JP2002360503A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JP2002360503A
JP2002360503A JP2002131033A JP2002131033A JP2002360503A JP 2002360503 A JP2002360503 A JP 2002360503A JP 2002131033 A JP2002131033 A JP 2002131033A JP 2002131033 A JP2002131033 A JP 2002131033A JP 2002360503 A JP2002360503 A JP 2002360503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
autofluorescence
image
light
abnormal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002131033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3810337B2 (ja
Inventor
Branko Palcic
ブランコ・パルシック
Calum Macaulay
カラム・マコウレイ
Bruno Jaggi
ブルーノ・ジャッギ
Stephen Lam
スティーブン・ラム
Amedeus E Profio
アメデウス・エドワード・プロフィオ
Jaclyn Hung
ジャクリン・ハング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xillix Technologies Corp
Original Assignee
Xillix Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from CA002042075A external-priority patent/CA2042075C/en
Application filed by Xillix Technologies Corp filed Critical Xillix Technologies Corp
Publication of JP2002360503A publication Critical patent/JP2002360503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3810337B2 publication Critical patent/JP3810337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の目的は、組織の自己蛍光の強度を
利用して、体内の異常組織の領域を検出し識別すること
が可能な撮像装置を提供することにある。 【解決手段】 撮像装置は、正常組織および異常組織に
関する固有の自己蛍光を発生させる複数の波長を含む励
起光を出射する光源(1)を備え、光源からの光は光ガ
イドにより組織に照射され自己蛍光を発生させる。自己
蛍光は撮像ファイバ束(2)により集束され、フィルタ
により、異常組織の自己蛍光強度が正常組織の自己蛍光
強度と実質的に相違するスペクトル帯域、および異常組
織の自己蛍光強度が正常組織の自己蛍光強度と実質的に
等しくなるスペクトル帯域内にそれぞれろ光される。ろ
光された自己蛍光は光学機構により遮断されて、組織の
少なくとも2つのろ光された自己蛍光像を形成し、得ら
れた自己蛍光像は、正常組織と異常組織とを識別するよ
うにカラーモニタ(5)に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、白色光を用いる
内視鏡検査では認識不可能な体内の異常組織を撮像し、
その領域を定位し識別する撮像装置に関し、特に、異常
な気管支組織を撮像し、炎症、裸出、異形成、非浸潤性
の初期癌(本来の癌)などの状態を検出するのに適した
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、患者の体腔の検査の最も効果
的な方法は内視鏡による。肺の空気が通過する通路の検
査の為に、通常は気管支鏡のようなフレキシブルな内視
鏡がよく使われている。内視鏡と類似の気管支鏡は、可
視可能な白色光を用いて検査される表面を照射する。こ
の照射光は、ファイバーオプティック照明光ガイドによ
り肺の空気通路(気管)内に導かれる。気管支組織から
反射され拡散された光は、気管支鏡の撮像ファイバ束内
に結像する為の投影レンズにより受光される。撮像ファ
イバ束は、それぞれ被覆された数千個のファイバから構
成され、これらのファイバはコヒーレント像を体外へ伝
達する。そして、この像は、人間の検査の為、気管支鏡
の接眼鏡を通って投影される。カラ−ビデオカメラを気
管支鏡の接眼レンズに取り付けることができるので、反
射され散乱された白色光(広帯域の光)のカラ−像をカ
ラ−ビデオモニタ上に映出させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な気管支鏡を用
いた場合、大きい浸潤性の癌は、即座に見つけることが
できる。しかし、小さな炎症、裸出、形成異常、初期の
肺癌などは、このような装置では即座に見付けることが
できない。
【0004】通常の白色光気管支鏡により検出すること
が困難である小さな初期肺癌を可視化できる幾つかの方
法が開発されている。これらのすべては、腫瘍定位剤、
