JP2002358060A - 表示制御システム、表示サービス提供システム及び表示制御プログラム、並びに表示制御方法 - Google Patents
表示制御システム、表示サービス提供システム及び表示制御プログラム、並びに表示制御方法Info
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- JP2002358060A JP2002358060A JP2001167487A JP2001167487A JP2002358060A JP 2002358060 A JP2002358060 A JP 2002358060A JP 2001167487 A JP2001167487 A JP 2001167487A JP 2001167487 A JP2001167487 A JP 2001167487A JP 2002358060 A JP2002358060 A JP 2002358060A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/50—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
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- Databases & Information Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柔軟で円滑な発表を行うのに好適な表示制御
システムを提供する。 【解決手段】 プロジェクタ200は、プロジェクタ表
示データに含まれる各ページデータを、その末尾のペー
ジに対応するページデータを先頭としたスタック方式で
スタック領域に格納し、スタック領域から読み出される
ページデータに基づいて投影装置82でページを投影
し、投影中に他のプロジェクタ表示データが与えられた
ときは、与えられた他のプロジェクタ表示データに含ま
れる各ページデータをスタック方式でスタック領域に追
加格納する。
システムを提供する。 【解決手段】 プロジェクタ200は、プロジェクタ表
示データに含まれる各ページデータを、その末尾のペー
ジに対応するページデータを先頭としたスタック方式で
スタック領域に格納し、スタック領域から読み出される
ページデータに基づいて投影装置82でページを投影
し、投影中に他のプロジェクタ表示データが与えられた
ときは、与えられた他のプロジェクタ表示データに含ま
れる各ページデータをスタック方式でスタック領域に追
加格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタ等の
表示機器および携帯端末等の移動体にそれぞれ仮想オブ
ジェクトを対応付けるとともに、実空間と対応させた仮
想空間上に各仮想オブジェクトを配置し、仮想オブジェ
クト間の位置関係に基づいて表示機器による表示サービ
スを提供するシステム、端末、移動体、プログラム、並
びに方法に係り、特に、柔軟で円滑な発表を行うのに好
適な表示制御システム、表示サービス提供システムおよ
び表示制御プログラム、並びに表示制御方法に関する。
表示機器および携帯端末等の移動体にそれぞれ仮想オブ
ジェクトを対応付けるとともに、実空間と対応させた仮
想空間上に各仮想オブジェクトを配置し、仮想オブジェ
クト間の位置関係に基づいて表示機器による表示サービ
スを提供するシステム、端末、移動体、プログラム、並
びに方法に係り、特に、柔軟で円滑な発表を行うのに好
適な表示制御システム、表示サービス提供システムおよ
び表示制御プログラム、並びに表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクリーンに画像を投影するプロ
ジェクタとしては、例えば、表示内容をページ単位で区
分したページデータを1または複数含むプロジェクタ表
示データが与えられたときに、与えられたプロジェクタ
表示データに基づいて所定順序で各ページを表示するも
の(以下、第1の従来例という。)があった。
ジェクタとしては、例えば、表示内容をページ単位で区
分したページデータを1または複数含むプロジェクタ表
示データが与えられたときに、与えられたプロジェクタ
表示データに基づいて所定順序で各ページを表示するも
の(以下、第1の従来例という。)があった。
【0003】第1の従来例は、スクリーンに画像を投影
する投影装置と、プロジェクタ表示データに基づいて所
定順序で各ページを投影装置で投影する投影制御を行う
投影制御装置とで構成されており、投影制御装置は、所
定順序で先頭のページから順番にプロジェクタ表示デー
タからページデータを取得し、取得したページデータに
基づいてページを投影装置で投影するようになってい
る。
する投影装置と、プロジェクタ表示データに基づいて所
定順序で各ページを投影装置で投影する投影制御を行う
投影制御装置とで構成されており、投影制御装置は、所
定順序で先頭のページから順番にプロジェクタ表示デー
タからページデータを取得し、取得したページデータに
基づいてページを投影装置で投影するようになってい
る。
【0004】一方、従来、最も一般的なプロジェクタと
しては、例えば、コンピュータ等を接続するための接続
端子と、接続端子を介して入力した画像信号に基づいて
スクリーンに画像を投影する投影装置とを備えるもの
(以下、第2の従来例という。)である。第2の従来例
を用いてプレゼンテーションを行う場合、各発表者は、
プレゼンテーション資料としてプロジェクタで投影する
ためのプロジェクタ表示データを格納したノート型コン
ピュータ等をプロジェクタに接続し、そのノート型コン
ピュータ等を操作することによりプレゼンテーション資
料をスクリーンに投影しながらプレゼンテーションを行
う。
しては、例えば、コンピュータ等を接続するための接続
端子と、接続端子を介して入力した画像信号に基づいて
スクリーンに画像を投影する投影装置とを備えるもの
(以下、第2の従来例という。)である。第2の従来例
を用いてプレゼンテーションを行う場合、各発表者は、
プレゼンテーション資料としてプロジェクタで投影する
ためのプロジェクタ表示データを格納したノート型コン
ピュータ等をプロジェクタに接続し、そのノート型コン
ピュータ等を操作することによりプレゼンテーション資
料をスクリーンに投影しながらプレゼンテーションを行
う。
【0005】しかしながら、プレゼンテーション資料
は、各発表者が所持するノート型コンピュータ等にそれ
ぞれ格納されている場合が多いため、第2の従来例にあ
っては、各発表者のプレゼンテーション資料を一つのノ
ート型コンピュータ等にまとめない限り、発表ごとにノ
ート型コンピュータ等をプロジェクタに接続しなければ
ならず、接続作業に手間や時間を要し煩雑となるばかり
か、発表者にとっても、発表会場にノート型コンピュー
タ等を持ち込まなければならず、持ち運びに労力を要す
るという問題があった。特に、比較的大きな発表会場で
プレゼンテーションを行う場合、すべての発表者のプレ
ゼンテーション資料を一台のコンピュータにまとめるの
は、発表者同士で行うにはきわめて困難であり、主催者
側で行うには主催者側に大きな負担をかけることにな
る。
は、各発表者が所持するノート型コンピュータ等にそれ
ぞれ格納されている場合が多いため、第2の従来例にあ
っては、各発表者のプレゼンテーション資料を一つのノ
ート型コンピュータ等にまとめない限り、発表ごとにノ
ート型コンピュータ等をプロジェクタに接続しなければ
ならず、接続作業に手間や時間を要し煩雑となるばかり
か、発表者にとっても、発表会場にノート型コンピュー
タ等を持ち込まなければならず、持ち運びに労力を要す
るという問題があった。特に、比較的大きな発表会場で
プレゼンテーションを行う場合、すべての発表者のプレ
ゼンテーション資料を一台のコンピュータにまとめるの
は、発表者同士で行うにはきわめて困難であり、主催者
側で行うには主催者側に大きな負担をかけることにな
る。
【0006】したがって、各発表者がノート型コンピュ
ータ等を持ち込まずにすみ、しかもプレゼンテーション
資料を一台のコンピュータにまとめるというような煩雑
な作業を行うことなく、各発表者が個別にまとめたプレ
ゼンテーション資料を簡単に発表できるようなシステム
を構築することが期待されている。例えば、プロジェク
タと所定のサーバとを通信可能に接続し、発表者がプレ
ゼンテーション資料をあらかじめ所定のサーバに格納し
ておき、発表時にプレゼンテーション資料を所定のサー
バから自動的に読み込んで表示することが一つの手法と
して提案できる。この場合、発表時に、その発表を行う
発表者のプレゼンテーション資料を読み込める、すなわ
ち発表者に応じたプレゼンテーション資料を読み込める
という点を実現することがポイントとなる。これを実現
する一つの構成としては、例えば、発表者(または発表
者の携帯する比較的小型な物)の移動に応じてプロジェ
クタによる投影サービスを提供するという構成を採用す
ることができる。
ータ等を持ち込まずにすみ、しかもプレゼンテーション
資料を一台のコンピュータにまとめるというような煩雑
な作業を行うことなく、各発表者が個別にまとめたプレ
ゼンテーション資料を簡単に発表できるようなシステム
を構築することが期待されている。例えば、プロジェク
タと所定のサーバとを通信可能に接続し、発表者がプレ
ゼンテーション資料をあらかじめ所定のサーバに格納し
ておき、発表時にプレゼンテーション資料を所定のサー
バから自動的に読み込んで表示することが一つの手法と
して提案できる。この場合、発表時に、その発表を行う
発表者のプレゼンテーション資料を読み込める、すなわ
ち発表者に応じたプレゼンテーション資料を読み込める
という点を実現することがポイントとなる。これを実現
する一つの構成としては、例えば、発表者(または発表
者の携帯する比較的小型な物)の移動に応じてプロジェ
クタによる投影サービスを提供するという構成を採用す
ることができる。
【0007】これに関連して、いくつかの従来例があ
る。従来、ユーザの移動に応じてサービスを提供するシ
ステムとしては、例えば、特開平10-13720号公報に開示
された情報提示装置(以下、第3の従来例という。)、
および特開2000-152125号公報に開示されたヘッドマウ
ントディスプレイ装置(以下、第4の従来例という。)
があった。
る。従来、ユーザの移動に応じてサービスを提供するシ
ステムとしては、例えば、特開平10-13720号公報に開示
された情報提示装置(以下、第3の従来例という。)、
および特開2000-152125号公報に開示されたヘッドマウ
ントディスプレイ装置(以下、第4の従来例という。)
があった。
【0008】第3の従来例は、カメラ101の位置、方
向を各検出部103、104がGPS(Global Positio
ning System)により検出するとともに、ディスプレイ
またはファインダ108で表示される画像中の物体をユ
ーザが指定する。制御部106は、その指定位置と上記
検出された位置、方向とに基づいて指定された物体の位
置情報を演算により求め、求めた位置情報を用いて地図
データ記憶部107から対応するその物体の属性データ
を取り出してディスプレイまたはファインダ108で表
示したりまたは音声合成して出力する。
向を各検出部103、104がGPS(Global Positio
ning System)により検出するとともに、ディスプレイ
またはファインダ108で表示される画像中の物体をユ
ーザが指定する。制御部106は、その指定位置と上記
検出された位置、方向とに基づいて指定された物体の位
置情報を演算により求め、求めた位置情報を用いて地図
データ記憶部107から対応するその物体の属性データ
を取り出してディスプレイまたはファインダ108で表
示したりまたは音声合成して出力する。
【0009】これにより、表示される画像における物体
の属性データを容易に得て、ユーザに提示することがで
きる。第4の従来例は、操作入力部6からの入力によ
り、画像出力部5にアイコン像を視線検出部8により検
出された視線位置となるように表示させる。オペレータ
の目には、窓部から見える現実の視界に、アイコン像が
重なって観察される。オペレータは、視線を視界中の所
望の箇所にもっていき、操作入力部6からの指示で確定
する。例えば、現実に目の前にある文章を観察し、その
文章中にある領域を指定すると、指定された領域中の文
章或いは単語を、CCDカメラ部3から入力された画像
情報から画像処理部7において判読し、任意の言語に翻
訳し、そのデータを画像出力部5にて表示する。
の属性データを容易に得て、ユーザに提示することがで
きる。第4の従来例は、操作入力部6からの入力によ
り、画像出力部5にアイコン像を視線検出部8により検
出された視線位置となるように表示させる。オペレータ
の目には、窓部から見える現実の視界に、アイコン像が
重なって観察される。オペレータは、視線を視界中の所
望の箇所にもっていき、操作入力部6からの指示で確定
する。例えば、現実に目の前にある文章を観察し、その
文章中にある領域を指定すると、指定された領域中の文
章或いは単語を、CCDカメラ部3から入力された画像
情報から画像処理部7において判読し、任意の言語に翻
訳し、そのデータを画像出力部5にて表示する。
【0010】これにより、オペレータの視線の動きによ
り現実の視界中の対象を選択指定することができ、視線
を入力手段として視界中の画像情報を処理することがで
きる。
り現実の視界中の対象を選択指定することができ、視線
を入力手段として視界中の画像情報を処理することがで
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例にあっては、所定順序で先頭のページから順番に
ページデータを取得して投影する構成であるため、例え
ば、発表中に、現在表示に用いているプロジェクタ表示
データとは別のプロジェクタ表示データを一時的に挿入
表示したい場合には、現在表示に用いているプロジェク
タ表示データファイルを閉じ、挿入を希望するプロジェ
クタ表示データのファイルを開いて表示し、この表示が
終了したときは、元のプロジェクタ表示データのファイ
ルを再び開き、挿入前のページまで進める、といった手
順を踏まなければならない。そのため、発表時に視聴者
の反応等によって発表内容を動的に変更する場合には手
間や時間を要することになる。したがって、柔軟で円滑
な発表を行うには不向きであった。
従来例にあっては、所定順序で先頭のページから順番に
ページデータを取得して投影する構成であるため、例え
ば、発表中に、現在表示に用いているプロジェクタ表示
データとは別のプロジェクタ表示データを一時的に挿入
表示したい場合には、現在表示に用いているプロジェク
タ表示データファイルを閉じ、挿入を希望するプロジェ
クタ表示データのファイルを開いて表示し、この表示が
終了したときは、元のプロジェクタ表示データのファイ
ルを再び開き、挿入前のページまで進める、といった手
順を踏まなければならない。そのため、発表時に視聴者
の反応等によって発表内容を動的に変更する場合には手
間や時間を要することになる。したがって、柔軟で円滑
な発表を行うには不向きであった。
【0012】一方、第3の従来例にあっては、ディスプ
レイまたはファインダ108で表示される画像中の物体
をユーザが指定したときにその物体の属性データをユー
ザに対して提供する構成であるため、例えば、ユーザが
現在いる場所の付近に、ユーザにとって有益な属性デー
タが対応付けられている物体が存在していたとしても、
ユーザが能動的に行動を起こさなければ、ユーザは、そ
の有益な属性データを得ることができない。
レイまたはファインダ108で表示される画像中の物体
をユーザが指定したときにその物体の属性データをユー
ザに対して提供する構成であるため、例えば、ユーザが
現在いる場所の付近に、ユーザにとって有益な属性デー
タが対応付けられている物体が存在していたとしても、
ユーザが能動的に行動を起こさなければ、ユーザは、そ
の有益な属性データを得ることができない。
【0013】また、ユーザに提供されるものが属性デー
タであるため、ユーザは、あくまで情報の提供というサ
ービスしか受けることができない。例えば、ある物体に
対応付けられている属性データの内容をその場で表示し
たいといったユーザの要望は、そのままでは叶えること
が困難である。もっとも、属性データをメモリ等に保存
しておき、その後別のコンピュータにメモリを装着し、
属性データを読み出して表示することで対応することも
できるだろうが、それではあまりに使い勝手がよくない
し、その場で表示するという要望には満たない。
タであるため、ユーザは、あくまで情報の提供というサ
ービスしか受けることができない。例えば、ある物体に
対応付けられている属性データの内容をその場で表示し
たいといったユーザの要望は、そのままでは叶えること
が困難である。もっとも、属性データをメモリ等に保存
しておき、その後別のコンピュータにメモリを装着し、
属性データを読み出して表示することで対応することも
できるだろうが、それではあまりに使い勝手がよくない
し、その場で表示するという要望には満たない。
【0014】また、第4の従来例にあっても、第3の従
来例と同様に、ユーザが目の前にある文章を観察してそ
の文章中にある領域を指定したときに翻訳を行う構成で
あるため、第3の従来例と同様に、ユーザが能動的に行
動を起こさなければ、ユーザは、翻訳というサービスの
提供を受けることができない。また、ユーザに提供され
るものが翻訳文であるため、やはり第3の従来例と同様
に、ユーザは、あくまで情報の提供というサービスしか
受けることができない。
来例と同様に、ユーザが目の前にある文章を観察してそ
の文章中にある領域を指定したときに翻訳を行う構成で
あるため、第3の従来例と同様に、ユーザが能動的に行
動を起こさなければ、ユーザは、翻訳というサービスの
提供を受けることができない。また、ユーザに提供され
るものが翻訳文であるため、やはり第3の従来例と同様
に、ユーザは、あくまで情報の提供というサービスしか
受けることができない。
【0015】したがって、第3の従来例および第4の従
来例を上記プロジェクタの例に応用した場合には、発表
者が能動的に行動を起こさなければ、プロジェクタによ
る投影サービスの提供を受けることができず、特に、発
表者に応じたプレゼンテーション資料を読み込むという
点は、その実現が困難である。そこで、本発明は、この
ような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなさ
れたものであって、柔軟で円滑な発表を行うのに好適な
表示制御システム、表示サービス提供システムおよび表
示制御プログラム、並びに表示制御方法を提供すること
を第1の目的としている。また、移動に伴って動的な表
示サービスを提供するシステムにおいて、ユーザが表示
サービスの提供を受けやすくなり、しかもユーザに応じ
た表示サービスを提供することができる表示サービス提
供システムを提供することを第2の目的としている。
来例を上記プロジェクタの例に応用した場合には、発表
者が能動的に行動を起こさなければ、プロジェクタによ
る投影サービスの提供を受けることができず、特に、発
表者に応じたプレゼンテーション資料を読み込むという
点は、その実現が困難である。そこで、本発明は、この
ような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなさ
れたものであって、柔軟で円滑な発表を行うのに好適な
表示制御システム、表示サービス提供システムおよび表
示制御プログラム、並びに表示制御方法を提供すること
を第1の目的としている。また、移動に伴って動的な表
示サービスを提供するシステムにおいて、ユーザが表示
サービスの提供を受けやすくなり、しかもユーザに応じ
た表示サービスを提供することができる表示サービス提
供システムを提供することを第2の目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の表示制御システムは、
表示内容をページ単位で区分したページデータを1また
は複数含む表示データが与えられたときに、与えられた
表示データに基づいて所定順序で各ページを表示するシ
ステムであって、表示手段と、前記ページデータを格納
するためのページデータ記憶手段と、前記表示データに
基づいて前記所定順序で各ページを前記表示手段に表示
する表示制御を行う表示制御手段とを備え、前記表示制
御手段は、前記表示データに含まれる各ページデータ
を、前記所定順序で末尾のページに対応するページデー
タを先頭としたスタック方式で前記ページデータ記憶手
段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読み出され
るページデータに基づいて前記表示手段にページを表示
し、前記表示制御を行っている場合に他の表示データが
与えられたときは、与えられた他の表示データに含まれ
る各ページデータを前記スタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に追加格納するようになっている。
に、本発明に係る請求項1記載の表示制御システムは、
表示内容をページ単位で区分したページデータを1また
は複数含む表示データが与えられたときに、与えられた
表示データに基づいて所定順序で各ページを表示するシ
ステムであって、表示手段と、前記ページデータを格納
するためのページデータ記憶手段と、前記表示データに
基づいて前記所定順序で各ページを前記表示手段に表示
する表示制御を行う表示制御手段とを備え、前記表示制
御手段は、前記表示データに含まれる各ページデータ
を、前記所定順序で末尾のページに対応するページデー
タを先頭としたスタック方式で前記ページデータ記憶手
段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読み出され
るページデータに基づいて前記表示手段にページを表示
し、前記表示制御を行っている場合に他の表示データが
与えられたときは、与えられた他の表示データに含まれ
る各ページデータを前記スタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に追加格納するようになっている。
【0017】このような構成であれば、表示データが与
えられると、表示制御手段により、与えられた表示デー
タに含まれる各ページデータがスタック方式でページデ
ータ記憶手段に格納され、ページデータ記憶手段から読
み出されるページデータに基づいて表示手段にページが
表示される。そして、表示制御を行っている場合に他の
表示データが与えられると、表示制御手段により、与え
られた他の表示データに含まれる各ページデータがスタ
ック方式でページデータ記憶手段に追加格納され、ペー
ジデータ記憶手段から読み出されるページデータに基づ
いて表示手段にページが表示される。その表示が中断ま
たは終了すると、ページデータ記憶手段には、元の表示
データのうち未表示のページに係るページデータがスタ
ックされているので、挿入表示後は何ら操作を行うこと
なく、引き続き元の表示データの未表示部分を表示する
ことができる。
えられると、表示制御手段により、与えられた表示デー
タに含まれる各ページデータがスタック方式でページデ
ータ記憶手段に格納され、ページデータ記憶手段から読
み出されるページデータに基づいて表示手段にページが
表示される。そして、表示制御を行っている場合に他の
表示データが与えられると、表示制御手段により、与え
られた他の表示データに含まれる各ページデータがスタ
ック方式でページデータ記憶手段に追加格納され、ペー
ジデータ記憶手段から読み出されるページデータに基づ
いて表示手段にページが表示される。その表示が中断ま
たは終了すると、ページデータ記憶手段には、元の表示
データのうち未表示のページに係るページデータがスタ
ックされているので、挿入表示後は何ら操作を行うこと
なく、引き続き元の表示データの未表示部分を表示する
ことができる。
【0018】ここで、ページデータ記憶手段は、ページ
データをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するも
のであり、ページデータをあらかじめ記憶してあるもの
であってもよいし、ページデータをあらかじめ記憶する
ことなく、本システムの動作時に外部からの入力等によ
ってページデータを記憶するようになっていてもよい。
以下、請求項3記載の表示サービス提供システム、およ
び請求項8記載の表示制御システムにおいて同じであ
る。
データをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するも
のであり、ページデータをあらかじめ記憶してあるもの
であってもよいし、ページデータをあらかじめ記憶する
ことなく、本システムの動作時に外部からの入力等によ
ってページデータを記憶するようになっていてもよい。
以下、請求項3記載の表示サービス提供システム、およ
び請求項8記載の表示制御システムにおいて同じであ
る。
【0019】また、本システムは、単一の装置として実
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。例えば、表示手段と表示制御手段とは、
それぞれ別の端末に設けられていてもよい。以下、請求
項2記載の表示制御システムにおいて同じである。
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。例えば、表示手段と表示制御手段とは、
それぞれ別の端末に設けられていてもよい。以下、請求
項2記載の表示制御システムにおいて同じである。
【0020】さらに、本発明に係る請求項2記載の表示
制御システムは、表示内容をページ単位で区分してなる
表示データが与えられたときに、与えられた表示データ
に基づいて所定順序で各ページを表示するシステムであ
って、表示手段と、前記表示データに基づいて前記所定
順序で各ページを前記表示手段に表示する表示制御を行
う表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表
示制御を行っている場合に他の表示データが与えられた
ときは、現在表示に用いている現表示データのうち表示
中のページに係る部分の位置を復帰ポインタとして記憶
し、前記現表示データに基づく表示制御を中断するとと
もに前記与えられた他の表示データに基づく表示制御を
開始し、前記他の表示データに基づく表示制御が中断ま
たは終了したときは、前記現表示データおよび前記記憶
した復帰ポインタに基づいて、前記現表示データに基づ
く表示制御を前記表示中のページから復帰するようにな
っている。
制御システムは、表示内容をページ単位で区分してなる
表示データが与えられたときに、与えられた表示データ
に基づいて所定順序で各ページを表示するシステムであ
って、表示手段と、前記表示データに基づいて前記所定
順序で各ページを前記表示手段に表示する表示制御を行
う表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表
示制御を行っている場合に他の表示データが与えられた
ときは、現在表示に用いている現表示データのうち表示
中のページに係る部分の位置を復帰ポインタとして記憶
し、前記現表示データに基づく表示制御を中断するとと
もに前記与えられた他の表示データに基づく表示制御を
開始し、前記他の表示データに基づく表示制御が中断ま
たは終了したときは、前記現表示データおよび前記記憶
した復帰ポインタに基づいて、前記現表示データに基づ
く表示制御を前記表示中のページから復帰するようにな
っている。
【0021】このような構成であれば、表示データが与
えられると、表示制御手段により、与えられた表示デー
タに基づいて所定順序で各ページが表示手段に表示され
る。そして、表示制御を行っている場合に他の表示デー
タが与えられると、表示制御手段により、現表示データ
のうち表示中のページに係る部分の位置が復帰ポインタ
として記憶され、現表示データに基づく表示制御が中断
されるとともに他の表示データに基づいて所定順序で各
ページが表示手段に表示される。その表示が中断または
終了すると、現表示データおよび記憶された復帰ポイン
タに基づいて、現表示データに基づく表示制御が表示中
のページから復帰される。したがって、挿入表示後は何
ら操作を行うことなく、引き続き元の表示データの未表
示部分を表示することができる。
えられると、表示制御手段により、与えられた表示デー
タに基づいて所定順序で各ページが表示手段に表示され
る。そして、表示制御を行っている場合に他の表示デー
タが与えられると、表示制御手段により、現表示データ
のうち表示中のページに係る部分の位置が復帰ポインタ
として記憶され、現表示データに基づく表示制御が中断
されるとともに他の表示データに基づいて所定順序で各
ページが表示手段に表示される。その表示が中断または
終了すると、現表示データおよび記憶された復帰ポイン
タに基づいて、現表示データに基づく表示制御が表示中
のページから復帰される。したがって、挿入表示後は何
ら操作を行うことなく、引き続き元の表示データの未表
示部分を表示することができる。
【0022】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項3記載の表示サービス提供システムは、表
示機器に第1仮想オブジェクトを対応付けかつ移動可能
な移動体に第2仮想オブジェクトを対応付けるととも
に、実空間と対応させた仮想空間上に前記第1仮想オブ
ジェクトを配置しかつ前記仮想空間における移動体の位
置またはその付近に前記第2仮想オブジェクトを配置
し、前記第1仮想オブジェクトと前記第2仮想オブジェ
クトとの位置関係に基づいて、前記第1仮想オブジェク
トに対応する表示機器の表示に関する表示サービスを提
供するシステムであって、前記第1仮想オブジェクトの
形状および配置位置に関する第1オブジェクト情報を前
記表示機器と対応付けて記憶するための第1記憶手段
と、前記第2仮想オブジェクトの形状および配置位置に
関する第2オブジェクト情報を前記移動体と対応付けて
記憶するための第2記憶手段と、表示内容をページ単位
で区分したページデータを1または複数含む表示データ
を前記移動体と対応付けて記憶するための表示データ記
憶手段と、前記移動体の位置を特定するための位置情報
を取得する位置情報取得手段とを備え、前記位置情報取
得手段で取得した位置情報に基づいて前記第2記憶手段
の第2オブジェクト情報を更新し、前記第1記憶手段の
第1オブジェクト情報および前記第2記憶手段の第2オ
ブジェクト情報に基づいて、前記第1仮想オブジェクト
の形状および配置位置により特定される領域と、前記第
2仮想オブジェクトの形状および配置位置により特定さ
れる領域とが重複していると判定したときは、前記表示
データ記憶手段の表示データのうちその第2仮想オブジ
ェクトに対応する移動体に対応するものを、その第1仮
