JP2002361488A - ブランク材のギャップ矯正装置 - Google Patents

ブランク材のギャップ矯正装置

Info

Publication number
JP2002361488A
JP2002361488A JP2001171471A JP2001171471A JP2002361488A JP 2002361488 A JP2002361488 A JP 2002361488A JP 2001171471 A JP2001171471 A JP 2001171471A JP 2001171471 A JP2001171471 A JP 2001171471A JP 2002361488 A JP2002361488 A JP 2002361488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank material
gap
pressing
blank
bending deformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001171471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3778007B2 (ja
Inventor
Hiroaki Uchijima
宏明 内島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001171471A priority Critical patent/JP3778007B2/ja
Publication of JP2002361488A publication Critical patent/JP2002361488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3778007B2 publication Critical patent/JP3778007B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 矯正可能なギャップ量を増加し得るブランク
材のギャップ矯正装置を提供する。 【解決手段】 ブランク材のギャップ矯正装置は、第1
ブランク材11の突き合わせ端面11aを第2ブランク
材12の突き合わせ端面12aに突き合わせる際に突き
合わせ端面の相互の間に生じるギャップを矯正するもの
である。ギャップ矯正装置は、第1ブランク材に付与さ
れた撓み変形50の部位を押圧して第1ブランク材の撓
み変形からの復元を助長する付加力を付加する押圧手段
(押圧クランパ37a、矯正用アクチュエータ45)を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一のブランク材の
突き合わせ端面を他のブランク材の突き合わせ端面に突
き合わせる際に前記突き合わせ端面の相互の間に生じる
ギャップを矯正するブランク材のギャップ矯正装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に用いられるパネル部
品には、複数のブランク材を溶接により接合した後にプ
レス成形するテーラードブランク技術を適用したものが
ある。この種のパネル部品では、一のブランク材の突き
合わせ端面を他のブランク材の突き合わせ端面に突き合
わせ、突き合わせた部分をレーザ溶接により接合してい
る。
【0003】複数のブランク材を相互に突き合わせる
と、ブランク材の切断精度のバラツキなどのために、突
き合わせ端面間にギャップが生じることがある。特に、
個々のブランク材に複数の溶接線が存在し、全体として
ループ形状をなすようなテーラードブランクにあって
は、突き合わせ端面間にギャップが生じやすい。溶接欠
陥の発生を抑えて溶接品質を高めるため、ひいてはプレ
ス成形後のパネル部品の品質を高めるためには、溶接作
業の前に、前記ギャップを可及的に小さく矯正しておく
必要がある。
【0004】このため、複数のブランク材を相互に突き
合わせる際に、ギャップ矯正装置を用いて、突き合わせ
端面の相互の間に生じるギャップを矯正している。
【0005】従来のブランク材のギャップ矯正装置は、
ブランク材の一部を撓ませることにより当該ブランク材
に変形余裕を付与し、その撓み反力を利用して、ギャッ
プを矯正している(特開平10−15688号公報、特
開平10−128582号公報および特開平10−13
7980号公報を参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ギャップ矯正装置は、ギャップを矯正する力としてブラ
ンク材の撓み反力のみを利用する構成であるため、矯正
可能なギャップ量に自ずと限界がある。
【0007】また、ブランク材には種々の形状があり、
例えば、突き合わせ端面が、当該突き合わせ端面に連続
する端面に対して直交しない、つまり傾斜して設けられ
ているものがある。このような形状のブランク材にあっ
ては、ギャップの空き方によって、矯正可能なギャップ
量がますます小さくなるという不具合がある。
【0008】本発明は、上記従来技術に伴なう課題を解
決するためになされたものであり、矯正可能なギャップ
量を増加し得るブランク材のギャップ矯正装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0010】(1)一のブランク材の突き合わせ端面を
他のブランク材の突き合わせ端面に突き合わせる際に前
記突き合わせ端面の相互の間に生じるギャップを矯正す