例えば、腫瘍組織に特に取り付いて視認できるようなヘ
ムポルフィリン(Haematoporphyrin)誘導体、又はポル
フィマ(Porfimer) ナトリウムを併用する。これらの薬
剤の幾つかは、蛍光を発し、これらの蛍光は非撮像装置
および撮像装置により検出できる(プロフィオ(Profio)
AE氏ら.,Med Phys 6:532-535,1979;プロフィオ(Prpfi
o) AE氏ら.,Med Phys 11:516-520,1984; プロフィオ
(Prpfio)AE氏ら,MedPhys 13:717-721,1986; ハヤタ
(Hayata) Y氏ら.,Chest 82:10-14,1982;カトウ(Kat
o) A氏,Cortese DA,Clin Chest Med 6:237-253,1985;
モンタン(Montan) S氏ら.,Opt Letters10:56-58,1985
)。これらの技術の問題は、この薬剤が深刻な副作用
を有し、よって、この薬剤の使用は診断目的の為には適
当ではないことである。加えて、比率蛍光メ−タ(rati
ofluorometer)探査(プロフィオ(Profio) AEなど.,Me
d. Phys 11:516-520,1984 )のような非イメ−ジ装置を
用いては、異常領域の正確な定位及び識別を得ることが
できない。
【0005】浸潤性の腫瘍を検出する他の方法がアルフ
ァノ氏ら(Alfano et al)の1990年6月5日に許可
された米国特許第4,930,516号公報に記載され
ている。アルファノ氏らは、癌組織の蛍光スペクトルが
正常組織の蛍光スペクトルとは異なり、腫瘍組織の最大
蛍光ピ−クが青寄りの短い波長(531nmから521
nmへ)にシフトしていることに基づいて癌の検知の方
法を開示している。これらの観察は、容器内での切開さ
れた大きな(浸潤性)動物及び人間の腫瘍により基づ
き、人体内の腫瘍の観察ではない。加えて、炎症をおこ
した組織又は癌になる前の組織のような他の異常細胞に
ついての記録はない。我々は、通常の気管支鏡に取り付
けることができる特別な形状の光学マルチチャンネルア
ナライザにより、405nm、442nm、488nm
を含む異なった励起波長を用いて、患者の組織の蛍光を
計測した。アルファノ氏らの観察に対して、我々は、こ
れらの励起波長を用いて通常の組織と腫瘍組織との間の
蛍光スペクトルの形状の差異はみとめられなかった。特
に、放射ピ−クの青側へのシフトはなかった。我々は、
全ての蛍光強度、取り分け、可視スペクトルの緑領域で
十分な差異を観測した。全ての蛍光強度で僅かではなく
十分な減少が癌になる前及び癌でない病巣にも観測され
た(異形成及び化生)。
【0006】緑蛍光の減少は、リボフラビンの酸化され
た形態の減少したレベルによる。リボフラビンは緑領域
で強く蛍光し、通常の人間の肺組織で強い緑蛍光にすぐ
れた反応すると考えられている。ガン組織では、リボフ
ラビンがより少なくなることが発見(ポラック(Pollac
k )マ氏ら.,Cancer Res 2:739-743,1942 )され、現在
では減少状態が見いだされている。これは、悪性となる
前の肺組織及び悪性の肺組織の自己蛍光が減少する原因
となる。
【0007】試験は、異形成の肺組織及び癌の、このよ
うな組織の減少された自己蛍光の例を知らせることとな
った。異常な組織と正常な組織の間の主な差異は、48
0nm〜600nmのスペクトルの部分での蛍光強度の
大きい減少により明らかにされた。約635nmよりも
大きい波長では、組織の自己蛍光は異常な組織と正常な
組織とでは殆ど同一である。試験は、442nm、40
5nm、488nmの励起光を用い、異常な組織と正常
な組織とを比較して結果を得た。これらの全てのデ−タ
は、光学マルチチャンネルアナライザを用いた通常のフ
ァイバ気管支鏡により体内から得られた。
【0008】異常組織のスペクトルの変化なしに発せら
れた自己蛍光が大きく減少して観察されたことにより、
2つ又はそれ以上の波長の割合を用いた方法は、プロフ
ィオ氏及び協力者により最初に記述され、自己蛍光のみ
を用いて正常細胞と異常細胞とを通常は区別できないフ
ォトフリン(Photofrin)(プロフィオ氏ら.,Med. Phys.
11:516-520,1984 )のような蛍光薬剤を服用した患者に
より実験された。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、組織の自己蛍光の強度を利用して、体
内の異常組織(特に肺)の領域を検出し識別することが
可能な撮像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る撮像装置は、異常組織および正常組
織に関する固有の自己蛍光を発生可能な複数の波長を含
む励起光を出射する光源と、上記励起光を含み光を組織
に照射し、上記固有の自己蛍光を発するように上記組織
を励起する照射手段と、上記組織から発せられた自己蛍
光を収集する収集手段と、上記自己蛍光を、異常組織の
自己蛍光強度が正常組織の自己蛍光強度と実質的に相違
するスペクトル帯域、および異常組織の自己蛍光強度が
正常組織の自己蛍光強度と実質的に等しくなるスペクト
ル帯域内にろ光するろ光手段と、上記ろ光された自己蛍
光を遮断し、上記組織の少なくとも2つのろ光された自
己蛍光像を形成する光学手段と、正常組織と異常組織と
を識別するように、上記得られた像を表示する表示手段
と、を備えている。
【0011】上記構成を有する撮像装置は、組織の自己
蛍光特性を利用して患者の異常組織を検出し識別するも
