JP2002361067A - 高圧容器装置 - Google Patents

高圧容器装置

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JP2002361067A
JP2002361067A JP2001167347A JP2001167347A JP2002361067A JP 2002361067 A JP2002361067 A JP 2002361067A JP 2001167347 A JP2001167347 A JP 2001167347A JP 2001167347 A JP2001167347 A JP 2001167347A JP 2002361067 A JP2002361067 A JP 2002361067A
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Japan
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processing chamber
seal
lid
dust
pressure vessel
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JP2001167347A
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Kazuhiro Uehara
一浩 上原
Takeo Nishimoto
武雄 西本
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法により処理室への試料の取り入
れ、取り出しが可能で、密閉性が確実で、且つ、蓋の開
閉に伴い発生する粉塵が処理室内へ進入しないようにし
た高圧容器装置を提供すること。 【解決手段】 少なくとも軸方向一端が開口部4とされ
且つ内部に処理室5を有した筒状の高圧容器部6と、前
記開口部4を開閉自在に閉塞する蓋部7と、前記容器部
6と蓋部7とのシールを行うシール部8とを具備した高
圧容器装置において、前記シール部8から発生する粉塵
を前記処理室5へ侵入させない防塵手段9を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間等方圧プレス
処理、高圧ガス酸化(または窒化)処理、超臨界ガスま
たは液化ガス抽出装置等に使用される高圧容器装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】これまでの加圧処理装置では、蓋の開閉
操作を簡便にするため、例えば、特開平3−13540
2号公報、特開平8−141307号公報に示すような
蓋開閉部のシール構造が用いられてきた。このシール構
造は、所謂「軸シール構造」といわれ、内部に処理室を
有する中空円筒状高圧容器の開口部を密閉する蓋に、雄
円筒面を形成し、該蓋の円筒面外周にOリング等を装着
して、高圧容器処理室の密閉を図るものであった。
【0003】しかし、前記軸シール構造では、Oリング
を装着した嵌め合い部に、蓋の開閉に伴う軸合わせのた
めのガイド機能を付与するため、蓋の開閉時に、Oリン
グ摺動に伴うOリングの摩耗カスが発生し、該カスが粉
塵となって処理室内へ侵入するという問題があった。前
記従来の軸シール構造を有した高圧容器を、例えば、特
開平9−232271号公報に記載のような半導体ウエ
ハの洗浄装置に用いた場合、前記粉塵が極めて悪影響を
及ぼすことになる。
【0004】即ち、シリコンウエハなどの半導体処理に
おいては、処理過程において、パーテイクルと呼称され
る1ミクロン以下の大きさの粉塵類の処理品への付着
が、ウエハ面に形成された電子回路パターンの健全性を
損なうことから、このような粉塵類が発生しない若しく
は発生しにくい構造の装置が必要となる。そこで、前記
軸シール構造の欠点を改良したものとして、例えば、特
開平9−303557号公報や特開平11−30399
8号公報に記載のものが提案されている。
【0005】この従来のものは、シール装置に「リング
(環状)部材」を用いて、所謂「面シール構造」を採用
することにより、前記従来の「軸シール構造」の欠点を
解消しようとするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平9−303
557号公報や特開平11−303998号公報に記載
のものは、「面シール構造」を採用しているが、依然と
して「軸シール構造」が処理室内面に当接するように設
けられているため、軸シール部で発生する粉塵が処理室
