JP2002357317A - 給排気口異常検出機能を備える装置および給排気口異常検出方法 - Google Patents

給排気口異常検出機能を備える装置および給排気口異常検出方法

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JP2002357317A JP2001164307A JP2001164307A JP2002357317A JP 2002357317 A JP2002357317 A JP 2002357317A JP 2001164307 A JP2001164307 A JP 2001164307A JP 2001164307 A JP2001164307 A JP 2001164307A JP 2002357317 A JP2002357317 A JP 2002357317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給排気口を備える装置(特に、電源ユニット
を備える装置)において、内部温度と外部温度との温度
差を検出し、同時に、その時点で装置にかかっている負
荷量を考慮することにより、給排気口の塞がり(フィル
タの目づまりなど)を、装置内部の温度が異常な値に達
する前に検出することのできる装置を提供する。 【解決手段】 装置外部の温度上昇を検出する外部温度
検出手段と、装置内部の温度上昇を検出する内部温度検
出手段と、装置の負荷量を検出する負荷量検出手段とを
有し、外部温度検出手段の検出した外部温度と内部温度
検出手段の検出した内部温度との温度差を計算し、温度
差が、負荷量検出手段の検出した負荷量における正常温
度差範囲内にあるか否かを判定し、正常温度差範囲を超
えている場合、ファンもしくは給排気口の異常であると
みなして所定の出力先に対して異常通知処理を行う。ま
た、それに伴い、所定の装置停止処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給排気口異常検出
機能を備える装置および給排気口異常検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気機器・電子機器に備えられる電源ユ
ニットには、過熱状態を緩和するためのファンや給排気
口が設けられることが多い。また、給排気口には、ゴミ
などの流入を防ぐためのフィルタが設けられることが多
い。装置の利用を続けているうちには、フィルタが目づ
まりを起こすなど、給排気口に関する異常が発生するこ
とがある。給排気口にそのような異常が発生した場合、
冷却機能(放熱機能)の低下が起こり、装置の温度を通
常より高温にしてしまう。そのような状態は、処理効率
の低下を招いたり、故障の原因となるため望ましくな
い。そのため、給排気口についての異常を装置が自動的
に検出し、高温状態になる前にオペレータに通知するこ
とができれば望ましい。
【0003】従来技術として、装置の内部温度と外部温
度との温度差を検出することにより、給排気口の目づま
りを検出するものがある。例えば、特開平9−4266
0号公報は、燃焼器の給気構造について開示している。
この技術では、燃焼器の給気路に取り付けた給気フィル
タの目づまりを、バーナが異常燃焼を起こす前に検出す
る。この燃焼器は、吸気口に装着された給気フィルタに
吸入する空気温度を検出する室温検出手段を設け、送風
ファンと吸気口との間の給気路内に給気温検出手段を取
り付け、給気温検出手段と吸気口との間の給気路内に開
口する空気パイプの端は、バーナの周辺に開口する構造
をとる。また、送風ファンはフィルタの目づまり時に、
バーナの周辺の高温空気を空気パイプから吸入し、給気
温検出手段の検出温度を上昇させる。このような構成に
より温度異常を検出して、バーナの異常燃焼を防ぐとい
うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電源ユニットなどの、
温度変動を伴い、それに対する適切な制御や対応を必要
とする装置については、その内部温度に関して、装置の
外部温度には関係なく、その装置に含まれるある素子の
最大定格温度を越えない限りは異常とみなさないのが一
般的である。しかし、このような温度異常検出方法で
は、給排気口の塞がりや目づまりなどの不都合を、装置
温度が異常になってしまうまで認知することができない
という問題がある。
【0005】また、単純に装置内外の温度差を検出した
だけでは、装置内部の負荷量の変化に対する温度変化を
考慮していないため、負荷が軽く、温度がそれほど上昇
していない状態において、給排気口の塞がりなどの不都
合を検出することができないという問題がある。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、給排気口を備える装置(特に、電源ユニッ
トを備える装置)において、内部温度と外部温度との温
