JP2002355588A - バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 - Google Patents
バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器Info
- Publication number
- JP2002355588A JP2002355588A JP2001162315A JP2001162315A JP2002355588A JP 2002355588 A JP2002355588 A JP 2002355588A JP 2001162315 A JP2001162315 A JP 2001162315A JP 2001162315 A JP2001162315 A JP 2001162315A JP 2002355588 A JP2002355588 A JP 2002355588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- spring
- base
- spring structure
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トリガースプレーとして部品点数が少なくなる
ようなバネ構造体であり、トリガースプレーに組み込ん
だ際、そのガタつきを極力、防止できるバネ構造体を提
供する。 【解決手段】トリガー２を押圧することにより液体を吐
出するトリガースプレーＡに組み込まれたベース付きバ
ネ構造体Ｘであって、ベース付きバネ構造体Ｘは、容器
の口部Ｂにキャップ７を介して取り付けられるベース体
１と該ベース体１とヒンジ部Ｈを介して一体化されトリ
ガー２に弾圧力を与えるためのバネ体３とよりなるベー
ス付きバネ構造体。 【効果】バネ構造体がバネ体と他の部品の一つとが一体
化されたものであるために、取り付け作業が効率的であ
り、従来に比べてトリガスプレーとしての部品点数が少
なくなる。
ようなバネ構造体であり、トリガースプレーに組み込ん
だ際、そのガタつきを極力、防止できるバネ構造体を提
供する。 【解決手段】トリガー２を押圧することにより液体を吐
出するトリガースプレーＡに組み込まれたベース付きバ
ネ構造体Ｘであって、ベース付きバネ構造体Ｘは、容器
の口部Ｂにキャップ７を介して取り付けられるベース体
１と該ベース体１とヒンジ部Ｈを介して一体化されトリ
ガー２に弾圧力を与えるためのバネ体３とよりなるベー
ス付きバネ構造体。 【効果】バネ構造体がバネ体と他の部品の一つとが一体
化されたものであるために、取り付け作業が効率的であ
り、従来に比べてトリガスプレーとしての部品点数が少
なくなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプレー容器に取
り付けて、シリンダ内の液体をトリガーの回動力によっ
て圧縮し、ノズルから噴出させる構造のトリガースプレ
ーに関するものであり、そのトリガースプレーに使用さ
れるバネ構造体に関するものである。
り付けて、シリンダ内の液体をトリガーの回動力によっ
て圧縮し、ノズルから噴出させる構造のトリガースプレ
ーに関するものであり、そのトリガースプレーに使用さ
れるバネ構造体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から薬剤等の液体を吹き付けるため
にスプレー容器が使用されている。一般に、スプレー容
器には、吹き付け機能を発揮するポンプディスペンサ、
すなわちトリガースプレーが取り付けられている。トリ
ガースプレーは、骨組となる部分であるベース体を備
え、このベース体に対して翼片状のトリガーが回動可能
に取り付けられており、該トリガーに指等を引掛けて引
き込むことによりポンプ（シリンダ及びピストンよりな
る）を作動させ、その圧縮力によりノズルから容器内の
液体を外に噴射させる構造のものである。
にスプレー容器が使用されている。一般に、スプレー容
器には、吹き付け機能を発揮するポンプディスペンサ、
すなわちトリガースプレーが取り付けられている。トリ
ガースプレーは、骨組となる部分であるベース体を備
え、このベース体に対して翼片状のトリガーが回動可能
に取り付けられており、該トリガーに指等を引掛けて引
き込むことによりポンプ（シリンダ及びピストンよりな
る）を作動させ、その圧縮力によりノズルから容器内の
液体を外に噴射させる構造のものである。
【０００３】図１２は、その従来のトリガースプレーの
一例を具体的に示したものである。すなわち、図から分
かるように、トリガースプレー１００は、容器本体の口
部に取り付けられたキャップ１０１と、該キャップを螺
着することで容器本体の口部にパッキン１０２を介して
支持固定され且つ１次バルブ１０４を備えたバルブケー
ス１０３と、該バルブケース１０３に内挿固定されたチ
ューブ１０５と、該バルブケース１０３に外挿固定され
るハウジング１０６と、前記ベース体に圧入固定される
ノズル１０７と、ベース体に形成されたシリンダ内を摺
動するピストン１０８を備えたプランジャー１０９と、
該プランジャーを押圧するトリガー１１０と、該トリガ
ーを前記ベース体に対して弾発支持するスプリング１１
１と、前記ベース体のバルブケースに内挿された２次バ
ルブ１１２とよりなる。
一例を具体的に示したものである。すなわち、図から分
かるように、トリガースプレー１００は、容器本体の口
部に取り付けられたキャップ１０１と、該キャップを螺
着することで容器本体の口部にパッキン１０２を介して
支持固定され且つ１次バルブ１０４を備えたバルブケー
ス１０３と、該バルブケース１０３に内挿固定されたチ
ューブ１０５と、該バルブケース１０３に外挿固定され
るハウジング１０６と、前記ベース体に圧入固定される
ノズル１０７と、ベース体に形成されたシリンダ内を摺
動するピストン１０８を備えたプランジャー１０９と、
該プランジャーを押圧するトリガー１１０と、該トリガ
ーを前記ベース体に対して弾発支持するスプリング１１
１と、前記ベース体のバルブケースに内挿された２次バ
ルブ１１２とよりなる。
【０００４】このような構造のトリガースプレーを使っ
て、ノズル１０７から容器本体内の液体を噴射させるに
は、まず、シリンダー内に液体が充填されている初期状
態から、指を引掛けてトリガー１１０を引き込む。それ
によりプランジャー１０９が押されて、ピストン１０８
がハウジング１０６のシリンダー内に充填された液体を
圧縮する。
て、ノズル１０７から容器本体内の液体を噴射させるに
は、まず、シリンダー内に液体が充填されている初期状
態から、指を引掛けてトリガー１１０を引き込む。それ
によりプランジャー１０９が押されて、ピストン１０８
がハウジング１０６のシリンダー内に充填された液体を
圧縮する。
【０００５】圧縮された液体は、ハウジング１０６とそ
れに内挿されたバルブケース１０３との間隙を通り２次
バルブ１１２を通過してノズル先端より外に勢いよく噴
射されるのである。今度、トリガー１１０から指を開放
すると、スプリング１１１の弾発力によりトリガー１１
０は元の状態に復帰する。この時、容器本体内の液体は
チューブ１０５及び１次バルブ１０４を通過して逆にシ
リンダ内に充填されて元の初期状態となる。
れに内挿されたバルブケース１０３との間隙を通り２次
バルブ１１２を通過してノズル先端より外に勢いよく噴
射されるのである。今度、トリガー１１０から指を開放
すると、スプリング１１１の弾発力によりトリガー１１
０は元の状態に復帰する。この時、容器本体内の液体は
チューブ１０５及び１次バルブ１０４を通過して逆にシ
リンダ内に充填されて元の初期状態となる。
【０００６】このような構造のトリガースプレーは、部
品点数が、キャップ１０１、パッキン１０２、１次バル
