JP2002361324A - 曲げ成形方法およびその成形方法で成形される曲げ成形品 - Google Patents

曲げ成形方法およびその成形方法で成形される曲げ成形品

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純一 高橋
Koji Kurozumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、簡単な手法で、曲げ成形される曲げ
部分に集中する応力を緩和させることができる曲げ成形
方法を提供する。 【解決手段】本発明の曲げ成形方法は、ブランク部材1
の被曲げ部分2a,2dに摩擦部材3を重ね合わせて一
緒に曲げ成形するという簡単な手法により、摩擦部材3
の曲げ変形を曲げ成形された被曲げ部分2a,2dへ伝
わらせ、被曲げ部分2a,2dに作用する曲げ方向内側
の応力と外側の応力との差を減少させて、曲げ成形され
た被曲げ部分2a,2dに集中する応力を緩和するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブランク部材の被
曲げ部分を曲げ成形する曲げ成形方法およびその成形方
法で成形される曲げ成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車(車両)の各部の補強で用いられ
るリンフォース部材には、断面がハット型の鋼板部材や
くの字形に曲がった管部材など、曲げ成形を施して成形
される部材が多い。
【0003】こうした部材の製作には、プレス装置や曲
げ装置などを用いて、ブランク部材に定めてある被曲げ
部分に曲げ成形を施すことが行われている。
【0004】例えば断面がハット型のリンフォース部材
の製作では、プレス装置(曲げ成形装置に相当)を用
い、この同装置のハット型の成形部となしているダイと
ポンチとの間に、平板状のブランク部材(鋼板)を配置
してから、ダイとポンチを接近する方向に作動させて、
ブランク部材にハット型の曲げを施すという方法が用い
られる。
【0005】またくの字形に曲がるハイドロフォーム製
の管状のリンフォース部材では、ハイドロフォーム成形
をする前段の予備成形のときに、パイプベンダ装置(曲
げ成形装置に相当)で、管状のブランク部材にくの字状
の曲げを施すという方法が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブランク部
材に曲げ成形を施すと、曲げ成形された部分に応力が集
中することは知られている。
【0007】例えば図6(a)に示されるような断面が
ハット型のリンフォース部材10だと、略直角に折れ曲
がる各コーナー部11,12に応力集中が生ずる。
【0008】すなわち、フランジ部10aと連なるコー
ナー部分11を見ると、図6中の拡大した図に示される
ように、曲げ半径が板厚方向の内側と外側とで変わるた
めに、中立軸となる板厚み方向の中心を挟むコーナー内
側の板厚部分11aで圧縮方向の変形が表れ、コーナー
外側の板厚部分11bで引張り方向の変形が表れるとい
う、局所的に板厚方向の両側(曲げ方向内側と外側との
間)の応力差が大きくなる現象が生ずる。
【0009】また図7(a)に示されるようなくの字形
を曲げた管状のリンフォース部材15だと、同図中の拡
大した図に示されるようにくの字部分16のうちの中立
軸となる径方向中心を挟むコーナー内側の周壁部分16
aで大小の圧縮方向の変形が表れ、コーナー外側の周壁
部分16bで大小の引張り方向の変形が表れ、中立軸を
挟んだ両側(曲げ方向内側と外側との間)の応力差が大
きくなる現象が生ずる。
【0010】ところが、こうした応力差が強く表れる
と、それが原因で、曲げ成形を終えた成形品は、図6
(b)や図7(b)に示されるように反りが生じたりス
プリングバックしたりするなど寸法精度不良が生じる問
題がある。なお、図6(b)や図7(b)は、差異が判
別しやすいよう、誇張した図が用いてある。
【0011】この対策として、起こりうる各部の反りや
スプリングバックを考慮して、ブランク部材に曲げ成形
を施すことが行われているが、かなり種々の状況を考慮
して、曲げ成形を進めなければならないので面倒であ
る。
【0012】このため、他の手法が求められている。
【0013】本発明は上記事情に着目してなされたもの
でその目的とするところは、簡単な手法で、曲げ成形さ
れる曲げ部分に集中する応力を緩和させることができる
曲げ成形方法およびその成形方法で成形される曲げ成形
品を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の曲げ成形方法は、ブランク部材の被