想オブジェクトに対応する表示機器に送信するようにな
っており、前記表示機器は、表示手段と、前記ページデ
ータを格納するためのページデータ記憶手段と、前記表
示データに基づいて所定順序で各ページを前記表示手段
に表示する表示制御を行う表示制御手段とを有し、前記
表示制御手段は、前記表示データに含まれる各ページデ
ータを、前記所定順序で末尾のページに対応するページ
データを先頭としたスタック方式で前記ページデータ記
憶手段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読み出
されるページデータに基づいて前記表示手段にページを
表示し、前記表示制御を行っている場合に他の表示デー
タを受信したときは、受信した他の表示データに含まれ
る各ページデータを前記スタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に追加格納するようになっている。
に係る請求項3記載の表示サービス提供システムは、表
示機器に第1仮想オブジェクトを対応付けかつ移動可能
な移動体に第2仮想オブジェクトを対応付けるととも
に、実空間と対応させた仮想空間上に前記第1仮想オブ
ジェクトを配置しかつ前記仮想空間における移動体の位
置またはその付近に前記第2仮想オブジェクトを配置
し、前記第1仮想オブジェクトと前記第2仮想オブジェ
クトとの位置関係に基づいて、前記第1仮想オブジェク
トに対応する表示機器の表示に関する表示サービスを提
供するシステムであって、前記第1仮想オブジェクトの
形状および配置位置に関する第1オブジェクト情報を前
記表示機器と対応付けて記憶するための第1記憶手段
と、前記第2仮想オブジェクトの形状および配置位置に
関する第2オブジェクト情報を前記移動体と対応付けて
記憶するための第2記憶手段と、表示内容をページ単位
で区分したページデータを1または複数含む表示データ
を前記移動体と対応付けて記憶するための表示データ記
憶手段と、前記移動体の位置を特定するための位置情報
を取得する位置情報取得手段とを備え、前記位置情報取
得手段で取得した位置情報に基づいて前記第2記憶手段
の第2オブジェクト情報を更新し、前記第1記憶手段の
第1オブジェクト情報および前記第2記憶手段の第2オ
ブジェクト情報に基づいて、前記第1仮想オブジェクト
の形状および配置位置により特定される領域と、前記第
2仮想オブジェクトの形状および配置位置により特定さ
れる領域とが重複していると判定したときは、前記表示
データ記憶手段の表示データのうちその第2仮想オブジ
ェクトに対応する移動体に対応するものを、その第1仮
想オブジェクトに対応する表示機器に送信するようにな
っており、前記表示機器は、表示手段と、前記ページデ
ータを格納するためのページデータ記憶手段と、前記表
示データに基づいて所定順序で各ページを前記表示手段
に表示する表示制御を行う表示制御手段とを有し、前記
表示制御手段は、前記表示データに含まれる各ページデ
ータを、前記所定順序で末尾のページに対応するページ
データを先頭としたスタック方式で前記ページデータ記
憶手段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読み出
されるページデータに基づいて前記表示手段にページを
表示し、前記表示制御を行っている場合に他の表示デー
タを受信したときは、受信した他の表示データに含まれ
る各ページデータを前記スタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に追加格納するようになっている。
【0023】このような構成であれば、表示機器では、
表示データが与えられると、表示制御手段により、与え
られた表示データに含まれる各ページデータがスタック
方式でページデータ記憶手段に格納され、ページデータ
記憶手段から読み出されるページデータに基づいて表示
手段にページが表示される。一方、位置情報取得手段に
より、位置情報が取得され、取得された位置情報に基づ
いて第2記憶手段の第2オブジェクト情報が更新され
る。そして、第1記憶手段の第1オブジェクト情報およ
び第2記憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、第
1仮想オブジェクトの形状および配置位置により特定さ
れる領域と、第2仮想オブジェクトの形状および配置位
置により特定される領域とが重複しているか否かが判定
される。すなわち、第1仮想オブジェクトの領域または
その付近に移動体を接近させると、それら領域が重複し
ていると判定される。重複が判定されると、表示データ
記憶手段の表示データのうちその第2仮想オブジェクト
に対応する移動体に対応するものが、その第1仮想オブ
ジェクトに対応する表示機器に送信される。
表示データが与えられると、表示制御手段により、与え
られた表示データに含まれる各ページデータがスタック
方式でページデータ記憶手段に格納され、ページデータ
記憶手段から読み出されるページデータに基づいて表示
手段にページが表示される。一方、位置情報取得手段に
より、位置情報が取得され、取得された位置情報に基づ
いて第2記憶手段の第2オブジェクト情報が更新され
る。そして、第1記憶手段の第1オブジェクト情報およ
び第2記憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、第
1仮想オブジェクトの形状および配置位置により特定さ
れる領域と、第2仮想オブジェクトの形状および配置位
置により特定される領域とが重複しているか否かが判定
される。すなわち、第1仮想オブジェクトの領域または
その付近に移動体を接近させると、それら領域が重複し
ていると判定される。重複が判定されると、表示データ
記憶手段の表示データのうちその第2仮想オブジェクト
に対応する移動体に対応するものが、その第1仮想オブ
ジェクトに対応する表示機器に送信される。
【0024】表示機器では、表示制御を行っている場合
に他の表示データを受信すると、表示制御手段により、
受信した他の表示データに含まれる各ページデータがス
タック方式でページデータ記憶手段に追加格納され、ペ
ージデータ記憶手段から読み出されるページデータに基
づいて表示手段にページが表示される。その表示が中断
または終了すると、ページデータ記憶手段には、元の表
示データのうち未表示のページに係るページデータがス
タックされているので、挿入表示後は何ら操作を行うこ
となく、引き続き元の表示データの未表示部分を表示す
ることができる。
に他の表示データを受信すると、表示制御手段により、
受信した他の表示データに含まれる各ページデータがス
タック方式でページデータ記憶手段に追加格納され、ペ
ージデータ記憶手段から読み出されるページデータに基
づいて表示手段にページが表示される。その表示が中断
または終了すると、ページデータ記憶手段には、元の表
示データのうち未表示のページに係るページデータがス
タックされているので、挿入表示後は何ら操作を行うこ
となく、引き続き元の表示データの未表示部分を表示す
ることができる。
【0025】ここで、仮想オブジェクトは、実空間と対
応させた仮想空間上で論理的な形状および配置位置を有
しており、その形状としては、例えば、配置位置を中心
とした半径1[m〕程度の球体であってもよいし、配置
位置を中心とした1辺が1〔m〕程度の立方体であって
もよいし、その他自然物や生物を模写した形状等あらゆ
る形状を含む。また、立体的な形状に限らず、平面的な
形状であってもよい。これにより、表示サービスが提供
される領域が比較的明確化されることから、例えば数m
単位といった細かな単位で異なる表示サービスを提供す
ることが可能となり、また、表示サービスが提供される
領域および移動体に対応付けられた領域が点ではなく所
定の範囲をもっていることから、ユーザが表示サービス
を受けやすくなる。以下、請求項4記載の表示サービス
提供システムにおいて同じである。
応させた仮想空間上で論理的な形状および配置位置を有
しており、その形状としては、例えば、配置位置を中心
とした半径1[m〕程度の球体であってもよいし、配置
位置を中心とした1辺が1〔m〕程度の立方体であって
もよいし、その他自然物や生物を模写した形状等あらゆ
る形状を含む。また、立体的な形状に限らず、平面的な
形状であってもよい。これにより、表示サービスが提供
される領域が比較的明確化されることから、例えば数m
単位といった細かな単位で異なる表示サービスを提供す
ることが可能となり、また、表示サービスが提供される
領域および移動体に対応付けられた領域が点ではなく所
定の範囲をもっていることから、ユーザが表示サービス
を受けやすくなる。以下、請求項4記載の表示サービス
提供システムにおいて同じである。
【0026】また、移動体は、実空間における移動体で
あってもよいし、仮想空間における移動体であってもよ
い。前者の場合は、例えば、携帯端末や車両等がそれに
該当し、それらに適用すれば、ユーザの位置に応じた表
示サービスを提供することができるし、後者の場合は、
例えば、コンピュータシミュレーション上の移動体やゲ
ーム上の移動体がこれに該当し、コンピュータシミュレ
ーションに適用すれば、仮想空間における移動体の位置
に応じた表示サービスを提供することができる。以下、
請求項4記載の表示サービス提供システムにおいて同じ
である。
あってもよいし、仮想空間における移動体であってもよ
い。前者の場合は、例えば、携帯端末や車両等がそれに
該当し、それらに適用すれば、ユーザの位置に応じた表
示サービスを提供することができるし、後者の場合は、
例えば、コンピュータシミュレーション上の移動体やゲ
ーム上の移動体がこれに該当し、コンピュータシミュレ
ーションに適用すれば、仮想空間における移動体の位置
に応じた表示サービスを提供することができる。以下、
請求項4記載の表示サービス提供システムにおいて同じ
である。
【0027】また、表示データを送信するとは、表示デ
ータを直接または間接的に送信することをいい、間接的
に送信する場合には、例えば、表示データを送信可能な
外部端末と通信可能に接続し、本システムがその外部端
末に表示データの送信を要求し、その外部端末が送信要
求を契機として表示データを送信することが含まれる。
すなわち、表示データの送信は、本システムおよび1ま
たは複数の外部端末の協働により行うことも可能であ
る。以下、請求項4記載の表示サービス提供システムに
おいて同じである。
ータを直接または間接的に送信することをいい、間接的
に送信する場合には、例えば、表示データを送信可能な
外部端末と通信可能に接続し、本システムがその外部端
末に表示データの送信を要求し、その外部端末が送信要
求を契機として表示データを送信することが含まれる。
すなわち、表示データの送信は、本システムおよび1ま
たは複数の外部端末の協働により行うことも可能であ
る。以下、請求項4記載の表示サービス提供システムに
おいて同じである。
【0028】また、第1記憶手段は、第1オブジェクト
情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するもの
であり、第1オブジェクト情報をあらかじめ記憶してあ
るものであってもよいし、第1オブジェクト情報をあら
かじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部か
らの入力等によって第1オブジェクト情報を記憶するよ
うになっていてもよい。このことは、第2記憶手段に第
2オブジェクト情報を記憶する場合についても同じであ
る。以下、請求項4記載の表示サービス提供システムに
おいて同じである。
情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するもの
であり、第1オブジェクト情報をあらかじめ記憶してあ
るものであってもよいし、第1オブジェクト情報をあら
かじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部か
らの入力等によって第1オブジェクト情報を記憶するよ
うになっていてもよい。このことは、第2記憶手段に第
2オブジェクト情報を記憶する場合についても同じであ
る。以下、請求項4記載の表示サービス提供システムに
おいて同じである。
【0029】また、本システムは、単一の装置として実
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。以下、請求項4記載の表示サービス提供
システムにおいて同じである。
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。以下、請求項4記載の表示サービス提供
システムにおいて同じである。
【0030】また、位置情報取得手段は、例えば、移動
体が通信可能に接続する通信端末で移動体の位置を測定
することにより位置情報を取得するようになっていても
よいし、GPS等を利用して移動体でその位置を測定し
たり、または移動体からの測定情報に基づいて上記通信
端末で算出したりすることにより位置情報を取得するよ
うになっていてもよいし、移動体が接続する基地局で移
動体の位置を測定したり、または基地局からの測定情報
に基づいて上記通信端末で算出したりすることにより、
位置情報を取得するようになっていてもよい。以下、請
求項4記載の表示サービス提供システムにおいて同じで
ある。
体が通信可能に接続する通信端末で移動体の位置を測定
することにより位置情報を取得するようになっていても
よいし、GPS等を利用して移動体でその位置を測定し
たり、または移動体からの測定情報に基づいて上記通信
端末で算出したりすることにより位置情報を取得するよ
うになっていてもよいし、移動体が接続する基地局で移
動体の位置を測定したり、または基地局からの測定情報
に基づいて上記通信端末で算出したりすることにより、
位置情報を取得するようになっていてもよい。以下、請
求項4記載の表示サービス提供システムにおいて同じで
ある。
【0031】さらに、本発明に係る請求項4記載の表示
サービス提供システムは、表示機器に第1仮想オブジェ
クトを対応付けかつ移動可能な移動体に第2仮想オブジ
ェクトを対応付けるとともに、実空間と対応させた仮想
空間上に前記第1仮想オブジェクトを配置しかつ前記仮
想空間における移動体の位置またはその付近に前記第2
仮想オブジェクトを配置し、前記第1仮想オブジェクト
と前記第2仮想オブジェクトとの位置関係に基づいて、
前記第1仮想オブジェクトに対応する表示機器の表示に
関する表示サービスを提供するシステムであって、前記
第1仮想オブジェクトの形状および配置位置に関する第
1オブジェクト情報を前記表示機器と対応付けて記憶す
るための第1記憶手段と、前記第2仮想オブジェクトの
形状および配置位置に関する第2オブジェクト情報を前
記移動体と対応付けて記憶するための第2記憶手段と、
表示内容をページ単位で区分してなる表示データを前記
移動体と対応付けて記憶するための表示データ記憶手段
と、前記移動体の位置を特定するための位置情報を取得
する位置情報取得手段とを備え、前記位置情報取得手段
で取得した位置情報に基づいて前記第2記憶手段の第2
オブジェクト情報を更新し、前記第1記憶手段の第1オ
ブジェクト情報および前記第2記憶手段の第2オブジェ
クト情報に基づいて、前記第1仮想オブジェクトの形状
および配置位置により特定される領域と、前記第2仮想
オブジェクトの形状および配置位置により特定される領
域とが重複していると判定したときは、前記表示データ
記憶手段の表示データのうちその第2仮想オブジェクト
に対応する移動体に対応するものを、その第1仮想オブ
ジェクトに対応する表示機器に送信するようになってお
り、前記表示機器は、表示手段と、前記表示データに基
づいて所定順序で各ページを前記表示手段に表示する表
示制御を行う表示制御手段とを有し、前記表示制御手段
は、前記表示制御を行っている場合に他の表示データを
受信したときは、現在表示に用いている現表示データの
うち表示中のページに係る部分の位置を復帰ポインタと
して記憶し、前記現表示データに基づく表示制御を中断
するとともに前記受信した他の表示データに基づく表示
制御を開始し、前記他の表示データに基づく表示制御が
中断または終了したときは、前記現表示データおよび前
記記憶した復帰ポインタに基づいて、前記現表示データ
に基づく表示制御を前記表示中のページから復帰する。
サービス提供システムは、表示機器に第1仮想オブジェ
クトを対応付けかつ移動可能な移動体に第2仮想オブジ
ェクトを対応付けるとともに、実空間と対応させた仮想
空間上に前記第1仮想オブジェクトを配置しかつ前記仮
想空間における移動体の位置またはその付近に前記第2
仮想オブジェクトを配置し、前記第1仮想オブジェクト
と前記第2仮想オブジェクトとの位置関係に基づいて、
前記第1仮想オブジェクトに対応する表示機器の表示に
関する表示サービスを提供するシステムであって、前記
第1仮想オブジェクトの形状および配置位置に関する第
1オブジェクト情報を前記表示機器と対応付けて記憶す
るための第1記憶手段と、前記第2仮想オブジェクトの
形状および配置位置に関する第2オブジェクト情報を前
記移動体と対応付けて記憶するための第2記憶手段と、
表示内容をページ単位で区分してなる表示データを前記
移動体と対応付けて記憶するための表示データ記憶手段
と、前記移動体の位置を特定するための位置情報を取得
する位置情報取得手段とを備え、前記位置情報取得手段
で取得した位置情報に基づいて前記第2記憶手段の第2
オブジェクト情報を更新し、前記第1記憶手段の第1オ
ブジェクト情報および前記第2記憶手段の第2オブジェ
クト情報に基づいて、前記第1仮想オブジェクトの形状
および配置位置により特定される領域と、前記第2仮想
オブジェクトの形状および配置位置により特定される領
域とが重複していると判定したときは、前記表示データ
記憶手段の表示データのうちその第2仮想オブジェクト
に対応する移動体に対応するものを、その第1仮想オブ
ジェクトに対応する表示機器に送信するようになってお
り、前記表示機器は、表示手段と、前記表示データに基
づいて所定順序で各ページを前記表示手段に表示する表
示制御を行う表示制御手段とを有し、前記表示制御手段
は、前記表示制御を行っている場合に他の表示データを
受信したときは、現在表示に用いている現表示データの
うち表示中のページに係る部分の位置を復帰ポインタと
して記憶し、前記現表示データに基づく表示制御を中断
するとともに前記受信した他の表示データに基づく表示
制御を開始し、前記他の表示データに基づく表示制御が
中断または終了したときは、前記現表示データおよび前
記記憶した復帰ポインタに基づいて、前記現表示データ
に基づく表示制御を前記表示中のページから復帰する。
【0032】このような構成であれば、表示機器では、
表示データが与えられると、表示制御手段により、与え
られた表示データに基づいて所定順序で各ページが表示
手段に表示される。一方、位置情報取得手段により、位
置情報が取得され、取得された位置情報に基づいて第2
記憶手段の第2オブジェクト情報が更新される。そし
て、第1記憶手段の第1オブジェクト情報および第2記
憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、第1仮想オ
ブジェクトの形状および配置位置により特定される領域
と、第2仮想オブジェクトの形状および配置位置により
特定される領域とが重複しているか否かが判定される。
すなわち、第1仮想オブジェクトの領域またはその付近
に移動体を接近させると、それら領域が重複していると
判定される。重複が判定されると、表示データ記憶手段
の表示データのうちその第2仮想オブジェクトに対応す
る移動体に対応するものが、その第1仮想オブジェクト
に対応する表示機器に送信される。
表示データが与えられると、表示制御手段により、与え
られた表示データに基づいて所定順序で各ページが表示
手段に表示される。一方、位置情報取得手段により、位
置情報が取得され、取得された位置情報に基づいて第2
記憶手段の第2オブジェクト情報が更新される。そし
て、第1記憶手段の第1オブジェクト情報および第2記
憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、第1仮想オ
ブジェクトの形状および配置位置により特定される領域
と、第2仮想オブジェクトの形状および配置位置により
特定される領域とが重複しているか否かが判定される。
すなわち、第1仮想オブジェクトの領域またはその付近
に移動体を接近させると、それら領域が重複していると
判定される。重複が判定されると、表示データ記憶手段
の表示データのうちその第2仮想オブジェクトに対応す
る移動体に対応するものが、その第1仮想オブジェクト
に対応する表示機器に送信される。
【0033】表示機器では、表示制御を行っている場合
に他の表示データを受信すると、表示制御手段により、
現表示データのうち表示中のページに係る部分の位置が
復帰ポインタとして記憶され、現表示データに基づく表
示制御が中断されるとともに他の表示データに基づいて
所定順序で各ページが表示手段に表示される。その表示
が中断または終了すると、現表示データおよび記憶され
た復帰ポインタに基づいて、現表示データに基づく表示
制御が表示中のページから復帰される。したがって、挿
入表示後は何ら操作を行うことなく、引き続き元の表示
データの未表示部分を表示することができる。
に他の表示データを受信すると、表示制御手段により、
現表示データのうち表示中のページに係る部分の位置が
復帰ポインタとして記憶され、現表示データに基づく表
示制御が中断されるとともに他の表示データに基づいて
所定順序で各ページが表示手段に表示される。その表示
が中断または終了すると、現表示データおよび記憶され
た復帰ポインタに基づいて、現表示データに基づく表示
制御が表示中のページから復帰される。したがって、挿
入表示後は何ら操作を行うことなく、引き続き元の表示
データの未表示部分を表示することができる。
【0034】さらに、本発明に係る請求項5記載の表示
サービス提供システムは、請求項3および4のいずれか
に記載の表示サービス提供システムにおいて、前記仮想
オブジェクトを管理する仮想オブジェクト管理端末と、
前記移動体とを通信可能に接続し、前記移動体は、前記
位置情報取得手段を有し、前記位置情報取得手段で取得
した位置情報を前記仮想オブジェクト管理端末に送信す
るようになっており、前記仮想オブジェクト管理端末
は、前記第1記憶手段および前記第2記憶手段を有し、
前記位置情報を受信したときは、受信した位置情報に基
づいて前記第2記憶手段の第2オブジェクト情報を更新
し、前記第1記憶手段の第1オブジェクト情報および前
記第2記憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、前
記第1仮想オブジェクトの形状および配置位置により特
定される領域と、前記第2仮想オブジェクトの形状およ
び配置位置により特定される領域とが重複しているか否
かを判定するようになっている。
サービス提供システムは、請求項3および4のいずれか
に記載の表示サービス提供システムにおいて、前記仮想
オブジェクトを管理する仮想オブジェクト管理端末と、
前記移動体とを通信可能に接続し、前記移動体は、前記
位置情報取得手段を有し、前記位置情報取得手段で取得
した位置情報を前記仮想オブジェクト管理端末に送信す
るようになっており、前記仮想オブジェクト管理端末
は、前記第1記憶手段および前記第2記憶手段を有し、
前記位置情報を受信したときは、受信した位置情報に基
づいて前記第2記憶手段の第2オブジェクト情報を更新
し、前記第1記憶手段の第1オブジェクト情報および前
記第2記憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、前
記第1仮想オブジェクトの形状および配置位置により特
定される領域と、前記第2仮想オブジェクトの形状およ
び配置位置により特定される領域とが重複しているか否
かを判定するようになっている。
【0035】このような構成であれば、移動体では、位
置情報取得手段により、位置情報が取得され、取得され
た位置情報が仮想オブジェクト管理端末に送信される。
仮想オブジェクト管理端末では、位置情報を受信する
と、受信した位置情報に基づいて第2記憶手段の第2オ
ブジェクト情報が更新される。そして、第1記憶手段の
第1オブジェクト情報および第2記憶手段の第2オブジ
ェクト情報に基づいて、第1仮想オブジェクトの形状お
よび配置位置により特定される領域と、第2仮想オブジ
ェクトの形状および配置位置により特定される領域とが
重複しているか否かが判定される。
置情報取得手段により、位置情報が取得され、取得され
た位置情報が仮想オブジェクト管理端末に送信される。
仮想オブジェクト管理端末では、位置情報を受信する
と、受信した位置情報に基づいて第2記憶手段の第2オ
ブジェクト情報が更新される。そして、第1記憶手段の
第1オブジェクト情報および第2記憶手段の第2オブジ
ェクト情報に基づいて、第1仮想オブジェクトの形状お
よび配置位置により特定される領域と、第2仮想オブジ
ェクトの形状および配置位置により特定される領域とが
重複しているか否かが判定される。
【0036】ここで、表示データの送信は、任意の場所
で行うことができ、仮想オブジェクト管理端末で行うに
限らず、移動体またはその他の装置で行うようになって
いてもよい。仮想オブジェクト管理端末で行う場合は、
例えば、仮想オブジェクト管理端末は、第1仮想オブジ
ェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領域とが重複し
ていると判定したときは、その第1仮想オブジェクトに
対応する表示機器に表示データを送信するようになって
いればよい。移動体で行う場合は、例えば、仮想オブジ
ェクト管理端末は、判定の結果を移動体に送信し、移動
体は、判定の結果を受信し、受信した判定の結果が、第
1仮想オブジェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領
域とが重複しているとの判定結果であるときは、その第
1仮想オブジェクトに対応する表示機器に表示データを
送信するようになっていればよい。
で行うことができ、仮想オブジェクト管理端末で行うに
限らず、移動体またはその他の装置で行うようになって
いてもよい。仮想オブジェクト管理端末で行う場合は、
例えば、仮想オブジェクト管理端末は、第1仮想オブジ
ェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領域とが重複し
ていると判定したときは、その第1仮想オブジェクトに
対応する表示機器に表示データを送信するようになって
いればよい。移動体で行う場合は、例えば、仮想オブジ
ェクト管理端末は、判定の結果を移動体に送信し、移動
体は、判定の結果を受信し、受信した判定の結果が、第
1仮想オブジェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領
域とが重複しているとの判定結果であるときは、その第
1仮想オブジェクトに対応する表示機器に表示データを
送信するようになっていればよい。
【0037】また、仮想オブジェクト管理端末は、移動
体との通信路の一端に接続する通信機器であって少なく
ともサーバ機能を有するものであればよく、クライアン
ト機能およびサーバ機能の両方を有するものとして構成
することもできる。以下、請求項6記載の表示サービス
提供システムにおいて同じである。また、位置情報を送
信するとは、移動体が位置情報を直接または間接的に仮
想オブジェクト管理端末に送信することをいい、間接的
に送信する場合には、例えば、外部端末と通信可能に接
続し、移動体がその外部端末を介して位置情報を仮想オ
ブジェクト管理端末に送信することが含まれる。すなわ
ち、位置情報の送信は、移動体および1または複数の外
部端末の協働により行うことも可能である。
体との通信路の一端に接続する通信機器であって少なく
ともサーバ機能を有するものであればよく、クライアン
ト機能およびサーバ機能の両方を有するものとして構成
することもできる。以下、請求項6記載の表示サービス
提供システムにおいて同じである。また、位置情報を送
信するとは、移動体が位置情報を直接または間接的に仮
想オブジェクト管理端末に送信することをいい、間接的
に送信する場合には、例えば、外部端末と通信可能に接
続し、移動体がその外部端末を介して位置情報を仮想オ
ブジェクト管理端末に送信することが含まれる。すなわ
ち、位置情報の送信は、移動体および1または複数の外
部端末の協働により行うことも可能である。
【0038】さらに、本発明に係る請求項6記載の表示
サービス提供システムは、請求項3および4のいずれか
に記載の表示サービス提供システムにおいて、前記仮想
オブジェクトを管理する仮想オブジェクト管理端末と、
前記移動体とを通信可能に接続し、前記仮想オブジェク
ト管理端末は、前記第1記憶手段を有し、前記第1記憶
手段の第1オブジェクト情報を前記移動体に送信するよ
うになっており、前記移動体は、前記第2記憶手段およ
び前記位置情報取得手段を有し、前記位置情報取得手段
で取得した位置情報に基づいて前記第2記憶手段の第2
オブジェクト情報を更新し、前記第1オブジェクト情報
を受信したときは、受信した第1オブジェクト情報およ
び前記第2記憶手段の第2オブジェクト情報に基づい
て、前記第1仮想オブジェクトの形状および配置位置に
より特定される領域と、前記第2仮想オブジェクトの形
状および配置位置により特定される領域とが重複してい
るか否かを判定するようになっている。
サービス提供システムは、請求項3および4のいずれか
に記載の表示サービス提供システムにおいて、前記仮想
オブジェクトを管理する仮想オブジェクト管理端末と、
前記移動体とを通信可能に接続し、前記仮想オブジェク
ト管理端末は、前記第1記憶手段を有し、前記第1記憶
手段の第1オブジェクト情報を前記移動体に送信するよ
うになっており、前記移動体は、前記第2記憶手段およ
び前記位置情報取得手段を有し、前記位置情報取得手段
で取得した位置情報に基づいて前記第2記憶手段の第2
オブジェクト情報を更新し、前記第1オブジェクト情報
を受信したときは、受信した第1オブジェクト情報およ
び前記第2記憶手段の第2オブジェクト情報に基づい
て、前記第1仮想オブジェクトの形状および配置位置に
より特定される領域と、前記第2仮想オブジェクトの形
状および配置位置により特定される領域とが重複してい
るか否かを判定するようになっている。
【0039】このような構成であれば、仮想オブジェク
ト管理端末では、第1記憶手段の第1オブジェクト情報
が移動体に送信される。移動体では、位置情報取得手段
により、位置情報が取得され、取得された位置情報に基
づいて第2記憶手段の第2オブジェクト情報が更新され
る。そして、第1オブジェクト情報を受信すると、受信
