JP2002357376A - 油分離器 - Google Patents

油分離器

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JP2002357376A
JP2002357376A JP2001166213A JP2001166213A JP2002357376A JP 2002357376 A JP2002357376 A JP 2002357376A JP 2001166213 A JP2001166213 A JP 2001166213A JP 2001166213 A JP2001166213 A JP 2001166213A JP 2002357376 A JP2002357376 A JP 2002357376A
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demister
refrigerant gas
oil
upstream
container
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JP2001166213A
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Susumu Yoshimura
寿守務 吉村
Norihide Kobayashi
教秀 小林
Katsunori Shudo
克則 首藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油分離性能に優れ、かつコンパクトな油分離
器を得る。 【解決手段】 冷媒ガス流入口2と冷媒ガス流出口3を
有する容器1と、この容器内に設けられ、冷媒ガス流入
口2から流入した冷媒ガス8を上から下に通過させて冷
媒ガス8から油分を除去する上流側デミスター4と、上
流側デミスター4から流出した冷媒ガス8を下から上に
通過させて冷媒ガス8から油分を除去する下流側デミス
ター5とを備えた油分離器において、下流側デミスター
5は、デミスター周縁部の、冷媒ガス8の流れ方向の厚
みが、下流側デミスター5の他の部分より厚くなるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は油分離器に関する
ものであり、例えば、冷凍空調機器の冷凍サイクルにお
いて、圧縮機から冷媒ガスとともに吐き出された油を分
離・回収して圧縮機に戻す油分離器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の油分離器を示す断面構成
図である。図において、1は容器、2は冷媒ガス流入
口、3は冷媒ガス流出口、4は上流側デミスター、5は
下流側デミスター、6は冷媒ガスが冷媒ガス流入口1か
ら冷媒ガス流出口3に直接流れ込まないようにする仕切
り板、7は油、8は冷媒ガス、9は分離した油を回収す
る油だめ、10は油だめ9内の油を圧縮機に戻すための
油戻し穴である。
【0003】次に、動作について説明する。油7は冷媒
ガス8とともに冷媒ガス流入口2から流入し、上流側デ
ミスター4、下流側デミスター5を通過する際に、冷媒
ガス8から分離され、油だめ9に回収される。上流側デ
ミスター4及び下流側デミスター5は、例えば金属線で
編んだ網を数層に積層してマット状に構成されたもので
ある。油7はその金属線上に衝突、付着することよりデ
ミスター内に捕獲され、冷媒ガス8から分離され、徐々
にデミスター内に滞留した油量が増加し、油重量が増大
して、ついには重力落下し、油だめ9に回収される。た
だし、冷媒ガス8の流入速度が大きい場合や、油7の流
入量が多い場合は、デミスター内に滞留した油7が冷媒
ガス8に吹き上げられて同伴され再流出してしまうた
め、油が再流出しないように、特に下流側デミスター5
の面積を十分大きくして冷媒ガス8の流入速度を低下さ
せている。油の再流出開始速度は、デミスターの種類に
応じた固有の係数と、冷媒ガスおよび油の密度などによ
って決められる。このような従来の油分離器の設計法
は、例えば、熱交換器設計ハンドブック(工学図書
(株)、平成6年刊)p.1161〜1165に開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の油分離器は以上
のように構成されており、デミスター面積を大きくして
冷媒ガスの流入速度を低下させ、デミスター内に滞留し
た油が冷媒ガスに吹き上げられて再流出しないようにし
ていた。一般に、デミスターに流入する冷媒ガスの流入
速度や、単位面積当たりの油の流入量には分布があり、
冷媒ガスの流速の大きい部分や油の流入量の多い部分か
らの油の流出が多くなって油分離性能が低下する。した