度差を検出・計算し、また同時に、その時点で装置にか
かっている負荷量を考慮することにより、給排気口の塞
がりなどの不都合を、装置内部の温度が異常な値に達す
る前に検出することのできる装置を提供することを第1
の目的とする。
【0007】さらには、上記給排気口の塞がりなどの不
都合を検出して、それをオペレータに対して通知した
り、あるいは、装置を停止させるなどの対応処理を行う
ことのできる装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、装置外部の温度上昇を検
出する外部温度検出手段と、装置内部の温度上昇を検出
する内部温度検出手段と、装置の負荷量を検出する負荷
量検出手段と、外部温度検出手段の検出した外部温度と
内部温度検出手段の検出した内部温度との温度差を計算
し、温度差が、負荷量検出手段の検出した負荷量におけ
る正常温度差範囲内にあるか否かを判定する判定手段
と、温度差が正常温度差範囲を超えている場合、給排気
口もしくはファンの異常であるとみなして所定の出力先
に対して異常状態の通知処理を行う異常通知処理手段
と、を有することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、異常状態通知処理に伴い、所定の装置停止
処理を行う停止処理手段をさらに有することを特徴とし
ている。
【0010】請求項3記載の発明は、装置の外部温度を
検出する外部温度検出手段と、電源ユニットの内部温度
を検出する内部温度検出手段と、電源ユニットの入力電
流値を検出する入力電流値検出手段と、電源ユニットに
備えられたファンの回転数を検出するファン回転数検出
手段と、内部温度、外部温度、入力電流値、およびファ
ン回転数の各情報を処理する情報処理手段と、各情報
と、入力電流値に対応する外部温度と内部温度との温度
差の正常な範囲を決定する情報と、を記憶する記憶手段
と、を有し、情報処理手段は、定期的に、内部温度と外
部温度との温度差を計算し、温度差が、その時点での入
力電流値における正常温度差範囲内にあるか否かを判定
し、正常温度差範囲を超えている場合、さらに、ファン
回転数を参照して回転数が正常か否かを判定し、正常回
転数でない場合、所定出力先に対しファン異常の通知処
理を行い、正常回転数である場合、給排気口異常である
とみなして所定出力先に対し給排気口異常の通知処理を
行うことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、給排気口またはファンについての異常通知
処理に伴い、所定の装置停止処理を行う停止処理手段を
さらに有することを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、装置外部の温度上
昇を検出する外部温度検出手段と、電源ユニット内部の
温度上昇を検出する内部温度検出手段と、電源ユニット
の入力電流値を検出する入力電流値検出手段と、電源ユ
ニットに備えられたファンの回転数を検出するファン回
転数検出手段と、装置外部温度、電源ユニット内部温
度、入力電流値、およびファン回転数の各情報を処理す
る情報処理手段と、各情報と、入力電流値に対応する外
部温度と内部温度との温度差の正常な範囲を決定する情
報と、を記憶する記憶手段と、を有し、情報処理手段
は、内部温度検出手段または外部温度検出手段による温
度上昇検出をトリガとして、内部温度と外部温度との温
度差を計算し、温度差が、その時点での入力電流値にお
ける正常温度差範囲内にあるか否かを判定し、正常温度
差範囲を超えている場合、さらに、ファン回転数を参照
して回転数が正常か否かを判定し、正常回転数でない場
合、所定出力先に対しファン異常の通知処理を行い、正
常回転数である場合、給排気口異常であるとみなして所
定出力先に対し給排気口異常の通知処理を行うことを特
徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、給排気口またはファンについての異常通知
処理に伴い、所定の装置停止処理を行う停止処理手段を
さらに有することを特徴としている。
【0014】請求項7記載の発明は、電源ユニットと、
電源ユニットに備えられたファンと、通風のための給排
気口と、を備える装置における給排気口異常検出方法で
あって、装置の外部温度と、電源ユニットの内部温度
と、電源ユニットの入力電流値と、を検出する検出ステ
ップと、定期的に、あるいは、内部温度上昇検出をトリ
ガとして、内部温度と外部温度との温度差を計算し、温
度差が、その時点での入力電流値における正常温度差範
囲内にあるか否かを判定する判定ステップと、温度差
が、正常温度差範囲を超えている場合、さらに、ファン
の回転数を参照して正常回転数か否かを判定し、正常回
転数でない場合、所定出力先に対してファン異常の通知
処理を行い、正常回転数である場合、給排気口異常であ
