JP2002358019A - 両面印刷による包装ラベル用フィルム - Google Patents

両面印刷による包装ラベル用フィルム

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JP2002358019A
JP2002358019A JP2001167666A JP2001167666A JP2002358019A JP 2002358019 A JP2002358019 A JP 2002358019A JP 2001167666 A JP2001167666 A JP 2001167666A JP 2001167666 A JP2001167666 A JP 2001167666A JP 2002358019 A JP2002358019 A JP 2002358019A
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JP
Japan
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film
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container
bottle
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JP2001167666A
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Junichi Kobayashi
淳一 小林
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DEV BANK OF JAPAN
DEVELOPMENT BANK OF JAPAN
Original Assignee
DEV BANK OF JAPAN
DEVELOPMENT BANK OF JAPAN
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトルなどの容器外側に貼付けられるラベル
用シュリンクフィルムの表側に品名や商標などのラベル
用印刷面、裏側にはクーポン券などの販売促進用印刷面
を設けて、消費者が内容物を消費したのちに、ラベルを
ボトルから剥がしてクーポン券などに利用することで、
その商品の購買力を高められるようなラベル用シュリン
クフィルムを提供する。 【解決手段】 ボトルなどの容器の表面に被覆したフィ
ルムを加熱することで、容器の表面形状に適合するよう
に収縮して密着させるラベル用透明フィルム1の同じ面
における片側に商標などの表側ラベル4を印刷し、残る
別の片側に販売促進用手段として裏側ラベル5を印刷面
4を設けて、両印刷面を互いに一体に貼り合わせた状態
で容器などの外側に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装体、詳細に
はペットボトルのような透明容器の表面にフィルムを被
覆して、全体を加熱することにより、外側のフィルムを
収縮して被包装体の表面形状に適合密着させるシュリン
ク包装のためのラベル用フィルムの改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来におけるシュリンク包装のためのラ
ベル用フィルムは、容器等の表面に取り付けられるもの
であるため、予めそのフィルムの片面にだけ、容器等の
内容を表す品名とか商標とかが印刷されており、そのフ
ィルムの他面は印刷が施されない無地のままで容器等の
表面に密着されている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記のように、従来における
シュリンクフィルムは、フィルムの片面に、容器等の内
容物を表す品名とか商標等のラベルが印刷されるだけ
で、このフィルムの他面は印刷されない無地のまま容器
等の表面に密着されるが、例えば、容器等が清涼飲料な
どを内容物とする透明なペットボトルのような場合に
は、ペットボトルの表面に貼付けたラベルによって、内
容物の品名とか商標とかを確認できるのは勿論のこと、
特に内容物が透明な飲料のときには、ボトルの外側を通
して、ボトルの表面に貼付けられたラベルの裏側の印刷
が施されていない無地のフィルム面が見えることにな
る。
【0004】また、ペットボトルの場合には、品名や商
標を印刷したラベル用フィルムをボトルの表面にシュリ
ンクパックさせるが、最近では、使用済のペットボトル
を資源ゴミとして廃棄する際に、ボトルの表面にパック
されたラベル用シュリンクフィルムを剥がして、ボトル
とシュリンクフィルムとを分別して廃棄処分することが
義務化されている。そのため、ペットボトルでは、廃棄
の際に、ボトルの表面を覆っているシュリンクフィルム
を剥がさなければならないので、必然的にフィルムを剥
がしたときには、フィルムの裏側の印刷の施されていな
い面が露呈されることになる。
【0005】このように、従来のペットボトルに設けら
れるラベル用シュリンクフィルムは、印刷面が全て片面
(表面)にだけ施されていて、ボトルの表面と密着する
側のフィルムの別面(裏面)には全く印刷が施されてい
ないために、消費者が内容物の飲料を飲み終えてボトル
