JP2002360504A - 可撓性可変内視鏡 - Google Patents
可撓性可変内視鏡Info
- Publication number
- JP2002360504A JP2002360504A JP2001168314A JP2001168314A JP2002360504A JP 2002360504 A JP2002360504 A JP 2002360504A JP 2001168314 A JP2001168314 A JP 2001168314A JP 2001168314 A JP2001168314 A JP 2001168314A JP 2002360504 A JP2002360504 A JP 2002360504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- flexible
- bending
- tube
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/00078—Insertion part of the endoscope body with stiffening means
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
蔵管の保護手段を備える内視鏡において、組立作業を容
易にし、製造コストを抑える。 【構成】 可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部に連
結し湾曲操作可能な湾曲部を有する内視鏡において、湾
曲部領域に位置する固定コイル部と、上記可撓管部領域
に位置する軸線方向へ伸縮可能な伸縮コイル部とを軸線
方向に位置を異ならせて有する、自由状態で直線状の筒
状をなすコイル;及び、この可撓管部領域の伸縮コイル
部を伸縮させて該伸縮コイル部の曲げ剛性を変化させる
曲げ剛性調整機構;を備えた可撓性可変内視鏡。
Description
ことが可能な可撓性可変内視鏡に関する。
は、屈曲した経路の観察対象内への挿入を容易にするべ
く挿入部に可撓性を有する可撓管部を設けているが、さ
らに挿入作業性を良くするために、この可撓管部の可撓
性(曲げ剛性、曲げ硬度)を可変とさせるタイプの内視
鏡が提案されている。このタイプの内視鏡は、例えば、
大腸への挿入時においてS字結腸部分を通すときは可撓
管部を硬化させ、S字結腸の通過後に可撓管部を軟化さ
せるといった態様で使用される。
としては、例えば、自由状態で直線状の筒状をなすコイ
ルを可撓管部内に挿入し、このコイルの圧縮度を変化さ
せるものが知られている。この種のコイルは、圧縮すれ
ば曲がりにくくなり、伸ばせば曲がりやすくなるので、
該コイルの圧縮度を変化させることによって可撓管部の
可撓性を変化させることができる。
湾曲操作可能な湾曲部とした内視鏡では、この湾曲部内
に位置する内蔵管の破損を防ぐため、内蔵管の外面にコ
イル等の保護部材を被嵌させているものがある。
整用のコイルと湾曲部の内蔵管保護用のコイルを別々に
製造して組み付けるのは、組立作業の手間がかかり、部
品のコストも高くなってしまう。
たものであり、可撓管部の可撓性調整手段と、湾曲部内
の内蔵管の保護手段を備える内視鏡において、組立の手
間と製造コストを抑えることを目的とする。
該可撓管部に連結し湾曲操作可能な湾曲部を有する内視
鏡において、湾曲部領域に位置する固定コイル部と、可
撓管部領域に位置する軸線方向へ伸縮可能な伸縮コイル
部とを軸線方向に位置を異ならせて有する、自由状態で
直線状の筒状をなすコイル;及び、この可撓管部領域の
伸縮コイル部を伸縮させて該伸縮コイル部の曲げ剛性を
変化させる曲げ剛性調整機構;を備えたことを特徴とす
る。
へのコイル巻回ピッチの大きい粗巻き部として形成さ
れ、伸縮コイル部が、該粗巻き部よりもコイル巻回ピッ
チの小さい密巻き部として形成されていることが好まし
い。
部に固定されるラック;該ラックに噛合し、回動によっ
て該ラックを伸縮コイル部の伸縮方向に移動させるピニ
オン;及び、該ピニオンを回動させる、内視鏡外面に設
けた回動操作部材;によって構成できる。
連の内蔵管を有し、筒状コイルは、該内蔵管の外面に支
持されていることが望ましい。この内蔵管は、固定コイ
ル部が嵌まる螺旋溝を湾曲部領域の外面に有しているこ
とが好ましい。
用や流体流通用の管路であることが好ましい。
と、該可撓管部に連結し湾曲操作可能な湾曲部を有する
内視鏡において、可撓管部と湾曲部に連通する一連の内
蔵管:該内蔵管のうち湾曲部領域の外面に固定されて該
内蔵管を保護する固定コイル部と、該内蔵管のうち可撓
管部領域の外面に軸線方向へ伸縮可能に支持される伸縮
コイル部とが一体に形成された、自由状態で直線状の筒
状をなすコイル;及び、この可撓管部領域の伸縮コイル
部を伸縮させて該伸縮コイル部の曲げ剛性を変化させる
曲げ剛性調整機構;を備えたことを特徴とする。
明を適用した可撓性可変内視鏡の一実施形態を説明す
る。図1に示す電子内視鏡10は医療用の内視鏡であ
り、体腔内等に挿入される挿入部11とその基部に接続
