JP2002360556A - 放射線検査時に組織の標本を採取する方法及び装置 - Google Patents

放射線検査時に組織の標本を採取する方法及び装置

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JP2002360556A
JP2002360556A JP2002127738A JP2002127738A JP2002360556A JP 2002360556 A JP2002360556 A JP 2002360556A JP 2002127738 A JP2002127738 A JP 2002127738A JP 2002127738 A JP2002127738 A JP 2002127738A JP 2002360556 A JP2002360556 A JP 2002360556A
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Serge Muller
セルジュ・マラー
Andreas Rick
アンドレア・リック
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/50Clinical applications
    • A61B6/502Clinical applications involving diagnosis of breast, i.e. mammography
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/48Diagnostic techniques
    • A61B6/481Diagnostic techniques involving the use of contrast agents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生検をガイドすること、病変の範囲及び形状
を決定すること、並びに病変が悪性であるか否かを指示
することの可能な病変の撮影方法を提供する。 【解決手段】 被検査組織(35)に注入た造影剤によ
る減弱増大期の間にX線照射器の第一の位置(38)及
び第二の位置(40)から少なくとも一対の放射線画像
を撮影する。この一対の画像から、組織断端の標本を採
取すべき特定の区域が識別される。この一対の画像の各
画像を組み合わせて、上述の特定の区域の3次元座標を
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、医用撮像及び組織の標本採取
(生検)に関し、さらに具体的には、乳房組織の標本を
採取することに関する。
【0002】例えばマンモグラフィに利用されている放
射線装置には、X線ビームを形成するX線管及びX線ビ
ームの範囲を画定するコリメータ、放射線画像受像器、
並びに1以上の軸の周りに可動であるX線管と受像器と
の組み合わせを搬送するポジショナが含まれている。マ
ンモグラフィ用の放射線装置は欧州特許出願第EP−A
−972490号に開示されている。
【0003】従来、乳ガンを検出するためには、放射線
画像を取得して解析し、特定の区域に悪性病変が存在す
る確率を推定している。疑わしい区域が検出された場合
には、医師は1以上の生検を行なって組織分析用の組織
を採取する。放射線画像上で病変が見える場合には、放
射線画像によって、生検を行なう標本採取部材をガイド
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】生検をガイドするのに
放射線画像を利用することに関する欠点は、従来の放射
線画像が、放射線画像で検出されるのに十分な大きさの
微小石灰化又は不透明部分を伴う病変しか検出できない
ことである。しかしながら、検出されて生検の検体とす
るのに十分な大きさの微小石灰化又は不透明部分を形成
していない病変も存在する。
【0005】さらに、病変内の極く限られた区域に微小
石灰化が存在していると、例えば外科的侵襲処置を考慮
するのに病変の寸法及び形状を判定することができな
い。微小石灰化は、病変が悪性であるか否かを高い信頼
水準で指示することができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態は、
当該方法で生成される画像によって生検をガイドするの
に用いることのできる病変を撮像する方法である。
【0007】本発明の一実施形態は、当該方法から病変
の範囲及び形状を決定することのできる病変を撮像する
方法である。
【0008】本発明の一実施形態は、病変が悪性である
か否かを指示する病変を撮像する方法である。