ブ１０４、バルブケース１０３、チューブ１０５、ハウ
ジング１０６、ノズル１０７、ピストン１０８、プラン
ジャー１０９、トリガー１１０、スプリング１１１と、
および２次バルブ１１２の計１２個が必要となってい
る。そのため、これらを製造する場合、組み付け工程が
複雑となり工数が多くなる欠点がある。
品点数が、キャップ１０１、パッキン１０２、１次バル
ブ１０４、バルブケース１０３、チューブ１０５、ハウ
ジング１０６、ノズル１０７、ピストン１０８、プラン
ジャー１０９、トリガー１１０、スプリング１１１と、
および２次バルブ１１２の計１２個が必要となってい
る。そのため、これらを製造する場合、組み付け工程が
複雑となり工数が多くなる欠点がある。
【０００７】更に、このようなトリガースプレーにおい
ては、液密性を保持する点からも、或いは故障率を低く
するためにも部品点数は極力少ない方がよい。また、こ
れらの部品の中でも、特に、スプリングは、トリガーに
弾圧力を付与するため重要な部品であるために、トリガ
ースプレーに組み込んだ際、そのガタつきを極力、防止
する必要がある。ガタつきがあると、トリガーの動き及
び力が、スプリングに効率良く伝わらない。
ては、液密性を保持する点からも、或いは故障率を低く
するためにも部品点数は極力少ない方がよい。また、こ
れらの部品の中でも、特に、スプリングは、トリガーに
弾圧力を付与するため重要な部品であるために、トリガ
ースプレーに組み込んだ際、そのガタつきを極力、防止
する必要がある。ガタつきがあると、トリガーの動き及
び力が、スプリングに効率良く伝わらない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実状を
背景に、上記の問題点を克服するとともに、トリガース
プレーとして部品点数が少なくなるようなバネ構造体を
提供することである。しかもまた、トリガースプレーに
組み込んだ際、そのガタつきを極力、防止できるバネ構
造体を提供することである。また、それが組み込まれた
トリガースプレー及びそのトリガースプレーを備えたス
プレー容器を提供することである。
背景に、上記の問題点を克服するとともに、トリガース
プレーとして部品点数が少なくなるようなバネ構造体を
提供することである。しかもまた、トリガースプレーに
組み込んだ際、そのガタつきを極力、防止できるバネ構
造体を提供することである。また、それが組み込まれた
トリガースプレー及びそのトリガースプレーを備えたス
プレー容器を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明者は、
このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、
従来のバネ体を動きの生じない部品、例えば、ベース体
又はカバー体と一体化させることにより、部品点数を少
なくすることができ且つガタつきをも防止できること、
更にバネ体をある形に限定することにより十分なバネ力
を維持できることを見出し、この知見に基づいて本発明
を完成させたものである。
このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、
従来のバネ体を動きの生じない部品、例えば、ベース体
又はカバー体と一体化させることにより、部品点数を少
なくすることができ且つガタつきをも防止できること、
更にバネ体をある形に限定することにより十分なバネ力
を維持できることを見出し、この知見に基づいて本発明
を完成させたものである。
【００１０】即ち、本発明は、（１）、トリガーを押圧
することにより液体を吐出させるトリガースプレーに組
み込まれたバネ構造体であって、バネ構造体は、トリガ
ースプレーを構成する部品であるバネ体と他の部品の一
つとがヒンジ部を介して一体化されたものであるバネ構
造体に存する。
することにより液体を吐出させるトリガースプレーに組
み込まれたバネ構造体であって、バネ構造体は、トリガ
ースプレーを構成する部品であるバネ体と他の部品の一
つとがヒンジ部を介して一体化されたものであるバネ構
造体に存する。
【００１１】そして、（２）、トリガーを押圧すること
により液体を吐出するトリガースプレーに組み込まれた
ベース付きバネ構造体であって、ベース付きバネ構造体
は、容器の口部にキャップを介して取り付けられるベー
ス体と該ベース体とヒンジ部を介して一体化されトリガ
ーに弾圧力を与えるためのバネ体とよりなるベース付き
バネ構造体に存する。
により液体を吐出するトリガースプレーに組み込まれた
ベース付きバネ構造体であって、ベース付きバネ構造体
は、容器の口部にキャップを介して取り付けられるベー
ス体と該ベース体とヒンジ部を介して一体化されトリガ
ーに弾圧力を与えるためのバネ体とよりなるベース付き
バネ構造体に存する。
【００１２】そしてまた、（３）、トリガーを押圧する
ことにより液体を吐出するトリガースプレーに組み込ま
れたカバー付きバネ構造体であって、カバー付きバネ構
造体は、容器の口部にキャップを介して取り付けられる
ベース体に嵌め込まれたカバー体と該カバー体とヒンジ
部を介して一体化されトリガーに弾圧力を与えるための
バネ体とよりなるカバー付きバネ構造体に存する。
ことにより液体を吐出するトリガースプレーに組み込ま
れたカバー付きバネ構造体であって、カバー付きバネ構
造体は、容器の口部にキャップを介して取り付けられる
ベース体に嵌め込まれたカバー体と該カバー体とヒンジ
部を介して一体化されトリガーに弾圧力を与えるための
バネ体とよりなるカバー付きバネ構造体に存する。
【００１３】そしてまた、（４）、バネ体はベース体か
ら肉薄部を介して互いに平行に且つアーチ状に延出する
一対のブリッジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部
と該基部より互いに平行に且つアーチ状に延出する一対
のブリッジ部とよりなるベース付きバネ構造体に存す
る。
ら肉薄部を介して互いに平行に且つアーチ状に延出する
一対のブリッジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部
と該基部より互いに平行に且つアーチ状に延出する一対
のブリッジ部とよりなるベース付きバネ構造体に存す
る。
【００１４】そしてまた、（５）、バネ体のブリッジ部
に圧縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなること
と同時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るよう
に構成されたベース付きバネ構造体に存する。
に圧縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなること
と同時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るよう
に構成されたベース付きバネ構造体に存する。
【００１５】そしてまた、（６）、ブリッジ部の断面が
上下方向に平行四辺形状に形成されているベース付きバ
ネ構造体に存する。
上下方向に平行四辺形状に形成されているベース付きバ
ネ構造体に存する。
【００１６】そしてまた、（７）、バネ体はカバー体か
ら肉薄部を介して互いに平行に且つアーチ状に延出する
一対のブリッジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部
と該基部より互いに平行に且つアーチ状に延出する一対
のブリッジ部とよりカバー付きバネ構造体に存する。
ら肉薄部を介して互いに平行に且つアーチ状に延出する
一対のブリッジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部