るブランク材のギャップ矯正装置において、前記一のブ
ランク材に撓み変形を解除自在に付与する付与手段と、
前記他のブランク材を保持する保持手段と、前記一のブ
ランク材に付与された撓み変形の部位を押圧して、前記
一のブランク材の撓み変形からの復元を助長する付加力
を付加する押圧手段と、前記付与手段が前記撓み変形を
解除する際に前記押圧手段の作動を制御する制御手段
と、を有することを特徴とするブランク材のギャップ矯
正装置。
【0011】(2)前記押圧手段を複数個設け、前記制
御手段は、前記複数個の押圧手段の作動を個々に制御す
ることを特徴とする上記(1)に記載のブランク材のギ
ャップ矯正装置。
【0012】(3)前記複数個の押圧手段のうち両端に
位置する押圧手段は、前記一のブランク材における前記
突き合わせ端面に連続する端面に近接して配置されてい
ることを特徴とする上記(2)に記載のブランク材のギ
ャップ矯正装置。
【0013】(4)前記押圧手段は、前記一のブランク
材に付与された撓み変形の撓み頂点に当接する押圧面を
有し、前記押圧面は、突き合わせ時に前記突き合わせ端
面に向かう方向に移動する撓み頂点との当接状態を維持
する長さに設定されていることを特徴とする上記(1)
に記載のブランク材のギャップ矯正装置。
【0014】(5)前記一のブランク材は、その突き合
わせ端面が、当該突き合わせ端面に連続する端面に対し
て傾斜して設けられていることを特徴とする上記(1)
に記載のブランク材のギャップ矯正装置。
【0015】
【発明の効果】上記のように構成した本発明は以下の効
果を奏する。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、ギャップ
を矯正する際には、撓み変形を付与した一のブランク材
には、当該一のブランク材自在の撓み反力に加えて、一
のブランク材の撓み変形からの復元を助長する付加力が
付加されため、撓み反力のみを矯正力として利用する場
合に比較して大きなギャップ矯正力を得ることができ、
その結果、矯正可能なギャップ量を増加することが可能
となる。
【0017】請求項2または請求項3に記載の発明によ
れば、撓み変形の所望の部分に、所望の強さの付加力を
付加することができるため、突き合わせ端面間に生じる
ギャップの空き方に応じた付加力を付加することによ
り、ギャップを適切に矯正することができる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、押圧手段
の押圧面と、突き合わせ時に突き合わせ端面に向かう方
向に移動する撓み頂点との当接状態が維持されるため、
ギャップ矯正過程の間中、付加力を効果的に付加し続け
ることができる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、突き合わ
せ端面が当該突き合わせ端面に連続する端面に対して傾
斜して設けられているブランク材であっても、ギャップ
を適切に矯正することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0021】図1は、複数のブランク材が溶接により接
合されたテーラードブランク10の一例を示す図、図2
は、本発明に係るブランク材のギャップ矯正装置が組み
込まれたレーザ溶接装置20を示す平面図、図3は、図
2の3−3線に沿う断面図である。なお、図2において
は、理解の容易のために、溶接ヘッドおよび種々のアク
チュエータの図示を省略してある。
【0022】図1に示すテーラードブランク10は、複
数のブランク材11、12を溶接により接合して構成さ
れ、車両に用いられるパネル部品を製造するために用い
られる。テーラードブランク10は、図示しないプレス
装置によってプレス成形され、所定形状のパネル部品に
成形される。このテーラードブランク10は、図中左側
に示される第1のブランク材11(一のブランク材に相
当する)と、右側に示される第2のブランク材12(他
のブランク材に相当する)とを有する。個々のブランク
材11、12には複数の溶接箇所が存在し、両者11、
12を接合したテーラードブランク10は、全体として
ループ形状をなしている。第1ブランク材11および第
2ブランク材12は、図2に示されるレーザ溶接装置2
0に搬入され、第1ブランク材11の突き合わせ端面1
1a、11bを第2ブランク材12の突き合わせ端面1
2a、12bに突き合わせ、これら突き合わせ部13、
14がレーザ溶接により接合される。突き合わせ溶接を
行う際に、本発明に係るブランク材のギャップ矯正装置
により、突き合わせ端面11aと12a、11bと12
bの相互の間に生じるギャップが矯正される。図示する
第1ブランク材11は、2枚のブランク材15、16か
ら構成されているが、レーザ溶接装置20に搬入される
際には既に溶接が完了しており、実質的に1枚の材料と
なっている。
【0023】第1ブランク材11は、その突き合わせ端
面11a、11bが、当該突き合わせ端面11a、11
bに連続する端面11c、11d、11e、11fに対
して直交しない、つまり傾斜して設けられている。第2
ブランク材12も同様に、その突き合わせ端面12a、
12bが、当該突き合わせ端面12a、12bに連続す
る端面12c、12d、12e、12fに対して傾斜し
て設けられている。
【0024】図2および図3を参照して、ギャップ矯正
装置が組み込まれたレーザ溶接装置20を説明する。こ
のレーザ溶接装置20は、第1と第2のブランク材1
1、12の突き合わせ端面11aと12a、11bと1
