用す
ることもできる。
ンFEP」、またデュポン社製「テフロン(登録商標)FE
P」として販売されており、PFAは例えば、ダイキン工業
(株)製「ネオフロンPFA」、またデュポン社製「テフ
ロン(登録商標)PFA」なる商品名でそれぞれ販売されて
いるものを使用することもできる。さらに上記含フッ素
化合物は単独でも2種以上混合しても使用することがで
きる。
ィルム化することができるが、そのフィルムの成形はそ
れ自体公知の方法に従い、例えば押し出し成形法、カレ
ンダー成形法及びインフレーション成形法等により行う
ことができる。
好ましくは0.5〜8重量%の紫外線吸収剤を含有して
もよい。紫外線吸収剤としては、従来公知のものであれ
ば特に制限されないが、斯る紫外線吸収剤としては、例
えば、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ−ル系及びシ
アノアクリレ−ト系のものが好ましい。上記ベンゾフェ
ノン系のものとしては、例えば、2,3′-ジヒドロキシ-
4,4′-ジメトキシベンゾフェノン、2,2′-ジヒドロキシ
-4-メトキシベンゾフェノン及び2,2′,4,4′-テトラヒ
ドロキシベンゾフェノンを挙げることができる。
ては、例えば、2-(2′-ヒドロキシ-5′-メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-5′-メチ
ルフェニル)-5,6-ジクロルベンゾトリアゾ−ル)、2-
(2′-ヒドロキシ-5′-t-ブチルフェニル)、ベンゾトリ
アゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-3′-メチル-5′-t-ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-
3′,5′-ジ-t-ブチルフェニル)-5-クロル-ベンゾトリア
ゾ−ル及び2-(2′-ヒドロキシ-5′-フェニルフェニル)-
5-クロルベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-3′,
5′-ジ-t-ブチルフェニル)-5-クロロロベンゾトリアゾ
−ル、2-(2′-ヒドロキシ-3′-t-ブチル-5′-メチルフ
ェニル)-5-クロロベンゾトリアゾ−ル、
フェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-
3′,5′-ジ-t-ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2-
(2′-ヒドロキシ-5′-t-オクチルフェニル)ベンゾトリ
アゾ−ル、2-{2′-ヒドロキシ-3′-(3″,4″,5″,6″-
テトラヒドロフタルイミドメチル)-5′-メチルフェニ
ル}ベンゾトリアゾ−ル、2-{2-ヒドロキシ-3,5-ビス
(α,α′-ジメチルベンジル)フェニル}-2-ヒドロキシ
ベンゾトリアゾ−ル、2-(2-ヒドロキシ-4-オクチルオ
キシフェニル)-2H-ベンゾトリアゾール等を挙げること
ができる。
は、例えば、エチル-2-シアノ-3,3- ジフェニルアクリ
レ−ト、2-エチルヘキシル-2-シアノ-3,3-ジフェニル
アクリ レ−ト等を挙げることができる。
防止剤、熱安定剤、レベリング剤、カップリング剤等の
添加剤、改質剤を必要に応じ、特性を損なわない範囲で
添加することもできる。
剤を添加することにより、経時における密着性を良くし
ている。
着性を上げるため、下地処理をすることができる。処理
方法としては、コロナ放電処理、プライマー処理などが
挙げられるが、効率を考慮すればコロナ放電処理がもっ
とも好ましい。
S K-6768に準拠する方法による範囲に入るように処理す
るのが良い。
たフッ素系透明樹脂層と接着剤層とからなるフィルムで
ある。これに使用される着色透明接着剤層を形成する樹
脂は透光性を有する着色された接着剤であって、前記透
明樹脂層の全面に塗布されて接着剤の層を形成するもの
であり、例えば、(メタ)アクリル系樹脂、酢酸ビニル
系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ゴム系
樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂等が好ましい例
として挙げられる。これらの中でも、透明性、耐候性に
優れ、比較的安価で加工適正の優れている(メタ)アク
リル系樹脂が特に好ましい。
は、たとえば、エチルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリ
レート、n−ペンチルアクリレート、2−メチルブチル
アクリレート、n−ヘキシルアクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、イ
ソオクチルアクリレート、n−ノニルアクリレート、イ
ソノニルアクリレート等のアクリル酸のC2〜C12ア
ルキルエステルの少なくとも1種(モノマーA)とアク
リル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等の官能基含
有アクリル系モノマーの少なくとも1種(モノマーB)
とが共重合されることにより得られるものを挙げること
ができる。上記モノマーAとモノマーBの共重合割合は
モノマーA/モノマーBの重量比で99.5/0.1〜
70/30特に99/1〜75/25の範囲内が好適で
ある。
アクリル樹脂としては、ブチルアクリレート(BA)と
アクリル酸(AA)とを、BA/AAの重量比が99.