された操作部12を有している。挿入部11は、先端側
から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有
しており、可撓管部15が、連結部16を介して操作部
12に接続している。
体13a(図4)を有し、この先端部本体13aに、対
物レンズ保持孔、配光レンズ保持孔、送気チャンネルや
送水チャンネルの出口、処置具挿通チャンネル出口17
等が形成されている。対物レンズ保持孔と配光レンズ保
持孔は図示されていないが、対応する各保持孔内に、対
物レンズと、照明用の配光レンズが保持されている。
れた複数の節輪(湾曲駒)からなる節輪アッセンブリー
が設けられている。操作部12に設けた湾曲操作ノブ2
0A、20Bを回動操作することによって、不図示の複
数の湾曲操作ワイヤが牽引または弛緩されて、該節輪ア
ッセンブリーを構成する各節輪を相対回動させる。する
と、湾曲部14が湾曲される。具体的には、湾曲操作ノ
ブ20Aを正逆方向に回動操作すると、一対の湾曲操作
ワイヤを介して湾曲部14が左右方向に湾曲し、湾曲操
作ノブ20Bを正逆方向に回動操作すると、別の一対の
湾曲操作ワイヤを介して湾曲部14は上下方向に湾曲す
る。さらに、湾曲部14の湾曲状態は、ロックノブ21
Aやロックレバー21Bを操作することによって固定さ
せることが可能である。
5が延出されており、該ユニバーサルチューブ25の末
端には、不図示のプロセッサに接続するコネクタ部26
が設けられている。コネクタ部26には、不図示の画像
信号伝送用ケーブルやライトガイドファイババンドルの
端部、送気チャンネルや送水チャンネルの入口部が設け
られており、コネクタ部26をプロセッサに接続するこ
とによって、これらの各部は、プロセッサ側の画像処理
装置、光源、送気源及び送水源に接続される。
CDが設けられており、対物レンズから該CCDの受光
面に入った観察対象の像は光電変換され、CCDからユ
ニバーサルチューブ25のコネクタ部26まで配設され
た前述の画像信号伝送用ケーブルを介して、電子画像と
してプロセッサに送られる。プロセッサでは、電子画像
をモニタに表示したり画像記録媒体に記録することがで
きる。操作部12には、画像処理関連の遠隔操作を行う
ための複数のリモート操作ボタンスイッチ27が設けら
れている。また、配光レンズには、ユニバーサルチュー
ブ25のコネクタ部26から先端部13まで配設された
前述のライトガイドファイババンドルを介して、プロセ
ッサに設けた光源からの照明光が与えられる。
ッチ27の近傍位置に送気送水ボタン29が設けられて
いる。送気送水ボタン29を押し込むと、プロセッサ側
に設けた送水源と内視鏡内に設けた送水チャンネルが連
通し、該送水チャンネル内に送水される。先端部13に
設けた送水チャンネルの出口には対物レンズに向けてノ
ズルが設けられていて、送水チャンネルに送られた洗浄
水などの液体は、該ノズルから対物レンズへ向けて噴出
され、対物レンズを洗浄する。また、送気送水ボタン2
9の上面には図示しない孔が設けられており、この孔を
塞ぐと、プロセッサ側に設けた送気源の正圧が内視鏡内
の送気チャンネルに作用して、該送気チャンネルの出口
へ空気が送られる。送水チャンネルと同様に、先端部1
3に設けた送気チャンネルの出口には対物レンズに向け
てノズルが設けられていて、送気チャンネルに空気が送
られると、該ノズルから対物レンズへ向けて空気が噴出
し、対物レンズに付着した洗浄水の水滴や、体液などそ
の他の液体の水滴を除去することができる。
の処置具を挿入するための処置具挿入口突起30(図
1)が設けられており、該処置具挿入口突起30から内
視鏡内方に向けて、処置具挿通チャンネル硬性管31
(図4)が延設されている。この処置具挿通チャンネル
硬性管31には処置具挿通チャンネル軟性管(内蔵管)
32が接続しており、処置具挿通チャンネル硬性管31
と処置具挿通チャンネル軟性管32によって処置具挿通
チャンネルが構成されている。処置具挿通チャンネル軟
性管32の先端部は、先端部13に形成した前述の処置
具挿通チャンネル出口17に臨んでいる。図4に示すよ
うに、処置具挿通チャンネル硬性管31は連結部16内
に位置し、処置具挿通チャンネル軟性管32は、可撓管
部15と湾曲部14の全体を連通して配設されている。
なお、処置具挿通チャンネル硬性管31には、図示しな
い吸引チューブが接続しており、この吸引チューブは、
電子内視鏡10の外部に設けた図示されない負圧源(吸
引源)に接続されている。よって、処置具挿通チャンネ
ルに対しては、処置具挿入口突起30を介して鉗子や高
周波焼灼処置具等の処置具を挿入することと、吸引チュ
ーブを介して負圧源から負圧をかけることが可能であ
る。処置具挿通チャンネルを処置具の挿通管路として使
用する場合は、処置具挿入口突起30を介して挿入され
た処置具は、処置具挿通チャンネル出口17から突出さ
れる。一方、処置具挿通チャンネルを吸引用の管路とし
て使用するときには、操作部12に設けた吸引ボタン2
8を押圧する。すると、負圧源側の管路と処置具挿通チ