内へ侵入するおそれがあり、より高レベルで処理室内へ
の粉塵侵入防止を図ることが困難であった。そこで、本
発明の目的とするところは、簡便な方法により処理室へ
の試料の取り入れ、取り出しが可能で、密閉性が確実
で、且つ、蓋の開閉に伴い発生する粉塵が処理室内へ進
入しないようにした高圧容器装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、少なくとも軸方向一端が開口部とされ
且つ内部に処理室を有した筒状の高圧容器部と、前記開
口部を開閉自在に閉塞する蓋部と、前記容器部と蓋部と
のシールを行うシール部とを具備した高圧容器装置にお
いて、前記シール部材から発生する粉塵を前記処理室へ
侵入させない防塵手段を有する点にある。より具体的に
は、前記容器部と蓋部は、前記処理室の径外方域におい
て軸方向に当接する当接部を有し、前記防塵手段は、前
記当接部の何れか一方に前記処理室を囲むように設けら
れた凹部を有し、前記凹部に軸方向移動可能に移動部材
が収納され、前記シール部は、前記移動部材の外周面と
前記凹部の内周面との間をシールする軸シール部材と、
前記移動部材の軸方向端面と前記他方の当接部との間を
シールする面シール部材とからなるのが好ましい。
【0008】このような構成により、軸シール部材から
発生する粉塵は、凹部内に留まり、処理室内へ進入する
のが防止される。前記面シール部材よりも軸シール部材
の径の方を大きくすることにより、シールが確実にな
る。また、シールをより確実に行うために、前記凹部の
底面と環状部材との間に、前記処理室に充填されるプロ
セス流体を透過可能とするスペーサを介在するのが好ま
しい。このようなスペーサを介在することにより、面シ
ール部材の圧接をより確実にする。
【0009】更に、前記防塵手段は、前記処理室と前記
シール部とを隔離すると共に、前記処理室に充填される
プロセス流体は透過可能とするが、前記粉塵は透過不能
とする隔離部を有する構成とすることができる。この構
成によれば、加圧処理中に処理室にプロセス流体を流す
ことにより、粉塵は、処理室に侵入するのが防止され
る。前記隔離部は、前記処理室を前記シール部が存する
側と反シール部側とに二分するプレートを有し、該プレ
ートの外周面と処理室内面との間に前記プロセス流体は
透過可能とするが前記粉塵は透過不能とするラビリンス
シールが設けられ、前記処理室からラビリンスシールを
通過してきたプロセス流体を外部に排出する排出通路が
設けられているのが好ましい。
【0010】前記プレートは、前記蓋部の内面に当接し
て設けられ、前記プレートと蓋部との当接部に前記排出
通路が設けられているのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1に示すものは、熱間等方圧プレ
ス処理(以下、「HIP処理」という)に用いられる装
置であり、このHIP装置は、高圧容器装置1と、この
高圧容器装置1の内圧を担持するための窓枠状フレーム
装置2とを有する。この窓枠状フレーム装置2の開口3
内に、前記高圧容器装置1が出入り自在とされている。
前記高圧容器装置1は、少なくとも軸方向一端が開口部
4とされ且つ内部に処理室5を有した筒状の高圧容器部
6と、前記開口部4を開閉自在に閉塞する蓋部7と、前
記容器部6と蓋部7とのシールを行うシール部8と、該
シール部8から発生する粉塵を前記処理室5へ侵入させ
ない防塵手段9とを有する。
【0012】この実施の形態では、前記高圧容器部6
は、軸方向の両端が開口部4とされ、円筒断面に形成さ
れている。即ち、開口部4は、上開口部4aと下開口部
4bとからなる。そして高圧容器部6の両端面は、軸心
に直角な平坦面に形成されている。前記蓋部7は、前記
上開口部4aを開閉自在に施蓋する上蓋部7aと、下開
口部4bを開閉自在に施蓋する下蓋部7bとからなる。
上蓋部7aの上面と下蓋部7bの下面が、前記窓枠状フ
レーム装置2の開口3の上下内面に当接可能とされてい
る。
【0013】前記上蓋部7aの下面には、上開口部4a
の内面に嵌合する突出部10が段状に形成され、該突出
部10と上開口部4a内面との間に軸シール構造のOリ
ング等からなるシール部材11が介在されている。この
上蓋部7aは、上開口部4aを常時閉じており、通常は
開閉操作されることはないので、前記シール部材11か
ら摩耗カスが発生することはない。この上蓋部7aに
は、処理室5内へプロセス流体を供給するためのガス通
路12が形成されている。前記下蓋部7bの上面には、
被処理物載置台13が設けられ、該載置台13上に被処
理物14が載置される。そして、処理室5内には、前記
被処理物14を囲うように加熱装置15と断熱装置16