9/0.1〜70/30特に99.5/0.5〜80/
20の範囲内で共重合させる事によって得られる共重合
体を挙げることができる。
w)は、好ましくは20万〜100 万、より好ましくは
40万〜80万であり、斯る分子量は、重合開始剤の量
によって、または連鎖移動剤を添加することによって調
整することができる。
および反射基板の再帰反射性能を著しく損なわない程度
に所望の色彩を与える量の顔料を含有する。接着剤樹脂
層は接着性樹脂100重量部に対し、0.1〜50重量
部、好ましくは0.2〜40重量部、の顔料を含有す
る。0.1重量部未満になると上記着色樹脂層の着色性
に劣り、着色の意義が薄れて好ましくなく、また、50
重量部を超えると上記着色接着剤層の諸物性が劣り、美
麗な装飾性、視認性が得難くなるおそれがある。
ができるが、長期間使用可能な耐候性のある顔料が特に
好ましく、具体的には、The Society of Dyers and Co
lorists社出版による、Color Index 3rd Edition(197
1)及びSupplements(1975)に掲載されている顔料から選
ぶことができる。以下に示す顔料名は同書規定のColor
Index Generic Nameによる。例えば、Y-1はC.I. Pigmen
t Yellow1を意味し、またOは橙色(Orange)、Rは赤色
(Red)、Vは紫色(Violet)、Bは青色(Blue)、Cは緑色
(Green)、Brは茶色(Brown)、Bkは黒色(Black)、W
は白 色(White)を表している。
色、紫色、青色、緑色、茶色、黒色及び白色等いずれの
色調のものでも用いることができる。以下、それぞれの
好ましい顔料を具体的に例示する。
アゾ系、縮合多環系、金属錯塩系、無機系の顔料を挙げ
ることができる。アゾ系の好ましい顔料としては、例え
ば、不溶性モノアゾ顔料(Y-97,Y-116,Y-120,Y-151,Y-15
4)、ジスアゾ顔料(Y-81,Y-83,Y-155)、縮合アゾ顔料(Y-
93,Y-94,Y-95,Y-128)を挙げることができ、また、縮合
多環系の好ましい顔料としては、例えば、アントラキノ
ン顔料(Y-24,Y-108,Y-147,Y-123,Y-99)、イソインドリ
ノン顔料(Y-109,Y-110,Y-173)、イソインドリン顔料(Y-
139)、キノフタロン顔料(Y-138)を挙げることができ、
また、金属錯塩系の好ましい顔料としては、例えば、同
アゾメチン顔料(Y-117,Y-129)、ニッケルニトロソ顔料
(Y-153)、ニッケルアゾ顔料(G-10)を挙げることができ
る。更に、無機系の好ましい顔料としては、例えば、酸
化鉄イエロ−(Y-42)、チタン−アンチモン−ニッケル酸
化物(Y-53)等を挙げることができる。
アゾ系、縮合多環系顔料を挙げることができる。アゾ系
の好ましい顔料としては、例えば、不溶性モノアゾ系顔
料(O-36,O-5,O-38,O-60,O-62)、ジスアゾ系顔料(O-3
4)、縮合アゾ系顔料(O-31)を挙げることができ、ま
た、縮合多環系の好ましい顔料としては、例えば、ペリ
レン系顔料(O-43)、アントラキノン系顔料(O-40,O-5
1)、イソインドリノン系顔料(O-42)、キナクリドン系顔
料(O-48,O-49)を挙げることができる。
アゾ系顔料、縮合多環系顔料、無機系顔料を挙げること
ができる。アゾ系の好ましい顔料としては、例えば、不
溶性モノアゾ系顔料(R-2,R-6,R-7,R-9,R-10,R-12,R-14,
R-112,R-146,R-147,R-170,R-171,R-175,R-185,R-187,R-
188,R-208)、アゾレ−キ系顔料(R-52:2,R-115,R-151,R-
243)、縮合アゾ系顔料(R-144,R-166,R-214,R-220,R-22
1,R-242)、ジスアゾ系顔料(R-38,R-37)を挙げることが
でき、
は、例えば、アントラキノン系顔料(R-168,R-177,R-21
6)、チオインジゴ系顔料(R-88)、ペリノン系顔料(R-19
4)、ペリレン系顔料(R-123,R-149,R-178,R-179,R-190,R
-224)、キナクリドン系顔料(V-19,R-122,R-202,R-207,R
-209,R-206)を挙げることができ、更に、ジケトピロロ
ピロ−ル系顔料(チバガイギ−製イルガジンDPPレッドB
O)を挙げることができ、また、無機系の好ましい顔料
としては、ベンガラ(赤色酸化鉄R-101)、亜鉛・鉄酸
化物(R-225)等を挙げることができる。
アゾ系顔料、縮合多環系顔料、無機系顔料を挙げること
ができる。アゾ系の好ましい顔料としては、例えば、モ
ノアゾ系顔料(V-50)等を挙げることができ、縮合多環
系の好ましい顔料としては、例えば、ペリレン系顔料(V
-29)、アントラキノン系顔料(V-31,V-33)、チオインジ
ゴ系顔料(V-38,V-36)、キナクリドン系顔料(V-19)、ジ
オキサジン系顔料(V-23,V-37)を挙げることができ、ま
た、無機系の好ましい顔料としては、例えば、リン酸コ
バルト系(V-14:1)、フェロライトバイオレット顔料(V-
18)、コバルト・リチウム・バナジウムフォスフェ−ト
顔料(V-47)等を挙げることができる。
フタロシアニン系顔料、縮合多環系顔料、無機系顔料を