ャンネルが連通されて、負圧が処置具挿通チャンネルに
作用し、処置具挿通チャンネル出口17から体液等の流
体を吸引することができる。
操作することができ、可撓管部15も可撓性を有してい
る。湾曲部14と可撓管部15を連通して設けられてい
る処置具挿通チャンネル軟性管32は、湾曲部14の湾
曲操作や可撓管部15の変形に対応するように可撓性を
有している。
は円筒状のコイル35が取り付けられる。コイル35
は、例えば鋼線を巻回して形成されており、図2に示す
ように、その巻回軸線方向へのコイル巻回ピッチ(コイ
ル線の巻回密度)が密である密巻きコイル部(伸縮コイ
ル部)36と、同コイル巻回ピッチが粗である粗巻きコ
イル部(固定コイル部)37を有している。一方、処置
具挿通チャンネル軟性管32は、湾曲部14内に位置す
る領域の外面に螺旋溝38が形成されており、可撓管部
15内に位置する領域は凹凸のない円筒外面部39とな
っている。処置具挿通チャンネル軟性管32外面の螺旋
溝38は、その溝幅、溝間隔、溝の傾斜などが、コイル
35の粗巻きコイル部37に対応して形成されていて、
図3に示すように、コイル35を処置具挿通チャンネル
軟性管32の外面に装着した状態では、粗巻きコイル部
37を螺旋溝38に嵌め込むことができる。粗巻きコイ
ル部37は、螺旋溝38に嵌った状態で、接着剤等を用
いて処置具挿通チャンネル軟性管32に対して固定され
る。粗巻きコイル部37が螺旋溝38に固定されている
ときには、コイル35の密巻きコイル部36は円筒外面
部39を覆う態様で位置している(図3参照)が、密巻
きコイル部36は処置具挿通チャンネル軟性管32に対
しては固定されない。よって、密巻きコイル部36は、
その軸線方向(処置具挿通チャンネル軟性管32の延設
方向)に伸縮可能となっている。
通チャンネル軟性管32を、電子内視鏡10内に配した
状態を示している。連結部16と操作部12には、密巻
きコイル部36を伸縮させるための曲げ剛性調整機構が
設けられている。具体的には、操作部12内に互いに螺
合するラック40とピニオン41が設けられていて、ラ
ック40に設けたコイル操作腕部42が、連結部16内
へ延設されてコイル35の密巻きコイル部36に固定さ
れている。ピニオン41は、操作部12の外面に位置す
る可撓性調整ノブ(回動操作部材)43(図1)を介し
て正逆方向に回動させることができ、ピニオン41が正
逆方向に回動すると、ラック40が図4中の左右方向に
進退する。コイル35は、コイル操作腕部42を介して
ラック40の移動力を受ける密巻きコイル部36が、処
置具挿通チャンネル軟性管32に対して固定されておら
ず、かつ該密巻きコイル部36に連続して設けた粗巻き
コイル部37が、処置具挿通チャンネル軟性管32に固
定されているため、ラック40が移動したときには密巻
きコイル部36が処置具挿通チャンネル軟性管32に対
して軸線方向に伸縮する。例えば、ラック40が図4の
右方向に移動すると、密巻きコイル部36が押し込まれ
て圧縮され、ラック40が左方向に移動すると、密巻き
コイル部36が引っ張られて伸びる。
りにくく(硬く)なり、伸ばされると(圧縮を解除する
と)曲がりやすく(柔らかく)なる特性を有している。
前述したように、密巻きコイル部36は、処置具挿通チ
ャンネル軟性管32のうち可撓管部15内に位置する部
分を覆っている。言い換えれば、密巻きコイル部36
は、可撓管部15領域に設けられている。そのため、曲
げ剛性調整機構によって密巻きコイル部36が伸縮され
てその曲げ剛性が変化すると、該密巻きコイル部36を
内蔵する可撓管部15の可撓性が変化する。具体的に
は、ラック40の移動によって密巻きコイル部36を圧
縮すれば可撓管部15は硬化され、密巻きコイル部36
の該圧縮状態を解除すれば可撓管部15は軟化される。
可撓管部15の可撓性は、可撓性調整ノブ43の回動量
によって任意に設定することができる。
部36は、可撓管部15の可撓性調整用の機能を有する
ものである。一方、粗巻きコイル部37は、処置具挿通
チャンネル軟性管32のうち湾曲部14内に位置する部
分の外面に設けられており、処置具挿通チャンネル軟性
管32の当該部分の強度を高めて破損を防ぐ保護部材と
して機能する。すなわち、湾曲部14は湾曲操作ノブ2
0A、20Bの操作によって湾曲されるため、この湾曲
操作時には処置具挿通チャンネル軟性管32の湾曲部分
に曲げ負荷がかかるが、粗巻きコイル部37によって処
置具挿通チャンネル軟性管32の当該湾曲部分の強度が
確保されている。なお、湾曲部14内で処置具挿通チャ
ンネル軟性管32を覆うコイルが硬すぎると、湾曲部1
4の自在な湾曲が妨げられるおそれがあるが、本実施形
態のコイル35では、湾曲部14内の処置具挿通チャン
ネル軟性管32を覆うのは、コイル巻回ピッチが大きく
曲げやすい粗巻きコイル部37であるから、湾曲部14
の湾曲操作性が損なわれることはない。また、粗巻きコ
イル部37は、処置具挿通チャンネル軟性管32の螺旋
溝38部分に固定されていて伸縮はしないので、可撓管
部15の可撓性を変化させるべく密巻きコイル部36を