2bの間に生じるギャップをギャップ矯正装置により矯
正し、その後に、両ブランク材11、12の突き合わせ
部13、14を溶接ヘッド23によりレーザ溶接して接
合し、図1に示されるテーラードブランク10を形成す
るものである。
【0025】第1ブランク材11および第2ブランク材
12は、図示しない搬入装置により、支持ブロック21
上に搬入される。支持ブロック21の上面には、X軸方
向に対して傾斜する方向に延伸する溝部22が形成され
ている。この溝部22上に位置する溶接線WLに沿っ
て、溶接ヘッド23が駆動される。溝部22には、図示
しない基準ピンが支持ブロック21の上面よりも上方に
突出自在に設けられている。この基準ピンに第2ブラン
ク材12の突き合わせ端面12a、12bを当接させる
ことにより、当該突き合わせ端面12a、12bが溶接
線WL上に位置決めされる。
【0026】第1ブランク材11の突き合わせ端面11
a、11bの近傍を固定するため、第1クランパ31
a、31bが第1ブランク材11の上面に対して接近離
反移動自在に設けられている。第1クランパ31a、3
1bは、突き合わせ端面11a、11bの近傍を跨ぐ長
さを有する長尺形状を有し、溶接線WLと平行をなすよ
うに配置されている。第1クランパ31a、31bは、
油圧シリンダなどから構成される第1アクチュエータ4
1により、第1ブランク材11の上面に対して進退駆動
される。第1アクチュエータ41の作動を制御すること
により、第1ブランク材11の突き合わせ端面11a、
11b近傍の固定および固定解除がなされる。
【0027】溶接線WLを挟んで第1クランパ31に対
向する位置には、第2ブランク材12の突き合わせ端面
12a、12bの近傍を固定するため、第2クランパ3
2a、32bが第2ブランク材12の上面に対して接近
離反移動自在に設けられている。第2クランパ32a、
32bは、突き合わせ端面12a、12bの近傍を跨ぐ
長さを有する長尺形状を有し、溶接線WLと平行をなす
ように配置されている。第2クランパ32a、32b
は、油圧シリンダなどから構成される第2アクチュエー
タ42により、第2ブランク材12の上面に対して進退
駆動される。第2アクチュエータ42の作動を制御する
ことにより、第2ブランク材12の突き合わせ端面12
a、12b近傍の固定および固定解除がなされる。
【0028】支持ブロック21には、第1ブランク材1
1の突き合わせ端面11a、11bからX軸方向に沿っ
て所定距離だけ離れた位置に、凹所24a、24bが設
けられている。この凹所24a、24bには、第1ブラ
ンク材11の下面に当接し得る突き上げローラ33a、
33bがZ軸方向(上下方向)に沿って移動自在に設け
られている。突き上げローラ33a、33bは、凹所2
4a、24bに位置する第1ブランク材11のY軸方向
に沿う長さよりも長い軸方向長さを有し、その軸線がY
軸方向に沿うように配置されている。突き上げローラ3
3a、33bは、油圧シリンダなどから構成される第3
アクチュエータ43により、支持ブロック21の上面よ
りも高い位置に突出する上昇位置と、支持ブロック21
の上面よりも低い位置に退避する下降位置との間で上下
駆動される。第1ブランク材11の突き合わせ端面11
a、11b近傍を第1クランパ31a、31bにより固
定した状態で、突き上げローラ33a、33bを上昇位
置まで駆動すると、第1ブランク材11が図中右手側に
変位し、当該第1ブランク材11に撓み変形50が付与
される。この状態から突き上げローラ33a、33bを
下降位置まで駆動すると、第1ブランク材11が図中左
手側に変位し、当該第1ブランク材11への撓み変形5
0の付与が解除される。
【0029】第1ブランク材11に撓み変形50が付与
された状態を保持するため、凹所24a、24bから所
定距離だけ離れた位置に、保持クランパ34a、34b
が第1ブランク材11の上面に対して接近離反移動自在
に設けられている。保持クランパ34a、34bは、こ
の部位における第1ブランク材11を跨ぐ長さを有する
長尺形状を有し、Y軸方向に沿って配置されている。保
持クランパ34a、34bは、油圧シリンダなどから構
成される第4アクチュエータ44により、第1ブランク
材11の上面に対して進退駆動される。第4アクチュエ
ータ44の作動を制御することにより、撓み変形50の
保持または解除がなされる。
【0030】第1ブランク材11の浮き上がりを規制す
るため、凹所24a、24bのX軸方向に沿う両側に、
押さえローラ35a、35b、36a、36bが支持ブ
ロック21上面に対して接近離反移動自在に設けられて
いる。押さえローラ35a、35b、36a、36b
は、この部位における第1ブランク材11のY軸方向に
沿う長さよりも長い軸方向長さを有し、その軸線がY軸
方向に沿って配置されている。押さえローラ35a、3
5b、36a、36bは、図示しないアクチュエータに
より、第1ブランク材11の上面に対して進退駆動され
る。押さえローラ35a、35b、36a、36bによ
る押圧力は、撓み変形50を付与または解除する際に、
第1ブランク材11の水平方向への変位を許容しつつ第
1ブランク材11の浮き上がりを規制し得る程度の力に
設定されている。
【0031】突き上げローラ33a、33bのそれぞれ
の上方位置には、第1ブランク材11の上面に当接し得
る複数個(図示例では、それぞれ2個)の押圧クランパ
37a、37b、38a、38bがZ軸方向(上下方
向)に沿って移動自在に設けられている。押圧クランパ