のである。自己蛍光像の形成および解析は、光増幅CC
Dカメラ等の高感度検出器を用いて行なわれる。虚像
は、1つの像をRGBカラーモニタの赤チャンネルに、
1つの像を緑チャンネルに送ることによって形成され
る。2つの像を同時に、あるいは数ミリ秒の間隔をもっ
て形成することにより、虚像を即時に形成することが可
能となる。そして、この虚像は、病気に犯された組織を
周囲の正常な組織から明確に識別することができる。本
願発明は、さらに以下の項1〜22を提供する。 項1. 異常組織および正常組織に関する固有の自己蛍
光を発生可能な複数の波長を含む励起光を出射する光源
と、上記励起光を含み光を組織に照射し、上記固有の自
己蛍光を発するように上記組織を励起する照射手段と、
上記組織から発せられた自己蛍光を収集する収集手段
と、上記自己蛍光を、異常組織の自己蛍光強度が正常組
織の自己蛍光強度と実質的に相違するスペクトル帯域、
および異常組織の自己蛍光強度が正常組織の自己蛍光強
度と実質的に等しくなるスペクトル帯域内にろ光するろ
光手段と、上記ろ光された自己蛍光を遮断し、上記組織
の少なくとも2つのろ光された自己蛍光像を形成する光
学手段と、正常組織と異常組織とを識別するように、上
記得られた像を表示する表示手段と、を備えた組織内の
患部を撮像する撮像装置。 項2. 上記表示手段はカラーモニタを備え、上記光学
手段は、色の変化により異常組織と正常組織とを解析お
よび識別可能な表示像を形成する2つの異なるカラー信
号として上記カラーモニタに供給される少なくとも2つ
の像を形成する、項1に記載の撮像装置。 項3. 上記光源は所望の励起光を出射するレーザ光源
を備えている項1に記載の撮像装置。 項4. 上記光源は、上記自己蛍光像と共に収集、形成
および表示される白色光像を形成するための白色光源を
備えている項3に記載の撮像装置。 項5. 上記レーザ光源により組織の照射と上記白色光
源による組織の照射とを切換える同調手段を備えている
項4に記載の撮像装置。 項6. 上記同調手段は、上記レーザ光源および白色光
源とそれぞれ組み合わされ上記レーザ光源および白色光
源の一方の光源により上記組織が照射されている際他方
の光源からの光を遮蔽する遮蔽手段を備えている項5に
記載の撮像装置。 項7. 上記遮蔽手段はシャッタを備えている項6に記
載の撮像装置。 項8. 上記照射手段は、気管支鏡の光学的光ガイドを
備えている項1に記載の撮像装置。 項9. 上記収集手段は、気管支鏡の撮像ファイバ束お
よびこの撮像ファイバ束と協同する集束レンズを備えて
いる項1に記載の撮像装置。 項10. 上記光学手段は、上記ろ光された自己蛍光像
を形成する撮像光検出器を備え、上記ろ光手段は、上記
出射された自己蛍光の光路内に侵入可能に設けられろ光
された複数の自己蛍光像を形成する複数のフィルタを備
えている項1に記載の撮像装置。 項11. 上記光検出器は光増幅CCDを備えている項
10に記載の撮像装置。 項12. 上記白色光像が発生された際に白色光像を撮
像する他の光学手段を備え、上記他の光学手段は、上記
収集された光内へ挿入可能に設けられ白色光像をカラー
ビデオカメラに向かって偏向する可能ミラーを備えてい
る項10に記載の撮像装置。 項13. 上記光学手段は、ろ光された複数の自己蛍光
像を同時に形成する少なくとも2つの撮像光検出器を備
え、上記各撮像光検出器はろ光手段を有している項1に
記載の撮像装置。 項14. 上記出射された自己蛍光像を上記少なくとも
2つの撮像光検出器の各々へ向ける分光手段を備えてい
る項13に記載の撮像装置。 項15. 上記分光手段はダイクロイックミターを備え
ている項14に記載の撮像装置。 項16. 上記撮像光検出器は光増幅CCDを備えてい
る項13に記載の撮像装置。 項17. 上記白色光像が発生された際に白色光像を撮
像する他の光学手段を備え、上記他の光学手段は、上記
収集された光内へ挿入可能に設けられ白色光像をカラー
ビデオカメラに向かって偏向する可能ミラーを備えてい
る項13に記載の撮像装置。 項18. 上記光学手段は、上記収集光を複数の方向へ
同時に分光するプリズムと、分光された各光を受けるろ
光手段および光検出手段と、を備えている項1に記載の
撮像装置。 項19. 画像処理手段を備え、上記画像処理手段は、
ろ光された自己蛍光像をデジタル化するデジタル化手段
と、上記デジタル化された像を変換演算法により強調
し、演算された虚像を即時に作り出す画像強調手段と、
を備えている項1に記載の撮像装置。 項20. 上記デジタル化された像を保存する記憶手段
を備えている項19に記載の撮像装置。 項21. 上記画像処理手段はコンピュータ内の画像処
理ボードを備えている項19に記載の撮像装置。 項22. 上記記憶手段はコンピュータメモリを備えて
いる項19に記載の撮像装置。
【0012】
【実施例】以下図面を参照しながらこの発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0013】図1ないし図4は、異形成の気管支組織お
よび上皮内癌に関する組織自己蛍光が減少する例をそれ
ぞれ示している。正常組織と異常組織との主な相違は、
480ないし600nmのスペクトル領域に現れる蛍光強
度の大幅な減少によって明白となる。約635nm以上の
波長においては、正常組織と異常組織との組織自己蛍光
はほぼ等しくなる。図1および図2は、442nmヘリウ
ムーカドニウムレーザ光を用いて組織を励起した場合の
測定結果をそれぞれ示している。図1は、正常組織およ
び異成形組織の組織自己蛍光スペクトルを示し、図2