がって、油分離性能を確保するためには、少なくとも冷
媒ガスの最大流入速度が油の再流出開始速度以下になる
ようにデミスター面積を十分大きくする必要があり、こ
のため、油分離器が大型化するという問題があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、油分離性能に優れ、かつ
コンパクトな油分離器を得ることを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の油分離器は、冷
媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この
容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷
媒ガスを下から上に通過させて前記冷媒ガスから油分を
除去するデミスターとを備えた油分離器において、前記
デミスターは、冷媒ガスの流れ方向の厚みが、デミスタ
ー周縁部でデミスターの他の部分より厚くなるように構
成されたものである。
【0007】また、本発明の油分離器は、上記油分離器
において、デミスターは、2つ以上のデミスターを重ね
合わせて構成したものである。
【0008】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを下
から上に通過させて前記冷媒ガスから油分を除去するデ
ミスターとを備えた油分離器において、前記容器と前記
デミスターの周縁部との間のすき間を封止する封止部材
を設けたものである。
【0009】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターの下流側に、前記上流側デ
ミスターの目開きより大きな孔径の孔部を有し、かつ前
記孔部に油膜が形成されるような多孔板を設置したもの
である。
【0010】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターの下流側に、前記上流側デ
ミスターを構成する網の線径より大きな線径の網を設置
したものである。
【0011】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターと前記下流側デミスターと
の間に1個以上の第3のデミスターを配置し、前記第3
のデミスターの下流側に、前記第3のデミスターの目開
きより大きな孔径の孔部を有し、かつ前記孔部に油膜が
形成されるような多孔板を設置したものである。
【0012】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターと前記下流側デミスターと
の間に1個以上の第3のデミスターを配置し、前記第3
のデミスターの下流側に、前記第3のデミスターを構成
する網の線径より大きな線径の網を設置したものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態1による油分離器を示す断面構成図である。図に
おいて、1は容器、2は容器1に設けられた冷媒ガス流
入口、3は容器1に設けられた冷媒ガス流出口、4は容
器内に設けられ、冷媒ガス流入口2から流入した冷媒ガ
スを上から下に通過させて冷媒ガスから油分を除去する
上流側デミスター、5は容器内に設けられ、上流側デミ
スター4から流出した冷媒ガスを下から上に通過させて
冷媒ガスから油分を除去する下流側デミスターであり、
上流側デミスター4及び下流側デミスター5は燒結金属
や積層された金網等で構成されている。6は容器に設け
られた仕切り板であり、冷媒ガスが冷媒ガス流入口2か
ら冷媒ガス流出口3へ直接流れ込まないように構成され
ている。7は油、8は冷媒ガス、9は分離した油を回収
する油だめ、10は油だめ9内の油を圧縮機に戻すため
の油戻し穴、11はデミスター内に滞留する油である。
なお、下流側デミスター5は、図1に示すように、周縁
部の厚みが他の部分に比べて大きくなっている。
【0014】次に、動作について説明する。油7は冷媒
ガス8とともに冷媒ガス流入口2から流入し、上流側デ
ミスター4、下流側デミスター5を通過する際に、冷媒
ガス8から分離され、油だめ9に回収される。上流側デ
ミスター4及び下流側デミスター5は、例えば金属線で
編んだ網を数層に積層してマット状に構成されたもので
ある。油7はその金属線上に衝突、付着することよりデ
ミスター内に捕獲され、冷媒ガス8から分離され、徐々
にデミスター内に滞留した油量が増加し、油重量が増大
して、ついには重力落下し、油だめ9に回収される。
【0015】以下では、下流側デミスター5内での動作
をさらに詳細に説明する。従来の油分離器において下流
側デミスター5を大面積化する主要因となった、冷媒ガ