が設けられている。
【0014】前記高圧容器装置1を窓枠状フレーム装置
2の開口3から取り出して、高圧容器部6と下蓋部7b
とを軸方向(上下方向)に相対移動させることにより、
被処理物14を取り出し可能としている。図2に示すよ
うに、前記下蓋部7bは、上下面が平行な平坦面とされ
た円盤状に形成され、該上面が高圧容器部6の下端面に
面当接している。即ち、高圧容器部6と下蓋部7bは、
処理室5の径外方域において軸方向に当接する当接部1
7を有する。
【0015】前記下蓋部7bの当接部17に、前記処理
室5を囲むように環状の凹部18が設けられている。こ
の凹部18は、前記高圧容器部6の軸心と同心のリング
状に形成され、上方に向かって開口している。前記凹部
18に軸方向移動可能に移動部材19が収納されてい
る。この移動部材19は円環状に形成され、移動部材1
9に前記シール部8が設けられている。このシール部8
は、移動部材19の外周面と環状凹部18の内周面間を
シールする軸シール部材20と、移動部材19の上面と
高圧容器部6の下端面の当接部17間をシールする面シ
ール部材21とから成る。
【0016】即ち、移動部材19の外周面にシール部材
嵌合溝22が凹設され、該嵌合溝22にOリングなどか
らなる軸シール部材20が嵌合されている。また、移動
部材19の上面にシール部材嵌合用溝23が凹設され、
該嵌合溝23にOリング等からなる面シール部材21が
嵌合されている。そして前記面シール部材21の直径D
fよりも、軸シール部材20の直径Dsの方が大きくさ
れている。前記構成の本発明の実施の実施の形態によれ
ば、被処理物14を収納した高圧容器装置1をフレーム
装置2の開口3内にセットし、ガス通路12からプロセ
ス流体を供給して加圧処理するとき、高圧容器部6の処
理室5内の圧力が高くなるにつれて上蓋部7aと下蓋部
7bに作用する容器軸方向荷重が増大し、結果として窓
枠状フレーム装置2は上下方向に伸びる。
【0017】その結果、高圧容器装置1から見ると、窓
枠状フレーム装置2の伸びに相当する分だけ、上蓋部7
aは上方へ、下蓋部7bは下方へ移動することになる。
このとき、図3に示すように、高圧容器部6の下端面の
当接部17と、下蓋部7bの上面の当接部17との間に
隙間が生じるが、本発明によれば、移動部材19が軸方
向に移動可能であるので、処理室5内の圧力が移動部材
19の下端面に作用し、移動部材19を上方に移動さ
せ、上面の面シール部材21は常に高圧容器部6下端面
の当接部17に圧接することになり、シールが確保され
る。
【0018】即ち、高圧容器部6の内部に高圧力が発生
した場合、軸シール部材20には、その外径Dsに応じ
た上向きの押し上げ力が作用する。一方、面シール部材
21については、その外径Dfに応じた下向きの押し付
け力が作用することになるが、Ds>Dfの関係にある
ため、常に上向きの押し上げ力が大きくなる。具体的に
は、移動部材19には、高圧容器部6の内部の圧力が外
部よりP(MPa)だけ高くなっていると仮定すると、
軸シール部材20の外径Dsと面シール部材23の外径
Dfとに相当する受圧断面積の差、即ち、P×π(Ds
2−Df2)/4の荷重が常に上向きに作用することにな
り、この上向きの力が移動部材19を押し上げ、面シー
ル部材21を常に高圧容器部6の当接部17に密着させ
ることになる。
【0019】而して、下蓋部7bの開閉操作時及び加圧
処理中において、軸シール部材20は上下方向の動きで
若干の摩耗カスを発生させるが、この軸シール部材20
は、処理室5の径外方域に形成された環状の凹部18内
に設けられているため、摩耗カスが、処理室内へ侵入す
るおそれは極めて少なくなる。なお面シール部材21
は、下蓋部7bの開閉操作時及び加圧処理中において、
摺動することがないので、摩耗カスの発生は生じない。
従って、前記環状の凹部18が本発明の防塵手段9を構
成していることになる。
【0020】なお、上蓋部7aは通常開閉操作しないの
で、摩耗カスの発生は殆ど生じないが、加圧処理中に相
対移動しないように高圧容器部6に固定してもよく、ま
たは、下蓋部7bと同じシール構造を採用することも可
能である。また、シール部材11,20,21はOリン
グに限定されものではない。図4に示すものは、本発明
の他の実施の形態であり、前記凹部18の底面と移動部
材19の下面との間に、前記処理室5に充填されるプロ
セス流体を透過可能とするスペーサ24を介在させたも
のである。このスペーサ24は具体的には、弾性体から
構成されている。このスペーサ24により、処理室5内
の内圧が移動部材19の下面に作用し易くなり、押し上