としての用途が終わった時に、空のボトルの外側からラ
ベル用フィルムの裏面を見ることができ、あるいはラベ
ル用フィルムをボトルから剥がすことでラベル用フィル
ム自体の裏面を確実に見ることができるのにもかかわら
ず、ラベル用フィルムの裏面は商品の宣伝広告や販売促
進用の手段として活用されておらず、資源を有効に利用
せず無駄に消費しているという問題点がある。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は、上記のような従来の
この種の包装ラベル用フィルムの問題点に鑑み、ラベル
用フィルムの表面と裏面とにそれぞれ印刷面を設けるこ
とにより、ラベル用フィルムという素材をその商品の宣
伝広告や販売促進用の手段として有効に活用でき、当該
商品の購買力の増大化を図れるようにしたシュリンクフ
ィルムの提供を目的としたものである。
【0007】本発明に係るラベル用フィルム、そのため
の具体的手段として、ボトルなどの容器胴部にラベル用
フィルムを被覆し、全体を加熱して、前記フィルムを容
器の表面形状に適合するように収縮して密着させる包装
ラベル用フィルムであって、ラベル印刷用透明フィルム
の裏面片側に商標などの表側ラベルを印刷すると共に、
同裏面における残る別の片側に、販売促進用手段などの
裏側ラベルを印刷して、前記両印刷面の上面に適宜の色
による裏止め印刷を施したのち、前記の表側ラベルと裏
側ラベルとを互いに裏止め印刷面が貼り合わされるよう
に一体に接着し、かつ、この接着されたフィルムの両端
を接合して容器外側に嵌合される筒状としたことを特徴
とする。
【0008】上記のラベル用フィルムとしては、表側ラ
ベルの印刷面と裏側ラベルの印刷面とがフィルムの中央
部の折り線を介して連設されており、表側ラベル印刷面
の一部に前記折り線と同じ向きに沿った切取り線を有
し、裏側ラベル印刷面における前記表側ラベル印刷面の
切取り線との対称位置にも、上端に摘まみを突出した切
取り線を有しているような構成が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る包装ラベル用
フィルムの構成を、図2に示すような透明なペットボト
ルに被覆するフィルムに利用した実施例により説明する
と、このラベル用フィルム1は、図1のように、ペット
ボトル2の胴部外周に巻き付けることのできる長さLの
2倍の長さ2Lと、適宜の幅Hとを有する透明シュリン
クフィルムからなっており、この透明フィルム1の前記
長さ2Lの中間部分に折り線3が設けられると共に、図
3のように、このフィルム1の裏面における折り線3を
境とする片側(左側)には、前記ペットボトル2の前
面、左右両側面及び背面に表される表側ラベル4などが
印刷され、また、フィルム1の同じ裏面の折り線3を境
とする別の片側(右側)には、前記表側ラベル4の裏面
に表される裏側ラベル5が印刷されている。なお、前記
の折り線3は表側ラベル4と裏側ラベル5の境界線を表
す架空のものであり、実際に線として表されていなくて
もよい。
【0010】図3に示すように、前記表側ラベル4およ
び裏側ラベル5は、透明なラベル用フィルム1の裏面に
それぞれ複数のインク6a,6b,・・・を用いた多色
印刷が施され、これらのインクによる印刷面の表面には
例えば白色などの適宜の色による裏止め印刷面7が施さ
れる。
【0011】表側ラベル4は、ペットボトル2の内容物
の品名とか商標を表示するものであり、一方、裏側ラベ
ル5は、内容物を消費した後に、透明なペットボトル2
の外から内部を通して見ることのできる裏側の印刷面で
あり、例えば、クーポン券であるとか、硬貨などを用い
て表面の塗膜を剥離すると中から当たり券が表れるよう
な抽選券、可変情報などの販売促進に役立つような印刷
面として利用することができる。
【0012】ラベル用フィルム1に前記の表側ラベル
4、裏側ラベル5および裏止め印刷面7が施された後、
表側ラベル4の機能に支承を与えないようなフィルム1
の一部、例えば、フィルム1の一端に寄った部分に、前
記折り線3と同じ向きに沿ったミシン目状切取り線8が
設けられる。この切取り線8は、5mm程度の間隔をお
いて2本の線が平行に設けられるようにしておくことが
好ましい。また、裏側ラベル5における前記表側ラベル
切取り線8との対称位置にも、上端に摘まみ10を突出
させた同様な切取り線9が設けられている。
【0013】前記のように、ラベル用フィルム1の裏面
に表側ラベル4と裏側ラベル5および裏止め印刷面7が
施されたのち、このフィルム1を前記中間部の折り線3
を介して裏止め印刷面7が互いに重なるように重合し、
接着剤、熱溶着、コロナ放電処理などの適宜な接着手段
により両フィルムを一体に接着重合する。
【0014】折り線3を折り曲げて表側ラベル4と裏側
ラベル5とが重合接着されると、表側ラベル4の前記切
取り線8と裏側ラベル5の切取り線9とが同じ位置で合
致する。そして、次の工程として、表裏両ラベル4,5
の両端11が互いに接着されることで、ペットボトル2
の胴部に嵌合される筒状のラベルが形成される。
【0015】なお、上記実施例では、この発明の両面印
刷ラベルを透明なペットボトルに取り付けた例について
述べたが、ボトルとラベルとの分別を積極的に行えるよ
うにして、消費者の購買欲を高めるという目的から考慮