挙げることができる。フタロシアニン系の好ましい顔料
としては、例えば、α型銅フタロシアニン系顔料(B-1
5:1,B-15:2)、β型銅フタロシアニン系顔料(B-15:3,B-1
5:4)ε型フタロシアニン系顔料(B-15:6)、無金属フタ
ロシアニン系顔料(B-16)を挙げることができ、また、縮
合多環系の好ましい顔料としては、例えば、インダトロ
ン系顔料(B-60,B-21,B-22,B-64)を挙げることができ、
また、無機系の好ましい顔料としては、例えば、紺色
(B-27)、群青(B-29)、 コバルト−アルミニウム酸化物
系顔料(B-28)、コバルト−クロム−アルミニウ ム酸化
物系顔料(B-36)等を挙げることができる。
フタロシアニン系顔料、縮合多環状系顔料、無機系顔料
を挙げることができる。フタロシアニン系の好ましい顔
料としては、例えば、中塩素化銅フタロシアニン系顔料
(G-37)、高塩臭化銅フタロシアニン系顔料(G-7)、高塩
臭素化銅フタロシアニン系顔料(G-36)等を挙げることが
でき、縮合多環系の好ましい顔料としては、例えば、ビ
オラントロングリ−ン(G-47)を挙げることができ、無機
系の好ましい顔料としては、例えば、酸化クロム系顔料
(G-17)、コバルト−チタン−ニッケル−亜鉛酸化物系顔
料(G-19)、コバルト−チタン系顔料(G-50)等を挙げるこ
とができる。
料、縮合多環系顔料、無機系顔料を挙げることができ
る。アゾ系の好ましい顔料としては、例えば、モノアゾ
系顔料(Br-25,Br-32)、金属錯塩アゾ系顔料(Br-5,B
r-2)、縮合アゾ系顔料(Br-23)を挙げることができ、
縮合多環系の好ましい顔料としては、例えば、アント
ラキノン系顔料(Br-28)、ペリレン系顔料(Br-26)を挙
げることができ、 無機系の好ましい顔料としては、例
えば、酸化鉄系顔料(Br-6)、鉄−クロム酸化物系顔料
(Br-29)、亜鉛−鉄酸化物系顔料(Br-31)を挙げること
ができる。
料、無機系顔料があり、有機系の好ましい顔料として
は、例えば、アニリンブラック(Bk-1)、ペリレンブラ
ック(Bk-31)等を挙げることができ、また、無機系の好
ましい顔料としては、例えば、カ−ボンブラック(Bk-3
1)、 カ−ボンブラック(Bk-7)、カ−ボンブラック(Bk
-9)、鉄黒(Bk-11)、コバルト酸 化物系顔料(Bk-13)等
を挙げることができる。
顔料が好ましく、例えば、亜鉛華(W-4)、硫化亜鉛(W-
7)、二酸化チタン(W-6)、炭酸カルシウム(W-18)、クレ
−(W-19)、硫酸バリウム(W-21)、アルミナホワイト(W-2
4)、シリカ(W-27)、白雲母(W-20)、タンク(W-26)等を挙
げることができる。
ば、パ−ル顔料として知られる二酸化チタン被覆雲母等
を挙げることができ、その粒径が2〜200μmのもの
が好 ましく、更に好ましくは4〜150μm、特に好ま
しくは5〜100μmである。また、耐候性の点から被
覆層の酸化チタンはルチル型であることが好ましい。ま
た更に、酸化鉄等の顔料で着色されていてもよく、干渉
色を示すものであってもよく、シルバ−調、ミルク調の
ものであってもよい。
着力を改善するため、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防
止剤、粘着付与剤、可塑剤等の添加剤を添加することが
できる。これら接着剤に配合し得る紫外線吸収剤として
は、該紫外線吸収剤の紫外線吸収能や使用する接着剤と
の相溶性等を考慮して広範囲の種類の中から適宜選択使
用することができるが、使用可能な紫外線吸収剤として
は例えば下記の如きものが挙げられる。
ドロキノンジサリチレート ベンゾフェノン系― 2−ハイドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2−ハイドロキシ−4−n−オクトキ
シベンゾフェノン、2−ハイドロキシ−4−メトキシ−
2’−カルボキシベンゾフェノン、2,4−ジハイドロ
キシベンゾフェノン、2,2’−ジハイドロキシ−4,
4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ハイドロキシ−
4−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2,2’−ハイ
ドロキシ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェノ
ン、2,2’−4,4’−テトラハイドロキシベンゾフ
ェノン、2,2’−ハイドロキシ−4,4’−ジメトキ
シ−5−ナトリウムスルホベンゾフェノン、4−ドデシ
ルオキシ−2−ハイドロキシ−5−クロルベンゾフェノ
ン
イドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ハイドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ハイドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)−5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−
(2’−ハイドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−
エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイ
ドロキシ−5’−第3ブチルフェニル)−5−クロルベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキシ−5’−
第3ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ハイドロキシ−5’−アミルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ハイドロキシ−3’,5’−ジメ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイ
ドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メト
キシベンゾトリアゾール、2−(2’−メチル−4’−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ステアリルオキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)
−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイド
ロキシ−5−カルボン酸フェニル)ベンゾトリアゾール
エチルエステル、2−(2’−ハイドロキシ−3’−メ
チル−5’−第3ブチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ハイドロキシ−3’,5’−ジ第3ブ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイ
ドロキシ−3’,5’−ジ第3ブチルフェニル)−5−
クロル−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキ
シ−5’−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ハイドロキシ−5’−フェニルフェニル)−
5−クロルベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロ
キシ−5’−シクロヘキシルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ハイドロキシ−5−シクロヘキシル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロ
キシ−4’,5’−ジメチルフェニル)−5−カルボン
酸ベンゾトリアゾールブチルエステル、2−(2’−ハ
イドロキシ−3’5’−ジクロルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ハイドロキシ−4’5’−ジク
ロル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキシ
−3’5’−ジメチルフェニル)−5−エチルスルホン
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキシ−5’
−フェニルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ハイドロキシ−5’−メトキシフェニル)−5−メチ
ルベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキシ−
5’−メチルフェニル)−5−カルボン酸エステルベン
ゾトリアゾール、2−(2’−アセトキシ−5−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロ
キシ−3’5’−ジターシャリブチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール。
ン系及びベンゾトリアゾール系のものが好適であり、ベ
ンゾフェノン系では、2,2’−ジハイドロキシ−4,
4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ハイドロ
キシ−4−メトキシ−ベンゾフェノン及び2,2’−
4,4’−テトラハイドロキシベンゾフェノン、が好ま
しく、
イドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ハイドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)−5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−
(2’−ハイドロキシ−3’−メチル−5’−第3ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイド
ロキシ−3’,5’−ジ第3ブチルフェニル)−5−ク
ロル−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキシ
−5’−フェニルフェニル)−5−クロルベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ハイドロキシ−3’5’−ジター
シャリブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ハイドロキシ−3’−ターシャリブチ
ル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ハイドロキシ−3’5’−ジター
シャリアミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ハイドロキシ−3’5’−ジターシャリブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロ
キシ−5’−ターシャリブチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ハイドロキシ−5’−ターシャリ
オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ハイドロキシ−3’−(3’’,4’’,5’’,
6’’−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロ
キシ−3,5−ビス−(α,α’−ジメチルベンンジ
ル)フェニル)−2−ヒドロキシベンゾトリアゾール、
が好ましく、特に好適な紫外線吸収剤は、式
素、低級及び高級アルキル基、殊に分岐鎖状の低級アル
キル基又はアリ−ル基、特にフェニル基を表わし、さら
にアルキル基、アリール基には水酸基、アミノ基等の官
能基を有していても良く、Xは水素原子又はハロゲン原
子、特に塩素原子である、で表されるタイプのものであ
る。
線吸収剤の種類、使用する接着剤の種類、接着剤の厚さ
等に依存して広範囲に変えることができるが、一般的に
は、接着剤100重量部当り、0.01〜15重量部、
好ましくは0.1〜10重量部、さらに好ましくは、
0.5〜8重量部の範囲である。
しては、たとえばヒンダードアミン系化合物及びニッケ
ル錯塩系化合物等があり、中でもヒンダードアミン系化
合物が光安定剤として好適に使用できる。ヒンダードア
ミン系化合物としては、例えば、ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロ
キシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペラジン重縮合物、1−(2−(3−(3,
5−ジターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオニルオキシ)−エチル)−4−(3−(3,5−
ジ−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオニルオキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、2−(3,5−ジターシャリブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)及び
ポリ((6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)
イミノ−1,3,5−トリアジン−24ジイル)
((2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ)ヘキサメチレン((2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ))等があり、中でもコ
ハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−
ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペラジン
重縮合物が好適である。
の種類、使用する接着剤の種類、接着剤層の厚さ等に依
存して広範に変えることができるが、一般的には、接着
剤100重量部当り0.01〜15重量部、好ましくは
0.1〜10重量部、さらに好ましくは0.5〜8重量
部の範囲である。
定されるものではないが、一般的には5〜100μm、
好ましくは20〜100μm、特に好ましくは30〜7
0μmである。上記膜厚が5μm未満になると被着体か
らフィルムが剥がれて被着体の屈曲等の加工適性が悪く
なって好ましくなく、また、膜厚が100μmを超える
と接着強度が高くなり過ぎて貼着適性に劣り、しかもコ
ストが高くなる虞がある。上記接着剤の層の表面には固
体粒子が分散固定されていてもよい。
タン系樹脂としては、例えばポリオキシアルキル化ジオ
ール又はポリオール、軟化点40℃〜140℃の粘着付
与剤、脂肪族あるいは芳香族ジイソシアネートあるいは
ポリイソシアネート等があげられる。また、ビニル系樹
脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
酢酸ビニル重合体、ポリビニルブチラ−ル及びポリアル
キルビニルエーテル等のビニルエーテル系からなる樹脂
があげられる。さらにシリコーン系樹脂としては,たと
えばゴム状ポリシロキサン及び樹脂状ポリシロキサン等
があげられる。以上記載した接着剤は、単独またはこれ
ら2種類以上から成る共重合体及びこれらの混合物とし
ても使用できる。
に25.4mm幅の該複合フィルムで貼り合わせて24時
間放置した後、テンシロン引張試験機での剥離試験で1
80゜折り返して剥離させる時の測定値が10N/25.