37a、37b、38a、38bは、撓み変形50の撓
み頂点51に当接する押圧面39を有し、突き上げロー
ラ33a、33bの軸線上に位置するように配置されて
いる。
【0032】押圧クランパ37a、37b、38a、3
8bのそれぞれは、第1ブランク材11における突き合
わせ端面11a、11bに連続する端面11c〜11f
に近接して配置されている。つまり、図2に示されるよ
うに、押圧クランパ37aは突き合わせ端面11aに連
続する端面11cに近接して配置され、同様に、押圧ク
ランパ37bは端面11dに、押圧クランパ38aは端
面11eに、押圧クランパ38bは端面11fに近接し
て配置されている。各押圧クランパ37a、37b、3
8a、38bは、それぞれ、油圧シリンダなどから構成
される矯正用アクチュエータ45により、第1ブランク
材11の上面に対して進退駆動される。各矯正用アクチ
ュエータ45の作動を個々に独立して制御し、各押圧ク
ランパ37a、37b、38a、38bが撓み変形50
の部位を押圧することにより、その部位において、撓み
変形50からの復元を助長する付加力が付加される。な
お、矯正用アクチュエータ45の力よりも、第3アクチ
ュエータ43の力の方が大きく設定され、押圧クランパ
37a、37b、38a、38bが撓み変形50の部位
を加圧しても、突き上げローラ33a、33bの位置は
維持される。
【0033】図4に示すように、第1ブランク材11を
第2ブランク材12に突き合わせる時には、撓み変形5
0の撓み頂点51は、突き合わせ端面11a、11bに
向かう方向(図中右側)に移動する。押圧クランパ37
a、37b、38a、38bの押圧面39のX軸方向に
沿う長さは、突き合わせ時に上記のように移動する撓み
頂点51との当接状態を維持する長さに設定されてい
る。かかる構成により、ギャップ矯正過程の間中、付加
力を効果的に付加し続けることができる。
【0034】一方、図2に示されるように、押圧クラン
パ37a、37b、38a、38bのY軸方向の幅は、
凹所24a、24bに位置する第1ブランク材11のY
軸方向の幅よりも十分に短い長さである。かかる構成に
より、端面11c〜11fに近接する個々の部位に、所
望の大きさの付加力を付加できる。
【0035】各アクチュエータ41〜45の作動は、制
御手段としてのコントローラ55により制御される。
【0036】上述した突き上げローラ33a、33b、
第1クランパ31a、31b、保持クランパ34a、3
4b、第1、第3、第4アクチュエータ41、43、4
4により付与手段が構成され、支持ブロック21、第2
クランパ32a、32bおよび第2アクチュエータ42
により保持手段が構成され、押圧クランパ37a、37
b、38a、38bおよび矯正用アクチュエータ45に
より押圧手段が構成されている。
【0037】次に、本実施形態の作用を説明する。な
お、2つの接合部13、14におけるギャップ矯正およ
びレーザ溶接は同様の手順でなされることから、一方の
接合部13を例に挙げて説明する。
【0038】まず、各アクチュエータ41〜45を原点
位置に駆動し、図示しない基準ピンを支持ブロック21
の上面から突出させる。図示しない搬入出装置により第
2ブランク材12を支持ブロック21上に搬入し、基準
ピンに、突き合わせ端面12aを当接させる。第2アク
チュエータ42を作動して第2クランパ32を第2ブラ
ンク材12の上面に対して前進移動させ、突き合わせ端
面12a近傍を固定する。その後、基準ピンを支持ブロ
ック21の上面から退避する。これにより、第2ブラン
ク材12は、その突き合わせ端面12aが溶接線WL上
に位置決めされた状態で、支持ブロック21上に固定さ
れる。
【0039】次いで、第1ブランク材11の仮突き合わ
せを行う。つまり、第1ブランク材11を支持ブロック
21上に搬入し、位置決め固定された第2ブランク材1
2の突き合わせ端面12aに、突き合わせ端面11aを
当接させる。第1アクチュエータ41を作動して第1ク
ランパ31を第1ブランク材11の上面に対して前進移
動させ、突き合わせ端面11a近傍を固定する。これに
より、第1ブランク材11は、その突き合わせ端面11
aが第2ブランク材12に対して仮突き合わされた状態
で、支持ブロック21上に固定される。
【0040】次いで、押さえローラ35a、36aを第
1ブランク材11の上面に対して前進移動させ、凹所2
4aのX軸方向に沿う両側位置で、第1ブランク材11
を押さえる。
【0041】次いで、第3アクチュエータ43を作動
し、突き上げローラ33aを上昇位置まで駆動する。す
ると、第1ブランク材11が変位し、当該第1ブランク
材11に撓み変形50が付与される。
【0042】次いで、第4アクチュエータ44を作動し
て保持クランパ34aを第1ブランク材11の上面に対
して前進移動させ、凹所24aから所定距離だけ離れた
位置で、第1ブランク材11を固定する。これにより、
撓み変形50が保持される。
【0043】次いで、矯正用アクチュエータ45を作動
して押圧クランパ37a、37bを第1ブランク材11
の上面に対して前進移動させ、撓み変形50の部位を押
圧する。第1ブランク材11は、押圧クランパ37a、
37bと突き上げローラ33aとの間に挟持された状態
となる。押圧クランパ37a、37bは撓み変形50の
部位を加圧したままであるが、突き上げローラ33aの
位置を維持する力の方が大きく設定されているため、第
1ブランク材11は、変位せずに、撓み変形50が保持
された状態に維持される。
【0044】この後、ギャップを矯正する作業を実施す
る。