は、異なる患者に関して、正常組織に対する上皮内癌組
織の組織自己蛍光スペクトルを示している。他の励起
光、例えば、図3に示す405nmの励起光、あるいは、
図4に示す488nmの励起光を用いた場合にも同様の結
果が得られた。図3および図4の両ケースにおいて、複
数の患者の上皮内癌組織をこれらの患者の正常な肺臓組
織と比較した。これら全てのデータは、光学的多チャン
ネル解析装置を用いた通常の気管支鏡検査の間に体内で
得られたものである。
【0014】この発明の装置は、スペクトルの異なる領
域における蛍光強度の差を利用して異常組織の鑑定およ
び描写を行なうように構成されている。
【0015】図5は、この発明に係る撮像装置を、患者
の肺臓の気管支組織の検査に用いる場合の実施例を概略
的に示している。この図から分かるように、撮像装置
は、肺臓の気管支組織の検査に使用される従来の気管支
鏡と一体化されている。
【0016】撮像装置は励起光を出射する光源1を備
え、この光源は正常組織および異常組織に関する固有の
自己蛍光スペクトルを発生可能な複数の波長を含み励起
光を出射する。光源1は図6に拡大して示されており、
選択された所望の波長の励起光を出射可能なレーザ光源
7を備えていることが望ましい。また、装置は、白熱キ
セノン光源8のような白色光源を備え、必要であれば、
白色光を照射することができる。レーザ光源7は組織自
己蛍光から得られる虚像を形成するために使用され、白
色光源8は反射/拡散白色光のカラー像を形成するため
に使用される。
【0017】各光源からの光は同調手段に入射し、この
同調手段は、レーザ光源7および白色光源8の光を組織
に選択的に照射することができる。図6に示された実施
例において、上記同調手段は電子的に制御されるシャッ
タ9および13を有する遮蔽手段を備え、これらのシャ
ッタ9、13はレーザ光源7および白色光源8とそれぞ
れ協同する。シャッタ9が開放されレーザ光が通過可能
となっている場合、シャッタ13は閉じられて白色光の
通過を規制する。また、シャッタ9が閉じられている場
合には、シャッタ13が開放されて白色光の通過を許容
する。レーザ光源7からのレーザ光は、開放したシャッ
タ9、ピンホールを有するミラー10、およびレンズ1
1を通り、このレンズはレーザ光を照射手段上に集束す
る。照射手段は、従来の気管支鏡の光ガイド12を含
み、光を組織上に照射する。光ガイド12は励起光を検
査される組織領域に導く。レーザ光が照射されると、組
織は正常組織および異常組織を示す固有の自己蛍光を発
する。標準的な白色光の照射像を形成する場合、シャッ
タ9は閉じられ、予め閉じられていたシャッタ13が開
放される。それにより、白色光源8からの光はシャッタ
13を通過する。続いて、白色光はニュートラルフィル
タ群14によってろ光された後、ミラー15で反射され
レンズ16に入射し、更に、このレンズにより集束され
た後にミラー10で反射されレンズ11を通って気管支
鏡の光ガイド12上に集束される。ニュートラルフィル
タ群14は、白色光源8からの白色光を、この撮像装置
内で使用されている光センサに適した強度とするために
使用されている。それにより、組織に導かれた白色光は
検査される組織を照射する。また、光ガイド12によ
り、光は検査される領域全体に渡って均一に分散され
る。
【0018】本実施例において、気管支鏡は複数の像を
気管支鏡レンズ(図示しない)形状に収集する収集手段
として機能し、この気管支鏡レンズは、拡散光および反
射光あるいは肺臓から出射された自己蛍光を収集し、気
管支鏡の撮像ファイバ束2によって体外へ伝送する。こ
のような収集光は、撮像ファイバ束2に接続された気管
支鏡の接眼レンズ21(図7参照)に導かれる。
【0019】収集された光は、気管支鏡の接眼レンズ2
1から像形成モジュール3に入射し、この像形成モジュ
ール3は、自己蛍光をろ光するろ光手段と、ろ光された
光を遮断する光学手段とを備えている。像形成モジュー
ル3としては種々のものが実施可能である。
【0020】図7はろ光手段および光学手段を有する像
形成モジュールを示しており、この像形成モジュールは
出射された自己蛍光の像を形成する。実施例において、
自己蛍光をろ光するろ光手段は、出射された自己蛍光の
光路内へ連続して侵入可能な連続した複数のフィルタを
有し、連続したろ光自己蛍光像を形成する。詳細には、
像形成モジュールはフィルタホイール18を備え、この
フィルタホイールは像形成モジュールの光学手段の下方
に可動自在に設けられている。レーザ光源7を使用する
場合、少なくとも2つのスペクトル帯域に生じた自己蛍
光をろ光する必要がある。1つのスペクトル帯域におい
て、異常組織に関する自己蛍光強度は正常組織に関する
自己蛍光強度と実質的に相違し、また、他のスペクトル
帯域において、異常組織に関する自己蛍光強度は正常組
織に関する自己蛍光強度とほの一致する。例えば、図1
ないし図4に示されているような肺臓検査用の固有スペ
クトル帯域に従い、フィルタホイール18には2つのフ
ィルタが設けられる。この場合、442nmあるいは40
5nmのレーザ光に対しては、500±20nmの緑フィル
タおよび630nmの赤ロングパスフィルタが使用され
る。緑フィルタは、異常組織の自己蛍光強度が正常組織
の自己蛍光強度と実質的に相違するあるスペクトル帯域
に、自己蛍光をろ光する。また、赤ロングパスフィルタ
は、異常組織および正常組織の自己蛍光強度が実質的に
一致するあるスペクトル帯域に自己蛍光をろ光する。こ
れら2つのフィルタは、それぞれその半分が互いに重な
るようにフィルタホリール18に装着されている。フィ