伸縮させたとしても、粗巻きコイル部37の可撓性は変
化しない。つまり、湾曲部14の湾曲操作性を変化させ
ることなく、可撓管部15の可撓性のみを変化させるこ
とができる。
心部に処置具挿通チャンネル軟性管32を挿入するだけ
で容易に装着することができる。該挿入後、粗巻きコイ
ル部37を螺旋溝38に嵌めて接着剤等で固定し、該粗
巻きコイル部37とは反対側に位置する密巻きコイル部
36の端部を、ラック40のコイル操作腕部42に固定
することによってコイル35の装着が完了する。なお、
処置具挿通チャンネル軟性管32の外面に螺旋溝38の
ような嵌合部を設けずに粗巻きコイル部37を固定する
ことも可能であるが、粗巻きコイル部37の装着作業性
や固定強度といった観点からは、螺旋溝38を形成する
ことが望ましい。
0では、処置具挿通チャンネル軟性管32のうち湾曲部
14内に位置する部分を覆って保護する粗巻きコイル部
37と、処置具挿通チャンネル軟性管32のうち可撓管
部15内に位置する部分に伸縮可能に支持されて該可撓
管部15の可撓性を変化させる密巻きコイル部36と
を、一体化されたコイル35として製造してから、処置
具挿通チャンネル軟性管32に装着する。言い換えれ
ば、密巻きコイル部36と粗巻きコイル部37を一続き
に形成したコイル35が、湾曲部14内の処置具挿通チ
ャンネル軟性管32に対する保護部材と、可撓管部15
に関する可撓性可変部材として機能する。したがって、
挿入部内蔵管を保護するためのコイルと可撓性調整用の
コイルを別々に製造してから組み付けていた従来の内視
鏡に比して、部品点数が少なく、コイルの組み付けも容
易になり、製造コストや組立作業性の点で有利となる。
ものではない。例えば、実施形態では、コイル35が装
着されるのは処置具挿通チャンネル軟性管32である
が、同様のコイルを別の内蔵管に装着することも可能で
ある。実施形態の電子内視鏡10では、処置具挿通チャ
ンネル軟性管32の他に、送気チャンネルや送水チャン
ネル等の別種の内蔵管が挿入部11内に配設されてお
り、こうした別の内蔵管に対してコイル35を取り付け
ても、同様の作用効果が得られる。
電子内視鏡以外のタイプの内視鏡にも広く適用すること
ができる。
ば、可撓管部の可撓性調整手段と、湾曲部内の内蔵管の
保護手段を備える内視鏡において、組立作業を容易に
し、製造コストを抑えることができる。
外観図である。
る軟性管と、該軟性管の外面に装着されるコイルを分解
状態で示す図である。
装着した状態を示す図である。
を、内視鏡の挿入部内に取り付けた状態を概念的に示す
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部
に連結し湾曲操作可能な湾曲部を有する内視鏡におい
て、 上記湾曲部領域に位置する固定コイル部と、上記可撓管
部領域に位置する軸線方向へ伸縮可能な伸縮コイル部と
を軸線方向に位置を異ならせて有する、自由状態で直線
状の筒状をなすコイル;及びこの可撓管部領域の伸縮コ
イル部を伸縮させて該伸縮コイル部の曲げ剛性を変化さ
せる曲げ剛性調整機構;を備えたことを特徴とする可撓
性可変内視鏡。 - 【請求項2】 請求項1記載の可撓性可変内視鏡におい
て、上記筒状コイルは、上記固定コイル部が、軸線方向
へのコイル巻回ピッチの大きい粗巻き部として形成さ
れ、上記伸縮コイル部が、該粗巻き部よりもコイル巻回
ピッチの小さい密巻き部として形成されている可撓性可
変内視鏡。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の可撓性可変内視
鏡において、上記曲げ剛性調整機構は、 上記伸縮コイル部に固定されるラック;該ラックに噛合
し、回動によって該ラックを上記伸縮コイル部の伸縮方
向に移動させるピニオン;及び該ピニオンを回動させ
る、内視鏡外面に設けた回動操作部材;を有する可撓性
可変内視鏡。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項記載の可
撓性可変内視鏡において、上記可撓管部と湾曲部に連通
する一連の内蔵管を有し、上記筒状コイルは、該内蔵管
の外面に支持されている可撓性可変内視鏡。 - 【請求項5】 請求項4記載の可撓性可変内視鏡におい
て、上記内蔵管は、上記筒状コイルの固定コイル部が嵌
まる螺旋溝を湾曲部領域の外面に有している可撓性可変
内視鏡。 - 【請求項6】 請求項4または5記載の可撓性可変内視
鏡において、上記内蔵管は、処置具挿通用の管路である
可撓性可変内視鏡。 - 【請求項7】 請求項4または5記載の可撓性可変内視
鏡において、上記内蔵管は、流体流通用の管路である可
撓性可変内視鏡。 - 【請求項8】 可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部
に連結し湾曲操作可能な湾曲部を有する内視鏡におい
て、 上記可撓管部と湾曲部に連通する一連の内蔵管:この内
蔵管のうち湾曲部領域の外面に固定されて該内蔵管を保
護する固定コイル部と、該内蔵管のうち可撓管部領域の
外面に軸線方向へ伸縮可能に支持される伸縮コイル部と