【0009】本方法の一実施形態は、組織断端の標本を
採取することに関するものであり、該方法は、放射線ビ
ーム、例えばX線ビームを照射することにより得られる
画像内で造影剤を含む部分を強調するための被検査器官
の近傍区域への造影剤の注入の工程と、造影剤による減
弱増大期の間に放射線照射器の第一の位置及び第二の位
置から少なくとも一対の放射線画像を撮影する工程と、
この一対の画像から、組織断端の標本を採取すべき特定
の区域を識別する工程と、疑わしい区域の3次元座標を
決定するように上述の一対の画像の各画像を組み合わせ
る工程とを含んでいる。
【0010】本発明の一実施形態は、放射線ビーム、例
えばX線ビームを照射する手段であって2以上の異なる
位置から被検査器官の方向に照射を行なうように構成さ
れている手段と、被検査器官を通過した後の放射線ビー
ムを受光する手段であって該放射線ビームの画像を形成
するように構成されている手段とを含む放射線装置上に
配設されている組織断端の標本を採取する装置であっ
て、該装置は、器官に対して上述の受光する手段と同じ
側に設けられている固定表面と、器官に対して上述の受
光する手段の反対側に設けられている圧迫平面と、器官
に対して上述の受光する手段の反対側に設けられており
三つの異なる方向に可動である配置装置上に設けられて
いる部材を含む標本を採取する手段を含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、実施形態の詳細な説明
からさらに十分に理解されよう。この説明は、非限定的
な実例として添付図面を参照して掲げられる。
【0012】図1及び図2はマンモグラフィ装置を示
す。この装置は、床に載置されている基部1を含んでお
り、水平シャフト2によって、基部1の反対側のシャフ
ト2端部に設けられている固定された垂直支柱3と、シ
ャフト2の周りに回転可能なアセンブリ4とを支持して
いる。
【0013】支柱3に対して基部1の反対側からプレー
ト5が水平に延びており、プレート5は、水平面内に延
在しておりプレート5上に載置されている平面支持部材
7を含む可動式アセンブリ6を支持している。支持部材
7は、該支持部材7を水平に支柱3と接触して保持する
ように構成されている固定用ラグ8a及び8bを含んで
いる。固定用ラグ8a及び8bの近傍に設けられている
水平シャフト8cが支柱3の孔と係合して、水平面内で
のアセンブリ6の位置を画定するように構成されてい
る。水平に配設されている受像器9が、支持部材7の平
面内で、支柱3の反対側の支持部材7端部に配設されて
いる。
【0014】支持部材7上の変位装置10が、支持部材
7から垂直に突出している2本の平行なロッド12上を
垂直に移動することのできる第一の部材11を含んでお
り、第一の部材11には配置調整つまみ14が設けられ
ている。第一の部材11上に、二つの垂直な水平軸に沿
って移動することができるように第二の部材15が配設
されており、第二の部材15には第一の水平軸用の配置
調整つまみ16と、第二の水平軸用の配置調整つまみ1
7とが設けられている。部材15上で垂直に移動するこ
とのできる垂直保持フィンガ18に、基部1の反対側で
二つの水平面内に、受像器9の垂直上方の区域に延在す
る二つの固定用ラグ20a及び20bが設けられてい
る。調整つまみ19で保持用フィンガ18の位置を手動
調節する。
【0015】固定用ラグ20a及び20bは標本採取部
材13を固定するためのものであり、標本採取部材13
は、その下端に針13bが設けられた垂直可動部13a
を有し、針13bは垂直下方に配向して、組織層内部に
圧入されたときに組織断端の標本を採取するように構成
されている。可動部13aは、針13bが選択された区
域の組織の標本を採取し得るように、針13bを速やか
に被検査器官内の所定の深さまで挿入することを可能に
する。針13bを速やかに挿入すると、針を挿入する際
の組織の移動を防ぐことができ、従って、所要の区域で
標本採取が行なわれる。
【0016】部材11には圧迫平面21が固定されてお
り、圧迫平面21は、受像器9の上方の固定表面22に
垂直に対面する区域内で、標本採取部材13と受像器9
との間の平面内で部材11から水平に延在している。部
材11の反対側の圧迫平面21の端部24は、基部1の
水平方向に反対側の支持部材7の端部23と実質的に同
じ垂直面に位置している。
【0017】図2は、圧迫平面21が端部23の近傍に
圧迫平面21を貫通する矩形孔25を有していることを
示している。孔25の一辺は端部24に平行になってい
る。孔25の寸法は標本採取部材13の寸法よりも大き
く、標本採取部材13が被検査乳房のかなりの区域に接
触できるようにしている。
【0018】部材15は、水平方向に最も端の位置とし