げ力が確実に作用することになる。
【0021】また、このスペーサ19を弾性部材から構
成すれば、移動部材19が移動しても、凹部18底面と
移動部材19下面の間を塞いでいるので、軸シール部材
22の摩耗カスの凹部18からの漏れ出しが防止され、
防塵効果を高めることになる。図5に示すものは、本発
明の他の実施の形態であり、環状の凹部18の内周側壁
部が取り除かれたものである。このような単なる凹部で
あっても防塵手段9として機能する。
【0022】この場合、移動部材19は、円環状に限ら
ず円盤状であってもよい。しかし、円盤状の場合は、移
動部材19の下面側に内圧が作用するように、該移動部
材19に上下方向に貫通する連通孔を設ける必要があ
る。図6に示すものは、本発明の他の実施の形態であ
り、高圧容器部6の下面の当接部17に環状の凹部18
が形成され、該凹部18に移動部材19が上下方向移動
可能に収納されている。この移動部材19の下方への抜
け出しを防止するストッパー25が設けられている。
【0023】図7に示すものは、本発明の他の実施の形
態であり、上蓋部7aと下蓋部7bのシール部8が共に
軸シール構造とされ、そして、前記防塵手段9が、前記
処理室5と下蓋部7bのシール部8とを隔離すると共
に、前記処理室5に充填されるプロセス流体は透過可能
とするが、前記粉塵は透過不能とする隔離部26により
構成されている。即ち、下蓋部7bの上面に、処理室5
内面に嵌合する突出部27が段状に形成され、該突出部
27にOリング等からなる軸シール部8が嵌合されてい
る。この下蓋部7bに、処理室5内のプロセス流体を外
部に排出する排出孔28が形成されている。排出孔28
の一端は、前記突出部27の上面で軸心部に開口してい
る。の図8,9に示すように、前記隔離部26は、前記
処理室5を前記シール部8が存する側と反シール部側と
に二分する円盤状のプレート29により構成されてい
る。該プレート29は、下蓋部7bの上面に当接して設
けられている。図示省略しているが、このプレート29
の上面に被処理物が載置される。
【0024】該プレート29の外周面と処理室5内面と
の間に前記プロセス流体は透過可能とするが前記粉塵は
透過不能とするラビリンスシール30が設けられてい
る。即ち、円盤状プレート29の外周面に周溝が軸方向
に複数個設けられ、ラビリンスシール30を構成してい
る。前記プレート29の下面と下蓋部7b上面の間に、
前記処理室5からラビリンスシール30を通過してきた
プロセス流体を外部に排出する排出通路31が設けられ
ている。この実施の形態では、プレート29下面に形成
された放射状の溝によって排出通路31が形成され、該
排出通路31と、前記下蓋部7bに形成された排出孔2
8とが連通している。
【0025】図10〜12に基づき、前記実施の形態の
作用を説明する。プレートの上面に被処理物を載置し
(図示省略)、下蓋部7bを上昇させて高圧容器部6の
下開口部4bに嵌合する。下蓋部7bが嵌合されると
き、軸シール部8が高圧容器部6の下開口部4b内面を
摺動するため、摺動に伴うシール部8の摩耗カスが粉塵
(パーテイクル)32となる。この粉塵32は、プレー
ト29のラビリンスシール30やプレート29下面の排
出通路31にトラップされる(図11参照)。
【0026】下蓋部7bが完全に高圧容器部6に嵌合さ
れた後、高圧容器装置1は窓枠状フレーム装置2の開口
3内に収納され、ガス通路12から処理室5内にプロセ
ス流体(高温高圧の流体、例えば、超臨界状態の二酸化
炭素)が供給される。高圧容器部6の処理室5内がほぼ
プロセス流体で満たされた後、ガス通路12からプロセ
ス流体が流入し続けるのと同時に、下蓋部7bの排出孔
28からプロセス流体が排出され、超臨界処理が進行す
る。前記処理において、下蓋部7bの装着の際に発生
し、プレート29のラビリンスシール30やプレート2
9下面の排出通路31にトラップした粉塵32は、プロ
セス流体の排出に伴って、高圧容器部6の外部に排出さ
れ、処理室5内へ侵入するおそれがない(図12参
照)。
【0027】尚、本発明は、前記実施の形態に示すもの
に限定されるものではなく、例えば、軸シール部材は孔
側に設けてもよく、面シール部材は当接部側に設けても
よく、また、排出通路は下蓋部の上面に形成してもよ
い。また、本発明は、CIP装置等にも適用できるもの
である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、簡便な方法により処理
室への試料の取り入れ、取り出しが可能で、密閉性が確
実で、且つ、蓋の開閉に伴い発生する粉塵が処理室内へ