した第1オブジェクト情報および第2記憶手段の第2オ
ブジェクト情報に基づいて、第1仮想オブジェクトの形
状および配置位置により特定される領域と、第2仮想オ
ブジェクトの形状および配置位置により特定される領域
とが重複しているか否かが判定される。
ト管理端末では、第1記憶手段の第1オブジェクト情報
が移動体に送信される。移動体では、位置情報取得手段
により、位置情報が取得され、取得された位置情報に基
づいて第2記憶手段の第2オブジェクト情報が更新され
る。そして、第1オブジェクト情報を受信すると、受信
した第1オブジェクト情報および第2記憶手段の第2オ
ブジェクト情報に基づいて、第1仮想オブジェクトの形
状および配置位置により特定される領域と、第2仮想オ
ブジェクトの形状および配置位置により特定される領域
とが重複しているか否かが判定される。
【0040】ここで、表示データの送信は、任意の場所
で行うことができ、移動体で行うに限らず、仮想オブジ
ェクト管理端末またはその他の装置で行うようになって
いてもよい。移動体で行う場合は、例えば、仮想オブジ
ェクト管理端末は、第1記憶手段の第1オブジェクト情
報を移動体に送信し、移動体は、第1オブジェクト情報
を受信し、受信した第1オブジェクト情報および第2記
憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、第1仮想オ
ブジェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領域とが重
複していると判定したときは、その第1仮想オブジェク
トに対応する表示機器に表示データを送信するようにな
っていればよい。仮想オブジェクト管理端末で行う場合
は、例えば、移動体は、判定の結果を仮想オブジェクト
管理端末に送信し、仮想オブジェクト管理端末は、判定
の結果を受信し、受信した判定の結果が、第1仮想オブ
ジェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領域とが重複
しているとの判定結果であるときは、その第1仮想オブ
ジェクトに対応する表示機器に表示データを送信するよ
うになっていればよい。
で行うことができ、移動体で行うに限らず、仮想オブジ
ェクト管理端末またはその他の装置で行うようになって
いてもよい。移動体で行う場合は、例えば、仮想オブジ
ェクト管理端末は、第1記憶手段の第1オブジェクト情
報を移動体に送信し、移動体は、第1オブジェクト情報
を受信し、受信した第1オブジェクト情報および第2記
憶手段の第2オブジェクト情報に基づいて、第1仮想オ
ブジェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領域とが重
複していると判定したときは、その第1仮想オブジェク
トに対応する表示機器に表示データを送信するようにな
っていればよい。仮想オブジェクト管理端末で行う場合
は、例えば、移動体は、判定の結果を仮想オブジェクト
管理端末に送信し、仮想オブジェクト管理端末は、判定
の結果を受信し、受信した判定の結果が、第1仮想オブ
ジェクトの領域と第2仮想オブジェクトの領域とが重複
しているとの判定結果であるときは、その第1仮想オブ
ジェクトに対応する表示機器に表示データを送信するよ
うになっていればよい。
【0041】また、第1オブジェクト情報を送信すると
は、仮想オブジェクト管理端末が第1オブジェクト情報
を直接または間接的に移動体に送信することをいい、間
接的に送信する場合には、例えば、外部端末と通信可能
に接続し、仮想オブジェクト管理端末がその外部端末を
介して第1オブジェクト情報を移動体に送信することが
含まれる。すなわち、第1オブジェクト情報の送信は、
仮想オブジェクト管理端末および1または複数の外部端
末の協働により行うことも可能である。
は、仮想オブジェクト管理端末が第1オブジェクト情報
を直接または間接的に移動体に送信することをいい、間
接的に送信する場合には、例えば、外部端末と通信可能
に接続し、仮想オブジェクト管理端末がその外部端末を
介して第1オブジェクト情報を移動体に送信することが
含まれる。すなわち、第1オブジェクト情報の送信は、
仮想オブジェクト管理端末および1または複数の外部端
末の協働により行うことも可能である。
【0042】さらに、本発明に係る請求項7記載の表示
サービス提供システムは、請求項3ないし6のいずれか
に記載の表示サービス提供システムにおいて、前記表示
機器は、投影型表示装置である。このような構成であれ
ば、位置情報取得手段により、位置情報が取得され、取
得された位置情報に基づいて第2記憶手段の第2オブジ
ェクト情報が更新される。そして、第1記憶手段の第1
オブジェクト情報および第2記憶手段の第2オブジェク
ト情報に基づいて、第1仮想オブジェクトの形状および
配置位置により特定される領域と、第2仮想オブジェク
トの形状および配置位置により特定される領域とが重複
しているか否かが判定される。すなわち、第1仮想オブ
ジェクトの領域またはその付近に移動体を接近させる
と、それら領域が重複していると判定される。重複が判
定されると、表示データ記憶手段の表示データのうちそ
の第2仮想オブジェクトに対応する移動体に対応するも
のが、その第1仮想オブジェクトに対応する投影型表示
装置に送信される。
サービス提供システムは、請求項3ないし6のいずれか
に記載の表示サービス提供システムにおいて、前記表示
機器は、投影型表示装置である。このような構成であれ
ば、位置情報取得手段により、位置情報が取得され、取
得された位置情報に基づいて第2記憶手段の第2オブジ
ェクト情報が更新される。そして、第1記憶手段の第1
オブジェクト情報および第2記憶手段の第2オブジェク
ト情報に基づいて、第1仮想オブジェクトの形状および
配置位置により特定される領域と、第2仮想オブジェク
トの形状および配置位置により特定される領域とが重複
しているか否かが判定される。すなわち、第1仮想オブ
ジェクトの領域またはその付近に移動体を接近させる
と、それら領域が重複していると判定される。重複が判
定されると、表示データ記憶手段の表示データのうちそ
の第2仮想オブジェクトに対応する移動体に対応するも
のが、その第1仮想オブジェクトに対応する投影型表示
装置に送信される。
【0043】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項8記載の表示制御システムは、表示手段
と、表示内容をページ単位で区分したページデータを1
または複数含む表示データを前記ページデータ単位で格
納するためのページデータ記憶手段とを備えるコンピュ
ータに実行させるためのプログラムであって、前記表示
データが与えられたときに、与えられた表示データに基
づいて所定順序で各ページを前記表示手段に表示する表
示制御を行う表示制御手段として実現される処理を実行
させるためのプログラムであり、前記表示制御手段は、
前記表示データに含まれる各ページデータを、前記所定
順序で末尾のページに対応するページデータを先頭とし
たスタック方式で前記ページデータ記憶手段に格納し、
前記ページデータ記憶手段から読み出されるページデー
タに基づいて前記表示手段にページを表示し、前記表示
制御を行っている場合に他の表示データが与えられたと
きは、与えられた他の表示データに含まれる各ページデ
ータを前記スタック方式で前記ページデータ記憶手段に
追加格納するようになっている。
に係る請求項8記載の表示制御システムは、表示手段
と、表示内容をページ単位で区分したページデータを1
または複数含む表示データを前記ページデータ単位で格
納するためのページデータ記憶手段とを備えるコンピュ
ータに実行させるためのプログラムであって、前記表示
データが与えられたときに、与えられた表示データに基
づいて所定順序で各ページを前記表示手段に表示する表
示制御を行う表示制御手段として実現される処理を実行
させるためのプログラムであり、前記表示制御手段は、
前記表示データに含まれる各ページデータを、前記所定
順序で末尾のページに対応するページデータを先頭とし
たスタック方式で前記ページデータ記憶手段に格納し、
前記ページデータ記憶手段から読み出されるページデー
タに基づいて前記表示手段にページを表示し、前記表示
制御を行っている場合に他の表示データが与えられたと
きは、与えられた他の表示データに含まれる各ページデ
ータを前記スタック方式で前記ページデータ記憶手段に
追加格納するようになっている。
【0044】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、請求項1
記載の表示制御システムと同等の作用が得られる。一
方、上記目的を達成するために、本発明に係る請求項9
記載の表示制御プログラムは、表示手段を備えるコンピ
ュータに実行させるためのプログラムであって、表示内
容をページ単位で区分してなる表示データが与えられた
ときに、与えられた表示データに基づいて所定順序で各
ページを前記表示手段に表示する表示制御を行う表示制
御手段として実現される処理を実行させるためのプログ
ラムであり、前記表示制御手段は、前記表示制御を行っ
ている場合に他の表示データが与えられたときは、現在
表示に用いている現表示データのうち表示中のページに
係る部分の位置を復帰ポインタとして記憶し、前記現表
示データに基づく表示制御を中断するとともに前記与え
られた他の表示データに基づく表示制御を開始し、前記
他の表示データに基づく表示制御が中断または終了した
ときは、前記現表示データおよび前記記憶した復帰ポイ
ンタに基づいて、前記現表示データに基づく表示制御を
前記表示中のページから復帰するようになっている。
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、請求項1
記載の表示制御システムと同等の作用が得られる。一
方、上記目的を達成するために、本発明に係る請求項9
記載の表示制御プログラムは、表示手段を備えるコンピ
ュータに実行させるためのプログラムであって、表示内
容をページ単位で区分してなる表示データが与えられた
ときに、与えられた表示データに基づいて所定順序で各
ページを前記表示手段に表示する表示制御を行う表示制
御手段として実現される処理を実行させるためのプログ
ラムであり、前記表示制御手段は、前記表示制御を行っ
ている場合に他の表示データが与えられたときは、現在
表示に用いている現表示データのうち表示中のページに
係る部分の位置を復帰ポインタとして記憶し、前記現表
示データに基づく表示制御を中断するとともに前記与え
られた他の表示データに基づく表示制御を開始し、前記
他の表示データに基づく表示制御が中断または終了した
ときは、前記現表示データおよび前記記憶した復帰ポイ
ンタに基づいて、前記現表示データに基づく表示制御を
前記表示中のページから復帰するようになっている。
【0045】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、請求項2
記載の表示制御システムと同等の作用が得られる。一
方、上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1
0記載の表示制御方法は、表示内容をページ単位で区分
したページデータを1または複数含む表示データが与え
られたときに、与えられた表示データに基づいて所定順
序で各ページを表示する方法であって、前記表示データ
に含まれる各ページデータを、前記所定順序で末尾のペ
ージに対応するページデータを先頭としたスタック方式
でページデータ記憶手段に格納するスタック記憶ステッ
プと、前記ページデータ記憶手段から読み出されるペー
ジデータに基づいて前記表示手段にページを表示する表
示制御を行う表示制御ステップと、前記表示制御を行っ
ている場合に他の表示データが与えられたときは、与え
られた他の表示データに含まれる各ページデータを前記
スタック方式で前記ページデータ記憶手段に追加格納す
るスタック追加記憶ステップとを含む。
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、請求項2
記載の表示制御システムと同等の作用が得られる。一
方、上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1
0記載の表示制御方法は、表示内容をページ単位で区分
したページデータを1または複数含む表示データが与え
られたときに、与えられた表示データに基づいて所定順
序で各ページを表示する方法であって、前記表示データ
に含まれる各ページデータを、前記所定順序で末尾のペ
ージに対応するページデータを先頭としたスタック方式
でページデータ記憶手段に格納するスタック記憶ステッ
プと、前記ページデータ記憶手段から読み出されるペー
ジデータに基づいて前記表示手段にページを表示する表
示制御を行う表示制御ステップと、前記表示制御を行っ
ている場合に他の表示データが与えられたときは、与え
られた他の表示データに含まれる各ページデータを前記
スタック方式で前記ページデータ記憶手段に追加格納す
るスタック追加記憶ステップとを含む。
【0046】さらに、本発明に係る請求項11記載の表
示制御方法は、表示内容をページ単位で区分してなる表
示データが与えられたときに、与えられた表示データに
基づいて所定順序で各ページを表示する方法であって、
前記表示データに基づいて前記所定順序で各ページを表
示手段に表示する表示制御を行っている場合に他の表示
データが与えられたときは、現在表示に用いている現表
示データのうち表示中のページに係る部分の位置を復帰
ポインタとして記憶する復帰ポインタ記憶ステップと、
前記表示制御を行っている場合に他の表示データが与え
られたときは、前記現表示データに基づく表示制御を中
断するとともに前記与えられた他の表示データに基づく
表示制御を開始する表示制御切換ステップと、前記他の
表示データに基づく表示制御が中断または終了したとき
は、前記現表示データおよび前記復帰ポインタ記憶ステ
ップで記憶した復帰ポインタに基づいて、前記現表示デ
ータに基づく表示制御を前記表示中のページから復帰す
る表示制御復帰ステップとを含む。
示制御方法は、表示内容をページ単位で区分してなる表
示データが与えられたときに、与えられた表示データに
基づいて所定順序で各ページを表示する方法であって、
前記表示データに基づいて前記所定順序で各ページを表
示手段に表示する表示制御を行っている場合に他の表示
データが与えられたときは、現在表示に用いている現表
示データのうち表示中のページに係る部分の位置を復帰
ポインタとして記憶する復帰ポインタ記憶ステップと、
前記表示制御を行っている場合に他の表示データが与え
られたときは、前記現表示データに基づく表示制御を中
断するとともに前記与えられた他の表示データに基づく
表示制御を開始する表示制御切換ステップと、前記他の
表示データに基づく表示制御が中断または終了したとき
は、前記現表示データおよび前記復帰ポインタ記憶ステ
ップで記憶した復帰ポインタに基づいて、前記現表示デ
ータに基づく表示制御を前記表示中のページから復帰す
る表示制御復帰ステップとを含む。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1ないし図15は、本発明
に係る表示制御システム、表示サービス提供システムお
よび表示制御プログラム、並びに表示制御方法の実施の
形態を示す図である。本実施の形態は、本発明に係る表
示制御システム、表示サービス提供システムおよび表示
制御プログラム、並びに表示制御方法を、図1に示すよ
うに、プレゼンテーションを行う発表会場において、プ
ロジェクタ200を囲む領域に球形状からなる仮想オブ
ジェクトAを、発表者の利用に供する携帯端末140お
よびカード160を囲む領域に仮想オブジェクトB,C
をそれぞれ配置・設定し、仮想オブジェクトA,Bまた
は仮想オブジェクトA,Cが重なり合ったときに、プロ
ジェクタ表示データに基づいてプロジェクタ200によ
る投影サービスを開始する場合について適用したもので
ある。
を参照しながら説明する。図1ないし図15は、本発明
に係る表示制御システム、表示サービス提供システムお
よび表示制御プログラム、並びに表示制御方法の実施の
形態を示す図である。本実施の形態は、本発明に係る表
示制御システム、表示サービス提供システムおよび表示
制御プログラム、並びに表示制御方法を、図1に示すよ
うに、プレゼンテーションを行う発表会場において、プ
ロジェクタ200を囲む領域に球形状からなる仮想オブ
ジェクトAを、発表者の利用に供する携帯端末140お
よびカード160を囲む領域に仮想オブジェクトB,C
をそれぞれ配置・設定し、仮想オブジェクトA,Bまた
は仮想オブジェクトA,Cが重なり合ったときに、プロ
ジェクタ表示データに基づいてプロジェクタ200によ
る投影サービスを開始する場合について適用したもので
ある。
【0048】まず、本発明を適用するネットワークシス
テムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本
発明を適用するネットワークシステムの構成を示す図で
ある。図1において、発表会場内の壁面には、仮想オブ
ジェクトを管理する仮想オブジェクト管理装置100
と、カード160を管理するカード管理装置180と、
各機器間のサービスの連携を管理するサービス連携管理
装置240とが設置されている。
テムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本
発明を適用するネットワークシステムの構成を示す図で
ある。図1において、発表会場内の壁面には、仮想オブ
ジェクトを管理する仮想オブジェクト管理装置100
と、カード160を管理するカード管理装置180と、
各機器間のサービスの連携を管理するサービス連携管理
装置240とが設置されている。
【0049】また、発表会場内には、発表に使用するプ
ロジェクタ200と、プレゼンテーション資料の印刷に
使用するプリンタ220とが設置されているとともに、
発表者の利用に供するPDA(Personal Digital Assis
tant)等の携帯端末140と、発表者の利用に供するカ
ード160とが存在する。なお、携帯端末140および
カード管理装置180には、プレゼンテーション資料と
してプロジェクタ200で投影するためのプロジェクタ
表示データが格納されており、プロジェクタ表示データ
は、表示内容をページ単位で区分したページデータを1
または複数含んで構成されている。
ロジェクタ200と、プレゼンテーション資料の印刷に
使用するプリンタ220とが設置されているとともに、
発表者の利用に供するPDA(Personal Digital Assis
tant)等の携帯端末140と、発表者の利用に供するカ
ード160とが存在する。なお、携帯端末140および
カード管理装置180には、プレゼンテーション資料と
してプロジェクタ200で投影するためのプロジェクタ
表示データが格納されており、プロジェクタ表示データ
は、表示内容をページ単位で区分したページデータを1
または複数含んで構成されている。
【0050】また、仮想オブジェクト管理装置100、
携帯端末140、カード160、カード管理装置18
0、プロジェクタ200、プリンタ220およびサービ
ス連携管理装置240は、それぞれ無線通信により相互
に通信可能となっている。具体的には、仮想オブジェク
ト管理装置100は、携帯端末140、カード160、
カード管理装置180、プロジェクタ200、プリンタ
220およびサービス連携管理装置240と通信を行
い、携帯端末140は、仮想オブジェクト管理装置10
0、プロジェクタ200、プリンタ220およびサービ
ス連携管理装置240と通信を行う。また、カード16
0は、仮想オブジェクト管理装置100と通信を行い、
カード管理装置180は、仮想オブジェクト管理装置1
00、プロジェクタ200、プリンタ220およびサー
ビス連携管理装置240と通信を行う。また、プロジェ
クタ200およびプリンタ220は、仮想オブジェクト
管理装置100、携帯端末140、カード管理装置18
0およびサービス連携管理装置240と通信を行う。
携帯端末140、カード160、カード管理装置18
0、プロジェクタ200、プリンタ220およびサービ
ス連携管理装置240は、それぞれ無線通信により相互
に通信可能となっている。具体的には、仮想オブジェク
ト管理装置100は、携帯端末140、カード160、
カード管理装置180、プロジェクタ200、プリンタ
220およびサービス連携管理装置240と通信を行
い、携帯端末140は、仮想オブジェクト管理装置10
0、プロジェクタ200、プリンタ220およびサービ
ス連携管理装置240と通信を行う。また、カード16
0は、仮想オブジェクト管理装置100と通信を行い、
カード管理装置180は、仮想オブジェクト管理装置1
00、プロジェクタ200、プリンタ220およびサー
ビス連携管理装置240と通信を行う。また、プロジェ
クタ200およびプリンタ220は、仮想オブジェクト
管理装置100、携帯端末140、カード管理装置18
0およびサービス連携管理装置240と通信を行う。
【0051】一方、プロジェクタ200を囲む領域に
は、球形状からなる仮想オブジェクトAが、携帯端末1
40を囲む領域には、球形状からなる仮想オブジェクト
Bがそれぞれ設定されている。また、カード160を囲
む領域には、球形状からなる仮想オブジェクトCが、プ
リンタ220を囲む領域には、球形状からなる仮想オブ
ジェクトDがそれぞれ設定されている。これら仮想オブ
ジェクトは、仮想オブジェクト管理装置100で管理さ
れる論理的な領域である。
は、球形状からなる仮想オブジェクトAが、携帯端末1
40を囲む領域には、球形状からなる仮想オブジェクト
Bがそれぞれ設定されている。また、カード160を囲
む領域には、球形状からなる仮想オブジェクトCが、プ
リンタ220を囲む領域には、球形状からなる仮想オブ
ジェクトDがそれぞれ設定されている。これら仮想オブ
ジェクトは、仮想オブジェクト管理装置100で管理さ
れる論理的な領域である。
【0052】サービス連携管理装置240は、携帯端末
140、カード管理装置180、プロジェクタ200お
よびプリンタ220についてそれらとの通信を確立する
ための通信用オブジェクトデータを記憶した記憶装置を
有し、各機器からの要求に応じて通信用オブジェクトデ
ータを記憶装置から読み出して送信するようになってい
る。記憶装置には、プロジェクタ200との通信を確立
するための通信用オブジェクトデータA、携帯端末14
0との通信を確立するための通信用オブジェクトデータ
B、プリンタ220との通信を確立するための通信用オ
ブジェクトデータC、およびカード管理装置180との
通信を確立するための通信用オブジェクトデータDがそ
れぞれ格納されている。例えば、携帯端末140がプロ
ジェクタ200と通信を行うには、携帯端末140は、
通信用オブジェクトデータAをサービス連携管理装置2
40から取得し、取得した通信用オブジェクトデータA
に基づいて通信確立処理を実行することにより、プロジ
ェクタ200との通信を確立する。すなわち、通信用オ
ブジェクトデータA〜Dは、特定相手方との通信を確立
するためのドライバとしての機能を有する。
140、カード管理装置180、プロジェクタ200お
よびプリンタ220についてそれらとの通信を確立する
ための通信用オブジェクトデータを記憶した記憶装置を
有し、各機器からの要求に応じて通信用オブジェクトデ
ータを記憶装置から読み出して送信するようになってい
る。記憶装置には、プロジェクタ200との通信を確立
するための通信用オブジェクトデータA、携帯端末14
0との通信を確立するための通信用オブジェクトデータ
B、プリンタ220との通信を確立するための通信用オ
ブジェクトデータC、およびカード管理装置180との
通信を確立するための通信用オブジェクトデータDがそ
れぞれ格納されている。例えば、携帯端末140がプロ
ジェクタ200と通信を行うには、携帯端末140は、
通信用オブジェクトデータAをサービス連携管理装置2
40から取得し、取得した通信用オブジェクトデータA
に基づいて通信確立処理を実行することにより、プロジ
ェクタ200との通信を確立する。すなわち、通信用オ
ブジェクトデータA〜Dは、特定相手方との通信を確立
するためのドライバとしての機能を有する。
【0053】次に、仮想オブジェクト管理装置100の
構成を図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、仮
想オブジェクト管理装置100の構成を示すブロック図
である。仮想オブジェクト管理装置100は、図2に示
すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステ
ム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめ
CPU30の制御プログラム等を格納しているROM3
2と、ROM32等から読み出したデータやCPU30
の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM3
4と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/
F38とで構成されており、これらは、データを転送す
るための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受
可能に接続されている。
構成を図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、仮
想オブジェクト管理装置100の構成を示すブロック図
である。仮想オブジェクト管理装置100は、図2に示
すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステ
ム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめ
CPU30の制御プログラム等を格納しているROM3
2と、ROM32等から読み出したデータやCPU30
の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM3
4と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/
F38とで構成されており、これらは、データを転送す
るための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受
可能に接続されている。
【0054】I/F38には、外部装置として、携帯端
末140、カード160、カード管理装置180、プロ
ジェクタ200、プリンタ220およびサービス連携管
理装置240と無線通信により通信を行う無線通信装置
40と、仮想オブジェクトに関するオブジェクト情報を
登録・管理する仮想オブジェクト管理データベース(以
下、データベースのことを単にDBと略記する。)42
と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と
が接続されている。
末140、カード160、カード管理装置180、プロ
ジェクタ200、プリンタ220およびサービス連携管
理装置240と無線通信により通信を行う無線通信装置
40と、仮想オブジェクトに関するオブジェクト情報を
登録・管理する仮想オブジェクト管理データベース(以
下、データベースのことを単にDBと略記する。)42
と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と
が接続されている。
【0055】仮想オブジェクト管理DB42には、図3
に示すように、仮想オブジェクトの形状および配置位置
に関するオブジェクト情報を、サービス内容を規定した
サービス情報と対応付けて登録可能な仮想オブジェクト
管理テーブル400が格納されている。図3は、仮想オ
ブジェクト管理テーブル400のデータ構造を示す図で
ある。
に示すように、仮想オブジェクトの形状および配置位置
に関するオブジェクト情報を、サービス内容を規定した
サービス情報と対応付けて登録可能な仮想オブジェクト
管理テーブル400が格納されている。図3は、仮想オ
ブジェクト管理テーブル400のデータ構造を示す図で
ある。
【0056】仮想オブジェクト管理テーブル400は、
図3に示すように、各仮想オブジェクトごとに1つのレ
コードが登録可能となっている。各レコードは、連続番
号を登録するフィールド402と、プロジェクタ200
等の機器を利用したサービスの種別を登録するフィール
ド404と、サービスを特定するためのサービスIDを
登録するフィールド406と、実空間と対応させた仮想
空間上における仮想オブジェクトの配置位置を示す座標
を登録するフィールド408と、仮想オブジェクトの形
状を登録するフィールド410と、仮想オブジェクトの
大きさを登録するフィールド412と、サービス同士の
連携を管理するためのエリアイン管理情報を登録するフ
ィールド414とを含んで構成されている。ここで、フ
ィールド404,406のデータがサービス情報に対応
し、フィールド408〜412のデータがオブジェクト
情報に対応している。
図3に示すように、各仮想オブジェクトごとに1つのレ
コードが登録可能となっている。各レコードは、連続番
号を登録するフィールド402と、プロジェクタ200
等の機器を利用したサービスの種別を登録するフィール
ド404と、サービスを特定するためのサービスIDを
登録するフィールド406と、実空間と対応させた仮想
空間上における仮想オブジェクトの配置位置を示す座標
を登録するフィールド408と、仮想オブジェクトの形
状を登録するフィールド410と、仮想オブジェクトの
大きさを登録するフィールド412と、サービス同士の
連携を管理するためのエリアイン管理情報を登録するフ
ィールド414とを含んで構成されている。ここで、フ
ィールド404,406のデータがサービス情報に対応
し、フィールド408〜412のデータがオブジェクト
情報に対応している。
【0057】図3の例では、図中第1段目のレコードに
は、フィールド402に連続番号として「1」が、フィ
ールド404にサービス種別として「プロジェクタサー
ビス」が、フィールド406にサービスIDとして「00
01」が、フィールド408に座標として「(10,50,20)」
が、フィールド410に形状として「球」が、フィール
ド412に大きさとして「2〔m〕」がそれぞれ登録さ
れている。これは、プロジェクタ200が設置されてい
る実空間の座標(10,50,20)を中心として半径が2〔m〕
の球形状からなる仮想オブジェクトAが仮想的に配置さ
れており、配置位置および形状により特定される仮想オ
ブジェクトAの内部領域内では、プロジェクタ200に
よる投影サービスが行われることを意味している。
は、フィールド402に連続番号として「1」が、フィ
ールド404にサービス種別として「プロジェクタサー