て図示されており、この位置では、固定用ラグ20a及
び20bは孔25の区域の垂直方向外部で部材11の近
傍に位置している。部材15はこの位置から端部24に
向かって移動するように構成されている。
【0019】全体的にL字形のアセンブリ4は、軸方向
に支柱3と基部1との間でシャフト2上に配設されてお
りシャフト2上で自由回転可能な第一のセグメント27
を含んでいる。第一のセグメント27の一方の端部29
から垂直に第二のセグメント28が延びており、支柱3
がセグメント28の回転を妨げない状態でセグメント2
7がシャフト2を軸として回動できるようにしている。
端部29の反対側の端部では、セグメント28は、密閉
筐体内で真空内に封入されており受像器9に向かって配
向したX線ビーム30aを発生する陽極31及び陰極3
2と、フィルタ33と、陽極/陰極アセンブリ31及び
32と受像器9との間に配設されているコリメータ34
とを有するX線照射器30を支持している。
【0020】動作時には、照射器30はX線ビーム30
aを発生し、X線ビーム30aはフィルタ33、コリメ
ータ34、圧迫平面21、及び最後に被検査器官を通過
した後に受像器9へ到達する。受像器9は、受光したフ
ォトンを表わし、従って、照射器30によって照射され
たビーム、フィルタ33、被検査器官及び照射器自体の
特性に依存する画像を放出する。
【0021】図3は、照射器30の三つの異なる位置3
8、39及び40を示している。これらの位置は、セグ
メント27のシャフト2に対する三つの異なる回転角度
に対応しており、被検査器官に向かってX線ビームを照
射することを可能にしている。被検査器官35は、圧迫
平面21と受像器9との間に模式的に図示されており、
受像器9は、表示画面37に接続することのできるコン
ピュータ36にデータを送り、表示画面37上に放射線
画像が現われる。
【0022】コンピュータ36は、マイクロプロセッ
サ、メモリ、並びにメモリに記憶されておりマイクロプ
ロセッサによって実行されるように構成されている計算
及び/又は制御プログラムを含んでいる。
【0023】乳房を検査するためには、患者をアセンブ
リ6の端部24に配置して、乳房が好ましくは孔25を
中心として固定表面22と圧迫平面21との間に配置さ
れ得るようにする。調整つまみ14を用いて配置装置1
0を圧迫平面21と共に垂直下方に移動させ、乳房を圧
迫平面21と固定表面22との間で圧迫する。正確な標
本採取を保証するために、圧力は、放射線画像の撮影及
び乳房組織の断端の標本採取中に乳房が移動しないだけ
の十分な圧力としなければならない。他方、造影剤を用
いるので、加わる圧力によって乳房での血液循環が妨げ
られてはならない。それでも、病変による多量の血管新
生を呈する区域は、一般的に病変を伴う微小石灰化より
も大きいので、組織の標本を採取する面積が広くなり、
組織分析に適切な組織断端の標本採取が確実となる。
【0024】標本を採取する前に、標本採取部材13を
調整つまみ16、17及び19によって手動で、又は図
示されていない自動装置によって配置する。配置装置1
0は、標本採取部材13の座標をコンピュータ36へ送
信するように構成されている位置センサを含んでいる。
標本採取部材13には、標本を採取するトリガを手動で
又は自動で与えることができる。
【0025】造影剤を被検査器官、例えば乳房の血管に
注入することができる。造影剤はヨウ素を基本成分とす
るものであってよい。一般的には、疑わしい病変は微小
石灰化を間々呈する。しかし、これらの病変は多量の又
はかなりの血管新生を呈するので、造影剤でこれらの病
変を検出する方がさらに容易である。造影剤が器官内に
拡散すると、大量の造影剤がこれらの病変に見出され
る。密な血管新生の検出によって病変を検出すると、微
小石灰化の検出とは異なり、病変の寸法及び形状も指示
される。そして、これらの特性で、関連する器官から病
変を切除することを含む後の外科処置を支援することが
できる。従って、例えば切開に最適な部位を判定するた
めに病変の寸法及び形状を知ることができるという利点
が得られる。
【0026】好ましくは、造影剤を注入する前に照射器
の第一及び第二の位置から一対の初期画像を撮影する。
【0027】本発明の一実施形態では、造影剤を注入し
た後に、照射器の第一及び第二の位置から少なくとも一
対の第二の対の画像を撮影する。
【0028】コントラストを強調した画像を得るため
に、少なくとも一対の第二の対の画像は好ましくは、造
影剤による減弱増大期の終盤に撮影される。
【0029】一実施形態では、造影剤を注入した後に、
第一の対の画像を撮影する前に、造影剤による減弱増大
期の間に照射器の第一又は第二の位置から少なくとも一