進入しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態を示すHIP装置
の断面図である。
【図2】図2は、図1の要部拡大断面図である。
【図3】図3は、図2に示す実施の形態の作用説明図で
ある。
【図4】図4は、他の実施の形態を示す要部拡大断面図
である。
【図5】図5は、他の実施の形態を示す要部拡大断面図
である。
【図6】図6は、他の実施の形態を示す要部拡大断面図
である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態を示す超臨界流出
装置の断面図である。
【図8】図8は、図7の要部拡大断面図である。
【図9】図9は、図8のA−A線断面図である。
【図10】図10は、下蓋部を嵌合する前の状態を説明
する断面図である。
【図11】図11は、下蓋部を嵌合する状態を示す断面
図である。
【図12】図12は、処理中の状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
4 開口部 5 処理室 6 高圧容器部 7 蓋部 8 シール部 9 防塵手段 17 当接部 18 凹部 19 移動部材 20 軸シール部材 21 面シール部材 24 スペーサ 26 隔離部 29 プレート 30 ラビリンスシール 31 排出通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16J 12/00 F16J 12/00 Z Fターム(参考) 3J046 AA07 BA01 BA07 BC16 BC20 DA04 4E090 AA07 DA01 HA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも軸方向一端が開口部とされ且
    つ内部に処理室を有した筒状の高圧容器部と、前記開口
    部を開閉自在に閉塞する蓋部と、前記容器部と蓋部との
    シールを行うシール部とを具備した高圧容器装置におい
    て、 前記シール部から発生する粉塵を前記処理室へ侵入させ
    ない防塵手段を有することを特徴とする高圧容器装置。
  2. 【請求項2】 前記容器部と蓋部は、前記処理室の径外
    方域において軸方向に当接する当接部を有し、 前記防塵手段は、前記当接部の何れか一方に前記処理室
    を囲むように設けられた凹部を有し、 前記凹部に軸方向移動可能に移動部材が収納され、 前記シール部は、前記移動部材の外周面と前記凹部の内
    周面との間をシールする軸シール部材と、前記移動部材
    の軸方向端面と前記他方の当接部との間をシールする面
    シール部材とからなることを特徴とする請求項1記載の
    高圧容器装置。
  3. 【請求項3】 前記面シール部材よりも軸シール部材の
    径の方が大きいことを特徴とする請求項2記載の高圧容
    器装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部の底面と移動部材との間に、前
    記処理室に充填されるプロセス流体を透過可能とするス
    ペーサが介在されていることを特徴とする請求項2又は
    3記載の高圧容器装置。
  5. 【請求項5】 前記防塵手段は、前記処理室と前記シー
    ル部とを隔離すると共に、前記処理室に充填されるプロ
    セス流体は透過可能とするが、前記粉塵は透過不能とす
    る隔離部を有することを特徴とする請求項1記載の高圧
    容器装置。
  6. 【請求項6】 前記隔離部は、前記処理室を前記シール
    部が存する側と反シール部側とに二分するプレートを有
    し、該プレートの外周面と処理室内面との間に前記プロ
    セス流体は透過可能とするが前記粉塵は透過不能とする
    ラビリンスシールが設けられ、前記処理室からラビリン
    スシールを通過してきたプロセス流体を外部に排出する
    排出通路が設けられていることを特徴とする請求項5記
    載の高圧容器装置。
  7. 【請求項7】 前記プレートは、前記蓋部の内面に当接
    して設けられ、前記プレートと蓋部との当接部に前記排
    出通路が設けられていることを特徴とする請求項6記載
    の高圧容器装置。
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JP2018207076A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置

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