ルタホイール18を所望の速度で回転させることによ
り、緑フィルタおよび赤ロングパスフィルタでろ光され
た自己蛍光像は、像増倍されたCCDカメラのような単
一の高感度検出器17を有する光学手段によって逐次的
に撮像される。
【0021】前述した像形成モジュールは、白色光源8
を用いて組織を照射した場合において反射および拡散し
た白色光像を撮像するための他の光学手段を備えてい
る。つまり、図7に示すように、像形成モジュールは移
動自在なミラー20を備え、このミラー20は接眼レン
ズ21により伝送されてきた収集光の光路内へ挿入可能
に設けられている。また、ミラー20は、白熱像を撮像
するためのカラービデオカメラ22へ白色光を偏向する
位置へ位置合わせ可能となっている。そのため、ミラー
20の移動は、白色光源8が組織の照射に使用された場
合のみ、収集光をビデオカメラ22へ偏向するように制
御される。また、白色光源8を使用する場合、従来の気
管支鏡と同様の方法で、カラー画像をカラーモニタに形
成することができる。レーザ光源7を用いて組織を照射
する場合、ミラー20は光路から退避され、自己蛍光の
ろ光およびこれに続く検出器17による撮像を許容す
る。
【0022】図8は像形成モジュールの他の実施例を示
している。この実施例によれば、光学手段は、ろ光され
た複数の自己蛍光像を同時に撮像する少なくとも2つの
光検出器を備えている。各光検出器は協同するろ光手段
を有している。複数の自己蛍光像を同時に収集するため
に、図7に示された実施例におけるフィルタホイール1
8はダイクロイックミラー24のような分光手段に置き
換えられている。ダイクロイックミラー24は、600
nmよりも波長の長い赤色光の通過を許容し、より短い波
長の光を反射する。この場合、所望の自己蛍光を一層正
確に選択するためにフィルタ25、26を更に備えてい
てもよく、各像は像増倍されたCCDカメラ17、23
のような2つの独立した高感度光検出器上に結像され
る。図8において、フィルタ25は630nmの赤ロング
パスフィルタであり、ダイクロイックミラー24からの
赤色光を、正常組織および異常組織の自己蛍光強度が実
質的に一致するあるスペクトル帯域に更にろ光する。ま
た、フィルタ26は500±20nmの緑フィルタであ
り、自己蛍光を、異常組織の自己蛍光強度が正常組織の
自己蛍光強度と実質的に相違するスペクトル帯域にろ光
する。CCDカメラ17および/あるいは23によって
撮像された像は、RGBカラーモニタ5(図5参照)の
赤および緑入力チャンネルに送られる。
【0023】図7に示された構成において、白色光源8
により得られた反射/拡散白色光像はカラーカメラ22
によって撮像されるとともに、白色光源8による組織の
照射を続けながら、光路へ挿入可能な共通の可動ミラー
20を用いて、検査された部位を視認するためにカラー
モニタに直接表示される。
【0024】図9はこの発明に係る撮像装置とともに使
用される像形成モジュールの他の実施例を示している。
この実施例によれば、プリズム27が設けられており、
このプリズムは収集された光を複数の方向へ同時に分光
する。レーザ光源7と白色光源8とを切換えることによ
り、自己蛍光像と白色光像とを33ミリ秒のサイクルで
逐次的に撮像することができる。それにより、白色光
(広帯域)カラー像と自己蛍光虚像とを表示手段上で同
時に観察することが可能となる。
【0025】この実施例によれば、3つの光検出器2
8、29、30を有する特別のカメラが使用されてい
る。そして、プリズム27は収集された光を3つの像に
分割し、これらの像は3つの独立した光検出器によって
撮像される。光検出器28、29は光増幅器37、38
を有するCCD撮像装置を備え、また、光検出器30は
通常のCCD撮像装置を備えている。各光検出器はフィ
ルタ32、33、34をそれぞれ有しているとともに、
x,y,zマイクロ位置決め装置をそれぞれ備えてい
る。フィルタ32、33は前述した実施例と同様であ
り、500±20nmの緑フィルタ32および630nmの
ロングパスフィルタ33を構成している。また、CCD
撮像装置30は、広帯域の青フィルタ34を備えてい
る。
【0026】図5からよく分かるように、カメラ制御部
4は、3つの画像信号、つまり、赤フィルタ32および
増幅されたCCD撮像装置28によって形成された赤信
号、緑フィルタ33および増幅されたCCD撮像装置2
9によって形成された緑信号、および青フィルタ34お
よび非増幅のCCD撮像装置30によって形成された青
信号を発生するように構成されている。
【0027】上記複数の実施例において、光増幅検出器
に代わって、特別に設計されたCCD撮像装置を用いて
もよい。例えば、特に、高い空間解像度を必要としない
場合、科学的CCD検出器の複数の画素を、非常に低い
信号を検出可能な非常に大きな単一の画素に電子的に組
み込むようにしてもよい。
【0028】前述したこの発明に係る種々の像形成モジ
ュールによって得られた画像信号の全てあるいは幾つか
は、カラーモニタ5に直接表示されてもよく、あるい
は、表示の前に画像処理手段により画像処理されてもよ
い。また、この発明によれば、白色光(広帯域)照射と
レーザ照射とを約1/30秒で切換えることも可能であ
る。
【0029】レーザ光源を用いる場合、図9に示された
像形成モジュールは、選択された2つのスペクトル帯域
に渡る2つの自己蛍光像と青色拡散/反射励起光像とを
同時に収集することができる。これらの像は画像処理手
段により視覚的あるいは数学的に合成され、画像内に存