ビス」が、フィールド406にサービスIDとして「00
01」が、フィールド408に座標として「(10,50,20)」
が、フィールド410に形状として「球」が、フィール
ド412に大きさとして「2〔m〕」がそれぞれ登録さ
れている。これは、プロジェクタ200が設置されてい
る実空間の座標(10,50,20)を中心として半径が2〔m〕
の球形状からなる仮想オブジェクトAが仮想的に配置さ
れており、配置位置および形状により特定される仮想オ
ブジェクトAの内部領域内では、プロジェクタ200に
よる投影サービスが行われることを意味している。
【0058】また、図中第2段目のレコードには、フィ
ールド402に連続番号として「2」が、フィールド4
04にサービス種別として「PDAサービス」が、フィ
ールド406にサービスIDとして「0002」が、フィー
ルド408に座標として「(30,40,20)」が、フィールド
410に形状として「球」が、フィールド412に大き
さとして「1〔m〕」がそれぞれ登録されている。これ
は、携帯端末140が存在している実空間の座標(30,4
0,20)を中心として半径が1〔m〕の球形状からなる仮
想オブジェクトBが仮想的に配置されており、配置位置
および形状により特定される仮想オブジェクトBの内部
領域内では、携帯端末140によるサービスが行われる
ことを意味している。ただし、携帯端末140が存在し
ている実空間の座標は、時々刻々と変化するので、PD
Aサービスについては、携帯端末140からの位置情報
を取得し、これをもとにフィールド408の座標を更新
する。例えば、仮想オブジェクトAの領域と仮想オブジ
ェクトBの領域とが重なり合っているときは、プロジェ
クタサービスとPDAサービスが連携し、プロジェクタ
200および携帯端末140が互いを利用可能となる。
ールド402に連続番号として「2」が、フィールド4
04にサービス種別として「PDAサービス」が、フィ
ールド406にサービスIDとして「0002」が、フィー
ルド408に座標として「(30,40,20)」が、フィールド
410に形状として「球」が、フィールド412に大き
さとして「1〔m〕」がそれぞれ登録されている。これ
は、携帯端末140が存在している実空間の座標(30,4
0,20)を中心として半径が1〔m〕の球形状からなる仮
想オブジェクトBが仮想的に配置されており、配置位置
および形状により特定される仮想オブジェクトBの内部
領域内では、携帯端末140によるサービスが行われる
ことを意味している。ただし、携帯端末140が存在し
ている実空間の座標は、時々刻々と変化するので、PD
Aサービスについては、携帯端末140からの位置情報
を取得し、これをもとにフィールド408の座標を更新
する。例えば、仮想オブジェクトAの領域と仮想オブジ
ェクトBの領域とが重なり合っているときは、プロジェ
クタサービスとPDAサービスが連携し、プロジェクタ
200および携帯端末140が互いを利用可能となる。
【0059】また、仮想オブジェクト管理DB42に
は、図4に示すように、各サービスごとに、そのサービ
スを利用するにあたってサービス連携管理装置240か
ら取得すべき通信用オブジェクトデータを特定するため
の通信情報を登録した通信情報登録テーブル500が格
納されている。図4は、通信情報登録テーブル500の
データ構造を示す図である。
は、図4に示すように、各サービスごとに、そのサービ
スを利用するにあたってサービス連携管理装置240か
ら取得すべき通信用オブジェクトデータを特定するため
の通信情報を登録した通信情報登録テーブル500が格
納されている。図4は、通信情報登録テーブル500の
データ構造を示す図である。
【0060】通信情報登録テーブル500は、図4に示
すように、各サービスごとに1つのレコードが登録され
ている。各レコードは、サービスIDを登録したフィー
ルド502と、サービス種別を登録したフィールド50
4と、通信情報を登録したフィールド506とを含んで
構成されている。なお、通信情報登録テーブル500
は、仮想オブジェクト管理装置100だけでなく、携帯
端末140、カード管理装置180、プロジェクタ20
0、プリンタ220およびサービス連携管理装置240
の記憶装置にも格納されている。
すように、各サービスごとに1つのレコードが登録され
ている。各レコードは、サービスIDを登録したフィー
ルド502と、サービス種別を登録したフィールド50
4と、通信情報を登録したフィールド506とを含んで
構成されている。なお、通信情報登録テーブル500
は、仮想オブジェクト管理装置100だけでなく、携帯
端末140、カード管理装置180、プロジェクタ20
0、プリンタ220およびサービス連携管理装置240
の記憶装置にも格納されている。
【0061】図4の例では、図中第1段目のレコードに
は、フィールド502にサービスIDとして「0001」
が、フィールド504にサービス種別として「プロジェ
クタサービス」が、フィールド506に通信情報として
「通信用オブジェクトデータA」がそれぞれ登録されて
いる。これは、プロジェクタサービスを利用するにあた
ってサービス連携管理装置240から取得すべき通信用
オブジェクトデータが通信用オブジェクトデータAであ
ることを意味している。
は、フィールド502にサービスIDとして「0001」
が、フィールド504にサービス種別として「プロジェ
クタサービス」が、フィールド506に通信情報として
「通信用オブジェクトデータA」がそれぞれ登録されて
いる。これは、プロジェクタサービスを利用するにあた
ってサービス連携管理装置240から取得すべき通信用
オブジェクトデータが通信用オブジェクトデータAであ
ることを意味している。
【0062】CPU30は、マイクロプロセッシングユ
ニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、図5ないし図7のフローチャートに示すオ
ブジェクト情報更新処理、エリアイン通知処理およびエ
リアアウト通知処理をそれぞれ時分割で実行するように
なっている。
ニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、図5ないし図7のフローチャートに示すオ
ブジェクト情報更新処理、エリアイン通知処理およびエ
リアアウト通知処理をそれぞれ時分割で実行するように
なっている。
【0063】初めに、オブジェクト情報更新処理を図5
を参照しながら詳細に説明する。図5は、オブジェクト
情報更新処理を示すフローチャートである。オブジェク
ト情報更新処理は、携帯端末140からの位置情報に基
づいて仮想オブジェクトBの配置位置を更新する処理で
あって、CPU30において実行されると、図5に示す
ように、まず、ステップS404に移行するようになっ
ている。
を参照しながら詳細に説明する。図5は、オブジェクト
情報更新処理を示すフローチャートである。オブジェク
ト情報更新処理は、携帯端末140からの位置情報に基
づいて仮想オブジェクトBの配置位置を更新する処理で
あって、CPU30において実行されると、図5に示す
ように、まず、ステップS404に移行するようになっ
ている。
【0064】ステップS404では、位置情報を受信し
たか否かを判定し、位置情報を受信したと判定したとき
(Yes)は、ステップS406に移行するが、そうでない
と判定したとき(No)は、位置情報を受信するまでステッ
プS404で待機する。ステップS406では、受信し
た位置情報に基づいて、PDAサービスについて仮想オ
ブジェクト管理テーブル400のフィールド408の座
標を更新し、ステップS408に移行して、位置情報を
受信したことの応答を携帯端末140に通知し、一連の
処理を終了して元の処理に復帰させる。
たか否かを判定し、位置情報を受信したと判定したとき
(Yes)は、ステップS406に移行するが、そうでない
と判定したとき(No)は、位置情報を受信するまでステッ
プS404で待機する。ステップS406では、受信し
た位置情報に基づいて、PDAサービスについて仮想オ
ブジェクト管理テーブル400のフィールド408の座
標を更新し、ステップS408に移行して、位置情報を
受信したことの応答を携帯端末140に通知し、一連の
処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0065】なお、図5のフローチャートに示すオブジ
ェクト情報更新処理は、携帯端末140に対応する仮想
オブジェクトBの配置位置を更新する処理であるが、カ
ード160に対応する仮想オブジェクトCについてもこ
れと同様の処理を実行する。この場合、ステップS40
4〜S408において携帯端末140に対して行う処理
が、カード160に対して行う処理に置き換わる。
ェクト情報更新処理は、携帯端末140に対応する仮想
オブジェクトBの配置位置を更新する処理であるが、カ
ード160に対応する仮想オブジェクトCについてもこ
れと同様の処理を実行する。この場合、ステップS40
4〜S408において携帯端末140に対して行う処理
が、カード160に対して行う処理に置き換わる。
【0066】次に、エリアイン通知処理を図6を参照し
ながら詳細に説明する。図6は、エリアイン通知処理を
示すフローチャートである。エリアイン通知処理は、2
つの仮想オブジェクトについて一方の仮想オブジェクト
の領域と他方の仮想オブジェクトの領域とが重なり合っ
たことを各機器に通知する処理であって、CPU30に
おいて実行されると、図6に示すように、まず、ステッ
プS500に移行するようになっている。
ながら詳細に説明する。図6は、エリアイン通知処理を
示すフローチャートである。エリアイン通知処理は、2
つの仮想オブジェクトについて一方の仮想オブジェクト
の領域と他方の仮想オブジェクトの領域とが重なり合っ
たことを各機器に通知する処理であって、CPU30に
おいて実行されると、図6に示すように、まず、ステッ
プS500に移行するようになっている。
【0067】ステップS500では、仮想オブジェクト
管理テーブル400からPDAサービスについてのレコ
ード(以下、この処理において携帯端末140のオブジ
ェクト情報およびサービス情報という。)を読み出し、
ステップS502に移行して、仮想オブジェクト管理テ
ーブル400から先頭のレコード(以下、この処理にお
いて対象機器のオブジェクト情報およびサービス情報と
いう。)を読み出し、ステップS504に移行する。
管理テーブル400からPDAサービスについてのレコ
ード(以下、この処理において携帯端末140のオブジ
ェクト情報およびサービス情報という。)を読み出し、
ステップS502に移行して、仮想オブジェクト管理テ
ーブル400から先頭のレコード(以下、この処理にお
いて対象機器のオブジェクト情報およびサービス情報と
いう。)を読み出し、ステップS504に移行する。
【0068】ステップS504では、携帯端末140の
オブジェクト情報および対象機器のオブジェクト情報に
基づいて、仮想オブジェクトBの形状および配置位置に
より特定される領域と、対象機器に対応する仮想オブジ
ェクトの形状および配置位置により特定される領域とが
重なり合っているか否かを判定し、それら領域が重なり
合っている(以下、エリアインという。)と判定したと
き(Yes)は、ステップS554に移行する。
オブジェクト情報および対象機器のオブジェクト情報に
基づいて、仮想オブジェクトBの形状および配置位置に
より特定される領域と、対象機器に対応する仮想オブジ
ェクトの形状および配置位置により特定される領域とが
重なり合っているか否かを判定し、それら領域が重なり
合っている(以下、エリアインという。)と判定したと
き(Yes)は、ステップS554に移行する。
【0069】ステップS554では、対象機器の操作権
が設定可能である旨の電子メールを作成し、ステップS
556に移行して、作成した電子メールに、仮想オブジ
ェクト管理装置100の電子メールアドレスを添付し、
ステップS558に移行して、PDAサービスの通信情
報を通信情報登録テーブル500から読み出し、読み出
した通信情報に基づいて通信用オブジェクトデータBを
サービス連携管理装置240から取得する。次いで、ス
テップS560に移行して、取得した通信用オブジェク
トデータBに基づいて通信確立処理を実行することによ
り携帯端末140との通信を確立し、ステップS55
4,S556で作成した電子メールを、電子メール形式
による通信方式で携帯端末140に送信し、ステップS
562に移行する。
が設定可能である旨の電子メールを作成し、ステップS
556に移行して、作成した電子メールに、仮想オブジ
ェクト管理装置100の電子メールアドレスを添付し、
ステップS558に移行して、PDAサービスの通信情
報を通信情報登録テーブル500から読み出し、読み出
した通信情報に基づいて通信用オブジェクトデータBを
サービス連携管理装置240から取得する。次いで、ス
テップS560に移行して、取得した通信用オブジェク
トデータBに基づいて通信確立処理を実行することによ
り携帯端末140との通信を確立し、ステップS55
4,S556で作成した電子メールを、電子メール形式
による通信方式で携帯端末140に送信し、ステップS
562に移行する。
【0070】ステップS562では、ステップS560
で送信した電子メールに対する応答メールを受信したか
否かを判定し、応答メールを受信したと判定したとき(Y
es)は、ステップS564に移行して、対象機器の操作
権を設定し、ステップS506に移行する。一方、ステ
ップS562で、応答メールを受信しないと判定したと
き(No)は、応答メールを受信するまでステップS562
で待機する。
で送信した電子メールに対する応答メールを受信したか
否かを判定し、応答メールを受信したと判定したとき(Y
es)は、ステップS564に移行して、対象機器の操作
権を設定し、ステップS506に移行する。一方、ステ
ップS562で、応答メールを受信しないと判定したと
き(No)は、応答メールを受信するまでステップS562
で待機する。
【0071】ステップS506では、対象機器のサービ
ス情報に基づいて通信情報登録テーブル500から通信
情報を読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サ
ービスの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理
装置240から取得し、ステップS508に移行して、
取得した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立
処理を実行することにより対象機器との通信を確立し、
エリアインを対象機器に通知し、ステップS540に移
行する。
ス情報に基づいて通信情報登録テーブル500から通信
情報を読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サ
ービスの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理
装置240から取得し、ステップS508に移行して、
取得した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立
処理を実行することにより対象機器との通信を確立し、
エリアインを対象機器に通知し、ステップS540に移
行する。
【0072】ステップS540では、エリアインの通知
に対する応答を受信したか否かを判定し、応答を受信し
たと判定したとき(Yes)は、ステップS542に移行す
るが、そうでないと判定したとき(No)は、応答を受信す
るまでステップS540で待機する。ステップS542
では、PDAサービスのエリアイン管理情報に該当サー
ビスのサービスIDを登録し、ステップS544に移行
して、仮想オブジェクト管理テーブル400に登録され
ているすべてのサービスについてステップS504〜S
542の処理が終了したか否かを判定し、処理が終了し
たと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の
処理に復帰させる。
に対する応答を受信したか否かを判定し、応答を受信し
たと判定したとき(Yes)は、ステップS542に移行す
るが、そうでないと判定したとき(No)は、応答を受信す
るまでステップS540で待機する。ステップS542
では、PDAサービスのエリアイン管理情報に該当サー
ビスのサービスIDを登録し、ステップS544に移行
して、仮想オブジェクト管理テーブル400に登録され
ているすべてのサービスについてステップS504〜S
542の処理が終了したか否かを判定し、処理が終了し
たと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の
処理に復帰させる。
【0073】一方、ステップS544で、すべてのサー
ビスについてステップS504〜S542の処理が終了
していないと判定したとき(No)は、ステップS546に
移行して、仮想オブジェクト管理テーブル400から次
のレコードを読み出し、ステップS504に移行する。
一方、ステップS504で、エリアインしていないと判
定したとき(No)は、ステップS544に移行する。
ビスについてステップS504〜S542の処理が終了
していないと判定したとき(No)は、ステップS546に
移行して、仮想オブジェクト管理テーブル400から次
のレコードを読み出し、ステップS504に移行する。
一方、ステップS504で、エリアインしていないと判
定したとき(No)は、ステップS544に移行する。
【0074】なお、図6のフローチャートに示すエリア
イン通知処理は、PDAサービスについてエリアインし
たことを通知する処理であるが、カードサービスについ
てもこれと同様の処理を実行する。この場合、ステップ
S500,S542においてPDAサービスに対して行
う処理が、カードサービスに対して行う処理に置き換わ
り、さらに、ステップS554〜S564の処理が不要
となる。
イン通知処理は、PDAサービスについてエリアインし
たことを通知する処理であるが、カードサービスについ
てもこれと同様の処理を実行する。この場合、ステップ
S500,S542においてPDAサービスに対して行
う処理が、カードサービスに対して行う処理に置き換わ
り、さらに、ステップS554〜S564の処理が不要
となる。
【0075】次に、エリアアウト通知処理を図7を参照
しながら詳細に説明する。図7は、エリアアウト通知処
理を示すフローチャートである。エリアアウト通知処理
は、2つの仮想オブジェクトについて一方の仮想オブジ
ェクトの領域と他方の仮想オブジェクトの領域との重な
り合いが解除されたことを各機器に通知する処理であっ
て、CPU30において実行されると、図7に示すよう
に、まず、ステップS600に移行するようになってい
る。
しながら詳細に説明する。図7は、エリアアウト通知処
理を示すフローチャートである。エリアアウト通知処理
は、2つの仮想オブジェクトについて一方の仮想オブジ
ェクトの領域と他方の仮想オブジェクトの領域との重な
り合いが解除されたことを各機器に通知する処理であっ
て、CPU30において実行されると、図7に示すよう
に、まず、ステップS600に移行するようになってい
る。
【0076】ステップS600では、仮想オブジェクト
管理テーブル400からPDAサービスについてのレコ
ード(以下、この処理において携帯端末140のオブジ
ェクト情報およびサービス情報という。)を読み出し、
ステップS602に移行して、PDAサービスのエリア
イン管理情報から先頭のサービスIDを読み出し、ステ
ップS604に移行して、読み出したサービスIDのサ
ービスについてのレコード(以下、この処理において対
象機器のオブジェクト情報およびサービス情報とい
う。)を仮想オブジェクト管理テーブル400から読み
出し、ステップS606に移行する。
管理テーブル400からPDAサービスについてのレコ
ード(以下、この処理において携帯端末140のオブジ
ェクト情報およびサービス情報という。)を読み出し、
ステップS602に移行して、PDAサービスのエリア
イン管理情報から先頭のサービスIDを読み出し、ステ
ップS604に移行して、読み出したサービスIDのサ
ービスについてのレコード(以下、この処理において対
象機器のオブジェクト情報およびサービス情報とい
う。)を仮想オブジェクト管理テーブル400から読み
出し、ステップS606に移行する。
【0077】ステップS606では、携帯端末140の
オブジェクト情報および対象機器のオブジェクト情報に
基づいて、仮想オブジェクトBの形状および配置位置に
より特定される領域と、対象機器に対応する仮想オブジ
ェクトの形状および配置位置により特定される領域とが
重なり合っているか否かを判定し、それら領域が重なり
合っていない(以下、エリアアウトという。)と判定し
たとき(Yes)は、ステップS608に移行する。
オブジェクト情報および対象機器のオブジェクト情報に
基づいて、仮想オブジェクトBの形状および配置位置に
より特定される領域と、対象機器に対応する仮想オブジ
ェクトの形状および配置位置により特定される領域とが
重なり合っているか否かを判定し、それら領域が重なり
合っていない(以下、エリアアウトという。)と判定し
たとき(Yes)は、ステップS608に移行する。
【0078】ステップS608では、対象機器のサービ
ス情報に基づいて通信情報登録テーブル500から通信
情報を読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サ
ービスの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理
装置240から取得し、ステップS610に移行して、
取得した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立
処理を実行することにより対象機器との通信を確立し、
エリアアウトを対象機器に通知し、ステップS626に
移行する。
ス情報に基づいて通信情報登録テーブル500から通信
情報を読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サ
ービスの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理
装置240から取得し、ステップS610に移行して、
取得した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立
処理を実行することにより対象機器との通信を確立し、
エリアアウトを対象機器に通知し、ステップS626に
移行する。
【0079】ステップS626では、エリアアウトの通
知に対する応答を受信したか否かを判定し、応答を受信
したと判定したとき(Yes)は、ステップS628に移行
するが、そうでないと判定したとき(No)は、応答を受信
するまでステップS626で待機する。ステップS62
8では、PDAサービスのエリアイン管理情報から該当
サービスのサービスIDを削除し、ステップS630に
移行して、PDAサービスのエリアイン管理情報に登録
されているすべてのサービスについてステップS604
〜S628の処理が終了したか否かを判定し、処理が終
了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。
知に対する応答を受信したか否かを判定し、応答を受信
したと判定したとき(Yes)は、ステップS628に移行
するが、そうでないと判定したとき(No)は、応答を受信
するまでステップS626で待機する。ステップS62
8では、PDAサービスのエリアイン管理情報から該当
サービスのサービスIDを削除し、ステップS630に
移行して、PDAサービスのエリアイン管理情報に登録
されているすべてのサービスについてステップS604
〜S628の処理が終了したか否かを判定し、処理が終
了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。
【0080】一方、ステップS630で、すべてのサー
ビスについてステップS604〜S628の処理が終了
していないと判定したとき(No)は、ステップS632に
移行して、PDAサービスのエリアイン管理情報から次
のサービスIDを読み出し、ステップS604に移行す
る。一方、ステップS606で、エリアアウトしていな
いと判定したとき(No)は、ステップS630に移行す
る。
ビスについてステップS604〜S628の処理が終了
していないと判定したとき(No)は、ステップS632に
移行して、PDAサービスのエリアイン管理情報から次
のサービスIDを読み出し、ステップS604に移行す
る。一方、ステップS606で、エリアアウトしていな
いと判定したとき(No)は、ステップS630に移行す
る。
【0081】なお、図7のフローチャートに示すエリア
アウト通知処理は、PDAサービスについてエリアアウ
トしたことを通知する処理であるが、カードサービスに
ついてもこれと同様の処理を実行する。この場合、ステ
ップS600,S628においてPDAサービスに対し
て行う処理が、カードサービスに対して行う処理に置き
換わる。
アウト通知処理は、PDAサービスについてエリアアウ
トしたことを通知する処理であるが、カードサービスに
ついてもこれと同様の処理を実行する。この場合、ステ
ップS600,S628においてPDAサービスに対し
て行う処理が、カードサービスに対して行う処理に置き
換わる。
【0082】次に、プロジェクタ200の構成を図8を
参照しながら詳細に説明する。図8は、プロジェクタ2
00の構成を示すブロック図である。プロジェクタ20
0は、図8に示すように、制御プログラムに基づいて演
算およびシステム全体を制御するCPU70と、所定領
域にあらかじめCPU70の制御プログラム等を格納し
ているROM72と、ROM72等から読み出したデー
タやCPU70の演算過程で必要な演算結果を格納する
ためのRAM74と、外部装置に対してデータの入出力
を媒介するI/F78とで構成されており、これらは、
データを転送するための信号線であるバス79で相互に
かつデータ授受可能に接続されている。
参照しながら詳細に説明する。図8は、プロジェクタ2
00の構成を示すブロック図である。プロジェクタ20
0は、図8に示すように、制御プログラムに基づいて演
算およびシステム全体を制御するCPU70と、所定領
域にあらかじめCPU70の制御プログラム等を格納し
ているROM72と、ROM72等から読み出したデー
タやCPU70の演算過程で必要な演算結果を格納する
ためのRAM74と、外部装置に対してデータの入出力
を媒介するI/F78とで構成されており、これらは、
データを転送するための信号線であるバス79で相互に
かつデータ授受可能に接続されている。
【0083】I/F78には、外部装置として、仮想オ
ブジェクト管理装置100、携帯端末140、カード管
理装置180およびサービス連携管理装置240と無線
通信により通信を行う無線通信装置80と、画像信号に
基づいて画面をスクリーンに投影する投影装置82とが
接続されている。CPU70は、マイクロプロセッシン
グユニットMPU等からなり、ROM72の所定領域に
格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプロ
グラムに従って、図9ないし図11のフローチャートに
示すエリアイン通知応答処理、エリアアウト通知応答処
理およびプロジェクタ制御処理をそれぞれ時分割で実行
するようになっている。
ブジェクト管理装置100、携帯端末140、カード管
理装置180およびサービス連携管理装置240と無線
通信により通信を行う無線通信装置80と、画像信号に
基づいて画面をスクリーンに投影する投影装置82とが
接続されている。CPU70は、マイクロプロセッシン
グユニットMPU等からなり、ROM72の所定領域に
格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプロ
グラムに従って、図9ないし図11のフローチャートに
示すエリアイン通知応答処理、エリアアウト通知応答処
理およびプロジェクタ制御処理をそれぞれ時分割で実行
するようになっている。
【0084】初めに、エリアイン通知応答処理を図9を
参照しながら詳細に説明する。図9は、エリアイン通知
応答処理を示すフローチャートである。エリアイン通知
応答処理は、図6のエリアイン通知処理に対応する処理
であって、CPU70において実行されると、図9に示
すように、まず、ステップS510に移行するようにな
っている。
参照しながら詳細に説明する。図9は、エリアイン通知
応答処理を示すフローチャートである。エリアイン通知
応答処理は、図6のエリアイン通知処理に対応する処理
であって、CPU70において実行されると、図9に示
すように、まず、ステップS510に移行するようにな
っている。
【0085】ステップS510では、エリアインの通知
を受信したか否かを判定し、エリアインの通知を受信し
たと判定したとき(Yes)は、ステップS512に移行す
るが、そうでないと判定したとき(No)は、エリアインの
通知を受信するまでステップS510で待機する。ステ
ップS512では、受信したエリアインの通知に係るサ
ービスがPDAサービスか否かを判定し、エリアインの
通知に係るサービスがPDAサービスであると判定した
とき(Yes)は、ステップS514に移行して、PDAサ
ービスの通信情報を通信情報登録テーブル500から読
み出し、読み出した通信情報に基づいて通信用オブジェ
クトデータBをサービス連携管理装置240から取得
し、ステップS516に移行して、取得した通信用オブ
ジェクトデータBに基づいて通信確立処理を実行するこ
とにより携帯端末140との通信を確立し、サービス連
携開始要求を携帯端末140に送信し、ステップS52
4に移行して、プロジェクタ表示データの送信要求を携
帯端末140に送信し、ステップS566に移行する。
なお、ステップS516での連携開始要求およびステッ
プS524での送信要求は、電子メール形式による通信
方式で送信してもよい。
を受信したか否かを判定し、エリアインの通知を受信し
たと判定したとき(Yes)は、ステップS512に移行す
るが、そうでないと判定したとき(No)は、エリアインの
通知を受信するまでステップS510で待機する。ステ
ップS512では、受信したエリアインの通知に係るサ
ービスがPDAサービスか否かを判定し、エリアインの
通知に係るサービスがPDAサービスであると判定した
とき(Yes)は、ステップS514に移行して、PDAサ
ービスの通信情報を通信情報登録テーブル500から読
み出し、読み出した通信情報に基づいて通信用オブジェ
クトデータBをサービス連携管理装置240から取得
し、ステップS516に移行して、取得した通信用オブ
ジェクトデータBに基づいて通信確立処理を実行するこ