つの画像を撮影する。すると、造影剤による減弱増大期
の終盤に一対の画像を撮影するために、この造影剤によ
る減弱増大期の終盤を検出することが可能になる。
【0030】一対の初期画像の各々の画像を、造影剤を
注入した後に得た一対の画像又は各対の画像の各々の画
像から減算することができる。画像処理によって、造影
剤の注入と所与の対の画像の撮影との間での造影剤の拡
散中に生じた造影剤による減弱の変化のみの特徴を示す
画像の対が生成される。
【0031】一実施形態では、標本採取部材は手動で配
置される。
【0032】一実施形態では、標本採取部材は自動的に
配置される。
【0033】標本採取部材は好ましくは、手動でトリガ
を与えられる。
【0034】標本採取部材が組織断端の標本を採取する
ように配置されたときに、照射器の第一及び/又は第二
の位置からアプリオリ(事前)対照画像を撮影してもよ
い。この画像を用いて、特定の区域に対する標本採取部
材の位置を制御する。
【0035】標本採取部材が標本採取位置にあるとき
に、照射器の第一及び/又は第二の位置からアポステリ
オリ(事後)対照画像を採取してもよい。
【0036】本装置は好ましくは、造影剤を注入する手
段を含んでおり、これにより、放射線ビームを照射する
ことにより生成された記憶されている画像上で造影剤を
含む部分を強調する。
【0037】一実施形態では、圧迫平面は、標本採取手
段よりも大きい圧迫平面を貫通する1以上の通路を有す
る。
【0038】一実施形態では、圧迫平面は、標本採取手
段よりも大きい圧迫平面を貫通する複数の通路を有す
る。
【0039】一実施形態では、圧迫平面は、二つの隣接
するプレートの間に通路を残すように端部で固定されて
いる等間隔で隔設された平行なプレートを含んでいる。
各プレートは、可撓性材料で製造されていてよい。二つ
の隣接するプレートは、標本採取部材が各プレートの間
を通過するのに十分なだけ離隔され得る。
【0040】配置装置は、標本採取部材を1以上の回転
軸の周りで角度をなして配向させるように構成される。
【0041】図4に本発明の方法の一実施形態を示す。
【0042】ステップ41では、造影剤を注入する前に
照射器の位置38及び40から一対の初期画像を撮影す
る。従来のマンモグラフィ画像が得られ、この画像では
腺組織及び脂肪組織の健全な部分から腺組織の病変を区
別することは困難である。
【0043】ステップ42では、手動で、又はコンピュ
ータ36によって制御され得る注射システムによって、
造影剤を注入する。造影剤は、受像器9に向かって走行
するX線ビーム30aを減衰させる。造影剤は、注入さ
れた後に血管網に拡散する。病変は多量の血管新生を呈
するので、病変の区域には大量の造影剤が見出され、こ
れにより、造影剤を注入した後に得られる画像上で病変
を検出することが可能になる。
【0044】ステップ43では、造影剤を注入した後
に、造影剤による減弱増大期の間に照射器30の位置3
8及び40から第一の対の画像を撮影する。造影剤によ
る減弱増大期の持続時間は、乳房の厚み又は乳房の放射
線撮影上の密度のようなパラメータの関数として推定す
ることができる。また、乳房での造影剤の拡散の観察を
可能にする予備検査によって持続時間を推定することも
できる。
【0045】ステップ44では、減算を行なって、ステ
ップ43で照射器30の位置38及び40から得られた
画像から、照射器30の同じ位置38及び40から初期
に得られた画像を除去する。ステップ43で撮影された
画像は、拡散のため、従って乳房での造影剤の存在のた
め、高コントラストを有する。これらの画像を減算する
と、ステップ43で撮影された画像から、比較的血管新
生の少ない構造が除去され、従って、比較的少ない造影
剤が充満しており、ステップ41で撮影された画像とス
テップ43で撮影された画像との間でグレイ・レベルが
僅かしか変動していない構造が除去される。
【0046】ステップ45では、ステップ44の後に得
られた画像を解析して、可能であれば、組織の標本を採
取すべき1以上の疑わしい区域を決定する。
【0047】造影剤による減弱が依然として増大中であ
ると考えられる場合には、ステップ43aを実行して、
造影剤による減弱増大期の終盤に照射器30の位置38
及び40からの第二の対の画像を記憶する。次いで、ス
テップ44aで、ステップ43aで照射器30の位置3
8及び40から得られた各々の画像から、照射器30の
同じ位置38及び40から得られた各々の初期画像を減
算する。これらの初期画像を減算することにより、関連
する画像の間の減弱差のみの特徴を示す画像が得られ
る。ここで、造影剤の存在による減弱差を観察すること
の可能な画像が得られる。次いで、ステップ45へ進