【0045】まず、第1アクチュエータ41を作動して
第1クランパ31を第1ブランク材11の上面に対して
後退移動させ、突き合わせ端面11a近傍の固定を解除
する。
【0046】次いで、第3アクチュエータ43を作動し
て突き上げローラ33aを上昇位置から下降位置に向け
て駆動する。押圧クランパ37a、37bは、撓み変形
50の部位を加圧したままであるので、突き上げローラ
33aの下降移動に追従して下降移動する。
【0047】突き上げローラ33aが下がるにつれて、
第1ブランク材11自体の撓み反力により、第1ブラン
ク材11の撓みが開放される。さらに、矯正用アクチュ
エータ45が押圧クランパ37a、37bを押し下げる
力により、撓み変形50の部位には、撓み変形50から
の復元を助長する付加力が付加される。これら撓み反力
および付加力からなる矯正力が第1ブランク材11に作
用し、当該第1ブランク材11が第2ブランク材12に
向けて変位し、突き合わせ端面11a、12a間のギャ
ップが埋まる。ギャップがなくなると、第1ブランク材
11の撓み反力+付加力と、第2ブランク材12の反力
とがバランスし、ギャップ矯正過程が終了する。
【0048】突き上げローラ33aは、ギャップ矯正後
も下がり続け、下降位置に達する。また、第1アクチュ
エータ41を作動して第1クランパ31を第1ブランク
材11の上面に対して前進移動させ、突き合わせ端面1
1a近傍を再度固定する。
【0049】次いで、溶接線WLに沿って溶接ヘッド2
3を移動しつつ、両ブランク材11、12の突き合わせ
部13をレーザ溶接して接合する。溶接作業が終了する
と、各アクチュエータ41〜45を原点位置に駆動す
る。そして、一体的に接合された第1と第2のブランク
材11、12を、図示しない搬入出装置により支持ブロ
ック21上から搬出すると、図1に示されるテーラード
ブランク10の形成が完了する。
【0050】次に、図5を参照して、突き合わせ端面1
1a、12a間に生じるギャップGの矯正原理について
説明する。
【0051】前述したように、押圧クランパ37a、3
7bが撓み変形50の部位を押圧することにより、当該
撓み変形50の部位に、撓み変形50の復元を助長する
付加力が付加される。撓み変形50の部位のX軸方向に
沿う前後では、押さえローラ35a、36aにより、第
1ブランク材11の浮き上がりが規制される。このた
め、付加力は、ギャップGを矯正するX軸方向に沿う軸
力に変化する。また、第1ブランク材11自体の撓み反
力も、ギャップGを矯正するX軸方向に沿う軸力に変化
している。このため、撓み反力に基づく軸力に、付加力
に基づく軸力が加わることになる。したがって、ブラン
ク材の撓み反力のみを矯正力として利用していた従来技
術よりも大きなギャップ矯正力を得ることができ、その
結果、矯正可能なギャップ量を増加することができる。
【0052】図示例の場合、突き合わせ端面11a、1
2a間のギャップGを矯正するためには、撓み変形50
の部位における図中手前側に示されるb部が、突き合わ
せ端面11a、12a間における図中手前側に示される
B部のギャップGに相当する分だけ、下方に変位する必
要がある。
【0053】ここで、撓み変形50の部位の一箇所に付
加力を付加した場合を考える。この場合、突き合わせ端
面11a、12a間における図中奥側に示されるA部が
先当たりして、撓み変形50の部位における図中奥側に
示されるa部の変位量が規制される。このため、b部の
変位量は、ブランク材内部の応力のバランスにより決ま
り、矯正可能なギャップ量が制限される虞がある。
【0054】これに対し、本実施形態にあっては、押圧
クランパ37a、37bを2個設け、これらの押圧クラ
ンパ37a、37bの作動を個々に制御している。さら
に、各押圧クランパ37a、37bを、突き合わせ端面
11aに連続する端面11c、11dに近接して配置し
てある。
【0055】図5に概念的に示すように、付加力を付加
する加圧源をa部、b部の2箇所に設けることにより、
a部およびb部に作用する付加力を個々独立して調整す
ることができる。このため、a部およびb部のそれぞれ
に独立した変位を与えることができる。したがって、撓
み変形50の部位の一箇所に付加力を付加する場合に比
べて、a部の変位量に比べてb部の変位量を大きくで
き、その結果、矯正可能なギャップ量を増加することが
できる。
【0056】次に、突き合わせ端面が、これに連続する
端面に対して傾斜して設けられている場合の矯正可能な
ギャップ量について説明する。
【0057】図6は、2枚のブランク材60、61の突
き合わせ部の種々の形状と、ギャップGの発生状態との
組み合わせを、概念的に示す図である。各組み合わせ
〜において、左側のブランク材60は、ギャップ矯正
時に撓み変形が付与される側のブランク材を示し、実施
形態の第1ブランク材11に相当する。右側のブランク
材61は、ギャップ矯正時に固定される側のブランク材
を示し、実施形態の第2ブランク材12に相当する。
【0058】組み合わせおよびは、突き合わせ端面
60aと当該突き合わせ端面60aに連続する端面60
bとがなす角度(以下、「突き合わせ角度」と言う)α
が直角つまり90度である場合、組み合わせおよび
は、突き合わせ角度αが100度である場合、組み合わ
せおよびは、突き合わせ角度αが110度である場
合を示す。また、組み合わせは、固定側ブランク材6
1の突き合わせ角度が切断精度のバラツキなどのために
90度に形成されておらず、突き合わせ端面60a、6
1a間における図中上側に示されるA側にギャップGが