在する種々の組織を判別可能とする。白色光源を用いた
場合、装置は赤、緑、青の反射/拡散光像を収集し、組
織の標準的なカラー像を形成する。
【0030】更に、カラー像を青色レーザで照射された
自己蛍光像と組合わせることにより、種々の組織の方向
性、位置、描写を強調するようにしてもよい。
【0031】検査中の患部の組織から発せられた固有の
自己蛍光に基づいて正常組織と患部組織との相違を強調
するように、フィルタは組織の種類および/あるいは病
状に応じて種々の組合せで用いられる。
【0032】図5に示すように、この発明に係る撮像装
置は撮像ボード35のような画像処理手段を備えている
ことが望ましい。この撮像ボード35は、撮像装置を制
御および調整するコンピュータ6と組み合わせて使用さ
れる。また、必要であれば、撮像ボード35は画像をデ
ジタル処理することができる。つまり、撮像ボード35
は、像形成モジュールにより得られたろ光された像をデ
ジタル化するとともに、デジタル化された画像を変換演
算法により強調し、ビデオモニタ5に表示される演算さ
れた虚像を即時に作り出す。一方、デジタル化された画
像はコンピュータ6のメモリに保存されてもよい。
【0033】デジタル化された画像の画素値は、数学的
変換を用いて、各画素の値の計算に使用される。それに
より、患部組織を示す全ての画素は正常な組織の画素か
ら明白に識別される。上記工程は画像を強調するために
も使用され、それにより、病状の程度を測定することが
できるとともに他の処置および/あるいは他の検査を可
能とする。
【0034】従来より種々の数学的演算法が提供されて
おり、これらの演算法により、デジタル化された自己蛍
光像および拡散/反射光像から種々の演算された虚像を
作り出すことができるとともに、特定の病状組織に適し
た固有の空間領域に渡って自己蛍光像を得ることができ
る。プログラム化され、デジタル化された画像に適応可
能な好ましい数学的演算法としては、色合い、コントラ
スト、強度機能、主成分分解演算法、差の対数、減法演
算法等があり、これらの全ては、病気に犯された組織か
ら正常な組織を描写することができる。
【0035】腫瘍定位剤を用いた変換方法に関する報告
(プロフィオ(Profio)医療物理学、11:516−5
20、1984)は、本願発明者等により、撮像方法に
は適さないことが判明している。上記変換方法は、大き
な浸潤癌を除いて、しばしば異常領域の発見に失敗す
る。
【0036】この発明の好ましい実施例によれば、画像
のデジタル化および画像処理は必要とされない。つま
り、カラーモニタ5および人間の視覚により、正常部位
と病気に犯された部位との差を色の差として視認するこ
とができる。
【0037】2つの高感度CCDカメラを有する図8に
示された像形成モジュールを使用する場合、一方のCC
DカメラはRGBカラーモニタ5の赤チャンネルを伝送
し、他方のCCDカメラは緑チャンネルを伝送する。異
常な気管支組織および正常な気管支組織に関する赤色の
組織自己蛍光は互いにほぼ等しい。一方、異常部位に関
する緑色の組織自己蛍光は正常な組織の自己蛍光に対し
て劇的に低下する。従って、異常部位は、周囲の正常組
織に比較して、緑が弱く赤および/あるいは薄茶色が多
く現れ、そして、周囲の正常組織は、正常組織の赤自己
蛍光よりも緑自己蛍光が強いことから、明るい緑として
現れる。上記この発明の好ましい実施例によれば、画像
処理を必要とすることなく、患部を即時に視認すること
ができ、その結果、非常に経済的である。
【0038】また、図7に示されているような、単一の
CCDカメラおよびフィルタホイール18を有する像形
成モジュールを用いた場合にも上述と同様の効果を得る
ことができる。この実施例に場合、得られた2つの赤自
己蛍光像および緑自己蛍光像は複数のビデオ比で電子的
に組み合わされ、赤入力信号および緑入力信号としてR
GBカラーモニタに送られる。
【0039】一方、組織自己蛍光の異なる2つのスペク
トル帯域が得られ、カラーモニタのカラー表示のための
赤および緑信号として利用される。この方法は、炎症を
起した組織、異成形組織および非浸潤癌の虚像を非常に
明瞭に形成することができ、これらの組織を正常な組織
から明確に識別することができる。そして、病気に犯さ
れた組織における自己蛍光の低下、特に、緑の領域にお
ける低下は、病気の存在および病気の状態を示してい
る。
【0040】腫瘍定位剤が使用された場合、この発明に
係る撮像装置は小さいおよび大きな腫瘍の視認に使用さ
れる。例えば、フォトフリン(ポルフィマナトリウム)
のような定位剤については、この定位剤が最大値630
nmおよび690nmの自己蛍光を発する際、同一のフィル
タを使用することができる。この場合においても、定位
剤により定位された全ての患部を、正常な組織から明確
に識別することができる。
【0041】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れることなく、この発明の範囲内で種々変形可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、組織の自己蛍光の強度を利用して、体内の異常組織
の領域を検出し識別することが可能な撮像装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 励起波長442nmの場合における、異成形組
織と正常組織との差を示す自己蛍光スペクトルの例を示
す図。
【図2】 励起波長442nmの場合における、上皮内癌
組織と正常組織との差を示す自己蛍光スペクトルの例を
示す図。
【図3】 励起波長405nmの場合における、上皮内癌
組織と正常組織との差を示す自己蛍光スペクトルの例を
示す図。
【図4】 励起波長488nmの場合における、上皮内癌
組織と正常組織との差を示す自己蛍光スペクトルの例を
示す図。
【図5】 異常気管支組織の撮像に適したこの発明に係
る撮像装置を概略的に示す図。
【図6】 像形成モジュールを詳細に示す図。
【図7】 自己蛍光像を形成するために使用される単一
の高感度検出器を有するろ光およおよび光学機構を示す
図。
【図8】 2つの高感度カメラを用いて複数の自己蛍光
像を同時に得る他のろ光および光学機構を示す図。
【図9】 2つの自己蛍光像と1つの反射/拡散白色光
像とを同時に撮像可能なプリズムを備えた更に他のろ光
および光学機構を示す図。
【符号の説明】
1…光源、3…像形成モジュール、5…カラーモニタ、
7…レーザ光源、8…白色光源、9、13…シャッタ、
12…光ガイド、14、25、26、32、33、34
…フィルタ、17…光検出器、21…接眼レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カラム・マコウレイ カナダ国、ブイ5ダブリユ・1エム8、ブ リティッシュ・コランビア、バンクーバ ー、イースト・フォーティーフィフス・ア ベニュー 119 (72)発明者 ブルーノ・ジャッギ カナダ国、ブイ6ケー・1エム8、ブリテ ィッシュ・コランビア、バンクーバー、ウ エスト・サード・アベニュー 2861 (72)発明者 スティーブン・ラム カナダ国、ブイ6ティー・2イー3、ブリ ティッシュ・コランビア、バンクーバー、 ウイクリフ・ロード 5512 (72)発明者 アメデウス・エドワード・プロフィオ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 93110、サンタ・バーバラ、ダイアモン ド・クレスト・コート 913 (72)発明者 ジャクリン・ハング カナダ国、ブイ5ゼット・4シー1、ブリ ティッシュ・コランビア、バンクーバー、 ウエスト・テンス・アベニュー 725 Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA05 EA01 FA01 FA05 FA06 GA08 GB01 GB18 GB19 HA01 HA05 HA09 JA03 KA02 KA05 KA09 LA03 NA06 4C061 AA01 AA04 AA07 BB08 HH51 WW17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常組織および正常組織に関する固有の
    自己蛍光を発生可能な複数の波長を含む励起光を出射す
    る光源と、上記励起光を含み光を組織に照射し、上記固
    有の自己蛍光を発するように上記組織を励起する照射手
    段と、上記組織から発せられた自己蛍光を収集する収集
    手段と、上記自己蛍光を、異常組織の自己蛍光強度が正
    常組織の自己蛍光強度と実質的に相違するスペクトル帯
    域、および異常組織の自己蛍光強度が正常組織の自己蛍
    光強度と実質的に等しくなるスペクトル帯域内にろ光す
    るろ光手段と、上記ろ光された自己蛍光を遮断し、上記
    組織の少なくとも2つのろ光された自己蛍光像を形成す
    る光学手段と、正常組織と異常組織とを識別するよう
    に、上記得られた像を表示する表示手段と、を備えた組
    織内の患部を撮像する撮像装置。
JP2002131033A 1991-05-08 2002-05-02 撮像装置 Expired - Lifetime JP3810337B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA002042075A CA2042075C (en) 1991-05-08 1991-05-08 Endoscopic imaging system
CA2042075 1991-05-08

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11640192A Division JP3317409B2 (ja) 1991-05-08 1992-05-08 撮像装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003129568A Division JP3823096B2 (ja) 1991-05-08 2003-05-07 撮像装置
JP2005138269A Division JP2005312979A (ja) 1991-05-08 2005-05-11 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002360503A true JP2002360503A (ja) 2002-12-17
JP3810337B2 JP3810337B2 (ja) 2006-08-16

Family

ID=4147562

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002131033A Expired - Lifetime JP3810337B2 (ja) 1991-05-08 2002-05-02 撮像装置
JP2003129568A Expired - Lifetime JP3823096B2 (ja) 1991-05-08 2003-05-07 撮像装置