と該基部より互いに平行に且つアーチ状に延出する一対
のブリッジ部とよりカバー付きバネ構造体に存する。
【００１７】そしてまた、（８）、バネ体のブリッジ部
に圧縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなること
と同時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るよう
に構成されたカバー付きバネ構造体に存する。
に圧縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなること
と同時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るよう
に構成されたカバー付きバネ構造体に存する。
【００１８】そしてまた、（９）、ブリッジ部の断面が
上下方向に平行四辺形状に形成されているカバー付きバ
ネ構造体に存する。
上下方向に平行四辺形状に形成されているカバー付きバ
ネ構造体に存する。
【００１９】そしてまた、（１０）、トリガーが、トリ
ガースプレーの支軸部に枢着されるための凹部と、指を
引っかけるための指掛け部と、凹部と指掛け部との間に
設けられピストンの頭に嵌め込むための嵌合部と、バネ
体を嵌入保持するための受け部とを備えるバネ構造体に
存する。
ガースプレーの支軸部に枢着されるための凹部と、指を
引っかけるための指掛け部と、凹部と指掛け部との間に
設けられピストンの頭に嵌め込むための嵌合部と、バネ
体を嵌入保持するための受け部とを備えるバネ構造体に
存する。
【００２０】そしてまた、（１１）、トリガーを押圧す
ることにより液体を吐出するトリガースプレーに組み込
まれたベース付きバネ構造体であって、ベース付きバネ
構造体は、容器の口部にキャップを介して取り付けられ
るベース体と該ベース体とヒンジを介して一体化されト
リガーに弾圧力を与えるためバネ体とよりなり、該バネ
体はベース体から肉薄部を介して互いに平行に且つアー
チ状に延出する一対のブリッジ部と該ブリッジ部を終端
で結合する基部と該基部より互いに平行に且つアーチ状
に延出する一対のブリッジ部とよりなり、ブリッジ部の
前端がトリガーに嵌入保持されけおり、ブリッジ部に圧
縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなることと同
時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るように構
成されポリオレフィン系の樹脂よりベース付きバネ構造
体に存する。
ることにより液体を吐出するトリガースプレーに組み込
まれたベース付きバネ構造体であって、ベース付きバネ
構造体は、容器の口部にキャップを介して取り付けられ
るベース体と該ベース体とヒンジを介して一体化されト
リガーに弾圧力を与えるためバネ体とよりなり、該バネ
体はベース体から肉薄部を介して互いに平行に且つアー
チ状に延出する一対のブリッジ部と該ブリッジ部を終端
で結合する基部と該基部より互いに平行に且つアーチ状
に延出する一対のブリッジ部とよりなり、ブリッジ部の
前端がトリガーに嵌入保持されけおり、ブリッジ部に圧
縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなることと同
時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るように構
成されポリオレフィン系の樹脂よりベース付きバネ構造
体に存する。
【００２１】そしてまた、（１２）、トリガーを押圧す
ることにより液体を吐出するトリガースプレーに組み込
まれたカバー付きバネ構造体であって、カバー付きバネ
構造体は、容器の口部にキャップを介して取り付けられ
るベース体に嵌め込まれたカバー体と該カバー体とヒン
ジを介して一体化されトリガーに弾圧力を与えるための
バネ体とよりなり、該バネ体はベース体から肉薄部を介
して互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッ
ジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部と該基部より
互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ部
とよりなり、ブリッジ部の前端がトリガーに嵌入保持さ
れており、ブリッジ部に圧縮力が働く場合、アーチ状の
曲率が大きくなることと同時にブリッジ部が捩じれるこ
とで弾発力を得るように構成されポリオレフィン系の樹
脂よりカバー付きバネ構造体に存する。
ることにより液体を吐出するトリガースプレーに組み込
まれたカバー付きバネ構造体であって、カバー付きバネ
構造体は、容器の口部にキャップを介して取り付けられ
るベース体に嵌め込まれたカバー体と該カバー体とヒン
ジを介して一体化されトリガーに弾圧力を与えるための
バネ体とよりなり、該バネ体はベース体から肉薄部を介
して互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッ
ジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部と該基部より
互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ部
とよりなり、ブリッジ部の前端がトリガーに嵌入保持さ
れており、ブリッジ部に圧縮力が働く場合、アーチ状の
曲率が大きくなることと同時にブリッジ部が捩じれるこ
とで弾発力を得るように構成されポリオレフィン系の樹
脂よりカバー付きバネ構造体に存する。
【００２２】そしてまた、（１３）、上記バネ構造体が
組み込まれたトリガースプレーに存する。
組み込まれたトリガースプレーに存する。
【００２３】そしてまた、（１４）、上記バネ構造体が
組み込まれたトリガースプレーを備えたスプレー容器に
存する。
組み込まれたトリガースプレーを備えたスプレー容器に
存する。
【００２４】本発明はこの目的に沿ったものであれば、
上記１〜１２の中から選ばれた２つ以上を組み合わせた
構成も当然採用可能であり、そのようなバネ構造体を備
えたトリガースプレー、及びそのようなバネ構造体を備
えたトリガースプレーを有するスプレー容器も同様に採
用可能である。
上記１〜１２の中から選ばれた２つ以上を組み合わせた
構成も当然採用可能であり、そのようなバネ構造体を備
えたトリガースプレー、及びそのようなバネ構造体を備
えたトリガースプレーを有するスプレー容器も同様に採
用可能である。
【００２５】本発明のバネ構造体によれば、バネ体が他
の部品と一体化、例えば、ベース体とバネ体、又はカバ
ー体とバネ体とが一体化されているために、製造時の組
付け工数が少ない。また故障も低減され、更に液密性に
も優れたものとなる。また、トリガースプレーに組み込
まれた場合、バネ体のガタつきが殆ど起きない。
の部品と一体化、例えば、ベース体とバネ体、又はカバ
ー体とバネ体とが一体化されているために、製造時の組
付け工数が少ない。また故障も低減され、更に液密性に
も優れたものとなる。また、トリガースプレーに組み込
まれた場合、バネ体のガタつきが殆ど起きない。
【００２６】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明のベ
ース付きバネ構造体又はカバー付き構造体の好適な実施
の形態を説明する。
ース付きバネ構造体又はカバー付き構造体の好適な実施
の形態を説明する。
【００２７】〔第１の実施の形態〕まず、本発明のベー
ス付きバネ構造体が組み込まれているトリガースプレー
について、全体構造を説明する。図１は、トリガースプ
レーを示した外観図である。また図２は、ベース付きバ