とにより携帯端末140との通信を確立し、サービス連
携開始要求を携帯端末140に送信し、ステップS52
4に移行して、プロジェクタ表示データの送信要求を携
帯端末140に送信し、ステップS566に移行する。
なお、ステップS516での連携開始要求およびステッ
プS524での送信要求は、電子メール形式による通信
方式で送信してもよい。
【0086】ステップS566では、プロジェクタ表示
データを受信したか否かを判定し、プロジェクタ表示デ
ータを受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS5
68に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、
プロジェクタ表示データを受信するまでステップS56
6で待機する。ステップS568では、プロジェクタ表
示データに含まれるページデータのうちその末尾のペー
ジに対応するページデータをプロジェクタ表示データか
ら取得し、ステップS570に移行して、取得したペー
ジデータをRAM74のスタック領域に格納する。ここ
で、スタック領域とは、RAM74の記憶領域の一部で
あり、その先頭アドレスは、スタックポインタと呼ばれ
るポインタにより示される。
データを受信したか否かを判定し、プロジェクタ表示デ
ータを受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS5
68に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、
プロジェクタ表示データを受信するまでステップS56
6で待機する。ステップS568では、プロジェクタ表
示データに含まれるページデータのうちその末尾のペー
ジに対応するページデータをプロジェクタ表示データか
ら取得し、ステップS570に移行して、取得したペー
ジデータをRAM74のスタック領域に格納する。ここ
で、スタック領域とは、RAM74の記憶領域の一部で
あり、その先頭アドレスは、スタックポインタと呼ばれ
るポインタにより示される。
【0087】次いで、ステップS572に移行して、ス
タックポインタを「1」減算し、ステップS574に移
行して、プロジェクタ表示データに含まれているすべて
のページデータをスタック領域に格納したか否かを判定
し、すべてのページデータをスタック領域に格納したと
判定したとき(Yes)は、ステップS538に移行して、
エリアインの通知を受信したことの応答を仮想オブジェ
クト管理装置100に通知し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
タックポインタを「1」減算し、ステップS574に移
行して、プロジェクタ表示データに含まれているすべて
のページデータをスタック領域に格納したか否かを判定
し、すべてのページデータをスタック領域に格納したと
判定したとき(Yes)は、ステップS538に移行して、
エリアインの通知を受信したことの応答を仮想オブジェ
クト管理装置100に通知し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
【0088】一方、ステップS574で、プロジェクタ
表示データに含まれているすべてのページデータをスタ
ック領域に格納していないと判定したとき(No)は、ステ
ップS576に移行して、プロジェクタ表示データに含
まれるページデータのうち一つ前のページに対応するペ
ージデータをプロジェクタ表示データから取得し、ステ
ップS570に移行する。
表示データに含まれているすべてのページデータをスタ
ック領域に格納していないと判定したとき(No)は、ステ
ップS576に移行して、プロジェクタ表示データに含
まれるページデータのうち一つ前のページに対応するペ
ージデータをプロジェクタ表示データから取得し、ステ
ップS570に移行する。
【0089】一方、ステップS512で、受信したエリ
アインの通知に係るサービスがPDAサービスでないと
判定したとき(No)は、ステップS548に移行して、該
当サービスの通信情報を通信情報登録テーブル500か
ら読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サービ
スの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理装置
240から取得し、ステップS550に移行して、取得
した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立処理
を実行することにより該当サービスの対象機器との通信
を確立し、該当サービスの対象機器にサービス連携開始
要求を送信し、ステップS552に移行して、サービス
の連携を行う処理を実行し、ステップS538に移行す
る。
アインの通知に係るサービスがPDAサービスでないと
判定したとき(No)は、ステップS548に移行して、該
当サービスの通信情報を通信情報登録テーブル500か
ら読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サービ
スの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理装置
240から取得し、ステップS550に移行して、取得
した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立処理
を実行することにより該当サービスの対象機器との通信
を確立し、該当サービスの対象機器にサービス連携開始
要求を送信し、ステップS552に移行して、サービス
の連携を行う処理を実行し、ステップS538に移行す
る。
【0090】なお、図9のフローチャートに示すエリア
イン通知応答処理は、PDAサービスについてエリアイ
ンが通知された場合を主体とする処理であるが、カード
サービスについてもこれと同様の処理を実行する。この
場合、ステップS512,S514においてPDAサー
ビスに対して行う処理が、カードサービスに対して行う
処理に置き換わる。
イン通知応答処理は、PDAサービスについてエリアイ
ンが通知された場合を主体とする処理であるが、カード
サービスについてもこれと同様の処理を実行する。この
場合、ステップS512,S514においてPDAサー
ビスに対して行う処理が、カードサービスに対して行う
処理に置き換わる。
【0091】次に、エリアアウト通知応答処理を図10
を参照しながら詳細に説明する。図10は、エリアアウ
ト通知応答処理を示すフローチャートである。エリアア
ウト通知応答処理は、図7のエリアアウト通知処理に対
応する処理であって、CPU70において実行される
と、図10に示すように、まず、ステップS612に移
行するようになっている。
を参照しながら詳細に説明する。図10は、エリアアウ
ト通知応答処理を示すフローチャートである。エリアア
ウト通知応答処理は、図7のエリアアウト通知処理に対
応する処理であって、CPU70において実行される
と、図10に示すように、まず、ステップS612に移
行するようになっている。
【0092】ステップS612では、エリアアウトの通
知を受信したか否かを判定し、エリアアウトの通知を受
信したと判定したとき(Yes)は、ステップS614に移
行するが、そうでないと判定したとき(No)は、エリアア
ウトの通知を受信するまでステップS612で待機す
る。ステップS614では、受信したエリアアウトの通
知に係るサービスがPDAサービスであるか否かを判定
し、エリアアウトの通知に係るPDAサービスであると
判定したとき(Yes)は、ステップS616に移行して、
PDAサービスの通信情報を通信情報登録テーブル50
0から読み出し、読み出した通信情報に基づいて通信用
オブジェクトデータBをサービス連携管理装置240か
ら取得し、ステップS618に移行して、取得した通信
用オブジェクトデータBに基づいて通信確立処理を実行
することにより携帯端末140との通信を確立し、サー
ビス連携終了要求を携帯端末140に送信し、ステップ
S624に移行して、エリアアウトの通知を受信したこ
との応答を仮想オブジェクト管理装置100に送信し、
一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
知を受信したか否かを判定し、エリアアウトの通知を受
信したと判定したとき(Yes)は、ステップS614に移
行するが、そうでないと判定したとき(No)は、エリアア
ウトの通知を受信するまでステップS612で待機す
る。ステップS614では、受信したエリアアウトの通
知に係るサービスがPDAサービスであるか否かを判定
し、エリアアウトの通知に係るPDAサービスであると
判定したとき(Yes)は、ステップS616に移行して、
PDAサービスの通信情報を通信情報登録テーブル50
0から読み出し、読み出した通信情報に基づいて通信用
オブジェクトデータBをサービス連携管理装置240か
ら取得し、ステップS618に移行して、取得した通信
用オブジェクトデータBに基づいて通信確立処理を実行
することにより携帯端末140との通信を確立し、サー
ビス連携終了要求を携帯端末140に送信し、ステップ
S624に移行して、エリアアウトの通知を受信したこ
との応答を仮想オブジェクト管理装置100に送信し、
一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0093】一方、ステップS614で、受信したエリ
アアウトの通知に係るサービスがPDAサービスでない
と判定したとき(No)は、ステップS634に移行して、
該当サービスの通信情報を通信情報登録テーブル500
から読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サー
ビスの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理装
置240から取得し、ステップS636に移行して、取
得した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立処
理を実行することにより該当サービスの対象機器との通
信を確立し、該当サービスの対象機器にサービス連携終
了要求を送信し、ステップS624に移行する。
アアウトの通知に係るサービスがPDAサービスでない
と判定したとき(No)は、ステップS634に移行して、
該当サービスの通信情報を通信情報登録テーブル500
から読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サー
ビスの通信用オブジェクトデータをサービス連携管理装
置240から取得し、ステップS636に移行して、取
得した通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立処
理を実行することにより該当サービスの対象機器との通
信を確立し、該当サービスの対象機器にサービス連携終
了要求を送信し、ステップS624に移行する。
【0094】なお、図10のフローチャートに示すエリ
アアウト通知応答処理は、PDAサービスについてエリ
アアウトが通知された場合を主体とする処理であるが、
カードサービスについてもこれと同様の処理を実行す
る。この場合、ステップS614,S616においてP
DAサービスに対して行う処理が、カードサービスに対
して行う処理に置き換わる。
アアウト通知応答処理は、PDAサービスについてエリ
アアウトが通知された場合を主体とする処理であるが、
カードサービスについてもこれと同様の処理を実行す
る。この場合、ステップS614,S616においてP
DAサービスに対して行う処理が、カードサービスに対
して行う処理に置き換わる。
【0095】次に、プロジェクタ制御処理を図11を参
照しながら詳細に説明する。図11は、プロジェクタ制
御処理を示すフローチャートである。プロジェクタ制御
処理は、携帯端末140の操作内容に応じてプロジェク
タ200を制御する処理であって、CPU70において
実行されると、図11に示すように、まず、ステップS
700に移行するようになっている。
照しながら詳細に説明する。図11は、プロジェクタ制
御処理を示すフローチャートである。プロジェクタ制御
処理は、携帯端末140の操作内容に応じてプロジェク
タ200を制御する処理であって、CPU70において
実行されると、図11に示すように、まず、ステップS
700に移行するようになっている。
【0096】ステップS700では、ページデータがス
タック領域に格納されているか否かを判定し、ページデ
ータがスタック領域に格納されていると判定したとき(Y
es)は、ステップS702に移行して、電子メールを携
帯端末140から受信したか否かを判定し、電子メール
を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS704
に移行する。
タック領域に格納されているか否かを判定し、ページデ
ータがスタック領域に格納されていると判定したとき(Y
es)は、ステップS702に移行して、電子メールを携
帯端末140から受信したか否かを判定し、電子メール
を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS704
に移行する。
【0097】ステップS704では、受信した電子メー
ルを構成するデータのうちサブジェクトを記載すべき項
目から操作命令を取得し、ステップS706に移行し
て、取得した操作命令が、投影中のプレゼンテーション
を1ページ進めることを示す命令「NEXT」であるか否か
を判定し、操作命令が「NEXT」であると判定したとき(Y
es)は、ステップS708に移行して、スタックポイン
タを1加算し、ステップS710に移行して、スタック
領域の先頭からページデータを読み出し、ステップS7
12に移行して、読み出したページデータに基づいて投
影装置82でページを投影し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
ルを構成するデータのうちサブジェクトを記載すべき項
目から操作命令を取得し、ステップS706に移行し
て、取得した操作命令が、投影中のプレゼンテーション
を1ページ進めることを示す命令「NEXT」であるか否か
を判定し、操作命令が「NEXT」であると判定したとき(Y
es)は、ステップS708に移行して、スタックポイン
タを1加算し、ステップS710に移行して、スタック
領域の先頭からページデータを読み出し、ステップS7
12に移行して、読み出したページデータに基づいて投
影装置82でページを投影し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
【0098】一方、ステップS706で、取得した操作
命令が「NEXT」でないと判定したとき(No)は、ステップ
S714に移行して、取得した操作命令が、投影中のプ
レゼンテーションを1ページ戻すことを示す命令「PRIO
R」であるか否かを判定し、操作命令が「PRIOR」である
と判定したとき(Yes)は、ステップS716に移行し
て、現在表示しているページが先頭ページであるか否か
を判定し、先頭ページでないと判定したとき(No)は、ス
テップS718に移行する。
命令が「NEXT」でないと判定したとき(No)は、ステップ
S714に移行して、取得した操作命令が、投影中のプ
レゼンテーションを1ページ戻すことを示す命令「PRIO
R」であるか否かを判定し、操作命令が「PRIOR」である
と判定したとき(Yes)は、ステップS716に移行し
て、現在表示しているページが先頭ページであるか否か
を判定し、先頭ページでないと判定したとき(No)は、ス
テップS718に移行する。
【0099】ステップS718では、スタックポインタ
を1減算し、ステップS720に移行して、スタック領
域の先頭からページデータを読み出し、ステップS72
2に移行して、読み出したページデータに基づいて投影
装置82でページを投影し、一連の処理を終了して元の
処理に復帰させる。一方、ステップS716で、現在表
示しているページが先頭ページであると判定したとき(Y
es)、およびステップS714で、取得した操作命令が
「PRIOR」でないと判定したとき(No)はいずれも、一連
の処理を終了して元の処理に復帰させる。
を1減算し、ステップS720に移行して、スタック領
域の先頭からページデータを読み出し、ステップS72
2に移行して、読み出したページデータに基づいて投影
装置82でページを投影し、一連の処理を終了して元の
処理に復帰させる。一方、ステップS716で、現在表
示しているページが先頭ページであると判定したとき(Y
es)、およびステップS714で、取得した操作命令が
「PRIOR」でないと判定したとき(No)はいずれも、一連
の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0100】一方、ステップS702で、電子メールを
携帯端末140から受信しないと判定したとき(No)、お
よびステップS700で、ページデータがスタック領域
に格納されていないと判定したとき(No)はいずれも、ス
テップS700に移行する。次に、プリンタ220の構
成を詳細に説明する。プリンタ220は、プロジェクタ
200とほぼ同一機能を有して構成されており、プロジ
ェクタ200とは、投影装置82に代えて印刷装置を備
えている点が異なる。また、プリンタ220のCPUに
おいては、図9および図10のフローチャートに示すエ
リアイン通知応答処理およびエリアアウト通知応答処理
に相当する処理を実行する。この場合、ステップS56
8〜S574の処理に代えて、受信したプロジェクタ表
示データに基づいて印刷装置で印刷を行う処理を実行す
る。
携帯端末140から受信しないと判定したとき(No)、お
よびステップS700で、ページデータがスタック領域
に格納されていないと判定したとき(No)はいずれも、ス
テップS700に移行する。次に、プリンタ220の構
成を詳細に説明する。プリンタ220は、プロジェクタ
200とほぼ同一機能を有して構成されており、プロジ
ェクタ200とは、投影装置82に代えて印刷装置を備
えている点が異なる。また、プリンタ220のCPUに
おいては、図9および図10のフローチャートに示すエ
リアイン通知応答処理およびエリアアウト通知応答処理
に相当する処理を実行する。この場合、ステップS56
8〜S574の処理に代えて、受信したプロジェクタ表
示データに基づいて印刷装置で印刷を行う処理を実行す
る。
【0101】次に、携帯端末140の構成を図12を参
照しながら詳細に説明する。図12は、携帯端末140
の構成を示すブロック図である。携帯端末140は、図
12に示すように、制御プログラムに基づいて演算およ
びシステム全体を制御するCPU90と、所定領域にあ
らかじめCPU90の制御プログラム等を格納している
ROM92と、ROM92等から読み出したデータやC
PU90の演算過程で必要な演算結果を格納するための
RAM94と、外部装置に対してデータの入出力を媒介
するI/F98とで構成されており、これらは、データ
を転送するための信号線であるバス99で相互にかつデ
ータ授受可能に接続されている。
照しながら詳細に説明する。図12は、携帯端末140
の構成を示すブロック図である。携帯端末140は、図
12に示すように、制御プログラムに基づいて演算およ
びシステム全体を制御するCPU90と、所定領域にあ
らかじめCPU90の制御プログラム等を格納している
ROM92と、ROM92等から読み出したデータやC
PU90の演算過程で必要な演算結果を格納するための
RAM94と、外部装置に対してデータの入出力を媒介
するI/F98とで構成されており、これらは、データ
を転送するための信号線であるバス99で相互にかつデ
ータ授受可能に接続されている。
【0102】I/F98には、外部装置として、仮想オ
ブジェクト管理装置100、プロジェクタ200、プリ
ンタ220およびサービス連携管理装置240と無線通
信により通信を行う無線通信装置83と、ヒューマンイ
ンターフェースとして複数のキーによりデータの入力が
可能なキーパネル84と、画像信号に基づいて画面を表
示するLCD(L iquid Crystal Display)85と、携
帯端末140の現在位置を測定してその位置を特定する
ための位置情報を取得する位置情報取得装置86とが接
続されている。
ブジェクト管理装置100、プロジェクタ200、プリ
ンタ220およびサービス連携管理装置240と無線通
信により通信を行う無線通信装置83と、ヒューマンイ
ンターフェースとして複数のキーによりデータの入力が
可能なキーパネル84と、画像信号に基づいて画面を表
示するLCD(L iquid Crystal Display)85と、携
帯端末140の現在位置を測定してその位置を特定する
ための位置情報を取得する位置情報取得装置86とが接
続されている。
【0103】位置情報取得装置86は、現在の時刻を示
す時刻信号を送信する周回衛星から時刻信号を受信し、
それら時刻信号により示される時刻のずれおよび各周回
衛星の周回軌道に基づいて、位置を測定するいわゆるG
PSを利用して、現在地点の位置を測定し、測定した現
在地点の位置を位置情報として出力するようになってい
る。
す時刻信号を送信する周回衛星から時刻信号を受信し、
それら時刻信号により示される時刻のずれおよび各周回
衛星の周回軌道に基づいて、位置を測定するいわゆるG
PSを利用して、現在地点の位置を測定し、測定した現
在地点の位置を位置情報として出力するようになってい
る。
【0104】CPU90は、マイクロプロセッシングユ
ニットMPU等からなり、ROM92の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、図13ないし図15のフローチャートに示
す位置情報通知処理、サービス連携処理およびプロジェ
クタ表示データ送信処理をそれぞれ時分割で実行するよ
うになっている。
ニットMPU等からなり、ROM92の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、図13ないし図15のフローチャートに示
す位置情報通知処理、サービス連携処理およびプロジェ
クタ表示データ送信処理をそれぞれ時分割で実行するよ
うになっている。
【0105】初めに、位置情報通知処理を図13を参照
しながら詳細に説明する。図13は、位置情報通知処理
を示すフローチャートである。位置情報通知処理は、図
5のオブジェクト情報更新処理に対応する処理であっ
て、CPU90において実行されると、図13に示すよ
うに、まず、ステップS400に移行するようになって
いる。
しながら詳細に説明する。図13は、位置情報通知処理
を示すフローチャートである。位置情報通知処理は、図
5のオブジェクト情報更新処理に対応する処理であっ
て、CPU90において実行されると、図13に示すよ
うに、まず、ステップS400に移行するようになって
いる。
【0106】ステップS400では、位置情報取得装置
86から位置情報を取得し、ステップS402に移行し
て、取得した位置情報を仮想オブジェクト管理装置10
0に送信し、ステップS410に移行する。ステップS
410では、位置情報の送信に対する応答を受信したか
否かを判定し、応答を受信したと判定したとき(Yes)
は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させるが、そ
うでないと判定したとき(No)は、応答を受信するまでス
テップS410で待機する。
86から位置情報を取得し、ステップS402に移行し
て、取得した位置情報を仮想オブジェクト管理装置10
0に送信し、ステップS410に移行する。ステップS
410では、位置情報の送信に対する応答を受信したか
否かを判定し、応答を受信したと判定したとき(Yes)
は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させるが、そ
うでないと判定したとき(No)は、応答を受信するまでス
テップS410で待機する。
【0107】次に、サービス連携処理を図14を参照し
ながら詳細に説明する。図14は、サービス連携処理を
示すフローチャートである。サービス連携処理は、図9
および図10のエリアイン通知応答処理およびエリアア
ウト通知応答処理に対応する処理であって、CPU90
において実行されると、図14に示すように、まず、ス
テップS518に移行するようになっている。
ながら詳細に説明する。図14は、サービス連携処理を
示すフローチャートである。サービス連携処理は、図9
および図10のエリアイン通知応答処理およびエリアア
ウト通知応答処理に対応する処理であって、CPU90
において実行されると、図14に示すように、まず、ス
テップS518に移行するようになっている。
【0108】ステップS518では、サービス連携開始
要求を受信したか否かを判定し、サービス連携開始要求
を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS520
に移行して、受信したサービス連携開始要求に係る該当
サービスの通信情報を通信情報登録テーブル500から
読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サービス
の通信用オブジェクトデータをサービス連携管理装置2
40から取得し、ステップS522に移行して、取得し
た通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立処理を
実行することにより該当サービスの対象機器との通信を
確立し、該当サービスとの連携を開始し、一連の処理を
終了して元の処理に復帰させる。
要求を受信したか否かを判定し、サービス連携開始要求
を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS520
に移行して、受信したサービス連携開始要求に係る該当
サービスの通信情報を通信情報登録テーブル500から
読み出し、読み出した通信情報に基づいて該当サービス
の通信用オブジェクトデータをサービス連携管理装置2
40から取得し、ステップS522に移行して、取得し
た通信用オブジェクトデータに基づいて通信確立処理を
実行することにより該当サービスの対象機器との通信を
確立し、該当サービスとの連携を開始し、一連の処理を
終了して元の処理に復帰させる。
【0109】一方、ステップS518で、サービス連携
開始要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップ
S620に移行して、サービス連携終了要求を受信した
か否かを判定し、サービス連携終了要求を受信したと判
定したとき(Yes)は、ステップS622に移行して、受
信したサービス連携終了要求に係る該当サービスとの連
携を終了し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させ
る。
開始要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップ
S620に移行して、サービス連携終了要求を受信した
か否かを判定し、サービス連携終了要求を受信したと判
定したとき(Yes)は、ステップS622に移行して、受
信したサービス連携終了要求に係る該当サービスとの連
携を終了し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させ
る。
【0110】一方、ステップS620で、サービス連携
終了要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップ
S518に移行する。次に、プロジェクタ表示データ送
信処理を図15を参照しながら詳細に説明する。図15
は、プロジェクタ表示データ送信処理を示すフローチャ
ートである。プロジェクタ表示データ送信処理は、図9
のエリアイン通知応答処理に対応する処理であって、C
PU90において実行されると、図15に示すように、
まず、ステップS526に移行するようになっている。
終了要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップ
S518に移行する。次に、プロジェクタ表示データ送
信処理を図15を参照しながら詳細に説明する。図15
は、プロジェクタ表示データ送信処理を示すフローチャ
ートである。プロジェクタ表示データ送信処理は、図9
のエリアイン通知応答処理に対応する処理であって、C
PU90において実行されると、図15に示すように、
まず、ステップS526に移行するようになっている。
【0111】ステップS526では、現在サービス連携
中であるか否かを判定し、サービス連携中であると判定
したとき(Yes)は、ステップS528に移行するが、そ
うでないと判定したとき(No)は、ステップS526で待
機する。ステップS528では、プロジェクタ表示デー
タの送信要求を受信したか否かを判定し、送信要求を受
信したと判定したとき(Yes)は、ステップS530に移
行するが、そうでないと判定したとき(No)は、送信要求
を受信するまでステップS528で待機する。
中であるか否かを判定し、サービス連携中であると判定
したとき(Yes)は、ステップS528に移行するが、そ
うでないと判定したとき(No)は、ステップS526で待
機する。ステップS528では、プロジェクタ表示デー
タの送信要求を受信したか否かを判定し、送信要求を受
信したと判定したとき(Yes)は、ステップS530に移
行するが、そうでないと判定したとき(No)は、送信要求
を受信するまでステップS528で待機する。
【0112】ステップS530では、プロジェクタ表示
データをRAM94等から読み出し、ステップS532
に移行して、読み出したプロジェクタ表示データを該当
サービスの対象機器に送信し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。次に、カード160の構成を詳細
に説明する。カード160は、図示しないが、仮想オブ
ジェクト管理装置100と無線通信により通信を行う無
線通信装置と、カード160の現在位置を測定してその
位置を特定するための位置情報を取得する位置情報取得
装置とを有して構成されており、無線通信装置により、
位置情報取得装置で取得した位置情報を仮想オブジェク
ト管理装置100に所定周期で送信するようになってい
る。具体的には、携帯端末140が実行する処理のうち
図13のフローチャートに示す位置情報通知処理に相当
する動作を行う。
データをRAM94等から読み出し、ステップS532
に移行して、読み出したプロジェクタ表示データを該当
サービスの対象機器に送信し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。次に、カード160の構成を詳細