曲げ部分に曲げ成形をする際、ブランク部材の少なくも
被曲げ部分に、曲げ変形可能な摩擦部材を重ね合わせて
から、被曲り部を摩擦部材と重なり合ったまま曲げ成形
させて、該摩擦部材の曲げ変形を曲げ成形された被曲げ
部分へ伝わらせ、当該被曲げ部分に作用する曲げ方向内
側と外側との応力差を減少させるようにした。
【0015】これにより、ブランク部材の被曲げ部分に
摩擦部材を重ね合わせて一緒に曲げ成形するという簡単
な手法で、曲げ成形された被曲げ部分に局部的に集中す
る応力は緩和され、各部が反る、スプリングバックする
などといった寸法精度不良が改善される。
【0016】請求項2に記載の曲げ成形方法は、さらに
摩擦部材の変形が、効果的に曲げ成形された被曲げ部分
に伝わるよう、摩擦部材に、すべり止め材を介して被曲
げ部分に重ね合わせる手法を採用した。
【0017】請求項3に記載の曲げ成形品は、この曲げ
成形方法の特徴を用いて、曲げ部分での集中応力を抑え
た曲げ成形品が得られるよう、曲げ成形されてなる成形
品は、少なくとも曲げ成形された部分に、該被曲げ部分
に作用する曲げ方向内側と外側との応力差を減少するた
めの摩擦部材が取着された構造とした。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図3に
示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0019】図1〜図3は、例えば平板状のブランク部
材1から、図6に示されるような断面がハット型のリン
フォース部材10(曲げ成形品に相当)を成形する工程
を順に示している。そして、曲げを行う工程で、本発明
の要部となる摩擦部材3を用いている。
【0020】この摩擦部材3を用いたリンフォース部材
10の成形方法を説明すれば、ブランク部材1には、図
1(a)に示されるように例えば平板状をなした薄肉の
鋼板部材が用いられている。このブランク部材1のう
ち、ハット型を成形するため、略直角に曲げられる部分
(被曲げ部分に相当)が、図1(a)中、ブランク部材
1の長手方向に延びる二点鎖線2a〜2dで示してあ
る。
【0021】ハット型にするため、このブランク部材1
に曲げ成形を施すときは、まず、成形前において、寸法
精度不良を起こしやすい部位に摩擦部材3を重ね合わせ
る。
【0022】具体的には、ハット型の断面の場合、図6
に示される開口側に有るコーナー部分11,11と底側
に有るコーナー部分12,12が寸法精度不良を発生し
やすい部位であるので、図1(a)に示されるように各
コーナー部分に対応する各二点鎖線2a〜2dと重なる
よう、ブランク部材1の側面、ここでは幅方向片側毎、
上面に摩擦部材3を重ね合わせて、アッセンブリしてお
く。
【0023】ここで、摩擦部材3は、隣接する二つの二
点鎖線間を含むその周辺を局部的に覆う帯板形をなして
いる。また摩擦部材3は、例えば鉄系部材、アルミ部材
など、曲げ変形可能で、ブランク部材1に対して摩擦力
が強く作用するような部材から形成されていて、ブラン
ク部材1と共に曲げ成形が始まると、各摩擦部材3と各
コーナー部分11,12が形成される部分(2a〜2
d)との間で、摩擦力が発生し得るようにしてある。
【0024】特に本実施形態では、摩擦部材3は、ブラ
ンク部材1と摩擦部材3との面間で大きな摩擦力が確保
されるよう、直ではなく、松やになどのすべり止め材4
(図3に図示)を挟んで、各二点鎖線2a〜2d上に貼
り合わせてアッセンブリしてある。もちろん、摩擦部材
3は、ブランク部材1と同じ部材を用いても構わない。
【0025】摩擦部材3の重ね合わせを終えたならば、
図1(b)に示されるように摩擦部材3,3を重ね合わ
せた状態のままブランク部材1を、プレス装置5(曲げ
成形装置に相当)の成形部6にセットする。具体的に
は、成形部6は、ハット型の断面を成形するのに適した
形状のダイ5aとポンチ5bとを有して構成されてい
て、ブランク部材1は、これらダイ5aとポンチ5bの
形状にならうよう、ダイ5aとポンチ5bとの間にセッ
トする。なお、ポンチ5bの周りには、ハット型の両端
のフランジ部10aを成形するのに用いられるプッシャ
部材5cが昇降可能に組付けてある。
【0026】この後、プレス装置5を稼動させる。する
と、例えば図2に示されるようにダイ5aが下降し、ま
ず、摩擦部材3のあるブランク部材1の幅方向両端部が
プッシャ部材5cとの間で押さえ付けられる。続いて、
ブランク部材1の幅方向中央部が、ダイ5aとポンチ5
bとの挟み付けにより、それぞれ二点鎖線2a〜2dの