るとみなして所定出力先に対して給排気口異常の通知処
理を行う異常通知ステップと、を有することを特徴とし
ている。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、ファン異常、または、給排気口異常、と判
定された場合、所定の装置停止処理を行う装置停止ステ
ップをさらに有することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態における温度
上昇検出装置の構成を示すブロック図である。本発明の
装置1は、装置1に直流電圧を供給するAC/DC電源
ユニット2(以下、単に、電源2と呼ぶ)と、CPU3
と、記憶装置4と、装置1の外部の温度および温度上昇
を検出する外部温度検出部5と、出力部8と、を含んで
構成される。さらに、電源2は、送風を行って冷却機能
を実現するファン6と、その近傍に設けられている給排
気口7と、電源2内部の温度および温度上昇を検出する
内部温度検出部21と、電源2の入力電流値を測定する
入力電流値検出回路22と、ファン6の回転数を検出す
るファン回転数検出部23と、を含んで構成される。給
排気口7には、取り外し可能なフィルタが設けられてい
る。給排気口7は、装置1の所定の位置に、所定数設け
られる。また、ファン回転数検出部23は、ファン6自
体の備える機能としてあってもよい。
【0018】CPU3は、プログラム制御により動作
し、装置1外部の温度、電源2内部の温度、電源2の入
力電流値、およびファン6の回転数についての情報を各
部より取得し、必要に応じて記憶装置4に保存して情報
処理を行う。記憶装置4は、上記各情報を保存する。ま
た、ある入力電流値に対応する、外部温度と内部温度と
の温度差の正常な範囲を決定する情報も保存している
(後述)。
【0019】電源2にかかっている負荷量を考慮するた
めに、電源2の入力電流値を用いる。これは、電源2の
負荷の変化は、電源2の入力電流の変化に概ね比例して
いるからである。
【0020】温度検出手段としては、サーミスタなどの
温度によってリニアに抵抗値が変化する素子や温度セン
サを用いる。これらの温度検出手段により、各温度は電
圧レベルとして検出される。また、入力電流値は、抵抗
やカレントトランスなどにより、電圧レベルとして検出
する。また、ファン24の回転数は、回転数をパルスで
通知するファンを用いれば容易に検出できる。これら検
出された各情報は、A/Dコンバータでディジタルデー
タに変換されてからCPU3で処理される。
【0021】以下、電源2の内部温度をTi、装置1の
外部温度をTo、TiとToの温度差をTd、電源2の
入力電流値をIとする。
【0022】次に、各情報の処理について説明する。ま
ず、電源2において、冷却機能の動作状態が正常であれ
ば、その内部温度Tiは、電源2にかかる負荷の大きさ
や外部温度Toに応じて、図2のようにほぼ一次関数的
に決定される。また、電源2にかかる負荷の変動がない
状態で外部温度ToがΔTだけ変動した場合、内部温度
Tiも同様にΔT変動するため、内部温度Tiと外部温
度Toとの温度差Tdは、上記負荷変化に応じて図3の
ような関係で変化する。記憶装置4は、以上のような関
係式を含む情報を記憶している。
【0023】CPU3は、温度上昇の検出をトリガとし
て、あるいは、定期的な温度検出により、温度差Td
が、そのときの入力電流値Iにおける正常温度差範囲内
にあるか否かを判定する。正常温度差範囲を超えている
場合、給排気口7もしくはファン6の異常であると判定
する。CPU3は、給排気口7もしくはファン6に異常
があると判定すると、所定の出力先、図1では出力部8
に対して、異常状態の通知処理を行ってユーザに対して
異常を知らせる。出力先としては、装置1に備えられた
ディスプレイや音声装置、あるいは遠隔端末などが考え
られる。また、異常状態の通知処理に伴い、所定の手順
に従って、装置停止処理(処理中の仕事の中断、データ
の保存、電源のシャットダウンなど)を行う。
【0024】図4は、本発明の実施の形態における「給
排気口異常検出機能を備える装置」の動作を示すフロー
チャートである。何らかの要因(外部温度上昇、負荷量
上昇など)により内部温度Tiが上昇し、その温度上昇
が内部温度検出部21およびCPU3において検出され
た時、または、定期的に温度差判定を行う構成の場合は
その判定時(ステップS1)、CPU3は、内部温度T
iと外部温度Toとの温度差Tdを計算する(ステップ
S2)。そして、温度差Tdが、入力電流値検出回路5
で検出した同時点での入力電流値I(ステップS3)に
おける正常温度差範囲内にあるかどうか、記憶装置4か
ら必要な情報を読み出して判定する(ステップS4)。
【0025】この温度上昇が、負荷量(つまり入力電流
値I)が増加したことによるものであり、上記温度差T
dがその時点の負荷量(入力電流値I)における正常温