む。
【0048】ステップ45では、例えば表示画面37に
おいて一対の画像上で疑わしい区域が識別される。この
識別から、画像対の各々の画像において疑わしい区域の
二次元座標が指示される。位置38及び40、並びに受
像器9の位置の3次元座標は既知であるので、単純な幾
何解析によって、画像対の各々の画像における疑わしい
区域の2次元座標から疑わしい区域の3次元座標を決定
することが可能である。
【0049】ステップ46では、配置装置によって、標
本採取部材13を疑わしい区域の垂直上方で被検査器官
の外面の近傍に配置する。
【0050】ステップ47では、組織断端の標本を実際
に採取する前に、標本採取部材13の位置の事前対照の
ために一対の対照画像を記憶する。この位置が正しくな
い場合には、標本部採取部材13の配置をやり直すこと
ができる。これらの対照画像は、造影剤による減弱が依
然として有意である時期の間に撮影することができる。
代替的には、標本採取部材13の位置は、造影剤が明瞭
に見えなくても標本部材13は明瞭に見えるような一対
の対照画像と、ステップ44又はステップ46で得られ
た一対の画像とを重ね合わせ表示することにより確認す
ることもできる。
【0051】ステップ48では、標本採取部材13にト
リガを与えると、標本採取部材13は、ステップ45で
決定した正確な位置で疑わしい区域まで乳房に垂直に侵
入する。代替的には、針13bが傾斜した軸に沿って侵
入するように標本採集部材13を配向させる部材15を
備えた配置装置を用いてもよい。
【0052】ステップ49では、標本採取部材13の疑
わしい区域に対する位置の事後対照のために一対の対照
画像を記憶する。これにより、組織断端の標本が疑わし
い区域から採取されたか否かを決定することができる。
採取されていない場合には、標本採取をやり直すことが
できる。対照画像は、造影剤による減弱が依然として有
意である時期に撮影することができる。代替的には、標
本採取部材13の位置は、造影剤が明瞭に見えなくても
標本部材13は明瞭に見えるような一対の対照画像と、
ステップ44又はステップ46で得られた一対の画像と
を重ね合わせ表示することにより確認することもでき
る。
【0053】代替的には、造影剤がどのように乳房に拡
散しているかを決定し、造影剤による減弱増大期の期間
の終盤を推定するために、造影剤による減弱増大期の間
に複数の対の画像を撮影してもよい。
【0054】第二の実施形態では、造影剤による減弱増
大期の間に照射器の単一の位置から複数の画像を撮影し
て、造影剤がどのように乳房に拡散しているかを決定
し、造影剤による減弱増大期の期間の終盤を推定するこ
ともできる。標本採取を行なう訳ではないので、この時
期の間には二つの異なる位置から画像を撮影する必要は
ない。
【0055】1以上の疑わしい区域が検出された場合に
は、検出された各区域は異なる造影剤拡散動態を有して
いる可能性がある。画像を記憶するのは、相次いで組織
の標本を採取できるようにするためである。画像を重ね
合わせると、造影剤が最早見えない場合にも標本採取部
材13の位置を確認することができる。さらに、病変で
の造影剤の拡散動態から病変の性質の情報が得られる。
造影剤の吸収及び消失が速やかであるほど病変が疑われ
る。
【0056】図5によれば、矩形の圧迫プレート50
が、複数の円形の貫通孔51を有しており、圧迫平面の
一方の端部52の近傍で乳房の大部分を圧迫する矩形の
区域を形成している。この実施形態では、配置装置10
によって、被検査乳房の全部分に到達し得るように標本
採取部材13を回転軸の周りに配向させることができる
と有利である。各々の孔51は、標本採取部材13が通
過し得るように標本採取部材13よりも大きい。
【0057】図6によれば、圧迫平面53が、等間隔で
隔設された平行で同一の複数のプレート54を含んでお
り、各プレート54はその両端を保持されて貫通通路5
4aを設けており、乳房の大部分を圧迫する矩形の区域
を形成している。プレート54は、水平面内で変形させ
ることが可能なように十分に可撓性の材料で製造されて
いる。従って、二つの隣接するプレート54の間の間隔
を広げることにより、標本採取部材13を通過させるべ
く対応する通路54aの寸法を増大させることが可能で
ある。
【0058】当業者であれば、高画質を得るような協調
的方式でX線照射器の陽極の材料、フィルタの組成、供
給電圧及び造影剤を選択することができる。
【0059】造影剤として用いることのできるヨウ素の
線形減弱係数は、X線の照射エネルギの関数として33
keVの付近に極大を有する。X線のエネルギの関数と
しての脂肪組織の線形減弱係数は、例えば30keV〜