が一体に形成された、自由状態で直線状の筒状をなすコ
イル;及びこの可撓管部領域の伸縮コイル部を伸縮させ
て該伸縮コイル部の曲げ剛性を変化させる曲げ剛性調整
機構;を備えたことを特徴とする可撓性可変内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001168314A JP2002360504A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 可撓性可変内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001168314A JP2002360504A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 可撓性可変内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002360504A true JP2002360504A (ja) | 2002-12-17 |
Family
ID=19010562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001168314A Withdrawn JP2002360504A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 可撓性可変内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002360504A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007082743A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Pentax Corp | 内視鏡の可撓性挿入管及びその製造方法 |
JP2008054786A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Pentax Corp | 内視鏡の処置具挿通チャンネル |
JP2009532085A (ja) * | 2006-03-31 | 2009-09-10 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 可変剛性シャフトを有する可撓性内視鏡 |
WO2012005124A1 (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-12 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡装置に配設されるチューブ、および内視鏡装置 |
US8246536B2 (en) | 2006-04-26 | 2012-08-21 | Hoya Corporation | Treatment tool insertion channel of endoscope |
EP2853189A1 (en) * | 2013-09-26 | 2015-04-01 | Fujifilm Corporation | Endoscope having flexible tube |
EP2923633A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-09-30 | Fujifilm Corporation | Endoscope |
JP2016013476A (ja) * | 2015-10-16 | 2016-01-28 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
CN107072489A (zh) * | 2015-07-21 | 2017-08-18 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
CN111479493A (zh) * | 2017-12-28 | 2020-07-31 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜及内窥镜系统 |
CN111712176A (zh) * | 2018-02-05 | 2020-09-25 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
WO2022072388A1 (en) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Adjustable stiffness medical devices |
WO2023106769A1 (ko) * | 2021-12-08 | 2023-06-15 | 주식회사 메디인테크 | 마찰력조절부를 가지는 내시경 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636935A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-10 | Olympus Optical Co | Operating device for soft tube of endoscope |