ネ構造体を組み込んだトリガースプレーの内部構造を示
す図であり、図３は、トリガーを引いた状態におけるベ
ース付きバネ構造体を組み込んだトリガースプレーＡの
内部構造を示す図である。このトリガースプレーＡは、
その骨組みとなって動きの生じない部品であるベース体
１に対して、トリガー２を回動自在に取り付けており、
該トリガー２を引くことによりベース体１の一部である
シリンダ部１３内の液体をピストン４により圧縮して、
ノズル６から容器内の液体を外に噴射させることができ
る構造となっている。
ス付きバネ構造体が組み込まれているトリガースプレー
について、全体構造を説明する。図１は、トリガースプ
レーを示した外観図である。また図２は、ベース付きバ
ネ構造体を組み込んだトリガースプレーの内部構造を示
す図であり、図３は、トリガーを引いた状態におけるベ
ース付きバネ構造体を組み込んだトリガースプレーＡの
内部構造を示す図である。このトリガースプレーＡは、
その骨組みとなって動きの生じない部品であるベース体
１に対して、トリガー２を回動自在に取り付けており、
該トリガー２を引くことによりベース体１の一部である
シリンダ部１３内の液体をピストン４により圧縮して、
ノズル６から容器内の液体を外に噴射させることができ
る構造となっている。
【００２８】すなわち、トリガースプレーＡは、容器本
体の口部Ｂに取り付けられたキャップ７と、該キャップ
７に支持固定されたべース付きバネ構造体Ｘと（詳しく
は、キャップ７と容器本体口部Ｂとの間で圧接されて支
持固定されているベース体１と該ベース体１と一体化さ
れたバネ体３とよりなる）、ベース体１の一部である第
１バルブケース部１１に装着されたチューブ１０と、第
１バルブケース部１１に内挿された１次バルブと、ベー
ス体１に嵌め込まれたカバー５及びノズル６と、ベース
体１の一部であるシリンダ部１３内を摺動するピストン
４と、該ピストン４を押圧するためにベース体１に取り
付けられたトリガー２と、該トリガー２をベース体１に
弾圧支持するためのものであり、且つベース体と一体化
されたバネ体３と、前記ノズル６とベース体１との間に
装着された２次バルブ９とを備える。
体の口部Ｂに取り付けられたキャップ７と、該キャップ
７に支持固定されたべース付きバネ構造体Ｘと（詳しく
は、キャップ７と容器本体口部Ｂとの間で圧接されて支
持固定されているベース体１と該ベース体１と一体化さ
れたバネ体３とよりなる）、ベース体１の一部である第
１バルブケース部１１に装着されたチューブ１０と、第
１バルブケース部１１に内挿された１次バルブと、ベー
ス体１に嵌め込まれたカバー５及びノズル６と、ベース
体１の一部であるシリンダ部１３内を摺動するピストン
４と、該ピストン４を押圧するためにベース体１に取り
付けられたトリガー２と、該トリガー２をベース体１に
弾圧支持するためのものであり、且つベース体と一体化
されたバネ体３と、前記ノズル６とベース体１との間に
装着された２次バルブ９とを備える。
【００２９】以下、それら各部品の相互の取り付け構造
について更に詳しく述べる。ベース付きバネ構造は、キ
ャップ７によってスプレー容器本体に取り付けられてい
る。ここでは、ベース体１はキャップ７を容器本体の口
部Ｂに螺着することで、容器本体に固定される。この場
合、ベース体１は、その下端部１６及びフランジ部１７
にて容器本体の口部の口部内壁面Ｂ１及び口部上壁面Ｂ
２とシールされる構造となっており、そのため液密性が
的確に保証される。特に、ベース体１の下端部１６はシ
ールリンク状に形成されており容器口部の内壁面に密着
することで液密性はより確実となる。
について更に詳しく述べる。ベース付きバネ構造は、キ
ャップ７によってスプレー容器本体に取り付けられてい
る。ここでは、ベース体１はキャップ７を容器本体の口
部Ｂに螺着することで、容器本体に固定される。この場
合、ベース体１は、その下端部１６及びフランジ部１７
にて容器本体の口部の口部内壁面Ｂ１及び口部上壁面Ｂ
２とシールされる構造となっており、そのため液密性が
的確に保証される。特に、ベース体１の下端部１６はシ
ールリンク状に形成されており容器口部の内壁面に密着
することで液密性はより確実となる。
【００３０】またベース体１は、垂直方向に形成された
第１バルブケース部１１と水平方向に形成された第２バ
ルブケース部１２とを備えており、第１バルブケース部
１１には第１バルブ８が、また第２バルブケース部１２
には第２バルブ９が内挿される。第１バルブケース部１
１にはチューブ１０が外挿されて取り付けられ、該チュ
ーブ１０は容器本体内に垂下される。一方、容器本体内
の液体はチューブを通して吸い上げられる。
第１バルブケース部１１と水平方向に形成された第２バ
ルブケース部１２とを備えており、第１バルブケース部
１１には第１バルブ８が、また第２バルブケース部１２
には第２バルブ９が内挿される。第１バルブケース部１
１にはチューブ１０が外挿されて取り付けられ、該チュ
ーブ１０は容器本体内に垂下される。一方、容器本体内
の液体はチューブを通して吸い上げられる。
【００３１】またベース体１には、上方からカバー５
が、また側方からノズル６が嵌合固定される。カバー５
は、前方と後方の２つの取付用突部を備えており、前方
取付用突部５１が第２バルブケース部１２の延長上に形
成された前方取付用受部１４に取り付けられ、また後方
取付用突部５２は、同様にベース体後部に形成された後
方取付用受部１５に取り付けられている。カバー５の先
端にはノズル６が薄肉部５Ａを介してヒンジ結合されて
おり、この薄肉部５Ａを起点としてカバー５は上下方向
に回動することで、取り外しが可能である。なお、カバ
ー５とノズル６は、両者がポリオレフィン系樹脂、例え
ばポリプロピレンで一体成形されることが好ましい。
が、また側方からノズル６が嵌合固定される。カバー５
は、前方と後方の２つの取付用突部を備えており、前方
取付用突部５１が第２バルブケース部１２の延長上に形
成された前方取付用受部１４に取り付けられ、また後方
取付用突部５２は、同様にベース体後部に形成された後
方取付用受部１５に取り付けられている。カバー５の先
端にはノズル６が薄肉部５Ａを介してヒンジ結合されて
おり、この薄肉部５Ａを起点としてカバー５は上下方向
に回動することで、取り外しが可能である。なお、カバ
ー５とノズル６は、両者がポリオレフィン系樹脂、例え
ばポリプロピレンで一体成形されることが好ましい。
【００３２】ベース体１の一部には、シリンダー部１３
が形成されており、このシリンダー内をピストン４が摺
動しながら往復する。このピストン４を押圧するため
に、ベース体１には別体のトリガー２が回動自在に取り
付けられている。図４は、トリガーを示す図であり、
（Ａ）はバネ体の先端部を嵌入しない状態（Ｂ）はバネ
体の先端部を嵌入した状態、（Ｃ）は受け部を拡大した
図である。トリガー２は、図に示すように、安定して指
を引っ掛けることができるようにアーチ状をした翼片状
の指掛け部２２を持つ。
が形成されており、このシリンダー内をピストン４が摺
動しながら往復する。このピストン４を押圧するため
に、ベース体１には別体のトリガー２が回動自在に取り
付けられている。図４は、トリガーを示す図であり、
（Ａ）はバネ体の先端部を嵌入しない状態（Ｂ）はバネ
体の先端部を嵌入した状態、（Ｃ）は受け部を拡大した
図である。トリガー２は、図に示すように、安定して指
を引っ掛けることができるようにアーチ状をした翼片状
の指掛け部２２を持つ。
【００３３】この指掛け部２２の側面２１，２１には、
バネ体のブリッジ部３１，３１の先端部３１Ａ，３１Ａ
が嵌入保持されるための嵌入部２１Ｂ１を有する受け部
２１Ｂが形成されている。トリガー２は、上端部の凹部
２１Ａにてベース体１に形成された支軸部１８に枢着さ