40keV程度の値については極く低く、エネルギが低
くなると高くなる。
【0060】換言すると、33keV〜45keV程度
のエネルギであれば、画像内で雑音を形成する脂肪組織
による減弱は小さく、造影剤による減弱は比較的大きく
なるという利点が得られる。ヨウ素による減弱の脂肪組
織による減弱に対する比は通常、33keV〜45ke
Vの範囲では200を上回る。
【0061】モリブデン陽極、モリブデン・フィルタ及
び25kV程度の供給電圧を有するマンモグラフィ装置
によって照射されるX線ビームのスペクトルは、15k
eV〜20keVのエネルギ値について高エネルギ密度
区域を有する。
【0062】モリブデン陽極、銅フィルタ及び45kV
程度の供給電圧を有するマンモグラフィ装置によって照
射されるX線ビームのスペクトルは、30keV〜45
keVのエネルギ値について高エネルギ密度区域を有す
る。
【0063】従って、33keVで生ずるヨウ素の吸収
極大に近い30keV〜45keVの範囲で高エネルギ
密度を有するフォトン束を発生する45kV程度の供給
電圧及び銅フィルタを用いると好ましい。
【0064】さらに一般的に述べると、0.2mm〜
0.5mm厚、好ましくは0.3mm〜0.4mm厚の
銅フィルタを用いることができる。供給電圧は40kV
〜50kV、好ましくは45kV〜49kVであってよ
い。亜鉛を含有するフィルタを用いてもよい。
【0065】本標本採取方法は、被検査器官内の疑わし
い区域を検出すると同時に組織検査用の組織標本を採取
することができる。本方法は、病変である可能性のある
多量の血管新生の区域のみを示す高画質の画像を生成
し、これらの画像を用いて標本採取部材13を配置す
る。本方法はまた、例えば外科処置の目的のために問題
の病変の寸法を正確に決定することができる。特定の区
域の全体にわたって標本を採取することができ、これに
より組織断端の組織検査の結果を保証する。
【0066】当業者であれば、特許請求の範囲に記載さ
れている本発明の範囲から逸脱することなく構造及び/
又は工程及び/又は機能に様々な変形を施すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】乳房組織断端の標本を採取する本発明の実施形
態による装置を含む装置の模式的な立面図である。
【図2】組織断端標本採取装置の平面図である。
【図3】放射線照射器が様々な放射線撮影位置に位置し
ている状態での本装置の模式的な側面図である。
【図4】本発明の方法の実施形態を示す図である。
【図5】圧迫平面の一実施形態の平面図である。
【図6】圧迫平面のもう一つの実施形態の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 基部 2 シャフト 3 支柱 4 回転アセンブリ 5 プレート 6 可動式アセンブリ 7 平面支持部材 8a、8b、20a、20b 固定用ラグ 8c 水平シャフト 9 受像器 10 変位装置 11 第一の部材 12 ロッド 13 標本採取部材 13a 垂直可動部 13b 針 14、16、17、19 配置調整つまみ 15 第二の部材 18 フィンガ 21、50、53 圧迫平面 22 固定表面 23 平面支持部材端部 24 圧迫表面端部 25 矩形孔 27 第一のセグメント 28 第二のセグメント 29 第一のセグメント端部 30 X線照射器 30a X線ビーム 31 陽極 32 陰極 33 フィルタ 34 コリメータ 35 被検査器官 36 コンピュータ 37 表示画面 38、39、40 照射器の位置 51 円形貫通孔 52 圧迫平面端部 54 プレート 54a 貫通通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレア・リック ドイツ、シュウェルテ・58239、イム・ヴ ェトロー・26ツェー番 Fターム(参考) 4C093 AA24 CA23 DA06 EA02 EA11 EC02 EC15 EC23 ED21 FF17 FF32 FF34 FF42

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織断端の標本を採取する方法であっ
    て、 (a)被検査器官(35)に造影剤を注入する工程と、 (b)前記造影剤による減弱増大期の間に放射線照射器
    (30)により第一の位置(38)及び第二の位置(4
    0)から少なくとも一対の放射線画像を取得する工程
    と、 (c)前記一対の画像から、前記断端の標本を採取すべ
    き特定の区域を識別する工程と、 (d)前記特定の区域の三次元座標を決定するように前
    記一対の画像の各画像を組み合わせる工程とを備えた方