地点から、摩擦部材3,3と一緒にコ字形に折り曲げら
れる。
【0027】これで、幅方向両端部に一対のフランジ部
10aを有する成形品、すなわち断面がハット型のリン
フォース部材10が成形される。
【0028】ここで、ブランク部材1だけが曲げ成形さ
れるような場合、リンフォース部材10の各コーナー部
11、12で、図6(a)に示されるように反り、スプ
リングバッグなどが発生しやすい。このため、二点鎖線
2a〜2dを曲げる際、摩擦部材3も一緒に曲げるよう
にして、こうした寸法精度不良を抑えている。
【0029】この点についてコーナー部11を例に挙げ
て説明すれば、略直角に折り曲がるコーナー部11は、
いずれも図3に示されるように中立軸となる板厚み方向
の中心を挟むコーナー内側の板厚部分11aで圧縮方向
の変形が発生し、コーナー外側の板厚部分11bで引張
り方向の変形が発生する。
【0030】一方、コーナー部11と重なり合う摩擦部
材3は、コーナー部11と共に略直角に折れ曲がるにし
たがい、図3に示されるように、中立軸となる板厚み方
向の中心を挟むコーナー内側の板厚部分3aで圧縮方向
の変形が発生し、コーナー外側の板厚部分3bで引張り
方向の変形が発生する。
【0031】このとき、各摩擦部材3のコーナー外側の
面3cは、コーナー部11の内側の面11cと、すべり
止め材4を介して互いに重なり合っているから、摩擦部
材3のコーナー外側で発生する引張り方向の変形は、す
べり止め材4を通じて、コーナー部11の圧縮方向の変
形を発生している板厚部分11aへ伝わる。と共にコー
ナー部11のコーナー内側で発生する圧縮方向の変形
は、すべり止め材4を通じて、摩擦部材3の引張り方向
の変形を発生している板厚部分3aへ作用する。
【0032】つまり、コーナー部11に作用する圧縮方
向の応力は、摩擦部材3に作用する引張り応力によって
打ち消される。
【0033】これにより、コーナー部11に作用する圧
縮方向の応力は緩和され、中立軸となる厚み方向の中心
を挟む曲げ方向内側と外側に作用する応力差、すなわち
コーナー部11の応力差は減少される。
【0034】なお、この応力が相殺される現象は、摩擦
部材3とコーナー部11とが直に触れる場合(すべり止
め:無)でも発生する。
【0035】この応力差の減少は、コーナー部12でも
行われる。
【0036】したがって、摩擦部材3を一緒に曲げ成形
するという簡単な手法で、コーナー部11,12に集中
する応力は緩和され、応力差を原因とする、反り、スプ
リングバックなど寸法精度不良の発生を防ぐことができ
る。しかも、すべり止め4を用いることにより、摩擦部
材3を所定の地点に位置決めることができるうえ、摩擦
部材11の変形をコーナー部11へ伝わらせる摩擦力を
十分に確保できるから、合理的に応力の打ち消し合いを
進行させることができる。
【0037】特に、種々の曲り部分を有するリンフォー
ス部材10(曲げ成形品)は、各曲げ部分における応力
の集中が抑えられるから、この特徴を活かして、各部の
寸法精度が優れた製品を提供できる。
【0038】なお、第1の実施形態において、プレス装
置で曲げ成形を終えた後は、摩擦部材3は、曲げ成形品
であるリンフォース部材3から取り外してもよいし、取
り外さずにリンフォース部材3の一部としてそのまま用
いてもよい。
【0039】但し、第1の実施形態では、ブランク部材
1の片側の面だけに摩擦部材3を重ねたが、両側の面に
摩擦部材3をそれぞれ重ねるようにしてもよい。また第
1の実施形態では、ブランク部材1のうち、曲げ成形を
する部分だけに摩擦部材3を重ね合わせたが、これに限
らず、摩擦部材3をブランク部材1の全面に直に重ね合
わせたり、摩擦部材3をすべり止め材4を介してブラン
ク部材1の全面に重ね合わせたりして、ブランク部材1
の被曲げ部分と摩擦部材3とが重なるようにしても構わ
ない。
【0040】図4および図5は、本発明の第2の実施形
態を示す。
【0041】本実施形態は、管状のブランク部材を曲げ
成形、例えば素管部材20にくの字状の曲げ成形を施す
(ハイドロフォーム成形する前段の予備成形)ときの例
を示している。
【0042】詳しくは、同実施形態は、図4(a),
(b)に示されるようにハイドロフォーム成形する前の
素管部材20(例えば鋼管)のうち、くの字状の曲げ加
工を施す中央部21(被曲げ部分に相当)の外周面の全
周に、すべり止め材(図示しない)を介して、平板状の
変形可能な摩擦部材22を巻き付ける。そして、摩擦部
材22が重なり合ったまま素管部材20を、図示しない
パイプベンダ装置にセットして、図5に示されるように
素管部材22の中央部21に、摩擦部材22と共にくの