れ、その一定距離下方の嵌合部２２Ａにてピストンの頭
部４１が嵌め込まれている取り付けられる（図２参
照）。
バネ体のブリッジ部３１，３１の先端部３１Ａ，３１Ａ
が嵌入保持されるための嵌入部２１Ｂ１を有する受け部
２１Ｂが形成されている。トリガー２は、上端部の凹部
２１Ａにてベース体１に形成された支軸部１８に枢着さ
れ、その一定距離下方の嵌合部２２Ａにてピストンの頭
部４１が嵌め込まれている取り付けられる（図２参
照）。
【００３４】そのため、トリガー２に指等を掛けて、図
３でいう右に引くことにより、ピストン４の頭部４１が
押圧されて、ピストン４はシリンダ内を同様に右方に摺
動する。トリガー２は、指等により引かれた後、指等を
離して力が開放されると、ベース付きバネ構造体のバネ
体３の反発力を受け、着実に元の状態に復帰することが
できる。
３でいう右に引くことにより、ピストン４の頭部４１が
押圧されて、ピストン４はシリンダ内を同様に右方に摺
動する。トリガー２は、指等により引かれた後、指等を
離して力が開放されると、ベース付きバネ構造体のバネ
体３の反発力を受け、着実に元の状態に復帰することが
できる。
【００３５】ここで、図５は、ベース付きバネ構造体Ｘ
（破線はバネ体を展開した状態）を示し、（Ａ）は平面
図で、また（Ｂ）は側面図である。ベース付きバネ構造
体Ｘは、前述したように、ベース体１とバネ体３とより
なり、バネ体３は、該ベース体１からヒンジ部Ｈを介し
て連結された基部３２と該基部から互いに平行に且つア
ーチ状に延出する一対のブリッジ部３１，３１とよりな
る。このヒンジＨを介してベース体に対してバネ体が自
由に展開することが可能である。このように、バネ体１
はベース体３と一体化しているために、トリガースプレ
ーＡに組み込む場合に、位置決めが的確となる。
（破線はバネ体を展開した状態）を示し、（Ａ）は平面
図で、また（Ｂ）は側面図である。ベース付きバネ構造
体Ｘは、前述したように、ベース体１とバネ体３とより
なり、バネ体３は、該ベース体１からヒンジ部Ｈを介し
て連結された基部３２と該基部から互いに平行に且つア
ーチ状に延出する一対のブリッジ部３１，３１とよりな
る。このヒンジＨを介してベース体に対してバネ体が自
由に展開することが可能である。このように、バネ体１
はベース体３と一体化しているために、トリガースプレ
ーＡに組み込む場合に、位置決めが的確となる。
【００３６】また組み込んだ後も、ガタつき等が確実に
防止されるために、トリガースプレーＡにベース付きバ
ネ構造体Ｘを組み込ませて取り付けた状態においては、
トリガー２を動かした場合に、バネ体３はその動きに的
確に追従して弾発力を発揮することができる。ここでベ
ース付きバネ構造体Ｘは、すなわちベース体１とバネ体
３とは、ポリオレフィン系樹脂、好ましくはポリプロピ
レンで一体成形（例えば射出成形）されることが好まし
い。バネ体の一対の各ブリッジ部３１，３１の各断面
は、上下方向（トリガーの側面方向）に矩形状に形成さ
れている。なお、上下方向とは、ベース付きバネ構造体
ＸをトリガースプレーＡに適正にセットされた状態にお
ける上下方向をいう。
防止されるために、トリガースプレーＡにベース付きバ
ネ構造体Ｘを組み込ませて取り付けた状態においては、
トリガー２を動かした場合に、バネ体３はその動きに的
確に追従して弾発力を発揮することができる。ここでベ
ース付きバネ構造体Ｘは、すなわちベース体１とバネ体
３とは、ポリオレフィン系樹脂、好ましくはポリプロピ
レンで一体成形（例えば射出成形）されることが好まし
い。バネ体の一対の各ブリッジ部３１，３１の各断面
は、上下方向（トリガーの側面方向）に矩形状に形成さ
れている。なお、上下方向とは、ベース付きバネ構造体
ＸをトリガースプレーＡに適正にセットされた状態にお
ける上下方向をいう。
【００３７】ここで、 図６及び図７は、ブッリッジ部
に与える変形とそのために生じる反力を説明する図であ
る。図６は、バネ体３に応力が作用していない状態を示
し（Ａ）は斜視図及び（Ｂ）は正面図である。図７は、
バネ体３に応力が発生して圧縮による反力ａと捩じれに
よる反力ｂが発生した場合（便宜的に一方のブリッジ部
３１で示した）を示し、（Ａ）は斜視図、及び（Ｂ）は
正面図である。
に与える変形とそのために生じる反力を説明する図であ
る。図６は、バネ体３に応力が作用していない状態を示
し（Ａ）は斜視図及び（Ｂ）は正面図である。図７は、
バネ体３に応力が発生して圧縮による反力ａと捩じれに
よる反力ｂが発生した場合（便宜的に一方のブリッジ部
３１で示した）を示し、（Ａ）は斜視図、及び（Ｂ）は
正面図である。
【００３８】トリガー２の指掛け部２２に指を掛けて、
トリガー２を引き込み圧縮する（太い矢印Ａ）と、バネ
体３にはブリッジ部３１に添う反力ａ（細い矢印）が加
わり弾発力となる。そして更に、バネ体３のブリッジ部
３１には、捩じれ（太い矢印Ｂ）による反力ｂ（細い矢
印）が加わる。そのため、バネ体３の弾発力は、このよ
うな圧縮による反力ａと捩じれによる反力ｂが加わって
両反力を合わせた弾発力となる。この２つの反力によ
り、バネ体３の弾発力が効率よく発揮されることになる
のである。このように、ベース付きバネ構造体Ｘの存在
により、効率のよいバネ力を得ることができる。
トリガー２を引き込み圧縮する（太い矢印Ａ）と、バネ
体３にはブリッジ部３１に添う反力ａ（細い矢印）が加
わり弾発力となる。そして更に、バネ体３のブリッジ部
３１には、捩じれ（太い矢印Ｂ）による反力ｂ（細い矢
印）が加わる。そのため、バネ体３の弾発力は、このよ
うな圧縮による反力ａと捩じれによる反力ｂが加わって
両反力を合わせた弾発力となる。この２つの反力によ
り、バネ体３の弾発力が効率よく発揮されることになる
のである。このように、ベース付きバネ構造体Ｘの存在
により、効率のよいバネ力を得ることができる。
【００３９】ここでベース付きバネ構造体Ｘにおけるブ
リッジ部３１の断面は、上下方向に矩形状に形成するこ
とで（図８（Ａ）参照）、捩じれと圧縮力による反力を
得たが、このうち捩じれによる反力をより容易に得るた
めに、断面を上下方向の平行四辺形状にすること（図８
（Ｂ）参照）がより好ましい。このようにブリッジ部３
１の断面を異にすることにより、捩れ係数を変えること
ができる。断面が矩形状や平行四辺形状であると、捩れ
が矢印の如く発生することになるが、後者の場合は、特
にその捩れが起き易い。
リッジ部３１の断面は、上下方向に矩形状に形成するこ
とで（図８（Ａ）参照）、捩じれと圧縮力による反力を
得たが、このうち捩じれによる反力をより容易に得るた
めに、断面を上下方向の平行四辺形状にすること（図８
（Ｂ）参照）がより好ましい。このようにブリッジ部３
１の断面を異にすることにより、捩れ係数を変えること
ができる。断面が矩形状や平行四辺形状であると、捩れ
が矢印の如く発生することになるが、後者の場合は、特
にその捩れが起き易い。
【００４０】トリガスプレーの部分において、従来は、
組み込んだ後のブレを無くし収まりを良くするために、
バネ体の材質としてポリアセタール樹脂を採用する必要
があったが、本発明のベース付きバネ構造体Ｘでは、バ
ネ体３とベース体とを一体化して取り付けの安定性を確
保できるため、先述したように、ポリオレフィン系樹
脂、例えば、ポリプロピレン樹脂の採用が可能となりリ
サイクルに優位となる。また従来のような独立したバネ
体とは異なって、バネ体がベース体と一体となっている
ために、バネ体のみの組み付けが不要となり、ベース体
の組み付けで同時に組み付けられる。
組み込んだ後のブレを無くし収まりを良くするために、
バネ体の材質としてポリアセタール樹脂を採用する必要
があったが、本発明のベース付きバネ構造体Ｘでは、バ
ネ体３とベース体とを一体化して取り付けの安定性を確
保できるため、先述したように、ポリオレフィン系樹