JPH05253299A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-05 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用注射具 |
JPH06335447A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH0984753A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-03-31 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH09108176A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-04-28 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
-
2001
- 2001-06-04 JP JP2001168314A patent/JP2002360504A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636935A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-10 | Olympus Optical Co | Operating device for soft tube of endoscope |
JPH05253299A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-05 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用注射具 |
JPH06335447A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH0984753A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-03-31 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH09108176A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-04-28 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007082743A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Pentax Corp | 内視鏡の可撓性挿入管及びその製造方法 |
JP2009532085A (ja) * | 2006-03-31 | 2009-09-10 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 可変剛性シャフトを有する可撓性内視鏡 |
US8246536B2 (en) | 2006-04-26 | 2012-08-21 | Hoya Corporation | Treatment tool insertion channel of endoscope |
JP2008054786A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Pentax Corp | 内視鏡の処置具挿通チャンネル |
WO2012005124A1 (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-12 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡装置に配設されるチューブ、および内視鏡装置 |
JP5043238B2 (ja) * | 2010-07-05 | 2012-10-10 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡チューブ、および内視鏡装置 |
US9839345B2 (en) | 2013-09-26 | 2017-12-12 | Fujifilm Corporation | Endoscope having flexible tube |
EP2853189A1 (en) * | 2013-09-26 | 2015-04-01 | Fujifilm Corporation | Endoscope having flexible tube |
JP2015065976A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