度差範囲内である場合、CPU3は、そのまま装置1お
よび電源2の動作を継続させる(ステップS5)。それ
に対し、温度差Tdが、その時点での負荷量(入力電流
値I)における正常温度差範囲を越えている場合、CP
U3は、「給排気口もしくはファンに異常あり」と判定
する(ステップS4/NO)。
【0026】「給排気口もしくはファンに異常あり」と
判定された場合、次に、CPU3は、ファン6の回転数
が低下していないかどうか、ファン回転数の情報をファ
ン6または記憶装置4から取得して確認する(ステップ
S6)。ファン6の回転数が正常な回転数と比べて低下
している場合(ステップS6/NO)、「ファン6の回
転数異常状態」という情報を、所定の出力先、図1では
出力部8に対して出力し、ユーザに通知する処理を行う
(ステップS7−a)。異常状態の通知処理の後あるい
はそれと同時進行で、装置1の動作を所定の手順に従っ
て停止させる処理を行う(ステップS7−b)。
【0027】ファン6の回転数が正常である場合(ステ
ップS6/YES)、CPU3は、「給排気口7が塞が
れた状態(目づまり状態)」であると判定し、「給排気
口7異常状態」という情報を所定の出力先、図1では出
力部8に対して出力し、ユーザに通知する処理を行う
(ステップS8−a)。異常状態の通知処理の後あるい
はそれと同時進行で、装置1の動作を所定の手順に従っ
て停止させる処理を行う(ステップS8−b)。
【0028】ステップS7やステップS8における通知
処理や停止処理は、当該方法を適用する装置の種類・性
質によって異なる。例えば、温度異常状態が事故などに
結び付く可能性のあるような装置の場合、速やかに電源
をシャットダウンする構成となるであろう。
【0029】なお、上述した実施形態は、本発明の好適
な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内に
おいて、種々変形実施が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、内部温度と外部温度の温度差を検出し、同時
に、その時点での負荷量における正常な温度差範囲と比
較してその範囲内にあるか否かを判定することにより、
給排気口もしくはファンの異常を内部温度が異常な値に
達する前に事前に察知して対応することができる。
【0031】また、給排気口もしくはファンの異常をユ
ーザに対して通知することにより、給排気口あるいはフ
ァンに対するメインテナンスの必要性を訴えることがで
き、それに従いユーザが適切なメインテナンスを行うこ
とにより、装置の冷却効率を正常に保つことができる。
【0032】また、異常状態の通知に伴い、処理中の仕
事の中断、データの保存、電源のシャットダウンなどの
適切な装置停止処理を行うことにより、無駄なエネルギ
ーの浪費を防止し、また、素子の故障や、より大きな事
故などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における「給排気口異常検
出機能を備える装置」の構成を示すブロック図である。
【図2】負荷量(入力電流値)と、内部温度Tiと、外
部温度Toとの関係を示す図である。
【図3】負荷量(入力電流値I)と、温度差Tdと、正
常温度差範囲との関係を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における「給排気口異常検
出機能を備える装置」の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 本体装置 2 AC/DC電源ユニット 21 内部温度検出部 22 入力電流値検出回路 23 ファン回転数検出部 3 CPU(情報処理部) 4 記憶装置 5 外部温度検出部 6 ファン 7 給排気口(フィルタを含む) 8 出力部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置外部の温度上昇を検出する外部温度
    検出手段と、 装置内部の温度上昇を検出する内部温度検出手段と、 装置の負荷量を検出する負荷量検出手段と、 前記外部温度検出手段の検出した外部温度と前記内部温
    度検出手段の検出した内部温度との温度差を計算し、該
    温度差が、前記負荷量検出手段の検出した負荷量におけ
    る正常温度差範囲内にあるか否かを判定する判定手段
    と、 前記温度差が前記正常温度差範囲外にある場合、給排気
    口もしくはファンの異常であるとみなして所定の出力先
    に対して異常状態の通知処理を行う異常通知処理手段
    と、を有することを特徴とする給排気口異常検出機能を
    備える装置。
  2. 【請求項2】 前記異常状態通知処理に伴い、所定の装
    置停止処理を行う停止処理手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1記載の給排気口異常検出機能を備える