脂、例えば、ポリプロピレン樹脂の採用が可能となりリ
サイクルに優位となる。また従来のような独立したバネ
体とは異なって、バネ体がベース体と一体となっている
ために、バネ体のみの組み付けが不要となり、ベース体
の組み付けで同時に組み付けられる。
【００４１】次に、本発明のベース付きバネ構造体の作
動を示すために、参考までに、液体を噴射する操作を示
す。まず、初期状態はシリンダー内に液体が充填されて
いる状態とする。いま、容器本体の口部付近に親指と人
指し指との間を当て他の指をトリガーに掛けて、強くト
リガー２を引き込む。引き込まれたトリガー２は、ベー
ス体１の支軸部１８を支点として回動しピストン４を押
圧する。この時、ベース体１と結合されているバネ体３
は安定しているために、トリガー２と受け部２１Ｂを介
して支持されているバネ体３には、トリガー２の動きと
同時に力が的確に伝わる。
動を示すために、参考までに、液体を噴射する操作を示
す。まず、初期状態はシリンダー内に液体が充填されて
いる状態とする。いま、容器本体の口部付近に親指と人
指し指との間を当て他の指をトリガーに掛けて、強くト
リガー２を引き込む。引き込まれたトリガー２は、ベー
ス体１の支軸部１８を支点として回動しピストン４を押
圧する。この時、ベース体１と結合されているバネ体３
は安定しているために、トリガー２と受け部２１Ｂを介
して支持されているバネ体３には、トリガー２の動きと
同時に力が的確に伝わる。
【００４２】ピストン４は、押圧されてシリンダー内を
摺動することで充填されている液体を圧縮する。圧縮圧
を受けた液体は、開口部２０から第２バルブケース部１
２を通ってノズル先端より外に噴射される（図３参
照）。今度は、トリガー２から指の力を解放すると、ト
リガー２はバネ体３の弾発力により初期状態に復帰す
る。ここで、トリガー２には、バネ体３の動きと力が確
実に伝わる。この時、トリガー２に取り付けられたピス
トン４は同時に元の位置に復帰するため、シリンダー内
に負圧が生じて容器本体内の液体はチューブ１０及び開
口部２０を通過して逆にシリンダー内に充填される。こ
れで噴射及び充填の作動が終了する。
摺動することで充填されている液体を圧縮する。圧縮圧
を受けた液体は、開口部２０から第２バルブケース部１
２を通ってノズル先端より外に噴射される（図３参
照）。今度は、トリガー２から指の力を解放すると、ト
リガー２はバネ体３の弾発力により初期状態に復帰す
る。ここで、トリガー２には、バネ体３の動きと力が確
実に伝わる。この時、トリガー２に取り付けられたピス
トン４は同時に元の位置に復帰するため、シリンダー内
に負圧が生じて容器本体内の液体はチューブ１０及び開
口部２０を通過して逆にシリンダー内に充填される。こ
れで噴射及び充填の作動が終了する。
【００４３】以上の述べた実施の形態のトリガスプレー
は、バネ体のガタつきが防止されるだけでなく、部品点
数が８個であるために、極めて組み付けが容易であり、
故障も少なくなる。また、バルブとピストンをポリエチ
レン樹脂とし、それ以外の部品をポリプロピレン樹脂と
することができるため、いわゆるポリオレフィン系樹脂
での製造が可能となり、リサイクルにも十分対応でき
る。
は、バネ体のガタつきが防止されるだけでなく、部品点
数が８個であるために、極めて組み付けが容易であり、
故障も少なくなる。また、バルブとピストンをポリエチ
レン樹脂とし、それ以外の部品をポリプロピレン樹脂と
することができるため、いわゆるポリオレフィン系樹脂
での製造が可能となり、リサイクルにも十分対応でき
る。
【００４４】（第２の実施の形態）以上、ベース体１と
バネ体３とが一体化したベース付きバネ構造体Ｘについ
て述べたが、次に、カバー体５とバネ体３とが一体化し
たカバー付きバネ構造体Ｘ１について述べる。
バネ体３とが一体化したベース付きバネ構造体Ｘについ
て述べたが、次に、カバー体５とバネ体３とが一体化し
たカバー付きバネ構造体Ｘ１について述べる。
【００４５】図９は、カバー体５とバネ体３とが一体化
したカバー付きバネ構造体Ｘ１を示し、このカバー付き
バネ構造体Ｘ１は、ベース体３に嵌め込まれたカバー体
５からヒンジ部を介して連結された基部３２と該基部か
ら互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ
部３１，３１とよりなる。このヒンジ部を介してカバー
体５に対してバネ体３が自由に展開できる（バネ体は２
点鎖線で示す）。このように、バネ体３は、本来、動き
の生じる部品ではないカバー体５と一体化しているため
に、トリガースプレーＡに組み込む場合に、位置決めが
的確となり、且つ組み込んだ後も、ガタ付き等が確実に
防止される。
したカバー付きバネ構造体Ｘ１を示し、このカバー付き
バネ構造体Ｘ１は、ベース体３に嵌め込まれたカバー体
５からヒンジ部を介して連結された基部３２と該基部か
ら互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ
部３１，３１とよりなる。このヒンジ部を介してカバー
体５に対してバネ体３が自由に展開できる（バネ体は２
点鎖線で示す）。このように、バネ体３は、本来、動き
の生じる部品ではないカバー体５と一体化しているため
に、トリガースプレーＡに組み込む場合に、位置決めが
的確となり、且つ組み込んだ後も、ガタ付き等が確実に
防止される。
【００４６】ここで図１０は、このカバー付きバネ構造
体を組み込んだトリガースプレーＡを示す。また図１１
は、トリガーを引いた状態におけるカバー付きバネ構造
体を組み込んだトリガースプレーの内部構造を示す。
体を組み込んだトリガースプレーＡを示す。また図１１
は、トリガーを引いた状態におけるカバー付きバネ構造
体を組み込んだトリガースプレーの内部構造を示す。
【００４７】この実施の形態におけるトリガースプレー
Ａは、第１の実施の形態におけるベース体１とバネ体３
とは一体化されていなく独立しており、その代わりカバ
ー体５とバネ体３とが一体化されているものであり、そ
の他の構造は同じである。また、カバー付きバネ構造体
Ｘ１におけるブリッジ部の３１，３１の先端部３１Ａ，
３１Ａが、トリガーと受け部２１Ｂを介して支持されて
いることは、同様に第１の実施の形態で述べたと同じで
ある。また、このカバー付きバネ構造体Ｘ１における作
用は、バネ体の取付け安定性の点からも先述の第１の実
施の形態と同じである。この実施の形態においてもトリ
ガスプレーは、部品点数が８個であるために極めて組み
付けが容易であり、故障も少なくなる。
Ａは、第１の実施の形態におけるベース体１とバネ体３
とは一体化されていなく独立しており、その代わりカバ
ー体５とバネ体３とが一体化されているものであり、そ
の他の構造は同じである。また、カバー付きバネ構造体
Ｘ１におけるブリッジ部の３１，３１の先端部３１Ａ，
３１Ａが、トリガーと受け部２１Ｂを介して支持されて
いることは、同様に第１の実施の形態で述べたと同じで
ある。また、このカバー付きバネ構造体Ｘ１における作
用は、バネ体の取付け安定性の点からも先述の第１の実
施の形態と同じである。この実施の形態においてもトリ
ガスプレーは、部品点数が８個であるために極めて組み
付けが容易であり、故障も少なくなる。
【００４８】以上、本発明を説明してきたが、本発明は
実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質から
逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であること
は言うまでもない。本発明のベース付きバネ構造体やカ
バーつきバネ構造体は、実施の形態で述べたトリガース
プレーやスプレー容器に限らず同種のものに適用可能で
ある。
実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質から
逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であること
は言うまでもない。本発明のベース付きバネ構造体やカ
バーつきバネ構造体は、実施の形態で述べたトリガース
プレーやスプレー容器に限らず同種のものに適用可能で
ある。
【００４９】
【発明の効果】本発明によれば、バネ構造体がバネ体と
他の部品の一つとが一体化されたものであるために（例
えば、ベース付きバネ構造体はベース体とバネ体とが一
体化されているために、また、カバー付きバネ構造体は
カバー体とバネ体とが一体化されているために）、取り
付け作業が効率的であり、従来に比べてトリガスプレー
としての部品点数が少なくなる。そのため組付け工数や
製品としての故障率も低下する。
他の部品の一つとが一体化されたものであるために（例
えば、ベース付きバネ構造体はベース体とバネ体とが一
体化されているために、また、カバー付きバネ構造体は
カバー体とバネ体とが一体化されているために）、取り
付け作業が効率的であり、従来に比べてトリガスプレー
としての部品点数が少なくなる。そのため組付け工数や
製品としての故障率も低下する。
【００５０】また、バネ体のガタ付きもなく、その結
果、トリガーの動き及び力をバネ体に確実に伝達でき
る。またトリガーが復帰する場合も、同様に、バネ体の
動き及び力をトリガーに確実に伝達できる。バネ体のブ
リッジ部の断面を特有のものにすることで、圧縮と捩じ
れを起因とする効率よいバネ力の発揮が可能となった。
果、トリガーの動き及び力をバネ体に確実に伝達でき
る。またトリガーが復帰する場合も、同様に、バネ体の
動き及び力をトリガーに確実に伝達できる。バネ体のブ
リッジ部の断面を特有のものにすることで、圧縮と捩じ
れを起因とする効率よいバネ力の発揮が可能となった。
【図１】図１は、トリガースプレーを示した外観図であ
る。
る。
【図２】図２は、ベース付きバネ構造体を組み込んだト
リガースプレーの内部構造を示す図である。
リガースプレーの内部構造を示す図である。
【図３】図３は、トリガーを引いた状態におけるベース
付きバネ構造体を組み込んだトリガースプレーＡの内部
構造を示す図である。
付きバネ構造体を組み込んだトリガースプレーＡの内部
構造を示す図である。
【図４】図４は、トリガーを示す図であり、（Ａ）はバ
ネ体の先端部を嵌入しない状態（Ｂ）はバネ体の先端部
を嵌入した状態、（Ｃ）は受け部を拡大した図である。
ネ体の先端部を嵌入しない状態（Ｂ）はバネ体の先端部
を嵌入した状態、（Ｃ）は受け部を拡大した図である。
【図５】図５は、ベース付きバネ構造体（破線はバネ体
を展開した状態）を示し、（Ａ）は平面図で、また
（Ｂ）は側面図である。
を展開した状態）を示し、（Ａ）は平面図で、また
（Ｂ）は側面図である。
【図６】図６は、ベース付きバネ構造体におけるバネ体
に応力が作用していない状態を示し（Ａ）は斜視図及び
（Ｂ）は正面図である。
に応力が作用していない状態を示し（Ａ）は斜視図及び
（Ｂ）は正面図である。
【図７】図７は、ベース付きバネ構造体におけるバネ体
に応力が発生して圧縮による反力ａと捩じれによる反力
ｂが発生した場合を示し、（Ａ）は斜視図、及び（Ｂ）
は正面図である。
に応力が発生して圧縮による反力ａと捩じれによる反力
ｂが発生した場合を示し、（Ａ）は斜視図、及び（Ｂ）
は正面図である。
【図８】図８は、ベース付きバネ構造体におけるブリッ
ジ部３１の捩れ作用を説明する図であり、（Ａ）は捩れ
前、（Ｂ）は捩れ後を示す。
ジ部３１の捩れ作用を説明する図であり、（Ａ）は捩れ
前、（Ｂ）は捩れ後を示す。
【図９】図９は、カバー付きバネ構造体（破線はバネ体
を展開した状態）を示し、（Ａ）は平面図で、また
（Ｂ）は側面図である。
を展開した状態）を示し、（Ａ）は平面図で、また
（Ｂ）は側面図である。
【図１０】図１０は、カバー付きバネ構造体を組み込ん
だトリガースプレーの内部構造を示す図である。
だトリガースプレーの内部構造を示す図である。
【図１１】図１１は、トリガーを引いた状態におけるカ
バー付きバネ構造体を組み込んだトリガースプレーの内
部構造を示す図である。
バー付きバネ構造体を組み込んだトリガースプレーの内
部構造を示す図である。
【図１２】図１２は、その従来のトリガースプレーの一
例を具体的に示したものである。
例を具体的に示したものである。
１…ベース体 ２…トリガー ２１…側面 ２１Ａ…凹部 ２２…指掛け部 ２２Ａ…嵌合部 ３…バネ体 ３Ａ…薄肉部 ３１…ブリッジ部 ３１Ａ…先端部 ３２…連結部 ３２Ａ…扇状片 ４…ピストン ４１…頭部 ５…カバー ５Ａ…薄肉部（ヒンジ部） ５１…前方取付用突部 ５２…後方取付用突部 ６…ノズル ７…キャップ ８…１次バルブ ９…２次バルブ １０…チューブ １１…第１バルブケース部 １２…第２バルブケース部 １３…シリンダ部 １４…前方取付用受部 １５…後方取付用受部 １６…下端部 １７…フランジ部 １８…支軸部 １９…後部立壁 ２０…開口部 ２１…側面 ２１Ａ…凹部 ２１Ｂ…受け部 ２１Ｂ１…嵌入穴 ２２Ａ…指掛け部 ２２Ａ…嵌合部 Ａ…トリガースプレー Ｐ１…薄肉部 Ｐ２…薄肉部 Ｂ…口部 Ｂ１…口部内壁面 Ｂ２…口部上壁面 Ｈ…ヒンジ部 Ｘ…ベース付きバネ構造体 Ｘ１…カバー付きバネ構造体
Claims (14)
- 【請求項１】 トリガーを押圧することにより液体を吐
出させるトリガースプレーに組み込まれたバネ構造体で
あって、バネ構造体は、トリガースプレーを構成する部
品であるバネ体と他の部品の一つとがヒンジ部を介して
一体化されたものであることを特徴とするバネ構造体。 - 【請求項２】 トリガーを押圧することにより液体を吐
出するトリガースプレーに組み込まれたベース付きバネ
構造体であって、ベース付きバネ構造体は、容器の口部
にキャップを介して取り付けられるベース体と該ベース
体とヒンジ部を介して一体化されトリガーに弾圧力を与
えるためのバネ体とよりなることを特徴とするベース付
きバネ構造体。 - 【請求項３】 トリガーを押圧することにより液体を吐
出するトリガースプレーに組み込まれたカバー付きバネ
構造体であって、カバー付きバネ構造体は、容器の口部
にキャップを介して取り付けられるベース体に嵌め込ま
れたカバー体と該カバー体とヒンジ部を介して一体化さ
れトリガーに弾圧力を与えるためのバネ体とよりなるこ
とを特徴とするカバー付きバネ構造体。 - 【請求項４】 バネ体はベース体から肉薄部を介して互
いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ部と
該ブリッジ部を終端で結合する基部と該基部より互いに
平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ部とより
なることを特徴とする請求項２のベース付きバネ構造
体。 - 【請求項５】 バネ体のブリッジ部に圧縮力が働く場
合、アーチ状の曲率が大きくなることと同時にブリッジ
部が捩じれることで弾発力を得るように構成されたこと
を特徴とする請求項４記載のベース付きバネ構造体。 - 【請求項６】 ブリッジ部の断面が上下方向に平行四辺
形状に形成されていることを特徴とする請求項４記載の
ベース付きバネ構造体。 - 【請求項７】 バネ体はカバー体から肉薄部を介して互
いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ部と
該ブリッジ部を終端で結合する基部と該基部より互いに
平行に且つアーチ状に延出する一対のブリッジ部とより
なることを特徴とする請求項３のカバー付きバネ構造
体。 - 【請求項８】 バネ体のブリッジ部に圧縮力が働く場