に説明する。カード160は、図示しないが、仮想オブ
ジェクト管理装置100と無線通信により通信を行う無
線通信装置と、カード160の現在位置を測定してその
位置を特定するための位置情報を取得する位置情報取得
装置とを有して構成されており、無線通信装置により、
位置情報取得装置で取得した位置情報を仮想オブジェク
ト管理装置100に所定周期で送信するようになってい
る。具体的には、携帯端末140が実行する処理のうち
図13のフローチャートに示す位置情報通知処理に相当
する動作を行う。
【0113】また、カード160の構成としては、例え
ば、コイルとコンデンサとを接続してなる回路をその内
部に設け、発表会場内に設置された電磁波照射装置(不
図示)からの電磁波をコイルで受け、電磁誘導により変
換した電力をコンデンサに蓄積し、蓄積した電力を無線
通信装置および位置情報取得装置に供給することにより
それらを駆動するような構成を採用することができる。
ば、コイルとコンデンサとを接続してなる回路をその内
部に設け、発表会場内に設置された電磁波照射装置(不
図示)からの電磁波をコイルで受け、電磁誘導により変
換した電力をコンデンサに蓄積し、蓄積した電力を無線
通信装置および位置情報取得装置に供給することにより
それらを駆動するような構成を採用することができる。
【0114】次に、カード管理装置180の構成を詳細
に説明する。カード管理装置180は、CPU、RO
M、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコン
ピュータと同一機能を有して構成されており、その記憶
装置には、各発表者のプロジェクタ表示データが格納さ
れている。カード管理装置180のCPUは、マイクロ
プロセッシングユニットMPU等からなり、ROMの所
定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、
そのプログラムに従って、携帯端末140が実行する処
理のうち図14および図15のフローチャートに示すサ
ービス連携処理およびプロジェクタ表示データ送信処理
に相当する処理をそれぞれ時分割で実行するようになっ
ている。
に説明する。カード管理装置180は、CPU、RO
M、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコン
ピュータと同一機能を有して構成されており、その記憶
装置には、各発表者のプロジェクタ表示データが格納さ
れている。カード管理装置180のCPUは、マイクロ
プロセッシングユニットMPU等からなり、ROMの所
定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、
そのプログラムに従って、携帯端末140が実行する処
理のうち図14および図15のフローチャートに示すサ
ービス連携処理およびプロジェクタ表示データ送信処理
に相当する処理をそれぞれ時分割で実行するようになっ
ている。
【0115】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
発表者がプレゼンテーションを行うには、まず、プレゼ
ンテーションを行うための基本的なプロジェクタ表示デ
ータを携帯端末140に格納し、また、発表時に視聴者
の反応等によって発表内容を変更するときに表示するた
めのプロジェクタ表示データをカード管理装置180に
格納しておく。そして、携帯端末140およびカード1
60を所持して発表会場内で移動をすると、携帯端末1
40では、ステップS400,S402を経て、位置情
報取得装置86から位置情報が取得され、取得された位
置情報が仮想オブジェクト管理装置100に送信され
る。また、カード160では、ステップS400,S4
02に相当する処理を経て、位置情報取得装置から位置
情報が取得され、取得された位置情報が仮想オブジェク
ト管理装置100に送信される。
発表者がプレゼンテーションを行うには、まず、プレゼ
ンテーションを行うための基本的なプロジェクタ表示デ
ータを携帯端末140に格納し、また、発表時に視聴者
の反応等によって発表内容を変更するときに表示するた
めのプロジェクタ表示データをカード管理装置180に
格納しておく。そして、携帯端末140およびカード1
60を所持して発表会場内で移動をすると、携帯端末1
40では、ステップS400,S402を経て、位置情
報取得装置86から位置情報が取得され、取得された位
置情報が仮想オブジェクト管理装置100に送信され
る。また、カード160では、ステップS400,S4
02に相当する処理を経て、位置情報取得装置から位置
情報が取得され、取得された位置情報が仮想オブジェク
ト管理装置100に送信される。
【0116】仮想オブジェクト管理装置100では、携
帯端末140から位置情報を受信すると、ステップS4
06,S408を経て、受信した位置情報に基づいて、
PDAサービスについて仮想オブジェクト管理テーブル
400のフィールド408の座標が更新され、位置情報
を受信したことの応答が携帯端末140に通知される。
また、カード160から位置情報を受信すると、ステッ
プS406,S408に相当する処理を経て、受信した
位置情報に基づいて、カードサービスについて仮想オブ
ジェクト管理テーブル400のフィールド408の座標
が更新され、位置情報を受信したことの応答がカード1
60に通知される。
帯端末140から位置情報を受信すると、ステップS4
06,S408を経て、受信した位置情報に基づいて、
PDAサービスについて仮想オブジェクト管理テーブル
400のフィールド408の座標が更新され、位置情報
を受信したことの応答が携帯端末140に通知される。
また、カード160から位置情報を受信すると、ステッ
プS406,S408に相当する処理を経て、受信した
位置情報に基づいて、カードサービスについて仮想オブ
ジェクト管理テーブル400のフィールド408の座標
が更新され、位置情報を受信したことの応答がカード1
60に通知される。
【0117】携帯端末140では、位置情報の送信に対
する応答を受信すると、所定時間(例えば、3秒程度)
をおいて位置情報の送信が繰り返し行われる。また、カ
ード160では、位置情報の送信に対する応答を受信す
ると、所定時間(例えば、3秒程度)をおいて位置情報
の送信が繰り返し行われる。これにより、仮想オブジェ
クトB,Cの配置位置が携帯端末140およびカード1
60の移動に伴って更新される。
する応答を受信すると、所定時間(例えば、3秒程度)
をおいて位置情報の送信が繰り返し行われる。また、カ
ード160では、位置情報の送信に対する応答を受信す
ると、所定時間(例えば、3秒程度)をおいて位置情報
の送信が繰り返し行われる。これにより、仮想オブジェ
クトB,Cの配置位置が携帯端末140およびカード1
60の移動に伴って更新される。
【0118】次に、発表者がプレゼンテーションを行う
場合は、仮想オブジェクトA〜Dが設定された状態で、
携帯端末140をプロジェクタ200に接近させる。こ
れにより、仮想オブジェクトBが仮想オブジェクトAに
エリアインすると、仮想オブジェクト管理装置100で
は、ステップS500〜S504,S554,S556
を経て、プロジェクタ200の操作権が設定可能である
旨の電子メールが作成され、作成された電子メールに、
仮想オブジェクト管理装置100の電子メールアドレス
が添付される。次いで、ステップS558を経て、PD
Aサービスの通信情報が通信情報登録テーブル500か
ら読み出され、読み出された通信情報に基づいて通信用
オブジェクトデータBがサービス連携管理装置240か
ら取得される。そして、ステップS560を経て、取得
された通信用オブジェクトデータBに基づく通信確立処
理の実行により携帯端末140との通信が確立され、ス
テップS554,S556を経て作成された電子メール
が、電子メール形式による通信方式で携帯端末140に
送信される。
場合は、仮想オブジェクトA〜Dが設定された状態で、
携帯端末140をプロジェクタ200に接近させる。こ
れにより、仮想オブジェクトBが仮想オブジェクトAに
エリアインすると、仮想オブジェクト管理装置100で
は、ステップS500〜S504,S554,S556
を経て、プロジェクタ200の操作権が設定可能である
旨の電子メールが作成され、作成された電子メールに、
仮想オブジェクト管理装置100の電子メールアドレス
が添付される。次いで、ステップS558を経て、PD
Aサービスの通信情報が通信情報登録テーブル500か
ら読み出され、読み出された通信情報に基づいて通信用
オブジェクトデータBがサービス連携管理装置240か
ら取得される。そして、ステップS560を経て、取得
された通信用オブジェクトデータBに基づく通信確立処
理の実行により携帯端末140との通信が確立され、ス
テップS554,S556を経て作成された電子メール
が、電子メール形式による通信方式で携帯端末140に
送信される。
【0119】発表者は、携帯端末140において、プロ
ジェクタ200の操作権が設定可能である旨の電子メー
ルを受信すると、受信した電子メールに応答先の電子メ
ールアドレスが添付されているので、それをクリック
し、これに対する応答メールを電子メール形式による通
信方式で仮想オブジェクト管理装置100に送信する。
仮想オブジェクト管理装置100では、応答メールを受
信すると、ステップS562,S564を経て、プロジ
ェクタ200の操作権が設定される。次いで、ステップ
S506を経て、プロジェクタ200のサービス情報に
基づいて通信情報登録テーブル500から通信情報が読
み出され、読み出された通信情報に基づいて通信用オブ
ジェクトデータAがサービス連携管理装置240から取
得される。そして、ステップS508を経て、取得され
た通信用オブジェクトデータAに基づく通信確立処理の
実行によりプロジェクタ200との通信が確立され、エ
リアインがプロジェクタ200に通知される。
ジェクタ200の操作権が設定可能である旨の電子メー
ルを受信すると、受信した電子メールに応答先の電子メ
ールアドレスが添付されているので、それをクリック
し、これに対する応答メールを電子メール形式による通
信方式で仮想オブジェクト管理装置100に送信する。
仮想オブジェクト管理装置100では、応答メールを受
信すると、ステップS562,S564を経て、プロジ
ェクタ200の操作権が設定される。次いで、ステップ
S506を経て、プロジェクタ200のサービス情報に
基づいて通信情報登録テーブル500から通信情報が読
み出され、読み出された通信情報に基づいて通信用オブ
ジェクトデータAがサービス連携管理装置240から取
得される。そして、ステップS508を経て、取得され
た通信用オブジェクトデータAに基づく通信確立処理の
実行によりプロジェクタ200との通信が確立され、エ
リアインがプロジェクタ200に通知される。
【0120】プロジェクタ200では、エリアインの通
知を受信すると、エリアインの通知に係るサービスがP
DAサービスであることから、ステップS512,S5
14を経て、PDAサービスの通信情報が通信情報登録
テーブル500から読み出され、読み出された通信情報
に基づいて通信用オブジェクトデータBがサービス連携
管理装置240から取得される。そして、ステップS5
16,S524を経て、取得された通信用オブジェクト
データBに基づく通信確立処理の実行により携帯端末1
40との通信が確立され、サービス連携開始要求および
プロジェクタ表示データの送信要求が電子メール形式に
よる通信方式で携帯端末140に送信される。
知を受信すると、エリアインの通知に係るサービスがP
DAサービスであることから、ステップS512,S5
14を経て、PDAサービスの通信情報が通信情報登録
テーブル500から読み出され、読み出された通信情報
に基づいて通信用オブジェクトデータBがサービス連携
管理装置240から取得される。そして、ステップS5
16,S524を経て、取得された通信用オブジェクト
データBに基づく通信確立処理の実行により携帯端末1
40との通信が確立され、サービス連携開始要求および
プロジェクタ表示データの送信要求が電子メール形式に
よる通信方式で携帯端末140に送信される。
【0121】携帯端末140では、サービス連携開始要
求を受信すると、受信したサービス連携開始要求に係る
サービスがプロジェクタサービスであることから、ステ
ップS520を経て、プロジェクタサービスの通信情報
が通信情報登録テーブル500から読み出され、読み出
された通信情報に基づいて通信用オブジェクトデータA
がサービス連携管理装置240から取得される。次い
で、ステップS522を経て、取得された通信用オブジ
ェクトデータAに基づく通信確立処理の実行によりプロ
ジェクタ200との通信が確立され、プロジェクタサー
ビスとの連携が開始される。そして、プロジェクタサー
ビスの連携中に、プロジェクタ表示データの送信要求を
受信すると、ステップS530,S532を経て、プレ
ゼンテーション用として指定されたプロジェクタ表示デ
ータが読み出され、読み出されたプロジェクタ表示デー
タがプロジェクタ200に送信される。
求を受信すると、受信したサービス連携開始要求に係る
サービスがプロジェクタサービスであることから、ステ
ップS520を経て、プロジェクタサービスの通信情報
が通信情報登録テーブル500から読み出され、読み出
された通信情報に基づいて通信用オブジェクトデータA
がサービス連携管理装置240から取得される。次い
で、ステップS522を経て、取得された通信用オブジ
ェクトデータAに基づく通信確立処理の実行によりプロ
ジェクタ200との通信が確立され、プロジェクタサー
ビスとの連携が開始される。そして、プロジェクタサー
ビスの連携中に、プロジェクタ表示データの送信要求を
受信すると、ステップS530,S532を経て、プレ
ゼンテーション用として指定されたプロジェクタ表示デ
ータが読み出され、読み出されたプロジェクタ表示デー
タがプロジェクタ200に送信される。
【0122】プロジェクタ200では、プロジェクタ表
示データを受信すると、ステップS566〜S574,
S538を経て、受信したプロジェクタ表示データに含
まれる各ページデータが、その末尾のページに対応する
ページデータを先頭としたスタック方式でスタック領域
に格納され、エリアインの通知を受信したことの応答が
仮想オブジェクト管理装置100に通知される。
示データを受信すると、ステップS566〜S574,
S538を経て、受信したプロジェクタ表示データに含
まれる各ページデータが、その末尾のページに対応する
ページデータを先頭としたスタック方式でスタック領域
に格納され、エリアインの通知を受信したことの応答が
仮想オブジェクト管理装置100に通知される。
【0123】次に、発表者は、プレゼンテーションの投
影中にプレゼンテーションを1ページ進めることを希望
する場合は、サブジェクトを記載すべき項目に「NEXT」
という操作命令を記載した電子メールを作成し、作成し
た電子メールをプロジェクタ200に送信する。プロジ
ェクタ200では、電子メールを受信すると、ステップ
S700〜S704を経て、受信した電子メールを構成
するデータのうちサブジェクトを記載すべき項目から操
作命令が取得され、取得された操作命令が「NEXT」であ
ることから、ステップS706〜S712を経て、スタ
ックポインタが1加算され、スタック領域の先頭からペ
ージデータが読み出され、読み出されたページデータに
基づいて投影装置82でページが投影される。すなわ
ち、投影中のプレゼンテーションが1ページ先に進む。
影中にプレゼンテーションを1ページ進めることを希望
する場合は、サブジェクトを記載すべき項目に「NEXT」
という操作命令を記載した電子メールを作成し、作成し
た電子メールをプロジェクタ200に送信する。プロジ
ェクタ200では、電子メールを受信すると、ステップ
S700〜S704を経て、受信した電子メールを構成
するデータのうちサブジェクトを記載すべき項目から操
作命令が取得され、取得された操作命令が「NEXT」であ
ることから、ステップS706〜S712を経て、スタ
ックポインタが1加算され、スタック領域の先頭からペ
ージデータが読み出され、読み出されたページデータに
基づいて投影装置82でページが投影される。すなわ
ち、投影中のプレゼンテーションが1ページ先に進む。
【0124】また、発表者は、プレゼンテーションの投
影中にプレゼンテーションを1ページ戻すことを希望す
る場合は、サブジェクトを記載すべき項目に「PRIOR」
という操作命令を記載した電子メールを作成し、作成し
た電子メールをプロジェクタ200に送信する。プロジ
ェクタ200では、電子メールを受信すると、ステップ
S700〜S704を経て、受信した電子メールを構成
するデータのうちサブジェクトを記載すべき項目から操
作命令が取得され、取得された操作命令が「PRIOR」で
あることから、ステップS714〜S722を経て、ス
タックポインタが1減算され、スタック領域の先頭から
ページデータが読み出され、読み出されたページデータ
に基づいて投影装置82でページが投影される。すなわ
ち、投影中のプレゼンテーションが1ページ前に戻る。
ただし、現在表示されているページが先頭ページである
場合は、操作命令「PRIOR」を受信してもページの変更
は行われない。
影中にプレゼンテーションを1ページ戻すことを希望す
る場合は、サブジェクトを記載すべき項目に「PRIOR」
という操作命令を記載した電子メールを作成し、作成し
た電子メールをプロジェクタ200に送信する。プロジ
ェクタ200では、電子メールを受信すると、ステップ
S700〜S704を経て、受信した電子メールを構成
するデータのうちサブジェクトを記載すべき項目から操
作命令が取得され、取得された操作命令が「PRIOR」で
あることから、ステップS714〜S722を経て、ス
タックポインタが1減算され、スタック領域の先頭から
ページデータが読み出され、読み出されたページデータ
に基づいて投影装置82でページが投影される。すなわ
ち、投影中のプレゼンテーションが1ページ前に戻る。
ただし、現在表示されているページが先頭ページである
場合は、操作命令「PRIOR」を受信してもページの変更
は行われない。
【0125】一方、仮想オブジェクト管理装置100で
は、エリアインの通知に対する応答を受信すると、ステ
ップS542を経て、PDAサービスのエリアイン管理
情報にプロジェクタサービスのサービスIDが登録さ
れ、PDAサービスとプロジェクタサービスとが連携中
であることが管理される。次に、発表者が視聴者の反応
等によってそれに適した内容に発表内容を変更する場合
は、発表者は、カード管理装置180に格納した変更用
のプロジェクタ表示データを表示するため、カード16
0をプロジェクタ200に接近させる。これにより、仮
想オブジェクトCが仮想オブジェクトAにエリアインす
ると、仮想オブジェクト管理装置100では、ステップ
S500〜S506に相当する処理を経て、プロジェク
タ200のサービス情報に基づいて通信情報登録テーブ
ル500から通信情報が読み出され、読み出された通信
情報に基づいて通信用オブジェクトデータAがサービス
連携管理装置240から取得される。そして、ステップ
S508に相当する処理を経て、取得された通信用オブ
ジェクトデータAに基づく通信確立処理の実行によりプ
ロジェクタ200との通信が確立され、エリアインがプ
ロジェクタ200に通知される。
は、エリアインの通知に対する応答を受信すると、ステ
ップS542を経て、PDAサービスのエリアイン管理
情報にプロジェクタサービスのサービスIDが登録さ
れ、PDAサービスとプロジェクタサービスとが連携中
であることが管理される。次に、発表者が視聴者の反応
等によってそれに適した内容に発表内容を変更する場合
は、発表者は、カード管理装置180に格納した変更用
のプロジェクタ表示データを表示するため、カード16
0をプロジェクタ200に接近させる。これにより、仮
想オブジェクトCが仮想オブジェクトAにエリアインす
ると、仮想オブジェクト管理装置100では、ステップ
S500〜S506に相当する処理を経て、プロジェク
タ200のサービス情報に基づいて通信情報登録テーブ
ル500から通信情報が読み出され、読み出された通信
情報に基づいて通信用オブジェクトデータAがサービス
連携管理装置240から取得される。そして、ステップ
S508に相当する処理を経て、取得された通信用オブ
ジェクトデータAに基づく通信確立処理の実行によりプ
ロジェクタ200との通信が確立され、エリアインがプ
ロジェクタ200に通知される。
【0126】プロジェクタ200では、エリアインの通
知を受信すると、エリアインの通知に係るサービスがカ
ードサービスであることから、ステップS512,S5
14を経て、カードサービスの通信情報が通信情報登録
テーブル500から読み出され、読み出された通信情報
に基づいて通信用オブジェクトデータDがサービス連携
管理装置240から取得される。そして、ステップS5
16,S524に相当する処理を経て、取得された通信
用オブジェクトデータDに基づく通信確立処理の実行に
よりカード管理装置180との通信が確立され、サービ
ス連携開始要求がカード管理装置180に送信され、プ
ロジェクタ表示データの送信要求がカード管理装置18
0に送信される。
知を受信すると、エリアインの通知に係るサービスがカ
ードサービスであることから、ステップS512,S5
14を経て、カードサービスの通信情報が通信情報登録
テーブル500から読み出され、読み出された通信情報
に基づいて通信用オブジェクトデータDがサービス連携
管理装置240から取得される。そして、ステップS5
16,S524に相当する処理を経て、取得された通信
用オブジェクトデータDに基づく通信確立処理の実行に
よりカード管理装置180との通信が確立され、サービ
ス連携開始要求がカード管理装置180に送信され、プ
ロジェクタ表示データの送信要求がカード管理装置18
0に送信される。
【0127】カード管理装置180では、サービス連携
開始要求を受信すると、受信したサービス連携開始要求
に係るサービスがプロジェクタサービスであることか
ら、ステップS520に相当する処理を経て、プロジェ
クタサービスの通信情報が通信情報登録テーブル500
から読み出され、読み出された通信情報に基づいて通信
用オブジェクトデータAがサービス連携管理装置240
から取得される。次いで、ステップS522を経て、取
得された通信用オブジェクトデータAに基づく通信確立
処理の実行によりプロジェクタ200との通信が確立さ
れ、プロジェクタサービスとの連携が開始される。そし
て、プロジェクタサービスの連携中に、プロジェクタ表
示データの送信要求を受信すると、ステップS530,
S532に相当する処理を経て、プレゼンテーション用
として指定されたプロジェクタ表示データが読み出さ
れ、読み出されたプロジェクタ表示データがプロジェク
タ200に送信される。
開始要求を受信すると、受信したサービス連携開始要求
に係るサービスがプロジェクタサービスであることか
ら、ステップS520に相当する処理を経て、プロジェ
クタサービスの通信情報が通信情報登録テーブル500
から読み出され、読み出された通信情報に基づいて通信
用オブジェクトデータAがサービス連携管理装置240
から取得される。次いで、ステップS522を経て、取
得された通信用オブジェクトデータAに基づく通信確立
処理の実行によりプロジェクタ200との通信が確立さ
れ、プロジェクタサービスとの連携が開始される。そし
て、プロジェクタサービスの連携中に、プロジェクタ表
示データの送信要求を受信すると、ステップS530,
S532に相当する処理を経て、プレゼンテーション用
として指定されたプロジェクタ表示データが読み出さ
れ、読み出されたプロジェクタ表示データがプロジェク
タ200に送信される。
【0128】プロジェクタ200では、プロジェクタ表
示データを受信すると、ステップS566〜S574,
S538に相当する処理を経て、受信したプロジェクタ
表示データに含まれる各ページデータが、その末尾のペ
ージに対応するページデータを先頭としたスタック方式
でスタック領域に格納され、エリアインの通知を受信し
たことの応答が仮想オブジェクト管理装置100に通知
される。
示データを受信すると、ステップS566〜S574,
S538に相当する処理を経て、受信したプロジェクタ
表示データに含まれる各ページデータが、その末尾のペ
ージに対応するページデータを先頭としたスタック方式
でスタック領域に格納され、エリアインの通知を受信し
たことの応答が仮想オブジェクト管理装置100に通知
される。
【0129】仮想オブジェクト管理装置100では、エ
リアインの通知に対する応答を受信すると、ステップS
542に相当する処理を経て、カードサービスのエリア
イン管理情報にプロジェクタサービスのサービスIDが
登録され、カードサービスとプロジェクタサービスとが
連携中であることが管理される。次に、発表者が、変更
した発表内容に係るプレゼンテーションを終了し、元の
プレゼンテーションに復帰するには、プロジェクタ20
0からカード160を遠ざける。これにより、仮想オブ
ジェクトCが仮想オブジェクトAからエリアアウトする
と、仮想オブジェクト管理装置100では、ステップS
600〜S608に相当する処理を経て、プロジェクタ
200のサービス情報に基づいて通信情報登録テーブル
500から通信情報が読み出され、読み出された通信情
報に基づいて通信用オブジェクトデータAがサービス連
携管理装置240から取得される。そして、ステップS
610に相当する処理を経て、取得された通信用オブジ
ェクトデータAに基づく通信確立処理の実行によりプロ
ジェクタ200との通信が確立され、エリアアウトがプ
ロジェクタ200に通知される。
リアインの通知に対する応答を受信すると、ステップS
542に相当する処理を経て、カードサービスのエリア
イン管理情報にプロジェクタサービスのサービスIDが
登録され、カードサービスとプロジェクタサービスとが
連携中であることが管理される。次に、発表者が、変更
した発表内容に係るプレゼンテーションを終了し、元の
プレゼンテーションに復帰するには、プロジェクタ20
0からカード160を遠ざける。これにより、仮想オブ
ジェクトCが仮想オブジェクトAからエリアアウトする
と、仮想オブジェクト管理装置100では、ステップS
600〜S608に相当する処理を経て、プロジェクタ
200のサービス情報に基づいて通信情報登録テーブル
500から通信情報が読み出され、読み出された通信情
報に基づいて通信用オブジェクトデータAがサービス連
携管理装置240から取得される。そして、ステップS
610に相当する処理を経て、取得された通信用オブジ
ェクトデータAに基づく通信確立処理の実行によりプロ
ジェクタ200との通信が確立され、エリアアウトがプ
ロジェクタ200に通知される。
【0130】プロジェクタ200では、エリアアウトの
通知を受信すると、エリアアウトの通知に係るサービス
がカードサービスであることから、ステップS614,
S616に相当する処理を経て、カードサービスの通信
情報が通信情報登録テーブル500から読み出され、読
み出された通信情報に基づいて通信用オブジェクトデー
タBがサービス連携管理装置240から取得される。そ
して、ステップS618,S624に相当する処理を経
て、取得された通信用オブジェクトデータDに基づく通
信確立処理の実行によりカード管理装置180との通信
が確立され、サービス連携終了要求がカード管理装置1
80に送信され、エリアアウトの通知を受信したことの
応答が仮想オブジェクト管理装置100に送信される。
通知を受信すると、エリアアウトの通知に係るサービス
がカードサービスであることから、ステップS614,
S616に相当する処理を経て、カードサービスの通信
情報が通信情報登録テーブル500から読み出され、読
み出された通信情報に基づいて通信用オブジェクトデー
タBがサービス連携管理装置240から取得される。そ
して、ステップS618,S624に相当する処理を経
て、取得された通信用オブジェクトデータDに基づく通
信確立処理の実行によりカード管理装置180との通信
が確立され、サービス連携終了要求がカード管理装置1
80に送信され、エリアアウトの通知を受信したことの
応答が仮想オブジェクト管理装置100に送信される。
【0131】カード管理装置180では、サービス連携
終了要求を受信すると、受信したサービス連携終了要求
に係るサービスがプロジェクタサービスであることか
ら、ステップS622に相当する処理を経て、プロジェ
クタサービスとの連携が終了する。一方、仮想オブジェ
クト管理装置100では、エリアアウトの通知に対する
応答を受信すると、ステップS628に相当する処理を
経て、カードサービスのエリアイン管理情報からプロジ
ェクタサービスのサービスIDが削除され、カードサー
ビスとプロジェクタサービスとの連携が終了したことが
管理される。
終了要求を受信すると、受信したサービス連携終了要求
に係るサービスがプロジェクタサービスであることか
ら、ステップS622に相当する処理を経て、プロジェ
クタサービスとの連携が終了する。一方、仮想オブジェ
クト管理装置100では、エリアアウトの通知に対する
応答を受信すると、ステップS628に相当する処理を
経て、カードサービスのエリアイン管理情報からプロジ
ェクタサービスのサービスIDが削除され、カードサー
ビスとプロジェクタサービスとの連携が終了したことが
管理される。
【0132】このように、変更用のプロジェクタ表示デ
ータに係るすべてのページを表示し終えると、スタック
領域には、元のプロジェクタ表示データのうち未表示の
ページに係るページデータがスタックされているので、
変更表示後は何ら操作を行うことなく、引き続き元のプ
ロジェクタ表示データの未表示部分を表示することがで
きる。
ータに係るすべてのページを表示し終えると、スタック
領域には、元のプロジェクタ表示データのうち未表示の
ページに係るページデータがスタックされているので、
変更表示後は何ら操作を行うことなく、引き続き元のプ
ロジェクタ表示データの未表示部分を表示することがで
きる。
【0133】例えば、表者が視聴者の反応等によって、
基本的なプロジェクタ表示データのうち2ページと3ペ
ージの間にXページを挿入表示したい場合には、Xペー
ジのページデータを含むプロジェクタ表示データをカー
ド管理装置180に格納しておき、2ページ目を表示し
ている最中にカード160をプロジェクタ200に接近
させればよい。Xページの表示が終了した後は、何ら操
作をすることなく3ページ目が表示される。
基本的なプロジェクタ表示データのうち2ページと3ペ
ージの間にXページを挿入表示したい場合には、Xペー
ジのページデータを含むプロジェクタ表示データをカー
ド管理装置180に格納しておき、2ページ目を表示し
ている最中にカード160をプロジェクタ200に接近