    法。
  2. 【請求項2】 前記造影剤を注入する前に前記照射器の
    前記第一及び第二の位置(38、40)から一対の初期
    画像が取得される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記造影剤を注入した後に前記照射器の
    前記第一及び第二の位置(38、40)から少なくとも
    一対の第二の対の画像が取得される請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記造影剤を注入した後に前記照射器の
    前記第一及び第二の位置(38、40)から少なくとも
    一対の第二の対の画像が取得される請求項2に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記造影剤による減弱増大期の終盤に少
    なくとも一対の第二の対の画像が取得される請求項3に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記造影剤による減弱増大期の終盤に少
    なくとも一対の第二の対の画像が取得される請求項4に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記造影剤を注入した後で、前記第一の
    対の画像を取得する前に、前記造影剤による減弱増大期
    の間に、前記照射器(30)の前記第一又は第二の位置
    (38、40)から少なくとも一つの画像が撮影される
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記造影剤を注入した後に取得された前
    記一対の画像又は各々の対の画像から前記一対の初期画
    像が減算される請求項2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記断端用の標本採取部材(13)が手
    動で配置される請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記断端用の標本採取部材(13)が
    自動的に配置される請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記断端用の標本採取部材(13)が
    手動で初期化される請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記断端用の標本採取部材(13)が
    組織断端の標本を採取するように配置されたときに、前
    記照射器の前記第一及び/又は第二の位置(38、4
    0)から事前対照画像が撮影される請求項1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記断端用の標本採取部材(13)が
    標本採取位置に配置されているときに、前記照射器の前
    記第一及び/又は第二の位置から事後対照画像が撮影さ
    れる請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 (a)2以上の異なる位置(38、4
    0)から被検査器官(35)の方向に放射線(30a)
    を照射する手段と、 (b)前記放射線の画像を形成するように前記被検査器
    官(35)を通過した後の前記放射線を受光する手段
    (9)とを備えた放射線装置上に配設されている組織断
    端の標本を採取する装置であって、 (c)前記器官(35)に対して前記受光する手段
    (9)と同じ側に設けられている固定表面(22)と、 (d)前記器官(35)に対して前記受光する手段
    (9)の反対側に設けられている圧迫平面(21)と、 (e)前記器官(35)に対して前記受光する手段
    (9)の反対側に設けられており三つの異なる方向に可
    動である配置する手段(10)上に配設されている前記
    断端の標本を採取する手段とを備えた装置。
  15. 【請求項15】 前記放射線を照射する手段が、前記受
    光する手段により取得される放射線画像内で造影剤を強
    調する照射フィルタ(33)を含んでいる請求項14に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】 造影剤を注入する手段を含んでいる請
    求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 造影剤を注入する手段を含んでいる請