すれば、このラベルは必ずしも透明なペットボトルにだ
け適用されるものではなく、不透明の瓶、缶などに適用
しても十分有効なものである。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るラベル用フィルムは、ペッ
トボトル2の胴部外周に巻き付けられる長さLの2倍の
長さ2Lをもったフィルム1の同じ面における中央部折
り線3の左右両側に、表側ラベル4と裏側ラベル5とを
印刷し、この表側ラベル4と裏側ラベル5とを互いに重
合接着して形成されているので、ペットボトル2の胴部
に取り付けられると、表側ラベル4によりペットボトル
の品名や商標を認識できることは勿論のこと、容器及び
内容物が共に透明であるとき、もしくは容器だけが透明
の場合には内容物としての飲料を飲み終えたときに、ボ
トルの外部から内部を通して、ボトルの表面に貼付けら
れた裏側ラベル5をも見ることができ、この裏側ラベル
5をクーポン券などの販売促進の手段として有効に活用
できる。
【0017】また、表側ラベル4と裏側ラベル5の端部
対称位置に切取り線8,9を設けておくと、消費者が内
容物を消費した時に、ペットボトルからラベルを剥がし
てボトルとラベルとを分別するので、必然的に裏側ラベ
ル5を見る機会が多くなり、その結果、従来よりもその
商品の一層詳細な情報・知識などを消費者に伝達するこ
とができるとともに、この裏側ラベル5をクーポン券な
どに利用することでその商品の購買意欲の向上を期待す
ることができる。しかも、裏側ラベル5がクーポン券な
どに利用されていると、消費者が自分のために積極的に
ラベルをペットボトルから剥がして、ボトルとラベルの
分別に協力することになるので、適正な廃棄処理を実行
する面からも好適である。
【0018】さらに、本発明のラベルは、フィルムの同
じ面に表側ラベルと裏側ラベルとを印刷し、これらの印
刷面に白色などの裏止め印刷面を施してから表側ラベル
と裏側ラベルとを一体に重合接着するので、印刷工程を
単純・能率的に行え、しかも良好な印刷面を仕上げるこ
とができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル用フィルムの容器へ取り付けら
れる前の形状を示す斜視図。
【図2】本発明のラベル用フィルムの容器等へ取り付け
られた状態の容器の斜め前方から見た斜視図。
【図3】ラベル用フィルムの製造過程における構成を示
す部分拡大断面図。
【図4】ラベル用フィルムの製造過程を終えた構成を示
す部分拡大断面図。
【図5】ラベル用フィルムの容器等へ取り付けられた状
態の容器の斜め後方から見た斜視図。
【符号の説明】
1:ラベル用クフィルム 2:ペットボトル 3:折り線 4:表側ラベル 5:裏側ラベル 6a,6b:ラベル用インク 7:裏止め印刷面 8,9:切取り線 10:つまみ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトルなどの容器胴部にラベル用フィル
    ムを被覆し、全体を加熱して、前記フィルムを容器の表
    面形状に適合するように収縮して密着させる包装ラベル
    用フィルムであって、ラベル印刷用透明フィルムの裏面
    片側に商標などの表側ラベルを印刷すると共に、同裏面
    における残る別の片側に、販売促進用手段などの裏側ラ
    ベルを印刷して、前記両印刷面の上面に適宜の色による
    裏止め印刷を施したのち、前記の表側ラベルと裏側ラベ
    ルとを互いに裏止め印刷面が貼り合わされるように一体
    に接着し、かつ、この接着されたフィルムの両端を接合
    して容器外側に嵌合される筒状とした両面印刷による包
    装ラベル用フィルム。
  2. 【請求項2】 表側ラベルの印刷面と裏側ラベルの印刷
    面とがフィルムの中央部の折り線を介して連設されてお
    り、表側ラベル印刷面の一部に前記折り線と同じ向きに
    沿った切取り線を有し、裏側ラベル印刷面における前記
    表側ラベル印刷面の切取り線との対称位置にも、上端に
    摘まみを突出した切取り線を有している請求項1の両面
    印刷による包装ラベル用フィルム。
JP2001167666A 2001-06-04 2001-06-04 両面印刷による包装ラベル用フィルム Pending JP2002358019A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241767A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kotobuki Seihan Printing Co Ltd ラベルの作製支援システム
JP2011178129A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Toshiba Tec Corp 印刷装置
JP2013513433A (ja) * 2009-12-15 2013-04-22 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 電子ラベルを含むパッケージ製品

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