スの流速分布および油の流入量分布を把握するため、下
流側デミスター5の前後の冷媒ガスの挙動および油の挙
動を詳細に観察した。その結果、デミスターからの油の
流出はデミスター周縁部において顕著であり、さらに下
流側デミスター5と容器1との間、および下流側デミス
ター5と仕切り板6との間にすき間があると、周縁部か
らの油の流出がさらに助長されることが判明した。これ
は、下流側デミスター5の入口部(上流側)では、油7
はデミスター5が流体抵抗となるためデミスター周縁部
に集まりやすく、デミスター5への油の流入量が増加
し、さらに、上記すき間があると、デミスター周縁部で
の冷媒ガス8の流入量(又は流速)も増加するためであ
る。
【0016】一方、下流側デミスター5からの油流出量
に及ぼすデミスター5の厚み(冷媒ガスの流れ方向の厚
み)の影響を調べた結果、以下のことが判明した。下流
側デミスター5において、冷媒ガス8や油7の流入量が
多いほど下から上への冷媒ガス8の吹き上げが強くなる
が、デミスター5内に滞留する油7の重力が吹き上げ力
に抗するまで油は滞留し続けることになる。油7の滞留
量がデミスター5の容積を越え、デミスター5の上面に
沁み出すと、冷媒ガス8に容易に巻き上げられるように
なるため、急激に油の流出が顕著になる。したがって、
冷媒ガス8や油7のデミスター5への流入量が多くなっ
ても、デミスター5の厚みを大きくすれば、油7の滞留
できる容積が増加するため、油の流出が抑制される。こ
のように、デミスター5からの油流出開始速度はデミス
ター5の厚みの影響を強く受け、すなわち厚みを大きく
すれば油流出開始速度を大きくできることがわかった。
【0017】したがって、図1に示すように、下流側デ
ミスター5において、デミスター周縁部の厚みが他の部
分より厚くなるように構成すれば、デミスター周縁部に
流入する冷媒ガスおよび油の流量が多くなっても、デミ
スターの周縁部の厚みが大きくなっているので、油の流
出が抑制される。このため、デミスター面積を拡大して
冷媒ガス速度を低下せずに、油分離性能を向上させるこ
とができる。また、油分離性能を悪化させることなく、
デミスターおよび容器を小型化することができる。
【0018】なお、ここでは、容器1内に上流側デミス
ター4と下流側デミスター5の2台のデミスターが装着
された油分離器の例を示したが、上流側デミスター4が
無く、下流側デミスター5だけが装着された油分離器で
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0019】また、上記実施の形態では、デミスター周
縁部の厚みが他の部分より厚くなるような下流側デミス
ター5として凹形状のデミスターを用いたが、一様な厚
みのデミスターを用い、図1のような形状になるよう
に、その周縁部を上向きに折り曲げて設置しても良い。
また、デミスター5の形状は、デミスター周縁部の厚み
が他の部分より厚くなるような形状であれば、図1に示
すような形状でなくてもよく、例えば上下逆の形状やH
形状等であってもよい。
【0020】また、デミスター5は、図2に示すよう
に、周縁部の厚みが他の部分に比べて大きくなるよう
に、2つ以上のデミスター5a、5bを重ね合わせて構
成しても良い。これによって、部分的に厚みの異なるデ
ミスターを容易に製作することができ、さらには製作時
の寸法ばらつきを抑制できるため、油分離性能に対する
信頼性を向上させるができる。
【0021】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2による油分離器を示す断面構成図である。図におい
て、5は厚さの均一な下流側デミスター、12は下流側
デミスター5と容器1との間、および下流側デミスター
5と仕切り板6との間のすき間を封止するための封止部
材であり、例えば平パッキング等の弾性体で構成されて
いる。その他は実施の形態1と同様である。
【0022】次に、動作について説明する。下流側デミ
スター5の動作のみ説明する。その他は実施の形態1と
同様である。実施の形態1で述べたように、下流側デミ
スター5の入口部(上流側)では油7はデミスター周縁
部に集まりやすく、さらに下流側デミスター5と容器1
との間、および下流側デミスター5と仕切り板6との間
にすき間があることにより冷媒ガス8の流入量(又は流
速)が増加し、油の流出が助長される。本実施の形態2
では、下流側デミスター5と容器1との間、および下流
側デミスター5と仕切り板6との間のすき間を封止する
ことにより、下流側デミスター5の周縁部での冷媒ガス
8の流入量(又は流速)を減少させ、油の流出を抑制し
ている。これにより、デミスター面積を拡大して冷媒ガ
ス速度を下げることなく、油分離性能を向上させること