合、アーチ状の曲率が大きくなることと同時にブリッジ
部が捩じれることで弾発力を得るように構成されたこと
を特徴とする請求項７記載のカバー付きバネ構造体。 - 【請求項９】 ブリッジ部の断面が上下方向に平行四辺
形状に形成されていることを特徴とする請求項７記載の
カバー付きバネ構造体。 - 【請求項１０】 トリガーが、トリガースプレーの支軸
部に枢着されるための凹部と、指を引っかけるための指
掛け部と、凹部と指掛け部との間に設けられピストンの
頭に嵌め込むための嵌合部と、バネ体を嵌入保持するた
めの受け部とを備えることを特徴とする請求項１のバネ
構造体。 - 【請求項１１】 トリガーを押圧することにより液体を
吐出するトリガースプレーに組み込まれたベース付きバ
ネ構造体であって、ベース付きバネ構造体は、容器の口
部にキャップを介して取り付けられるベース体と該ベー
ス体とヒンジを介して一体化されトリガーに弾圧力を与
えるためバネ体とよりなり、該バネ体はベース体から肉
薄部を介して互いに平行に且つアーチ状に延出する一対
のブリッジ部と該ブリッジ部を終端で結合する基部と該
基部より互いに平行に且つアーチ状に延出する一対のブ
リッジ部とよりなり、ブリッジ部の前端がトリガーに嵌
入保持されており、ブリッジ部に圧縮力が働く場合、ア
ーチ状の曲率が大きくなることと同時にブリッジ部が捩
じれることで弾発力を得るように構成されポリオレフィ
ン系の樹脂よりなることを特徴とするベース付きバネ構
造体。 - 【請求項１２】 トリガーを押圧することにより液体を
吐出するトリガースプレーに組み込まれたカバー付きバ
ネ構造体であって、カバー付きバネ構造体は、容器の口
部にキャップを介して取り付けられるベース体に嵌め込
まれたカバー体と該カバー体とヒンジを介して一体化さ
れトリガーに弾圧力を与えるためのバネ体とよりなり、
該バネ体はベース体から肉薄部を介して互いに平行に且
つアーチ状に延出する一対のブリッジ部と該ブリッジ部
を終端で結合する基部と該基部より互いに平行に且つア
ーチ状に延出する一対のブリッジ部とよりなり、ブリッ
ジ部の前端がトリガーに嵌入保持されており、ブリッジ
部に圧縮力が働く場合、アーチ状の曲率が大きくなるこ
とと同時にブリッジ部が捩じれることで弾発力を得るよ
うに構成されポリオレフィン系の樹脂よりなることを特
徴とするカバー付きバネ構造体。 - 【請求項１３】 上記バネ構造体が組み込まれた上記請
求項１〜１２のいずれか１項記載のトリガースプレー。 - 【請求項１４】 上記バネ構造体が組み込まれたトリガ
ースプレーを備えた上記請求項１〜１２のいずれか１項
記載のスプレー容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001162315A JP2002355588A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001162315A JP2002355588A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002355588A true JP2002355588A (ja) | 2002-12-10 |
Family
ID=19005465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001162315A Pending JP2002355588A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002355588A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102923381A (zh) * | 2012-11-02 | 2013-02-13 | 中山市美捷时喷雾阀有限公司 | 新型手枪泵 |
| WO2023210610A1 (ja) * | 2022-04-29 | 2023-11-02 | キャニヨン株式会社 | 蓄圧式スプレイヤ |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001162315A patent/JP2002355588A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102923381A (zh) * | 2012-11-02 | 2013-02-13 | 中山市美捷时喷雾阀有限公司 | 新型手枪泵 |
| WO2023210610A1 (ja) * | 2022-04-29 | 2023-11-02 | キャニヨン株式会社 | 蓄圧式スプレイヤ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4785152B2 (ja) | トリガー式ポンプディスペンサー | |
| CN101119805B (zh) | 一种具有一体模制的触发器和弹簧的薄壁计量设备及其组装方法 | |
| US7048155B2 (en) | Depression head for pump mechanism | |
| JP2006517858A (ja) | ディスペンサーポンプ | |
| US20140183283A1 (en) | Accumulator trigger sprayer and accumulation valve therefor | |
| US20020066802A1 (en) | Trigger spray and container provided with trigger spray | |
| EP0867228B1 (en) | A pump mechanism for ejecting liquid | |
| JP2002355588A (ja) | バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 | |
| JP5208852B2 (ja) | ピストンシリンダユニット | |
| JP2002255215A (ja) | バネ構造体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 | |
| WO2007111454A1 (en) | Trigger type sprayer | |
| JP2002233798A (ja) | トリガースプレーおよびこれを備えたスプレー容器 | |
| JP2002361127A (ja) | バネ体及びそれを有するトリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 | |
| JP5859194B2 (ja) | トリガー式液体噴出器 | |
| JP7244976B2 (ja) | 医薬液体を放出するためのディスペンサー | |
| JP4328144B2 (ja) | 液体噴射用ディスペンサ | |
| AU1503001A (en) | Trigger spray and container provided with trigger spray | |
| JPH0444188Y2 (ja) | ||
| JPH1142451A (ja) | トリガー式液体噴出ポンプ | |
| JP3030483U (ja) | エアゾール容器の噴霧量制御ノズル | |
| JP3929281B2 (ja) | トリガー式流体吐出器 | |
| JP2004016952A (ja) | トリガー式液体噴出器 | |
| JP4646111B2 (ja) | ディスペンサーのトリガー | |
| JP2564022Y2 (ja) | 液体注出器 | |
| JP2002249155A (ja) | トリガースプレー及びそれを備えたスプレー容器 |