させればよい。Xページの表示が終了した後は、何ら操
作をすることなく3ページ目が表示される。
【0134】ところで、発表者がすべてのプレゼンテー
ションを終えるには、携帯端末140を所持してプロジ
ェクタ200から離れる。これにより、仮想オブジェク
トBが仮想オブジェクトAからエリアアウトすると、仮
想オブジェクト管理装置100では、ステップS600
〜S608を経て、プロジェクタ200のサービス情報
に基づいて通信情報登録テーブル500から通信情報が
読み出され、読み出された通信情報に基づいて通信用オ
ブジェクトデータAがサービス連携管理装置240から
取得される。そして、ステップS610を経て、取得さ
れた通信用オブジェクトデータAに基づく通信確立処理
の実行によりプロジェクタ200との通信が確立され、
エリアアウトがプロジェクタ200に通知される。
ションを終えるには、携帯端末140を所持してプロジ
ェクタ200から離れる。これにより、仮想オブジェク
トBが仮想オブジェクトAからエリアアウトすると、仮
想オブジェクト管理装置100では、ステップS600
〜S608を経て、プロジェクタ200のサービス情報
に基づいて通信情報登録テーブル500から通信情報が
読み出され、読み出された通信情報に基づいて通信用オ
ブジェクトデータAがサービス連携管理装置240から
取得される。そして、ステップS610を経て、取得さ
れた通信用オブジェクトデータAに基づく通信確立処理
の実行によりプロジェクタ200との通信が確立され、
エリアアウトがプロジェクタ200に通知される。
【0135】プロジェクタ200では、エリアアウトの
通知を受信すると、エリアアウトの通知に係るサービス
がPDAサービスであることから、ステップS614,
S616を経て、PDAサービスの通信情報が通信情報
登録テーブル500から読み出され、読み出された通信
情報に基づいて通信用オブジェクトデータBがサービス
連携管理装置240から取得される。そして、ステップ
S618,S624を経て、取得された通信用オブジェ
クトデータBに基づく通信確立処理の実行により携帯端
末140との通信が確立され、サービス連携終了要求が
電子メール形式による通信方式で携帯端末140に送信
され、エリアアウトの通知を受信したことの応答が仮想
オブジェクト管理装置100に送信される。
通知を受信すると、エリアアウトの通知に係るサービス
がPDAサービスであることから、ステップS614,
S616を経て、PDAサービスの通信情報が通信情報
登録テーブル500から読み出され、読み出された通信
情報に基づいて通信用オブジェクトデータBがサービス
連携管理装置240から取得される。そして、ステップ
S618,S624を経て、取得された通信用オブジェ
クトデータBに基づく通信確立処理の実行により携帯端
末140との通信が確立され、サービス連携終了要求が
電子メール形式による通信方式で携帯端末140に送信
され、エリアアウトの通知を受信したことの応答が仮想
オブジェクト管理装置100に送信される。
【0136】携帯端末140では、サービス連携終了要
求を受信すると、受信したサービス連携終了要求に係る
サービスがプロジェクタサービスであることから、ステ
ップS622を経て、プロジェクタサービスとの連携が
終了する。一方、仮想オブジェクト管理装置100で
は、エリアアウトの通知に対する応答を受信すると、ス
テップS628を経て、PDAサービスのエリアイン管
理情報からプロジェクタサービスのサービスIDが削除
され、PDAサービスとプロジェクタサービスとの連携
が終了したことが管理される。
求を受信すると、受信したサービス連携終了要求に係る
サービスがプロジェクタサービスであることから、ステ
ップS622を経て、プロジェクタサービスとの連携が
終了する。一方、仮想オブジェクト管理装置100で
は、エリアアウトの通知に対する応答を受信すると、ス
テップS628を経て、PDAサービスのエリアイン管
理情報からプロジェクタサービスのサービスIDが削除
され、PDAサービスとプロジェクタサービスとの連携
が終了したことが管理される。
【0137】なお、以上では、携帯端末140およびカ
ード160をプロジェクタ200に接近させて仮想オブ
ジェクトB,Cを仮想オブジェクトAにエリアインさせ
ることにより、携帯端末140およびカード管理装置1
80のプロジェクタ表示データをプロジェクタ200で
投影する場合を説明したが、携帯端末140またはカー
ド160をプリンタ220に接近させ仮想オブジェクト
B,Cを仮想オブジェクトDにエリアインさせることに
より、携帯端末140またはカード管理装置180のプ
ロジェクタ表示データをプリンタ220で印刷する場合
についても、これと同じ要領で行うことができる。
ード160をプロジェクタ200に接近させて仮想オブ
ジェクトB,Cを仮想オブジェクトAにエリアインさせ
ることにより、携帯端末140およびカード管理装置1
80のプロジェクタ表示データをプロジェクタ200で
投影する場合を説明したが、携帯端末140またはカー
ド160をプリンタ220に接近させ仮想オブジェクト
B,Cを仮想オブジェクトDにエリアインさせることに
より、携帯端末140またはカード管理装置180のプ
ロジェクタ表示データをプリンタ220で印刷する場合
についても、これと同じ要領で行うことができる。
【0138】このようにして、本実施の形態では、プロ
ジェクタ200は、プロジェクタ表示データに含まれる
各ページデータを、その末尾のページに対応するページ
データを先頭としたスタック方式でスタック領域に格納
し、スタック領域から読み出されるページデータに基づ
いて投影装置82でページを投影し、投影中に他のプロ
ジェクタ表示データが与えられたときは、与えられた他
のプロジェクタ表示データに含まれる各ページデータを
スタック方式でスタック領域に追加格納するようになっ
ている。
ジェクタ200は、プロジェクタ表示データに含まれる
各ページデータを、その末尾のページに対応するページ
データを先頭としたスタック方式でスタック領域に格納
し、スタック領域から読み出されるページデータに基づ
いて投影装置82でページを投影し、投影中に他のプロ
ジェクタ表示データが与えられたときは、与えられた他
のプロジェクタ表示データに含まれる各ページデータを
スタック方式でスタック領域に追加格納するようになっ
ている。
【0139】これにより、現在表示に用いているプロジ
ェクタ表示データとは別のプロジェクタ表示データを一
時的に挿入表示しても、挿入表示後は何ら操作を行うこ
となく、引き続き元の表示データの未表示部分を表示す
ることができるので、発表時に視聴者の反応等によって
発表内容を動的に変更することが容易となる。したがっ
て、従来に比して、柔軟で円滑な発表を行うことができ
る。
ェクタ表示データとは別のプロジェクタ表示データを一
時的に挿入表示しても、挿入表示後は何ら操作を行うこ
となく、引き続き元の表示データの未表示部分を表示す
ることができるので、発表時に視聴者の反応等によって
発表内容を動的に変更することが容易となる。したがっ
て、従来に比して、柔軟で円滑な発表を行うことができ
る。
【0140】また、本実施の形態では、仮想オブジェク
ト管理装置100は、仮想オブジェクトAの形状および
配置位置に関するオブジェクト情報をプロジェクタ20
0と対応付け登録し、仮想オブジェクトBの形状および
配置位置に関するオブジェクト情報を携帯端末140と
対応付けて登録しておき、受信した位置情報に基づいて
仮想オブジェクトBの配置位置を更新する一方、仮想オ
ブジェクト管理テーブル400を参照して、仮想オブジ
ェクトBが仮想オブジェクトAにエリアインしていると
判定したときは、エリアインの通知をプロジェクタ20
0に送信するようになっており、プロジェクタ200
は、エリアインの通知を受信したときは、プロジェクタ
表示データの送信要求を携帯端末140に送信し、その
送信によりプロジェクタ表示データを受信したときは、
受信したプロジェクタ表示データに基づいて投影装置8
2により投影を行うようになっており、携帯端末140
は、位置情報取得装置86で取得した位置情報を仮想オ
ブジェクト管理装置100に送信する一方、プロジェク
タ表示データの送信要求を受信したときは、プロジェク
タ表示データをプロジェクタ200に送信するようにな
っている。
ト管理装置100は、仮想オブジェクトAの形状および
配置位置に関するオブジェクト情報をプロジェクタ20
0と対応付け登録し、仮想オブジェクトBの形状および
配置位置に関するオブジェクト情報を携帯端末140と
対応付けて登録しておき、受信した位置情報に基づいて
仮想オブジェクトBの配置位置を更新する一方、仮想オ
ブジェクト管理テーブル400を参照して、仮想オブジ
ェクトBが仮想オブジェクトAにエリアインしていると
判定したときは、エリアインの通知をプロジェクタ20
0に送信するようになっており、プロジェクタ200
は、エリアインの通知を受信したときは、プロジェクタ
表示データの送信要求を携帯端末140に送信し、その
送信によりプロジェクタ表示データを受信したときは、
受信したプロジェクタ表示データに基づいて投影装置8
2により投影を行うようになっており、携帯端末140
は、位置情報取得装置86で取得した位置情報を仮想オ
ブジェクト管理装置100に送信する一方、プロジェク
タ表示データの送信要求を受信したときは、プロジェク
タ表示データをプロジェクタ200に送信するようにな
っている。
【0141】これにより、仮想オブジェクトA,Bが形
状および配置位置を有し、仮想オブジェクトBが仮想オ
ブジェクトAにエリアインしているか否かを判定する構
成により、従来に比して、サービスが提供される領域が
比較的明確化されることから、例えば数m単位といった
細かな単位で異なるサービスを提供することが可能とな
り、また、投影サービスが提供される領域(仮想オブジ
ェクトAの領域)および携帯端末140に対応付けられ
た領域(仮想オブジェクトBの領域)が点ではなく所定
の範囲をもっていることから、発表者が投影サービスを
受けやすくなる。また、発表者は、仮想オブジェクトA
の領域またはその付近に携帯端末140を持って行くだ
けで投影サービスの提供を受けることができるので、比
較的容易に投影サービスの提供を受けることができるほ
か、発表者をある程度特定することが可能となり、発表
者に応じたプロジェクタ表示データを利用する投影サー
ビスを提供することができる。
状および配置位置を有し、仮想オブジェクトBが仮想オ
ブジェクトAにエリアインしているか否かを判定する構
成により、従来に比して、サービスが提供される領域が
比較的明確化されることから、例えば数m単位といった
細かな単位で異なるサービスを提供することが可能とな
り、また、投影サービスが提供される領域(仮想オブジ
ェクトAの領域)および携帯端末140に対応付けられ
た領域(仮想オブジェクトBの領域)が点ではなく所定
の範囲をもっていることから、発表者が投影サービスを
受けやすくなる。また、発表者は、仮想オブジェクトA
の領域またはその付近に携帯端末140を持って行くだ
けで投影サービスの提供を受けることができるので、比
較的容易に投影サービスの提供を受けることができるほ
か、発表者をある程度特定することが可能となり、発表
者に応じたプロジェクタ表示データを利用する投影サー
ビスを提供することができる。
【0142】さらに、本実施の形態では、仮想オブジェ
クト管理装置100は、仮想オブジェクトBが仮想オブ
ジェクトAにエリアインしていると判定したときは、プ
ロジェクタ200の操作権が設定可能である旨の電子メ
ールを携帯端末140に送信し、その電子メールに対す
る応答メールを受信したときは、プロジェクタ200の
操作権を設定するようになっており、その後は、携帯端
末140の操作内容に応じてプロジェクタ200で投影
を行うようになっている。
クト管理装置100は、仮想オブジェクトBが仮想オブ
ジェクトAにエリアインしていると判定したときは、プ
ロジェクタ200の操作権が設定可能である旨の電子メ
ールを携帯端末140に送信し、その電子メールに対す
る応答メールを受信したときは、プロジェクタ200の
操作権を設定するようになっており、その後は、携帯端
末140の操作内容に応じてプロジェクタ200で投影
を行うようになっている。
【0143】これにより、携帯端末140は、簡易で負
荷の少ない通信方式で通信を行うことができるので、発
表者の移動を検出する媒体として携帯端末140を好適
に採用することができる。また、発表者は、携帯端末1
40を持ってプロジェクタ200に接近し、操作権を設
定可能である旨の電子メールに対する応答メールを送信
するだけで、プロジェクタ200で出力を行うことがで
きるようになる。
荷の少ない通信方式で通信を行うことができるので、発
表者の移動を検出する媒体として携帯端末140を好適
に採用することができる。また、発表者は、携帯端末1
40を持ってプロジェクタ200に接近し、操作権を設
定可能である旨の電子メールに対する応答メールを送信
するだけで、プロジェクタ200で出力を行うことがで
きるようになる。
【0144】さらに、本実施の形態では、プロジェクタ
200は、電子メール形式による通信方式で携帯端末1
40と通信を行って携帯端末140の操作内容を受信
し、受信した操作内容に応じてプロジェクタ200で投
影を行うようになっている。これにより、携帯端末14
0は、簡易で負荷の少ない通信方式で通信を行うことが
できるので、発表者の移動を検出する媒体として携帯端
末140を好適に採用することができる。
200は、電子メール形式による通信方式で携帯端末1
40と通信を行って携帯端末140の操作内容を受信
し、受信した操作内容に応じてプロジェクタ200で投
影を行うようになっている。これにより、携帯端末14
0は、簡易で負荷の少ない通信方式で通信を行うことが
できるので、発表者の移動を検出する媒体として携帯端
末140を好適に採用することができる。
【0145】さらに、本実施の形態では、操作権を設定
可能である旨の電子メールは、応答先である仮想オブジ
ェクト管理装置100の電子メールアドレスを含む。こ
れにより、発表者は、受信した電子メールに含まれてる
電子メールアドレス宛に応答を送信すればよいので、プ
ロジェクタ200を利用するのに要する手間が少なくな
る。
可能である旨の電子メールは、応答先である仮想オブジ
ェクト管理装置100の電子メールアドレスを含む。こ
れにより、発表者は、受信した電子メールに含まれてる
電子メールアドレス宛に応答を送信すればよいので、プ
ロジェクタ200を利用するのに要する手間が少なくな
る。
【0146】さらに、本実施の形態では、プロジェクタ
200は、操作命令が記載された電子メールを携帯端末
140から受信したときは、受信した電子メールから操
作命令を取得し、取得した操作命令に応じて投影を行う
ようになっている。これにより、プロジェクタ200を
操作するには、発表者は、電子メールに操作命令を記載
してプロジェクタ200に送信すればよいので、プロジ
ェクタ200の操作を比較的容易に行うことができる。
200は、操作命令が記載された電子メールを携帯端末
140から受信したときは、受信した電子メールから操
作命令を取得し、取得した操作命令に応じて投影を行う
ようになっている。これにより、プロジェクタ200を
操作するには、発表者は、電子メールに操作命令を記載
してプロジェクタ200に送信すればよいので、プロジ
ェクタ200の操作を比較的容易に行うことができる。
【0147】さらに、本実施の形態では、プロジェクタ
200は、電子メールを構成するデータのうちサブジェ
クトを記載すべき項目から操作命令を取得するようにな
っている。これにより、プロジェクタ200を操作する
には、発表者は、サブジェクトを記載すべき項目に操作
命令を記載してプロジェクタ200に送信すればよいの
で、プロジェクタ200の操作をさらに容易に行うこと
ができるほか、発表者がプロジェクタ200の操作方法
を把握し易くなる。
200は、電子メールを構成するデータのうちサブジェ
クトを記載すべき項目から操作命令を取得するようにな
っている。これにより、プロジェクタ200を操作する
には、発表者は、サブジェクトを記載すべき項目に操作
命令を記載してプロジェクタ200に送信すればよいの
で、プロジェクタ200の操作をさらに容易に行うこと
ができるほか、発表者がプロジェクタ200の操作方法
を把握し易くなる。
【0148】さらに、本実施の形態では、プロジェクタ
200は、エリアインの通知を受信したときは、通信用
オブジェクトデータBをサービス連携管理装置240か
ら取得し、取得した通信用オブジェクトデータBに基づ
く通信確立処理の実行によりプロジェクタ表示データの
送信要求を携帯端末140に送信するようになってい
る。
200は、エリアインの通知を受信したときは、通信用
オブジェクトデータBをサービス連携管理装置240か
ら取得し、取得した通信用オブジェクトデータBに基づ
く通信確立処理の実行によりプロジェクタ表示データの
送信要求を携帯端末140に送信するようになってい
る。
【0149】これにより、プロジェクタ200は、サー
ビス連携管理装置240にアクセス可能となっていれ
ば、通信用オブジェクトデータBを有していなくても投
影サービスの提供を行うことができるので、携帯端末1
40の機種、台数その他の如何にかかわらず追加するこ
とができ、プロジェクタ200の追加が比較的容易とな
る。また、携帯端末140が複数存在する場合には、携
帯端末140との通信用オブジェクトデータをサービス
連携管理装置240で一元管理することが可能となる。
ビス連携管理装置240にアクセス可能となっていれ
ば、通信用オブジェクトデータBを有していなくても投
影サービスの提供を行うことができるので、携帯端末1
40の機種、台数その他の如何にかかわらず追加するこ
とができ、プロジェクタ200の追加が比較的容易とな
る。また、携帯端末140が複数存在する場合には、携
帯端末140との通信用オブジェクトデータをサービス
連携管理装置240で一元管理することが可能となる。
【0150】さらに、本実施の形態では、仮想オブジェ
クト管理装置100は、仮想オブジェクト管理テーブル
400を参照して、仮想オブジェクトBが仮想オブジェ
クトAにエリアインしているか否かを判定するようにな
っている。これにより、仮想オブジェクト管理装置10
0でエリアインの判定が行われることから、携帯端末1
40で行う場合に比して、携帯端末140の処理負荷を
低減することができる。なお、エリアアウトしているか
否かの判定についても同じである。
クト管理装置100は、仮想オブジェクト管理テーブル
400を参照して、仮想オブジェクトBが仮想オブジェ
クトAにエリアインしているか否かを判定するようにな
っている。これにより、仮想オブジェクト管理装置10
0でエリアインの判定が行われることから、携帯端末1
40で行う場合に比して、携帯端末140の処理負荷を
低減することができる。なお、エリアアウトしているか
否かの判定についても同じである。
【0151】さらに、本実施の形態では、携帯端末14
0は、プロジェクタ表示データを格納し、プロジェクタ
表示データを送信するようになっている。これにより、
プロジェクタ表示データの送信が携帯端末140で行わ
れることから、仮想オブジェクト管理装置100で行う
場合に比して、仮想オブジェクト管理装置100の処理
負荷を低減することができる。
0は、プロジェクタ表示データを格納し、プロジェクタ
表示データを送信するようになっている。これにより、
プロジェクタ表示データの送信が携帯端末140で行わ
れることから、仮想オブジェクト管理装置100で行う
場合に比して、仮想オブジェクト管理装置100の処理
負荷を低減することができる。
【0152】上記実施の形態において、プロジェクタ表
示データは、請求項1、3、8または10記載の表示デ
ータに対応し、仮想オブジェクト管理装置100は、請
求項5記載の仮想オブジェクト管理端末に対応し、仮想
オブジェクト管理DB42は、請求項3若しくは5記載
の第1記憶手段、または請求項3若しくは5記載の第2
記憶手段に対応している。また、プロジェクタ200
は、請求項3若しくは7記載の表示機器、または請求項
7記載の投影型表示装置に対応し、CPU70は、請求
項1、3または8記載の表示制御手段に対応し、RAM
74は、請求項1、3、8または10記載のページデー
タ記憶手段に対応している。
示データは、請求項1、3、8または10記載の表示デ
ータに対応し、仮想オブジェクト管理装置100は、請
求項5記載の仮想オブジェクト管理端末に対応し、仮想
オブジェクト管理DB42は、請求項3若しくは5記載
の第1記憶手段、または請求項3若しくは5記載の第2
記憶手段に対応している。また、プロジェクタ200
は、請求項3若しくは7記載の表示機器、または請求項
7記載の投影型表示装置に対応し、CPU70は、請求
項1、3または8記載の表示制御手段に対応し、RAM
74は、請求項1、3、8または10記載のページデー
タ記憶手段に対応している。
【0153】また、上記実施の形態において、投影装置
82は、請求項1、3、8または10記載の表示手段に
対応し、ステップS700〜S722は、請求項10記
載の表示制御ステップに対応し、ステップS568〜S
576は、請求項10記載のスタック追加記憶ステップ
に対応し、カード160は、請求項3または5記載の移
動体に対応している。また、カード160の位置情報取
得装置は、請求項3または5記載の位置情報取得手段に
対応し、カード管理装置180の記憶装置は、請求項3
記載の表示データ記憶手段に対応している。
82は、請求項1、3、8または10記載の表示手段に
対応し、ステップS700〜S722は、請求項10記
載の表示制御ステップに対応し、ステップS568〜S
576は、請求項10記載のスタック追加記憶ステップ
に対応し、カード160は、請求項3または5記載の移
動体に対応している。また、カード160の位置情報取
得装置は、請求項3または5記載の位置情報取得手段に
対応し、カード管理装置180の記憶装置は、請求項3
記載の表示データ記憶手段に対応している。
【0154】なお、上記実施の形態において、プロジェ
クタ200は、プロジェクタ表示データに含まれる各ペ
ージデータを、その末尾のページに対応するページデー
タを先頭としたスタック方式でスタック領域に格納し、
スタック領域から読み出されるページデータに基づいて
投影装置82でページを投影し、投影中に他のプロジェ
クタ表示データが与えられたときは、与えられた他のプ
ロジェクタ表示データに含まれる各ページデータをスタ
ック方式でスタック領域に追加格納するように構成した
が、これに限らず、次の構成を採用することもできる。
すなわち、投影中に他のプロジェクタ表示データが与え
られたときは、現在表示に用いている現プロジェクタ表
示データのうち表示中のページに係る部分の位置を復帰
ポインタとして記憶し、現プロジェクタ表示データに基
づく表示制御を中断するとともに与えられた他のプロジ
ェクタ表示データに基づく表示制御を開始し、他のプロ
ジェクタ表示データに基づく表示制御が中断または終了
したときは、現プロジェクタ表示データおよび記憶した
復帰ポインタに基づいて、現プロジェクタ表示データに
基づく表示制御を表示中のページから復帰する。こうし
た構成であっても、上記と同様の効果が得られる。
クタ200は、プロジェクタ表示データに含まれる各ペ
ージデータを、その末尾のページに対応するページデー
タを先頭としたスタック方式でスタック領域に格納し、
スタック領域から読み出されるページデータに基づいて
投影装置82でページを投影し、投影中に他のプロジェ
クタ表示データが与えられたときは、与えられた他のプ
ロジェクタ表示データに含まれる各ページデータをスタ
ック方式でスタック領域に追加格納するように構成した
が、これに限らず、次の構成を採用することもできる。
すなわち、投影中に他のプロジェクタ表示データが与え
られたときは、現在表示に用いている現プロジェクタ表
示データのうち表示中のページに係る部分の位置を復帰
ポインタとして記憶し、現プロジェクタ表示データに基
づく表示制御を中断するとともに与えられた他のプロジ
ェクタ表示データに基づく表示制御を開始し、他のプロ
ジェクタ表示データに基づく表示制御が中断または終了
したときは、現プロジェクタ表示データおよび記憶した
復帰ポインタに基づいて、現プロジェクタ表示データに
基づく表示制御を表示中のページから復帰する。こうし
た構成であっても、上記と同様の効果が得られる。
【0155】この場合において、プロジェクタ表示デー
タは、請求項2、4、9または11記載の表示データに
対応し、仮想オブジェクト管理装置100は、請求項5
記載の仮想オブジェクト管理端末に対応し、仮想オブジ
ェクト管理DB42は、請求項4若しくは5記載の第1
記憶手段、または請求項4若しくは5記載の第2記憶手
段に対応している。また、プロジェクタ200は、請求
項4若しくは7記載の表示機器、または請求項7記載の
投影型表示装置に対応し、CPU70は、請求項2、4
または9記載の表示制御手段に対応し、投影装置82
は、請求項2、4、9または11記載の表示手段に対応
している。
タは、請求項2、4、9または11記載の表示データに
対応し、仮想オブジェクト管理装置100は、請求項5
記載の仮想オブジェクト管理端末に対応し、仮想オブジ
ェクト管理DB42は、請求項4若しくは5記載の第1
記憶手段、または請求項4若しくは5記載の第2記憶手
段に対応している。また、プロジェクタ200は、請求
項4若しくは7記載の表示機器、または請求項7記載の
投影型表示装置に対応し、CPU70は、請求項2、4
または9記載の表示制御手段に対応し、投影装置82
は、請求項2、4、9または11記載の表示手段に対応
している。
【0156】また、カード160は、請求項4または5
記載の移動体に対応し、カード160の位置情報取得装
置は、請求項4または5記載の位置情報取得手段に対応
し、カード管理装置180の記憶装置は、請求項4記載
の表示データ記憶手段に対応している。また、上記実施
の形態において、携帯端末140は、仮想オブジェクト
管理装置100、プロジェクタ200およびプリンタ2
20との間の通信方式として電子メール形式を用いて構
成したが、これに限らず、これらとの間の通信方式とし
てHTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いて
構成してもよい。こうした構成であっても、上記と同様
の効果が得られる。
記載の移動体に対応し、カード160の位置情報取得装
置は、請求項4または5記載の位置情報取得手段に対応
し、カード管理装置180の記憶装置は、請求項4記載
の表示データ記憶手段に対応している。また、上記実施
の形態において、携帯端末140は、仮想オブジェクト
管理装置100、プロジェクタ200およびプリンタ2
20との間の通信方式として電子メール形式を用いて構
成したが、これに限らず、これらとの間の通信方式とし
てHTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いて
構成してもよい。こうした構成であっても、上記と同様
の効果が得られる。
【0157】また、上記実施の形態において、仮想オブ
ジェクト管理装置100は、仮想オブジェクト管理テー
ブル400を参照して、仮想オブジェクトBが仮想オブ
ジェクトAにエリアインしているか否かを判定するよう
に構成したが、これに限らず、仮想オブジェクト管理テ
ーブル400を携帯端末140に設け、エリアインして
いるか否かの判定を携帯端末140で行うように構成し
てもよい。
ジェクト管理装置100は、仮想オブジェクト管理テー
ブル400を参照して、仮想オブジェクトBが仮想オブ
ジェクトAにエリアインしているか否かを判定するよう
に構成したが、これに限らず、仮想オブジェクト管理テ
ーブル400を携帯端末140に設け、エリアインして
いるか否かの判定を携帯端末140で行うように構成し
てもよい。
【0158】これにより、携帯端末140でエリアイン
の判定が行われることから、仮想オブジェクト管理装置
100で行う場合に比して、仮想オブジェクト管理装置
100の処理負荷を低減することができる。なお、エリ
アアウトしているか否かの判定についても同じである。
この場合において、仮想オブジェクト管理装置100
は、請求項6記載の仮想オブジェクト管理端末に対応
し、仮想オブジェクト管理DB42は、請求項6記載の
第1記憶手段、または請求項6記載の第2記憶手段に対
応し、カード160は、請求項6記載の移動体に対応し
ている。また、カード160の位置情報取得装置は、請
求項6記載の位置情報取得手段に対応している。
の判定が行われることから、仮想オブジェクト管理装置
100で行う場合に比して、仮想オブジェクト管理装置
100の処理負荷を低減することができる。なお、エリ
アアウトしているか否かの判定についても同じである。
この場合において、仮想オブジェクト管理装置100
は、請求項6記載の仮想オブジェクト管理端末に対応
し、仮想オブジェクト管理DB42は、請求項6記載の
第1記憶手段、または請求項6記載の第2記憶手段に対
応し、カード160は、請求項6記載の移動体に対応し
ている。また、カード160の位置情報取得装置は、請
求項6記載の位置情報取得手段に対応している。
【0159】もちろん、これに限らず、エリアインして
いるか否かの判定を、プロジェクタ200、プリンタ2
20、サービス連携管理装置240その他の装置で行う
ように構成してもよい。また、上記実施の形態において
は、プロジェクタ表示データの送信を携帯端末140で
行うように構成したが、これに限らず、プロジェクタ表
示データを仮想オブジェクト管理装置100に格納して
おき、プロジェクタ表示データの送信を仮想オブジェク
ト管理装置100で行うように構成してもよい。
いるか否かの判定を、プロジェクタ200、プリンタ2
20、サービス連携管理装置240その他の装置で行う
ように構成してもよい。また、上記実施の形態において
は、プロジェクタ表示データの送信を携帯端末140で
行うように構成したが、これに限らず、プロジェクタ表
示データを仮想オブジェクト管理装置100に格納して
おき、プロジェクタ表示データの送信を仮想オブジェク
ト管理装置100で行うように構成してもよい。
【0160】これにより、プロジェクタ表示データの送
信が仮想オブジェクト管理装置100で行われることか
ら、携帯端末140の処理負荷を低減することができ
る。もちろん、これに限らず、プロジェクタ表示データ
の送信を、プロジェクタ200、プリンタ220、サー
ビス連携管理装置240その他の装置で行うように構成
してもよい。
信が仮想オブジェクト管理装置100で行われることか
ら、携帯端末140の処理負荷を低減することができ
る。もちろん、これに限らず、プロジェクタ表示データ
の送信を、プロジェクタ200、プリンタ220、サー
ビス連携管理装置240その他の装置で行うように構成
してもよい。