ができる。
【0023】なお、ここでは、容器1内に上流側デミス
ター4と下流側デミスター5の2台のデミスターが装着
された油分離器の例を示したが、上流側デミスター4が
無く、下流側デミスター5だけが装着された油分離器で
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0024】また、上記実施の形態では、デミスター5
の厚みが一定のものにおいて、すき間を封止部材12で
封止したが、実施の形態1のようにデミスター5の周縁
部の厚みを大きくしたものに対し、すき間を封止部材1
2で封止するようにしてもよい。
【0025】また、上記実施の形態では、封止部材12
はゴム等の弾性体により構成されるものであったが、別
の部材を用いてすき間を埋めるようにしてもよい。ま
た、容器自体が封止機能を有し、容器1とデミスター5
とが密着するような構成としてもよい。
【0026】実施の形態3.図4は本発明の実施の形態
3による油分離器を示す断面構成図である。図におい
て、5は厚さの均一な下流側デミスター、13は油滴、
14は上流側デミスター4の出口部(下流側)に取り付
けられたパンチングメタル等の多孔板であり、例えば2
〜10mm程度の孔径の孔部を有するものである。その
他は実施の形態1と同様である。
【0027】次に、動作について説明する。上流側デミ
スター4の動作のみ説明する。上流側デミスター4から
流出される油滴13の流出状態を詳細に観察した結果、
油滴径は上流側デミスター出口部の目開きの影響を強く
受けること、すなわち、油滴径は目開きが大きいほど大
きくなることがわかった。また、上流側デミスター4の
下部に多孔板14があると、油滴径は多孔板14の孔径
の大きさに応じて大きくなることが確認された。また、
油滴径は上流側デミスターを構成する網の線径の影響を
強く受けること、すなわち、油滴径は出口部の網の線径
が大きいほど大きくなることがわかった。また、デミス
ター出口部に線径の大きな金網を設置すると、油滴径は
金網の線径の大きさに応じて大きくなることが確認され
た。これは、上流側デミスター内で油滴が集められて、
デミスター4の出口部の目開きや多孔板14の孔部で油
膜が形成され、この油膜が冷媒ガス8に押し出されて、
目開きや孔部の径に応じた大きさの油滴になり流出する
ためである。また、上流側デミスター内で集められた油
滴は、デミスター出口部の網の線外周面、あるいは出口
部に設けた金網の外周面に油膜を形成するが、線外周面
に形成される油膜量は網の線径が大きいほど多く、この
多量の油膜が冷媒ガス8に押し出されて径の大きな油滴
になり流出するためである。したがって、上流側デミス
ターでせっかく集めた油滴も、そのデミスター出口部の
目開きが小さいと、あるいはデミスターを構成する網の
線径が小さいと、油滴がその目開き、あるいは線径相当
の大きさに分断されて流出してしまうことになる。した
がって、前記上流側デミスターの目開きより大きな孔径
の孔部を有し、かつ前記孔部に油膜が形成されるような
多孔板14、あるいは上流側デミスターを構成する網の
線径より大きな線径の網を上流側デミスター4の下流側
に設置することにより、確実に大きな油滴をデミスター
4より流出させることが可能となる。ただしデミスター
4の出口部の目開きの大きさや多孔板14の孔部の孔径
は大きすぎると油膜が形成されないので、多孔板14を
設ける場合、孔部の孔径は油膜が形成される大きさであ
る必要がある。このようにして大きくした油滴は、上流
側デミスター4から下流側デミスター5間で冷媒ガスの
気流方向が大きく変化する時に、油滴は自身の大きな慣
性力のため気流から分離されやすくなり、下流側デミス
ター5への油の流入が抑制されるため、油分離性能を向
上させることができる。従って、下流側デミスター5の
面積を大きくしなくても油の流出を抑えることができ、
油分離性能に優れ、かつコンパクトな油分離器を得るこ
とができる。
【0028】なお、上記実施の形態において、上流側デ
ミスター4より目開きの大きいデミスターを上流側デミ
スター4の下流側に設置し、多孔板14の機能を持たせ
ても良い。あるいは線径の大きい網で構成されたデミス
ターを上流側デミスター4の下流側に設置し、前述の金
網と同様の機能を持たせても良い。また、多孔板14の
孔部に油膜が形成される限り上流側デミスター4を用い
ずに多孔板14のみを用いても同様の効果が得られる。
【0029】また、上記実施の形態1,2に示すような
構成の下流側デミスター5を有する油分離器に対して、
上流側デミスター4の出口部に本実施の形態と同様の多
孔板14、あるいは線径の大きな金網を設置してもよ
い。
【0030】実施の形態4.図5は本発明の実施の形態