生じている場合を示す。組み合わせおよびも同様
に、A側にギャップGが生じている場合を示す。一方、
組み合わせ、およびは、図中下側に示されるB側
にギャップGが生じている場合を示す。
【0059】図7は、ギャップ矯正前後の突き合わせ部
の形状を誇張して示す図である。この図においては、撓
み変形が付与される側のブランク材60のギャップ矯正
前における状態が破線で示され、ギャップ矯正後の状態
が実線で示される。図中符号G1、G2およびG3は、
それぞれ、矯正前の初期ギャップ量、矯正後の最終ギャ
ップ量、および、矯正可能量を示している。
【0060】図8は、突き合わせ角度αと矯正可能な初
期ギャップ量との関係を示すグラフである。図中符号
〜は、図6に示した組み合わせ〜に対応する。白
丸は、本実施形態の場合を示し、黒丸は、ブランク材の
撓み反力のみを矯正力として利用する対比例の場合を示
している。
【0061】図示するように、突き合わせ角度αが90
度でない場合の矯正可能な初期ギャップ量は、ギャップ
矯正の抵抗となるブランク材の滑り抵抗や、ギャップが
A側またはB側のいずれの側で空いているか、によって
異なる。
【0062】矯正可能量に差が生じる理由は、図9
(A)(B)に示されるモデルを用いて説明できる。つ
まり、X軸方向に沿う軸力Fは、ブランク材60、61
同士の接点pを中心とする回転モーメントによるギャッ
プ矯正力Faと、撓み変形が付与されている側のブラン
ク材60がY軸方向に滑ることによるギャップ矯正力F
bとを生じさせると考えられる。そして、突き合わせ角
度αが90度でなく、かつ、ギャップGがB側に空いて
いる場合には、図9(A)に示すように、ブランク材6
0の滑りがギャップGの矯正に寄与する一方、ギャップ
がA側に空いている場合には、同図(B)に示すよう
に、ブランク材60の滑りによるギャップ矯正の効果が
働かないため、矯正可能量に差が生じたものと考察され
る。
【0063】レーザ溶接による溶接欠陥の発生を抑える
ためには、溶接時のギャップ量を約0.1mm以下に矯
正しなければならない。ブランク材の成形誤差を考慮す
ると、ギャップ量を約0.1mm以下に矯正するために
は、ギャップGの矯正可能量として、実用上、1mm以
上を確保することが必要である。
【0064】図8から明らかなように、対比例の場合、
突き合わせ角度αが90度でなく、かつ、ギャップGが
A側に空いている場合、矯正可能な初期ギャップ量は1
mmよりも小さい。このため、矯正後のギャップ量を
0.1mm以下にまで矯正できず、その結果、溶接欠陥
が発生する虞がある。
【0065】これに対して、本実施形態の場合、図8か
ら明らかなように、矯正可能な初期ギャップ量は、撓み
変形50の復元を助長する付加力を付加する効果によ
り、対比例の場合に比べて約2倍である。突き合わせ角
度αが90度でなく、かつ、ギャップGがA側に空いて
いるときでも、矯正可能な初期ギャップ量は1mmより
も大きい。このため、矯正後のギャップ量を0.1mm
以下に確実に矯正でき、溶接欠陥の発生を防止すること
ができる。
【0066】上記のとおり、本実施形態によれば、ギャ
ップGの矯正可能量を増加することができ、これまで対
応できなかった部品形状であっても、実用上必要な1m
m以上のギャップ矯正可能量を達成できる。換言すれ
ば、本実施形態によれば、ブランク材11、12の形状
を設計する際の自由度を高めることが可能となる。
【0067】撓み変形50の復元を助長する付加力は、
50N〜150Nの範囲が望ましい。付加力が大きい方
ほど、ギャップ矯正力が大きくなり、ギャップ矯正可能
量を大きくできるが、今回の実験に採用した治具構造
で、板厚1.2mmの第1ブランク材11に対しては、
150Nよりも大きい付加力では、第2ブランク材12
を固定する装置に滑りが発生した。一方、50Nよりも
小さい付加力では、ギャップ矯正力が不足し、ギャップ
量を目標の0.1mm以下に抑えることができなかっ
た。
【0068】以上より、今回の実験に採用した治具構造
で、板厚1.2mmの第1ブランク材11に対しては、
付加力は、50N〜150Nの範囲が望ましいことが判
明した。この付加力の範囲により、突き合わせ時に発生
し得るギャップGを、0.1mm以下のギャップ量に矯
正することができた。
【0069】なお、付加力の上限しきい値は、突き合わ
せの対象となる材料の板厚、当該材料に塑性変形を招く
ことがないこと、および、固定側の材料を固定する治具
の固定力などによって変わると考えられる。一方、付加
力の下限しきい値は、突き合わせの対象となる材料の板
厚、および、目標ギャップ量などによって変わると考え
られる。
【0070】以上、ブランク材のギャップ矯正装置をレ
ーザ溶接装置20に組み込んだ実施形態について説明し
たが、本発明は、この場合に限定されるものではない。
本発明は、ブランク材を突き合わせて当該ブランク材を
位置決めすることを必要とする装置であれば、種々のも
のに適用可能である。
【0071】また、付与手段の具体的な構成も実施形態
の構成に限定されず、例えば、突き上げローラ33a,
33bに代えて、突き合わせ端面11a、11b近傍を
固定した第1ブランク材をその後端側(図2において左
手側)から押し付けることにより、撓み変形50を付与
するようにしてもよい。
【0072】さらに、ギャップ矯正時の撓み頂点51の
移動に追従して、押圧クランパ37a、37b、38
a、38bをX軸方向に移動させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のブランク材が溶接により接合されたテ