【0161】また、上記実施の形態においては、仮想オ
ブジェクト管理装置100とサービス連携管理装置24
0とをそれぞれ設けて構成したが、これに限らず、これ
らを一体の装置として構成してもよい。また、上記実施
の形態においては、オブジェクト情報およびサービス情
報の送受信を無線により行うように構成したが、これに
限らず、ネットワークを介して行うように構成してもよ
いし、またはICカードチップや2次元バーコード等の
記憶媒体に格納してそれを介して行うように構成しても
よい。
ブジェクト管理装置100とサービス連携管理装置24
0とをそれぞれ設けて構成したが、これに限らず、これ
らを一体の装置として構成してもよい。また、上記実施
の形態においては、オブジェクト情報およびサービス情
報の送受信を無線により行うように構成したが、これに
限らず、ネットワークを介して行うように構成してもよ
いし、またはICカードチップや2次元バーコード等の
記憶媒体に格納してそれを介して行うように構成しても
よい。
【0162】また、上記実施の形態において、携帯端末
140には、図13ないし図15のフローチャートに示
す処理を実行するためのプログラムがあらかじめ格納さ
れている構成としたが、これに限らず、携帯端末140
には、そうしたプログラムを有しておらず、仮想オブジ
ェクト管理装置100がオブジェクト情報に含めて送信
し、携帯端末140では、受信したプログラムに位置情
報を与えるだけで、プログラムの実行によりオブジェク
ト情報およびサービス情報を解釈するように構成しても
よい。
140には、図13ないし図15のフローチャートに示
す処理を実行するためのプログラムがあらかじめ格納さ
れている構成としたが、これに限らず、携帯端末140
には、そうしたプログラムを有しておらず、仮想オブジ
ェクト管理装置100がオブジェクト情報に含めて送信
し、携帯端末140では、受信したプログラムに位置情
報を与えるだけで、プログラムの実行によりオブジェク
ト情報およびサービス情報を解釈するように構成しても
よい。
【0163】これにより、仮想オブジェクト管理装置1
00のプログラムを変更するだけで、携帯端末140の
内部設定を変更することなく、新たなサービスを受ける
ことができる。また、上記実施の形態において、オブジ
ェクト情報およびサービス情報は、仮想オブジェクト管
理装置100に格納するように構成したが、これに限ら
ず、オブジェクト情報およびサービス情報は、それぞれ
別の装置に格納しておき、仮想オブジェクト管理装置1
00には、それらにアクセスするためのアクセス情報
(例えば、ショートカット)だけを格納するように構成
してもよい。携帯端末140は、仮想オブジェクト管理
装置100からアクセス情報を取得し、そのアクセス情
報に基づいてオブジェクト情報およびサービス情報を入
手する。
00のプログラムを変更するだけで、携帯端末140の
内部設定を変更することなく、新たなサービスを受ける
ことができる。また、上記実施の形態において、オブジ
ェクト情報およびサービス情報は、仮想オブジェクト管
理装置100に格納するように構成したが、これに限ら
ず、オブジェクト情報およびサービス情報は、それぞれ
別の装置に格納しておき、仮想オブジェクト管理装置1
00には、それらにアクセスするためのアクセス情報
(例えば、ショートカット)だけを格納するように構成
してもよい。携帯端末140は、仮想オブジェクト管理
装置100からアクセス情報を取得し、そのアクセス情
報に基づいてオブジェクト情報およびサービス情報を入
手する。
【0164】また、上記実施の形態において、図5ない
し図7のフローチャートに示す処理を実行するにあたっ
てはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている
制御プログラムを実行する場合について説明したが、こ
れに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶さ
れた記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み
込んで実行するようにしてもよい。
し図7のフローチャートに示す処理を実行するにあたっ
てはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている
制御プログラムを実行する場合について説明したが、こ
れに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶さ
れた記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み
込んで実行するようにしてもよい。
【0165】また、上記実施の形態において、図9ない
し図11のフローチャートに示す処理を実行するにあた
ってはいずれも、ROM72にあらかじめ格納されてい
る制御プログラムを実行する場合について説明したが、
これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶
された記憶媒体から、そのプログラムをRAM74に読
み込んで実行するようにしてもよい。
し図11のフローチャートに示す処理を実行するにあた
ってはいずれも、ROM72にあらかじめ格納されてい
る制御プログラムを実行する場合について説明したが、
これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶
された記憶媒体から、そのプログラムをRAM74に読
み込んで実行するようにしてもよい。
【0166】また、上記実施の形態において、図13な
いし図15のフローチャートに示す処理を実行するにあ
たってはいずれも、ROM92にあらかじめ格納されて
いる制御プログラムを実行する場合について説明した
が、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが
記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM94
に読み込んで実行するようにしてもよい。
いし図15のフローチャートに示す処理を実行するにあ
たってはいずれも、ROM92にあらかじめ格納されて
いる制御プログラムを実行する場合について説明した
が、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが
記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM94
に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0167】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0168】また、上記実施の形態においては、本発明
に係る表示制御システム、表示サービス提供システムお
よび表示制御プログラム、並びに表示制御方法を、図1
に示すように、プレゼンテーションを行う発表会場にお
いて、プロジェクタ200を囲む領域に球形状からなる
仮想オブジェクトAを、発表者の利用に供する携帯端末
140およびカード160を囲む領域に仮想オブジェク
トB,Cをそれぞれ配置・設定し、仮想オブジェクト
A,Bまたは仮想オブジェクトA,Cが重なり合ったと
きに、プロジェクタ表示データに基づいてプロジェクタ
200による投影サービスを開始する場合について適用
したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で他の場合にも適用可能である。
に係る表示制御システム、表示サービス提供システムお
よび表示制御プログラム、並びに表示制御方法を、図1
に示すように、プレゼンテーションを行う発表会場にお
いて、プロジェクタ200を囲む領域に球形状からなる
仮想オブジェクトAを、発表者の利用に供する携帯端末
140およびカード160を囲む領域に仮想オブジェク
トB,Cをそれぞれ配置・設定し、仮想オブジェクト
A,Bまたは仮想オブジェクトA,Cが重なり合ったと
きに、プロジェクタ表示データに基づいてプロジェクタ
200による投影サービスを開始する場合について適用
したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で他の場合にも適用可能である。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1または2記載の表示制御システムによれば、現在表
示に用いている表示データとは別の表示データを一時的
に挿入表示しても、挿入表示後は何ら操作を行うことな
く、引き続き元の表示データの未表示部分を表示するこ
とができるので、発表時に視聴者の反応等によって発表
内容を動的に変更することが容易となる。したがって、
従来に比して、柔軟で円滑な発表を行うことができると
いう効果が得られる。
項1または2記載の表示制御システムによれば、現在表
示に用いている表示データとは別の表示データを一時的
に挿入表示しても、挿入表示後は何ら操作を行うことな
く、引き続き元の表示データの未表示部分を表示するこ
とができるので、発表時に視聴者の反応等によって発表
内容を動的に変更することが容易となる。したがって、
従来に比して、柔軟で円滑な発表を行うことができると
いう効果が得られる。
【0170】一方、本発明に係る請求項3または4記載
の表示サービス提供システムによれば、現在表示に用い
ている表示データとは別の表示データを一時的に挿入表
示しても、挿入表示後は何ら操作を行うことなく、引き
続き元の表示データの未表示部分を表示することができ
るので、発表時に視聴者の反応等によって発表内容を動
的に変更することが容易となる。したがって、従来に比
して、柔軟で円滑な発表を行うことができるという効果
が得られる。さらに、仮想オブジェクトが形状および配
置位置を有し、第1仮想オブジェクトの領域と第2仮想
オブジェクトの領域とが重複しているか否かを判定する
構成により、従来に比して、表示サービスが提供される
領域が比較的明確化されることから、例えば数m単位と
いった細かな単位で異なる表示サービスを提供すること
が可能となり、また、表示サービスが提供される領域お
よび移動体に対応付けられた領域が点ではなく所定の範
囲をもっていることから、ユーザが表示サービスを受け
やすくなるという効果も得られる。また、ユーザは、第
1仮想オブジェクトの領域またはその付近に移動体を持
って行くだけで表示サービスの提供を受けることができ
るので、比較的容易に表示サービスの提供を受けること
ができるほか、ユーザをある程度特定することが可能と
なり、ユーザに応じた表示サービスを提供することがで
きるという効果も得られる。
の表示サービス提供システムによれば、現在表示に用い
ている表示データとは別の表示データを一時的に挿入表
示しても、挿入表示後は何ら操作を行うことなく、引き
続き元の表示データの未表示部分を表示することができ
るので、発表時に視聴者の反応等によって発表内容を動
的に変更することが容易となる。したがって、従来に比
して、柔軟で円滑な発表を行うことができるという効果
が得られる。さらに、仮想オブジェクトが形状および配
置位置を有し、第1仮想オブジェクトの領域と第2仮想
オブジェクトの領域とが重複しているか否かを判定する
構成により、従来に比して、表示サービスが提供される
領域が比較的明確化されることから、例えば数m単位と
いった細かな単位で異なる表示サービスを提供すること
が可能となり、また、表示サービスが提供される領域お
よび移動体に対応付けられた領域が点ではなく所定の範
囲をもっていることから、ユーザが表示サービスを受け
やすくなるという効果も得られる。また、ユーザは、第
1仮想オブジェクトの領域またはその付近に移動体を持
って行くだけで表示サービスの提供を受けることができ
るので、比較的容易に表示サービスの提供を受けること
ができるほか、ユーザをある程度特定することが可能と
なり、ユーザに応じた表示サービスを提供することがで
きるという効果も得られる。
【0171】さらに、本発明に係る請求項5記載の表示
サービス提供システムによれば、仮想オブジェクト管理
端末で判定が行われることから、移動体の処理負荷を低
減することができるという効果も得られる。さらに、本
発明に係る請求項6記載の表示サービス提供システムに
よれば、移動体で判定が行われることから、仮想オブジ
ェクト管理端末の処理負荷を低減することができるとい
う効果も得られる。
サービス提供システムによれば、仮想オブジェクト管理
端末で判定が行われることから、移動体の処理負荷を低
減することができるという効果も得られる。さらに、本
発明に係る請求項6記載の表示サービス提供システムに
よれば、移動体で判定が行われることから、仮想オブジ
ェクト管理端末の処理負荷を低減することができるとい
う効果も得られる。
【0172】さらに、本発明に係る請求項7記載の表示
サービス提供システムによれば、投影型表示装置による
表示サービスの提供を比較的容易に受けることができる
ほか、ユーザに応じた表示サービスを提供することがで
きるという効果も得られる。一方、本発明に係る請求項
8記載の表示制御システムによれば、請求項1記載の表
示制御システムと同等の効果が得られる。
サービス提供システムによれば、投影型表示装置による
表示サービスの提供を比較的容易に受けることができる
ほか、ユーザに応じた表示サービスを提供することがで
きるという効果も得られる。一方、本発明に係る請求項
8記載の表示制御システムによれば、請求項1記載の表
示制御システムと同等の効果が得られる。
【0173】一方、本発明に係る請求項9記載の表示制
御プログラムによれば、請求項2記載の表示制御システ
ムと同等の効果が得られる。一方、本発明に係る請求項
10記載の表示制御方法によれば、請求項1記載の表示
制御システムと同等の効果が得られる。さらに、本発明
に係る請求項11記載の表示制御方法によれば、請求項
2記載の表示制御システムと同等の効果が得られる。
御プログラムによれば、請求項2記載の表示制御システ
ムと同等の効果が得られる。一方、本発明に係る請求項
10記載の表示制御方法によれば、請求項1記載の表示
制御システムと同等の効果が得られる。さらに、本発明
に係る請求項11記載の表示制御方法によれば、請求項
2記載の表示制御システムと同等の効果が得られる。
【図1】本発明を適用するネットワークシステムの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】仮想オブジェクト管理装置100の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】仮想オブジェクト管理テーブル400のデータ
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図4】通信情報登録テーブル500のデータ構造を示
す図である。
す図である。
【図5】オブジェクト情報更新処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】エリアイン通知処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】エリアアウト通知処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】プロジェクタ200の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図9】エリアイン通知応答処理を示すフローチャート
である。
である。
【図10】エリアアウト通知応答処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】プロジェクタ制御処理を示すフローチャート
である。
である。
【図12】携帯端末140の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】位置情報通知処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図14】サービス連携処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図15】プロジェクタ表示データ送信処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
100 仮想オブジェクト管理装置 140 携帯端末 200 プロジェクタ 220 プリンタ 240 サービス連携管理装置 400 仮想オブジェクト管理テー
ブル 500 通信情報登録テーブル 30,70,90 CPU 32,72,92 ROM 34,74,94 RAM 38,78,98 I/F 40,80,83 無線通信装置 42 仮想オブジェクト管理DB 86 位置情報取得装置 84 キーパネル 85 LCD 82 投影装置
ブル 500 通信情報登録テーブル 30,70,90 CPU 32,72,92 ROM 34,74,94 RAM 38,78,98 I/F 40,80,83 無線通信装置 42 仮想オブジェクト管理DB 86 位置情報取得装置 84 キーパネル 85 LCD 82 投影装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北田 成秀 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5C082 AA03 BA12 BB15 BB53 BD02 CA76 CB05 DA22 DA53 DA61 DA73 DA86 DA89 MM02 MM09 5E501 AC14 AC37 BA05 CA02
Claims (11)
- 【請求項1】 表示内容をページ単位で区分したページ
データを1又は複数含む表示データが与えられたとき
に、与えられた表示データに基づいて所定順序で各ペー
ジを表示するシステムであって、 表示手段と、前記ページデータを格納するためのページ
データ記憶手段と、前記表示データに基づいて前記所定
順序で各ページを前記表示手段に表示する表示制御を行
う表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記表示データに含まれる各ペー
ジデータを、前記所定順序で末尾のページに対応するペ
ージデータを先頭としたスタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読
み出されるページデータに基づいて前記表示手段にペー
ジを表示し、前記表示制御を行っている場合に他の表示
データが与えられたときは、与えられた他の表示データ
に含まれる各ページデータを前記スタック方式で前記ペ
ージデータ記憶手段に追加格納するようになっているこ
とを特徴とする表示制御システム。 - 【請求項2】 表示内容をページ単位で区分してなる表
示データが与えられたときに、与えられた表示データに
基づいて所定順序で各ページを表示するシステムであっ
て、 表示手段と、前記表示データに基づいて前記所定順序で
各ページを前記表示手段に表示する表示制御を行う表示
制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記表示制御を行っている場合に
他の表示データが与えられたときは、現在表示に用いて
いる現表示データのうち表示中のページに係る部分の位
置を復帰ポインタとして記憶し、前記現表示データに基
づく表示制御を中断するとともに前記与えられた他の表
示データに基づく表示制御を開始し、前記他の表示デー
タに基づく表示制御が中断又は終了したときは、前記現
表示データ及び前記記憶した復帰ポインタに基づいて、
前記現表示データに基づく表示制御を前記表示中のペー
ジから復帰するようになっていることを特徴とする表示
制御システム。 - 【請求項3】 表示機器に第1仮想オブジェクトを対応
付け且つ移動可能な移動体に第2仮想オブジェクトを対
応付けるとともに、実空間と対応させた仮想空間上に前
記第1仮想オブジェクトを配置し且つ前記仮想空間にお
ける移動体の位置又はその付近に前記第2仮想オブジェ
クトを配置し、前記第1仮想オブジェクトと前記第2仮
想オブジェクトとの位置関係に基づいて、前記第1仮想
オブジェクトに対応する表示機器の表示に関する表示サ
ービスを提供するシステムであって、 前記第1仮想オブジェクトの形状及び配置位置に関する
第1オブジェクト情報を前記表示機器と対応付けて記憶
するための第1記憶手段と、前記第2仮想オブジェクト
の形状及び配置位置に関する第2オブジェクト情報を前
記移動体と対応付けて記憶するための第2記憶手段と、
表示内容をページ単位で区分したページデータを1又は
複数含む表示データを前記移動体と対応付けて記憶する
ための表示データ記憶手段と、前記移動体の位置を特定
するための位置情報を取得する位置情報取得手段とを備
え、 前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて前
記第2記憶手段の第2オブジェクト情報を更新し、前記
第1記憶手段の第1オブジェクト情報及び前記第2記憶
手段の第2オブジェクト情報に基づいて、前記第1仮想
オブジェクトの形状及び配置位置により特定される領域
と、前記第2仮想オブジェクトの形状及び配置位置によ
り特定される領域とが重複していると判定したときは、
前記表示データ記憶手段の表示データのうちその第2仮
想オブジェクトに対応する移動体に対応するものを、そ
の第1仮想オブジェクトに対応する表示機器に送信する
ようになっており、 前記表示機器は、表示手段と、前記ページデータを格納
するためのページデータ記憶手段と、前記表示データに
基づいて所定順序で各ページを前記表示手段に表示する
表示制御を行う表示制御手段とを有し、 前記表示制御手段は、前記表示データに含まれる各ペー
ジデータを、前記所定順序で末尾のページに対応するペ
ージデータを先頭としたスタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読
み出されるページデータに基づいて前記表示手段にペー
ジを表示し、前記表示制御を行っている場合に他の表示
データを受信したときは、受信した他の表示データに含
まれる各ページデータを前記スタック方式で前記ページ
データ記憶手段に追加格納するようになっていることを
特徴とする表示サービス提供システム。 - 【請求項4】 表示機器に第1仮想オブジェクトを対応
付け且つ移動可能な移動体に第2仮想オブジェクトを対
応付けるとともに、実空間と対応させた仮想空間上に前
記第1仮想オブジェクトを配置し且つ前記仮想空間にお
ける移動体の位置又はその付近に前記第2仮想オブジェ
クトを配置し、前記第1仮想オブジェクトと前記第2仮
想オブジェクトとの位置関係に基づいて、前記第1仮想
オブジェクトに対応する表示機器の表示に関する表示サ
ービスを提供するシステムであって、 前記第1仮想オブジェクトの形状及び配置位置に関する
第1オブジェクト情報を前記表示機器と対応付けて記憶
するための第1記憶手段と、前記第2仮想オブジェクト
の形状及び配置位置に関する第2オブジェクト情報を前
記移動体と対応付けて記憶するための第2記憶手段と、
表示内容をページ単位で区分してなる表示データを前記
移動体と対応付けて記憶するための表示データ記憶手段
と、前記移動体の位置を特定するための位置情報を取得
する位置情報取得手段とを備え、 前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて前
記第2記憶手段の第2オブジェクト情報を更新し、前記
第1記憶手段の第1オブジェクト情報及び前記第2記憶
手段の第2オブジェクト情報に基づいて、前記第1仮想
オブジェクトの形状及び配置位置により特定される領域
と、前記第2仮想オブジェクトの形状及び配置位置によ
り特定される領域とが重複していると判定したときは、
前記表示データ記憶手段の表示データのうちその第2仮
想オブジェクトに対応する移動体に対応するものを、そ
の第1仮想オブジェクトに対応する表示機器に送信する
ようになっており、 前記表示機器は、表示手段と、前記表示データに基づい
て所定順序で各ページを前記表示手段に表示する表示制
御を行う表示制御手段とを有し、 前記表示制御手段は、前記表示制御を行っている場合に
他の表示データを受信したときは、現在表示に用いてい
る現表示データのうち表示中のページに係る部分の位置
を復帰ポインタとして記憶し、前記現表示データに基づ
く表示制御を中断するとともに前記受信した他の表示デ
ータに基づく表示制御を開始し、前記他の表示データに
基づく表示制御が中断又は終了したときは、前記現表示
データ及び前記記憶した復帰ポインタに基づいて、前記
現表示データに基づく表示制御を前記表示中のページか
ら復帰することを特徴とする表示サービス提供システ
ム。 - 【請求項5】 請求項3及び4のいずれかにおいて、 前記仮想オブジェクトを管理する仮想オブジェクト管理
端末と、前記移動体とを通信可能に接続し、 前記移動体は、前記位置情報取得手段を有し、前記位置
情報取得手段で取得した位置情報を前記仮想オブジェク
ト管理端末に送信するようになっており、 前記仮想オブジェクト管理端末は、前記第1記憶手段及
び前記第2記憶手段を有し、前記位置情報を受信したと
きは、受信した位置情報に基づいて前記第2記憶手段の
第2オブジェクト情報を更新し、前記第1記憶手段の第
1オブジェクト情報及び前記第2記憶手段の第2オブジ
ェクト情報に基づいて、前記第1仮想オブジェクトの形
状及び配置位置により特定される領域と、前記第2仮想
オブジェクトの形状及び配置位置により特定される領域
とが重複しているか否かを判定するようになっているこ
とを特徴とする表示サービス提供システム。 - 【請求項6】 請求項3及び4のいずれかにおいて、 前記仮想オブジェクトを管理する仮想オブジェクト管理
端末と、前記移動体とを通信可能に接続し、 前記仮想オブジェクト管理端末は、前記第1記憶手段を
有し、前記第1記憶手段の第1オブジェクト情報を前記
移動体に送信するようになっており、 前記移動体は、前記第2記憶手段及び前記位置情報取得
手段を有し、前記位置情報取得手段で取得した位置情報
に基づいて前記第2記憶手段の第2オブジェクト情報を
更新し、前記第1オブジェクト情報を受信したときは、
受信した第1オブジェクト情報及び前記第2記憶手段の
第2オブジェクト情報に基づいて、前記第1仮想オブジ
ェクトの形状及び配置位置により特定される領域と、前
記第2仮想オブジェクトの形状及び配置位置により特定
される領域とが重複しているか否かを判定するようにな
っていることを特徴とする表示サービス提供システム。 - 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかにおいて、 前記表示機器は、投影型表示装置であることを特徴とす
る表示サービス提供システム。 - 【請求項8】 表示手段と、表示内容をページ単位で区
分したページデータを1又は複数含む表示データを前記
ページデータ単位で格納するためのページデータ記憶手
段とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラ
ムであって、 前記表示データが与えられたときに、与えられた表示デ
ータに基づいて所定順序で各ページを前記表示手段に表
示する表示制御を行う表示制御手段として実現される処
理を実行させるためのプログラムであり、 前記表示制御手段は、前記表示データに含まれる各ペー
ジデータを、前記所定順序で末尾のページに対応するペ
ージデータを先頭としたスタック方式で前記ページデー
タ記憶手段に格納し、前記ページデータ記憶手段から読
み出されるページデータに基づいて前記表示手段にペー
ジを表示し、前記表示制御を行っている場合に他の表示
データが与えられたときは、与えられた他の表示データ
に含まれる各ページデータを前記スタック方式で前記ペ
ージデータ記憶手段に追加格納するようになっているこ
とを特徴とする表示制御システム。 - 【請求項9】 表示手段を備えるコンピュータに実行さ
せるためのプログラムであって、 表示内容をページ単位で区分してなる表示データが与え
られたときに、与えられた表示データに基づいて所定順
序で各ページを前記表示手段に表示する表示制御を行う
表示制御手段として実現される処理を実行させるための
プログラムであり、 前記表示制御手段は、前記表示制御を行っている場合に
他の表示データが与えられたときは、現在表示に用いて
いる現表示データのうち表示中のページに係る部分の位
置を復帰ポインタとして記憶し、前記現表示データに基
づく表示制御を中断するとともに前記与えられた他の表
示データに基づく表示制御を開始し、前記他の表示デー
タに基づく表示制御が中断又は終了したときは、前記現
表示データ及び前記記憶した復帰ポインタに基づいて、
前記現表示データに基づく表示制御を前記表示中のペー
ジから復帰するようになっていることを特徴とする表示
制御プログラム。 - 【請求項10】 表示内容をページ単位で区分したペー
ジデータを1又は複数含む表示データが与えられたとき
に、与えられた表示データに基づいて所定順序で各ペー
ジを表示する方法であって、 前記表示データに含まれる各ページデータを、前記所定
順序で末尾のページに対応するページデータを先頭とし
たスタック方式でページデータ記憶手段に格納するスタ
ック記憶ステップと、 前記ページデータ記憶手段から読み出されるページデー
タに基づいて前記表示手段にページを表示する表示制御
を行う表示制御ステップと、 前記表示制御を行っている場合に他の表示データが与え
られたときは、与えられた他の表示データに含まれる各
ページデータを前記スタック方式で前記ページデータ記
憶手段に追加格納するスタック追加記憶ステップとを含
むことを特徴とする表示制御方法。 - 【請求項11】 表示内容をページ単位で区分してなる
表示データが与えられたときに、与えられた表示データ
に基づいて所定順序で各ページを表示する方法であっ
て、 前記表示データに基づいて前記所定順序で各ページを表
示手段に表示する表示制御を行っている場合に他の表示
データが与えられたときは、現在表示に用いている現表
示データのうち表示中のページに係る部分の位置を復帰
ポインタとして記憶する復帰ポインタ記憶ステップと、 前記表示制御を行っている場合に他の表示データが与え
られたときは、前記現表示データに基づく表示制御を中
断するとともに前記与えられた他の表示データに基づく
表示制御を開始する表示制御切換ステップと、 前記他の表示データに基づく表示制御が中断又は終了し
たときは、前記現表示データ及び前記復帰ポインタ記憶
ステップで記憶した復帰ポインタに基づいて、前記現表
示データに基づく表示制御を前記表示中のページから復
帰する表示制御復帰ステップとを含むことを特徴とする
表示制御方法。
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