4による油分離器を示す断面構成図である。図におい
て、5は厚さの均一な下流側デミスター、15は上流側
デミスター4と下流側デミスター5との間に設置された
第3のデミスターであり、第3のデミスター15の下流
側の面には、第3のデミスター15の目開きより大きな
孔径の孔部を有し、かつ前記孔部に油膜が形成されるよ
うな多孔板14が設置されている。その他は実施の形態
1と同様である。
【0031】次に、動作について説明する。多孔板14
および第3のデミスター15の動作のみ説明する。第3
のデミスター15の下流側の面には多孔板14が設置さ
れており、多孔板14により、実施の形態3と同様、第
3のデミスター15から流出する油滴を大きくでき、第
3のデミスター15から流出した油の冷媒ガスからの分
離が促進されるとともに、第3のデミスター15自体に
油分離機能があるので、これら2つの効果で、下流側デ
ミスター5への油の流入が抑制され、油分離性能をさら
に向上させることができる。従って、下流側デミスター
5の面積を大きくしなくても油の流出を抑えることがで
き、油分離性能に優れ、かつコンパクトな油分離器を得
ることができる。
【0032】なお、第3のデミスター15は、上流側デ
ミスター4と下流側デミスター5の間であればどこに配
置しても良く、例えば図6に示すように斜めに配置して
も良い。
【0033】また、図5および図6では、第3のデミス
ター15を1個設置した例であるが、2個以上設置すれ
ば、さらに油分離性能を向上できることは言うまでもな
い。
【0034】また、上記実施の形態1,2に示すような
構成の下流側デミスター5を有する油分離器に対して、
または上記実施の形態3に示すような構成の上流側デミ
スター4を有する油分離器に対して、第3のデミスター
15を設け、その出口部に本実施の形態と同様の多孔板
14を設置してもよい。
【0035】また、本実施の形態4では第3のデミスタ
ーの下流側に、前記第3のデミスターの目開きより大き
な孔径の孔部を有し、かつ前記孔部に油膜が形成される
ような多孔板14を設置したが、実施の形態3と同様、
多孔板14の代わりに、第3のデミスターを構成する網
の線径より大きな線径の網を第3のデミスターの下流側
に設置することによっても、確実に大きな油滴を第3の
デミスターより流出させることが可能となり、上記実施
の形態4と同様の効果がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の油分離器は、冷
媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この
容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷
媒ガスを下から上に通過させて前記冷媒ガスから油分を
除去するデミスターとを備えた油分離器において、前記
デミスターは、冷媒ガスの流れ方向の厚みが、デミスタ
ー周縁部でデミスターの他の部分より厚くなるように構
成されているので、デミスターからの油の流出が抑制さ
れ、油分離性能を向上させることができる。また、油分
離性能を悪化させることなくデミスターおよび容器を小
型化することができる。
【0037】また、本発明の油分離器は、上記油分離器
において、デミスターは、2つ以上のデミスターを重ね
合わせて構成されているので、部分的に厚みの異なるデ
ミスターを容易に製作することができ、さらには製作時
の寸法ばらつきを抑制できるため油分離性能に対する信
頼性を向上させることができる。
【0038】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを下
から上に通過させて前記冷媒ガスから油分を除去するデ
ミスターとを備えた油分離器において、前記容器と前記
デミスターの周縁部との間のすき間を封止する封止部材
を設けたので、デミスターからの油の流出が抑制され、
油分離性能を向上させることができる。また、油分離性
能を悪化させることなくデミスターおよび容器を小型化
することができる。
【0039】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターの下流側に、前記上流側デ
ミスターの目開きより大きな孔径の孔部を有し、かつ前
記孔部に油膜が形成されるような多孔板を設置したの
で、前記上流側のデミスターから出た油は一旦多孔板に
集められて大きな油滴となって流出するため、油滴は気
流から分離されやすくなり、下流側デミスターへの油の
流入が抑制され、油分離性能を向上させることができ
る。また、下流側デミスターへの油の流入が少ないた
め、油分離性能を悪化させることなくデミスターおよび
容器を小型化することができる。