ーラードブランクの一例を示す図である。
【図2】 本発明に係るブランク材のギャップ矯正装置
が組み込まれたレーザ溶接装置を示す平面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】 撓み頂点の移動および押圧クランパの押圧面
のX軸方向に沿う長さの説明に供する図である。
【図5】 突き合わせ端面間に生じるギャップの矯正原
理についての説明に供する概念図である。
【図6】 2枚のブランク材の突き合わせ部の種々の形
状と、ギャップの発生状態との組み合わせを示す概念図
である。
【図7】 ギャップ矯正前後の接合部の形状を誇張して
示す図である。
【図8】 突き合わせ角度αと矯正可能な初期ギャップ
量との関係を示すグラフであり、白丸は、本実施形態の
場合を示し、黒丸は、ブランク材の撓み反力のみを矯正
力として利用する対比例の場合を示している。
【図9】 図9(A)(B)は、突き合わせ角度αが9
0度でない場合に矯正可能量に差が生じる理由の説明に
供する図である。
【符号の説明】
10…テーラードブランク 11…第1ブランク材(一のブランク材) 11a、11b…突き合わせ端面 11c〜11f…突き合わせ端面に連続する端面 12…第2ブランク材(他のブランク材) 12a、12b…突き合わせ端面 12c〜12f…突き合わせ端面に連続する端面 20…ギャップ矯正装置が組み込まれたレーザ溶接装置 21…支持ブロック(保持手段) 31a、31b…第1クランパ(付与手段) 32a、32b…第2クランパ(保持手段) 33a、33b…突き上げローラ(付与手段) 34a、34b…保持クランパ(付与手段) 37a、37b、38a、38b…押圧クランパ(押圧
手段) 39…押圧面 41、43、44…第1、第3、第4アクチュエータ
(付与手段) 42…第2アクチュエータ(保持手段) 45…矯正用アクチュエータ(押圧手段) 50…撓み変形 51…撓み頂点 55…コントローラ(制御手段) G…ギャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一のブランク材の突き合わせ端面を他の
    ブランク材の突き合わせ端面に突き合わせる際に前記突
    き合わせ端面の相互の間に生じるギャップを矯正するブ
    ランク材のギャップ矯正装置において、 前記一のブランク材に撓み変形を解除自在に付与する付
    与手段と、 前記他のブランク材を保持する保持手段と、 前記一のブランク材に付与された撓み変形の部位を押圧
    して、前記一のブランク材の撓み変形からの復元を助長
    する付加力を付加する押圧手段と、 前記付与手段が前記撓み変形を解除する際に前記押圧手
    段の作動を制御する制御手段と、を有することを特徴と
    するブランク材のギャップ矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段を複数個設け、 前記制御手段は、前記複数個の押圧手段の作動を個々に
    制御することを特徴とする請求項1に記載のブランク材
    のギャップ矯正装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個の押圧手段のうち両端に位置
    する押圧手段は、前記一のブランク材における前記突き
    合わせ端面に連続する端面に近接して配置されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のブランク材のギャップ
    矯正装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段は、前記一のブランク材に
    付与された撓み変形の撓み頂点に当接する押圧面を有
    し、 前記押圧面は、突き合わせ時に前記突き合わせ端面に向
    かう方向に移動する撓み頂点との当接状態を維持する長
    さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ブランク材のギャップ矯正装置。
  5. 【請求項5】 前記一のブランク材は、その突き合わせ
    端面が、当該突き合わせ端面に連続する端面に対して傾
    斜して設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    のブランク材のギャップ矯正装置。
JP2001171471A 2001-06-06 2001-06-06 ブランク材のギャップ矯正装置 Expired - Fee Related JP3778007B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171471A JP3778007B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 ブランク材のギャップ矯正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171471A JP3778007B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 ブランク材のギャップ矯正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002361488A true JP2002361488A (ja) 2002-12-18