4mm以上であるものが好ましい。上記接着強度が10N
/25.4mm未満になると本複合マ−キングフィルムが
貼着された被着体を屈曲成形すると被着体からフィルム
が剥がれる虞がある。
は、各色の最大透過率において40%以上、好ましくは
50%以上の透過率を持つ。各色の特性波長における透
過率が高いことで、下地の意匠性を生かした効果的な着
色が可能となる。
フィルムと染料の組み合わせではなく、顔料を配合した
着色透明接着剤層と透明フィルムとの複合体であり、フ
ィルムをそのまま貼ったり、切ってから基材に貼ったり
することができる特徴もあり、また、印刷品では持ちえ
ない物性を持つ。特にマーキングフィルムや再帰反射フ
ィルムが貼られた看板、標識等のプラスチック基材上に
貼着して使用され、看板や標識に別の情報を付与し、別
な色彩を付与することができる。
具体的に説明する。尚、本発明は下記実施例に何等制限
されないことはいうまでもない。フィルムの各評価項目
とその判定基準は以下のとおりである。
ットし波長400nm〜800nmにおける複合体の全光線透過率
を測定した。
透過率を読みとり、これを最大光線透過率とした。
ら光が試料面に投射され、反射して帰ってくるのを受光
器で測定する。その際、条件として入射角5゜、反射角1
2’と入射角40゜、反射角20’を測定した。
R)を用い、JIS K-7015で規定された条件で測定する。
N-HC)の運転条件で180分サイクル(うち18分間降
雨)、ブラックパネル温度(63±3)℃に設定し、約75mm
X150mmの複合体を含フッ素樹脂層が光源側になるよう
にセットし、1000,3000時間並びに5000時間を試験した
後、取り出し、光線透過性、輝度を調べた。
性)(以下CM性と略す) カッティングマシーン(GRAPHTEC社製、CUT
TING PRO FC3200−50)で各複合体を
文字の形に25文字カットし、文字以外の部分の複合体を
被着体から剥がし、被着体に残った文字数で比較した。 ○:24文字以上、△:18文字以上、X:17文字以下
ーブンに入れ、80℃X72Hr放置後、イソプロピルア
ルコールを浸した布でふき取り、外観比較をした。 ○:被着体に残らない、△:少し残る、X:残る
製、DUAL ABRASER2)を使用して各複合体
の表面部分の磨耗状態を比較した。 ○:傷がつかない、△:ほとんど傷がつかない、X:傷
がつく
面部分を50回往復でこすった後、初期との外観比較し
た。 ○:被着体の表面の差がない、△:ほとんど差がわから
ない、X:はっきりと差がわかる
ッ化ビニリデン樹脂(エルフ・アトケム社製、1000
LD)80重量部とアクリル樹脂(三菱レイヨン社製ア
クリPET MD)20重量部の中に(チバスペシャリ
ティケミカルズ社製、チヌビン234)2重量部を添加
する。下層はフッ化ビニリデン樹脂(エルフ・アトケム
社製、1000LD)70重量部とアクリル樹脂(三菱
レイヨン社製アクリPET MD)30重量部の中に
(チバスペシャリティケミカルズ社製、チヌビン23
4)4重量部を添加し、これら樹脂を2層T台押出し機
により上層厚み15μm、下層厚み35μmのフィルム
にした後、急冷することにより、ヘイズ値0.8のフィ
ルムになる.アクリル系樹脂接着剤(日本カーバイド社
製、ニッセツPE−121)100重量部に対して有機
顔料(チバスペシャリティケミカルズ社製、イルガジン
イエロー3RLTN)2重量部をあらかじめ溶剤に溶解
した.紫外線吸収剤として(白石カルシウム社製、シー
ソーブ706) 1重量部及び光安定剤(チバスペシャリ
ティケミカルズ社製、T−622LD)0.5重量部、
溶解後イソシアネート系硬化剤(日本ポリウレタン社
製、コロネートL)1.5重量部、溶剤(トルエン)2
5重量部、また粘度を抑えるために減粘剤(アセチルア
セトン)2重量部を加え、攪拌後、剥離紙 (藤森工業社
製、50E―0010DW)には平滑性が必要であるこ
とからフローティングコーターを用いて使用し、100
℃X3minで乾燥し、層厚40μmのアクリル系粘着
剤を得た.更に前記のフッ素樹脂フィルムの面に常温で
5Kg/cm2の圧力で張り合わせ、着色透光性オーバ
ーレイフィルムを得た.