【0040】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターの下流側に、前記上流側デ
ミスターを構成する網の線径より大きな線径の網を設置
したので、前記上流側のデミスターから出た油は一旦、
網の線外周面に集められて大きな油滴となって流出する
ため、油滴は気流から分離されやすくなり、下流側デミ
スターへの油の流入が抑制され、油分離性能を向上させ
ることができる。また、下流側デミスターへの油の流入
が少ないため、油分離性能を悪化させることなくデミス
ターおよび容器を小型化することができる。
【0041】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターと前記下流側デミスターと
の間に1個以上の第3のデミスターを配置し、前記第3
のデミスターの下流側に、前記第3のデミスターの目開
きより大きな孔径の孔部を有し、かつ前記孔部に油膜が
形成されるような多孔板を設置したので、デミスターの
数が増えることにより油分離効率が向上すると共に、前
記第3のデミスターから出た油は一旦多孔板に集められ
て大きな油滴となって流出するため、油滴は気流から分
離されやすくなり、下流側デミスターへの油の流入が抑
制され、油分離性能を向上させることができる。また、
下流側デミスターへの油の流入が少ないため、油分離性
能を悪化させることなくデミスターおよび容器を小型化
することができる。
【0042】また、本発明の油分離器は、冷媒ガス流入
口と冷媒ガス流出口とを有する容器と、この容器内に設
けられ、前記冷媒ガス流入口から流入した冷媒ガスを通
過させて前記冷媒ガスから油分を除去する上流側デミス
ターと、前記容器内に設けられ、前記上流側デミスター
から流出した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから油
分を除去する下流側デミスターとを備えた油分離器にお
いて、前記上流側デミスターと前記下流側デミスターと
の間に1個以上の第3のデミスターを配置し、前記第3
のデミスターの下流側に、前記第3のデミスターを構成
する網の線径より大きな線径の網を設置したので、デミ
スターの数が増えることにより油分離効率が向上すると
共に、前記第3のデミスターから出た油は一旦、網の線
外周面に集められて大きな油滴となって流出するため、
油滴は気流から分離されやすくなり、下流側デミスター
への油の流入が抑制され、油分離性能を向上させること
ができる。また、下流側デミスターへの油の流入が少な
いため、油分離性能を悪化させることなくデミスターお
よび容器を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による油分離器を示す
断面構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係わる下流側デミス
ターの形状を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3による油分離器を示す
断面構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態4による油分離器を示す
断面構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態5による油分離器を示す
断面構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態5による他の油分離器を
示す断面構成図である。
【図7】 従来の油分離器を示す断面構成図である。
【符号の説明】
1 容器、2 冷媒ガス流入口、3 冷媒ガス流出口、
4 上流側デミスター、5,5a,5b 下流側デミス
ター、6 仕切り板、7 油、8 冷媒、9回収油、1
0 油戻し穴、11 滞留油、12 封止部材、13
油滴、14多孔板、15 第3のデミスター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 首藤 克則 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4D058 JA12 JB03 JB24 KA21 KA27 KB11 QA01 QA03 RA01 SA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有
    する容器と、この容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入
    口から流入した冷媒ガスを下から上に通過させて前記冷
    媒ガスから油分を除去するデミスターとを備えた油分離
