JP2002354778A - リニアモーター駆動によるロータリーテーブル装置 - Google Patents

リニアモーター駆動によるロータリーテーブル装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の割り出しと高速回転を行うことがで
きるロータリーテーブル装置を提供する。 【解決手段】 ロータリーテーブルが軸受を介してロー
タリーテーブル装置の基部に回転自在に支えられてい
て、ロータリーテーブルと基部の一方にリニアモーター
のマグネットを設定し、ロータリーテーブルと基部の他
方にリニアモーターのコイルを設定し、リニアモーター
のマグネットとコイルの両方が軸受の外側に位置してい
ることを特徴とするロータリーテーブル装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に工作機械や
産業機械において使用されるインデックス機能付きのテ
ーブル(割出しテーブル)や、微細な加工を行う時に使
用されるロータリーテーブルを含む種々のロータリーテ
ーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリーテーブルは、一般に、
サーボモーターとウォーム軸とウォームホイルの組合せ
により構成されていた。このような構成においては、ウ
ォーム軸とウォームホイールがサーボモーターの駆動に
応じて回転することにより、ウォームホイールに設置さ
れたロータリテーブルが回転する。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、ウォーム
軸とウォームホイールを組合せた構成では、バックラッ
シュが大きかった。
【0004】また、複リードウォームによりバックラッ
シュを最小にするように調整することも可能であるが、
調整に手間がかかっていた。
【0005】さらに、ウォーム軸とウォームホイール
は、長時間使用していると、歯面に摩耗が生じる。その
ため、バックラッシュの調整がくり返し必要となってい
た。
【0006】本発明は、高精度の割り出しと高速回転を
行うことができるリニアモーター駆動のロータリーテー
ブル装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段の一つ
は、ロータリーテーブルが軸受を介してロータリーテー
ブル装置の基部に回転自在に支えられていて、ロータリ
ーテーブル及び基部のいずれか一方にリニアモーターの
マグネットを設定し、ロータリーテーブル及び基部の他
方にリニアモーターのコイルを設定し、リニアモーター
のマグネットとコイルの両方が軸受の外側に位置してい
ることを特徴とするロータリーテーブル装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によるロータリーテーブル
装置においては、ロータリテーブルを直接リニアモータ
ーで駆動する。
【0009】各種の実施形態が可能であるが、次のもの
が好ましい。
【0010】(1)ロータリーテーブルが軸受を介して
ロータリーテーブル装置の基部に回転自在に支えられて
いる。ロータリーテーブルと基部のいずれか一方にリニ
アモーターのマグネットを設定する。ロータリーテーブ
ルと基部の他方にリニアモーターのコイルを設定する。
リニアモーターのマグネットとコイルの両方が軸受の外
側に位置している。
【0011】(2)リニアモーターのマグネットとコイ
ルの両方が円形である。
【0012】(3)リニアモーターのマグネットとコイ
ルの両方がロータリーテーブルの外周に沿って配置され
ている前述のロータリーテーブル装置。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は、本発明によるリニアモーター駆動
によるロータリーテーブル装置の一つの例を示す。
【0015】ロータリーテーブル装置10は基部20と
ロータリーテーブル30を備えている。
【0016】基部20にロータリーテーブル30が軸心
Aを中心に回転可能に設定されている。
【0017】基部20の内部には軸心Aを中心とした円
筒形の穴が形成されていて、この穴の内周にはクランプ
シリンダー38が設けられている。このクランプシリン
ダー38は、必要に応じてロータリーテーブル30をク
ランプするためのものである。
【0018】ロータリーテーブル30の下面には回転軸
32の上端が固定されている。回転軸32は軸心Aのま
わりに回転するものであり、ロータリーテーブル30の
上面と回転軸32の回転中心は垂直に設定されている。
回転軸32は軸心Aのまわりに回転するものであり、ロ
ータリーテーブル30の回転中心と一致する。すなわ
ち、回転軸32の中心線が軸心Aと一致している。
【0019】ロータリーテーブル30と基部20の間に
はボールタイプの軸受34が設けられている。ロータリ
ーテーブル30はリング状の軸受34を介して基部20
に回転自在に支持されている。回転軸32と基部20の
間にもリング状の軸受36が設けられている。回転軸3
2も、軸受36を介して基部20に回転自在に支持され
ている。
【0020】図1には、軸受34、36がそれぞれスラ
スト玉軸受、ラジアル玉軸受として構成された例が示さ
れている。2つの軸受34、36を設ける構成により、
ロータリーテーブル30が回転自在に支持され、しか
も、揺動が防止されるようになっている。
【0021】基部20とロータリーテーブル30の間に
は、図示が省略されているが、スケール部及び検出部が
設けられている。スケール部及び検出部によりロータリ
ーテーブル30の回転数が検出される。検出部は図示し
ない制御部に接続されており、検出された信号はこの制
御部に送られる。この制御部は検出された信号や予め設
定されたプログラム等に基づいてロータリーテーブル3
0の回転と位置決めを制御するものである。
【0022】ロータリーテーブル30と基部20の間に
は、リニアモーター40が設定されている。リニアモー
ター40は、リング状の軸受34の外側にロータリーテ
ーブル30の外周に沿って配置されていて、大きなリン
グ形状をしている。つまり、リニアモーター40は軸心
Aを中心に全体的に大きな円形となるように配置されて
おり、マグネット42、43と、コイル44、45で構
成されている。
【0023】ロータリーテーブル30は円形リニアモー
ター40により直接駆動される。たとえば、基部20の
上部にコイル44、45が取り付けられている。コイル
44、45は平面状に構成され、軸心Aを中心に周回す
るように上下方向に所定の間隔を空けて配置されてい
る。また、コイル44、45は制御部に接続されてい
て、通電が制御されるようになっている。
【0024】ロータリーテーブル30の下面にはマグネ
ット支持部材46が取り付けられている。マグネット支
持部材46は内側面が開放した断面略凹形の円環状部材
である。マグネット支持部材46の上部はロータリーテ
ーブル30の下面に固定されており、下部は内側に突出
している。マグネット支持部材46の下部の上面と下面
にマグネット42、43がそれぞれ設けられている。
【0025】マグネット42、43は、コイル44、4
5に対し、それぞれ対面している。マグネット42、4
3の配列は、周方向に順次異なった極(N、S、
N...の順)となっている。
【0026】前述の実施例においては、コイル44、4
5に電流を供給し、コイル44、45に発生する磁界と
マグネット42、43との間に生じる電磁力の吸引、反
発を制御することにより、ロータリーテーブル30を所
定の方向に回転させるようになっている。
【0027】
【発明の効果】本願の請求項1に係る発明によれば、ロ
ータリーテーブルが軸受に支持され、かつ、リニアモー
ターによりダイレクトに駆動されるため、揺動やバック
ラッシュがなくなり、高精度(例えば0.001°)の
割り出しと高速回転を両方とも高精度に行うことが可能
となる。
【0028】なお、本発明は上述の実施例に限定されな
い。コイル及びマグネットをテーブル面と垂直に配置し
ても良い。
【0029】コイル及びマグネットの個数も、前述の実
施例に限定されない。ロータリーテーブルへの積載重量
やリニアモーターの性能に応じて、1組または3組以上
のコイル及びマグネットを設けても良い。
【0030】軸受は、ボールベアリングに限定されな
い。スラスト玉軸受、ラジアル玉軸受の他、円錐ころ軸
受等種々の軸受を利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーテーブル装置の一例を示す
断面図。
【符号の説明】
10 ロータリーテーブル装置 20 基部 30 ロータリーテーブル 32 回転軸 34、36 軸受 38 クランプシリンダー 40 リニアモーター 42、43 マグネット 44、45 コイル 46 マグネット支持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーテーブルが軸受を介してロー
    タリーテーブル装置の基部に回転自在に支えられてい
    て、ロータリーテーブル及び基部のいずれか一方にリニ
    アモーターのマグネットを設定し、ロータリーテーブル
    及び基部の他方にリニアモーターのコイルを設定し、リ
    ニアモーターのマグネットとコイルの両方が軸受の外側
    に位置していることを特徴とするロータリーテーブル装
    置。
  2. 【請求項2】 リニアモーターのマグネットとコイルの
    両方が円形である請求項1に記載のロータリーテーブル
    装置。
  3. 【請求項3】 リニアモーターのマグネットとコイルの
    両方がロータリーテーブルの外周に沿って配置されてい
    る請求項1又は2に記載のロータリーテーブル装置。
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