JP2002355091A - 腸炎ビブリオ検出用培地 - Google Patents
腸炎ビブリオ検出用培地Info
- Publication number
- JP2002355091A JP2002355091A JP2001165144A JP2001165144A JP2002355091A JP 2002355091 A JP2002355091 A JP 2002355091A JP 2001165144 A JP2001165144 A JP 2001165144A JP 2001165144 A JP2001165144 A JP 2001165144A JP 2002355091 A JP2002355091 A JP 2002355091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- vibrio parahaemolyticus
- vibrio
- detecting
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
シダーゼ基質及びグラム陽性菌抗菌物質を含有する腸炎
ビブリオ検出用培地。 【効果】 本発明培地を用いれば食中毒原因菌として重
要な腸炎ビブリオが正確かつ簡便に検出できる。
Description
して重要な腸炎ビブリオを高精度かつ簡便に検出するこ
とのできる培地及び腸炎ビブリオ検出法に関する。
s)による食中毒は、日本で年間に発生する細菌性食中
毒の大きな割合を占める。腸炎ビブリオは海水中に常在
し、魚介類を生食することにより中毒が発生する。この
食中毒は、急性胃腸炎であり、発熱、嘔吐、上腹部の腹
痛、下痢を特徴とする。
オの検出培地としては、TCBS(Thiosulfate citrat
e bile salts sucrose)寒天培地が広く用いられてい
る。このTCBS寒天培地は、白糖とpH指示薬を含むも
のであり、腸炎ビブリオが白糖を利用しないのに対し、
ビブリオ属に属し、かつ食中毒の原因菌であるビブリオ
・アルギノリティカス(Vibrio alginolyticus)やビブ
リオ・コレラ(Vibrio cholerae)等が白糖を利用して
酸を生成するという性質を利用するものである。すなわ
ち、発育してきた菌は菌体中にpH指示薬を取り込む。従
って白糖を利用しない腸炎ビブリオ等はpH指示薬の色調
変化がないため濃緑色のコロニーを形成するが、一方、
白糖を利用し酸を生成する菌はpH指示薬が黄色に変色す
るため黄色のコロニーとなる、というものである。
培地においては、検体中に腸炎ビブリオと上記の類縁菌
が共存した場合、腸炎ビブリオの濃緑色のコロニーが他
の色に変色してしまうため、正確な検出ができなかっ
た。従って、本発明の目的は腸炎ビブリオと同じビブリ
オ属に属する類縁菌が共存しても色の変化等を生じず
に、正確かつ簡便に腸炎ビブリオを検出できる培地を提
供することにある。
ビブリオを他の属に属する菌だけでなく、同じ属に属す
る類縁菌とも正確に区別して検出できる培地組成につい
て種々検討したところ、グラム陽性菌抗菌物質と検出可
能な遊離性基を有するβ−グルコシダーゼ基質とを含有
する培地を用いれば、グラム陽性菌は生育せず、かつビ
ブリオ・アルギノリティカスやビブリオ・コレラは白色
のコロニーを形成し、腸炎ビブリオが選択的にβ−グル
コシダーゼ基質由来の特性を有するコロニーを形成する
ので、腸炎ビブリオが正確かつ簡便に検出できることを
見出し、本発明を完成するに至った。
を有するβ−グルコシダーゼ基質及びグラム陽性菌抗菌
物質を含有する腸炎ビブリオ検出用培地を提供するもの
である。また、本発明は上記培地に、検体を接種して培
養した後、当該培地上の検出可能なコロニーの有無を検
出することを特徴とする腸炎ビブリオの検出法を提供す
るものである。