    器において、前記デミスターは、冷媒ガスの流れ方向の
    厚みが、デミスター周縁部でデミスターの他の部分より
    厚くなるように構成されていることを特徴とする油分離
    器。
  2. 【請求項2】 デミスターは、2つ以上のデミスターを
    重ね合わせて構成したことを特徴とする請求項1記載の
    油分離器。
  3. 【請求項3】 冷媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有
    する容器と、この容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入
    口から流入した冷媒ガスを下から上に通過させて前記冷
    媒ガスから油分を除去するデミスターとを備えた油分離
    器において、前記容器と前記デミスターの周縁部との間
    のすき間を封止する封止部材を設けたことを特徴とする
    油分離器。
  4. 【請求項4】 冷媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有
    する容器と、この容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入
    口から流入した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから
    油分を除去する上流側デミスターと、前記容器内に設け
    られ、前記上流側デミスターから流出した冷媒ガスを通
    過させて前記冷媒ガスから油分を除去する下流側デミス
    ターとを備えた油分離器において、前記上流側デミスタ
    ーの下流側に、前記上流側デミスターの目開きより大き
    な孔径の孔部を有し、かつ前記孔部に油膜が形成される
    ような多孔板を設置したことを特徴とする油分離器。
  5. 【請求項5】 冷媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有
    する容器と、この容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入
    口から流入した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから
    油分を除去する上流側デミスターと、前記容器内に設け
    られ、前記上流側デミスターから流出した冷媒ガスを通
    過させて前記冷媒ガスから油分を除去する下流側デミス
    ターとを備えた油分離器において、前記上流側デミスタ
    ーの下流側に、前記上流側デミスターを構成する網の線
    径より大きな線径の網を設置したことを特徴とする油分
    離器。
  6. 【請求項6】 冷媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有
    する容器と、この容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入
    口から流入した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから
    油分を除去する上流側デミスターと、前記容器内に設け
    られ、前記上流側デミスターから流出した冷媒ガスを通
    過させて前記冷媒ガスから油分を除去する下流側デミス
    ターとを備えた油分離器において、前記上流側デミスタ
    ーと前記下流側デミスターとの間に1個以上の第3のデ
    ミスターを配置し、前記第3のデミスターの下流側に、
    前記第3のデミスターの目開きより大きな孔径の孔部を
    有し、かつ前記孔部に油膜が形成されるような多孔板を
    設置したことを特徴とする油分離器。
  7. 【請求項7】 冷媒ガス流入口と冷媒ガス流出口とを有
    する容器と、この容器内に設けられ、前記冷媒ガス流入
    口から流入した冷媒ガスを通過させて前記冷媒ガスから
    油分を除去する上流側デミスターと、前記容器内に設け
    られ、前記上流側デミスターから流出した冷媒ガスを通
    過させて前記冷媒ガスから油分を除去する下流側デミス
    ターとを備えた油分離器において、前記上流側デミスタ
    ーと前記下流側デミスターとの間に1個以上の第3のデ
    ミスターを配置し、前記第3のデミスターの下流側に、
    前記第3のデミスターを構成する網の線径より大きな線
    径の網を設置したことを特徴とする油分離器。
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