JP2005138269A Withdrawn JP2005312979A (ja) 1991-05-08 2005-05-11 撮像装置

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003129568A Expired - Lifetime JP3823096B2 (ja) 1991-05-08 2003-05-07 撮像装置
JP2005138269A Withdrawn JP2005312979A (ja) 1991-05-08 2005-05-11 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP3810337B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301561A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 分光学的識別定量システム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4716801B2 (ja) * 2005-06-16 2011-07-06 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡撮像システム
JP5485191B2 (ja) 2011-01-19 2014-05-07 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
JP5485190B2 (ja) 2011-01-19 2014-05-07 富士フイルム株式会社 内視鏡装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301561A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 分光学的識別定量システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3810337B2 (ja) 2006-08-16
JP2005312979A (ja) 2005-11-10
JP2004041703A (ja) 2004-02-12
JP3823096B2 (ja) 2006-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3317409B2 (ja) 撮像装置
US5769792A (en) Endoscopic imaging system for diseased tissue
JP3683271B2 (ja) 積分された内部蛍光を使用して病気の組織の画像を映すための装置および方法
US6678398B2 (en) Dual mode real-time screening and rapid full-area, selective-spectral, remote imaging and analysis device and process
US7697975B2 (en) Methods and apparatus for fluorescence imaging using multiple excitation-emission pairs and simultaneous multi-channel image detection
US5647368A (en) Imaging system for detecting diseased tissue using native fluorsecence in the gastrointestinal and respiratory tract
US6603552B1 (en) Portable system for detecting skin abnormalities based on characteristic autofluorescence
US5687730A (en) Apparatus for detecting the presence of abnormal tissue within a target tissue beneath the skin of a patient
JPH08224240A (ja) 蛍光診断装置
JPH06125911A (ja) 内視鏡装置
EP1239771B1 (en) Portable system for detecting skin abnormalities
JP2005312979A (ja) 撮像装置
JP2004538485A (ja) 蛍光診断システム
JP2001128925A (ja) 蛍光表示方法および装置
JP4109132B2 (ja) 蛍光判定装置
JP3881143B2 (ja) 蛍光表示方法および装置
JP2003102671A (ja) 自家蛍光検出装置
KR20180066645A (ko) 형광 내시경 시스템
Qu et al. In-vivo autofluorescence of nasopharyngeal carcinoma and normal tissue

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041112

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050210

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term