    装置。
  3. 【請求項3】 装置の外部温度を検出する外部温度検出
    手段と、電源ユニットの内部温度を検出する内部温度検
    出手段と、前記電源ユニットの入力電流値を検出する入
    力電流値検出手段と、前記電源ユニットに備えられたフ
    ァンの回転数を検出するファン回転数検出手段と、前記
    内部温度、前記外部温度、前記入力電流値、および前記
    ファン回転数の各情報を処理する情報処理手段と、前記
    各情報と、前記入力電流値に対応する外部温度と内部温
    度との温度差の正常な範囲を決定する情報と、を記憶す
    る記憶手段と、を有し、 前記情報処理手段は、定期的に、前記内部温度と前記外
    部温度との温度差を計算し、該温度差が、その時点での
    前記入力電流値における前記正常温度差範囲内にあるか
    否かを判定し、前記正常温度差範囲を超えている場合、
    さらに、前記ファン回転数を参照して回転数が正常か否
    かを判定し、正常回転数でない場合、所定出力先に対し
    ファン異常の通知処理を行い、正常回転数である場合、
    給排気口異常であるとみなして前記所定出力先に対し給
    排気口異常の通知処理を行うことを特徴とする給排気口
    異常検出機能を備える装置。
  4. 【請求項4】 前記給排気口またはファンについての異
    常通知処理に伴い、所定の装置停止処理を行う停止処理
    手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載の給
    排気口異常検出機能を備える装置。
  5. 【請求項5】 装置外部の温度上昇を検出する外部温度
    検出手段と、電源ユニット内部の温度上昇を検出する内
    部温度検出手段と、前記電源ユニットの入力電流値を検
    出する入力電流値検出手段と、前記電源ユニットに備え
    られたファンの回転数を検出するファン回転数検出手段
    と、前記装置外部温度、前記電源ユニット内部温度、前
    記入力電流値、および前記ファン回転数の各情報を処理
    する情報処理手段と、前記各情報と、前記入力電流値に
    対応する外部温度と内部温度との温度差の正常な範囲を
    決定する情報と、を記憶する記憶手段と、を有し、 前記情報処理手段は、前記内部温度検出手段または前記
    外部温度検出手段による温度上昇検出をトリガとして、
    前記内部温度と前記外部温度との温度差を計算し、該温
    度差が、その時点での前記入力電流値における前記正常
    温度差範囲内にあるか否かを判定し、前記正常温度差範
    囲を超えている場合、さらに、前記ファン回転数を参照
    して回転数が正常か否かを判定し、正常回転数でない場
    合、所定出力先に対しファン異常の通知処理を行い、正
    常回転数である場合、給排気口異常であるとみなして前
    記所定出力先に対し給排気口異常の通知処理を行うこと
    を特徴とする給排気口異常検出機能を備える装置。
  6. 【請求項6】 前記給排気口またはファンについての異
    常通知処理に伴い、所定の装置停止処理を行う停止処理
    手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載の給
    排気口異常検出機能を備える装置。
  7. 【請求項7】 電源ユニットと、電源ユニットに備えら
    れたファンと、通風のための給排気口と、を備える装置
    における給排気口異常検出方法であって、 前記装置の外部温度と、前記電源ユニットの内部温度
    と、前記電源ユニットの入力電流値と、を検出する検出
    ステップと、 定期的に、あるいは、内部温度上昇検出をトリガとし
    て、前記内部温度と前記外部温度との温度差を計算し、
    該温度差が、その時点での前記入力電流値における正常
    温度差範囲内にあるか否かを判定する判定ステップと、 前記温度差が、前記正常温度差範囲を超えている場合、
    さらに、前記ファンの回転数を参照して正常回転数か否
    かを判定し、正常回転数でない場合、所定出力先に対し
    てファン異常の通知処理を行い、正常回転数である場
    合、給排気口異常であるとみなして前記所定出力先に対
    して給排気口異常の通知処理を行う異常通知ステップ
    と、を有することを特徴とする給排気口異常検出方法。
  8. 【請求項8】 前記ファン異常、または、前記給排気口
    異常、と判定された場合、所定の装置停止処理を行う装
    置停止ステップをさらに有することを特徴とする請求項
    7記載の給排気口異常検出方法。
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