字状の曲げ成形を施すようにした。
【0043】このようにしても、図5中の拡大した断面
図に示されるように板状の摩擦部材22の変形が、摩擦
力により中央部11へ伝わり、くの字に曲がる中央部2
1に作用する応力が緩和される。詳しくは、中立軸とな
る径方向中心を挟むコーナー内側の周壁部分16aにお
いて作用する圧縮方向の応力が減少、コーナー外側の周
壁部分16bにおいて作用する引張り方向の応力が減少
され、中立軸を挟む曲げ方向内側と外側の応力差が緩和
される。
【0044】つまり、管状のブランク部材を曲げ成形す
るときも、第1の実施形態と同様、応力差を原因とした
寸法精度不良を防ぐことができ、寸法精度に優れた曲げ
成形ができるうえ、寸法精度に優れた曲げ成形品が提供
できる。
【0045】但し、第2の実施形態では、素管部材20
の曲げ成形される部分だけに摩擦部材3を巻き付けた
が、これに限らず、素管部材20の全体に摩擦部材3を
巻き付けても、曲げ方向内側および外側の一方にだけ摩
擦部材3を重ね合わせても構わない。
【0046】もちろん、本発明は、第1の実施形態のよ
うな板状のブランク部材の曲げ成形、第2の実施形態の
ような管状のブランク部材の曲げ成形にかかわらず、他
の形状のブランク部材に曲げ成形を施すときにも適用で
きることはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ブランク部材の被曲げ部分に摩擦部材を重ね合わ
せて一緒に曲げ成形するという簡単な手法により、曲が
る被曲げ部に作用する内外の応力差が減少されて、同部
分に集中する応力を緩和するので、曲げ成形部分におけ
る寸法精度不良の発生を防ぐことができる。
【0048】請求項2の発明によれば、さらに摩擦部材
の変形が、曲げ成形された被曲げ部分へ伝わせるのに十
分な摩擦力を確保でき、合理的に応力差の低減を行わせ
ることができる。
【0049】請求項3の発明によれば、応力差が低減す
る特徴を活かして、寸法精度に優れる種々の曲り部を有
する曲げ成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の曲げ成形方法に係
り、摩擦部材と組合ったブランク部材がプレス装置にセ
ットされるまでの工程を説明する斜視図。
【図2】同ブランク部材が、プレス装置のダイ、ポンチ
で、曲げ成形される状況を示す断面図。
【図3】同図2中A部を拡大して示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施形態の曲げ成形方法に係
り、ブランク部材に摩擦部材を組合わせる工程を説明す
る斜視図。
【図5】同ブランク部材に曲げ成形を施したときの摩擦
部材の挙動を説明する図。
【図6】従来の断面がハット型の曲げ成形品に発生する
寸法精度不良を説明するための断面図。
【図7】くの字形に曲げ成形する管状の曲げ成形品に発
生する寸法精度を説明するための図。
【符号の説明】
1…ブランク部材 2a,2d,21…被曲げ部分 3,22…摩擦部材 4…すべり止め材 5…プレス装置(曲げ成形装置) 10…リンフォース部材(曲げ成形品) 20…素管部材(ブランク部材)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ成形装置を用いて、ブランク部材の
    被曲げ部分を曲げ成形させる成形方法であって、 前記曲げ成形装置でブランク部材を曲げ成形する際、前
    記ブランク部材の少なくも被曲げ部分に、曲げ変形可能
    な摩擦部材を重ね合わせ、その後、前記曲げ成形装置で
    前記被曲り部を前記摩擦部材と重なり合ったまま曲げ成
    形させて、該摩擦部材の曲げ変形を曲げ成形された被曲
    げ部分へ伝わらせ、当該被曲げ部分に作用する曲げ方向
    内側と外側との応力差を減少させることを特徴とする曲
    げ成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の曲げ成形方法におい
    て、前記摩擦部材は、すべり止め材を介して前記被曲げ
    部分に重ね合わせてあることを特徴とする曲げ成形方
    法。
  3. 【請求項3】 ブランク部材を曲げ成形して所定の成形
    品の形状に成形してなる曲げ成形品であって、 前記成形品は、少なくとも曲げ成形された部分に、該曲
    げ部分に作用する曲げ方向内側と外側との応力差を減少
    するための摩擦部材が取着されてなることを特徴とする
    曲げ成形品。
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