    求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記圧迫平面(21)が前記標本を採
    取する手段よりも大きい1以上の通路(24)を有して
    いる請求項14に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記圧迫平面(21)が前記標本を採
    取する手段よりも大きい1以上の通路(24)を有して
    いる請求項15に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記圧迫平面(21)が前記標本を採
    取する手段よりも大きい1以上の通路(24)を有して
    いる請求項16に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記圧迫平面(21)が前記標本を採
    取する手段よりも大きい複数の通路(51)を有してい
    る請求項18に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記圧迫平面(21)が、二つの隣接
    するプレートの間に通路を設けるように端部で固定され
    ている等間隔で隔設された平行なプレート(54)を含
    んでいる請求項14に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記圧迫平面(21)が、二つの隣接
    するプレートの間に通路を設けるように端部で固定され
    ている等間隔で隔設された平行なプレート(54)を含
    んでいる請求項15に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記プレートが、二つの隣接するプレ
    ート(54)を該両プレートの間に前記標本を採取する
    手段を通過させるのに十分なだけ離隔させることを可能
    にするように可撓性材料で製造されている請求項22に
    記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記プレートが、二つの隣接するプレ
    ート(54)を該両プレートの間に前記標本を採取する
    手段を通過させるのに十分なだけ離隔させることを可能
    にするように可撓性材料で製造されている請求項15に
    記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記配置する手段が、前記標本を採取
    する手段を1以上の回転軸の周りに角度をなして配向さ
    せるように構成されている請求項14に記載の装置。
  27. 【請求項27】 被検査物体(35)を撮像する手段
    (9)を含んでいる放射線装置上に配設され得る物体の
    標本を採取する装置であって、 (a)前記物体(35)に対して前記撮像する手段
    (9)と同じ一方の側に設けられている表面(22)
    と、 (b)前記物体に対して前記撮像する手段の反対側に設
    けられている圧迫平面(21)と、 (c)当該装置を多数の方向に配置する手段(10)
    と、 (d)前記物体に対して前記撮像する手段の反対側に設
    けられている前記配置する手段上に配設されている標本
    を採取する手段(13)とを備えた装置。
  28. 【請求項28】 前記物体に造影剤を注入する手段を含
    んでいる請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記圧迫平面(21)が、前記標本を
    採取する手段を前記物体に侵入させることを可能にする
    少なくとも通路(24)を有する請求項27に記載の装
    置。
  30. 【請求項30】 前記圧迫平面が複数の通路(51)を
    有する請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記圧迫平面が、前記標本を採取する
    手段の通過を可能にする十分な間隔(54)を隣接する
    プレートの間に形成している平行なプレート(54a)
    を有する請求項27に記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記プレートが可撓性である請求項3
    1に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記配置する手段が前記標本を採取す
    る手段を1以上の回転軸の周りに配向させる請求項27
    に記載の装置。
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