JP3778007B2 JP3778007B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=19013238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001171471A Expired - Fee Related JP3778007B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 ブランク材のギャップ矯正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3778007B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509797A (ja) * 2003-10-30 2007-04-19 ティッセンクルップ スチール アクチェンゲゼルシャフト 自動車車体部品の製造用の、特に鋼製の、シート状金属プレートの製造方法
JP2014180680A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Honda Motor Co Ltd 突当溶接装置、突当溶接方法及びテーラードブランク
CN106392466A (zh) * 2016-08-25 2017-02-15 宝鸡石油钢管有限责任公司 一种多功能板板焊接模拟试验装置
CN107570908A (zh) * 2017-09-26 2018-01-12 肇庆宏旺金属实业有限公司 一种钢带与钢带连接方法及装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103157931B (zh) * 2013-04-01 2015-05-13 宝鸡石油钢管有限责任公司 一种模拟管材在成型拘束力作用下焊接试验装置及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509797A (ja) * 2003-10-30 2007-04-19 ティッセンクルップ スチール アクチェンゲゼルシャフト 自動車車体部品の製造用の、特に鋼製の、シート状金属プレートの製造方法
JP2014180680A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Honda Motor Co Ltd 突当溶接装置、突当溶接方法及びテーラードブランク
CN106392466A (zh) * 2016-08-25 2017-02-15 宝鸡石油钢管有限责任公司 一种多功能板板焊接模拟试验装置
CN107570908A (zh) * 2017-09-26 2018-01-12 肇庆宏旺金属实业有限公司 一种钢带与钢带连接方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3778007B2 (ja) 2006-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7753351B2 (en) Clamp device
JP5588385B2 (ja) 摩擦攪拌点接合装置および摩擦攪拌点接合方法
US11203086B2 (en) Laser welding method and laser welding device
US20120006883A1 (en) Apparatus and method for friction stir welding
JP3581131B2 (ja) レーザー溶接システム
JP2002361488A (ja) ブランク材のギャップ矯正装置
WO2016111351A1 (ja) 摩擦撹拌接合装置
US20050230363A1 (en) Device for processing work pieces with height offset
JP2004243394A (ja) 溶接用治具
JP6198981B1 (ja) ワークの曲げ加工方法及び装置
WO2020170765A1 (ja) 線形摩擦接合用固定治具及び線形摩擦接合方法
JP5747481B2 (ja) 板材の突合わせ溶接方法及び装置
JP3412402B2 (ja) ブランク材の突き合わせ位置決め装置及びブランク材の突き合わせ位置決め方法
RU2744703C2 (ru) Соединительное устройство и способ соединения полос для формирования компонента шины
JP5239572B2 (ja) ロボット装置及びワークの組立方法
JP2003275883A (ja) 板材の突き合わせ接合方法
JP3861344B2 (ja) ブランク材の突き合わせ位置決め装置
JP4507900B2 (ja) 薄板の位置決め方法
EP1738860A1 (en) Clamp device
JP6601170B2 (ja) 線形摩擦接合装置及び加振治具
JP3488946B2 (ja) ブランク材の突き合わせ位置決め装置
JP6252262B2 (ja) レーザー溶接方法、およびレーザー溶接装置
JPH0924474A (ja) スポット溶接装置
JPH09285876A (ja) 拡散接合における被接合材の位置合わせ方法
KR200375426Y1 (ko) 테일러 웰디드 블랭크 시스템의 판재갭 보상장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees