JP2016159400A - 回転テーブル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置決め加工とコンタリング加工との両方に対応することが可能な工作機械用の回転テーブル装置において、位置決め加工時におけるワークの加工精度の低下を可及的に低減させることのできる構成を提供すること。【解決手段】フレームに形成された挿入孔内で回転可能に支持される主軸と、該主軸の一端側に固定されたテーブルであって加工対象のワークが取り付けられるテーブルと、挿入孔内で主軸の軸線方向に移動可能に設けられるクランプピストンとを備え、主軸にはテーブルと対向するクランプ面が形成されると共に、フレームとクランプピストンとで圧力室が画定されており、圧力室に作動流体が供給されることに伴ってクランプピストンがクランプ面に押接されてテーブルがクランプ状態とされる工作機械用の回転テーブル装置において、テーブルとフレームとの間に設けられた軸受であってフレームに対しテーブルを直接的に支持する軸受を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、フレームに形成された挿入孔内で回転可能に支持される主軸と、該主軸の一端側に固定されたテーブルであって加工対象のワークが取り付けられるテーブルと、前記挿入孔内で前記主軸の軸線方向に移動可能に設けられるクランプピストンとを備える工作機械用の回転テーブル装置に関する。
前記のような工作機械用の回転テーブル装置として、特許文献1に開示されたものがある。詳しくは、この特許文献1には、フレーム(ハウジング)に形成された挿入孔(空孔)内で回転可能に支持される主軸(出力軸)と、その主軸の一端側に固定されたテーブル(割出テーブル)であって加工対象のワークが取り付けられるテーブルと、挿入孔内に軸線方向に移動可能なクランプピストン(シリンダ)とを備えた回転テーブル装置が開示されている。
この特許文献1に開示された回転テーブル装置では、主軸にテーブルと対向するクランプ面(摩擦面)が形成されると共に、フレームに固定された部材(ピストン)とクランプピストンとで圧力室が画定されており、その圧力室に作動流体が供給されることに伴ってクランプピストンがクランプ面に押接されてテーブルがクランプ状態とされる構成となっている。また、特許文献1の回転テーブル装置では、フレームと主軸との間に軸受が設けられており、その軸受が主軸を介してテーブルを回転可能に支持する構成となっている。
そして、そのような回転テーブル装置においては、テーブルに載置された状態で取り付けられるワークに対し工作機械によって加工が施されるものであるが、その加工としては、テーブルを割り出した角度位置でクランプ状態として行われる、所謂、位置決め加工と、テーブルをクランプ状態とせずに(アンクランプ状態で)回転させながらワークを加工する、所謂、コンタリング加工とがある。また、回転テーブル装置においては、その取り付けられたワークに対し前記の位置決め加工と前記のコンタリング加工とが連続的に行われる場合があり、言い換えれば、一つの回転テーブル装置において位置決め加工とコンタリング加工との両方が行えるように回転テーブル装置が構成されている必要がある場合がある。
ところで、特許文献1に開示された回転テーブル装置では、前記のようなワークに対する加工、特に位置決め加工において、その加工精度が低下して許容できないものになるという問題がある。詳しくは、以下の通りである。
通常、回転テーブル装置のテーブル上に取り付けられたワークの加工時においては、そのワークに対し工具等による外力(切削力)が作用する。そのため、回転テーブル装置においては、その加工時にワークに対し作用する前記切削力により、テーブルを支持する部分(支持構造)に対し、テーブルの回転軸線と交差する軸線回りのモーメントが作用する。但し、コンタリング加工は、一般的には仕上げ加工等として軽切削が行われる場合が多いため、コンタリング加工時においてワークに対し作用する前記切削力は比較的小さく、前記支持構造が受ける前記モーメントも比較的小さいものとなっている。
しかしながら、位置決め加工は、粗加工等の重切削が行われる場合が多く、そのため、位置決め加工時においてワークに作用する前記切削力は、コンタリング加工時と比べて大きいものとなっている。従って、位置決め加工時においては、テーブルの前記支持構造に対し大きい前記モーメントが作用した状態となる。
その場合において、前記のように特許文献1における回転テーブル装置では、フレームと主軸との間に軸受が設けられており、テーブルが主軸を介して間接的にフレームに支持される支持構造となっているため、位置決め加工において、その支持構造に前記のような大きな前記モーメントが作用する結果、主軸に撓みが生じ、その主軸の撓みによってテーブルが傾いた状態となることがある。そして、そのようなテーブルの傾きにより、ワークの加工精度が許容できないほど低下してしまう場合がある。
なお、工作機械用の回転テーブル装置としては、特許文献2に開示された構成のものがある。この特許文献2に開示された回転テーブル装置においては、テーブルを支持するための軸受は、テーブルの直下に設けられており、テーブルとフレームとの間に設けられたものとなっている。すなわち、特許文献2の回転テーブル装置においては、テーブルの前記支持構造は、テーブルがフレームに対し直接的に支持される構成となっている。従って、この特許文献2の回転テーブル装置においては、位置決め加工時において、前記のような主軸の撓みに起因してテーブルが傾くといった状態が発生しないものとなっている。
但し、特許文献2の回転テーブル装置におけるそのような軸受の配置は、テーブルをクランプ状態とするための構成(クランプ構成)が特許文献1の回転テーブル装置と異なるものを前提としているが故に成されたものである。すなわち、特許文献2の回転テーブル装置においては、テーブルが主軸の軸線方向に移動可能に設けられると共に、テーブルの下面にクランプ面が形成されたものとなっており、テーブルをクランプ状態とするにあたっては、テーブルをフレーム側へ変位させ、テーブルの下面(クランプ面)をフレームに押接させる構成となっている。そして、特許文献2では、そのようなクランプ構成を有する回転テーブル装置を前提とし、そのテーブルの回転駆動時(アンクランプ時)において、テーブルとフレームとの摺接を防ぐことを目的としてテーブルにおけるクランプ面をフレームから離間した状態とすると共に、その状態においてテーブルの回転が容易に行われるように、前記のような軸受の配置を含む構成を採用しているものである。
因みに、特許文献2における回転テーブル装置は、そもそも位置決め加工のみを意図して構成されたものであり、前記のようなコンタリング加工を行うことは意図していない構成となっている。詳しくは、特許文献2の回転テーブル装置では、前記のようにアンクランプ時の状態に対しテーブルがフレーム側へ変位してテーブルがクランプ状態とされる構成となっており、クランプ時とアンクランプ時とで、主軸の軸線方向に関し、テーブルの上面の位置(=ワークの位置)が異なる構成となっている。そのため、そのような構成の回転テーブル装置でコンタリング加工を行おうとすると、位置決め加工時とは加工基準が異なるものとなるため、加工制御(NC制御)が複雑なものとなってしまう。
しかも、特許文献2の回転テーブル装置では、前記のようにテーブルを変位可能とするために、テーブルとフレームとの間には、前記の軸受に加え圧縮コイルスプリング等の付勢装置が介装されている。そして、テーブルの回転駆動時(アンクランプ時)においては、テーブルがその付勢装置を介してフレームに支持された状態となっている。すなわち、特許文献2の回転テーブル装置は、テーブルが回転駆動されるアンクランプ状態において、テーブルがフレームに対し弾性的に支持される構成となっている。そのため、そのような構成の回転テーブル装置においてコンタリング加工を行うと、前記切削力がワークを介してテーブルに作用する結果としてテーブルに傾きが生じ、ワークの加工精度が大きく低下してしまう。従って、これらの点から、特許文献2の回転テーブル装置は、位置決め加工のみを意図して構成されたものであると言える。
実開平03−120354号公報 特開2005−138216号公報
以上のような従来の回転テーブル装置の構成を鑑み、本発明は、前記のような位置決め加工とコンタリング加工との両方に対応することが可能な回転テーブル装置において、位置決め加工時におけるワークの加工精度の低下を可及的に低減させることのできる構成を提供することを解決課題とするものである。
本発明は、フレームに形成された挿入孔内で回転可能に支持される主軸と、該主軸の一端側に固定されたテーブルであって加工対象のワークが取り付けられるテーブルと、前記挿入孔内で前記主軸の軸線方向に移動可能に設けられるクランプピストンとを備え、前記主軸には前記テーブルと対向するクランプ面が形成されると共に、前記フレームと前記クランプピストンとで圧力室が画定されており、前記圧力室に作動流体が供給されることに伴って前記クランプピストンが前記クランプ面に押接されて前記テーブルがクランプ状態とされる工作機械用の回転テーブル装置を前提とする。
その上で、本発明は、前記の解決課題を達成すべく、その前提とする工作機械用の回転テーブル装置において、その回転テーブル装置が、前記テーブルと前記フレームとの間に設けられた軸受であって前記フレームに対し前記テーブルを直接的に支持する軸受を備えることを特徴とする。
なお、本発明による工作機械用の回転テーブル装置について、前記フレームが、前記工作機械に取り付けられる本体部と該本体部において前記軸線方向における前記テーブルと前記クランプピストンとの間に位置するように前記本体部に固定されて設けられたシリンダ部とを含むと共に、前記圧力室が、その少なくとも一部を前記クランプピストンと前記シリンダ部とで画定されるかたちで設けられている場合において、前記軸受が前記テーブルと前記シリンダ部との間に設けられると共に、前記テーブルが前記軸受を介して前記フレームにおける前記シリンダ部に支持される構成としてもよい。さらには、その構成において、少なくとも一部が前記主軸の半径方向における前記圧力室の存在範囲内に位置するように前記軸受が設けられる構成としてもよい。
本発明が前提とする工作機械用の回転テーブル装置は、テーブルをクランプ状態とするためのクランプ構成を、前記のように主軸の軸線方向に移動可能に設けられるクランプピストンが主軸に形成されたクランプ面に押接される構成としたものであり、クランプ時とアンクランプ時とで主軸の軸線方向におけるテーブルの位置が変わらない構成であるため、位置決め加工に加え、コンタリング加工にも対応することが可能なものとなる。
その上で、本発明の回転テーブル装置によれば、フレームに対しテーブルを回転可能に支持するための軸受がテーブルとフレームとの間に設けられており、その軸受によってフレームに対しテーブルが直接的に支持される構成となっており、フレームに設置された軸受によりテーブルがその主軸の軸線方向においてフレームと対向する面において直接的に受けられるものとなっているため、加工時においてワークに対し切削力が作用する結果としてテーブル等に前記モーメントが作用したとしても、テーブルが傾いた状態となることがほとんどなく、テーブルの傾きに起因するワークの加工精度の低下を可及的に低減させることができる。
特に、テーブルをクランプした状態で行われる位置決め加工時においては、前記のように大きな切削力がワークに作用し、それに伴ってテーブル等に対し大きな前記モーメントが作用することになるが、そのクランプ時においては、クランプピストンがクランプ面を押圧する押圧力により主軸を介してテーブルに対しフレーム側(軸受の方向)へ向けた力が作用し、それにより、テーブルが軸受を押圧すると共に、その力がフレームによって受けられた状態となる。その結果として、軸受による支持剛性がより高いものとなるため、前記のような大きなモーメントがテーブルに作用した場合であっても、テーブルの傾きが可及的に防止され、加工精度の低下が低減される。
また、本発明による回転テーブル装置において、フレームが前記のような本体部及びシリンダ部を含む構成の場合に、前記軸受がテーブルとシリンダ部との間に設けられる構成とすることにより、テーブルのクランプ状態において、前記押圧力の作用に伴うテーブルの撓みを小さいものとしてワークの加工精度の低下をより少なくすることが可能なものとなる。詳しくは、以下の通り。
前記した本発明が前提とする回転テーブル装置においては、圧力室に供給される作動流体の圧力によりクランプピストンがテーブルと対向するクランプ面に押圧されるものであり、従って、圧力室は、クランプピストンにおけるテーブル側の面を含むかたちで形成される。その上で、その回転テーブル装置においては、フレームが、その主体的な部分である本体部であって前記した挿入孔を形成する外周壁を有する本体部に加え、その本体部に対し固定されて設けられるシリンダ部であってクランプピストンの前記面とで圧力室の少なくとも一部を形成するように主軸の軸線方向において前記面と対向するように配置されたシリンダ部を含む構成とされたものがある。そして、その構成の場合、シリンダ部は、当然ながら本体部における前記外周壁に対しテーブルの半径方向における内側(挿入孔内)に位置するものとなっている。そして、前記した本発明による回転テーブル装置においては、そのように構成されたフレーム(本体部、シリンダ部)とテーブルとの間に前記軸受が設けられるものである。
ところで、本発明が前提とする回転テーブル装置においては、前記のように、テーブルのクランプ状態において、クランプピストンがクランプ面に対し押圧力を作用させることにより、その押圧力の方向の力が主軸を介してテーブルに対し作用する。その場合、そのような力がテーブルに作用することに伴い、テーブルの半径方向における内側(中心側)の部分が外側(外周縁側)の部分よりも主軸の軸線方向における前記力の作用する方向へ変位した状態となるかたちにテーブルが撓む場合がある。そして、そのようなテーブルの撓みが発生してしまうと、そのクランプ状態において行われる位置決め加工時においてワークの加工精度が低下してしまう。
これに対し、本発明による回転テーブル装置において、前記軸受が設けられる位置を、前記のように構成されたフレームのうちのシリンダ部とテーブルとの間とすることにより、前記軸受によるテーブルの支持位置がテーブルの中心により近い位置となるため、前記のような力がテーブルに作用しても、その力が作用することに伴うテーブルの撓みがより小さいものとなる。その結果として、位置決め加工におけるテーブルの撓みに伴うワークの変位をより少ないものとしてワークの加工精度の低下をより少なくすることができる。
さらに、前記のように前記軸受がシリンダ部とテーブルとの間に配置された構成において、その前記軸受を、少なくとも一部が主軸の半径方向における圧力室の存在範囲内に位置するように配置する構成とすることにより、位置決め加工におけるワークの加工精度の低下をさらに少ないものとすることが可能となる。詳しくは、以下の通り。
前記のように、前記軸受が設けられる位置をフレームのシリンダ部とテーブルとの間とする構成の場合、シリンダ部は、前記軸受を介してテーブルを支持するものであるため、当然ながら、テーブルを前記軸線方向に変位なく支持し得る高い剛性を有するものとなっている。
しかし、シリンダ部は、前記のようにクランプピストンと共に圧力室を形成するものであり、主軸の半径方向においてフレームの本体部と主軸との間に設けられるものであるため、本体部に対し片持ちで支持されるかたちとなっている。しかも、シリンダ部は、他にクランプピストン等が配置される本体部の挿入孔内に設けられるものであるため、軸線方向における厚さ寸法等に制限を受けるものとなっている。そのため、前記のようにテーブル自身の撓みを抑制するために前記軸受がシリンダ部とテーブルとの間に配置される場合であって、シリンダ部自身が高い剛性を有するように設計された場合であっても、前記のように位置決め加工時において大きな切削力がワークに作用することに伴い、その力がテーブルを介して前記軸受に作用し、そのような大きな力で前記軸受がシリンダ部を押圧する状態となった場合、テーブルを支持するシリンダ部自身に僅かな撓みが発生し、それに伴ってテーブルの位置が変位してワークの加工精度の低下を招く虞がある。
但し、シリンダ部は、前記のようにクランプピストンと共に圧力室の少なくとも一部を形成しているものであるため、テーブル(主軸)をクランプ状態とするために圧力室に作動流体が供給されると、その作動流体の圧力は、クランプピストンだけではなく、シリンダ部に対しても作用する。従って、位置決め加工時においては、前記のような大きな力が前記軸受からシリンダ部に作用する一方で、シリンダ部における前記軸受を支持する面(前記軸受から力を受ける面)とは反対側の面に対し作動流体の圧力が作用した状態となる。それにより、前記のようなシリンダ部自身の撓みは、単に前記のような大きな力が作用した場合と比べて小さいものとなる。
その上で、前記軸受の位置を、その少なくとも一部が主軸の半径方向における圧力室の存在範囲内に位置するようなものとすることにより、シリンダ部は前記の圧力室の存在範囲内において作動流体の圧力を受けて前記軸受から力を受ける方向に対し抗するように支持された状態となっているため、前記軸受によりシリンダ部に対し作用する力がその少なくとも一部をその支持された範囲で受けられることとなる。それにより、前記のようなシリンダ部自身の撓みがより抑えられ、位置決め加工時におけるワークの加工精度の低下をさらに少ないものとすることが可能となる。
本発明による工作機械用の回転テーブル装置の一実施形態を示す側面断面図である。 図1の要部を示す部分拡大断面図である。 本発明による工作機械用の回転テーブル装置の他の実施形態を示す側面断面図である。 本発明による工作機械用の回転テーブル装置の他の実施形態を示す側面断面図である。
以下では、図面に基づき、本発明による工作機械用の回転テーブル装置の一例について説明する。なお、以下の説明において「軸線方向」とは、主軸の軸線の方向を指し、「半径方向」とは、同心状に配置された主軸及びテーブルの半径方向を指すものとする。
図1及び図2は、本発明を適用した工作機械用の回転テーブル装置1を示している。図示のように、回転テーブル装置1は、工作機械に対し取り付けられるフレーム5と、フレーム5に対し回転可能に支持される主軸3と、主軸3の一方の端部において主軸3に対し相対回転不能に取り付けられるテーブル2とを備えている。
より詳しくは、フレーム5は、工作機械に対する設置面21が平坦に形成されると共に、軸線方向における設置面21とは反対側の面に開口する挿入孔7が形成された構成となっている。但し、この挿入孔7は、設置面側において閉塞された有底の孔となっている。さらに、本実施例の回転テーブル装置1においては、フレーム5は、挿入孔7の底面から軸線方向に伸びると共に挿入孔7と同心状に形成された円柱状の軸部18を有している。なお、その軸部18は、図示のように、底面に連続する部分である基部18aよりも反底面側の支持部18bが小径に形成されたものとなっている。また、その軸部18における支持部18bには、反底面側の端部の外周面に雄ねじ(図示略)が形成されている。
主軸3は、本実施例では、フレーム5における軸部18よりも大きい外径寸法を有すると共に、軸線方向に貫通する貫通孔3dが形成された円筒状の軸である。但し、その貫通孔3dの内径寸法は、フレーム5における軸部18(基部18a)の外径寸法よりも若干大きいものとなっている。
また、主軸3は、軸線方向における中間よりも一端側の部分がそれよりも他端側の部分よりも外径寸法が大きくなるように形成されており、前記一端側に大径部3aを有すると共に他端側が小径部3bとして形成された構成となっている。また、その大径部3aは、小径部側の端部に、それ以外の部分よりも外径寸法の大きい鍔部3cを有している。但し、その鍔部3cを含む大径部3aの外径寸法は、フレーム5における挿通孔の内径寸法よりも小さいものとされている。また、その鍔部3cにおける軸線方向と交差する端面のうちの反小径部側の端面4は、軸線方向と直交する平面に形成されている。
そして、主軸3は、小径部側がフレーム5における挿入孔7の底面側となる向きで、貫通孔内にフレーム5の軸部18が位置するような配置でフレーム5の挿入孔内に設けられている。その上で、フレーム5の軸部18と主軸3(貫通孔3dの内周面)との間には円錐ころ軸受等の第1の軸受12が介装され、それにより、主軸3は、フレーム5に対し回転可能に支持された状態となっている。なお、第1の軸受12は、主に半径方向の荷重を支持する目的で設けられるものであり、その外輪が内輪に対する軸線方向の一方側(本実施例では軸部18の基部側)への変位を拘束されない構成のものが用いられている。そして、第1の軸受12は、軸線方向に関し、主軸3において貫通孔内に突出するように形成された突起部とフレーム5の軸部18における支持部18bに螺合されたナット19の間に配置され、ナット19が締め付けられることにより、その位置が固定されるかたちで設けられている。
テーブル2は、外径寸法がフレーム5における挿入孔7の内径寸法よりも大きい円盤状の部材であり、中心の位置に貫通孔(中心孔2a)を有している。また、テーブル2は、その軸線方向と交差する方向の2つの端面のうちの一方が加工対象のワーク等を取り付けるための載置面2bとなるものであり、他方の端面については、中心孔2aの周りにおいて軸線方向に突出する嵌合部2cが形成された構成となっている。そして、テーブル2は、嵌合部2cが主軸3の貫通孔3dに嵌め込まれることで位置決めされた状態で主軸3の一端側に取り付けられ、複数の取り付けボルトによって主軸3に対して相対回転不能に固定されている。
また、回転テーブル装置1は、主軸3における小径部3bの反テーブル側の端部に対し相対回転不能に取り付けられたウォームホイール15と、フレーム5に対し回転可能に支持されると共にウォームホイール15と噛合するウォームスピンドル16とを備えている。そして、回転テーブル装置1は、そのウォームスピンドル16が駆動モータ(図示略)によって回転駆動されることにより、ウォームホイール15を介して主軸3(テーブル2)が回転駆動されると共に、その駆動モータの回転量が制御されることにより、テーブル2の角度位置が割り出される構成となっている。
その上で、回転テーブル装置1は、前記のように割り出された角度位置でテーブル2をクランプ状態とするためのクランプ装置を備えている。但し、本発明が前提とする回転テーブル装置1においては、そのクランプ装置は、圧力室11に作動流体が供給されることによりクランプピストン9が主軸3に設けられたクランプ面に押圧されてテーブル2をクランプ状態とするものであり、従って、そのクランプ装置は、フレーム5の挿入孔内において主軸3の軸線方向に移動可能に設けられるクランプピストン9を有している。また、本実施例の回転テーブル装置1においては、フレーム5は、前記の圧力室11を形成するための構成として、フレーム5の主体的な部分である本体部6に対し取り付けられた環状のシリンダ部8を有している。すなわち、本実施例の回転テーブル装置1におけるフレーム5は、本体部6とシリンダ部8とで構成されている。より詳しくは、以下の通り。
フレーム5における本体部6は、フレーム5の外周壁となる部分(以下、「外周壁」という。)を含むフレーム5の主体的な部分であり、その外周壁が反設置面側(テーブル側)において薄肉に形成され、その外周壁によって画定される孔内に段部6cが形成されると共に、その孔が反設置面側の端部に内径が拡大された部分(拡径部6b)を有する構成となっている。その上で、シリンダ部8は、本体部6における前記孔内において、拡径部6bに嵌め合わされると共に前記段部6cのテーブル側の面に当接した状態で、複数の取り付けボルトによって本体部6に対し取り付けられている。
なお、そのシリンダ部8は、前記のように環状に形成された部材であり、その内側に主軸3を配置可能な内径寸法を有する貫通孔を有しており、前記のように本体部6に取り付けられて本体部6と一体的に設けられている。但し、そのシリンダ部8における貫通孔の内径寸法は、本体部6における前記孔の拡径部6bを除く部分の内径寸法よりも小さくなっており、本実施例では、図示のように主軸3の鍔部3cの外径寸法と略同じものとなっている。従って、シリンダ部8は、前記のように本体部6に取り付けられた状態(取付状態)において、半径方向に関し、本体部6における前記孔内において外周壁の内周面から内側へ突出するものとなっている。
因みに、本実施例の回転テーブル装置1においては、シリンダ部8は、前記のように半径方向における外周側の部分であって前記取付状態において本体部6における前記孔の拡径部内に位置する部分(取付部)で本体部6に対し取り付けられるものであり、その取付部の厚さ寸法(軸線方向の寸法)が、前記拡径部6bの軸線方向の寸法と略同じとなるように形成されていると共に、それよりも内側の部分(突出部8a)の厚さ寸法よりも大きく形成されてたものとなっている。従って、シリンダ部8は、取付部と突出部8aとの間に内周壁8bを有する構成となっている。そして、本体部6に対しシリンダ部8が取り付けられた前記取付状態においては、フレーム5の挿入孔7は、本体部6における前記孔の拡径部6bを除く部分の内周面とシリンダ部8の内周壁8bとで画定されるものとなっている。
また、前記取付状態において、シリンダ部8は、その突出部8aが軸線方向において主軸3の鍔部3cよりもテーブル側に配置されるものとなっている。言い換えれば、フレーム5における本体部6の拡径部6bは、そこに取り付けられるシリンダ部8の軸線方向における配置が主軸3の鍔部3cよりもテーブル側となるように本体部6に対し形成されている。従って、シリンダ部8は、半径方向に関し、その貫通孔の内周面で主軸3の大径部3aにおける鍔部3cよりもテーブル側の部分(主部)と対向するものとなっており、また、前記のようにその貫通孔が鍔部3cの外径寸法と略同じ内径寸法を有するものであることから、シリンダ部8における貫通孔の内周面と主軸3の大径部3aにおける前記主部との間には、半径方向における幅寸法が主軸3の鍔部3cにおける反小径部側の端面4と同じ大きさの空間が形成されている。
その上で、クランプピストン9は、軸線方向においてシリンダ部8における突出部8aの反テーブル側(挿入孔7の底面側)の面に対向すると共に、半径方向において主軸3の大径部3aとフレーム5における挿入孔7の内周面との間に位置するかたちでフレーム5の挿入孔内に設けられている。
より詳しくは、クランプピストン9は、貫通孔を有する環状に形成された部材であり、その貫通孔内に主軸3の大径部3aが配置されると共に、その外周面において挿入孔7の内周面に摺接するようにフレーム5に対し嵌め込まれており、フレーム5の挿入孔内において軸線方向に移動可能に設けられている。但し、クランプピストン9は、軸線方向に関し、前記のようにシリンダ部8における突出部8aの反テーブル側の面に対向するように設けられるものであり、シリンダ部8における突出部8aに対し相対的に反テーブル側に位置するように配置されている。
また、クランプピストン9は、前記のように半径方向に関し主軸3における大径部3aとフレーム5における挿入孔7の内周面との間に位置するように設けられるものであるが、軸線方向に関しては、主軸3の大径部3aに対し、鍔部3cと前記主部とに跨がるように配置されると共に、その反テーブル側の面の内周側の部分において主軸3(大径部3a)の鍔部3cと対向するものとなっている。そのため、クランプピストン9は、その貫通孔が主軸3の大径部3aに対応した形状に形成されたものとなっている。
具体的には、その貫通孔は、主軸3の大径部3aに対し、軸線方向における略中間部よりもテーブル側の部分の内径寸法が前記主部の外径寸法よりも若干大きく且つ鍔部3cの外径寸法よりも小さく形成されると共に、前記略中間部よりも反テーブル側の部分の内径寸法が鍔部3cの外径寸法よりも僅かに大きく形成されており、前記略中間部を境に反テーブル側において内径が拡大され、その内部に段部9bが形成されたものとなっている。そして、クランプピストン9は、貫通孔における前記のテーブル側の部分の内周面が半径方向において主軸3の大径部3aにおける前記主部と対向すると共に前記の反テーブル側の部分の少なくとも一部が半径方向において鍔部3cと対向するような配置で設けられている。
従って、クランプピストン9は、貫通孔内に形成された段部9bにおける反テーブル側を向く面において主軸3の鍔部3cにおける反小径部側の端面4に対向すると共に、その軸線方向における位置が反テーブル側へ変位するのに伴って鍔部3cの反小径部側の端面4に当接する構成となっている。なお、クランプピストン9の貫通孔内における段部9bの前記面は、その全面に亘って主軸3の鍔部3cにおける反小径部側の端面4に当接するように、その鍔部3cの反小径部側の端面4と同様に、軸線方向と直交する平面に形成されている。
さらに、クランプピストン9は、そのテーブル側の端面における貫通孔の周りに、前記端面から軸線方向へ突出するかたちに形成された円筒部9aを有してる。その円筒部9aは、軸線方向に関し、クランプピストン9の貫通孔内における段部9bの前記面が主軸3(大径部3a)における鍔部3cの反小径部側の端面4に当接した状態においてそのテーブル側の端縁がフレーム5のシリンダ部8における突出部8aの反テーブル側の面よりもテーブル側に位置するように前記端面から突出すると共に、半径方向に関し、その外径寸法がシリンダ部8における貫通孔の内径寸法と略同じであってその外周面においてシリンダ部8における貫通孔の内周面と当接するものとなっている。
従って、フレーム5における挿入孔7の内周面、シリンダ部8における突出部8aの反テーブル側の面及びクランプピストン9における前記端面のうちの円筒部9aが形成される部分を除く部分で囲まれた空間は、軸線方向におけるクランプピストン9の位置に拘わらず、半径方向の内側において円筒部9aの外周面により閉塞された状態となる。すなわち、その空間は、前記のそれぞれの面により常に閉塞されたものとなっている。なお、回転テーブル装置1は、その空間に作動流体が供給される構成となっており、従って、その空間は、クランプピストン9を変位させるための作動流体が供給される圧力室11として機能する。このように、本実施例の回転テーブル装置1においては、フレーム5がクランプピストン9との組み合わせで圧力室11を形成するためのシリンダ部8を含んでおり、圧力室11は、その少なくとも一部をシリンダ部8とクランプピストン9とで画定されるかたちで設けられたものとなっている。
そして、そのように構成された本実施例の回転テーブル装置1におけるクランプ装置においては、前記の圧力室11に対し作動流体供給装置(図示せず)から作動流体が供給されるのに伴い、その作動流体の圧力によってクランプピストン9が軸線方向における反テーブル側へ変位し、クランプピストン9の貫通孔内における段部9bの前記面が主軸3における鍔部3cの反小径部側の端面4に押接される。それにより、段部9bの前記面と鍔部3cの反小径部側の端面4との間に摩擦力が生じて主軸3(テーブル2)がクランプ状態とされる。従って、本実施例のクランプ装置においては、主軸3(大径部3a)における鍔部3cの反小径部側の端面4が、クランプ面として機能する面となっている。
なお、本実施例の回転テーブル装置1は、シリンダ部8における突出部8aの反テーブル側の面とそれに対向するクランプピストン9における前記端面との間に、シリンダ部8とクランプピストン9とを相対回転不能に連結すると共に弾性力によりクランプピストン9を軸線方向におけるシリンダ部側(テーブル側)へ付勢するリターンディスク10が設けられている。従って、前記のクランプ状態において圧力室11への作動流体の供給が停止されると、リターンディスク10によって付勢されたクランプピストン9がクランプ状態の位置から軸線方向におけるテーブル側へ変位し、クランプピストン9の貫通孔内における段部9bの前記面が鍔部3cの反小径部側の端面4から離間して主軸3がアンクランプ状態とされる。
そして、以上で説明した回転テーブル装置1において、本発明では、前記した第1の軸受17とは別の軸受であってフレーム5に対しテーブル2を直接的に支持するための第2の軸受12がテーブル2とフレーム5との間に設けられるものであり、その第2の軸受12が本発明で言う軸受に相当するものである。また、本実施例では、その第2の軸受12がテーブル2とフレーム5におけるシリンダ部8との間に介装され、テーブル2が第2の軸受12を介してシリンダ部8に支持される構成となっているものとする。
より詳しくは、本実施例の回転テーブル装置1においては、第2の軸受12は軸線方向(スラスト方向)の荷重を支持する目的で設けられるものであり、スラスト円筒ころ軸受等が第2の軸受12として用いられている。そして、第2の軸受12は、軸受の回転軸線を主軸3の軸線に一致させた配置で、フレーム5のシリンダ部8における突出部8aのテーブル側の面に当接すると共にその第2の軸受12における反突出部側にテーブル2が当接するかたちで、フレーム5とテーブル2との間に介装されている。
因みに、本実施例では、第2の軸受12は、フレーム5(本体部6)における外周壁のテーブル側の面とシリンダ部8における突出部8aのテーブル側の面との間の軸線方向の距離よりも大きい厚さ寸法を有するものが用いられている。言い換えれば、フレーム5におけるシリンダ部8(突出部8a)の軸線方向における位置は、その突出部8aのテーブル側の端面から本体部6の最テーブル側の面までの軸線方向の距離が、用いられる第2の軸受12の厚さ寸法よりも小さくなるような位置となっている。一方で、回転テーブル装置1においては、テーブル2とフレーム5(本体部6)とは、摺接しないように離間している必要があるが、その間隔は、ワークの切削加工に用いられる切削油やワークの加工に伴って生じる切削粉等がフレーム5の挿入孔7内に侵入しないようにするために、Oリング等のシールによって密閉することが可能なものである必要がある。
そこで、本実施例の回転テーブル装置1においては、第2の軸受12に当接した状態で軸線方向の位置が定められるテーブル2には、フレーム5のシリンダ部8上における第2の軸受12の位置に対応する位置に、テーブル2における前記他方の端面(シリンダ部側の端面)に開口する環状の収容溝2dが形成されている。そして、その収容溝2dは、テーブル2が第2の軸受12に支持された状態でのテーブル2におけるフレーム側の端面とフレーム5の外周壁におけるテーブル側の端面との間の間隔が前記のような間隔となるような深さ寸法を有している。その上で、第2の軸受12は、収容溝2dの底面とシリンダ部8における突出部8aのテーブル側の端面との間に配置されると共にその一部が収容溝2d内に収容されるかたちでテーブル2とフレーム5との間に介装されており、テーブル2をフレーム5(シリンダ部8)に対し直接的に支持するものとなっている。
なお、本実施例の回転テーブル装置1においては、前記のように、シリンダ部8における突出部8aの反テーブル側の面が圧力室11の一部(内面のうちの1つ)を形成しており、半径方向に関し、圧力室11の存在範囲がシリンダ部8における突出部8aの存在範囲と一致するものとなっている。一方で、第2の軸受12は、前記のようにシリンダ部8の突出部8aに当接するかたちで設けられており、その半径方向における位置が突出部8aの存在範囲となっている。従って、本実施例の回転テーブル装置1においては、第2の軸受12は、圧力室11の存在範囲内に位置するものとなっており、その少なくとも一部が半径方向における圧力室11の存在範囲内に位置するように配置されたものとなっている。
以上のように、本発明の回転テーブル装置1は、主軸3の軸線方向に変位するクランプピストン9を主軸においてテーブル2と対向するように形成されたクランプ面4に押圧させてクランプ力を発生するクランプ装置であって軸線方向におけるテーブル2の位置をクランプ時とアンクランプ時とで変えることなくクランプ状態とアンクランプ状態とを切り換えることが可能なクランプ装置を採用し、位置決め加工とコンタリング加工との両方に対応できるように構成されたものである。そして、そのような構成の回転テーブル装置1において、前記のように、テーブル2とフレーム5(シリンダ部8)との間に第2の軸受12が介装され、テーブル2が第2の軸受12を介してフレーム5に対し直接的に支持される構成となっているので、ワークの加工時において、ワークに対し切削力が作用してもテーブル2が傾いた状態となることがほとんどなく、テーブル2の傾きに起因する加工精度の低下を低減させることができる。
特に、位置決め加工時においては、コンタリング加工時と比べ、ワークに作用する切削力が大きく、その切削力によってテーブル2に軸線方向と交差する軸線回りに作用するモーメントがより大きいものとなってテーブル2の傾きがより発生し易い状態となるが、前記構成によれば、そのような大きな前記モーメントが作用する位置決め加工時においても、前記したテーブル2の傾きを可及的に防止することができる。すなわち、位置決め加工時においては、前記のような大きな前記モーメントがテーブル2に対し作用するが、前記の構成では、クランプ装置によってテーブル2をクランプした状態で行われるその位置決め加工時においては、クランプピストン9による押圧力が主軸3に形成されたクランプ面4に作用しており、その押圧力が、主軸3を介し、テーブル2を第2の軸受12へ向けて押圧する力としてテーブル2に作用した状態となる。その結果、テーブル2が第2の軸受12を押圧すると共にその力がフレーム5によって受けられた状態となり、第2の軸受12による支持剛性が高いものとなるため、大きな前記モーメントが作用する位置決め加工時においても、コンタリング加工時と同様に前記したテーブル2の傾きを可及的に防止することができる。
また、本実施例においては、第2の軸受12が配置されるフレーム5とテーブル2との間について、そのフレーム側がシリンダ部8となっているので、前記のようにテーブル2の傾きを可及的に防止することに加え、位置決め加工時におけるテーブル2自身の撓みも可及的に抑えることが可能なものとなっている。
詳しくは、前記のような構成のクランプ装置を採用した回転テーブル装置1においては、位置決め加工時に、前記のようにクランプピストン9がクランプ面4を押圧することに伴い、その押圧力の方向の力が主軸3によってテーブル2における中心孔2aの周りの部分に作用する。そのため、前記力の作用を受けたテーブル2は、半径方向における内側の部分が外側の部分よりも軸線方向における前記押圧力の方向へ変位するかたちに撓む場合がある。それに対し、本実施例においては、第2の軸受12の配置が、テーブル2とフレーム5における本体部6の内側で前記圧力室11を形成するために設けられたシリンダ部8との間となっており、第2の軸受12によるテーブル2の支持位置がテーブル2の中心により近い位置となっているので、前記力の作用を受けたテーブル2が前記のようなかたちにより撓みにくい状態となり、テーブル2自身の撓みを可及的に抑えることができる。
なお、フレーム5とテーブル2との間における第2の軸受12の配置について、そのフレーム側を前記のようにシリンダ部8における突出部8aとした場合に、シリンダ部8における突出部8aはフレーム5におけるその他の部分(本体部6)と比べて剛性が低いため、位置決め加工時においてクランプピストン9がクランプ面4を押圧する結果としてテーブル2に作用する力やワークに対し切削力が作用することに伴ってテーブル2に作用する力が大きな押圧力として第2の軸受12を介して突出部8aに作用した場合、第2の軸受12を支持する突出部8a自身に撓みが発生してしまい、それによってテーブル2が傾いた状態となってしまうように思われる。
しかし、前記のようにシリンダ部8における突出部8aは、第2の軸受12を支持する面とは反対側の面である反テーブル側の面が圧力室11の一部を形成する面となっており、位置決め加工時においては、圧力室11に供給された作動流体の圧力がその反テーブル側の面に作用した状態となる。すなわち、シリンダ部8における突出部8aは、位置決め加工時においては、軸線方向に関し、テーブル側の面に対し前記押圧力を受ける一方で、反テーブル側の面に作動流体の圧力を受けた状態となり、その作動流体の圧力により、前記押圧力に抗する方向に支持された状態となる。従って、位置決め加工時に大きな前記押圧力がシリンダ部8における第2の軸受12を支持する突出部8aに作用しても、突出部8aの撓みが生じることはほとんどないため、テーブル2の撓みを抑えるべく、第2の軸受12の配置をテーブル2とシリンダ部8における突出部8aとの間とした場合であっても、前記したテーブル2の傾きを防止する効果が損なわれることはない。
このように、第2の軸受12がテーブル2とシリンダ部8(突出部8a)との間に設けられる場合においては、前記のような作動流体の圧力による支持によって前記した突出部8aの撓みはほとんど生じることはないが、シリンダ部8(突出部8a)上における第2の軸受12の半径方向の位置によっては、位置決め加工時においてワークに対し作用する前記切削力が非常に大きい場合において突出部8aに撓みが生じる虞がある。これに対し、本実施例の回転テーブル装置1は、第2の軸受12がテーブル2とシリンダ部8における突出部8aとの間に設けられる構成において、半径方向に関し、第2の軸受12の位置が圧力室の存在範囲内となっており、シリンダ部8が作動流体の圧力を受ける範囲内で前記押圧力を受ける構成となっているため、前記のようなワークに対し作用する切削力が非常に大きい場合においてもシリンダ部8自身の撓みが抑えられ、シリンダ部8自身の撓みに伴うテーブル2の傾きが抑えられる。従って、本実施例の回転テーブル装置1によれば、位置決め加工時においてワークに対し作用する切削力の大きさに左右されることなくテーブル2の傾きが抑えられるものとなり、ワークの加工精度の低下を可及的に無くすことが可能となる。
以上では、本発明による工作機械用の回転テーブル装置の一実施例について説明したが、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、以下のような変形した例でも実施が可能である。
前記実施例のように第2の軸受をシリンダ部における突出部とテーブルとの間に配置する場合について、前記実施例の回転テーブル装置は、半径方向に関し、クランプ装置における圧力室の存在範囲とその圧力室を形成するフレームにおけるシリンダ部の突出部の存在範囲とが一致する構成となっているため、第2の軸受の配置は、半径方向に関し必然的に圧力室の存在範囲内となる。但し、本発明が前提とするクランプ装置を含む回転テーブル装置は、前記実施例の構成のものに限られるわけではなく、例えば、図3(a)に示すように、シリンダ部における突出部8a’がクランプピストン9よりもテーブル側において半径方向に関し圧力室11よりも主軸側に突出する部分を有する構成や、図3(b)に示すように、シリンダ部8”における突出部8a”に形成された溝にクランプピストン9”の一部を受け入れることでその溝内に圧力室が形成される構成といったように、シリンダ部8”における突出部8a”が半径方向に関し圧力室11”の存在範囲外に位置する部分を有する構成となっているものも有り得る。
そして、そのようにフレームにおけるシリンダ部の突出部が半径方向に関し圧力室の存在範囲外に位置する部分を有するように構成された回転テーブル装置においては、第2の軸受をシリンダ部における突出部とテーブルとの間に配置する場合であっても、その第2の軸受の半径方向における配置は、前記実施例のように圧力室の存在範囲内に限らない。すなわち、第2の軸受の半径方向における配置は、位置決め加工時における前記切削力の大きさやシリンダ部自身の構成等との関係で、前記のような押圧力が第2の軸受を介してシリンダ部に作用しても加工精度に問題が生じるようなシリンダ部自身の撓みが生じないのであれば、例えば図3(a)に示すように、その一部が圧力室の存在範囲外に位置するものであってもよい。また、第2の軸受の半径方向における配置は、前記実施例や図3(a)の構成のように、第2の軸受の少なくとも一部が圧力室の存在範囲内に位置するものに限らず、前記のように加工精度に問題が生じるようなシリンダ部の撓みが生じないのであれば、図3(b)に示すように、圧力室の存在範囲外であってもよい。
なお、以上では、第2の軸受の配置をフレームの一部であるシリンダ部における突出部とテーブルとの間とする場合について述べたが、フレームとテーブルとの間の第2の軸受の配置については、そのようにフレーム側をシリンダ部における突出部上とするものに限らない。すなわち、第2の軸受が配置されるフレーム側の部分は、テーブル自身の構成(強度)等との関係で、位置決め加工時においてクランプピストンによる押圧力が主軸を介してテーブルに作用しても加工精度に問題が生じるようなテーブルの撓みが生じないのであれば、突出部以外であってもよい。具体的には、例えば、前記実施例の回転テーブル装置において、第2の軸受が、フレームにおけるシリンダ部の取付部上(取付部とテーブルとの間)に配置されるものであってもよいし、あるいは、フレームにおける本体部上(本体部とテーブルとの間)に配置されるものであってもよい。
また、前記実施例や図3に示す例では、クランプ装置における圧力室となる空間がクランプピストンとフレームにおけるシリンダ部とによって画定される構成となっているが、本発明が前提とする回転テーブル装置において、フレームが圧力室を形成するためのシリンダ部を有する場合においては、圧力室は、その少なくとも一部がクランプピストンとシリンダ部とで画定されるものであればよく、前記実施例や図3(a)に示す例のように前記空間を画定する面の1つがフレームの一部である場合には、そのフレームの一部がシリンダ部以外のフレームの部分であってもよい。
具体的には、前記実施例や図3(a)に示す構成では、シリンダ部は、取付部の厚さ寸法が突出部の厚さ寸法よりも大きく形成されていて、軸線方向に関し、取付部が突出部よりも反テーブル側に突出する部分(突出部分)を有する構成となっており、その結果として、突出部における反テーブル側の面の近傍におけるフレームの挿入孔の内周面がシリンダ部における前記突出部分の内周面で形成されたものとなっている。これに対し、例えば、前記構成において、シリンダ部を、前記突出部分を備えない構成、すなわち、突出部における反テーブル側の面と取付部における反テーブル側とが面一に形成されているような構成とすることにより、フレームにおいてシリンダ部を本体部に取り付けた状態においては、突出部における反テーブル側の面の近傍における挿入孔の内周面は、本体部における外周壁の内周面となる。そして、その構成の場合には、圧力室を画定する面の1つが本体部の面となり、圧力室は、フレームのシリンダ部、クランプピストン及びフレームの本体部で形成されることとなる。
また、以上では、クランプ装置におけるクランプピストン及び圧力室が主軸を囲繞するように設けられる構成、すなわち、クランプ装置が半径方向における主軸の外側に設けられる構成であって、それに伴ってフレームにおけるシリンダ部が主軸に対し半径方向における外側に位置する構成の回転テーブル装置に対し本発明を適用する例について説明したが、本発明は、図4に示すような、クランプ装置(クランプピストン、圧力室)が主軸に対し半径方向における内側に設けられる構成の回転テーブル装置に対しても適用可能である。
この図4に示す回転テーブル装置31について、より詳しくは、主軸33は、前記実施例と同様に円筒形状に形成されたものであるが、貫通孔33dの内径寸法が軸部48bとその内周面との間にクランプピストン39等が配置可能となるような大きさに形成されたものとなっている。そして、主軸33に形成されるクランプ面34は、貫通孔33d内においてテーブル32と対向するように設けられている。
その上で、シリンダ部38及びクランプピストン39は、前記実施例の構成と比べ、半径方向に関し対称的な構成となっている。より詳しくは、シリンダ部38は、半径方向における内周側の部分で主軸33の貫通孔33d内においてフレーム35(貫通孔33d内に位置する軸部48b)に取り付けられて半径方向における外側に延びるように設けられると共に、その取付状態において外周側の部分がクランプ面34と対向し得るものとなっている。また、クランプピストン39は、軸線方向におけるシリンダ部38に対する反テーブル側において、円筒部の内周面がシリンダ部38の外周面に摺接すると共に、その反テーブル側の面の外周側の部分においてクランプ面34と対向し得るものとなっている。従って、その回転テーブル装置31は、このようにシリンダ部38及びクランプピストン39が主軸33に対し半径方向における内側に設けられる結果として、圧力室41も主軸33に対し半径方向における内側に形成される構成となっている。
因みに、図4の回転テーブル装置31においては、主軸33は、前記実施例の第1の軸受に対応するクロスローラベアリング42により、その外周面においてフレーム35に対し回転可能に支持されている。また、主軸33を回転駆動するための駆動手段としては、直接駆動型のモータ(所謂、DDモータ51)が用いられている。
そして、そのような構成の回転テーブル装置31においても、図4に示すように、第2の軸受42をフレームにおけるシリンダ部38上(シリンダ部38とテーブル32との間)に配置する構成とすることで、前記実施例と同様の効果が得られるものとなる。また、その第2の軸受42の配置については、前記した変形例と同様に、フレーム35とテーブル32との間に配置されるものであれば、シリンダ部38以外のフレーム35上に配置されるものであってもよい。
また、本発明では、軸受(第2の軸受)がテーブルとフレームとの間に配置されるものであるが、図1〜図4に示す例では、その配置にあたり、テーブルがフレーム(シリンダ部)側の端面に開口する収容溝を有し、第2の軸受の一部が収容溝内に収容された状態となる構成となっているが、本発明による軸受の配置において、その収容溝を伴う構成は必須ではなく、テーブルに収容溝が形成されていない構成においてテーブルにおけるフレーム側の面とフレームにおけるテーブル側の面とに当接するように両面間に軸受が配置される構成であってもよい。
具体的には、例えば前記実施例の構成において、シリンダ部におけるテーブル側の端面から本体部における最テーブル側の面までの軸線方向の距離が、前記実施例のそれよりも大きく、且つ、第2の軸受の厚さ寸法に対し前記実施例の回転テーブル装置におけるフレームとテーブルとの間隔に相当する距離だけ小さいものとなるように、フレームの構成(シリンダ部の配置、シリンダ部自体の構成等)を変更することにより、テーブルに収容溝を形成することなくフレーム(シリンダ部)とテーブルとの間の第2の軸受の配置が可能となる。
さらに、本発明は、以上で説明したいずれの実施形態にも限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜に変更可能である。
1 回転テーブル装置
2 テーブル
3 主軸
4 端面(クランプ面)
5 フレーム
6 本体部
7 挿入孔
8 シリンダ部
8a 突出部
9 クランプピストン
10 リターンディスク
11 圧力室
12 第2の軸受
15 ウォームホイール
16 ウォームスピンドル
17 第1の軸受
18 軸部
A 軸線方向
B 半径方向
C 主軸の軸線

Claims (3)

  1. フレームに形成された挿入孔内で回転可能に支持される主軸と、該主軸の一端側に固定されたテーブルであって加工対象のワークが取り付けられるテーブルと、前記挿入孔内で前記主軸の軸線方向に移動可能に設けられるクランプピストンとを備え、前記主軸には前記テーブルと対向するクランプ面が形成されると共に、前記フレームと前記クランプピストンとで圧力室が画定されており、前記圧力室に作動流体が供給されることに伴って前記クランプピストンが前記クランプ面に押接されて前記テーブルがクランプ状態とされる工作機械用の回転テーブル装置において、
    前記テーブルと前記フレームとの間に設けられた軸受であって前記フレームに対し前記テーブルを直接的に支持する軸受を備える
    ことを特徴とする回転テーブル装置。
  2. 前記フレームが、前記工作機械に取り付けられる本体部と、該本体部内において前記軸線方向における前記テーブルと前記クランプピストンとの間に位置するように前記本体部に固定されて設けられたシリンダ部とを含むと共に、前記圧力室が、その少なくとも一部を前記クランプピストンと前記シリンダ部とで画定されるかたちで設けられており、
    前記軸受は、前記テーブルと前記シリンダ部との間に設けられ、前記テーブルは、前記軸受を介して前記フレームにおける前記シリンダ部に支持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転テーブル装置。
  3. 前記軸受は、その少なくとも一部が前記主軸の半径方向における前記圧力室の存在範囲内に位置するように設けられる
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転テーブル装置。
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