EP2923633A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-09-30 | Fujifilm Corporation | Endoscope |
CN107072489A (zh) * | 2015-07-21 | 2017-08-18 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
JP2016013476A (ja) * | 2015-10-16 | 2016-01-28 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
CN111479493A (zh) * | 2017-12-28 | 2020-07-31 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜及内窥镜系统 |
CN111479493B (zh) * | 2017-12-28 | 2023-04-25 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜及内窥镜系统 |
CN111712176A (zh) * | 2018-02-05 | 2020-09-25 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
US20200352412A1 (en) * | 2018-02-05 | 2020-11-12 | Olympus Corporation | Endoscope |
WO2022072388A1 (en) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Adjustable stiffness medical devices |
WO2023106769A1 (ko) * | 2021-12-08 | 2023-06-15 | 주식회사 메디인테크 | 마찰력조절부를 가지는 내시경 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6638214B2 (en) | Observation window washing device of endoscope | |
EP2057930B1 (en) | Distal end hood for endoscope and endoscope with hood | |
JP2003088494A (ja) | 内視鏡の可撓管部の可撓性可変装置 | |
US6641530B2 (en) | Endoscope with objective lens drive mechanism | |
AU2006213226B2 (en) | Flexible tube for endoscope and endoscope device | |
US20080214897A1 (en) | Flexible Tube for Endoscope and Endoscope Device | |
JP2002360504A (ja) | 可撓性可変内視鏡 | |
JP2002369791A (ja) | 内視鏡システム及び内視鏡の挿入補助具 | |
JP2007209395A (ja) | 内視鏡 | |
JP3537180B2 (ja) | カバー方式内視鏡 | |
JP2018134276A (ja) | 処置具チャンネル及び内視鏡 | |
JP4906298B2 (ja) | 内視鏡用冷却装置及びこれを備える内視鏡装置 | |
JP2002360505A (ja) | 可撓性可変内視鏡 | |
JP2002360507A (ja) | 可撓性可変内視鏡 | |
JP4681752B2 (ja) | 内視鏡の曲げ剛性調整具 | |
JP4681753B2 (ja) | 内視鏡の曲げ剛性調整具 | |
JP7007480B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP3720530B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP2002345742A (ja) | 可撓性可変内視鏡 | |
US10932653B2 (en) | Endoscope system | |
JPH09285441A (ja) | 内視鏡 | |
JP2006247287A (ja) | 内視鏡カバー及びそれを用いた内視鏡装置 | |
JP2001218729A (ja) | 内視鏡の湾曲部構造 | |
JP2003061902A (ja) | 可撓性可変内視鏡 | |
JP2009142389A (ja) | 内視鏡の湾曲部 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080313 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080430 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20101108 |