ス温度300℃、押出し温度310℃で厚み40μmの
フィルムした後、急冷することにより、ヘイズ値1.5
のフィルムになる.そのフィルムを使用し、接着剤層が
接する面をJIS K−6768に準拠する方法による
ぬれが40〜50の範囲に入るようにコロナ処理機を用
いてコロナ放電という条件で内面にコロナ処理を処した
接着剤として(ニッカポリマ社製、ニッセツPE−12
1)、有機顔料(チバスペシャリティケミカルズ社製、
イルガジンイエロー3RLTN)、紫外線吸収剤として
(白石カルシウム社製、シーソーブ706) 、光安定剤
(チバスペシャリティケミカルズ社製、T−622L
D)、硬化剤(日本ポリウレタン社製、コロネートL)、
溶剤(トルエン)、減粘剤(アセチルアセトン)、剥離
紙 (藤森工業社製、50E―0010DW)を使用し、
実施例1と同様に着色透光性オーバーレイフィルムを得
た.
用以外は実施例1と同様にして着色透光性オーバーレイ
フィルムを得た.
レッドU457)の使用以外は実施例1と同様にして着
色透光性オーバーレイフィルムを得た.
商品名:テトロンS−50)の使用以外は実施例1と同
様にして着色透光性オーバーレイフィルムを得た.
品名:N−14)の使用以外は実施例1と同様にして着
色透光性オーバーレイフィルムを得た.
名:Aカル)の使用以外は実施例1と同様にして着色透
光性オーバーレイフィルムを得た.
める。
Claims (7)
- 【請求項1】プラスチック基材の表面に貼着して基材の
表面を保護し、基材に意匠性を付与するオーバーレイフ
ィルムであって、400nm〜800nmの波長光を9
0%以上透過する膜厚が5〜1000μmのフッ素系透
明樹脂層と、該透明樹脂層によって被覆され、膜厚が5
〜100μmで顔料を0.1〜50重量%含有してなる
透明着色接着剤層とを有し、400nm〜800nmの
最大光線透過率が少なくとも40%であって、D65光源
を使用したヘイズが30以下であることを特徴とする着
色透光性オーバーレイフィルム。 - 【請求項2】該フッ素系樹脂のフッ素含有量が30重量
%以上である請求項1記載の着色透光性オーバーレイフ
ィルム。 - 【請求項3】 該フッ素系樹脂がエチレン−テトラフル
オロエチレン系共重合体、エチレン−クロロトリフルオ
ロエチレン系共重合体、ヘキサフルオロプロピレン−テ
トラフルオロエチレン系共重合体、パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン系共重合
体、ポリフッ化ビニリデン及びポリフッ化ビニル、フッ
化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン系共重合体、ポリクロロトリフルオロエチ
レン、テトラフルオロエチレン及び/又はモノクロロト
リフルオロエチレン−ヒドロキシアルキルビニルエーテ
ル−アルキルビニルエーテル系共重合体より選ばれる樹
脂である請求項1記載の着色透光性オーバーレイフィル
ム。 - 【請求項4】 該フッ素系樹脂がエチレン−テトラフル
オロエチレン系共重合体、ポリフッ化ビニリデン系共重
合体である請求項1記載の着色透光性オーバーレイフィ
ルム。 - 【請求項5】 該透明着色接着剤層中に紫外線吸収剤及
び/又は光安定剤を含有する請求項1〜請求項4いずれ
かに記載のカラー透光性オーバーレイフィルム。 - 【請求項6】該紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤である請求項1〜請求項5いずれかに記載の
カラー透光性オーバーレイフィルム。 - 【請求項7】 該光安定剤がヒンダードアミン系光安定
剤である請求項1〜請求項6いずれかに記載の着色透光
性オーバーレイフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001168568A JP4137409B2 (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 着色透光性オーバーレイフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001168568A JP4137409B2 (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 着色透光性オーバーレイフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002361808A true JP2002361808A (ja) | 2002-12-18 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP4137409B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005008846A (ja) * | 2003-05-22 | 2005-01-13 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 再帰反射シート表皮用着色アクリル樹脂フィルム |
JP2011179019A (ja) * | 2003-05-22 | 2011-09-15 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 再帰反射シート表皮用着色アクリル樹脂フィルム |
WO2019124495A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Agc株式会社 | 加飾フィルムおよび加飾フィルム付き3次元成形品の製造方法 |
-
2001
- 2001-06-04 JP JP2001168568A patent/JP4137409B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2011179019A (ja) * | 2003-05-22 | 2011-09-15 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 再帰反射シート表皮用着色アクリル樹脂フィルム |
WO2019124495A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Agc株式会社 | 加飾フィルムおよび加飾フィルム付き3次元成形品の製造方法 |
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