能な遊離性基を有するβ−グルコシダーゼ基質とは、β
−グルコシダーゼの作用によって色原体化合物、蛍光性
化合物等の検出可能な化合物を培地中に遊離するもので
あり、例えば色原体化合物又は蛍光性化合物とβ−グル
コースとが結合した化合物すなわち、色原体化合物又は
蛍光性化合物を遊離し得るβ−グルコピラノシド又はそ
の塩であればよい。腸炎ビブリオの類縁菌であるビブリ
オ・アルギノリティカスやビブリオ・コレラは、β−グ
ルコシダーゼを分泌しないのに対し、腸炎ビブリオはβ
−グルコシダーゼを分泌するので、このβ−グルコシダ
ーゼ基質は、腸炎ビブリオによって分解され、色原体化
合物、蛍光性化合物等の検出可能な化合物を遊離するた
め、腸炎ビブリオは色原体化合物に基づく着色コロニ
ー、蛍光性化合物に基づく蛍光コロニー等の検出可能な
コロニーを形成する。具体的なβ−グルコシダーゼ基質
としては、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドキシル
−β−D−グルコピラノシド(X−β−グルコシド、青
色)、5−ブロモ−6−クロロ−3−インドキシル−β
−D−グルコピラノシド(MAGENTA−β−グルコ
ピラノシド、赤紫)、5−ブロモ−6−クロロ−3−イ
ンドリル−β−D−グルコピラノシド(赤紫)、6−ク
ロロ−3−インドリル−β−D−グルコピラノシド(ピ
ンク)、5−ブロモ−3−インドリル−β−D−グルコ
ピラノシド、4−メチル−ウンベリフェリル−β−D−
グルコピラノシド、o−ニトロフェニル−β−D−グル
コピラノシド、フェニル−β−D−グルコピラノシド、
3−ニトロフェニル−β−D−グルコピラノシド、4−
ニトロフェニル−β−D−グルコピラノシド、3−イン
ドキシル−β−グルコピラノシドトリハイドレート、n
−ヘプティル−β−D−グルコピラノシド、5−ブロモ
−4−クロロ−3−インドキシル−2−アセトアミド−
2−デオキシ−β−D−グルコピラノシド等が挙げら
れ、このうち鑑別性の点から5−ブロモ−4−クロロ−
3−インドキシル−β−D−グルコピラノシド(X−β
−グルコシド)が好ましい。
含有量は、基質により異なるが、0.01〜10g/
L、特に0.01〜0.6g/Lであるのが検出性の点
で好ましい。
陽性菌の生育を阻害する目的で培地に添加される。これ
により、ビブリオ属等を含むグラム陰性菌のみが生育し
得ることとなる。当該グラム陽性菌抗菌物質としては、
バンコマイシン、リストセチン、及びこれらの塩等が挙
げられ、このうち、培地中における安定性の点からバン
コマイシン又はその塩が好ましい。
は、グラム陽性菌の生育が阻害される量であればよく、
用いる抗菌物質の種類によって異なるが、0.0001
〜1g/L、特に0.001〜0.1g/Lが好まし
い。
促進し、他の菌の生育を抑制することによって、さらに
正確に腸炎ビブリオを検出する目的で、無機塩類及び/
又は糖類を含有させるのが好ましい。ここで無機塩類と
しては、塩化ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等の無機
酸金属塩;クエン酸鉄アンモニウム、クエン酸ナトリウ
ム等の有機酸金属塩等が挙げられる。このうち、塩化ナ
トリウム等の無機酸金属塩は、腸炎ビブリオが好塩性細
菌であるため、生育を促進するうえで特に好ましい。ま
た、他の無機塩類は、胆汁末、コール酸ナトリウム、デ
オキシコール酸ナトリウム等の胆汁酸類と併用すること
によりビブリオ属以外のグラム陰性菌の生育を抑制する
ため好ましい。ここで、塩化ナトリウム等の無機酸金属
塩は本発明培地中に1.00〜50.0g/L、特に
5.00〜30.0g/L含有するのが好ましい。有機
酸金属塩は、本発明培地中に0.01〜20.0g/
L、特に0.50〜10.0g/L含有するのが好まし
い。また胆汁酸類は、本発明培地中に0.001〜5.
00g/L、特に0.10〜1.00g/L含有するの
が好ましい。
用でき、例えばラクトース、シュークロース(白糖)、
キシロース、セロビオース、マルトース等が挙げられ
る。これらの糖類の添加により、腸炎ビブリオ以外の菌
によって前記β−グルコシダーゼ基質が利用されてしま
うのを防止でき、より正確な検出が可能となるため、好
ましい。これら糖類は、本発明培地中に1.00〜50
g/L、特に5〜30g/L含有させるのが好ましい。
エキス、獣肉エキス、魚肉エキス等の栄養成分を含有さ
せるのが好ましい。さらに、ピルビン酸ナトリウム、硫
酸塩等を添加することもできる。また、腸炎ビブリオ
は、アルカリ条件下でよく生育するので、本発明培地に
はpHを8.0〜9.0にするためのアルカリ剤を含有す
るのが好ましい。アルカリ剤としては、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、ほう酸ナトリウム、3−
[(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)アミ
ノ]−2−ヒドロキシプロパン−スルホン酸、N,N−
ビス(2−ヒドロキシエチル)グリシン、N−シクロヘ
キシル−3−アミノプロパンスルホン酸、シクロヘキシ
ルアミノエタンスルホン酸、N−トリス(ヒドロキシメ
チル)メチル−3−アミノ−プロパンスルホン酸等が挙
げられる。
の寒天培地の他、シート状簡易培地(例えばメッシュを
有する繊維状吸水シートに担持させた構造(特開200
0−325072))とすることもできる。
リオを検出するには、当該培地に検体を添加して30〜
45℃で18〜24時間培養した後に、コロニーの着
色、蛍光等の特性を観察すればよい。
介類等の生鮮食料品、海水、調理場などのふき取り検体
等が挙げられるが、これらの検体を予めトリプトソーヤ
ブイヨン培地で培養した培養液やさらにこれを増菌用培
地で培養した培養液も用いることができる。
が、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではな
い。
g、クエン酸ナトリウム10g、クエン酸鉄アンモニウ
ム1g、チオ硫酸ナトリウム6.4g、白糖末20g、
乳糖10g、ピルビン酸ナトリウム1g、牛胆汁末0.
25g、X−β−グルコシド0.3g、寒天15gを1
リットルの精製水に加え20%炭酸ナトリウム水溶液に
てpHを8.8に合わせた後、100℃、20分間加温溶
解する。溶解後培地が冷めたことを確認し、ろ過滅菌し
たバンコマイシン塩酸塩を0.02g/Lになるように
加え良く撹拌した後、プラスチックシャーレ(90φm
m)に20mLずつ分注して培地が固まるまで静置し、本
発明の腸炎ビブリオ検出用培地を作製した。
ブリオ・アルギノリティカスは3%食塩加トリプトソイ
ブイヨン)で24時間前培養したものを用い、これを滅
菌生理食塩水(腸炎ビブリオ及びビブリオ・アルギノリ
ティカスは滅菌3%食塩水)で希釈し本発明の腸炎ビブ
リオ検出用培地に接種した。接種後35℃で24時間培
養したところ、表1に示すように本発明培地上では腸炎
ビブリオは青色の発色コロニーを形成し、ビブリオ・ア
ルギノリティカス、ビブリオ・コレラ等は白色のコロニ
ーを形成し、グラム陽性球菌はその発育が阻止された。
これにより、本発明培地を用いれば、腸炎ビブリオが正
確かつ簡便に検出できることがわかる。
繊維状吸水シートに担持させた簡易培地(特開2000
−325072公報)実施例1(ヒドロキシプロピルセ
ルロース0.1重量%におけるブドウ糖2g/Lとテト
ラゾリウムクロライド0.02g/Lを塩化ナトリウム
10g/L、クエン酸鉄アンモニウム1g/L、チオ硫
酸ナトリウム6.4g/L、白糖末20g/L、乳糖1
0g/L、ピルビン酸ナトリウム1g/L、牛胆汁末
0.25g/L、X−β−グルコシド0.3g/Lに代
えて調製)に試験例1と同様にして供試菌株を適用し
た。その結果、表2に示すように本発明簡易培地によっ
ても、腸炎ビブリオが正確かつ簡便に検出できた。な
お、表2には実施例1の寒天培地による結果も併せて示
した。
て重要な腸炎ビブリオが正確かつ簡便に検出できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 検出可能な遊離性基を有するβ−グルコ
シダーゼ基質及びグラム陽性菌抗菌物質を含有する腸炎
ビブリオ検出用培地。 - 【請求項2】 さらに、無機塩類及び/又は糖類を含有
するものである請求項1記載の腸炎ビブリオ検出用培
地。 - 【請求項3】 検出可能な遊離性基を有するβ−グルコ
シダーゼ基質が、色原体化合物又は蛍光性化合物を遊離
し得るβ−グルコピラノシド又はその塩である請求項1
又は2記載の腸炎ビブリオ検出用培地。 - 【請求項4】 グラム陽性菌抗菌物質が、バンコマイシ
ン、リストセチン及びこれらの塩から選ばれるものであ
る請求項1〜3のいずれか1項記載の腸炎ビブリオ検出
用培地。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の培地
に、検体を接種して培養した後、当該培地上の検出可能
なコロニーの有無を検出することを特徴とする腸炎ビブ
リオの検出法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001165144A JP4886122B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 腸炎ビブリオ検出用培地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001165144A JP4886122B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 腸炎ビブリオ検出用培地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002355091A true JP2002355091A (ja) | 2002-12-10 |
JP4886122B2 JP4886122B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=19007853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001165144A Expired - Lifetime JP4886122B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 腸炎ビブリオ検出用培地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4886122B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029047A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Nissui Pharm Co Ltd | 簡易培地及び微生物の検出方法 |
JP2008539780A (ja) * | 2005-05-18 | 2008-11-20 | ビオメリュー | ビブリオ菌用反応媒体 |
JP2012139138A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Nissui Pharm Co Ltd | 腸炎ビブリオの検出法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63500594A (ja) * | 1985-07-16 | 1988-03-03 | テクノロジ−・ライセンス・カンパニ−・リミテッド | モノクロ−ナル抗体およびその用途 |
JPH03117481A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-05-20 | Wellcome Found Ltd:The | 生菌ワクチン |
JPH09500791A (ja) * | 1993-07-28 | 1997-01-28 | ランバック,アラン | 少なくとも2種の色原体を用いて微生物を同定する方法 |
JP2000508176A (ja) * | 1996-04-15 | 2000-07-04 | ランバック,アラン | 腸管出血性大腸菌を示すための培地およびそれを示す方法 |
JP2000333677A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-12-05 | Kagome Co Ltd | 植物の青枯病防除方法 |
JP2001008679A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-16 | Eiken Chem Co Ltd | 大腸菌o26分離用培地 |
-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001165144A patent/JP4886122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63500594A (ja) * | 1985-07-16 | 1988-03-03 | テクノロジ−・ライセンス・カンパニ−・リミテッド | モノクロ−ナル抗体およびその用途 |
JPH03117481A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-05-20 | Wellcome Found Ltd:The | 生菌ワクチン |
JPH09500791A (ja) * | 1993-07-28 | 1997-01-28 | ランバック,アラン | 少なくとも2種の色原体を用いて微生物を同定する方法 |
JP2000508176A (ja) * | 1996-04-15 | 2000-07-04 | ランバック,アラン | 腸管出血性大腸菌を示すための培地およびそれを示す方法 |
JP2000333677A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-12-05 | Kagome Co Ltd | 植物の青枯病防除方法 |
JP2001008679A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-16 | Eiken Chem Co Ltd | 大腸菌o26分離用培地 |
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
ACTA MICROBIOLOGICA POLONICA, vol. Vol.40, No.1/2, JPN6010021886, 1991, pages 71 - 76, ISSN: 0001658061 * |
BIOCHIMICA ET BIOPHYSICA ACTA, vol. 1279, JPN6010036929, 1996, pages 149 - 156, ISSN: 0001658060 * |
INDIAN JOURNAL OF MARINE SCIENCES, vol. 22, JPN6010036931, 1993, pages 300 - 302, ISSN: 0001658062 * |
JOURNAL OF BACTERIOLOGY, vol. 176, no. 23, JPN6010036932, 1994, pages 7378 - 7382, ISSN: 0001658059 * |
食衛誌, vol. 19, no. 4, JPN6010036934, 1978, pages 383 - 391, ISSN: 0001658058 * |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539780A (ja) * | 2005-05-18 | 2008-11-20 | ビオメリュー | ビブリオ菌用反応媒体 |
JP2007029047A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Nissui Pharm Co Ltd | 簡易培地及び微生物の検出方法 |
JP4681386B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-05-11 | 日水製薬株式会社 | 簡易培地及び微生物の検出方法 |
JP2012139138A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Nissui Pharm Co Ltd | 腸炎ビブリオの検出法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4886122B2 (ja) | 2012-02-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0871854B1 (en) | Medium for detecting enterococci in a sample | |
JP2008545382A (ja) | エンテロバクター・サカザキの同定のための発色性プレーティング培地 | |
US9181575B2 (en) | Detection and enumeration of microorganisms | |
CN108359707B (zh) | 一种用于检测沙门氏菌的显色培养基及其制备方法 | |
EP2235202A2 (fr) | Procédé de détection et/ou d'identification de clostridium difficile | |
Scullion et al. | A comparison of three methods for the isolation of Arcobacter spp. from retail raw poultry in Northern Ireland | |
JP2002355091A (ja) | 腸炎ビブリオ検出用培地 | |
US20200270670A1 (en) | Culture medium for selectively isolating bacteria of genus clostridium | |
Davies et al. | Possible interference of lactose‐fermenting marine vibrios in coliform‐D‐galactosidase assays | |
CN104870651A (zh) | 包含至少一种烃基(硫代)糖苷的微生物检测介质 | |
US20130059320A1 (en) | Selective growth media for campylobacter bacteria and plating media with said growth media | |
JP2020174541A (ja) | レジオネラ属菌の検査方法 | |
EP2611903A1 (fr) | Utilisation d'un activateur de beta-glucosidase pour la détection et/ou l'identification de c.difficile | |
RU2366702C2 (ru) | Питательная среда для выделения листерий | |
RU2184782C2 (ru) | Дифференциально-диагностическая среда для выделения листерий | |
RU2336305C1 (ru) | Элективная питательная среда для выделения возбудителя псевдотуберкулеза | |
JP2009000002A (ja) | 微生物検出用培地 | |
SU242087A1 (ru) | Избирательная питательная среда | |
JP2012139138A (ja) | 腸炎ビブリオの検出法 | |
SU1341166A1 (ru) | Способ предотвращени роста микроорганизмов | |
RU2425869C1 (ru) | СЕЛЕКТИВНАЯ ДИФФЕРЕНЦИАЛЬНО-ДИАГНОСТИЧЕСКАЯ СРЕДА ДЛЯ ВЫДЕЛЕНИЯ ВОЗБУДИТЕЛЯ СИБИРСКОЙ ЯЗВЫ И БЛИЗКОРОДСТВЕННЫХ БАЦИЛЛ ГРУППЫ Bacillus cereus | |
Lott | Examination of Selective Broth Culture Media for the Detection and Quantification of Vibrio Cholerae in Drinking Water Using an Adapted Compartment Bag Test | |
JP2004321058A (ja) | 腸炎ビブリオ検出用培地 | |
BOUCHER | VIABILITY AND ASSOCIATION WITH FOOD-PROCESSING SURFACES | |
JP2019201557A (ja) | レジオネラ属細菌用培地の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080110 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111024 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20111108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111206 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111209 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4886122 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |